JP2001188716A - 接続性交換シミュレート装置 - Google Patents

接続性交換シミュレート装置

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JP2001188716A
JP2001188716A JP2000325970A JP2000325970A JP2001188716A JP 2001188716 A JP2001188716 A JP 2001188716A JP 2000325970 A JP2000325970 A JP 2000325970A JP 2000325970 A JP2000325970 A JP 2000325970A JP 2001188716 A JP2001188716 A JP 2001188716A
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ロナルド・ケー・アープ
Jeffrey J Bain
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    • G06F2003/0697Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers device management, e.g. handlers, drivers, I/O schedulers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信をシミュレートすることにより装置とホ
ストコンピュータとの間の通信ギャップを埋める。 【解決手段】 接続性交換シミュレート装置は、読出可
能媒体100と、その読出可能媒体100に格納された
プログラムコード102とを具備する。該プログラムコ
ード102は、コンピュータハードウェアコンポーネン
ト106上のアドレス108,110,112のうちの
1つに送信されたコマンドに応答して、アドレスの1つ
に関連付けられた装置がそのコマンドに応答することが
できるか否かとは関係なく決定される照会応答を決定す
るプログラムコードと、照会応答がホストコンピュータ
に戻されるようにするプログラムコードとを含んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
に係り、特に、装置とホストコンピュータとの間の接続
性通信をシミュレートするためのシステムフレンドリな
照会応答を行う接続性交換シミュレート装置及びその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、装置がホストコンピュータに
応答することができない状況において、装置とホストコ
ンピュータとの間の通信ギャップを埋めるという必要か
ら生まれたものである。装置は、ソケットを通してコン
ピュータに接続することができるディスクドライブ、プ
リンタ又はモデム等のコンピュータサブシステムであ
る。その装置が接続されているソケットに対応するアド
レスを参照することによって、装置にアクセスすること
ができる。
【0003】装置とホストコンピュータとの間の通信ギ
ャップは、一般に、動的装置マッピング(dynamic devic
e mapping)をサポートしないオペレーティングシステム
に存在する。動的装置マッピングは、システムが初期化
された後にオペレーティングシステムが装置を使用する
ように設定する機能である。動的装置マッピングをサポ
ートしていないシステムでは、コンピュータによって使
用されるすべての装置が、コンピュータがそれらを捜す
前に使用可能となり通信していなければならない。コン
ピュータがスイッチオンされた時に装置が応答しない
(物理的に存在しないか、又は単にオンに変更されてい
ない)場合、オペレーティングシステムは、その装置が
まったく使用不可能であると想定し、自身の設定を行う
際にその特定の装置を使用するようには設定しない。そ
の結果、後にその装置が使用可能となった場合、コンピ
ュータはその装置を追加するためにシャットダウンされ
再スタートされなければならない。同様に、コンピュー
タによって使用されるようにすでに設定されている装置
が、後に故障するか、オフに変更されるか又は取除か
れ、かつ、装置がアクセスされたときに応答しない場
合、一般的なオペレーティングシステムはそのロケーシ
ョンの認識をやめる。装置が後にオンに変更され、修理
され及び/又は元に戻された場合、コンピュータは、そ
の装置が再度認識されるために再初期化されなければな
らない。
【0004】コンピュータは、コンピュータのネットワ
ークにおけるサーバである場合、注意深く計画しなけれ
ば簡単に再ブートすることができない。ネットワークに
おいていつでも多くのユーザがコンピュータを使用して
いる可能性があるため、サーバをシャットダウンするこ
とにより多くのユーザが保存していない情報を失う場合
があり、ペイロール・ラン(payroll run)等のプロセス
を中断する場合がある。現存のシステムにおいて、この
問題は、動的装置マッピングを可能にすることによって
処理されている。しかしながら、これは、複雑でコスト
のかかるタスクであり、オペレーティングシステムに対
し広範囲の修正が必要となる。
【0005】通信ギャップが存在する他の状況は、線形
装置探索(linear device searching)のコンテキストに
おいて発生する。コンピュータが初期化された時、一般
的なオペレーティングシステムは、潜在的な装置のロケ
ーションのアドレスにおいて線形探索(linear searchin
g)を実行することにより、装置を探索する。装置が所定
のアドレスで見つかった場合、オペレーティングシステ
ムは、装置に構成情報を照会することによりその装置を
使用するよう自身を設定する。反応しない装置のあるア
ドレスが見つかった場合、一般的なオペレーティングシ
ステムは、その探索を中断する。その結果、装置は、偶
然に見つからないか、又はオフとされている場合、後続
するアドレスに配置された装置と同様に検出されない。
オペレーティングシステムは、所定のアドレスでオート
チェンジャ(多数の他の装置を備える装置)を見つけた
場合、無効なサブアドレスが見つかるかすべてのサブア
ドレスがチェックされるまで、オートチェンジャに関連
