JP2001152705A - テントまたはテント用風除室 - Google Patents

テントまたはテント用風除室

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JP2001152705A
JP2001152705A JP33995299A JP33995299A JP2001152705A JP 2001152705 A JP2001152705 A JP 2001152705A JP 33995299 A JP33995299 A JP 33995299A JP 33995299 A JP33995299 A JP 33995299A JP 2001152705 A JP2001152705 A JP 2001152705A
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JP
Japan
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tent
air
air mat
ground
wind
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JP33995299A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kawahara
雅明 河原
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テントや風除室内部の床敷き材のクッション
性や断熱性の向上を図るとともに、水等が浸入しにくく
なるようにし、快適な居住性が得られるようにする。 【解決手段】 天幕材2A、2Bを設営する際、地面に
床敷き材3A、3Bを敷くようにしたテント1Aまたは
テント用風除室1Bにおいて、床敷き材3A、3Bを一
定の厚みを有するエアマットにすることで、クッション
性や断熱性の向上を図り、雨水等が浸入しにくいように
する。またエアマットとして、気密性のある表基布4と
裏基布5を略一定長の多数の連結糸6で連結し、周縁を
気密加工した空気膨張体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレジャー用テントや
災害時等の緊急避難生活用テント等において居住性を良
くするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばレジャー用テントや災害時
等の緊急避難生活用テント等において、図4に示すよう
に、天幕材51の下方の地面にグランドシート52が敷
かれるのが一般的であり、このようなグランドシート5
2は防水性のある帆布やターポリンや樹脂シート等で構
成されるとともに、例えば天幕材51が、骨格となる枠
体53に天幕シートが被せられるような形態の場合、図
5に示すように、グランドシート52側に固着される係
留具54と、枠体53等に固着される係止具55をロー
プ等の連結具56で連結するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なグランドシート52は、殆どが一重構造かまたは薄い
シート状物であるため、クッション性が乏しくて断熱性
も低く、また、厚みが薄いため周囲の地面等から雨水等
が浸入しやすいという問題がある。
【0004】そこで本発明は、テントや風除室内部の床
敷き材のクッション性や断熱性の向上を図るとともに、
水等が浸入しにくくなるようにし、快適な居住性を得る
ことが出来るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、一定空間の上面と周囲側面を囲い込むよう地
上に設置される天幕材と、少なくとも囲われる空間内の
地面に敷かれる床敷き材を備えたテントまたはテント用
風除室において、床敷き材として、一定の厚みを有する
平坦状のエアマットにて構成するようにした。
【0006】ここで、一定の厚みを有する平坦状のエア
マットとは、例えば気密性のある表基布と裏基布を略一
定長の多数の連結糸で連結し周縁を気密加工すること
で、一定の厚み以上に膨張しないようにした平坦状のエ
ア膨張体とか、筒状のエアチューブを並列に並べて平坦
状にしたエアマット等であり、このような厚みを有する
床敷き材を地面に敷くようにすれば、断熱性やクッショ
ン性が良くなるとともに、居住部が高くなって雨水等が
浸入しにくくなり、居住性を快適にすることが出来る。
この際、クッション性や断熱性や雨水浸入防止等のた
め、エアマットの厚みを5〜10cm程度にすることが
好ましい。
【0007】そして、このようなエアマットは、少なく
とも天幕材で囲われる空間内の地面に敷くようにする
が、天幕材の外側に張り出して敷くようにしても良い。
また、天幕材の構成は任意であり、例えばパイプ材で骨
格となる枠体を形成し、これに天幕シートを被せるよう
な形式でも良く、また筒状のエアチューブで骨格となる
枠体を形成し、これに天幕シートを被せるような形式で
も良い。さらに、一定の厚みを有する複数のエアマット
と天幕シートで構成しても良く、図3(c)のように、
2面の壁面と屋根面を一つのエアマットで形成しても良
い。そしてこの図3(c)の場合は、充排気の手間が少
なくなり、特に好ましい。
【0008】尚、ここでいう風除室とは、主テントの入
口等に隣接して設置される小部屋であり、例えば主テン
トに入る前に靴を脱いだり、雨着を脱いだりするような
手間がかかる時でも、主テントに風が吹き込むのを防止
したりテント内の暖気を逃がさない等のため、主テント
と同じような形態で設置されるものである。
【0009】また請求項2では、前記エアマットとし
て、気密性のある表基布と裏基布を略一定長の多数の連
結糸で連結し周縁を気密加工して構成するようにした。
【0010】エアマットを上記のような形態にすること
で、高圧の空気を充填することが可能になるとともに、
例えば多人数の人がエアマット上にいるような際に、だ
れかが移動等によって動き回っても厚みが変化しないた
め、他の人は安定した状態を維持出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
テント及びテント用風除室の一例を示す斜視図、図2は
エアマットの形態例を示す説明図、図3はエアマットの
敷設要領の各例を示す説明図である。
【0012】本発明に係るテントまたはテント用風除室
は、例えば図1に示すような形態のテント1A、または
これに隣接する風除室1Bに適用されており、このテン
ト1Aまたは風除室1Bは、それぞれ天幕材2A、2B
と床敷き材3A、3Bを備えるとともに、床敷き材3
A、3Bを所定厚みのエアマットにすることにより、ク
ッション性や断熱性の向上を図り、雨水等が浸入しにく
いようにされている。
