JP2001180356A - シートユニット - Google Patents
シートユニットInfo
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- JP2001180356A JP2001180356A JP37411099A JP37411099A JP2001180356A JP 2001180356 A JP2001180356 A JP 2001180356A JP 37411099 A JP37411099 A JP 37411099A JP 37411099 A JP37411099 A JP 37411099A JP 2001180356 A JP2001180356 A JP 2001180356A
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- Japan
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- seat
- dust
- unit
- receiving surface
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- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
置の送信面や受信面への塵埃の付着を簡単に防止する。 【解決手段】 赤外線による光通信装置が内部に設けら
れたシートスイッチ4とポジションコントロールユニッ
ト5を、シートユニット1の下部に配設させ、前記光通
信装置の受信面又は送信面の下部に傾斜面を有するカバ
ー42,52を設置して、シートユニット1下側からの
塵埃を除去する。
Description
ットに配設され、無線伝送装置の受信面又は送信面に塵
埃が付着するのを防止する塵埃付着防止装置を備えたシ
ートユニットに関する。
の高さや前後方向の位置、更には背もたれの傾斜角度
等、シートの姿勢を調整するシートアジャスタの駆動装
置として、複数のモータが設けられている。これらのモ
ータは、通常、ワイヤハーネスを介して電源からの作動
電流や、制御ユニットからの作動信号が供給されるが、
シートユニット周りにおけるワイヤハーネスの錯綜によ
り、シートの位置を調整した際に、ワイヤハーネスがシ
ートユニットと干渉したりすることがある。
は、ワイヤハーネスとシートユニットとの間の干渉を避
ける目的で、制御ユニットからの作動信号を無線信号と
してモータへ伝送する無線伝送装置をシート下部に配置
することで、信号用のワイヤハーネスを削減する新しい
シートユニットが検討されている。
ト周り、特にシート下部は塵埃がたまり易いことから、
着座の際にその塵埃が舞い上がり、無線伝送装置の送信
面や受信面(以下、「送受信面」という)が汚れ易い。
そこで、本発明者らは、どの方向からの塵埃が無線伝送
装置の送受信面に付着し易いのか実際の車両のシートに
おいて実験による検証を行った。この実験では、シート
ユニット下部に配設される無線伝送装置としては、赤外
線による光信号を通信する赤外線通信装置を用い、上側
(シート側)、下側(床側)、前側、後側、左側(車両
のセンタ側)及び右側(ドア側)の各方向別に受光面に
付着した塵埃による汚れの度合いを測定した。
験では、発光波長を変化させた時の各光信号の伝送効率
を測定した。この結果、下側(床側)からの塵埃が付着
した場合がいずれの波長においても伝送効率が劣化して
いることが確認され、このことから車両では、床(フロ
アマット等)から舞い上がる塵埃が多く受光面に付着す
ることが明確となった。
く、送受信面を簡単に清掃することが難しいうえ、清掃
の際には、無線伝送装置を停止しなければならないとい
う問題点があった。また、一般的に無線伝送装置の送受
信面への塵埃の付着を防止するものとしては、例えば送
受信面の全周にカバーを設けたものや送受信面より上側
にカバーを設けたもの等があるが、前記の実験結果から
も明らかなように、シート下部では床から舞い上がる塵
埃が多く送受信面に付着するので、全周にカバーを設け
たものでは、塵埃がカバー内部に溜り、特に作動信号伝
送に光通信方式を用いた場合には光信号の経路が塞がれ
て制限されるという問題点があった。また、上側にカバ
ーを設けたものでは、シート下側からの塵埃にまったく
対処できないという問題点があった。
ので、シートユニット下部に配設された無線伝送装置の
送信面や受信面への塵埃の付着を簡単に防止することが
可能なシートユニットの塵埃付着防止装置を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明では、車両のシートユニットが有するシート
アジャスタを駆動させるための信号を伝送する無線伝送
装置を、前記シートユニットの下部に配設させ、前記無
線伝送装置の受信面又は送信面に塵埃が付着するのを防
止する塵埃付着防止装置を備えたシートユニットであっ
て、前記塵埃付着防止装置は前記受信面又は送信面の下
部に設置されたシートユニットが提供される。
に床から舞い上がる塵埃が多いので、無線伝送装置の受
信面又は送信面の下部に塵埃付着防止装置を設置して、
床から舞い上がる塵埃を除去して受信面又は送信面への
塵埃の付着を防止する。
施形態を図1乃至図5の図面に基づいて説明する。図1
は、本発明に係る塵埃付着防止装置を配設するシートユ
ニットの主要部を示す分解斜視図である。図において、
シートユニット1は、シートクッションフレーム2と、
この上に設けられるシートクッション(図示せず)と、
シートクッションフレームの下に設けられるシートアジ
ャスタ3と、クッションシールドに取り付けられるシー
トスイッチ4と、シートアジャスタ3に取り付けられた
ポジションコントロールユニット5と、光通信装置とを
備えている。シートクッションフレームはシートアジャ
スタ3に設置されており、シートアジャスタ3は車両の
床に設けたフロアマット6の上に設置されている。
取り付けられる発光部(図示せず)と、ポジションコン
トロールユニット5内に取り付けられる受光部(図示せ
ず)とを有している。光通信装置では、発光部から例え
ば赤外線の光信号を出力し、シートスイッチ4とポジシ
ョンコントロールユニット5間を伝送させて、受光部に
よって前記光信号を取り込み、、シートの姿勢を調整す
る駆動装置を作動させる。この光信号を通過させるため
に、シートスイッチ4には、本発明の送信面を構成して