するサブアドレスをチェックする。この探索シナリオの
下では、サブアドレスにギャップがある装置は検出され
ない。検出されなかった装置が後に必要とされた時、オ
ペレーティングシステムがそれを許可する場合、その装
置はマニュアルで追加されなければならない。一方、装
置がマニュアルで追加されることを、オペレーティング
システムが許可しない場合、システム初期化において検
出されないままであれば、それはシステム構成から完全
に省かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】当然の事ながら、1つ
の解決法として、いくつかのオペレーティングシステム
が行っているようにコンピュータのすべてのアドレスを
探索するという方法をとることができる。しかしなが
ら、コンピュータには潜在的に無数の装置が接続されて
いる可能性があるため(少なくとも仮想的なロケーショ
ンという意味で)、すべての潜在的なアドレスの線形探
索をする解決法は、実行できない解決法である。オート
チェンジャの場合、オペレーティングシステムは、有効
なアドレスのリストについてオートチェンジャに照会す
ることも可能である。可能なアドレスすべてについてチ
ェックするよりもかなり高速であるが、オペレーティン
グシステムはそれでも同じ結果(same information)で終
わる。すなわち、無効なアドレスがある場合、装置が続
けてそれらアドレスに追加されると、コンピュータは再
ブートされなければならない。
【0007】本発明は、上記事情にかんがみてなされた
ものであり、装置がホストコンピュータに応答しない場
合に発生する問題を最小化するために、装置とホストコ
ンピュータとの間の通信ギャップを埋める接続性交換シ
ミュレート装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、概して、装置
とホストコンピュータとの間の接続性交換(connectivit
y interchange)をシミュレートするためのシステムフレ
ンドリな照会応答(inquiry response)のための装置及び
方法に関するものである。
【0009】したがって、本発明は、装置とホストコン
ピュータとの間の接続性交換をシミュレートする接続性
交換シミュレート装置であって、複数の、コンピュータ
によって読み出し可能な記憶媒体(computer readable m
edia;以下、読出可能媒体という)と、その読出可能媒
体に格納されたコンピュータ読出し可能プログラムコー
ドとを具備する装置である。上記コードは、コンピュー
タハードウェアコンポーネント上のアドレスのうちの1
つに送信されたコマンドに応答して、アドレスの1つに
関連付けられた装置がそのコマンドに応答することがで
きるか否かとは関係なく決定される照会応答を決定する
プログラムコードと、照会応答がホストコンピュータに
戻されるようにするプログラムコードと、を含んでい
る。
【0010】また、本発明は、装置とホストコンピュー
タとの間の接続性交換をシミュレートする接続性交換シ
ミュレート装置であって、コンピュータハードウェアコ
ンポーネント上のアドレスのうちの1つに送信されたコ
マンドに応答して、アドレスの1つに関連付けられた装
置がそのコマンドに応答することができるか否かとは関
係なく決定される照会応答を決定する手段と、照会応答
がホストコンピュータに戻されるようにする手段と、を
具備する接続性交換シミュレート装置である。
【0011】さらに、本発明は、装置とホストコンピュ
ータとの間の接続性交換をシミュレートする接続性交換
シミュレート方法であって、コンピュータハードウェア
コンポーネント上のアドレスのうちの1つに送信される
コマンドに応答して、アドレスの1つに関連付けられた
装置がそのコマンドに応答することができるか否かとは
関係なく決定される照会応答を決定するステップと、照
会応答がホストコンピュータに戻されるようにするステ
ップと、を含む接続性交換シミュレート方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、装置とホストコンピュー
タとの間の接続性交換をシミュレートするためのシステ
ムフレンドリな照会応答(以下、「照会応答」という)
をするための接続性交換シミュレート装置を示すブロッ
ク図である。それは、コンピュータ読出可能媒体100
と、装置114,116,118に関するコマンドに応
答して照会応答を決定し、そして戻すプログラムコード
102と、を備えている。装置114,116,118
は、各々、コンピュータハードウェアコンポーネント1
06上のソケット(図示せず)に対応するアドレス10
8,110,112に関連付けられている。好適には、
コマンドは、ホストコンピュータ104のオペレーティ
ングシステムからアドレスに関連付けられた装置に関す
るある情報を取得するためにアドレスに送信される要求
である。この場合、特定のコマンドは、使用される装置
のタイプと、装置がホストコンピュータ104との通信
に使用するインタフェースと、によって決まる。また、
コマンドは、装置からの又は装置に関する情報を取得す
る目的で送信される汎用タイプの照会としてもよく、い
かなるコンピュータプロセスから送信されてもよい。照
会応答は、アドレスに送信されるコマンドに対する応答
である。それは、通信をシミュレートすることにより装
置とホストコンピュータ104との間の接続性交換を可
能とすることができるため、システムフレンドリであ
り、それによってすべての装置が接続されているかのよ
うに処理を再開することが可能となる。照会応答は、装
置が照会コマンドに応答することができるか否かとは無
関係であり、ホストコンピュータ104に戻される。ま
た、装置は、装置情報レポジトリ(device information
repository)120を備えている。装置情報レポジトリ
120は、多数の予測される装置に対する装置構成情報
のデータベースである。予測された装置は、所定のソケ
ットに接続されるべき装置であると予め決められている
装置であり、したがって、ソケットに対応するアドレス
に関連付けられている。装置情報レポジトリ120は、
コンピュータハードウェアコンポーネント106上のソ
ケットに対応するすべてのアドレスのテーブルと、予測
された装置各々についての装置の識別(以下、装置I.
