JP2001148785A - 画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体Info
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- JP2001148785A JP2001148785A JP32848899A JP32848899A JP2001148785A JP 2001148785 A JP2001148785 A JP 2001148785A JP 32848899 A JP32848899 A JP 32848899A JP 32848899 A JP32848899 A JP 32848899A JP 2001148785 A JP2001148785 A JP 2001148785A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 25
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 101000795655 Canis lupus familiaris Thymic stromal cotransporter homolog Proteins 0.000 description 1
- 101100533652 Homo sapiens SLIRP gene Proteins 0.000 description 1
- 102100025491 SRA stem-loop-interacting RNA-binding protein, mitochondrial Human genes 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】適正なコントラスト補正をすることができる画
像処理方法を提供する。 【解決手段】 多値画像の画像処理方法であって、多値
画像の輝度頻度分布を求める第1の演算工程(S20
2)と、輝度頻度分布の第1の上限値、下限値、及び上
限値と下限値の差である分布幅とを求める第2の演算工
程(S203)と、分布幅が所定の分布幅下限値を下回
る場合に、分布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限
値を設定し(S204)、第2の上限値及び下限値の間
の階調幅が多値画像の最大階調幅となるように画像のコ
ントラストを調整するコントラスト調整工程(S20
5,S206)とを具備する。
像処理方法を提供する。 【解決手段】 多値画像の画像処理方法であって、多値
画像の輝度頻度分布を求める第1の演算工程(S20
2)と、輝度頻度分布の第1の上限値、下限値、及び上
限値と下限値の差である分布幅とを求める第2の演算工
程(S203)と、分布幅が所定の分布幅下限値を下回
る場合に、分布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限
値を設定し(S204)、第2の上限値及び下限値の間
の階調幅が多値画像の最大階調幅となるように画像のコ
ントラストを調整するコントラスト調整工程(S20
5,S206)とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法、特に
スキャナ等の画像入力装置により入力された画像データ
のコントラスト補正を行う画像処理装置及び画像処理方
法、及びそれを記憶した記憶媒体に関するものである。
スキャナ等の画像入力装置により入力された画像データ
のコントラスト補正を行う画像処理装置及び画像処理方
法、及びそれを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からコントラストの低い画像に対し
て白ポイント黒ポイントを決め、その間の階調が最大階
調差になるようにコントラストを調整する画像処理方法
が知られている。
て白ポイント黒ポイントを決め、その間の階調が最大階
調差になるようにコントラストを調整する画像処理方法
が知られている。
【0003】図7は、従来のコントラスト調整の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【0004】ステップS501ではコントラスト補正を
行う多値画像をメモリ上に入力する。多値画像はスキャ
ナ等の画像入力装置で読み込まれたRGB各8bitの
輝度階調を持つカラー画像である。
行う多値画像をメモリ上に入力する。多値画像はスキャ
ナ等の画像入力装置で読み込まれたRGB各8bitの
輝度階調を持つカラー画像である。
【0005】ステップS502では、ステップS501
で入力した多値画像の輝度ヒストグラムを算出する。輝
度ヒストグラムは画像の全画素の輝度階調の数値頻度を
RGBそれぞれについて求める。
で入力した多値画像の輝度ヒストグラムを算出する。輝
度ヒストグラムは画像の全画素の輝度階調の数値頻度を
RGBそれぞれについて求める。
【0006】ステップS503では、ステップS502
で算出した輝度ヒストグラムからloポイント、hiポ
イントを捜索する。loポイントは黒(数値0)から全
画素の1%となる輝度数値、hiポイントは白(数値2
55)から全画素の1%となる輝度数値である。これら
はRGBごとに求め、それぞれR_lo,R_hi,G
_lo,G_hi,B_lo,B_hiで表す。
で算出した輝度ヒストグラムからloポイント、hiポ
イントを捜索する。loポイントは黒(数値0)から全
画素の1%となる輝度数値、hiポイントは白(数値2
55)から全画素の1%となる輝度数値である。これら
はRGBごとに求め、それぞれR_lo,R_hi,G
_lo,G_hi,B_lo,B_hiで表す。
【0007】ステップS504では、ステップS503
で算出したloポイント、hiポイントの数値からコン
トラスト補正テーブルを作成する。コントラスト補正テ
ーブルはRGB個別にloポイントが黒(数値0)、h
iポイントが白(数値255)となるように輝度数値を
