JP2001182555A - ガスタービンプラント - Google Patents

ガスタービンプラント

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JP2001182555A
JP2001182555A JP36825199A JP36825199A JP2001182555A JP 2001182555 A JP2001182555 A JP 2001182555A JP 36825199 A JP36825199 A JP 36825199A JP 36825199 A JP36825199 A JP 36825199A JP 2001182555 A JP2001182555 A JP 2001182555A
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inner cylinder
gas turbine
cylinder shaft
shaft
turbine plant
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Hisashi Matsuda
寿 松田
Fumio Otomo
文雄 大友
Asako Inomata
麻子 猪亦
Yoshitaka Fukuyama
佳孝 福山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気圧縮機から抽気した高圧空気を冷却用とし
てガスタービン軸に供給する際、その高圧空気の圧力損
失を少なくさせて効果的に冷却を行わせるガスタービン
プラントを提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービンプラントは、空
気圧縮機21からガスタービン23へ冷却媒体を導く中
間軸30の内筒軸40の少なくとも一方の流路端面を曲
壁状にすることによって中間軸空間部43内の冷却媒体
の剥離を抑制する。また、中間軸39の内筒軸40内
に、整流部50を収容し、中間軸空間部43内の旋回流
から生じる淀み領域の発生を抑制することによって、冷
却媒体の圧力損失を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンプラ
ントに係り、特に空気圧縮機で生成された高圧空気を冷
却用として中間軸を介してガスタービン軸に供給する
際、圧力損失を少なくさせたガスタービンプラントに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスタービンプラントは、図5
3に示すように、空気圧縮機1、ガスタービン燃焼器
2、ガスタービン3を備え、空気圧縮機軸4とガスター
ビン軸5とを内筒軸6に同心的に配置した外筒軸7を備
えた中間軸8で接続する構成になっている。
【0003】また、空気圧縮機1は、空気圧縮機動翼
9、空気圧縮機静翼10を軸方向に沿って複数備え、吸
込んだ空気を圧縮して高圧空気にし、高圧空気の一部を
ガスタービン燃焼器2に酸化剤として供給し、ここで燃
焼ガスを生成し、生成した燃焼ガスをガスタービン3の
ガスタービン静翼11、ガスタービン動翼12に供給し
て膨張仕事をさせるようになっている。
【0004】また、空気圧縮機1は、高圧空気の残りの
一部を圧縮機軸4と中間軸8の外筒軸7との隙間部1
3、空間部14を介してガスタービン軸5に供給し、ガ
スタービン動翼12およびその植込み部(図示せず)を
冷却させるようになっている。
【0005】ガスタービン動翼12およびその植込み部
を冷却させた高圧空気は、通路15、隙間部16、中心
孔17を介して次段落のタービン動翼に供給するように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のガス
タービンプラントは、単機あたりの出力を高出力化する
ためにガスタービン入口温度を高温化する傾向があり、
このため材料の強度を保証する関係から冷却空気も多量
に必要とされる。ところが、従来構造のガスタービンプ
ラントでは、図53に示すように、空気圧縮機動翼9か
ら抽気した高圧空気を冷却用として隙間部13および空
間部14を介してガスタービン軸5に供給する際、空間
部14において旋回流が発生し、発生する旋回流が要因
となり、高圧空気の流れが悪くなって圧力損失を増加さ
せ、設計値どおりの対流冷却を発揮させることができな
い不都合・不具合が確認されている。特に、最近のよう
に、単機容量の増加と相俟って限られた高圧空気を冷却
用として効果的に活用しようとしても、圧力損失の増加
に伴って対流冷却が十分に活用することができず、高温
化に際し、ガスタービン軸5の局部的に過度な熱応力の
発生やガスタービン動翼の融損等の心配がある。
【0007】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、空気圧縮機から抽気した高圧空気を中間軸
を介してガスタービン軸に供給して冷却させる際、その
高圧空気の圧力損失を少なくさせて効果的な冷却を行わ
せるガスタービンプラントを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ンプラントは、上記目的を達成するために、請求項1に
記載したように、空気圧縮機に収容する空気圧縮機軸と
ガスタービンに収容するガスタービン軸とを備えるとと
もに、上記空気圧縮機軸と上記ガスタービン軸とを中間
軸で接続させたガスタービンプラントにいて、上記中間
軸は外筒軸に同心的に収容した内筒軸で構成するととも
に、内筒軸の内筒軸空間部に整流部を設けたものであ
る。
【0009】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項2に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部に収容され、型枠内を仕切りで
区画する流路を形成したものである。
【0010】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項3に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部に収容したハニカム部で構成し
たものである。
【0011】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項4に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部の周方向に沿って設けた扇板で
構成したものである。
【0012】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項5に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部に収容した円管で構成したもの
である。
【0013】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項6に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部の周壁に固定した湾曲状の固定
羽根で構成したものである。
