JP2001166756A - 適応的画面閲覧方法及び適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

適応的画面閲覧方法及び適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体

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JP2001166756A
JP2001166756A JP35048299A JP35048299A JP2001166756A JP 2001166756 A JP2001166756 A JP 2001166756A JP 35048299 A JP35048299 A JP 35048299A JP 35048299 A JP35048299 A JP 35048299A JP 2001166756 A JP2001166756 A JP 2001166756A
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data
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Akihisa Kawanobe
彰久 川野辺
Takeshi Sugiyama
武志 杉山
Ryo Iwasaki
量 岩崎
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被管理端末上におけるユーザ管理のために適
切な手段を与え、被管理端末監視に必要な被管理端末の
画面データを最適化することが可能な適応的画面閲覧方
法及び適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体を
提供する。 【解決手段】 被管理端末のユーザが選択しているアク
ティブな対象が変更されるタイミングを利用して、管理
端末に送付するための画面データの作成契機を決定し、
画面データの作成契機に基づいて画面データを生成し、
画面データを送付データとして管理端末に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適応的画面閲覧方
法及び適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体に
係り、特に、コンピュータを用いる複数のユーザが存在
する状況において当該ユーザが選択している画面を閲覧
するための適応的画面閲覧方法及び適応的画面閲覧プロ
グラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】詳しくは、コンピュータ教育などのアプリ
ケーションを実現する際に利用される技術において、例
えば、教室内でコンピュータを使うときに、生徒端末を
監視するためのアプリケーションへの応用があり、コン
ピュータを使用した授業中の教師端末のユーザが生徒端
末のユーザでの作業の様子を監視したいとき、本技術を
用いて適切なタイミングで適切な画面領域を取得するこ
とによって、より的確なコンピュータ画面監視システム
を構築するための、適応的画面閲覧方法及び適応的画面
閲覧プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】図12は、従来の画面閲覧を説明するた
めの図である。同図において、管理端末、被管理端末と
の対応関係を示す。同図に示すシステムは、被管理端末
1a,1b,1c,1d、ネットワーク2a,管理端末
3aから構成され、被管理端末1a,1b,1c,1d
から管理端末3aに対して画面データ4a,4b,4
c,4d,4e,4f,4g,4g,4h,4i,4
j,4kが送付される。
【0004】当該画面データは、被管理端末1a,1
b,1c,1dにおいて一定周期で管理端末3aに送付
する画面データを作成し、送付する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、一定周期で画面データを作成していたた
め、管理端末において、ユーザの画面に起った適切なイ
ベントを取得することができないという問題がある。そ
のため、管理端末のユーザは被管理端末のユーザの挙動
を把握することが困難である。
【0006】従って、被管理端末で起こっていることを
管理端末が的確に理解することができない。被管理端末
で起こっている内容を管理端末のユーザが的確に理解す
ることができない。また、被管理端末の画面データを取
得しても不要なデータを取得していることが多いといっ
た問題がある。本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、被管理端末上におけるユーザ管理のために適切な手
段を与え、被管理端末監視に必要な被管理端末の画面デ
ータを最適化することが可能な適応的画面閲覧方法及び
適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、マウ
スを含むポインティングデバイスが搭載された1台また
は、複数台の被管理端末の画面を、1台または、複数台
の管理端末の画面で閲覧するための適応的画面閲覧方法
において、被管理端末のユーザが選択しているアクティ
ブな対象が変更されるタイミングを利用して、管理端末
