JP2001184325A - 通信制御装置、プロセッサモジュール及び記録媒体 - Google Patents

通信制御装置、プロセッサモジュール及び記録媒体

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JP2001184325A
JP2001184325A JP36950599A JP36950599A JP2001184325A JP 2001184325 A JP2001184325 A JP 2001184325A JP 36950599 A JP36950599 A JP 36950599A JP 36950599 A JP36950599 A JP 36950599A JP 2001184325 A JP2001184325 A JP 2001184325A
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Futoshi Koga
太 古賀
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプロセッサモジュールからなる通信制
御装置において、故障プロセッサモジュールが実行中の
処理自体を他のプロセッサが引き継ぐことを目的とす
る。 【解決手段】 各プロセッサモジュールが制御情報を生
成するローカルメモリと、生成された制御情報を他のプ
ロセッサモジュールへ送信する送信手段と、当該他のプ
ロセッサモジュールと異なる他のプロセッサモジュール
が生成した制御情報を受信する受信手段と、受信した制
御情報を上記ローカルメモリに記憶する記録手段とを備
えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信制御装置、
プロセッサモジュール及び記録媒体に係り、さらに詳し
くは、複数のプロセッサモジュールからなる通信制御装
置(例えば交換機や中継機等)、この通信制御装置を構
成する各プロセッサモジュール等の改良であって、通信
制御装置の冗長方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話交換機や、中継機などの通信制御装
置では、各通話の制御情報である回線情報を短時間に大
量に処理する必要がある。このため、この様な通信制御
装置には複数プロセッサが用いられ、各プロセッサは、
一般に主記憶(ローカルメモリ)等の周辺回路を備えた
交換可能なプロセッサモジュールとして提供される。
【0003】また、この種の通信制御装置では、プロセ
ッサモジュールに故障が発生すると、電話が不通になる
などの社会的にインパクトの大きい問題が発生する。こ
のため、回線情報を多重に持ち、いずれかのプロセッサ
モジュールに故障が発生した場合であっても、正常なプ
ロセッサモジュールが多重化された回線情報をもとに処
理を引継ぎ、通話サービスを可能な限り継続することが
求められる。
【0004】このような高い信頼性を得るために複数プ
ロセッサで構成された装置が特開平10−307801
号公報に開示されている。図20は、上記公報に記載の
データ更新システムである。該装置は、故障発生時に正
常なプロセッサが引継ぐべきデータを共用メモリMC上
に保持し、各プロセッサモジュールMD1〜MD3上の
ローカルメモリM1〜M3に共用メモリMC上のデータ
を定期的にコピーし、データの変更がない間は、各モジ
ュールMD1〜MD3上のローカルメモリM1〜M3を
参照することにより、共用メモリMCへのアクセスを減
らし、装置全体の性能向上を図るものである。
【0005】この装置は、共用メモリMCへのアクセス
をローカルメモリM1〜M3へのデータコピーにより減
じるものであるが、共用メモリ装置は必須の装置とな
る。また、プロセッサ数を増加していった時には、やは
り共用メモリへのアクセスが増加して性能上のボトルネ
ックになると共に、共用メモリ自体の容量を動的に変更
又は追加できないという問題があった。
【0006】また、特開平7−295847号公報に
は、共用メモリを用いない耐故障コンピュータシステム
が開示されている。このシステムは、各プロセッサモジ
ュールが、ダウンロード領域と実行プログラム領域から
なるメモリを備え、実行プログラムを実行プログラム領
域へダウンロードする際に、他のプロセッサモジュール
のダウンロード領域を介して行うことによって、他のプ
ロセッサモジュール内に実行プログラムのコピーを予め
格納している。
【0007】このシステムでは、実行プログラムを各プ
ロセッサモジュールで分散して保持し、いずれかのプロ
セッサモジュールが故障した場合には、その実行プログ
ラムをダウンロード領域に格納したプロセッサモジュー
ルがこれを実行してカバーしている。つまり、共用メモ
リを用いないので、データアクセスの集中を防ぎ、必要
なメモリ容量をプロセッサモジュールの追加により確保
できる。
【0008】しかしながら、このシステムは、ダウンロ
ード時に実行プログラムの引き継ぎを行っており、デー
タなどの制御情報を引き継ぐことはできない。このた
め、故障プロセッサモジュールが実行中の処理自体を他
のプロセッサが引き継ぐことはできない。
【0009】また、故障したプロセッサモジュールが修
復される前に、カバーしているプロセッサモジュールに
故障が発生した場合や、故障したプロセッサモジュール
のダウンロード領域に実行プログラムが格納されている
プロセッサモジュールが故障した場合の様に、故障が重
複して発生した場合には対処できない。すなわち、いず
れかのプロセッサモジュールに故障が発生することによ
りシステム全体の信頼性が低下する。
【0010】さらに、上記システムは、各プロセッサモ
ジュールへの負荷配分が考慮されていない。例えば、故
障したプロセッサモジュールと、それをカバーするプロ
セッサモジュールの関係が、実行プログラムのダウンロ
ード時に固定化されており、各プロセッサの負荷に基づ
く柔軟な負荷割り当てを行うことが出来ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、複数のプロセッサモジュー
ルからなる通信制御装置において、いずれかのプロセッ
サモジュールが故障した場合に、このプロセッサモジュ
ールが実行中の処理自体を他のプロセッサが引き継ぐ通
信制御装置を提供することを一つの目的とする。
【0012】また、本発明は、複数のプロセッサモジュ
ールからなる通信制御装置において、いずれかのプロセ
ッサモジュールに故障が発生した場合であっても高い信
頼性を維持することができる通信制御装置を提供するこ
とを一つの目的とする。
【0013】また、本発明は、複数のプロセッサモジュ
ールからなる通信制御装置において、各プロセッサモジ
ュールへの負荷配分を柔軟に行うことができる通信制御
装置を提供することを一つの目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による通信制御装
置は、回線制御を行うプロセッサをそれぞれ有する3以
上のプロセッサモジュールからなる通信制御装置であっ