D.という)及び装置構成情報と、を有している。所定
のアドレスのソケットに接続された装置は、その装置
I.D.が所定のアドレスの予測された装置I.D.と
一致する場合、サポートされた装置である。
【0013】図2は、装置とホストコンピュータとの間
の接続性交換をシミュレートする方法を示す説明図であ
る。この方法は、アドレスに関連付けられた装置がコマ
ンドに応答することができるか否かとは無関係に、アド
レスに送信されたコマンドに応答する照会応答を決定す
ること200と、照会応答がホストコンピュータに戻さ
れるようにすること202と、を含んでいる。
【0014】適用例を通して、用語は、別に示されない
限り以下のような意味と関連付けられるべきである。 ・ホストコンピュータ:装置と通信することを望むコン
ポーネント ・ソケット:装置の接続ポート ・アドレス:ソケットに接続されたか、又はソケットに
関連付けられた、装置を参照するために使用される所定
のソケットに関連付けられたI.D. ・装置:プリンタ、モデム又はディスクドライブ等のコ
ンピュータハードウェアコンポーネント
【0015】(概論)好適には、ホストコンピュータ
は、オートチェンジャに接続されることにより、オート
チェンジャ上の装置と通信する。オートチェンジャは、
ホストコンピュータと直接通信することができ、かつ他
の多数の装置を保持することができる、装置自体であ
る。これにより、他の装置がオートチェンジャを通して
ホストコンピュータと間接的に通信することができる。
ある特定の一例としてのシステムにおいて、オートチェ
ンジャ装置は、Quantum DLT−8000テー
プドライブ等の記憶装置、並びにドライブをロード及び
アンロードするロボティクスコントローラである。オー
トチェンジャの一例は、ファイバチャネルインタフェー
スを備えたヒューレットパッカード(Hewlett-Packard)
7200シリーズDLTライブラリである。ファイバチ
ャネルインタフェースは、ドライブ及びコントローラへ
の通信を管理する。ファイバチャネルインタフェース
は、ホストコンピュータから送信されるシリアルのファ
イバチャネルSCSI(小型コンピュータシステムイン
タフェース)コマンドを、オートチェンジャ装置によっ
て認識されるパラレルのSCSIコマンドに変換する。
この好適な一例として、ヒューレット・パッカード、コ
ンパック(Compaq)又はデル(Dell)等のホストコンピュー
タは、ファイバチャネルインタフェースホストバスアダ
プタを介してオートチェンジャに接続されている。(フ
ァイバチャネル及びSCSIは、ともにコンピュータと
周辺装置についての特定のインタフェースANSIであ
る。)この好適な一例として参照されているホストコン
ピュータは、UNIX(登録商標)又はWindows
NT(登録商標)4.0等のオペレーティングシステム
を使用する。オートチェンジャへの接続は、ファイバチ
ャネルケーブルを介し、コンピュータ内のファイバチャ
ネルホストバスアダプタとANSI規格ファイバチャネ
ルトポロジのうちの1つとを用いる。オートチェンジャ
におけるファイバチャネルインタフェースは、ファイバ
チャネルをパラレルSCSIに変換するハードウェア及
びソフトウェアから構成されている。パラレルSCSI
は、オートチェンジャ記憶装置及びロボティクスコント
ローラと通信するために使用される。
【0016】上記一例としてのシステムは、本発明の理
解を助けるためだけに述べられており、本発明の範囲を
限定することが意図されているものではない、というこ
とは理解されるべきである。したがって、出願人の発明
から逸脱することなく、いかなるタイプのオペレーティ
ングシステムを使用するいかなるタイプのホストコンピ
ュータ(例えば、Macintosh OS8.5を実
行するMacintoshコンピュータ)も、従来から
の又は今後開発される信号転送媒体(例えば、赤外線シ
ステム又は「ファイヤワイヤ」システム)によって接続
されたいかなるタイプの周辺装置(例えば、光学式スキ
ャナ又はレーザプリンタ)にも関連して使用することが
できる。
【0017】以下に詳述するように、オートチェンジャ
装置と通信することを望んでいるホストコンピュータ
は、装置アドレスにコマンドを送信する。装置が応答す
るか否かに関わらず、照会応答はホストコンピュータに
戻されることにより装置接続がシミュレートされる。
【0018】(装置)図3は、本発明の好適な実施形態
である装置とホストコンピュータとの間の接続性交換を
シミュレートするためのシステムフレンドリな照会応答
のための接続性交換シミュレート装置を示すブロック図
である。ここで、オートチェンジャ200は、そのオー
トチェンジャのソケットに対応するアドレス108,1
10,112を備えたコンピュータハードウェアコンポ
ーネントである。上記ソケットには、装置114,11
6,202を接続することができ、それら装置のうちの
1つは、オートチェンジャコントローラ202である。
装置は、オートチェンジャの装置アドレスに送信される
コマンドに応答して照会応答を決定するプログラムコー
ド102を備えている。また、装置は、ホストコンピュ
ータ104とオートチェンジャ200のアドレスに関連
付けられた装置との間のインタフェース204もまた備
えている。インタフェース204は、好適には、ハード
ディスク及びプリンタ等のSCSI周辺装置、並びに他
のコンピュータ及びローカルエリアネットワークとコン
ピュータを接続するために使用される、小型コンピュー
タシステムインタフェース(SCSI、米国規格協会
(ANSI)によって定義された標準高速パラレルイン
タフェース装置)である。インタフェースは、代替的
に、ホストコンピュータとオートチェンジャに関連付け
られた装置との間の通信を容易にするためにオートチェ
ンジャ内に組込まれたプログラムコードとしてもよい。
好適には、プログラムコード102は、インタフェース
204に組込まれている。
【0019】また、好適には、装置は、オートチェンジ
ャコントローラ202も備えている。オートチェンジャ
コントローラは、ホストコンピュータのオートチェンジ
ャにおける他の装置へのアクセスを制御する、オートチ
ェンジャに常駐する装置である。また、オートチェンジ
ャコントローラ202は、好適には、オートチェンジャ
200上のアドレスに関連付けられており、装置情報レ
ポジトリ120を備えている。
【0020】更に、本実施形態における装置は、インタ
フェースメモリ206を備えている。インタフェースメ
モリ206は、インタフェース204により高速な装置
情報へのアクセスを提供する目的で、装置情報レポジト
リ120からの情報を有している。好ましくは、インタ
フェースメモリ206はインタフェース204の内部に