に送付するための画面データの作成契機を決定し(ステ
ップ1)、画面データの作成契機に基づいて画面データ
を生成し(ステップ2)、画面データを送付データとし
て管理端末に転送する(ステップ3)。
【0008】本発明(請求項2)は、マウスを含むポイ
ンティングデバイスが搭載された1台または、複数台の
被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末の
画面で閲覧するための適応的画面閲覧方法において、被
管理端末のユーザが選択しているアクティブなウィンド
ウ上で変更された領域が一定以上になるタイミングを利
用して、管理端末に送付するための画面データの作成契
機を決定し、画面データの作成契機に基づいて画面デー
タを生成し、画面データを送付データとして管理端末に
転送する。
【0009】本発明(請求項3)は、マウスを含むポイ
ンティングデバイスが搭載された1台または、複数台の
被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末の
画面で閲覧するための適応的画面閲覧方法において、被
管理端末のユーザが選択しているアクティブなウィンド
ウ上でのキー入力イベント数が一定数以上になるタイミ
ングを利用して、管理端末に送付するための画面データ
の作成契機を決定し、画面データの作成契機に基づいて
画面データを生成し、画面データを送付データとして管
理端末に転送する。
【0010】本発明(請求項4)は、マウスを含むポイ
ンティングデバイスが搭載された1台または、複数台の
被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末の
画面で閲覧するための適応的画面閲覧方法において、被
管理端末のユーザが選択しているアクティブなウィンド
ウ上でのポインティングデバイスに起因するイベント数
が一定数以上になるタイミングを利用して、管理端末に
送付するための画面データの作成契機を決定し、画面デ
ータの作成契機に基づいて画面データを生成し、画面デ
ータを送付データとして管理端末に転送する。
【0011】本発明(請求項5)は、被管理端末のポイ
ンティングデバイスで指定された位置を基準に、取得す
る画面領域を決定する。本発明(請求項6)は、被管理
端末において、画面書換えの起こった領域を基準に、取
得する画面領域を決定する。本発明(請求項7)は、画
面データに付随してアクティブなウィンドウを含む補足
的データを管理端末に送付する。
【0012】本発明(請求項8)は、マウスを含むポイ
ンティングデバイスが搭載された1台または、複数台の
被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末の
画面で閲覧するための適応的画面閲覧プログラムを格納
した記憶媒体であって、被管理端末のユーザが選択して
いるアクティブな対象が変更されるタイミングを利用し
て、管理端末に送付するための画面データの作成契機を
決定するプロセスと、画面データの作成契機に基づいて
画面データを生成するプロセスと、画面データを送付デ
ータとして管理端末に転送させるプロセスとを有する。
【0013】本発明(請求項9)は、マウスを含むポイ
ンティングデバイスが搭載された1台または、複数台の
被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末の
画面で閲覧するための適応的画面閲覧プログラムを格納
した記憶媒体であって、被管理端末のユーザが選択して
いるアクティブなウィンドウ上で変更された領域が一定
以上になるタイミングを利用して、管理端末に送付する
ための画面データの作成契機を決定するプロセスと、画
面データの作成契機に基づいて画面データを生成するプ
ロセスと、画面データを送付データとして管理端末に転
送させるプロセスとを有する。
【0014】本発明(請求項10)は、マウスを含むポ
インティングデバイスが搭載された1台または、複数台
の被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末
の画面で閲覧するための適応的画面閲覧プログラムを格
納した記憶媒体であって、被管理端末のユーザが選択し
ているアクティブなウィンドウ上でのキー入力イベント
数が一定数以上になるタイミングを利用して、管理端末
に送付するための画面データの作成契機を決定するプロ
セスと、画面データの作成契機に基づいて画面データを
生成するプロセスと、画面データを送付データとして管
理端末に転送させるプロセスとを有する。
【0015】本発明(請求項11)は、マウスを含むポ
インティングデバイスが搭載された1台または、複数台
の被管理端末の画面を、1台または、複数台の管理端末
の画面で閲覧するための適応的画面閲覧プログラムを格
納した記憶媒体であって、被管理端末のユーザが選択し
ているアクティブなウィンドウ上でのポインティングデ
バイスに起因するイベント数が一定数以上になるタイミ
ングを利用して、管理端末に送付するための画面データ
の作成契機を決定するプロセスと、画面データの作成契
機に基づいて画面データを生成するプロセスと、画面デ
ータを送付データとして管理端末に転送させるプロセス
とを有する。
【0016】本発明(請求項12)は、被管理端末のポ
インティングデバイスで指定された位置を基準に、取得
