JP2001186430A - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機

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JP2001186430A
JP2001186430A JP36434299A JP36434299A JP2001186430A JP 2001186430 A JP2001186430 A JP 2001186430A JP 36434299 A JP36434299 A JP 36434299A JP 36434299 A JP36434299 A JP 36434299A JP 2001186430 A JP2001186430 A JP 2001186430A
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Japan
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data
digital broadcast
broadcast receiver
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JP36434299A
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Takako Takemura
貴子 竹村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 聴覚障害者によるデジタル放送内容の理解を
容易にするデジタル放送受信機を得る。 【解決手段】 テキスト変換部14は音声認識情報に基
づきテキスト情報に変換する。HDD12には手話単語
に対応する手話アニメーション作成用のCGデータが予
め登録されている。手話アニメーション生成部15は、
テキスト情報を手話単語単位に認識し、認識した各手話
単語に対応するCGデータをHDD12より順次読み出
し、読み出したCGデータに基づき手話単語単位の手話
アニメーションデータを生成する。手話アニメーション
合成回路8は手話アニメーションを合成し、連続したア
ニメーション描写が可能な合成手話アニメーションデー
タを得る。重畳回路部6は映像データに合成手話アニメ
ーションデータを重畳させて重畳映像データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はランダムアクセス
可能な蓄積機能を持ったデジタル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図25は従来のデジタル(テレビ)放送
受信機の構成を示すブロック図である。このような構成
は例えば、特開平10−322622号公報に開示され
ている。同図に示すように、デジタル放送受信機は、ア
ンテナ1、チューナ2、多重分離回路4、映像データ生
成部5、ディスプレイ装置22、音声データ生成部9、
スピーカ23、CPU18a、操作部19a、ROM2
0及びRAM21で構成されており、CPU18aは、
受信機の制御用に設けられており、CPU18aが実行
すべきそのプログラム等を記憶するROM20、CPU
18aが必要とするデータを記憶するRAM21に接続
される。
【0003】アンテナ1がデジタル放送電波を受信する
と、その受信データがチューナ2に入力される。チュー
ナ2は、受信データに対し、周波数変換,デジタル信号
の復調等の処理を行い、その出力データは多重分離回路
4に送られる。多重分離回路4は、チューナ2から送ら
れてくるデータから、原映像データ、原音声データおよ
び番組案内情報をそれぞれ分離する。
【0004】映像データは映像データ生成部5に送ら
れ、映像データ生成部5は原映像データに対しMPEG
2のビデオ復号化処理等の復号処理を施して映像データ
を生成してディスプレイ装置22に送る。一方、原音声
データは音声データ生成部9に送られ、音声データ生成
部9は原音声データに対しMPEG2のオーディオ復号
化処理等の復号処理を施して音声データを生成してスピ
ーカ23に送る。
【0005】また、番組案内情報はCPU18aに送ら
れる。CPU18aの制御下で番組案内情報はRAM2
1に記憶される。CPU18aは、操作部19aからの
指令及びRAM21に記憶された番組案内情報に基づい
て、番組案内画面データまたは番組予約等の各種設定画
面データを生成して、映像データ生成部5に送る。映像
データ生成部5は、番組案内画面データまたは各種設定
画面データに基づく映像データを生成してディスプレイ
装置22に送る。
【0006】ディスプレイ装置22は映像データ生成部
5より受信した映像データに基づき映像表示を行う。ま
た、スピーカ23は音声データ生成部9より受信した音
声データに基づき音声出力を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル放送受
信機は以上のように構成されており、映像表示と音声出
力からなるデジタル放送が提供されるため、聴覚障害者
にとっては、音声認識が難しく放送内容を理解すること
が困難であるという問題点があった。また、音声出力の
他に内容説明用の文字情報が付加された番組が放送され
る場合も、情報量が大きく割愛された文字情報を付加す
るだけでは上記問題点の大きく改善することはできなか
った。
【0008】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、聴覚障害者によるデジタル放送内容の理
解を容易にするデジタル放送受信機を得ることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の本願発明は、映像データ及び音声データを含むデ
ジタル放送データを受信し、前記デジタル放送データか
ら映像データ及び音声データをそれぞれ分離するデータ
分離手段と、手話単語表現用の描画データを手話単語単
位に記憶する記憶手段と、音声データを前記手話単語単
位に認識し、認識した前記音声データに対応する前記描
画データを前記記憶手段から順次読み出して所定のアニ
メーション作成処理を施すことにより手話アニメーショ
ンデータを生成する手話アニメーションデータ生成手段
と、前記映像データに前記手話アニメーションデータを
