JP2001222670A - 競売システム、競売方法、及び競売用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

競売システム、競売方法、及び競売用プログラムを記録した記録媒体

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JP2001222670A
JP2001222670A JP2000034779A JP2000034779A JP2001222670A JP 2001222670 A JP2001222670 A JP 2001222670A JP 2000034779 A JP2000034779 A JP 2000034779A JP 2000034779 A JP2000034779 A JP 2000034779A JP 2001222670 A JP2001222670 A JP 2001222670A
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JP2000034779A
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Kazuhiro Sakata
一拓 坂田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 実際に商品に触ったり、間近で見たりするこ
とにより、対象物を確認しながら入札可能な、ネットワ
ークを介した競売システムを提供する。 【解決手段】 競売サーバ10は、出品する商品に対し
識別情報を作成し登録する識別情報生成手段111と、
競売対象の商品の情報と対応する識別情報を記憶する商
品情報記憶手段15と、商品を商品情報記憶手段から検
索する商品検索手段161と、出品者からの商品情報の
入力を受け付け、これを登録する出品受付手段11と、
出品された商品に対し生成した識別情報を当該出品者に
対し通知する識別情報通知手段12を備え、入札端末3
0は、入札対象の商品を識別情報により指定して、競売
サーバ10に通知する商品指定手段32を備え、商品を
対応する識別情報を明示して入札者に対し展示し、入札
者は展示された商品を参照して入札を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介した競売に関し、特にネットワーク上での競売の場
を出品者及び入札者に対して提供する競売システム、競
売方法、及び競売用プログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の、ネットワークを介した競売(オ
ークション)は、図10に示す構成を有するように、計
算機端末とネットワークを介したものがある。
【0003】図10に示すように、従来のシステムは、
競売サーバ80と複数の端末90と、競売サーバ80と
端末90とを接続するネットワーク50から構成され
る。このネットワーク50の例としては、インターネッ
ト等がある。
【0004】競売サーバ80は、入札対象となる商品の
情報を登録する出品受付部81と、商品の情報を格納す
る商品情報記憶部85と、入札処理を行う入札処理部8
6とを備える。
【0005】従来のシステムによる処理の手順について
説明する。
【0006】商品を提供する出品者は、自己の端末90
でネットワーク50を介して、競売サーバ80の出品受
付部81に接続し、商品情報を入力する。入力される商
品情報は、商品の名前、説明文章、写真画像等の入札者
が入札する際に参照する情報と、競売の開催期間や入札
条件等の競売実行に必要な情報と、出品者の名前、住
所、メールアドレス等の出品者の情報とから構成され
る。出品受付部81は、商品情報を商品情報記憶部85
に格納する。
【0007】商品に入札する入札者は、自己の端末90
でネットワーク50を介して、競売サーバ80の入札処
理部86に接続し、以下に述べる入札処理を行う。
【0008】まず、入札処理部86が、商品情報記憶部
85に登録された商品の一覧を入札者に示し、入札者は
希望する商品を選択する。入札者は、希望する商品の商
品情報や入札額等を参照し、その商品に入札を希望する
場合は、入札額と自己の連絡先等の個人情報を入力して
入札処理を行う。入札処理部86は、利用者から入力さ
れた情報を商品情報記憶部85に記録する。
【0009】商品の競売開催期間が経過すると、入札処
理部86は、その商品の入札の受付を終了する。入札受
付終了後、入札者の入札情報と出品者の条件情報を比較
し、入札結果が出品者の条件を満たした場合、取引成立
と判定し、入札者、出品者の双方に、入札結果と互いの
個人情報を通知する。入札結果が条件を満たさない場
合、取引不成立と判定し、出品者に通知する。
【0010】その後、入札者と出品者の間で入札結果に
基づいて実際の取引が実行される。
【0011】このシステムは、競売における出品者と入
札者間の処理をネットワークを介して仲介することによ
り、出品者、入札者双方の手間を省くことが可能であ
る。出品者は自己で競売場を設置し、入札者を集めて、
競売を実行するのに比較し、はるかに小さいコストで商
品を出品できる。また、入札者も自己の端末により手軽
に入札を行うことができる。
【0012】また、このような従来の競売システムの例
には、特開平11−085889号公報や特開平11−
328271号公報に開示された競売システムがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の競売システムでは、以下に述べるような問題点があっ
た。
【0014】第1の問題点は、入札者が商品を実世界で
直接参照できないことである。
【0015】通常、人が店舗で商品を購入する場合、実
際に商品に触ったり、間近で見たりすることにより、対
象物を確認することが可能である。しかしながら、ネッ
トワークを介した場合、これらの行為は不可能であり、
購入前に対象商品の情報を詳しく知ることが不可能であ
る。そのため、入札者が商品の入札を決断できなかった
り、入札後に出品者と入札者の間で商品の質を巡るトラ
ブル等が発生することがあり、問題であった。
【0016】第2の問題点は、店舗等で商品を展示、販
売している者が商品を出品する際に、自己の持つ店舗等
の実世界の展示手段を活用することができないことであ
る。
【0017】これらの自己の展示手段により、商品を展
示することが可能であれば、入札者が直接商品を参照す
ることが可能である。また、出品者も商品についての説
明文章や写真画像を用意する必要がなくなるため、出品
がより容易になる。しかしながら、従来のシステムで
は、ネットワークを介してしか商品情報を提供できない
ため、店舗等の自己の商品展示手段を活用することが不
可能であり、問題であった。
【0018】本発明の第1の目的は、入札者が通常の店
舗での購入活動と同様に、入札の前に、実世界で商品に
触ったり、間近で見たりすることにより、対象物を確認
しながら入札可能な、ネットワークを介した競売システ
ム、競売方法、及び競売用プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0019】本発明の第2の目的は、出品者が店舗等の
実世界の商品展示手段を使って、出品する商品の情報を
提供することが可能な、ネットワークを介した競売シス
テム、競売方法、及び競売用プログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の競売システムは、ネットワークを介して競売サ
ービスを提供する競売システムにおいて、前記競売を管
理する競売サーバと、入札者が入札を実行する端末であ
る入札端末と、前記競売サーバと前記入札端末とが、ネ
ットワークを介して通信を行う通信手段を備え、前記競
売サーバは、出品する商品に対し、前記商品を特定する
情報である識別情報を作成し登録する識別情報生成手段
を備え、前記入札端末は、入札対象の前記商品を前記識
別情報により指定して、前記競売サーバに対し通知する
