JP2001244964A - Ipネットワークのエンドエンド品質制御方法、該方法のためのネットワーク管理装置、およびそのためのプログラムを記録した媒体 - Google Patents

Ipネットワークのエンドエンド品質制御方法、該方法のためのネットワーク管理装置、およびそのためのプログラムを記録した媒体

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JP2001244964A
JP2001244964A JP2000052447A JP2000052447A JP2001244964A JP 2001244964 A JP2001244964 A JP 2001244964A JP 2000052447 A JP2000052447 A JP 2000052447A JP 2000052447 A JP2000052447 A JP 2000052447A JP 2001244964 A JP2001244964 A JP 2001244964A
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Naoki Watanabe
直樹 渡辺
Manabu Nakagawa
学 中川
Kazuo Kobayashi
和男 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの追加やパッケージの増設等の物理的
なリソースの追加をおこなうことなく、ネットワークに
おける通信のエンドエンド品質保証を図る。 【解決手段】 ネットワーク管理装置が各ルータの空き
リソースおよびルータ間の空きリソースの状況を確認し
た後(ステップ1)、空きリソースの無いルータと十分
にあるルータおよび空きリソースの無いリンクとあるリ
ンクを抽出し(ステップ2)、次にネットワーク管理装
置(1)が各ルータの経路テーブルの設定内容を確認し
(ステップ3)、空きリソースの無いルータ又は空きリ
ソースの無いリンクを中継する通信のうち他の経路で通
信可能なものを抽出し(ステップ4)、空きリソースが
十分あるルータおよび空きリソースがあるリンクのみを
経由してリソース確保の試行が行われるように、ルータ
の経路テーブルを設定する(ステップ5)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンドエンド間の
通信経路上の各ルータがリソースの確保を試みることに
よりエンドエンドの品質保証を目指すIPネットワーク
の品質制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IPネットワークにおいて、通信経路上
のルータがリソース確保を試みることによりエンドエン
ド品質の保証を目指す技術の例として、Intservがあ
る。図7にIntservにおけるエンドエンドの品質保証の
方法を示す。
【0003】送信側のルータ(図中ルータR)は受信側
のルータ(ルータR)との通信に一定以上の品質を要求
したい場合、通信経路上の隣接ルータ(ルータR)に対
して、要求する通信品質の情報を含んだ通信品質要求メ
ッセージを送出する。通信品質要求メッセージは中間の
ルータ(ルータR〜ルータRN−1)によって中継さ
れ、受信側のルータ(ルータR)に届けられる。
【0004】通信品質要求メッセージを受け取った受信
側のルータ(ルータR)は、内部リソースが確保できる
場合は確保し、ルータRN−1との間のリンクのリソー
スが確保できる場合それも確保する。その後ルータR
は要求された品質に基づき、通信品質要求をルータR
に最後に転送した隣接のルータ(ルータRN−1)にリソ
ース予約要求メッセージを送出する。メッセージを受け
取ったルータ(ルータR N−1)はルータRと同様に、
内部リソースとルータRN−2との間のリンクのリソー
スを確保できる場合は確保し、リソース予約要求メッセ
ージを通信品質要求が中継されたのと逆の経路で順次隣
接のルータヘ中継する。送信側ルータまでの、通信経路
上の全ルータがリソース確保に成功した場合に限り、送
信側ルータが要求した品質で通信を行なうことができ
る。途中一つのルータでも内部リソース又は隣接ルータ
との間のリソースが確保できなかった場合には、品質保
証されないまま通信がおこなわれたり、リソース確保が