ある。好ましい実施形態における場合のように、インタ
フェース204がSCSIインタフェースである場合、
インタフェースメモリ206は、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)又はリードオンリメモリ(ROM)等のよ
うにSCSI装置の一部である。インタフェースメモリ
206がRAMで実現される場合、装置情報は、システ
ム初期化毎に装置情報レポジトリ120からの情報で初
期化され、装置情報が変更された時に更新され、装置情
報が必要とされた時にインタフェース204によってイ
ンタフェースメモリ206から検索される。インタフェ
ースメモリ206は、代替的にROMであってもよく、
そこでは装置情報がインタフェースメモリ206にハー
ドコード化されており、それによってインタフェースメ
モリ206は装置情報レポジトリとしての役割を果た
す。インタフェース204がプログラムコードである場
合、インタフェースメモリ206はインタフェース20
4の内部のデータメモリであり、それによってインタフ
ェース204はそれが行っていることを追跡することが
できる。いずれの場合も、インタフェースメモリはイン
タフェースの内部にあり、オープンにアクセスされな
い。好適には、インタフェースメモリ206は、装置情
報レポジトリ120によって初期化され更新されるラン
ダムアクセスメモリである。
【0021】(方法)好ましい実施の形態における方法
を、図4に示す。図4は、装置とホストコンピュータと
の間の接続性交換をシミュレートするためのシステムフ
レンドリな照会応答のための方法を説明するフローチャ
ートである。まず、所定のアドレスでコマンドを受信す
る(ステップS402)。そして、いくつかの判断が行
われる(ステップS404,ステップS406)。ステ
ップS404では、アドレスがサポートされているか否
かを判断し、ステップS406では、装置が応答してい
るか否かを判断する。ステップS404において、アド
レスがサポートされており(404(a))接続された
装置がコマンドに応答する(406(a))場合には、
制御は装置に渡され(ステップS408)、コマンドが
処理される。また、ステップS404において、アドレ
スがサポートされており(404(a))、いずれの装
置も応答しない(接続された装置が応答することができ
ないため、あるいは、いずれの装置も接続されていない
ためによる)場合には、応答は、受信したコマンドのタ
イプによって決まる(ステップS410)。ステップS
410において、コマンドが、いずれの装置がホストコ
ンピュータによってアクセス可能であるかを決定する標
準照会コマンド(Standard Inquiry Command)である場合
(410(a))には、装置情報が装置情報レポジトリ
から入手可能であるかを判断する(ステップS41
2)。装置情報が入手可能である場合(412(a))
には、制御は装置に渡され、照会応答は装置情報レポジ
トリから導出される(ステップS414)。一方、装置
情報が装置情報レポジトリから入手可能でない場合(4
12(b))には、照会応答は「状態チェック:装置は
存在するが応答せず(CHECK CONDITIO
N:DEVICE PRESENT BUT NOT
RESPONDING)」となる。また、コマンドが標
準照会コマンドでない場合(410(b))も、照会応
答は「状態チェック:装置は存在するが応答せず」とな
る(ステップS416)。
【0022】一方、ステップS404の判断において、
アドレスがサポートされていない場合(404(b))
には、照会応答は受信したコマンドのタイプによって決
まる(ステップS418)。コマンドが要求センスコマ
ンド(Request Sense Command)ではない場合(418
(a))には、照会応答は他のすべてのコマンドに対し
て「状態チェック:装置はサポートされていない(CH
ECK CONDITION: DEVICE NOT
SUPPORTED)」となる(ステップS42
0)。コマンドが要求センスコマンドである場合には、
受入れられなかったコマンドに対する理由(このコマン
ドに対する標準仕様によって決定されているような)が
戻される(図示せず)。
【0023】(照会応答の決定)照会応答は、装置アド
レスに送信されたコマンドに対する応答である。この適
用例を通して述べられているように、また本発明におい
て、好適には、装置アドレスに送信されるコマンドは、
それらアドレスに関連付けられた装置と通信することを
望んでいるホストコンピュータによって送信される。後
述するように、好ましくは、装置は、所定のアドレスの
ソケットに実際に接続されている場合か、又は予測され
た装置である場合(装置情報レポジトリによって定義さ
れているように)、そのアドレスに関連付けられてい
る。また、ホストコンピュータの代りに他のプロセスに
よってコマンドが送信されることも可能である。いずれ
の場合も、またすべての可能な場合において、照会応答
がホストコンピュータに戻されることで、ホストコンピ
ュータは、装置が常に接続されていたかのように常にあ
らゆる装置との通信交換を維持することができる。
【0024】照会応答は、装置が応答することができる
か否かに無関係に決定されている。したがって、装置が
オートチェンジャに接続されていない場合か又は装置が
オフに変更されている場合であっても、照会応答はホス
トコンピュータに戻される。照会応答は、装置アドレス
に送信されるコマンドのタイプによって決まる。オペレ
ーティングシステムは、装置アドレスに多くのタイプの
コマンドを送信することができる。好適には、オペレー
ティングシステムは、装置と通信するためにANSI
(米国規格協会)SCSIインタフェース仕様における
コマンドを使用する。これらの仕様は、オペレーティン
グシステム及び装置が互いに通信するために使用する言
語を標準化している。現存するか又は開発される可能性
のある他のインタフェース仕様もまた本発明において使
用することができる、ということも本発明の範囲内にあ
る。
【0025】オペレーティングシステムは、多くの異な
るコマンド及び多くの異なるタイプのコマンドを送信す
ることができる。ANSI規格の下、照会コマンドは、
使用する装置を識別し用意するために使用されるコマン
ドである。照会コマンドは、送信中の照会コマンドのタ
イプを示す、ページコードと呼ばれるバイトを含む。ペ
ージコードにより、256の異なる照会コマンドが可能
となる。0のページコード値は、接続された装置を識別
するために使用されるデフォルトの照会コマンドであ
り、ANSI仕様のもとでは、標準照会コマンド(Stand
ard Inquiry Command)と呼ばれる。他のすべてのページ
コード値は、通し番号等、装置に関する追加の情報と内