て、各プロセッサモジュールが制御情報を生成するロー
カルメモリと、生成された制御情報を他のプロセッサモ
ジュールへ送信する送信手段と、当該他のプロセッサモ
ジュールと異なる他のプロセッサモジュールが生成した
制御情報を受信する受信手段と、受信した制御情報を上
記ローカルメモリに記憶する記録手段とを備えて構成さ
れる。
【0015】また、本発明による通信制御装置は、第1
のプロセッサモジュールの動作状態に基づき、第1のプ
ロセッサモジュールへ制御情報を送信している第2のプ
ロセッサモジュールが、制御情報の送信先を第1のプロ
セッサモジュールと異なるプロセッサモジュールへ変更
する様に構成される。
【0016】また、本発明による通信制御装置は、第1
のプロセッサモジュールの動作状態に基づき、第1のプ
ロセッサモジュールの処理を、第3のプロセッサモジュ
ールが保持する第1のプロセッサモジュールの制御情報
を用いて、第1のプロセッサモジュールと異なるプロセ
ッサモジュールが引き継ぐ様に構成される。
【0017】また、本発明による通信制御装置は、第3
のプロセッサモジュールが第1のプロセッサモジュール
の処理を引き継ぐ様に構成される。
【0018】また、本発明による通信制御装置は、第3
のプロセッサモジュールよりも負荷の小さいプロセッサ
モジュールが、第1のプロセッサモジュールの処理を引
き継ぐ様に構成される。
【0019】また、本発明による通信制御装置は、各プ
ロセッサモジュールの動作状態を確認するライブチェッ
ク手段と、各プロセッサモジュールについてその制御情
報を送信する送信先プロセッサモジュールを記憶する管
理テーブルと、いずれかのプロセッサモジュールの動作
状態に基づき、当該プロセッサモジュールの送信先プロ
セッサモジュールへ当該プロセッサモジュールの回線制
御を割り当てる負荷割当手段とを有する監視プロセッサ
モジュールを備えて構成される。
【0020】また、本発明による通信制御装置は、各プ
ロセッサモジュールの動作状態を確認するライブチェッ
ク手段と、各プロセッサモジュールの負荷状態を確認す
る負荷チェック手段と、いずれかのプロセッサモジュー
ルの動作状態に基づき、当該プロセッサモジュールの回
線制御を、当該プロセッサモジュールの制御情報の送信
先プロセッサモジュールよりも負荷の小さいプロセッサ
モジュールへ割り当てる負荷割当手段とを有する監視プ
ロセッサモジュールを備えて構成される。
【0021】また、本発明による通信制御装置は、各プ
ロセッサモジュールの負荷状態を確認する負荷チェック
手段と、各プロセッサモジュールの負荷情報に基づき、
いずれかのプロセッサモジュールの回線制御をより負荷
の小さいプロセッサモジュールへ割り当てる負荷割当手
段と有する監視プロセッサモジュールを備えて構成され
る。
【0022】また、本発明による通信制御装置は、監視
プロセッサモジュールが有する管理テーブル又は負荷情
報を複製する複製手段と、監視プロセッサモジュールの
動作状態を確認するライブチェック手段とを備え、監視
プロセッサモジュールの動作状態に基づき、監視プロセ
ッサモジュールの処理を引き継ぐ予備監視プロセッサモ
ジュールを備えて構成される。
【0023】なお、上記監視プロセッサモジュール及び
予備監視プロセッサモジュールは、回線制御を行うプロ
セッサモジュールの一つであってもよいし、監視専用又
は予備監視専用のプロセッサモジュールであってもよ
い。
【0024】また、本発明による通信制御装置は、各プ
ロセッサモジュールが、そのプロセッサモジュールへ制
御情報を送信している送信元プロセッサモジュールの動
作状態を確認するライブチェック手段を備え、当該送信
元プロセッサモジュールの動作状態に基づき、当該送信
元プロセッサモジュールの回線制御を引き継ぐ様に構成
される。
【0025】また、本発明による通信制御装置は、各プ
ロセッサモジュールが、各プロセッサの動作状態を含む
メッセージを他のプロセッサモジュールから定期的に受
信するメッセージ受信手段と、このメッセージ受信に基
づき、当該他のプロセッサモジュールの動作状態をチェ
ックするライブチェック手段と、当該他のプロセッサモ
ジュールの動作状態に基づきメッセージを更新するメッ
セージ更新手段と、更新されたメッセージをさらに他の
プロセッサモジュールへ定期的に送信するメッセージ送
信手段とを備え、各プロセッサモジュールにメッセージ
を巡回させる様に構成される。
【0026】また、本発明による通信制御装置は、各プ
ロセッサモジュールが、各プロセッサの負荷情報を含む
メッセージを他のプロセッサモジュールから受信するメ
ッセージ受信手段と、当該プロセッサモジュールの負荷
状態に基づきメッセージを更新するメッセージ更新手段
と、更新されたメッセージをさらに他のプロセッサモジ
ュールへ定期的に送信するメッセージ送信手段とを備
え、各プロセッサモジュールにメッセージを巡回させる
様に構成される。
【0027】また、本発明による記憶媒体は、プロセッ
サモジュールを上記通信制御装置の各手段として機能さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体として構成される。
【0028】本発明によるプロセッサモジュールは、3
以上のプロセッサモジュールからなる通信制御装置で使
用されるプロセッサモジュールであって、ローカルメモ
リ上に自プロセッサモジュールの制御情報を生成する回
線制御手段と、自プロセッサモジュールと異なる第1の
プロセッサモジュールへ自プロセッサモジュールの制御
情報を送信する送信手段と、自プロセッサモジュール及
び第1のプロセッサモジュールと異なる第2のプロセッ
サモジュールの制御情報を受信する受信手段と、ローカ
ルメモリ上に第2のプロセッサモジュールの制御情報を
記憶する記憶手段とを備えて構成される。
【0029】また、本発明によるプロセッサモジュール
は、他のプロセッサモジュールからのメッセージに基づ
き、上記送信手段の送信先を自プロセッサモジュール及
び第1のプロセッサモジュールと異なるプロセッサモジ
ュールへ変更する送信先変更手段を備えて構成される。
【0030】また、本発明によるプロセッサモジュール
は、他のプロセッサモジュールからのメッセージに基づ
き、第2のプロセッサモジュールの処理を引き継ぐ引継
ステップを備えて構成される。
【0031】また、本発明によるプロセッサモジュール
は、第2のプロセッサモジュールから各プロセッサモジ
ュールの動作状態を含むメッセージを受信するメッセー
ジ受信手段と、第2のプロセッサモジュールの動作状態
をチェックするライブチェック手段と、第2のプロセッ
サモジュールの動作状態に基づき第1のプロセッサモジ
ュールからのメッセージを更新するメッセージ更新手段
と、第1のプロセッサモジュールへメッセージを送信す
るメッセージ送信手段とを備えて構成される。
【0032】また、本発明による記憶媒体は、プロセッ
サモジュールを上記プロセッサモジュールの各手段とし
て機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明によ
