JP2001145180A - 電化製品集中制御システム及び遠隔制御装置 - Google Patents

電化製品集中制御システム及び遠隔制御装置

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JP2001145180A
JP2001145180A JP31988599A JP31988599A JP2001145180A JP 2001145180 A JP2001145180 A JP 2001145180A JP 31988599 A JP31988599 A JP 31988599A JP 31988599 A JP31988599 A JP 31988599A JP 2001145180 A JP2001145180 A JP 2001145180A
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control signal
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appliance
control
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Maki Nishioka
真樹 西岡
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の部屋に点在する電化製品を集中制御で
き、かつ音声による簡単な操作で各電化製品を制御でき
る集中制御システムを提供する。 【解決手段】 遠隔制御可能な電化製品70と、音声命
令を入力する入力装置10と、入力装置10が入力した
音声命令を音声データに変換する受信装置20と、この
音声データを受信して解析し、音声命令及び電化製品7
0に対応した制御信号データを出力するデータ処理手段
30と、この制御信号データを電気信号に変換する送信
装置50と、この電気信号に基づいて制御信号を出力す
る出力装置60とを備え、データ処理手段30は、音声
データを構文解析が可能なデータ形式に変換する音声認
識部31と、当該データを構文解析して命令を抽出する
命令解析部32と、命令解析部32の解析結果に基づい
て制御信号データベース42を参照し、命令の内容及び
制御対象の電化製品70に対応する制御信号データを取
得するデータベース検索部33とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、遠隔制御可能な電
化製品を集中制御する電化製品集中制御システム及び当
該電化製品集中制御システムに用いられて電化製品を遠
隔制御するための遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、テレビ受像機やオーディオ機器、
照明機器などの電化製品においては、赤外線などを用い
た遠隔制御装置(リモート・コントローラ)により、装
置本体から離れた場所から操作することができるものが
広く普及している。しかし、この種の遠隔制御可能な電
化製品が増えると、これに伴って遠隔制御装置の数も増
加するため、電化製品と遠隔制御装置との対応を混乱
し、どの遠隔制御装置がどの電化製品のものかわからな
くなったり、異なる電化製品用の遠隔制御装置で操作し
ようとしたりするといった誤操作が生じる場合があっ
た。
【0003】そこで、電化製品を操作するための信号を
可変的に設定できる学習型の遠隔制御装置が提供されて
いる。学習型遠隔制御装置に各電化製品の制御信号を登
録しておくことにより、1個の当該学習型遠隔制御装置
によって、登録されている全ての電化製品を遠隔より制
御することができる。したがって、電化製品と遠隔制御
装置との対応を混乱することはない。
【0004】また、同様の目的で、パーソナル・コンピ
ュータを用いて操作信号の設定を行い、当該パーソナル
・コンピュータによる設定を受け付けて、各電化製品を
集中制御する遠隔制御装置が提供されている。この場合
も、上述した学習型遠隔制御装置と同様に、各電化製品
に対応した制御信号を1個の遠隔制御装置から発信する
ことができるので、電化製品と遠隔制御装置との対応を
混乱することはない。
【0005】なお、パーソナル・コンピュータを用いて
遠隔制御装置を制御するこの種の従来技術としては、特
開平8−161146号公報に開示された技術がある。
同公報に開示された従来技術は、コンピュータとオーデ
ィオ機器とを連動して、コンピュータが指示した音声を
オーディオ機器から再生させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の遠
隔制御装置は、学習型遠隔制御装置及びパーソナル・コ
ンピュータにて制御される遠隔制御装置のいずれにおい
ても、赤外線などの信号伝達手段を用いて遠隔制御装置
から電化製品の制御を行う。したがって、電化製品を制
御するためには、当該遠隔制御装置における制御信号の
送信部位を電化製品における制御信号の受信部位に向け
なければならない。そのため、ひとつの部屋の中に置か
れている電化製品なら制御可能であっても、複数の部屋
に点在する複数の電化製品を集中制御する用途には向か
ないという欠点があった。
