JP2001280804A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001280804A
JP2001280804A JP2000095485A JP2000095485A JP2001280804A JP 2001280804 A JP2001280804 A JP 2001280804A JP 2000095485 A JP2000095485 A JP 2000095485A JP 2000095485 A JP2000095485 A JP 2000095485A JP 2001280804 A JP2001280804 A JP 2001280804A
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JP2000095485A
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Hideo Shiraishi
秀雄 白石
Osamu Mochizuki
修 望月
Katsuhiko Yoshida
克彦 吉田
Takashi Yamakawa
貴志 山川
Ryoji Ogoshi
良二 大越
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械室内に凝縮器が集約されることによって
冷蔵庫の周囲温度が上昇し、高温外気の状態で冷蔵庫が
使用される欠点を有し、また冷蔵庫本体下部に機械室を
設けここに除霜水を蒸発させる凝縮器を配置し、冷蔵庫
本体の天井板の上に主凝縮器を配置しこの主凝縮器の上
面を化粧カバーで覆った構造の冷蔵庫は、機械室の熱の
放出には寄与するが、冷蔵庫本体の実質上の背の高さア
ップを引き起こす問題を含む。本発明はこれらが解決で
きる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 前面開口の貯蔵室を有した冷蔵庫本体に
対してヒンジ装置によって支持されて前記前面開口を開
閉する扉を設けた冷蔵庫において、前記ヒンジ装置は前
記冷蔵庫本体の上面前端部の一側に設けられ、前記貯蔵
室を冷却する冷凍システムの冷媒凝縮器を前記ヒンジ装
置又は前記扉の高さ以下に納まるように前記冷蔵庫本体
の上面に平坦状に配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面開口の貯蔵室
を有した冷蔵庫本体に対してヒンジ装置によって支持さ
れて前記前面開口を開閉する扉を設けた冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷凍システムの冷媒凝縮器を冷蔵庫本体
の下部にある機械室内に、冷媒圧縮機の横に立て状態
や、底部に水平状態に配置していたため機械室が大きく
なり冷蔵庫本体内の食品貯蔵室の容積が減少する問題が
あった。また、前記機械室内に凝縮器が集約されること
によって冷蔵庫底面が高温になり、冷蔵庫本体内に上か
ら順に、冷蔵室、野菜室、冷凍室を配置した冷蔵庫にあ
っては、冷蔵庫底面の高温が冷凍室へ悪影響を及ぼし好
ましくない。また前記機械室内に凝縮器が集約されるこ
とによって冷蔵庫の周囲温度が上昇し、高温外気の状態
で冷蔵庫が使用されていることになり、電気代がアップ
して維持費が高くなる、という問題があった。
【0003】冷蔵庫本体内に上から順に、冷蔵室、野菜
室、冷凍室を配置した冷蔵庫として、特開平9−145
246号があり、これも凝縮器は冷蔵庫本体の下部にあ
る機械室内に、冷媒圧縮機の横の底部に水平状態に配置
している。このため、上記同様の問題を含む。
【0004】冷蔵庫本体下部に機械室を設け、ここに除
