JP2001273264A - 情報送受信システム、サーバコンピュータ、及び記録媒体 - Google Patents

情報送受信システム、サーバコンピュータ、及び記録媒体

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JP2001273264A
JP2001273264A JP2000088489A JP2000088489A JP2001273264A JP 2001273264 A JP2001273264 A JP 2001273264A JP 2000088489 A JP2000088489 A JP 2000088489A JP 2000088489 A JP2000088489 A JP 2000088489A JP 2001273264 A JP2001273264 A JP 2001273264A
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Hidenori Kondo
秀紀 近藤
Naohito Watanabe
尚人 渡辺
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EPEDIA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテント利用者の管理及びコンテントの保
護やセキュリティの保持を確実に行う情報送受信システ
ム、サーバコンピュータ、及び記録媒体を提供するこ
と。 【解決手段】 クライアントコンピュータ7−1は不完
全なコンテントキー19−1をライセンスサーバ9−1
に送付し、コンテントキー19−1にライセンス情報1
3−1が与えられると、データサーバ11の保持するコ
ンテントデータ18−1を利用できる。また、クライア
ントクライアントコンピュータ7−2は不完全なコンテ
ントキー19−2をライセンスサーバ9−2に送付し、
ライセンス情報13−1が与えられると、CD−ROM
17−1に記録されたコンテントデータ18−2を利用
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターット等の
ネットワーク上で情報の提供および情報の利用を行う情
報送受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットや組織内ネットワ
ーク等のコンピュータネットワークシステムにおいて様
々な情報交換が行われている。中でも、文字情報、画
像、音声等のコンテント(コンテンツ)がメーカーによ
り作成、提供され、ネットワーク上で複数の利用者がそ
れらのコンテントを利用することが可能である。通常、
コンテント提供者は、コンテントを利用するためのID
(識別番号)やパスワード等のライセンスを利用者に与
え、利用者はこれらを入力してコンテントを利用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンテント
の利用形態にも様々なものがあるが、例えば有料のコン
テントであれば利用料を払った利用者に、秘密情報なら
閲覧する権限を持った利用者に閲覧を許可するという、
利用条件の制限が必要となる場合がある。また、個人の
利用者や、法人社内LAN等での利用、あるいは学校や
大学等の公共教育機関等による利用など、利用条件を利
用者毎に設定する場合もある。しかしながら、従来の方
式では一端発行されたIDとパスワードを入力すれば誰
でもコンテントを利用できる。即ち、コンテント利用時
における利用者の限定や利用条件等の設定が困難であ
り、コンテントの保護やセキュリティの保持が完全に行
えないといった問題がある。
【0004】本発明は、このような問題を鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、コンテント利用時
に利用条件等を含む利用者情報を認証し、コンテントの
保護やセキュリティの保持を確実に行う情報送受信シス
テム、サーバコンピュータ、及びプログラムを記録した
記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、サーバコンピュータと、前記サー
バコンピュータにネットワークを介して接続され、コン
テントデータに対する不完全なコンテントキーを保持す
る、少なくなくとも1つのクライアントコンピュータ
と、を具備し、前記クライアントコンピュータは、前記
不完全なコンテントキーを前記サーバコンピュータに送
信し、前記サーバコンピュータは、前記不完全なコンテ
ントキーに対して認証を行い、所定の情報を与えて完全