商品指定手段を備え、前記商品を対応する前記識別情報
を明示して入札者に対し展示し、入札者は展示された前
記商品を参照して入札を行うことを特徴とする。
【0021】請求項2の本発明の競売システムは、前記
競売サーバは、競売対象の前記商品の情報と、各前記商
品に対応する前記識別情報の情報を記憶する商品情報記
憶手段と、各前記識別情報に対応する前記商品を、前記
商品情報記憶手段から検索する商品検索手段を備え、前
記識別情報により指定される入札対象の前記商品を識別
することを特徴とする。
【0022】請求項3の本発明の競売システムは、前記
競売サーバは、出品者からの出品する前記商品の情報の
入力を受け付け、これを登録する出品受付手段と、前記
出品された前記商品に対し生成した前記識別情報を、当
該出品者に対し通知する識別情報通知手段を備えること
を特徴とする。
【0023】請求項4の本発明の競売システムは、前記
出品受付手段は、出品者から、出品する前記商品に対応
する前記識別情報の指定を受け付ける識別情報受付手段
と、受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登
録判定手段を備えることを特徴とする。
【0024】請求項5の本発明の競売システムは、前記
登録判定手段は、前記識別情報受付手段が受け付けた前
記識別情報が、他の前記商品の識別情報として登録され
ていないかどうかを検索し、もし既に当該識別情報に対
応する他の前記商品がある場合には、当該識別情報の登
録を不可と判定することを特徴とする。
【0025】請求項6の本発明の競売システムは、前記
出品受付手段は、前記登録判定手段が、前記識別情報受
付手段が受け付けた前記識別情報の登録を不可と判定し
た場合には、前記識別情報生成手段により当該商品の登
録の可能な新たな識別情報を生成することを特徴とす
る。
【0026】請求項7の本発明の競売システムは、前記
入札端末は、携帯情報端末とすることを特徴とする。
【0027】請求項8の本発明の競売サーバは、ネット
ワークを介する競売サービスの提供を管理する競売サー
バにおいて、入札者が入札を実行する端末である入札端
末に対し、ネットワークを介して通信を行う通信手段
と、出品する商品に対し、前記商品を特定する情報であ
る識別情報を作成し登録する識別情報生成手段と、競売
対象の前記商品の情報と、各前記商品に対応する前記識
別情報の情報を記憶する商品情報記憶手段と、各前記識
別情報に対応する前記商品を、前記商品情報記憶手段か
ら検索する商品検索手段を備え、前記商品を対応する前
記識別情報を明示して入札者に対し展示し、入札者は展
示された前記商品を参照して入札を行い、前記入札端末
から、前記識別情報により指定される入札対象の前記商
品を識別することを特徴とする。
【0028】請求項9の本発明の競売サーバは、出品者
からの出品する前記商品の情報の入力を受け付け、これ
を登録する出品受付手段と、前記出品された前記商品に
対し生成した前記識別情報を、当該出品者に対し通知す
る識別情報通知手段を備えることを特徴とする。
【0029】請求項10の本発明の競売サーバは、前記
出品受付手段は、出品者から、出品する前記商品に対応
する前記識別情報の指定を受け付ける識別情報受付手段
と、受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登
録判定手段を備えることを特徴とする。
【0030】請求項11の本発明の競売サーバは、前記
登録判定手段は、前記識別情報受付手段が受け付けた前
記識別情報が、他の前記商品の識別情報として登録され
ていないかどうかを検索し、もし既に当該識別情報に対
応する他の前記商品がある場合には、当該識別情報の登
録を不可と判定することを特徴とする。
【0031】請求項12の本発明の競売サーバは、前記
出品受付手段は、前記登録判定手段が、前記識別情報受
付手段が受け付けた前記識別情報の登録を不可と判定し
た場合には、前記識別情報生成手段により当該商品の登
録の可能な新たな識別情報を生成することを特徴とす
る。
【0032】請求項13の本発明の入札端末は、ネット
ワークを介する競売サービスの入札を実行する端末であ
る入札端末において、前記競売サービスを管理する競売
サーバに対し、ネットワークを介して通信を行う通信手
段と、入札対象の前記商品を、前記商品を特定する情報
である前記識別情報により指定して、前記競売サーバに
対し通知する商品指定手段を備え、対応する前記識別情
報を明示して展示される前記商品を参照して入札を行う
ことを特徴とする。
【0033】請求項14の本発明の入札端末は、前記商
品に対応し明示される前記識別情報を入力する手段は、
表示される前記識別情報のデータを、光学的に読み取る
光学的入力手段や、赤外線により発信される前記識別情
報のデータを、検出する赤外線入力手段や、電波により
発信される前記識別情報のデータを、受信する電波入力
手段や、明示される前記識別情報のデータを、前記入札
端末が備える入力操作部を操作し直接入力を行う直接入
力手段の内少なくとも一つ以上の入力手段を備えること
を特徴とする。
【0034】請求項15の本発明の入札端末は、前記入
札端末は、携帯情報端末とすることを特徴とする。
【0035】請求項16の本発明の競売方法は、ネット
ワークを介して競売サービスを提供する競売方法におい
て、前記競売を管理する競売サーバと、入札者が入札を
実行する端末である入札端末とが、ネットワークを介し
て通信を行う通信ステップを備え、前記競売サーバは、
出品する商品に対し、前記商品を特定する情報である識
別情報を作成し登録する識別情報生成ステップを備え、
前記入札端末は、入札対象の前記商品を前記識別情報に
より指定して、前記競売サーバに対し通知する商品指定
ステップを備え、前記商品を対応する前記識別情報を明
示して入札者に対し展示し、入札者は展示された前記商
品を参照して入札を行うことを特徴とする。
【0036】請求項17の本発明の競売方法は、前記競
売サーバは、競売対象の前記商品の情報と、各前記商品
に対応する前記識別情報の情報を記憶する商品情報記憶
ステップと、各前記識別情報に対応する前記商品を、前
記商品情報記憶ステップから検索する商品検索ステップ
を備え、前記識別情報により指定される入札対象の前記
商品を識別することを特徴とする。
【0037】請求項18の本発明の競売方法は、前記競
売サーバは、出品者からの出品する前記商品の情報の入
力を受け付け、これを登録する出品受付ステップと、前
記出品された前記商品に対し生成した前記識別情報を、
当該出品者に対し通知する識別情報通知ステップを備え
ることを特徴とする。
【0038】請求項19の本発明の競売方法は、前記出
品受付ステップは、出品者から、出品する前記商品に対
応する前記識別情報の指定を受け付ける識別情報受付ス
テップと、受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定
する登録判定ステップを備えることを特徴とする。
【0039】請求項20の本発明の競売方法は、前記登
録判定ステップは、前記識別情報受付ステップが受け付
けた前記識別情報が、他の前記商品の識別情報として登
録されていないかどうかを検索し、もし既に当該識別情
報に対応する他の前記商品がある場合には、当該識別情
報の登録を不可と判定することを特徴とする。
【0040】請求項21の本発明の競売方法は、前記出
品受付ステップは、前記登録判定ステップが、前記識別
情報受付ステップが受け付けた前記識別情報の登録を不
可と判定した場合には、前記識別情報生成ステップによ
り当該商品の登録の可能な新たな識別情報を生成するこ
とを特徴とする。
【0041】請求項22の本発明の競売用コンピュータ
プログラムを記録した記録媒体は、ネットワークを介し
て競売サービスを提供する競売用コンピュータプログラ
ムを記録した記録媒体において、前記競売を管理する競
売サーバと、入札者が入札を実行する端末である入札端
末とが、ネットワークを介して通信を行う通信ステップ
を備え、前記競売サーバは、出品する商品に対し、前記