霜水を蒸発させる凝縮器を配置し、冷蔵庫本体の天井板
の上に主凝縮器を配置しこの主凝縮器の上面を化粧カバ
ーで覆った構造の冷蔵庫が、特公平4−44182号に
開示されている。しかしこれは、機械室の熱の放出には
寄与するが、冷蔵庫本体の実質上の背の高さアップを引
き起こす問題を含む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の先行技術におい
て、前記機械室内に凝縮器が集約される場合は、冷蔵庫
底面が高温になり、冷蔵庫本体内に上から順に、冷蔵
室、野菜室、冷凍室を配置した冷蔵庫にあっては、冷蔵
庫底面の高温が冷凍室へ悪影響を及ぼし好ましくない。
また、特公平4−44182号においては、冷蔵庫本体
の実質上の背の高さアップが生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点に鑑み、凝縮器の配置箇所として障害物のない冷
蔵庫の上面を凝縮器の放熱に利用し、貯蔵室への熱の悪
影響を抑制し、その場合にも実質上、冷蔵庫の高さが高
くならない工夫をした冷蔵庫を提供しようとするもので
ある。このため、前記課題を解決するための一つの具体
的な手段として、前面開口の貯蔵室を有した冷蔵庫本体
に対してヒンジ装置によって支持されて前記前面開口を
開閉する扉を設けた冷蔵庫において、前記ヒンジ装置は
前記冷蔵庫本体の上面前端部の一側に設けられ、前記貯
蔵室を冷却する冷凍システムの冷媒凝縮器を前記ヒンジ
装置又は前記扉の高さ以下に納まるように前記冷蔵庫本
体の上面に平坦状に配置する技術手段を採用した。
【0007】また、本発明は、前記課題を解決するため
の一つの具体的な手段として、前記冷媒凝縮器は、下面
に巡らせた冷媒パイプを平板状の放熱カバーで覆う技術
手段を採用した。
【0008】また、本発明は、前記課題を解決するため
の一つの具体的な手段として、前面開口の貯蔵室を有し
た冷蔵庫本体に対してヒンジ装置によって支持されて前
記前面開口を開閉する扉を設けた冷蔵庫において、前記
ヒンジ装置は前記冷蔵庫本体の上面前端部の一側に設け
られ、前記貯蔵室を冷却する冷凍システムの冷媒凝縮器
は前記冷蔵庫本体の上面に配置される主凝縮器と前記冷
蔵庫本体の下部に配置される除霜水蒸発用の凝縮器とを
有し、前記除霜水蒸発用の凝縮器から前記主凝縮器へ冷
媒を導く冷媒パイプは前記冷蔵庫本体の外壁板の内側に
取り付け、前記主凝縮器は前記ヒンジ装置又は前記扉の
高さ以下に納まるように前記冷蔵庫本体の上面に平坦状
に配置する技術手段を採用した。
【0009】また、本発明は、前記課題を解決するため
の一つの具体的な手段として、前面開口の冷蔵庫本体は
内壁板と外壁板の間に発泡断熱材を充填した断熱箱構造
であってその内部に形成される貯蔵室は、上部に冷蔵
室、中間部に野菜貯蔵室、下部に冷凍室の配置であり、
前記冷蔵室の扉は、前記冷蔵庫本体に対してヒンジ装置
によって支持されて前記冷蔵室の前面開口を開閉する構
成である冷蔵庫において、前記ヒンジ装置は前記冷蔵庫
本体の上面前端部の一側に設けられ、前記貯蔵室を冷却
する冷凍システムの冷媒凝縮器は前記冷蔵庫本体の上面
に配置される主凝縮器と前記冷蔵庫本体の下部に配置さ
れる除霜水蒸発用の凝縮器とを有し、前記両凝縮器を連
通する冷媒パイプは前記外壁板の前記断熱材側に取り付
けられて前記冷蔵室と前記野菜貯蔵室間の仕切壁に対応
して前後方向へ延びた部分と前記冷蔵室の前端寄りを上
下方向に延びた部分を構成し、前記主凝縮器は前記ヒン
ジ装置又は前記冷蔵室扉の高さ以下に納まるように前記
冷蔵庫本体の上面に平坦状に配置する技術手段を採用し
た。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の冷蔵庫の実施の形
