JP2001222425A - ウィルス駆除システムと方法および記録媒体 - Google Patents

ウィルス駆除システムと方法および記録媒体

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JP2001222425A
JP2001222425A JP2000033442A JP2000033442A JP2001222425A JP 2001222425 A JP2001222425 A JP 2001222425A JP 2000033442 A JP2000033442 A JP 2000033442A JP 2000033442 A JP2000033442 A JP 2000033442A JP 2001222425 A JP2001222425 A JP 2001222425A
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JP
Japan
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virus
infected
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page
database
Prior art date
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Application number
JP2000033442A
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English (en)
Inventor
Shunichiro Kurokawa
俊一郎 黒川
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NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨大な手間および処理時間を必要とせずに、
ウィルス感染ページをウェブサイト側で検知し、ユーザ
環境へのウィルス侵入を未然に阻止する。 【解決手段】 ウィルスデータベース12には、ウィル
スのパターン等のウィルスに関する情報が記録されてい
る。自動巡回ロボットは11は、ウィルスデータベース
12を参照しながら各ウェブサイト21〜2nを巡回する
ことにより、ウェブページ31〜3nがウィルスに感染し
ていないかどうかの検知を行う。そして、自動巡回ロボ
ット11は、ウィルスに感染しているウェブページを発
見した場合はそのウェブページの情報をウィルス感染ペ
ージデータベース13に登録する。ウィルス感染ページ
管理部14は、感染ページを有するウェブサイトに対し
てウェブページがウィルスに感染している旨の通知を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブサイト中に
設けられているウェブページに感染するコンピュータウ
ィルス(以下ウィルスと称する)を駆除するためのウィ
ルス駆除システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インターネット網の普及とともにウ
ィルスの感染が問題となっている。ウィルスの感染経路
としては、ウェブ経由(ウェブページ閲覧、ウェブコン
ポーネントダウンロード等)、及び電子メール経由の2
つが挙げられる。本発明で検知/駆除の対象となるの
は、ウェブを介して伝染するウィルスである。
【0003】現在グローバルなインターネット網には無
数のウェブサイトが乱立しており、このウェブサイトに
接続するユーザも非常に多数存在している。そのため、
あるウェブサイト中に設けられているウェブページがウ
ィルスに感染されると、短時間で爆発的に多数のユーザ
環境へ感染が広がる危険性がある。しかし、これまでユ
ーザ環境へのウィルスの侵入を阻止する方法はほとんど
存在せず、ユーザ環境にウィルスが侵入後に検知/駆除
するのはユーザ側の作業となっていた。そのため、ユー
ザ側ではコンピュータウィルスへの対抗策を講じるため
に多大な負担を必要としていた。
【0004】ユーザ側環境へのウィルスの侵入を阻止
し、ウィルス対抗に関するユーザ負担を軽減するには、
ウェブサイト側でのウィルスの駆除が行われていなけれ
ばならない。しかし、各ウェブサイトでそれぞれ独自に
ウィルス感染ページを検知しウィルスの駆除を行うに
は、ウェブサイトの数に比例した膨大なマンパワーと時
間が必要となるということは自明である。またこのよう
な膨大なマンパワーと時間が仮に得られたとしても、イ
ンターネットの持つ、非常に多数の人間によって、絶え