【0014】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項7に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部に設けた金網で構成したもので
ある。
【0015】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項8に記載したように、
整流部は、内筒軸空間部の軸方向に沿って延びる突き出
し片で構成したものである。
【0016】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項9に記載したように、
突き出し片は、断面四角形の板状、断面台形の板状、断
面三角形の板状、断面翼形の板状のうち、いずれかを選
択したものである。
【0017】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項10に記載したよう
に、突き出し片は、内筒軸の中心軸に対して傾斜させて
設置したものである。
【0018】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項11に記載したよう
に、突き出し片は、内筒軸空間部の軸方向に沿って断続
的に設置したものである。
【0019】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項12に記載したよう
に、突き出し片は、内筒軸空間部の周方向に沿って環状
に配置するとともに、上記内筒軸空間部に対し溶接部で
固設したものである。
【0020】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項13に記載したよう
に、突き出し片は、断面T字状に形成するとともに、内
筒軸空間部に対し、ボルトで固定させたものである。
【0021】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項14に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部に設けた格子状の整流板で
構成するとともに、格子状の整流板を上記内筒軸空間部
の軸方向に沿って断続的に設置したものである。
【0022】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項15に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部の軸方向に沿って延び、か
つ軸中央に配置した口径の大きい筒部と、この口径の大
きい筒部の外側に配置した口径の小さい筒部とを組み合
せて構成したものである。
【0023】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項16に記載したよう
に、口径の大きい筒部は、口径の小さい筒部に較べて相
対的に短く形成したものである。
【0024】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項17に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部の軸方向に沿って延び断面
が三角形で、かつ断面積の大きい突き出し片と、断面が
三角形で、かつ断面積の小さい突き出し片とを組み合せ
て構成するとともに、上記内筒軸空間部の周方向に沿っ
て上記断面積の大きい突き出し片と上記断面積の小さい
突き出し片とを交互に配置したものである。
【0025】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項18に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部の入口側に、軸方向に沿っ
て延びる長さの長い突き出し片と、軸方向に沿って延び
る長さの短かい突き出し片とを組み合せて構成するとと
もに、上記内筒軸空間部の周方向に沿って上記長さの長
い突き出し片と上記長さの短かい突き出し片とを交互に
配置したものである。
【0026】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項19に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部の入口側に、内筒軸の中心
軸に対して冷却媒体の上流側に向って昇り傾斜角度に設
置した案内板と、上記内筒軸空間部の中間部に、上記内
筒軸の中心軸に平行に設置した案内板と、上記内筒軸空
間部の出口側に、上記内筒軸の中心軸に対して冷却媒体
の下流側に向って昇り傾斜角度に設置した案内板とを組
み合せて構成したものである。
【0027】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項20に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部の入口側に設置した金網
と、上記内筒軸空間部の中間部に設置し、内筒軸の中心
軸に平行な案内板と、上記内筒軸の出口側に設置した多
孔板とを組み合せて構成したものである。
【0028】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項21に記載したよう
に、整流部は、内筒軸空間部の中央に設置した筒部と、
上記内筒軸空間部の周方向に沿って配置した断面三角形
状の突き出し片とを組み合せて構成したものである。
【0029】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項22に記載したよう
に、中間軸は、内筒軸を第1内筒軸と第2内筒軸とに分
割するとともに、第1内筒軸に周方向に沿って設けた突
き出し片を整流部とする一方、上記第1内筒軸と上記第
2内筒軸とをボルトで接続させたものである。
【0030】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項23に記載したよう
に、中間軸は、内筒軸空間部の中央に設置した菱形形状
の筒部と、この筒部を支持固定する断面T字状の突き出
し片とを組み合せた整流部として収容するとともに、上
記突き出し片を内筒軸に対し、ボルトで接続させたもの
である。
【0031】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項24に記載したよう
に、中間軸は、内筒軸空間部の入口側のフランジと内筒
軸との接続部分および上記内筒軸空間部の出口側のフラ
ンジと上記内筒軸との接続部分のうち、少なくとも一方
に曲面部を形成したものである。
【0032】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項25に記載したよう
に、中間軸は、内筒軸空間部の入口側のフランジと内筒
軸との接続部分および上記内筒軸空間部の出口側のフラ
ンジと上記内筒軸との接続部分のうち、少なくとも一方
に曲面部を形成するとともに、少なくとも一方の曲面部
に案内板を設けたものである。
【0033】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項26に記載したよう