する画面領域を決定するプロセスを含む。本発明(請求
項13)は、被管理端末において、画面書換えの起こっ
た領域を基準に、取得する画面領域を決定するプロセス
を含む。本発明(請求項14)は、画面データに付随し
てアクティブなウィンドウを含む補足的データを管理端
末に送付させるプロセスを含む。
【0017】上記のように、本発明では、被管理端末の
アクティブなウィンドウが変わったタイミング、被管理
端末のアクティグなウィンドウ上で画面書換えの起こっ
た領域、被管理端末のアクティグなウィンドウ上で起こ
ったポインティングデバイスイベントの回数、被管理端
末のアクティブなウィンドウ上で起こったキーボードの
イベント回数等を利用して、管理端末に転送する画面デ
ータを生成することにより、被管理端末上におけるユー
ザ監視のための適切な手段を与えることができ、被管理
端末監視に必要な被管理端末の画面データを最適化する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の動作の概要を示
す。同図において、被管理端末11a,11bは、通信
網17aに接続されており、画面データ14aを通信網
17a経由で管理端末18aに送付する。同図中の矢印
13aは、被管理端末11bから管理端末18aに送付
する送付データを生成する過程を示し、矢印16aは、
必要なデータを管理端末18aに転送する過程を示して
いる。なお、被管理端末11a,11bは同一の端末で
ある。
【0019】上記の被管理端末11aの動作を詳細に説
明する。図3は、本発明の動作のフローチャートであ
る。 ステップ101) アクティブウィンドウの変化があっ
たかを判定し、変化があった場合には、ステップ102
に移行し、ない場合にはステップ104に移行する。
【0020】ステップ102) 画面データを取得す
る。 ステップ103) 画面データ取得時間、アクティブウ
ィンドウ名称、アプリケーション名称、キーボード入力
イベント数、マウスイベント数を送付データに追加す
る。 ステップ104) 管理端末18aから画面データ転送
命令を取得した場合にはステップ105に移行し、取得
していない場合にはステップ101に移行する。
【0021】ステップ105) 転送すべき画面データ
が存在するかを判定し、存在する場合にはステップ10
6に移行し、存在しない場合にはステップ107に移行
する。 ステップ106) 転送すべき画面データが存在する場
合には画面データを管理端末18aに転送し、ステップ
101に移行する。
【0022】ステップ107) 転送すべき画面データ
が存在しない場合には、キーボード入力イベント数とマ
ウスイベント数を管理端末18aに転送し、ステップ1
01に移行する。
【0023】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]最初に図2、図3に基づいて本発明の
第1の実施例を説明する。本実施例では、被管理端末の
アクティブなウィンドウが変わったタイミングを利用し
て被管理端末の画面データを作成する例を説明する。
【0024】 時間T=t0において、被管理端末1
1aは、ウィンドウ名「AP1Window1」を持つ
アクティブなウィンドウ12aとウィンドウ名「AP2
Window2」を持つ非アクティブなウィンドウ12
cを有している。 時間T=t1において、被管理端末11aでは、ア
クティブなウィンドウが切り替わり、上述したウィンド
ウ名「AP1Window1」であるウィンドウ12d
が非アクティブとなり、ウィンドウ名「AP2Wind
ow2」であるウィンドウ12bがアクティブとなった
(ステップ101)。
【0025】 T=t1のタイミングにおいて、アク
ティブなウィンドウが切り替わったため、被管理端末1
1aの画面をキャプチャする(ステップ102)。 キャプチャしたとき、キャプチャ時間、Windo
w名称、キーボード入力回数、マウスイベント回数等の
データ15bを送付する画面データ15aと一緒に送付
データ14aとして作成し(ステップ103)、前回デ
ータ転送要求を取得した際にに作成した送付データを上
書きする。
【0026】 管理端末18aからのデータ転送要求
に従って(ステップ104)、管理端末18aへ送付デ
ータを転送する(ステップ106)。 上記のの動作において、管理端末18aに画面データ
を送付する際に、以下の項目の1つまたは、複数を組み
合わせて送付して表示するようにしてもよい。 ・現在アクティブであるウィンドウ名称; ・アプリケーション名称; ・画面データ作成時の時間データ; ・キーボード入力イベント数 ・ポインティングデバイスイベント数; また、上記のの動作において、アクティグなウィンド
ウにおいて、画面上の書換えが行われた領域を基準に、
取得する画面領域を決定するようにしてもよい。
【0027】また、上記のの動作において、管理端末
18aに送付する画面を時間的に最新なものを選択して
送付する、または、画面の大きさを利用して選択して送
付するようにしてもよい。 [第2の実施例]本実施例では、被管理端末のアクティ
ブなウィンドウ上で画面書換えの起こった領域が一定以
上になるタイミングを利用して管理端末に送付する画面
データ作成契機を決定し送付する例を説明する。
【0028】図4は、本発明の第2の実施例を説明する
ための図である。同図に示すように、被管理端末21
a,21bは、通信網27aに接続されており、画面デ