ず変化が加えられ続けているという性質のため、得られ
た情報は既に即時性のものではなくなっている可能性が
大きい。そのため、ウェブサイト側でウィルス駆除を行
うためには、各ウェブサイトにおいてウィルスチェック
を継続していなければならず、膨大な手間および処理時
間が必要となってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のウィル
ス駆除システムでは、ウェブサイト側でウィルス駆除を
行うためには、各ウェブサイトでそれぞれ独自でウィル
ス駆除を行なわなければならず、膨大な手間および処理
時間を必要とするという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、膨大な手間および処理時
間を必要とせずに、ウィルス感染ページをウェブサイト
側で検知し、ユーザ環境へのウィルス侵入を未然に阻止
することができるウィルス駆除システムを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウィルス駆除システムは、ウィルスに関す
る情報が記録されているウィルスデータベースと、ウィ
ルスに感染しているウェブページの情報を登録するため
のウィルス感染ページデータベースと、前記ウィルスデ
ータベースを参照しながら各ウェブサイトを巡回するこ
とにより、ウェブサイト中のウェブページがウィルスに
感染していないかどうかの検知を行ない、ウィルスに感
染しているウェブページを発見した場合はそのウェブペ
ージの情報を前記ウィルス感染ページデータベースに登
録する自動巡回手段とから構成されているウェブサイト
を備えている。
【0008】本発明は、自動巡回手段が自動的に感染ペ
ージを検知してウィルス感染ページデータベースに対す
る登録を行うようにしたので、ウェブサイト側でのウィ
ルス感染ページの検知及びウィルス駆除を自動的に膨大
な手間および処理時間を必要とせずに行うことが可能と
なり、ユーザ環境へのウィルスの侵入を未然に阻止する
ことができる。
【0009】また、本発明のウィルス駆除システムは、
前記ウィルス感染ページデータベースに登録されている
感染ページを有するウェブサイトに対してウェブページ
がウィルスに感染している旨の通知を行ない、そのウェ
ブサイトからウィルス駆除を行った旨の通知を受信する
とそのウェブページのウィルスチェックを再度行ない、
そのウェブページがウィルスに感染していないことを確
認すると、該当ウェブページを前記ウィルス感染ページ
データベースから削除するウィルス感染ページ管理手段
をさらに有する。
【0010】また、本発明の他のウィルス駆除システム
は、ウィルスに関する情報が記録されているウィルスデ
ータベースと、ウィルスに感染しているウェブページの
情報を登録するためのウィルス感染ページデータベース
と、同一のウェブページが前記ウィルス感染ページデー
タベースに感染ページとして登録された場合に、重複し
た情報のどちらか一方を削除することによりデータの整
理を行ない、新規ウィルスが発見された場合には、その
新規のウィルスに関する情報を前記ウィルスデータベー
スに追加する処理を行うメンテナンス手段とから構成さ
れているデータベースメンテナンスウェブサイトと、前
記ウィルスデータベースを参照しながら各ウェブサイト
を巡回することにより、ウェブサイト中のウェブページ
がウィルスに感染していないかどうかの検知を行ない、
ウィルスに感染しているウェブページを発見した場合は
そのウェブページの情報を前記ウィルス感染ページデー
タベースに登録する自動巡回手段を有する複数のウェブ
サイトを備えている。
【0011】本発明は、自動巡回手段が設けられたウェ
ブサイトを複数設け、複数の自動巡回手段により得られ
た感染ページの情報をデータベースメンテナンスウェブ
サイトで一括して管理するようにしているので、インタ
ーネット網上の広い範囲のウェブサイトのウィル感染ペ
ージの検知を行うことができるとともに、得られた情報
を効率良く運用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態のウィルス駆除システムを図1に示す。本実施形態の
ウィルス駆除システムは、図1に示すように、インター
ネットに対して開かれているウェブサイト1のなかに構
築されており、プログラム制御により動作する自動巡回
ロボット11と、ウィルスデータベース12と、ウィル
ス感染ページデータベース13と、ウィルス感染ページ
管理部14とから構成されている。
【0014】ここで、「自動巡回ロボット」とは、複数
のウェブサイト/ページを自動的に渡り歩いて行く機能
を持ったプログラムのことである。現在では、ウェブ検
索サービス機能を持ったウェブサイトで稼働している。
