JP2001237900A - ATM−over−DSLサービス上のループエミュレーションサービスのための統合ゲートウェイネットワークアーキテクチャ - Google Patents

ATM−over−DSLサービス上のループエミュレーションサービスのための統合ゲートウェイネットワークアーキテクチャ

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JP2001237900A
JP2001237900A JP2000396966A JP2000396966A JP2001237900A JP 2001237900 A JP2001237900 A JP 2001237900A JP 2000396966 A JP2000396966 A JP 2000396966A JP 2000396966 A JP2000396966 A JP 2000396966A JP 2001237900 A JP2001237900 A JP 2001237900A
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アデル・エイ・シヤムセルデイン
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リチヤード・ビー・ジヨールガー
Thomas H Neel
トーマス・エイチ・ニール
Mowaffak T Midani
モワフアク・テイ・ミダーニ
Jeffrey B Mendelson
ジエフリー・ビー・メンデルソン
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ポール・フランセシーニ
Osama Bahgat
オサマ・バーガツト
Lynton Auld
リントン・オウルド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM−over−DSLサービス上のルー
プエミュレーションサービスのための統合ゲートウェイ
ネットワークアーキテクチャを提供すること。 【解決手段】 ネットワークノードは1つまたは複数の
狭帯域着信無料回線のためにループ機能を実行するTD
M−ATMゲートウェイを含んでいる。ゲートウェイは
ネットワークトラフィックのルーティングを実行する同
じ装置に組み込まれている。ルーティングは交換または
多重化あるいはその両方を含んでいることができ、AT
MセルのルーティングまたはTDMトラフィックのルー
ティングまたはその両方からなることができる。一実施
形態では、ゲートウェイは統合DLC/DSLAMアク
セスノード内に組み込まれている。単一の要素管理シス
テムを用いて統合DLC/DSLAM/ゲートウェイ装
置を管理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信の分野に関
し、より詳細には、ATM−over−DSLサービス
などのループエミュレーションサービスまたはvoic
e overパケットまたはセルトランスポートを提供
するための技法に関する。
【0002】参考文献 以下の文書は、すべてその全体が本明細書中に参照とし
て組み込まれている。
【0003】Nattkemper他「Distributed Telecommunic
ations Switching System and Method」米国特許第5953
318号 Stevenson著「Method and Apparatus for Placing Time
Division Multiplexed Telephony Traffic into an As
ynchronous Transfer Mode Format」米国特許第5889773
号 ATMフォーラム「ATM User-Network Interface Specific
ation Version 3.1」(1994年9月)(「UNI3.1」) ATMフォーラム「ATM User-Network Interface (UNI) Si
gnaling Specification Version 4.0」(1996年7月)
(「UNI4.0」) ATMフォーラム「Utopia Level 2, Version 1.0, af-phy
-0039.000」(1995年6月)(「Utopia Specificatio
n」) International Telecommunication Union (ITU),「Bro
adband Integrated Services Digital Network (B-ISD
N)-Digital Subscribers Signaling No. 2 (DSS2)-User
-Network Interface (UNI) Layer 3 Specification for
Basic Call/Connection Control」ITU-T recommendati
on Q.2931(1995年2月)(「Q.2931」) ITU「ISDN User -network Interface Layer 3 Specific
ation for Basic CallControl」Recommendation Q.931
(05/98)(「Q.931」) ITU「B-ISDN ATM Adaptation Layer specification: Ty
pe 2 AAL」ITU-T Recommendation I.363.2 (1997) (I.3
63.2) ITU「Segmentation and Reassembly Service Specific
Convergence Sublayerfor the AAL type 2」ITU-T reco
mmendation I.366.1 (1998) (I.366.1) ITU「AAL Type 2 Service Specific Convergence Subla
yer for Trunking」ITU-T recommendation I.366.2, 02
/99 ITU「Packet-based multimedia communications system
s」ITU-T recommendation H.323 (02/98) ITU「Packet-based multimedia communications system
s Annex D: Real-timefacsimile over H.323 systems」
Annex D to ITU-T recommendation H.323 (09/98) ATMフォーラム「ATM Trunking Using AAL2 for Narrowb
and Services」AF-VTOA-0113.000 (2/99) (「VTOA」仕
様) ADSLフォーラム「Recommended Interoperability Imple
mentation Agreementfor BLES」CopperCom and Alcate
l, 99-204, 1999年8月 ATMフォーラム「Loop emulation service and new prof
ile definition for voice over AAL2」Alcatel USA, 9
9-0392、1999年7月(「99-0392プロファイル」) ATMフォーラム「LAN Emulation Over ATM Version 1.
0」(1995年1月);ATMフォーラム「LAN Emulation Cli
ent Management Specification Version 1.0」(1995年
9月);ATMフォーラム「LAN Emulation Over ATM Versi
on 1.0 Addendum」(1995年12月)およびATMフォーラム
「LAN Emulation Servers Management Specification
1.0」(1996年3月)(LANE-4)(すべて本明細書ではLANE仕
様として集合的に参照) Telecordia, GR-303-CORE Issue 2「IDLC Generic Requ
irements, Objectives, and Interface」1998年12月お
よび関連号のリストレポート:GR-303-ILR Issue 2A,19
98年12月;Telecordia, GR-303-IMD, IDLC System Gene
ric OperationsInterface(旧TR-TSY-000303補足3), I
ssue 1、1998年12月; Telecordia, GR-2833-CORE Issu
e 3, Revision 2「Generic Operations Interfaces Usi
ng OSI Tools: Information Model for IDLC and FITL
Systems」および関連号のリストレポート:GR-2833-ILR
Issue 3C, 1998年12月;およびTelecordia, GR-29050-
CORE, Issue 2, 1997年10月, Revision 1,「Generic Re
quirements for EML Applications for Management of
IDLC Systems」および関連号のリストレポート:GR-290
5-ILR Issue 2B, 1998年12月(すべて本明細書ではGR-3
03仕様として集合的に参照) Telecordia「Digital Interface Between the SLC-96
(r) Digital Loop Carrier System and a Local Digita
l Switch」Document No. TR-TSY-000008 Issue 2, 1987
年8月 (TR-08仕様)
【0004】
【従来の技術】公衆交換電話網(PSTN)では、狭帯
域(NB)トラフィックが時間ドメイン多重化(TD
M)リンク上で搬送される。PSTNは、電話会社の施
設にあるクロスコネクト交換システムと、ディジタルル
ープキャリア(DLC)を利用して、アナログまたはT
DM引込み線を個々の顧客に提供する。本明細書では、
狭帯域サービスは、T1データ転送速度までのすべての
TDMサービスとアナログ電話サービスを含むように定
義される。狭帯域サービスはとりわけ簡易旧式電話サー
ビス(POTS)、総合サービスディジタル網(ISD
N)、およびT1サービスを含んでいる。
【0005】非同期転送モード(ATM)ネットワーク
は個々の「ATMセル」にパッケージされたトラフィッ
クを搬送してルーティングするディジタル交換機のネッ
トワークである。ATMは、UNI3.1およびUNI
4.0を含んでいるATMフォーラムによって公表され
たいくつかの仕様内で定義されている。本明細書で使用
する「ATM」という用語は、より最新の、またはその
他の仕様にも適合するか否かにかかわらず、すべての関
連する点に関してこれらの文書に適合するネットワーク
プロトコルを指す。ATMネットワーク内では、各セル
はATM交換機が適切な宛先に向けて着信呼を次のノー
ドにルーティングすることを可能にするアドレス指定情
報を含んでいる。ディジタル加入者線アクセスマルチプ
レクサ(DSLAM)がATMへの個別の加入者接続を
提供するために使用される。ATMサービスは普通、広
帯域(BB)サービスを個々の顧客に提供するために使
用される。アクセスループで、ATMはADSL物理層
を介してツイストペア銅線ケーブルによって搬送され
る。
【0006】最近、狭帯域ループエミュレーションサー
ビスまたは音声をATMインタフェース上で提供するこ
とに関心が集まっている。そのようなサービスは、追加
のツイストペアを必要とすることなく、加入者宅内に
「着信無料回線(derived line)」と呼ばれることがあ
る狭帯域回線を提供することができる。「着信無料回
線」サービスは通常、既存のATM over ADS
Lアクセスループインフラストラクチャを用いて追加の
狭帯域サービスを顧客に提供する。
【0007】図1は、スタンドアロンゲートウェイを用
いて顧客宅内でループエミュレーションサービスを提供
する従来技術のネットワークアーキテクチャの該当部分
のブロック図である。顧客宅内で、データネットワーク
110が統合アクセス装置(IAD)とも呼ばれるAD
SL終端装置(ATU−R)112のデータポートに接
続されている。データネットワークは通常イーサネット
(登録商標)を介して、パケット、例えばIPパケット
内に包封されたデータを搬送する。上り方向では、AT
U−R112はイーサネットフレームからIPパケット
を取り出し、それらを再びATMセル内に包封して、A
DSLリンク118を介してサービスプロバイダの中央
局(CO)113内のディジタル加入者線アクセスマル
チプレクサ(DSLAM)114に送信する。下り方向
ではこれと逆の処理が行われる。本明細書内で使用され
るIPパケットとATMセルは両方とも「パケット」の
例である。任意選択として、顧客宅内のATM−ove
r−ADSLリンク118内にスプリッタ116を挿入
し、中央局133にこれと対応するスプリッタ119を
挿入して、従来のアナログPOTS信号(analog POTS
signals)が分配されクラス5交換機129の回線接続
装置に提供されるDSLAM114の位置まで同じツイ
ストペア118を介して前記アナログPOTS信号を搬
送することができる。DSLAM114はIP−ove
r−ATMトラフィックをATMネットワーク120に
搬送し、IP−over−ATMトラフィックはATM
ネットワーク120上で他のDSLAM122、インタ
ーネットサービスプロバイダ(ISP)124、または
両方にルーティングできる。全体のアーキテクチャが同
じ顧客宅内で従来のPOTSサービスを含んでおり、別
々のアナログおよびTDMリンクと図示していない装置
とを介してクラス5交換機129に接続できることは明
らかである。複数のデータネットワークの間でIP−o
ver−ATMデータを搬送するATMネットワーク1
20の利用は、通常、上記に組み込まれたローカルエリ
アネットワークエミュレーション(LANE)に従って
達成される。さらに、図1に示す実施態様はATU−R
とDSLAM114との間に接続されたADSL(非対
称ディジタル加入者線)リンクを使用しているが、他の
タイプのディジタル加入者線(DSL)リンクをこれに
代えて使用することもできる。中央局では、ADSLリ
ンク118は通常DSLAM114内のADSL終端装
置―中央局(ATU−C)カードによって終端される。
【0008】着信無料回線サービスを提供するために、
ATU−R112は1つまたは複数の狭帯域POTSポ
ート128を提供するように改造される。ATU−R1
12はポート128からのPOTS信号をディジタル化
してATMセル内に包封し、ATMセル内でデータネッ
トワーク110から生成されたIP−over−ATM
セルとマージする。したがって、ATM−over−A
DSLリンク118上で搬送されるATMセルのストリ
ームは従来のデータを搬送するATMセルとTDM音声
トラフィックを搬送するATMセルの両方を含んでい
る。ただし、TDMトラフィックを搬送するATMセル
はスタンドアロンゲートウェイ130で終端する仮想回
線(VC)内で搬送される。DSLAM114はATM
−over−ADSLリンク114から到着するATM
セルのすべてをATMネットワーク120内にルーティ
ングし、ATMネットワーク120はTDMトラフィッ
クを搬送するこれらのセルを最終的にゲートウェイ13
0にルーティングする。ゲートウェイ130は着信AT
MセルからTDM情報を取り出し、変換してTDMフォ
ーマットに戻し、例えばGR−303リンクを介して第
2のクラス5交換機126に送信する。逆の方向では、
交換機126からのTDMトラフィックがゲートウェイ
130に到着し、ゲートウェイ130でATMセルに包
封されてATMネットワーク120に送信される。AT
Mネットワーク120はセルを適切なDSLAM114
にルーティングし、DSLAM114はさらにそれらの
セルをATM−over−ADSLリンク118を経て
ATU−R112にルーティングする。ATU−R11
2はこれらのATMセルからTDMデータを取り出して
回線ポート128に転送する。
【0009】顧客宅内の着信無料回線のPOTSポート
とゲートウェイ130の遠端のTDM交換機の間には直
接のアナログ接続がないため、オンフック、オフフック
などの通常のPOTS通知動作は所望の効果を有さな