マッピングする。コントラスト補正曲線の例は図5に示
す。
で算出したloポイント、hiポイントの数値からコン
トラスト補正テーブルを作成する。コントラスト補正テ
ーブルはRGB個別にloポイントが黒(数値0)、h
iポイントが白(数値255)となるように輝度数値を
マッピングする。コントラスト補正曲線の例は図5に示
す。
【0008】ステップS505ではステップS504で
作成したコントラスト補正テーブルを使い多値画像のコ
ントラスト補正を行う。
作成したコントラスト補正テーブルを使い多値画像のコ
ントラスト補正を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の画像データのコントラスト補正方法ではコントラ
ストの低い画像では、コントラストが高くなりすぎると
いう問題がある。
従来の画像データのコントラスト補正方法ではコントラ
ストの低い画像では、コントラストが高くなりすぎると
いう問題がある。
【0010】また、ネガフィルム等の露光量のダイナミ
ックレンジは広いが非線型な特性をもつ原稿を画像デー
タとして読み込んだ場合、画像の露出条件により、フィ
ルムの濃度レンジ上の画像情報の分布が不均等となる。
そのためネガフィルムをスキャナで取り込んだ場合に
は、適切なコントラスト補正を行うのが難しいものとな
っている。
ックレンジは広いが非線型な特性をもつ原稿を画像デー
タとして読み込んだ場合、画像の露出条件により、フィ
ルムの濃度レンジ上の画像情報の分布が不均等となる。
そのためネガフィルムをスキャナで取り込んだ場合に
は、適切なコントラスト補正を行うのが難しいものとな
っている。
【0011】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、適正なコントラスト補
正をすることができる画像処理装置及び画像処理方法及
び記憶媒体を提供することである。
されたものであり、その目的は、適正なコントラスト補
正をすることができる画像処理装置及び画像処理方法及
び記憶媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる画像処理方法
は、多値画像の画像処理方法であって、前記多値画像の
輝度頻度分布を求める第1の演算工程と、前記輝度頻度
分布の第1の上限値、下限値、及び前記第1の上限値と
下限値の差である分布幅とを求める第2の演算工程と、
前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分
布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、
該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像
の最大階調幅となるように画像のコントラストを調整す
るコントラスト調整工程とを具備することを特徴として
いる。
目的を達成するために、本発明に係わる画像処理方法
は、多値画像の画像処理方法であって、前記多値画像の
輝度頻度分布を求める第1の演算工程と、前記輝度頻度
分布の第1の上限値、下限値、及び前記第1の上限値と
下限値の差である分布幅とを求める第2の演算工程と、
前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分
布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、
該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像
の最大階調幅となるように画像のコントラストを調整す
るコントラスト調整工程とを具備することを特徴として
いる。
【0013】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記輝度頻度分布の第1の上限値及び下限値を、
前記多値画像の全画素の割合から求めることを特徴とし
ている。
いて、前記輝度頻度分布の第1の上限値及び下限値を、
前記多値画像の全画素の割合から求めることを特徴とし
ている。
【0014】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記第1の分布幅の上限及び下限を延長し、分布
幅が前記所定の分布幅下限値と同値となるように前記第
2の上限値及び下限値を設定することを特徴としてい
る。
いて、前記第1の分布幅の上限及び下限を延長し、分布
幅が前記所定の分布幅下限値と同値となるように前記第
2の上限値及び下限値を設定することを特徴としてい
る。
【0015】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の特
徴に応じて、所定の設定値群から選択することを特徴と
している。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の特
徴に応じて、所定の設定値群から選択することを特徴と
している。
【0016】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の下
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の下
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
【0017】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
【0018】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の平
均値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の平
均値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