【0015】ウィルスデータベース12には、ウィルス
のパターンや名称等のウィルスに関する情報が記録され
ている。ウィルス感染ページデータベース13は、ウィ
ルスに感染しているウェブページの情報(URL:Un
iform Resource Locator、IP
アドレス等)が登録されている。
【0016】自動巡回ロボットは11は、ウィルスデー
タベース12を参照しながら各ウェブサイト21〜2n
巡回することにより、ウェブサイト21〜2n中のウェブ
ページ31〜3nがウィルスに感染していないかどうかの
検知を行っている。そして、自動巡回ロボット11は、
ウィルスに感染しているウェブページ(以下感染ページ
と称する)を発見した場合はそのウェブページの情報を
ウィルス感染ページデータベース13に登録する。
【0017】ウィルス感染ページ管理部14は、ウィル
ス感染ページデータベース12に登録されている感染ペ
ージを有するウェブサイトに対してウェブページがウィ
ルスに感染している旨の通知(Eメール、FAX等)を
行う。そして、ウィルス感染ページ管理部14は、その
ウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の通知を受信
するとそのウェブページのウィルスチェックを再度行な
い、そのウェブページがウィルスに感染していないこと
を確認すると、該当ウェブページをウィルス感染ページ
データベース13から削除する。また、ウィルス感染ペ
ージ管理部14は、再度のウィルスチェックにおいても
そのウェブページがウィルスに感染していることが検知
された場合には、そのウェブサイトに対して、ウェブペ
ージがウィルスに感染している旨の通知を再度行う。
【0018】本実施形態のウィルス駆除システムは、従
来のシステムに対して、ウィルス検出機能、ウィルス感
染ページ登録機能、ウィルス感染ページ通知機能の3つ
の機能が付加されたものである。
【0019】次に、本実施形態のウィルス駆除システム
の動作について図1を参照して詳細に説明する。
【0020】図1では、自動巡回ロボット11がウェブ
ページ31〜3nの巡回を行っている。自動巡回ロボット
11は、ウェブページ31〜3nを巡回しながら、ウェブ
サイト1のウィルスデータベース12を参照することで
対象ページの全コンポーネントがウィルス感染している
かどうかチェックする。自動巡回ロボット11は、ウィ
ルスチェックを行ったウェブページが図1のウェブペー
ジ31のようにウィルスに感染していない場合には、何
もせずに次のウェブページ32のウィルスチェックを行
う。自動巡回ロボット11は、ウィルスチェックを行っ
たウェブページが図1のウェブページ32のようにウィ
ルスに感染している場合には、そのウェブページ32
情報(URL、IPアドレス等)をウィルス感染ページ
データベース13へ登録した後に、次のウェブページ3
3のウィルスチェックを行う。
【0021】自動巡回ロボット11は、この動作を繰り
返していくことにより、ウィルスに感染しているウェブ
ページの情報をウィルス感染ページデータベース13に
順次登録していく。
【0022】なお、ウィルス感染ページからのウィルス
感染を防ぐため、自動巡回ロボット11およびウィルス
データベース12が設けられているウェブサイト1は、
自動巡回ロボット11が各ウェブサイト21〜2nを巡回
している間ハードウェア的にライトアクセスができない
ように設定する必要がある。また、新規ウィルスが発見
されウィルスデータベースに追加する必要がある場合、
各データベース12、13が、不要なデータの整理であ
るガベージコレクション(Garbage Colle
ction)を行う場合は、自動巡回ロボット11の動
作を停止し、ウェブサイト1のスーパバイザがハードウ
ェア設定をライトアクセス可へと変更した上で行うもの
とする。
【0023】そして、ウィルス感染データベース13に
ウィルス感染ページの情報が登録されると、ウィルス感
染ページ管理部14は、ウィルス感染ページデータベー
ス12に登録されている感染ページが設けられているウ
ェブサイトに対して、ウェブページがウィルスに感染し
ている旨の通知(Eメール、FAX等)を行う。ウィル
ス感染ページ管理部14からウェブページがウィルスに
感染している旨の連絡を受けたウェブサイトオーナー
は、ウィルスに感染していると判定されたウェブページ
のウィルス駆除を行い、そのウィルス駆除が終了した段
階でウィルス感染ページ管理部14へその旨連絡する。
【0024】そして、ウィルス感染ページ管理部14
は、そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の通
知を受信するとそのウェブページのウィルスチェックを