【0007】また、上記従来の遠隔制御装置は、ユーザ
が遠隔制御装置を直接手で操作することによって電化製
品の制御を行うため、対応機器が増えることによって操
作も複雑になるという欠点があった。
【0008】本発明は、上記従来の欠点を解決し、複数
の部屋に点在する電化製品を集中制御でき、かつ音声に
よる簡単な操作で各電化製品を制御できる遠隔制御装置
及びかかる装置を用いた集中制御システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の電化製品集中制御システムは、赤外線による制御
信号で遠隔制御可能な電化製品と、音声命令を入力して
電気信号に変換して出力する音声入力手段と、前記音声
入力手段から出力された電気信号を受信してエンコード
し音声データを出力するエンコード手段と、前記エンコ
ード手段から出力された音声データを受信して解析し、
前記音声命令及び前記電化製品に対応した制御信号デー
タを出力するデータ処理手段と、前記データ処理手段か
ら出力された制御信号データを受信してデコードし電気
信号に変換して出力するデコード手段と、前記デコード
手段から出力された電気信号を受信して前記電化製品を
制御するための赤外線による制御信号を出力する制御信
号出力手段とを備え、前記データ処理手段は、前記エン
コード手段から入力した音声データを認識して構文解析
が可能なデータ形式に変換する音声認識手段と、前記音
声認識手段により変換されたデータを構文解析して命令
を抽出すると共に、抽出された命令が有効かどうかを判
断する命令解析手段と、前記電化製品ごとに制御信号の
データをデータベース化した制御信号データベースと、
前記命令解析手段の解析結果に基づいて前記制御信号デ
ータベースを参照し、前記命令の内容及び制御対象であ
る前記電化製品に対応する制御信号データを取得する制
御信号取得手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2の本発明の電化製品集中制御シス
テムは、前記音声入力手段と前記制御信号出力手段と
は、前記電化製品が設置されている各部屋にそれぞれ設
置されることを特徴とする。
【0011】請求項3の本発明の電化製品集中制御シス
テムは、前記データ処理手段が、前記命令解析手段の解
析結果から得られた制御対象の前記電化製品のある部屋
に設置された前記制御信号出力手段を宛先として示すデ
ータと、前記制御信号取得手段により取得された制御信
号データとを組み合わせたデータセットを作成して出力
する出力手段を更に備え、前記デコード手段が、前記デ
ータセットに含まれる宛先を示すデータに基づいて、当
該宛先の前記出力手段に制御信号を送信することを特徴
とする。
【0012】請求項4の本発明の電化製品集中制御シス
テムは、前記命令解析手段が、前記音声認識手段から受
け取ったデータを解析することにより、少なくとも、音
声命令を入力した前記入力装置を特定するIDデータ
と、制御対象である前記電化製品及び当該電化製品を制
御するために制御信号を送信すべき前記出力装置を特定
するIDデータと、制御対象である前記電化製品に送信
する制御命令の種類とを認識することを特徴とする。
【0013】請求項5の本発明の電化製品集中制御シス
テムは、前記命令解析手段が、前記音声認識手段から受
け取ったデータを解析する場合、原則として、制御対象
を、前記音声命令を入力した前記入力装置のある部屋に
ある前記電化製品と判断し、前記音声命令において送信
先の前記入力装置や前記電化製品を明示している場合、
及び前記音声命令が出された部屋に制御対象である前記
電化製品が存在しない場合は、前記音声命令に基づいて
他の部屋の前記電化製品を制御対象として認識すること
を特徴とする。
【0014】また、上記の目的を達成する他の本発明の
遠隔制御装置は、音声命令を入力する音声入力手段と、
前記音声入力手段にて入力された前記音声命令を解析
し、前記音声命令に対応した第1の制御信号を出力する
データ処理手段と、前記データ処理手段から出力された
第1の制御信号に基づいて電化製品を遠隔制御するため
の第2の制御信号を出力する制御信号出力手段とを備
え、前記データ処理手段は、前記音声命令を構文解析が
可能なデータ形式に変換する音声認識手段と、前記音声
認識手段により変換されたデータを構文解析して命令を
抽出すると共に、抽出された命令が有効かどうかを判断
する命令解析手段と、前記電化製品ごとに制御信号のデ
ータをデータベース化した制御信号データベースと、前
記命令解析手段の解析結果に基づいて前記制御信号デー
タベースを参照し、前記命令の内容及び制御対象である
前記電化製品に対応する制御信号データを取得する制御
信号取得手段とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項7の本発明の遠隔制御装置は、前記
電化製品を識別するための単語と前記命令の内容を特定
する単語とをデータベース化した命令解析用データベー
スを更に備え、前記命令解析手段が、解析結果として抽
出された命令を前記命令解析用データベースと照合する
ことにより、前記命令が有効かどうかを判断することを
特徴とする。
【0016】請求項8の本発明の遠隔制御装置は、前記