重畳して重畳映像データを得る重畳手段と、前記重畳映
像データに基づき映像表示を行う映像表示手段とを備え
ている。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
デジタル放送受信機であって、外部操作に基づき、表示
画面上における手話アニメーション表示領域を規定する
手話アニメーション表示位置制御信号を送信する手話ア
ニメーション表示位置制御手段をさらに備え、前記重畳
手段は、前記手話アニメーション表示位置制御信号に基
づき、前記手話アニメーション表示領域に前記手話アニ
メーションが表示されるように、前記映像データに前記
手話アニメーションデータを重畳する。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1あるい
は請求項2記載のデジタル放送受信機であって、前記重
畳手段は前記手話アニメーションがスーパーインポーズ
状態で表示されるように、前記映像データに前記手話ア
ニメーションデータを重畳する。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
請求項3のうちいずれか1項に記載のデジタル放送受信
機であって、前記音声データに基づき、文字情報として
認識可能な表示用テキスト文を規定した表示用テキスト
文情報を生成する表示用テキスト文作成手段をさらに備
え、前記重畳手段は、前記映像データに前記表示用テキ
スト文情報をさらに重畳して前記重畳映像データを得
る。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項4記載の
デジタル放送受信機であって、外部操作に基づき、表示
画面上におけるテロップ表示領域を規定するテロップ表
示位置制御信号を送信するテロップ表示位置制御手段を
さらに備え、前記重畳手段は、前記テロップ表示位置制
御信号に基づき、前記テロップ表示領域に前記表示用テ
キスト文が表示されるように、前記映像データに前記表
示用テキスト文情報を重畳する。
【0014】また、請求項6の発明は、請求項4あるい
は請求項5記載のデジタル放送受信機であって、前記重
畳手段は前記表示用テキスト文がスーパーインポーズ状
態で表示されるように、前記映像データに前記表示用テ
キスト文情報を重畳する。
【0015】また、請求項7の発明は、請求項4ないし
請求項6のうちいずれか1項に記載のデジタル放送受信
機であって、外部操作に基づき、前記表示用テキスト文
の種々の表示形態を指示するテキスト文表示形態制御信
号を送信するテキスト文表示形態制御手段をさらに備
え、前記表示用テキスト文作成手段は、前記テキスト文
表示形態制御信号に基づき表示形態を決定し、該表示形
態を規定した前記表示用テキスト文情報を生成する。
【0016】また、請求項8の発明は、請求項7記載の
デジタル放送受信機であって、前記表示形態は、前記表
示用テキスト文の文字あるいは背景の色を含む。
【0017】また、請求項9の発明は、請求項7記載の
デジタル放送受信機であって、前記表示形態は、前記表
示用テキスト文の文字サイズを含む。
【0018】また、請求項10の発明は、請求項7ない
し請求項9のうちいずれか1項に記載のデジタル放送受
信機であって、前記デジタル放送データは緊急情報を含
み、前記データ分離手段は前記デジタル放送データから
緊急情報を分離し、分離した前記緊急情報を前記表示形
態制御手段に送り、前記緊急情報を受けると、所定の表
示形態で前記緊急情報に基づく前記表示用テキスト文情
報の作成を指示する緊急情報作成指令を前記表示用テキ
スト文作成手段に与える緊急情報表示制御手段をさらに
備え、前記表示用テキスト文作成手段は、前記緊急情報
作成指令を受けると、前記所定の表示形態で前記緊急情
報に基づく前記表示用テキスト文情報を作成する。
【0019】また、請求項11の発明は、請求項4ない
し請求項10のうちいずれか1項に記載のデジタル放送
受信機であって、外部操作に基づき、前記手話アニメー
ションの表示の有無及び前記表示用テキスト文の表示の
有無をそれぞれ独立して指示する表示スイッチング制御
信号を送信する表示スイッチング制御手段と、前記表示
スイッチング制御信号に基づき、前記重畳手段による前
記映像データと前記手話アニメーションデータとの重畳
処理及び前記映像データと前記表示用テキスト文情報と
の重畳処理それぞれの有効/無効を独立して切り換える
スイッチング手段とをさらに備える。
【0020】また、請求項12の発明は、請求項1ない
し請求項11のうちいずれか1項に記載のデジタル放送
受信機であって、前記音声データに基づき音声出力を行
う音声出力手段をさらに備え、前記音声出力手段は、前
記手話アニメーション表示中は音声出力を所定の音量に
自動調整する。
【0021】さらに、請求項13の発明は、請求項4な
いし請求項11のうちいずれか1項に記載のデジタル放
送受信機であって、前記音声データに基づき音声出力を
行う音声出力手段をさらに備え、前記表示用テキスト文
表示中は音声出力を所定の音量に自動調整する。
【0022】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1はこの発明
の実施の形態1であるデジタル放送受信機の構成を示す
ブロック図である。
【0023】同図において、アンテナ1はデジタル放送
データを受信する。チューナ2は、アンテナ1より得ら
れるデジタル放送データに対し、周波数変換,デジタル
信号の復調等の処理を行ってTS(Transport Stream)
データを得てコントロール回路3に送る。
【0024】コントロール回路3はシステムCPU18
の制御下でTSデータを多重分離回路4に送る。また、
コントロール回路3はシステムCPU18の制御下でT
SデータをHDD(ハードディスクドライブ)12に格
納したり、HDD12に格納されたTSデータを読み出
して多重分離回路4に送ったりすることもできる。
【0025】多重分離回路4は、TSデータから原映像
データ及び原音声データをそれぞれ分離し、原映像デー
タを映像データ生成部5に、原音声データを音声データ
生成部9に送る。
【0026】映像データ生成部5は、多重分離回路4か
ら得た原映像データに対しMPEG2のビデオ復号化処
理等の復号処理を施して映像データを生成し、システム
CPU18の制御下でフレームメモリ24に映像データ