ータ24a、24cを通信網27a経由で管理端末28
aに送付する。矢印23aは、送付データを生成する過
程を示し、矢印26a,26bは、必要なデータを管理
端末28aに転送する過程を示している。なお、被管理
端末21a,21bは同一の端末である。
【0029】図5は、本発明の第2の実施例の動作のフ
ローチャートである。 ステップ201) 被管理端末21aは、画面の書換え
られた領域が前回送信時から閾値Dを越えているかを判
定し、越えている場合にはステップ202に移行し、越
えていない場合にはステップ203に移行する。 ステップ202) 書換えられた画面領域周辺の一定領
域の画面データを取得する。
【0030】ステップ203) 管理端末28aから画
面データ転送命令を取得したかを判定し、取得した場合
には、ステップ204に移行し、取得しない場合にはス
テップ201に移行する。 ステップ204) 転送すべき画面データが存在するか
を判定し、存在する場合にはステップ205に移行し、
存在しない場合にはステップ201に移行する。
【0031】ステップ205) 転送すべき画面データ
が存在する場合には、画面データの中で最も大きいもの
からN枚選択する。 ステップ206) 画面データを管理端末28aへ転送
する。 ステップ207) 全データを破棄する。 次に、具体的な被管理端末21aの動作の例を説明す
る。
【0032】 時間T=t0において、被管理端末2
1aは、アクティブなウィンドウ22aと非アクティブ
なウィンドウ22cを有している。前回、管理端末28
aからのデータの送付要求があってから画面変更要求が
あった領域dの大きさが閾値Dに達していない状況であ
る。 時間T=t1において、被管理端末21aでは、ア
クティブウィンドウ22aの画面上に変更が生じ、ウィ
ンドウ22bとなった。このとき(T=t1)、画面変
更領域が閾値Dに達した(ステップ201)。
【0033】 被管理端末画面の画面変更領域を基準
としてキャプチャし、画面データ25aを作成する(ス
テップ202)。 画面データから送付データ24aを作成する。 管理端末28aからのデータ転送要求の取得したタ
イミングで、前回データ転送要求を取得した時点から複
数作成された送付データから、最も大きいデータを選択
して(ステップ205)、管理端末28aへ送付データ
を送付する(ステップ206)。
【0034】上記のの動作において、画面データを以
下の項目と一緒に管理端末28aに送付するようにして
もよい。 ・現在アクティブであるウィンドウ名称; ・現在アクティブであるアプリケーション名称; ・画面データ作成時の時間データ; ・キーボード入力イベント数; ・ポインティングデバイスイベント数;また、上記の
の動作において、被管理端末21aのポインングデバイ
スで指定された位置を基準に、取得する画面領域を決定
する、または、アクティブなウィンドウにおいて、画面
上の書換えが行われた領域を基準に、取得する画面領域
を決定することも可能である。
【0035】また、上記の動作において、管理端末2
8aに送付する画面データを時間的に最新なものを選択
して送付する、または、画面の大きさを利用して選択し
て送付することも可能である。 [第3の実施例]本実施例では、被管理端末のアクティ
ブなウィンドウ上で画面書換えの起こった領域を利用し
て被管理端末の画面データを作成する第2の例を説明す
る。
【0036】図6は、本発明の第3の実施例を説明する
ための図である。同図に示すように、被管理端末31
a,31bは、通信網37aに接続されており、画面デ
ータ34a,34bを通信網37a経由で管理端末38
aに送付する。同図中の矢印33aは、送付データを生
成する過程を示し、矢印36a,36bは、必要なデー
タを管理端末38aに転送する過程を示している。な
お、被管理端末31a,31bは同一の端末である。
【0037】図7は、本発明の第3の実施例の動作を示
すフローチャートである。同図に示す動作は前述の第2
の実施例と同様であるので説明を省略する。次に、本実
施例の被管理端末の具体的な動作を説明する。 時間T=t0において、被管理端末31a,31b
は、アクティブなウィンドウ32aと非アクティブなウ
ィンドウ32cを有している。さらに、前回、管理端末
38aからのデータ送付要求があってから画面変更のあ
った領域dの大きさが閾値Dに達していない状況であ
る。
【0038】 時間T=t1において、被管理端末3
1aでは、アクティブウィンドウ32aの画面上に変更
が生じ、ウィンドウ32bとなった。このとき(T=t
1)、画面変更領域が閾値Dに達した(ステップ30
1)。 被管理端末画面の画面変更領域を基準としてキャプ
チャし、画面データ35aを作成する(ステップ30
2)。
【0039】 画面データ35aから送付データ34
aを作成する。 管理端末38aからのデータ転送要求を取得したタ
イミングで、前回データ転送要求を取得した時点から複
数作成された送付データ34aから、最も新しいデータ
を選択して(ステップ304)、管理端末38aへ送付
データを送付する(ステップ305) 全送付データを破棄する。画面変更領域の値を0に
リセットする(ステップ306)。
【0040】[第4の実施例]本実施例では、被管理端
末のアクティブなウィンドウ上で起こったキーボードイ
ベントの回数を利用して被管理端末の画面データを作成