い。したがって、ゲートウェイ130によって提供され
るループエミュレーションサービスを完結するため、A
TU−R112はそのような動作を検出し、特別の通知
ATMセルに符号化してゲートウェイに送信する。次い
でゲートウェイは通知ATMセルを復号化して着信無料
POTS回線のためにクラス5交換機に通知する。任意
の下り通知が対応する形で移送される。
【0010】TDM音声帯域信号とPOTS通知情報の
両方の包封化と取り出しの通常の仕様が上記に組み込ま
れたVTOA仕様およびITU−T勧告I.363.2
およびI.366.2に記載されている。すべての該当
する点でこれらの仕様に適合するATMセルは、他の仕
様にも適合するか否かにかかわらず、本明細書内ではA
ALタイプ2ATMセルまたは単にAAL−2またはA
AL2セルと呼ばれる。本明細書内で使用される「ユー
ザトラフィック」という用語は、ユーザへの、またはユ
ーザからのトラフィック搬送内容(音声、データ等)を
指すが、「通知または管理トラフィック」という用語は
通信ネットワークを運用するためのトラフィック搬送の
通知内容およびその他の内容を指す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ゲートウェイ130は
スタンドアロン装置で、ATMネットワークの背後の別
個の中央局内に常駐し、多数のDSLAMをサポートす
る。別の構成ではゲートウェイ130は1つのDSLA
Mの背後にのみ常駐し、ローカルサービスプロバイダの
中央局133内に位置でき、その場合、ゲートウェイ1
30は別のクラス5交換機126を必要とする代わりに
ローカルクラス5交換機129に接続できる。いずれの
構成でも、ゲートウェイ130は様々なATMおよびP
STN交換機およびアクセスマルチプレクサとは別の独
立した装置である。スタンドアロン装置として、ゲート
ウェイ130は障害検出、保護交換(protection switc
hing)および修理、構成および電話サービスの提供、性
能モニタ、機密保護、接続性および課金を含んでいる様
々な目的のための個別のネットワーク要素として管理さ
れなければならない。スタンドアロンゲートウェイは通
常、サービスプロバイダが管理する必要がある他のネッ
トワーク装置を製造する会社によっては製造されず、し
たがって、そのようなゲートウェイを管理する制御装置
は、中央局内のその他のすべての装置を管理する制御装
置とうまく統合できない。したがって、図1に示すよう
に、ゲートウェイ130は1つの要素管理システム(E
MS)131によって管理されるが、DSLAM114
は他の異なるEMS123によって管理される。スタン
ドアロンゲートウェイはまた、ATMおよびTDMネッ
トワークの両方でネットワークトラフィックに必要な相
互接続を確立するために個別の通信ノードとして管理さ
れる必要がある。電話サービスの提供はゲートウェイの
クラス5交換機の割り当てとそれとは別の着信無料PO
TS回線の割り当てとの間の協調が必要なため、この場
合も問題が残る。さらに、保守手順は多数のネットワー
ク要素間の回線追跡可能性をも必要とする。着信無料P
OTS回線を試験する試験および折り返し(turn up)
処理はさらに多数のネットワーク要素との協調を必要と
する。これは、スタンドアロンゲートウェイが通常電話
試験アクセスポイントを有さないことによる。さらに、
多数のベンダ製の着信無料回線のネットワーク要素をサ
ポートする要素マネージャは今のところ存在しない。し
たがって、DLCとスタンドアロンゲートウェイを混成
して整合させるには要素ごとの管理機能の適合性試験が
必要である。
【0012】スタンドアロンゲートウェイはまたネット
ワークの信頼性に関する潜在的な障害をもたらす。さら
に、スタンドアロン装置としてゲートウェイ130は貴
重な中央局のフロアを占有し、さらの別の電源および冷
却要件も有する。専用の別のバッテリバックアップシス
テムも必要で、これはかなりのコスト増となる。さら
に、ゲートウェイ130はスタンドアロン装置のため、
少数の着信無料POTS回線のために設置することは場
合によっては不経済である。
【0013】したがって、既存のTDM−ATMゲート
ウェイは着信無料回線サービスを提供する際に貴重であ
り、したがってDSLサービス加入者に提供される価値
は増大するが、これには多大な費用が不可欠で、サービ
スプロバイダが着信無料回線サービスを提供することで
増える収入によって埋め合わせることができない可能性
がある。スタンドアロンゲートウェイ装置を設置する必
要がなく、はるかに低減されたコストでDSL回線上で
着信無料回線サービスを提供する方法を見つけることが
極めて望ましい。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、概略を
述べると、1つまたは複数の狭帯域着信無料回線のため
にループ機能を実行するTDM−ATMゲートウェイが
ネットワークトラフィックのルーティングを実行する装
置に組み込まれている。ルーティングは交換または多重
化あるいはその両方を含んでおり、ATMセルルーティ
ングまたはTDMトラフィックルーティングあるいはそ
の両方から構成される。好ましい実施形態では、ゲート
ウェイはAlcatel USA Litespan端
末などのTDMトラフィックとATMトラフィックの両
方をルーティングする装置に組み込まれている。この場
合、ゲートウェイのTDMポートはネットワーク側のT
DMインタフェース上で他のTDM加入者トラフィック
と多重化され、ゲートウェイのATMポートは1つまた
は複数の加入者遠隔ATM終端装置からの1つまたは複
数の仮想回線のATMの終端点としての働きをする。
【0015】TDM−ATMゲートウェイをATM、T
DM、または両方のトラフィックのルーティングを実行
する他のネットワーク装置と統合することで、ゲートウ
ェイをもはや別のネットワーク要素として管理する必要
がなくなる。その代わりに、ゲートウェイはルーティン
グ装置の単なる構成要素または副構成要素として管理で
きる。また、実施形態によっては、統合されたゲートウ
ェイは潜在的な障害をさらに引き起こすことはない。こ
れは、そのような実施形態では、ゲートウェイは、すで
に保護グループの一部でありすでに障害発生時に最小の
交換可能構成要素である制御カード上に統合されるため
である。また、統合されたゲートウェイはいずれの追加
の中央局のフロア空間も占有せず、既存の電源および冷
却要件が大幅に厳しくなることもない。さらに、統合ゲ
ートウェイをサポートするために発生する固定費の大半
はすでにホスト側ネットワーク装置によって発生してい
るので、サービスプロバイダは、最初はごく少数の回線
のみをサポートし、徐々に着信無料回線サービスを経済
的にロールアウトすることもでき、またはPSTN上で
移送されるTDMサービスからATM上で移送されるT
DMサービスへの遷移も必要に応じて徐々に実行でき、
その両方もできる。
【0016】以下、本発明について図面を参照しながら
特定の実施形態に関して説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】図11はループエミュレーション
サービスを実施するために使用できるゲートウェイネッ
トワークアーキテクチャのブロック図である。顧客宅内
装置はすべて図1に示す装置と同じである。ただし、A
TMネットワークの背後の集中装置内にゲートウェイ機
能を提供する代わりに、ゲートウェイ機能はセルがAT
Mネットワーク120に提供される前の段階でローカル
側でDSLAMで提供される。ディジタルループキャリ
ア(DLC)などのTDMアクセスマルチプレクサもD
SLAMと同じ装置内に統合され、ゲートウェイ機能は
これらの2つの機能の間で動作する。基本的に、ゲート
ウェイ機能は統合DLC/DSLAMノード内に統合さ
れる。
【0018】図11では特に、例えば上記に組み込まれ
たNattkemper他の特許では、DLCとDSL
AMとは上記の単一のLitespan ADSLシス
テム内に共に存在する。図11に示すように、ATM−
over−ADSL118は専用のゲートウェイ機能1
112を含んでいるように変更された統合DLC/DS
LAM1110に接続されている。ゲートウェイ機能1
112はDLC/DSLAMアクセスノード1114に
統合されている。アクセスノード1114では、TDM
データを搬送する加入者ATMセルがゲートウェイ11
12にルーティングされ、ゲートウェイ1112はTD
Mデータを取り出して、例えばGR−303またはTR
−08リンクを介してアクセスノード1114を収容す
る同じCO1113に位置するローカル側のクラス5交
換機129に送信する。126(図1)などのクラス5
交換機への接続は不要である。逆方向では、着信無料回
線128に向けたクラス5交換機129からのTDMト
ラフィックがゲートウェイ1112に到着し、ゲートウ
ェイ1112はTDMトラフィックをATMセル内に包
封し、DLC/DSLAM1110を介して適切なAT
M−over−ADSL加入者リンク118上に送信す
る。DLC/DSLAMは引き続き従来のATMセルを
ATMネットワーク120とATM加入者DSLリンク
118との間でルーティングする。ゲートウェイ111
2およびATU−R112は標準のプロファイルを用い
て標準のAAL−2包封化および通知を実行し、ATM
セル内でループトラフィックおよび通知情報を包封す
る。
【0019】本明細書で使用する「交換」という用語
は、複数のインタフェースのうちの1つから複数のイン
タフェースのうちの別の選択可能な1つへのトラフィッ
クの搬送を指す。入力インタフェースの組は出力インタ
フェースの組と同一か、完全に異なるか、または部分的
に重なっていてよい。「交換機」という用語は通常、入
力チャネルの出力チャネルへの対応を示すデータベース
を組み込むかまたは指している。ATM交換機の場合、
データベースは、とりわけ、特定のATM宛先アドレス
を有する着信セルを転送するのにどのATM出力インタ
フェースを使用するかを示す。TDM交換機の場合、デ
ータベースは、とりわけ、着信TDMインタフェースの
各タイムスロット内の着信データを転送するのにどのT
DM出力インタフェースとそのTDM出力インタフェー
ス上のどのタイムスロットを使用するかを示す。
【0020】また本明細書に使用する「多重化」という
用語は、低いビットレートのある数の入力インタフェー
スからのデータを高いビットレートを有するより少数の
出力インタフェース上にマージする処理を指す。「多重
化解除」という用語は、これと逆の処理を指す。通常、
電話トラフィックのマルチプレクサはN個の入力インタ
フェースからのデータを入力インタフェースのN倍のビ
ットレートを有する1つの出接続インタフェース上に多
重化する。電話サービスのマルチプレクサは交換を実行
してもよいししなくてもよい。また電話交換機は多重化
を実行してもよいししなくてもよい。
【0021】また本明細書に使用する「ルーティング」
という用語は、交換、多重化、またはその両方を含んで
いる包括的用語である。
【0022】図3はLitespan ADSLシステ
ム内のTDMおよびATM処理の統合を利用する統合ゲ
ートウェイループエミュレーションサービスの一実施態
様を示すブロック図である。Litespan ADS
Lシステムは、サービスプロバイダの中央局312内に
位置するLitespan中央局端末(COT)310
と、中央局312の外部の遠隔位置にある複数の遠隔端
末(RT)314および316とを含んでいる。ループ
エミュレーションサービスに参加する各Litespa
n端末310、314および316は少なくとも1つの
Litespan ADSLチャネルバンク(CBA)
を含んでいる。Litespan ADSLチャネルバ
ンクは0個またはそれより多い狭帯域回線接続装置と1
つまたは複数のADSL回線接続装置(ADLU)とを
含んでおり、それらすべてがバックプレーンを介してA
DSLバンク制御装置(ABCU)と通信する。ABC
UはTDMタイムスロット変換(TSI)機能と、AB
CUを含んでいるチャネルバンク内のADLUのための
ATMアクセス多重化の両方を実行する。各端末は別々
の装置で、別々のネットワークノードとして管理される
が、TDMおよびATMアクセス多重化機能は共にノー
ド内に統合されている。図3の実施形態によれば、別の
ゲートウェイ機能がLitespanシステム内の各端
末内の各Litespan ADSLチャネルバンク内
の各ABCU上に組み込まれている。あるいは、別の実
施形態ではLitespanシステム全体でLites
pan端末ごとに1つのABCU上にのみゲートウェイ
機能を提供できる。図4はLitespanシステム全
体で単一のゲートウェイ機能のみを含んでいる別の実施
形態を示す。図4では、要求されるゲートウェイ機能は
COT内のABCU上に位置し、遠隔端末内のABCU
上のゲートウェイ機能は任意選択である。
【0023】図3および4の実施形態に示すゲートウェ
イ機能は中核のATMネットワーク120とLites
panシステム内のATM交換機ファブリックからは単
にアドレス指定が可能なATMノードと見られる。した
がって、一般的には、Litespanシステム内の任
意のゲートウェイ機能はそのゲートウェイ機能が到達可
能な他の任意のATMポートに接続された加入者のため
にゲートウェイサービスを実行することができる。例え
ば、図3は、ATMネットワーク120を介して図3の
Litespanシステムに接続されたそれ自体はいか
なる本来のTDMルーティングを提供しない別のDSL
AM318を示す。そのような構成によって、図1のス
タンドアロンゲートウェイ130が任意のDSLAM1
14および122に接続されたATM−over−AD
SL顧客のために着信無料回線サービスを提供するのと
同じ方法で、任意のゲートウェイ機能320、322ま
たは324はATMリンクを介してDSLAM318に
接続された任意の加入者に着信無料回線サービスを提供
することができる。図3のDSLAM318はLite
span COT310と同じ中央局312に位置する
ように示されているが、別の実施形態では、DSLAM
318は物理的に別の位置にあってもよい。
【0024】図4で、DSLAM318は、ATMネッ
トワーク120を介してではなく、Litespan
COT310のATMポートに直接接続する(例えば、
Litespan ADSLデージーチェインを継続し
て)。
【0025】図5はLitespan ADSL端末内
の本発明の一実施形態の別の態様を示す。端末は共通制
御装置510と、Litespan ADSLチャネル
バンク(CBA)512と、それらを相互接続するTS
I(タイムスロット変換)ケーブル514とを含んでい
る。Litespan共通制御装置510はTSIカー
ド516と、端末制御プロセッサ(TCP)518と、
データベース(DB)520とを含んでいる。Lite
span CBA512はバックプレーンを介してAB
CU524に接続さたADSL回線接続装置(ADL
U)522を含んでいる。ADLU522はATM−o
ver−ADSL引込み線118を提供する。ゲートウ
ェイ機能526はABCUカード524上に統合されて
いる。ABCU524のネットワーク側のTDMトラフ
ィックはTSIケーブル514とLitespan共通
制御装置510とを介してTDMネットワーク133に
接続されるが、ABCU524のネットワーク側のAT
MトラフィックはATMネットワーク120に接続され
る。着信無料音声VC528が顧客宅内のTDMポート
128とゲートウェイ機能526との間で生成され、ゲ
ートウェイ機能526はTSIケーブル514と共通制
御装置510とを介してTDMネットワーク133にゲ
ートウェイを提供することが分かる。別の着信無料音声
VC530が別のDSLAM318を介して、また任意
選択としてATMネットワーク120を介して、顧客宅
内装置(CPE)とゲートウェイ機能526との間で提
供されることが分かる。
【0026】図5はまたADSLは着信無料回線ATM
セルを搬送できる唯一の物理層プロトコルではないこと
も示す。例えば、Litespan CBA512は、
別のATMマルチプレクサ、顧客宅内装置534、ある
いはその両方などの他の下り装置との間でATMセルを
搬送するHDSL2ポートを提供するHDSL回線接続
装置(HDLU)532をさらに含んでいる。
【0027】図5はまた、従来のアナログPOTSポー
トが着信無料回線サービスで使用できる唯一のタイプの
ユーザポートではないことも示す。図5で、IP H.