を一時的に記憶するとともに、遅延時間ΔT1経過後に
フレームメモリ24に記憶された映像データを読み出し
て重畳回路部6に送る。
【0027】音声データ生成部9は、多重分離回路4か
ら得た原音声データに対しMPEG2のオーディオ復号
化処理等の復号処理を施すことにより音声データを生成
して遅延回路10及び音声認識部13に送る。
【0028】音声認識部13は、音声データ生成部9が
生成した音声データを音声認識して、音声認識情報をテ
キスト変換部14に送信する。テキスト変換部14は音
声認識情報に基づき、文字情報として理解可能なテキス
トに変換してテキスト情報を得、テキスト情報を手話ア
ニメーション生成部15に送信する。
【0029】一方、HDD12には、手話で表現可能な
手話単語に対応する手話アニメーション作成用のCG
(コンピュータグラフィック)データが予め登録されて
いる。
【0030】手話アニメーション生成部15は、テキス
ト情報を手話単語単位に認識し、認識した各手話単語に
対応するCGデータをHDD12より順次読み出し、読
み出したCGデータに基づく既存の連続画像生成処理を
施す等により、手話単語単位のアニメーション描写が可
能な手話アニメーションデータを生成して手話アニメー
ション合成回路8に送る。
【0031】手話アニメーション合成回路8は手話アニ
メーション生成部15より得た手話アニメーションを合
成し、連続したアニメーション描写が可能な合成手話ア
ニメーションデータを得る。
【0032】重畳回路部6は映像データ生成部5より得
た映像データに、手話アニメーション合成回路8より得
た合成手話アニメーションデータを重畳させて重畳映像
データをAV同期回路7aに送る。
【0033】一方、AV同期回路7bは音声データ生成
部9より遅延回路10を介して得た音声データを受け
る。遅延回路10は音声データが音声認識部13,テキ
スト変換部14,手話アニメーション生成部15,手話
アニメーション合成回路8,及びHDD12による合成
手話アニメーションデータ生成処理の処理時間に映像デ
ータ生成部5及び重畳回路部6による重畳映像データ生
成時間と音声データ生成部9による音声データ生成時間
との差を考慮した遅延時間ΔT2分、音声データの信号
伝搬時間を遅延させる。
【0034】AV同期回路7a及びAV同期回路7bは
互いに微小な信号遅延が可能であり、AV同期回路7a
あるいはAV同期回路7bの微調整を行うことにより、
重畳映像データ及び音声データ間で正確な同期をとっ
て、重畳映像データ及び音声データをディスプレイ装置
22及びスピーカ23(アンプ11を含む)に送ること
ができる。
【0035】ディスプレイ装置22はAV同期回路7a
5より受信した映像データに基づき映像表示を行う。な
お、ディスプレイ装置22は映像データに対するD/A
変換機能を内蔵している。
【0036】同時に、スピーカ23はAV同期回路7b
からの音声データがアンプ11を介して増幅されて得ら
れる音声データに基づき音声出力を行う。アンプ11は
音声データに対するD/A変換機能を有している。
【0037】CPU18は、操作部19から得られる指
令等に基づいて、デジタル放送受信機を構成するすべて
の構成部に制御可能に接続される。なお、システムCP
U18による制御関係については図1には図示しない。
他の実施の形態のブロック図においてもシステムCPU
18による制御関係は図示しない。
【0038】また、システムCPU18はROM20及
びRAM21とも接続される。ROM20はCPU18
が実行すべきそのプログラム等を記憶している。RAM
21はCPU18が必要とするデータを記憶する。
【0039】なお、TSデータが番組案内情報を含む場
合、多重分離回路4によって番組案内情報を分離してシ
ステムCPU18に与え、CPU18の制御下で番組案
内情報をRAM21に記憶させ、操作部19からの指令
及びRAM21に記憶された番組案内情報に基づいて、
番組案内画面データまたは番組予約等の各種設定画面デ
ータを生成して、映像データ生成部5に直接送り、番組
案内情報等をディスプレイ装置22に表示するように構
成しても良い。
【0040】図2は実施の形態1のデジタル放送受信機
の受信動作を示すフローチャートである。以下、同図を
参照して受信動作を説明する。
【0041】まず、ステップS1で、チューナ2は、ア
ンテナ1から受信されるデジタル放送データに対して、
周波数変換、デジタル復調等の処理を施すことにより、
TSデータを取得する。
【0042】次に、ステップS2で、多重分離回路4
は、チューナ2からコントロール回路3を介して得られ
るTSデータを原映像データ及び原音声データにそれぞ
れ分離する。
【0043】そして、ステップS3で、映像データ生成
部5は、多重分離後の原映像データに対して復号処理を
施し映像データを生成し、生成した映像データをフレー
ムメモリ24に一時的に記憶させておき、システムCP
U18の制御下で、ステップS5〜S8で実行される合
成手話アニメーションデータ生成処理に要する遅延時間
ΔT1の経過後にフレームメモリ24に記憶された映像
データを順次読み出し、重畳回路部6に送る。
【0044】一方、ステップS3に並行してステップS
4で、音声データ生成部9は原音声データに対して復号
処理を施して音声データを生成し、遅延回路10で音声
データを遅延時間ΔT2遅延させた後、AV同期回路7
bに送る。
【0045】この遅延時間ΔT2は、映像データ生成部
5及び重畳回路部6による重畳映像データ生成処理時間
をT5、音声データ生成部9による音声データ生成処理
時間をT9とすると、遅延時間ΔT2=ΔT1+T5−
T9を満足する。すなわち、合成手話アニメーションデ
ータ生成処理時間(遅延時間ΔT1)に、音声データ処
理時間と重畳映像データ処理時間との時間差を考慮した
遅延時間ΔT2を設定している。
【0046】また、ステップS3及びステップS4に並
行して、音声認識部13、テキスト変換部14、手話ア
ニメーション生成部15、手話アニメーション合成回路
8及びHDD12によって実行されるステップS5〜S
8からなる合成手話アニメーションデータ生成処理が実
行される。
【0047】まず、ステップS5で音声認識部13は、
音声データ生成部9を得た音声データを音声認識して音
声認識情報に変換する。
【0048】そして、ステップS6において、テキスト
