JP2001175751A - 認承用カード認承システムおよび認承用カード認承端末機 - Google Patents

認承用カード認承システムおよび認承用カード認承端末機

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JP2001175751A
JP2001175751A JP36411599A JP36411599A JP2001175751A JP 2001175751 A JP2001175751 A JP 2001175751A JP 36411599 A JP36411599 A JP 36411599A JP 36411599 A JP36411599 A JP 36411599A JP 2001175751 A JP2001175751 A JP 2001175751A
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JP36411599A
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Junichi Horie
淳一 堀江
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AKESESU KK
Axess Corp
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AKESESU KK
Axess Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインショッピングでのクレジットカー
ド決済における認承過程(与信)におけるセキュリティ
性を向上させたクレジットカード認承端末機とクレジッ
トカード認承システムとを新規に提案する。 【解決手段】 クレジットカードを扱うためのクレジッ
トカード認承端末機を保有した利用客と、販売元と、認
承元と、これらを相互に結ぶ通信回線で構成され、利用
客は前記クレジットカード認承端末機を用いて通信回線
を介して販売元と購買契約を交わし、販売元は購買契約
を特定する契約特定情報を利用客に送信するとともに認
承元に前記契約特定情報を送信し、利用客が前記契約特
定情報とともにクレジットカードの被認承用情報及び暗
証番号を通信回線を介して購買契約認承元に送信し、販
売元または利用客の少なくとも一方が、契約内容を認承
元に送信し、認承元は受信情報中で前記契約特定情報が
対応している前記契約内容と前記被認承用情報および暗
証番号に基づいて当該契約の是非を判定し認承の旨を販
売元に送信し、販売元がこの認承の旨の受信を受けて当
該購買契約を履行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を購入する等
の購買契約をクレジットカード或いはキャッシュカード
等の認承用カードで決済する場合の認承用カード認承シ
ステムおよび認承用カード認承端末機に関し、特にセキ
ュリティ性を向上させたシステムおよび端末機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品の購入やサービス提供等
に対する購買契約の決済に、銀行等が発行しているデビ
ットカードとしてのキャッシュカード或いはクレジット
カード(典型的には磁気カード)が用いられている。こ
のための従来の認承用カード認承システムにおいては、
各認承用カード加盟店(販売元)にそれぞれカード認承
端末機を設置し、カード会社側(認承元)には各顧客フ
ァイルを保有するホストコンピュータを設置し、これら
の間を公衆電話回線で接続して、認承用カードに記録さ
れた情報に基づき交信を行うことによって、認承用カー
ドによる決済に先立ち顧客(利用客)の携帯する認承用
カードの有効性、使用限度額、その他の情報に基づいて
必要な各種の認承作業を行っているのが一般的である。
【0003】また、近年では上記購買形態以外に、新た
な商形態としてインターネット等の通信回線を利用した
オンラインショッピングも普及途上にある。この種オン
ラインショッピングにおいても、現在はクレジットカー
ド(認承用カード)が間接的に用いられている。すなわ
ち、通信回線を通じて購入対象を選択した利用客はクレ
ジットカードの番号と利用客自身が決めて秘匿している
暗証番号とを、通信回線を通じて販売者側に送信し、販
売者側ではこの情報に基づいてクレジットカード会社に
認承操作を行いクレジットカード会社からの許諾の返信
を待って購買契約が成立するのが一般的である。なお、
クレジットカードに代えて認承用カードとしてキャッシ
ュカードを用いることに技術的問題は無く、キャッシュ
カードを用いたオンラインショッピングも間もない実用
化が想定される。
【0004】このようなオンラインショッピングに関連
したクレジット処理システム等については、例えば特開
平11−143944号公報にも開示がある。同公報は
インターネットを介したクレジットカード処理に係る不
整合取引を防止する技術を提案している。また、特開平
10−154175号公報にも「商品取引システム」と
してコンピュータネットワークを利用した取引きの例が
開示されている。
【0005】ところで、従来の通信回線を利用したオン
ラインショッピングにおけるクレジットカード決済シス
テムにおいては、上述したように購買契約の認承にはク
レジットカード自体とは遊離した単なる情報、しかも少
量の情報(データ)に依存した認承が行われているに留
まっている。すなわち、一般にオンラインショッピング
では利用者が購買契約を行う際には、自分名義のクレジ
ットカード番号と暗証番号が用いられている。
【0006】従って、オンラインショッピングでは正規