する例を説明する。図8は、本発明の第4の実施例を説
明するための図である。同図において、被管理端末41
a,41bは、通信網47aに接続されており、画面デ
ータ44aを通信網47aを経由して管理端末48aに
送付する。同図中の矢印43aは、送付データを生成す
る過程を示し、矢印46aは、必要なデータを管理端末
48aに転送する過程を示す。なお、被管理端末41
a,41bは同一の端末である。
【0041】図9は、本発明の第4の実施例の動作のフ
ローチャートである。 ステップ401) キーボードの入力回数がの画面デー
タ送信時から閾値Kを越えているかを判定し、越えてい
る場合にはステップ402に移行し、越えていない場合
にはステップ403に移行する。 ステップ402) 書換えられた画面領域周辺の一定領
域の画面データを取得する。
【0042】ステップ403) 管理端末48aから画
面データ転送命令を取得したかを判定し、取得した場合
にはステップ404に移行し、取得していない場合には
ステップ401に移行する。 ステップ404) 転送命令を取得している場合、転送
すべき画面データが存在するかを判定し、存在する場合
にはステップ405に移行し、存在しない場合にはステ
ップ406に移行する。
【0043】ステップ405) 画面データとキーボー
ド入力回数を管理端末48aに転送する。 ステップ406) キーボード入力回数のみを管理端末
48aに転送する。 ステップ407) キーボード入力イベント回数を0に
リセットする。 次に、本実施例の被管理端末の具体的な動作を説明す
る。
【0044】 時間T=t0において、被管理端末4
1aは、アクティブなウィンドウ42aと非アクティブ
なウィンドウ42cを有している。さらに、前回、管理
端末48aからデータ送付要求があってからキーボード
入力イベント数kが閾値Kには達していない状況であ
る。 時間T=t1において、被管理端末41aでは、ア
クティブウィンドウ42aの画面上でキーボード入力イ
ベントが生じ、ウィンドウ42bとなった。このとき、
(T=t1)、キーボード入力イベント数が閾値Kに達
した(ステップ401)。
【0045】 被管理端末画面の画面変更領域を基準
としてキャプチャし、画面データ45aを作成する(ス
テップ402)。 画面データ45aから送付データ44aを作成し、
前回データ転送要求を取得した時以来作成した以前の送
付データを上書きする。 管理端末48aからのデータ転送要求に応じて(ス
テップ403)、管理端末48aへ送付データを送付す
る(ステップ405)。
【0046】 キーボード入力イベント回数の値を0
にリセットする(ステップ407)。また、上記のの
動作において、管理端末48aに画面データを送付する
際に、以下の項目の1つまたは、複数を組み合わせて送
付するようにしてもよい。 ・現在アクティブであるウィンドウ名称; ・現在アクティブであるアプリケーション名称; ・画面データ作成時の時間データ; ・キーボード入力イベント数; ・ポインティングデバイスイベント数; また、上記のの動作において、使用する画面変更領域
として、被管理端末41aのポインティングデバイスで
指定された位置、または、画面上の書換えが行われた領
域を用いることも可能である。
【0047】また、上記のの動作において、管理端末
48aに送付する画面データとして、時間的に最新なも
のを選択して送付する、または、画面の大きさを利用し
て送付するようにしてもよい。 [第5の実施例]本実施例では、被管理端末のアクティ
ブなウィンドウ上で起こったポインティングデバイスイ
ベントの回数を利用して画面データを作成する例を説明
する。
【0048】図10は、本発明の第5の実施例を説明す
るための図である。同図において、被管理端末51a,
51bは、通信網57aに接続されており、画面データ
54aを通信網57a経由で、管理端末58aに送付す
る。同図中の矢印53aは、送付データを生成する過程
を示し、矢印56aは、必要なデータを管理端末58a
に転送する過程を示す。なお、被管理端末51a,51
bは、同一の端末である。
【0049】図11は、本発明の第5の実施例の動作の
フローチャートである。 ステップ501) マウスイベント回数mが前回の画面
データ送信時から閾値Mを越えているかを判定し、越え
ている場合にはステップ502に移行し、越えていない
場合にはステップ503に移行する。 ステップ502) 書換えられた画面領域周辺の一定領
域の画面データを取得する。
【0050】ステップ503) 管理端末58aから画
面データ転送命令を取得したかを判定し、取得した場合
にはステップ504に移行し、取得していない場合には
ステップ501に移行する。 ステップ504) 転送すべき画面データが存在するか
を判定し、存在する場合にはステップ505に移行し、
存在しない場合にはステップ506に移行する。
【0051】ステップ505) 画面データとマウスイ
ベント回数を管理端末58aに転送し、ステップ507
に移行する。 ステップ506) マウスイベント回数のみを管理端末
58aに転送する。 ステップ507) マウスイベント回数を0にリセット
する。次に、本実施例の被管理端末の具体的な動作を説
明する。
【0052】 時間T=t0において、被管理端末5
1aは、アクティブなウィンドウ52aと非アクティブ
なウィンドウ52cを有している。さらに、前回、管理
