JP2001230023A - コネクタの静電気防止用シャッター - Google Patents

コネクタの静電気防止用シャッター

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JP2001230023A
JP2001230023A JP2000038381A JP2000038381A JP2001230023A JP 2001230023 A JP2001230023 A JP 2001230023A JP 2000038381 A JP2000038381 A JP 2000038381A JP 2000038381 A JP2000038381 A JP 2000038381A JP 2001230023 A JP2001230023 A JP 2001230023A
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JP
Japan
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shutter
opening
connector
housing
static electricity
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000038381A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Murakami
浩敬 村上
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JP2001230023A publication Critical patent/JP2001230023A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の開口部から筐体内のコネクタに対して
静電気が浸入して飛ぶことを防ぐことができて筐体内の
IC等の電気部品の静電気による破壊を防ぐことがで
き、しかも、静電気対策用のダイオード等を必要とせず
にコストダウンを図れるコネクタの静電気防止用シャッ
ターを提供する。 【解決手段】 筐体1内に配置されたコネクタ2へ外部
からの静電気が浸入して飛ばないようにするためのコネ
クタの静電気防止用シャッターであって、筐体1のコネ
クタ2の配置された対応箇所に開口部11を設け、この
開口部11に開閉動作手段3によって開閉する静電気防
止用のシャッター4を配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内に配置され
たコネクタへ外部からの静電気が浸入して飛ばないよう
にするためのコネクタの静電気防止用シャッターに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に筐体内に配置されたコネクタに外
部から開口部を経て静電気が浸入して飛ぶと、このコネ
クタに接続されているIC等の電気部品が破壊する虞が
ある。これを防ぐために、静電気対策用のダイオードを
コネクタに接続して、コネクタに滞留した静電気をこの
ダイオードを経てグランドに落とすようにしたものもあ
るが、これにおいては、ダイオードを必要とするために
コスト高になるという問題があった。
【0003】また、実開平4−106854号公報に
は、コネクタが記載されている。これは、図2に示すよ
うに、コネクタ本体111に装着するカバー117を金
属にて形成すると共に、このカバー117を付勢するス
プリング118に接続部124を設け、この接続部12
4はアースに接続されるように形成されていて、カバー
117に放電した静電気はスプリング118を介してア
ースへ排除されるようになっている。ところが、これに
おいては、コネクタ本体111に手で接触したときに人
体の静電気によってコネクタ本体111内部の電子部品
が破壊する虞があるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、筐体の開口部から筐体内のコネクタに対
して静電気が浸入して飛ぶことを防ぐことができて筐体
内のIC等の電気部品の静電気による破壊を防ぐことが
でき、しかも、静電気対策用のダイオード等を必要とせ
ずにコストダウンを図れるコネクタの静電気防止用シャ
ッターを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、筐体内に配置されたコネ
クタへ外部からの静電気が浸入して飛ばないようにする
ためのコネクタの静電気防止用シャッターであって、前
記筐体のコネクタの配置された対応箇所に開口部を設
け、この開口部に開閉動作手段によって開閉する静電気
防止用のシャッターを配設していることを特徴としてい
る。請求項2に記載の発明は、前記シャッターは、2分
割された弧状に形成されており、それぞれの分割シャッ
ターが前記開閉動作手段によって、前記筐体の開口部に
対して進退移動して、前記開口部を開閉するようにして
いることを特徴としている。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記開閉動作手
段は、前記筐体の外部から押し動作可能なスイッチピン
と、このスイッチピンが押されたときに、このスイッチ
ピンの表面の歯部に噛み合って回転する中間ギヤと、こ
の中間ギヤに噛み合って回転し、前記分割シャッターを
それぞれ開ける方向に移動させるために分割シャッター
に接触して配設された開閉駆動ギヤと、前記スイッチピ
ンを外向きに移動付勢し、且つ前記中間ギヤと開閉駆動
ギヤを介して前記分割シャッターを閉める方向に移動付
勢するスプリングとで構成されていることを特徴として
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタの静
電気防止用シャッターの実施の形態について、図を参照
しつつ説明する。図1は本発明の実施形態のコネクタの
静電気防止用シャッターを示し、(a)はそのコネクタ
が配置してある部分の縦断面図、(b)はその開閉動作
手段部分の縦断面図、(c)はその概略裏面図、(d)
はその正面側から見た概略斜視図である。
【0008】本実施形態のコネクタの静電気防止用シャ
ッターは、図1(a)(b)(c)(d)に示すよう
に、筐体1には、筐体1内のコネクタ2が配置された対
応箇所に開口部11が設けられ、この開口部11に開閉
動作手段3によって開閉される静電気防止用のシャッタ
ー4が配設されており、このシャッター4は、2分割さ
れた弧状に形成された上下2枚の分割シャッター41、
42からなり、これらの分割シャッター41、42は開
閉動作手段3によって、筐体1の開口部11に対して進
退移動してこの開口部11を開閉するように構成されて
いる。
【0009】開閉動作手段3は、シャッター4の側部近
傍箇所に配置され、筐体1の外部から押し動作可能なス
イッチピン31と、このスイッチピン31が押されたと
きに、このスイッチピン31の表面の歯部31aに噛み