のクレジットカード利用者が購買契約を行う際に、自分
のクレジットカード番号と暗証番号が公開された通信回
線を通じて送信され各所を流れるため、これらが外部に
漏洩する危険性がある。仮に第三者が他人のクレジット
カード番号と暗証番号を知り得た場合には、これを用い
ればオンラインショッピングであれば簡単に購買契約が
行えて不正行為が可能になってしまうとの問題点があ
る。無論、クレジットカード以外の認承用カードを用い
たシステムの場合でも全く同様の問題点を含んでいる。
【0007】特に、回線中での漏洩は無くても購買契約
相手にはもちろんこれらの情報が伝わるので、一般には
規模や営業歴等の詳細な情報が得にくいオンライン上の
契約相手に悪意のものがいる可能性もあり、着信した情
報が悪用される可能性も皆無とは言い難くなんらかの対
応が重要課題となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な、一般に行われているオンラインショッピングにおけ
るクレジットカード(認承用カード)による決済の実状
に鑑みてなされたもので、オンラインショッピングにお
ける認承過程(与信)での販売元からの秘匿すべき情報
の販売元からの流出を防止しすることで、更にはこれに
加えて回線からの情報漏洩を防止することでセキュリテ
ィ性を向上させる認承用カード認承システムと認承用カ
ード認承端末機を新規に提案することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によれば、認承用カード認承システムを、個人
毎に所持する利用代金決済用の認承用カードを扱うため
に個別に認承用カード認承端末機を保有した利用客と、
販売元と、認承元と、これらを相互に結ぶ通信回線を含
み構成され、利用客が、前記認承用カード認承端末機を
用いて通信回線を介して販売元と購買契約を交わし、販
売元が、購買契約を特定する契約特定情報を利用客に送
信するとともに、認承元に前記契約特定情報を送信し、
利用客は、前記契約特定情報とともに認承用カードの被
認承用情報及び暗証番号を通信回線を介して購買契約認
承元に送信し、販売元または利用客の少なくとも一方
が、契約内容を認承元に送信し、認承元が受信情報中で
前記契約特定情報が対応している前記契約内容と前記被
認承用情報および暗証番号に基づいて当該契約の是非を
判定し認承の旨を販売元に送信し、販売元がこの認承の
旨の受信を受けて当該購買契約を履行するようにする。
【0010】上記システムでは、販売元は契約が利用者
との間で合意し契約について認承元に通知する等の全過
程において、購買契約を特定する契約特定情報と契約内
容のみしか扱わず認承用カード番号等の重要情報は知る
術が無い。暗証番号その他の重要情報については利用客
からのみ認承元に直接に送信される。従って従来のシス
テムに比して高いセキュリティ性(秘匿性)が保たれ
る。
【0011】また、請求項2に記載のように、特に利用
客が購買契約認承元に前記契約特定情報とともに認承用
カードの被認承用情報および暗証番号を送るために、専
用通信回線を介して送信するようにしても良い。これに
より、販売元に重要情報が流れないことに加えて、認承
元への送信の際にも漏洩の危険性を減じることができ、
セキュリティ性がより高まる。なお、利用者から認承元
への送信に適宜中継機関を介しても良い。
【0012】あるいは、本発明では、個人毎に所持する
利用代金決済用の認承用カードを扱うために個別に認承
用カード認承端末機を保有した利用客と、販売元と、中
継機関と、認承元と、これらを相互に結ぶ通信回線を含
み構成され、利用客が、前記認承用カード認承端末機を
用いて一般公衆通信回線を介在させて販売元と接続して
購買契約を交わし、販売元が、購買契約を特定する契約
特定情報を利用客に送信するとともに、中継機関には前
記契約特定情報を送信し、利用客は、前記中継機関に前
記契約特定情報と前記被認承用情報および必要に応じて
は暗証番号を送信し、販売元または利用客の少なくとも
一方が、契約内容を認承元に送信し、中継機関が受信情
報中で前記契約特定情報が対応している前記契約内容と
前記被認承用情報および暗証番号に基づいて被認承用情
報を生成して認証元に送信し、認証元が、受信した被認
承用情報により当該契約の適否を判定し認承済みの旨を
中継機関に送信し、前記中継機関は、認承元からの認承
済みの旨の判定結果の受信を待って契約認承済みの旨を
販売元に送信し、販売元が、この認承の旨の受信を受け
て当該購買契約を履行するように認承用カードカード認
承システムを構成する。このシステムでは、認承元が従
来と同様のシステムで対応でき導入容易で好適である。
中継機関と利用者間の通信を専用回線で行うようにすれ
ば、セキュリティ性をより高めることができる。
【0013】上記システムにおいて、更に、認承用カー
ド認承端末機に認承用カードの記憶情報を読み取り可能
なカードリーダ部を具備させて、認承用カードに記憶さ
れた情報のうち認承用カード番号データ以外のカード固
有記憶情報も読み出して該カード固有記憶情報も含めて
専用回線に送出するようにし認承を求めるようにしても
良く、セキュリティ性の更なる向上につながる。
【0014】また、本発明では認承用カード認承端末機
を、利用客が銘々に所持する利用代金決済用の認承用カ
ードの記憶情報を読み取り可能なカードリーダ部と、販
売元と購買契約を交わすために、また当該購買契約を特
定する契約特定情報を受信するために販売元と一般公衆
通信回線を介在させて通信する第1通信手段と、前記カ
ードリーダ部に依って読み取られた認承用カードの被認
承用情報と前記契約特定情報とを非公開通信回線を介し