端末58aからのデータ送付要求があってからマウスイ
ベント数mが閾値Mに達していない状況である。 時間T=t1において、被管理端末51aでは、ア
クティブウィンドウ52aの画面上でキーボード入力イ
ベントが生じ、ウィンドウ52bとなった。このとき、
(T=t1)、マウスイベント数mが閾値Mに達した
(ステップ501)。
【0053】 被管理端末52aがポインティングデ
バイス位置を基準としてキャプチャし、画面データ55
aを作成する(ステップ502)。 画面データから送付データ54aを作成し、前回デ
ータ転送要求を取得した時以来作成した以前のデータを
上書きする。 管理端末58aからのデータ転送要求に応じて(ス
テップ503)、管理端末58aへ送付データを送付す
る(ステップ505)。
【0054】 マウスイベント回数の値を0にリセッ
トする(ステップ507)。 上記のの動作において、画面データとして、以下の項
目のうち1つまたは、複数を組み合わせて管理端末58
aに送付してもよい。 ・現在アクティブであるウィンドウ名称; ・現在アクティブであるアプリケーション名称; ・画面データ作成時の時間データ; ・キーボード入力イベント数; ・ポインティングデバイスイベント数; また、上記のの動作においてキャプチャする際に、被
管理端末51aのポインティングデバイスで指定された
位置、または、アクティブなウィンドウにおいて、画面
上の書換えが行われた領域を基準にして取得する画面領
域を決定するようにしてもよい。
【0055】また、上記のの動作において、管理端末
58aに送付する画面データを、時間的に最新なものを
選択して送付する、または、画面の大きさを利用して選
択して送付することも可能である。また、上記の第1の
実施例から第5の実施例を組み合わせ、管理端末に転送
するデータを生成して送付するようにしてもよい。
【0056】なお、本発明は、上記の実施例の動作をプ
ログラムとして構築し、被管理端末として利用されるコ
ンピュータに接続されるディスク装置や、フロッピーデ
ィスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納してお
き、本発明を実施する際に、被管理端末にインストール
することにより、容易に本発明を実現できる。
【0057】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、被管理
端末のアクティブなウィンドウが変わったタイミング、
被管理端末のアクティグなウィンドウ上で画面書換えの
起こった領域、被管理端末のアクティグなウィンドウ上
で起こったポインティングデバイスイベントの回数、被
管理端末のアクティブなウィンドウ上で起こったキーボ
ードのイベント回数等を利用して、管理端末に転送する
画面データを生成することにより、被管理端末上におけ
るユーザ監視のための適切な手段を与えることができ、
被管理端末監視に必要な被管理端末の画面データを最適
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の動作の概要を示す図である。
【図3】本発明の動作のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例の動作のフローチャート
である。
【図6】本発明の第3の実施例を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施例の動作のフローチャート
である。
【図8】本発明の第4の実施例を説明するための図であ
る。
【図9】本発明の第4の実施例の動作のフローチャート
である。
【図10】本発明の第5の実施例を説明するための図で
ある。
【図11】本発明の第5の実施例の動作のフローチャー
トである。
【図12】従来の画面閲覧を説明するための図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,11a,11b,21a,2
1b,31a,31b,41a,41b,51a,51
b 被管理端末 2a ネットワーク 12a,12b,12c,12d,22a,22b,2
2c,22d,32a,32b,32c,32d,42
a,42b,42c,42d,52a,52b,52
c,52d ウィンドウ 3a 管理端末 13a 23a,33a,43a,53a 送付データ
を生成する過程 14a,24a,24b,24c,24d,34a,3
4b,34c,34d,44a,54a 送付データ 4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h,4
i,4j,4k 被管理端末から管理端末へ送付される
画面データ 15a,25a,35a,45a,55a 画面データ 16a,26a,26b 36a,36b,46la,
56a 管理端末のデータ転送要求に応じてデータを送