成功するまで繰り返し通信品質要求メッセージを送出
し、通信が開始できなかったりするという不都合があっ
た。
【0005】上記のようなIntservによる方法でエンド
エンドの品質保証を目指すネットワークにおける従来の
品質制御方法を図8に示す。図8は、ネットワーク管理
装置1が内部リソースが不足しているルータを発見する
と、リソースの追加を管理者に通知し、ネットワーク管
理者がメモリの追加やパッケージの増設等の物理的なリ
ソースを追加するという方法で、ネットワークの品質を
向上するための制御を行う様子を模式的に示している。
【0006】この従来の品質制御方法を図2に示すネッ
トワークにおいて実施する場合を例にとって説明する。
なお、この例においては、ネットワーク管理装置1が管
理しているネットワークは、4つのルータR1〜R4で
構成され、各々のルータの経路テーブルは図3に示す通
りであり、各々のルータの空きリソース状況は図4に示
す通りであるとする。また、ルータR1〜R4はIntser
vの方法に従ってエンドエンドの品質保証を目指す動作
が可能であり、通信の開始時に宛て先ルータまでのルー
タのリソースの予約を試みる。
【0007】再び図8を参照すると、まずネットワーク
管理装置1は、個々のルータ内部のリソースがどの程度
利用されているかを逐次取得する(ステップ1)。
【0008】監視の結果として、図4に示す結果を得
て、内部リソースが不足しているルータ(この例におい
ては「ルータ2」)を検出する(ステップ2)。なおこ
の例の状態では図5に示すルータR2を通過する8つの
通信(例えば、ネットワークN1に属する端末からネッ
トワークN2に属する端末間)で、品質保証のための新
規のリソース確保ができない状態にある。
【0009】次に、ネットワーク管理装置1は、ルータ
R2へのリソースの追加をネットワーク管理者Mに通知
し、ネットワーク管理者MがルータR2に対して、メモ
リの追加やパッケージの増設等の物理的なリソースを追
加する(ステップ4)。上記ステップ1からステップ4と
いう手順を踏んで、エンドエンドの品質保証を目指すネ
ットワークにおける品質制御方法が実行される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の品
質制御方法では、リソース確保をしようとする通信経路
上のルータのうち一つでも空きリソースが無い場合や、
リンクの空きリソースが無い場合、リソース確保に失敗
してしまい品質を保証することができなかった。かかる
従来の方法においては、リソース確保の成功率を向上さ
せるためには、ルータにメモリの追加やパッケージの増
設等を物理的に行なう必要があり、かかる物理的なリソ
ースの追加にはある程度の時間がかかる。そのため、リ
ソース確保の成功率の低下した状態がリソース追加が完
了するまでの間継続してしまうという不都合があった。
また、物理的なリソースの追加によって生ずるコストの
増大という不都合もある。
【0011】本発明は、上述したような従来方法の有す
る欠点に鑑みてなされたもので、IPネットワークにお
けるエンドエンドのリソース確保の成功率を向上するI
Pネットワークの品質制御方法を提供することをその目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の方法として、ネットワーク管理装置が各ルータの空き
リソースおよびルータ間の空きリソースの状況を確認し
た後、空きリソースの無いルータと十分にあるルータお
よび空きリソースの無いリンクとあるリンクを抽出し、
次にネットワーク管理装置1が各ルータの経路テーブル
の設定内容を確認し、空きリソースの無いルータ又は空
きリソースの無いリンクを中継する通信のうち他の経路
で通信可能なものを抽出し、空きリソースが十分あるル
ータおよび空きリソースがあるリンクのみを経由してリ
ソース確保の試行が行われるように、ルータの経路テー
ブルを設定するようにする、品質制御方法を提案するも
のである。
【0013】
【作用】本発明によればネットワーク管理装置が、送信
ホストから受信ホストまでの経路情報を操作すること
で、空きリソースのあるルータがネットワーク内に存在
する場合には送信ホストから受信ホストまでのリソース
確保の試行がそれらのルータを経由して行われ、物理的