なコンテントキーとして、前記クライアントコンピュー
タに送り、前記クライアントコンピュータは、前記完全
なコンテントキーを用いて前記コンテントデータを利用
することを特徴とする情報送受信システムである。第2
の発明は、コンテントデータを有し、クライアントコン
ピュータから完全なコンテントキーが送られると、この
コンテントデータの利用を許可するサーバコンピュータ
であって、前記クライアントコンピュータから不完全な
コンテントキーを受け取る手段と、前記不完全なコンテ
ントキーを受け取ると、認証を行い所定の情報を与えて
完全なコンテントキーとして、前記クライアントコンピ
ュータに送る手段と、を具備するサーバコンピュータで
ある。第3の発明は、コンテントデータを有し、クライ
アントコンピュータから完全なコンテントキーが送られ
ると、このコンテントデータの利用を許可するサーバコ
ンピュータを動作させるプログラムであって、クライア
ントコンピュータから不完全なコンテントキーを受け取
る手段と、前記不完全なコンテントキーを受け取ると、
認証を行い所定の情報を与えて完全なコンテントキーと
して、前記クライアントコンピュータに送る手段とし
て、前記サーバコンピュータを動作させるプログラムを
記録した記録媒体である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の
形態に係る情報送受信システム1の概略構成図である。
【0007】情報送受信システム1において、サーバ運
用者5−1のライセンスサーバ9−1、データサーバ1
1、サーバ運用者5−2のライセンスサーバ9−2、及
びクライアントコンピュータ7−1、7−2、7−3は
ネットワークを介して接続されている。
【0008】ネットワーク上でコンテントを提供する情
報送受信システム1の動作について説明する。図2は、
ネットワークで提供されるコンテントデータ18−1の
利用許可手順を示すブロック図である。
【0009】コンテント発行者3はサーバ運用者5−1
に対して、コンテントデータ18−1をCD−ROM等
の記録媒体に収めて販売し(ステップ201)、コンテ
ントデータ18−1に対するライセンス情報13−1を
CD−ROM等の記録媒体に収めて販売する(ステップ
202)。ライセンス情報13−1については後に詳し
く説明する。
【0010】このとき、コンテント発行者3がコンテン
トの利用条件を決定し、サーバ運用者5−1に委ねるこ
ともできるし、サーバ運用者5−1が利用条件を設定す
ることも可能である。
【0011】サーバ運用者5−1のライセンスサーバ9
−1はライセンス情報13−1を保持し、データサーバ
11はコンテントデータ18-1等を保持する。
【0012】クライアントコンピュータ7−1は、コン
テントデータ18−1を利用するために必要なコンテン
トキー19−1を保持する。しかし、この状態ではコン
テントキー19−1はコンテントデータ18−1を利用
するために必要な全ての情報を有していない(以降、1
9−1は不完全なコンテントキーとする)。
【0013】クライアントコンピュータ7−1は、ネッ
トワークを介してライセンスサーバ9−1に接続して不
完全なコンテントキー19−1の情報をライセンスサー
バ9−1に送信する。
【0014】ライセンスサーバ9−1は、コンテント利
用者のクライアントコンピュータ7−1を認証し、コン
テントデータ15に対するライセンス情報13−1を適
用できるなら、コンテントキー19−1に対して利用許
可を付与する(ステップ203)。
【0015】即ち、ライセンスサーバ9−1は、クライ
アントコンピュータ7−1を正規のユーザと認めると、
ライセンス情報13−1を与え、不完全なコンテントキ
ー19−1を完全なコンテントキーとする。つまり、ラ
イセンス情報(所定の情報)13-1とはコンテントキ
ーの情報の一部である。このコンテントキーを利用した
利用許可の付与に関する詳細な説明は後に行う。
【0016】こうして、利用許可を付与されたクライア
ントコンピュータ7−1はコンテントデータ18−1を
検索し、情報がネットワーク上で提供される(ステップ
204)。
【0017】次に、本システムによるCD−ROM等の
記録媒体に記録されたコンテントデータの提供について
説明する。図3は、CD−ROM17−1に記録された
コンテントデータ18−2の利用許可手順を示すブロッ
ク図である。
【0018】コンテント発行者3はサーバ運用者5−2
にコンテントデータ18−2に対するライセンス情報1
3−2を記録媒体等に収めて販売する(ステップ30
1)。サーバ運用者5−2のライセンスサーバ9−2は
