JP2001235911A - 画像形成装置、トナー付着量検出手段 - Google Patents
画像形成装置、トナー付着量検出手段Info
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- JP2001235911A JP2001235911A JP2000047652A JP2000047652A JP2001235911A JP 2001235911 A JP2001235911 A JP 2001235911A JP 2000047652 A JP2000047652 A JP 2000047652A JP 2000047652 A JP2000047652 A JP 2000047652A JP 2001235911 A JP2001235911 A JP 2001235911A
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Abstract
この発光手段が照射した光の反射光を受光する受光手段
と、この受光手段の出力から前記像担持体上のトナー付
着量を検出する手段を備えたトナー付着量検出手段にお
いて、トナーの劣化に起因するトナー付着量の検出誤差
による画質の低下を防止する。 【解決手段】 トナー付着量検出手段102によりトナ
ーの劣化状態に応じてトナー付着量を補正することとし
た。
Description
ー付着量を検出するトナー付着量検出手段及びこのトナ
ー付着量検出手段を具備した各種プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に関する。
体表面に色の異なるトナー画像をそれぞれ形成し、その
トナー像を中間転写体上の同一位置に重ね転写し、さら
に、この中間転写体上のトナー像を転写紙に転写してい
る。
態に保つためには、像担持体表面のトナー付着量を安定
させる必要があり、そのため像担持体表面のトナー付着
量を反射型トナー濃度センサにより検知し、この検知結
果に基き、トナー付着量を制御することが知られてい
る。
に検知するため、拡散反射光光量を測定するものが、例
えば特開平5−249787号公報に提案されている。
カラートナーに赤外光を当てると拡散反射光を生じる。
拡散反射光光量はトナー付着量に応じて増加す特性を示
すため、低付着量から高付着量まで感度よく測定するこ
とができる。
は、像担持体としての感光体上ではなく像担持体として
の中間転写体上でトナー付着量検知を行うものも提案さ
れている。
合、センサによるバラツキや温度湿度などによる出力変
化を校正してやれば、同じトナーのトナー付着量とセン
サ出力の関係は常に同じであると考えられてきた。
例えば、特性値の変化、主に粒形、微粉粗分含有量、円
形度などの変化により徐々に、トナー付着量とセンサ出
力の関係が変化し、経時的に正確なトナー付着量を検出
することができなくなり、トナー付着量制御にズレが生
じて、濃度バランスのくずれた異常画像が生じている。
特にこの傾向は微妙な色合いが画質を左右するカラー画
像形成装置において顕著である。
時的に正確なトナー付着量を検出することができるトナ
ー付着量検出手段及び画像形成装置を提供することにあ
る。
成するため、以下の構成とした。 (1).像担持体の表面に光を照射する発光手段と、こ
の発光手段が照射した光の反射光を受光する受光手段
と、この受光手段の出力から前記像担持体上のトナー付
着量を検出する手段を備えたトナー付着量検出手段にお
いて、トナーの劣化状態に応じて前記トナー付着量を補
正することとした(請求項1)。 (2).(1)記載のトナー付着量検出手段において、
前記トナーの劣化状態を、前記像担持体に対する作像回
数から判断することとした(請求項2)。 (3).(1)記載のトナー付着量検出手段において、
前記トナーの劣化状態を、前記像担持体に作像した画像
データの画素数の累積値より判断することとした(請求
項3)。 (4).(1)記載のトナー付着量検出手段において、
前記トナーの劣化状態を、トナーエンド検知センサ出力
により判断することとした(請求項4)。 (5).少なくとも帯電、露光、現像の各手段による帯