323電話機536はパーソナルコンピュータ(PC)
538に接続され、パーソナルコンピュータ(PC)5
38はIPデータネットワーク110を介してATU−
R112に接続されている。IP H.323電話機5
36は上記に組み込まれたITU−T H.323勧告
に適合する。ATU−R112はIP H.323のデ
ータをATM AAL2の着信無料POTS回線セルに
変換し、またその逆の処理を実行する。図5の実施形態
では、ゲートウェイ機能526はIPH.323電話機
536による着信無料回線サービスを使用可能状態にで
きる。別の実施形態では、着信無料回線はPC538に
接続されたPCのスピーカおよびマイクロフォン、また
は簡易旧式電話機用のRJ11ジャックを介してサポー
トできる。これは内蔵ネットワークインタフェースカー
ドで、またはPC内のソフトウェアを介して達成でき
る。さらに別の実施形態では、ある種のIPベースの電
話機をPC538を介さずに直接データネットワーク1
10に接続でき、その場合、H.323電話機はアナロ
グ信号をディジタル化してIP−over−Ether
netを介してATU−R112に移送し、ATU−R
112は音声信号を取り出して再びATM AAL2セ
ル内に包封してゲートウェイ526に向けて送信する。
下り方向ではこれと逆の機能が実行される。
【0028】図6は図5のLitespan CBA5
12を示し、従来の音声経路610とCBA512を介
した従来のデータ経路612とを示す。図6はまたLi
tespanによって実行されるいくつかの特定の機能
を示す。特に、ABCU524上のATM交換機ファブ
リック616は、着信無料音声経路614からゲートウ
ェイ526までのTDM−over−ATMセルのルー
ティングに加えて、ATMネットワークからゲートウェ
イ526およびさらにチェーン接続されたABCUまた
はDSLAMからゲートウェイ526へのTDM−ov
er−ATMVCをルーティングする。ゲートウェイ5
26はTDM−over−ATM VCを終端し、TD
Mデータを取り出す。次いでゲートウェイ526はTD
MデータをSBI(加入者バスインタフェース)バス6
20上の1つまたは複数の適当な64kbpsタイムス
ロットに入れる。またゲートウェイ526は無音および
64kbps音声でエコー消去およびセルの圧縮/圧縮
解除を実行する。さらに、AAL−2セルに符号化され
ている任意のPOTS通知が専用のTCPメッセージチ
ャネル624を介したLitespan共通制御装置5
10に向けた、SBI620上の帯域外(OOB)AB
CD通知に変換される。このようにして、ゲートウェイ
526は着信無料POTSポートに接続された顧客宅内
装置のために共通制御装置に向けてTDM通知を実行す
る。
【0029】TSIマップ機能622はゲートウェイ5
26の統合の前のABCU内に存在したTSIマップ機
能と同じである。この機能はTSIケーブル514上の
タイムスロットを、CBAバックプレーン上の従来のS
BIバス610と、ゲートウェイ526のTDM側に接
続されたSBIバス上のタイムスロットの両方に対応さ
せる。さらに、Litespan共通制御装置510内
のデータベース520(図5)は拡張されて着信無料回
線機能によって提供される仮想POTSポートまたはそ
の他のTDMサービスを提供できる。
【0030】図7および8はLitespan−200
0端末上の本発明の実施態様とLitespan−20
12端末上の実施態様とを比較する。図7はLites
pan−2012端末上の実施態様を示す。Lites
pan−2012端末では、共通制御装置710はST
Sインタフェース712を含んでいることができる。し
たがって、着信無料音声経路714はトラフィックフロ
ーの方向ごとに1回だけTSIケーブル上で搬送され
る。図8はLitespan−2000端末上の実施態
様を示す。Litespan−2000端末では、共通
制御装置810はTDMネットワークへのインタフェー
スを含んでいない。その代わりに、Litespan
CBA814内のDS1カード812を介してTDMネ
ットワークへの接続が実行される。この場合、着信無料
音声経路816はトラフィックフローの方向ごとにTS
Iケーブル818を介して往復する。
【0031】上記のように、本明細書に記載のループエ
ミュレーションサービスで、TDMトラフィックは標準
のAAL−2包封化を用いてATMセル内に包封され
る。AAL−2標準は例えば上記に組み込まれたPCM
−64、ADPCM−32およびADPCM−40、な
らびに99−0392などの異なる符号化方式で音声を
搬送する多数の「プロファイル」を定義する。そのよう
な標準プロファイルまたは現在AAL−2の一部ではな
いその他のプロファイルがすべて本発明の範囲内に包含
されると考えられる。
【0032】好ましくは狭帯域の省略時指定(defaul
t)としての回線個別通知方式(CAS)を用いた、標
準のAAL−2のサービス依存部コンバージェンスサブ
レイヤ(SSCS)通知方式がCPEとゲートウェイと
の間の通知方式として使用される。これはそれぞれの音
声チャネル内で音声情報と共に搬送される8バイト通知
PDUに基づく。通知PDUはPOTS用の帯域内AB
CD通知ビットを搬送する。それにもかかわらず、イン
タフェースの両方のエンドが共通線通知方式(CCS)
をサポートする場合、上記のITU−T勧告Q.931
に記載の通知方式を狭帯域通知に使用できる。
【0033】図9は図5の着信無料回線528をサポー
トするためにCPE910とクラス5交換機129との
間で使用される通信プロトコルを示す。図9を参照する
と、顧客宅内の電話機その他のCPE910はアナログ
信号をATU−R112に送信する。ATU−R112
はアナログ信号をパルス符号変調(PCM)形式に変換
し、次いでPCMデータをATMセルを介してAAL−
2内に包封する。次いでATU−R112はADSL物
理層プロトコルを用いてLitespan CBA51
2内のADLU522にATMセルを送信する。ADL
U522はATMセルを取り出してCBA512バック
プレーンSBIバスを介して上り方向にABCU524
に送信し、ABCU524はATMセルを検査してそれ
らのセル内のVCIからセルをゲートウェイ機能526
にルーティングすることを決定する。ゲートウェイ機能
526はAAL−2ATMセルからPCM音声サンプル
を取り出してLitespan SBIバスおよびTS
Iケーブル514を介して上り方向にLitespan
共通制御装置510内のTSIカード516に送信す
る。TSIカード516は、共通制御装置510内のS
TSインタフェース(図7参照)またはCBA512内
のDS1インタフェース(図8参照)を介して上り方向
に音声サンプルをクラス5交換機129に送信する。下
り方向ではこれと逆のプロトコル変換の組が実行され
る。
【0034】ATU−R112およびABCUゲートウ
ェイ526は、ATM AAL−2セルがATM固定接
続(PVC)を用いて2つの装置間で送信されるように
提供される。別の実施形態では、これらの2つのエンド
ポイント間の通信はITU仕様Q.2931に記載され
ているように選択接続(SVC)を介して実行できる。
また、図5および9に示すCPEはアナログ電気信号を
介してATU−R112と通信するアナログ電話機91
0からなるが、別の実施形態ではATU−R112上の
ポートはその代わりにCPE910との純粋なディジタ
ルN×64kbps通信をサポートできる。この場合、
着信無料「音声」回線528上で搬送されるユーザトラ
フィックは回線モードデータサービスでよく、ATU−
R112内のPCMへの変換は必要ない。さらに別の実
施形態では、ユーザトラフィックはディジタル形式でA
TU−R112に送信されるフレームモードデータサー
ビスからなり、ATU−R112はITU勧告I.36
6.1に記載のAAL−2データサービス依存部コンバ
ージェンスサブレイヤ(SSCS)を用いてフレームモ
ードデータをATM AAL−2セルに包封する。
【0035】図5の着信無料回線128を再び参照する
と、従来のPOTSサービスとは異なり、顧客宅内のC
PE910とLitespan CBA512との間に
直接のアナログ電気接続はないことが分かる。したがっ
て、呼を開始するためにハンドセットを上げてオフフッ
クにし、呼の終了後にハンドセットを戻してオンフック
するといったよく知られているPOTSの通知動作を異
なる方法を用いて着信無料回線のエンドポイント間で送
信する必要がある。この実施形態では、ATU−R11
2とゲートウェイ機能526は上記に組み込まれたIT
U勧告I.366.2に完全に準拠して特殊な通知AT
Mセル内にこの情報を符号化する。オーディオ、音声、
音声帯域データ、および回線モードデータからなる狭帯
域呼はすべてI.366.2に従って包封される。従来
のPOTS回線の場合、加入者通知はCPEのためにC
BA内の従来のPOTS狭帯域回線接続装置によってL
itespanバス上のLitespan共通制御装置
に向けて実行される。逆方向では、POTS回線接続装
置はLitespan共通制御装置から受信した通知符
号に応答して、CPEに向けて適当なアナログ通知を提
供する。図5の着信無料回線の実施形態では、CPE9
10のために共通制御装置510に向けてアナログ通知
を実行するのはゲートウェイ機能526であり、共通制
御装置510から受信した下り信号のためにCPE91
0に向けてアナログ通知を実行するのはATU−R11
2である。ゲートウェイ機能526とATU−R112
との間で搬送される通知セルは制御通知だけでなく、可
能な限りDSL回線118上での帯域使用を最小限にす
るための通知プロトコルを搬送する。
【0036】狭帯域音声、音声帯域データおよび回線モ
ードデータ伝送のための異なる情報ストリームを符号化
するパケットフォーマットおよび手順はすべてITU−
T勧告I.366.2に記載されているためここでは繰
り返さない。ただし、概して、TDM−over−AT
M経路の送信側エンドはすべてI.366.2に記載さ
れている以下の機能を少なくとも実行する。 a)音声サンプルのビットシーケンスへの符号化 b)輻輳表示などの呼および資源状態の特性に基づく音
声符号化アルゴリズムの選択 c)音声アクティビティ検出による無音圧縮と無音挿入
記述子の断続的な送信 d)タイムスロットあたり1つの8kHzオクテットの
ストリームとしての回線モードデータの透過 e)データフレームの取り出しとフラッグの除去、ビッ
トスタッフィングおよびCRC(適宜) f)ファクシミリおよびモデムトラフィック、例えば高
忠実符号化の検出および優先扱い g)多周波可聴信号からのダイヤル数字の取り出し h)回線個別通知ビットの取り出しとその遷移の分析 i)ページ制御および画像データのためのファクシミリ
のベースバンドビットへの復号化 j)アラームの検出 k)処理された信号のSSCSへの同期転送 l)ユーザ状態制御動作の要求および応答
【0037】さらに、別の実施形態では、送信側エンド
はすべてI.366.2に記載されている1つまたは複
数の以下の機能を実行できる。 a)パケット構成への符号化音声ビットの挿入 b)パケットヘッダのフィールド(例えばUUIコード
ポイントおよび長さ標識)またはパケットペイロードを
通して使用するアルゴリズムの表示 c)任意の音声アルゴリズムと同様、SIDビットの挿
入および使用するSIDの表示 d)タイムスロットに基づくパケット構成へのオクテッ
トストリームの挿入 e)誤り防止付きのパケットシーケンスへのデータフレ
ームのセグメント化 f)他の任意の音声同様、音声帯域データのための符号
化ビットの挿入と使用するアルゴリズムの表示 g)識別されたパケット構成へのダイヤル数字符号の挿
入 h)識別されたパケット構成への回線個別通知ビットの
挿入 i)このための識別されたパケット構成へのファクシミ
リベースバンドビットの挿入 j)有名なパケット構成へのアラームの挿入 k)受信側での情報ストリームの等時再構築(isochron
ous reconstruction)を支援するパケットシーケンスの
ナンバリング l)ユーザ状態制御メッセージの生成
【0038】TDM−over−ATM経路の受信側エ
ンドはすべてI.366.2に記載されている以下の機
能を実行できる。 a)パケットヘッダまたはパケットペイロードのフィー
ルドによって決定される着信パケットタイプの識別 b)遅延変動を低減するための時間に敏感なパケットの
バッファリング(デジッタッリングのための機能追加) c)ユーザへのパケット内容のタイムリな解放、例えば
旧パケットの廃棄でのシーケンス番号の手当て d)パケット構成からのアルゴリズム識別と符号化され
た音声ビットの取り出し e)ビットストリーム内の任意の回復不能なギャップの
表示 f)タイムスロットに基づくパケット構成からのオクテ
ットストリームの取り出し g)誤り検出付きのパケットシーケンスからのデータフ
レームの再構築 h)ダイヤル数字符号の取り出し i)回線個別通知ビットの遷移の取り出し j)ファクシミリベースバンドビットの取り出し k)アラームの取り出し l)ユーザ状態制御メッセージの解釈
【0039】また、受信側エンドはすべてI.366.
2に記載されている1つまたは複数の以下の機能を実行
できる。 a)情報ストリームに適用される符号化の認識 b)ユーザ復号化に起因する任意の遅延変動の除去 c)SSCSからの符号化情報の同期転送 d)無音挿入記述子によって指示される快適ノイズ生成
を含んでいる音声サンプルへの音声ビットの復号化 e)予想音声ビットがない場合の誤りの知覚的マスキン
グの試み f)タイムスロットあたり1つの8kHzオクテットの
ストリームとしての回線モードデータの再生 g)データフレームの再生とフラッグの再生、ビットス
タッフィングおよびCRC(適宜) h)ダイヤル数字符号からの多周波可聴信号の取り出し i)ビット遷移からの回線個別通知の再生 j)ベースバンドビットからのファクシミリの再変調 k)アラームの解釈 l)ユーザ状態制御動作の表示および確認
【0040】ATM AAL−2仕様によって送信側と
受信側はユーザプレーン、制御プレーンおよび管理プレ
ーン上のいくつかの可能なオプションのいずれかを選択
できる。ユーザプレーン上では、ゲートウェイ機能52
6とATU−R112は好ましくは、省略時指定の音声
CODECプロファイルとしての32バイトの64kb
psμ法則PCMおよびADPCM−32を搬送するA
AL−2を指定するATMフォーラムの事前定義された
プロファイル7を実施する。さらに、ゲートウェイ機能
526およびATU−R112はまた他の音声CODE
C実施態様をネゴシエートする総合的手段を実施する。
また、CPEとLitespanとの間のクロック同期
の省略時指定の手段がLitespanからの下り音声
セルの受信に基づく適応クロックアルゴリズムであるよ
うにCPEが設計されることが好ましい。制御プレーン
上では、ゲートウェイ機能526およびATU−R11
2は各々好ましくは省略時指定として回線個別通知方式
(CAS)をサポートする。好ましくは、各々は共通線
通知方式(CCS)もサポートし、他のサポートがCC
S機能を拡張したか否かを決定する機構を含んでいる。
CAS ABCD通知ビットはヘッダフィールドに特定
の所定値があるAAL2タイプ3(UUI=24)パケ
ット内に組み込まれる。
【0041】管理プレーン上では、ゲートウェイ機能5
26およびATU−R112は好ましくはループ開始省
略時指定サービスタイプを実施する。ATU−R112
上のPOTSポートがアウトオブサービスになるかその
他の点で提供されない場合、Litespanはそのチ
ャネル上のATU−R112からの呼の開始を単に拒絶
する。そうでない場合、CPE910の音声サービスが
LitespanとのTR−08、GR−303、また
はV.52インタフェースを介してクラス5交換機12
9によって管理される。
【0042】図14はLitespanが提供する従来
のPOTSサービスのメッセージ送受信フローを示した
図である。CPE1410はアナログリンクを介してP
OTS回線接続装置1412に接続され、POTS回線
接続装置1412は、POTS回線接続装置1412を
含んでいる特定のカードスロットに対応する加入者バス
データリンク(SBDL)を介してLitespan内
のTCP1414、共通制御装置1428との間で通知
情報を通信する。メッセージはSBDL上でPOTS回
線接続装置1412からバックプレーンバスに沿ってA
BCU1416へ、さらにTSIケーブル1418を介
して共通制御装置1428内のTSIカード1422
へ、またメッセージが着信するTCP1414に移送さ
れる。下り通知方法では逆の経路が使用される。クラス
5交換機1420への通知メッセージの場合、TCP1
414からTSIカード1422を経てTSIケーブル
1418を介してABCU1416まで標準のTR−0
8またはGR−303通知が提供される。ABCU14
16はCBA1424バックプレーンを介してDS1カ
ード1426までTDM形式で通知メッセージをルーテ
ィングし、DS1カード1426はさらにそれらのメッ
セージをクラス5交換機1420にルーティングする。
クラス5交換機1420からTCP1414への下り通
知フローは同じ経路を逆にたどる。
【0043】POTS回線接続装置1412とTCP1
414との間とTCP1414とクラス5交換機との間
のTSIケーブル1418上のデータおよび通知フォー
マットについては上記に組み込まれた米国特許第588
9773号と、上記に組み込まれたTR−08およびG
R−303仕様に詳述されているため、ここでは繰り返
さない。ただし一言だけいうと、Litespan端末
内の狭帯域トラフィックは各々が標準の電話トラフィッ
クに対応するビット指向通知プロトコルの移送を可能に
する8個の125マイクロ秒フレームを有する1ミリ秒
のスーパーフレームに入れて搬送される。各フレームは
32バイトのタイムスロットデータストリームを含んで
いる加入者バスインタフェース(SBI)フォーマット
を有し、各タイムスロットのバイトは16ビットの交互
配置データフォーマットを有し、2つの別々のビットが
交互に配置されたデータストリームがSBIフォーマッ
トによってサポートされる。16ビットの交互配置デー
タフォーマットの奇数のビット位置は実際に移送される
狭帯域データ(帯域内および帯域外データ)を搬送し、
TSIケーブル上では偶数ビット位置は使用されない。
CBA1424のバックプレーン上では、奇数のビット
位置は上りADSLデータを搬送するために使用され
る。SBIフォーマットは内部システム通信と、24の
DS−0信号または1つのVT1.5信号のための帯域
外ビット指向通知プロトコルを備えたユーザ情報を搬送
する。
【0044】SBIフォーマットの32バイトのタイム
スロットデータストリームは予約バイトR、ビット指向
通知バイトSIG、内部データリンクバイトSQR(サ
ービス要求)、フレーミングバイトの各オーバヘッドチ
ャネルとディジタル信号レベルゼロ信号(DS0)チャ
ネルバイト01−24に分割される。24のDS0デー
タチャネルバイトは音声搬送時にパルス符号変調フォー
マットで搬送される。それらのバイトは、125マイク
ロ秒フレームを介してオーバヘッドチャネルを配布し、
ディジタル信号レベル1(DS1)信号への変換時に最
小限のバッファリングが可能なように、3つのチャネル
の組からなる125マイクロ秒フレームを介して配布さ
れる。DS0チャネルバイトのデータは、POTS回線
カードが取り外されたか見つからない時にノイズが少な
いパルス符号変調を提供するために、音声搬送時に反転
された標準μ法則フォーマットのSBIフォーマットに
変換される。ビット指向通知バイトSIGはT1システ
ム上で使用される標準ABまたはABCD通知プロトコ
ルを移送して4ステートおよび16ステート通知モード
と上記に組み込まれたベルコアTR−08仕様に記載の
一意的な通知モードをサポートする。データリンクバイ
トSRQおよびSBDLはTCP1414との通信機能
を提供する。各スーパーフレームの境界を識別するため
にスーパーフレームの8番目のフレームのRおよびSR
Qバイト内で一意的なバイト値が移送される。
【0045】図15はLitespan端末内の着信無
料回線ループエミュレーションサービスで実行されるメ
ッセージ送受信のフローを示す。図15を参照すると、
Litespan共通制御装置1518内のATU−R
1514とTCP1516との間のメッセージチャネル
1512について以下に説明する。通知方式情報はLi
tespan CBA1524のABCU1522内の
ATU−R1514とゲートウェイ1520との間の移
送について前述したAAL2 ATMセル内に包封され
る。ATMセルはATU−R1514とADLU151
8との間のADSLリンク1526上で移送され、次い
でCBAバックプレーンバス上でCBA1524内のA
BCU1522に移送される。ATM経路はゲートウェ
イ1520で終端するが、メッセージ経路は共通ABC
U SBI/SBDL制御チャネルを介してTSIケー
ブル1418を経てTCP1516まで延びている。T
CP1516とクラス5交換機1528との間の通知に
は変更がない。下り通知フローは同じ経路を逆にたど
る。
【0046】図16は図14の構成を用いた従来のTR
−08発呼フローを示す簡単化したはしご図である。時
間1610で、顧客が電話機1410をオフフックする
と、電気回路の閉成がPOTS回線接続装置カード14
12によって検出され、次いでPOTS回線接続装置カ
ード1412は帯域外Litespan通知を介して、
TCP1414経由でDS1カード1426にオフフッ
クメッセージを送信し、次いでDS1カード1426は
オフフック通知状態をクラス5交換機1420に送信す
る。時間1612で、クラス5交換機1420は、Li
tespanからのオフフック信号に応答して、発信音
をDS1カード1426に送信する。DS1 1426
は発信音を回線カード1412に返送し、回線カード1
412は発信音を電話機1410に送信する。時間16
14で、顧客は電話機1410で数字をダイヤルし、ダ
イヤルされた数字はクラス5交換機1420まで送信さ
れる。次いで時間1616でクラス5交換機1420と
電話機1410との間にエンドツーエンドの呼が確立さ
れる。最後に、会話が終了すると、顧客は電話機141
0を切る(時間1618)。電気的に開いた回路がPO
TS回線接続装置カード1412によって検出され、P
OTS回線接続装置カード1412はLitespan
帯域外通知を介してオンフック通知をDS1カード14
26に送信し、DS1カード1426は最終的にオンフ
ック信号をクラス5交換機1420まで送信する。DS
1カードからクラス5交換機へのオンフックおよびオフ
フック信号通知は帯域内通知である。TCP1414
は、POTSカード1412からDS1カード1426
への適切なタイムスロットのマッピングを提供する場合
を除き、クラス5交換機と電話機1410との間のメッ
セージ送受信には全く介入しない。
【0047】図17は図15の着信無料回線構成を用い
たPOTS電話機1510からの発呼フローを示す簡単
化したはしご図である。ステップ1710で、顧客は電
話機1510の受話器をオフフックにする。ステップ1
712で、ATU−R1514はオフフック状態を検出
してそれを前述のようにAAL2 ATMパケットを介
してゲートウェイ1520に知らせる。ゲートウェイ1
520はATM経路を終端し、前述のようにABCU
SBDLを介してオフフック通知をLitespan
TCP1516に送信する(ステップ1714)。ステ
ップ1716で、ゲートウェイ1520はまたLite
span帯域外A/B通知を介してTCP1516を経
由してDS1カード1530にオフフックメッセージを
発信する。DS1カード1530はステップ1610
(図16)のように帯域内通知を介してクラス5交換機
1528にオフフックを知らせる。クラス5交換機15
28がオフフック信号を処理している間、ATU−R1
514は電話機1510に無音を提供する(ステップ1
718)。また、ステップ1720で、Litespa
n TCP1516はこの呼のTSIタイムスロットを
割り当て、この割り当てをゲートウェイ1520に送信
する。タイムスロット割り当てメッセージがゲートウェ
イ1520によって受信されると、ゲートウェイ152
0はAAL2通知を介してその旨をATU−Rに知らせ
(ステップ1722)、ATU−R1514とゲートウ
ェイ1520との間のAAL2音声パケットが開始でき
る。
【0048】結局、ステップ1724で、クラス5交換
機1528はDS1カード1530を介して接続メッセ
ージをLitespan TCP1516に返送し、ク
ラス5交換機1528から電話機1510まで帯域内発
信音を送信する(ステップ1726)。次いでクラス5
交換機1528と電話機1510との間でAB通知監視
が実行される(ステップ1728)。次いでダイヤル数
字と音声データが前述の方法で電話機1510とクラス
5交換機1528との間で送信される(ステップ173
0)。
【0049】図18はクラス5交換機1420へのGR
−303インタフェースを用いた図14の構成での従来
の発呼を示す簡単化されたはしご図である。時間181
0で、電話機1410がオフフック状態になる。POT
S回線カード1412はこの状態を検出してLites
pan TCP1414にオフフックSBDLメッセー
ジを送信し、次いでLitespan TCP1414
はインタフェースグループ(IG)タイムスロット管理
チャネル(TMC)を介してクラス5交換機1420に
チャネル設定要求メッセージを送信する。時間1812
で、クラス5交換機1420はDS1カード1426を
介してIG TMC設定確認メッセージをTCP141
4に返送し、新しい呼のDS0割り当てを示す。クラス
5交換機は時間1814でLitespan TCP
1414に接続メッセージを送信する。TCP1414
はPOTSカード1412のDS0をクラス5交換機に
よって割り当てられたクラス5のDS1タイムスロット
に交差接続する。時間1816で、クラス5交換機は発
信音を送信する。TCP接続が確立され、DS1カード
1426とPOTS回線接続装置カード1412との間
でABCD経路監視が実行される。電話機1410はダ
イヤル数字を帯域内でクラス5交換機まで送信し、エン
ドツーエンド呼が確立され、最終的に時間1822で顧
客は電話機1410の受話器をオンフックに戻す。PO
TS回線接続装置1412はPOTSカード1412の
SBDLタイムスロットを介してTCP1414にオン
フック表示を送信する。次いでTCP1414は通信経
路を解放してPOTS回線を空き状態にする。またTC
P1414はDS1カード1426にオンフック状態を
クラス5交換機1420に知らせるように指示する。
【0050】図19は、Litespanとクラス5交
換機1528との間のインタフェースがGR−303イ
ンタフェースである図15の着信無料回線構成での発呼
を示す簡単化したはしご図である。ステップ1910
で、顧客は電話機1510をオフフックにする。ステッ
プ1912で、ATU−R1514はオフフック状態を
検出してそれを前述のようにAAL2セル上のA/B通
知を介してゲートウェイ1520に知らせる。ステップ
1914で、ゲートウェイ1520は図17に示すよう
にABCUのSBDLを介してLitespan TC
P1516にオフフックをさらに送信する。その間、A
TU−R1514は電話機1510に無音を送信する
(ステップ1916)。ステップ1918で、Lite
span TCP1516はSBDLを介してDS1カ
ード1530にチャネル設定要求を送信し、DS1カー
ド1530はTMCメッセージングDS0を介してこの
要求をクラス5交換機1528に送信する(ステップ1
918および1920)。クラス5交換機1528はT
MC設定確認メッセージと接続メッセージとで応答する
(ステップ1922および1924)。ただし、Lit
espan TCP1516は、これらのメッセージを
待つことなく、独自のタイムスロット割り当てをゲート
ウェイ1520に提供する(ステップ1926)。ステ
ップ1928でタイムスロット接続メッセージがゲート
ウェイ1520からATU−R1524に送信され、A
TU−R1514とゲートウェイ1520との間でAA
L2音声パケットの送信が開始される。接続メッセージ
がLitespan TCP1516によって受信され
ると(ステップ1924)、帯域内発信音がクラス5交
換機1528から電話機1510まで送信され(ステッ
プ1930)、AB通知監視が実行され(ステップ19
32)、電話機1510とクラス5交換機1528との
間でダイヤル数字および音声データが送信される(ステ
ップ1934)。最後に、顧客は受話器をオンフックに
戻す(ステップ1936)。
【0051】本明細書に記載のLitespan端末が
ゲートウェイ機能を実施する際に用いるハードウェアお
よびソフトウェアについて以下に説明する。該当する機
能とハードウェア装置の大半は上記に組み込まれたNa
ttkemper他の米国特許第5953318号に詳
述してあるのでここでは繰り返さない。その代わりに、
本明細書ではそのシステムのある種の変更についてのみ
記述する。
【0052】図2はLitespan CBA2010
の該当する態様のブロック図である。図2は1つのAT
Mバンク制御装置(ABCU)カード22と複数の非同
期ディジタル加入者線(ADSL)回線カード24とを
含んでいる。本明細書ではADSL回線カード24は非
同期ディジタル加入者線プロトコルに関して記載されて
いるが、ADSL回線カード24はその代わりに他の適
切な伝送プロトコルで実施してもよい。一般の下り動作
では、Litespan CBA2010はATM交換
機ファブリック25でATMセルを受信する。ATM交
換機ファブリック25はループ(ADSL)ポート、ネ
ットワークポートならびにアップチェインポートおよび
ダウンチェインポート間でATMセルをルーティングす
る。ADSLポートはADSL回線カード24上に位置
する。そのようなカードは各々ATMセルを取り出して
ATMセルが適当なADSL伝送フォーマットに変換さ
れて遠隔装置(図2に示さず)に送信される送受信機2
8に提供するバスインタフェース27を含んでいる。遠
隔装置は、送受信機、物理層装置、セグメント化および
再セグメント化装置またはその他の適当な装置およびユ
ーザインタフェースを介してADSL回線カード24か
ら受信したADSL送信データを処理して、エンドユー
ザに送信する。
【0053】ABCUカード22はまたDLCシステム
15などの交換装置を介してTDM交換機13からTS
Iケーブル34上でTDM下りトラフィックを受信でき
る。ABCUカード22は、TDMトラフィックをSB
Iフォーマットに変換するタイムスロット割り当て装置
(TSA)35(本明細書ではTSIマッピング装置と
も呼ぶ)を含んでいる。SBIフォーマットのTDMト
ラフィックはSBIセレクタ36に提供され、適当なA
DSL回線カード24に送信され、さらにエンドユーザ
に送信される。
【0054】上り方向では、ADSL回線カード24は
遠隔装置からのADSLまたは狭帯域伝送データを受信
し、この伝送データをバスインタフェース27で適当な
ATMまたはTDMトラフィックストリームに乗せる。
ATMおよびTDMトラフィックストリームはTDMト
ラフィックをタイムスロット割り当て装置35に提供
し、ATMトラフィックをATM交換機ファブリック2
5に提供するために該当するSBIセレクタ36に送信
される。
【0055】ABCU22はまたゲートウェイ機能20
14を含んでいる。ゲートウェイ2014はATMイン
タフェース2016と、TDMインタフェース2018
と、ゲートウェイ制御装置2022へのインタフェース
2020とを有する。ゲートウェイ2014のATMイ
ンタフェース2016は任意のバスインタフェース26
とSBIセレクタ36がATM交換機ファブリック25
とインタフェースをとるのと同じ方法でATM交換機フ
ァブリック25とインタフェースをとる。ゲートウェイ
2014のTDMインタフェース2018は狭帯域TS
A35が任意のSBIセレクタ36とインタフェースを
とるのと同じ方法で狭帯域TSA35とインタフェース
をとる。ゲートウェイ2014は、ゲートウェイATM
インタフェース2016と任意のATU−R(図2には
示さず)との間に接続されたVCに適合する着信無料回
線サービスのマッピングを、一方ではTSA35のTD
M交換機割り当てに設定し、他方ではTDM交換機13
に設定する。ゲートウェイ制御装置2022内で実行さ
れているソフトウェアはLitespan共通制御装置
からの交換/呼提供コマンドに応答して、そのようなマ
ッピングを確立する。TDM交換機13へのGR−30
3インタフェースの場合、Litespan共通制御装
置ソフトウェアはGR−303 CRVをSBIチャネ
ルに割り当てる。
【0056】図2のファームウェア内のABCUゲート
ウェイ2014は標準プロファイルに基づいてゲートウ
ェへのいくつかの(例えば256個の)同時接続のため
のDSPチップでAAL2包封化と音声処理とをサポー
トする。ABCUゲートウェイ2014はまたすべての
着信無料回線接続についてネットワークエコー消去と圧
縮およびエコー消去への交換アクセスを実行する。AB
CUゲートウェイ2014およびATU−Rはさらにフ
ァックス音認識と呼の継続中のアクセス切り戻しを予約
するCPE方向の64kbpsへの動的な切替えをサポ
ートする。両方向における無音圧縮もサポートされる。
ゲートウェイ2014はまたダイヤルパルスおよびタッ
チトーンCPE通知の上りCAS数字メッセージと、G
R−303/TR−08帯域内可聴音再生とを認識す
る。
【0057】ATMインタフェース2016は方向ごと
に半分に分割されている。それぞれの半分のインタフェ
ースは上記に組み込まれたUtopia仕様に記載され
ているUtopiaインタフェース仕様に適合する。こ
のUtopiaインタフェース仕様は以下の特性を有す
る。Utopiaレベル2、16ビットデータ交換(1
6ビット入力、16ビット出力)、32.768MHz
クロック、MultiPHY(物理層マルチプロトコ
ル)、ゲートウェイ2014には1アドレスを割り当
て、ポーリングあり−1送信セルと1受信セルが使用可
能、2つの転送クロック(1つが内部、1つが外部)。
このUtopiaインタフェース仕様はまたセルレベル
ハンドシェークを使用し、負荷は4PHY(物理層プロ
トコル)、1ATM層である。
【0058】TDMインタフェースはゲートウェイ20
14をLitespanのTSIケーブルに接続する。
これらのケーブルはCBA内の回線接続装置スロットか
らCCA内のTSIカードにTDM音声、電話通知およ
びSBDL通信チャネルを送信する。各TSIケーブル
は60のSBIストリームを搬送し、1本のケーブルが
各回線接続装置スロットへの送信用で、もう1本のケー
ブルが各回線接続装置スロットからの受信用である。普
通、各SBI上で搬送される24のTDM音声データタ
イムスロットは割り当てられた回線接続装置スロットか
らのTDM音声サンプルを搬送する。これらのSBIは
Litespanのマスタクロックに同期され、フレー
ム開始を示すフレーム同期パルスを使用する。VoDS
LはこれらのSBI内の未使用のタイムスロットを用い
て着信無料回線の音声サンプルをCCAとの間で交換す
る。
【0059】上り方向では、ゲートウェイ2014はデ
ィジタル化された着信無料回線の音声サンプル(64K
Hz、μ法則PCM)をFPGA/ASICに提供し、
FPGA/ASICは音声サンプルをSBIストリーム
に乗せる。下り方向では、ゲートウェイ2014はディ
ジタル化された音声サンプル(64KHz、μ法則PC
M)を該音声サンプルをSBIストリームから取り出し
たFPGA/ASICから受信する。
【0060】上りTDMインタフェースは外部から供給
される同期したクロックで制御される多数のシリアル出
力からなる。シリアルストリームは外部から提供される
125マイクロ秒のフレーム同期信号に同期している。
下りTDMインタフェースは外部から供給される同期し
たクロックで制御される多数のシリアル入力からなる。
シリアルストリームは外部から提供される125マイク
ロ秒のフレーム同期信号に同期している。インタフェー
スは対称である。すなわち、送信と受信とが同じ音声チ
ャネルの同じタイムスロットを使用する。
【0061】ゲートウェイ2014とゲートウェイ制御
装置2022との間のマイクロプロセッサ物理インタフ
ェースはABCUのマイクロプロセッサがゲートウェイ
2014を構成し、試験し、ステータスを確認し、これ
とメッセージを交換するための手段である。プログラム
コードはゲートウェイ2014のメモリ内にダウンロー
ドして実行することができる。
【0062】音声接続および要求ステータスを提供し、
構成し、使用可能にし、使用不能にする通常の動作中に
ABCUのマイクロプロセッサから呼提供および構成メ
ッセージがゲートウェイ2014へ送信される。これよ
りも関連性があるメッセージについて以下に説明する。
ギリシャ文字は変数である値を示す。・ 呼提供メッセ
ージを用いて特定のVVC(仮想音声接続)が構成され
る。
【0063】呼参照βのVPI、VCIおよびCIDに
使用するビット数 呼参照βはVCI=ρ、VCI=σ、CID=τを使用
する。
【0064】呼βの音声プロファイルを1または7また
はhybridに設定する。
【0065】呼βのCODECをPCMまたはADPC
Mに設定する。
【0066】呼βのエコーキャンセラをonまたはof
fに設定する。
【0067】呼βの初期受信(上り)ABCD通知状態
をΨに設定する。
【0068】呼βの初期受信(下り)ABCD通知状態
をΨに設定する。
【0069】呼βのファックス/モデムトーン検出およ
び自動CODEC切替えを使用可能または使用不能にす
る。
【0070】呼βの受信CODECに一致するように自
動CODEC切替えを使用可能または使用不能にする。
【0071】呼参照βの下りSID(無音挿入記述子)
を使用可能または使用不能にする。
【0072】使用可能時に、呼参照βのSIDセルをγ
ミリ秒ごとに送信する。
【0073】呼参照βはSID値ωを使用する。 ・ 呼参照βの呼を設定する(通知ビットはこの呼が活
動状態になることを示す)。 ・ 呼参照βを破棄する(通知ビットはこの呼が終了し
たことを示す)。 ・ 呼参照βからABCUマイクロプロセッサへのステ
ータスメッセージの送信を使用可能または使用不能にす
る。
【0074】通常動作中には、ステータスを提供し障害
を報告するメッセージも上記のメッセージに応答して、
ゲートウェイ2014からABCUのマイクロプロセッ
サに送信される。ゲートウェイ2014からABCUの
マイクロプロセッサに送信されるより関連性があるメッ
セージには以下に示す呼ステータスメッセージなどがあ
る。 ・ 呼参照βがTDMタイムスロットγに割り当てられ
る(SBIからゲートウェイ2014に、また逆方向に
呼を割り当てる方法をABCUのマイクロプロセッサに
指示する)。 ・ 呼参照βの音声プロファイルが1または7またはh
ybridに設定されている。 ・ 呼参照βのCODECがPCMまたはADPCMに
設定されている。 ・ 呼βのエコーキャンセラがonまたはoffであ
る。 ・ 呼に関してファックスまたはモデムトーンが検出さ
れていない。 ・ 呼参照βの現在の受信(上り)ABCD通知状態が
Ψである。 ・ 呼参照βの現在の送信(下り)ABCD通知状態が
Ψである。
【0075】ゲートウェイ2014は下りメッセージと
上りメッセージの両方についてAAL2 SAR(セグ
メント化および再組み立て)機能を実行する。下りメッ
セージの場合、ABCUのマイクロプロセッサはメッセ
ージをゲートウェイ2014に送信し、ゲートウェイ2
014はメッセージをAAL2 PDU(プロトコルデ
ータ単位)にフォーマットし、ATMセルストリーム内
に挿入する。ABCUのマイクロプロセッサは時間を追
跡して特定の時間間隔で送信すべきメッセージ(CAS
keep aliveメッセージなど)を開始する。
より関連性があるメッセージについて以下に説明する。 ・ 送信するAAL2 CASメッセージ 下りABCD通知は変更されるとき、ABCUマイクロ
プロセッサはゲートウェイ2014にCAS通知セルを
送信するように促す。これらのセルは5ミリ秒間隔で3
回送信される。ゲートウェイ2014は第2および第3
のメッセージを自動生成し、5ミリ秒間隔で送信する。
ゲートウェイ2014は最大1024の提供されたチャ
ネルごとに自動的に5秒のCAS keep aliv
eメッセージを生成する。 ・ 送信するAAL2アラームメッセージ ・ 送信するAAL2ステータスメッセージ(CO−I
WF<−>CP−IWF内蔵動作チャネル(EOC)を
含んでいる) 上りメッセージの場合、ゲートウェイ2014はHEC
を介してATMヘッダの妥当性検査をし、HECを介し
てAAL2ヘッダの妥当性検査をし、CRCを介してA
AL2タイプ3PDUの妥当性検査をし、CAS通知の
場合を除き、ゲートウェイが所属するVVCに加えてA
BCUのマイクロプロセッサに送信する。ABCUのマ
イクロプロセッサは任意の1回でゲートウェイ2014
から受信するはずの最大数のメッセージをバッファリン
グするのに十分な待ち行列の空間を確保する。より関連
性があるメッセージについて以下に説明する。 ・ 受信AAL2CASメッセージ ゲートウェイ2014は1024上りチャネルのすべて
の現在の通知状態のテーブルを保守する。各テーブル項
目の初期状態が提供される。ゲートウェイ2014はC
ASメッセージが状態変化を示している時にのみABC
Uマイクロプロセッサに知らせる。ゲートウェイ201
4は3つの冗長メッセージが受信されない場合、3つの
冗長メッセージのABCDビットが一致しない場合、ま
たCASkeep aliveメッセージが5秒ごとに
受信されない場合、ABCUマイクロプロセッサに知ら
せる。
【0076】ゲートウェイ2014がビットを通知中の
チャネルの状態を変更するといつでも、ゲートウェイ2
014は新しい通知ビットをマイクロプロセッサに送信
して共に同期が失われないようにする。
【0077】CP−IWF(顧客宅内網間接続機能、例
えばIAD)は通知状態の変化をCO−IWFに送信す
る前に通知状態の変化をデバウンスするので、ゲートウ
ェイ2014はこの機能を実行する必要がない。その代
わりにゲートウェイ2014は受信したすべての通知状
態の変化をABCUのマイクロプロセッサに送信する。
通知状態は比較的ゆっくりと(最大20パルス/秒)変
化するので、通知状態は3つの冗長CAS通知セルが送
信される15ミリ秒の間には変化しない。ゲートウェイ
2014は以下のアルゴリズムに従って動作する。
【0078】3つのCAS通知PDU(redunda
ncyフィールドに示されている)のうち最初のPDU
を受信する。
【0079】・ 第1、第2または第3のPDUフラグ
が原因で変化した3つの通知状態をリセットする。
【0080】・ タイプ3メッセージのCRCの結果が
不良の場合、メッセージを廃棄してエラーカウンタをカ
ウントアップする。
【0081】・ あるいはABCD通知ビットが現在の
状態と異なる場合、新しいABCDビットをABCUマ
イクロプロセッサに送信し、新しいABCDビットをゲ
ートウェイ2014内に記憶する。
【0082】第1のCAS PDUが原因で変化した通
知を示すフラグを立てる。
【0083】・ あるいは通知状態が変化していないの
で何もしない。
【0084】・ 終了 3つのCAS通知PDU(redundancyフィー
ルドに示されている)のうち第2のPDUを受信する。
【0085】・ タイプ3メッセージのCRCの結果が
不良の場合、メッセージを廃棄してエラーカウンタをカ
ウントアップする。
【0086】・ あるいはABCD通知ビットが現在の
状態と異なる場合、第2のCAS PDUが原因で変化
した通知を示すフラグを立てる。
【0087】新しいABCDビットをABCUマイクロ
プロセッサに送信し、新しいABCDビットをゲートウ
ェイ2014内に記憶する。
【0088】・ あるいは通知状態が変化していないの
で何もしない。
【0089】・ 終了 3つのCAS通知PDU(redundancyフィー
ルドに示されている)のうち第3のPDUを受信する。
【0090】・ タイプ3メッセージのCRCの結果が
不良の場合、メッセージを廃棄してエラーカウンタをカ
ウントアップする。
【0091】・ あるいはABCD通知ビットが現在の
状態と異なる場合、第3のCAS PDUが原因で変化
した通知を示すフラグを立てる。
【0092】新しいABCDビットをABCUマイクロ
プロセッサに送信し、新しいABCDビットをゲートウ
ェイ2014内に記憶する。
【0093】・ 複数のCAS PDUが設定されてい
るために通知状態を示すフラグが変化した場合、エラー
メッセージをABCUマイクロプロセッサに送信し、
「signaling changing too o
ften」エラーカウンタをカウントアップする。
【0094】・ 終了 受信AAL2アラームメッセージ 受信AAL2ステータスメッセージ ゲートウェイはATM接続のエンドポイントであるた
め、ゲートウェイはOAM(運用および保守)F4およ
びF5ループバックセルを検出し、それらをマイクロプ
ロセッサに送信する。ゲートウェイはまた(ATM U
topiaインタフェースからABCUの交換機ファブ
リックに向けて)マイクロプロセッサから受信したOA
Mセルを送信する。
【0095】図10はATMフォーマットとTDMフォ
ーマットの間の変換に関してゲートウェイ2014の様
々な構成要素によって実行される機能を示す。ゲートウ
ェイはDSP(ディジタル信号プロセッサ)アレイ21
12内にn個のDSPコアを含んでいるDSP装置21
10を含んでいる。ATMからTDMフォーマットへ変
換する場合、着信AAL2セルはUUIフィールドに基
づいてATMインタフェース論理2111によってルー
ティングされる。音声セルはDSPアレイ2112内の
DSPコアの適当な1つにルーティングされる。DSP
コアは本明細書に記載のようにセルを処理し、PCM音
声帯域サンプルを取り出してTDMインタフェース論理
2017を介してTDMインタフェース2018からS
BIマルチプレクサ2113に送信する。ATMインタ
フェース論理2111は通知状態、ステータス、アラー
ム(AAL2タイプ3の場合)およびOAMセルをDS
P装置2110からゲートウェイ制御装置2022にル
ーティングする。ゲートウェイ制御装置2022はチャ
ネルごとにABCD通知ビットを取り出し、SBIマル
チプレクサ2113のマイクロプロセッサインタフェー
スに送信する。SBIマルチプレクサ2113は個々の
回線接続装置24(図2)に向けてSBI上でDS0を
多重化し、ゲートウェイ制御装置2022から通知状態
を挿入する。ゲートウェイ制御装置2022はまたDS
P装置2110内のATM VC/CID(呼ID)か
らDSPへのマッピングをプログラミングし、さらにS
BIマルチプレクサ2113内のDSPからSBIへの
マッピングをプログラミングする。
【0096】TDMからATMフォーマットへの変換で
は、TSIケーブル34からのTDMデータがSBIマ
ルチプレクサ2113に提供され、SBIマルチプレク
サ2113は通知状態を取り出して個々の入力DS0を
DSP装置2110内の適当なDSPコアに対応させ
る。音声帯域データはDSP装置2110のTDMイン
タフェース2018に送信される。DSP装置2110
内のTDMインタフェース論理2017はDSPアレイ
2112内のDSPコアの適当な1つに音声帯域データ
を提供し、該DSPコアはTDMデータを本明細書に記
載のように処理する。DSPコアの出力はATMインタ
フェース論理2111に提供され、ATMインタフェー
ス論理2111はデータをAAL2セルに組み立てる。
ATMインタフェース論理2111はセルヘッダに記入
するためにDSPからVC/CIDへのマッピングを保
守する。SBIマルチプレクサ2113はTSIケーブ
ルからの通知情報をゲートウェイ制御装置2022にル
ーティングし、ゲートウェイ制御装置2022は共通制
御装置からのどのABCD通知ビットもDSP装置21
10内のAAL2セル組み立て機能に送信する。ゲート
ウェイ制御装置2022はDSP装置2110内のDS
PからVC/CIDへのマッピングをプログラミングす
る。帯域内データを搬送するAAL2 ATMセルは帯
域外データを搬送するATMセルと多重化され、ゲート
ウェイATMインタフェース2016から外に送信され
る。
【0097】図12は上り着信無料回線の伝送に関する
ゲートウェイ2014のある種の機能を示す図である。
ADLU24(図2)からのvoice−over−A
AL2セルがATM交換機ファブリック25に提供さ
れ、ATM交換機ファブリック25はそれらのセルをゲ
ートウェイ2014のATMインタフェースにルーティ
ングする。ゲートウェイ2014は音声帯域データのA
AL2セグメント化および再組み立て(SAR)を実行
する。出力データはトランスコーダ2310内でADP
CMからPCMに(まだPCMフォーマットになってい
ない場合)変換され、次いでq個のSBI待ち行列23
14の適当な1つに提供される。次いでゲートウェイ2
014はエコーキャンセラ2316内で近端のエコー消
去を実行し、その出力をゲートウェイ2014のTDM
インタフェース2018に提供する。
【0098】図13はゲートウェイ2014内で着信無
料回線の下り伝送について実行される音声処理を示す図
である。SBIからのPCMデータはTDMインタフェ
ース2018を介してゲートウェイ2014に提供され
る。エコーキャンセラ2316内で近端エコーが消去さ
れる。その出力はトランスコーダ2314に提供され、
トランスコーダ2314は任意選択としてPCMデータ
をADPCMデータに変換する。次いでこのデータはq
個のSBI待ち行列2312(ABCU22によってサ
ポートされる着信無料回線ごとに1つずつ)の適当な1
つに提供され、その出力はAAL2セグメント化および
再組み立て装置2312に提供される。AAL2 SA
R装置はATMインタフェース2016を介してATM
交換機25にATM音声セルを提供する。ATM交換機
25はvoice−over−AAL2セルを適当なA
DLU24(図2)にルーティングする。
【0099】図3、4および11はアクセス管理システ
ム(AMS)98を示す図である。AMS98はPOT
Sの統合DLC/DSLAM/ゲートウェイ114のゲ
ートウェイとTDMとATMルーティング機能、データ
および着信無料音声サービスを管理する単一要素の管理
システムである。AMS98は、とりわけ、Lites
panシステム内の各ネットワーク要素を管理するのに
必要な情報に関係が深い。これはLitespanシス
テム内のネットワーク要素機能と各ネットワーク要素の
物理的態様を管理するのに必要な情報を含んでいる。A
MS98はまた物理的かつ論理的にアクセスネットワー
クを表す情報を追跡する。特に、AMS98はネットワ
ーク要素エンティティの各々がどのように関係し、トポ
グラフィの観点から相互接続され、エンドツーエンドの
接続性を提供し、保持するように構成されているかを認
識している。接続性を管理するために、AMS98を用
いてユーザはLitespanシステムを介してATU
−RからLitespanシステム内のABCUのうち
の1つの上のゲートウェイまでPVCおよびPVPを提
供することができる。前述したように、所与の着信無料
回線についてサービスを実行するゲートウェイは物理的
に顧客宅に接続されたADLUを含んでいるCBA内に
ある必要はない。ゲートウェイは同じLitespan
端末内の別のCBA内のABCU上にあってもよく、ま
たは中央局端末内のCBA上にあってもよい。AMS9
8はまた本発明の理解にとっては重要でない多数の追加
の要素管理およびネットワーク管理機能を実行する。
【0100】本明細書で使用する、所与の信号、イベン
トまたは値は、それに先行する信号、イベントまたは値
が所与の信号、イベントまたは値に影響を与えている場
合には、先行する信号、イベントまたは値が所与の信号
に「反応する」。介入する処理要素、ステップまたは時
間間隔がある場合、所与の信号、イベントまたは値は同
じく先行する信号、イベントまたは値に「反応する」こ
とがある。介入する処理要素またはステップは複数の信
号、イベントまたは値を組み合わせている場合、処理要
素またはステップの信号出力は、信号、イベントまたは
値の入力の各々に「反応する」と考えられる。所与の信
号、イベントまたは値がそれに先行する信号、イベント
または値と同じ場合、これは所与の信号、イベントまた
は値がまだそれに先行する信号、イベントまたは値に
「反応する」と考えられる堕落したケースにすぎない。
所与の信号、イベントまたは値の別の信号、イベントま
たは値への「依存性」も同様に定義される。
【0101】本発明の好ましい実施形態の以上の説明は
例示と説明のためであって、網羅的なものではなく、ま
た本発明を開示された形式どおりに限定するものでもな
い。本発明について多数の変更および変形が可能である
ことは当業者には明らかであろう。特に、例えば、本明
細書に記載のループエミュレーションサービスはATM
インタフェース上で提供されるが、そのようなサービス
は、IP、IP−over−ATM、およびフレームリ
レー(FR)を含んでいる、ただしこれに限定はされな
い他のタイプのパケット/セル移送を介して別法として
または追加的に提供することができることが理解され
る。一実施形態では、本明細書に記載の統合ゲートウェ
イはTDMとATM移送間の変換からTDMと異なるパ
ケット/セル移送間の変換への機能を変更するのにソフ
トウェア/ファームウェアの再プログラミングしか必要
でない。これらの変更に加えて、ただしこれには限定さ
れないが、本特許出願の背景の節に記載され、提案され
または参照として組み込まれている任意の、またすべて
の変形は本明細書で本発明の実施形態の説明に参照とし
て具体的に組み込まれている。本明細書に記載の実施形
態は本発明の原理とその実際の応用を最もよく説明する
ために選択されて記載され、それによってその他の当業
者が本発明を様々な実施形態に関して、また考えられる
特定の使用法に適した様々な変更と共に理解することを
可能にしている。本発明の範囲は首記の特許請求の範囲
とその等効請求項に記載する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のネットワークアーキテクチャを記号的に
示す図である。
【図2】図5のLitespan CBAの該当部分の
ブロック図である。
【図3】本発明の機能を組み込んだLitespanシ
ステムの各部を示す図である。
【図4】本発明の機能を組み込んだLitespanシ
ステムの各部を示す図である。
【図5】本発明の機能を組み込んだLitespanシ
ステムの各部を示す図である。
【図6】本発明の機能を組み込んだLitespanシ
ステムの各部を示す図である。
【図7】本発明の機能を組み込んだLitespanシ
ステムの各部を示す図である。
【図8】本発明の機能を組み込んだLitespanシ
ステムの各部を示す図である。
【図9】通信プロトコルを記号的に示す図である。
【図10】図2のゲートウェイによって実行される機能
を示す図である。
【図11】本発明の機能を組み込むために変更された図
1のネットワークアーキテクチャを記号的に示す図であ
る。
【図12】図2のゲートウェイによって実行される機能
を示す図である。
【図13】図2のゲートウェイによって実行される機能
を示す図である。
【図14】従来のLitespan端末を介したメッセ
ージ送受信のフローを記号的に示す図である。
【図15】本発明の一態様に従って変更されたLite
span端末を介したメッセージ送受信のフローを記号
的に示す図である。
【図16】TR−8接続の場合の図14の構成を用いた
発呼フローを示すはしご図である。
【図17】本発明の態様を実施するための図16のはし
ご図の変形形態を示すはしご図である。
【図18】GR−303接続の場合の図14の構成を用
いた発呼フローを示すはしご図である。
【図19】本発明の態様を実施するための図18のはし
ご図の変形形態を示すはしご図である。
【符号の説明】
98 AMS 110 データネットワーク 112 ATU−R 116、119 スプリッタ 120 ATMネットワーク 128 TDMポート 133 ローカルサービスプロバイダの中央局 310 Litespan中央局端末(COT) 312 (プロバイダの)中央局 318 DSLAM 320、322、324 ゲートウェイ機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチヤード・ビー・ジヨールガー アメリカ合衆国、カリフオルニア・94928、 ローナート・パーク、マグノリア・アベニ ユー・1401 (72)発明者 トーマス・エイチ・ニール アメリカ合衆国、カリフオルニア・94954、 ペタルマ、マツツエン・ランチ・サーク ル・1927 (72)発明者 モワフアク・テイ・ミダーニ アメリカ合衆国、カリフオルニア・94954、 ペタルマ、フアルコン・リツジ・2006 (72)発明者 ジエフリー・ビー・メンデルソン アメリカ合衆国、カリフオルニア・94954、 ペタルマ、グリーンウイツチ・ストリー ト・526 (72)発明者 ポール・フランセシーニ アメリカ合衆国、カリフオルニア・94952、 ペタルマ、マグノリア・アベニユー・1485 (72)発明者 オサマ・バーガツト アメリカ合衆国、カリフオルニア・94952、 ペタルマ、カンブリツジ・レイン・259 (72)発明者 リントン・オウルド アメリカ合衆国、カリフオルニア・94928、 ローナート・パーク、マシアス・ストリー ト・1527

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットタイプのインタフェースを含ん
    でおり、TDMタイプのインタフェースを含んでおり、
    さらにパケットタイプのインタフェースとTDMタイプ
    のインタフェースとからなるグループのメンバである第
    1の追加のインタフェースを含んでいる、ネットワーク
    ノード内の複数の通信インタフェースと、 前記複数の通信インタフェースのうちの前記第1の追加
    のインターフェースのタイプであるインタフェース間で
    トラフィックをルーティングするネットワークノード内
    の第1のルーティング機能と、 前記パケットタイプのインタフェースのうちの1つの網
    間接続パケットタイプのインタフェースと前記TDMタ
    イプのインタフェースのうちの1つの網間接続TDMタ
    イプのインタフェースとの間でユーザトラフィックを送
    信し、さらに、前記網間接続パケットタイプのインタフ
    ェースを介してゲートウェイ機能に結合された装置のた
    めに前記網間接続TDMタイプのインタフェースを介し
    てループ機能を実行する、ネットワークノード内のゲー
    トウェイ機能とを含んでいるネットワークノード。
  2. 【請求項2】 前記パケットタイプのインタフェース
    が、ATMタイプのインタフェースを含んでいる請求項
    1に記載のネットワークノード。
  3. 【請求項3】 前記パケットタイプのインタフェース
    が、IPタイプのインタフェースを含んでいる請求項1
    に記載のネットワークノード。
  4. 【請求項4】 前記第1のルーティング機能が、多重化
    −多重化解除機能を含んでいるが、交換機能を含んでい
    ない請求項1に記載のネットワークノード。
  5. 【請求項5】 前記複数の通信インタフェースが、前記
    第1の追加のインターフェースのタイプのN1>0個の
    ネットワーク側インタフェースの組と、同じく前記第1
    の追加のインターフェースのタイプのN2>N1個の加
    入者側インタフェースの組とを含んでおり、 前記第1のルーティング機能が、前記ネットワーク側イ
    ンタフェースと前記加入者側インタフェースの間のユー
    ザトラフィックを多重化する請求項1に記載のネットワ
    ークノード。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークノードが、前記加入者
    側インタフェース間でユーザトラフィックを交換しない
    請求項5に記載のネットワークノード。
  7. 【請求項7】 前記第1の追加のインタフェースが、T
    DMインタフェースを含んでいる請求項5に記載のネッ
    トワークノード。
  8. 【請求項8】 前記第1の追加のインタフェースが、パ
    ケットタイプのインタフェースであり、前記複数の通信
    インタフェースが、TDMタイプのインタフェースであ
    る第2の追加のインタフェースをさらに含んでおり、 前記複数のインタフェースのうちの前記第2の追加のイ
    ンターフェースのタイプであるインタフェース間でユー
    ザトラフィックをルーティングする、前記ネットワーク
    ノード内の第2のルーティング機能をさらに含んでいる
    請求項1に記載のネットワークノード。
  9. 【請求項9】 前記ゲートウェイ機能が、 前記網間接続TDMタイプのインタフェースから到着す
    るTDMタイプのユーザトラフィックを前記網間接続パ
    ケットタイプのインタフェースに向けて送信するパケッ
    トに包封する包封手段と、 前記網間接続パケットタイプのインタフェースから到着
    するパケットからTDMタイプのユーザデータを取り出
    して前記網間接続TDMタイプのインタフェースに向け
    て送信する取出し手段とを含んでいる請求項1に記載の
    ネットワークノード。
  10. 【請求項10】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して到達可能な遠隔のパケットタイプの終
    端装置と併用する請求項1に記載のネットワークノード
    であって、前記終端装置がPOTSポートを有し、 前記ゲートウェイ機能が、前記POTSポートのために
    前記網間接続TDMタイプのインタフェースに向けてT
    DM通知を提供する上り通知手段を含んでいるネットワ
    ークノード。
  11. 【請求項11】 前記ゲートウェイ機能が、前記TDM
    タイプのインタフェースから受信したTDM通知に応答
    して、TDM通知をパケットに符号化し、前記網間接続
    パケットタイプのインタフェースに向けて送信する下り
    通知手段を含んでいる請求項1に記載のネットワークノ
    ード。
  12. 【請求項12】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して前記ゲートウェイ機能に結合された装
    置のために前記網間接続TDMタイプのインタフェース
    を介して前記ゲートウェイによって実行される前記ルー
    プ機能が、前記装置からのオフフック状態を示す制御符
    号を含んでいるパケットの、前記網間接続パケットタイ
    プのインタフェースを介した受信に応答して、前記網間
    接続TDMタイプのインタフェースを介してオフフック
    状態を知らせる機能を含んでいる請求項1に記載のネッ
    トワークノード。
  13. 【請求項13】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して前記ゲートウェイ機能に結合された装
    置のために前記網間接続TDMタイプのインタフェース
    を介して前記ゲートウェイによって実行される前記ルー
    プ機能が、前記装置からのダイヤルされた数字を示す制
    御符号を含んでいるパケットの、前記網間接続パケット
    タイプのインタフェースを介した受信に応答して、前記
    網間接続TDMタイプのインタフェースを介して前記ダ
    イヤル数字を知らせる機能を含んでいる請求項1に記載
    のネットワークノード。
  14. 【請求項14】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースが、ATM−over−DSLタイプのインタ
    フェースを含んでいる請求項1に記載のネットワークノ
    ード。
  15. 【請求項15】 網間接続パケットタイプのインタフェ
    ースを含んでいる第1の複数のパケットタイプの通信イ
    ンタフェースと、 網間接続TDMタイプのインタフェースと、 前記第1の複数のパケットタイプの通信インタフェース
    のうちのインタフェース間でパケットをルーティングす
    るネットワークノード内のパケットルーティング機能
    と、 前記網間接続パケットタイプのインタフェースと前記網
    間接続TDMタイプのインタフェースとの間でユーザト
    ラフィックを送信し、さらに、前記網間接続パケットタ
    イプのインタフェースを介してゲートウェイ機能に結合
    された装置のために前記網間接続TDMタイプのインタ
