JP2001216376A - インターネット商取引方法 - Google Patents

インターネット商取引方法

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JP2001216376A
JP2001216376A JP2000023399A JP2000023399A JP2001216376A JP 2001216376 A JP2001216376 A JP 2001216376A JP 2000023399 A JP2000023399 A JP 2000023399A JP 2000023399 A JP2000023399 A JP 2000023399A JP 2001216376 A JP2001216376 A JP 2001216376A
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Rikuo Takano
陸男 高野
Tsumoru Nagira
積 梛良
Kenichiro Hosobuchi
健一郎 細淵
Michio Matsuoka
道生 松岡
Masayoshi Ariga
誠芳 有我
Shigeki Kokubu
茂樹 國分
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを使用した商品取引方法おい
て、特に個人情報等の機密性を向上させることができる
インターネット商品取引方法を提供する。 【解決手段】 インターネットを使用した商取引方法で
あって、前記商取引方法は、買い手はn種類(nは2以
上の自然数)の通信手段を使用して、それぞれ異なるイ
ンターネットプロバイダが所有するn台のサーバと同時
に接続し、商取引に関する情報を送信する場合に、この
情報をn分割し、分割されたそれぞれの情報を前記n台
のサーバを経由して、売り手がサービスを実施するWW
Wサーバに対して送信することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
使用した商品取引方法に係わり、特に個人情報等の機密
性を向上させることができるインターネット商取引方法
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
インターネットを使用した商品取引が増加している。消
費者は、店に出向くことなく、自宅にあるパソコン等を
使用してインターネットを経由して商品の注文を行うこ
とができる。
【0003】しかしながら、従来のインターネット上の
商品取引は、クレジットカードの番号、キャッシュカー
ドの番号、暗証番号、パスワード、電子サイン等本来当
事者間の秘密であるべき項目が取引の過程において、当
事者以外の第三者に漏洩し、それらが悪用される危険に
対して比較的無防備であった。この対策の一つとして、
通信文の暗号化が挙げられるが、セキュリティの確保の
ために暗号が複雑になるという問題がある。また、これ
は結果的に通信に要する時間が増加し、同時に通信コス
トが余分に嵩むという問題もある。また、取引の過程に
おいて、その内容または認証に必要な電子サインが改竄
されていた場合においても、それを受けて側が確認する
ことが困難である。
【0004】また、売り手、あるいは買い手が取引に必
要な認証コード、電子サイン等を詐称して用い、架空の
人物(会社)、あるいは取引に無関係な第三者になりす
まして情報を送信した場合に本人であるか否かの確認も
困難である。また、取引の過程において通信回線に障害
が認められた場合、そのバックアップ、及び通信内容の
確認が困難である。さらに、即時的な取引内容の確認が
必要な場合でも通信経路の混雑等によりその確認作業に
時間を要し、取引の信頼性を損なう危険性があるという
問題もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、インターネットを使用した商品取引方法おい
て、特に個人情報等の機密性を向上させることができる
インターネット商取引方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インターネットを使用した商取引方法であって、前
記商取引方法は、買い手はn種類(nは2以上の自然
数)の通信手段を使用して、それぞれ異なるインターネ
ットプロバイダが所有するn台のサーバと同時に接続
し、商取引に関する情報を送信する場合に、この情報を
n分割し、分割されたそれぞれの情報を前記n台のサー
バを経由して、売り手がサービスを実施するWWWサー
バに対して送信することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記インターネ
ット商取引方法は、商取引情報を分割する場合に、注文
内容と買い手個人の識別情報とに分割して送信すること
を特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記インターネ