に、案内板は、冷却媒体の上流側に向って昇り傾斜角度
で内筒軸空間部の入口側の曲面部に設置したものであ
る。
【0034】本発明に係るガスタービンプラントは、上
記目的を達成するために、請求項27に記載したよう
に、案内板は、冷却媒体の上流側に向って昇り傾斜角度
で内筒軸空間部の入口側の曲面部に設置する一方、冷却
媒体の下流側に向って昇り傾斜角度で内筒軸空間部の出
口側の曲面部に設置したものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
プラントの実施形態を図面および図面に付した符号を引
用して説明する。
【0036】図1は、本発明に係るガスタービンプラン
トの実施形態を示す上半部分断面組立図である。
【0037】本実施形態に係るガスタービンプラント
は、空気圧縮機21、ガスタービン燃焼器22、ガスタ
ービン23を備えて構成される。
【0038】空気圧縮機21は、空気圧縮機ケーシング
24の中央に収容され、ジャーナル軸受25で支持され
た空気圧縮機軸26を備えるとともに、空気圧縮機軸2
6に植設した空気圧縮機動翼27と空気圧縮機ケーシン
グ24に固設した空気圧縮機静翼28とで空気圧縮機段
落29を構成し、吸気口30から吸込んだ空気を空気圧
縮機段落29で圧縮し、高圧空気を生成するようになっ
ている。なお、空気圧縮機軸26は、円盤状のディスク
45を軸方向に沿って配置し、ディスク45をタイボル
ト47で固定している。
【0039】ガスタービン燃焼器22は、その内部に燃
焼器ライナ31とトランジションピース32とを収容
し、空気圧縮機21から供給された高圧空気に燃料を加
え、燃焼器ライナ31で燃焼ガスを生成し、その燃焼ガ
スをトランジションピース32を介してガスタービン2
3に供給するようになっている。
【0040】ガスタービン23は、ガスタービンケーシ
ング33の中央に収容され、ジャーナル軸受34で支持
されたガスタービン軸35を備えるとともに、ガスター
ビンケーシング33に固設したガスタービン静翼36と
ガスタービン軸35に植設したガスタービン動翼37と
でガスタービン段落38を構成し、上記トランジション
ピース32から供給された燃焼ガスをガスタービン段落
38で膨張仕事をさせ、発電機等の被駆動機(図示せ
ず)を駆動するようになっている。
【0041】空気圧縮機軸26とガスタービン軸35と
の間には、中間軸39が設けられている。この中間軸3
9は、同心的に配置した内筒軸40と外筒軸41とで構
成し、空気圧縮機段落29から抽気した高圧空気の一部
をシール空気として外筒軸空間部42を介してガスター
ビン段落38に供給され、ガスタービン動翼37の植込
み部を冷却するとともに、ガスタービン燃焼器22から
流入してくる高温の燃焼ガスのタイボルト48で固定し
たディスク46側への漏洩を防いでいる。また残りの高
圧空気は、内筒軸空間部43およびガスタービン軸35
に植設したガスタービン動翼37に冷却通路(図示せ
ず)を介して供給されてガスタービン動翼37を冷却す
るとともに、ガスタービン軸35のバランス孔44を介
して次段落のガスタービン動翼の冷却に使用されるよう
になっている。
【0042】また、中間軸39の内筒軸40は、図2に
示すように、両端にフランジ49a,49bを設けると
ともに、中心軸RCLに沿って設けた内筒軸中間部43
に整流部50を収容する構成になっている。この整流部
50は、図2および図3に示すように、型枠51を、例
えば菱形等の四辺形状に形成し、型枠51内を仕切り5
2a,52bで区画して流路53a,53bを形成し、
冷却用の高圧空気ARが流路53a,53bに対し、均
一かつ良好に流れる構成になっている。なお、図2は、
本実施形態に係る内筒軸40の側断面図を示しており、
また、図3は図2のA−A矢視方向から切断した断面図
を示している。
【0043】従来、回転する内筒軸40の内筒軸空間部
43内を流れる冷却用の高圧空気ARは、回転中に発生
する遠心力により半径方向(放射方向)に押し付けら
れ、また回転する内筒軸壁に引きずられることによって
複雑な旋回流となって内筒軸空間部43を流れていく
(例えば山田・今尾(1980),日本機械学会論文集
(B編),vol.46,No.409,pp.166
2−1670)。このため、内筒軸空間部43の半径方
向外側に流体(高圧空気AR)が集中し、中央部では流
れが滞留するようになって大きな圧損を生じていること
が実験より確認されている。
【0044】本実施形態は、このような点に着目したも
ので、内筒軸空間部43内に整流部50を設けることに
よって旋回流の発生を抑制し、その結果として中心軸R
CLの周辺の淀み流れ領域をなくすことで、内筒軸空間
部43内を流れる高圧空気ARの圧力損失を軽減するも
のである。
【0045】このように、本実施形態は、内筒軸空間部
43内に菱形等の四辺形状の型枠51と仕切り52a,
52bとで流路53a,53bを形成した整流部50を
設け、空気圧縮機段落29から抽気した高圧空気ARに
よる淀み領域を発生させることなくガスタービン軸35
に植設したガスタービン動翼37に良好に案内できるよ
うにしたので、内筒軸空間部43内の圧力損失を少なく
することができ、限られた冷却用の高圧空気ARの供給
圧においても冷却に必要な空気流量を確保してガスター
ビン軸35に植設したガスタービン動翼37を十分に対
流冷却させることができ、ガスタービン動翼37の強度
を高く維持させてガスタービンプラントの高温化に対処
させることができる。
【0046】なお、本実施形態では、内筒軸空間部43
内に菱形等の四辺形状の型枠51に仕切り52a,52
bで区画した流路53a,53bを形成する整流部50
を設けたが、この例に限らず、例えば図4に示すよう
に、ハニカム部54で形成した整流部50を設けても良
いし、図5に示すように内筒軸空間部43の周壁に沿っ
て扇形55で形成した整流部50を設けても良く、図6
に示すように、内筒軸空間部43に口径の小さい円管5
7を収容した整流部50を設けても良い。また、図7に
示すように、湾曲状の固定羽根58で形成した整流部5
0にしてもよく、図8および図9に示すように、金網5
9で形成した整流部50にしてもよい。
【0047】内筒軸40の内筒軸空間部43内に設ける
整流部50は上述の形状に限ったものではなく、図10
および図11に示すように、内筒軸空間部43の周方向
に沿い、かつ軸方向に沿って延びた四角形等の板状の突
き出し片60を整流部50としてもよい。なお、突き出
し片60の個数は、図示の例に限られるものではなく、
回転中、振動が発生しない動的バランスが取れるのであ
れば一つでも構わない。
【0048】このように、本実施形態では、内筒軸空間
部43内に突き出し片60を設け、回転する中間軸39
の内筒軸40内に発生する旋回流によって生じる中心軸
RCLの周辺の淀み流れの発生を抑制したので、内筒軸
40内の圧力損失を少なくすることができ、限られた供
給圧においても冷却に必要な空気流量を確保してガスタ
ービン軸35に植設したガスタービン動翼37を十分に
対流冷却させることができ、ガスタービン動翼37の強
度を高く維持させてガスタービンプラントの高温化に対
処させることができる。