商品を特定する情報である識別情報を作成し登録する識
別情報生成ステップを備え、前記入札端末は、入札対象
の前記商品を前記識別情報により指定して、前記競売サ
ーバに対し通知する商品指定ステップを備え、前記商品
を対応する前記識別情報を明示して入札者に対し展示
し、入札者は展示された前記商品を参照して入札を行う
ことを特徴とする。
【0042】請求項23の本発明の競売用コンピュータ
プログラムを記録した記録媒体は、前記競売サーバは、
競売対象の前記商品の情報と、各前記商品に対応する前
記識別情報の情報を記憶する商品情報記憶ステップと、
各前記識別情報に対応する前記商品を、前記商品情報記
憶ステップから検索する商品検索ステップを備え、前記
識別情報により指定される入札対象の前記商品を識別す
ることを特徴とする。
【0043】請求項24の本発明の競売用コンピュータ
プログラムを記録した記録媒体は、前記競売サーバは、
出品者からの出品する前記商品の情報の入力を受け付
け、これを登録する出品受付ステップと、前記出品され
た前記商品に対し生成した前記識別情報を、当該出品者
に対し通知する識別情報通知ステップを備えることを特
徴とする。
【0044】請求項25の本発明の競売用コンピュータ
プログラムを記録した記録媒体は、前記出品受付ステッ
プは、出品者から、出品する前記商品に対応する前記識
別情報の指定を受け付ける識別情報受付ステップと、受
け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登録判定
ステップを備えることを特徴とする。
【0045】請求項26の本発明の競売用コンピュータ
プログラムを記録した記録媒体は、前記登録判定ステッ
プは、前記識別情報受付ステップが受け付けた前記識別
情報が、他の前記商品の識別情報として登録されていな
いかどうかを検索し、もし既に当該識別情報に対応する
他の前記商品がある場合には、当該識別情報の登録を不
可と判定することを特徴とする。
【0046】請求項27の本発明の競売用コンピュータ
プログラムを記録した記録媒体は、前記出品受付ステッ
プは、前記登録判定ステップが、前記識別情報受付ステ
ップが受け付けた前記識別情報の登録を不可と判定した
場合には、前記識別情報生成ステップにより当該商品の
登録の可能な新たな識別情報を生成することを特徴とす
る。
【0047】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0048】以下、本明細書においては、競売(オーク
ション)の対象を商品40、競売において商品40を出
品する者を出品者2、競売において商品40に入札を行
う者を入札者3、本発明の競売システム100により競
売仲介サービスを提供する者(業者等)をサービス提供
者と呼ぶこことする。
【0049】図1は、本発明の第1の実施の形態による
競売システム100の構成を示すブロック図であり、図
2は、本発明の第1の実施の形態による競売システムの
各装置の構成を示すブロック図である。
【0050】図1を参照すると、本実施の形態の競売シ
ステム100は、競売対象の商品40の登録を受け付
け、かつこの登録した商品40に対する入札を処理する
競売サーバ10を備える。また、出品者2及び入札者3
は、それぞれの端末(出品端末20、入札端末30)に
より競売サーバ10に対し接続し、商品40の登録及び
入札の通信を行う。
【0051】まず最初に、出品者2は、競売に出品する
商品40を競売サーバ10に対し登録する。すると、競
売サーバ10は、この登録した商品40を特定し識別す
るための情報である識別子(識別情報)を、出品者2に
対し通知する。
【0052】次に、出品者2は、商品40を対応する識
別子を明示して入札者3に対し展示する。この展示を行
う方法及び展示を行う場所には制限は無く、任意の展示
場4において展示することができる。
【0053】入札者3は、この展示された商品40を参
照し入札を行う。この入札処理においては、入札端末3
0から競売サーバ10に対し、入札対象の商品をその識
別子により指定し、入札を行うのである。
【0054】識別子を用いる理由は、不特定の商品の出
品を受け付けてその入札を処理するためには、競売シス
テム100に対し入札対象の商品40を指定し通知する
必要があるためである。また、商品40の指定方法とし
て、単にその商品40の名前を指定するのでは同一の名
前の他の商品40との混同が生じる危険があり、又その
商品40の展示場所を指定する方式では入札中に商品4
0の展示場所を移動させることができない。このため、
本実施の形態の競売システム100では、競売システム
100が処理する各商品40を一意に示す固有の識別子
を介して入札を行うことにより、これらの問題点を解消
している。
【0055】図2を参照すると、本実施の形態の競売シ
ステム100は、競売サーバ10と出品端末20と入札
端末30との各装置を備えている。
【0056】競売サーバ10は、本発明のネットワーク
上の競売サービスを管理するサーバであり、出品者2か
らの競売対象の商品40の登録を受け付け、この登録し
た商品40に対する入札者3からの入札を処理する。
【0057】競売サーバ10は、出品端末20からの競
売の対象となる商品40の登録を受け付ける出品受付部
11と、識別子を出品端末20に通知する識別子通知部
12と、ネットワーク50の通信回線に対し通信を行う
通信部13と、出品者の情報である出品者情報を記録す
る出品者情報記憶部14と、商品の情報である商品情報
を記録する商品情報記憶部15と、入札端末30からの
入札を処理する入札処理部16を備える。
【0058】出品受付部11は、入力された商品40に
対応する識別子を生成する識別子生成部111を備え
る。ここで、識別子(識別情報)とは、各商品40を個
別に識別するための情報であり、登録する各商品40そ
れぞれに対し固有の異なる識別子を定める。
【0059】出品受付部11による出品の受付処理は、
出品端末20から出品する商品40の商品情報の入力を
受け、識別子生成部111により入力された商品40に
対応する識別子を生成し、商品情報記憶部15に対しこ
の商品の情報と対応する識別子とを登録することにより
行われる。そして更に、識別子通知部12は、出品受付
部11の識別子生成部111が生成したこの商品40の
識別子を、出品端末20に対し通知を行う。これによ
り、出品者2は、商品40に対応する識別子を明示して
展示することができるようになる。
【0060】図3は、本実施の形態の出品者情報記憶部
14が管理する出品者情報の一例を示す図である。
【0061】図3の例を参照すると、出品者情報記憶部
14が記録する出品者情報は、出品者2の識別子(出品
者識別子)、出品者2の名前や所在地等の個人情報、競
売サーバ10が出品者2に連絡するのに用いる連絡先情
報等から構成される。ここで、出品者識別子とは、サー
ビス提供者が設定した各出品者を識別する情報であり、
商品の識別子とは別のものである。図3の例では、出品
者2の出品者識別子は“000003”として示されて
いる。
【0062】出品者情報を記録することにより、サービ
ス提供者が競売システム100を利用する出品者2を管
理したり、商品40の落札者等が出品者2との連絡を行
う等のために用いることができる。
【0063】図4は、本発明の第1の実施の形態の商品
情報記憶部15が管理する商品情報の例を示す図であ
る。
【0064】図4の例を参照すると、商品情報記憶部1
5が記録する商品情報は、商品40の識別子、商品40
の名前や説明文等の入札者向けの情報、競売の開催期間
や入札条件等の競売実行に必要な情報等から構成され
る。図4の例では、商品40の識別子は“012345
6789”として示されている。
【0065】この商品情報を参照することにより、競売
サーバ10が各商品40の入札結果の判定等の競売の処
理を行い、また入札者3が商品の情報をネットワーク5
0から参照するためにも用いることができる。
【0066】ここで、商品の識別子は、商品情報記憶部
15内の全ての商品に対し、一意の識別子を割り当て