ット商取引方法は、前記買い手個人の識別情報を暗号化
して送信することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記インターネ
ット商取引方法は、前記買い手個人の識別情報を暗号化
し、この暗号化された情報をさらに細分割して送信する
ことを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記買い手個人
の識別情報は、クレジットカード番号であることを特徴
とする。請求項6に記載の発明は、前記買い手個人の識
別情報は、電子サインであることを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、インターネット
を使用した商取引方法であって、前記商取引方法は、買
い手はn種類(nは2以上の自然数)の通信手段を使用
して、それぞれ異なるインターネットプロバイダが所有
するn台のサーバと接続し、商取引に関する情報を送信
する場合に、n個の同一の情報を前記n台のサーバを経
由して、売り手がサービスを実施するWWWサーバに対
して送信し、このn個の情報を受信した前記WWWサー
バは受信した情報の全てを照合して、全ての情報が一致
した場合にこの情報を受け付けることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
インターネット商品取引方法を図面を参照して説明す
る。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は、消費者が所有するパソコン
であり、WWWブラウザソフト(以下、ブラウザソフト
という)がインストールされている。符号2−1〜4
は、プロバイダがそれぞれ所有するWWWサーバを含む
サーバ群(以下、単にサーバという)である。符号3−
1〜4は、パソコン1とサーバ2−1〜4とを接続する
ための通信手段である。符号4は、IPパケットのルー
ティングを行うルータである。符号5はインターネット
である。符号6は、商品取引のサービスを行うWWWサ
ーバである。
【0013】ここで、通信手段について説明する。ここ
でいう通信手段とは、パソコン1とプロバイダが所有す
るサーバ2−1との間の通信回線を確立し、パソコン1
をサーバ2−1のクライアントとして接続する手段であ
り、例えば、アナログの電話回線、ISDN、携帯電話
等の公衆回線網や専用回線である。また、この通信回線
は、有線でも無線でもよい。ただし、パソコン1は、図
1に示す4つの通信手段3−1〜4のうち少なくとも2
つの通信回線を同時に使用して通信することが可能であ
る。また、4つの通信手段3−1〜4のそれぞれは、サ
ーバ2−1〜4のいずれにも接続可能である。
【0014】次に、図面を参照して、消費者がパソコン
1を使用して、商品取引を行う動作を説明する。初め
に、図2を参照して、クレジットカード番号等を暗号化
して送信する動作を説明する。以下の説明において、パ
ソコン1を使用して商品を購入しようとする者を買い
手、WWWサーバ6を使用して商品を売ろうとする者を
売り手と称する。
【0015】まず買い手は、売り手がサービスを行うホ
ームページにアクセスする(S1)。そして買い手は、
このホームページ上で注文内容を記入し(S2)、同時
に自分のクレジットカード番号を入力する(S3)。
【0016】次に、入力されたクレジットカード番号を
暗号化する(S4a)とともに、この暗号の解読キーを
作成する(S4b)。そして、買い手は、通信手段3−
1を使用し、サーバ2−1を介して、注文内容を売り手
に対して送信する(S5a)。また、このとき、買い手
は、同時に暗号化されたクレジットカード番号を注文内
容と共に通信手段3−1を使用し、サーバ2−1を介し
て、送信する(S5b)。暗号解読キーは、通信手段3
−2を使用し、サーバ2−2を介して送信する(S5
c)。このように、買い手は、送信する必要がある情報
を2つに分割して、2つの通信経路を使用して必要な情
報を送信する。
【0017】一方、売り手は買い手より発信された注文
内容(S6a)、暗号文(S6b)、及び解読キー(S
6c)をそれぞれ受信する。そして、売り手は買い手よ
り出された注文内容を記録する(S7)。同時に売り手
は販売情報(カード保持者名、金額、決済日、売り手コ
ード等)をクレジット会社に転送する(S8a)。さら
に売り手はクレジット会社に対して暗号化された買い手
のクレジットカード番号と暗号解読キーを転送する(S
8b、S8c)。
【0018】次に、クレジット会社は、販売情報(S9
a)、暗号化された買い手のクレジットカード番号(S
9b)、及び暗号解読キー(S9c)を売り手より受信
する。そして、クレジット会社は暗号化された買い手の
クレジットカード番号を復号し与信確認を行い(S1
0)、その確認内容を売り手に対し通知する(S1
1)。
【0019】次に、売り手は受注内容を確認し(S1
