JP2001275818A - 容器収容保持具 - Google Patents

容器収容保持具

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JP2001275818A
JP2001275818A JP2000094139A JP2000094139A JP2001275818A JP 2001275818 A JP2001275818 A JP 2001275818A JP 2000094139 A JP2000094139 A JP 2000094139A JP 2000094139 A JP2000094139 A JP 2000094139A JP 2001275818 A JP2001275818 A JP 2001275818A
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solar cell
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JP2000094139A
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Osamu Yamanaka
修 山中
Hiroshi Sugihara
洋 杉原
Tadanobu Iwasa
忠信 岩佐
Mitsuhiro Naeshiro
光博 苗代
Yoshimasa Tatewaki
慶真 帯刀
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩しい電池の取替えが不要であり、各種の発
光が可能であり、かつ、無駄な発光を行うのを防止する
こと。 【解決手段】 複数色のLEDR、LEDG、LEDB
及びそれらを点灯制御する電子制御回路40を実装した
プリント基板11と、複数色のLEDR、LEDG、L
EDB及び電子制御回路40に電力を供給する二次電池
Eと、プリント基板11の上面に設け、二次電池Eに充
電可能な太陽電池13と、プリント基板11及び太陽電
池13に対して弾性結合したハウジング20と、プリン
ト基板20及び太陽電池13側とハウジング20との間
に所定の外力が加えられたとき、スイッチング動作を行
うスイッチ30とを具備し、電子制御回路40は、太陽
電池13から前記二次電池Eに充電していないときに、
スイッチ30が動作すると、複数色のLEDR、LED
G、LEDBを発光制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コースタ、カップ
ホルダ等として使用する容器収容保持具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の容器収容保持具としては、実開昭
51−149379号公報に掲載の技術がある。
【0003】即ち、コースタ本体の飲料容器が載せられ
るコースタ底面に色フィルタが配置され、その色フィル
タ下には光源が配置されて容器内の飲料に所望の色を導
入し、飲料が恰も染色されたかの如く表象する容器収容
保持具が公知である。
【0004】特に、この容器収容保持具は、コースタ底
面にコップを置いたときのみ光源が点灯する構成となっ
ており、無駄な点灯を防止する機能が付されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の従来
の容器収容保持具は、コースタ底面にコップを置いたと
きのみ光源が点灯し、導光体としての飲料容器または飲
料に所定の色彩を付与することができる。しかし、光源
として電球が使用されているから、消費電力が大きく、
電池では数時間で使用できなくなる。
【0006】そこで、実開昭63−181370号公報
では、発光ダイオードを使用した容器収容保持具が提案
されている。しかし、発光ダイオードの使用によって電
力の消費量が少なくなっても、電池の取替えという煩し
さがあった。また、省資源的でなかった。
【0007】そこで、本発明は、煩しい電池の取替えが
不要であり、各種の発光が可能であり、かつ、無駄な発
光を行うことのない容器収容保持具の提供を課題とする
ものである。また、他の発明は、発光ダイオードの導光
特性を向上させた容器収容保持具の提供を課題とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる容器収
容保持具は、複数色の発光ダイオード及び前記複数色の
発光ダイオードを点灯制御する電子制御回路を実装した
プリント基板と、前記複数色の発光ダイオード及び電子
制御回路に電力を供給する二次電池と、前記プリント基
板の上面に設け、前記二次電池に充電可能な太陽電池
と、前記プリント基板及び太陽電池に対して弾性結合し
たハウジングと、前記プリント基板及び太陽電池側と前
記ハウジングとの間に所定の外力が加えられたとき、ス
イッチング動作を行うスイッチとを具備し、前記電子制
御回路は、前記太陽電池から前記二次電池に充電してい
ないときに、前記スイッチが動作すると、前記複数色の
発光ダイオードを発光制御するものである。
【0009】ここで、複数色の発光ダイオードは全色の
表現が可能であることから三原色で形成するのが望まし
いが、本発明を実施する場合には、必ずしも三原色に限
定されるものではなく、複数の色彩が表現できるもので
あればよい。
【0010】また、電子制御回路としてはプログラム制
御する回路に限定されるものではなく、本発明を実施す
る場合には、複数色の発光ダイオードに対応させた発振
回路または分周回路等で構成することもできる。
【0011】そして、前記複数色の発光ダイオード及び
プリント基板、二次電池、太陽電池は、両者のシール性
を良くするために一体化することもできる。
【0012】更に、前記プリント基板及び太陽電池側と
前記ハウジングとの間に所定の外力が加えられたとき、
スイッチング動作を行うスイッチは、前記ハウジングの
重量を検出するスイッチであればよい。勿論、近接スイ
ッチが使用できる。
【0013】請求項2にかかる容器収容保持具は、複数
色の発光ダイオード及び前記複数色の発光ダイオードを
点灯制御する電子制御回路を搭載したプリント基板と、
前記複数色の発光ダイオード及び電子制御回路に電力を
供給する二次電池と、前記プリント基板の上面に設け、
前記二次電池に充電可能な太陽電池と、前記プリント基
板及び太陽電池を取付けたハウジングと、前記ハウジン
グに所定の外力が加えられたとき、スイッチング動作を
行うスイッチとを具備し、前記電子制御回路は、前記太
陽電池から前記二次電池に充電していないときに、前記
スイッチが動作すると、前記複数色の発光ダイオードを
発光制御するものである。
【0014】ここで、複数色の発光ダイオードは全色の
表現が可能であることから三原色で形成するのが望まし
いが、本発明を実施する場合には、必ずしも三原色に限
定されるものではなく、複数の色彩が表現できるもので
あればよい。
【0015】また、電子制御回路としてはプログラム制
御する回路に限定されるものではなく、本発明を実施す
る場合には、複数色の発光ダイオードに対応させた発振
回路または分周回路等で構成することもできる。
【0016】そして、前記複数色の発光ダイオード及び
プリント基板、二次電池、太陽電池、ハウジングは、両
者のシール性を良くするために一体化することもでき
る。
【0017】更に、前記ハウジングに所定の外力が加え
られたとき、スイッチング動作を行うスイッチは、前記
ハウジングと前記ハウジングの相対移動を検出するスイ
ッチであればよい。勿論、近接スイッチが使用できる。
【0018】請求項3にかかる容器収容保持具は、導光
板と複数色の発光ダイオード及び前記複数色の発光ダイ
オードを点灯制御する電子制御回路を搭載したプリント
基板と、透光性の合成樹脂からなり、前記複数色の発光
ダイオードを収容し、前記複数色の発光ダイオードの発
光光を外部に出力する突出したテーパ面からなる突状部
を有する導光ユニットと、前記導光ユニットの突状部を
中央に配設して所定の板厚で一体に形成し、前記導光ユ
ニット側の面に光が拡散する拡散面を有した導光板とを
具備するものである。