る。例えば、出品受付部11内に“0”から始まり、
“1”ずつ増加するカウンタを用意し、識別子生成部1
11は新たに商品40が登録される度に、カウンタの値
をその商品の識別子として割り当て、かつカウンタの値
を“1”増加させることにより、全ての商品に一意な識
別子を割り当てることが可能である。
【0067】あるいは、出品者毎にそれぞれのカウンタ
を用意し、出品者の出品者識別子と該カウンタの値の組
合せを、商品の識別子として用いてもよい。
【0068】また、商品の識別子や出品者識別子は、図
3や図4の例のように数値により示されるものに限定さ
れない。他に文字や記号や各種の形式の電子データ等
の、ネットワーク50の通信回線により通信可能な情報
により示すことができる。こうした場合においても、識
別子生成部111は、商品情報記憶部15内の他の識別
子と重複しない新たな識別子を割り当てる。例えば、同
様にして識別子をアルファベット順や五十音順やその他
の所定のアルゴリズムに従い順次識別子を割り当てる方
法や、ランダムに識別子を生成し他の商品情報記憶部1
5内の識別子と重複しない識別子が得られるまで生成を
繰り返し実行する等の方法が考えられる。
【0069】入札処理部16は、識別子に対応する商品
40を検索する商品検索部161を備える。
【0070】入札処理部16による、入札の受付処理
は、入札者3の入札端末30から送信される入札データ
を受信することにより開始される。この入札データは、
入札対象の商品40を示す識別情報や、入札金額や、入
札者3を特定する情報(名前や、その他のサービス提供
者が設定した各入札者を識別する情報等)等を備える。
ここで、送信される入札データにおいては入札対象の商
品40は識別子により示され、商品検索部161により
この識別子に対応する商品40を検索することにより、
入札対象の商品40に対する入札を受け付けるのであ
る。
【0071】また、入札処理部16は、競売期間の終了
時等の所定の場合においては、入札結果を判定し出品者
2や入札者3に対し結果を通知する。入札処理部16に
よる、入札結果の判定処理は、入札者3による入札デー
タと出品者2による入札条件を比較して判定する。
【0072】出品端末20は、出品者2の側の端末であ
り商品40の出品等を行い、入札端末30は、入札者3
の側の端末であり商品40の入札等を行う。出品端末2
0は通信部21を備え、入札端末30は、通信部31と
商品指定部32を備える。
【0073】出品端末20と入札端末30は、それぞれ
が備える通信部21、31によりネットワーク50を介
して競売サーバ10に接続し、商品40の出品や入札等
の通信を行う。そして、この競売サーバ10との通信
は、文字や数値等の情報の送受信により行われ、また入
札端末30の商品指定部32は、商品を識別子により指
定して通知する。また、更に商品40等の画像データの
送受信機能を備える形態も可能である。
【0074】出品端末20と入札端末30は、例えばイ
ンターネットに接続されたパソコン等の計算機端末や、
携帯電話やPHS等の携帯通信端末や、ノートパソコン
等の携帯情報端末と携帯通信端末を接続する形態や、そ
の他の携帯情報端末や、本発明の競売サービス専用の通
信端末により実現することができる。また、本実施の形
態の説明や図面においては、説明のために出品端末20
と入札端末30とをそれぞれ別に示しているが、別個の
装置とする必要は無く、一台の情報端末により双方の機
能を実現することも可能である。
【0075】また、入札端末30は、携帯情報端末等の
携帯可能な端末とする場合には、入札者3が展示される
商品40を直接見ながら入札を行うことが可能となり、
本発明の実施に好ましい。
【0076】ネットワーク50は、例えばインターネッ
トの回線や、電話会社により提供される電話回線や、無
線電話回線や、その他の通信回線、及びこれらの組合せ
により実現される。
【0077】次に、本実施の形態の競売システム100
の動作を図面を参照し詳細に説明する。
【0078】本実施の形態の競売システム100は、主
に(1)「商品の登録」、(2)「商品の展示」、
(3)「入札」、(4)「入札結果の通知」の四種類の
処理を実行し競売を行う。以下、この各処理を詳しく説
明する。
【0079】(1)「商品の登録」 図5は、本実施の形態の商品の登録処理の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0080】競売サーバ10の出品者情報記憶部14に
は、事前に図3の例に示されるような出品者情報を登録
しておき、登録した出品者2からの出品を受け付ける。
【0081】図5を参照すると、まず出品者2が出品端
末20を介して、競売サーバ10の出品受付部11に、
出品する商品40の商品情報を入力する(ステップ50
1)。
【0082】登録する商品情報は、出品者情報記憶部に
登録されている出品者2の出品者識別子と、商品40の
名前や説明等の入札者向けの情報と、入札条件や入札期
間等の競売実行に必要な情報とから構成される。
【0083】次に、識別子生成部111が、出品された
商品40に識別子を割り当てる(ステップ502)。次
に、出品受付部11は、商品の情報とその商品に割り当
てた識別子とを商品情報記憶部15に格納する(ステッ
プ503)。次に、識別子通知部12は、商品に割り当
てた識別子を通信部13を介して出品端末20に送信
し、出品者2にその識別子を通知する(ステップ50
4)。
【0084】以上の商品の登録処理により、出品者2は
商品40の情報を競売サーバ10に登録し、商品40の
識別子を取得ことができる。
【0085】なお、上記手順において、ステップ503
とステップ504の順序は逆にしてもよい。
【0086】(2)「商品の展示」 出品者2は、上記の商品の登録処理により、競売サーバ
10への登録が完了し、識別子が割り当てられた商品4
0を、商品40とその識別子との対応を明示した状態
で、入札者3に展示する。
【0087】例えば、識別子を記述したタグやラベルを
商品に添付し、自己の店舗で陳列することにより、商品
の展示が可能である。
【0088】また、この展示についても、出品者2が独
自に行うのみではなく、サービス提供者の側で商品を展
示する場を提供し、各出品者2による商品を展示する場
を備えてもよい。
【0089】(3)「入札」 図6は、本実施の形態の入札処理の動作を説明するため
のフローチャートである。
【0090】入札者3は、出品者2により展示された商
品40を直接参照することができる。例えば、商品が展
示される出品者2の店舗や、サービス提供者による展示
場等を訪れて、その商品40を参照するのである。
【0091】入札者3が商品40を参照した結果、商品
40の入札を希望する場合、入札者3は入札端末30に
より、ネットワーク50を介して競売サーバ10に接続
し入札を行う(ステップ601)。特に、入札端末30
を、携帯情報端末等の携帯の可能な端末とする場合に
は、商品40を目の前にして入札を行うことができる。
【0092】競売サーバ10に入札対象の商品40を通
知するには、商品のラベル等により明示される、商品4
0の識別子により通知することができる。
【0093】次に、入札処理部16の商品検索部161
は、指定された識別子に対応する商品の情報を商品情報
記憶部15から検索し、該当する商品40の名前や説明
等の入札者向けの商品情報を入札端末30に送信する
(ステップ602)。
【0094】次に、入札者3は、受信した商品情報を参
照し、入札しようとしている商品40と誤りがないか否
かを判断する(ステップ603)。
【0095】例えば、入札者が識別子の入力を誤った場
合や、出品者2が他の商品の識別子を間違えて表示した
場合等においては、競売サーバ10から異なる商品の情
報を受信するために、入札者3がその誤りに気付き入札
のミスを回避することができる。
【0096】入札者が入力した識別子に誤りがあると判
断した場合には、処理を終了し、又は当該商品40の入
札を始めからやり直す。
【0097】入札者が識別子を正しいと判断した場合に
