JP2001216174A - アプリケーション代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
アプリケーション代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒体Info
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- JP2001216174A JP2001216174A JP2000028427A JP2000028427A JP2001216174A JP 2001216174 A JP2001216174 A JP 2001216174A JP 2000028427 A JP2000028427 A JP 2000028427A JP 2000028427 A JP2000028427 A JP 2000028427A JP 2001216174 A JP2001216174 A JP 2001216174A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複製を作成せずに、既存のアプリケーション
を用いて処理を行うことが可能であり、サーバの負荷状
態やネットワーク障害だけでなく、アプリケーション障
害も代替の契機とすることが可能なアプリケーション代
替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した
記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、予め、同種、同等のアプリケ
ーションを有する代替ハードウェア群やアプリケーショ
ン群を用意しておき、アプリケーションの実行が不可能
となった場合に、代替ハードウェア群または、アプリケ
ーション群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションの実行が可能なハードウェアまたは、アプ
リケーションを選択し、選択されたアプリケーションに
処理を移行する。
を用いて処理を行うことが可能であり、サーバの負荷状
態やネットワーク障害だけでなく、アプリケーション障
害も代替の契機とすることが可能なアプリケーション代
替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した
記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、予め、同種、同等のアプリケ
ーションを有する代替ハードウェア群やアプリケーショ
ン群を用意しておき、アプリケーションの実行が不可能
となった場合に、代替ハードウェア群または、アプリケ
ーション群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションの実行が可能なハードウェアまたは、アプ
リケーションを選択し、選択されたアプリケーションに
処理を移行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納し
た記憶媒体に係り、インターネットの普及によりインタ
ーネット上でさまざまなサービスが行われている昨今に
おいて、特に、既存の資源を有効利用することによっ
て、サービスを行う際にかかる運用管理コストを削減
し、既存の資源を有効利用することによって負荷分散を
円滑に行うためのアプリケーション代替方法及びアプリ
ケーション代替プログラムを格納した記憶媒体に関す
る。
代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納し
た記憶媒体に係り、インターネットの普及によりインタ
ーネット上でさまざまなサービスが行われている昨今に
おいて、特に、既存の資源を有効利用することによっ
て、サービスを行う際にかかる運用管理コストを削減
し、既存の資源を有効利用することによって負荷分散を
円滑に行うためのアプリケーション代替方法及びアプリ
ケーション代替プログラムを格納した記憶媒体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、アプリケーションに障害が発生し
たり、負荷が集中したりしたときに、図６に示すよう
に、そのアプリケーションの複製を他のノードに作成
し、その複製アプリケーションに処理を引き継ぐことに
よって、耐障害性を保証する方式が考えられている。
たり、負荷が集中したりしたときに、図６に示すよう
に、そのアプリケーションの複製を他のノードに作成
し、その複製アプリケーションに処理を引き継ぐことに
よって、耐障害性を保証する方式が考えられている。
【０００３】また、図７に示すように、ネットワーク障
害が発生したときやサーバに負荷が集中した際に、その
アプリケーションの複製を作成し、その複製を最適なサ
ーバに再配置することによって、アプリケーションの負
荷を分散させる。
害が発生したときやサーバに負荷が集中した際に、その
アプリケーションの複製を作成し、その複製を最適なサ
ーバに再配置することによって、アプリケーションの負
荷を分散させる。
【０００４】従来のアプリケーションエラー時における