て購買契約認承元に送信する第2の通信手段とを備えて
構成する。この端末機を用いて上述したシステムを構築
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明では認承用カード認承シス
テムを、利用者が個人毎に所持する利用代金決済用の認
承用カード(クレジットカード、デビットカードとして
のキャッシュカード等)を扱うための個別に保有される
認承用カード認承端末機を含み構成し、このような認承
端末機を複数と、複数の販売元、認承元(カードに対応
して、クレジットカード会社或いは銀行等)を所定の通
信網で結び構築する。システムの詳細は以下の実施例中
で説明する。
【0016】本発明に係る認承用カード(クレジットカ
ード等)としては磁気カード、ICカード、非接触IC
カード等の既知の情報蓄積用カード媒体が採用可能で、
処理すべきカード形態に応じてカードリーダ部には適宜
構成が採用される。これら、カード媒体と読取装置につ
いては既知のもので良く、ここでの説明は省略する。
【0017】また、本発明に係る認承用カード認承端末
機は、一般的なカード読取り機能(カードリーダ部)や
指示等の入力機能、情報表示機能、読取り情報の処理機
能そして通信機能を備えて構成される。通信機能により
販売元と接続可能でインターネット等を通じて商品の購
買やサービス提供について選定・注文を行える。また、
この通信機能は認承元とも通信可能で契約認承元に対し
て認承用カードの被認承用情報及び暗証番号を送信可能
になっている。これにより、購買等の契約に際して販売
元に対して認承用カードの被認承用情報及び暗証番号を
送る必要が無くなり、販売元に重要情報を秘匿したまま
契約が行えセキュリティ性があがる。
【0018】特に、本発明の認承用カード認承端末機
は、一般的なカード読取り機能(カードリーダ部)や指
示等の入力機能、情報表示機能、読取り情報の処理機能
等に加えて、第1の通信手段と第2の通信手段を備えて
構成されている。
【0019】第1通信手段は、既存の公衆電話回線(Pub
lic swiched telephone network)や一般加入携帯電話
(回線)等の回線網を介して、或いは更に公開通信網と
してのインターネット等を介在させて通信相手(販売
元)と相互に通信可能に構成する。また、第2の通信手
段は第1通信手段とは異なる非公開の通信回線を介して
送受信を可能に構成する。この第2通信手段の送信する
被認承用情報は最終的には認承元に送られる。
【0020】ここでいう、第2の通信手段に係る非公開
通信回線とは、CAFIS等の特定利用用途に限定され
た特定利用者のみが接続可能な回線網、特定相手先と接
続するための専用線を指す。また、デジタル無線通信機
で特定の中継装置のみを介して特定の相手先とのみ接続
されるようなシステムも充分なセキュリティ性が確保で
きここでいう非公開通信回線として利用できる。その
他、必要に応じて特定周波数帯域の使用や独自プロトコ
ルや送受信データの暗号化等を適宜行ってセキュリティ
性(秘匿性)を高め且つ接続加入者を限定した独自の無
線通信回線等もここでいう非公開通信回線に含まれる。
【0021】特に、認承元への送信にあたり、被認承用
情報中のカード番号等の認承用カードに記録(記憶)さ
れている情報については前記カードリーダ部に依って読
み取られた該当情報を用いて第2の通信手段を通じて送
信されるように構成する。即ち、これらカード番号等の
情報は、カードリーダ部を通じてのみ認承端末機から送
信され、他の入力方法では送信不可能に構成する。これ
は、実際に正規の認承用カードを使用しない限り認承が
行われないことを意味する。なお、認承に必要な暗証番
号については端末機の入力手段を介して利用者自身が入
力した内容が、認承元へ送信される。
【0022】上述のように構成された端末機は、その使
用にあたり正規のカードを所持していることが必須であ
り、重要情報の送信には非公開通信回線を採用している
ことと相まって非常に高いセキュリティ性が実現され
る。即ち、実際のカードを使用しないと端末機の利用が
できず、使用にあたりカード番号や暗証番号等の重要情
報が漏洩することなくオンラインショッピングが利用で
きる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を挙げ図を用いて本発明につい
て詳細に説明する。図1は本願発明の認承用カード認承
端末機の一実施例であるクレジットカード認承端末機10
1の概略構成を示すブロック図である。また、図2はこ
の端末機101 を含み構成された本発明のクレジットカー
ド認承システム500Aの一実施例の構成を概念的に示すブ
ロック図である。なお、以下ではクレジットカードの場
合を例示するが、殆ど同様の構成にて認承用カードとし
てのデビットカードに対応させたデビットカード認承端
末機及び認承システムを実現することができる。
【0024】図1のブロック図で示す端末機は、従来オ
ンラインショッピングにおいて使用されていた通信端末
に替わるもので銘々の利用客が保有し自宅等100 に設置
され通信回線(105,109) を介して販売元に接続されてい
る。この端末機101 は、利用代金決済用の認承用カード
としてのクレジットカードCDの記憶情報を読み取るため
のカードリーダ部103 と、第1の通信手段108 と、第2
の通信手段104 を含み構成されている。
【0025】ここで言うクレジットカードCDとは、利用
代金決済用に用いることができるものであれば良く、認
承元に対応してクレジットカード会社発行のカードや銀
行発行のキャッシュカードを意味する。なお、キャッシ
ュカードは、デビットカードとしてのシステム運用も可
能である。この種カードは形態的には、現状では磁気カ