【0019】また、この発明に係わる画像処理方法にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値と下限値の中間値に応じて前記所定の設定値群から
選択することを特徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値と下限値の中間値に応じて前記所定の設定値群から
選択することを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる画像処理装置は、
多値画像の画像処理装置であって、前記多値画像の輝度
頻度分布を求める第1の演算手段と、前記輝度頻度分布
の第1の上限値、下限値、及び前記第1の上限値と下限
値の差である分布幅とを求める第2の演算手段と、前記
分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分布幅
下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、該第
2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像の最
大階調幅となるように画像のコントラストを調整するコ
ントラスト調整手段とを具備することを特徴としてい
る。
多値画像の画像処理装置であって、前記多値画像の輝度
頻度分布を求める第1の演算手段と、前記輝度頻度分布
の第1の上限値、下限値、及び前記第1の上限値と下限
値の差である分布幅とを求める第2の演算手段と、前記
分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分布幅
下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、該第
2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像の最
大階調幅となるように画像のコントラストを調整するコ
ントラスト調整手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0021】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記輝度頻度分布の第1の上限値及び下限値を、
前記多値画像の全画素の割合から求めることを特徴とし
ている。
いて、前記輝度頻度分布の第1の上限値及び下限値を、
前記多値画像の全画素の割合から求めることを特徴とし
ている。
【0022】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記第1の分布幅の上限及び下限を延長し、分布
幅が前記所定の分布幅下限値と同値となるように前記第
2の上限値及び下限値を設定することを特徴としてい
る。
いて、前記第1の分布幅の上限及び下限を延長し、分布
幅が前記所定の分布幅下限値と同値となるように前記第
2の上限値及び下限値を設定することを特徴としてい
る。
【0023】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の特
徴に応じて、所定の設定値群から選択することを特徴と
している。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の特
徴に応じて、所定の設定値群から選択することを特徴と
している。
【0024】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の下
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の下
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
【0025】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
【0026】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の平
均値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の平
均値に応じて前記所定の設定値群から選択することを特
徴としている。
【0027】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値と下限値の中間値に応じて前記所定の設定値群から
選択することを特徴としている。
いて、前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度分布の上
限値と下限値の中間値に応じて前記所定の設定値群から
選択することを特徴としている。
【0028】また、本発明に係わる記憶媒体は、多値画
像の画像処理方法の制御プログラムを格納した記憶媒体
であって、前記制御プログラムが、前記多値画像の輝度
頻度分布を求める第1の演算工程のコードと、前記輝度
頻度分布の第1の上限値、下限値、及び前記第1の上限
値と下限値の差である分布幅とを求める第2の演算工程
のコードと、前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る
場合に、該分布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限
値を設定し、該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が
前記多値画像の最大階調幅となるように画像のコントラ
ストを調整するコントラスト調整工程のコードとを有す
ることを特徴としている。
像の画像処理方法の制御プログラムを格納した記憶媒体
であって、前記制御プログラムが、前記多値画像の輝度
頻度分布を求める第1の演算工程のコードと、前記輝度
頻度分布の第1の上限値、下限値、及び前記第1の上限
値と下限値の差である分布幅とを求める第2の演算工程
のコードと、前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る