なリソースの追加をする必要なく、エンドエンドでの品
質を保証できる確率を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明にかかる品質制御方法の処
理工程の概略を模式的に示す図である。本実施例では、
図2に示すネットワークに本発明にかかる品質制御方法
を適用した場合を例にとって説明する。
【0016】図2に示すネットワークは、ネットワーク
N1、ネットワークN2、ネットワークN3、およびネ
ットワークN4をそれぞれ相互に接続ための4つのルー
タR1、R2、R3、R4と、これら4つのルータ間の
通信接続を行う4つのリンクL1、L2、L3、L4
と、前記4つのルータR1、R2、R3、R4のそれぞ
れに相互通信可能に接続されたネットワーク管理装置1
によって構成されており、ネットワークN1、ネットワ
ークN2、ネットワークN3、およびネットワークN4
はそれぞれルータR1、R2、R3、R4と接続されて
いる。
【0017】なお、説明を簡単にするために、ネットワ
ーク管理装置1が管理しているネットワークはルータR
1〜R4のみで構成されるものとする。
【0018】各々のルータの経路テーブルは図3に示す
通りであり、各ルータごとに宛て先アドレスに対応した
次の転送先ルータが定められている。たとえば、ルータ
R1は、図3に示すルータ1の経路テーブルに従い、ネ
ットワークN1から受信したパケット等の宛て先アドレ
スが「ネットワークN2」であれば該パケット等をルー
タR2に送出し、宛て先アドレスが「ネットワークN
3」であれば該パケット等をルータR3に送出し、宛て
先アドレスが「ネットワークN4」であれば該パケット
等をルータR4に送出する。他のルータについても図3
に示す個々の経路テーブルにしたがって、ネットワーク
N2、N3、N4のいずれかから受信したパケット等を
その宛て先アドレスに対応したルータに転送する。
【0019】また、本実施例において各々のルータの空
きリソース状況、および各リンクの空きリソース状況は
図4に示す通りであるものとする。すなわち、ルータR
2には、空きリソースはないが、他のルータR1、R
3、R4はいずれも空きリソースを有している。また、
リンクL1、L2、L3、L4は、いずれも空きリソー
スを有しているものとする。
【0020】また、ルータR1〜R4はIntservの方法
に従ってエンドエンドの品質保証を目指す動作が可能で
あり、通信の開始時に宛て先ルータまでのルータのリソ
ースの予約を試みるものとする。
【0021】再び図1を参照すると、まず、ネットワー
ク管理装置1が各ルータR1〜R4の空きリソースおよ
びルータ間のリンクの空きリソースの状況を取得する
(ステップ1)。ここに示す実施例では図4の内容を得
ることにより、ルータR2の空きリソースが無くなって
いること、およびルータR1,R3,R4とすべてのリ
ンクの空きリソースは十分であることを検出する(ステ
ップ2)。
【0022】次にネットワーク管理装置1が各ルータの
経路テーブルの設定内容を取得する(ステップ3)。この
例では、図3に示されるテーブルを得る。
【0023】次に、ネットワーク管理装置1は、ルータ
R2を通過する対地間通信のうちルータR2を経由しな
くても他の経路で通信可能な通信経路を抽出する。ルー
タR2が通信経路の端にある場合、ルータR2を通らな
いで通信を行なうことができないためここでは抽出対象
としない。つまり、ルータR2を通過する通信のうちル
ータR2が通信経路の端にないものを抽出する(ステッ
プ4)。実施例では、図5に示される8つの通信が抽出さ
れる。該当する通信のうち、ルータR2を中継ルータと
して経由する通信(図5中、丸印の附された「ネットワ
ークN1からネットワークN4」および「ネットワーク
N4からネットワークN1」)がルータR2を通過する
通信である。この2つの通信について空きリソースが十
分あるルータR3を経由するように経路を変更する。す
なわち、「ネットワークN1からネットワークN4」の
通信のための経路を「ルータR1→ルータR3→ルータ
R4」へ変更し、かつ「ネットワークN4からネットワ
ークN1」の通信のための経路を「ルータR4→ルータ
R3→ルータR1」へ変更する。上記の変更を各ルータ
の経路テーブルに反映させるため、図6に示されるよう
に経路テーブルを変更する(ステップ5)。すなわち、ル