【0049】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を説明する。突き出し片60として形成した整流部5
0は、図10および図11に示したような四辺形等の板
状に限るものではなく、製作上強度を保つことができる
形状、例えば、図12に示すように断面台形の板状の突
き出し片60にしてもよいし、図13に示すように、断
面三角形の板状の突き出し片60でも構わない。また、
図14および図15に示すように断面が翼形の板状を持
った突き出し片60を用いることも可能であり、こうし
た場合には圧力損失をさらに低減することが可能であ
る。
【0050】本実施形態に係る中間軸39の他の例を示
したのが図16および図17である。本実施形態は、中
間軸39における内筒軸40の内筒軸空間部43に収容
し、内筒軸40の中心軸RCLに対し、高圧空気ARの
流れの上流側に向って昇り傾斜し、角度αにより設置し
た案内板61で形成して整流部50とし、その整流部5
0を組み込んだ中間軸39にしたものである。
【0051】空気圧縮機21から抽気された高圧空気
は、回転する空気圧縮機軸26を構成するディスク45
に沿って中間軸39の内筒軸40へと導かれるため、内
筒軸40には予め幾分旋回を持った流れとなって流入す
ることになる。こうした予旋回流は、内筒軸40内での
旋回流の発生を助長することになる。これに対し、本実
施形態では、内筒軸40の中心軸RCLに対し、傾斜角
度αをもった案内板61で形成した整流部50を設ける
ことによって予旋回を打ち消すことができ、したがっ
て、内筒軸40に発生する旋回流を抑制することで、淀
み領域を除去することができ、内筒軸40内の圧力損失
を低く抑えることができる。したがって、限られた冷却
用の高圧空気ARの供給圧においても冷却に必要な空気
流量を確保してガスタービン軸35に植設したガスター
ビン動翼37を十分に対流冷却させることができ、ガス
タービン動翼37の強度を高く維持させてガスタービン
プラントの高温化に対処させることができる。本実施形
態は、整流部50を形成する案内板61の傾斜角度αを
もって内筒軸空間部43に設置しているが、同様の効果
は傾斜角度(旋回角度)βをつけた格子状の案内板6
1,61で形成した整流部50を図18,図19および
図20に示したように設けても良い。なお図18は本実
施形態に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図
を示しており、図19は図18のF−F矢視方向から切
断した断面図を、図20は図18のG−G矢視方向から
切断した断面図をそれぞれ示す。
【0052】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を示したのが図21および図22である。
【0053】本実施形態は、格子状の整流板62a,6
2b,62cで形成した整流部50を内筒軸空間部43
の軸方向に沿って断続的に配置する中間軸39としたも
ので、内筒軸40の出口側にいたるまで旋回流の発生を
良好に抑制することができ、淀み領域の発生を除去する
ことができ、内筒軸40内の圧力損失を少なくすること
ができる。したがって、限られた冷却用の高圧空気AR
の供給圧においても冷却に必要な空気流量を確保してガ
スタービン軸35に植設したガスタービン動翼37を十
分に対流冷却させることができ、ガスタービン動翼37
の強度を高く維持させてガスタービンプラントの高温化
に対処させることができる。格子状の整流板62a,6
2b,62cは四辺形状の升目にこだわるものではなく
他の多角形であっても構わない。
【0054】また、図23および図24に示すように、
中間軸39は、三角形の板状の突き出し片60a,60
b,60cを用いた整流部50を内筒軸40の軸方向に
沿って断続的に設けてもよい。
【0055】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図25および図26に示す。図25は本実施形態
に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図26は図25のJ−J矢視方向から切断した断面
図である。図25は口径の大小異なる筒部63a,63
bを組み合せて整流部50とし、その整流部50を内筒
軸空間部43に収容して中間軸39にしたものである。
中間軸39における内筒軸40の内筒軸空間部43の外
径寄りには、小さな口径の筒部63aを配置し、中央部
には大きな口径の筒部63bを配置したものである。
【0056】本実施形態は、遠心力の大きな外径寄りに
小さな口径の筒部63aを配置し、中央部に口径の大き
な筒部63bを配置したので、内筒軸40の入口の高圧
空気ARの流れの予旋回成分を分断することができる。
したがって、より良好な整流効果が期待できるので、内
筒軸40内の圧力損失を低くすることができる。また、
内筒軸40の中央部には大きな口径の筒部63bを設け
たので、内筒軸40全体を小さな整流部50に区分けす
ることによって増加する壁面せん断応力の増大に伴う圧
力損失を低減することができ、内筒軸40全体の圧力損
失を低くすることができる。
【0057】続いて本特許の他の実施例を図27および
図28に示す。図27は本実施形態に係る中間軸39に
おける内筒軸40の側断面図であり、図28は図27の
K−K矢視方向から切断した断面図である。
【0058】本実施形態は、整流効果が高く、断面積の
大きい三角形状の突き出し片64aと、断面積の小さい
三角形状の突き出し片64bとを組み合せて整流部50
として形成するとともに、断面積の大きい三角形状の突
き出し片64aと、断面積の小さい三角形状の突き出し
片64bとを内筒軸空間部43の周方向に沿って交互に
配置し、かつその軸方向に沿って長く延ばして配置する
中間軸39にしものである。整流効果だけを考えると、
断面積の大きい三角形状の突き出し片64aが有効であ
るが、中間軸39の全体を考慮すると、突き出し片自身
の堰き止め効果(圧力損失)も考慮する必要がある。
【0059】本実施形態では、断面積の大きい三角形状
の突き出し片64aと断面積の小さい三角形状の突き出
し片64bとを交互に配置して整流部50を形成し、そ
の整流部50を組み込んだ中間軸39にしたので、内筒
軸空間部43内に冷却用の高圧空気ARを良好に流すこ
とができる。
【0060】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図29および図30に示す。図29は本実施形態
に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図30は図29のL−L矢視方向から切断した断面
図である。
【0061】本実施形態は、内筒軸空間部43の外径寄
りに口径が小さく、かつ軸方向に沿って長く延びた筒部
63aを配置し、その中央部に口径が大きく、かつ軸方
向に沿って延びる長さの短い筒部64bを配置して整流
部50を形成し、その整流部50を組み込んだ中間軸3
9にしたので、流れが複雑な外径側で高い整流効果を得
ることができ、その中央部で良好な整流効果を持たせつ
つ圧力損失を低く抑えることができ、中間軸39全体の
圧力損失を低く抑えることができる。
【0062】また、図29および図30のように、筒部
63a,63bを整流部50として配置にすると、内筒