再度行ない、そのウェブページがウィルスに感染してい
ないことを確認すると、該当ウェブページをウィルス感
染ページデータベース13から削除する。また、ウィル
ス感染ページ管理部14は、再度のウィルスチェックに
おいてもそのウェブページがウィルスに感染しているこ
とが検知された場合には、そのウェブサイトに対して、
ウェブページがウィルスに感染している旨の通知を再度
行う。
【0025】上述したように、本実施形態のウィルス駆
除システムによれば、自動巡回ロボット11が自動的に
感染ページを検知してウィルス感染ページデータベース
13に対する登録を行うようにしたので、ウェブサイト
側でのウィルス感染ページの検知及びウィルス駆除を自
動的に膨大な手間および処理時間を必要とせずに行うこ
とが可能となり、ユーザ環境へのウィルスの侵入を未然
に阻止することができる。
【0026】また、ウィルス感染ページデータベース1
3をインターネットユーザに公開するようにすれば、ユ
ーザはウィルス感染ページデータベース13を参照する
ことにより、ウィルスに感染した可能性の高い危険なウ
ェブページへのアクセスを未然に防ぐことが可能とな
り、ウィルス感染のリスクを軽減できる。そのため、ユ
ーザ側の対ウィルス負担を軽減することができることと
なる。ただしこの場合には、ウィルス感染ページデータ
ベース13を参照しながらユーザのインターネットアク
セスを監視する機能がユーザ環境のウェブブラウザに実
装されている必要がある。
【0027】また、本実施形態では、ウィルス感染ペー
ジ管理部14により、感染ページを有するウェブサイト
への通知、ウィルスが駆除されたウェブページのウィル
ス感染ページデータベース13からの削除を行ってい
た。しかし、本発明はこのような構成に限定されるもの
ではなく、ウィルス感染ページ管理部14をウェブサイ
ト1内に設けずに、ウィルス感染ページ管理部14が行
った処理をウェブサイト1のスーパバイザが行うように
してもよい。この場合の処理を下記に説明する。
【0028】ウィルス感染データベース13に登録され
たウィルス感染ページについては、そのページオーナー
に対しウィルス感染している旨の連絡(Eメール、電
話、FAX等)をウェブサイト1のスーパバイザから行
う。
【0029】ウェブサイト1のスーパバイザからウェブ
ページがウィルスに感染している旨の連絡を受けたウェ
ブサイトオーナーは、ウィルスに感染していると判定さ
れたウェブページのウィルス駆除を行い、そのウィルス
駆除が終了した段階でスーパバイザへその旨連絡する。
この報告を受けたスーパバイザは該当ページに対して再
度ウィルスチェックを行い、ウィルスに感染していない
ことを確認するとウィルス感染ページデータベース13
から該当ウェブページの情報の削除を行う。まだ感染し
ているようであれば、ウェブサイト1のスーパバイザ
は、再度ウェブサイトオーナーへ連絡を行う。
【0030】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について図2を参照して説明する。図2におい
て、図1中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号
を付し、説明を省略するものとする。
【0031】本実施形態のウィルス駆除システムは、図
2に示されるように、データベースメンテナンスウェブ
サイト4と、自動巡回ロボット51、61が搭載された
複数のウェブサイト5、6とから構成されている。
【0032】また、データベースメンテナンスウェブサ
イト4は、ウィルスデータベース12と、ウィルス感染
ページデータベース13と、ウィルスデータベース12
およびウィルス感染ページデータベース13の更新(メ
ンテナンス)を行うメンテナンスプログラム43と、ウ
ィルス感染ページ管理部41とから構成されている。
【0033】メンテナンスプログラム43は、複数の自
動巡回ロボット51、61により同一のウェブページが
ウィルス感染ページデータベース13に感染ページとし
て登録された場合に、重複した情報のどちらか一方を削
除することによりデータの整理を行っている。また、メ
ンテナンスプログラム43は、新規ウィルスが発見され
た場合には、その新規のウィルスに関する情報をウィル
スデータベース12に追加する処理も行う。また、メン
テナンスプログラム43は、上記以外にもウィルスデー
タベース12、ウィルス感染ページデータベース13の
ガベージコレクション等を行う必要が発生した場合、各
データベース12、13の更新を行っている。さらに、
メンテナンスプログラム43は、ウィルス感染ページ管
理部41から、ウィルス駆除がされたことが確認された