ータR1の経路テーブルにおいて宛て先アドレスが「ネ
ットワークN4」である場合の転送先ルータをルータR
3に変更し、かつ、ルータR4の経路テーブルにおいて
宛て先アドレスが「ネットワークN1」である場合の転
送先ルータをルータR3に変更する。これにより、ネッ
トワークN1、N3、N4相互の通信は空きリソースの
ないルータR2を介することなく行えるようになる。
【0024】上述のステップ1から5よりなる方法でI
Pネットワークを制御することにより、各ルータの空き
リソースの状況が改善され、ネットワークN1、N2、
N3、N4の対地間で行われるIntservのリソース確保
の試行が成功できるようになる。
【0025】なお、上記実施例は4つのルータから構成
されるネットワークの制御について述べたが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0026】また、上記実施例はルータのリソースが不
足した場合の例であるが、リンクL1、L2、L3、L
4のリソースの不足によってエンドエンドの品質が保証
できない場合も同様である。すなわち、各リンクの空き
リソース利用状況を取得し(ステップ1’)、該利用状
況に基づいて空きリソースの無いリンクと空きリソース
が十分であるリンクを抽出し(ステップ2’)、経路状
況を取得し(ステップ3’)、空きリソースの不足して
いるリンクを経由する通信のうち、他の経路で通信可能
なものを抽出し(ステップ4’)、該抽出された経路に
おいて、前記空きリソースの無いリンクを空きリソース
が十分であるリンクに変えるように、ルータの経路テー
ブルを変更する(ステップ5’)。たとえば、図2のネ
ットワークにおいてリンクL2のリソースが不足してい
るが、他のリンクL1,L3、L4は十分なリソースが
あるものとする。上記ステップ1’から3’までが実行
された後、ステップ4’が実行されると、リンクL2を
介して行われる通信として「ネットワークN1からネッ
トワークN4」および「ネットワークN4からネットワ
ークN1」が抽出される。なお、「ネットワークN2か
らネットワークN4」および「ネットワークN4からネ
ットワークN2」もリンクL2を経由する通信である
が、この通信は他の代替可能な経路を有しないので抽出
されない。つぎに、上記抽出された2つの経路において
リンクL2を経由しないように、ルータR1の経路テー
ブルの宛て先アドレスがネットワークN4の場合のNe
xtHopをルータR3とし、またルータR4の経路テ
ーブルの宛て先アドレスがネットワークN1の場合のN
extHopをルータR3とするように、経路テーブル
の変更が行われる。これは図6に示す結果と同一とな
る。
【0027】さらにまた、本発明にかかる品質制御方法
の別の態様によれば、ルータのリソースの不足およびリ
ンクのリソースの不足の双方を考慮して各ルータの経路
テーブルを変更するようにしてもよい。すなわち、各ル
ータの空きリソース利用状況を取得するとともに、各リ
ンクの空きリソース利用状況を取得し(ステップ
1’’)、該利用状況に基づいて、空きリソースの無い
ルータと空きリソースが十分であるルータを選出すると
ともに、空きリソースの無いリンクと空きリソースが十
分であるリンクを選出し(ステップ2’’)、経路状況
を取得し(ステップ3’’)、前記選出された空きリソ
ースの不足しているルータおよび空きリソースの不足し
ているリンクの少なくとも一方を経由する通信のうち、
他の経路で通信可能なものを抽出し(ステップ
4’’)、該抽出された経路において、前記空きリソー
スの無いルータを空きリソースが十分であるルータに変
え、かつ前記空きリソースの無いリンクを空きリソース
が十分であるリンクに変えるように、ルータの経路テー
ブルを変更する(ステップ5’’’) なお、いずれの実施の態様においてもネットワーク管理
装置1は、たとえば、各ルータとの情報の交換ができる
コンピュータ装置であって良く、上記取得した経路テー
ブルの設定内容は該コンピュータ装置に備えられたメモ
リ等の記憶装置に格納されても良い。該コンピュータ装
置は、たとえばCPUである演算装置を備えており、該
演算装置は、所定の処理を実現するためのプログラムに
したがって該記憶装置に格納された経路テーブルの設定
内容に基づいて、ルータの空きリソースおよびルータ間