コンテントデータ18−2の利用を許可するために必要
なライセンス情報13−2を保持する。
【0019】また、コンテント発行者3は、クライアン
トコンピュータ7−2のユーザに対し、コンテントデー
タ利用時にライセンスサーバによる利用者認証を要求す
る利用条件のコンテントデータ18−2を記録媒体に収
めて販売する(ステップ302)。ここで、コンテント
データ18−2は、後に述べる利用条件にライセンスサ
ーバによる認証が必要となる条件が組み込まれているこ
とを示す。
【0020】このとき、コンテントデータ18−2に不
完全なコンテントキー19−2が含まれる。不完全なコ
ンテントキー19−2は、コンテントデータ18−2を
利用するために必要な情報、即ちライセンス情報13−
2を欠いている。
【0021】クライアントコンピュータ7−2は、ネッ
トワークを介してコンテントキー19-2の情報をライ
センスサーバ9−2に送信する。ライセンスサーバ9−
2は、コンテントキー19−2の情報を確認した後、ク
ライアントコンピュータ7−2を認証し、認証が行えた
ら、ライセンス情報13−2をクライアントコンピュー
タ19−2に与え、コンテントデータ18−2の利用権
を付与する(ステップ303)。
【0022】図1において、クライアントコンピュータ
7−3は、コンテント発行者3からコンテントデータ1
8−3、コンテントキー20が記録されたCD−ROM
17−2を購入する。コンテントキー20はライセンス
の認証に必要な全ての情報を備えており、クライアント
コンピュータ7−3はコンテントキー20を用いてコン
テントデータ18−3を利用できる。
【0023】以上のように利用が許可されたクライアン
トコンピュータ7−1、7−2、7−3は、ブラウザ2
1を使ってコンテントデータを閲覧できる。図2及び図
3に示すように、ブラウザ21は、コンテントキーの情
報を参照して、コンテントデータの形式に対応するデー
タビューアー23−1、23−2等を必要に応じて起動
し、利用者はデータビューアーを使って、コンテントデ
ータの内容表示、検索等を行う。
【0024】次に、ステップ203及びステップ303
で利用者の認証に使用されるコンテントキーについて説
明する。図4はコンテントデータとコンテントキーの関
係を示す図である。利用者の認証が必要となるコンテン
トデータには必ずコンテントキーという小さなデータが
付属する。例えば、コンテントデータ18−4、18−
5にはそれぞれ固有のコンテントキー19−4、19−
5が付属する。
【0025】図5はコンテントキーの情報51を示す図
である。コンテントキーの情報51には、コンテントを
特定するID52、コンテントの利用条件53、ライセ
ンスサーバを特定するID54、データサーバを特定す
るID55、ユーザ認証情報56等がある。
【0026】コンテントを特定するID52とは利用可
能なコンテントを特定するための情報であり、コンテン
トの利用条件53はクライアントに許可された利用条件
を示すものである。
【0027】例えば、この利用条件に同時利用数やライ
センスサーバからの認証が必要となるかどうか等の条件
を組み込むことができる。これらの情報は書き換えられ
ることのない静的な情報であり、コンテントを利用する
ために不可欠な情報として図1に示す不完全なコンテン
トキー19−1、19−2に予め設定されている。
【0028】ライセンスサーバを特定するID54は、
ライセンスサーバ9からの認証がコンテントの利用条件
53として組み込まれている場合、どのライセンスサー
バ9に認証されるかの情報を示すものである。データサ
ーバを特定するID55は、利用するコンテントデータ
が保持されるデータサーバ11を示すものである。
【0029】ユーザ認証情報56は、ライセンスサーバ
9からの認証がコンテントの利用条件53として組み込
まれている場合、ライセンスサーバ9によって設定させ
る情報である。
【0030】コンテントキーの情報51のうち、ライセ
ンスサーバを特定するID54、データサーバを特定す
るID55、ユーザ認証情報56は書き換えることの可
能な動的な情報である。即ち、これらの動的な情報の一
部又は全部が、図1に示すライセンス情報13−1、1
3−2になり得る情報である。
【0031】例えば、図1に示す不完全なコンテントキ
ー19−1には、コンテントを特定するID52、コン
テントの利用条件53、ライセンスサーバを特定するI
D54、データサーバを特定するID55が設定されて
いるとする。
【0032】さらに、コンテントを特定するID52に
は「コンテントデータ18−1を特定する情報」が、コ
ンテントの利用条件53には、「ライセンスサーバから
