JP2001220105A - 改質器 - Google Patents

改質器

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JP2001220105A
JP2001220105A JP2000029329A JP2000029329A JP2001220105A JP 2001220105 A JP2001220105 A JP 2001220105A JP 2000029329 A JP2000029329 A JP 2000029329A JP 2000029329 A JP2000029329 A JP 2000029329A JP 2001220105 A JP2001220105 A JP 2001220105A
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catalyst
reformer
heat exchanger
air supply
catalysts
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JP2000029329A
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Naohiko Matsuda
直彦 松田
Etsuro Hirai
悦郎 平井
Shigeru Nojima
野島  繁
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、改質器のコンパクト化、軽量化等を
図ることを課題とする。 【解決手段】液体もしくは気体燃料と水蒸気を反応させ
て水素を生成する改質器において、1つの容器11内に
水蒸気改質水素製造用触媒15と一酸化炭素低減用触媒
19の2種類の触媒を配置するとともに、両触媒15,
19間に生成ガス冷却用の熱交換器18を配置したこと
を特徴とする改質器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池発電シス
テムに組み込んで使用される改質器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、燃料電池発電システムに
は、メタノールなどの燃料を改質するために、図1に示
すような改質器が組み込まれている。即ち、改質器は、
水素製造触媒を収納した容器1と、熱交換器2と、一酸
化炭素(CO)低減用触媒を収納した容器3と、熱交換
器4と、CO低減用触媒を収納した容器5とを、配管6
を用いて接続した構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の改質器
によれば、容器1,3及び熱交換器2,5を配管6を用
いて接続した構成であるため、改質器の設置に広いスペ
ースを必要とするという問題があった。
【0004】また、水蒸気改質触媒の吸熱反応に対して
は、触媒収納容器本体を電気ヒータ7を用いて加熱する
か、あるいは触媒内部に電気ヒータを配置して加熱する
か、あるいは熱媒等を循環し、吸熱反応に必要な熱を供
給する必要がある。従って、そのために別な加熱装置が
必要になるという問題があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、1つの容器内に水蒸気改質水素製造用触媒
と一酸化炭素低減用触媒の2種類の触媒を配置するとと
もに、両触媒間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置した
構成とすることにより、従来と比べコンパクトな改質器
を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、1つの容器内に水蒸気改
質水素製造用触媒と一酸化炭素低減用触媒付き熱交換器
を配置するとともに、前記水蒸気改質水素製造用触媒と
前記熱交換器間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置した
構成とすることにより、上記と同様、コンパクトな改質
器を提供することを目的とする。
【0007】更に、本発明は、水蒸気改質水素製造用触
媒と、生成ガス冷却用の熱交換器と、一酸化炭素低減用
触媒と、空気供給装置とが一体となって1つの容器を構
成することにより、上記と同様、コンパクトな改質器を
提供することを目的とする。