【0019】前記透光性の合成樹脂からなり、前記複数
色の発光ダイオードの発光光を外部に出力する突出した
テーパ面からなる突状部を有する導光ユニットは、導光
板に光を高効率で導くように配設される。導光板の下面
には、前記プリント基板側の面側、即ち、下側の面に光
が拡散する拡散面を形成し、その光を拡散する拡散面
は、白色塗膜、蛍光塗料または乱反射面としている。ま
た、複数色の発光ダイオードは、嵌合孔に嵌め込んだも
のであるが、嵌合に限定されるものではなく、透光性の
合成樹脂でモールドしてもよい。本発明を実施する場合
には、複数色の発光ダイオード及びプリント基板を含
み、必要に応じて電子制御回路を構成する電子部品及び
/またはプリント基板、太陽電池を同時にモールドして
もよい。
【0020】前記複数色の発光ダイオードの発光光を外
部に出力する突出したテーパ面からなる突状部は、その
傾斜角度によって効率よく光を導光板に導くことができ
る。通称、この角度は、立上がり平面から30度乃至8
0度程度に設定される。
【0021】また、前記突状部に直接複数色の発光ダイ
オードを埋設してもよいし、前記突状部の下部に複数色
の発光ダイオードを埋設してもよい。
【0022】そして、前記導光ユニットの突状部と一体
に所定の板厚で形成した導光板とは、一体に密に接合し
てもよいし、または融着してもよい。
【0023】請求項4にかかる容器収容保持具は、複数
色の発光ダイオード及び前記複数色の発光ダイオードを
点灯制御する電子制御回路を搭載したプリント基板と、
透光性の合成樹脂からなり、前記複数色のをテーパ面で
形成した略中央の薄肉部分で収容し、前記略中央の薄肉
部分を除く下側の面に光が拡散する白色塗膜、蛍光塗料
等の塗膜または微小凹凸の乱反射面として形成された拡
散面を有した導光板とを具備するものである。
【0024】前記導光板の下面には、下側の面に光が拡
散する拡散面を形成し、その光を拡散する拡散面は、白
色塗膜、蛍光塗料または乱反射面としている。また、複
数色の発光ダイオードは、テーパ面で形成した略中央の
薄肉部分に嵌め込んだものである。前記テーパ面は、そ
の傾斜角度によって効率よく光を導光板に導くことがで
きる。通称、この角度は、立上がり平面から30度乃至
80度程度に設定される。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
【0026】図1は本発明の実施の形態1の容器収容保
持具の断面図、図2は本発明の実施の形態1の容器収容
保持具の電気回路を示す回路図である。
【0027】図において、複数色の発光ダイオードは、
三原色の発光を行う赤色発光ダイオードランプR−LE
D(以下、単に『LEDR』という)、緑色発光ダイオ
ードランプG−LED(以下、単に『LEDG』とい
う)、青色発光ダイオードランプB−LED(以下、単
に『LEDB』という)からなり、プリント基板11の
中央に3個隣接し、三角形の頂点位置に配置されてい
る。プリント基板11には図2に示す電気回路に必要な
電子部品が搭載されている。また、充放電可能な二次電
池Eがプリント基板11とホルダー12との間に配置さ
れている。ここでは、LEDR、LEDG、LEDBを
全色を出力するために3原色として3個用いているが、
3n(nは整数)としてもよく、また、全色を出力しな
い場合には、2個以上とすることができる。またはLE
DR、LEDG、LEDBをプリント基板11の中央及
びその周囲とすることができ、そして、本実施の形態の
プリント基板11はホルダー12に固着されているか
ら、そのプリント基板11の周囲のみとすることもでき
る。特に、本実施の形態のプリント基板11は、プリン
ト基板11のホルダー12の内側の周囲のみとすること
もできる。また、発光ダイオードランプに代えて発光ダ
イオードチップとすることもできる。
【0028】なお、プリント基板11の下面には、スイ
ッチ30を構成する電極11aが配設されている。
【0029】太陽電池13は、略円形パネル状でプリン
ト基板11に電気的に接続されている。太陽電池13の
上面には、導光板14が配設されている。導光板14の
中央にはLEDR、LEDG、LEDBがモールドさ
れ、LEDR、LEDG、LEDBから発光した光が導
光板14の境界線で反射することがないように、その材
料が選択されている。太陽電池13の上面の導光板14
は、太陽電池13の上面に高効率で外光が入光するよう
になっている。また、太陽電池13の上に温度の高い容
器が置かれても、太陽電池13がダメージを受けないよ
うに断熱効果を有するようにしている。この太陽電池1
3は、その上面が導光板14で覆うと共に、その下面を
ホルダ12で保持し、サンドイッチ構造として一体化
し、容器50の荷重をスイッチ30に伝える受部本体1
0を構成している。この導光板14と太陽電池13とホ
ルダ12は、一体に射出成形することができるが、接着
剤を用いて接合してもよい。
【0030】即ち、受部本体10は、導光板14と太陽
電池13とホルダ12及び各種電子部品及び電池Eを搭
載したプリント基板11で構成され、溶着により一体に
形成されている。
【0031】ホルダ12の外周付近には、3〜5個の円
筒状のスプリング穴12aが穿設されていて、対応する
個数のコイルスプリング23が収容されている。即ち、
スプリング穴12aと対応するコイルスプリング23
は、受部本体10の上面が傾くことなく、上下動自在に
なるように弾性バランスを考慮して配設されている。
【0032】ハウジング20(導光板14及びホルダ1
2も同様)は、ABS、PBT、ポリカーボネート(P
C)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン6、11等の
合成樹脂からなり、円筒状の周囲部材21と円板状の底
板22で構成されており、周囲部材21の下端に底板2
2を溶着して一体に構成している。そして、ハウジング
20の底板22との間には、複数の膨脹するコイルスプ
リング23が配置されている。
【0033】また、ハウジング20の周囲部材21の上
部と導光板14の上面との間には、ナイロンエラスト
マ、ポリエステルエラストマ、ポリウレタン系エラスト
マ、オレフィン系エラストマ等の熱可塑性弾性体からな
る合成樹脂により、断面弧状に接続するシール材24か
らなり、通常、シール材24は彎曲し、導光板14が最
上位置にある。しかし、受部本体10の導光板14の上
面に容器50が載置されると、その重量、例えば、5〜
20g程度以上の重量によって複数のコイルスプリング
23は収縮し、シール材24は真直ぐに延び、膨脹し、
最下点まで下降する。
【0034】この状態で、プリント基板11に設けられ
たスイッチ30を構成する電極11aは、底板22の上
面に配設された短絡板22aに接触し、電極11a間を
導通状態とする。また、電極11aと短絡板22aは下
限ストッパーとしても機能する。即ち、1対の電極11
aと短絡板22aは、本実施の形態のスイッチ30を構
成し、かつ、機械的リミッタとしても機能する。
【0035】図2において、太陽電池13の出力は、2
個のダイオードD1 及びD2 を介して二次電池Eに接続
されており、外光が明るくて太陽電池13の出力が、二
次電池Eの端子電圧と2個のダイオードD1 及びD2 の
順方向電圧降下の和よりも高い電圧のとき、2個のダイ
オードD1 及びD2 を介して二次電池Eが充電される。
このときの、2個のダイオードD1 とダイオードD2 の
間の電圧は、抵抗R1によって検出されてプログラム制
御回路PCUに入力され、受光状態判別入力としてい
る。
【0036】即ち、二次電池Eの端子電圧と2個のダイ
オードD1 及びD2 の順方向電圧降下の和よりも太陽電
池13の出力が低いとき、2個のダイオードD1 及びD
2 は逆バイアス状態となり、抵抗R1 と抵抗R2 との直
列回路の電圧は、略アース電位となる。抵抗R1 と抵抗
R2 との接続点の電圧を入力しているプログラム制御回
路PCUの入力は“L”となる。
【0037】しかし、二次電池Eの端子電圧と2個のダ
イオードD1 及びD2 の順方向電圧降下の和よりも太陽
電池13の出力が高いとき、2個のダイオードD1 及び