る通信制御装置の一構成例を示した構成図である。図中
の10は通信制御装置、MD1〜MD3はプロセッサモ
ジュール、BLはプロセッサモジュール間の通信手段で
ある。この通信制御装置1は、携帯電話等の回線制御を
行う通信制御装置であり、大量の通話を扱うため複数の
プロセッサモジュールMD1〜MD3により構成され
る。
【0034】プロセッサモジュールMD1〜MD3は、
プロセッサPU1〜PU3及びローカルメモリM1〜M
3を含む交換可能なモジュールであり、それぞれが回線
制御を行うことができる。各モジュール内のローカルメ
モリM1〜M3はプロセッサPU1〜PU3の主記憶で
あり、回線制御プログラムPGと、当該モジュールの回
線制御に必要なデータ等からなる制御情報D1〜D3
と、隣接モジュールの制御情報の複製D1’〜D3’が
格納されている。また、各プロセッサモジュールMD1
〜MD3は、高速なバス又はネットワーク(ギガビット
イーサネット等)からなるモジュール間通信手段BLに
より相互に接続されている。
【0035】プロセッサPU1上の回線制御を行うタス
クは、MPI(メッセージパッシングインタフェース)等
のプロセッサ間通信を行い、隣接するモジュールMD2
のローカルメモリM2上に回線制御情報D1の複製D
1’が生成される。同様にして、プロセッサPU2上の
回線制御を行うタスクは、隣接モジュールMD3のロー
カルメモリM3上に回線制御情報D2を複製し、プロセ
ッサPU3上の回線制御を行うタスクは、隣接モジュー
ルMD1のローカルメモリM1上に回線制御情報D3を
複製する。この結果、各モジュールMD1〜MD3の回
線制御情報D1〜D3を多重化させて保持するととも
に、各モジュールMD1〜MD3に分散させて保持する
ことが可能となる。
【0036】図2は、モジュールMD1からモジュール
MD2への回線制御情報D1の複製動作の一例を説明す
るための図であり、プロセッサPU1、PU2の複製処
理のフローチャートが示されている。プロセッサPU1
は、ステップS201において、モジュールMD1上の
ローカルメモリM1に回線制御情報D1を生成し、ステ
ップS202において、プロセッサ間通信により隣接プ
ロセッサPU2へ回線制御情報D1を送信する。
【0037】プロセッサPU2は、ステップS211に
おいてプロセッサ間通信の受信タスクによりプロセッサ
PU1からの回線制御情報D1を受信し、ステップS2
12でモジュールMD2のローカルメモリM2にプロセ
ッサPU1の回線制御情報D1を記録する。この結果、
モジュールMD1のローカルメモリM1上に生成された
回線制御情報D1をモジュールMD2のローカルメモリ
M2上に複製することができる。
【0038】回線制御情報D1〜D3には、プロセッサ
が行っている回線制御に関するデータが含まれており、
プロセッサにより生成された回線制御情報D1〜D3
は、それが生成されるごとに隣接モジュールへ送信され
ることが望ましいが、十分に短い間隔であれば定期的に
送信してもよい。
【0039】本実施の形態によれば、各プロセッサモジ
ュールの制御情報を共有メモリのような特別なハードウ
ェアで一括集中管理を行うことなく、多重化し、かつ、
各プロセッサモジュールに分散して保持することができ
る。従って、共用メモリを使用した場合に比べて回線制
御情報へのアクセスを分散化させ、性能上のボトルネッ
クを解消することが可能となる。すなわち、プロセッサ
を増加させれば、制御情報の分散化を維持しつつ、通信
制御装置全体の処理能力を向上させることができる。ま
た、プロセッサモジュールにローカルメモリが搭載され
ているので、プロセッサ増設に比例してメモリも増設す
ることが可能となる。
【0040】さらに、制御情報の複製を多重化して保持
しているため、いずれかのプロセッサモジュールに故障
が発生した場合に、他のプロセッサモジュールが故障し
たプロセッサモジュールで実行されていた回線制御自体
を引き継ぐことができる。
【0041】なお、各モジュール内において、プログラ
ムPG、回線制御情報D1〜D3及び複製情報D1’〜
D3’は、同一の書込可能メモリ上の異なる領域にそれ
ぞれ保持してもよいし、それぞれ異なるメモリ上に保持
してもよい。特に、プログラムPGは読出専用メモリ上
であってもよい。また、本発明による通信制御装置は3
個のプロセッサモジュールからなるものに限定されず、
3個以上のプロセッサモジュールからなる装置、特に、
必要に応じてプロセッサモジュールを追加可能な装置に
好適である。
【0042】実施の形態2.本実施の形態では、監視プ
ロセッサモジュールを備えた通信制御装置について説明
する。図3は本発明による通信制御装置の一構成例を示
した構成図である。図中の11は通信制御装置、STは
状態管理テーブルである。プロセッサモジュールMD1
は、プロセッサモジュールMD2、MD3と同一の機能
に加え、ローカルメモリM1上に状態管理テーブルST
を保持する監視プロセッサモジュールとして構成され
る。
【0043】監視プロセッサPU1は、プロセッサ間通
信を用いて、プロセッサPU2及びPU3に周期的にメ
ッセージを送り、各プロセッサからの応答メッセージに
基づき、各プロセッサの動作状態を確認するライブチェ
ックを行っている。状態管理テーブルSTは、各プロセ
ッサの動作状態とそのプロセッサの持つ回線制御情報の
複製先が記録されている。図4は、状態管理テーブルS
Tの一例を示した図であり、図中の(a)は、故障発生
前の内容を示しており、(b)はモジュールMD2に故
障が発生した後の内容を示している。
【0044】図5は、プロセッサPU2が故障した場合
におけるプロセッサPU1、PU3の動作の一例を示し
たフローチャートである。監視プロセッサPU1のライ
ブチェックに対し、プロセッサPU2が応答メッセージ
を返信しない場合、監視プロセッサPU1はプロセッサ
PU2が故障したと判断し(ステップS501)、状態
管理テーブルSTのプロセッサPU2の動作状態を「異
常」へ更新する(ステップS502)。
【0045】次に、監視プロセッサPU1は、状態管理
テーブルSTの複製先情報に基づき、プロセッサPU2
の回線制御情報D2の複製先はモジュールMD3である
ことが判る。このため、監視プロセッサPU1は、プロ
セッサPU3に対しメッセージを送信し、プロセッサP
U2の処理を引き継ぐよう通知する(ステップS50
3)。
【0046】監視プロセッサPU1は、状態管理テーブ
ル301を図4の(b)の様に更新する(ステップS5
04)。すなわち、モジュールMD1の回線制御情報の
複製先をモジュールMD2から他のモジュール(モジュ
ールMD3)に変更する。必要であれば、モジュールM
D3にもメッセージを送信して複製元変更を通知する。
【0047】ここでは、通信制御装置が3個のモジュー
ルで構成されるため、モジュールMD1の複製先をモジ
ュールMD3へ変更する場合について説明したが、通信
制御装置が4個以上のモジュールMD1〜MDnで構成
される場合であれば、モジュールMD3〜MDnのいず
れかのモジュールへ変更することができる。ただし、こ