のユーザ認証情報56の設定」が条件として含まれてお
り、ライセンスサーバを特定するID54には「ライセ
ンスサーバ9−1の情報」が、データサーバを特定する
ID55には「データサーバ11の情報」が設定されて
いる。
【0033】ライセンスサーバを特定するID54に従
って、不完全なコンテントキー19−1はライセンスサ
ーバ9−1に送られ、ライセンスサーバ9−1は送られ
た情報の内容を確認し、認証を行い、ライセンス情報1
3−1としてユーザ認証情報56をコンテントキー19
−1に与える。
【0034】こうして、クライアントコンピュータ7−
1は、ライセンス情報13−1を与えられたコンテント
キー19−1を用いて、データサーバを特定するID5
5に従ってデータサーバ11に接続し、コンテントデー
タ18-1を利用する。
【0035】また、図1に示す不完全なコンテントキー
19−2には、コンテントを特定するID52、コンテ
ントの利用条件53、ライセンスサーバを特定するID
54が設定されているとする。この場合、コンテントを
特定するID52には「CD−ROM17−1に記録さ
れたコンテントデータ18−2」が、コンテントの利用
条件53には、「ライセンスサーバからのユーザ認証情
報56の設定」が、ライセンスサーバを特定するID5
4には「ライセンスサーバ9−2」を特定する情報が含
まれている。尚、この場合、クライアントコンピュータ
7−2がコンテントデータ18−2の記録されたCD−
ROM17−1を保持しているため、データサーバを特
定するID55は設定されなくてよい。
【0036】ライセンスサーバを特定するID54に従
って、不完全なコンテントキー19−2はライセンスサ
ーバ9−2に送られ、ライセンスサーバ9−2は送られ
た情報の内容を確認し、認証を行い、ライセンス情報1
3−2としてユーザ認証情報56をコンテントキー19
−2に与える。
【0037】こうして、クライアントコンピュータ7−
2は、ライセンス情報13−2を与えられたコンテント
キー19−2を用いて、自身の保持するCD−ROM1
7−1に記録されたコンテントデータ18−2を利用す
る。
【0038】このように本情報送受信システムを用いれ
ば、利用者を管理することができ、コンテントデータの
不正利用や不正アクセスを防止し、コンテントデータを
保護できる。尚、本実施の形態においてライセンス情報
13−1はコンテント発行者3からネットワークを介し
てサーバ運用者5−3に販売されても良い。
【0039】以下、本システムにおけるコンテントキー
を利用した動作について説明する。図6はコンテントキ
ー19と各プログラムとの関係を示す図である。コンテ
ントデータ18のコンテントキー19、即ち前述のよう
なコンテントキーの情報51は、ブラウザ21、ライセ
ンスサーバ9、データサーバ11との間で送受信され、
機能する。
【0040】例えば、図1において、クライアントコン
ピュータ7−1のブラウザ21はライセンスサーバ9−
1からライセンス情報13−1を与えられたコンテント
キー19−1を取り寄せ、利用可能なコンテントを特定
し、それを保持するデータサーバ11を特定する。
【0041】図7は、コンテントキーによるデータ利用
を示す図である。図7に示すデータアクセスモジュール
73は、コンテントキー19から得られる利用条件に従
って、対象のコンテントデータを利用するものである。
【0042】前述のように、本システムはコンテントキ
ー19の利用条件53を用いて利用を制限、管理でき
る。例えば、法人社内LAN等によるネットワークライ
センス契約等において同時利用数「1」が利用条件53
として設定されているとする。
【0043】この場合、コンテントキー19−10に既
にユーザ認証情報56が与えられ、コンテントデータ1
8−7を利用しているため、コンテントキー19−11
にはユーザ認証情報が与えられず、コンテントキー19
-11を使ってコンテントデータ18-8を利用すること
はできない。つまり、ネットワークライセンス契約の利
用数なども本システムを用いて管理できる。
【0044】図8はコンテントキーによる暗号解読情報
の取得を示す図である。図8に示すように、コンテント
キー19−8に暗号解読情報がセットされていない場
合、コンテントキー19−8をライセンスサーバ9に送
ることで、暗号解読情報93が取得される。
【0045】ここで、暗号解読情報93とは、データサ
ーバ11に保持される暗号化されたコンテントデータを
復号化し、解読するために必要な情報である。このよう
にコンテントデータと別の経路で暗号化情報93を配布
することで、設定された利用条件を超える不正利用を防