2)、買い手に対して受注内容の確認を返信し(S1
3)、取り引きが完了する。このように、2つの通信経
路を使用して、通信情報(クレジットカード番号等)を
分割して送るようにしたため、通信情報の漏洩を防止す
ることができる。また、暗号を簡略化することができる
ために通信時間及び通信コストを低減することができ
る。
【0020】次に、図3を参照して、他の実施形態を説
明する。まず買い手は、売り手がサービスを行うホーム
ページにアクセスする(S14)。そして買い手は、こ
のホームページ上で注文内容を記入し(S15)、同時
に自分のクレジットカード番号を入力する(S16)。
【0021】次に、入力されたクレジットカード番号を
暗号化する。さらに、この暗号化したクレジット番号を
2つに分割して暗号A(S17a)、暗号B(S17
b)とする。そして、買い手は、通信手段3−1を使用
し、サーバ2−1を介して、注文内容を売り手に対して
送信する(S18a)。また、このとき、買い手は、同
時に暗号Aを注文内容と共に通信手段3−1を使用し、
サーバ2−1を介して、送信する(S18b)。暗号B
は、通信手段3−2を使用し、サーバ2−2を介して送
信する(S18c)。このように、買い手は、送信する
必要がある情報を2つに分割して、2つの通信経路を使
用して必要な情報を送信する。
【0022】一方、売り手は買い手より発信された注文
内容(S19a)、暗号A(S19b)、及び暗号B
(S19c)をそれぞれ受信する。そして、売り手は買
い手より出された注文内容を記録する(S20)。同時
に売り手は販売情報(カード保持者名、金額、決済日、
売り手コード等)をクレジット会社に転送する(S21
a)。さらに売り手はクレジット会社に対して暗号A
(S21b)、及び暗号B(21c)を転送する。
【0023】次に、クレジット会社は、販売情報(S2
2a)、暗号A(S22b)、及び暗号B(S22c)
を売り手より受信する。そして、クレジット会社は暗号
化された買い手のクレジットカード番号を復号し与信確
認を行い(S23)、その確認内容を売り手に対し通知
する(S24)。
【0024】次に、売り手は受注内容を確認し(S2
5)、買い手に対して受注内容の確認を返信し(S2
6)、取り引きが完了する。このように、2つの通信経
路を使用して、暗号化された情報を分割して送るように
したため、通信情報の漏洩を防止することができる。
【0025】次に、図4を参照して、他の実施形態を説
明する。まず買い手は、売り手がサービスを行うホーム
ページにアクセスする(S27)。そして買い手は、こ
のホームページ上で注文内容を記入し(S28)、同時
に自分のクレジットカード番号を入力する(S29)。
【0026】次に、入力されたクレジットカード番号を
暗号化するとともに、この暗号の解読キーを作成する。
このとき、暗号化されたクレジットカード番号は2つに
分解し、暗号A(S30a)、暗号B(S30b)にす
る。また、暗号の解読キーも2つに分解し、キーa(S
30c)、キーb(S30d)にする。そして、買い手
は、通信手段3−1を使用し、サーバ2−1を介して、
注文内容を売り手に対して送信する(S31a)。ま
た、このとき、買い手は、同時に暗号Aを注文内容と共
に通信手段3−1を使用し、サーバ2−1を介して、送
信する(S31b)。暗号Bは、通信手段3−2を使用
し、サーバ2−2を介して送信する(S31c)。暗号
解読キーaは、通信手段3−3を使用し、サーバ2−3
を介して送信する(S31d)。暗号解読キーbは、通
信手段3−4を使用し、サーバ2−4を介して送信する
(S31e)。このように、買い手は、送信する必要が
ある情報を4つに分割して、4つの通信経路を使用して
必要な情報を送信する。
【0027】一方、売り手は買い手より発信された注文
内容(S32a)、暗号A、B(S32b、S32
c)、及び解読キーa、b(S32d、S32e)をそ
れぞれ受信する。そして、売り手は買い手より出された
注文内容を記録する(S34)。同時に売り手は販売情
報(カード保持者名、金額、決済日、売り手コード等)
をクレジット会社に転送する(S35a)。さらに売り
手は買い手のクレジットカード番号を復号してクレジッ
ト会社へ転送する(S35b)。
【0028】次に、クレジット会社は、販売情報(S3
6a)、復号された買い手のクレジットカード番号(S
36b)を売り手より受信する。そして、クレジット会
社はクレジットカード番号を照合し与信確認を行い(S
37)、その確認内容を売り手に対し通知する(S3
8)。
【0029】次に、売り手は受注内容を確認し(S3
9)、買い手に対して受注内容の確認を返信し(S4
0)、取り引きが完了する。このように、4つの通信経
路を使用して、通信情報(クレジットカード番号の暗号
文や解読キー等)を4つに分割して送るようにしたた
め、通信情報の漏洩を防止することができる。
【0030】次に、図5を参照して、商品取引の情報が