制御信号出力手段が、赤外線により前記第2の制御信号
を出力することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態による遠隔
制御装置を用いた集中制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1を参照すると、本実施の形態の集中制
御システムは、ユーザからの音声による命令を入力する
入力装置10及び受信装置20と、受信装置20から入
力命令を受け付けて解析し家電製品の制御を行う制御デ
ータを出力するデータ処理装置30及び記憶装置40
と、データ処理装置30から出力された制御データを受
信して家電製品を制御する制御信号を出力する送信装置
50及び出力装置60と、制御対象である電化製品70
とを備える。入力装置10と出力装置60とは、複数設
けることができ、電化製品70のある各部屋に設置され
ている。
【0019】上記構成において、入力装置10は、マイ
クロフォンで実現され、入力装置10が設置されている
部屋で発せられた音声を入力して電気信号に変換し、受
信装置20へ送信する。なお、入力装置10と受信装置
20との間の通信は、無線(FM、RF、PHS等)で
行うことも有線で行うこともできる。有線で行う場合
は、各部屋に配置される入力装置10と受信装置20と
を接続するために家屋内にケーブルを配線することが必
要である。
【0020】受信装置20は、入力装置10から送られ
た音声信号を受け付けてエンコードし、音声データに変
換する。また、当該音声データに当該音声信号を出力し
た入力装置10の装置IDを付加したデータ形式でデー
タ処理装置30に送る。
【0021】データ処理装置30は、パーソナル・コン
ピュータのCPUのように、プログラム制御によりデー
タ処理を行う装置で実現される。そして、プログラムの
制御により、図示のように、入力データの中から音声命
令を抽出するための音声認識部31及び命令解析部32
と、抽出された音声命令に対応する制御信号を検索する
データベース(DB)検索部33と、データベース検索
部33により検出された制御信号を出力する信号出力部
34とを備える。なお、データ処理装置30において上
記の各機能を実現するプログラムは、磁気ディスクや光
ディスク、半導体メモリ、その他の一般的な記憶媒体に
格納して提供される。
【0022】また、データ処理装置30には記憶装置4
0が接続されている。記憶装置40は、例えばハードデ
ィスク装置などの外部記憶装置で実現され、命令解析に
用いる命令解析用データベース41と、各電化製品70
を制御するための制御信号をデータベース化した制御信
号データベース42とを備える。
【0023】音声認識部31は、受信装置20から受け
取ったデータのうち、音声データをテキストデータまた
はバイナリデータに変換し(以下、この変換されたデー
タを文章データと称す)、同じく受信装置20から受け
取った装置IDと共に音声解析部42に渡す。
【0024】命令解析部32は、音声認識部31から受
け取った文章データを構文解析すると共に、装置IDを
考慮して命令の内容を解析する。具体的には、音声命令
を入力した入力装置10の装置IDと、制御対象である
電化製品70及び当該電化製品70を制御するために制
御信号を送信すべき出力装置60の装置IDと、制御対
象である電化製品70に送信する制御命令の種類とを認
識する。これにより、入力した命令が、(1)どの部屋
からの命令か、(2)どの電化製品70を制御する命令
か、(3)どのような制御を行う命令か、ということを
判断できる。
【0025】ここで、命令解析部32は、原則として、
制御対象を、命令が出された部屋(音声命令を入力した
入力装置10のある部屋)にある電化製品70と判断す
る。しかし、命令解析部32が解析した命令において送
信先の入力装置10や電化製品70を明示している場
合、及び命令が出された部屋に制御対象である電化製品
70が存在しない場合は、制御対象を他の部屋から探
す。
【0026】また、命令解析部32は、命令解析部32
による解析処理により認識された命令が有効なものかど
うかを判断する。この判断のために、記憶装置40に格
納されている命令解析用データベース41が利用され
る。命令解析用データベース41には、何という単語が
どの電化製品70を指すか、何という単語がどういう内
容の命令を示すか、といったデータが格納されている。
命令解析部32は、解析して得られた命令を命令解析用
データベース41と照合することにより、当該命令が有
効な命令かどうかを判断できる。
【0027】さらにまた、命令解析部32は、音声認識
部31から入力したデータが解析不可能であった場合、
または解析して得られた命令が有効な命令が存在しない
場合は、当該データの音声を入力した入力装置10に対
してエラー信号を送信する。当該入力装置10は、ビー
プ音や音声でユーザにエラーの発生を通知する。
【0028】データベース検索部33は、命令解析部3
2による解析結果を受けて、その命令の内容に応じた制
御信号データを、記憶装置40に格納されている制御信
号データベース42から取得する。制御信号データベー