は、入札端末30から競売サーバ10に対し通信を行い
入札の処理を実行する(ステップ604)。
【0098】この入札の処理は、具体的には例えば、競
売サーバ10の入札処理部16から入札端末30に対
し、対象の商品40の最低落札価格や、現在までに入札
された(最良の)入札価格や、競売の開催期限等の情報
を示し、入札者3がそれに応じて自己の入札額を決定
し、入札端末30から入札処理部16に対し入札額と自
己の個人情報を送信する等の方法が考えられる。
【0099】この入札者3の個人情報は、サービス提供
者が入札者3の情報を管理したり、落札後に出品者2と
入札者3が連絡や取引を行う等のために用いることがで
きる。
【0100】入札処理部16は、入札者3からの入力情
報を処理し、それが正しい情報である場合(つまり、現
在の入札額の登録を更新すべき場合)、これを商品情報
記憶部15に登録する。具体的には例えば、入札者3か
らの入札額が、出品者2が指定した希望最低入札額及び
現在までの入札額の最高額を上回っている場合、入札処
理部16はその情報を正しいと判断し、現在の入札額の
登録等を更新する。
【0101】これらの一連の処理により、入札者3は商
品を参照しながら、その商品への入札処理を実行するこ
とができる。
【0102】(4)「入札結果の通知」 図7は、本実施の形態の入札結果の通知処理の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0103】入札処理部16は、商品の商品情報記憶部
15に登録された商品の入札期間が終了すると、入札結
果通知処理を行う。
【0104】まず、入札処理部16が、商品情報記憶部
15の当該商品40の情報を参照し、入札の終了時点で
最良額(最高額)の入札額と、出品者2が指定した入札
条件とを比較参照し(ステップ701)、取引が成立す
るか否かを判断する(ステップ702)。
【0105】具体的には例えば、入札の終了時点で示さ
れる入札額が、出品者2が指定した希望落札価格を、上
回った場合に取引成立と判断する。又あるいは、入札処
理部16が出品端末20を介して出品者と通信を行い、
この入札額を通知し、出品者2がその額での取引を了承
した場合に取引成立と判断する方式にしてもよい。
【0106】このステップ701の判断において、取引
成立と判断された場合、入札処理部16は出品者2と入
札者3に取引の成立を通知する(ステップ703)。出
品者2への通知は、出品端末20を介して行う。入札者
3への通知は、ネットワーク50を介して入札端末30
により行う。あるいは、通知を電話等の他の通信手段を
用いて行うものとしても良い。
【0107】出品者2には、入札額等の入札結果と、落
札した入札者3の名前等の識別情報を通知する。落札し
た入札者3にも、入札結果を通知する。
【0108】落札した入札者3と出品者2は、この通知
を受けて実際に取引を行う。例えば、入札者3が出品者
2の店舗を訪れ、自分の名前を伝えて、入札額で商品を
購入することで取引を実行できる。あるいは、競売サー
バ10を介して電子的に決裁処理を行い、出品者2が入
札者3に商品を郵送することによって取引を実行する、
としてもよい。
【0109】ステップ701の判断において、取引不成
立と判断された場合には、入札処理部16は出品者2に
取引の不成立を通知する(ステップ704)。
【0110】ステップ703又はステップ704の処理
終了後、入札処理部16は該商品の情報を商品情報記憶
部15から削除する。
【0111】これらの一連の処理により、競売サーバ1
0が入札結果を出品者及び入札者に通知する。
【0112】以上、説明した本実施の形態の競売システ
ム100により、出品者2が店舗等の実世界の商品展示
手段を使って、入札者3に対し商品40の情報を提供す
ることが可能となる。
【0113】また、入札者3は、どこの競売会場でも、
直接商品40を参照しながら(自己の携帯する携帯端末
等の)入札端末30により容易に入札を行うことが可能
となる。サービス提供者は、複数の出品者2が各地で展
示し出品する商品の競売を一元管理できる。出品者2
は、外部の競売サービス提供者のサービスを利用するこ
とにより、競売を行うための特別な設備を用意すること
なく、商品を出品したり、競売を行うことが可能とな
る。次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0114】第2の実施の形態の競売システム100a
においては、出品端末20から、出品する商品40の識
別子の指定を受け付けを行う。もし、その識別子が使用
可能である場合、つまり他の商品40の識別子と重複し
ない場合等には、出品された商品40にその識別子を登
録する。これにより、出品者2は、自分が出品する商品
40に対し自らが指定した識別子を登録することができ
る。
【0115】図8は、本実施の形態による競売システム
100の各装置の構成を示すブロック図である。
【0116】図8を参照すると、本実施の形態の競売シ
ステム100は、図2に示された第1の実施の形態の構
成に加えて、出品端末20において識別子を指定し競売
サーバ10aに対し通知を行う識別子指定部22を備
え、競売サーバ10aの出品受付部11aにおいて、識
別子の指定を受け付ける識別子受付部112と、受け付
けた識別子が登録可能であるかどうかを判定する登録判
定部113を備える。
【0117】本実施の形態の動作は第1の実施の形態と
同様に(1A)「商品の登録」、(2)「商品の展
示」、(3)「入札」、(4)「入札結果の通知」、の
4フェーズからなり、この内本実施の形態の特徴である
(1A)「商品の登録」以外の処理は第1の実施の形態
と同様であるため、以下この「商品の登録」の処理を詳
細に説明する。
【0118】この「商品の登録」の処理においては、出
品者2は第1の実施の形態における登録処理の他に、出
品する商品40の識別子を指定する登録処理を選択して
実行することができる。ここでは、この出品者2が出品
する商品40の識別子を指定する登録処理を説明する。
【0119】(1A)「商品の登録」 図9は、本実施の形態の商品40の登録処理の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0120】図9を参照すると、本実施の形態の商品4
0の登録処理は、まず、出品者2が出品端末20を介し
て競売サーバ10に接続し、出品受付部11に出品する
商品40の登録を行う(ステップ901)。
【0121】登録される商品40の情報は、出品者2が
商品40に割り当てた識別子と、出品者情報記憶部14
に登録された出品者2の識別子と、商品40の名前等の
入札者向けの情報と、入札条件等の競売実行に必要な情
報とから構成される。
【0122】識別子は出品者2自身が、他の商品40と
一意となるように割り当てる。特に、前記第1の実施の
形態において識別子の設定方法の一例として説明した、
商品の識別子内に出品者識別子を付加する等の方式によ
り、商品の識別子を出品者2毎に異なるものとする場合
(商品の識別子内に出品者2を示す情報を含める場合
等)には、識別子は自らが出品した他の商品40の識別
子と異なるものを設定すれば識別子の一意性が実現する
ため、他の出品者2の商品40の識別子に影響されるこ
となく自らの識別子を設定することが可能である。ま
た、この場合においては、出品者2は、出品者2を示す
情報以外の部分の、出品者2が設定可能な部分のデータ
を指定することにより識別子を指定すればよい。
【0123】次に、登録判定部113は、商品40の識
別子の一意性を判定する(ステップ902)。例えば、
出品者2が指定した識別子が、他の商品40の識別子と
重複せず登録可能である場合には、この識別子は登録可
能であり、一方識別子が一意でない場合は登録不可能で
あり、他の商品40の識別子と重複しない一意の新たな
識別子を生成する。
【0124】以降の処理は、第1の実施の形態の処理と
同様であり、ステップ903はステップ503に、ステ
ップ904はステップ505に同様である。
【0125】また、ステップ902において、生成した