電、露光、現像の各プロセスを経て像担持体上にトナー
像を形成する画像形成装置において、請求項1ないし4
記載のトナー付着量検出手段により補正されたトナー付
着量に基いて、画像濃度に関わる制御値を変えることと
した(請求項5)。 (6).(5)記載の画像形成装置において、前記画像
濃度に関わる制御値が前記帯電手段による感光体の帯電
電位、前記露光手段による露光光量、前記現像手段によ
る現像バイアスのうち、少なくとも1つの制御値とした
(請求項6)。
像形成装置を図1により説明する。図1において、符号
1は像担持体たる可撓性のベルト状をした感光体を示
す。感光体1は支持用のローラ2、3間に張設されてい
て、ローラ2の回転駆動により図中矢印Aの向き(時計
まわりの向き)に回転し搬送される。符号4は、感光体
1の表面を均一に帯電する帯電手段たる帯電チャージャ
を示す。なお、帯電チャージャに代えて帯電ローラが設
けられることもある。
てのレーザーによる光走査装置を示し、符号6は後述す
るイエロー、マゼンタ、シアン、黒、の現像剤(トナ
ー)を感光体1に供給する現像手段としてのカラー現像
装置を示す。このカラー現像装置6は、回転式のいわゆ
るリボルバータイプであり、イエロートナーで現像する
現像器6Y、シアントナーで現像する現像器6C、イエ
ロートナーで現像する現像器6Y、黒トナーで現像する
現像器6Kを中心軸のまわりに備えている。
ナーが不足してきたときにこれを電気的(磁気的)に検
知するトナーエンド検知センサが設けられていて、二成
分現像剤の場合、キャリアに対するトナーの比率をトナ
ーエンド検知センサとしての透磁率センサにより検知す
ることができるようになっている。
れぞれに対応する色のトナーを補充するトナーボトルか
らトナーを補充することができるようになっている。ト
ナーエンドセンサが、トナー不足を検知すると警告が出
され、この警告に従って、トナーボトルを交換するなど
してトナーの補充がなされる。
現像ローラと感光体1間には、図示しないバイアス手段
によりバイアス電圧(現像バイアス)を印加することが
できるようになっている。このバイアス電圧は可変であ
る。
担持体としての中間転写ベルトを示す。この中間転写ベ
ルト10は支持ローラ11、12の間に張設されてい
て、回ローラ11の回転駆動により矢印Bの向き(反時
計まわりの向き)に回転、搬送される。
1を支持するローラ3の部位で接触している。この接触
部の中間転写ベルト10側には、導電性を有するバイア
スローラ13が中間転写ベルト10裏面に所定の条件で
接触している。
ついて説明する。図1において、感光体1は帯電チャー
ジャ4により一様に帯電された後、光走査装置5によ
り、画像情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が
形成される。ここで、露光する画像情報は所望のフルカ
ラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ、及び黒の色情
報に分解した単色の画像情報であり、この画像情報によ
り半導体レーザー(図示せず)で発生されたレーザービ
ームLbは、図示省略の光学装置により走査、及び光路
調整されて感光体1を走査させられて、静電潜像が担持
される。
装置6により所定のイエロー、シアン、マゼンタ、及び
黒トナーで各々単色現像され、感光体1上に各々の色の
画像が順次形成される。
成された各単色画像は、感光体1と同期して図中矢印B
方向に回転する中間転写ベルト10上に、イエロー、シ
アン、マゼンタ、及び黒の単色毎に、バイアスローラ1
3に印加された所定の転写バイアスにより順次重ね転写
される。
エロー、シアン、マゼンタ、及び黒の画像は、給紙カセ
ットからなる給紙台17から給紙ローラ18、搬送ロー
ラ対19a、19b、レジストローラ対20a、20b
を経て転写ローラ14転写ローラ14が配置された転写
部で、転写紙17a上に一括転写される。
により定着されて、フルカラー画像が完成し、排紙ロー
ラ対81a、81bを経て排紙スタック部82に排出さ
れる。
体1上のトナーをクリーニングするクリーニングブレー
ドを含むクリーニング装置を示し、符号15cは廃棄ト