場合に、該分布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限
値を設定し、該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が
前記多値画像の最大階調幅となるように画像のコントラ
ストを調整するコントラスト調整工程のコードとを有す
ることを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0030】(第1の実施形態)まず、本発明を利用し
た画像処理方法の第1の実施形態をフローチャートと共
に説明する。
た画像処理方法の第1の実施形態をフローチャートと共
に説明する。
【0031】図2は、第1の実施形態の画像処理方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【0032】ステップS201では、コントラスト補正
を行う多値画像をメモリ上に入力する。多値画像はスキ
ャナ等の画像入力装置で読み込まれたRGB各8bit
の輝度階調を持つカラー画像である。
を行う多値画像をメモリ上に入力する。多値画像はスキ
ャナ等の画像入力装置で読み込まれたRGB各8bit
の輝度階調を持つカラー画像である。
【0033】ステップS202では、ステップS201
で入力した多値画像の輝度ヒストグラムを算出する。輝
度ヒストグラムは画像の全画素の輝度階調の数値頻度を
RGBそれぞれについて求める。
で入力した多値画像の輝度ヒストグラムを算出する。輝
度ヒストグラムは画像の全画素の輝度階調の数値頻度を
RGBそれぞれについて求める。
【0034】ステップS203では、ステップS202
で算出した輝度ヒストグラムからloポイント、hiポ
イントを捜索する。loポイントは黒(数値0)から全
画素の1%となる輝度数値(ヒストグラムの下限値)、
hiポイントは白(数値255)から全画素の1%とな
る輝度数値(ヒストグラムの上限値)である。これらは
RGBごとに求め、それぞれR_lo,R_hi,G_
lo,G_hi,B_lo,B_hiで表す。
で算出した輝度ヒストグラムからloポイント、hiポ
イントを捜索する。loポイントは黒(数値0)から全
画素の1%となる輝度数値(ヒストグラムの下限値)、
hiポイントは白(数値255)から全画素の1%とな
る輝度数値(ヒストグラムの上限値)である。これらは
RGBごとに求め、それぞれR_lo,R_hi,G_
lo,G_hi,B_lo,B_hiで表す。
【0035】ステップS204では、ステップS203
で算出したloポイント、hiポイントの数値から元の
画像がコントラストの低い画像であるか判断し、該当す
るならばloポイント、hiポイントの数値をコントラ
ストが高くなりすぎないように更新する。この部分が本
実施形態の中心となる部分である。
で算出したloポイント、hiポイントの数値から元の
画像がコントラストの低い画像であるか判断し、該当す
るならばloポイント、hiポイントの数値をコントラ
ストが高くなりすぎないように更新する。この部分が本
実施形態の中心となる部分である。
【0036】図3に通常画像のヒストグラムと、通常の
コントラスト補正の場合の下限値、上限値を示し、図4
にコントラストの低い画像のヒストグラムと、本実施形
態のコントラスト補正の場合の下限値、上限値を示す。
コントラスト補正の場合の下限値、上限値を示し、図4
にコントラストの低い画像のヒストグラムと、本実施形
態のコントラスト補正の場合の下限値、上限値を示す。
【0037】ステップS205では、ステップS203
で算出、もしくはステップS204で更新したloポイ
ント、hiポイントの数値からコントラスト補正テーブ
ルを作成する。コントラスト補正テーブルはRGB個別
にloポイントが黒(数値0)、hiポイントが白(数
値255)となるように輝度数値をマッピングする。コ
ントラスト補正曲線の例は図5に示す。
で算出、もしくはステップS204で更新したloポイ
ント、hiポイントの数値からコントラスト補正テーブ
ルを作成する。コントラスト補正テーブルはRGB個別
にloポイントが黒(数値0)、hiポイントが白(数
値255)となるように輝度数値をマッピングする。コ
ントラスト補正曲線の例は図5に示す。
【0038】ステップS206では、ステップS205
で作成したコントラスト補正テーブルを使い多値画像の
コントラスト補正を行う。
で作成したコントラスト補正テーブルを使い多値画像の
コントラスト補正を行う。
【0039】次に図2のステップS204でもある本実
施形態の特徴を最もよく表すloポイントとhiポイン
トの更新方法を、より詳しく説明する。
施形態の特徴を最もよく表すloポイントとhiポイン
トの更新方法を、より詳しく説明する。
【0040】図1A、図1Bは、loポイントとhiポ
イントの更新方法の手順を示すフローチャートである。
イントの更新方法の手順を示すフローチャートである。
【0041】ステップS101では分布幅の下限値を決
める。分布幅の下限値は図6のテーブルを使いRGB個
別にlo_minの値に応じて決められる。
める。分布幅の下限値は図6のテーブルを使いRGB個
別にlo_minの値に応じて決められる。
【0042】ステップS102ではコントラストの低い
画像かどうかの判断をする。RGBの分布幅R_ran
ge,G_range,B_rangeのすべてがステ
ップS101で決めた分布幅の下限値より小さい場合、
ステップS103に移行し、そうでない場合はそのまま
この処理を終了する。
画像かどうかの判断をする。RGBの分布幅R_ran
ge,G_range,B_rangeのすべてがステ
ップS101で決めた分布幅の下限値より小さい場合、
ステップS103に移行し、そうでない場合はそのまま
この処理を終了する。
【0043】ステップS103ではR_lo=lo_m
inならばステップS104に移行し、Rを基準とした
コントラスト補正を行い、そうでなければステップS1