軸空間部43の入口・出口部には特願平10−3412
79号公報で示すように隆起部をもったディスクも併用
することができるので、さらに高い整流効果を発揮させ
ることができ、中間軸39における圧力損失をより一層
低く抑えることができる。
【0063】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図31および図32に示す。図30は、本実施形
態に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図32は、図31のM−M矢視方向から切断した断
面図である。本実施形態では、内筒軸空間部43の入口
IN側から軸方向に沿って延びる長さの短かい板状の突
き出し片64aと、長さの長い板状の突き出し片64b
とを内筒軸空間部43の周方向に沿って交互に配置させ
て整流部50とし、その整流部50を組み込んだ中間軸
39にしたものである。高圧空気ARが予旋回成分をも
って流入する中間軸39の入口INにおいては、突き出
し片64a,64bの数を増やして整流効果を増大させ
たものである。但し、図31に示すように、軸方向に沿
って長さの長い突き出し片64bと長さの短かい突き出
し片64aとを併用しているので、入口IN領域以外で
は突き出し片64a,64bの数が間引かれ、突き出し
片64a,64b自身の圧力損失をできるだけ低減させ
る構造となっている。したがって、良好な整流効果を維
持しつつ、中間軸39の内筒軸40全体の圧力損失を低
く抑えることができる。また、本実施形態では、突き出
し片64a,64bの先端形状を斜めにカットしてある
ので特願平10−341279号公報にあるように、隆
起部をもったディスクも併用した場合、さらに高い整流
効果を発揮させることができる。
【0064】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を図33および図34に示す。図33は、本実施形態
に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図34は、図33のN−N矢視方向から切断した断
面図である。
【0065】本実施形態は、内筒軸空間部43の入口I
N側に、内筒軸40の中心軸RCLに対し、高圧空気A
Rの上流側に向って昇り傾斜角度γに設置した案内板6
1aと、内筒軸空間部43の中間部分に、内筒軸40の
中心軸RCLに平行に設置した案内板61bと、内筒軸
空間部43の出口EX側に、内筒軸40の中心軸RCL
に対し、高圧空気ARの下流側に向って昇り傾斜角度δ
に設置した案内板61cとを組み合せて整流部50と
し、その整流部50を組み込んだ中間軸39にしたもの
である。
【0066】本実施形態では、高圧空気ARが予旋回成
分を持って流入する内筒軸空間部43の入口IN側に良
好な流入が行える昇り傾斜角度γで設置した案内板61
aを備え、中間部分で高い整流効果を持った内筒軸40
の中心軸RCLに平行に設置した案内板61bを備え、
内筒軸中間部43の出口EX側に良好な流出が行える昇
り傾斜角度δで設置した案内板61cを組み合せて整流
部50とし、その整流部50を組み込んだ中間軸39に
したので、中間軸39の全体に亘って高い整流効果を維
持することができる。
【0067】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図35および図36に示す、図35は本実施形態
にかかる中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図36は図35のO−O矢視方向から切断した断面
図である。
【0068】本実施形態は、内筒軸空間部43の入口I
N側に設置した高圧空気ARの下流側に向う凸状に湾曲
させた金網59と、内筒軸空間部43の中間部分に設置
した内筒軸40の中心軸RCLと平行な案内板61と、
内筒軸空間部43の出口EX側に設置した多孔板65と
を組み合せて整流部50とし、その整流部50を組み込
んだ中間軸39にしたものであ。
【0069】このように、本実施形態では、内筒軸空間
部43の入口IN側に設置した金網59と、内筒軸空間
部43の中間部分に設置した案内板61と、内筒軸空間
部43の出口EX側に設置した多孔板65とを組み合せ
て整流部50とし、その整流部50を組み込んだ中間軸
39にしたので、中間軸39の圧力損失を低く抑えるこ
とができる。
【0070】続いて、本実施形態に係る中間軸39の、
さらに他の例を示したのが図37および図38である。
図37は本実施形態に係る中間軸39における内筒軸4
0の側断面図であり、図38は図37のP−P矢視方向
から切断した断面図である。
【0071】本実施形態は、内筒軸中間部43の中央部
に収容し、内筒軸40の中心軸RCLに沿って延びた筒
部63と、内筒軸空間部43の周方向に沿って環状列に
配置され、かつ内筒軸40の中心軸RCLに沿って長く
延びた例えば断面三角形の板状の突き出し片60とを組
み合せて整流部50とし、その整流部50を組み込んだ
中間軸39にしたものである。なお、筒部63は、突き
出し片60の軸方向の長さに較べて相対的に短くなって
いる。
【0072】このように、本実施形態では、内筒軸空間
部43の中央部に収容した筒部60と、内筒軸空間部4
3の周方向に沿って環状列に配置した突き出し片60と
を組み合せて整流部50とし、その整流部50を組み込
んだ中間軸39で流入する高圧空気ARの予旋回を抑制
したので、内筒軸空間部43を流れる際の高圧空気AR
の流線を円滑にして圧力損失を低くすることができる。
【0073】また、筒部63は、突き出し片60の長さ
よりも短くしたので、例えば特願平10−341279
号公報にあるような隆起部を持ったディスクと併用する
ことができ、隆起部を持ったディスクと併用した場合、
高圧空気ARのより一層の圧力損失を低く抑えることが
できる。
【0074】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図39および図40に示す。図39は、本実施形
態に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図40は、図39のQ−Q矢視方向から切断した断
面図である。
【0075】本実施形態は、内筒軸40を第1内筒軸6
6と第2内筒軸67とに分割して互いに別体で作製し、
接続面JSで第1内筒軸66と第2内筒軸67とをボル
ト68で接続させた中間軸39にしたものである。
【0076】第1内筒軸66は、フランジ49aと一体
形成の短筒部69になっており、この短筒部69にボル
ト孔70を設けるとともに、短筒部69内に形成した内
筒軸空間部43の周方向に沿って突き出し片60を環状
に配置し、整流部50を構成している。
【0077】また、第2内筒軸67は、フランジ49b
と一体形成の長筒部71になっており、長筒部71の接
続面JSにボルト孔70を設けている このように、本実施形態では、内筒軸40を第1内筒軸
66と第2内筒軸67とに分割し、第1内筒軸66と第
2内筒軸67とをボルト68で接続させた中間軸39と
したので、中間軸39の組立、分解等の作業を容易に行
うことができる。なお、本実施形態は、第1内筒軸66