第三者によって改竄されることを防止する動作を説明す
る。ここでは、当事者Aと当事者Bがインターネットを
使用して取引の交渉を行うものとする。まず、当事者A
は、取引相手である当事者Bと取引の交渉を開始する
(S41)。そして、当事者Aはこの取引内容を確認す
るための文書を作成する(S42)とともに、電子サイ
ンを入力する(S43)。
【0031】次に、当事者Aは、取引の内容の文書を当
事者Bに対して、通信手段3−1を使用し、サーバ2−
1を介して送信する(S44a)。また、同時に電子サ
インを通信手段3−2を使用し、サーバ2−2を介して
送信する(S44b)。
【0032】次に、当事者Bは、当事者Aより発信され
た取引内容(S45a)と電子サイン(S45b)を受
信する。そして、当事者Bは、当事者Aより提示された
取引内容を確認する(S46)とともに、電子サインを
認証する(S47)。この結果、当事者Aの電子サイン
が認証された場合、当事者Bは取引の内容を確認する
(S48)。そして、当事者Bは当事者Aに対し取引の
内容確認を返信し、契約が成立する(S49)。一方、
当事者Aの電子サインが認証できなかった場合、当事者
Bは当事者Aに対し、契約ができないことを返信する
(S50)。
【0033】このように、注文内容と電子サインを2つ
の通信経路を使用して送信するようにしたため、通信の
過程で第三者によって、これらの情報が改竄されること
を防止することができる。
【0034】次に、図6を参照して、第三者による売り
手信用情報を開示する動作を説明する。まず、売り手は
第三者より自身の信用情報を入手する(S51)。そし
て、売り手はこの信用情報を秘密鍵によって暗号化する
(S52)。同時に公開鍵を作成し、それを分割して、
公開鍵Aと公開鍵Bにする(S53)。
【0035】次に、売り手は暗号化された信用情報と公
開鍵Aを買い手に対して、通信手段3−1を使用し、サ
ーバ2−1を介して、送信する(S54a、S54
b)。また、売り手は公開鍵Bを通信手段3−2を使用
し、サーバ2−2を介して、送信する(S54c)。
【0036】次に、買い手は売り手より発信された信用
情報、公開鍵A、及び公開鍵Bを受信して(S55a、
S55b、S55c)、分割された公開鍵を合成して再
作成する(S56)。そして、買い手は自身の秘密鍵と
復元された公開鍵により暗号化された売り手の信用情報
を復号化して解読する(S57)。
【0037】このように、2つの通信経路を使用して、
送りたい情報を分割して送るようにしたため、売り手は
自身の信用情報を特定の買い手にのみに安全に開示する
ことができる。また、買い手は売り手の信用情報をイン
ターネットを経由して入手することができる。
【0038】次に、図7を参照して、インターネットを
使用して株の取引などの即時性が要求される取引におい
て、その売買成立に関する確認がリアルタイムで得られ
る実施形態について説明する。まずケースAから説明す
る。ケースAは、売り手による売買の成立確認返信をバ
イパス化するものである。売り手は、株価等のリアルタ
イム情報提供を行う。買い手は、この情報を見て売買の
指示を売り手に対して送信する。そして、売り手は売買
が成立した時点で、買い手に対して売買の成立確認を送
信する。このとき、売り手は、情報提供及び売買指示を
行う通信経路とは異なる通信経路を使用して、売買成立
の確認を送信する。
【0039】次に、ケースBについて説明する。ケース
Bは、買い手からの売買指示、売り手による売買の成立
確認返信をバイパス化するものである。売り手は、株価
等のリアルタイム情報提供を行う。買い手は、この情報
を見て売買の指示を売り手に対して送信する。このと
き、買い手は、情報提供を行う通信経路とは異なる通信
経路を使用して、売買の指示を送信する。そして、売り
手は売買が成立した時点で、買い手に対して売買の成立
確認を送信する。このとき、売り手は、売買指示を行う
通信経路とは同じ通信経路を使用して、売買成立の確認
を送信する。
【0040】このように、2つの通信経路を使用して取
引を行うことによって、一方の通信経路のトラフィック
が増大しても他の通信経路によって確実かつ迅速に情報
を送信することが可能となる。なお、前述した動作で
は、複数の通信経路を使用して、そのそれぞれの通信経
路に分割した情報を送信するようにしたが、複数の通信
経路を使用して、それぞれに全く同一の情報を送信し、
受信するサーバ側で照合するようにしてもよい。例え
ば、2つの通信経路に対して、同じ情報を送信し、この
情報を受信するサーバは、2つの情報を受信した時点
で、それらの内容を照合し、一致した場合のみその情報
を受け付けるようにする。このようにすることによっ
て、通信経路の途中で情報の改竄がされたとしてもその
情報を受け付けないようにすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、送信しようとする情報を複数に分割して、分割され
た情報をそれぞれ異なる複数の通信経路を使用して送信