【0008】更には、本発明は、従来のヒータに代えて
空気供給器を水蒸気改質水素製造用触媒、あるいは一酸
化炭素低減用触媒の上流側に配置することにより、従来
のような加熱用装置を不要にしえる改質器を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、液体
もしくは気体燃料と水蒸気を反応させて水素を生成する
改質器において、1つの容器内に水蒸気改質水素製造用
触媒と一酸化炭素低減用触媒の2種類の触媒を配置する
とともに、両触媒間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置
したことを特徴とする改質器である。
【0010】本願第2の発明は、液体もしくは気体燃料
と水蒸気を反応させて水素を生成する改質器において、
1つの容器内に水蒸気改質水素製造用触媒と一酸化炭素
低減用触媒付き熱交換器を配置するとともに、前記水蒸
気改質水素製造用触媒と前記熱交換器間に生成ガス冷却
用の熱交換器を配置したことを特徴とする改質器であ
る。
【0011】本願第3の発明は、液体もしくは気体燃料
と水蒸気を反応させて水素を生成する改質器において、
水蒸気改質水素製造用触媒を収納した槽と、生成ガス冷
却用の熱交換器と、一酸化炭素低減用触媒を収納した槽
と、空気供給装置とが一体となって1つの容器を構成し
ていることを特徴とする改質器である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。
【0013】本発明は、基本的に下記の形態のいずれか
を有することを特徴とする。
【0014】(1)1つの容器内に水蒸気改質水素製造
用触媒と一酸化炭素低減用触媒の2種類の触媒を配置す
るとともに、両触媒間に生成ガス冷却用の熱交換器を配
置する(第1の発明)。
【0015】(2)1つの容器内に水蒸気改質水素製造
用触媒と一酸化炭素低減用触媒付き熱交換器を配置する
とともに、前記水蒸気改質水素製造用触媒と前記熱交換
器間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置する(第2の発
明)。
【0016】(3)水蒸気改質水素製造用触媒を収納し
た槽と、生成ガス冷却用の熱交換器と、一酸化炭素低減
用触媒を収納した槽と、空気供給装置とが一体となって
1つの容器を構成している(第3の発明)。
【0017】第1の発明において、水蒸気改質水素製造
用触媒は複数に分割して容器内に配置してもよい。この
場合、これらの複数の触媒間、及び容器内で原料ガス入
口側に空気供給器を配置することが好ましい。空気供給
器の配置により、水蒸気改質水素製造用触媒の内部での
吸熱反応により触媒の温度が低下するのを防止する働き
をする。つまり、空気供給器空の空気と例えばメタノー
ル蒸気を反応させ、吸熱反応熱量に相当する熱量を供給
して触媒の温度低下を防ぐ。前記空気供給器としては、
例えば板型のものが挙げられる。
【0018】第1の発明において、一酸化炭素(CO)
低減用触媒は複数に分割して容器内に配置し、かつこれ
ら触媒の直前に夫々空気供給器を配置し、かつ各触媒の
直後に生成ガス冷却用の熱交換器を配置することが好ま
しい。空気供給器の配置により、空気供給器から供給さ
れる空気がCO低減用触媒中で生成ガス中のCOを選択
的に酸化し、COにする働きをする。また、CO低減
用触媒の作動温度は例えば110℃±10℃と狭いの
で、熱交換器によりガスを例えば200℃〜100℃へ
冷却し、再び空気供給器から空気を流入し、前記触媒へ
生成ガスを流入し、CO濃度を低減させる。
【0019】第2の発明において、CO低減用触媒は、
例えばアルマイト、ベーマイト表面処理した熱交換器の
フィン部、チューブ部に塗布する。また、CO低減用触
媒付き熱交換器の前に空気供給器を配置することが好ま
しい。これにより、容器の収納容量、重量を低減でき、
また触媒温度を均一化でき、より少ない触媒量でCOを
低減できる。
【0020】第3の発明において、水蒸気改質水素製造
用触媒を収納した槽と、生成ガス冷却用の熱交換器と、
CO低減用触媒を収納した槽と、空気供給器とは、例え
ばフランジにより一体化して1つの容器を構成すること
が好ましい。また、フランジを使用せず、原料ガスの出
入口のみを有する筒状の容器の中に各構成部材を配置し
た構成にすれば、いっそう改質器の軽量化を図ることが
できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。なお、下記実施例で述べる各構成部材の
材料や数値は一例を示すもので、本発明の権利範囲を特
定するものではない。
【0022】(実施例1)図2及び図3を参照する。こ
こで、図2は本発明の実施例1に係る改質器の説明図を
示す。また、図3は同改質器の一構成部材である空気供
給器の説明図を示し、図3(A)は空気供給器の平面
図、図3(B)は図3(A)のX−X線に沿う断面図、
図3(C)は図3(B)のY−Y線に沿う断面図を示
す。
【0023】図中の付番11は、容器を示す。この容器
11は、2分割された分割容器11a,11bとこれら
分割容器11a,11b同士を接続する接続フランジ1
2とにより構成されている。一方の分割容器11a内に
は、原料ガス13の上流側から順に板型の空気供給器1
4、水蒸気改質水素製造用触媒(以下、水素用触媒と呼
ぶ)15、板型の空気供給器16、水蒸気改質水素製造
用触媒17、及び生成ガス冷却用の熱交換器18が順次
配置されている。ここで、前記水素用触媒15、17の
形状は、ペレット状又はハニカム状になっている。ま
た、原料ガス13は、水蒸気とメタノール蒸気の混合ガ
スである。更に、前記熱交換器18により、原料ガス1
3が例えば250℃から100℃まで冷却する。他方の
分割容器11b内には、一酸化炭素(CO)低減用触媒
(以下、CO低減用触媒と呼ぶ)19が配置されてい
る。
【0024】前記空気供給器14,16は、夫々図3に
示すように、2枚の多孔板21と、異種ガス供給チュー
ブ22と、1枚の仕切板23と、固定枠24とにより構
成されている。前記多孔板21は、図3(B)に示すよ
うに、分割容器11aと略同じサイズであり、図3
(A)に示すように、通気用の分散穴25が略全面にわ
たって複数設けられている。
【0025】前記異種ガス供給チューブ22には、図3
(C)に示すように、異種ガス用の吹出し穴26が長手
方向(同図における左右方向)に沿って列状に複数設け
られている。異種ガス供給チューブ22は、図3(B)
に示すように、略平行に配置した前記多孔板21に挟み
込まれるように固定されていて、多孔板21の一辺即ち
上辺に沿ってその上端部に設けられている。
【0026】前記仕切板23の外形は、多孔板21より
小さく、通気用の穴が設けられていない。仕切板23
は、異種ガス供給チューブ22と離間するように配設さ
れており、また、各多孔板21との離間距離が略同一と
なるように、略平行に配設されている。前記固定枠24
は、図3(B),(C)に示すように、多孔板21、異
種ガス供給チューブ22及び仕切板23を相互に固定し
てしてまとめるものであり、空気分散板の側周面部に配
設されている。
【0027】前記空気供給器14,16において、原料
ガス13が上流側の多孔板21に到達すると、その圧力
損失により分散穴25から均一に空気供給器内部に原料
ガス13が流入する。その内部のガスは、仕切板23に
衝突して上方へと移動し、異種ガス供給チューブ22の
吹出し穴26に面する混合位置27まで導かれる。即
ち、空気供給器内部に流入しが原料ガス13は、必ず混
合位置27へと導かれる。混合位置27では、吹出し穴
26から異種ガス28が噴射されていて、流入した原料
ガスがこの異種ガスと混合される。その後、混合したガ
スは、下流側の仕切板23に沿って下方へ流れ、多孔板
21の圧力損失により、分散穴25から下流側に均一に
吹出す。このため、空気供給器の下流側の分割容器内1
1aには,異種ガス28を均一に混合したガスが流れ
る。
【0028】上記実施例1によれば、1つの容器11内
に水素用触媒15、17、CO低減用触媒19、空気供
給器14,16及び熱交換器18を配置した構成となっ
ているため、従来の改質器のように各構成部材をつなぐ
ための配管が不要となり、軽量でコンパクトな改質器を
実現できる。また、空気供給器14,16は薄形である
ため、容器11を一層コンパクトにでき、軽量化を図る
ことができる。
【0029】また、こうした構成の改質器において、容
器11内に流入された原料ガス13は、空気供給器1
4,16により均一に空気が混合され、夫々水素用触媒
15,17に流入する。この水素用触媒15,17の内
部では水蒸気改質反応により水素が生成されるが、その
時、吸熱反応により水素用触媒15,17の温度が低下
する。しかるに、触媒温度が低下すると、水素生成能力
が低下するため、空気供給器14,16により供給した