部改訂情報とを提供する、装置のタイプ、ベンダ又は機
能に対して特定の照会コマンドに対するものである。実
際に通知されることは、標準仕様、共通の実施、製造選
択及び製品要件の組合せによって決まる。要求センスコ
マンドは、コマンドが受入れられなかったことに対する
理由を要求するために装置に送信されるANSI標準コ
マンドである。コマンドに対するすべての応答の最後に
は、そのコマンドが正常に終了したか否かを示すステー
タスバイトがある。コマンドが正常に終了しなかった場
合、その受入れられなかった理由は、要求センスコマン
ドによって取得することができる。
【0026】照会応答は、オペレーティングシステムに
よって送信される各コマンド又はコマンドのタイプに対
して決定することができる。好適な実施形態において、
コマンドの2つのカテゴリが説明される。コマンドの第
1のカテゴリは、照会コマンドを扱っており、第2のカ
テゴリは非照会コマンドを扱っている。照会コマンド内
には、好適な実施形態において説明されている2つのサ
ブカテゴリがある。照会コマンドの第1のサブカテゴリ
には、上述した標準照会コマンドがあり、照会コマンド
の第2のサブカテゴリには、非標準照会コマンドがあ
る。非照会コマンドは、照会コマンド以外のすべてのコ
マンドを含む。例えば、後述するように、要求センスコ
マンドは非照会コマンドである。これらのタイプのコマ
ンドは、以下のセクションでより詳細に説明する。
【0027】本実施形態では、これらコマンドの2つの
カテゴリが扱われている。しかしながら、本発明は、こ
れらコマンドのカテゴリに限定されるものとして、ある
いは本明細書で述べられているコマンドに限定されるも
のとして解釈されるべきではない。本発明は、本明細書
で述べられていないか又はまだ開発されていない広範囲
のコマンドに適用可能である。更に、本明細書で述べら
れている照会応答は、同様に、本明細書で例示的な目的
で使用されている厳密な応答に限定されるものとして、
それらが関連しているコマンドに限定されるものとし
て、又は入手可能な照会応答のみに限定されるものとし
て、解釈されるべきではない。各コマンドに対するあら
ゆる照会応答があってもよく、本明細書では述べられて
いないコマンドに対する照会応答があってもよい、とい
うことは理解されるべきである。それらのことは、本実
施形態において実施可能であるものとして、例示の目的
のために本明細書で述べられている。
【0028】(標準照会コマンド)第1のタイプの照会
コマンドは、ホストコンピュータがある装置に対して自
身の設定を行おうとする場合に発生し得る。この第1の
タイプの照会コマンドは、アプリケーションプログラム
又はシステム管理プログラムによって、例えばいずれの
装置が使用中であるかを識別するために使用することが
できる。また、標準照会コマンドは、ホストコンピュー
タのオペレーティングシステムが通信する必要のある装
置を決定するためにコンピュータソケットのインベント
リを取得する場合に、システムスタートアップ時に使用
することができる。オペレーティングシステムは、周知
のソケットアドレスをすべて参照することによってこれ
を行う。好適な実施形態では、オペレーティングシステ
ムは、オートチェンジャを見つけ、その後オートチェン
ジャサブアドレスを探索してオートチェンジャに接続さ
れている装置を決定する。オペレーティングシステム
は、所定のアドレスの装置のタイプに関する照会を行う
ことによりこの決定を行う。ANSI仕様では、使用さ
れるコマンドは標準照会コマンドである。
【0029】標準照会コマンドに対する予測された応答
は、所定のアドレスに関連する装置についての装置構成
情報である。装置構成情報は、装置タイプ(例えば、テ
ープ)、ベンダ及び製品等の情報を含むが、実際の装置
構成情報は、接続された装置によって決まる。装置構成
情報により、ホストコンピュータは、装置と通信し及び
/又は装置を使用するように自身を設定することができ
る。例えば、オペレーティングシステムは、この情報を
用いて異なるタイプの装置に対し標準装置インタフェー
スコントローラをロードする。場合によっては、装置イ
ンタフェースコントローラはまた、追加の構成サポート
のために追加のベンダ、製品及び装置情報を使用する。
更に、装置情報は、あらゆるアプリケーションプログラ
ムによってアクセスされるように内部レコードに格納す
ることができる。例えば、テープバックアップアプリケ
ーションは、データをバックアップするサポートされた
テープ装置に関してシステム装置情報を調べる。
【0030】現存するシステムにおいて、オペレーティ
ングシステムは、所定のアドレスから応答を受信する
と、そのアドレスのソケットに接続された装置を使用す
るように自身を設定する(通常、装置自体によって提供
される情報を用いる)。オペレーティングシステムは、
応答を受信しない場合、装置が実際には接続されている
が応答することができない可能性がある場合であって
も、ソケットが空であると想定する。その結果、後に装
置が再び応答することができるようになると(例えば、
接続されることにより、又はオンに変更されることによ
り)、コンピュータは、装置を追加するためにシャット
ダウンされ再ブートされなければならない。更に、オペ
レーティングシステムは、所定のアドレスの装置を見つ
けなかった場合、残りのアドレスの装置の探索を停止す
る。したがって、現存するシステムでは、応答は特定の
装置の応答によって決まる。本発明において、応答は特
定の装置が応答することができるか否かとは無関係であ
るため、オペレーティングシステムは、常に応答を受信
する。これにより、ホストコンピュータが、見かけ上装
置が実際に接続されているとみなすこととなり、その装
置を用いるように自身を設定することができ、他の装置
の探索を続けることができる。
【0031】所定のアドレスで標準照会コマンドが呼出
されると、アドレスがサポートされているか否かを判断
するために装置情報レポジトリが調べられる。アドレス
がサポートされているのは、装置情報レポジトリにした
がって、その所定のアドレスに関連付けられたソケット
に装置が接続されている場合である。アドレスがサポー
トされたアドレスである場合、2つのことのうちの1つ
が発生する可能性がある。装置がサポートされたアドレ
スに実際に配置されており、かつその装置が応答する場
合、好適には、その装置がサポートされた装置であるか
否かに関係無く、制御がその装置に渡されオペレーティ
ングシステムに応答が戻される。(装置が応答するか否
かの決定は、インタフェース仕様にしたがって行われ
る。好適には、それらはANSI仕様にしたがって行わ
れる。)この場合、照会応答は、装置が製造される時に
決定される装置構成情報であり、装置の内部にある。ま