ナー回収容器を示す。
ニング装置を示す。このクリーニング装置16のクリー
ニングブレード16aは、画像形成動作中には中間転写
ベルト10表面から離間した位置に保持され、形成像が
上述の転写紙17a上に転写された後に中間転写ベルト
10表面に当接される。
レード16aによって掻き取られた廃棄トナーは、クリ
ーニング装置16内に設けられたオーガ16bにより、
図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリッジ
31手前側面に設けられた、図示を省略した搬送部によ
り廃棄トナー回収用器15cに搬送される。所定量以上
の廃棄トナーが廃棄トナー回収用器15c内に収容され
た時点でプロセスカートリッジ31に対し廃棄トナー回
収用器15cを交換することより、プロセスカートリッ
ジ31の長寿命化が図られる。
ト10、クリーニング装置15、16は、プロセスカー
トリッジ31と一体的に構成され、廃棄トナー回収用器
15cは、プロセスカートリッジ31に対して交換可能
に組み込まれている。プロセスカートリッジ31のレジ
ストローラ20b側のケース外装部分は、用紙搬送ガイ
ドとしての機能も備えている。
ー付着量を検出するためのトナー付着量センサを示す。
本例のトナー付着量センサ100は、図2に示すよう
に、中間転写ベルト10の表面に光を照射する発光手段
として赤外発光ダイオード100Aと、この赤外発光ダ
イオード100Aが照射した光の拡散反射光を受光する
受光手段としてフォトダイオード100Bからなる。
たトナー付着量検出用パッチが、感光体1と中間転写ベ
ルト10の接触する位置で中間転写ベルト上に転写さ
れ、中間転写ベルト10上に付着してトナーパッチ18
が中間転写ベルト10上に形成される。このトナーパッ
チ18は中間転写ベルト10に対向して取り付けられた
トナー付着量センサ100により検出される。
は受光量に応じた電圧を出力する構成となっており、赤
外発光ダイオード100Aが照射したトナーパッチ18
の拡散反射光をフォトダイオード100Bが受光し、光
電変換された出力信号が制御手段101に入力されるよ
うになっている。
たCPU内蔵の制御手段101は、演算により中間転写
ベルト10上のトナー付着量を検出し、トナー付着量が
狙いの量からずれていれば、当該画像形成装置における
画像濃度に関わる制御値を変更して上記ずれの量がせば
まるように制御する。
ャージャ4による感光体1の帯電電圧、光走査装置5に
よる露光光量、現像器6Y、6M、6C、6Kにおける
現像バイアスを挙げることができ、これらのうち、少な
くとも1つの制御値を変えて画像濃度を調節することが
できる。これらトナー付着量検出センサ100と前記制
御手段101とにより、トナー付着量検出手段102が
構成されている。
光面積で決まり、一定の大きさの既知の値である。よっ
て、パッチ18当たりのトナー付着量から単位面積当た
りのトナー付着量M/Aを実測することができ、その付
着量でのトナー付着量センサ100の出力電圧Vsも実
測できる。
ナー付着量センサ出力電圧Vsの関係を示したものであ
る。図中破線は初期トナーにおける出力電圧値であり、
実線は同じトナーで経時劣化したものについての出力電
圧値である。
て、経時劣化したトナーと初期トナーの各出力電圧Vs
を比較した場合、経時劣化したトナーの方が初期トナー
よりも出力電圧Vsが低い傾向を示す。
をトナーが循環している間に、経時的にトナーの形が変
化(一般的に角が取れて丸くなる)し、また微粉、粗分
などの量が増えることにより拡散反射光光量が低下して
しまうためと考えられる。
拡散反射光光量に差があるにも関わらず、初期トナーに
おける単位面積当たりの付着量M/Aと出力電圧Vsの
関係だけにより、画像濃度に関わる制御値を変更しよう
とする場合、劣化トナーでは出力電圧Vsが狙いの制御
値よりも小さいと判断するのであるから、経時的に画像
の濃度は濃くなる傾向に制御されてしまい、実際とのず
れが生じてしまう。
劣化の程度による出力電圧Vsのずれ量を把握できる。
従って、トナーの劣化の程度を判断することにより、画
像濃度に関わる制御値を変更する補正をすることができ