ードが一般的であるがその他ICカード、非接触カード
等であってなんら不都合は無い。認承端末機側ではこれ
らのカード形態に適合した機能のカードリーダ部を備え
ることになる。
【0026】図1の認承端末機において、符号103 の指
示するものはクレジットカードCDの記憶情報を読み出す
ためのカードリーダ部である。符号104 は第2通信手段
で、非公開通信回線105 が接続され送受信を行う。入力
手段106 は、例えばキーボード、キーパッド等で、端末
機使用者が操作して必要な入力を行う。表示部107 と協
働するマウスを用いたGUIなどや音声入力装置を入力
手段とすることもできる。
【0027】表示部107 は、通信手段(104,108) により
送受される情報や操作案内等を表示するためのもので、
CRT装置やLCDを用いる。第1通信手段108 はイン
ターネットに接続するため一般公衆通信回線109 (有線
電話、無線通信等)に接続され送受信を行う。外付けさ
れた、モデムやTAにより構成することもできる。CP
U、メモリ等を含み構成された制御部102 が、各部を制
御する。110 はI/O回路で、外部にプリンタ等を接続
・利用することができる。
【0028】なお、この端末機は従来用いられていたパ
ソコン等の通信端末(本発明でいう第1の通信手段に相
当する機能を備えている)を活用し、これに本発明で新
たに必要となるクレジットカード読取り機能と第2の通
信手段と(図1では一点鎖線で囲んだ部分(101a)に相
当)を具備した付加装置(アダプタ)を接続する形態で
実現することも可能で、この方が既存通信端末を活かし
て導入コストは低く抑えられる。
【0029】上述の両通信手段について更に詳述する。
上記の第1の通信手段108 は、販売元と購買契約を交わ
すために、また当該契約を特定する契約特定情報を受信
するために販売元とインターネット等の一般公衆通信回
線を介在させて通信するために用いる。すなわち、認承
端末機は第1の通信手段によって販売元の通信回線上の
受付先(ホームページ等)に接続され商品やサービスの
選定や購買の申し込みを行い、また販売元側が決めた当
該契約を特定するための契約特定情報またはその一部を
受信する。なお、この受信された契約特定情報は後述す
るようにその他の所定情報と合わせて第2の通信手段10
4 を通じて認承のため非公開通信回線へと送出される。
【0030】第2の通信手段104 は、前述した第1の通
信手段108 で受信されている販売元との間で交わされた
商品購入等の(予定)契約を特定するための前述契約特
定情報と、カードリーダ部103 によりクレジットカード
から直接読取られた認承に必要なカード番号及び実施例
ではこれ以外の住所等の情報(セキュリティ性向上に寄
与する(後述))と、更に、利用者によって入力手段を
用いて入力された暗証番号とを合わせて被認承用情報と
して非公開通信回線105 に送信する(図2の例では無線
通信回線を通じて中継機関400 へ送信)。被認承用情報
は最終的には所定の必要部分が購買契約認承元である該
当クレジットカード会社宛に送信される。
【0031】以上説明したクレジットカード認承端末機
の第2通信手段104 はハードウェア構成上は特殊なもの
ではなく、関連各部、即ちカードリーダ部や通信回路部
等をマイクロプロセッサ等を含み構成された適宜制御部
により本発明に合致するように適切にプログラム制御す
ることによって所望の機能が実現できる。
【0032】次に、上述のカード認承端末機を含み構成
された図2の実施例システム500Aについて説明する。こ
のクレジットカード認承システムは、利用客(カード認
承端末機101 )、販売元200 、中継機関400 、および認
承元300 とそれぞれを結ぶ通信回線(網)で成り立って
いる。特に、利用客と中継機関400 の間を結ぶ通信回線
は、非公開通信回線になっている。
【0033】図2において、カード認承端末機101 は前
述した如き構成(図1参照)を有し、銘々の利用客が保
有し自宅等に設置される。認承端末機101 の第1通信手
段108 は通信回線103 を通じて例えばインターネット等
の一般公衆通信回線網N1に接続されていて、通信回線20
2 を介して販売元200 と通信可能になっている。
【0034】販売元(クレジット加盟店)では、通信回
線202 を利用してオンラインショップを開設し利用客と
交信可能にしてあり、同時に専用線201 を介してCAFIS
等の回線網N2に接続され認承元300a,300b,…と交信可能
になっている。
【0035】前記認承端末機101 の第2 通信手段104 は
無線送信部(明示なし)を備え無線経路105 を介し無線
基地局401 と交信可能で、無線基地局401 は専用線402
を介して中継機関400 に接続されている。中継機関400
は専用線404 を通じて前記回線網N2に接続され認承元30
0a,300b,…と交信可能になっている。このように、カー
ド認承端末機101 は、第2 通信手段を介して専用無線回
線、専用線402 、専用線404 等の非公開通信回線のみを
経由して認承元に接続されている。
【0036】実施例では利用客の第2通信手段は無線通
信回線に接続して中継機関と交信するようになってお
り、利用客側の設備コスト軽減(専用線の布設に比し
て)や使い勝手の向上(設置容易、移動可能等)に寄与
している。この無線通信回線には、独自のプロトコルや
独自の暗号化様式を採用しても良く、秘匿性を更に向上
させることが可能である。
【0037】図3は、この実施例システムにおける関連
各所に於ける各処理の概略を時系列的に説明するための
フローチャートである。各設備での処理内容について説
