JP2001189700A - 認定試験システム及び認定試験方法 - Google Patents

認定試験システム及び認定試験方法

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JP2001189700A
JP2001189700A JP2000000113A JP2000000113A JP2001189700A JP 2001189700 A JP2001189700 A JP 2001189700A JP 2000000113 A JP2000000113 A JP 2000000113A JP 2000000113 A JP2000000113 A JP 2000000113A JP 2001189700 A JP2001189700 A JP 2001189700A
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弘 吉田
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雅行 藤瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の無線通信システムの送受信が可能なソ
フトウェア無線機に対する認定試験を有効にかつ効率的
に実行可能な認定試験システムを提供すること。 【解決手段】 複数の無線通信システムに対応可能なソ
フトウェア無線機試験1の認定試験を行うための認定試
験システムであって、無線通信システム毎に設けられ
る、当該無線通信システムに対する試験のために標準化
されたテストプログラム2,3および該テストプログラ
ムをインストールした被試験端末に対する試験を行うた
めのテストベンチ4,5を備え、前記被試験端末が動作
可能な複数の無線通信システムの各々について、対応す
る前記テストプログラムおよびテストベンチを用いて当
該無線通信システムの試験を行うことによって、前記被
試験端末の認定試験を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア無線
機における認定試験システム及び認定試験方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の無線端末の認定試験方法に
ついて説明する。
【0003】ここで、従来の認定試験方法が対象とする
無線端末は、1つの端末で1つの無線通信システム(例
えば、PDCあるいはPHS等)しか利用できない無線
機である。また、認定試験とはメーカーの工場の出荷時
に全製品に対して行う性能検査とは異なり、その無線機
の仕様が法令で定められた規定内であること認可するた
めの試験を指す。
【0004】図12に、従来の無線端末の認定試験方法
を示す。図12において、101は認定試験を受験する
被試験端末である。102は被試験端末101を試験す
るためのテストベンチであり、被試験端末101が対応
する無線通信システムの測定器および測定方法を含む認
定試験である。認定試験102は、無線通信システムご
とに定められた試験項目からなる。
【0005】以下、従来の認定試験方法の手順について
説明する。
【0006】従来の認定試験方法では、無線端末を用意
し、これを被試験端末101とする。また、被試験端末
101が対応する無線通信システムの認定試験102を
用意する。認定試験には、例えば、周波数偏差、空中線
電力の偏差、スプリアス発射の強度等の試験項目があ
り、試験項目毎に定められた測定器および測定方法にし
たがって測定を行う。
【0007】まず、認定試験102に含まれる試験項目
1−1について、定められた測定器および測定方法によ
って測定を行い、定められた技術基準と比較する。例え
ば、PHSの周波数偏差試験における許容偏差は±3×
10−6以内で、空中線電力の偏差は定格に対して上限
が20%、下限が50%というように定められている。
続いて、認定試験102に含まれる試験項目1−2に対
して同様に測定と比較を行う。以降、同様にして必要な
試験項目に対して測定と技術基準との比較を行ってい
く。そして、すべての試験項目の技術基準を満たしてい
れば、被試験端末101は合格したことになり、そうで
ない場合には不合格となる。
【0008】なお、試験対象となる無線端末が大量に生
産される場合には、すべての無線端末を試験することは
非常に困難を伴うので、同種の無線端末を何台か選び出
しこれらを被試験端末とし、これらの被試験端末に対し
て認定試験を行い合格すればよい。すべての被試験端末
が合格した無線端末機種は利用を許されることとなる。
【0009】以上のように、1つの端末で1つの無線通
信システムしか利用できない無線機を試験する場合に
は、利用可能な無線通信システムの認定試験にだけ許容
値に達していれば試験に合格することが可能で、一度合
格すればその無線機は特に問題が生じない限りそれ以降
認定試験を行う必要はない。
【0010】しかしながら、近い将来、プログラマブル
なハードウェアを用いた端末本体とこれにインストール
される各無線通信システムに対応したソフトウェアが、
それぞれある標準化された仕様に沿って複数のベンダー
によって開発され、これを組み合わせて利用するように
なる可能性は非常に高い。このように無線機能の少なく