処理について説明する。
処理について説明する。
【０００５】図８は、従来のアプリケーションエラー時
における代替システムの動作を説明するための図であ
る。
における代替システムの動作を説明するための図であ
る。
【０００６】ステップ１０） 利用者は、アプリケーシ
ョンを呼び出す。
ョンを呼び出す。
【０００７】ステップ１１） アプリケーションはエラ
ーをシステムに返す。
ーをシステムに返す。
【０００８】ステップ１２） システムは、他のサーバ
にアプリケーションの複製を作成する。
にアプリケーションの複製を作成する。
【０００９】ステップ１３） さらに、システムは、作
成したアプリケーションの再配置を行う。
成したアプリケーションの再配置を行う。
【００１０】ステップ１４） 利用者は、再配置後のア
プリケーションを通知する。
プリケーションを通知する。
【００１１】ステップ１５） 利用者は、再配置後のア
プリケーションを呼び出す。
プリケーションを呼び出す。
【００１２】ステップ１６） アプリケーションは処理
を行い、結果を利用者に返却する。
を行い、結果を利用者に返却する。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、以下のような問題がある。 ・アプリケーションの複製を作成するためのコストがか
かる。 ・全く同じアプリケーションを用意するため、アプリケ
ーションの代替に柔軟性がない。 ・適切なサーバを探し、そこに複製を作成し、そのアプ
リケーションを動作させるため、処理時間がかかる。
来の方法では、以下のような問題がある。 ・アプリケーションの複製を作成するためのコストがか
かる。 ・全く同じアプリケーションを用意するため、アプリケ
ーションの代替に柔軟性がない。 ・適切なサーバを探し、そこに複製を作成し、そのアプ
リケーションを動作させるため、処理時間がかかる。
【００１３】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、複製を作成せずに、既存のアプリケーションを用い
て処理を行うことが可能であり、サーバの負荷状態やネ
ットワーク障害だけでなく、アプリケーション障害も代
替の契機とすることが可能なアプリケーション代替方法
及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒
体を提供することを目的とする。
で、複製を作成せずに、既存のアプリケーションを用い
て処理を行うことが可能であり、サーバの負荷状態やネ
ットワーク障害だけでなく、アプリケーション障害も代
替の契機とすることが可能なアプリケーション代替方法
及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒
体を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】図１は、本発明の原理を
説明するための図である。
説明するための図である。
【００１５】本発明（請求項１）は、インターネットや
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、アプ
リケーションを動かすサーバや通信路にネットワーク障
害が発生し、アプリケーションの実行が不可能である場
合に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプ
リケーション代替方法において、予め、ネットワーク上
に存在するハードウェアの中から同種、同等のアプリケ
ーションを有する代替ハードウェア群を用意しておき
（ステップ１）、アプリケーションの実行が不可能とな
った場合に（ステップ２）、代替ハードウェア群から該
アプリケーションと同種、同等のアプリケーションの実
行が可能なハードウェアを選択し（ステップ３）、選択
されたハードウェアのアプリケーションに処理を移行す
る（ステップ４）。
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、アプ
リケーションを動かすサーバや通信路にネットワーク障
害が発生し、アプリケーションの実行が不可能である場
合に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプ
リケーション代替方法において、予め、ネットワーク上
に存在するハードウェアの中から同種、同等のアプリケ
ーションを有する代替ハードウェア群を用意しておき
（ステップ１）、アプリケーションの実行が不可能とな
った場合に（ステップ２）、代替ハードウェア群から該
アプリケーションと同種、同等のアプリケーションの実
行が可能なハードウェアを選択し（ステップ３）、選択
されたハードウェアのアプリケーションに処理を移行す
る（ステップ４）。
【００１６】本発明（請求項２）は、監視結果に基づい
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替ハー
ドウェア群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションの実行が可能なハードウェアを選択し、該
ハードウェアのアプリケーションに処理を移行する。