D2は順バイアス状態となり、二次電池Eの端子電圧以
上の電圧が抵抗R1 と抵抗R2 との直列回路に加わり、
抵抗R1 と抵抗R2 との接続点の電圧を入力しているプ
ログラム制御回路PCUの入力は“H”となる。
【0038】なお、2個のダイオードD1 及びD2 は、
充電中であるか否かの閾値設定に使用しているが、本発
明を実施する場合には、他の比較回路に置換することが
できる。念のため記載すると、本実施の形態において、
車両用における太陽電池13の出力をみて行う容器50
が置かれた状態か否かの判断は、例えば、昼間に紙コッ
プを置いた状態では、充電中となり、LEDR、LED
G、LEDBが点灯(点滅)しない条件に設定したもの
である。
【0039】また、プリント基板11に設けられたスイ
ッチ30を構成する一方の電極11aは二次電池Eの端
子に、他方の電極11aは抵抗R3 を接続し、その接続
点の電圧をプログラム制御回路PCUの入力としてい
る。したがって、1対の電極11aが短絡板22aで短
絡されたとき、プログラム制御回路PCUの入力は
“H”となり、1対の電極11aが開放されたとき、プ
ログラム制御回路PCUの入力は“L”となる。
【0040】プログラム制御回路PCUの出力は、トラ
ンジスタTR1 のベース抵抗R12に接続され、トランジ
スタTR1 のオン・オフによってLEDRが抵抗R11で
制限された電流値で点滅する。同様に、プログラム制御
回路PCUの出力は、トランジスタTR2 のベース抵抗
R22に接続され、トランジスタTR2 のオン・オフによ
ってLEDGが抵抗R21で制限された電流値で点滅し、
また、プログラム制御回路PCUの出力は、トランジス
タTR3 のベース抵抗R32に接続され、トランジスタT
R3 のオン・オフによってLEDBが抵抗R31で制限さ
れた電流値で点滅する。
【0041】なお、本実施の形態の電子制御回路40
は、プログラム制御回路PCU及び2個のダイオードD
1 及びD2 の二次電池Eの充電回路、LEDR、LED
G、LEDBを接続した二次電池Eの放電回路等によっ
て構成されている。
【0042】本実施の形態の容器収容保持具は、コイル
スプリング23及びシール材24を有し、受部本体10
の導光板14の上面に容器50が載置されると、その重
量、例えば、5〜20g程度以上の重量によって両者が
変位するものであるか、複数のコイルスプリング23と
シール材24との何れかを省略することもできる。例え
ば、複数のコイルスプリング23を省略してシール材2
4のみとしたものでは、シール性が確保できる。また、
複数のコイルスプリング23のみとしたものでは、受部
本体10の昇降を滑かにすることができる。
【0043】図3は本発明の実施の形態1の容器収容保
持具のプログラム制御回路PCUが動作を行うメインプ
ログラムのフローチャート、図4は図3のメインプログ
ラムでコールされる照明強度調整制御のフローチャー
ト、図5は図3のメインプログラムでコールされる色彩
強度調整制御のフローチャートである。
【0044】まず、スイッチ30がオフからオンとなる
と、このメインプログラムが起動され、ステップS1及
びステップS2のルーチンでスイッチ30のオンからオ
フに3秒以内に切り替るかを判断し、スイッチ30がオ
ンからオフに3秒以内に切り替らないとき、ステップS
3で太陽電池13の出力をみる。即ち、容器50を置い
てスイッチ30を押圧した場合か、モード設定を行うた
めにペン、指等で人為的にスイッチ30を押圧した場合
かを判断する。ステップS3で太陽電池13の出力がな
い場合には、容器50が置かれており、その外光が遮ら
れているときと判断し、LEDR、LEDG、LEDB
から発光した光による効果が得られるときと判断して、
ステップS3でモード設定されたメモリMで明るさ及び
点滅モードを決定し、メモリMR ,MG ,MB で色彩を
決定し、該当するPWM信号を出力し、LEDR、LE
DG、LEDBを点灯(点滅)させ、ステップS5でス
イッチ30がオンからオフに替るまでステップS3乃至
ステップS5のルーチンを繰返し実行する。
【0045】また、ペン、指等で人為的にスイッチ30
が押圧された場合には、ステップS2で明るい場所であ
り太陽電池13の出力が高いこと、太陽電池13の出力
が高い明るい場所であれば、LEDR、LEDG、LE
DBから発光した光による効果が得られないことから、
ステップS1に戻り、電力消費を最小限にすべく、他の
制御を行わない。
【0046】ステップS1及びステップS2のルーチン
でスイッチ30のオンからオフに3秒以内に切り替った
と判断されたとき、続く、1秒未満のパルス幅の到来を
ステップS6で判定し、3秒以内に、1秒未満のパルス
幅の到来があったとき、ステップS7で照明強度調整ル
ーチンをコールする。3秒以内に1秒未満のパルス幅の
到来がなかったとき、または照明強度調整ルーチンを処
理したとき、ステップS8に移行する。
【0047】ステップS8でスイッチ30のオンからオ
フに切り替ってから、3秒から6秒(T2 )以内である
と判定したときに、1秒未満のパルス幅の到来を判定
し、1秒未満のパルス幅の到来があったとき、ステップ
S9で色彩強度調整ルーチンをコールする。3秒から6
秒(T2 )以内に1秒未満のパルス幅の到来がなかった
とき、または色彩強度調整ルーチンを処理したとき、ス
テップS10に移行する。
【0048】ステップS10では、2秒乃至3秒のパル
ス幅(所定のパルス幅)の到来を判定し、当該パルスが
到来したとき、この条件設定ルーチンを脱する。また、
ステップS10で2秒乃至3秒のパルス幅(所定のパル
ス幅)の到来が判定できないとき、メモリMで明るさ及
び点滅モードを、メモリMR ,MG ,MB で色彩を決定
するモードを繰返し実行する。
【0049】次に、ステップS7で照明強度調整ルーチ
ンがコールされると、図4に示すステップS21からス
テップS26のルーチンの実行に入る。
【0050】ステップS21で1秒未満のパルス幅の到
来を判定し、当該パルスの到来があったとき、ステップ
S22で電源投入時に初期設定されたメモリM=3に対
して、メモリMの値をインクリメントし、ステップS2
3でメモリM≧15になったか判定し、メモリM≧15
になったとき、ステップS24でメモリMを最低値の1
とし、パルスの到来毎にメモリMを1から15まで変化
させる。そして、ステップS25でメモリMの値に対応
したPWM出力によって、メモリMの値の1から5まで
の変化に対応させてLEDR、LEDG、LEDBの明
るさを変化させる。また、メモリMの値の6から15ま
での変化に対応させてLEDR、LEDG、LEDBの
点滅周期等の特定明度の点滅モードを変化させる。
【0051】そして、ステップS26で1秒乃至3秒の
パルス幅(所定のパルス幅)の到来を判定し、当該パル
スの入力があったとき、このルーチンを脱する。ステッ
プS26で1秒乃至3秒のパルス幅(所定のパルス幅)
の到来が判定されないとき、ステップS21からステッ
プS26のルーチンを繰返し、メモリMの値を変更し、
メモリMの値に対応したPWM出力を5段階明度調整す
るか、または10種類の点滅モードから単一の特定明度
の点滅モードを選択する。
【0052】即ち、照明強度調整ルーチンでは、1秒未
満のパルス幅の到来を判定し、そのパルス数(M=1乃
至M=5)によって対応するLEDR、LEDG、LE
DBの全LEDの明るさを変化させる。このとき、メモ
リマップにメモリMの値に対応したPWMのデューティ
比を20%、40%、60%、80%、100%とを設
定しておいてもよいし、計算で算出してもよい。本実施
の形態では、メモリマップにより、デューティ比を20
%、40%、60%、80%、100%の5種類を出力
する。また、メモリマップにメモリMの値の6以上で
は、PWMのデューティ比を60%、100%の同時及
び順次LEDR、LEDG、LEDBの点滅する点滅モ
ード、単色LEDR、LEDG、LEDBの明度変化に
よる順次切り替え点滅する点滅モード等の10種類の点
滅モードを出力する。
【0053】ステップS9で色彩強度調整ルーチンがコ
ールされると、図5に示したステップS31からステッ