明する。
【0038】A;利用客は、インターネット等の公衆回線
を介して販売元との間で、商品購入あるいはサービス提
供等の契約(購買契約)の申し込みを行う(A100)。そし
て販売元からの契約特定情報の通知を待って、カードリ
ーダ部によるクレジットカードの読取り操作と入力手段
を用いた暗証番号の入力を行う(A101)。続いて、端末機
の機能により契約特定情報と被認承用情報(例えば読取
カード番号・暗証番号)とが中継機関へと非公開の無線
通信回線を通じて送られる。送信経路に非公開回線(専
用線)を用いているため、重要情報の回線からの漏洩が
防止できセキュリティ性が高まる。中継機関を介した契
約認承済みの結果を確認する(A103)。なお、非認承の場
合は手続きは取消しとなる。
【0039】B; 販売元では、インターネット等を通じ
て受付けた利用客からの購買契約申込みを受けて、先ず
当該契約を特定するための契約特定情報(例えば契約番
号)を生成して利用客に対して送信(通知)する(B10
0)。この申し込みは従来と違って、利用者からカード
番号や暗証番号の通知をすることなしに行われる。次い
でこの契約情報と契約対象商品に関する情報や数量等の
契約内容とを、認承元に送信する(B101)。実施例では
この時には専用線が用いられる。なお、契約内容は販売
元からでなく利用者側から送るようにすることもできる
(販売元または利用客の少なくとも一方が、契約内容を
認承元に送信すれば足りる)。
【0040】販売元では更に、専用線により認承元から
送られてくる当該契約に対する認承判定結果を受け取る
(B102)。認承結果は販売元から利用客にも通信により通
知される(B103)。受信した判定結果が認承済み(OK)
の場合には販売元は、商品の発送、回線による情報提供
あるいは規定のサービス開始手続き等を行う(契約内容
を履行する)(B104)。
【0041】このシステムにおいて販売元200 で行われ
る処理内容は従来のものと比較すると、利用客から前述
したような被認承用情報を一切扱わない(受信せず)点
が大きく異なる。このことがセキュリティ性向上の一端
を担う。被認承用情報は利用客側からのみ直接に認承元
に送信される。販売元からは、利用客との間で合意した
取引(契約)の内容が判る情報のみを認承元へ送信して
特定契約の認承を依頼する。認承元からの認承判定結果
の返送をまって、必要に応じては認承判定結果を利用客
に転送し、認承判定結果が認承済み(契約許諾)なら契
約を履行する。
【0042】C;中継機関400 では無線通信回線102 、専
用線402 を介して受信した利用客から送信された特定契
約に関する(被認承用情報を含む)情報を受信し、必要
に応じては認承元が受付可能なプロトコルに変換した後
に認承元へ専用線404 を通じて送信する(C100)。必要な
らば、認承元からの認承済みの旨の返信を受けて利用客
に中継するように運用しても良い。
【0043】D;認承元では通信回線を介して別々の送信
先から別途受信した2つの情報、すなわち、販売元200
から送信された個別契約に関する秘匿の必要がない情報
と、利用客から直接送信された同じ特定契約に関する前
述した秘匿すべき情報とを夫々受信する。そして、前記
契約特定情報を基に2つの情報を併合することにより、
従来通りの認承依頼情報(認承用データ)を組立てる(D
100)。そしてこの認承用データに基づいて認承判断を行
い(D101)、結果を販売元へと返信する(D102)。特に、こ
の販売元に対して返信過程(D102)では、カード利用客の
非認承用情報(カード番号や暗証番号)についてはこれ
を除いて送信内容に含めずに送信を行うものとする。
【0044】こうして、一連の認承過程が終了する。な
お、利用客への認承済みの通知は販売元を通じてのみ行
われるようにしても良い。また、認承元から返送される
認承番号等新たに発生した情報を利用客及び販売元200
間で相互通信により照合して照合結果の一致をもって契
約終了としても良く、より好ましい。
【0045】なお、前述の分割された2つの情報を照合
するための契約特定情報を用いずに、利用者名や商品名
や契約対象金額等や時間情報等を使って2つの情報を照
合する処理の簡素化も考えられる。
【0046】以上説明したように、実施例システムで
は、販売元が、購買契約を特定する契約特定情報を利用
客に送信するとともに、認承元に契約内容を前記契約特
定情報と共に送信し、利用者側からは、既述したような
認承端末機から非公開通信回線を介して認承元に向けて
前記契約特定情報と前記被認承用情報および暗証番号を
送信し、非公開通信回線中に設けられた中継機関が前記
契約特定情報と前記被認承用情報を購買契約認承元へと
中継し、認承元が、受信した前記契約特定情報がそれぞ
れ対応する前記契約内容と前記非認承情報および必要に
応じては暗証番号に基づいて契約の是非を判定し認承の
旨を販売元に送信し、販売元がこの認承の旨の受信に応
じて当該購買契約を履行するようになっている。
【0047】実施例システムのセキュリティは、利用客
からは前述したような被認承用情報を販売元に対しては
一切送信せず、これら情報は利用客から(中継機関を介
して)直接認承元へと送られるのみとすることで高ま
り、秘匿すべき情報の販売元からの漏洩・不正使用が確
実に防止できる。この対処は、単独でクレジットカード
認承システムに対して適用することができ、対応して販
売元に対するセキュリティ効果を発揮する。
【0048】また、実施例システムのセキュリティは、
被認承用情報が利用客から(中継機関を介して)直接認
承元へと送られる際に非公開線を使用していることによ
って高められており、秘匿すべき情報の通信回線からの
漏洩・不正使用を防止できる。