信する過程 17a,27a,37a,47a,57a 通信網 18a,28a,38a,48a,58a 管理端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 量 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BA01 BA02 BB04 BC05 BD02 CA11 CA12 DA05 5B085 BE07 CE07 5B089 GA21 GB04 HA06 JA02 JB03 KA02 KA04 KB04 KC27 LB07 LB14 5C082 AA01 AA05 AA14 AA22 AA34 AA36 BA02 BA12 BA27 BB01 CA02 CA63 CA76 CB06 DA87 MM08 5E501 AA02 BA03 CA02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウスを含むポインティングデバイスが
    搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面を、
    1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するための
    適応的画面閲覧方法において、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブな対
    象が変更されるタイミングを利用して、前記管理端末に
    送付するための画面データの作成契機を決定し、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    し、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    することを特徴とする適応的画面閲覧方法。
  2. 【請求項2】 マウスを含むポインティングデバイスが
    搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面を、
    1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するための
    適応的画面閲覧方法において、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブなウ
    ィンドウ上で変更された領域が一定以上になるタイミン
    グを利用して、前記管理端末に送付するための画面デー
    タの作成契機を決定し、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    し、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    することを特徴とする適応的画面閲覧方法。
  3. 【請求項3】 マウスを含むポインティングデバイスが
    搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面を、
    1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するための
    適応的画面閲覧方法において、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブなウ
    ィンドウ上でのキー入力イベント数が一定数以上になる
    タイミングを利用して、前記管理端末に送付するための
    画面データの作成契機を決定し、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    し、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    することを特徴とする適応的画面閲覧方法。
  4. 【請求項4】 マウスを含むポインティングデバイスが
    搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面を、
    1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するための
    適応的画面閲覧方法において、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブなウ
    ィンドウ上でのポインティングデバイスに起因するイベ
    ント数が一定数以上になるタイミングを利用して、前記
    管理端末に送付するための画面データの作成契機を決定
    し、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    し、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    することを特徴とする適応的画面閲覧方法。
  5. 【請求項5】 前記被管理端末のポインティングデバイ
    スで指定された位置を基準に、取得する画面領域を決定
    する請求項1、2、3または、4記載の適応的画面閲覧
    方法。
  6. 【請求項6】 前記被管理端末において、画面書換えの
    起こった領域を基準に、取得する画面領域を決定する請
    求項1、2、3または、4記載の適応的画面閲覧方法。
  7. 【請求項7】 前記画面データに付随してアクティブな
    ウィンドウを含む補足的データを前記管理端末に送付す
    る請求項1、2、3または、4記載の適応的画面閲覧方
    法。
  8. 【請求項8】 マウスを含むポインティングデバイスが
    搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面を、