プS58のルーチンの実行に入る。
【0054】ステップS31で1秒未満のパルス幅の到
来を判定し、当該パルスの到来があったとき、ステップ
S32で電源投入時に初期設定されたメモリMR =5に
対してインクリメントとし、ステップS33でメモリM
R ≧11になったか判定し、メモリMR ≧11になった
とき、ステップS34でメモリMR を0とし、1秒未満
のパルス数によってメモリMR を0から10まで変化さ
せる。そして、ステップS35でメモリMR の値に対応
したPWM出力によって、メモリMR の0から10まで
に対応させたLEDRの明るさを設定し、それを赤色L
EDチップR1,R2 の明るさのPWM出力とする。
【0055】ステップS31で1秒乃至3秒のパルス幅
(所定のパルス幅)の到来を判定し、当該パルスの入力
があったとき、ステップS32からステップS36のル
ーチンを処理することなくステップS41に移行する。
ステップS36で1秒乃至3秒のパルス幅(所定のパル
ス幅)の到来が判定されないとき、ステップS32から
ステップS36のルーチンを繰返して、メモリMR の値
を変更し、メモリMRの値に対応したPWM出力を11
段階に変化させる。
【0056】即ち、色彩強度調整ルーチンでは、1秒未
満のパルス幅の到来を判定し、そのパルス数によって対
応するLEDRの明るさを変化させる。このとき、メモ
リマップにメモリMR の値に対応したPWMのデューテ
ィ比を0%、10%、20%、・・・、80%、90
%、100%とを設定しておいてもよいし、それを計算
で算出してもよい。
【0057】次に、ステップS36で1秒乃至3秒のパ
ルス幅(所定のパルス幅)の到来が判定されると、ステ
ップS41からステップS46のルーチンの処理に入
る。
【0058】ステップS41で1秒未満のパルス幅の到
来を判定し、当該パルスの到来があったとき、ステップ
S42で電源投入時に初期設定されたメモリMG =5に
対してインクリメントし、ステップS43でメモリMG
≧11になったか判定し、メモリMG ≧11になったと
き、ステップS44でメモリMG を0とし、メモリMG
を0から10まで変化させる。そして、ステップS45
でメモリMG の値に対応したPWM出力によって、メモ
リMG の値を0から10に対応させたLEDGの明るさ
を設定し、それをLEDGの明るさのPWM出力とす
る。
【0059】ステップS46で1秒乃至3秒のパルス幅
(所定のパルス幅)の到来を判定し、当該パルスの入力
があったとき、ステップS42からステップS46のル
ーチンを処理することなくステップS51に移行する。
ステップS46で1秒乃至3秒のパルス幅(所定のパル
ス幅)の到来が判定されないとき、ステップS42から
ステップS46のルーチンを繰返して、メモリMG の値
を変更し、メモリMGの値に対応したPWM出力を11
段階に変化させる。
【0060】即ち、色彩強度調整ルーチンでは、1秒未
満のパルス幅の到来を判定し、そのパルス数によって対
応するLEDGの明るさを変化させる。このとき、メモ
リマップにメモリMG の値に対応したPWMのデューテ
ィ比を0%、10%、20%、・・・、80%、90
%、100%とを設定しておいてもよいし、計算で算出
してもよい。
【0061】次に、ステップS46で1秒乃至3秒のパ
ルス幅(所定のパルス幅)の到来が判定されると、ステ
ップS51からステップS56のルーチンの処理に入
る。
【0062】ステップS51で1秒未満のパルス幅の到
来を判定し、当該パルスの到来があったとき、ステップ
S52で電源投入時に初期設定されたメモリMB =5に
対して、メモリMB をインクリメントし、ステップS5
3でメモリMB ≧11になったか判定し、メモリMB ≧
11になったとき、ステップS54でメモリMB に0を
設定し、メモリMB を0から10まで変化させる。そし
て、ステップS55でメモリMB の値に対応したPWM
出力によって、メモリMB の値を0から10までの変化
に対応させたLEDBの明るさを設定し、それをLED
Bの明るさのPWM出力とする。
【0063】ステップS56で1秒乃至3秒のパルス幅
(所定のパルス幅)の到来を判定し、当該パルスの入力
があったとき、ステップS52からステップS56のル
ーチンを処理することなくステップS57に移行する。
ステップS56で1秒乃至3秒のパルス幅(所定のパル
ス幅)の到来が判定されないとき、ステップS52から
ステップS56のルーチンを繰返して、メモリMB の値
を変更し、メモリMBの値に対応したPWM出力を11
段階に変化させる。
【0064】即ち、色彩強度調整ルーチンでは、1秒未
満のパルス幅の到来を判定し、そのパルス数によって対
応するLEDBの明るさを変化させる。このとき、メモ
リマップにメモリMB の値に対応したPWMのデューテ
ィ比を0%、10%、20%、・・・、80%、90
%、100%とを設定しておいてもよいし、計算で算出
してもよい。
【0065】更に、ステップS56で1秒乃至3秒のパ
ルス幅(所定のパルス幅)の到来を判定し、また、ステ
ップS57で1秒乃至3秒のパルス幅(所定のパルス
幅)の到来を判定したとき、ステップS58でメモリM
R ,MG ,MB の値に対応したPWM出力を初期化の際
に使用するデータとして更新を行う。ステップS57で
1秒乃至3秒のパルス幅(所定のパルス幅)の到来を判
定できないとき、今回限りの色彩の強度調整であるとし
て、このルーチンを脱する。
【0066】なお、本実施の形態では、メモリMR ,M
G ,MB の値に対応したPWMのデューティ比の算出と
して、デューティ比を0%から100%まで10%単位
毎に11種類の色彩の出力としている。
【0067】即ち、色彩強度調整ルーチンでは、1秒未
満のパルス幅の到来を判定し、そのパルス数によって対
応するLEDR、LEDG、LEDBの各色彩を変化さ
せるべく強度を独立して調整する。このとき、メモリマ
ップにメモリMR ,MG ,MB の値に対応したPWMの
デューティ比を0%から100%と設定し、11種類の
色彩強度を出力する。
【0068】このように、ステップS1及びステップS
2のルーチンでスイッチ30のオンからオフに3秒以内
に切り替るかを判断し、スイッチ30がオンからオフに
3秒以内に切り替ったとき、ステップS6乃至ステップ
S10のルーチンを実行することにより、ステップS6
乃至ステップS10でメモリMでLEDR、LEDG、
LEDBの明るさ及びそれらの点滅モードを決定し、メ
モリMR ,MG ,MBで色彩を決定するモードを実行す
ると、嗜好に応じた明るさ及び色彩及び点滅モードでL
EDR、LEDG、LEDBの点灯の条件を設定するこ
とができる。
【0069】また、ステップS1及びステップS2のル
ーチンでスイッチ30のオンからオフに3秒以内に切り
替らないとき、ステップS3で太陽電池13の出力をみ
て、外光の受光が少なく、その出力が低いとき、容器5
0が受部本体10の導光板14の上面に置かれており、
その外光が遮られているときと判断し、LEDR、LE
DG、LEDBから発光した光が有効利用されるとし
て、ステップS4でモード設定されたメモリMで明るさ
または点滅モードを選択し、メモリMR ,MG ,MB で
色彩を選択し、該当するPWM信号を出力し、LED
R、LEDG、LEDBを点灯(点滅)させ、ステップ
S5でスイッチ30がオンからオフに替るまでステップ
S3乃至ステップS5のルーチンを繰返し実行する。
【0070】このように、本実施の形態の容器収容保持
具は、複数色のLEDR、LEDG、LEDB及びそれ
らのLEDR、LEDG、LEDBを点灯制御するプロ
グラム制御回路PCU及び2個のダイオードD1 及びD
2 の二次電池Eの充電回路及びLEDR、LEDG、L
EDBを接続した二次電池Eの放電回路等によって構成
されている電子制御回路40並びに二次電池Eとを収容
した導光板14と太陽電池13とホルダ12で構成され
ている受部本体10と、受部本体10の上面に設け、二
次電池Eに充電可能な太陽電池13と、受部本体10に
対して弾性結合したハウジング20と、受部本体20に
所定の外力が加えられたとき、スイッチング動作を行う
