JP2001262527A - 軽くて丈夫な雪処理具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチール製雪処理具の底面に楕円形の穴大小
２０個の穴をあけ、重量を軽くし使いやすくする。ま
た、底面に山形のスジをいれ強度低下を防止する。 【解決手段】 底面に横３列縦４列の楕円形の穴（１）
を１２個、また側面に８個の穴をあけ使いやすくした。
また、強度低下防止のため山形のスジ（２）をいれるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、スチール製雪処
理具の底面および側面に穴をあけたものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のスチール製雪処理具は、耐久性は
良いが重くて扱いが大変であった。そのため、耐久性は
悪くスチール製に比べ４〜５割高額ではあるが、スチー
ル製に比べ軽量であるステンレス製・アルミ製・プラス
チック製が販売されていて、特に女性・老人に人気があ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは、次のような欠
点があった。 イ 重いため使いにくい ロ 重いため使用すると疲れるためけがをしやすい ハ ステンレス製・アルミ製・プラスチック製はスチー
ル製に比べて軽いが４〜５割高額 ニ ステンレス製・アルミ製・プラスチック製は湿気の
多いベタ雪や踏み固められた重く硬い雪に使うと非常に
壊れやすい 本発明は、これらの欠点を解決するため発明されたもの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】雪処理具の底面に楕円形
の穴（１）をあける。１つの楕円形（１）は５ｃｍ×５
ｃｍの正方形の向かい合っている２辺に直径５ｃｍの半
円をつけたものとし、横３列縦４列とし、計１２個とす
る。側面には４ｃｍ×４ｃｍの正方形に半円をつけた楕
円形を計８個とする。底面の強度低下防止のため、横に
並んだ楕円形の穴と穴の間におのおの１本計３本山形の
スジ（２）１辺３ｍｍを縦列に４７ｃｍ入れる。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ） スチール製雪処理具の底面（雪を乗せる面）
は、縦５６ｃｍ×横５３ｃｍの製品が多いが、その平ら
な面（縦４７ｃｍ×３５ｃｍ）に楕円形の穴（１）をあ
ける。１個の楕円形は５ｃｍ×５ｃｍの正方形の向かい
合っている２辺に直径５ｃｍの半円をつけたものとし、
横３列縦４列で計１２個の穴とする。また、側面に４ｃ
ｍ×４ｃｍの正方形に前述と同じように半円をつけた楕
円形を片側２個づつ後方側面４個計８個とする。この楕
円形の穴の面積は合計で７６４ｃｍ^２となり底面全体
２，９６８ｃｍ^２の２５・７％となり、それだけ軽くな
る。 （ロ） 穴をあけることにより強度が低下する恐れがあ
るので、底面の縦に並んだ楕円形と楕円形の間に山形の
スジ（２）（１辺３ｍｍ）を入れ強度低下を防止する。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは女
性や老人の方にも使いやすく、耐久性も増す。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することにより、スチール
製なので質的には耐久性（強度）は従来のままであり、
重量は軽くなり使いやすさが増し、ステンレス製・アル
ミ製などと比べて耐久性は大きく価格は安いものがで
き、女性・老人のような力の弱い人にも安心して使用で
きる。また、スジを入れることにより耐久性は増す。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の縦の断面図

【図３】本発明の横の断面図

【符号の説明】

１ 楕円形の穴 ２ 山形のスジ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 スチール製雪処理具の底面に楕円形の穴
   （１）をあけた雪処理具。
2. 【請求項２】 強度低下防止のため、底面縦４列の楕円
   形の間に山形のスジ（２）をいれた雪処理具。