ぐことができる。
【0046】図9はライセンスサーバのリレー機構を示
す図である。図1に示すライセンスサーバ9−1、9−
2は図9に示すようにリレー機構を取ることが可能であ
る。図9に示すようにコンテントキー19−13がライ
センスサーバ9−5に送付されたときに、ライセンスサ
ーバ9−5がユーザの認証を行えず、ユーザに利用権を
発行できない場合、コンテントキー19−13は上流ラ
イセンスサーバ9−6、9−7、9−8に送られ、ユー
ザ認証される。
【0047】例えば、この場合、コンテントキー19−
13はライセンスサーバ9−5からライセンスサーバ9
−8に送られ、ライセンスサーバ9−8によりユーザ認
証情報56−13がセットされる。また、ライセンスサ
ーバを特定するID54−13にはリレーを行ったライ
センスサーバ9−5、9−8のIDが順次埋め込まれ
る。
【0048】このようにライセンスサーバ同士のリレー
によって階層化されたユーザ認証を行うことにより、厳
密なライセンス管理を行うとともに、ユーザの様々な利
用体系に合わせた柔軟なシステムの利用形態を採用でき
る。
【0049】次に、本情報送受信システム1のデータサ
ーバ、ライセンスサーバについて説明を補足する。図1
0はデータサーバの動作を説明するための図である。サ
ーバ運用者5−3のデータサーバ11−11、11−1
2は複数のブラウザ21−1、21−2、…からの要求
に応じて自身が管理するコンテントデータ18−11、
18−12の閲覧サービスを提供する。実際のデータの
入出力はデータサーバ11−11、11−12が行う。
【0050】図11は、ライセンスサーバの動作を説明
するための図である。ライセンスサーバ9−13にはラ
イセンス情報13−4、13−5、13−6、…が保持
され、そのライセンス情報が適用できるユーザに対して
コンテントデータ11−13の利用権を発行する。利用
権を発行されたユーザは、ブラウザ21−13を用いて
コンテントデータ11−13を閲覧、検索できる。
【0051】ここで、ライセンスサーバ9−13やデー
タサーバ11−13は正規に承認されたハードウエアで
あり、厳格に管理される。また、ブラウザ21−13の
利用者も例えば組織内所属や利用者IDやパスワード等
の入力による利用者特定を含むユーザ認証操作が求めら
れ、厳格に管理される。
【0052】次に、本情報送受信システム1のブラウザ
の動作について説明を補足する。図12はブラウザとデ
ータビューアの動作を説明するための図である。図2及
び図3の説明でも述べたように、ブラウザはコンテント
データの形式に対応するデータビューアを起動して、利
用者はコンテントデータの内容を閲覧できる。
【0053】図12に示すブラウザ21−3は、CD−
ROM17−11に記録されたコンテントデータ18−
24を閲覧するためにデータビューア23−5を起動す
る。また、データビューア23−6を用いて、コンテン
トデータ18−21、18−22、及びCD−ROM1
7−12に記録されたコンテントデータ18−25の内
容が閲覧される。
【0054】図13はデータビューアの動作を示す図で
ある。利用者がデータビューア23−7を用いて情報の
検索を行う場合、データビューア23−7はコンテント
データ18−25を検索し、条件にあった内容がなけれ
ば、さらにコンテントデータ18−26、CD−ROM
17−13に記録されたコンテントデータ18−27を
検索し、検索結果を提供する。本システムの利用者は、
このようなコンテントデータ間の移動を意識することが
なく、所望の検索結果が得られる。
【0055】以上説明したように、本情報送受信システ
ム1によれば、コンテントデータの利用時に利用者の管
理が確実に行え、適正な利用者は利用条件の範囲でコン
テントデータを利用することができる。尚、図1に示す
情報送受信システム1でライセンスサーバ9−1とデー
タサーバ11とは同じでもよい。また、サーバ6の処理
を行うプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記録さ
せ、販売、流通することもでき、このプログラムをネッ
トワークを介して販売、流通させることもできる。
【0056】次に、本情報送受信システム1の応用例と
して電子図書館システム71について説明する。図14
は電子図書館システム71の概略構成図である。図14
に示すように、ネットワーク上に複数の電子図書館73
−1、73−2、73−3、73−4、73−5、…や
CD−ROM17−7、17−8に記録された「辞典」
や「カタログ」などのコンテントデータが接続されてい
る。
【0057】例えば、電子図書館73−1にはコンテン