合って回転する上下一対の中間ギヤ32、32と、この
中間ギヤ32、32にそれぞれ噛み合って回転し、上下
の分割シャッター41、42の内面に接触して分割シャ
ッター41、42をそれぞれ開ける方向に移動させるた
めの開閉駆動ギヤ33、33と、スイッチピン31を外
向きに移動付勢し、且つ中間ギヤ32、32と開閉駆動
ギヤ33、33を介して分割シャッター41、42を閉
める方向に付勢するスプリング34とで構成されてい
る。尚、分割シャッター41、42における開閉駆動ギ
ヤ33、33との接触面には、この開閉駆動ギヤ33、
33のギヤ歯と噛み合う歯部43、44を設けて、開閉
駆動ギヤ33、33の駆動回転を分割シャッター41、
42に確実に伝達して分割シャッター41、42を正確
に開閉移動するように構成することが好ましい。
【0010】本実施形態のコネクタの静電気防止シャッ
ターによれば、分割シャッター41、42で筐体1の開
口部11を塞ぐことができるので、この分割シャッター
41、42に拒まれて外部からの静電気が開口部11か
らコネクタ2に届くことがなくて、筐体1の開口部11
から筐体1内のコネクタ2に対して静電気が浸入して飛
ぶことを防ぐことができて筐体1内のIC等の電気部品
の静電気による破壊を防ぐことができる。しかも、静電
気対策用のダイオード等を必要とせずにコストダウンを
図ることができる。
【0011】また、コネクタ2の交換時等は、スプリン
グ34の付勢力に抗してスイッチピン31を外部から押
すことによって、中間ギヤ32、32と開閉駆動ギヤ3
3、33を介して分割シャッター41、42を開口部1
1が開く方向に移動して開口部11を簡単に開けること
ができるので、メンテナンス時等の作業が行い易い利点
がある。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、筐体内に配置されたコネクタへ外部から
の静電気が浸入して飛ばないようにするためのコネクタ
の静電気防止用シャッターであって、筐体のコネクタの
配置された対応箇所に開口部を設け、この開口部に開閉
動作手段によって開閉する静電気防止用のシャッターを
配設しているので、筐体の開口部をシャッターで閉める
ことによって、このシャッターに拒まれて外部からの静
電気が開口部からコネクタに届くことがなくて、筐体の
開口部から筐体内のコネクタに対して静電気が浸入して
飛ぶことを防ぐことができて筐体内のIC等の電気部品
の静電気による破壊を防ぐことができる。しかも、静電
気対策用のダイオード等を必要とせずにコストダウンを
図ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、シャッタ
ーは、2分割された弧状に形成されており、それぞれの
分割シャッターが開閉動作手段によって、筐体の開口部
に対して進退移動して、開口部を開閉するようにしてい
るので、分割シャッターの開閉を開閉動作手段の駆動に
よって、容易に行うことができ、しかも分割シャッター
を用いたことにより、シャッターの構造を簡単化するこ
とができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、開閉動作
手段は、筐体の外部から押し動作可能なスイッチピン
と、このスイッチピンが押されたときに、このスイッチ
ピンの表面の歯部に噛み合って回転する中間ギヤと、こ
の中間ギヤに噛み合って回転し、分割シャッターをそれ
ぞれ開ける方向に移動させるために分割シャッターに接
触して配設された開閉駆動ギヤと、スイッチピンを外向
きに移動付勢し、且つ中間ギヤと開閉駆動ギヤを介して
前記分割シャッターを閉める方向に移動付勢するスプリ
ングとで構成されているので、通常は、スプリングの付
勢力によって、分割シャッターを閉めた状態に保持する
ことができて、外部からの静電気が筐体内に浸入して飛
ぶことを防ぐことができ、しかも、コネクタの交換時等
には、スイッチピンを押して中間ギヤと開閉駆動ギヤを
介して分割シャッターを簡単に開いて開口部を開いた状
態とすることができて、メンテナンス時等の作業が行い
易く、作業能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のコネクタの静電気防止用シ
ャッターを示し、(a)はそのコネクタが配置してある
部分の縦断面図、(b)はその開閉動作手段部分の縦断
面図、(c)はその概略裏面図、(d)はその正面側か
ら見た概略斜視図である。
【図2】従来のコネクタの側面図である。
【符号の説明】
1 筐体 11 開口部 2 コネクタ 3 開閉動作手段 31 スイッチピン 31a 歯部 32 中間ギヤ 33 開閉駆動ギヤ 34 スプリング 4 シャッター 41、42 分割シャッター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に配置されたコネクタへ外部から
    の静電気が浸入して飛ばないようにするためのコネクタ
    の静電気防止用シャッターであって、前記筐体のコネク
    タの配置された対応箇所に開口部を設け、この開口部に
    開閉動作手段によって開閉する静電気防止用のシャッタ
    ーを配設していることを特徴とするコネクタの静電気防
    止用シャッター。
  2. 【請求項2】 前記シャッターは、2分割された弧状に
    形成されており、それぞれの分割シャッターが前記開閉
    動作手段によって、前記筐体の開口部に対して進退移動
    して、前記開口部を開閉するようにしていることを特徴
    とする請求項1に記載のコネクタの静電気防止用シャッ
    ター。
  3. 【請求項3】 前記開閉動作手段は、前記筐体の外部か
    ら押し動作可能なスイッチピンと、このスイッチピンが
    押されたときに、このスイッチピンの表面の歯部に噛み
    合って回転する中間ギヤと、この中間ギヤに噛み合って
    回転し、前記分割シャッターをそれぞれ開ける方向に移
    動させるために分割シャッターに接触して配設された開
    閉駆動ギヤと、前記スイッチピンを外向きに移動付勢
    し、且つ前記中間ギヤと開閉駆動ギヤを介して前記分割
    シャッターを閉める方向に移動付勢するスプリングとで
    構成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネ
    クタの静電気防止用シャッター。
JP2000038381A 2000-02-16 2000-02-16 コネクタの静電気防止用シャッター Pending JP2001230023A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10712215B2 (en) 2015-12-24 2020-07-14 Denso Corporation Detection device and torque sensor

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