11に移行する。
inならばステップS104に移行し、Rを基準とした
コントラスト補正を行い、そうでなければステップS1
11に移行する。
【0044】ステップS104では、R_lo,R_h
iを新たに決める。R_rangeを中心にrange
_limit_Rの分布幅となるようにR_lo,R_
hiを上下にシフトする。(1)式で新規のR_loを
決め、(2)式で(1)式で決めたR_loの値を使い
R_hiを決める。
iを新たに決める。R_rangeを中心にrange
_limit_Rの分布幅となるようにR_lo,R_
hiを上下にシフトする。(1)式で新規のR_loを
決め、(2)式で(1)式で決めたR_loの値を使い
R_hiを決める。
【0045】 R_lo=R_lo−(range_limit_R−R_range)/2 ・・・(1) R_hi=R_lo+range_limit_R・・・(2) ステップS105では、ステップS104で決めたR_
loを基準として、Gの分布幅を決めた場合にGの分布
を含むかどうかのチェックを行う。G_hi<R_lo
+range_limit_GならばステップS106
に移行し、そうでない場合はステップS107に移行す
る。
loを基準として、Gの分布幅を決めた場合にGの分布
を含むかどうかのチェックを行う。G_hi<R_lo
+range_limit_GならばステップS106
に移行し、そうでない場合はステップS107に移行す
る。
【0046】ステップS106では、G_lo,G_h
iの値を新たに決める。
iの値を新たに決める。
【0047】 G_lo=R_lo・・・(3) G_hi=R_lo+range_limit_G・・・(4) ステップS107ではG_loの値を次式から新たに決
める。G_hiはそのままで変更しない。
める。G_hiはそのままで変更しない。
【0048】 G_lo=G_hi−range_limit_G・・・(5) ステップS108では、ステップS104で決めたR_
loを基準として、Bの分布幅を決めた場合にBの分布
を含むかどうかのチェックを行う。B_hi<R_lo
+range_limit_BならばステップS109
に移行し、そうでない場合はステップS110に移行す
る。
loを基準として、Bの分布幅を決めた場合にBの分布
を含むかどうかのチェックを行う。B_hi<R_lo
+range_limit_BならばステップS109
に移行し、そうでない場合はステップS110に移行す
る。
【0049】ステップS109ではB_lo,B_hi
の値を新たに決める。
の値を新たに決める。
【0050】 B_lo=R_lo・・・(6) B_hi=R_lo+range_limit_B・・・(7) ステップS110では、B_loの値を次式から新たに
決める。B_hiはそのままで変更しない。
決める。B_hiはそのままで変更しない。
【0051】 B_lo=B_hi−range_limit_B・・・(8) ステップS111では、G_lo=lo_minならば
ステップS112に移行しGを基準としたコントラスト
補正を行い、そうでなければステップS119に移行し
Bを基準としたコントラスト補正を行う。
ステップS112に移行しGを基準としたコントラスト
補正を行い、そうでなければステップS119に移行し
Bを基準としたコントラスト補正を行う。
【0052】ステップS112ではG_lo,G_hi
を新たに決める。G_rangeを中心にrange_
limit_Gの分布幅となるようにG_lo,G_h
iを上下にシフトする。(9)式で新規のG_loを決
め、(10)式で(9)式で決めたG_loの値を使い
G_hiを決める。
を新たに決める。G_rangeを中心にrange_
limit_Gの分布幅となるようにG_lo,G_h
iを上下にシフトする。(9)式で新規のG_loを決
め、(10)式で(9)式で決めたG_loの値を使い
G_hiを決める。
【0053】 G_lo=G_lo−(range_limit_G−G_range)/2 ・・・(9) G_hi=G_lo+range_limit_G・・・(10) ステップS113ではステップS112で決めたG_l
oを基準として、Rの分布幅を決めた場合にRの分布を
含むかどうかのチェックを行う。R_hi<G_lo+
range_limit_RならばステップS114に
移行し、そうでない場合はステップS115に移行す
る。
oを基準として、Rの分布幅を決めた場合にRの分布を
含むかどうかのチェックを行う。R_hi<G_lo+
range_limit_RならばステップS114に
移行し、そうでない場合はステップS115に移行す
る。
【0054】ステップS114ではR_lo,R_hi
の値を新たに決める。
の値を新たに決める。
【0055】 R_lo=G_lo・・・(11) R_hi=G_lo+range_limit_R・・・(12) ステップS115ではR_loの値を新たに決める。R
_hiはそのままで変更しない。
_hiはそのままで変更しない。
【0056】 R_lo=R_hi−range_limit_R・・・(13) ステップS116ではステップS112で決めたG_l
oを基準として、Bの分布幅を決めた場合にBの分布を
含むかどうかのチェックを行う。B_hi<G_lo+
range_limit_BならばステップS117に
移行し、そうでない場合はステップS118に移行す
る。
oを基準として、Bの分布幅を決めた場合にBの分布を
含むかどうかのチェックを行う。B_hi<G_lo+
range_limit_BならばステップS117に
移行し、そうでない場合はステップS118に移行す
る。
【0057】ステップS117ではB_lo,B_hi
の値を新たに決める。
の値を新たに決める。
【0058】 B_lo=G_lo・・・(14) B_hi=G_lo+range_limit_B・・・(15) ステップS118ではB_loの値を新たに決める。B
_hiはそのままで変更しない。
_hiはそのままで変更しない。