するようにしたため、商品取引等において、当事者間の
秘密事項の機密性を向上させることができるという効果
が得られる。また、機密性が向上するために送信データ
の暗号化を簡略化することが可能になり、結果的に通信
コストを低減できるという効果も得られる。さらに、通
信の過程において第三者により情報が改竄されることを
防止することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】 インターネット商品取引方法の動作を示す状
態遷移図である。
【図3】 インターネット商品取引方法の動作を示す状
態遷移図である。
【図4】 インターネット商品取引方法の動作を示す状
態遷移図である。
【図5】 インターネット商品取引方法の動作を示す状
態遷移図である。
【図6】 インターネット商品取引方法の動作を示す状
態遷移図である。
【図7】 インターネット商品取引方法の動作を示す状
態遷移図である。
【符号の説明】
1・・・パソコン、 2−1〜4・・・サーバ群、 3−1〜4・・・通信手段、 4・・・ルータ、 5・・・インターネット、 6・・・WWWサーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細淵 健一郎 東京都武蔵野市吉祥寺本町一丁目8番10号 三菱マテリアル株式会社移動体事業開発 センター内 (72)発明者 松岡 道生 東京都武蔵野市吉祥寺本町一丁目8番10号 三菱マテリアル株式会社移動体事業開発 センター内 (72)発明者 有我 誠芳 東京都武蔵野市吉祥寺本町一丁目8番10号 三菱マテリアル株式会社移動体事業開発 センター内 (72)発明者 國分 茂樹 東京都杉並区善福寺四丁目8番8号 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 BB47 CC05 CC39 EE00 EE09 EE23 EE24 GG02 GG03 GG04 GG06 GG10 5B055 CB09 CC11 EE02 EE03 EE06 EE12 EE13 EE21 EE27 HA04 HA12 HB06 PA34 5B089 GA11 GB03 HA10 JA08 KA16 KA17 KC47 KH30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを使用した商取引方法で
    あって、 前記商取引方法は、 買い手はn種類(nは2以上の自然数)の通信手段を使
    用して、それぞれ異なるインターネットプロバイダが所
    有するn台のサーバと接続し、商取引に関する情報を送
    信する場合に、この情報をn分割し、分割されたそれぞ
    れの情報を前記n台のサーバを経由して、売り手がサー
    ビスを実施するWWWサーバに対して送信することを特
    徴とするインターネット商取引方法。
  2. 【請求項2】 前記インターネット商取引方法は、 商取引情報を分割する場合に、注文内容と買い手個人の
    識別情報とに分割して送信することを特徴とする請求項
    1に記載のインターネット商取引方法。
  3. 【請求項3】 前記インターネット商取引方法は、 前記買い手個人の識別情報を暗号化して送信することを
    特徴とする請求項2に記載のインターネット商取引方
    法。
  4. 【請求項4】 前記インターネット商取引方法は、 前記買い手個人の識別情報を暗号化し、この暗号化され
    た情報をさらに細分割して送信することを特徴とする請
    求項2に記載のインターネット商取引方法。
  5. 【請求項5】 前記買い手個人の識別情報は、クレジッ
    トカード番号であることを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれかに記載のインターネット商取引方法。
  6. 【請求項6】 前記買い手個人の識別情報は、電子サイ
    ンであることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか
    に記載のインターネット商取引方法。
  7. 【請求項7】 インターネットを使用した商取引方法で
    あって、 前記商取引方法は、 買い手はn種類(nは2以上の自然数)の通信手段を使
    用して、それぞれ異なるインターネットプロバイダが所
    有するn台のサーバと接続し、商取引に関する情報を送
    信する場合に、n個の同一の情報を前記n台のサーバを
    経由して、売り手がサービスを実施するWWWサーバに
    対して送信し、このn個の情報を受信した前記WWWサ
    ーバは受信した情報の全てを照合して、全ての情報が一
    致した場合にこの情報を受け付けることを特徴とするイ
    ンターネット商取引方法。
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