空気と例えばメタノール蒸気を反応させ、吸熱反応に伴
う熱量に相当する熱量を供給して、水素用触媒15,1
7の温度低下を防ぐ。このように、実施例1によれば、
空気供給器14,16を適宜な位置に配置することによ
り、従来使用したような加熱装置を不要にすることがで
きる。
【0030】なお、上記実施例1では、分割容器11a
内の出口部に熱交換器を配置した場合について述べた
が、これに限らず、分割容器11bの入口部に配置して
もよい。また、上記実施例1では、水素用触媒15,1
7の夫々の上流側に空気供給器14,16を夫々配置し
た場合について述べたが、これに限らず、一方の空気供
給器14を使用せず、配管20中で空気を混入してもよ
い。
【0031】(実施例2)図4を参照する。但し、図2
と同部材は同付番を付して説明を省略する。
【0032】図中の付番31,32は、分割容器11b
内に互いに離間して配置されたCO低減用触媒を示す。
ここで、CO低減用触媒31,32は、実施例1で述べ
たCO低減用触媒と同様、ハニカム形状又はペレット形
状をしている。また、分割容器11b内でCO低減用触
媒31,32の直前には、板型の空気供給器33,34
が配置されている。ここで、空気供給器33,34は実
施例1で述べた空気供給器と同様な構成となっている。
また、前記分割容器11b内でCO低減用触媒31,3
2の直後には、生成ガス冷却用の熱交換器35,36が
配置されている。
【0033】こうした構成の改質器において、空気供給
器33,34から供給される空気は、夫々CO低減用触
媒31,32で生成ガス中のCOを選択的に酸化しCO
にする役割をもつ。この反応は発熱反応であるため、
CO生成触媒温度が例えば100℃から200℃に増加
する。ところで、CO低減用触媒31,32の作動温度
は狭く、例えば110℃±10℃なので、熱交換器3
5,36でガスを例えば200℃から100℃へ冷却
し、再び空気供給器33,34から空気を流入し、触媒
31,32へ生成ガスを流入し、CO濃度を低減させ
る。
【0034】実施例2によれば、実施例1と同様な効果
が得られる。
【0035】(実施例3)図5を参照する。但し、図2
と同部材は同付番を付して説明を省略する。
【0036】図中の付番41,42は、分割容器11b
内に互いに離間して配置されたCO低減用触媒付き熱交
換器を示す。ここで、CO低減用触媒は、熱交換器の一
構成である図示しないフィン及びチューブ等に付着され
ている。
【0037】実施例3によれば、分割容器11b内にC
O低減用触媒付き熱交換器41,42を配置することに
より、実施例2のようにCO低減用触媒及び熱交換器を
別々に設ける必要がないため、実施例2と比べていっそ
うコンパクト化かつ軽量化を図ることができる。また、
CO低減用触媒を単独で配置する場合と比べ、CO低減
用触媒が作動効率のよい温度域で使用できるため、触媒
量を少なくできる。
【0038】(実施例4)図6を参照する。但し、図
2、図4、図5と同部材は同付番を付して説明を省略す
る。本実施例4は、一方の分割容器11a内の水素用触
媒15,17の直前に空気供給器14,16を夫々配置
するとともに、他方の分割容器11b内のCO低減用触
媒付き熱交換器41,42の直前に空気供給器33,3
4を配置したことを特徴とする。
【0039】実施例4によれば、実施例3と比べいっそ
う改質器をコンパクト化かつ軽量化を図ることができる
とともに、実施例1のように特別な加熱装置が不要とな
る。
【0040】(実施例5)図7を参照する。但し、図2
と同部材は同付番を付して説明を省略する。
【0041】図中の付番51は水素用触媒を収納した槽
を示し、付番52はCO低減用触媒を収納した槽を示
す。本実施例5は、空気供給器14、槽51,52、及
び熱交換器18を複数のフランジ12を介して1つの容
器53を構成することを特徴とする。
【0042】実施例5によれば、コンパクトかつ軽量
で、特別な加熱装置が不要な改質器が得られる。なお、
実施例5においては、フランジを介して各構成部材を連
結した場合について述べたが、これに限らず、フランジ
を使用せず、原料ガスの出入口のみを有する筒状の容器
の中に各構成部材を配置した構成のものでもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明によれ
ば、1つの容器内に水蒸気改質水素製造用触媒と一酸化
炭素低減用触媒の2種類の触媒を配置するとともに、両