【0049】なお、以上説明した実施例装置では2つの
通信手段を個別に設けて夫々に対応した通信回線を介し
て適合プロトコルにより送受信を行っているが、本発明
では要はカードリーダ部から直接読み取った情報を2つ
に分けて、夫々の情報を夫々異なった通信相手に送信す
ることに依ってセキュリティ性を高めているので、単一
の通信手段に依って異なる相手先に夫々異なった所定の
情報を送信するように構成しても同様にセキュリティ性
が向上するとの効果を得ることができる。
【0050】次に、クレジットカード認承システムの異
なる実施例を図4に概略構成図で示す。この実施例では
販売元200 が、専用線ではなく一般公衆通信回線網(N
1';N1と同じ通信網であっても良い、インターネットで
可)を通じて認承元(300a,300b, …) と接続されてい
て、購買契約の認承を求める際に一般公衆通信回線網N
1'を用いる点が前実施例と異なっている。その他の部分
は前実施例と全く同等になっている(重複するため説明
省略)。
【0051】利用客と中継機関についてはその処理内容
は前実施例と全く同一であり、販売元および認承元での
処理もほぼ前実施例と同様で通信端末の変更のみであ
る。本実施例の特徴として、販売元にとってコスト的に
加入が容易でない専用線を必要とせず一般公衆通信回線
網のみ(同一回線網の2 回線を用いることもできる)で
運用できることから設備的に極めて低コストで販売元と
して加入できる点が挙げられる。
【0052】図4 のシステム500Bにおいても、販売元
が、購買契約を特定する契約特定情報を利用客に送信す
るとともに、認承元に契約内容を前記契約特定情報と共
に送信し、利用者側からは、認承端末機101 から非公開
通信回線を介して認承元に向けて前記契約特定情報と前
記被認承用情報および暗証番号を送信し、非公開通信回
線中に設けられた中継機関が前記契約特定情報と前記被
認承用情報を購買契約認承元へと中継し、認承元が、受
信した前記契約特定情報がそれぞれ対応する前記契約内
容と前記非認承情報および必要に応じては暗証番号に基
づいて契約の是非を判定し認承の旨を販売元に送信し、
販売元がこの認承の旨の受信に応じて当該購買契約を履
行するようにして、販売元に対する漏洩と通信回線から
の漏洩の両方に対して高いセキュリティ性を保つことが
できる。
【0053】以上の実施例では中継機関400 を介在させ
ているが、中継機関なしでも同等なシステムを実現する
ことができる。図5はこのようなシステムの一実施例を
示す概略構成図である。このシステム500Cでは、利用客
側の第2 通信手段104 から直接専用線105'を介して非公
開通信回線網N2を経由して認承元(300a,…) に接続して
ある。第2 通信手段104 は回線網N2に適合させる。残る
部分については、前実施例(図4 )と同等であり説明を
省略する。一般には利用客側の回線負担が大きい。
【0054】図6は、本発明システムの更に他の実施例
を示す概略構成図である。図6のクレジットカード認承
システム500Dは先の図4に示したシステムに近い。利用
客側の第2通信手段と無線通信回線105 で接続された中
継機関400'を設けるとともにこの中継機関を一般公衆通
信回線としてのインターネットN1とも接続して販売元20
0 との交信を可能に構成してある。その他のこれまでに
説明した部分と同等な部分については図中同一符号を付
してあり、説明を省略する。
【0055】図7は、図6のシステムにおける関連各所
に於ける各処理の概略を時系列的に説明したフローチャ
ートである。以下、各設備での特徴的な処理について説
明する。なお、利用客側での操作・端末機制御等(A200,
A201,A202,A203) はこれまで説明したのと変わりはな
い。
【0056】販売元200 では、利用客との間でインター
ネットN1を介して合意した取引(購買契約)の内容が判
る情報のみを同じくインターネットN1を介して中継機関
400'へ送信して(B201)当該購買契約の認承を依頼する。
もちろんこの間に、利用客の被認承用情報は受信さえし
ない。被認承用情報については直接に利用客側から中継
機関を経由して認承元に送信される(A201,A202) 。
【0057】また、販売元は認承元からの認承判定結果
が中継機関を経由して返送されるのを待って(B203)、必
要に応じては認承判定結果を利用客に転送し(B203)、認
承判定結果が認承済み(契約許諾)なら契約を履行する
(B204)。
【0058】中継機関400'では、販売元200 からインタ
ーネットN1を経由して送信された特定契約に関する秘匿
の必要がない情報と、利用客から直接送信され非公開線
105,402 を経由した同じ特定契約に関する特定契約に関
する(秘匿すべき被認承用情報を含む)情報とを別々に
受信する。そして、前記契約特定情報を基に2つの情報
を併合することにより、従来通りの認承依頼情報を組立
てて(C200)、専用線404 から回線網N2(CAFIS) を介して
認承元へと送信する(C201)。
【0059】対応して認承元では認承判断を行い(D20
0)、結果を中継機関へと返信する(D201)。契約を認承し
た場合は認承済みの旨が送信される。
【0060】中継機関400'では、認承元からの認承済み
の旨の返信を受けて販売元および/または利用客に中継
する(C202)。この時回線上を返信される情報には、前述
したカード情報等は含まないようになっている。
【0061】販売元200 では認承済みの返信を待って(B
202)商品発送等の販売契約を履行する(B204)。
【0062】この実施例システムによれば、認承元(300
a,300b, …) において行われる処理内容は、中継機関を