る。
次のものがある。 例1:トナーの劣化状態を作像数カウント値で判断する
例 ケース1:トナー付着量検出手段において、トナーの劣
化状態を、像担持体に対する作像回数から判断する。図
1に示した画像形成装置の例では、像担持体としての中
間転写ベルト10に対するカラー現像装置6による現像
回数を作像回数としてトナーの劣化の状態を判断するこ
とができる。ここで、劣化の状態とは、トナー付着量検
出手段102による検出結果に影響がでるような劣化の
程度という意味である。
使用回数がカウントされるようにしておき、これらの各
カウンターの累積値を以って作像数カウント値として、
この作像数カウント値からトナーの劣化の程度を判断す
る。この場合、トナーの劣化の程度を判断するのである
から、各現像器6Y、6M、6C、6Kにおいて、各ト
ナーボトルの補充があったときには各カウンタ値をクリ
アし、このクリア時点からの累積カウント数に応じてト
ナーの劣化の状態を判断する。
数カウンタ値をnとすると、このnの値に応じて図2に
示した制御手段101における演算の演算式を変えるこ
とで出力電圧Vsに応じた、劣化による誤差を含まない
トナー付着量を求めることができ、このトナー付着量デ
ータから、カラー画像形成において色バランスが良好な
最適なトナー付着量となし得る最適な感光体の帯電電
位、最適な露光光量、最適な現像バイアスなどを制御す
ることができる。
劣化の状態(程度)を調べておき、その作像数カウント
値に応じた、劣化による誤差を補正したトナーの付着量
を求める演算式を用意しておく。その上で作像数カウン
ト値に応じトナーの付着量を求める演算式を使い分け
て、劣化による誤差を補正したトナーの付着量を求め、
このトナーの付着量に基いて、画像濃度に関わる制御値
を変える。
例を説明する。制御手段101には現在の作像数カウン
ト値nが入力されるようになっている。また、予め、作
像数カウント値nがA<n≦Bのときには付着量演算式
1、作像数カウント値nがB<n≦Cのときには付着量
演算式2、作像数カウント値nがC<n≦Dのときには
付着量演算式3、作像数カウント値nがn>Dのときに
は付着量演算式4を用いるように、それぞれの劣化の程
度に応じて、劣化による誤差を補正したトナーの付着量
を求めるための付着量演算式が定められている。
関するプロセスコントロールがスタートすると、例え
ば、イエロートナーについて、ステップP1では図3で
説明したようなトナーパッチ18が作られる。ステップ
P2ではトナー付着量センサ100によりトナーパッチ
18を検知し、この出力Vsが図2の制御手段101に
入力される。
値nがA<n≦Bにあるかどうかを判断し、「イエス」
ならステップP4に進み付着量演算式1を用いて劣化に
よる誤差を補正したトナーの付着量を求める。「ノウ」
ならステップP5に進む。
値nがB<n≦Cであるかどうかを判断し、「イエス」
ならステップP6に進み付着量演算式2を用いて劣化に
よる誤差を補正したトナーの付着量を求める。「ノウ」
ならステップP7に進む。
値nがC<n≦Dであるかどうかを判断し、「イエス」
ならステップP8に進み付着量演算式3を用いて劣化に
よる誤差を補正したトナーの付着量を求める。「ノウ」
ならステップP9に進む。ステップP9では、現在の作
像数カウント値nがn<Dであり、付着量演算式4を用
いて劣化による誤差を補正したトナーの付着量を求め
る。
じて演算式を変えることで、トナーの劣化による誤差を
含まないトナー付着量を求めることができ、そのトナー
付着量データから、ステップP10において、画像濃度
に関わる制御値、例えば、帯電手段による感光体の帯電
電位(帯電ローラでは帯電電圧、帯電チャージャによる
帯電ではグリッドのバイアス)、露光手段による露光光
量(発光源としてのレーザーダイオードLDの光量)、
現像手段による現像バイアスのうち、少なくとも1つの
制御値を変えて、イエロートナーについて他の色とのカ
ラーバランスのとれた最適なトナー付着量に制御するこ
とができる。
いても同様とする。 ケース2:ケース1のように、作像数カウント値nの値
に応じて付着量演算式を使い分けるのでなく、作像数カ