変換部14は音声認識情報に基づき文章情報として理解
可能なテキスト情報に変換する。
【0049】その後、ステップS7において、手話アニ
メーション生成部15は、認識した各手話単語に対応す
るCGデータをHDD12より順次読み出し、読み出し
たCGデータに基づき手話単語単位のアニメーション描
写が可能な手話アニメーションデータを生成して手話ア
ニメーション合成回路8に送る。
【0050】さらに、ステップS8において、手話アニ
メーション合成回路8は、手話アニメーション生成部1
5から得られる手話アニメーションデータを合成して、
連続的なアニメーション描写が可能な)合成手話アニメ
ーションデータを得る。
【0051】これらステップS5〜S8からなる合成手
話アニメーションデータ生成処理時間は、映像データ生
成部5のフレームメモリ24からの読み出し遅延時間Δ
T1と一致するように、必要に応じてステップS5〜S
8間で時間調整される。
【0052】そして、ステップS9において、重畳回路
部6は、映像データ生成部5から得た映像データに手話
アニメーション合成回路8より得た合成手話アニメーシ
ョンデータを重畳して、重畳映像データを得る。この
時、映像データ生成部5から送られる映像データは、ス
テップS5〜S8で実行される合成手話アニメーション
データ生成処理に相当する遅延時間ΔT1遅らせている
ため、映像データと合成手話アニメーションデータとの
同期がとれる。
【0053】その後、ステップS10において、ディス
プレイ装置22は、重畳回路部6よりAV同期回路7a
を介して得られる重畳映像データに基づく映像表示を行
い、同時にスピーカ23は、音声データ生成部9より遅
延回路10、AV同期回路7a及びアンプ11を介して
得られる音声データに基づく音声出力を行う。
【0054】その結果、図12に示すように、画面31
にデジタル放送内容の映像(図12では日本の天気)と
共に画面31の一部にデジタル放送内容を説明する手話
アニメーション25が表示される。
【0055】このとき、合成手話アニメーションデータ
生成処理時間(遅延時間ΔT1)に、音声データ処理時
間と映像データ処理時間との時間差を考慮した時間に遅
延回路10の遅延時間ΔT2を設定することにより、重
畳映像データと音声データとの同期がとれる。
【0056】なお、AV同期回路7a及び7bそれぞれ
で信号遅延時間の微調整が可能であるため、デジタル放
送受信機製造後に重畳映像データと音声データとの間に
時間的なズレが生じた場合でも、微調整により正確な同
期をとることができる。
【0057】このように、文字情報に比べ単位時間当た
りの情報量が豊富な手話アニメーション25を画面31
に追加表示することにより、聴覚障害者であっても容易
にデジタル放送内容を理解することができる。
【0058】<実施の形態2>図3はこの発明の実施の
形態2であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0059】同図に示すように、実施の形態2のデジタ
ル放送受信機は、重畳回路部6内に位置設定回路16a
を有している。位置設定回路16aはシステムCPU1
8の制御下で手話アニメーション25の画面31内の表
示領域の位置を設定することができる。また、簡易操作
部としてシステムCPU18にアクセス可能なリモコン
27がさらに具備されている。なお、他の構成は図1で
示したデジタル放送受信機と同様であるため、説明は省
略する。
【0060】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27から手話アニメーション表示
時における手話アニメーション表示領域の表示位置の移
動を指示するコントロール信号をシステムCPU18に
与える。すると、コントロール信号に基づきシステムC
PU18から位置設定回路16aを制御できるように構
成されているため、手話アニメーションの表示位置を図
13に示すように移動させながら所望の位置に手話アニ
メーション表示領域を設定することができる。
【0061】図13の例では、ディスプレイ装置22に
映し出された画面31上の右上、真上、左上、左下、真
下、右下のいずれかに手話アニメーション25を重畳表
示できる。すなわち、視聴者がリモコン27を操作し、
画面31上の右上、真上、左上、左下、真下、右下の順
に手話アニメーション25の表示領域を移動させて、所
望の手話アニメーション表示領域で手話アニメーション
25を表示させることができる。
【0062】また、合成手話アニメーションデータの重
畳処理等の受信動作については図2で示した実施の形態
1の受信動作と同様であるため説明を省略する。
【0063】<実施の形態3>図4はこの発明の実施の
形態3であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0064】同図に示すように、実施の形態3のデジタ
ル放送受信機は、重畳回路部6内にスーパーインポーズ
回路16bを有している。スーパーインポーズ回路16
bは実施の形態2の位置設定回路16aの手話アニメー
ションの表示領域の位置設定機能に加え、システムCP
U18の制御下で手話アニメーションを背景付き状態あ
るいはスーパーインポーズ状態(CG画像のみが画面上
に焼き付けられた状態)で設定する機能を有する。な
お、他の構成は図3で示した実施の形態2のデジタル放
送受信機と同様であるため、説明は省略する。
【0065】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27から手話アニメーション表示
時における表示状態(背景付き状態あるいはスーパーイ
ンポーズ状態)及び表示位置の移動を指示するコントロ
ール信号をシステムCPU18に与えると、実施の形態
2同様、手話アニメーション26の表示領域の位置を図
13あるいは図14に示すように移動させながら設定す
ることができる。
【0066】さらに、実施の形態3のデジタル放送受信
機は、図14に示すように、スーパーインポーズ状態で
手話アニメーション26を画面31上に表示させること
により、デジタル放送における映像の情報損失を必要最
小限に抑えることができる。
【0067】<実施の形態4>図5はこの発明の実施の
形態4であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0068】同図に示すように、実施の形態4のデジタ