態について説明する。図1乃至図6は本発明の一つの実
施の形態を示しており、図1は冷蔵庫の正面図、図2は
図1の冷蔵庫の縦断側面図、図3は冷蔵庫本体と主凝縮
器及び連結パイプの関係図、図4は図3のA―A断面
図、図5は図3のB―B断面図、図6は図3のC―C断
面図である。
【0011】図1乃至図6において、1は冷蔵庫本体で
あり、外箱(外壁板)3と内箱(内壁板)2との間に発
泡断熱材4を充填した断熱構造である。冷蔵庫本体1内
には、上から冷蔵室5、野菜室6、冷凍室7が区画され
て設けられ、冷蔵室5内の底部にはその上方の冷蔵室5
と区画板(区画壁)8にて区画された特定低温室9が設
けられ、また冷凍室7は上冷凍室10と下冷凍室11に
区分されている。冷蔵室5の前面開口は、冷蔵庫本体1
の一側部にヒンジ装置にて横方向に回動して開閉される
回動式扉12にて閉塞される。野菜室6の前面開口は、
野菜室6内に設けた左右のレール又はローラ装置によっ
て前後方向へ引き出し可能に支持した野菜容器13と共
に前方へ引き出される引き出し式扉14にて閉塞されて
いる。上冷凍室10と下冷凍室11はそれぞれ野菜室6
と同様に、冷凍室内に設けた左右のレールに対してそれ
ぞれ前後方向へ引き出し可能に支持した容器15、16
と共に前方へ引き出される引き出し式扉17、18にて
閉塞されている。
【0012】19は冷凍システムの冷媒の圧縮機、20
と21は冷凍システムの冷媒の凝縮器であり、20は冷
凍システムの冷媒の主凝縮器である。21は除霜水蒸発
用の凝縮器で、冷蔵庫本体の下部に設けた機械室内に配
置されている。22は凝縮器21の上に載置した除霜水
の蒸発皿である。24、25は冷凍システムの冷媒の蒸
発器(冷却器)である。26は第1蒸発器24で冷却し
た冷気を上冷凍室10と下冷凍室11へ循環する第1送
風機、27は第2蒸発器25で冷却した冷気を冷蔵室
5、特定低温室9及び野菜室6へ循環する第2送風機で
ある。特定低温室9は、特定低温室9内に設けた左右の
レールに対してそれぞれ前後方向へ引き出し可能に支持
した容器28が設けられている。
【0013】各室の温度は、冷蔵室3が約3〜5℃、野
菜室4が約3〜5℃、上冷凍室8と下冷凍室9が約―1
8℃〜―20℃である。特定低温室9は、0℃よりも高
い約1℃のチルド室であったり、0℃よりも低く食品の
凍結温度よりも高い約―1〜2℃の氷温室であったり、
また、食品の表面に薄い氷の層が形成される程度の約―
4℃のパーシャル室であったりする。このように特定低
温室9は、食品を特定の温度領域内で冷却保存するため
のものであり、他の室に比して厳しい温度制御が要求さ
れる。
【0014】上冷凍室10の左側には上部に製氷器29
が設置された製氷室31が形成されている。製氷器29
は、始動スイッチが入ると製氷皿に自動給水されて一定
時間経過して又は氷の形成にて製氷皿の低下した温度を
検知したとき、モータが始動して製氷皿を反転して氷を
下方の氷容器へ落とした後、製氷皿を復帰させ、再び給
水して製氷動作に入るサイクル運転を行う。氷容器が氷
で満たされると、それを検知装置にて検知して製氷動作
を停止する構成である。氷容器は、冷凍室内に設けた左
右のレールに対してそれぞれ前後方向へ引き出し可能に
支持され、その前面扉30の引き出し動作に伴って氷容
器が引き出される仕組みである。
【0015】蒸発皿22は、第1蒸発器24及び第2蒸
発器25の除霜水を受け入れて凝縮器21の熱で蒸発さ
せる仕組みである。主凝縮器20は、下面に巡らせた冷
媒パイプ32を金属製の平板状の放熱カバー33で覆う
構成であり、冷蔵庫本体1の上面に配置され、放熱カバ
ー33の周縁部のフランジをネジ34にて冷蔵庫本体1
の上面に取り付けられる。放熱カバー33には多数の放