スイッチ30とを具備し、電子制御回路40は、太陽電
池13から二次電池Eに充電していないときに、スイッ
チ30が動作すると、複数色のLEDR、LEDG、L
EDBを発光制御するものである。
【0071】したがって、スイッチ30が動作すると、
太陽電池13の出力をみて、外光の受光が少なく、その
出力が低いとき、コップ等の容器50が受部本体10の
導光板14の上面に置かれている可能性が高く、かつ、
LEDR、LEDG、LEDBから発光した光が有効的
に照明に利用されるとして、LEDR、LEDG、LE
DBを所定のモードで点滅させるものである。故に、本
実施の形態1の容器収容保持具の使用環境が暗いときに
は、LEDR、LEDG、LEDBを所定のモードで点
滅させることができる。
【0072】また、LEDR、LEDG、LEDBの点
滅は、二次電池Eの放電によって行われるものであり、
容器50が載置されていないときに外部が明るいと、二
次電池Eに充電がなされるので、格別劣化するまで電池
交換をする必要性がなくなる。よって、煩しい電池の取
替えが不要であり、無駄な発光を行うことのない容器収
容保持具の提供が可能となる。
【0073】そして、複数色のLEDR、LEDG、L
EDB、それらを点灯制御するプログラム制御回路PC
U及び2個のダイオードD1 及びD2 の二次電池Eの充
電回路及びLEDR、LEDG、LEDBを接続した二
次電池Eの放電回路等によって構成されている電子制御
回路40並びに二次電池Eとを収容する受部本体10
は、図示では厚く表現されているが、実際には、薄く製
造することが可能であり、特に、導光板14と太陽電池
13とホルダ12とを一体成形することにより、コンパ
クトに、そして、太陽電池13の機械的強度を強くする
ことができる。
【0074】特に、本実施の形態1の容器収容保持具を
車両用に使用した場合、昼間にコップ等の容器50を置
いても、外部光が太陽電池13に入光し、LEDR、L
EDG、LEDBから発光した光が有効的に照明に利用
される可能性が低いとして、LEDR、LEDG、LE
DBを点滅させないので、無駄なエネルギーの損失を少
なくすることができる。
【0075】また、本実施の形態の受部本体10は、コ
ップ等の容器50が置かれていない場合には、ハウジン
グ20の上部に位置するから、太陽電池13に外部光を
高効率で入力することができる。
【0076】そして、室内営業の飲食店等においては、
来客があるまで照明の明るい室内で本実施の形態1の容
器収容保持具を管理することにより、外部光を太陽電池
13に入光させ、LEDR、LEDG、LEDBで消費
するエネルギーを蓄積することができる。
【0077】図6は本発明の実施の形態2の容器収容保
持具の断面図である。なお、図中、実施の形態1と同一
符号及び記号は実施の形態1の構成部分と同一または相
当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複す
る説明を省略する。
【0078】図において、太陽電池13は、略円形パネ
ル状でプリント基板11に電気的に接続されている。太
陽電池13の上面には、導光板14が配設されている。
導光板14の中央にはLEDR、LEDG、LEDBが
配設され、LEDR、LEDG、LEDBから発光した
光が導光板14の境界線で反射することがないように、
その材料が選択され、該当する穴にLEDR、LED
G、LEDBが嵌合されている。太陽電池13の上面の
導光板14は、太陽電池13の上面に高効率で外光が入
光する材料でもある。この導光板14は、その周囲の下
面がハウジング20の周囲部材21に接合されている。
また、プリント基板11は、その周囲の上面がハウジン
グ20の周囲部材21に接合されている。
【0079】即ち、導光板14及び太陽電池13及び各
種電子部品及び電池Eを搭載したプリント基板11で構
成されて一体になっている。
【0080】導光板14及びハウジング20の周囲部材
21は、ABS、PBT、ポリカーボネート(PC)、
ポリプロピレン(PP)、ナイロン6、11等の合成樹
脂から構成されている。ハウジング20は円筒状の周囲
部材21と円板状の底板22で構成されており、周囲部
材21の下端に底板22を接合して一体に構成してい
る。ハウジング20の底板22は、ナイロンエラスト
マ、ポリエステルエラストマ、ポリウレタン系エラスト
マ、オレフィン系エラストマ等の熱可塑性弾性体からな
る合成樹脂によりダイヤフラム状に形成されている。
【0081】通常、底板22はそのダイヤフラム状の中
央部分が下方に突出しており、所定以上の荷重が加わる
と、その中央部が上に凸状態となる。この底板22の中
央部には短絡板22aが設けられている。そして、材料
の性質により、底板22は滑り難くなっている。
【0082】本実施の形態では、導光板14及び太陽電
池13及び各種電子部品及び電池Eを搭載したプリント
基板11及びハウジング20の周囲部材21によって、
容器50の荷重をスイッチ30に伝える受部本体10を
構成している。
【0083】即ち、底板22に所定以上の荷重が加わる
と、プリント基板11に設けられたスイッチ30を構成
する電極11aは、底板22の上面に配設された短絡板
22aに接触し、電極11a間を導通状態とする。ここ
で、スイッチ30に加わる荷重は容器50及びハウジン
グ20の周囲部材21は、容器50の荷重をスイッチ3
0に伝える受部本体10を構成している。
【0084】そして、電子制御回路40は、図3乃至図
5に示すプログラム制御回路PCUが動作を行うプログ
ラムを実行する。
【0085】このように、本実施の形態の容器収容保持
具は、複数色のLEDR、LEDG、LEDBを点灯制
御するプログラム制御回路PCU及び二次電池Eの充放
電回路等によって構成される電子制御回路40並びに二
次電池Eとを搭載したプリント基板11と、太陽電池1
3の上面を保護し、光を伝える導光板14と、受部本体
10の上面に設け、二次電池Eに充電可能な太陽電池1
3とハウジング20の周囲部材21とで構成されている
受部本体10と、受部本体10に対して弾性結合したハ
ウジング20の底板22と、受部本体20に所定の外力
が加えられたとき、スイッチング動作を行うスイッチ3
0とを具備し、電子制御回路40は、太陽電池13から
二次電池Eに充電していないときに、スイッチ30が動
作すると、複数色のLEDR、LEDG、LEDBを発
光制御するものである。
【0086】したがって、スイッチ30が動作すると、
太陽電池13の出力をみて、外光の受光が少なく、その
出力が低いとき、コップ等の容器50が受部本体10の
導光板14の上面に置かれている可能性が高く、かつ、
LEDR、LEDG、LEDBから発光した光が有効的
に照明に利用されるとして、LEDR、LEDG、LE
DBを所定のモードで点滅させるものである。故に、本
実施の形態1の容器収容保持具の使用環境が暗いときに
は、LEDR、LEDG、LEDBを所定のモードで点
滅させることができる。
【0087】また、LEDR、LEDG、LEDBの点
滅は、二次電池Eの放電によって行われるものであり、
容器50が載置されていないときに外部が明るいと、二
次電池Eに充電がなされるので、格別劣化するまで電池
交換をする必要性がなくなる。よって、煩しい電池の取
替えが不要であり、無駄な発光を行うことのない容器収
容保持具の提供が可能となる。
【0088】そして、複数色のLEDR、LEDG、L
EDB、それらを点灯制御するプログラム制御回路PC
U及び2個のダイオードD1 及びD2 の二次電池Eの充
電回路及びLEDR、LEDG、LEDBを接続した二
次電池Eの放電回路等によって構成されている電子制御
回路40並びに二次電池Eとを収容する受部本体10
は、図示では厚く表現されているが、実際には、薄く製
造することが可能であり、特に、導光板14と太陽電池
13とハウジング20の周囲部材21とを一体成形する
ことにより、コンパクトに、そして、太陽電池13の機
械的強度を強くすることができる。
【0089】特に、本実施の形態1の容器収容保持具を
車両用に使用した場合、昼間にコップ等の容器50を置