トデータとして「理化学便覧」、「ハンドブック」、
「工業規格」等が用意されている。この電子図書館73
−1は情報送受信システム1のサーバ運用者5−1等に
相当し、上記のような複数のコンテントデータを提供す
るものである。
【0058】図14に示す電子図書館システム71にお
いて利用者のクライアントコンピュータ7−10は、ネ
ットワークを介して各電子図書館やCD−ROMのコン
テントデータを検索、閲覧できる。この際、本情報送受
信システム1のコンテントキーによるユーザの認証やブ
ラウザの動作等の形態が利用される。
【0059】このように本情報送受信システム1を応用
した電子図書館システム71では、個人で取り揃えるこ
とは困難な大規模なコンテントデータが用意され、マル
チメディア等を利用した豊かな表現力で情報が提供され
る。また、利用者の管理は情報送受信システム1を利用
することにより、適正に厳格に行われる。
【0060】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、コンテント利用者の管理及びコンテントの保護や
セキュリティの保持を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る情報送受信
システム1の概略構成図
【図2】 ネットワークで提供されるコンテントデータ
18−1の利用許可手順
【図3】 CD−ROMに記録されたコンテントデータ
18−2の利用許可手順
【図4】 コンテントデータとコンテントキーの関係を
示す図
【図5】 コンテントキーの情報51を示す図
【図6】 コンテントキー19と各プログラムとの関係
を示す図
【図7】 コンテントキーによるデータ利用を示す図
【図8】 コンテントキーによる暗号解読情報の取得を
示す図
【図9】 ライセンスサーバのリレー機構を示す図
【図10】 データサーバの動作を示す図
【図11】 ライセンスサーバの動作を説明するための
【図12】 ブラウザとデータビューアの動作を説明す
るための図
【図13】 データビューアの動作を示す図
【図14】 電子図書館システム71を示す図
【符号の説明】
1………情報送受信システム 3………コンテント発行者 5−1、5−2………サーバ運用者 7−1、7−2、7−3………クライアントコンピュー
タ 9−1、9−2………ライセンスサーバ 11………データサーバ 13−1、13−2………ライセンス情報 17−1、17−2………CD−ROM 18−1,18−2,18−3………コンテントデータ 19−1、19−2………不完全なコンテントキー 20………完全なコンテントキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA03 BA07 BB09 CA16 5B075 KK43 KK54 KK63 PQ05 5B085 AE13 AE23 BG07 5B089 GA11 GB01 JB22 KA17 KB13 KC44 KC47 KC58

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと、 前記サーバコンピュータにネットワークを介して接続さ
    れ、コンテントデータに対する不完全なコンテントキー
    を保持する、少なくなくとも1つのクライアントコンピ
    ュータと、 を具備し、 前記クライアントコンピュータは、前記不完全なコンテ
    ントキーを前記サーバコンピュータに送信し、 前記サーバコンピュータは、前記不完全なコンテントキ
    ーに対して認証を行い、所定の情報を与えて完全なコン
    テントキーとして、前記クライアントコンピュータに送
    り、 前記クライアントコンピュータは、前記完全なコンテン
    トキーを用いて前記コンテントデータを利用することを
    特徴とする情報送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記不完全なコンテントキーは、少なく
    ともコンテントデータを特定する情報、コンテントデー
    タの利用条件を有することを特徴とする請求項1記載の
    情報送受信システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の情報は、サーバコンピュータ
    を特定する情報、コンテントデータの保管場所を示す情
    報、クライアントコンピュータの認証情報の内いずれか
    であることを特徴とする請求項1記載の情報送受信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記サーバコンピュータは前記不完全な