とも一部分をソフトウェアで実現する機能を有する無線
機を「ソフトウェア無線機」と呼ぶ。
【0011】このようなソフトウェア無線機、例えば変
復調処理や符号化方式をソフトウェア化して複数種類の
無線通信システムに対して送受信が可能になるようなソ
フトウェア無線機、についても定められた各種試験を実
施することが必要であるが、ソフトウェア無線機に対し
て従来の無線認定試験方法を用いたのでは問題が生じて
くる。すなわち、1つの無線通信システムの送受信が可
能である状態のソフトウェア無線機の認定試験を行い、
これに合格した後に計算機からのダウンロードのような
何らかの手段で別の無線通信システムのソフトウェアを
インストールすると、このソフトウェア無線機が電波法
によって規定されている以上の電力を持つ電波を発生し
たり、隣接チャネルへの漏洩電力を発生する可能性が生
じる、という問題がある。したがって、これを解決する
ために、新しいソフトウェア無線機端末やこれにインス
トールされる無線通信システムのソフトウェアが販売も
しくは配布される度に、新しいソフトウェア無線機端末
であれば、全ての利用可能なソフトウェアをインストー
ルして認定試験を行う必要があり、また新しいソフトウ
ェアであればすべての利用可能なソフトウェア無線機端
末にインストールして認定試験を行う必要がある。さら
に、新しい無線通信システムがサービスインする場合な
どには、一斉にソフトウェア無線端末およびそのソフト
ウェアが開発されるため、短期間にソフトウェア無線端
末の機種数にソフトウェアの数を掛けた数の認定試験を
行うことになり、これには非常な手間と困難が伴う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線端末認定試
験方法では、ソフトウェア無線機を試験する場合におい
て、一度ひとつの無線通信システムの認定試験を行い、
これに合格したとしても、後に別の無線通信システムの
ソフトウェアをインストールすると、このソフトウェア
無線機が電波法によって規制されている以上の電力を持
つ電波を発生したり、隣接チャネルへの漏洩電力を発生
する可能性が生じるという問題があった。
【0013】また、全機種のソフトウェア無線端末と、
全種類のソフトウェアとの全ての組み合わせについて認
定試験を行うことは、極めて困難であって。
【0014】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、複数の無線通信システムの送受信が可能なソフト
ウェア無線機に対する認定試験を有効にかつ効率的に行
うことができる認定試験システム及び認定試験方法を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
複数の無線通信システムに対応可能なソフトウェア無線
機試験の認定試験を行うための認定試験システムであっ
て、無線通信システム毎に設けられる、当該無線通信シ
ステムに対する試験のために標準化されたテストプログ
ラムおよび該テストプログラムをインストールした被試
験端末に対する試験を行うためのテストベンチを備え、
前記被試験端末が動作可能な複数の無線通信システムの
各々について、対応する前記テストプログラムおよびテ
ストベンチを用いて当該無線通信システムの試験を行う
ことによって、前記被試験端末の認定試験を行うことを
特徴とする。
【0016】好ましくは、試験対象とする前記複数の無
線通信システム間において同一の試験項目もしくは一方
が他方を包含する試験項目が存在する場合には、該試験
項目の少なくとも一部を省略するようにしてもよい。
【0017】好ましくは、前記被試験端末および前記テ
ストプログラムを無線通信システムのカテゴリー別に分
類し、前記無線通信システムのカテゴリーに応じて、該
当する無線通信システムの試験を行うようにしてもよ
い。
【0018】本発明(請求項4)は、ソフトウェア無線
機にインストールして使用されるソフトウェアの認定試
験を行うための認定試験システムであって、ソフトウェ
ア認定試験のために標準化された基準プログラムテスト
端末と、ソフトウェアをインストールされた前記基準プ
ログラムテスト端末に対する試験を行うためのテストベ
ンチとを備え、ソフトウェア認定試験を受験する被試験
ソフトウェアを前記基準プログラムテスト端末にインス
トールし、前記テストベンチを用いて該被試験ソフトウ
ェアの認定試験を行うことを特徴とする。
【0019】好ましくは、所定の無線通信システムの一
部の機能を実現するソフトウェアを予め認定試験に合格
している所定の基準テストプログラムに組み込んで前記
試験を行うようにしてもよい。
【0020】好ましくは、無線通信システムのカテゴリ
ー別に分類された無線通信システムの一部の機能を実現
するソフトウェアを基準テストプログラムに組み込んで
前記試験を行うようにしてもよい。
【0021】本発明(請求項7)は、複数の無線通信シ
ステムに対応可能なソフトウェア無線機試験の認定試験
を行うための認定試験方法であって、前記被試験端末が
動作可能な複数の無線通信システムの各々について、該
無線通信システム毎に設けられた、当該無線通信システ
ムに対する試験のために標準化されたテストプログラム
および該テストプログラムをインストールした被試験端
末に対する試験を行うためのテストベンチを用いて、当
該無線通信システムの試験を行うことによって、前記被
試験端末の認定試験を行うことを特徴とする。
【0022】本発明(請求項8)は、ソフトウェア無線
機にインストールして使用されるソフトウェアの認定試
験を行うための認定試験方法であって、ソフトウェア認
定試験を受験する被試験ソフトウェアを、ソフトウェア
認定試験のために標準化された基準プログラムテスト端
末にインストールし、前記被試験ソフトウェアをインス
トールされた前記基準プログラムテスト端末に対して、
予め定められた認定試験を行うことを特徴とする。
【0023】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0024】本発明によれば、さまざまな無線通信シス
テムに対応することが可能なソフトウェア無線機やその
ためのソフトウェアに対して、それが規格によって定め
られた許容範囲内にあるかどうかを認定する試験におい
て、ハードウェア(ソフトウェア無線機端末)と、ソフ
トウェア無線機にインストールされるソフトウェアとを
別個に試験することによって、ハードウェアとソフトウ
ェアの個々に対してのみの試験を実行すれば済むように
なるため、ハードウェアとソフトウェアのすべての組み
合わせに対して認定試験を行う必要がなくなり、大幅に
認定試験回数を低減させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0026】本実施形態の「無線機認定試験」は、大き
く2つの試験に分けることができる。一つはソフトウェ
ア無線機端末本体に対する試験であり、これを「ソフト
ウェア無線機試験」と呼ぶ。もう一つはソフトウェア無
線機に無線ダウンロード等によってインストールされる
或る無線通信システムのためのソフトウェアに対する試
験であり、これを「ソフトウェア試験」と呼ぶ。
【0027】また、本実施形態において「ソフトウェ
ア」とは、無線通信システムにおける変復調処理、フィ
ルタ処理、符号化処理などを行うためのプログラムや動
作記述などを意味するものとする。例えば、CPUのプ
ログラム、DSP(Digital Signal P
rocessor;ディジタル信号処理装置)のプログ
ラムや、あるいはハードウェア記述言語で記述されたF
PGA(Field Programmable Ga
te Array)等の動作記述などがこれに該当す
る。
【0028】(第1の実施形態)図1に、本発明の第1
の実施形態に係るソフトウェア無線機試験システムの構
成例を示す。
【0029】被試験端末1は、ソフトウェア無線機試験
を受験するソフトウェア無線機である。
【0030】第1基準テストプログラムは、被試験端末
1をテストするためにインストールされる、標準化され
た基準となる無線通信システムのプログラムである。第
2基準テストプログラム3は、第1基準テストプログラ
ム2とは別の標準化された無線通信システムのプログラ
ムである。第3基準テストプログラム以降が存在する場
合も同様である。基準テストプログラムは、例えば、外
部記憶装置に格納されており、計算機を介するなどして
(有線あるいは無線により)、被試験端末1にインスト
ールされる。
【0031】テストベンチ4,5は、ある標準的な無線
通信システムの認定試験を構成する各試験項目を実施す
るために必要な測定装置や測定方法(あるいは測定手
順)の集合体である。各テストベンチは、実際には、測
定装置やデータ収集・処理装置や試験結果出力装置など
を利用して実現される。また、各テストベンチが必ずし
も独立した装置として存在するわけではなく、複数のテ
ストベンチ間で同じ測定装置等が共用され得る。
【0032】基準テストプログラムおよびテストベンチ
は無線通信システム毎に用意され、図1(および後に示
す同様の図)においては同じ序数を冠する場合は同じ無
線通信システムに対応していることを示しており、試験
を行う時点で存在する無線通信システムの数だけ用意さ
れる。
【0033】図1の例の場合、第1の無線通信システム
に対応するのが、第1基準テストプログラム2および第
1テストベンチ4であり、第2の無線通信システムに対
応するのが、第2基準テストプログラム3および第2テ
ストベンチ5である。
【0034】無線通信システムとしては、例えば、PH
S(Personal Handyphone Sys
tem)、PDC(Personal Digital
Cellular)等が考えられる。
【0035】上記のように、本実施形態のソフトウェア
無線機試験では、被試験端末1をテストするためにイン
ストールされる無線通信システムに対応するソフトウェ
アが基準テストプログラムとして用意される。この基準
テストプログラムは、各無線通信システム毎に標準化さ
れたソフトウェアであり、例えば対応する無線通信シス
テムにおける変復調処理や検波処理等を行うためのソフ
トウェアである。
【0036】また、対応するテストベンチにて実施され
る認定試験項目としては、例えば、PHSであれば周波
数偏差、空中線電力の偏差、スプリアス発射の強度、占
有周波数帯幅、隣接チャネル漏洩電力搬送波オフ時の漏
洩電力、変調信号の送信速度、副次的に発する電波等の
強度、キャリアセンス、呼出名称記憶装置および識別装
置、というような認定試験項目がある。
【0037】次に、本実施形態におけるソフトウェア無
線端末試験の手順について説明する。
【0038】最初に、第1の無線通信システムに対する
試験を行う。まず、被試験端末1に第1の無線通信シス
テムに対応する第1基準テストプログラムをインストー
ルする。そして、第1の無線通信システムに対応する第
1テストベンチの最初の試験項目1−1に関する測定を
行う。試験項目1−1の測定値が許容値を満たしている
場合には、次の試験項目1−2に対して同様に行う。以
上の処理を、第1テストベンチに必要な試験項目すべて
に対して行う。
【0039】続いて、第2の無線通信システムに対する
試験を行う。上記と同様に、第2基準テストプログラム
を被試験端末1にインストールし、第2テストベンチに
て各試験項目に関する測定および許容値との比較を行っ
ていき、合否を判定する。
【0040】さらに、第3の無線通信システム以降の試
験がある場合には、上記と同様にして全ての無線通信シ
ステムの基準テストプログラムおよびテストベンチを用
いた試験を行う。
【0041】合否の判定は、各無線通信システム毎に規
定された基準に沿って行われる。
【0042】図2に、上記の手順を一般化したフローチ
ャートの一例を示す。
【0043】まず、X=1、Y=1とする(ステップS
11)。そして、XやYを増加させながら、X=N、Y
=Mになるまで2重ループの繰り返し処理を行う(ステ
ップS15〜S18)。
【0044】繰り返し処理では、テストの開始時の場合
およびXが更新された場合には第Xテストプログラムを
被試験端末にインストールし(ステップS12)、その
ときのXとYについて、試験項目X−Yをテストし(ス
テップS13)、許容値以内であれば(ステップS1
4)、次の試験項目に進む。
【0045】すべての試験項目にパスした場合に、当該
被試験端末は合格となる(ステップS19)。一方、ス
テップS14において許容値以内でないものが発生すれ
ば、その時点で当該被試験端末は不合格となる(ステッ
プS20)。
【0046】なお、図2の手順は一例であり、必要に応
じて適宜変更して実施することが可能である。
【0047】図3に、本発明の第2の実施形態に係るソ
フトウェア試験システムの構成例を示す。
【0048】基準プログラムテスト端末6は、標準化団
体等によって標準化された基準となるプログラムテスト
用のソフトウェア無線機端末である(ソフトウェア試験
を受験する被試験ソフトウェア7をインストールしてテ
ストを行うための端末である)。
【0049】被試験ソフトウェア7は、1つの無線通信
システムで行う無線処理を記述したソフトウェア無線機
用のソフトウェアである。
【0050】第1テストベンチ4は、第1の実施形態と
同様に、その無線通信システムの認定試験項目を測定す
るための測定装置や測定方法(あるいは測定手順)であ
る。
【0051】なお、ソフトウェア試験用の基準プログラ
ムテスト端末6は、試験を簡易化するための装置や機能
を追加した端末であってもよい。
【0052】本実施形態のソフトウェア試験を行う場
合、被試験プログラム7は基準プログラムテスト端末6
にインストールされる。そして、被試験プログラム7が
対応する無線通信システムの認定試験である第1テスト
ベンチ4によって測定を行い、合否判定を行う。
【0053】図4に、上記の手順を一般化したフローチ
ャートの一例を示す。
【0054】まず、Y=1とし(ステップS21)、被
試験ソフトウェアをプログラムテスト端末にインストー
ルする(ステップS22)。そして、Yを増加させなが
ら、Y=Mになるまで繰り返し処理を行う(ステップS
25,S26)。
【0055】繰り返し処理では、そのときのYについ
て、試験項目1−Yをテストし(ステップS23)、許
容値以内であれば(ステップS24)、次の試験項目に
進む。
【0056】すべての試験項目にパスした場合に、当該
被試験端末は合格となる(ステップS27)。一方、ス
テップS24において許容値以内でないものが発生すれ
ば、その時点で当該被試験端末は不合格となる(ステッ
プS28)。
【0057】なお、図4の手順は一例であり、必要に応
じて適宜変更して実施することが可能である。
【0058】さて、第1の実施形態で示したようなソフ
トウェア無線機試験によって許容範囲内であると認定さ
れたソフトウェア無線機と、第2の実施形態で示したよ
うなソフトウェア試験によってソフトウェア無線機にイ
ンストールされた場合に許容範囲内の動作を行うと認定
されたソフトウェアとを、別個に販売もしくは配布を行
うことにより、ユーザは自由なハードウェアとソフトウ
ェアの組みあわせによるソフトウェア無線機を利用する
ことができる。さらに、ハードウェア、ソフトウェアを
提供する事業者および認定試験機関も、すべてのハード
ウェアとソフトウェアの組みあわせによるソフトウェア
無線機の認定試験を行う必要がなくなり、ハードウェア
とソフトウェアの合計数だけ認定試験を行うだけでよ
い。
【0059】図5に、本発明の第3の実施形態に係るソ
フトウェア無線端末試験システムの構成例を示す。
【0060】本実施形態は、第1の実施形態に対して、
被試験端末がハードウェアのスペック不足によって、よ
り高機能な無線通信システムに対応できない場合に、無
線通信システムを機能の程度によってカテゴリーに分け
ることを可能にしたものである。
【0061】図6に、カテゴリー分けの一例を示す。
【0062】図6の例においては、カテゴリーAは、最
も低機能な無線通信システムであり、第1無線通信シス
テムおよび第2無線通信システムがこれに属する。
【0063】カテゴリーBは、カテゴリーAを包含し、
より高機能な無線通信システムである第3無線通信シス
テムもこれに属する。
【0064】カテゴリーCは、カテゴリーBを包含し、
さらに高機能な無線通信システムである第4無線通信シ
ステムもこれに属する。
【0065】図5において、被試験端末8はカテゴリー
A、被試験端末9はカテゴリーB、被試験端末10はカ
テゴリーCに属する端末である。
【0066】また、第1テストプログラム11〜第4テ
ストプログラム14および第1テストベンチ15〜第4
テストベンチ18はそれぞれ第1無線通信システム〜第
4無線通信システムに対応するものである。
【0067】ここで、基準テストプログラムとは、無線
通信システムの最低限の機能を満たす標準化されたソフ
トウェアを示し、例えば図5における第1テストプログ
ラム11は図6の第1無線通信システムの標準化された
ソフトウェアである。
【0068】このカテゴリー分けによって、ソフトウェ
ア無線端末の使用者は、自身が使用する無線端末に新し
い無線通信システムに対応するソフトウェアをインスト
ールする際に、その無線通信システムについてインスト
ール可能であるか否かを、自身が使用するその無線端末
の属するカテゴリーと、インストールしようとするその
無線通信システムの属するカテゴリーとを比較するだけ
で判断することができる(あるいは、その無線端末の属
するカテゴリーに包含される無線通信システム(群)
と、インストールしようとするその無線通信システムと
を比較するだけで)判断することができる。さらに、こ
のカテゴリー分けにより、第4の実施形態で例示するよ
うな認定試験の手順の簡略化を実現することができる。
【0069】次に、本実施形態の認定試験方法の手順に
ついて説明する。
【0070】カテゴリーAに属する被試験端末8を試験
する場合、図6においてカテゴリーAに含まれている第
1無線通信システムおよび第2無線通信システムの各々
について、対応する基準テストプログラムをインストー
ルし、その基準テストプログラムに対応するテストベン
チを用いて認定試験を行う。
【0071】カテゴリーBに属する被試験端末9を試験
する場合、図6においてカテゴリーBに含まれている第
3無線通信システムの基準テストプログラムをインスト
ールし、各基準テストプログラムに対応するテストベン
チを用いて認定試験を行う。
【0072】カテゴリーCに属する被試験端末10を試
験する場合、図6においてカテゴリーCに含まれている
第4無線通信システムの基準テストプログラムをインス
トールし、各基準テストプログラムに対応するテストベ
ンチを用いて認定試験を行う。
【0073】各カテゴリーに必要なテストベンチにすべ
て合格すれば、被試験端末はそのカテゴリーに属する無
線通信システムを送受信可能であると認定される。ま
た、合格したカテゴリーに含まれるカテゴリーに属する
無線通信システムに関しても送受信可能であると認める
ことが可能であり、大幅な試験手順の省略となる。
【0074】図7に、本発明の第4の実施形態に係るソ
フトウェア無線端末試験システムの構成例を示す。
【0075】まず、第1の例について説明する。
【0076】第3の実施形態において、実施すべき異な
るテストベンチの試験項目の中に同一の試験項目が重複
して存在する場合には、そのうちのいずれかの試験項目
に合格すれば、他の同一の試験項目を行う必要はなくな
る。そこで、本実施形態では、試験の開始前に全試験項
目を比較して、同一の試験項目が重複して存在するか否
か調べ、該当する試験項目については、そのうちのいず
れかの試験項目についてのみ実施し、残りの同一の試験
項目はスキップするようにする。あるいは、各試験項目
毎に、その実施前に、同一の試験項目が既に実施されて
いるか否かを調べ、実施されているならば、当該試験項
目はスキップするようにする。
【0077】次に、第2の例について説明する。
【0078】第3の実施形態において、異なるテストベ
ンチの試験項目の中に、同一または許容値のみ異なる項
目がある場合に、その試験項目群の中で最も仕様が厳し
い試験項目を実施してこれに合格すれば、その試験項目
群に属する他の試験項目(すなわち、同一または許容値
がより低い仕様の試験項目)を行う必要はなくなる。
【0079】例えば、第1テストベンチ4に、許容値を
±2×10-6以内とする周波数偏差の試験項目があり、
これを実施して合格した場合には、もはや第2テストベ
ンチで許容値が±3×10-6以内の試験項目があったと
してもこれを行う必要はない。したがって、ソフトウェ
ア無線機試験は、被試験端末の属するカテゴリーの中で
最も高機能な仕様を持つテストベンチから試験を行い、
別のテストベンチにおいて同様もしくはより仕様の緩や
かな試験項目を省略することが可能になる。
【0080】この場合、例えば、以下のようにすること
で、試験項目を省略することができる。すなわち、無線
通信システムとそれに含まれている試験項目を順次テス
トしていき、同様な試験項目が他の無線通信システムの
試験項目の中に1または複数ある場合に、それらの許容
値の制限がより緩やかであれば試験項目をテストし、そ
うでない場合にはその試験項目を暫定合格として実際に
は試験をせずに次の試験項目のテストを行う。もし、最
も制限の厳しい試験項目に不合格となった場合には、そ
れと同様の試験項目でより制限の緩やかな試験項目をテ
ストしていき、合格するか同種の試験項目すべてに不合
格になるまでテストを行う。途中、1つでも不合格とな
った試験項目を持つ無線通信システムもまた不合格とす
る。最後に、(そのソフトウェア無線端末がテストすべ
き)試験項目のテストがすべて終了した時点で、暫定合
格となっている試験項目は正式に合格となり、すべての
試験項目が合格である無線通信システムはそのソフトウ
ェア無線端末で使用可能という認定が得られる。
【0081】次に、図8および図9に、この場合のフロ
ーチャートの一例を示す。
【0082】Xは無線通信システムを示す番号、Yは試
験項目を示す番号、Nは試験を行う無線通信システムの
数、Mは各無線通信システムの試験項目の数である。
【0083】まず、X=1、Y=1とする(ステップS
31)。そして、XやYを増加させながら、X=N、Y
=Mになるまで2重ループの繰り返し処理を行う(ステ
ップS36,S37,S40,S42)。
【0084】繰り返し処理では、テストの開始時の場合
およびXが更新された場合には第Xテストプログラムを
被試験端末にインストールし(ステップS32)、その
ときのXとYについて、Xのテスト以外で試験項目X−
Yと同様の試験項目を持つテストがあるか調べ(ステッ
プS33)、該当するものがあるならば、試験項目X−
Yと同様の試験項目の中に許容値の制限が同等もしくは
より厳しいものがあるか調べ(ステップS38)、ここ
でも該当するものがあるならば、試験項目X−Yを暫定
合格として(ステップS39)、次の試験項目に進み、
一方、ステップS33またはステップS38でNoの場
合(該当するものがない場合)には、試験項目X−Yを
テストし(ステップS34)、許容値以内であれば(ス
テップS35)、次の試験項目に進む。
【0085】ここで、もしステップS35において許容
値以内でなければ、無線通信システムを不合格とする
(ステップS44)。そして、暫定合格の試験項目の中
に当該試験項目X−Yと同様のものがあるか調べ(ステ
ップS45)、該当する試験項目がなければ、当該第X
テストプログラムを終了する。また、ステップS45で
該当する試験項目があれば、その暫定合格の試験項目V
−Wは制限がより緩やかであるか調べ(ステップS4
6)、より緩やかであれば、当該試験項目V−Wのテス
トを行い(ステップS47)、それが合格であれば(ス
テップS48)、当該第Xテストプログラムを終了す
る。また、ステップS46でより緩やかでない場合また
はステップS48で合格でない場合には、試験項目V−
Wを不合格とし、これを含む無線通信システムVも不合
格とし(ステップS49)、上記のステップS45に戻
る。
【0086】ステップS36またはステップS45また
はステップS48にて第Xテストプログラムを終了する
ことになった場合には、ステップS40においてX=M
でなければ、次のテストプログラムに移ることになる。
その際に、既に不合格とされていなければ無線通信シス
テムXを暫定合格とする(ステップS42)。
【0087】ステップS40にてすべての試験が終了す
ることとなった場合に、暫定合格のままの無線通信シス
テムを合格とし(ステップS41)、処理を終了する。
【0088】なお、図8および図9の手順は一例であ
り、必要に応じて適宜変更して実施することが可能であ
る。
【0089】次に、第3の例について説明する。
【0090】第2の例のような処理において、第3の実
施形態のカテゴリーの概念を取り入れることも可能であ
る。例えば、高機能なカテゴリーCに属する無線通信シ
ステムのテストだけを行えば、それより低機能なカテゴ
リー(AやB)に関しては試験を省略することができ
る。
【0091】図10に、この場合のフローチャートの一
例を示す。
【0092】Xは無線通信システムを示す番号、Yは試
験項目を示す番号、Zはカテゴリーを示す番号、Mは各
無線通信システムの試験項目の数である。
【0093】まず、Y=1、Z=試験を行う最も大きな
カテゴリーの番号とする(ステップS51)。そして、
カテゴリーZに属する無線通信システムXと、無線通信
システムXの各試験項目Yに関して、2重ループの繰り
返し処理を行う(ステップS56,S57,S60,S
63)。
【0094】繰り返し処理では、まず、テストの開始時
には、カテゴリーZに属する無線通信システムXの第X
テストプログラムを被試験端末にインストールする(ス
テップS52)。また、対象とする無線通信システムX
が更新された場合にも、その第Xテストプログラムを被
試験端末にインストールする(ステップS52)。そし
て、そのときのXとYについて、Xのテスト以外かつカ
テゴリーZの中で試験項目X−Yと同様の試験項目を持
つテストがあるか調べ(ステップS53)、該当するも
のがあるならば、試験項目X−Yと同様の試験項目の中
に許容値の制限が同等もしくはより厳しいものがあるか
調べ(ステップS58)、ここでも該当するものがある
ならば、試験項目X−Yを暫定合格として(ステップS
59)、次の試験項目に進み、一方、ステップS53ま
たはステップS58でNoの場合(該当するものがない
場合)には、試験項目X−Yをテストし(ステップS5
4)、許容値以内であれば(ステップS55)、次の試
験項目に進む。
【0095】ここで、もしステップS55において許容
値以内でなければ、カテゴリーZに対し不合格とし(ス
テップS64)、Zをより小さなカテゴリーに設定し
(ステップS65)、上記のステップS52に戻る。
【0096】ステップS56にて第Xテストプログラム
を終了することになった場合には、カテゴリーZの無線
通信システムすべてのテストが終了していなければ(ス
テップS60)、次のテストプログラムに移ることにな
る。その際に、既に不合格とされていなければ無線通信
システムXを暫定合格とする(ステップS62)。そし
て、Y=1、X=カテゴリーZに属する未試験の無線通
信システムとして(ステップS63)、上記のステップ
S52に戻る。
【0097】ステップS60にてすべての試験が終了す
ることとなった場合に、暫定合格のままの無線通信シス
テムを合格とし(ステップS61)、処理を終了する。
【0098】なお、図10の手順は一例であり、必要に
応じて適宜変更して実施することが可能である。
【0099】図11に、本発明の第5の実施形態に係る
ソフトウェア試験システムの構成例を示す。
【0100】本実施形態は、第2の実施形態に対して第
3の実施形態と同様に無線通信システムの仕様によるカ
テゴリーの概念を導入したものである。
【0101】図11において、23はフィルタ処理やシ
ンセサイザ処理などのような一部分の無線処理を行う被
試験機能ソフトウェアである。図11における基準プロ
グラムテスト端末19には、試験当時において最も高機
能なカテゴリーに属するソフトウェア無線端末を用い
る。図6のカテゴリー分けの例では、カテゴリーCの無
線通信システムが利用可能な端末ということになる。
【0102】この基準プログラムテスト端末19に被試
験ソフトウェアをインストールし、被試験ソフトウェア
が対応するテストベンチを用いて認定試験を行う。
【0103】図11の例では、被試験第1ソフトウェア
20のソフトウェア試験を行うために、被試験第1ソフ
トウェア20を基準プログラムテスト端末19にインス
トールし、第1テストベンチ15を用いて認定試験を行
う。合格した被試験第1ソフトウェア20は、例えば、
無線ダウンロードもしくはPCと接続してのダウンロー
ドなどにより、カテゴリーA,B,Cのソフトウェア無
線機のいずれに対してもインストールして使用すること
が可能となる。
【0104】被試験第3ソフトウェア21の場合には、
カテゴリーBまでの端末で行う。また、無線通信システ
ム全体のソフトウェアだけでなく、ソフトウェアの一部
分をデバッグしこれを更新する場合も同様となる。
【0105】また、無線通信システムのソフトウェアの
うち、フィルタ処理、直交変復調処理などの一部の処理
を行うソフトウェアのみを開発した場合にも、これを試
験することが可能である。無線通信システムの一部の処
理を行う被試験機能ソフトウェア22は、そのカテゴリ
ーに当てはまる無線通信システムのテストプロトコルの
中で同じ処理を行うソフトウェアと置き換えて認定試験
を行う。認定試験に合格した場合、この被試験機能ソフ
トウェア22は無線ダウンロードなどの手段によって、
そのカテゴリーに属する無線通信ソフトウェアの中の同
じ処理を行うソフトウェアと置き換えられることが可能
になる。
【0106】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、複数の無線通信システ
ムの送受信が可能なソフトウェア無線機に対する認定試
験を有効にかつ効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア無
線端末試験システムの一例を示す図
【図2】同実施形態に係るソフトウェア無線端末試験の
手順の一例を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施形態に係るソフトウェア試
験システムの一例を示す図
【図4】同実施形態に係るソフトウェア試験の手順の一
例を示すフローチャート
【図5】本発明の第3の実施形態に係るソフトウェア無
線端末試験システムの一例を示す図
【図6】無線通信システムのカテゴリーの例を概念的に
説明するための図
【図7】本発明の第4の実施形態に係るソフトウェア無
線端末試験システムの一例を示す図
【図8】同実施形態に係るソフトウェア無線端末試験の
手順の一例を示すフローチャート
【図9】同実施形態に係るソフトウェア無線端末試験の
手順の一例を示すフローチャート
【図10】同実施形態に係るソフトウェア無線端末試験
の手順の他の例を示すフローチャート
【図11】本発明の第5の実施形態に係るソフトウェア
試験システムの一例を示す図
【図12】従来の認定試験方法について説明するための
【符号の説明】