    1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するための
    適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブな対
    象が変更されるタイミングを利用して、前記管理端末に
    送付するための画面データの作成契機を決定するプロセ
    スと、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    するプロセスと、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    させるプロセスとを有することを特徴とする適応的画面
    閲覧プログラムを格納した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 マウスを含むポインティングデバイスが
    搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面を、
    1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するための
    適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブなウ
    ィンドウ上で変更された領域が一定以上になるタイミン
    グを利用して、前記管理端末に送付するための画面デー
    タの作成契機を決定するプロセスと、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    するプロセスと、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    させるプロセスとを有することを特徴とする適応的画面
    閲覧プログラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 マウスを含むポインティングデバイス
    が搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面
    を、1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するた
    めの適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブなウ
    ィンドウ上でのキー入力イベント数が一定数以上になる
    タイミングを利用して、前記管理端末に送付するための
    画面データの作成契機を決定するプロセスと、 前記画面データの作成契機に基づいて画面データを生成
    するプロセスと、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    させるプロセスとを有することを特徴とする適応的画面
    閲覧プログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 マウスを含むポインティングデバイス
    が搭載された1台または、複数台の被管理端末の画面
    を、1台または、複数台の管理端末の画面で閲覧するた
    めの適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 前記被管理端末のユーザが選択しているアクティブなウ
    ィンドウ上でのポインティングデバイスに起因するイベ
    ント数が一定数以上になるタイミングを利用して、前記
    管理端末に送付するための画面データの作成契機を決定
    するプロセスと、 前記画面データの作成契機に基づい
    て画面データを生成するプロセスと、 前記画面データを送付データとして前記管理端末に転送
    させるプロセスとを有することを特徴とする適応的画面
    閲覧方法。
  12. 【請求項12】 前記被管理端末のポインティングデバ
    イスで指定された位置を基準に、取得する画面領域を決
    定するプロセスを含む請求項8、9、10または、11
    記載の適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記被管理端末において、画面書換え
    の起こった領域を基準に、取得する画面領域を決定する
    プロセスを含む請求項8、9、10、または、11記載
    の適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記画面データに付随してアクティブ
    なウィンドウを含む補足的データを前記管理端末に送付
    させるプロセスを含む請求項8、9、10または、11
    記載の適応的画面閲覧プログラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7553861B1 (ja) 2023-09-20 2024-09-19 富士通クライアントコンピューティング株式会社 キャプチャプログラムおよび情報処理装置

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