介在させているために、従来のシステムと大きく異なる
点はない。認承元では、単に契約内容と利用客の確認を
行い、妥当な契約と判断すれば契約認承済みの応答を、
認承不可の場合はその旨を従来と略同様に中継機関へと
返送する。このように認承元にも殆ど変更が不要であ
り、また販売元の設備負担も不要か若しくは軽負担であ
り、従って、本実施例のシステムは既存システムから極
めて容易に移行・実現可能であるという副次的な利点が
ある。無論、主たる効果として他の実施例同様に販売元
に対する漏洩と通信回線からの漏洩の両方に対するセキ
ュリティ性を有している。
【0063】以上の各実施例では、全て認承用カードと
してクレジットカードの場合を説明したが、認承用カー
ドであれば良く、本発明は広く適用できる。例えば、認
承用カードがデビットカードとしての銀行発行のキャッ
シュカードであれば、これに対応して認承元とは銀行と
なる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明の認承用カ
ード認承システムは、既述したような認承用カード認承
端末機を含み構成し、これまで詳細に説明したように利
用客、販売元、必要に応じて中継機関、そして認承元で
所定の処理を行うことで、利用客の認承用カード番号や
暗証番号等の被認承用情報が販売元に対して漏洩するお
それがないセキュリティ性の高いシステムが実現でき
る。また既に説明したようにその構成に応じては更に通
信回線中での被認承用情報の漏洩の危険性を減じること
も可能で、より高いセキュリティ性を得ることができ
る。
【0065】また、本発明の認承用カード認承端末機は
略記するならば、認承用カードの記憶情報を読み取り可
能なカードリーダ部と、販売元と一般公衆通信回線を介
在させて通信する第1通信手段と、読み取られた認承用
カードの被認承用情報と契約特定情報とを非公開通信回
線を介して購買契約認承元に送信する第2の通信手段と
を備えているため、利用客の秘匿すべき被認承用情報を
販売元に送信する必要が無いのは勿論、一般公衆通信回
線を通じて漏洩するおそれもなく、高いセキュリティ性
が保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の認承用カード端末機(クレジットカー
ド認承端末機)の一実施例を示す概略構成ブロック図で
ある。
【図2】図1の認承用カード認承端末機を含み構成され
た本発明の認承用カード認承システムの一実施例を概念
的に示すブロック図である。
【図3】図2のシステムにおける各所での処理の概略を
時系列的に説明するフローチャートである。
【図4】本発明の認承用カード認承システムの他の実施
例を示す概略構成図である。
【図5】本発明の認承用カード認承システムの一実施例
を示す概略構成図である。
【図6】本発明の認承用カード認承システムの一実施例
を示す概略構成図である。
【図7】図6のシステムにおける各所での処理の概略を
時系列的に説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 …認承用カード認承端末機(クレジットカード認承
端末機) 102 …制御部 103 …カードリーダ部 104 …第2通信手段 105 …非公開通信回線(専用線, 無線経路) 106 …入力手段 107 …表示手段 108 …第1通信手段 109 …一般公衆通信回線 200 …販売元 300 …認承元(300a,300b,…) 400,400'…中継機関 401 …無線基地局 500A,500B,500C,500D …認承用カード認承システム(ク
レジットカード認承システム) CD …認承用カード(クレジットカード) N1 …一般公衆通信回線網 N2 …非公開通信回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 AA13 BB02 BC00 5B049 AA05 BB11 CC05 CC39 DD01 DD03 DD04 EE23 EE24 FF02 FF03 FF04 GG02 GG03 GG04 GG10 5B058 CA31 KA31 YA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人毎に所持する利用代金決済用の認承
    用カードを扱うために個別に認承用カード認承端末機を
    保有した利用客と、販売元と、認承元と、これらを相互
    に結ぶ通信回線を含み構成され、 利用客が、前記認承用カード認承端末機を用いて通信回
    線を介して販売元と購買契約を交わし、 販売元が、購買契約を特定する契約特定情報を利用客に
    送信するとともに、認承元に前記契約特定情報を送信
    し、契約内容をと共に利用客は、前記契約特定情報とと
    もに認承用カードの被認承用情報及び暗証番号を通信回
    線を介して購買契約認承元に送信し、 販売元または利用客の少なくとも一方が、契約内容を認
    承元に送信し、 認承元が、受信情報中で前記契約特定情報が対応してい
    る前記契約内容と前記被認承用情報および暗証番号に基
    づいて当該契約の是非を判定し認承の旨を販売元に送信
    し、 販売元がこの認承の旨の受信を受けて当該購買契約を履
    行することを特徴とする認承用カードカード認承システ
    ム。
  2. 【請求項2】 個人毎に所持する利用代金決済用の認承
    用カードを扱うために個別に認承用カード認承端末機を
    保有した利用客と、販売元と、認承元と、これらを相互
    に結ぶ通信回線を含み構成され、 利用客が、前記認承用カード認承端末機を用いて一般公
    衆通信回線を介在させて販売元と接続して購買契約を交