触媒間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置した構成とす
ることにより、従来と比べコンパクト且つ軽量な改質器
を提供できる。
【0044】第2の発明によれば、1つの容器内に水蒸
気改質水素製造用触媒と一酸化炭素低減用触媒付き熱交
換器を配置するとともに、前記水蒸気改質水素製造用触
媒と前記熱交換器間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置
した構成とすることにより、上記と同様、コンパクト且
つ軽量な改質器を提供できる。
【0045】第3の発明によれば、水蒸気改質水素製造
用触媒と、生成ガス冷却用の熱交換器と、一酸化炭素低
減用触媒と、空気供給装置とが一体となって1つの容器
を構成することにより、上記と同様、コンパクト且つ軽
量な改質器を提供することを目的とする。
【0046】更に、本発明によれば、従来のヒータに代
えて空気供給器を水蒸気改質水素製造用触媒、あるいは
一酸化炭素低減用触媒の上流側に配置することにより、
従来のような加熱用装置を不要にしえる改質器を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の改質器の説明図。
【図2】本発明の実施例1に係る改質器の説明図。
【図3】図2の改質器の一構成部材である空気供給器の
説明図。
【図4】本発明の実施例2に係る改質器の説明図。
【図5】本発明の実施例3に係る改質器の説明図。
【図6】本発明の実施例4に係る改質器の説明図。
【図7】本発明の実施例5に係る改質器の説明図。
【符号の説明】
11…容器、 11a,11b…分割容器、 13…原料ガス、 14,16,33,34…空気供給器、 15,17…水素用触媒(水蒸気改質水素製造用触
媒)、 18,35,36…熱交換器、 19,31,32…一酸化炭素(CO)低減用触媒、 21…多孔板、 22…異種ガス供給チューブ、 23…仕切板、 24…固定枠、 41,42…CO低減用触媒付き熱交換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野島 繁 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 4G040 EA02 EA03 EA06 EB14 EB23 EB35 5H027 BA01 BA16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体もしくは気体燃料と水蒸気を反応さ
    せて水素を生成する改質器において、 1つの容器内に水蒸気改質水素製造用触媒と一酸化炭素
    低減用触媒の2種類の触媒を配置するとともに、両触媒
    間に生成ガス冷却用の熱交換器を配置したことを特徴と
    する改質器。
  2. 【請求項2】 前記水蒸気改質水素製造用触媒が複数箇
    所互いに離間して配置され、これら触媒間及び前記容器
    内で原料ガス入口側に空気供給器を配置したことを特徴
    とする請求項1記載の改質器。
  3. 【請求項3】 前記一酸化炭素低減用触媒が複数個配置
    され、これら触媒の直前に空気供給装置が配置され、か
    つ各触媒の直後に生成ガス冷却用の熱交換器が配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の改質器。
  4. 【請求項4】 液体もしくは気体燃料と水蒸気を反応さ
    せて水素を生成する改質器において、 1つの容器内に水蒸気改質水素製造用触媒と一酸化炭素
    低減用触媒付き熱交換器を配置するとともに、前記水蒸
    気改質水素製造用触媒と前記熱交換器間に生成ガス冷却
    用の熱交換器を配置したことを特徴とする改質器。
  5. 【請求項5】 前記熱交換器の前に空気供給器が配置さ
    れていることを特徴とする請求項4記載の改質器。
  6. 【請求項6】 液体もしくは気体燃料と水蒸気を反応さ
    せて水素を生成する改質器において、 水蒸気改質水素製造用触媒を収納した槽と、生成ガス冷
    却用の熱交換器と、一酸化炭素低減用触媒を収納した槽
    と、空気供給器とが一体となって1つの容器を構成して
    いることを特徴とする改質器。
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