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替ハー
ドウェア群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションの実行が可能なハードウェアを選択し、該
ハードウェアのアプリケーションに処理を移行する。
【００１７】本発明（請求項３）は、インターネットや
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、利用
者が要求したアプリケーションに障害が発生した場合
に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプリ
ケーション代替方法において、予め、既存のアプリケー
ションの中から同種、同等のアプリケーションの集合で
ある代替アプリケーション群を用意しておき、アプリケ
ーションの実行が不可能となった場合に、代替アプリケ
ーション群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションを選択し、該アプリケーションに処理を移
行する。
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、利用
者が要求したアプリケーションに障害が発生した場合
に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプリ
ケーション代替方法において、予め、既存のアプリケー
ションの中から同種、同等のアプリケーションの集合で
ある代替アプリケーション群を用意しておき、アプリケ
ーションの実行が不可能となった場合に、代替アプリケ
ーション群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションを選択し、該アプリケーションに処理を移
行する。
【００１８】本発明（請求項４）は、監視結果に基づい
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替アプ
リケーション群から該アプリケーションと同種、同等の
アプリケーションを選択し、処理を移行する。
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替アプ
リケーション群から該アプリケーションと同種、同等の
アプリケーションを選択し、処理を移行する。
【００１９】本発明（請求項５）は、インターネットや
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、アプ
リケーションを動かすサーバや通信路にネットワーク障
害が発生し、アプリケーションの実行が不可能である場
合に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプ
リケーション代替プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、アプリケーションの実行が不可能となった場合に、
予め、ネットワーク上に存在するハードウェアの中から
同種、同等のアプリケーションを有する代替ハードウェ
ア群から該アプリケーションと同種、同等のアプリケー
ションの実行が可能なハードウェアを選択し、該ハード
ウェアのアプリケーションに処理を移行するプロセスを
有する。
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、アプ
リケーションを動かすサーバや通信路にネットワーク障
害が発生し、アプリケーションの実行が不可能である場
合に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプ
リケーション代替プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、アプリケーションの実行が不可能となった場合に、
予め、ネットワーク上に存在するハードウェアの中から
同種、同等のアプリケーションを有する代替ハードウェ
ア群から該アプリケーションと同種、同等のアプリケー
ションの実行が可能なハードウェアを選択し、該ハード
ウェアのアプリケーションに処理を移行するプロセスを
有する。
【００２０】本発明（請求項６）は、監視結果に基づい
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替ハー
ドウェア群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションの実行が可能なハードウェアを選択し、選
択されたハードウェアのアプリケーションに処理を移行
するプロセスを更に有する。
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替ハー
ドウェア群から該アプリケーションと同種、同等のアプ
リケーションの実行が可能なハードウェアを選択し、選
択されたハードウェアのアプリケーションに処理を移行
するプロセスを更に有する。
【００２１】本発明（請求項７）は、インターネットや