    コンテントキーに所定の情報を与えられない場合、ネッ
    トワークを介して接続されている他のサーバコンピュー
    タに不完全なコンテントキーを送信し、他のサーバコン
    ピュータによって所定の情報が与えられることを特徴と
    する請求項1記載の情報送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバコンピュータが前記コンテン
    トデータを保持することを特徴とする請求項1記載の情
    報送受信システム。
  6. 【請求項6】 コンテント発行者が前記コンテントデー
    タを保持することを特徴とする請求項1記載の情報送受
    信システム。
  7. 【請求項7】 コンテントデータを有し、クライアント
    コンピュータから完全なコンテントキーが送られると、
    このコンテントデータの利用を許可するサーバコンピュ
    ータであって、 前記クライアントコンピュータから不完全なコンテント
    キーを受け取る手段と、 前記不完全なコンテントキーを受け取ると、認証を行い
    所定の情報を与えて完全なコンテントキーとして、前記
    クライアントコンピュータに送る手段と、 を具備するサーバコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記不完全なコンテントキーは、少なく
    ともコンテントデータを特定する情報、コンテントデー
    タの利用条件を有することを特徴とする請求項7記載の
    サーバコンピュータ。
  9. 【請求項9】 前記所定の情報は、サーバコンピュータ
    を特定する情報、コンテントデータの保管場所を示す情
    報、クライアントコンピュータの認証情報の内いずれか
    であることを特徴とする請求項7記載のサーバコンピュ
    ータ。
  10. 【請求項10】 前記サーバコンピュータは前記不完全
    なコンテントキーに所定の情報を与えられない場合、ネ
    ットワークを介して接続されている他のサーバコンピュ
    ータに不完全なコンテントキーを送信し、他のサーバコ
    ンピュータによって所定の情報が与えられるようにする
    請求項7記載のサーバコンピュータ。
  11. 【請求項11】 前記サーバコンピュータが前記コンテ
    ントデータを保持することを特徴とする請求項7記載の
    サーバコンピュータ。
  12. 【請求項12】 コンテント発行者が前記コンテントデ
    ータを保持することを特徴とする請求項7記載のサーバ
    コンピュータ。
  13. 【請求項13】 コンテントデータを有し、クライアン
    トコンピュータから完全なコンテントキーが送られる
    と、このコンテントデータの利用を許可するサーバコン
    ピュータを動作させるプログラムであって、 クライアントコンピュータから不完全なコンテントキー
    を受け取る手段と、 前記不完全なコンテントキーを受け取ると、認証を行い
    所定の情報を与えて完全なコンテントキーとして、前記
    クライアントコンピュータに送る手段、 として前記サーバコンピュータを動作させるプログラム
    を記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記不完全なコンテントキーは、少な
    くともコンテントデータを特定する情報、コンテントデ
    ータの利用条件を有することを特徴とする請求項13記
    載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記所定の情報は、サーバコンピュー
    タを特定する情報、コンテントデータの保管場所を示す
    情報、クライアントコンピュータの認証情報の内いずれ
    かであることを特徴とする請求項13記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記サーバコンピュータは前記不完全
    なコンテントキーに所定の情報を与えられない場合、ネ
    ットワークを介して接続されている他のサーバコンピュ
    ータに不完全なコンテントキーを送信し、他のサーバコ
    ンピュータによって所定の情報が与えられるように前記
    プログラムは前記サーバコンピュータを動作させること
    を特徴とする請求項13記載の記録媒体。
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