ウェブページをウィルス感染ページデータベース13か
ら削除する旨の指示を受信した場合には、該当ウェブペ
ージをウィルス感染ページデータベース13から削除す
る処理を行う。
【0034】ウィルス感染ページ管理部41は、ウィル
ス感染ページデータベース12に登録されている感染ペ
ージが設定されているウェブサイトに対してウェブペー
ジがウィルスに感染している旨の通知(Eメール、FA
X等)を行う。そして、ウィルス感染ページ管理部41
は、そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の通
知を受信すると、そのウェブページのウィルスチェック
を再度行ない、そのウェブページがウィルスに感染して
いないことを確認すると、メンテナンスプログラム43
に対して該当ウェブページをウィルス感染ページデータ
ベース13から削除するような指示を行う。また、ウィ
ルス感染ページ管理部41は、再度のウィルスチェック
においてもそのウェブページがウィルスに感染している
ことが検知された場合には、そのウェブサイトに対し
て、ウェブページがウィルスに感染している旨の通知を
再度行う。
【0035】次に、本実施形態のウィルス駆除システム
の動作について図2を参照して詳細に説明する。
【0036】ウェブサイト5、6でそれぞれ動作してい
る自動巡回型ロボット51、61は、データベースメン
テナンスウェブサイト4に設けられているウィルスデー
タベース12を参照しながら各々ウェブページ31〜3n
を自動巡回している。本実施形態では、2つの自動巡回
ロボット51、61が動作しているため、例えば自動巡
回ロボット51は、ウェブページ21〜2m-1のウィルス
チェックを行うようにし、自動巡回ロボット61は、ウ
ェブページ2m〜2nのウィルスチェックを行うようにし
て、ウィルスチェックを行う範囲を分担するようにして
もよい。
【0037】自動巡回ロボット51、61がウェブペー
ジを巡回中にウィルスに感染しているウェブページを検
知した場合には、上記の第1の実施形態の場合と同様
に、そのウェブページの情報をウィルス感染ページデー
タベース13に登録する。
【0038】そして、ウィルス感染データベース13に
ウィルス感染ページの情報が登録されると、ウィルス感
染ページ管理部41は、ウィルス感染ページデータベー
ス12に登録されている感染ページが設けられているウ
ェブサイトに対して、ウェブページがウィルスに感染し
ている旨の通知(Eメール、FAX等)を行う。ウィル
ス感染ページ管理部41からウェブページがウィルスに
感染している旨の連絡を受けたウェブサイトオーナー
は、ウィルスに感染していると判定されたウェブページ
のウィルス駆除を行い、そのウィルス駆除が終了した段
階でウィルス感染ページ管理部41へその旨連絡する。
【0039】そして、ウィルス感染ページ管理部41
は、そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の通
知を受信するとそのウェブページのウィルスチェックを
再度行ない、そのウェブページがウィルスに感染してい
ないことを確認すると、該当ウェブページをウィルス感
染ページデータベース13から削除する指示をメンテナ
ンスプログラム43に対して行う。そして、その指示を
受信したメンテナンスプログラム43は、該当ウェブペ
ージをウィルス感染ページデータベース13から削除す
る処理を行う。
【0040】また、ウィルス感染ページ管理部41は、
再度のウィルスチェックにおいてもそのウェブページが
ウィルスに感染していることが検知された場合には、そ
のウェブサイトに対して、ウェブページがウィルスに感
染している旨の通知を再度行う。
【0041】上記で説明したように、本実施形態のウィ
ルス駆除システムでは、自動巡回ロボットが設けられた
ウェブサイトを複数有しているため、第1の実施形態の
場合と比較して、インターネット網上の広い範囲のウェ
ブサイトのウィル感染ページの検知を行うことができ
る。そして、自動巡回ロボットシステムを搭載・サポー
トするウェブサイトの数が増えれば増えるほど、より広
い範囲でインターネットからのウィルス駆除が可能とな
る。
【0042】さらに、本実施形態では、複数の自動巡回
ロボットにより得られた感染ページの情報をデータベー
スメンテナンスウェブサイト4で一括して管理すること
により、得られた情報を効率良く運用することができ
る。
【0043】図1に示した上記第1の実施形態のウィル
ス駆除システムは、イントラネット等、インターネット
アクセスが局所化できるシステムに対して容易に適用が
可能であった。これに比して、図2に示した本実施形態
のウィルス駆除システムは、より大規模なシステムに対