熱孔35が形成され、冷蔵庫本体1の上面に熱がこもら
ないように放熱カバー33内の空気流通を促進する。
【0016】36は冷蔵庫本体1の上面前端部の一側に
設けられたヒンジ装置であり、冷蔵室の扉12は、冷蔵
庫本体1に対してヒンジ装置36によって支持されて冷
蔵室5の前面開口を開閉する構成である。37はヒンジ
装置36の一部を構成するヒンジカバーである。冷蔵庫
の背の高さは、冷蔵庫の最上部に位置するヒンジ装置3
6又はヒンジ装置36が冷蔵庫前面から見えないように
冷蔵庫本体1よりも上方へ少し突出する扉(図2では冷
蔵室扉12)を含めた高さで表される。このため、本発
明では、冷蔵庫の最上部に位置するヒンジ装置36、又
は冷蔵庫本体1よりも上方へ少し突出する扉(図2では
冷蔵室扉12)よりも上方へ突出しないように、主凝縮
器20の厚さ即ち、冷蔵庫本体1の上面から主凝縮器2
0の上面までの高さH2を考慮した構成としている。こ
のように、主凝縮器20の厚さH2が、ヒンジ装置36
又は冷蔵室扉12が冷蔵庫本体1の上面よりも上方へ突
出する高さH1以下になるように、主凝縮器20を冷蔵
庫本体1の上面に平坦状に配置している。
【0017】本発明はまた、主凝縮器20と除霜水蒸発
用の凝縮器21とを、直接連通する又は途中に野菜室6
等の前面開口周縁部を加温するパイプ42を介して間接
的に連通する冷媒パイプ38は、外壁板3の断熱材4側
に薄いアルミニウムシート39によって貼り付けにて取
り付けられている。この冷媒パイプ38は、冷蔵室5と
野菜貯蔵室6間の仕切壁40に対応して前後方向へ延び
た部分41と冷蔵室5の前端寄りを上下方向に延びた部
分42を構成している。このように、仕切壁40に対応
して配置するため、冷媒パイプ38内を流れる冷媒の熱
が冷蔵室5と野菜貯蔵室6へ悪影響せず、また冷蔵室5
の前端寄りの部分は、冷蔵室5の前面開口部周縁の露付
き防止の加温効果を奏するのに適した温度位置に配置で
きる。
【0018】主凝縮器20は、下面に巡らせた冷媒パイ
プ32を金属製の平板状の放熱カバー33で覆う構成で
あるため、放熱効果の向上のために冷媒パイプ32にプ
レートフィンやアルミニウムの多数の細いヒレフィンを
巻き付けた構造等、種種の形態を採用しても安全であ
る。
【0019】本発明は、上記のように、前面開口の貯蔵
室を有した冷蔵庫本体に対してヒンジ装置によって支持
されて前記前面開口を開閉する扉を設けた冷蔵庫におい
て、前記ヒンジ装置は前記冷蔵庫本体の上面前端部の一
側に設けられ、前記貯蔵室を冷却する冷凍システムの冷
媒凝縮器を前記ヒンジ装置又は前記扉の高さ以下に納ま
るように前記冷蔵庫本体の上面に平坦状に配置したもの
である。このため、凝縮器の配置箇所として障害物のな
い冷蔵庫の上面を凝縮器の放熱に利用し、貯蔵室への熱
の悪影響を抑制し、電気代の余計な上昇がなくなる。ま
たその場合にも実質上、冷蔵庫の高さが高くならない工
夫をした冷蔵庫を提供できる。
【0020】また本発明は、冷蔵庫本体の上面に平坦状
に配置した冷媒凝縮器は、下面に巡らせた冷媒パイプを
金属製の平板状の放熱カバーで覆う構成であるため、美
感的にも優れ、また放熱カバーが冷媒パイプの熱の放散
効果を充分確保できるため、主凝縮器の厚みも薄くでき
ヒンジ装置又は冷蔵室扉の高さ以下に納まるように設置
できる。
【0021】また本発明は、前記ヒンジ装置は前記冷蔵
庫本体の上面前端部の一側に設けられ、前記貯蔵室を冷
却する冷凍システムの冷媒凝縮器は前記冷蔵庫本体の上
面に配置される主凝縮器と前記冷蔵庫本体の下部に配置
される除霜水蒸発用の凝縮器とを有し、前記除霜水蒸発
用の凝縮器から前記主凝縮器へ冷媒を導く冷媒パイプは
前記冷蔵庫本体の外壁板の内側に取り付け、前記主凝縮