と第2内筒軸67とをボルト68で接続させたが、この
例に限らず、溶接や嵌合せ等で接続させてもよい。
【0078】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図41および図42に示す。図41は、本実施形
態に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図42は、図41のR−R矢視方向から切断した断
面図である。
【0079】本実施形態は、内筒軸空間部43の周方向
に沿って環状に配置した突き出し片60を内筒軸40に
対し、溶接部22で固設した整流部50とし、その整流
部50を組み込んだ中間軸39にしたものである。
【0080】このように、本実施形態では、内筒軸空間
部43の周方向に沿って環状に配置した突き出し片60
を内筒軸40に対し、溶接部72で固設した整流部50
とし、その整流部50を組み込んだ中間軸39にしたの
で、突き出し片60を内筒軸40に固設するに先立ち、
中間軸39を加工する際、大型工作機械を使用して加工
時間を短くするとともに、加工精度を高めて回転中に発
生する振動等を低く抑えることができる。
【0081】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図43および図44に示す。図43は、本実施形
態に係る中間軸39における内筒軸40の側断面図であ
り、図44は、図43のS−S矢視方向から切断した断
面図である。
【0082】本実施形態は、内筒軸空間部43の周方向
に沿って環状に配置した突き出し片60をT字状に形成
し、T字状に形成した突き出し片60を内筒軸40に対
し、ボルト68で着脱自在に固定した整流部50とし、
その整流部50を組み込んだ中間軸39にしたものであ
る。
【0083】このように、本実施形態では、内筒軸空間
部43の周方向に沿って環状に配置した突き出し片60
をT字状に形成し、T字状に形成した突き出し片60を
内筒軸40に対し、ボルト68で着脱自在に固定した整
流部50とし、その整流部50を組み込んだ中間軸39
にしたので、中間軸39の組立作業を容易に行うことが
できる。
【0084】なお、本実施形態は、整流部50としての
突き出し片60をT字状に形成し、内筒軸40に対し、
ボルト68で固定させたが、この例に限らず、例えば、
図45および図46に示すように、内筒軸空間部43に
収容した菱形形状の筒部63と、この筒部63を支持固
定する断面T字状の突き出し片60とを組み合せた整流
部50にし、T字状の突き出し片60を内筒軸40に対
してボルト68で固定してもよい。
【0085】次に、本実施形態に係る中間軸39の他の
例を、図47に示す、図47は、本実施形態に係る中間
軸39における内筒軸40の側断面図である。
【0086】本実施形態は、内筒軸空間部43の入口I
N側のフランジ49aと内筒軸40との接続部分CRP
を複数の曲部73を繋ぎ合せた曲面部74に形成したも
のである。
【0087】このように、本実施形態は、内筒軸空間部
43の入口IN側のフランジ49aと内筒軸40の接続
部分CRPを曲部73で繋ぎ合せた曲面部74に形成し
たので、高圧空気ARの剥離の少ない良好な流れにして
圧力損失を低く抑えることができる。
【0088】なお、本実施形態は、内筒軸空間部43の
入口IN側のフランジ49aと内筒軸40との接続部分
CRPを曲部73で繋ぎ合せた曲面部74に形成した
が、この例に限らず、例えば、図48に示すように、内
筒軸空間部43の入口IN側を、予め曲面部74を介装
させてフランジ49aと内筒軸40とを一体に作製して
もよく、また、例えば、図49に示すように、内筒軸空
間部43の出口EX側における内筒軸40を高圧空気A
Rの下流側に向って拡開壁75に形成するとともに、予
め曲面部74を介装させてフランジ49bと内筒軸40
の拡開壁75とを一体に作製してもよく、また、例え
ば、図50に示すように、内筒軸空間部43の入口IN
側および出口EX側ともに、予め曲面部74,74を介
装させてフランジ部49a,49bと内筒軸40とを一
体に作製してもよく、また、例えば、図51に示すよう
に、内筒軸空間部43の入口IN側を、予め曲面部74
を介装させてフランジ49aと内筒軸40とを一体に作
製するとともに、その入口IN側に、内筒軸40の中心
軸RCLに対し、高圧空気ARの流れに向って昇り傾斜
角度αで設置した案内板61を設けてもよく、また、例
えば、図52に示すように、内筒軸空間部43の入口I
N側および出口EX側ともに、予め曲面部74,74を
介装させてフランジ49a,49bと内筒軸40とのそ
れぞれを一体に作製するとともに、その入口IN側に、
内筒軸40の中心軸RCLに対し、高圧空気ARの流れ
の上流側に向って昇り傾斜角度γで設置した案内板61
aを設け、その出口EX側に、内筒軸40の中心軸RC
Lに対し高圧空気ARの流れの下流側に向って昇り傾斜
角度δで設置した案内板61cを設けてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るガス
タービンプラントは、空気圧縮機軸とガスタービン軸と
のそれぞれのディスクおよび空気圧縮機軸とガスタービ
ン軸とを互いに接続させる中間軸内に、空気圧縮機段落
から抽気し、ガスタービン軸に冷却用として供給する高
圧空気の圧力損失を少くさせて良好に案内する手段を備
えたので、限られた供給圧においても冷却に必要な空気
流量を確保でき、ガスタービン軸に植設したガスタービ
ン動翼を十分に対流冷却させることができ、ガスタービ
ン動翼の強度を高く維持させてガスタービンプラントの
高温化に対処させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービンプラントの実施形態
を示す上半部分断面組立図。
【図2】本発明に係るガスタービンプラントにおけるガ
スタービン中間軸の内筒軸の実施形態を示す概略側断面
図。
【図3】図2のA−A矢視方向から切断した断面図。
【図4】本発明に係るガスタービンプラントにおけるガ
スタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略正
面断面図。
【図5】本発明に係るガスタービンプラントにおけるガ
スタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略正
面断面図。
【図6】本発明に係るガスタービンプラントにおけるガ
スタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略正
面断面図。
【図7】本発明に係るガスタービンプラントにおけるガ
スタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略正
面断面図。
【図8】本発明に係るガスタービンプラントにおけるガ
スタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略側
断面図。
【図9】図8のB−B矢視方向から切断した断面図。
【図10】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図11】図10のC−C矢視方向から切断した断面
図。