【0013】ここでテント用風除室1Bは、テント1A
の入口部に隣接して設置され、例えばテント1Aに入る
際に時間がかかるような時に、この風除室1Bで準備し
て入れば、テント1A内に風が吹き込んだり、テント1
A内の暖気が逃げたりするのを防止できるようにされて
いる。そしてこの風除室1Bの構造は、テント1Aの構
造とほぼ同様の構成であり、例えばロープ等でテント1
Aの入口部に固定されるが、以下の説明及び図面の一部
では、テント1Aの場合を代表例にして説明する。
【0014】前記床敷き材3Aとなるエアマットは、例
えば図2(a)に示すように気密性のある表基布4と裏
基布5を略一定長の多数の連結糸6で連結し周縁をシー
ル材7で気密状に覆って内部を密封するとともに、この
内部に空気を充填することで平坦状になるようにした構
造や、図2(b)に示すように、気柱式の複数のエアチ
ューブ8の周囲をカバー材9で覆って平坦状になるよう
にした構造や、その他の方法で平坦状になるようにした
構造のものが適用出来るが、実施形態では、高圧の空気
を充気することが可能で、全体の剛性を高めることが出
来る図2(a)の構造のエアマットを採用し、厚みを約
8cm程度にしている。
【0015】そして、表基布4と裏基布5の素材として
は、例えば織布の表面にゴムや樹脂等の気密性素材をコ
ーティングしたり、または織布の表面にゴムシートや樹
脂シート等の気密性シート材料を貼着する等によって構
成している。また、表基布4か裏基布5の少なくとも一
ヶ所には、空気を充填、排気するための給排気孔を設け
ており、ポンプ等を利用して給排気出来るようにしてい
る。
【0016】前記天幕材2Aは任意の構成で良く、例え
ば骨格となる枠体を金属パイプ材や筒状のエアチューブ
等で構成し、これに天幕シートを被せるような構造でも
良く、床敷き材3Aと同様な形態の平坦状エアマットを
使用し、これを折り曲げたような構造でも良く、その他
の構造でも良い。
【0017】そして、天幕材2Aに天幕シートを用いる
場合は、図3(a)に示すように天幕シートSの下側の
地面に直接エアマットの床敷き材3Aを敷設しても良
く、または図3(b)に示すように、天幕シートSの上
側に床敷き材3Aを敷設しても良い。この際、天幕材2
Aの枠体等と床敷き材3Aをファスナやロープ等の任意
の係止具により固定すれば好適である。
【0018】また、天幕材2Aに所定厚みのエアマット
を用いる場合は、図3(c)に示すように、床敷き材3
Aの上に天幕材2Aを設置しても良く、または天幕材2
Aの内側の地面に床敷き材3Aを敷設するようにしても
良い。そしてこれらの場合も、天幕材2Aのエアマット
と床敷き材3Aのエアマット同士をロープやファスナ等
の任意の係止具で固定出来るようにしておけば好適であ
る。
【0019】以上のように構成したテント1Aまたはテ
ント用風除室1Bにおいて、組立てる際は、ポンプ等を
使用して床敷き材3A、3Bとしてのエアマットに空気
を充填し平坦状に膨らませる。この際、充気量の如何に
拘わらず連結糸6によって厚みが一定に保持されるた
め、高圧で充填することが可能であり、適度のクッショ
ン性が確保されるとともに、地面から冷気が伝わるよう
な不具合がなく、しかも雨水等も浸入しにくい。このた
め、特に災害時等において長期間テント生活を余儀なく
されるような場合や、寒い日や、雨の日等には好適であ
る。
【0020】尚、場合によっては床敷き材3A、3Bの
エアマットに空気を充気しないで、従来のグランドシー
トのような状態で使用することも可能であり、使用形態
の幅を広げることが可能である。
【0021】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えばテン
トの形態等は任意であり、風除室1Bのないテント1A
だけの床敷き材3Aにエアマットを適用しても良く、ま
たはテント用風除室1B専用の床敷き材3Bだけにエア
マットを適用しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、天幕材と床敷き
材を備えたテントまたはテント用風除室において、床敷
き材として、一定の厚みを有する平坦状のエアマットに
て構成するようにしたため、断熱性やクッション性の向
上が図れるとともに、雨水等が浸入しにくくなり、居住
性を快適にすることが出来る。また請求項2のように、
エアマットとして、気密性のある表基布と裏基布を略一
定長の多数の連結糸で連結し周縁を気密加工して構成す
れば、高圧の空気を充填することが可能となり、快適性
を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテント及びテント用風除室の一例
を示す斜視図
【図2】エアマットの形態例を示す説明図
【図3】エアマットの敷設要領の各例を示す説明図
【図4】従来のテントの一例図
【図5】従来のグランドシートと天幕材の固定方法の一
例を示す説明図
【符号の説明】
1A…テント、1B…風除室、2A、2B…天幕材、3
A、3B…床敷き材、4…表基布、5…裏基布、6…連
結糸。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定空間の上面と周囲側面を囲い込むよ
    う地上に設置される天幕材と、少なくとも囲われる空間
    内の地面に敷かれる床敷き材を備えたテントまたはテン
    ト用風除室であって、前記床敷き材は、一定の厚みを有
    する平坦状のエアマットにて構成されることを特徴とす
    るテントまたはテント用風除室。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテントまたはテント用
    風除室において、前記エアマットは、気密性のある表基
    布と裏基布を略一定長の多数の連結糸で連結し周縁を気
    密加工して構成されることを特徴とするテントまたはテ
    ント用風除室。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511789A (ja) * 2005-10-21 2009-03-19 シュレレート,トーマス 可膨張性壁を持つ建物
AT518717A1 (de) * 2016-05-24 2017-12-15 Gentletent Gmbh Zelt

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511789A (ja) * 2005-10-21 2009-03-19 シュレレート,トーマス 可膨張性壁を持つ建物
AT518717A1 (de) * 2016-05-24 2017-12-15 Gentletent Gmbh Zelt
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