器は前記ヒンジ装置又は前記扉の高さ以下に納まるよう
に前記冷蔵庫本体の上面に平坦状に配置している。この
ため、貯蔵室への熱の悪影響の抑制と冷蔵庫の高さの抑
制に加えて、両凝縮器を結ぶ冷媒パイプの放熱効果が向
上し、冷媒の凝縮能力が向上し冷却効率が向上する。
【0022】また本発明は、上部に冷蔵室、中間部に野
菜貯蔵室、下部に冷凍室を設けた冷蔵庫において、前記
ヒンジ装置は前記冷蔵庫本体の上面前端部の一側に設け
られ、前記貯蔵室を冷却する冷凍システムの冷媒凝縮器
は前記冷蔵庫本体の上面に配置される主凝縮器と前記冷
蔵庫本体の下部に配置される除霜水蒸発用の凝縮器とを
有し、前記両凝縮器を連通する冷媒パイプは前記外壁板
の前記断熱材側に取り付けられて前記冷蔵室と前記野菜
貯蔵室間の仕切壁に対応して前後方向へ延びた部分と前
記冷蔵室の前端寄りを上下方向に延びた部分を構成し、
前記主凝縮器は前記ヒンジ装置又は前記冷蔵室扉の高さ
以下に納まるように前記冷蔵庫本体の上面に平坦状に配
置している。このため、冷蔵庫の高さの抑制と両凝縮器
を結ぶ冷媒パイプの放熱効果の向上に加えて、冷媒パイ
プ内を流れる冷媒の熱が冷蔵室と野菜貯蔵室へ悪影響せ
ず、また冷蔵室の前端寄りの部分は、冷蔵室の前面開口
部周縁の露付き防止の加温効果を奏するのに適した温度
位置に配置できる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、凝縮器の配置箇所
として障害物のない冷蔵庫の上面を凝縮器の放熱に利用
し、貯蔵室への熱の悪影響を抑制し、電気代の余計な上
昇がなくなる。またその場合にも実質上、冷蔵庫の高さ
が高くならない工夫をした冷蔵庫を提供できる。
【0024】また第2の発明によると、美感的にも優
れ、また放熱カバーが冷媒パイプの熱の放散効果を充分
確保できるため、主凝縮器の厚みも薄くできヒンジ装置
又は冷蔵室扉の高さ以下に納まるように設置できる。
【0025】また第3の発明によると、貯蔵室への熱の
悪影響の抑制と冷蔵庫の高さの抑制に加えて、両凝縮器
を結ぶ冷媒パイプの放熱効果が向上し、冷媒の凝縮能力
が向上し冷却効率が向上する。
【0026】また第4の発明によると、冷蔵庫の高さの
抑制と両凝縮器を結ぶ冷媒パイプの放熱効果の向上に加
えて、冷媒パイプ内を流れる冷媒の熱が冷蔵室と野菜貯
蔵室へ悪影響せず、また冷蔵室の前端寄りの部分は、冷
蔵室の前面開口部周縁の露付き防止の加温効果を奏する
のに適した温度位置に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係る図1の冷蔵庫の縦断側
面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る冷蔵庫本体と主凝縮器
及び連結パイプの関係図である。
【図4】図3のA―A断面図である。
【図5】図3のB―B断面図である。
【図6】図3のC―C断面図である。
【符号の説明】
1……冷蔵庫本体 2……内箱 3……外箱 4……断熱材 5……冷蔵室 6……野菜室 7……冷凍室 8……区画壁 9……特定低温室 10…上冷凍室 11…下冷凍室 12…冷蔵室扉 13…野菜容器 14…野菜室扉 15…冷凍室容器 16…冷凍室容器 17…上冷凍室扉 18…下冷凍室扉 19…圧縮機 20…主凝縮器 21…除霜水蒸発用の凝縮器 22…蒸発皿 24…冷却器 25…冷却器 26…送風機 27…送風機 33…放熱カバー 35…放熱孔 36…ヒンジ装置 37…ヒンジカバー 38…冷媒パイプ 40…仕切壁 41…前後方向部分 42…上下方向部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 克彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山川 貴志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大越 良二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口の貯蔵室を有した冷蔵庫本体に