ル放送受信機は、重畳回路部6内にテロップ表示回路1
6cを有している。テロップ表示回路16cは実施の形
態2の位置設定回路16aの手話アニメーションの表示
領域の位置設定機能に加え、システムCPU18の制御
下でテロップ情報を生成機能を有し、重畳回路部6はテ
ロップ表示回路16cで生成されたテロップ情報も映像
データに重畳する機能を有する。
【0069】以下、その詳細について説明する。HDD
12には文字のフォントデータが予め格納されている。
テキスト変換部14に代わって設けられるテキスト変換
部14aは、音声認識情報に基づき文字情報として視覚
認識可能な表示用テキスト文を作成する機能を有してい
る。すなわち、テキスト変換部14aはテキスト文情報
及びフォントデータに基づき表示用テキスト文字を規定
する表示用テキスト文字情報を作成してテロップ表示回
路16cに送る。また、テキスト変換部14aは、テキ
スト変換部14と同様にテキスト情報を手話アニメーシ
ョン生成部15に送る。したがって、テロップ表示回路
16cは表示用テキスト文情報に基づきテロップ情報を
生成することができる。重畳回路部6は、テロップ表示
回路16cで生成されたテロップ情報を、フレームメモ
リ24でバッファされた映像データに重畳する。
【0070】なお、テキスト変換部14aからの表示用
テキスト文情報の送信タイミングを、合成手話アニメー
ションデータ生成処理時間に合わせることにより、映像
データと合成手話アニメーションデータと表示用テキス
ト文字情報との同期がとれる。また、他の構成は図3で
示した実施の形態2のデジタル放送受信機と同様である
ため、説明は省略する。
【0071】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27から手話アニメーション表示
領域の位置の移動及びテロップの表示の有無を指示する
コントロール信号をシステムCPU18に与えると、実
施の形態2同様、手話アニメーション26の表示領域の
位置を図13に示すように移動させながら設定すること
ができる。
【0072】さらに、実施の形態4のデジタル放送受信
機は、図15に示すように、画面31上に音声データに
基づく表示用テキスト文情報であるテロップ32を画面
31上に表示することにより、視聴者は音声データの内
容を文字情報として視覚認識することができる。
【0073】<実施の形態5>図6はこの発明の実施の
形態5であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0074】同図に示すように、実施の形態5のデジタ
ル放送受信機は、重畳回路部6内にテロップ表示回路1
6dを有している。テロップ表示回路16dは、テロッ
プ表示回路16cの機能に加え、システムCPU18の
制御下で、テロップ表示領域の位置設定機能、及びテロ
ップを背景状態あるいはスーパーインポーズ状態で設定
する機能を有する。なお、他の構成は図5で示した実施
の形態4のデジタル放送受信機と同様であるため、説明
は省略する。
【0075】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27からテロップ表示時における
表示仕様(背景付き状態あるいはスーパーインポーズ状
態)及びテロップ表示領域の位置の移動を指示するコン
トロール信号をシステムCPU18に与えると、図16
に示すように背景付状態のテロップ32の表示位置を画
面31上で上下移動させながら設定したり、図17に示
すようにスーパーインポーズ状態のテロップ33の表示
位置を画面31上で上下移動させながら設定したりする
ことができる。スーパーインポーズ状態のテロップ33
はデジタル放送番組における映像の情報損失を必要最小
限に抑えることができる。
【0076】<実施の形態6>図7はこの発明の実施の
形態6であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0077】同図に示すように、実施の形態6のデジタ
ル放送受信機は、重畳回路部6内にテロップ表示回路1
6eを有している。テロップ表示回路16eは、テロッ
プ表示回路16dの機能の他に、システムCPU18の
制御下で、テロップの文字や背景の色(赤、黄、青、
緑、シアン、マゼンダ、白、黒、灰、無色(スーパーイ
ンポーズ時のバックのみ))を設定する機能を有する。
なお、他の構成は図6で示した実施の形態5のデジタル
放送受信機と同様であるため、説明は省略する。
【0078】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27からテロップ表示時における
文字色及び背景色を指示するコントロール信号をシステ
ムCPU18に与えると、図18に示すように、指定さ
れた文字種及び背景色でテロップ34を画面31上に表
示させることができる。
【0079】<実施の形態7>図8はこの発明の実施の
形態7であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0080】同図に示すように、実施の形態7のデジタ
ル放送受信機は、基本的に図6で示した実施の形態5の
構成と同じである。
【0081】ただし、以下の点が異なる。HDD12に
は表示用テキスト文の表示形態の一つである複数種の文
字サイズのフォントデータが予め格納されており、テキ
スト変換部14bは、システムCPU18の制御下で、
テキスト文情報及び指定された文字サイズのフォントデ
ータに基づき表示用テキスト文字情報を作成して、この
表示用テキスト文字情報をテロップ表示回路16dに送
る。したがって、テロップ表示回路16dは表示用テキ
スト文情報に基づき指定された文字サイズのテロップ情
報を生成することができる。なお、他の構成は図6で示
した実施の形態5のデジタル放送受信機と同様であるた
め、説明は省略する。
【0082】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27からテロップ表示時における
文字サイズを指示するコントロール信号をシステムCP
U18に与えると、システムCPU18の制御下でテキ
スト変換部14bで生成する表示用テキスト文情報の文
字サイズが指定されることにより、図19に示すよう
に、視聴者の所望する文字サイズでテロップ35を画面