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、利用
者が要求したアプリケーションに障害が発生した場合
に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプリ
ケーション代替プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、アプリケーションの実行が不可能となった場合に、
予め既存のアプリケーションの中から、同種、同等のア
プリケーションの集合である代替アプリケーション群か
ら該アプリケーションと同種、同等のアプリケーション
を選択し、該アプリケーションに処理を移行するプロセ
スを有する。
イントラネット上で、ネットワーク監視装置やサーバ監
視装置から定期的に送られてくる監視結果を元に、利用
者が要求したアプリケーションに障害が発生した場合
に、代替のアプリケーションに処理を移すためのアプリ
ケーション代替プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、アプリケーションの実行が不可能となった場合に、
予め既存のアプリケーションの中から、同種、同等のア
プリケーションの集合である代替アプリケーション群か
ら該アプリケーションと同種、同等のアプリケーション
を選択し、該アプリケーションに処理を移行するプロセ
スを有する。
【００２２】本発明（請求項８）は、監視結果に基づい
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替アプ
リケーション群から該アプリケーションと同種、同等の
アプリケーションを選択し、該アプリケーションに処理
を移行するプロセスを更に有する。
て、あるアプリケーションへの負荷が予め設定した閾値
を超えた場合、または、あるアプリケーションへの負荷
の予測値が予め設定した閾値を超えた場合に、代替アプ
リケーション群から該アプリケーションと同種、同等の
アプリケーションを選択し、該アプリケーションに処理
を移行するプロセスを更に有する。
【００２３】上述のように、本発明では、事前に代替の
ハードウェア群及び代替のアプリケーション群を用意
し、プログラムではなくサーバ等のハードウェアに障害
があった場合や、ハードウェアへの負荷が予め指定した
閾値を超えた時、また、超えると予測された場合には、
代替のハードウェア群から、実行不可能となったアプリ
ケーションと同種・同等のアプリケーションを有するハ
ードウェア（または、ハードウェアを有するシステム）
を選択し、当該ハードウェアが有するアプリケーション
に処理を移行させる。また、アプリケーション障害時、
アプリケーションへの負荷が予め指定した閾値を超えた
時、また、超えると予測された場合に、代替アプリケー
ション群の中から、代替アプリケーションを選び出し、
処理をその代替アプリケーションに移行する。
ハードウェア群及び代替のアプリケーション群を用意
し、プログラムではなくサーバ等のハードウェアに障害
があった場合や、ハードウェアへの負荷が予め指定した
閾値を超えた時、また、超えると予測された場合には、
代替のハードウェア群から、実行不可能となったアプリ
ケーションと同種・同等のアプリケーションを有するハ
ードウェア（または、ハードウェアを有するシステム）
を選択し、当該ハードウェアが有するアプリケーション
に処理を移行させる。また、アプリケーション障害時、
アプリケーションへの負荷が予め指定した閾値を超えた
時、また、超えると予測された場合に、代替アプリケー
ション群の中から、代替アプリケーションを選び出し、
処理をその代替アプリケーションに移行する。
【００２４】これにより、複製を作成せずに、既存のア
プリケーションを用いて処理を行うことが可能であり、
サーバの負荷状態やネットワーク障害だけでなく、アプ
リケーション障害も代替の契機とすることが可能とな
る。
プリケーションを用いて処理を行うことが可能であり、
サーバの負荷状態やネットワーク障害だけでなく、アプ
リケーション障害も代替の契機とすることが可能とな
る。
【００２５】
【発明の実施の形態】図２は、本発明のシステム構成を
示す。
示す。
【００２６】同図に示すシステムは、データ変換情報管
理ＤＢ１１０と代替ＡＰ情報管理ＤＢ１２０から構成さ
れる情報管理部１００、代替装置（主要部）２００、Ａ
Ｐ状態管理ＤＢ３１０とＡＰロケーションＤＢ３２０か
ら構成される監視システム３００、データ変換装置４０
０及び代替アプリケーション群５００から構成される。
理ＤＢ１１０と代替ＡＰ情報管理ＤＢ１２０から構成さ
れる情報管理部１００、代替装置（主要部）２００、Ａ
Ｐ状態管理ＤＢ３１０とＡＰロケーションＤＢ３２０か
ら構成される監視システム３００、データ変換装置４０
０及び代替アプリケーション群５００から構成される。
【００２７】本発明では、事前に代替アプリケーション
群５００を用意し、監視システム３００においてそのロ
ケーションを管理しておく。また、アプリケーション監
視装置（図示せず）、サーバ監視装置（図示せず）、ネ
ットワーク監視装置（図示せず）によって、アプリケー
ションの状態やサーバの状態、ネットワーク状態を監視