のリンクの空きリソースの状況を取得しても良い。
【0028】また、本発明にかかる品質制御方法を実行
するためのプログラムは、該コンピュータ装置によって
読み取り可能な媒体に格納されていてもよい。該プログ
ラムを読み取った該コンピュータ装置は上記の処理手順
にしたがって本発明にかかる品質制御方法を実行する。
該媒体は、たとえばCD−ROM、MO、光ディスク、
磁気記憶装置等であって良く、あるいはまた他のコンピ
ュータ装置から通信回線を介して送られてくるデータ通
信等の伝送媒体であってもよい。
【0029】また、リソース確保の試行の方法としては
Intservの例について述べたが、他の方法によりリソー
ス確保の試行がおこなわれるネットワークについても、
同様に、本発明による品質制御方法が適用される。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、 ネットワークのエンドエンド間のリソース確保の試行
の成功率を向上することができ、 物理的なリソースの追加にかかる時間やコストを必要
としない、 という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる品質制御方法の概略
工程を模式的に示す図である。
【図2】前記実施例および従来の方法が適用されるネッ
トワーク構成の一例を示すである。
【図3】前記実施例および従来の方法を説明する各ルー
タの経路テーブルを示す図である。
【図4】前記実施例および従来の方法を説明する各ルー
タの空きリソースを示す図である。
【図5】前記実施例および従来の方法を説明する、空き
リソースの無いルータを通過する通信を示す図である。
【図6】前記実施例での各ルータの変更後の経路テーブ
ルの設定内容を示す図である。
【図7】従来の技術におけるリソース確保を試行する品
質技術の動作を示した図である。
【図8】従来のIPネットワークの品質制御方法を概略
的に示した図である。
【符号の説明】 1 … ネットワーク管理装置 N1,N2,N3,N4 … ネットワーク R1,R2,R3、R4 … ルータ L1,L2,L3,L4 … リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 和男 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HB06 HC14 HD03 HD06 JA10 KA05 LB05 LC09 MA04 MB09 MC07 MC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドエンド間の通信経路上の各ルータ
    が、品質保証のために必要なリソースの確保を試みるこ
    とにより、エンドエンドでの品質の保証を目指すIPネ
    ットワークの品質制御方法において、 ネットワーク管理装置(1)が各ルータ(R1、R2、
    R3、R4)の空きリソースとルータ間のリンクの空き
    リソース状況を取得し、 空きリソースの無いルータと十分にあるルータを抽出
    し、 ネットワーク管理装置(1)が各ルータの経路テーブル
    の設定内容を取得し、 空きリソースの無いルータ又は空きリソースのないリン
    クを中継する通信経路のうち、他の経路でも通信可能な
    通信経路を抽出し、 品質を保証すべきトラヒックが十分に空きリソースのあ
    るルータおよび十分に空きリソースのあるリンクのみを
    経由するようにルータの経路テーブルを変更する、こと
    を特徴とする、IPネットワークの品質制御方法。
  2. 【請求項2】 それぞれが宛て先アドレスに応じて転送
    先中継器を定めるための経路テーブルを有している複数
    の中継器(R1,R2、R3,R4)と、該中継器を相
    互接続する通信回線(L1、L2、L3、L4)と、該
    複数の中継器と通信可能に接続されたネットワーク管理
    装置(1)を有するネットワークにおける通信の品質制
    御方法において、 各中継器の空きリソース利用状況を取得するとともに、
    各通信回線の空きリソース利用状況を取得する工程と、 該取得された利用状況に基づいて、空きリソースの無い
    中継器と空きリソースが十分である中継器を抽出すると