1,8〜10…被試験端末 2,3,11〜14,22…テストプログラム 4,5,15〜18,24〜26…テストベンチ 6,19…基準プログラムテスト端末 7,20,21…被試験ソフトウェア 23…被試験ソフトウェアファンクション
フロントページの続き (71)出願人 599171154 原田 博司 神奈川県横須賀市光の丘3丁目4番 郵政 省通信総合研究所 横須賀無線通信研究セ ンター内 (72)発明者 富澤 武司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 吉田 弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 鶴見 博史 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 藤瀬 雅行 神奈川県横須賀市光の丘3−4 郵政省通 信総合研究所横須賀無線通信研究センター 内 (72)発明者 原田 博司 神奈川県横須賀市光の丘3−4 郵政省通 信総合研究所横須賀無線通信研究センター 内 Fターム(参考) 5K042 AA06 CA02 CA13 CA23 DA01 DA03 DA22 DA23 EA13 EA14 FA11 FA15 FA20 GA12 HA14 LA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無線通信システムに対応可能なソフ
    トウェア無線機試験の認定試験を行うための認定試験シ
    ステムであって、 無線通信システム毎に設けられる、当該無線通信システ
    ムに対する試験のために標準化されたテストプログラム
    および該テストプログラムをインストールした被試験端
    末に対する試験を行うためのテストベンチを備え、 前記被試験端末が動作可能な複数の無線通信システムの
    各々について、対応する前記テストプログラムおよびテ
    ストベンチを用いて当該無線通信システムの試験を行う
    ことによって、前記被試験端末の認定試験を行うことを
    特徴とする認定試験システム。
  2. 【請求項2】試験対象とする前記複数の無線通信システ
    ム間において同一の試験項目もしくは一方が他方を包含
    する試験項目が存在する場合には、該試験項目の少なく
    とも一部を省略することを特徴とする請求項1に記載の
    認定試験システム。
  3. 【請求項3】前記被試験端末および前記テストプログラ
    ムを無線通信システムのカテゴリー別に分類し、 前記無線通信システムのカテゴリーに応じて、該当する
    無線通信システムの試験を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の認定試験システム。
  4. 【請求項4】ソフトウェア無線機にインストールして使
    用されるソフトウェアの認定試験を行うための認定試験
    システムであって、 ソフトウェア認定試験のために標準化された基準プログ
    ラムテスト端末と、 ソフトウェアをインストールされた前記基準プログラム
    テスト端末に対する試験を行うためのテストベンチとを
    備え、 ソフトウェア認定試験を受験する被試験ソフトウェアを
    前記基準プログラムテスト端末にインストールし、前記
    テストベンチを用いて該被試験ソフトウェアの認定試験
    を行うことを特徴とする認定試験システム。
  5. 【請求項5】所定の無線通信システムの一部の機能を実
    現するソフトウェアを予め認定試験に合格している所定
    の基準テストプログラムに組み込んで前記試験を行うこ
    とを特徴とする請求項4に記載の認定試験システム。
  6. 【請求項6】無線通信システムのカテゴリー別に分類さ
    れた無線通信システムの一部の機能を実現するソフトウ
    ェアを基準テストプログラムに組み込んで前記試験を行
    うことを特徴とする請求項4に記載の認定試験システ
    ム。
  7. 【請求項7】複数の無線通信システムに対応可能なソフ
    トウェア無線機試験の認定試験を行うための認定試験方
    法であって、 前記被試験端末が動作可能な複数の無線通信システムの
    各々について、該無線通信システム毎に設けられた、当
    該無線通信システムに対する試験のために標準化された
    テストプログラムおよび該テストプログラムをインスト
    ールした被試験端末に対する試験を行うためのテストベ
    ンチを用いて、当該無線通信システムの試験を行うこと
    によって、前記被試験端末の認定試験を行うことを特徴
    とする認定試験方法。
  8. 【請求項8】ソフトウェア無線機にインストールして使
    用されるソフトウェアの認定試験を行うための認定試験
    方法であって、 ソフトウェア認定試験を受験する被試験ソフトウェア
    を、ソフトウェア認定試験のために標準化された基準プ
    ログラムテスト端末にインストールし、 前記被試験ソフトウェアをインストールされた前記基準
    プログラムテスト端末に対して、予め定められた認定試
    験を行うことを特徴とする認定試験システム。
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