【0059】 B_lo=B_hi−range_limit_B・・・(16) ステップS119ではB_lo,B_hiを新たに決め
る。B_rangeを中心にrange_limit_
Bの分布幅となるようにB_lo,B_hiをシフトす
る。(17)式で新規のB_loを決め、(18)式で
(17)式で決めたB_loの値を使いB_hiを決め
る。 B_lo=B_lo−(range_limit_B−B_range)/2 ・・・(17) B_hi=B_lo+range_limit_B・・・(18) ステップS120ではステップS119で決めたB_l
oを基準として、Rの分布幅を決めた場合にRの分布を
含むかどうかのチェックを行う。R_hi<B_lo+
range_limit_RならばステップS121に
移行し、そうでない場合はステップS122に移行す
る。
る。B_rangeを中心にrange_limit_
Bの分布幅となるようにB_lo,B_hiをシフトす
る。(17)式で新規のB_loを決め、(18)式で
(17)式で決めたB_loの値を使いB_hiを決め
る。 B_lo=B_lo−(range_limit_B−B_range)/2 ・・・(17) B_hi=B_lo+range_limit_B・・・(18) ステップS120ではステップS119で決めたB_l
oを基準として、Rの分布幅を決めた場合にRの分布を
含むかどうかのチェックを行う。R_hi<B_lo+
range_limit_RならばステップS121に
移行し、そうでない場合はステップS122に移行す
る。
【0060】ステップS121ではR_lo,R_hi
の値を新たに決める。
の値を新たに決める。
【0061】 R_lo=B_lo・・・(19) R_hi=B_lo+range_limit_R・・・(20) ステップS122ではR_loの値を新たに決める。R
_hiはそのままで変更しない。
_hiはそのままで変更しない。
【0062】 R_lo=R_hi−range_limit_R・・・(21) ステップS123ではステップS119で決めたB_l
oを基準として、Gの分布幅を決めた場合にGの分布を
含むかどうかのチェックを行う。G_hi<B_lo+
range_limit_GならばステップS124に
移行し、そうでない場合はステップS125に移行す
る。
oを基準として、Gの分布幅を決めた場合にGの分布を
含むかどうかのチェックを行う。G_hi<B_lo+
range_limit_GならばステップS124に
移行し、そうでない場合はステップS125に移行す
る。
【0063】ステップS124ではG_lo,G_hi
の値を新たに決める。
の値を新たに決める。
【0064】 G_lo=B_lo・・・(22) G_hi=B_lo+range_limit_G・・・(23) ステップS125ではG_loの値を新たに決める。G
_hiはそのままで変更しない。
_hiはそのままで変更しない。
【0065】 G_lo=G_hi−range_limit_G・・・(24) 以上の説明のように、ヒストグラムの分布幅がヒストグ
ラムの分布により決められる分布幅下限値を下回る場合
に、ヒストグラムの上限値、下限値の変更を行う。
ラムの分布により決められる分布幅下限値を下回る場合
に、ヒストグラムの上限値、下限値の変更を行う。
【0066】(第2の実施形態)第1の実施形態では分
布幅下限値をヒストグラム分布の下限値により決めてい
たが、ヒストグラム分布の上限値でも構わないし、ヒス
トグラム分布の平均値でも構わないし、ヒストグラム分
布の上限値と下限値の中間値でも構わない。
布幅下限値をヒストグラム分布の下限値により決めてい
たが、ヒストグラム分布の上限値でも構わないし、ヒス
トグラム分布の平均値でも構わないし、ヒストグラム分
布の上限値と下限値の中間値でも構わない。
【0067】また、第1の実施形態では多値画像として
RGB各8bitとしているが、8bitに限定される
ものではなく、本方法を組み込むシステムの仕様により
決められるものである。例えばスキャナからの多値画像
がRGB各12bitで入力されるならば12bitで
のヒストグラム分布幅下限値を設定することで第1の実
施形態と同様の効果が得られる。
RGB各8bitとしているが、8bitに限定される
ものではなく、本方法を組み込むシステムの仕様により
決められるものである。例えばスキャナからの多値画像
がRGB各12bitで入力されるならば12bitで
のヒストグラム分布幅下限値を設定することで第1の実
施形態と同様の効果が得られる。
【0068】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0069】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0070】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0071】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図1A、図1Bおよび
図2に示す)フローチャートに対応するプログラムコー
ドが格納されることになる。
の記憶媒体には、先に説明した(図1A、図1Bおよび
図2に示す)フローチャートに対応するプログラムコー
ドが格納されることになる。
【0072】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、コントラストの低い画像に対して、コントラスト
が高くなりすぎることなくコントラスト補正を行うこと
が可能になる。
れば、コントラストの低い画像に対して、コントラスト
が高くなりすぎることなくコントラスト補正を行うこと
が可能になる。
【0073】また、ネガフィルム等の露光量のダイナミ
ックレンジが広いが非線型な特性をもつ原稿を画像デー
タとして読み込んだ場合にも、画像の露出条件に応じて
コントラスト補正量を変化させコントラスト補正が行え
る。そのためネガフィルムをスキャナで取り込んだ場合