ス42には、各部屋に存在する電化製品70ごとに、各
電化製品70のID(商品名など)と制御信号のデータ
が格納されている。また、どの電化製品70がどの部屋
に設置されているかについては、ユーザが制御信号デー
タベース42に登録する。
【0029】また、データベース検索部33は、命令解
析部32から受け取った命令に対応する有効な制御信号
データを制御信号データベース42から検出できなかっ
た場合は、当該データの音声を入力した入力装置10に
対してエラー信号を送信する。当該入力装置10は、ビ
ープ音や音声でユーザにエラーの発生を通知する。
【0030】信号出力部34は、データベース検索部3
3により抽出された制御信号データと、命令解析部32
により解析された制御対象である電化製品70のある部
屋に設置されている出力装置60の装置IDとを含むデ
ータセットを作成して送信装置50に送信する。
【0031】送信装置50は、データ処理装置30の信
号出力部34から受け取った制御振動データをデコード
し、同じくデータ処理装置30の信号出力部34から受
け取った装置IDに応じて、制御対象である電化製品7
0のある部屋に設置されている出力装置60にデコード
された制御信号を送信する。なお、送信装置50と出力
装置60との間の通信は、上述した入力装置10と受信
装置20の場合と同様に、無線で行うことも有線で行う
こともできる。有線で行う場合は、各部屋に配置される
送信装置50と出力装置60とを接続するために家屋内
にケーブルを配線することが必要である。
【0032】出力装置60は、例えば無指向性の赤外線
発信装置で実現され、送信装置50から受け取った制御
信号を赤外線信号として出力する。赤外線信号は無指向
性であるため、当該出力装置60の設置されている部屋
の全ての電化製品70に対して送信される。これによ
り、制御対象に該当する電化製品70が当該制御信号に
したがって制御される。
【0033】電化製品70は、テレビ受像機、エア・コ
ンディショナー、ビデオ機器、オーディオ機器、照明装
置等の電化製品であって、赤外線の受信装置を備え、赤
外線による制御信号を用いて遠隔制御が可能なものであ
る。したがって、出力装置60から発信される赤外線制
御信号により、始動、停止、各種設定変更などの制御を
行うことができる。
【0034】尚、上記構成において、入力装置10と出
力装置60とは、物理的に単一の装置(マイク付き無指
向性赤外線発信装置)としても良い。また、受信装置2
0と送信装置50も、物理的に単一の装置(送受信機能
を備えた通信ユニット)としても良い。
【0035】次に、本実施の形態の動作について、図2
のフローチャートを参照して説明する。
【0036】入力装置10のある部屋において、所定の
電化製品70を操作する命令が音声で発せられると、そ
の音声命令が入力装置10に入力されて電気信号に変換
され、受信装置20に送信される。そして、受信装置2
0にてエンコードされ、データ処理装置30に送信さ
れ、音声認識部31に受信される(ステップ201)。
【0037】次に、音声認識部31により音声データの
認識処理が行われ、命令解析部32により解析可能なテ
キストデータまたはバイナリデータに変換される(ステ
ップ202)。
【0038】次に、命令解析部32により命令の解析が
行われ、音声命令を入力した入力装置10の装置ID
と、制御対象である電化製品70及び当該電化製品70
を制御するために制御信号を送信すべき出力装置60の
装置IDと、制御対象である電化製品70に送信する制
御命令の種類とが取得される(ステップ203)。
【0039】続いて、命令解析部32により、命令解析
データベース41が検索されて、取得された制御命令が
有効なものかどうかの判断がなされる(ステップ20
4)。そして、命令が解析不可能または無効であった場
合、エラー信号が、当該音声命令を入力した入力装置1
0に対して発行される(ステップ205、206)。
【0040】命令解析部32により抽出された制御命令
が有効であった場合、次に、データベース解析部33に
より、制御対象である電化製品70と制御命令の種類に
応じた制御信号のデータが制御信号データベース42か
ら取得される(ステップ205、207)。ここで、電
化製品70及び制御命令に応じた制御信号データが取得
できなかった場合は、エラー信号が、当該音声命令を入
力した入力装置10に対して発行される(ステップ20
8、206)。
【0041】データベース解析部33により適切な制御
信号データが取得できた場合は、当該制御信号データが
信号出力部34から出力され、送信装置50によってデ
コードされて、ステップ203で解析された制御信号を
送信すべき出力装置60に対して送信される(ステップ
208、209)。
【0042】そして、当該制御信号を受け取った出力装
置60から、赤外線による制御信号が発信され、当該制
御信号を受信した電化製品70が当該制御信号にしたが
って動作する(ステップ210)。
【0043】
【実施例】次に、図3及び図4を参照して具体的な実施
例について説明する。図3は、本実施の形態の集中制御
システムで3部屋に置かれている電化製品を制御する場
合の実施例を示す図である。図4は図3の実施例におい