いても、外部光が太陽電池13に入光し、LEDR、L
EDG、LEDBから発光した光が有効的に照明に利用
される可能性が低いとして、LEDR、LEDG、LE
DBを点滅させないので、無駄なエネルギーの損失を少
なくすることができる。
【0090】また、室内営業の飲食店等においては、来
客があるまで照明の明るい室内で本実施の形態1の容器
収容保持具を管理することにより、外部光を太陽電池1
3に入光させ、LEDR、LEDG、LEDBで消費す
るエネルギーを蓄積することができる。
【0091】上記実施の形態1の容器収容保持具は、複
数色のLEDR、LEDG、LEDB及び複数色のLE
DR、LEDG、LEDBを点灯制御する電子制御回路
40を実装したプリント基板11と、複数色のLED
R、LEDG、LEDB及び電子制御回路40に電力を
供給する二次電池Eと、プリント基板11の上面に設
け、二次電池Eに充電可能な太陽電池13と、プリント
基板11及び太陽電池13に対して弾性結合したハウジ
ング20と、プリント基板20及び太陽電池13側とハ
ウジング20との間に所定の外力が加えられたとき、ス
イッチング動作を行うスイッチ30とを具備し、電子制
御回路40は、太陽電池13から前記二次電池Eに充電
していないときに、スイッチ30が動作すると、複数色
のLEDR、LEDG、LEDBを発光制御するもので
ある。
【0092】また、上記実施の形態2の容器収容保持具
は、複数色のLEDR、LEDG、LEDB及び複数色
のLEDR、LEDG、LEDBを点灯制御する電子制
御回路40を搭載したプリント基板11と、複数色のL
EDR、LEDG、LEDB及び電子制御回路40に電
力を供給する二次電池Eと、プリント基板11の上面に
設け、二次電池Eに充電可能な太陽電池13と、プリン
ト基板11及び太陽電池13を取付けたハウジング20
の周囲部材21と、ハウジング20に所定の外力が加え
られたとき、スイッチング動作を行うスイッチ30とを
具備し、電子制御回路40は、太陽電池13から二次電
池Eに充電していないときに、スイッチ30が動作する
と、複数色のLEDR、LEDG、LEDBを発光制御
するものである。
【0093】ここで、複数色のLEDR、LEDG、L
EDBは全色の表現が可能であることから三原色で形成
するのが望ましいが、本発明を実施する場合には、必ず
しも三原色に限定されるものではなく、複数の色彩が表
現できるものであればよい。
【0094】また、電子制御回路40としてはプログラ
ム制御する回路に限定されるものではなく、本発明を実
施する場合には、複数色の発光ダイオードLEDR、L
EDG、LEDBに対応させた発振回路または分周回
路、パルス列の発生またはパルスパターンの発生(発
振)回路等で構成することもできる。
【0095】そして、実施の形態1において、複数色の
LEDR、LEDG、LEDB及びプリント基板11、
二次電池E、太陽電池13は、それらのシール性を良く
するために一体化することもできる。また、実施の形態
2において、複数色のLEDR、LEDG、LEDB及
びプリント基板11、二次電池E、太陽電池13及びハ
ウジング20の周囲部材21は、それらのシール性を良
くするために一体化することもできる。
【0096】特に、実施の形態1では、シール材24に
よってプリント基板11側にシール性を良くしている
が、本発明を実施する場合には、シール材24を省略す
ることもできる。即ち、容器50の周囲に付着した水滴
が滴下した場合、それがプリント基板11及びスイッチ
30に届いたり、または内部で気化した後に、微細な水
滴となって電子回路を腐食させるのを防止するものであ
るが、例えば、実施の形態1では、シール材24を省略
しても、ハウジング20の下部に貫通孔を設け、導光板
14側を繰返し押圧することにより、水滴及び気化した
水を除去することができる。
【0097】更に、実施の形態1のように、プリント基
板11及び太陽電池13側とハウジング20との間に所
定の外力が加えられたとき、スイッチング動作を行うス
イッチ30は、機械的接点により接触するスイッチとし
ているが、ハウジング20の重量を検出するスイッチ3
0であれば、例えば、磁石とリードスイッチとを対応さ
せた近接スイッチであっても使用できる。勿論、他の近
接スイッチも使用できる。
【0098】更にまた、実施の形態1では、シール材2
4とコイルスプリング23を使用しているが、特に、本
発明を実施する場合には、シール材24にコイルスプリ
ング23の機能を持たせることができる。
【0099】なお、複数色のLEDR、LEDG、LE
DB及び電子制御回路40に電力を供給する二次電池E
は、現在寿命の長いものが存在しない。しかし、長寿命
のものが開発されればそれに置換することができる。
【0100】上記実施の形態1及び実施の形態2におい
ては、複数色のLEDR、LEDG、LEDBは、導光
板14に一体化するものであったが、複数色のLED
R、LEDG、LEDBを別部材でモールドし、それを
導光板14と一体化することによっても形成できる。
【0101】図7は本発明の実施の形態3の容器収容保
持具の断面図、図8は本発明の実施の形態4の容器収容
保持具の断面図である。なお、図中、実施の形態と同一
符号及び記号は実施の形態の構成部分と同一または相当
する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する
説明を省略する。
【0102】図7において、複数色のLEDR、LED
G、LEDBは、プリント基板11の中央に3個隣接
し、三角形の頂点位置に配置されている。プリント基板
11には図7に示す電気回路に必要な電子部品が搭載さ
れている。また、充放電可能な二次電池Eがプリント基
板11の電子部品の実装側と反対面、即ち、下面側に配
置されている。また、プリント基板11の下面には、ス
イッチ30を構成する電極11aも配設されている。
【0103】複数色のLEDR、LEDG、LEDBは
透光性の合成樹脂で略板状に形成され、複数色のLED
R、LEDG、LEDBの発光光を外部に出力する突出
したテーパ面からなる突状部120aを有する導光ユニ
ット120を形成する。複数色のLEDR、LEDG、
LEDBは透光性の合成樹脂で板状に形成された下面の
嵌合孔に挿入される。本実施の形態では、プリント基板
11を導光ユニット120の下側に配設している。
【0104】導光ユニット120の上面には、導光板1
40が配設されている。導光板140の中央にはLED
R、LEDG、LEDBが嵌合された導光ユニット12
0の突状部120aが、テーパ面が密着するように嵌合
されている。導光ユニット120と導光板140は、L
EDR、LEDG、LEDBから発光した光が導光板1
40の境界線で反射することがないように、その材料が
選択されている。導光板140の下面には、前記プリン
ト基板側の面、即ち、下側の面で光が拡散する拡散面1
40Aを有し、その光を拡散する拡散面140Aは、白
色塗膜、蛍光塗料等の塗膜または微小凹凸の乱反射面と
して形成される。特に、蛍光塗料はLEDの発光波長及
び意匠性との関係によって設定される。この導光板14
0の下面は導光ユニット120が装着されて一体化し、
容器50の荷重をスイッチ30に伝える受部本体10を
構成している。この導光板140と導光ユニット120
は、2色成形することができるが、接着剤を用いて接合
してもよい。
【0105】即ち、受部本体10は、導光板140と導
光ユニット120及び各種電子部品及び電池Eを搭載し
たプリント基板11で構成され、それらは溶着等により
一体に形成されている。
【0106】導光ユニット120の外周付近には、3〜
5個の円筒状のスプリング穴12aが穿設されていて、
対応する個数のコイルスプリング23が収容されてい
る。即ち、スプリング穴12aと対応するコイルスプリ
ング23は、受部本体10の上面が傾くことなく、上下
動自在になるように弾性バランスを考慮して配設されて
いる。
【0107】ハウジング20は合成樹脂からなり、円筒
状の周囲部材21と円板状の底板22で構成されてお
り、周囲部材21の下端に底板22を溶着して一体に構
成している。そして、ハウジング20の底板22との間