ウント値nを直接付着量演算式に当てはめて劣化による
トナー付着量の誤差を補正したトナーの付着量を求める
こともできる。この場合には、例1の場合と比べて、演
算式が複雑となり、演算も込み入ったものとなるがより
詳細な結果が得られる。
より行なうものとして制御の例を図6により説明する。
制御手段101には現在の作像数カウント値nが入力さ
れるようになっている。また、制御手段101には、予
め作像数カウント値nを用いた付着量の演算式がプログ
ラムされている。ここで、作像数カウント値nでのトナ
ー付着量Mの演算式は、M=f(Vs)×f(n)で示
される。但し、f(Vs)は出力電圧Vsの関数式で出
力電圧Vsから直接トナー付着量を求めるいわば基本式
であり、f(n)は作像数カウント値nの関数式でトナ
ーの劣化の状態に応じて補正されるいわば補正式であ
る。
セスコントロールがスタートすると、例えば、イエロー
トナーについて、ステップPP1では図3で説明したよ
うなトナーパッチ18が作られる。ステップPP2では
トナー付着量センサ100によりトナーパッチ18を検
知し、この出力Vsが図2の制御手段101に入力され
る。
ト値nと、現在の出力電圧Vsとが、M=f(Vs)×
f(n)の式に入れられてトナー付着量Mが演算され
る。こうして、劣化による誤差を補正したトナーの付着
量が求められる。
じた、トナーの劣化による誤差を含まないトナー付着量
を求めることができ、そのトナー付着量データから、ス
テップPP4において、画像濃度に関わる制御値、例え
ば、帯電手段による感光体の帯電電位(帯電ローラでは
帯電電圧、帯電チャージャによる帯電ではグリッドのバ
イアス)、露光手段による露光光量(発光源としてのレ
ーザーダイオードLDの光量)、現像手段による現像バ
イアスのうち、少なくとも1つの制御値を変えて、イエ
ロートナーについて他の色とのカラーバランスのとれた
最適なトナー付着量に制御することができる。他のシア
ン、マゼンタ、イエロー、黒についても同様とする。
回数という間接的なデータからトナーの劣化状態を判断
するのであるから、精密とはいえないが、作像回数のデ
ータとしてプリント回数のデータを利用するなど、比較
的簡単に実施できる利点がある。 例2:トナーの劣化状態を像担持体に作像した画像デー
タの画素数の累積値より判断する例 トナーの劣化は前記した作像数カウンタ値n以外でも、
現像器内6Y、6C、6M、6Kをトナーが循環するこ
とにより、経時的にトナーの形が変化することにより生
ずる。現像器内のトナーの循環は現像器の作動量と関連
している。現像器の作動量は、作像されたデータの画素
数の累積値と関連している。
像器におけるトナー残量を把握することができ、トナー
残量が少ないことは現像器の作動量が大きいことを意味
する。従って、作像されたデータの画素数の累積値か
ら、トナーの劣化状態をより確実に予想できる。
inchの場合、A4サイズで約34.8Mdotの画素数である。
このとき、1画素当たりのトナー量が10ngだとすれば、
A4、5%チャートを1000枚出力すると、17.4gのトナ
ーを消費したことが分かる。これにより、このトナー消
費量に相当するトナーの劣化の状態を、作像数カウンタ
値nの代りに、作像されたデータの画素数の累積値を使
って把握し、これに基き、画像濃度に関わる制御値を変
えることもできる。
で説明した内容において、作像数カウンタ値nの代り
に、作像されたデータの画素数の累積値を用いればよ
い。作像されたデータの画素数の累積値は、デジタル書
込みを行なう画像形成装置であれば容易に得ることがで
き、図5、図6に準じた制御においてこれのデータを利
用することができる。
を使用するので、デジタル画像形成装置において簡単に
利用することができる。 例3:トナーの劣化状態をトナーエンド検知センサ出力
により判断する例 トナーの劣化は、現像器内6Y、6C、6M、6Kをト
ナーが循環することにより経時的にトナーの形が変化す
ることにより生ずる。そして、現像器内のトナーの循環
は現像器の作動量と関連していて、トナー残量が少ない
ことは現像器の作動量が大きいことを意味し、従って、
トナーの劣化状態も進んでいるといえる。