新たな識別子は、直ちに登録を行うものとしても良い
が、また出品者2に対してこの新しい識別子による登録
を行うことの同意を求める処理を行うものとしても良
い。つまり、出品端末20に対し出品者2が指定した識
別子が登録できないことを通知し(また必要ならば、当
該識別子に対応する登録済みの商品を通知する等の、不
登録の理由を通知し)、また登録可能な新しい識別子を
通知し、新しい識別子による登録の同意を確認する。こ
れにより、出品者2は、この新しい識別子による登録に
同意するか、又は更に別の識別子を指定しステップ90
1以後の登録処理を行うか、又は登録処理を中止する等
の判断をすることができる。
【0126】以上、説明した本実施の形態の競売システ
ム100aにより、出品者が識別子を指定することがで
きる。識別子は、商品40に明示して表示されるのであ
り、例えばラベル等に識別子の文字等を直接記載する方
式等においては、識別子も見栄えの良いものであること
が好まれる。例えば、識別子に文字を用いる場合には、
その商品を示す言葉やその商品の特徴や長所等を示す語
句を指定することが可能となり、識別子に数字を用いる
場合にも、出品者2が、語呂の良い数字や記憶し易いや
入力し易い値を指定することが可能となる。
【0127】なお、上記各実施の形態の競売システム1
00、100aにおける競売方法は、競売サーバ10、
10aの出品受付部11、11a、識別子生成部11
1、識別子受付部112、登録判定部113、識別子通
知部12、通信部13、入札処理部16、その他の機能
をハードウェア的に実現することは勿論として、各機能
を備えるコンピュータプログラムを、コンピュータ処理
装置のメモリにロードされることで実現することができ
る。このコンピュータプログラムは、磁気ディスク、半
導体メモリその他の記録媒体60に格納される。そし
て、その記録媒体60からコンピュータ処理装置にロー
ドされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することに
より、上述した各機能を実現する。
【0128】更に、他の実施の形態を説明する。
【0129】上記の各実施の形態では、入札処理部16
は、入札処理が完了するまで入札の結果を出品者に通知
していなかった。
【0130】しかしながら、(3)「入札」の処理のス
テップ604の処理で、入札者3による入札がある度に
(現在の入札額が更新される度に)、入札額等の情報を
出品端末20を介して出品者2に通知してもよい。ま
た、出品端末20を介して、自己の出品した商品40の
入札状況の情報を入手できるものとしても良い。
【0131】これにより、出品者は入札の途中経過を知
ることが可能となる。また、出品者がこの途中経過をデ
ィスプレイ等の表示装置により、展示されている商品の
近辺で、展示することにより、入札者が競売サーバ10
に接続せずに、現在の入札状況を知ることが可能とな
る。
【0132】また、上記の各実施の形態においては、識
別子の表示方法の例として、数字や文字により示される
識別子を記述したタグやラベルを商品に添付して陳列す
る方法を説明したが、識別子のデータの形態や、その各
形態の識別子の表示方法は様々な形態が可能である。例
えば、ラベル等に識別子を表示する場合においても、識
別子の数字や文字をそのまま示す方式や、数値をバーコ
ードにより示す方式や、ラベル上に孔や切り欠きや凹凸
等の物理的形状により示す方式や、磁気カードや電子カ
ード等のようにラベル内の磁気的や電気的な記録部に記
録する方式等が可能である。更に又、ラベル以外の方式
においては、各商品40に対応して赤外線や電波や信号
音の発信部を設置し識別子のデータを発信する方式や、
各商品40に対応して電気信号の通信端子を設置し、識
別子のデータを前記通信端子に接続して受信する方式等
が可能である。
【0133】また、識別子のデータは、入札者3が入札
端末30の入力ボタン等の入力部を操作して手作業で入
力する方式に限らず、入札端末30に識別子のデータを
読み取る識別子読み取り部を備え、自動的に読み取るも
のとしても良い。つまり、上記の識別子の例において
は、ラベルに表示する数字や文字やバーコード等の識別
子を読み取る光学的読取部や、物理的形状の識別子を読
み取る形状識別部や、磁気的や電気的に記録する識別子
を読みとる磁気読取部や電子カード読取部や、ラベル以
外の赤外線や電波や信号音により発信される識別子を受
信する受信部や、電気信号の通信端子から送信される識
別子を受信するための接続端子等を備えることにより、
自動的に読み取りを行うことができる。
【0134】特に、入札端末30を、PDAや文字デー
タの送受信機能を備える携帯電話やPHS等の携帯情報
端末とする場合においては、携帯情報端末には赤外線や
電波や信号音の受信機能や通信端子への接続機能等を備
えるものが多いため、従来の携帯情報端末に対し少しの
機能を付加するのみで識別子の自動読み取りを実現でき
る。
【0135】また、更に他の実施の形態として、出品端
末20と競売サーバ10とがファクシミリにより通信を
行う形態も可能である。これは、つまり競売サーバ10
と出品者2の側にファクシミリ装置を設置し、ファクシ
ミリの回線により両者のファクシミリを接続し、双方の
側のファクシミリが互いに情報の送受信を行うことによ
り、出品者2とサービス提供者の競売サーバ10間の通
信を実現する。また、この競売サーバ10の側のファク
シミリは、競売サーバ10に接続して設置し受信データ
を(手作業ではなく)自動的に競売サーバ10内に登録
する方式も可能である。
【0136】あるいは、出品端末20は、特定の機器を
設置せず、サービス提供者が出品者2と競売サーバ10
間の情報の入出力を人的に仲介する形態も可能である。
【0137】この場合等においては、出品端末20は、
出品者2の側で備えるのではなく、サービス提供者の店
舗等に出品端末20を設置するものとしてもよい。これ
は、商品40を出品者2自身により展示するのではな
く、商品40の展示にサービス提供者が開設する展示場
を利用する場合等に便利である。また、この場合におい
ては、出品端末20と競売サーバ10は通信回線を介す
るのではなく直接に接続することができる。
【0138】また、出品端末20に関しても、入札者3
が携帯する携帯情報端末やパソコン等に限らず、商品2
0を展示する出品者2の商店やサービス提供者による展
示場等に設置してもよい以上好ましい実施の形態及び実
施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上
記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、そ
の技術的思想の範囲内において様々に変形して実施する
ことができる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように本発明の競売システ
ムによれば、以下のような効果が達成される。
【0140】第1に、入札者が商品を実世界で直接参照
しながら、ネットワークを介した入札を行うことができ
る。その理由は、入札者が競売サーバに商品の識別子を
指定することにより、実世界で展示されている商品を指
定して、入札処理を行うことが可能であるからである。
【0141】第2に、出品者が、ネットワークを介した
競売へ商品を出品する際に、自己の持つ店舗等の実世界
の展示手段を用いてその商品を展示することができるこ
とである。その理由は、サーバが出品者により登録され
た商品に識別子を割り当てることにより、出品者が実世
界の商品とサーバに登録された商品の対応をその識別子
により示すことが可能であるからである。
【0142】第3に、出品者は、独自に展示する競売対
象の商品に対し、本発明の競売システムによる入札のサ
ービスを受けることができるため、出品者は商品を競売
を運営するサービス提供者に対し届ける必要はなく、ま
たサービス提供者は出品された商品を展示する必要も預