    対してヒンジ装置によって支持されて前記前面開口を開
    閉する扉を設けた冷蔵庫において、前記ヒンジ装置は前
    記冷蔵庫本体の上面前端部の一側に設けられ、前記貯蔵
    室を冷却する冷凍システムの冷媒凝縮器を前記ヒンジ装
    置又は前記扉の高さ以下に納まるように前記冷蔵庫本体
    の上面に平坦状に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷媒凝縮器は、下面に巡らせた冷媒
    パイプを平板状の放熱カバーで覆ったことを特徴とする
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前面開口の貯蔵室を有した冷蔵庫本体に
    対してヒンジ装置によって支持されて前記前面開口を開
    閉する扉を設けた冷蔵庫において、前記ヒンジ装置は前
    記冷蔵庫本体の上面前端部の一側に設けられ、前記貯蔵
    室を冷却する冷凍システムの冷媒凝縮器は前記冷蔵庫本
    体の上面に配置される主凝縮器と前記冷蔵庫本体の下部
    に配置される除霜水蒸発用の凝縮器とを有し、前記除霜
    水蒸発用の凝縮器から前記主凝縮器へ冷媒を導く冷媒パ
    イプは前記冷蔵庫本体の外壁板の内側に取り付け、前記
    主凝縮器は前記ヒンジ装置又は前記扉の高さ以下に納ま
    るように前記冷蔵庫本体の上面に平坦状に配置したこと
    を特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前面開口の冷蔵庫本体は内壁板と外壁板
    の間に発泡断熱材を充填した断熱箱構造であってその内
    部に形成される貯蔵室は、上部に冷蔵室、中間部に野菜
    貯蔵室、下部に冷凍室の配置であり、前記冷蔵室の扉
    は、前記冷蔵庫本体に対してヒンジ装置によって支持さ
    れて前記冷蔵室の前面開口を開閉する構成である冷蔵庫
    において、前記ヒンジ装置は前記冷蔵庫本体の上面前端
    部の一側に設けられ、前記貯蔵室を冷却する冷凍システ
    ムの冷媒凝縮器は前記冷蔵庫本体の上面に配置される主
    凝縮器と前記冷蔵庫本体の下部に配置される除霜水蒸発
    用の凝縮器とを有し、前記両凝縮器を連通する冷媒パイ
    プは前記外壁板の前記断熱材側に取り付けられて前記冷
    蔵室と前記野菜貯蔵室間の仕切壁に対応して前後方向へ
    延びた部分と前記冷蔵室の前端寄りを上下方向に延びた
    部分を構成し、前記主凝縮器は前記ヒンジ装置又は前記
    冷蔵室扉の高さ以下に納まるように前記冷蔵庫本体の上
    面に平坦状に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086688A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Honda Motor Co Ltd 変形状態監視装置
JP2018053920A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 東芝ライフスタイル株式会社 真空断熱材及び冷蔵庫

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