て、音声命令が発せられた際の動作を示すフローチャー
トである。
【0044】図3を参照すると、制御対象の電化製品7
0として、部屋1には、テレビ受像機、ビデオ機器、エ
ア・コンディショナー及び照明装置がある。また、部屋
2には、オーディオ機器、扇風機及び照明装置がある。
また、部屋3には、照明装置がある。さらにまた、各部
屋には入力装置10及び出力装置60としてのマイク付
き無指向性赤外線発信装置(端末装置)が設置されてお
り、部屋3には、受信装置20及び送信装置50として
の通信ユニットと、データ処理装置30及び記憶装置4
0としてのパーソナル・コンピュータ(PC)とが設置
されている。
【0045】いま、部屋1でユーザがテレビ受像機を操
作するために「テレビ、4チャンネル」という音声命令
を発した場合を例として、本実施例の動作を説明する。
【0046】図4を参照すると、まず、音声命令が発せ
られ(ステップ401)、部屋1のマイク付き無指向性
赤外線発信装置が音声を入力し、パーソナル・コンピュ
ータへ音声信号を送信する(ステップ402)。パーソ
ナル・コンピュータは、通信ユニットを介して音声信号
を入力すると、データ解析を行い(ステップ403)、
マイク付き無指向性赤外線発信装置の装置ID(部屋1
に設置)と、制御対象が部屋1のテレビ受像機であるこ
とと、命令の内容が受信チャンネルを4チャンネルに変
更することとを認識する(ステップ404)。そして、
認識した命令に応じた制御信号データ、すなわちテレビ
受像機のメーカー及び機種に対応しその受信チャンネル
を4チャンネルにセットする制御信号データを検索し
(ステップ405)、データセットを作成して、通信ユ
ニットを介して部屋1のマイク付き無指向性赤外線発信
装置へ送信する(ステップ406)。制御信号を受け取
った部屋1のマイク付き無指向性赤外線発信装置は、赤
外線により部屋中に向けて制御信号を発信する(ステッ
プ407)。これにより、テレビ受像機が当該赤外線に
よる制御信号を受信し、そのチャンネルが4チャンネル
に変わる(ステップ408)。
【0047】以上、好ましい実施例をあげて本発明を説
明したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、本実施例では三つの部屋にある電
化製品を制御する例について説明したが、部屋数や各部
屋における制御対象の電化製品は例示したものに限られ
ないことはいうまでもない。また、データ処理装置とし
てパーソナル・コンピュータを用いたが、ケーブル・テ
レビのセットトップボックスなど、所定のプログラムに
よりデータ処理を行うことのできる装置であれば何を用
いても良く、その種類には特に制限されない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電化製品
集中制御システム及び遠隔制御装置によれば、音声認識
及び命令解析を行うことにより、使用者が音声で発した
命令を解釈して適切な制御信号を発信して電化製品の制
御を行うため、電化製品の種類や数が増えても操作が煩
雑になることを回避できるという効果がある。
【0049】また、音声による制御命令を発する際に、
制御対象の電化製品をその置かれている部屋と共に明示
的に指定することにより、使用者の所在に関わらず、ど
の部屋のどの電化製品に対しても遠隔制御を行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による集中制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 本実施の形態による集中制御システムの具体
的な実施例を示す図である。
【図4】 図3の実施例における具体的な動作例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 入力装置 20 受信装置 30 データ処理装置 31 音声認識部 32 命令解析部 33 データベース検索部 34 信号出力部 40 記憶装置 41 命令解析用データベース 42 制御信号データベース 50 送信装置 60 出力装置 70 電化製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 AA05 AA10 BA01 BA08 BA10 CA01 CA13 CA19 DA01 DA11 EA05 5D015 AA05 BB00 HH00 KK01 5K048 AA04 BA02 BA07 DB04 EB02 EB14 9A001 BB01 BB03 BB04 CC05 CC07 EE02 FF03 HH05 HH15 HH17 HH33 JJ61 KK31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線による制御信号で遠隔制御可能な
    電化製品と、 音声命令を入力して電気信号に変換して出力する音声入
    力手段と、 前記音声入力手段から出力された電気信号を受信してエ
    ンコードし音声データを出力するエンコード手段と、 前記エンコード手段から出力された音声データを受信し
    て解析し、前記音声命令及び前記電化製品に対応した制