には、複数の膨脹するコイルスプリング23が配置され
ている。
【0108】この状態で、プリント基板11に設けられ
たスイッチ30を構成する電極11aは、底板22の上
面に配設された短絡板22aに接触し、電極11a間を
導通状態とする。また、電極11aと短絡板22aは下
限ストッパーとしても機能する。即ち、1対の電極11
aと短絡板22aは、本実施の形態のスイッチ30を構
成し、かつ、機械的リミッタとしても機能する。
【0109】このように、本実施の形態3の容器収容保
持具は、複数色のLEDR、LEDG、LEDB及び複
数色のLEDR、LEDG、LEDBを点灯制御する電
子制御回路40を搭載したプリント基板11と、透光性
の合成樹脂からなり、前記複数色のLEDR、LED
G、LEDBを収容し、前記複数色の発光ダイオードの
発光光を外部に出力する突出したテーパ面からなる突状
部120aを有する導光ユニット120と、前記導光ユ
ニット120の突状部120aを中央に配設して所定の
板厚で一体に形成し、下側の面に光が拡散する白色塗
膜、蛍光塗料等の塗膜または微小凹凸の乱反射面として
形成された拡散面140Aを有した導光板140とを具
備するものである。
【0110】したがって、数色のLEDR、LEDG、
LEDBの発光光は、突出した上面の面積が小で下方の
面積が大のテーパ面からなる突状部120aから高効率
で導光板140に入光し、導光板140の拡散面140
Aで拡散するから、導光板140の上に置いた容器に効
率良く光を導くことができる。
【0111】ところで、複数色のLEDR、LEDG、
LEDBの発光光を外部に出力する突出したテーパ面か
らなる突状部120aを有する導光ユニット120は、
少なくとも、複数色のLEDR、LEDG、LEDBを
嵌合する透光性の合成樹脂としたものであるが、本発明
を実施する場合には、複数色のLEDR、LEDG、L
EDBを含み、必要に応じて、電子制御回路40を構成
する電子部品及びプリント基板11、プリント基板1
1、太陽電池13の1以上を同時にモールドしてもよ
い。
【0112】また、突状部120aに直接複数色のLE
DR、LEDG、LEDBを埋設してもよいし、突状部
120aの下部に複数色のLEDR、LEDG、LED
Bを配設してもよい。そして、導光ユニット120の突
状部120aと一体に所定の板厚で形成した導光板14
0と導光ユニット120は、一体に密に接合してもよい
し、または融着してもよい。
【0113】図8は、図7に示す複数色のLEDR、L
EDG、LEDBを収容するテーパ面からなる突状部1
20aを有する導光ユニット120を省略し、取付部材
130としたものである。即ち、導光板140は、透光
性の合成樹脂からなり、複数色のLEDR、LEDG、
LEDBを略中央の薄肉部分140Bで収容し、周囲か
ら略中央にかけて徐々に薄くなるようにテーパ面140
Cで形成した略中央の薄肉部分140Bを除く下側の面
に光が拡散する白色塗膜、蛍光塗料等の塗膜または微小
凹凸の乱反射面として形成された拡散面140Aを有す
る構成としたものである。
【0114】本実施の形態4の容器収容保持具は、複数
色のLEDR、LEDG、LEDB及び複数色のLED
R、LEDG、LEDBを点灯制御する電子制御回路4
0を搭載したプリント基板11と、透光性の合成樹脂か
らなり、前記複数色のLEDR、LEDG、LEDBを
テーパ面140Cで形成した略中央の薄肉部分140B
で収容し、前記略中央の薄肉部分140Bを除く下側の
面に光が拡散する白色塗膜、蛍光塗料等の塗膜または微
小凹凸の乱反射面として形成された拡散面140Aを有
した導光板140とを具備するものとなる。
【0115】したがって、数色のLEDR、LEDG、
LEDBの発光光は、略中央の薄肉部分140Bから高
効率で導光板140に入光し、そして、導光板140の
上方に放射されるから、特に、ペットボトル、コップ等
の透明体の容器を置いた場合には、薄肉部分140Bを
通して数色のLEDR、LEDG、LEDBの発光光を
直接入射させることができる。故に、ペットボトル、コ
ップ等の透明体の容器及び内容物の特性に応じた発光が
可能となる。
【0116】また、特に、アルミ缶、スチール缶等の不
透明体の容器を置いた場合には、数色のLEDR、LE
DG、LEDBから略中央の薄肉部分140Bを通過し
た発光光は、アルミ缶、スチール缶等の不透明体の容器
底面で反射し、導光板140に入光する。一方、数色の
LEDR、LEDG、LEDBからの発光光は、略中央
の薄肉部分140Bの周囲のテーパ面140Cから入射
し、導光板140の拡散面140Aで拡散するから、導
光板140の上に置いた容器に効率良く光を導くことが
できるから、アルミ缶、スチール缶等の不透明体の容器
を置いた周囲から環状の発光光を得ることができる。
【0117】ところで、複数色のLEDR、LEDG、
LEDBの発光光を外部に出力するテーパ面140Cで
形成した薄肉部分140Bを有する導光板140は、複
数色のLEDR、LEDG、LEDBと嵌合する透光性
の合成樹脂としたものであるが、本発明を実施する場合
には、1個以上のLEDR、LEDG、LEDBを含む
ように、略中央部に形成した複数の薄肉部分140Bと
することもできる。
【0118】なお、実施の形態1乃至実施の形態4の構
成は、相互に部分的に組み合わせて使用することもでき
る。
【0119】
【発明の効果】以上のように、請求項1の容器収容保持
具は、複数色のLEDR、LEDG、LEDB及び前記
複数色のLEDR、LEDG、LEDBを点灯制御する
電子制御回路を実装したプリント基板と、前記複数色の
LEDR、LEDG、LEDB及び電子制御回路に電力
を供給する二次電池と、前記プリント基板の上面に設
け、前記二次電池に充電可能な太陽電池と、前記プリン
ト基板及び太陽電池に対して弾性結合したハウジング
と、前記プリント基板及び太陽電池側と前記ハウジング
との間に所定の外力が加えられたとき、スイッチング動
作を行うスイッチとを具備し、前記電子制御回路は、前
記太陽電池から前記二次電池に充電していないときに、
前記スイッチが動作すると、前記複数色のLEDR、L
EDG、LEDBを発光制御するものである。
【0120】したがって、通常、太陽電池で二次電池を
充電しておき、必要なとき、複数色のLEDR、LED
G、LEDBを点灯制御するものであるから、電池の取
替えが不要となる。また、複数色のLEDR、LED
G、LEDBを点灯制御するものであるから各種の発光
が可能となる。そして、スイッチが動作すると、太陽電
池の出力をみて、外光の受光が少なく、その出力が低い
とき、容器収容保持具にコップ等の容器が置かれている
可能性が高く、かつ、LEDR、LEDG、LEDBか
ら発光した光が有効的に照明に利用される可能性が高い
ことから、LEDR、LEDG、LEDBを所定のモー
ドで点滅させることができ、無駄な発光を阻止できる。
【0121】よって、煩しい電池の取替えが不要であ
り、各種の発光が可能であり、かつ、無駄な発光を行う
ことがなくなる。
【0122】また、請求項2の容器収容保持具は、複数
色のLEDR、LEDG、LEDB及び前記複数色のL
EDR、LEDG、LEDBを点灯制御する電子制御回
路を搭載したプリント基板と、前記複数色のLEDR、
LEDG、LEDB及び電子制御回路に電力を供給する
二次電池と、前記プリント基板の上面に設け、前記二次
電池に充電可能な太陽電池と、前記プリント基板及び太
陽電池を取付けたハウジングと、前記ハウジングに所定
の外力が加えられたとき、スイッチング動作を行うスイ
ッチとを具備し、前記電子制御回路は、前記太陽電池か
ら前記二次電池に充電していないときに、前記スイッチ
が動作すると、前記複数色のLEDR、LEDG、LE
DBを発光制御するものである。
【0123】したがって、通常、太陽電池で二次電池を
充電しておき、必要なとき、複数色のLEDR、LED
G、LEDBを点灯制御するものであるから、電池の取
替えが不要となる。また、複数色のLEDR、LED
G、LEDBを点灯制御するものであるから各種の発光
が可能となる。そして、スイッチが動作すると、太陽電