にも、適切なコントラスト補正を行うことが可能にな
る。
ックレンジが広いが非線型な特性をもつ原稿を画像デー
タとして読み込んだ場合にも、画像の露出条件に応じて
コントラスト補正量を変化させコントラスト補正が行え
る。そのためネガフィルムをスキャナで取り込んだ場合
にも、適切なコントラスト補正を行うことが可能にな
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
適正なコントラスト補正をすることが可能となる。
適正なコントラスト補正をすることが可能となる。
【図1A】第1の実施形態のloポイントとhiポイン
トの更新方法の手順を示すフローチャートである。
トの更新方法の手順を示すフローチャートである。
【図1B】第1の実施形態のloポイントとhiポイン
トの更新方法の手順を示すフローチャートである。
トの更新方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】第1の実施形態の画像処理方法を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】通常画像のヒストグラムと、通常のコントラス
ト補正の場合の下限値、上限値を示す図である。
ト補正の場合の下限値、上限値を示す図である。
【図4】コントラストの低い画像のヒストグラムと、第
1の実施形態のコントラスト補正の場合の下限値、上限
値を示す図である。
1の実施形態のコントラスト補正の場合の下限値、上限
値を示す図である。
【図5】コントラスト補正曲線の例を示す図である。
【図6】コントラスト補正用のパラメータを示す図であ
る。
る。
【図7】従来のコントラスト調整の手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA01 CA02 CA08 CB01 CB02 CB08 CE11 DC23 5C077 LL01 LL19 MP01 MP08 NN02 PP15 PP19 PP32 PP46 PP47 PP52 PP53 PQ08 PQ12 PQ19 PQ20 PQ23 5L096 FA14 FA35
Claims (17)
- 【請求項1】 多値画像の画像処理方法であって、 前記多値画像の輝度頻度分布を求める第1の演算工程
と、 前記輝度頻度分布の第1の上限値、下限値、及び前記第
1の上限値と下限値の差である分布幅とを求める第2の
演算工程と、 前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分
布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、
該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像
の最大階調幅となるように画像のコントラストを調整す
るコントラスト調整工程とを具備することを特徴とする
画像処理方法。 - 【請求項2】 前記輝度頻度分布の第1の上限値及び下
限値を、前記多値画像の全画素の割合から求めることを
特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項3】 前記第1の分布幅の上限及び下限を延長
し、分布幅が前記所定の分布幅下限値と同値となるよう
に前記第2の上限値及び下限値を設定することを特徴と
する請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項4】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度
分布の特徴に応じて、所定の設定値群から選択すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項5】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度
分布の下限値に応じて前記所定の設定値群から選択する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。 - 【請求項6】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度
分布の上限値に応じて前記所定の設定値群から選択する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。 - 【請求項7】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度
分布の平均値に応じて前記所定の設定値群から選択する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。 - 【請求項8】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻度
分布の上限値と下限値の中間値に応じて前記所定の設定
値群から選択することを特徴とする請求項4に記載の画
像処理方法。 - 【請求項9】 多値画像の画像処理装置であって、 前記多値画像の輝度頻度分布を求める第1の演算手段
と、 前記輝度頻度分布の第1の上限値、下限値、及び前記第
1の上限値と下限値の差である分布幅とを求める第2の
演算手段と、 前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分
布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、
該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像
の最大階調幅となるように画像のコントラストを調整す
るコントラスト調整手段とを具備することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項10】 前記輝度頻度分布の第1の上限値及び
下限値を、前記多値画像の全画素の割合から求めること