の場合であってもモジュールMD2の回線制御情報の複
製先であったモジュールMD3を新たな複写先とするこ
とが望ましい。
【0048】また、ここでは、回線制御情報の複製先が
変更されるモジュールが、監視プロセッサモジュールM
D1自身であったが、監視プロセッサ以外のモジュール
の複写先が変更される場合には、当該モジュールへメッ
セージを送信して複製先変更を通知する。
【0049】プロセッサPU3は、ステップS511で
プロセッサPU1からの引き継ぎ通知を受けた後、ステ
ップS512において、モジュールMD3のローカルメ
モリM3に保持された回線制御情報D2の複製に基づき
プロセッサPU2の回線制御処理を引き継ぐ。そして、
プロセッサPU3の新たな制御情報となった旧プロセッ
サPU2の回線制御情報D2を、プロセッサ間通信によ
りモジュールMD1のローカルメモリM1上に複製する
(ステップS513)。
【0050】本実施の形態によれば、いずれかのプロセ
ッサモジュールが故障した場合に、監視プロセッサがそ
の故障を検出し、いずれかのプロセッサモジュールが、
故障プロセッサモジュールの回線制御情報の複製に基づ
き、その処理を引き継ぐことができる。従って、故障プ
ロセッサモジュールが実行中の処理を中断させることな
くカバーできる。
【0051】また、故障発生後に、必要に応じてプロセ
ッサモジュールの制御情報の複写先の再割り当てを行っ
ている。このため、故障プロセッサモジュールの復帰前
に、さらに他のプロセッサモジュールに故障が発生した
場合であっても同様にカバーすることができ、複数のプ
ロセッサモジュールが故障しても正常に動作させること
ができる。
【0052】なお、本実施の形態では、回線制御を行う
プロセッサモジュールの一つが監視プロセッサモジュー
ルである場合について説明したが、回線制御用プログラ
ム及び回線制御データを備えない専用の監視プロセッサ
モジュールであってもよい。
【0053】実施の形態3.本実施の形態では、予備監
視プロセッサモジュールを備えた通信制御装置について
説明する。図6は、本発明による通信制御装置の一構成
例を示した図である。図中の12は通信制御装置、S
T’は予備状態管理テーブルである。プロセッサモジュ
ールMD1は監視プロセッサモジュールとして、プロセ
ッサモジュールMD2は予備監視プロセッサモジュール
として構成される。予備監視モジュールMD2は、モジ
ュールMD3と同一の機能に加え、ローカルメモリM2
上に予備状態管理テーブルSTを保持するモジュールと
して構成される。
【0054】監視プロセッサPU1は、プロセッサ間通
信を用いて、状態管理テーブルSTの更新時に、その内
容を予備監視プロセッサPU2へ送信し、状態管理テー
ブルの複製が予備状態管理テーブルST’としてローカ
ルメモリM2上に生成される。
【0055】予備監視プロセッサPU2は、監視プロセ
ッサPU1の動作状態を確認するライブチェックを行
い、監視プロセッサPU1の故障発生時に、状態管理テ
ーブルSTの複製に基づき、監視プロセッサPU1の処
理(少なくとも監視プロセッサとしての処理)を引き継
ぐ。図7は、状態管理テーブルST及び予備状態管理テ
ーブルST’の一例を示した図であり、図中の(a)
は、監視モジュールMD1に故障が発生する前の状態管
理テーブルST及び予備状態管理テーブルST’の内容
を示しており、(b)は故障発生後の予備状態管理テー
ブルST’の内容を示している。
【0056】図8は、監視プロセッサPU1が故障した
場合におけるプロセッサPU2、PU3の動作の一例を
示したフローチャートである。監視プロセッサPU1
は、定期的にライブチェックメッセージを発信している
が、監視プロセッサPU1が故障すると、このメッセー
ジが発信されなくなる。ステップS801において、予
備監視プロセッサPU2は、監視プロセッサPU1から
のライブチェックが周期的に受信されるかをチェックす
る。ライブチェックが到着しない場合にはプロセッサP
U1が故障したと判断する。
【0057】予備監視プロセッサPU2は、予備状態管
理テーブルST’を有するため、このテーブルに基づき
監視プロセッサPU1の処理を引き継ぎ、監視プロセッ
サとしての作業を開始する。すなわち、ステップS60
2では、プロセッサPU3へメッセージを送信して、回
線制御情報D3の複写先をモジュールMD1からモジュ
ールMD2への変更する旨を通知する。また、プロセッ
サPU2はプロセッサPU3からの回線制御情報の複製
情報を得て処理完了通知を受信後に、ステップS603
において、新監視プロセッサとして残るプロセッサモジ
ュール(モジュールMD3)のライブチェックを開始す
る。
【0058】ここでは、監視モジュールMD1の回線制
御情報の複写先が予備監視モジュールMD2になってお
り、予備監視プロセッサPU2が、監視プロセッサPU
1の回線制御理をも引き継いでいるが、故障した監視プ
ロセッサPU1の回線制御処理は、他のプロセッサが引
き継ぐように構成することもできる。
【0059】プロセッサPU3は、ステップS611
で、プロセッサPU2からプロセッサPU1の故障及び
複製先変更の通知を受けると、回線制御情報D3の複製
先をプロセッサPU1からプロセッサPU2に変更し、
複製先であるプロセッサPU2へ回線制御情報を送信し
た後、監視プロセッサとしてのプロセッサPU2に複製
完了を通知する。
【0060】本実施の形態によれば、予備監視プロセッ
サを設け、監視プロセッサの動作状態をチェックすると
ともに、その故障時に監視プロセッサとしての機能を引
き継ぐことにより、監視プロセッサの故障からも復旧可
能となる。
【0061】実施の形態4.本実施の形態では、プロセ
ッサの負荷情報に基づき、故障プロセッサの処理を引き
継ぐプロセッサを決定する通信制御装置について説明す
る。図9は本発明による通信制御装置の動作の一例を示
した図であり、図中の(a)は故障発生前の様子を示し
ており、(b)は、モジュールMD2に故障が発生し、
プロセッサPU1及びPU3がプロセッサPU2の処理
を分割して引き継いだ場合の様子を示している。図中の
D2x、D2yは、モジュールMD2の回線制御情報D
2を分割したものである。
【0062】図10は、状態管理テーブルSTの一例を
示した図であり、プロセッサ使用率などの負荷情報が新
たに追加されている。この負荷情報は、各プロセッサP
U1〜PU3の負荷状態を管理するエントリである。図
中の(a)は、故障発生前の内容を示しており、(b)
はモジュールMD2に故障が発生した後の内容を示して
いる。
【0063】実施の形態2に記載の通り、監視プロセッ
サPU1は、各プロセッサPU2、PU3に対し、周期
的にライブチェックメッセージを送信し、これを受信し
たプロセッサPU2、PU3が応答メッセージを返信し
ている。プロセッサPU2、PU3は、この応答メッセ
ージに自プロセッサの負荷情報を格納して監視プロセッ
サPU1へ返信する。監視プロセッサPU1は、この応
答メッセージに基づき、各プロセッサの負荷情報を状態
管理テーブルSTに登録し、状態管理テーブルSTの更