31上に表示させることができる。
【0083】<実施の形態8>図9はこの発明の実施の
形態8であるデジタル放送受信機の構成を示すブロック
図である。
【0084】同図に示すように、実施の形態8のデジタ
ル放送受信機の多重分離回路4aはTSデータに緊急文
字情報が含まれる場合、その緊急文字情報をシステムC
PU18に伝達する機能をさらに備えている。
【0085】システムCPU18は、緊急文字情報を受
けると、当該緊急文字情報をテキスト変換部14cに送
るとともに、最大文字サイズでの緊急文字情報に基づく
表示用テキスト文字情報の作成を指示する緊急情報作成
指令をテキスト変換部14cに与える。
【0086】テキスト変換部14cは、緊急情報作成指
令を受けると、システムCPU18の制御下で、最大文
字サイズのフォントデータを用いて緊急文字情報に基づ
く表示用テキスト文字情報を作成してテロップ表示回路
16dに送る。したがって、テロップ表示回路16dは
緊急文字情報に対応する表示用テキスト文情報に基づき
最大文字サイズの緊急テロップ情報を生成することがで
きる。なお、他の構成は図6で示した実施の形態5のデ
ジタル放送受信機と同様であるため、説明は省略する。
【0087】このような構成において、TSデータに緊
急文字情報が含まれていると、テキスト変換部14Cに
おいて、システムCPU18の制御下で緊急文字情報に
対応する最大文字サイズの表示用テキスト文情報が生成
されることにより、図9に示すように、聴覚障害者,健
常者に関係なく視聴者が確実に認識できる最大文字サイ
ズの緊急テロップ36を画面31上に表示させることが
できる。
【0088】なお、実施の形態8のデジタル放送受信機
では、緊急情報を多重分離回路4からシステムCPU1
8に伝達する構成を示したが、チューナ2に緊急情報認
識機能をもたせ、チューナ2からシステムCPU18に
緊急情報を伝達するように構成することも考えられる。
【0089】<実施の形態9>図10はこの発明の実施
の形態9であるデジタル放送受信機の構成を示すブロッ
ク図である。
【0090】同図に示すように、実施の形態9のデジタ
ル放送受信機は、重畳回路部6と手話アニメーション合
成回路8及びテキスト変換部14との間にスイッチ回路
28が介挿されており、スイッチ回路28はシステムC
PU18の制御下で、手話アニメーション合成回路8で
生成される合成手話アニメーションデータの重畳回路部
6への伝達及びテキスト変換部14bで生成される表示
用テキスト情報のテロップ表示回路16dへの伝達の制
御を行う。
【0091】具体的には図24に示すシステムCPU1
8からの指令1〜指令4に制御を行う。例えば、指令1
の場合、合成手話アニメーションデータ及び表示用テキ
スト文情報の伝達を行い(ON)、指令3の場合、合成
手話アニメーションデータの伝達は行わず(OFF)、
表示用テキスト文情報の伝達は行う(ON)。なお、他
の構成は図8で示した実施の形態7のデジタル放送受信
機と同様であるため、説明は省略する。
【0092】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27から図24の指令パターン
(指令1〜指令4)からいずれかの指令を指示するコン
トロール信号をシステムCPU18に与えると、システ
ムCPU18の制御下でスイッチ回路28が合成手話ア
ニメーションデータ及び表示用テキスト文情報の伝達制
御を行うことにより、指令1の場合は図19に示すよう
にテロップ35及び手話アニメーション25の表示を行
い、指令2の場合は図21に示すように手話アニメーシ
ョン25の表示のみ行い、指令3の場合は図22に示す
ようにテロップ35の表示のみ行い、指令4の場合は手
話アニメーション25及びテロップ35を共に画面31
上に表示しない状態に設定することができる。
【0093】<実施の形態10>図11はこの発明の実
施の形態10であるデジタル放送受信機の構成を示すブ
ロック図である。
【0094】同図に示すように、実施の形態10のデジ
タル放送受信機は、アンプ11の増幅率を制御すること
によりスピーカ23から出力される音声ボリュームが制
御可能な音声ボリュームコントロール部17を備えてい
る。
【0095】音声ボリュームコントロール部17は、R
AM21に内蔵されたプログラムを実行するシステムC
PU18の制御下で、手話アニメーション出力中及び外
部出力中、スピーカ23の音量が工場出荷設定音量にな
るようアンプ11の増幅率を制御する。なお、他の構成
は図10で示した実施の形態9のデジタル放送受信機と
同様であるため、説明は省略する。
【0096】このような構成において、視聴者が操作部
19あるいはリモコン27から手話アニメーションの表
示あるいはテロップの表示を指示するコントロール信号
をシステムCPU18に与えると、システムCPU18
の制御下で音声ボリュームコントロール部17がスピー
カ23の音量が工場出荷設定音量になるようにアンプ1
1の増幅率を制御する。
【0097】したがって、聴覚障害者が音声ボリューム
を必要以上に上げてしまい、そのことに気づかない状態
が生じても、手話アニメーション表示状態あるいはテロ
ップ表示状態にすれば自動的に適度な工場出荷設定音量
に設定されるため、聴覚に障害のない周囲の人に迷惑を
かけることなく、バリアフリーな環境を提供することが
できる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載のデジタル放送受信機における手話アニメ
ーションデータ生成手段によって音声データに基づく手
話アニメーションデータが生成され、その手話アニメー
ションデータが映像データに重畳される。
【0099】したがって、映像表示手段によって表示さ
れる画面には、映像データに基づく放送用の映像と共に
音声データに基づく手話アニメーションが表示されるた
め、音声出力に代えて情報量豊富な手話アニメーション
を認識することにより、聴覚障害者がデジタル放送の内
容を容易に理解することができる。
【0100】請求項2記載のデジタル放送受信機は、外
部操作によって、表示画面上における手話アニメーショ
ン表示領域を設定することができる。
【0101】請求項3記載のデジタル放送受信機は、手
話アニメーションをスーパーインポーズ状態で表示する
ことにより、映像データに基づく放送映像の情報損失を
必要最小限に抑えることができる。