し、その結果を定期的に受け取る。そして、監視結果か
ら、アプリケーション障害やネットワーク障害が検知さ
れた場合や、アプリケーションへの負荷が予め設定した
閾値を超えたり、超えると予測された場合に、代替アプ
リケーション群５００の中から代替アプリケーションを
呼出し、そのアプリケーションにあったデータに変換
し、代替アプリケーションに処理を引き継ぐ。
群５００を用意し、監視システム３００においてそのロ
ケーションを管理しておく。また、アプリケーション監
視装置（図示せず）、サーバ監視装置（図示せず）、ネ
ットワーク監視装置（図示せず）によって、アプリケー
ションの状態やサーバの状態、ネットワーク状態を監視
し、その結果を定期的に受け取る。そして、監視結果か
ら、アプリケーション障害やネットワーク障害が検知さ
れた場合や、アプリケーションへの負荷が予め設定した
閾値を超えたり、超えると予測された場合に、代替アプ
リケーション群５００の中から代替アプリケーションを
呼出し、そのアプリケーションにあったデータに変換
し、代替アプリケーションに処理を引き継ぐ。
【００２８】以下に、本発明のアプリケーション代替方
法の動作を説明する。
法の動作を説明する。
【００２９】図３は、本発明のアプリケーション代替方
法のシーケンスチャートである。
法のシーケンスチャートである。
【００３０】ステップ１０１） 利用者はアプリケーシ
ョンにアプリケーションを要求する。
ョンにアプリケーションを要求する。
【００３１】ステップ１０２） アプリケーションは代
替システムにエラーを返す。
替システムにエラーを返す。
【００３２】ステップ１０３） 代替システムは、代替
アプリケーション群を参照し、代替アプリケーション群
の中から代替アプリケーションを選び出し、代替アプリ
ケーションへ処理を依頼する。
アプリケーション群を参照し、代替アプリケーション群
の中から代替アプリケーションを選び出し、代替アプリ
ケーションへ処理を依頼する。
【００３３】ステップ１０４） 代替アプリケーション
は、要求に従って処理を行う。
は、要求に従って処理を行う。
【００３４】ステップ１０５） 代替アプリケーション
は処理した結果を代替システムに返却する。
は処理した結果を代替システムに返却する。
【００３５】ステップ１０６） 代替システムは、代替
アプリケーションから受け取った結果を変換し、利用者
に返却する。
アプリケーションから受け取った結果を変換し、利用者
に返却する。
【００３６】なお、上記の図２の構成においては、アプ
リケーション障害時について説明したが、ネットワーク
障害やハードウェア障害等の場合には、予め、代替のア
プリケーションを有するハードウェア群を用意してお
き、当該ハードウェアを選択し、当該ハードウェアにお
けるアプリケーションに処理を移行する。
リケーション障害時について説明したが、ネットワーク
障害やハードウェア障害等の場合には、予め、代替のア
プリケーションを有するハードウェア群を用意してお
き、当該ハードウェアを選択し、当該ハードウェアにお
けるアプリケーションに処理を移行する。
【００３７】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
る。
【００３８】［第１の実施例］本実施例では、電話会社
の代替を例として説明する。
の代替を例として説明する。
【００３９】図４は、本発明の第１の実施例の動作を説
明するための図である。同図では、障害時以外のアプリ
ケーション代替として、通話料金を元にした電話会社代
替方法について説明する。
明するための図である。同図では、障害時以外のアプリ
ケーション代替として、通話料金を元にした電話会社代
替方法について説明する。
【００４０】ステップ２０１） 利用者は通話に際して
Ａ社を選択する。
Ａ社を選択する。
【００４１】ステップ２０２） Ａ社は、サービスを停
止しているため、システムにエラーが返却される。
止しているため、システムにエラーが返却される。
【００４２】ステップ２０３） システムは、Ａ社の通
話料金を元に代替となる電話会社の候補を参照する。
話料金を元に代替となる電話会社の候補を参照する。
【００４３】ステップ２０４） システムは、代替とな
る電話会社候補の中から、通話料金を元に、Ｄ社を選び
出し、Ｄ社を利用し回線を繋げる。
る電話会社候補の中から、通話料金を元に、Ｄ社を選び
出し、Ｄ社を利用し回線を繋げる。
【００４４】［第２の実施例］本実施例では、過負荷時
の代替の例を説明する。
の代替の例を説明する。
【００４５】図５は、本発明の第２の実施例の動作を説
明するための図である。
明するための図である。
【００４６】ステップ３０１） 利用者は、通話に際し
てＡ社を選択する。
てＡ社を選択する。
【００４７】ステップ３０２） Ａ社は、接続数がある
閾値を超えたか、超える可能性がある場合に、過負荷状
態であることをシステムに通知する。
閾値を超えたか、超える可能性がある場合に、過負荷状
態であることをシステムに通知する。
【００４８】ステップ３０３） システムは、Ａ社のデ
ータを元に代替アプリケーション群からＤ社を選択し、
閾値を超えた分の要求の処理を、当該Ｄ社に依頼する。
ータを元に代替アプリケーション群からＤ社を選択し、