池の出力をみて、外光の受光が少なく、その出力が低い
とき、容器収容保持具にコップ等の容器が置かれている
可能性が高く、かつ、LEDR、LEDG、LEDBか
ら発光した光が有効的に照明に利用される可能性が高い
ことから、LEDR、LEDG、LEDBを所定のモー
ドで点滅させることができ、無駄な発光を阻止できる。
【0124】よって、煩しい電池の取替えが不要であ
り、各種の発光が可能であり、かつ、無駄な発光を行う
ことがなくなる。
【0125】請求項3の容器収容保持具は、複数色の発
光ダイオード及び前記複数色の発光ダイオードを点灯制
御する電子制御回路を搭載したプリント基板と、透光性
の合成樹脂からなり、前記複数色の発光ダイオードを収
容し、前記複数色の発光ダイオードの発光光を外部に出
力する突出したテーパ面からなる突状部を有する導光ユ
ニットと、前記導光ユニットの突状部を中央に配設して
所定の板厚で一体に形成し、前記導光ユニット側の面に
光が拡散する拡散面を有した導光板とを具備するもので
ある。
【0126】したがって、複数色のLEDR、LED
G、LEDBの発光光は、突出したテーパ面からなる突
状部から高効率で導光板に入光し、導光板の拡散面で拡
散するから、導光板の上に置いた容器に効率良く光を導
くことができる。
【0127】よって、前記突出した突状部と導光板との
結合は、複数色のLEDR、LEDG、LEDBの導光
特性を向上させることができる。
【0128】請求項4の容器収容保持具は、複数色の発
光ダイオード及び前記複数色の発光ダイオードを点灯制
御する電子制御回路を搭載したプリント基板と、透光性
の合成樹脂からなり、前記複数色のをテーパ面で形成し
た略中央の薄肉部分で収容し、前記略中央の薄肉部分を
除く下側の面に光が拡散する白色塗膜、蛍光塗料等の塗
膜または微小凹凸の乱反射面として形成された拡散面を
有した導光板とを具備するものである。
【0129】したがって、複数色のLEDR、LED
G、LEDBの発光光は、導光板の上に反射を行う容器
が存在するとき、複数色のLEDR、LEDG、LED
Bの直接発光光はテーパ面に高効率で導光板に入光し、
かつ、容器の底面で反射した発光光は導光板に入光し、
導光板の拡散面で拡散するから、導光板の上に置いた容
器の周囲から効率良く光を出すことができる。また、導
光板の上に反射を行わない透光性の容器が存在すると
き、複数色のLEDR、LEDG、LEDBの発光光は
略中央の薄肉部分を介して容器の底面に効率良く入光さ
れるから、透明体の容器及び内容物の特性に応じた発光
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1の容器収容保持
具の断面図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1の容器収容保持
具の電気回路を示す回路図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1の容器収容保持
具のプログラム制御回路が動作を行うメインプログラム
のフローチャートである。
【図4】 図4は図3のメインプログラムでコールされ
る照明強度調整制御のフローチャートである。
【図5】 図5は図3のメインプログラムでコールされ
る色彩強度調整制御のフローチャートである。
【図6】 図6は本発明の実施の形態2の容器収容保持
具の断面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態3の容器収容保持
具の断面図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態4の容器収容保持
具の断面図である。
【符号の説明】
LEDR 赤色発光ダイオードランプ LEDG 緑色発光ダイオードランプ LEDB 青色発光ダイオードランプ E 二次電池 11 プリント基板 13 太陽電池 14 導光板 20 ハウジング 21 周囲部材 30 スイッチ 40 電子制御回路 120 導光ユニット 120a 突状部 140 導光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩佐 忠信 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 苗代 光博 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 帯刀 慶真 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3B115 AA29 AA30 BB11 DC03 5F041 AA12 DB01 DC23 DC84 EE25 FF11 5F051 BA05 JA02 JA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の発光ダイオード及び前記複数色
    の発光ダイオードを点灯制御する電子制御回路を実装し
    たプリント基板と、 前記複数色の発光ダイオード及び電子制御回路に電力を
    供給する二次電池と、 前記プリント基板の上面に設け、前記二次電池に充電可
    能な太陽電池と、 前記プリント基板及び太陽電池に対して弾性結合したハ
    ウジングと、 前記プリント基板及び太陽電池側と前記ハウジングとの
    間に所定の外力が加えられたとき、スイッチング動作を
    行うスイッチとを具備し、 前記電子制御回路は、前記太陽電池から前記二次電池に
    充電していないときに、前記スイッチが動作すると、前
    記複数色の発光ダイオードを発光制御することを特徴と
    する容器収容保持具。
  2. 【請求項2】 複数色の発光ダイオード及び前記複数色
    の発光ダイオードを点灯制御する電子制御回路を搭載し
    たプリント基板と、 前記複数色の発光ダイオード及び電子制御回路に電力を
    供給する二次電池と、 前記プリント基板の上面に設け、前記二次電池に充電可
    能な太陽電池と、 前記プリント基板及び太陽電池を取付けたハウジング
    と、 前記ハウジングに所定の外力が加えられたとき、スイッ
    チング動作を行うスイッチとを具備し、 前記電子制御回路は、前記太陽電池から前記二次電池に
    充電していないときに、前記スイッチが動作すると、前
    記複数色の発光ダイオードを発光制御することを特徴と
    する容器収容保持具。
  3. 【請求項3】 複数色の発光ダイオード及び前記複数色
    の発光ダイオードを点灯制御する電子制御回路を搭載し
    たプリント基板と、 透光性の合成樹脂からなり、前記複数色の発光ダイオー
    ドを収容し、前記複数色の発光ダイオードの発光光を外
    部に出力する突出したテーパ面からなる突状部を有する
    導光ユニットと、 前記導光ユニットの突状部を中央に配設して所定の板厚
    で一体に形成し、前記導光ユニット側の面に光が拡散す
    る拡散面を有した導光板とを具備することを特徴とする
    容器収容保持具。
  4. 【請求項4】 複数色の発光ダイオード及び前記複数色
    の発光ダイオードを点灯制御する電子制御回路を搭載し
    たプリント基板と、 透光性の合成樹脂からなり、前記複数色のをテーパ面で
    形成した略中央の薄肉部分で収容し、前記略中央の薄肉
    部分を除く下側の面に光が拡散する白色塗膜、蛍光塗料
    等の塗膜または微小凹凸の乱反射面として形成された拡
    散面を有した導光板とを具備することを特徴とする容器
    収容保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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IT201900021669A1 (it) * 2019-11-21 2021-05-21 Abay Cassol Sottobicchiere rialzato

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