新を行う。監視プロセッサPU1は、この負荷情報に基
づき、いずれかのプロセッサに故障が発生した場合に、
故障プロセッサの処理を引き継ぐプロセッサを決定す
る。
【0064】図11は、プロセッサPU2が故障した場
合におけるプロセッサPU1、PU3の動作の一例を示
したフローチャートである。監視プロセッサPU1は、
ステップS1101でライブチェックに応答しないプロ
セッサPU2を故障と判断する。そして、状態管理テー
ブルSTに基づき、プロセッサPU2の回線制御情報の
複製先(プロセッサPU3)を確認し、プロセッサPU
3の負荷情報をチェックする(ステップS1102)。
【0065】監視プロセッサPU1は、プロセッサPU
3の負荷に応じて、プロセッサPU2の処理の引継先と
なるプロセッサを判断し、プロセッサPU2の負荷を割
り当てるプロセッサへメッセージを送信する。すなわ
ち、プロセッサPU3の負荷が低い場合は、監視プロセ
ッサPU1は、プロセッサPU3に対しプロセッサPU
2の全処理を引き継ぐことを通知する(ステップS11
04)。
【0066】一方、プロセッサPU3の負荷が高い場合
は、監視プロセッサPU1は、負荷の軽い他のプロセッ
サ(この例の場合はプロセッサPU1)にプロセッサP
U2の処理の全て又は一部を引き継がせることを決定
し、プロセッサPU3にその旨を通知する(ステップS
1103)。なお、通信制御装置が4個以上のモジュー
ルからなり、プロセッサPU1以外のプロセッサPUi
が引き継ぐ場合には、プロセッサPU1がプロセッサP
Uiへも通知を行う。
【0067】プロセッサPU3は、監視プロセッサPU
1から、プロセッサPU2の故障とプロセッサPU3の
負荷に応じた処理の引き継ぎを通知される(ステップS
1111)。プロセッサPU3は、このメッセージに基
づきプロセッサPU2の処理を引継ぎ、あるいは、監視
プロセッサPU1から通知された他のプロセッサ(この
例の場合はプロセッサPU1)にプロセッサPU2の処
理を引き渡す(ステップS1112)。すなわち、プロ
セッサPU3が保持するプロセッサPU2の制御情報の
一部又は全部をプロセッサPU1へ送信する。
【0068】本実施の形態によれば、各プロセッサの負
荷状態を監視プロセッサが把握することが可能となり、
故障発生時に処理を引継ぐプロセッサを、状態管理テー
ブルの負荷情報をもとに決定することにより、装置全体
の負荷の平準化を図ることが可能となる。
【0069】実施の形態5.本実施の形態では、通信制
御装置のプロセッサモジュールを追加又は交換する場合
について説明する。図12は本発明による通信制御装置
の動作の一例を示した図である。図中の(a)は、モジ
ュールMD1〜MD3からなる通信制御装置においてモ
ジュールMD2に故障が発生し、その処理D2をモジュ
ールMD1に引き継がせて故障モジュールMD2を除去
し、新たなモジュールMD4を追加した場合の様子を示
している。
【0070】図中の(b)は、その後に監視プロセッサ
PU1が各プロセッサに負荷の再割当を行った場合の様
子を示している。この例では、プロセッサPU1、PU
3の負荷の一部、すなわち故障プロセッサPU2の負荷
D2を追加プロセッサPU4に割り当てるとともに、プ
ロセッサPU3の回線制御情報の複製先も変更してい
る。
【0071】図13は、状態管理テーブルSTの変化の
一例を示した図であり、図中の(a)は、新たなモジュ
ールMD4の追加時の内容を示しており、(b)は監視
プロセッサPU1による負荷再割当後の内容を示してい
る。新規プロセッサPU4は、高速バス又はネットワー
クに接続されると登録メッセージを送信する。監視プロ
セッサPU1は、このメッセージに基づきモジュールM
D4を状態管理テーブルSTに追加し、各プロセッサの
負荷情報に基づき負荷の再割当てを行う。
【0072】図14は、プロセッサ追加時のプロセッサ
PU1、PU3及びPU4の動作の一例を説明するため
のフローチャートである。プロセッサPU1は、プロセ
ッサPU4からの登録メッセージを受信し(ステップS
1401)、状態管理テーブルSTの最後にモジュール
MD4のエントリを追加する(ステップS1402)。
モジュールMD4の前のエントリ(すなわち、図13に
おいてモジュールMD4の直上にエントリされているモ
ジュールMD3)の回線制御情報の複製先をプロセッサ
PU4に変更しプロセッサPU3に通知し、またプロセ
ッサPU4の回線制御の複製先をプロセッサPU1と
し、プロセッサPU4に通知する(ステップS140
3)。
【0073】この時、プロセッサPU4の負荷は最も軽
いため、プロセッサPU1、PU3の負荷が高くなって
いるため、状態管理テーブルSTの負荷情報に基づき負
荷を分散させる。すなわち、各プロセッサの負荷情報を
比較し、負荷の重いプロセッサPU1、PU3の処理の
一部又は全部をより負荷の軽いプロセッサPU4に引き
継がせる。この時、引き継ぎに関係する各プロセッサに
対し、監視プロセッサからメッセージが送信される(ス
テップS1404)。
【0074】プロセッサPU3は、回線制御情報の複製
先変更の通知を受けると、新たな複製先であるプロセッ
サPU4へ回線制御情報を送信する(ステップS141
1)。また、プロセッサPU3の処理の一部のプロセッ
サPU4への引継通知を受け、回線情報D2xをプロセ
ッサPU4へ送信する(ステップS1412)。プロセ
ッサPU4は、監視プロセッサPU1から回線制御情報
の複製先をプロセッサPU1とするように通知を受け、
複製先を把握する(ステップS1421)。また、プロ
セッサPU1からプロセッサPU1、PU3の処理の一
部を引き継ぐよう通知され、また、この回線制御情報D
2x、D2yを受信して処理引継ぎを行う(ステップS
1422)。
【0075】本実施の形態によれば、追加するプロセッ
サが登録メッセージを監視プロセッサに送ることによ
り、複製情報の格納先を決定し、負荷を平準化しつつ処
理能力を向上させることが可能となる。
【0076】なお、本実施の形態では、故障により除去
されたモジュールを新規モジュールに置きかえる場合の
例について説明したが、通信制御装置の処理能力拡大の
ために新たなモジュールを追加する場合も、同様の方法
で追加し、負荷の割当てを行うことが出来る。
【0077】実施の形態6.本実施の形態では、監視プ
ロセッサを設けることなく、各プロセッサが他のプロセ
ッサの動作状態を監視する通信制御システムについて図
1を用いて説明する。各プロセッサが、隣のプロセッサ
に対してライブチェックメッセージを送り、そのプロセ
ッサから応答メッセージを受信してその動作状態を監視
することにより、全プロセッサを監視することができ
る。例えば、プロセッサPU1がプロセッサPU3を監
視し、プロセッサPU2がプロセッサPU1を監視し、
プロセッサPU3がプロセッサPU2を監視すればよ
い。
【0078】どのプロセッサが他のどのプロセッサに対
してライブチェックを発行し、監視するかは予め決定し
ておく。例えば、プロセッサPU2が故障した場合に
は、プロセッサPU3がプロセッサPU2の故障を発見