    御信号データを出力するデータ処理手段と、 前記データ処理手段から出力された制御信号データを受
    信してデコードし電気信号に変換して出力するデコード
    手段と、 前記デコード手段から出力された電気信号を受信して前
    記電化製品を制御するための赤外線による制御信号を出
    力する制御信号出力手段とを備え、 前記データ処理手段は、 前記エンコード手段から入力した音声データを認識して
    構文解析が可能なデータ形式に変換する音声認識手段
    と、 前記音声認識手段により変換されたデータを構文解析し
    て命令を抽出すると共に、抽出された命令が有効かどう
    かを判断する命令解析手段と、 前記電化製品ごとに制御信号のデータをデータベース化
    した制御信号データベースと、 前記命令解析手段の解析結果に基づいて前記制御信号デ
    ータベースを参照し、前記命令の内容及び制御対象であ
    る前記電化製品に対応する制御信号データを取得する制
    御信号取得手段とを備えることを特徴とする電化製品集
    中制御システム。
  2. 【請求項2】 前記音声入力手段と前記制御信号出力手
    段とは、前記電化製品が設置されている各部屋にそれぞ
    れ設置されることを特徴とする請求項1に記載の電化製
    品集中制御システム。
  3. 【請求項3】 前記データ処理手段が、前記命令解析手
    段の解析結果から得られた制御対象の前記電化製品のあ
    る部屋に設置された前記制御信号出力手段を宛先として
    示すデータと、前記制御信号取得手段により取得された
    制御信号データとを組み合わせたデータセットを作成し
    て出力する出力手段を更に備え、 前記デコード手段が、前記データセットに含まれる宛先
    を示すデータに基づいて、当該宛先の前記出力手段に制
    御信号を送信することを特徴とする請求項2に記載の電
    化製品集中制御システム。
  4. 【請求項4】 前記命令解析手段が、前記音声認識手段
    から受け取ったデータを解析することにより、少なくと
    も、音声命令を入力した前記入力装置を特定するIDデ
    ータと、制御対象である前記電化製品及び当該電化製品
    を制御するために制御信号を送信すべき前記出力装置を
    特定するIDデータと、制御対象である前記電化製品に
    送信する制御命令の種類とを認識することを特徴とする
    請求項2に記載の電化製品集中制御システム。
  5. 【請求項5】 前記命令解析手段が、前記音声認識手段
    から受け取ったデータを解析する場合、原則として、制
    御対象を、前記音声命令を入力した前記入力装置のある
    部屋にある前記電化製品と判断し、前記音声命令におい
    て送信先の前記入力装置や前記電化製品を明示している
    場合、及び前記音声命令が出された部屋に制御対象であ
    る前記電化製品が存在しない場合は、前記音声命令に基
    づいて他の部屋の前記電化製品を制御対象として認識す
    ることを特徴とする請求項4に記載の電化製品集中制御
    システム。
  6. 【請求項6】 音声命令を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段にて入力された前記音声命令を解析
    し、前記音声命令に対応した第1の制御信号を出力する
    データ処理手段と、 前記データ処理手段から出力された第1の制御信号に基
    づいて電化製品を遠隔制御するための第2の制御信号を
    出力する制御信号出力手段とを備え、 前記データ処理手段は、 前記音声命令を構文解析が可能なデータ形式に変換する
    音声認識手段と、 前記音声認識手段により変換されたデータを構文解析し
    て命令を抽出すると共に、抽出された命令が有効かどう
    かを判断する命令解析手段と、 前記電化製品ごとに制御信号のデータをデータベース化
    した制御信号データベースと、 前記命令解析手段の解析結果に基づいて前記制御信号デ
    ータベースを参照し、前記命令の内容及び制御対象であ
    る前記電化製品に対応する制御信号データを取得する制
    御信号取得手段とを備えることを特徴とする遠隔制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記電化製品を識別するための単語と前
    記命令の内容を特定する単語とをデータベース化した命
    令解析用データベースを更に備え、 前記命令解析手段が、解析結果として抽出された命令を
    前記命令解析用データベースと照合することにより、前
    記命令が有効かどうかを判断することを特徴とする請求
    項6に記載の遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御信号出力手段が、赤外線により
    前記第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項
    6に記載の遠隔制御装置。
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