    ともに、空きリソースの無い通信回線と空きリソースが
    十分である通信回線を抽出する工程と、 各中継器の経路テーブルを読み取る工程と、 前記選出された空きリソースの不足している中継器およ
    び空きリソースの不足している通信回線の少なくとも一
    方を経由する経路のうち、他の経路で代替可能な経路を
    抽出する工程と、 該抽出された通信において、前記空きリソースの無い中
    継器を空きリソースが十分である中継器に変え、かつ前
    記空きリソースの無い通信回線を空きリソースが十分で
    ある通信回線に変えるように、中継器の経路テーブルを
    変更する工程と、を具備することを特徴とするIPネッ
    トワークの品質制御方法。
  3. 【請求項3】 それぞれが宛て先アドレスに応じて転送
    先中継器を定めるための経路テーブルを有している複数
    の中継器(R1,R2、R3,R4)と、該中継器を相
    互接続する通信回線(L1、L2、L3、L4)と、該
    複数の中継器と通信可能に接続されたネットワーク管理
    装置(1)からなるネットワークにおいて、該ネットワ
    ーク管理装置は:各中継器の空きリソース利用状況を取
    得するとともに、各通信回線の空きリソース利用状況を
    取得する手段と、 該取得された利用状況に基づいて、空きリソースの無い
    中継器と空きリソースが十分である中継器を選出すると
    ともに、空きリソースの無い通信回線と空きリソースが
    十分である通信回線を選出する手段と、 各中継器の経路テーブルを読み取る手段と、 前記選出された空きリソースの不足しているルータおよ
    び空きリソースの不足しているリンクの少なくとも一方
    を経由する経路のうち、他の経路で代替可能な経路を抽
    出する手段と、 該抽出された通信において、前記空きリソースの無い中
    継器を空きリソースが十分である中継器に変え、かつ前
    記空きリソースの無い通信回線を空きリソースが十分で
    ある通信回線に変えるように、中継器の経路テーブルを
    変更する手段と、を具備することを特徴とする、該ネッ
    トワーク管理装置。
  4. 【請求項4】 それぞれ宛て先アドレスに応じて転送先
    中継器を定めるための経路テーブルを有している複数の
    中継器(R1,R2、R3,R4)と、該中継器を相互
    接続する通信回線(L1、L2、L3、L4)と、該複
    数の中継器と通信可能に接続されたコンピュータ装置
    (1)からなるネットワークネットワークにおける通信
    の品質制御方法を該コンピュータ装置に実行させるため
    のプログラムであって、 各中継器の空きリソース利用状況を取得するとともに、
    各通信回線の空きリソース利用状況を取得するステップ
    と、 該取得された利用状況に基づいて、空きリソースの無い
    中継器と空きリソースが十分である中継器を抽出すると
    ともに、空きリソースの無い通信回線と空きリソースが
    十分である通信回線を抽出するステップと、 各中継器の経路テーブルを読み取るステップと、 前記選出された空きリソースの不足している中継器およ
    び空きリソースの不足している通信回線の少なくとも一
    方を経由する経路のうち、他の経路で代替可能な経路を
    抽出するステップと、 該抽出された通信において、前記空きリソースの無い中
    継器を空きリソースが十分である中継器に変え、かつ前
    記空きリソースの無い通信回線を空きリソースが十分で
    ある通信回線に変えるように、中継器の経路テーブルを
    変更するステップと、 を有する品質制御方法をコンピュータ装置に実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な媒体。
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WO2013125342A1 (ja) 2012-02-20 2013-08-29 日本電気株式会社 ネットワークシステム、リソース使用率改善方法

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