し、プロセッサPU3がプロセッサPU1のライブチェ
ックを開始することにより、プロセッサPU2の故障を
プロセッサPU1が認識し、回線制御情報の複製先をプ
ロセッサPU2からプロセッサPU3へ変更することが
できる。
【0079】本実施の形態によれば、ライブチェック処
理を各プロセッサに分散することが可能となり、監視処
理を負荷分散することが可能となる。
【0080】実施の形態7.本実施の形態では、実施の
形態6のライブチェックメッセージが各プロセッサの動
作状態を含む場合について説明する。図15は、ライブ
チェックメッセージの一例を示した図である。このメッ
セージには、各プロセッサPU1〜PU3の動作状態を
示す状態表示ビット列が追加されている。各状態表示ビ
ットは、「1」が正常、「0」が故障を示している。
【0081】この状態表示ビット列は、各プロセッサ間
のライブチェック順に各プロセッサの状態ビットが配列
されており、ライブチェックするプロセッサと、当該チ
ェックを受けるプロセッサとの関係が示されている。こ
こでは、各状態表示ビットは、そのビットに対応するプ
ロセッサを、右隣のビットに対応するプロセッサがチェ
ックした動作状態であり、最後のビットに対応するプロ
セッサPU3の動作状態は、最初のビットに対応するプ
ロセッサPU1がチェックしている。
【0082】プロセッサPU2が故障した時、プロセッ
サPU3は、ライブチェックメッセージの応答がないこ
とに基づき、プロセッサPU2の故障を検出する。プロ
セッサPU3はプロセッサPU1のライブチェックを受
けており、プロセッサPU1からのライブチェックメッ
セージを受信すると、そのメッセージ中の状態表示ビッ
ト列のプロセッサPU2に該当するビットを「0」(故
障)に変更し、応答メッセージとしてプロセッサPU1
へ返す。
【0083】この様にして、状態表示ビット列は各プロ
セッサに伝播していき、常に各ライブチェックメッセー
ジ上に存在することになる。したがって、プロセッサP
U2を直接ライブチェックしていないプロセッサPU1
もライブチェックメッセージの状態表示ビットを参照す
ることにより、プロセッサPU2の障害を検出すること
が可能となる。
【0084】図16は、プロセッサPU2が故障した場
合におけるプロセッサPU1、PU3の動作の一例を示
したフローチャートである。プロセッサPU3はプロセ
ッサPU2の故障検出(ステップS1611)後、ライ
ブチェックの状態表示ビットを設定しプロセッサPU1
へ応答メッセージを返信する(ステップ1612)。ま
た、プロセッサPU2の回線制御情報と処理を引継ぎ
(ステップS1613)、ライブチェック先をプロセッ
サPU2からプロセッサPU1へ変更する(ステップS
1614)。
【0085】プロセッサPU1は、プロセッサPU3か
らの応答メッセージによりプロセッサPU2の故障を検
出する(ステップS1601)。そして、自プロセッサ
の回線制御情報の複製先をプロセッサPU3に変更する
(ステップS1602)。
【0086】本実施の形態により、各プロセッサは、自
身が直接ライブチェックに関わっていない全プロセッサ
の故障情報を取得することが可能となる。また、状態表
示ビット列によりライブチェックの順番を知ることが可
能となる。
【0087】実施の形態8.本実施の形態では、実施の
形態7のライブチェックメッセージが各プロセッサの負
荷情報を含む場合について説明する。図17は、ライブ
チェックメッセージの一例を示した図である。このメッ
セージには、各プロセッサPU1〜PU3の負荷状態を
示す負荷表示変数が追加されている。各プロセッサは自
身の負荷状態を負荷表示変数に記録しライブチェックメ
ッセージを流すことにより、各プロセッサは、全プロセ
ッサの負荷をライブメッセージから取得可能となる。
【0088】図18は、プロセッサPU2が故障した場
合におけるプロセッサPU1、PU3の動作の一例を示
したフローチャートである。プロセッサPU3はプロセ
ッサPU2の故障を検出(ステップS1801)後、自
プロセッサの負荷をチェックする(ステップS180
2)。自プロセッサの負荷が所定負荷よりも軽ければプ
ロセッサPU2の処理を引き継ぐ(ステップS180
4)。S1802で負荷が高ければライブチェックメッ
セージ内の負荷表示変数をチェックして、より負荷の軽
いプロセッサPU1を検出し、該プロセッサに処理の引
継ぎを依頼する(ステップS1803)。プロセッサP
U1は、通常状態において、ライブチェックメッセージ
の負荷表示変数に自プロセッサの負荷を追加、更新して
送る(ステップS1811)。プロセッサPU1の負荷
が軽い場合、プロセッサPU3から処理引継の要求を受
信して(ステップS1812)、プロセッサPU1はプ
ロセッサPU3からプロセッサPU2の回線制御情報と
処理を引き継ぐ(ステップS1813)。
【0089】本実施の形態では、各プロセッサの負荷情
報をライブメッセージに格納し、全プロセッサで共有す
ることにより、他のプロセッサの負荷が故障発生などで
高くなった時に、負荷の軽いプロセッサが自発的に処理
を引き継ぐことを可能とし、負荷の平準化が可能とな
る。
【0090】実施の形態9.本実施の形態では、実施の
形態7の通信制御装置のプロセッサモジュールを追加又
は交換する場合について説明する。図19は、本発明に
よる通信制御装置の動作の一例を示した図であり、図中
の(a)は、モジュールMD1〜MD3からなる通信制
御装置において故障モジュールMD2を除去し、新たな
モジュールMD4を追加した場合の様子を示している。
図中の(b)は、各プロセッサに負荷の再割当が行われ
た場合の様子を示している。
【0091】新たなプロセッサPU4は、バスもしくは
ネットワークに接続されると、任意のプロセッサに対し
て、自プロセッサPU4のみの状態表示ビットが設定さ
れている登録メッセージを送付する。
【0092】プロセッサPU3がこの登録メッセージを
受信すると、プロセッサPU1との間でやり取りしてい
るライブチェックメッセージの状態表示ビット列にPU
4の状態表示ビット「1」を追加する。この様にしてプ
ロセッサPU4の状態表示ビットが他のプロセッサに順
次に伝播し、全プロセッサがプロセッサPU4の追加を
検出する。
【0093】プロセッサPU4は、プロセッサPU1又
はPU3から処理を引き継ぐとともに、プロセッサPU
3は、その回線制御情報の複製先をプロセッサPU4へ
変更し、プロセッサPU4の複製先をプロセッサPU1
に設定することにより、モジュールMD4をこのシステ
ムに追加することができる。
【0094】なお、プロセッサPU4が、ライブチェッ
クメッセージ中の除去された故障プロセッサPU2の状
態表示ビットを「1」に変更すれば、モジュールMD4
はプロセッサMD2として追加することができる。すな
わち、状態ビット列の順番から、プロセッサPU4をラ
イブチェックするプロセッサは、プロセッサPU3であ
り、プロセッサPU1はプロセッサPU4がチェックす
る様にライブチェック先を変更し、さらに回線制御情報
の複製先を変更する。これにより、プロセッサPU2の