た、装置自体が応答することができる場合であっても、
装置の外部の機構により装置構成情報が提供される、と
いうことも本発明の範囲内にある。これは、例えば、装
置に制御を与えるのではなく装置情報レポジトリから装
置構成情報を検索することにより、実現することができ
る。
【0032】代替的には、装置がサポートされたアドレ
スに配置されている場合、その装置がサポートされた装
置であるか否かを決定するために追加の照会を行うこと
ができる。この決定は、例えば、標準照会コマンドに対
して装置の応答をインタセプトし、その後、その情報
を、予測された装置か又は装置情報レポジトリにしたが
って所定のアドレスに配置されるべき装置についての情
報と比較することにより、行うことができる。装置情報
が一致した場合、装置はサポートされた装置であり、接
続された装置から受信した応答は、オペレーティングシ
ステムに渡される。装置情報が一致しない場合、装置は
サポートされた装置ではない。この場合、処理系(imple
mentation)に特化した種々の照会応答が存在し得る。照
会応答の1つは、装置がサポートされていない装置を許
可しない場合、「状態チェック:装置はサポートされて
いない」という照会応答となり得る。他の照会応答とし
ては、特定のシステム処理系がサポートされていない装
置を認め、かつ、サポートされていない装置がコマンド
に応答することができない場合、「状態チェック:装置
は存在するが応答せず」という照会応答とすることがで
きる。
【0033】所定のアドレスがサポートされたアドレス
であり、所定のアドレスのソケットに装置が接続されて
いないか、又は接続された装置が応答しない場合、予測
された装置の装置構成情報は、照会応答としてオペレー
ティングシステムに戻される。応答しない接続された装
置がサポートされた装置でない場合、処理系に特化した
いくつかの応答のうちの1つが存在する可能性がある。
上述したように、特定のシステム処理系がサポートされ
ていない装置を認めない場合、最初にサポートされた装
置チェックを実行することにより、サポートされていな
い接続された装置が拒否されてもよく、照会応答は「状
態チェック:装置はサポートされていない」となる。代
替的に、それがサポートされたアドレスに接続された予
測された装置以外の装置に対して有効である(すなわ
ち、システムが、その装置のすべてがテープドライブで
なければならず、それにより特定のテープドライブが特
定のアドレスに配置されている必要がない、ということ
を知っている)場合、「状態チェック:装置は存在する
が応答せず」という照会応答が戻される。あるいは、サ
ポートされていない、応答しない接続された装置が受入
れられてもよく、オペレーティングシステムは、後に装
置アドレスにコマンドを送信する場合、接続された装置
から受信した応答に基づいてその設定を変更することが
できる。予測された装置に対する装置構成情報が入手で
きない場合、照会応答は「状態チェック:装置は存在す
るが応答せず」となる。
【0034】アドレスがサポートされていないアドレス
である場合、戻される照会応答は、装置が接続されてい
ても「状態チェック:装置はサポートされていない」と
なる。
【0035】(他の照会コマンド)ホストコンピュータ
のオペレーティングシステムからの照会コマンドがいか
なるタイプの照会コマンドであっても、照会応答の汎用
クラスは、装置ステータスのクラスである。アドレスが
サポートされたアドレスであり、かつ装置が存在し応答
している場合、制御が装置に渡されて照会コマンドが処
理される。アドレスがサポートされたアドレスであり、
かつ装置が存在しないか又は応答しない場合、戻される
照会応答は、「状態チェック:装置は存在するが応答せ
ず」となる。一方、アドレスがサポートされていないア
ドレスである場合、「状態チェック:装置はサポートさ
れていない」という照会応答が戻される。
【0036】(他のすべてのコマンド)他のすべてのコ
マンドに対し、アドレスがサポートされたアドレスであ
り、かつ装置が応答した場合、制御は実際に接続されて
いる装置に渡され照会応答が戻される。アドレスがサポ
ートされたアドレスであり、かつ装置が存在しないか又
は現装置が応答しない場合、照会応答は、「状態チェッ
ク:装置は存在するが応答せず」となる。アドレスがサ
ポートされたアドレスでない場合、コマンドが要求セン
スコマンドでない限り、照会応答は「状態チェック:装
置はサポートされていない」となる。コマンドが要求セ
ンスコマンドである場合、ANSI仕様にしたがって、
コマンドが受入れられなかった理由が戻される。
【0037】(好ましい動作モード)代替として、装置
情報レポジトリ内の情報は、システムスタートアップ時
にオートチェンジャインタフェースの内部のメモリに書
き込まれ、レポジトリ内の情報が変更されると装置情報
レポジトリによって更新される。これにより、インタフ
ェースは装置情報をより効率よく検索することができる
と共に、応答しなかったオートチェンジャコントローラ
の代りに応答することができる。しかしながら、代替的
に又は共に、装置情報レポジトリから直接装置情報を検
索するようにしてもよい。例えば、オートチェンジャコ
ントローラ情報は、インタフェースの内部メモリにダウ
ンロードすることができ、他のすべての装置に関する情
報は、装置情報レポジトリに保持することができる。ま
た、好適には、ホストコンピュータとオートチェンジャ
装置との間のインタフェースが、すべてのコマンドに対
して照会応答を決定する。また、ホストコンピュータに
対してすべての照会応答を戻す。
【0038】(結論)装置及び方法の両方において、オ
ートチェンジャのアドレスに配置された装置に関するコ
マンドが作成され、照会応答がホストコンピュータに戻
される。好ましくは、照会応答はインタフェースにより
取得されホストコンピュータに戻される。また、4タイ
プの照会応答があり、それらのいくつかは、送信される
実際のコマンドによって決まる。すべてのコマンドに対
し、アドレスがサポートされたアドレスであり、かつ装
置が存在し応答している場合、制御は接続された装置に
渡されコマンドに対する応答がなされる。(代替的な実
施例では、上述したように、接続された装置は、サポー
トされた装置でもなければならない。)要求センスコマ
ンドを除くすべてのコマンドに対し、アドレスがサポー
トされたアドレスでない場合、照会応答は「状態チェッ
ク:装置はサポートされていない」となる。(要求セン
スコマンドに対し、本実施形態において、ANSI仕様
によって定義されているように、コマンドが正常に終了
しなかった理由が戻される。)ホストコンピュータに無
効なアドレスを通知することにより、ホストコンピュー
タがそれらのロケーションにアクセスすることが防止さ