ガラスや合成樹脂等の発光窓である発光面41が取り付
けられ、ポジションコントロールユニット5には、本発
明の受信面を構成してガラスや合成樹脂等の受光窓であ
る受光面51が取り付けられている。
び受光部の受光面51の下部には、本発明の塵埃付着防
止装置を構成するカバー42,52がそれぞれ設置され
ている。なお、これらカバー42,52の構成は、同様
なので、ここでは代表して受光面51の下部に設置され
たカバー52について図2〜図5の斜視図を用いて説明
する。
コントロールユニット5の筐体5aと一体に構成され、
シートユニット下側からの塵埃が受光面51に付着しな
いように塵埃を除去するために、受光面51の下部に設
けられている。また、前記カバー52は、上方に凸の半
円形のR又はテーパ形状の傾斜面になり、塵埃の塊がカ
バーの上側にのりずらい形状になっている。
角形状になり、舞い上がる塵埃の除去及びカバーの上側
に塵埃の塊がのりずらいように構成されている。また、
図4は、斜め下向きの舌片の形状に、図5は、下向きに
湾曲させた形状に構成されている。このように、これら
実施形態では、受光面や発光面の下部にカバーを設置し
たので、車両に特有の床から舞い上がる塵埃を除去し
て、受光面や発光面への塵埃の付着を防止することがで
き、これにより作動信号の発光レベルや受光レベルの低
減を防ぐことができ、信号通信の信頼性が向上する。
光面や発光面より下部にカバーが設けられているため、
赤外線の経路を制限せず、赤外線通信を行うことができ
る。また、本実施形態では、カバーに傾斜面を持たせた
構成にしたので、塵埃の塊がカバーの上にのらず、赤外
線の経路を制限することがなくなるので、信号通信の信
頼性が向上する。また、本実施形態では、カバーをシー
トスイッチやポジションコントロールユニットの筐体と
一体に製作するため、製作コストを比較的安価に実現可
能である。さらに、本実施形態では、塵埃付着防止装置
の構造が簡単なために、基本的にはメンテナンスの必要
性がなく、例えメンテナンスが必要となっても比較的簡
単にその作業を行うことができる。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。例えば、本実施形態では、
赤外線通信の場合について説明したが、本発明はこれに
限らず、その他の光通信や電波による無線通信にも応用
することが可能である。
伝送装置の受信面又は送信面の下部に塵埃付着防止装置
を設置するので、シートユニット下部に配設された無線
伝送装置の送信面や受信面への塵埃の付着を簡単に防止
することができる。
トユニットの主要部を示す分解斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
面の汚れ度合いの測定結果を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のシートユニットが有するシートア
ジャスタを駆動させるための信号を伝送する無線伝送装
置を、前記シートユニットの下部に配設させ、前記無線
伝送装置の受信面又は送信面に塵埃が付着するのを防止
する塵埃付着防止装置を備えたシートユニットであっ
て、 前記塵埃付着防止装置は前記受信面又は送信面の下部に
設置されたことを特徴とするシートユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37411099A JP2001180356A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | シートユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37411099A JP2001180356A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | シートユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001180356A true JP2001180356A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18503281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37411099A Pending JP2001180356A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | シートユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001180356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2425190A (en) * | 2005-04-15 | 2006-10-18 | Lear Corp | Optical sensor seat postioning system |
JP2021035600A (ja) * | 2016-04-22 | 2021-03-04 | テイ・エス テック株式会社 | 椅子 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37411099A patent/JP2001180356A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2425190A (en) * | 2005-04-15 | 2006-10-18 | Lear Corp | Optical sensor seat postioning system |
GB2425190B (en) * | 2005-04-15 | 2007-08-29 | Lear Corp | Non-contact Automotive seat position system |
JP2021035600A (ja) * | 2016-04-22 | 2021-03-04 | テイ・エス テック株式会社 | 椅子 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20051003 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090130 |
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