故障発生前の状態に復帰することができる。
【0095】なお、メッセージに負荷情報変数が登録さ
れていれば、実施の形態8の方法により負荷を平準化し
つつプロセッサPU4の追加が可能となる。また、通信
制御装置の処理能力向上のためにプロセッサを新規追加
する場合も本実施の形態と同様に負荷再割当てすること
ができる。
【0096】なお、上記の各実施の形態では、プロセッ
サモジュールに上記機能を実現させるさせるプログラム
PGが記憶媒体としてのローカルメモリに保持されてい
るが、コンピュータ読み取り可能な他の記憶媒体に格納
し提供されるものであってもよい。この様な記憶媒体に
は、光読出手段(CD−ROM、DVD等)の記録媒
体、磁気読出手段(フロッピーディスク、ハードディス
ク等)の記録媒体、半導体メモリ等がある。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、複数のプロセッサモジ
ュールからなる通信制御装置において、いずれかのプロ
セッサモジュールが故障した場合に、このプロセッサモ
ジュールが実行中の処理自体を他のプロセッサが引き継
ぐ通信制御装置を提供することができる。
【0098】また、本発明によれば、複数のプロセッサ
モジュールからなる通信制御装置において、いずれかの
プロセッサモジュールに故障が発生した場合であって
も、なお高い信頼性を維持することができる通信制御装
置を提供することができる。
【0099】また、本発明によれば、複数のプロセッサ
モジュールからなる通信制御装置において、各プロセッ
サモジュールへの負荷配分を柔軟に行うことができる通
信制御装置を提供することをができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による通信制御装置の一構成例を示し
た構成図である(実施の形態1)。
【図2】 モジュールMD1からモジュールMD2への
回線制御情報D1の複製動作の一例を説明するための図
であり、プロセッサPU1、PU2の複製処理のフロー
チャートが示されている。
【図3】 本発明による通信制御装置の一構成例を示し
た構成図である(実施の形態2)。
【図4】 図3に示した状態管理テーブルSTの一例を
示した図であり、図中の(a)は故障発生前の内容を示
しており、(b)はモジュールMD2に故障が発生した
後の内容を示している。
【図5】 プロセッサPU2が故障した場合におけるプ
ロセッサPU1、PU3の動作の一例を示したフローチ
ャートである。
【図6】 本発明による通信制御装置の一構成例を示し
た図である(実施の形態3)。
【図7】 図6の状態管理テーブルST及び予備状態管
理テーブルST’の一例を示した図であり、図中の
(a)は監視モジュールMD1に故障が発生する前の状
態管理テーブルST及び予備状態管理テーブルST’の
内容を示しており、(b)は故障発生後の予備状態管理
テーブルST’の内容を示している。
【図8】 監視プロセッサPU1が故障した場合におけ
るプロセッサPU2、PU3の動作の一例を示したフロ
ーチャートである。
【図9】 本発明による通信制御装置の動作の一例を示
した図であり、図中の(a)は故障発生前の様子を示し
ており、(b)は、モジュールMD2に故障が発生し、
プロセッサPU1及びPU3がプロセッサPU2の処理
を分割して引き継いだ場合の様子を示している(実施の
形態4)。
【図10】 図9の状態管理テーブルSTの一例を示し
た図であり、プロセッサ使用率などの負荷情報が新たに
追加されている。
【図11】 プロセッサPU2が故障した場合における
プロセッサPU1、PU3の動作の一例を示したフロー
チャートである。
【図12】 本発明による通信制御装置の一構成例を示
した構成図である(実施の形態5)。
【図13】 状態管理テーブルSTの変化の一例を示し
た図であり、図中の(a)は新たなモジュールMD4の
追加時の内容を示しており、(b)は監視プロセッサP
U1による負荷再割当後の内容を示している。
【図14】 プロセッサ追加時のプロセッサPU1、P
U3及びPU4の動作の一例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図15】 ライブチェックメッセージの一例を示した
図である(実施の形態7)。
【図16】 プロセッサPU2が故障した場合における
プロセッサPU1、PU3の動作の一例を示したフロー
チャートである。
【図17】 ライブチェックメッセージの一例を示した
図である(実施の形態8)。
【図18】 プロセッサPU2が故障した場合における
プロセッサPU1、PU3の動作の一例を示したフロー
チャートである。
【図19】 本発明による通信制御装置の動作の一例を
示した図であり、図中の(a)は、故障モジュールMD
2を除去し、新たなモジュールMD4を追加した場合の
様子を示している。図中の(b)は、各プロセッサに負
荷の再割当が行われた場合の様子を示している(実施の
形態9)。
【図20】 特開平10−307801号公報に記載の
従来のデータ更新システムを示した図である(従来の技
術)。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線制御を行うプロセッサをそれぞれ有
    する3以上のプロセッサモジュールからなる通信制御装
    置において、各プロセッサモジュールが制御情報を生成
    するローカルメモリと、生成された制御情報を他のプロ
    セッサモジュールへ送信する送信手段と、当該他のプロ
    セッサモジュールと異なる他のプロセッサモジュールが
    生成した制御情報を受信する受信手段と、受信した制御
    情報を上記ローカルメモリに記憶する記録手段とを備え
    た通信制御装置。
  2. 【請求項2】 第1のプロセッサモジュールの動作状態
    に基づき、第1のプロセッサモジュールへ制御情報を送
    信している第2のプロセッサモジュールが、制御情報の
    送信先を第1のプロセッサモジュールと異なるプロセッ
    サモジュールへ変更する請求項1に記載の通信制御装
    置。
  3. 【請求項3】 第1のプロセッサモジュールの動作状態
    に基づき、第1のプロセッサモジュールの処理を、第3
    のプロセッサモジュールが保持する第1のプロセッサモ
    ジュールの制御情報を用いて、第1のプロセッサモジュ
    ールと異なるプロセッサモジュールが引き継ぐ請求項1
    又は2に記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 第3のプロセッサモジュールが第1のプ
    ロセッサモジュールの処理を引き継ぐ請求項3に記載の
    通信制御装置。
  5. 【請求項5】 第3のプロセッサモジュールよりも負荷
    の小さいプロセッサモジュールが、第1のプロセッサモ
    ジュールの処理を引き継ぐ請求項3に記載の通信制御装
    置。
  6. 【請求項6】 各プロセッサモジュールの動作状態を確