量より減っていることを検知するトナーエンド検知セン
サが付いていれば、このトナーエンド検知センサの出力
からトナーの劣化状態を把握することができる。
をみるなどして、キャリアに対するトナーの比率を常時
監視しており、キャリアに対するトナーの比率が一定値
以下と判断したときにトナーエンドを表示する。トナー
エンド検知センサはトナーエンド表示をするまでに何百
回ものセンサ出力を出す。そこで、この検知回数からト
ナーの劣化状態を判断することができる。
で説明した内容において、作像数カウンタ値nの代り
に、トナーエンド検知センサがトナーエンド表示をする
までのセンサ出力回数を用いればよい。作像されたデー
タの画素数の累積値は、デジタル書込みを行なう画像形
成装置であれば容易に得ることができ、図5、図6に準
じた制御においてこれのデータを利用することができ
る。
ナー消費にかかるデータを基にするのであるから、精度
のよい補正制御を可能にする。
1に述べたカラー画像形成装置に適用するば、カラーバ
ランスのとれた画像を得ることができる。白黒画像形成
装置では、濃度の適正な画像を得ることができる。
受光方式が正反射型の場合や、トナーが重合トナーの様
な場合においても、基本的に経時的な劣化などによりト
ナー特性が変化していれば、トナー付着量とセンサ出力
の関係は変化してしまうため、補正する必要が生じ、前
記した例に準じて補正することができる。
なトナー付着量を検出することができるトナー付着量検
出手段を提供することにある。
タとしてプリント回数のデータを利用するなど、比較的
簡単に実施できる。
の画素数を使用するので、デジタル画像形成装置におい
て簡単に利用することができる。
費にかかるデータを基にするのであるから、精度のよい
補正制御を可能にする。
装置においてカラーバランスのとれた画像を得ることが
できる。白黒画像形成装置では、濃度の適正な画像を得
ることができる。
濃度に関わる制御値のうち、利用しやすい少なくとも1
つを選択することで十分な補正効果を得る。
ルトまわりの斜視図である。
ーと劣化トナーで比較した特性図である。
Claims (6)
- 【請求項1】像担持体の表面に光を照射する発光手段
と、この発光手段が照射した光の反射光を受光する受光
手段と、この受光手段の出力から前記像担持体上のトナ
ー付着量を検出する手段を備えたトナー付着量検出手段
において、 トナーの劣化状態に応じて前記トナー付着量を補正する
ことを特徴とするトナー付着量検出手段。 - 【請求項2】請求項1記載のトナー付着量検出手段にお
いて、前記トナーの劣化状態を、前記像担持体に対する
作像回数から判断することを特徴とするトナー付着量検
出手段。 - 【請求項3】請求項1記載のトナー付着量検出手段にお
いて、前記トナーの劣化状態を、前記像担持体に作像し
た画像データの画素数の累積値より判断することを特徴
とするトナー付着量検出手段。 - 【請求項4】請求項1記載のトナー付着量検出手段にお
いて、前記トナーの劣化状態を、トナーエンド検知セン
サ出力により判断することを特徴とするトナー付着量検
出手段。 - 【請求項5】少なくとも帯電、露光、現像の各手段によ
る帯電、露光、現像の各プロセスを経て像担持体上にト
ナー像を形成する画像形成装置において、請求項1ない
し4記載のトナー付着量検出手段により補正されたトナ
ー付着量に基いて、画像濃度に関わる制御値を変えるこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】請求項5記載の画像形成装置において、前
記画像濃度に関わる制御値が前記帯電手段による感光体
の帯電電位、前記露光手段による露光光量、前記現像手
段による現像バイアスのうち、少なくとも1つの制御値
であることを特徴とする画像形成装置。
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JP2005017631A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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