【0102】請求項4記載のデジタル放送受信機は、音
声データに基づく表示用テキスト文を表示することによ
り、音声データの内容を文字情報として視覚認識でき
る。
【0103】請求項5記載のデジタル放送受信機は、外
部操作によって、表示画面上における表示用テキスト文
が表示されるテロップ表示領域を設定することができ
る。
【0104】請求項6記載のデジタル放送受信機は、表
示用テキスト文をスーパーインポーズ状態で表示するこ
とにより、放送映像の情報損失を必要最小限に抑えるこ
とができる。
【0105】請求項7記載のデジタル放送受信機は、外
部操作によって、表示用テキスト文の表示形態を設定す
ることができる。
【0106】請求項8記載のデジタル放送受信機は、外
部操作によって、表示用テキスト文の文字あるいは背景
の色を設定することができる。
【0107】請求項9記載のデジタル放送受信機は、外
部操作によって、表示用テキスト文の文字サイズを設定
することができる。
【0108】請求項10記載のデジタル放送受信機は、
緊急情報を受けると、自動的に所定の表示形態で緊急情
報に基づく表示用テキスト文を表示させることができ
る。したがって、所定の表示形態として大きな文字サイ
ズや派手な色の背景色等を設定することにより、聴覚障
害者,健常者が共に緊急情報を確実に認識することがで
きる。
【0109】請求項11記載のデジタル放送受信機は、
外部操作によって、手話アニメーションの表示の有無及
び表示用テキスト文の表示の有無をそれぞれ独立して設
定することができる。
【0110】請求項12記載のデジタル放送受信機は、
聴覚障害者が音量を必要以上に上げてしまい、そのこと
に気づかない状態が生じても、手話アニメーション表示
状態にすればデジタル放送受信機が自動的に所定の音量
に自動調整することにより、聴覚に障害のない周囲の人
に迷惑をかけることなく、バリアフリーな環境を提供す
ることができる。
【0111】請求項13記載のデジタル放送受信機は、
表示用テキスト文の表示状態にすればデジタル放送受信
機が自動的に所定の音量に自動調整することにより、請
求項12記載のデジタル放送受信機と同様、バリアフリ
ーな環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1のデジタル放送受信機の受信動
作の流れを示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態8であるデジタル放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態9であるデジタル放
送受信機の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態10であるデジタル
放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態1のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図13】 実施の形態2のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図14】 実施の形態3のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図15】 実施の形態4のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図16】 実施の形態5のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図17】 実施の形態5のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図18】 実施の形態6のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図19】 実施の形態7及び実施の形態9のデジタル
放送受信機による表示例を示す説明図である。
【図20】 実施の形態8のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図21】 実施の形態9のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図22】 実施の形態9のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図23】 実施の形態9のデジタル放送受信機による
表示例を示す説明図である。
【図24】 実施の形態9のスイッチ回路に与える指令
パターンを示す説明図である。
【図25】 従来のデジタル(テレビ)放送受信機の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
4,4a 多重分離回路、5 映像データ生成部、6
重畳回路部、8 手話アニメーション合成回路、9 音
声データ生成部、10 遅延回路、11 アンプ、12
HDD、13 音声認識部、14,14a〜14c
テキスト変換部、15 手話アニメーション生成部、1
6a 位置設定回路、16b スーパーインポーズ回
路、16c〜16e テロップ表示回路、17 音声ボ
リュームコントロール部、18 システムCPU18、
28 スイッチ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA25 BA28 CA09 CA10 CB07 CB10 DA01 5C063 AB03 AB05 AC01 AC05 CA20 CA23 CA29 CA40 DA03 5D015 BB01 KK01 9A001 BB04 HH17 HH28 HH34 JJ71 KK45

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データ及び音声データを含むデジタ
    ル放送データを受信し、前記デジタル放送データから映
    像データ及び音声データをそれぞれ分離するデータ分離
    手段と、 手話単語表現用の描画データを手話単語単位に記憶する
    記憶手段と、 音声データを前記手話単語単位に認識し、認識した前記
    音声データに対応する前記描画データを前記記憶手段か
    ら順次読み出して所定のアニメーション作成処理を施す
    ことにより手話アニメーションデータを生成する手話ア