かる必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による競売システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による競売システ
ムの各装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の出品者情報記憶
部が管理する出品者情報の一例を示す図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の商品情報記憶部
が管理する商品情報の例を示す図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の商品の登録処理
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の入札処理の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の入札結果の通知
処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】 本発明の第1の実施の形態による競売システ
ムの各装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の商品の登録処理
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】 従来の競売システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
100、100a 競売システム 10、10a 競売サーバ 11、11a 出品受付部 111 識別子生成部 112 識別子受付部 113 登録判定部 12 識別子通知部 13 通信部 14 出品者情報記憶部 15 商品情報記憶部 16 入札処理部 161 商品検索部 2 出品者 20 出品端末 21 通信部 22 識別子指定部 3 入札者 30 入札端末 31 通信部 32 商品指定部 4 展示場 40 商品 50 ネットワーク 60 記録媒体 80 競売サーバ 81 出品受付部 83 通信部 85 商品情報記憶部 86 入札処理部 90 端末

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して競売サービスを提
    供する競売システムにおいて、 前記競売を管理する競売サーバと、 入札者が入札を実行する端末である入札端末と、 前記競売サーバと前記入札端末とが、ネットワークを介
    して通信を行う通信手段を備え、 前記競売サーバは、 出品する商品に対し、前記商品を特定する情報である識
    別情報を作成し登録する識別情報生成手段を備え、 前記入札端末は、 入札対象の前記商品を前記識別情報により指定して、前
    記競売サーバに対し通知する商品指定手段を備え、 前記商品を対応する前記識別情報を明示して入札者に対
    し展示し、入札者は展示された前記商品を参照して入札
    を行うことを特徴とする競売システム。
  2. 【請求項2】 前記競売サーバは、 競売対象の前記商品の情報と、各前記商品に対応する前
    記識別情報の情報を記憶する商品情報記憶手段と、 各前記識別情報に対応する前記商品を、前記商品情報記
    憶手段から検索する商品検索手段を備え、 前記識別情報により指定される入札対象の前記商品を識
    別することを特徴とする請求項1に記載の競売システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記競売サーバは、 出品者からの出品する前記商品の情報の入力を受け付
    け、これを登録する出品受付手段と、 前記出品された前記商品に対し生成した前記識別情報
    を、当該出品者に対し通知する識別情報通知手段を備え
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の競売
    システム。
  4. 【請求項4】 前記出品受付手段は、 出品者から、出品する前記商品に対応する前記識別情報
    の指定を受け付ける識別情報受付手段と、 受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登録判
    定手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の競売
    システム。
  5. 【請求項5】 前記登録判定手段は、 前記識別情報受付手段が受け付けた前記識別情報が、他
    の前記商品の識別情報として登録されていないかどうか
    を検索し、 もし既に当該識別情報に対応する他の前記商品がある場
    合には、当該識別情報の登録を不可と判定することを特
    徴とする請求項4に記載の競売システム。
  6. 【請求項6】 前記出品受付手段は、 前記登録判定手段が、前記識別情報受付手段が受け付け
    た前記識別情報の登録を不可と判定した場合には、 前記識別情報生成手段により当該商品の登録の可能な新
    たな識別情報を生成することを特徴とする請求項4又は
    請求項5に記載の競売システム。
  7. 【請求項7】 前記入札端末は、 携帯情報端末とすることを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれか一つに記載の競売システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介する競売サービスの提
    供を管理する競売サーバにおいて、 入札者が入札を実行する端末である入札端末に対し、ネ
    ットワークを介して通信を行う通信手段と、 出品する商品に対し、前記商品を特定する情報である識
    別情報を作成し登録する識別情報生成手段と、 競売対象の前記商品の情報と、各前記商品に対応する前
    記識別情報の情報を記憶する商品情報記憶手段と、 各前記識別情報に対応する前記商品を、前記商品情報記
    憶手段から検索する商品検索手段を備え、 前記商品を対応する前記識別情報を明示して入札者に対
    し展示し、入札者は展示された前記商品を参照して入札
    を行い、前記入札端末から、前記識別情報により指定さ
    れる入札対象の前記商品を識別することを特徴とする競
    売サーバ。
  9. 【請求項9】 出品者からの出品する前記商品の情報の
    入力を受け付け、これを登録する出品受付手段と、 前記出品された前記商品に対し生成した前記識別情報
    を、当該出品者に対し通知する識別情報通知手段を備え
    ることを特徴とする請求項8に記載の競売サーバ。
  10. 【請求項10】 前記出品受付手段は、 出品者から、出品する前記商品に対応する前記識別情報
    の指定を受け付ける識別情報受付手段と、 受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登録判
    定手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の競売
    サーバ。
  11. 【請求項11】 前記登録判定手段は、 前記識別情報受付手段が受け付けた前記識別情報が、他
    の前記商品の識別情報として登録されていないかどうか
    を検索し、 もし既に当該識別情報に対応する他の前記商品がある場
    合には、当該識別情報の登録を不可と判定することを特
    徴とする請求項10に記載の競売サーバ。
  12. 【請求項12】 前記出品受付手段は、 前記登録判定手段が、前記識別情報受付手段が受け付け
    た前記識別情報の登録を不可と判定した場合には、 前記識別情報生成手段により当該商品の登録の可能な新
    たな識別情報を生成することを特徴とする請求項10又
    は請求項11に記載の競売サーバ。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介する競売サービスの