【図12】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
正面断面図。
【図13】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
正面断面図。
【図14】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図15】図14のD−D矢視方向から切断した断面
図。
【図16】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図17】図16のE−E矢視方向から切断した断面
図。
【図18】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図19】図18のF−F矢視方向から切断した断面
図。
【図20】図19のG−G矢視方向から切断した断面
図。
【図21】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図22】図21のH−H矢視方向から切断した断面
図。
【図23】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図24】図23のI−I矢視方向から切断した断面
図。
【図25】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図26】図25のJ−J矢視方向から切断した断面
図。
【図27】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図28】図27のK−K矢視方向から切断した断面
図。
【図29】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図30】図29のL−L矢視方向から切断した断面
図。
【図31】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図32】図31のM−M矢視方向から切断した断面
図。
【図33】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図34】図33のN−N矢視方向から切断した断面
図。
【図35】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図36】図35のO−O矢視方向から切断した断面
図。
【図37】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図38】図37のP−P矢視方向から切断した断面
図。
【図39】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図40】図39のQ−Q矢視方向から切断した断面
図。
【図41】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図42】図41のR−R矢視方向から切断した断面
図。
【図43】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図44】図43のS−S矢視方向から切断した断面
図。
【図45】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図46】図45の概略側断面図。
【図47】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図48】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図49】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図50】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図51】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図52】本発明に係るガスタービンプラントにおける
ガスタービン中間軸の内筒軸の他の実施形態を示す概略
側断面図。
【図53】従来のガスタービンを示す一部切欠き上半部
分の部分断面図。
【符号の説明】
1 空気圧縮機 2 ガスタービン燃焼器 3 ガスタービン 4 空気圧縮機軸 5 ガスタービン軸 6 内筒軸 7 外筒軸 8 中間軸 9 空気圧縮機動翼 10 空気圧縮機静翼 11 ガスタービン静翼 12 ガスタービン動翼 13 隙間部 14 空間部 15 通路 16 隙間部 17 中心孔 21 空気圧縮機 22 ガスタービン燃焼器 23 ガスタービン 24 空気圧縮機ケーシング 25 ジャーナル軸受 26 空気圧縮機軸 27 空気圧縮機動翼 28 空気圧縮機静翼 29 空気圧縮機段落 30 吸気口 31 燃焼器ライナ 32 トランジションピース 33 ガスタービンケーシング 34 ジャーナル軸受 35 ガスタービン軸 36 ガスタービン静翼 37 ガスタービン動翼 38 ガスタービン段落 39 中間軸 40 内筒軸 41 外筒軸 42 外筒軸空間部 43 内筒軸空間部 44 バランス孔 45 ディスク 46 ディスク 47 タイボルト 48 タイボルト 49a,49b フランジ 50 整流板 51 型枠 52a,52b 仕切り 53a,53b 流路 54 ハニカム部 55 扇板 57 円管 58 固定羽根 59 金網 60,60a,60b,60c 突き出し片 61,61a,61b,61c 案内板 62,62a,62b,62c 整流板 63,63a,63b,63c 筒部 64a,64b 突き出し片 65 多孔板 66 第1内筒軸 67 第2内筒軸 68 ボルト 69 短筒部 70 ボルト穴 71 長筒部 72 溶接部 73 曲部 74 曲面部
フロントページの続き (72)発明者 猪亦 麻子 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 福山 佳孝 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧縮機に収容する空気圧縮機軸とガ
    スタービンに収容するガスタービン軸とを備えるととも
    に、上記空気圧縮機軸と上記ガスタービン軸とを中間軸
    で接続させたガスタービンプラントにいて、上記中間軸
    は外筒軸に同心的に収容した内筒軸で構成するととも
    に、内筒軸の内筒軸空間部に整流部を設けたことを特徴
    とするガスタービンプラント。
  2. 【請求項2】 整流部は、内筒軸空間部に収容され、型
    枠内を仕切りで区画する流路を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のガスタービンプラント。
  3. 【請求項3】 整流部は、内筒軸空間部に収容したハニ
    カム部で構成したことを特徴とする請求項1記載のガス
    タービンプラント。
  4. 【請求項4】 整流部は、内筒軸空間部の周方向に沿っ
    て設けた扇板で構成したことを特徴とする請求項1記載
    のガスタービンプラント。
  5. 【請求項5】 整流部は、内筒軸空間部に収容した円管
    で構成したことを特徴とする請求項1記載のガスタービ