    ニメーションデータ生成手段と、 前記映像データに前記手話アニメーションデータを重畳
    して重畳映像データを得る重畳手段と、 前記重畳映像データに基づき映像表示を行う映像表示手
    段と、を備えるデジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタル放送受信機であ
    って、 外部操作に基づき、表示画面上における手話アニメーシ
    ョン表示領域を規定する手話アニメーション表示位置制
    御信号を送信する手話アニメーション表示位置制御手段
    をさらに備え、 前記重畳手段は、前記手話アニメーション表示位置制御
    信号に基づき、前記手話アニメーション表示領域に前記
    手話アニメーションが表示されるように、前記映像デー
    タに前記手話アニメーションデータを重畳する、デジタ
    ル放送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2記載のデジタ
    ル放送受信機であって、 前記重畳手段は前記手話アニメーションがスーパーイン
    ポーズ状態で表示されるように、前記映像データに前記
    手話アニメーションデータを重畳する、デジタル放送受
    信機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のうちいずれか
    1項に記載のデジタル放送受信機であって、 前記音声データに基づき、文字情報として認識可能な表
    示用テキスト文を規定した表示用テキスト文情報を生成
    する表示用テキスト文作成手段をさらに備え、 前記重畳手段は、前記映像データに前記表示用テキスト
    文情報をさらに重畳して前記重畳映像データを得る、デ
    ジタル放送受信機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデジタル放送受信機であ
    って、 外部操作に基づき、表示画面上におけるテロップ表示領
    域を規定するテロップ表示位置制御信号を送信するテロ
    ップ表示位置制御手段をさらに備え、 前記重畳手段は、前記テロップ表示位置制御信号に基づ
    き、前記テロップ表示領域に前記表示用テキスト文が表
    示されるように、前記映像データに前記表示用テキスト
    文情報を重畳する、デジタル放送受信機。
  6. 【請求項6】 請求項4あるいは請求項5記載のデジタ
    ル放送受信機であって、 前記重畳手段は前記表示用テキスト文がスーパーインポ
    ーズ状態で表示されるように、前記映像データに前記表
    示用テキスト文情報を重畳する、デジタル放送受信機。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし請求項6のうちいずれか
    1項に記載のデジタル放送受信機であって、 外部操作に基づき、前記表示用テキスト文の種々の表示
    形態を指示するテキスト文表示形態制御信号を送信する
    テキスト文表示形態制御手段をさらに備え、 前記表示用テキスト文作成手段は、前記テキスト文表示
    形態制御信号に基づき表示形態を決定し、該表示形態を
    規定した前記表示用テキスト文情報を生成する、デジタ
    ル放送受信機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデジタル放送受信機であ
    って、 前記表示形態は、前記表示用テキスト文の文字あるいは
    背景の色を含む、デジタル放送受信機。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のデジタル放送受信機であ
    って、 前記表示形態は、前記表示用テキスト文の文字サイズを
    含む、デジタル放送受信機。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし請求項9のうちいずれ
    か1項に記載のデジタル放送受信機であって、 前記デジタル放送データは緊急情報を含み、 前記データ分離手段は前記デジタル放送データから緊急
    情報を分離し、分離した前記緊急情報を前記表示形態制
    御手段に送り、 前記緊急情報を受けると、所定の表示形態で前記緊急情
    報に基づく前記表示用テキスト文情報の作成を指示する
    緊急情報作成指令を前記表示用テキスト文作成手段に与
    える緊急情報表示制御手段をさらに備え、 前記表示用テキスト文作成手段は、前記緊急情報作成指
    令を受けると、前記所定の表示形態で前記緊急情報に基
    づく前記表示用テキスト文情報を作成する、デジタル放
    送受信機。
  11. 【請求項11】 請求項4ないし請求項10のうちいず
    れか1項に記載のデジタル放送受信機であって、 外部操作に基づき、前記手話アニメーションの表示の有
    無及び前記表示用テキスト文の表示の有無をそれぞれ独
    立して指示する表示スイッチング制御信号を送信する表
    示スイッチング制御手段と、 前記表示スイッチング制御信号に基づき、前記重畳手段
    による前記映像データと前記手話アニメーションデータ
    との重畳処理及び前記映像データと前記表示用テキスト
    文情報との重畳処理それぞれの有効/無効を独立して切
    り換えるスイッチング手段とをさらに備える、デジタル
    放送受信機。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のうちいず
    れか1項に記載のデジタル放送受信機であって、 前記音声データに基づき音声出力を行う音声出力手段を
    さらに備え、前記音声出力手段は、前記手話アニメーシ
    ョン表示中は音声出力を所定の音量に自動調整する、 デジタル放送受信機。
  13. 【請求項13】 請求項4ないし請求項11のうちいず
    れか1項に記載のデジタル放送受信機であって、 前記音声データに基づき音声出力を行う音声出力手段を
    さらに備え、前記表示用テキスト文表示中は音声出力を
    所定の音量に自動調整する、デジタル放送受信機。
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