    わし、 販売元が、購買契約を特定する契約特定情報を利用客に
    送信するとともに、認承元には前記契約特定情報を送信
    し、 利用客は、購買契約認承元に前記契約特定情報とともに
    認承用カードの被認承用情報および暗証番号を専用通信
    回線を介して送信し、 販売元または利用客の少なくとも一方が、契約内容を認
    承元に送信し、 認承元が、受信情報中で前記契約特定情報が対応してい
    る前記契約内容と前記被認承用情報および暗証番号に基
    づいて当該契約の適否を判定し認承済みの旨を販売元に
    送信し、 販売元が、この認承の旨の受信を受けて当該購買契約を
    履行することを特徴とする認承用カードカード認承シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記専用通信回線中に、前記認承用カー
    ド認承端末機と購買契約認承元とを中継する中継機関を
    設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の認承
    用カード認承システム。
  4. 【請求項4】 個人毎に所持する利用代金決済用の認承
    用カードを扱うために個別に認承用カード認承端末機を
    保有した利用客と、販売元と、中継機関と、認承元と、
    これらを相互に結ぶ通信回線を含み構成され、 利用客が、前記認承用カード認承端末機を用いて一般公
    衆通信回線を介在させて販売元と接続して購買契約を交
    わし、 販売元が、購買契約を特定する契約特定情報を利用客に
    送信するとともに、中継機関には前記契約特定情報を送
    信し、 利用客は、前記中継機関に前記契約特定情報と前記被認
    承用情報および必要に応じては暗証番号を送信し、 販売元または利用客の少なくとも一方が、契約内容を認
    承元に送信し、 中継機関が、受信情報中で前記契約特定情報が対応して
    いる前記契約内容と前記被認承用情報および暗証番号に
    基づいて被認承用情報を生成して認証元に送信し、 認証元が、受信した被認承用情報により当該契約の適否
    を判定し認承済みの旨を中継機関に送信し、 前記中継機関は、認承元からの認承済みの旨の判定結果
    の受信を待って契約認承済みの旨を販売元に送信し、 販売元が、この認承の旨の受信を受けて当該購買契約を
    履行することを特徴とする認承用カードカード認承シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記利用客から前記中継機関への情報送
    信を専用回線を利用して行うことを特徴とする請求項3
    または4に記載の認承用カード認承システム。
  6. 【請求項6】 前記認承用カード認承端末機が、認承用
    カードの記憶情報を読み取り可能なカードリーダ部を具
    備し、このカードリーダ部に依って読み取られた認承用
    カードの被認承用情報または被認承用情報とカード付加
    固有記憶情報を前記契約特定情報と併せて通信回線を介
    して契約認承元に送信するように構成されており、認承
    元では前記カード付加固有記憶情報にも併せ基づいて契
    約の適否判定を行うことを特徴とする請求項5に記載の
    認承用カード認承システム。
  7. 【請求項7】 前記認承用カード認承端末機が、販売元
    と購買契約を交わすために、また当該購買契約を特定す
    る契約特定情報を受信するために販売元と一般公衆通信
    回線を介在させて通信する第1通信手段と、認承用カー
    ドの被認承用情報と前記契約特定情報とを専用通信回線
    を介して契約認承元に送信する第2の通信手段とを備え
    て構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の認承用カード認承システム。
  8. 【請求項8】 利用客が銘々に所持する利用代金決済用
    の認承用カードの記憶情報を読み取り可能なカードリー
    ダ部と、販売元と購買契約を交わすために、また当該購
    買契約を特定する契約特定情報を受信するために販売元
    と一般公衆通信回線を介在させて通信する第1通信手段
    と、前記カードリーダ部に依って読み取られた認承用カ
    ードの被認承用情報と前記契約特定情報とを非公開通信
    回線を介して購買契約認承元に送信する第2の通信手段
    とを備えていることを特徴とする認承用カード認承端末
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6612488B2 (en) 2001-03-14 2003-09-02 Hitachi, Ltd. Method and system to prevent fraudulent payment in credit/debit card transactions, and terminals therefor
US7590409B2 (en) 2005-02-25 2009-09-15 Sony Corporation Communications system, communications apparatus, and communication method
JP2020060941A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 恵吾 浜名 生体認証システム、情報処理装置およびプログラム

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