    認するライブチェック手段と、各プロセッサモジュール
    についてその制御情報を送信する送信先プロセッサモジ
    ュールを記憶する管理テーブルと、いずれかのプロセッ
    サモジュールの動作状態に基づき、当該プロセッサモジ
    ュールの送信先プロセッサモジュールへ当該プロセッサ
    モジュールの回線制御を割り当てる負荷割当手段とを有
    する監視プロセッサモジュールを備えた請求項1、2、
    3又は4に記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】 各プロセッサモジュールの動作状態を確
    認するライブチェック手段と、各プロセッサモジュール
    の負荷状態を確認する負荷チェック手段と、いずれかの
    プロセッサモジュールの動作状態に基づき、当該プロセ
    ッサモジュールの回線制御を、当該プロセッサモジュー
    ルの制御情報の送信先プロセッサモジュールよりも負荷
    の小さいプロセッサモジュールへ割り当てる負荷割当手
    段とを有する監視プロセッサモジュールを備えた請求項
    1、2、3又は5に記載の通信制御装置。
  8. 【請求項8】 各プロセッサモジュールの負荷状態を確
    認する負荷チェック手段と、各プロセッサモジュールの
    負荷情報に基づき、いずれかのプロセッサモジュールの
    回線制御をより負荷の小さいプロセッサモジュールへ割
    り当てる負荷割当手段と有する監視プロセッサモジュー
    ルを備えた請求項1から5のいずれかに記載の通信制御
    装置。
  9. 【請求項9】 監視プロセッサモジュールが有する管理
    テーブル又は負荷情報を複製する複製手段と、監視プロ
    セッサモジュールの動作状態を確認するライブチェック
    手段とを備え、監視プロセッサモジュールの動作状態に
    基づき、監視プロセッサモジュールの処理を引き継ぐ予
    備監視プロセッサモジュールを備えた請求項6、7又は
    8に記載の通信制御装置。
  10. 【請求項10】 各プロセッサモジュールが、そのプロ
    セッサモジュールへ制御情報を送信している送信元プロ
    セッサモジュールの動作状態を確認するライブチェック
    手段を備え、当該送信元プロセッサモジュールの動作状
    態に基づき、当該送信元プロセッサモジュールの回線制
    御を引き継ぐ請求項1、2又は3に記載の通信制御装
    置。
  11. 【請求項11】 各プロセッサモジュールが、各プロセ
    ッサの動作状態を含むメッセージを他のプロセッサモジ
    ュールから定期的に受信するメッセージ受信手段と、こ
    のメッセージ受信に基づき、当該他のプロセッサモジュ
    ールの動作状態をチェックするライブチェック手段と、
    当該他のプロセッサモジュールの動作状態に基づきメッ
    セージを更新するメッセージ更新手段と、更新されたメ
    ッセージをさらに他のプロセッサモジュールへ定期的に
    送信するメッセージ送信手段とを備え、各プロセッサモ
    ジュールにメッセージを巡回させる請求項1から5のい
    ずれかに記載の通信制御装置。
  12. 【請求項12】 各プロセッサモジュールが、各プロセ
    ッサの負荷情報を含むメッセージを他のプロセッサモジ
    ュールから受信するメッセージ受信手段と、当該プロセ
    ッサモジュールの負荷状態に基づきメッセージを更新す
    るメッセージ更新手段と、更新されたメッセージをさら
    に他のプロセッサモジュールへ定期的に送信するメッセ
    ージ送信手段とを備え、各プロセッサモジュールにメッ
    セージを巡回させる請求項1から5、10及び11のい
    ずれかに記載の通信制御装置。
  13. 【請求項13】 プロセッサモジュールを請求項1から
    12のいずれかに記載の通信制御装置の各手段として機
    能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 3以上のプロセッサモジュールからな
    る通信制御装置で使用されるプロセッサモジュールにお
    いて、ローカルメモリ上に自プロセッサモジュールの制
    御情報を生成する回線制御手段と、自プロセッサモジュ
    ールと異なる第1のプロセッサモジュールへ自プロセッ
    サモジュールの制御情報を送信する送信手段と、自プロ
    セッサモジュール及び第1のプロセッサモジュールと異
    なる第2のプロセッサモジュールの制御情報を受信する
    受信手段と、ローカルメモリ上に第2のプロセッサモジ
    ュールの制御情報を記憶する記憶手段とを備えたプロセ
    ッサモジュール。
  15. 【請求項15】 他のプロセッサモジュールからのメッ
    セージに基づき、上記送信手段の送信先を自プロセッサ
    モジュール及び第1のプロセッサモジュールと異なるプ
    ロセッサモジュールへ変更する送信先変更手段を備えた
    請求項14に記載のプロセッサモジュール。
  16. 【請求項16】 他のプロセッサモジュールからのメッ
    セージに基づき、第2のプロセッサモジュールの処理を
    引き継ぐ引継ステップを備えた請求項14又は15に記
    載のプロセッサモジュール。
  17. 【請求項17】 第2のプロセッサモジュールから各プ
    ロセッサモジュールの動作状態を含むメッセージを受信
    するメッセージ受信手段と、第2のプロセッサモジュー
    ルの動作状態をチェックするライブチェック手段と、第
    2のプロセッサモジュールの動作状態に基づき第1のプ
    ロセッサモジュールからのメッセージを更新するメッセ
    ージ更新手段と、第1のプロセッサモジュールへメッセ
    ージを送信するメッセージ送信手段とを備えた請求項1
    4又は15に記載のプロセッサモジュール。
  18. 【請求項18】 プロセッサモジュールを請求項14か
    ら17のいずれかに記載のプロセッサモジュールの各手
    段として機能させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058549A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Nec Corp マルチコンピュータモジュールシステム、マルチコンピュータモジュール方法、および、プログラム
JP2007156679A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Hitachi Ltd サーバの障害回復方法及びデータベースシステム
JP2019134417A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. Plcバックプレーンのホットスワップ装置

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