を特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 前記第1の分布幅の上限及び下限を延
長し、分布幅が前記所定の分布幅下限値と同値となるよ
うに前記第2の上限値及び下限値を設定することを特徴
とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻
度分布の特徴に応じて、所定の設定値群から選択するこ
とを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 【請求項13】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻
度分布の下限値に応じて前記所定の設定値群から選択す
ることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項14】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻
度分布の上限値に応じて前記所定の設定値群から選択す
ることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項15】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻
度分布の平均値に応じて前記所定の設定値群から選択す
ることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項16】 前記所定の分布幅下限値を前記輝度頻
度分布の上限値と下限値の中間値に応じて前記所定の設
定値群から選択することを特徴とする請求項12に記載
の画像処理装置。 - 【請求項17】 多値画像の画像処理方法の制御プログ
ラムを格納した記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、 前記多値画像の輝度頻度分布を求める第1の演算工程の
コードと、 前記輝度頻度分布の第1の上限値、下限値、及び前記第
1の上限値と下限値の差である分布幅とを求める第2の
演算工程のコードと、 前記分布幅が所定の分布幅下限値を下回る場合に、該分
布幅下限値に応じた第2の上限値及び下限値を設定し、
該第2の上限値及び下限値の間の階調幅が前記多値画像
の最大階調幅となるように画像のコントラストを調整す
るコントラスト調整工程のコードとを有することを特徴
とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32848899A JP2001148785A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32848899A JP2001148785A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001148785A true JP2001148785A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18210847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32848899A Withdrawn JP2001148785A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001148785A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7330600B2 (en) | 2002-09-05 | 2008-02-12 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device estimating black character color and ground color according to character-area pixels classified into two classes |
JP2009272865A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像変換装置、映像変換方法および映像変換プログラム |
CN111445394A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-07-24 | 西南技术物理研究所 | 空对地观测的可见光图像自适应增强方法 |
-
1999
- 1999-11-18 JP JP32848899A patent/JP2001148785A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7330600B2 (en) | 2002-09-05 | 2008-02-12 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device estimating black character color and ground color according to character-area pixels classified into two classes |
JP2009272865A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像変換装置、映像変換方法および映像変換プログラム |
CN111445394A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-07-24 | 西南技术物理研究所 | 空对地观测的可见光图像自适应增强方法 |
CN111445394B (zh) * | 2019-12-10 | 2023-06-20 | 西南技术物理研究所 | 空对地观测的可见光图像自适应增强方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |