JP2001236403A - デジタル情報からなるコンテンツの配信方法、配信システム、配信装置、配信システムを記録した記録媒体 - Google Patents

デジタル情報からなるコンテンツの配信方法、配信システム、配信装置、配信システムを記録した記録媒体

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JP2001236403A
JP2001236403A JP2000046777A JP2000046777A JP2001236403A JP 2001236403 A JP2001236403 A JP 2001236403A JP 2000046777 A JP2000046777 A JP 2000046777A JP 2000046777 A JP2000046777 A JP 2000046777A JP 2001236403 A JP2001236403 A JP 2001236403A
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JP
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JP2000046777A
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Akira Inoue
彰 井上
Hayaaki Okamoto
逸明 岡本
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M KEN CO Ltd
Original Assignee
M KEN CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルコンテンツの著作権を確実に防衛で
きるデジタルコンテンツのデジタルコンテンツの配信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 透かし情報が埋め込まれたコンテンツ20
を暗号化して配信用コンテンツに加工する配信用コンテ
ンツ加工手段2、コンテンツ10配信契約実行システム手
段7、ユーザーが選択した配信用コンテンツ30に対し
て、所定の使用環境、使用条件に基づくコンテンツ駆動
プログラム及びコンテンツの利用状況を管理する管理プ
ログラムを付加してコンテナ40を形成するコンテナ形成
手段9、コンテナを伝送経路4に配信する配信手段11、コ
ンテナを再生する電子プレーヤー供給手段12、再生手段
15、コンテナ40のコンテンツ10が再生される毎に、その
再生状況を利用状況分析システム19に転送してコンテン
ツ毎にその利用状況を記録管理するコンテンツ利用状況
分析手段17、コンテンツ10の不正使用監視しするコンテ
ンツ不正利用監視手段22、それらの手段がコンピュータ
50により制御せしめられる様に構成されているコンテン
ツの配信システム100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル情報から
なるコンテンツの配信方法或いはその配信システムに関
するものであり特に詳しくは、インターネットを含むオ
ープンな広域情報ネットワークである伝送経路を介して
流通するデジタルコンテンツの配信方法或いは配信シス
テム、並びにその配信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信関連の技術革新に伴っ
て、インターネット等のオープンなコンピュータネット
ワークを用いて大容量のデジタルデータをやり取りする
事が簡単に出来る様になってきた。このインターネット
上では、応用プログラムや音楽、映画、画像、ゲーム等
のデジタル著作物(デジタルコンテンツ)のやり取りも
盛んに行われている。
【0003】これらのデジタルコンテンツは、複製、編
集、伝送などの操作が容易であり、また、らこれらの操
作を行っても、品質の劣化が起こらないという特徴を持
っている。その為、正当な権利を持たない第3者がデジ
タルコンテンツを不正に利用することが予想される。
【0004】そこで、デジタルコンテンツの提供者の権
利を保護するという観点から、デジタルコンテンツに対
する課金方式や不正コピー等の防止もしくは摘発技術の
実現が不可欠となっている。従来、デジタルコンテンツ
の著作権を保護する為に、デジタルデータ中に電子透か
しを埋め込んで管理するシステムが提案されている。
【0005】電子透かしとは、デジタルコンテンツやそ
の著作権を識別するための権利情報などを改ざん困難な
形で、デジタルコンテンツ内に埋め込む技術である。こ
の電子透かしを用いたシステムでは、コンテンツ提供者
等の著作権は、デジタルコンテンツと権利情報とをサー
ビス事業者に預託し、このサービス事業者が持つ埋め込
みサーバ等により電子透かし入りコンテンツの作成を行
っていた。
【0006】又、近年においては、デジタルコンテンツ
に対する課金方式として、超流通システムなる技術が提
案されてきている。超流通技術とは、複製が簡単である
デジタルデータの特性を活かして、デジタルコンテンツ
のコピー自体は許してその利用に対して課金を行おうと
するものである。
【0007】即ち、これは、デジタルコンテンツを暗号
化しておき、その暗号化されたデジタルコンテンツを入
手することは自由にできるが、暗号を解く為の暗号鍵を
利用者が購入しない限り利用できない様にすることによ
って、著作権保護を図ろうとするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記した従来の問題点を改良し、著作権を有するデ
ジタルコンテンツを公衆に販売するに当たり、当該デジ
タルコンテンツを購入したユーザーが、当該著作権の侵
害行為等の不正行為をしえない様なシステムを構築し、
又当該ユーザーが万一当該著作権の侵害行為等の不正行
為をした場合には、その行為を確実に追求できるシステ
ムを構築する事によって、当該デジタルコンテンツを簡
易に配信する事を可能とすると同時に、当該デジタルコ
ンテンツの著作権を確実に防衛でき、当該著作権者に対
しては正当な著作権料を支払う事が可能で、且つ当該殆
どの処理操作が自動的に実行出来るデジタルコンテンツ
のデジタルコンテンツの配信方法或いは配信システムを
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成する為、基本的には、以下に示す様な技術構成を
採用するものである。即ち、本発明に係る第1の態様と
しては、デジタル情報から形成されたコンテンツに著作
権情報、配信者情報、ユーザー情報の少なくとも一つの
情報を透かし情報として埋め込む工程、当該透かし情報
が埋め込まれたコンテンツを暗号化すると共に、当該コ
ンテンツの利用形態に関する条件及び著作権料に関する
条件を付加して配信用コンテンツに加工する工程、当該
配信者が、1つ若しくは複数個の当該デジタル情報に透
かし情報が埋め込まれたコンテンツのリストを伝送経路
上で公開する工程、ユーザーが、自己の端末を使用して
当該伝送経路を介して、当該コンテンツのリストにアク
セスする工程、当該ユーザーが、自ら選択した当該コン
テンツを利用したい場合には、自己の端末を使用して当
該伝送経路を介して、当該伝送経路に接続された契約実
行システムにアクセスし、少なくとも、当該配信者と当
該ユーザーとの間で、当該コンテンツの配信に関して、
当該コンテンツに付いて予め定められた使用環境、使用
条件、使用料金等を参照しながら、当該コンテンツの使
用者名の登録、使用環境の選択、使用条件の選択、当該
選択された使用環境、使用条件によって決定される著作
権料を含む使用料金の決定及び料金の支払い方法の特定
を行う工程、当該契約実行システムに於て、当該配信者
と当該ユーザーとの間で当該コンテンツの配信に関する
契約に付いて合意が成立した後、当該配信者は、当該ユ
ーザーが、契約金を支払ったか否かを確認する工程、当
該配信者が、当該選択された当該配信用コンテンツ(既
に暗号化されている)に対して、更に当該コンテンツの
使用環境、使用条件、使用者名の各情報を付加すると共
に、当該使用環境、使用条件に基づく当該コンテンツの
駆動プログラム及び当該コンテンツの利用状況を管理す
る管理プログラムを付加してコンテナを形成するコンテ
ナ形成工程、当該配信者に於て、当該ユーザーによる、
当該配信者が予め指定した銀行口座への振込、若しくは
電子決済により、当該所定の使用料金の支払が確認され
た場合に、当該コンテナを配信システムを介して当該伝
送経路に配信する工程、当該コンテナを再生する為の暗
号解読キーを含む電子プレーヤーを準備し供給する工
程、当該ユーザーは、予め当該電子プレーヤーを自己の
端末にダウンロードする工程、当該ユーザーは、当該配
信されてきたコンテナを当該電子プレーヤーを使用して
再生する工程、当該電子プレーヤーは、当該暗号化され
た当該コンテンツの一部分を当該コンテンツから読み出
して、その部分を暗号解読しながら再生し、当該再生の
終わった当該コンテンツ部分を消去し、別の当該コンテ
ンツの他の部分を当該コンテンツから読み出してその部
分を暗号解読しながら再生し、当該再生の終わった当該
コンテンツ部分を消去する様に、係る操作を繰り返して
再生する工程、当該コンテナに於ける当該コンテンツが
再生される毎に、その再生状況を当該コンテナ内に配接
した管理プログラムを作動させ、当該伝送経路を介し
て、当該伝送経路に接続された利用状況分析システムに
転送するか、当該コンテンツの利用状況を一旦当該コン
テナ内に設けられた記憶手段に一旦格納した後、当該伝
送経路を介して、当該伝送経路に接続された利用状況分
析システムに転送して当該コンテンツ毎にその利用状況
を記録管理する工程、当該コンテナ内に設けられた当該
管理プログラムは、当該コンテンツが、当該コンテンツ
に対する契約条件に係る当該コンテンツの使用環境条件
に違反して使用されようとしている場合、若しくは当該
コンテンツの使用条件に違反するか、使用条件を越えて
使用されようとしている場合、或いは予め定められた警
告に反して使用されようとしている場合には、当該コン
テナが有する駆動プログラムを停止状態にする工程、当
該コンテンツが不正に使用されているか否かを当該伝送
経路を介してグローバルに監視操作を常時実行し、不正
使用の疑いのある当該コンテンツに類似のコンテンツが
見いだされた場合には、当該コンテンツに対して透かし
情報が含まれているか否かを識別する操作を実行し、当
該透かし情報が検出された場合には、予め透かし情報を
埋め込んだコンテンツが登録されているコンテンツ登録
データベースの各コンテンツの透かし情報と比較する工
程、当該ユーザーにより所定のコンテンツに対する使用
料の入金が当該配信者に対してあった場合には、当該配
信用コンテンツが持っている著作権情報に基づいて所定
の著作権料を当該コンテンツの著作権者に支払う様に処
理する工程、上記した各工程の内、少なくとも一部の工
程を、コンピュータにより制御する工程、とから構成さ
れている事を特徴とするデジタル情報からなるコンテン
ツの配信方法である。
【0010】又、本発明に係る第2の態様としては、デ
ジタル情報から形成されたコンテンツに著作権情報、配
信者情報、ユーザー情報の少なくとも一つの情報を透か
し情報として埋め込む透かし情報埋込み手段、当該透か
し情報が埋め込まれたコンテンツを暗号化すると共に、
当該コンテンツの利用形態に関する条件及び著作権料に
関する条件を付加して配信用コンテンツに加工する配信
用コンテンツ加工手段、当該配信者が、1つ若しくは複
数個の当該デジタル情報に透かし情報が埋め込まれたコ
ンテンツのリストを伝送経路上で公開するリスト公開手
段、ユーザーが、自己の端末を使用して当該伝送経路を
介して、当該コンテンツのリストにアクセスするアクセ
ス手段、当該ユーザーが、自ら選択した当該コンテンツ
を利用したい場合には、自己の端末を使用して当該伝送
経路を介して、当該伝送経路に接続された契約実行シス
テムにアクセスし、少なくとも、当該配信者と当該ユー
ザーとの間で、当該コンテンツの配信に関して、当該コ
ンテンツに付いて予め定められた使用環境、使用条件、
使用料金等を参照しながら、当該コンテンツの使用者名
の登録、使用環境の選択、使用条件の選択、当該選択さ
れた使用環境、使用条件によって決定される著作権料を
含む使用料金の決定及び料金の支払い方法の特定を行う
契約実行システム手段、当該契約実行システム手段に於
て、当該配信者と当該ユーザーとの間で当該コンテンツ
の配信に関する契約に付いて合意が成立した後、当該配
信者は、当該ユーザーが、契約金を支払ったか否かを確
認する料金支払い確認手段、当該配信者が、当該選択さ
れた当該配信用コンテンツ(既に暗号化されている)に
対して、更に当該コンテンツの使用環境、使用条件、使
用者名の各情報を付加すると共に、当該使用環境、使用
条件に基づく当該コンテンツの駆動プログラム及び当該
コンテンツの利用状況を管理する管理プログラムを付加
してコンテナを形成するコンテナ形成手段、当該配信者
に於て、当該ユーザーによる、当該配信者が予め指定し
た銀行口座への振込、若しくは電子決済により、当該所
定の使用料金の支払が確認された場合に、当該コンテナ
を配信システムを介して当該伝送経路に配信する配信手
段、当該コンテナを再生する為の暗号解読キーを含む電
子プレーヤーを準備し供給する電子プレーヤー供給手
段、当該ユーザーが、予め当該電子プレーヤーを自己の
端末にダウンロードするダウンロード手段、当該ユーザ
ーが、当該配信されてきたコンテナを当該電子プレーヤ
ーを使用して再生する再生手段、当該電子プレーヤー
は、当該暗号化された当該コンテンツの一部分を当該コ
ンテンツから読み出して、その部分を暗号解読しながら
再生し、当該再生の終わった当該コンテンツ部分を消去
し、別の当該コンテンツの他の部分を当該コンテンツか
ら読み出してその部分を暗号解読しながら再生し、当該
再生の終わった当該コンテンツ部分を消去する様に、係
る操作を繰り返して再生するコンテナ再生手段、当該コ
ンテナに於ける当該コンテンツが再生される毎に、その
再生状況を当該伝送経路を介して、当該伝送経路に接続
された利用状況分析システムに転送するか、当該コンテ
ンツの利用状況を一旦当該コンテナ内に設けられた記憶
手段に一旦格納した後、当該伝送経路を介して、当該伝
送経路に接続された利用状況分析システムに転送して当
該コンテンツ毎にその利用状況を記録管理するコンテン
ツ利用状況分析手段、当該コンテンツが、当該コンテン
ツに対する契約条件に係る当該コンテンツの使用環境条
件に違反して使用されようとしている場合、若しくは当
該コンテンツの使用条件に違反するか、使用条件を越え
て使用されようとしている場合、或いは予め定められた
警告に反して使用されようとしている場合には、当該コ
ンテナが有する駆動プログラムを停止状態にする、当該
コンテナ内に設けられた管理プログラム手段、当該コン
テンツが不正に使用されているか否かを当該伝送経路を
介してグローバルに監視操作を常時実行し、不正使用の
疑いのある当該コンテンツに類似のコンテンツが見いだ
された場合には、当該コンテンツに対して透かし情報が
含まれているか否かを識別する操作を実行し、当該透か
し情報が検出された場合には、予め透かし情報を埋め込
んだコンテンツが登録されているコンテンツ登録データ
ベースの各コンテンツの透かし情報と比較するコンテン
ツ不正利用監視手段、当該ユーザーにより所定のコンテ
ンツに対する使用料の入金が当該配信者に対してあった
場合には、当該配信用コンテンツが持っている著作権情
報に基づいて所定の著作権料を当該コンテンツの著作権
者に支払う様に処理する著作権料分配手段、上記した各
手段の内、少なくとも当該登録された配信用コンテンツ
を当該伝送経路に公開する公開手段、当該契約実行シス
テム手段、当該コンテナ配信システム手段、ユーザー端
末手段、利用状況分析システム手段、及びコンテンツ不
正利用監視手段が当該伝送経路に接続されており、且つ
コンピュータにより制御せしめられる様に構成されてい
る事を特徴とするするコンテンツの配信システムであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該デジタルコンテ
ンツの配信方法或いはデジタルコンテンツの配信システ
ムは、共に上記した様な技術構成を採用しているので、
インターネットを含む広域ネットワークを構成する伝送
経路を介して、所定の著作権情報を含むデジタルコンテ
ンツをそれを使用・利用したいユーザーにオンラインで
容易に配信する事が出来ると同時に、当該デジタルコン
テンツの著作権侵害を含む不正使用に対して、ハイレベ
ルの監視システムを介在させる事によって、当該不正行
為の防止と当該デジタルコンテンツの著作権者に対する
正当な著作料の支払いを確実に実行するばかりでなく、
当該デジタルコンテンツが複数のユーザーによってどの
様に利用されていれるかの利用状況を分析するシステム
も同時に実行する様に構成しているから、デジタルコン
テンツに対するマーケット情報も得られると言う優れた
デジタルコンテンツの配信システムが提供されるのであ
る。
【0012】更に、本発明に係る当該デジタルコンテン
ツの配信システム、配信方法は、殆どの処理操作が自動
化されているので、低コストでの運用が可能となる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係るデジタルコンテンツの
配信システム、配信方法の一具体例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。即ち、図1には、本発明に係る デ
ジタルコンテンツの配信システム100の一具体例の構
成が示されており、図中、デジタル情報から形成された
コンテンツ10に著作権情報、配信者情報、ユーザー情
報の少なくとも一つの情報を透かし情報として埋め込む
透かし情報埋込み手段1、当該透かし情報が埋め込まれ
たコンテンツ20を暗号化すると共に、当該コンテンツ
10の利用形態に関する条件及び著作権料に関する条件
を付加して配信用コンテンツに加工する配信用コンテン
ツ加工手段2、当該配信者が、1つ若しくは複数個の当
該デジタル情報に透かし情報が埋め込まれたコンテンツ
のリストを伝送経路4上で公開するリスト公開手段3、
ユーザーが、自己の端末5を使用して当該伝送経路4を
介して、当該コンテンツのリストにアクセスするアクセ
ス手段6、当該ユーザーが、自ら選択した当該コンテン
ツ10を利用したい場合には、自己の端末5を使用して
当該伝送経路4を介して、当該伝送経路4に接続された
契約実行システムにアクセス出来、少なくとも、当該配
信者と当該ユーザーとの間で、当該コンテンツ10の配
信に関して、当該コンテンツ10に付いて予め定められ
た使用環境、使用条件、使用料金等を参照しながら、当
該コンテンツの使用者名の登録、使用環境の選択、使用
条件の選択、当該選択された使用環境、使用条件によっ
て決定される著作権料を含む使用料金の決定及び料金の
支払い方法の特定を行う契約実行システム手段7、当該
契約実行システム手段7に於て、当該配信者と当該ユー
ザーとの間で当該コンテンツ10の配信に関する契約に
付いて合意が成立した後、当該配信者は、当該ユーザー
が、契約金を支払ったか否かを確認する料金支払い確認
手段8、当該配信者が、当該選択された当該配信用コン
テンツ(既に暗号化されている)30に対して、更に当
該コンテンツ10の使用環境、使用条件、使用者名の各
情報を付加すると共に、当該使用環境、使用条件に基づ
く当該コンテンツの駆動プログラム及び当該コンテンツ
の利用状況を管理する管理プログラムを付加してコンテ
ナ40を形成するコンテナ形成手段9、当該配信者に於
て、当該ユーザーによる、当該配信者が予め指定した銀
行口座への振込、若しくは電子決済により、当該所定の
使用料金の支払が確認された場合に、当該コンテナを配
信システムを介して当該伝送経路4に当該配信コンテナ
40を配信する配信手段11、当該コンテナを再生する
為の暗号解読キーを含む電子プレーヤー13を準備し供
給する電子プレーヤー供給手段12、当該ユーザーが、
予め当該電子プレーヤー13を自己の端末にダウンロー
ドするダウンロード手段14、当該ユーザーが、当該配
信されてきた配信コンテナ40を当該電子プレーヤー1
3を使用して再生する再生手段15、当該電子プレーヤ
ー13は、当該暗号化された当該コンテンツ30の一部
分を当該コンテナ40から読み出して、その部分を暗号
解読しながら再生し、当該再生の終わった当該コンテン
ツ部分を消去し、別の当該コンテンツの他の部分を当該
コンテナから読み出してその部分を暗号解読しながら再
生し、当該再生の終わった当該コンテンツ部分を消去す
る様に、係る操作を繰り返して再生するコンテンツ再生
手段16、当該コンテナ40に於ける当該コンテンツ1
0が再生される毎に、その再生状況を当該伝送経路4を
介して、当該伝送経路4に接続された利用状況分析シス
テム19に転送するか、当該コンテンツの利用状況を一
旦当該コンテナ内に設けられた記憶手段18に一旦格納
した後、当該伝送経路4を介して、当該伝送経路に接続
された利用状況分析システム19に転送して当該コンテ
ンツ毎にその利用状況を記録管理するコンテンツ利用状
況分析手段17、当該コンテンツ10が、当該コンテン
ツ10に対する契約条件に係る当該コンテンツ10の使
用環境条件に違反して使用されようとしている場合、若
しくは当該コンテンツ10の使用条件に違反するか、使
用条件を越えて使用されようとしている場合、或いは予
め定められた警告に反して使用されようとしている場合
には、当該コンテナが有する駆動プログラムを停止状態
にする、当該コンテナ内に設けられた管理プログラム手
段21、当該コンテンツ10が不正に使用されているか
否かを当該伝送経路4を介してグローバルに監視操作を
常時実行し、不正使用の疑いのある当該コンテンツに類
似のコンテンツが見いだされた場合には、当該コンテン
ツに対して透かし情報が含まれているか否かを識別する
操作を実行し、当該透かし情報が検出された場合には、
予め透かし情報を埋め込んだコンテンツ20が登録され
ているコンテンツ登録データベース23の各コンテンツ
の透かし情報と比較するコンテンツ不正利用監視手段2
2、当該ユーザーにより所定のコンテンツ10に対する
使用料の入金が当該配信者に対してあった場合には、当
該背信用コンテナ40が持っている著作権情報に基づい
て所定の著作権料を当該コンテンツの著作権者に支払う
様に処理する著作権料分配手段24、上記した各手段の
内、少なくとも当該登録され電子透かし埋め込みデジタ
ルコンテンツ20を当該伝送経路4に公開するリスト公
開手段3、当該契約実行システム手段7、当該コンテナ
配信システム手段11、ユーザー端末手段5、利用状況
分析システム手段17、及びコンテンツ不正利用監視手
段22が当該伝送経路4に接続されており、且つそれら
の手段がコンピュータ50により制御せしめられる様に
構成されている事を特徴とするするコンテンツの配信シ
ステム100が示されている。
【0014】本発明に於ける当該伝送経路4がインター
ネットを含む広域通信ネットワークである事が望まし
い。又、本発明に於ける当該デジタルコンテンツ背信シ
ステムに於いては、当該契約システム17に於ては、所
定のコンテンツ10の利用に関して所定のユーザーが決
定された場合には、当該ユーザー情報を当該透かし情報
に組み込む為に当該透かし情報埋込み手段1が再度使用
されることもある。
【0015】この様に、伝送経路4上に配信される当該
デジタルコンテンツ10にユーザー情報を透かしの形で
埋め込んでおくと、当該デジタルコンテンツ10が、何
らかの形で不正に使用された場合でも、当該ユーザーが
何時、何処で当該デジタルコンテンツを不正に使用した
かを追求する事がより容易にになる。更に、本発明に係
る当該デジタルコンテンツの配信システムに於ける、当
該予め定められた警告は、例えば、当該コンテンツ10
のユーザーが、当該コンテンツ10を自己の端末5に於
て、当該使用条件の範囲内でオフラインでの使用を継続
した場合に、当該伝送経路4への接続を催促するもので
ある事が望ましい。
【0016】尚、本発明に係る当該デジタルコンテンツ
配信システムに於いては、先ず、著作権者が作成したデ
ジタルコンテンツ10を配信が公衆に対して販売したい
場合には、当該著作権者から当該デジタルコンテンツ1
0を受入れて、アナログ/デジタル変換の上、当該配信
側のデジタルコンテンツ登録手段27を介してデジタル
コンテンツデータベース29に登録をしておくと共に、
当該デジタルコンテンツの著作権者から当該デジタルコ
ンテンツ10の使用条件を確認してその使用条件も同時
に当該デジタルコンテンツデータベース29に登録をし
ておく。
【0017】本発明に於いて使用されるデジタルコンテ
ンツ10は、MID方式を含む音楽情報、書籍、写真、
地図、絵画、美術画、キャラクターマーク等を含む静止
画像情報、ビデオ、映画等を含む動画情報等が含まれ
る。更に、当該デジタルコンテンツ10には、著作権マ
ーク、プライバシーマーク、その他当該コンテンツの出
所が正しいものである事を表示する公式なマーク、所定
の公式機関が発行する認可、認証マーク等を含んでいる
事も望ましい。
【0018】本発明に係る当該デジタルコンテンツの配
信システム100に於いては、当該配信者は、自己の所
有する当該複数種のデジタルコンテンツ10を販売する
為のPR活動として、当該配信用コンテンツ30のリス
トをリスト公開手段3を会して当該伝送経路4上に公開
する事も望ましく、或いは当該配信者が所有するホーム
ページに当該リストを公開する様にしても良い。
【0019】一方、本発明に係る当該デジタルコンテン
ツの配信システムに於いては、当該透かし情報を埋め込
んだ当該コンテンツ(暗号化はされていない)20であ
って、所定のデータベース23に格納されている特定の
コンテンツ20の少なくとも一部、つまり当該デジタル
コンテンツが音楽である場合には、最初の20秒程度、
を試聴サンプルとして、当該伝送経路上に公開する試聴
サンプル提供手段25を含んでいる事も好ましい。
【0020】本発明に於いては、当該透かしを埋め込ん
だ当該コンテンツ(暗号化はされていない)20であっ
て、所定のデータベース23に格納されているコンテン
ツ20の少なくとも一部を試聴サンプルとして、所定の
記録媒体、例えばCDに記録した上で、公衆の間に拡布
させ、ユーザーが当該記録媒体を自己の端末を使用して
再生し試聴する試聴サンプル提供手段26を含んでいる
事も望ましい。
【0021】当該試聴サンプルは、所定のデータベース
23に格納されている特定のコンテンツ20の少なくと
も一部を、例えばCDに記録した上で、当該CDを無償
で配付する様にしても良い。当該試聴サンプルを自己の
端末で聞いたユーザー或いは当該CDを自己の端末にイ
ンストールして試聴したユーザーは、当該特定のデジタ
ルコンテンツを使用したい希望を持った場合には、当該
ユーザーが自己の端末を介して当該契約実行システム手
段7にアクセスして、所定の契約行為を実行することが
出来る。
【0022】当該ユーザーは、当該契約実行システム手
段7にアクセスすると、所定の契約画面に順次に契約内
容のメニューが表示されるので、各メニューの中からユ
ーザーの希望に合致する条件を選択する事によって、当
該配信者とユーザー間の契約は自動的に遂行される様に
構成されている。即ち、当該契約実行システム手段7に
於いては、前記した様に、それぞれのデジタルコンテン
ツ10には、配信用デジタルコンテンツ加工手段2によ
って、著作者名、当該デジタルコンテンツ10の使用条
件に応じて著作権料金及び当該配信者が徴収する配信手
数料が登録されているので、先ず、ユーザーは、選択し
た当該デジタルコンテンツに付いての上記各条件から、
使用環境条件、例えば個人の使用か、営業用の使用かの
条件の選択、使用回数は、永久使用か、1回若しくは所
定の回数だけ使用するのか、或いは時間が1週間、1年
と言う期間で使用するのかをメニューから選択するとそ
れに応じた著作権料金と配信側の手数料金が自動計算さ
れ、総合費用が表示される。
【0023】又、当該ユーザーの当該費用の支払い方法
に付いてメニューの中からユーザーに適当な支払い方法
を選択し、設定する。当該ユーザーが、所定の振込先に
対する支払い方法の選択を終了し且つ、当該費用で合意
するならば、その時点で契約が自動的に成立する。一
方、配信側では、当該契約条件に従って、上記したコン
テナ作成手段9に於いて、選択された配信用デジタルコ
ンテンツ30と使用条件情報とを組合せて配信用コンテ
ナ40を作成し、当該ユーザーからの所定の金額の入金
を確認した後、当該コンテナ40を伝送経路4を介して
当該ユーザーに配信する事になる。
【0024】更に、本発明に於ける当該契約実行システ
ム手段17の実行により形成された当該コンテナ40が
配送システム11を介して当該伝送経路4に配送され、
当該利用状況分析システム17で当該コンテンツ10の
利用状況が分析された情報から、ユーザー情報管理デー
タベース31、商品管理データベース32、売上管理デ
ータベース33を作成するデータベース形成手段34が
更に含まれている事も望ましい。
【0025】係るデータベースを使用する事によって、
所定のデジタルコンテンツ10のマーケットに於ける人
気程度、如何なる年代のユーザーに好まれているか、等
のマーケッティング情報を自動的に且つ容易に入手する
事が出来る。一方、本発明に係る他の態様としては、デ
ジタル情報から形成されたコンテンツ10に著作権情
報、配信者情報、ユーザー情報の少なくとも一つの情報
を透かし情報として埋め込む工程、当該透かし情報が埋
め込まれたコンテンツを暗号化すると共に、当該コンテ
ンツ10の利用形態に関する条件及び著作権料に関する
条件を付加して配信用コンテンツ30に加工する工程、
当該配信者が、1つ若しくは複数個の当該デジタル情報
に透かし情報が埋め込まれたコンテンツのリストを伝送
経路4上で公開する工程、ユーザーが、自己の端末5を
使用して当該伝送経路4を介して、当該コンテンツのリ
ストにアクセスして内容を確認するか、試聴サンプルを
ダウンロードしてそのデジタルコンテンツ10の一部を
試聴するする工程、当該ユーザーが、自ら選択した当該
コンテンツ10を利用したい場合には、自己の端末5を
使用して当該伝送経路4を介して、当該伝送経路4に接
続された契約実行システム17にアクセスし、少なくと
も、当該配信者と当該ユーザーとの間で、当該コンテン
ツ10の配信に関して、当該コンテンツ10に付いて予
め定められた使用環境、使用条件、使用料金等を参照し
ながら、当該コンテンツの使用者名の登録、使用環境の
選択、使用条件の選択、当該選択された使用環境、使用
条件によって決定される著作権料を含む使用料金の決定
及び料金の支払い方法の特定を行う工程、当該契約実行
システム17に於て、当該配信者と当該ユーザーとの間
で当該コンテンツの配信に関する契約に付いて合意が成
立した後、当該配信者は、当該ユーザーが、契約金を支
払ったか否かを確認する工程、当該配信者が、当該選択
された当該配信用コンテンツ(既に暗号化されている)
30に対して、更に当該コンテンツの使用環境、使用条
件、使用者名の各情報を付加すると共に、当該使用環
境、使用条件に基づく当該コンテンツの駆動プログラム
及び当該コンテンツの利用状況を管理する管理プログラ
ムを付加してコンテナ40を形成するコンテナ形成工
程、当該ユーザーによる、当該配信者が予め指定した銀
行口座への振込、若しくは電子決済により、当該所定の
使用料金の支払が確認された場合に、当該配信者が、当
該コンテナ40を配信システム11を介して当該伝送経
路4に配信する工程、当該コンテナに含まれる暗号化さ
れたデジタルコンテンツ30を再生する為の暗号解読キ
ーを含む電子プレーヤー13を準備し供給する工程、当
該ユーザーは、予め当該電子プレーヤー13を自己の端
末にダウンロードする工程、当該ユーザーは、当該配信
されてきたコンテナ40を当該電子プレーヤー13を使
用して再生する工程、当該電子プレーヤー13は、当該
暗号化された当該コンテンツ30の一部分を当該コンテ
ナから読み出して、その部分を暗号解読しながら再生
し、当該再生の終わった当該コンテンツ部分を消去し、
別の当該コンテンツの他の部分を当該コンテナから読み
出してその部分を暗号解読しながら再生し、当該再生の
終わった当該コンテンツ部分を消去する様に、係る操作
を繰り返して再生する工程、当該コンテナ40に於ける
当該コンテンツ30が再生される毎に、その再生状況を
当該コンテナ40内に配接した管理プログラムを作動さ
せ、当該伝送経路4を介して、当該伝送経路4に接続さ
れた利用状況分析システム17に転送するか、当該コン
テンツ30の利用状況を一旦当該コンテナ40内に設け
られた記憶手段に一旦格納した後、当該伝送経路4を介
して、当該伝送経路4に接続された利用状況分析システ
ム17に転送して当該コンテンツ毎にその利用状況を記
録管理する工程、当該コンテナ内に設けられた当該管理
プログラムは、当該コンテンツが、当該コンテンツ10
に対する契約条件に係る当該コンテンツ10の使用環境
条件に違反して使用されようとしている場合、若しくは
当該コンテンツ10の使用条件に違反するか、使用条件
を越えて使用されようとしている場合、或いは予め定め
られた警告に反して使用されようとしている場合には、
当該コンテナ40が有する駆動プログラムを停止状態に
する工程、当該コンテンツ10が不正に使用されている
か否かを当該伝送経路を介してグローバルに監視操作を
常時実行し、不正使用の疑いのある当該コンテンツ10
に類似のコンテンツ10が見いだされた場合には、当該
コンテンツ10に対して透かし情報が含まれているか否
かを識別する操作を実行し、当該透かし情報が検出され
た場合には、予め透かし情報を埋め込んだコンテンツが
登録されているコンテンツ登録データベース23の各コ
ンテンツの透かし情報と比較する工程、当該ユーザーに
より所定のコンテンツ10に対する使用料の入金が当該
配信者に対してあった場合には、当該配信用コンテンツ
10が持っている著作権情報に基づいて所定の著作権料
を当該コンテンツの著作権者に支払う様に処理する工
程、上記した各工程の内、少なくとも一部の工程を、コ
ンピュータ50により制御する工程、とから構成されて
いるデジタル情報からなるコンテンツの配信方法であ
る。
【0026】当該デジタル情報からなるコンテンツの配
信方法に於いては、当該契約システム17に於て、所定
のコンテンツ10の利用に関して所定のユーザーが決定
された場合には、当該ユーザー情報を当該透かし情報に
組み込む工程が付加されている事が望ましい。当該本発
明に係るコンテンツの配信方法に於いて、当該予め定め
られた警告は、当該コンテンツ10のユーザーが、当該
コンテンツ10を自己の端末5に於て、当該使用条件の
範囲内でオフラインでの使用を継続した場合に、当該伝
送経路4への接続を催促するものである。
【0027】本発明に於けるコンテンツの配信方法に於
いては、当該契約実行システムの実行により形成された
当該コンテナが配送システムを介して当該伝送経路に配
送され、当該利用状況分析システムで当該コンテンツの
利用状況が分析された情報から、ユーザー情報管理デー
タベース、商品管理データベース、売上管理データベー
スを作成する工程が更に含まれている事が望ましい。
【0028】一方、本発明に係る当該コンテンツの配信
方法に於いては、当該コンテンツが当該コンテンツの出
所が正しいものである事を表示する公式なマークを含む
場合には、当該公式なマークを当該伝送経路を介して確
認している場合には、当該公式なマーク部分を端末上で
クリックするか、当該公式なマークが、記録媒体上で確
認される場合には、オフラインで当該不正利用監視セン
ターに当該記録媒体を持ち込む事によって、当該コンテ
ンツに於ける当該公式なマーク部分の透かし情報を検出
し、予め設けられている当該コンテンツの登録データベ
ースの情報と比較し、当該コンテンツの登録データベー
スの情報と一致するマークがあれば、当該コンテンツの
出所は正しいものとして、当該センターから保証書が発
行される様な処理を行う工程が更に含まれている事も好
ましい。
【0029】更に、本発明に於いて、当該コンテンツが
出所が正しいものである否かが不明の場合で、当該デジ
タルコンテンツを当該伝送経路を介して確認している場
合には、当該デジタルコンテンツを端末上でクリックす
るか、当該公式なマークが、記録媒体上で確認される場
合には、オフラインで当該不正利用監視センターに当該
記録媒体を持ち込む事によって、当該コンテンツに於け
る当該デジタルコンテンツの透かし情報を検出し、予め
設けられている当該コンテンツの登録データベースの情
報と比較し、当該コンテンツの登録データベースの情報
と一致するマークがあれば、当該コンテンツの出所は正
しいものとして、当該センターから保証書が発行される
様な処理を行う不正利用監視工程が更に設けられている
事も好ましい。
【0030】又、本発明に係る当該コンテンツの配信方
法に於いては、当該コンテンツが当該コンテンツの出所
が正しいものである事を表示する公式なマークを含む場
合には、当該公式なマークを当該伝送経路を介して確認
している場合には、当該公式なマーク部分を端末上でク
リックするか、当該公式なマークが、記録媒体上で確認
される場合には、オフラインで当該不正利用監視センタ
ーに当該記録媒体を持ち込む事によって、当該コンテン
ツに於ける当該公式なマーク部分の透かし情報を検出
し、予め設けられている当該コンテンツの登録データベ
ースの情報と比較し、当該コンテンツの登録データベー
スの情報と一致するマークがあれば、当該コンテンツの
出所は正しいものとして、当該センターから保証書が発
行される様な処理を行う不正利用監視手段が更に設けら
れている事も望ましい。
【0031】次に、本発明に係る当該コンテンツの配信
方法の操作手順の一具体例を図2及び図3に示すのフロ
ーチャートを参照しながら詳細に説明する。即ち、スタ
ート後、ステップS1に於いて、通常はアナログデータ
で構成されている所定の作品(コンテンツ)をデジタル
情報に変換する操作が実行され、ステップS2に於い
て、当該コンテンツに著作権情報、配信者情報、ユーザ
ー情報の少なくとも一つの情報を含む所定の電子透かし
情報を埋め込む操作が実行される。
【0032】その後、ステップS3に進み、当該透かし
情報が埋め込まれたコンテンツを暗号化すると共に、当
該コンテンツの利用形態に関する条件及び著作権料に関
する条件を付加して配信用コンテンツに加工する工程が
実行され、当該配信用コンテンツは、所定のデータベー
スに格納する工程が実行される。次いで、ステップS4
に進み、当該配信者が、1つ若しくは複数個の当該デジ
タル情報に透かし情報が埋め込まれた当該データベース
に格納されている当該配信用コンテンツのリストを伝送
経路上で公開する工程が実行され、ステップS5に於い
て、ユーザーが自己の端末を使用して当該伝送経路を介
して、当該配信用コンテンツのリストにアクセスする操
作が実行されたか否かが判断され、NOであれば、ステ
ップS4に戻って上記した各工程が繰り返され、YES
であれば、ステップS6に於いて、ユーザーは、要すれ
ば試聴を行った後に、ステップS7に進んで、当該所定
の配信用コンテンツが気に入った場合で、その内容を見
たい、或いは聞きたい場合には、契約処理ルーチンを使
用して契約処理操作が実行される。
【0033】ステップS8に於いて、契約が成立しなか
った場合、つまりNOである場合には、ステップS4に
戻り、上記した各工程が繰り返される。一方、ステップ
S8でYES、つまり当該コンテンツ配信者とユーザー
とのあいに契約が成立した場合には、ステップS9に進
み、当該コンテンツ配信者は、当該ユーザーが所定の契
約金を支払ったか否かを判断し、NOであれば、当該フ
ローはENDとなり、YESであれば、ステップS90
に於いて当該契約金を所定の項目毎に分割して、ステッ
プS91に於いて、所定は入金口座に分配配付した後、
ステップS10に進んで当該配信者が、当該選択された
当該配信用コンテンツに対して、更に当該コンテンツの
使用環境、使用条件、使用者名の各情報を付加すると共
に、当該使用環境、使用条件に基づく当該コンテンツの
駆動プログラム及び当該コンテンツの利用状況を管理す
る管理プログラムを付加してコンテナを形成するコンテ
ナ形成工程が実行される。
【0034】その後、ステップS11に於いて、当該コ
ンテナ配信者が、当該ユーザーが所定の契約金を支払っ
ている事が確認されている場合に、当該ユーザーに対し
て当該配信コンテナを当該伝送経路に配信する工程が実
行される。次いで、ステップS12に於いて、当該ユー
ザーは、当該配信されたコンテナを、ステップS101
で当該コンテナ配信者が予め当該伝送路に配付してある
電子プレーヤをステップS102に於いて、ダウンロー
ドしておいた当該電子プレーヤーを使用して当該配信コ
ンテナを再生させる操作が実行される。
【0035】先ず、ステップS13に於いて、当該ユー
ザーの当該配信コンテナの再生操作環境が、当該契約で
定められた範囲内の再生条件を満たしているか否かが判
断され、NOであれば、ステップS14に於いて、所定
の警告後、当該配信コンテナの駆動回路を動作不能の状
態に設定し、ENDとなるが、当該ステップS13でY
ESである場合には、ステップS131で図4に示す再
生ルーチンが実行される事になる。
【0036】先ず、ステップS120に於いて、当該電
子プレーヤを駆動させる操作を実行した後、ステップS
121に於いて、当該配信コンテナのコンテンツ部分か
ら、所定の大きさの暗号化された部分的なデジタルデー
タを当該電子プレーヤによって読み出しステップS12
2に於いて、適宜のバッファー等の一時的格納手段に一
旦格納すると共に、前回の操作の際に読みだされていた
暗号化された部分的なデジタルデータを上書きして、前
回の読み出しデータを消去する。次いで、ステップS1
23に進んで、当該バッファーに格納された今回読みだ
された部分的暗号化されたデジタルコンテンツの暗号を
当該電子プレーヤの持っている解読キーを使用して解読
し、ステップS124に於いて、当該解読されたデジタ
ルコンテンツを通常の音声情報もしくは画像情報に再生
する。
【0037】ステップS125に於いては、当該解読さ
た部分的デジタルコンテンツが、当該配信コンテナに含
まれるデジタルコンテンツの全ての部分を解読し終わっ
たか否かが判断され、NOであれば、ステップS121
に戻り、上記した各工程が繰り返され、全てのデジタル
コンテンツ部分が解読されるまで継続される。そして、
当該ステップS125に於いてはYESである場合に
は、当該配信コンテナに含まれる当該デジタルコンテン
ツの全てが再生されたと判断し、再生ルーチンは終了
し、ステップS15に戻る。
【0038】当該ステップS15に於いては当該配信コ
ンテナの利用状況管理プログラムが立ち上がり、ステッ
プS16に於いて、当該配信コンテナの利用形態がオン
ラインか否かが判断され、YESである場合には、直接
後述するステップS17に進が、NOである場合には、
つまり、当該配信コンテナの利用形態がオフラインであ
った場合には、ステップS161に於いて、当該ユーザ
ーに対して当該配信コンテナの再生をオンラインで実行
する様要請を出すと共にステップS162に於いて、当
該配信コンテナの利用状況データを当該配信コンテナ内
に設けた適宜の記憶手段に記憶しておく。
【0039】その後、ステップS163に於いて、当該
ユーザーの当該配信コンテナの次の利用状況が判断さ
れ、その判断がYES、つまり、その利用状態がオンラ
インであった場合には、ステップS166において当該
配信コンテナ内の記憶手段内にそれまで蓄えられていた
当該配信コンテナの利用状況データを当該伝送路を介し
てステップS17で示す様に利用状況分析手段に報知す
る事になる。
【0040】一方、当該ステップS163に於いて、N
Oである場合には、ステップS164に於いて、当該配
信コンテナのオフラインによる再生操作がN回(例えば
3回)を越えるか否かが判断され、NOである場合に
は、ステップS16に戻り、上記した各工程の操作が繰
り返され、当該ステップS164でYESである場合に
は、ステップS165に進んで、当該配信コンテナの駆
動動作を停止させ、ENとなる。
【0041】一方、ステップS17に於いては、当該コ
ンテナから送信されてきた当該コンテンツ当該コンテン
ツ毎にその利用状況を記録管理する操作が実行される。
又、ステップS18に於いては、当該コンテナ内に設け
られた当該管理プログラムは、当該コンテンツが、当該
コンテンツに対する契約条件に係る当該コンテンツの使
用環境条件に違反して使用されようとしている場合、若
しくは当該コンテンツの使用条件に違反するか、使用条
件を越えて使用されようとしている場合、或いは予め定
められた警告に反して使用されようとしている場合に
は、当該コンテナが有する駆動プログラムを停止状態に
する。
【0042】又、図2、図3のフローチャートには図示
されていないが、当該ステップS17と平行的に不正利
用監視手段を駆動するプログラムが常時実行されてい
て、当該コンテンツが不正に使用されているか否かを当
該伝送経路を介してグローバルに監視操作を常時実行
し、不正使用の疑いのある当該コンテンツに類似のコン
テンツが見いだされた場合には、当該コンテンツに対し
て透かし情報が含まれているか否かを識別する操作を実
行し、当該透かし情報が検出された場合には、予め透か
し情報を埋め込んだコンテンツが登録されているコンテ
ンツ登録データベースの各コンテンツの透かし情報と比
較する操作が実行される。
【0043】その後、ステップS19に進み、当該配信
コンテナの再生条件が、契約上満了したか否かが判断さ
れ、NOである場合には、ステップS12に戻り、上記
した各工程が繰り返され、当該ステップS19でYES
の場合には、ENDとなる。本発明の更に他の態様とし
ては、デジタル情報から形成されたコンテンツに著作権
情報、配信者情報、ユーザー情報の少なくとも一つの情
報を透かし情報として埋め込む工程、当該透かし情報が
埋め込まれたコンテンツを暗号化すると共に、当該コン
テンツの利用形態に関する条件及び著作権料に関する条
件を付加して配信用コンテンツに加工する工程、当該配
信者が、1つ若しくは複数個の当該デジタル情報に透か
し情報が埋め込まれたコンテンツのリストを伝送経路上
で公開する工程、ユーザーが、自己の端末を使用して当
該伝送経路を介して、当該コンテンツのリストにアクセ
スする工程、当該ユーザーが、自ら選択した当該コンテ
ンツを利用したい場合には、自己の端末を使用して当該
伝送経路を介して、当該伝送経路に接続された契約実行
システムにアクセスし、少なくとも、当該配信者と当該
ユーザーとの間で、当該コンテンツの配信に関して、当
該コンテンツに付いて予め定められた使用環境、使用条
件、使用料金等を参照しながら、当該コンテンツの使用
者名の登録、使用環境の選択、使用条件の選択、当該選
択された使用環境、使用条件によって決定される著作権
料を含む使用料金の決定及び料金の支払い方法の特定を
行う工程、当該契約実行システムに於て、当該配信者と
当該ユーザーとの間で当該コンテンツの配信に関する契
約に付いて合意が成立した後、当該配信者は、当該ユー
ザーが、契約金を支払ったか否かを確認する工程、当該
配信者が、当該選択された当該配信用コンテンツ(既に
暗号化されている)に対して、更に当該コンテンツの使
用環境、使用条件、使用者名の各情報を付加すると共
に、当該使用環境、使用条件に基づく当該コンテンツの
駆動プログラム及び当該コンテンツの利用状況を管理す
る管理プログラムを付加してコンテナを形成するコンテ
ナ形成工程、当該配信者に於て、当該ユーザーによる、
当該配信者が予め指定した銀行口座への振込、若しくは
電子決済により、当該所定の使用料金の支払が確認され
た場合に、当該コンテナを配信システムを介して当該伝
送経路に配信する工程、当該コンテナを再生する為の暗
号解読キーを含む電子プレーヤーを準備し供給する工
程、当該ユーザーは、予め当該電子プレーヤーを自己の
端末にダウンロードする工程、当該ユーザーは、当該配
信されてきたコンテナを当該電子プレーヤーを使用して
再生する工程、当該電子プレーヤーは、当該暗号化され
た当該コンテンツの一部分を当該コンテンツから読み出
して、その部分を暗号解読しながら再生し、当該再生の
終わった当該コンテンツ部分を消去し、別の当該コンテ
ンツの他の部分を当該コンテンツから読み出してその部
分を暗号解読しながら再生し、当該再生の終わった当該
コンテンツ部分を消去する様に、係る操作を繰り返して
再生する工程、当該コンテナに於ける当該コンテンツが
再生される毎に、その再生状況を当該コンテナ内に配接
した管理プログラムを作動させ、当該伝送経路を介し
て、当該伝送経路に接続された利用状況分析システムに
転送するか、当該コンテンツの利用状況を一旦当該コン
テナ内に設けられた記憶手段に一旦格納した後、当該伝
送経路を介して、当該伝送経路に接続された利用状況分
析システムに転送して当該コンテンツ毎にその利用状況
を記録管理する工程、当該コンテナ内に設けられた当該
管理プログラムは、当該コンテンツが、当該コンテンツ
に対する契約条件に係る当該コンテンツの使用環境条件
に違反して使用されようとしている場合、若しくは当該
コンテンツの使用条件に違反するか、使用条件を越えて
使用されようとしている場合、或いは予め定められた警
告に反して使用されようとしている場合には、当該コン
テナが有する駆動プログラムを停止状態にする工程、当
該コンテンツが不正に使用されているか否かを当該伝送
経路を介してグローバルに監視操作を常時実行し、不正
使用の疑いのある当該コンテンツに類似のコンテンツが
見いだされた場合には、当該コンテンツに対して透かし
情報が含まれているか否かを識別する操作を実行し、当
該透かし情報が検出された場合には、予め透かし情報を
埋め込んだコンテンツが登録されているコンテンツ登録
データベースの各コンテンツの透かし情報と比較する工
程、当該ユーザーにより所定のコンテンツに対する使用
料の入金が当該配信者に対してあった場合には、当該配
信用コンテンツが持っている著作権情報に基づいて所定
の著作権料を当該コンテンツの著作権者に支払う様に処
理する工程、上記した各工程の内、少なくとも一部の工
程を、コンピュータにより制御する為のプログラムが記
録されている記録媒体である。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る当該デジタルコンテンツの
配信方法或いは当該デジタルコンテンツの配信システム
は、上記した様な技術構成を採用しているので、著作権
を有するデジタルコンテンツを公衆に販売するに当た
り、当該デジタルコンテンツを購入したユーザーが、当
該著作権の侵害行為等の不正行為をしえない様なシステ
ムを構築し、又当該ユーザーが万一当該著作権の侵害行
為等の不正行為をした場合には、その行為を確実に追求
できるシステムを構築する事によって、当該デジタルコ
ンテンツを簡易に配信する事を可能とすると同時に、当
該デジタルコンテンツの著作権を確実に防衛でき、当該
著作権者に対しては正当な著作権料を支払う事が可能
で、且つ当該殆どの処理操作が自動的に実行出来るデジ
タルコンテンツのデジタルコンテンツの配信方法或いは
配信システムが実現しえるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るデジタルコンテンツの配
信システムの一具体例の構成を示すブロックダイアグラ
ムである。
【図2】図2は、本発明に係るデジタルコンテンツの配
信システムの操作手順の一具体例を示すフローチャート
である。
【図3】図3は、本発明に係るデジタルコンテンツの配
信システムの操作手順の一具体例を示すフローチャート
である。
【図4】図4は、本発明に係るデジタルコンテンツの配
信システムの操作手順に於ける再生処理の操作手順の一
具体例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…デジタルコンテンツ配信システム 10…コンテンツ 1…埋込み手段 20…透かし情報が埋め込まれたコンテンツ 2…配信用コンテンツ加工手段 4…伝送経路 3…リスト公開手段 6…アクセス手段 5…ユーザー端末 7…契約実行システム手段 8…契約料金支払確認手段 30…配信用コンテンツ 40…配信用コンテナ 9…コンテナ形成手段 11…配信手段、配信システム 13…電子プレーヤー 12…電子プレーヤー供給手段 14…ダウンロード手段 15…再生手段 16…コンテンツ再生手段 19…利用状況分析システム 18…記憶手段 17…コンテンツ利用状況分析手段 21…管理プログラム手段 20…コンテンツ 23…コンテンツ登録データベース 22…コンテンツ不正利用監視手段 24…著作権料分配手段 50…コンピュータ 27…デジタルコンテンツ登録手段 29…デジタルコンテンツデータベース 25…試聴サンプル提供手段 31…ユーザー情報管理データベース 32…商品管理データベース 33…売上管理データベース 34…データベース形成手段 40…コンテナ 41…配信者、配信者ホームページ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 7/173 640 G06F 15/40 ZEC 310F 370G Fターム(参考) 5B049 AA06 BB11 CC05 GG10 5B075 KK43 KK54 KK63 KK68 ND16 PQ05 5B085 AA08 AE10 AE29 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA33 JB03 JB05 KA15 KA17 KB06 KB12 KB13 KH30 5C064 BA01 BA07 BB01 BB02 BC01 BC06 BC16 BC20 BC22 BC23 BC25 BD02 BD03 BD04 BD08 BD09 BD14 BD16

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル情報から形成されたコンテンツ
    に著作権情報、配信者情報、ユーザー情報の少なくとも
    一つの情報を透かし情報として埋め込む工程、 当該透かし情報が埋め込まれたコンテンツを暗号化する
    と共に、当該コンテンツの利用形態に関する条件及び著
    作権料に関する条件を付加して配信用コンテンツに加工
    する工程、 当該配信者が、1つ若しくは複数個の当該デジタル情報
    に透かし情報が埋め込まれたコンテンツのリストを伝送
    経路上で公開する工程、 ユーザーが、自己の端末を使用して当該伝送経路を介し
    て、当該コンテンツのリストにアクセスする工程、 当該ユーザーが、自ら選択した当該コンテンツを利用し
    たい場合には、自己の端末を使用して当該伝送経路を介
    して、当該伝送経路に接続された契約実行システムにア
    クセスし、少なくとも、当該配信者と当該ユーザーとの
    間で、当該コンテンツの配信に関して、当該コンテンツ
    に付いて予め定められた使用環境、使用条件、使用料金
    等を参照しながら、当該コンテンツの使用者名の登録、
    使用環境の選択、使用条件の選択、当該選択された使用
    環境、使用条件によって決定される著作権料を含む使用
    料金の決定及び料金の支払い方法の特定を行う工程、 当該契約実行システムに於て、当該配信者と当該ユーザ
    ーとの間で当該コンテンツの配信に関する契約に付いて
    合意が成立した後、当該配信者は、当該ユーザーが、契
    約金を支払ったか否かを確認する工程、 当該配信者が、当該選択された当該配信用コンテンツに
    対して、更に当該契約操作により当該ユーザーとの間で
    契約が成立した当該コンテンツの使用環境、使用条件、
    使用者名の各情報を付加すると共に、当該使用環境、使
    用条件に基づく当該コンテンツの駆動プログラム及び当
    該コンテンツの利用状況を管理する管理プログラムを付
    加してコンテナを形成するコンテナ形成工程、 当該配信者に於て、当該ユーザーによる、当該配信者が
    予め指定した銀行口座への振込、若しくは電子決済によ
    り、当該所定の使用料金の支払が確認された場合に、当
    該コンテナを配信システムを介して当該伝送経路に配信
    する工程、 当該コンテナを再生する為の暗号解読キーを含む電子プ
    レーヤーを準備し供給する工程、 当該ユーザーは、予め当該電子プレーヤーを自己の端末
    にダウンロードする工程、 当該ユーザーは、当該配信されてきたコンテナを当該電
    子プレーヤーを使用して再生する工程、 当該電子プレーヤーは、当該暗号化された当該コンテン
    ツの一部分を当該コンテンツから読み出して、その部分
    を暗号解読しながら再生し、当該再生の終わった当該コ
    ンテンツ部分を消去し、別の当該コンテンツの他の部分
    を当該コンテンツから読み出してその部分を暗号解読し
    ながら再生し、当該再生の終わった当該コンテンツ部分
    を消去する様に、係る操作を繰り返して再生する工程、 当該コンテナに於ける当該コンテンツが再生される毎
    に、その再生状況を当該コンテナ内に配接した管理プロ
    グラムを作動させ、当該伝送経路を介して、当該伝送経
    路に接続された利用状況分析システムに転送するか、当
    該コンテンツの利用状況を一旦当該コンテナ内に設けら
    れた記憶手段に一旦格納した後、当該伝送経路を介し
    て、当該伝送経路に接続された利用状況分析システムに
    転送して当該コンテンツ毎にその利用状況を記録管理す
    る工程、 当該コンテナ内に設けられた当該管理プログラムは、当
    該コンテンツが、当該コンテンツに対する契約条件に係
    る当該コンテンツの使用環境条件に違反して使用されよ
    うとしている場合、若しくは当該コンテンツの使用条件
    に違反するか、使用条件を越えて使用されようとしてい
    る場合、或いは予め定められた警告に反して使用されよ
    うとしている場合には、当該コンテナが有する駆動プロ
    グラムを停止状態にする工程、 当該コンテンツが不正に使用されているか否かを当該伝
    送経路を介してグローバルに監視操作を常時実行し、不
    正使用の疑いのある当該コンテンツに類似のコンテンツ
    が見いだされた場合には、当該コンテンツに対して透か
    し情報が含まれているか否かを識別する操作を実行し、
    当該透かし情報が検出された場合には、予め透かし情報
    を埋め込んだコンテンツが登録されているコンテンツ登
    録データベースの各コンテンツの透かし情報と比較する
    工程、 当該ユーザーにより所定のコンテンツに対する使用料の
    入金が当該配信者に対してあった場合には、当該配信用
    コンテンツが持っている著作権情報に基づいて所定の著
    作権料を当該コンテンツの著作権者に支払う様に処理す
    る工程、 上記した各工程の内、少なくとも一部の工程を、コンピ
    ュータにより制御する工程、 とから構成されている事を特徴とするデジタル情報から
    なるコンテンツの配信方法。
  2. 【請求項2】 当該伝送経路がインターネットである事
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツの配信方法。
  3. 【請求項3】 当該契約システムに於て、所定のコンテ
    ンツの利用に関して所定のユーザーが決定された場合に
    は、当該ユーザー情報を当該透かし情報に組み込む工程
    が付加されている事を特徴とする請求項1又は2記載の
    コンテンツの配信方法。
  4. 【請求項4】 当該予め定められた警告は、当該コンテ
    ンツのユーザーが、当該コンテンツを自己の端末に於
    て、当該使用条件の範囲内でオフラインでの使用を継続
    した場合に、当該伝送経路への接続を催促するものであ
    る事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のコン
    テンツの配信方法。
  5. 【請求項5】 当該透かしを埋め込んだ当該コンテンツ
    (暗号化はされていない)であって、所定のデータベー
    スに格納されているコンテンツの少なくとも一部を試聴
    サンプルとして、当該伝送経路上に公開する工程を含ん
    でいる事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    コンテンツの配信方法。
  6. 【請求項6】 当該透かしを埋め込んだ当該コンテンツ
    (暗号化はされていない)であって、所定のデータベー
    スに格納されているコンテンツの少なくとも一部を試聴
    サンプルとして、所定の記録媒体に複写して、公衆の間
    に拡布させ、ユーザーが当該記録媒体を自己の端末を使
    用して再生し試聴する工程を含んでいる事を特徴とする
    1乃至4の何れかに記載のコンテンツの配信方法。
  7. 【請求項7】 当該契約実行システムの実行により形成
    された当該コンテナが配送システムを介して当該伝送経
    路に配送され、当該利用状況分析システムで当該コンテ
    ンツの利用状況が分析された情報から、ユーザー情報管
    理データベース、商品管理データベース、売上管理デー
    タベースを作成する工程が更に含まれている事を特徴と
    する請求項1乃至6の何れかに記載のコンテンツの配信
    方法。
  8. 【請求項8】 当該コンテンツは、デジタル情報からな
    る音楽、静止画像、著作権マーク、プライバシーマー
    ク、その他当該コンテンツの出所が正しいものである事
    を表示する公式なマーク、デジタル書籍、地図、ビデオ
    を含む動画像を含んでいる事を特徴とする請求項1乃至
    7の何れかに記載のコンテンツの配信方法。
  9. 【請求項9】 当該コンテンツが当該コンテンツの出所
    が正しいものである事を表示する公式なマークを含む場
    合には、当該公式なマークを当該伝送経路を介して確認
    している場合には、当該公式なマーク部分を端末上でク
    リックするか、当該公式なマークが、記録媒体上で確認
    される場合には、オフラインで当該不正利用監視センタ
    ーに当該記録媒体を持ち込む事によって、当該コンテン
    ツに於ける当該公式なマーク部分の透かし情報を検出
    し、予め設けられている当該コンテンツの登録データベ
    ースの情報と比較し、当該コンテンツの登録データベー
    スの情報と一致するマークがあれば、当該コンテンツの
    出所は正しいものとして、当該センターから保証書が発
    行される様な処理を行う工程が更に含まれている事を特
    徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のコンテンツの
    配信方法。
  10. 【請求項10】 デジタル情報から形成されたコンテン
    ツに著作権情報、配信者情報、ユーザー情報の少なくと
    も一つの情報を透かし情報として埋め込む透かし情報埋
    込み手段、 当該透かし情報が埋め込まれたコンテンツを暗号化する
    と共に、当該コンテンツの利用形態に関する条件及び著
    作権料に関する条件を付加して配信用コンテンツに加工
    する配信用コンテンツ加工手段、 当該配信者が、1つ若しくは複数個の当該デジタル情報
    に透かし情報が埋め込まれたコンテンツのリストを伝送
    経路上で公開するリスト公開手段、 ユーザーが、自己の端末を使用して当該伝送経路を介し
    て、当該コンテンツのリストにアクセスするアクセス手
    段、 当該ユーザーが、自ら選択した当該コンテンツを利用し
    たい場合には、自己の端末を使用して当該伝送経路を介
    して、当該伝送経路に接続された契約実行システムにア
    クセスし、少なくとも、当該配信者と当該ユーザーとの
    間で、当該コンテンツの配信に関して、当該コンテンツ
    に付いて予め定められた使用環境、使用条件、使用料金
    等を参照しながら、当該コンテンツの使用者名の登録、
    使用環境の選択、使用条件の選択、当該選択された使用
    環境、使用条件によって決定される著作権料を含む使用
    料金の決定及び料金の支払い方法の特定を行う契約実行
    システム手段、 当該契約実行システム手段に於て、当該配信者と当該ユ
    ーザーとの間で当該コンテンツの配信に関する契約に付
    いて合意が成立した後、当該配信者は、当該ユーザー
    が、契約金を支払ったか否かを確認する料金支払い確認
    手段、 当該配信者が、当該選択された当該配信用コンテンツに
    対して、更に当該契約操作により当該ユーザーとの間で
    契約が成立した当該コンテンツの使用環境、使用条件、
    使用者名の各情報を付加すると共に、当該使用環境、使
    用条件に基づく当該コンテナの駆動プログラム及び当該
    コンテンツの利用状況を管理する管理プログラムを付加
    してコンテナを形成するコンテナ形成手段、 当該配信者に於て、当該ユーザーによる、当該配信者が
    予め指定した銀行口座への振込、若しくは電子決済によ
    り、当該所定の使用料金の支払が確認された場合に、当
    該コンテナを配信システムを介して当該伝送経路に配信
    する配信手段、 当該コンテナを再生する為の暗号解読キーを含む電子プ
    レーヤーを準備し供給する電子プレーヤー供給手段、 当該ユーザーが、予め当該電子プレーヤーを自己の端末
    にダウンロードするダウンロード手段、 当該ユーザーが、当該配信されてきたコンテナに格納さ
    れている当該暗号化デジタルコンテンツを当該電子プレ
    ーヤーを使用して再生する再生手段、 当該電子プレーヤーは、当該暗号化された当該コンテン
    ツの一部分を当該コンテナから読み出して、その部分を
    暗号解読しながら再生し、当該再生の終わった当該コン
    テンツ部分を消去し、別の当該コンテンツの他の部分を
    当該コンテナから読み出してその部分を暗号解読しなが
    ら再生し、当該再生の終わった当該コンテンツ部分を消
    去する様に、係る操作を繰り返して再生するコンテナ再
    生手段、 当該コンテナに於ける当該コンテンツが再生される毎
    に、その再生状況を当該伝送経路を介して、当該伝送経
    路に接続された利用状況分析システムに転送するか、当
    該コンテンツの利用状況を一旦当該コンテナ内に設けら
    れた記憶手段に一旦格納した後、当該伝送経路を介し
    て、当該伝送経路に接続された利用状況分析システムに
    転送して当該デジタルコンテンツ毎にその利用状況を記
    録管理するコンテンツ利用状況分析手段、 当該コンテンツが、当該コンテンツに対する契約条件に
    係る当該コンテンツの使用環境条件に違反して使用され
    ようとしている場合、若しくは当該コンテンツの使用条
    件に違反するか、使用条件を越えて使用されようとして
    いる場合、或いは予め定められた警告に反して使用され
    ようとしている場合には、当該コンテナが有する駆動プ
    ログラムを停止状態にする、当該コンテナ内に設けられ
    た管理プログラム手段、 当該コンテンツが不正に使用されているか否かを当該伝
    送経路を介してグローバルに監視操作を常時実行し、不
    正使用の疑いのある当該コンテンツに類似のコンテンツ
    が見いだされた場合には、当該コンテンツに対して透か
    し情報が含まれているか否かを識別する操作を実行し、
    当該透かし情報が検出された場合には、予め透かし情報
    を埋め込んだコンテンツが登録されているコンテンツ登
    録データベースの各コンテンツの透かし情報と比較する
    コンテンツ不正利用監視手段、 当該ユーザーにより所定のコンテンツに対する使用料の
    入金が当該配信者に対してあった場合には、当該配信用
    コンテンツが持っている著作権情報に基づいて所定の著
    作権料を当該コンテンツの著作権者に支払う様に処理す
    る著作権料分配手段、 上記した各手段の内、少なくとも当該登録された電子透
    かし入りデジタルコンテンツを当該伝送経路に公開する
    リスト公開手段、当該契約実行システム手段、当該コン
    テナ配信システム手段、ユーザー端末手段、利用状況分
    析システム手段、及びコンテンツ不正利用監視手段が当
    該伝送経路に接続されており、且つコンピュータにより
    制御せしめられる様に構成されている事を特徴とするす
    るコンテンツの配信システム。
  11. 【請求項11】 当該伝送経路がインターネットである
    事を特徴とする請求項10記載のコンテンツの配信シス
    テム。
  12. 【請求項12】 当該契約システムに於て、所定のコン
    テンツの利用に関して所定のユーザーが決定された場合
    には、当該ユーザー情報を当該透かし情報に組み込む為
    に当該透かし情報埋込み手段が使用される事を特徴とす
    る請求項10又は11記載のコンテンツの配信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 当該予め定められた警告は、当該コン
    テンツのユーザーが、当該コンテンツを自己の端末に於
    て、当該使用条件の範囲内でオフラインでの使用を継続
    した場合に、当該伝送経路への接続を催促するものであ
    る事を特徴とする請求項10乃至12の何れかに記載の
    コンテンツの配信システム。
  14. 【請求項14】 当該透かしを埋め込んだ当該コンテン
    ツ(暗号化はされていない)であって、所定のデータベ
    ースに格納されているコンテンツの少なくとも一部を試
    聴サンプルとして、当該伝送経路上に公開する試聴サン
    プル提供手段を含んでいる事を特徴とする請求項10乃
    至13の何れかに記載のコンテンツの配信システム。
  15. 【請求項15】 当該透かしを埋め込んだ当該コンテン
    ツ(暗号化はされていない)であって、所定のデータベ
    ースに格納されているコンテンツの少なくとも一部を試
    聴サンプルとして、所定の記録媒体に複写して、公衆の
    間に拡布させ、ユーザーが当該記録媒体を自己の端末を
    使用して再生し試聴する試聴サンプル提供手段を含んで
    いる事を特徴とする10乃至14の何れかに記載のコン
    テンツの配信システム。
  16. 【請求項16】 当該契約実行システム手段の実行によ
    り形成された当該コンテナが配送システムを介して当該
    伝送経路に配送され、当該利用状況分析システムで当該
    コンテンツの利用状況が分析された情報から、ユーザー
    情報管理データベース、商品管理データベース、売上管
    理データベースを作成するデータベース形成手段が更に
    含まれている事を特徴とする請求項10乃至15の何れ
    かに記載のコンテンツの配信システム。
  17. 【請求項17】 当該コンテンツは、デジタル情報から
    なる音楽、静止画像、著作権マーク、プライバシーマー
    ク、その他当該コンテンツの出所が正しいものである事
    を表示する公式なマーク、デジタル書籍、地図、ビデオ
    を含む動画像を含んでいる事を特徴とする請求項10乃
    至16の何れかに記載のコンテンツの配信システム。
  18. 【請求項18】 当該コンテンツが出所が正しいもので
    ある否かが不明の場合で、当該デジタルコンテンツを当
    該伝送経路を介して確認している場合には、当該デジタ
    ルコンテンツを端末上でクリックするか、当該公式なマ
    ークが、記録媒体上で確認される場合には、オフライン
    で当該不正利用監視センターに当該記録媒体を持ち込む
    事によって、当該コンテンツに於ける当該デジタルコン
    テンツの透かし情報を検出し、予め設けられている当該
    コンテンツの登録データベースの情報と比較し、当該コ
    ンテンツの登録データベースの情報と一致するマークが
    あれば、当該コンテンツの出所は正しいものとして、当
    該センターから保証書が発行される様な処理を行う不正
    利用監視手段が更に設けられている事を特徴とする請求
    項1乃至9の何れかに記載のコンテンツの配信方法。
  19. 【請求項19】 当該コンテンツが出所が正しいもので
    ある否かが不明の場合で、当該デジタルコンテンツを当
    該伝送経路を介して確認している場合には、当該デジタ
    ルコンテンツを端末上でクリックするか、当該公式なマ
    ークが、記録媒体上で確認される場合には、オフライン
    で当該不正利用監視センターに当該記録媒体を持ち込む
    事によって、当該コンテンツに於ける当該デジタルコン
    テンツの透かし情報を検出し、予め設けられている当該
    コンテンツの登録データベースの情報と比較し、当該コ
    ンテンツの登録データベースの情報と一致するマークが
    あれば、当該コンテンツの出所は正しいものとして、当
    該センターから保証書が発行される様な処理を行う不正
    利用監視手段が更に設けられている事を特徴とする請求
    項10乃至17の何れかに記載のコンテンツの配信シス
    テム。
  20. 【請求項20】 当該コンテンツが当該コンテンツの出
    所が正しいものである事を表示する公式なマークを含む
    場合には、当該公式なマークを当該伝送経路を介して確
    認している場合には、当該公式なマーク部分を端末上で
    クリックするか、当該公式なマークが、記録媒体上で確
    認される場合には、オフラインで当該不正利用監視セン
    ターに当該記録媒体を持ち込む事によって、当該コンテ
    ンツに於ける当該公式なマーク部分の透かし情報を検出
    し、予め設けられている当該コンテンツの登録データベ
    ースの情報と比較し、当該コンテンツの登録データベー
    スの情報と一致するマークがあれば、当該コンテンツの
    出所は正しいものとして、当該センターから保証書が発
    行される様な処理を行う不正利用監視手段が更に設けら
    れている事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載
    のコンテンツの配信方法。
  21. 【請求項21】 当該コンテンツが当該コンテンツの出
    所が正しいものである事を表示する公式なマークを含む
    場合には、当該公式なマークを当該伝送経路を介して確
    認している場合には、当該公式なマーク部分を端末上で
    クリックするか、当該公式なマークが、記録媒体上で確
    認される場合には、オフラインで当該不正利用監視セン
    ターに当該記録媒体を持ち込む事によって、当該コンテ
    ンツに於ける当該公式なマーク部分の透かし情報を検出
    し、予め設けられている当該コンテンツの登録データベ
    ースの情報と比較し、当該コンテンツの登録データベー
    スの情報と一致するマークがあれば、当該コンテンツの
    出所は正しいものとして、当該センターから保証書が発
    行される様な処理を行う不正利用監視手段が更に設けら
    れている事を特徴とする請求項10乃至17の何れかに
    記載のコンテンツの配信システム。
  22. 【請求項22】 デジタル情報から形成されたコンテン
    ツに著作権情報、配信者情報、ユーザー情報の少なくと
    も一つの情報を透かし情報として埋め込む工程、 当該透かし情報が埋め込まれたコンテンツを暗号化する
    と共に、当該コンテンツの利用形態に関する条件及び著
    作権料に関する条件を付加して配信用コンテンツに加工
    する工程、 当該配信者が、1つ若しくは複数個の当該デジタル情報
    に透かし情報が埋め込まれたコンテンツのリストを伝送
    経路上で公開する工程、 ユーザーが、自己の端末を使用して当該伝送経路を介し
    て、当該コンテンツのリストにアクセスする工程、 当該ユーザーが、自ら選択した当該コンテンツを利用し
    たい場合には、自己の端末を使用して当該伝送経路を介
    して、当該伝送経路に接続された契約実行システムにア
    クセスし、少なくとも、当該配信者と当該ユーザーとの
    間で、当該コンテンツの配信に関して、当該コンテンツ
    に付いて予め定められた使用環境、使用条件、使用料金
    等を参照しながら、当該コンテンツの使用者名の登録、
    使用環境の選択、使用条件の選択、当該選択された使用
    環境、使用条件によって決定される著作権料を含む使用
    料金の決定及び料金の支払い方法の特定を行う工程、 当該契約実行システムに於て、当該配信者と当該ユーザ
    ーとの間で当該コンテンツの配信に関する契約に付いて
    合意が成立した後、当該配信者は、当該ユーザーが、契
    約金を支払ったか否かを確認する工程、 当該配信者が、当該選択された当該配信用コンテンツ
    (既に暗号化されている)に対して、更に当該コンテン
    ツの使用環境、使用条件、使用者名の各情報を付加する
    と共に、当該使用環境、使用条件に基づく当該コンテン
    ツの駆動プログラム及び当該コンテンツの利用状況を管
    理する管理プログラムを付加してコンテナを形成するコ
    ンテナ形成工程、 当該配信者に於て、当該ユーザーによる、当該配信者が
    予め指定した銀行口座への振込、若しくは電子決済によ
    り、当該所定の使用料金の支払が確認された場合に、当
    該コンテナを配信システムを介して当該伝送経路に配信
    する工程、 当該コンテナを再生する為の暗号解読キーを含む電子プ
    レーヤーを準備し供給する工程、 当該ユーザーは、予め当該電子プレーヤーを自己の端末
    にダウンロードする工程、 当該ユーザーは、当該配信されてきたコンテナを当該電
    子プレーヤーを使用して再生する工程、 当該電子プレーヤーは、当該暗号化された当該コンテン
    ツの一部分を当該コンテンツから読み出して、その部分
    を暗号解読しながら再生し、当該再生の終わった当該コ
    ンテンツ部分を消去し、別の当該コンテンツの他の部分
    を当該コンテンツから読み出してその部分を暗号解読し
    ながら再生し、当該再生の終わった当該コンテンツ部分
    を消去する様に、係る操作を繰り返して再生する工程、 当該コンテナに於ける当該コンテンツが再生される毎
    に、その再生状況を当該コンテナ内に配接した管理プロ
    グラムを作動させ、当該伝送経路を介して、当該伝送経
    路に接続された利用状況分析システムに転送するか、当
    該コンテンツの利用状況を一旦当該コンテナ内に設けら
    れた記憶手段に一旦格納した後、当該伝送経路を介し
    て、当該伝送経路に接続された利用状況分析システムに
    転送して当該コンテンツ毎にその利用状況を記録管理す
    る工程、 当該コンテナ内に設けられた当該管理プログラムは、当
    該コンテンツが、当該コンテンツに対する契約条件に係
    る当該コンテンツの使用環境条件に違反して使用されよ
    うとしている場合、若しくは当該コンテンツの使用条件
    に違反するか、使用条件を越えて使用されようとしてい
    る場合、或いは予め定められた警告に反して使用されよ
    うとしている場合には、当該コンテナが有する駆動プロ
    グラムを停止状態にする工程、 当該コンテンツが不正に使用されているか否かを当該伝
    送経路を介してグローバルに監視操作を常時実行し、不
    正使用の疑いのある当該コンテンツに類似のコンテンツ
    が見いだされた場合には、当該コンテンツに対して透か
    し情報が含まれているか否かを識別する操作を実行し、
    当該透かし情報が検出された場合には、予め透かし情報
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