して適用することが可能となっている。インターネット
ユーザ側の視点から見ると、インターネットの世界がウ
ィルスからの自浄を行っているように映ることになる。
【0044】また、本実施形態では、ウィルス感染ペー
ジ管理部41により、感染ページを有するウェブサイト
への通知、ウィルスが駆除されたウェブページのウィル
ス感染ページデータベース13からの削除の指示を行っ
ていた。しかし、本発明はこのような構成に限定される
ものではなく、ウィルス感染ページ管理部41をデータ
ベースメンテナンスウェブサイト4内に設けずに、ウィ
ルス感染ページ管理部41が行った処理をデータベース
メンテナンスウェブサイト4のスーパバイザが行うよう
にしてもよい。
【0045】また、本実施形態では、自動巡回ロボット
を備えたウェブサイトが2つの場合を用いて説明した
が、本発明はこのような構成に限定されるものではな
く、自動巡回ロボットを備えたウェブサイトが3つ以上
の場合でも同様に適用することができるものである。
【0046】また、図には示されていないが、本発明の
第1および第2の実施形態のウィルス駆除システムは、
ウィルス駆除方法を実行するためのプログラムを記録し
た記録媒体を備えている。この記録媒体は磁気ディス
ク、半導体メモリまたはその他の記録媒体であってもよ
い。
【0047】このプログラムは、記録媒体からウィルス
駆除システムに読み込まれ、ウィルス駆除システムの動
作を制御する。ウィルス駆除システムはこのプログラム
の制御により上記の処理を実行する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)自動的にウィルス感染ページを検知することがで
きるので、膨大な手間を必要とせずにウェブサイト側で
のウィルス感染ページの検出を行うことができる。 (2)ユーザがウィルス感染ページデータベースを参照
することをできるようにすることにより、ウィルスに感
染している可能性の高い危険なウェブページへのアクセ
スを未然に防ぐことが可能となり、ユーザのウィルス感
染のリスクを軽減することができ、ユーザ側の対ウィル
ス負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のウィルス駆除システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のウィルス駆除システ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ウェブサイト 21〜2n ウェブサイト 31〜3n ウェブページ 4 データベースメンテナンスウェブサイト 5、6 ウェブサイト 11 自動巡回ロボット 12 ウィルスデータベース 13 ウィルス感染ページデータベース 14 ウィルス感染ページ管理部 41 ウィルス感染ページ管理部 43 メンテナンスプログラム 51 自動巡回ロボット 61 自動巡回ロボット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィルスに関する情報が記録されている
    ウィルスデータベースと、 ウィルスに感染しているウェブページの情報を登録する
    ためのウィルス感染ページデータベースと、 前記ウィルスデータベースを参照しながら各ウェブサイ
    トを巡回することにより、ウェブサイト中のウェブペー
    ジがウィルスに感染していないかどうかの検知を行な
    い、ウィルスに感染しているウェブページを発見した場
    合はそのウェブページの情報を前記ウィルス感染ページ
    データベースに登録する自動巡回手段とから構成されて
    いるウェブサイトを備えたウィルス駆除システム。
  2. 【請求項2】 前記ウィルス感染ページデータベースに
    登録されている感染ページを有するウェブサイトに対し
    てウェブページがウィルスに感染している旨の通知を行
    ない、そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の
    通知を受信するとそのウェブページのウィルスチェック
    を再度行ない、そのウェブページがウィルスに感染して
    いないことを確認すると、該当ウェブページを前記ウィ
    ルス感染ページデータベースから削除するウィルス感染
    ページ管理手段をさらに有する請求項1記載のウィルス
    駆除システム。
  3. 【請求項3】 ウィルスに関する情報が記録されている
    ウィルスデータベースと、ウィルスに感染しているウェ
    ブページの情報を登録するためのウィルス感染ページデ
    ータベースと、同一のウェブページが前記ウィルス感染
    ページデータベースに感染ページとして登録された場合