れる。更に、代替的な実施形態では、接続された装置は
サポートされた装置でなければならず、その装置はコン
ピュータを再ブートする必要なく後に追加することがで
きる。
【0039】アドレスがサポートされたアドレスであ
り、かつ、いずれの装置も応答しない(装置が存在しな
いか、又は接続された装置が応答することができないた
めによる)場合、照会応答は、送信されたコマンドのタ
イプによって決まる。コマンドが標準照会応答である場
合、照会要求は、所定のアドレスに対して装置情報レポ
ジトリから取得された装置構成情報である。これによ
り、コンピュータは、見かけ上装置が存在するとみなす
ことになる。初期化時に装置構成情報の形態で照会応答
を受信することにより、ホストコンピュータは、その装
置を使用するよう自身を設定し、その後他のアドレスを
探索し続けることができる。
【0040】コマンドが、サポートされたアドレスであ
るアドレスについての他のタイプのコマンドである場
合、又はサポートされた装置に対し装置構成情報が入手
可能でない場合、照会応答は、「状態チェック:装置は
存在するが応答せず」となる。装置ステータス情報を受
信することにより、ホストコンピュータはまた、見かけ
上装置が存在するとみなすようになる。その結果、ホス
トコンピュータが応答しない装置にアクセスしようと試
みる場合、照会応答により、ホストコンピュータが応答
しない装置に関連付けられたアドレスを使用不可にする
ことが防止される。
【0041】ホストコンピュータに対しいずれのアドレ
スが有効であり無効であるかを通知することにより、ホ
ストコンピュータは、完全なシステムとしてセットアッ
プされ使用されることが可能である。更に、実際の装置
がシステムに追加されるかシステムから取除かれる場
合、ホストコンピュータは再ブートを再設定することを
要求しない。また、これにより、ホストコンピュータ
が、接続されたすべての装置の現実の状態とは無関係に
常に同じ構成情報を取得するため、一貫したシステム構
成が提供される。この方法をすべての現オペレーティン
グシステムで使用することができ、それによって動的装
置接続をサポートする新たなシステムと同様に、オペレ
ーティングシステムの変更及び広範囲なテストを行う必
要を無くすことができる。更に、解決法は装置とは無関
係である。すなわち、システムが使用可能となり実行中
である間、システムの部品を取除くことができるよう望
むいかなる周辺装置によっても実現することができる。
【0042】この説明を通して、照会応答はホストコン
ピュータのオペレーティングシステムによって送信され
たコマンドに対する応答として説明されてきたが、照会
応答を装置のステータスに関する汎用の照会に応答して
決定することも可能である。例えば、オートチェンジャ
に対するLUN(論理ユニット)レポートを決定する際
に、LUNスキャンが上述した方法を用いてすべての有
効なアドレスを報告してもよい。これにより、所定のア
ドレスが応答しないサポートされた装置を有している場
合、スキャンは照会応答を戻し(装置のステータスか又
は装置構成情報)、LUN報告は特定のアドレスが有効
であると述べる。この場合に述べられているようなホス
トコンピュータは、マスタ装置等、LUNレポートを要
求しているコンポーネントである。
【0043】本明細書において、本発明の例示的な現時
点での実施形態を説明してきたが、発明の概念は他の方
法で種々に具体化し採用することが可能であり、添付の
特許請求の範囲は、従来技術によって限定されているこ
とを除いて、かかる変形例を含むよう解釈されることが
意図されている、ということは理解されるべきである。
【0044】以下に、本発明の実施の形態を要約する。
【0045】1.装置とホストコンピュータとの間の接
続性交換をシミュレートする接続性交換シミュレート装
置であって、 a.複数のコンピュータ読出し可能媒体(100)と、 b.該複数のコンピュータ読出し可能媒体に格納された
コンピュータ読出し可能プログラムコード(102)で
あって、 i.コンピュータハードウェアコンポーネント(10
6)上の少なくとも1つのアドレス(108,110,
112)のうちの所定の1つに送信されたコマンドに応
答して照会応答を決定し、該照会応答が、少なくとも1
つのアドレスのうちの該所定の1つに関連付けられた装
置(114,116,118)が該コマンドに応答する
ことができるか否かに関係なく決定されるものであるプ
ログラムコードと、 ii.前記照会応答を前記ホストコンピュータ(10
4)に戻すようにするプログラムコードと、を含むコン
ピュータ読出し可能プログラムコード(102)と、を
備える接続性交換シミュレート装置。
【0046】2.コンピュータハードウェアコンポーネ
ント(106)上の少なくとも1つの装置のうちの所定
の1つに対して送信されたコマンドに応答して照会応答
を決定する前記プログラムコード(102)は、送信さ
れた該コマンドのタイプを決定するプログラムコードを
含む上記1に記載の接続性交換シミュレート装置。
【0047】3.少なくとも1つのアドレス(108,
110,112)のうちの所定の1つに送信されたコマ
ンドに応答して前記照会応答を決定する前記プログラム
コード(102)は、 a.前記コマンドが標準照会コマンドであると決定する
プログラムコードと、 b.前記照会応答が少なくとも1つのアドレスのうちの
前記所定の1つに関連付けられた装置に関する装置構成
情報であることを決定し、該装置構成情報が装置情報レ
ポジトリ(120)から検索されるものであるプログラ
ムコードと、を含む上記2に記載の接続性交換シミュレ
ート装置。
【0048】4.コンピュータハードウェアコンポーネ
ント(106)上の少なくとも1つのアドレス(10
8,110,112)のうちの所定の1つに送信された
コマンドに応答して照会応答を決定する前記プログラム
コード(102)は、該コマンドが標準照会コマンドで
あると決定し、該標準照会コマンドに応答する前記照会
応答が少なくとも1つのアドレスのうちの前記所定の1
つに関連付けられた装置に関する装 置構成情報で
あると決定するプログラムコードを含む上記1に記載の
接続性交換シミュレート装置。
【0049】5.前記標準照会コマンドに応答する前記
照会応答が、少なくとも1つのアドレス(108,11
0,112)のうちの前記所定の1つに関連付けられた
装置(114,116,118)に関する装置構成情報
であると決定する前記プログラムコード(102)は、
前記標準照会コマンドに応答する前記照会応答が少なく
とも1つのアドレスのうちの前記所定の1つに関連付け
られた応答しない前記装置に関する装置構成情報である
と判断するプログラムコードを含む上記4に記載の接続
性交換シミュレート装置。
【0050】6.コンピュータハードウェアコンポーネ
