JP2001241705A5 - - Google Patents
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【0008】
請求項3によれば,過冷却状態の水を吐出口から吐出する過冷却器と,この過冷却器に気密に接続された略円筒形の密閉形の過冷却解除容器とを有する氷の製造装置であって,前記過冷却解除容器には,前記吐出口からの過冷却状態の水を導入する入口部が設けられ,また前記過冷却解除容器には過冷却解除容器内の水等を外部に排出する出口部が設けられ,前記入口部は前記吐出口から吐出される過冷却状態の水を,過冷却解除容器の周面の接線方向に沿って導入する位置に設定され,前記出口部は過冷却解除容器からの氷・水スラリーを過冷却解除容器の周面の接線方向に沿って外部に排出する位置に設定され,さらに過冷却解除容器は過冷却解除容器内の水の過冷却状態の解除を誘発する,解除誘発装置を備えてなることを特徴とする,氷製造装置が提供される。
請求項3によれば,過冷却状態の水を吐出口から吐出する過冷却器と,この過冷却器に気密に接続された略円筒形の密閉形の過冷却解除容器とを有する氷の製造装置であって,前記過冷却解除容器には,前記吐出口からの過冷却状態の水を導入する入口部が設けられ,また前記過冷却解除容器には過冷却解除容器内の水等を外部に排出する出口部が設けられ,前記入口部は前記吐出口から吐出される過冷却状態の水を,過冷却解除容器の周面の接線方向に沿って導入する位置に設定され,前記出口部は過冷却解除容器からの氷・水スラリーを過冷却解除容器の周面の接線方向に沿って外部に排出する位置に設定され,さらに過冷却解除容器は過冷却解除容器内の水の過冷却状態の解除を誘発する,解除誘発装置を備えてなることを特徴とする,氷製造装置が提供される。
【0019】
過冷却解除容器3の上部,例えば側面における上面3a近傍には,入口部21が設けられている。この入口部21は,管体22によって形成され,管体22の先端には,過冷却器2と接続するためのフランジ23が設けられている。このフランジ23を介して,過冷却器2の吐出口2aと入口部21は水密に接続されている。
過冷却解除容器3の上部,例えば側面における上面3a近傍には,入口部21が設けられている。この入口部21は,管体22によって形成され,管体22の先端には,過冷却器2と接続するためのフランジ23が設けられている。このフランジ23を介して,過冷却器2の吐出口2aと入口部21は水密に接続されている。
【0021】
他方,過冷却解除容器3の下部,例えば側面における底面3b近傍には,出口部31が設けられている。この出口部31は,管体32によって形成され,管体32の先端には,他の管体と接続するためのフランジ33が設けられている。そしてこの出口部31の位置の設定は次のようになっている。すなわち図5に示したように,出口部31が過冷却解除容器3の接線Eの方向に位置する(出口部21の軸心Dと接線Eとが平行になる)ように設定されている。
他方,過冷却解除容器3の下部,例えば側面における底面3b近傍には,出口部31が設けられている。この出口部31は,管体32によって形成され,管体32の先端には,他の管体と接続するためのフランジ33が設けられている。そしてこの出口部31の位置の設定は次のようになっている。すなわち図5に示したように,出口部31が過冷却解除容器3の接線Eの方向に位置する(出口部21の軸心Dと接線Eとが平行になる)ように設定されている。
Claims (6)
- 過冷却器から吐出される水の過冷却状態を解除する方法であって,
吐出された過冷却状態の水を大気に接触させることなく容器内に流入させる工程と
流入した水の流れを前記容器内で螺旋状の回転運動に変えて,容器の出口に導く工程と,
前記容器内の水に対して超音波を付与する工程と,を有することを特徴とする,過冷却状態の解除方法。 - 前記超音波は,超音波振動子によって付与され,この超音波振動子の超音波出力密度を31.4[kW/m2]以上に設定するとともに,容器内に流入した過冷却状態の水が少なくとも4.1秒以上容器内にとどまるように,少なくとも水の流速又は容器の大きさを設定することを特徴とする,請求項1に記載の過冷却状態の解除方法。
- 過冷却状態の水を吐出口から吐出する過冷却器と,この過冷却器に気密に接続された略円筒形の密閉形の過冷却解除容器とを有する氷の製造装置であって,
前記過冷却解除容器には,前記吐出口からの過冷却状態の水を導入する入口部と,過冷却解除容器内の水等を外部に排出する出口部が設けられ,
前記入口部は前記吐出口から吐出される過冷却状態の水を,過冷却解除容器の周面の接線方向に沿って導入する位置に設定され,前記出口部は過冷却解除容器からの氷・水スラリーを過冷却解除容器の周面の接線方向に沿って外部に排出する位置に設定され,
さらに過冷却解除容器は過冷却解除容器内の水の過冷却状態の解除を誘発する,解除誘発装置を備えてなることを特徴とする,氷製造装置。 - 前記解除誘発装置は,過冷却解除容器内の水に対して超音波を付与する超音波振動子であることを特徴とする,請求項3に記載の氷製造装置。
- 前記超音波振動子は,前記過冷却解除容器の周面に取り付けられていることを特徴とする,請求項4に記載の氷製造装置。
- 前記過冷却解除容器は,六角形以上の多角形の略筒形であることを特徴とする,請求項3,4又は5に記載の氷製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048618A JP3855068B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 過冷却解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048618A JP3855068B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 過冷却解除方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001241705A JP2001241705A (ja) | 2001-09-07 |
JP2001241705A5 true JP2001241705A5 (ja) | 2004-08-26 |
JP3855068B2 JP3855068B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=18570681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000048618A Expired - Lifetime JP3855068B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 過冷却解除方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3855068B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5066875B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2012-11-07 | 株式会社Ihi | 壁面付着氷の伝播防止方法 |
CN102589219B (zh) * | 2012-01-21 | 2014-08-06 | 江卫红 | 超声波过冷解除装置 |
JP6125822B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2017-05-10 | 高砂熱学工業株式会社 | 過冷却解除装置および製氷装置 |
JP6374933B2 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-08-15 | 高砂熱学工業株式会社 | 製氷装置および製氷方法 |
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2000
- 2000-02-25 JP JP2000048618A patent/JP3855068B2/ja not_active Expired - Lifetime
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