    フェースを介してループ機能を実行するネットワークノ
    ード内のゲートウェイ機能とを含んでいるネットワーク
    ノード。
  16. 【請求項16】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースが、ATMタイプのインタフェースを含んでい
    る請求項15に記載のネットワークノード。
  17. 【請求項17】 前記網間接続TDMタイプのインタフ
    ェースを含んでいる第2の複数のTDMタイプの通信イ
    ンタフェースを含んでおり、 前記第2の複数のTDMタイプの通信インタフェースの
    うちのインタフェース間でTDMトラフィックをルーテ
    ィングする、前記ノード内の第2のルーティング機能を
    さらに含んでいる請求項15に記載のネットワークノー
    ド。
  18. 【請求項18】 前記第2のルーティング機能が、多重
    化−多重化解除機能を含んでいるが、交換機能を含んで
    いない請求項17に記載のネットワークノード。
  19. 【請求項19】 前記第1のルーティング機能が、多重
    化−多重化解除機能を含んでいるが、交換機能を含んで
    いない請求項18に記載のネットワークノード。
  20. 【請求項20】 前記ゲートウェイ機能が、 前記網間接続TDMタイプのインタフェースから到着す
    るTDMタイプのユーザトラフィックを前記網間接続パ
    ケットタイプのインタフェースに向けて送信するパケッ
    トに包封する包封手段と、 前記網間接続パケットタイプのインタフェースから到着
    するTDMタイプのユーザトラフィックを取り出して前
    記網間接続TDMタイプのインタフェースに向けて送信
    する取出し手段とを含んでいる請求項15に記載のネッ
    トワークノード。
  21. 【請求項21】 前記ゲートウェイ機能は、前記TDM
    タイプのインタフェースから受信したTDM通知に応答
    して、TDM通知をパケットへ符号化し、前記網間接続
    パケットタイプのインタフェースに向けて送信する下り
    通知手段を含んでいる請求項20に記載のネットワーク
    ノード。
  22. 【請求項22】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して到達可能な遠隔のパケット終端装置と
    併用する請求項21に記載のネットワークノードであっ
    て、前記パケット終端装置がPOTSポートを有し、 前記ゲートウェイ機能は、前記POTSポートのために
    前記網間接続TDMタイプのインタフェースに向けてT
    DM通知を提供する上り通知手段を含んでいるネットワ
    ークノード。
  23. 【請求項23】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して前記ゲートウェイ機能に結合された装
    置のために前記網間接続TDMタイプのインタフェース
    を介して前記ゲートウェイによって実行される前記ルー
    プ機能が、前記装置からのオフフック状態を示す制御符
    号を含んでいるパケットの、前記網間接続パケットタイ
    プのインタフェースを介した受信に応答して、前記網間
    接続TDMタイプのインタフェースを介してオフフック
    状態を知らせる機能を含んでいる請求項15に記載のネ
    ットワークノード。
  24. 【請求項24】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースが、ATM−over−DSLタイプのインタ
    フェースを含んでいる請求項15に記載のネットワーク
    ノード。
  25. 【請求項25】 網間接続TDMタイプのインタフェー
    スを含んでいる第1の複数のTDMタイプの通信インタ
    フェースと、 網間接続パケットタイプのインタフェースと、 前記第1の複数のTDMタイプの通信インタフェースの
    うちのインタフェース間でトラフィックをルーティング
    するネットワークノード内のTDMルーティング機能
    と、 前記網間接続パケットタイプのインタフェースと前記網
    間接続TDMタイプのインタフェースとの間でユーザト
    ラフィックを送信し、さらに、前記網間接続パケットタ
    イプのインタフェースを介してゲートウェイ機能に結合
    された装置のために前記網間接続TDMタイプのインタ
    フェースを介してループ機能を実行するネットワークノ
    ード内のゲートウェイ機能とを含んでいるネットワーク
    ノード。
  26. 【請求項26】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して到達可能な遠隔のパケット終端装置と
    併用する請求項25に記載のネットワークノードであっ
    て、前記パケット終端装置がPOTSポートを有し、前
    記ゲートウェイ機能が、 前記TDMタイプのインタフェースから受信したTDM
    通知に応答して、TDM通知をパケットへ符号化し、前
    記網間接続パケットタイプのインタフェースに向けて送
    信する下り通知手段と、 前記POTSポートのために前記網間接続TDMタイプ
    のインタフェースに向けてTDM通知を提供する上り通
    知手段とを含んでいるネットワークノード。
  27. 【請求項27】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースを介して前記ゲートウェイ機能に結合された装
    置のために前記網間接続TDMタイプのインタフェース
    を介して前記ゲートウェイによって実行される前記ルー
    プ機能が、前記装置からのダイヤルされた数字を示す制
    御符号を含んでいるパケットの、前記網間接続パケット
    タイプのインタフェースを介した受信に応答して、前記
    網間接続TDMタイプのインタフェースを介して前記ダ
    イヤル数字を知らせる機能を含んでいる請求項25に記
    載のネットワークノード。
  28. 【請求項28】 前記網間接続パケットタイプのインタ
    フェースが、ATM−over−DSLタイプのインタ
    フェースを含んでいる請求項25に記載のネットワーク
    ノード。
  29. 【請求項29】 加入者側ATM−over−DSLイ
    ンタフェースとネットワーク側ATMインタフェースと
    を含んでいる複数のATM通信インタフェースと、 ネットワーク側TDMインタフェースと、 前記複数のATM通信インタフェースのうちのインタフ
    ェース間でトラフィックをルーティングするATMルー
    ティング機能と、 前記加入者側ATM−over−DSLインタフェース
    と前記ネットワーク側TDMインタフェースの間でユー
    ザトラフィックを送信するゲートウェイ機能とを含んで
    いるアクセスネットワークシステム。
  30. 【請求項30】 前記ネットワーク側TDMインタフェ
    ースとさらに加入者側TDMインタフェースとを含んで
    おり、前記複数のTDM通信インタフェースのうちのイ
    ンタフェース間でTDMトラフィックをルーティングす
    るTDMルーティング機能をさらに含んでいる請求項2
    9に記載のアクセスネットワークシステム。
  31. 【請求項31】 前記TDMルーティング機能が、一方
    の前記ネットワーク側TDMインタフェースと、他方の
    前記加入者側TDMインタフェースとの間でトラフィッ
    クを多重化および多重化解除する請求項30に記載のア
    クセスネットワークシステム。
  32. 【請求項32】 前記ATMルーティング機能が、一方
    の前記ネットワーク側ATMインタフェースと、他方の
    前記加入者側ATM−over−DSLインタフェース
    との間でトラフィックを多重化および多重化解除する請
    求項31に記載のアクセスネットワークシステム。
  33. 【請求項33】 前記ATMルーティング機能が、一方
    の前記ネットワーク側ATMインタフェースと、他方の
    前記加入者側ATM−over−DSLインタフェース
    との間でトラフィックを多重化および多重化解除する請
    求項29に記載のアクセスネットワークシステム。
  34. 【請求項34】 前記ゲートウェイ機能は、前記加入者
    側ATM−over−DSLインタフェースのうちの1
    つを介して前記アクセスネットワークシステムに結合さ
    れた装置のために前記ネットワーク側TDMインタフェ
    ースを介してさらにループ機能を実行する請求項29に
    記載のアクセスネットワークシステム。
  35. 【請求項35】 前記ゲートウェイ機能が、 前記ネットワーク側TDMインタフェースから到着する
    下りTDMユーザトラフィックをATMセルに包封し、
    前記ATMルーティング機能を介して前記加入者側AT
    M−over−DSLインタフェースのうちの1つに向
    けて前記ATMセルを送信する包封手段と、 前記ATMルーティング機能を介して前記加入者側AT
    M−over−DSLインタフェースのうちの1つから
    到着するATMセルからTDMユーザトラフィックを取
    り出し、前記取り出されたTDMユーザトラフィックを
    前記ネットワーク側TDMインタフェースに送信する取
    出し手段とを含んでいる請求項29に記載のアクセスネ
    ットワークシステム。
  36. 【請求項36】 前記ネットワーク側TDMインタフェ
    ースを含んでおり、さらに加入者側TDMインタフェー
    スを含んでいる複数のTDM通信インタフェースを含ん
    でおり、 前記複数のTDM通信インタフェースのうちのインタフ
    ェース間でTDMトラフィックをルーティングするTD
    Mルーティング機能をさらに含んでおり、 TDMユーザトラフィックを取り出し、前記取り出され
    たTDMユーザトラフィックを前記ネットワーク側イン
    タフェースに向けて送信する前記取出し手段が、前記取
    り出されたTDMユーザトラフィックを前記TDMルー
    ティング機能を介して前記ネットワーク側TDMインタ
    フェースに向けて送信する請求項35に記載のアクセス
    ネットワークシステム。
  37. 【請求項37】 加入者側TDMインタフェースおよび
    ネットワーク側TDMインタフェースを含む複数のTD
    M通信インターフェースと、 加入者側ATM−over−DSLインタフェースと、 前記複数のTDM通信インタフェースのうちのインタフ
    ェース間でトラフィックをルーティングするTDMルー
    ティング機能と、 前記加入者側ATM−over−DSLインタフェース
    と前記ネットワーク側TDMインタフェースとの間でユ
    ーザトラフィックを送信するゲートウェイ機能とを含ん
    でいるアクセスネットワークシステム。
  38. 【請求項38】 前記TDMルーティング機能が、一方
    の前記ネットワーク側TDMインタフェースと、他方の
    前記加入者側TDMインタフェースとの間のトラフィッ
    クを多重化および多重化解除する請求項37に記載のア
    クセスネットワークシステム。
  39. 【請求項39】 前記ゲートウェイ機能は、前記加入者
    側ATM−over−DSLインタフェースを介して前
    記アクセスネットワークシステムに結合された装置のた
    めに前記ネットワーク側TDMインタフェースを介して
    さらにループ機能を実行する請求項37に記載のアクセ
    スネットワークシステム。
  40. 【請求項40】 前記ゲートウェイ機能が、 前記ネットワーク側TDMインタフェースから到着する
    下りTDMユーザトラフィックをATMセルに包封し、
    前記加入者側ATM−over−DSLインタフェース
    に向けて前記ATMセルを送信する包封手段と、 前記加入者側ATM−over−DSLインタフェース
    から到着するATMセルからTDMユーザトラフィック
    を取り出し、前記取り出されたTDMユーザトラフィッ
    クを前記ネットワーク側TDMインタフェースに送信す
    る取出し手段とを含んでいる請求項37に記載のアクセ
    スネットワークシステム。
  41. 【請求項41】 TDMユーザトラフィックを取り出
    し、前記取り出されたTDMユーザトラフィックを前記
    ネットワーク側TDMインタフェースに向けて送信する
    前記取出し手段が、前記TDMルーティング機能を介し
    て前記ネットワーク側TDMインタフェースに向けて前
    記取り出されたTDMユーザトラフィックを送信する請
    求項40に記載のアクセスネットワークシステム。
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