    入札を実行する端末である入札端末において、 前記競売サービスを管理する競売サーバに対し、ネット
    ワークを介して通信を行う通信手段と、 入札対象の前記商品を、前記商品を特定する情報である
    前記識別情報により指定して、前記競売サーバに対し通
    知する商品指定手段を備え、 対応する前記識別情報を明示して展示される前記商品を
    参照して入札を行うことを特徴とする入札端末。
  14. 【請求項14】 前記商品に対応し明示される前記識別
    情報を入力する手段は、 表示される前記識別情報のデータを、光学的に読み取る
    光学的入力手段や、 赤外線により発信される前記識別情報のデータを、検出
    する赤外線入力手段や、 電波により発信される前記識別情報のデータを、受信す
    る電波入力手段や、 明示される前記識別情報のデータを、前記入札端末が備
    える入力操作部を操作し直接入力を行う直接入力手段の
    内少なくとも一つ以上の入力手段を備えることを特徴と
    する請求項13に記載の入札端末。
  15. 【請求項15】 前記入札端末は、 携帯情報端末とすることを特徴とする請求項13又は請
    求項14に記載の入札端末。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して競売サービスを
    提供する競売方法において、 前記競売を管理する競売サーバと、入札者が入札を実行
    する端末である入札端末とが、ネットワークを介して通
    信を行う通信ステップを備え、 前記競売サーバは、 出品する商品に対し、前記商品を特定する情報である識
    別情報を作成し登録する識別情報生成ステップを備え、 前記入札端末は、 入札対象の前記商品を前記識別情報により指定して、前
    記競売サーバに対し通知する商品指定ステップを備え、 前記商品を対応する前記識別情報を明示して入札者に対
    し展示し、入札者は展示された前記商品を参照して入札
    を行うことを特徴とする競売方法。
  17. 【請求項17】 前記競売サーバは、 競売対象の前記商品の情報と、各前記商品に対応する前
    記識別情報の情報を記憶する商品情報記憶ステップと、 各前記識別情報に対応する前記商品を、前記商品情報記
    憶ステップから検索する商品検索ステップを備え、 前記識別情報により指定される入札対象の前記商品を識
    別することを特徴とする請求項16に記載の競売方法。
  18. 【請求項18】 前記競売サーバは、 出品者からの出品する前記商品の情報の入力を受け付
    け、これを登録する出品受付ステップと、 前記出品された前記商品に対し生成した前記識別情報
    を、当該出品者に対し通知する識別情報通知ステップを
    備えることを特徴とする請求項16又は請求項17に記
    載の競売方法。
  19. 【請求項19】 前記出品受付ステップは、 出品者から、出品する前記商品に対応する前記識別情報
    の指定を受け付ける識別情報受付ステップと、 受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登録判
    定ステップを備えることを特徴とする請求項18に記載
    の競売方法。
  20. 【請求項20】 前記登録判定ステップは、 前記識別情報受付ステップが受け付けた前記識別情報
    が、他の前記商品の識別情報として登録されていないか
    どうかを検索し、 もし既に当該識別情報に対応する他の前記商品がある場
    合には、当該識別情報の登録を不可と判定することを特
    徴とする請求項19に記載の競売方法。
  21. 【請求項21】 前記出品受付ステップは、 前記登録判定ステップが、前記識別情報受付ステップが
    受け付けた前記識別情報の登録を不可と判定した場合に
    は、 前記識別情報生成ステップにより当該商品の登録の可能
    な新たな識別情報を生成することを特徴とする請求項1
    9又は請求項20に記載の競売方法。
  22. 【請求項22】 ネットワークを介して競売サービスを
    提供する競売用コンピュータプログラムを記録した記録
    媒体において、 前記競売を管理する競売サーバと、入札者が入札を実行
    する端末である入札端末とが、ネットワークを介して通
    信を行う通信ステップを備え、 前記競売サーバは、 出品する商品に対し、前記商品を特定する情報である識
    別情報を作成し登録する識別情報生成ステップを備え、 前記入札端末は、 入札対象の前記商品を前記識別情報により指定して、前
    記競売サーバに対し通知する商品指定ステップを備え、 前記商品を対応する前記識別情報を明示して入札者に対
    し展示し、入札者は展示された前記商品を参照して入札
    を行うことを特徴とする競売用コンピュータプログラム
    を記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記競売サーバは、 競売対象の前記商品の情報と、各前記商品に対応する前
    記識別情報の情報を記憶する商品情報記憶ステップと、 各前記識別情報に対応する前記商品を、前記商品情報記
    憶ステップから検索する商品検索ステップを備え、 前記識別情報により指定される入札対象の前記商品を識
    別することを特徴とする請求項22に記載の競売用コン
    ピュータプログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記競売サーバは、 出品者からの出品する前記商品の情報の入力を受け付
    け、これを登録する出品受付ステップと、 前記出品された前記商品に対し生成した前記識別情報
    を、当該出品者に対し通知する識別情報通知ステップを
    備えることを特徴とする請求項22又は請求項23に記
    載の競売用コンピュータプログラムを記録した記録媒
    体。
  25. 【請求項25】 前記出品受付ステップは、 出品者から、出品する前記商品に対応する前記識別情報
    の指定を受け付ける識別情報受付ステップと、 受け付けた前記識別情報の登録の可否を判定する登録判
    定ステップを備えることを特徴とする請求項24に記載
    の競売用コンピュータプログラムを記録した記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記登録判定ステップは、 前記識別情報受付ステップが受け付けた前記識別情報
    が、他の前記商品の識別情報として登録されていないか
    どうかを検索し、 もし既に当該識別情報に対応する他の前記商品がある場
    合には、当該識別情報の登録を不可と判定することを特
    徴とする請求項25に記載の競売用コンピュータプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記出品受付ステップは、 前記登録判定ステップが、前記識別情報受付ステップが
    受け付けた前記識別情報の登録を不可と判定した場合に
    は、 前記識別情報生成ステップにより当該商品の登録の可能
    な新たな識別情報を生成することを特徴とする請求項2
    5又は請求項26に記載の競売用コンピュータプログラ
    ムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316816A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Dale Sean 「キャンバス写真とこれを油彩・水彩した作品をオークション販売するビジネスの方法」
JP2010086341A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Yahoo Japan Corp オークションサーバ装置、方法、プログラム

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