閾値を超えた分の要求の処理を、当該Ｄ社に依頼する。
【００４９】ステップ３０４） 利用者が、Ａ社に要求
を発行する。
を発行する。
【００５０】ステップ３０５） Ａ社はシステムにエラ
ーを返す。
ーを返す。
【００５１】ステップ３０６） システムは、Ｄ社を呼
び出し、Ｄ社を利用して回線を繋げる。
び出し、Ｄ社を利用して回線を繋げる。
【００５２】また、上記の第１及び第２の実施例では、
図３のシーケンスチャートに従って説明したが、図３に
示す動作をプログラムとして構築し、アプリケーション
代替装置として使用されるコンピュータに接続されるデ
ィスク装置や、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の
可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にイ
ンストールすることにより、容易に本発明を実現でき
る。
図３のシーケンスチャートに従って説明したが、図３に
示す動作をプログラムとして構築し、アプリケーション
代替装置として使用されるコンピュータに接続されるデ
ィスク装置や、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の
可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にイ
ンストールすることにより、容易に本発明を実現でき
る。
【００５３】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応
用が可能である。
ることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応
用が可能である。
【００５４】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば以下のよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
【００５５】・既存の資源を利用して、障害によるサー
ビス機能停止や、機能低下を防ぐことができるため、シ
ステムの運用管理にかかるコストを削減できる。
ビス機能停止や、機能低下を防ぐことができるため、シ
ステムの運用管理にかかるコストを削減できる。
【００５６】・既存の資源を利用するため、複製や再配
置が必要なく、複製のためのコストや、再配置後にその
アプリケーションを再起動するための処理時間が削減で
きる。
置が必要なく、複製のためのコストや、再配置後にその
アプリケーションを再起動するための処理時間が削減で
きる。
【００５７】・同等の機能や同種の機能を持つ既存の資
源を用いることによって、全く同じ物を用意する必要が
ない。
源を用いることによって、全く同じ物を用意する必要が
ない。
【図１】本発明の原理を説明するための図である。
【図２】本発明のシステム構成図である。
【図３】本発明のアプリケーション代替方法のシーケン
スチャートである。
スチャートである。
【図４】本発明の第１の実施例の動作を説明するための
図である。
図である。
【図５】本発明の第２の実施例の動作を説明するための
図である。
図である。
【図６】従来の第１の例（複製）を示す図である。
【図７】従来の第２の例（再配置）を示す図である。
【図８】従来のアプリケーションエラー時における代替
システムの動作を説明するための図である。
システムの動作を説明するための図である。
フロントページの続き (72)発明者 畑島 隆 東京都千代田区大手町二丁目３番１号 日 本電信電話株式会社内 Ｆターム(参考） 5B034 BB11 CC01 DD01 DD02 5B089 GB02 GB03 JB16 JB17 KA05 KC24 MA03 MA07 MD02 5K035 AA01 AA04 AA05 DD01 HH09 JJ02 LL12
Claims (8)
- 【請求項１】 インターネットやイントラネット上で、
ネットワーク監視装置やサーバ監視装置から定期的に送
られてくる監視結果を元に、アプリケーションを動かす
サーバや通信路にネットワーク障害が発生し、アプリケ
ーションの実行が不可能である場合に、代替のアプリケ
ーションに処理を移すためのアプリケーション代替方法
において、 予め、ネットワーク上に存在するハードウェアの中から
同種、同等のアプリケーションを有する代替ハードウェ
ア群を用意しておき、 アプリケーションの実行が不可能となった場合に、前記
代替ハードウェア群から該アプリケーションと同種、同
等のアプリケーションの実行が可能なハードウェアを選
択し、 選択されたハードウェアのアプリケーションに処理を移
行することを特徴とするアプリケーション代替方法。 - 【請求項２】 前記監視結果に基づいて、あるアプリケ
ーションへの負荷が予め設定した閾値を超えた場合、ま
たは、あるアプリケーションへの負荷の予測値が予め設
定した閾値を超えた場合に、前記代替ハードウェア群か
ら該アプリケーションと同種、同等のアプリケーション
の実行が可能なハードウェアを選択し、該ハードウェア
のアプリケーションに処理を移行する請求項１記載のア