ント(106)上の少なくとも1つのアドレス(10
8,110,112)のうちの所定の1つに対して送信
されたコマンドに応答して照会応答を決定する前記プロ
グラムコード(102)は、以下の複数の要素、すなわ
ち a.送信されたコマンドのタイプと、 b.前記少なくとも1つのアドレス(108,110,
112)のうちの前記所定の1つに関連付けられた装置
(114,116,118)がサポートされた装置であ
るか、と、 c.前記少なくとも1つのアドレスのうちの前記所定の
1つがサポートされたアドレスであるか、と、 d.前記少なくとも1つのアドレスのうちの所定の1つ
に関連付けられた前記装置が、前記コマンドに対して応
答することができるか、と、に基づいて照会応答を決定
するプログラムコードを含む上記1に記載の接続性交換
シミュレート装置。
【0051】7.装置とホストコンピュータとの間の接
続性交換をシミュレートする接続性交換シミュレート方
法であって、 a.コンピュータハードウェアコンポーネント(10
6)上の少なくとも1つのアドレス(108,110,
112)のうちの所定の1つに対して送信されたコマン
ドに応答して照会応答を決定し、該照会応答を、少なく
とも1つのアドレスのうちの前記所定の1つに関連付け
られた装置(114,116,118)が該コマンドに
応答することができるか否かに関係なく決定する決定ス
テップと、 b.該照会応答を前記ホストコンピュータ104に戻す
ようにする戻しステップと、を備える接続性交換シミュ
レート方法。
【0052】8.コンピュータハードウェアコンポーネ
ント(106)上の少なくとも1つのアドレス(10
8,110,112)のうちの所定の1つに送信された
コマンドに応答して照会応答を決定する前記決定ステッ
プは、送信された該コマンドのタイプを決定するコマン
ドタイプステップを含む上記7に記載の接続性交換シミ
ュレート方法。
【0053】9.前記コンピュータハードウェアコンポ
ーネント(106)上の少なくとも1つのアドレス(1
08,110,112)のうちの所定の1つに送信され
たコマンドに応答して照会応答を決定する前記決定ステ
ップは、該コマンドが標準照会コマンドであることを決
定し、該標準照会コマンドに応答する該照会応答が少な
くとも1つのアドレスのうちの前記所定の1つに関連付
けられた装置に関する装置構成情報であると決定する装
置構成情報決定ステップを含む上記7に記載の接続性交
換シミュレート方法。
【0054】10.前記コンピュータハードウェアコン
ポーネント(106)上の少なくとも1つのアドレス
(108,110,112)のうちの所定の1つに送信
されたコマンドに応答して照会応答を決定する前記決定
ステップは、以下の複数の要素、すなわち a.送信されたコマンドのタイプと、 b.前記少なくとも1つのアドレス(108,110,
112)のうちの前記所定の1つに関連付けられた装置
(114,116,118)がサポートされた装置であ
るか、と、 c.前記少なくとも1つのアドレスのうちの前記所定の
1つがサポートされたアドレスであるか、と、 d.前記少なくとも1つのアドレスのうちの所定の1つ
に関連付けられた前記装置が前記コマンドに対して応答
することができるか、と、に基づいて照会応答を決定す
る照会応答ステップを含む上記7に記載の接続性交換シ
ミュレート方法。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、通信をシミュレートすることにより装置とホ
ストコンピュータとの間の通信ギャップを埋めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置とホストコンピュータとの間の接続性交換
をシミュレートするためのシステムフレンドリな照会応
答をするための接続性交換シミュレート装置を示すブロ
ック図である。
【図2】装置とホストコンピュータとの間の接続性交換
をシミュレートする方法を示す説明図である。
【図3】装置とホストコンピュータとの間の接続性交換
をシミュレートするためのシステムフレンドリな照会応
答のための好適な接続性交換シミュレート装置を示すブ
ロック図である。
【図4】装置とホストコンピュータとの間の接続性交換
をシミュレートするためのシステムフレンドリな照会応
答のための方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100 読出可能媒体 102 プログラムコード 104 ホストコンピュータ 106 コンピュータハードウェアコンポーネント 108,110,112 アドレス 114,116,118 装置 120 装置情報レポジトリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・ジェイ・バイン アメリカ合衆国 コロラド州,グリーレ イ,14ティーエッチ・アベニュー 1801

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置とホストコンピュータとの間の接続
    性交換をシミュレートする接続性交換シミュレート装置
    であって、 a.複数のコンピュータ読出し可能媒体(100)と、 b.該複数のコンピュータ読出し可能媒体に格納された
    コンピュータ読出し可能プログラムコード(102)で
    あって、 i.コンピュータハードウェアコンポーネント(10
    6)上の少なくとも1つのアドレス(108,110,
    112)のうちの所定の1つに送信されたコマンドに応
    答して照会応答を決定し、該照会応答が、少なくとも1
    つのアドレスのうちの該所定の1つに関連付けられた装
    置(114,116,118)が該コマンドに応答する
    ことができるか否かに関係なく決定されるものであるプ
    ログラムコードと、 ii.前記照会応答を前記ホストコンピュータ(10
    4)に戻すようにするプログラムコードと、を含むコン
    ピュータ読出し可能プログラムコード(102)と、を
    備えることを特徴とする接続性交換シミュレート装置。
JP2000325970A 1999-10-29 2000-10-25 接続性交換シミュレート装置 Pending JP2001188716A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223636A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fujitsu Ltd 情報処理システム、機能拡張装置及び制御方法

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