    に、重複した情報のどちらか一方を削除することにより
    データの整理を行ない、新規ウィルスが発見された場合
    には、その新規のウィルスに関する情報を前記ウィルス
    データベースに追加する処理を行うメンテナンス手段と
    から構成されているデータベースメンテナンスウェブサ
    イトと、 前記ウィルスデータベースを参照しながら各ウェブサイ
    トを巡回することにより、ウェブサイト中のウェブペー
    ジがウィルスに感染していないかどうかの検知を行な
    い、ウィルスに感染しているウェブページを発見した場
    合はそのウェブページの情報を前記ウィルス感染ページ
    データベースに登録する自動巡回手段を有する複数のウ
    ェブサイトを備えたウィルス駆除システム。
  4. 【請求項4】 前記ウィルス感染ページデータベースに
    登録されている感染ページを有するウェブサイトに対し
    てウェブページがウィルスに感染している旨の通知を行
    ない、そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の
    通知を受信するとそのウェブページのウィルスチェック
    を再度行ない、そのウェブページがウィルスに感染して
    いないことを確認すると、前記メンテナンス手段に対し
    て該当ウェブページを前記ウィルス感染ページデータベ
    ースから削除する指示を行うウィルス感染ページ管理手
    段をさらに有する請求項3記載のウィルス駆除システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記ウィルス感染データベースが、イン
    ターネットを介して参照可能である請求項1から4のい
    ずれか1項記載のウィルス駆除システム。
  6. 【請求項6】 予め記録されているウィルスのパターン
    を参照しながら各ウェブサイトを自動巡回ロボットを用
    いて巡回することにより、ウェブサイト中のウェブペー
    ジがウィルスに感染していないかどうかの検知を行うス
    テップと、 ウィルスに感染しているウェブページを発見した場合は
    そのウェブページの情報を記録するステップとを有する
    ウィルス駆除方法。
  7. 【請求項7】 ウィルスに感染しているウェブページが
    検知された場合には、当該ウェブページを有するウェブ
    サイトに対してウェブページがウィルスに感染している
    旨の通知を行うステップと、 そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の通知を
    受信すると当該ウェブページのウィルスチェックを再度
    行ない、そのウェブページがウィルスに感染していない
    ことを確認すると、記録していた該当ウェブページの情
    報を削除するステップとをさらに有する請求項6記載の
    ウィルス駆除方法。
  8. 【請求項8】 予め記録されているウィルスのパターン
    を参照しながら各ウェブサイトを自動巡回ロボットを用
    いて巡回することにより、ウェブサイト中のウェブペー
    ジがウィルスに感染していないかどうかの検知を行う処
    理と、 ウィルスに感染しているウェブページを発見した場合は
    そのウェブページの情報を記録する処理をコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 予め記録されているウィルスのパターン
    を参照しながら各ウェブサイトを自動巡回ロボットを用
    いて巡回することにより、ウェブサイト中のウェブペー
    ジがウィルスに感染していないかどうかの検知を行う処
    理と、 ウィルスに感染しているウェブページを発見した場合は
    そのウェブページの情報を記録する処理と、 ウィルスに感染しているウェブページが検知された場合
    には、当該ウェブページを有するウェブサイトに対して
    ウェブページがウィルスに感染している旨の通知を行う
    処理と、 そのウェブサイトからウィルス駆除を行った旨の通知を
    受信すると当該ウェブページのウィルスチェックを再度
    行ない、そのウェブページがウィルスに感染していない
    ことを確認すると、記録していた該当ウェブページの情
    報を削除する処理をコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録した記録媒体。
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