    ンプラント。
  6. 【請求項6】 整流部は、内筒軸空間部の周壁に固定し
    た湾曲状の固定羽根で構成したことを特徴とする請求項
    1記載のガスタービンプラント。
  7. 【請求項7】 整流部は、内筒軸空間部に設けた金網で
    構成したことを特徴とする請求項1記載のガスタービン
    プラント。
  8. 【請求項8】 整流部は、内筒軸空間部の軸方向に沿っ
    て延びる突き出し片で構成したことを特徴とする請求項
    1記載のガスタービンプラント。
  9. 【請求項9】 突き出し片は、断面四角形の板状、断面
    台形の板状、断面三角形の板状、断面翼形の板状のう
    ち、いずれかを選択したことを特徴とする請求項8記載
    のガスタービンプラント。
  10. 【請求項10】 突き出し片は、内筒軸の中心軸に対し
    て傾斜させて設置したことを特徴とする請求項8記載の
    ガスタービンプラント。
  11. 【請求項11】 突き出し片は、内筒軸空間部の軸方向
    に沿って断続的に設置したことを特徴とする請求項8記
    載のガスタービンプラント。
  12. 【請求項12】 突き出し片は、内筒軸空間部の周方向
    に沿って環状に配置するとともに、上記内筒軸空間部に
    対し溶接部で固設したことを特徴とする請求項8記載の
    ガスタービンプラント。
  13. 【請求項13】 突き出し片は、断面T字状に形成する
    とともに、内筒軸空間部に対し、ボルトで固定させたこ
    とを特徴とする請求項8記載のガスタービンプラント。
  14. 【請求項14】 整流部は、内筒軸空間部に設けた格子
    状の整流板で構成するとともに、格子状の整流板を上記
    内筒軸空間部の軸方向に沿って断続的に設置したことを
    特徴とする請求項1記載のガスタービンプラント。
  15. 【請求項15】 整流部は、内筒軸空間部の軸方向に沿
    って延び、かつ軸中央に配置した口径の大きい筒部と、
    この口径の大きい筒部の外側に配置した口径の小さい筒
    部とを組み合せて構成したことを特徴とする請求項1記
    載のガスタービンプラント。
  16. 【請求項16】 口径の大きい筒部は、口径の小さい筒
    部に較べて相対的に短く形成したことを特徴とする請求
    項15記載のガスタービンプラント。
  17. 【請求項17】 整流部は、内筒軸空間部の軸方向に沿
    って延び断面が三角形で、かつ断面積の大きい突き出し
    片と、断面が三角形で、かつ断面積の小さい突き出し片
    とを組み合せて構成するとともに、上記内筒軸空間部の
    周方向に沿って上記断面積の大きい突き出し片と上記断
    面積の小さい突き出し片とを交互に配置したことを特徴
    とする請求項1記載のガスタービンプラント。
  18. 【請求項18】 整流部は、内筒軸空間部の入口側に、
    軸方向に沿って延びる長さの長い突き出し片と、軸方向
    に沿って延びる長さの短かい突き出し片とを組み合せて
    構成するとともに、上記内筒軸空間部の周方向に沿って
    上記長さの長い突き出し片と上記長さの短かい突き出し
    片とを交互に配置したことを特徴とする請求項1記載の
    ガスタービンプラント。
  19. 【請求項19】 整流部は、内筒軸空間部の入口側に、
    内筒軸の中心軸に対して冷却媒体の上流側に向って昇り
    傾斜角度に設置した案内板と、上記内筒軸空間部の中間
    部に、上記内筒軸の中心軸に平行に設置した案内板と、
    上記内筒軸空間部の出口側に、上記内筒軸の中心軸に対
    して冷却媒体の下流側に向って昇り傾斜角度に設置した
    案内板とを組み合せて構成したことを特徴とする請求項
    1記載のガスタービンプラント。
  20. 【請求項20】 整流部は、内筒軸空間部の入口側に設
    置した金網と、上記内筒軸空間部の中間部に設置し、内
    筒軸の中心軸に平行な案内板と、上記内筒軸の出口側に
    設置した多孔板とを組み合せて構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のガスタービンプラント。
  21. 【請求項21】 整流部は、内筒軸空間部の中央に設置
    した筒部と、上記内筒軸空間部の周方向に沿って配置し
    た断面三角形状の突き出し片とを組み合せて構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のガスタービンプラント。
  22. 【請求項22】 中間軸は、内筒軸を第1内筒軸と第2
    内筒軸とに分割するとともに、第1内筒軸に周方向に沿
    って設けた突き出し片を整流部とする一方、上記第1内
    筒軸と上記第2内筒軸とをボルトで接続させたことを特
    徴とする請求項1記載のガスタービンプラント。
  23. 【請求項23】 中間軸は、内筒軸空間部の中央に設置
    した菱形形状の筒部と、この筒部を支持固定する断面T
    字状の突き出し片とを組み合せた整流部として収容する
    とともに、上記突き出し片を内筒軸に対し、ボルトで接
    続させたことを特徴とする請求項1記載のガスタービン
    プラント。
  24. 【請求項24】 中間軸は、内筒軸空間部の入口側のフ
    ランジと内筒軸との接続部分および上記内筒軸空間部の
    出口側のフランジと上記内筒軸との接続部分のうち、少
    なくとも一方に曲面部を形成したことを特徴とする請求
    項1記載のガスタービンプラント。
  25. 【請求項25】 中間軸は、内筒軸空間部の入口側のフ
    ランジと内筒軸との接続部分および上記内筒軸空間部の
    出口側のフランジと上記内筒軸との接続部分のうち、少
    なくとも一方に曲面部を形成するとともに、少なくとも
    一方の曲面部に案内板を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のガスタービンプラント。
  26. 【請求項26】 案内板は、冷却媒体の上流側に向って
    昇り傾斜角度で内筒軸空間部の入口側の曲面部に設置し
    たことを特徴とする請求項25記載のガスタービンプラ
    ント。
  27. 【請求項27】 案内板は、冷却媒体の上流側に向って
    昇り傾斜角度で内筒軸空間部の入口側の曲面部に設置す
    る一方、冷却媒体の下流側に向って昇り傾斜角度で内筒
    軸空間部の出口側の曲面部に設置したことを特徴とする
    請求項25記載のガスタービンプラント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008029701A1 (fr) * 2006-09-05 2008-03-13 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Système de détection de fuite de gaz pour un refroidisseur de gaz

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