プリケーション代替方法。 - 【請求項３】 インターネットやイントラネット上で、
ネットワーク監視装置やサーバ監視装置から定期的に送
られてくる監視結果を元に、利用者が要求したアプリケ
ーションに障害が発生した場合に、代替のアプリケーシ
ョンに処理を移すためのアプリケーション代替方法にお
いて、 予め、既存のアプリケーションの中から同種、同等のア
プリケーションの集合である代替アプリケーション群を
用意しておき、 アプリケーションの実行が不可能となった場合に、前記
代替アプリケーション群から該アプリケーションと同
種、同等のアプリケーションを選択し、該アプリケーシ
ョンに処理を移行することを特徴とするアプリケーショ
ン代替方法。 - 【請求項４】 前記監視結果に基づいて、あるアプリケ
ーションへの負荷が予め設定した閾値を超えた場合、ま
たは、あるアプリケーションへの負荷の予測値が予め設
定した閾値を超えた場合に、前記代替アプリケーション
群から該アプリケーションと同種、同等のアプリケーシ
ョンを選択し、処理を移行する請求項３記載のアプリケ
ーション代替方法。 - 【請求項５】 インターネットやイントラネット上で、
ネットワーク監視装置やサーバ監視装置から定期的に送
られてくる監視結果を元に、アプリケーションを動かす
サーバや通信路にネットワーク障害が発生し、アプリケ
ーションの実行が不可能である場合に、代替のアプリケ
ーションに処理を移すためのアプリケーション代替プロ
グラムを格納した記憶媒体であって、 アプリケーションの実行が不可能となった場合に、予
め、ネットワーク上に存在するハードウェアの中から同
種、同等のアプリケーションを有する代替ハードウェア
群から該アプリケーションと同種、同等のアプリケーシ
ョンの実行が可能なハードウェアを選択し、該ハードウ
ェアのアプリケーションに処理を移行するプロセスを有
することを特徴とするアプリケーション代替プログラム
を格納した記憶媒体。 - 【請求項６】 前記監視結果に基づいて、あるアプリケ
ーションへの負荷が予め設定した閾値を超えた場合、ま
たは、あるアプリケーションへの負荷の予測値が予め設
定した閾値を超えた場合に、前記代替ハードウェア群か
ら該アプリケーションと同種、同等のアプリケーション
の実行が可能なハードウェアを選択し、該ハードウェア
のアプリケーションに処理を移行するプロセスを更に有
する請求項５記載のアプリケーション代替プログラムを
格納した記憶媒体。 - 【請求項７】 インターネットやイントラネット上で、
ネットワーク監視装置やサーバ監視装置から定期的に送
られてくる監視結果を元に、利用者が要求したアプリケ
ーションに障害が発生した場合に、代替のアプリケーシ
ョンに処理を移すためのアプリケーション代替プログラ
ムを格納した記憶媒体であって、 アプリケーションの実行が不可能となった場合に、予め
既存のアプリケーションの中から同種、同等のアプリケ
ーションの集合である代替アプリケーション群から該ア
プリケーションと同種、同等のアプリケーションを選択
し、処理を移行するプロセスを有することを特徴とする
アプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項８】 前記監視結果に基づいて、あるアプリケ
ーションへの負荷が予め設定した閾値を超えた場合、ま
たは、あるアプリケーションへの負荷の予測値が予め設
定した閾値を超えた場合に、前記代替アプリケーション
群から該アプリケーションと同種、同等のアプリケーシ
ョンを選択し、処理を移行するプロセスを更に有する請
求項７記載のアプリケーション代替プログラムを格納し
た記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000028427A JP2001216174A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | アプリケーション代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000028427A JP2001216174A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | アプリケーション代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001216174A true JP2001216174A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18553829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000028427A Pending JP2001216174A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | アプリケーション代替方法及びアプリケーション代替プログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001216174A (ja) |
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