JP2001144750A - 情報処理装置および方法、情報提供装置および方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、情報提供装置および方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2001144750A
JP2001144750A JP32301899A JP32301899A JP2001144750A JP 2001144750 A JP2001144750 A JP 2001144750A JP 32301899 A JP32301899 A JP 32301899A JP 32301899 A JP32301899 A JP 32301899A JP 2001144750 A JP2001144750 A JP 2001144750A
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JP32301899A
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Toshihiro Morita
利広 森田
Mitsuyuki Hatanaka
光行 畠中
Kiyonobu Kojima
清信 小島
Makoto Shiroma
真 城間
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に複数の情報提供装置から所定のデータ
を受信することができる。 【解決手段】 表示操作指示プログラム112は、EM
Dサーバ4−1乃至4−3との相互認証の処理に使用す
る1以上の認証鍵の送信をEMD登録サーバ3に1度に
要求するとともに、EMD登録サーバ3から同時に送信
されてくる1以上の認証鍵を受信する。コンテンツ管理
プログラム111は、表示操作指示プログラム112が
受信した認証鍵を使用して、対応するEMDサーバ4−
1乃至4−3のいずれかと相互認証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、情報提供装置および方法、並びにプログラム格
納媒体において、簡単に複数の情報提供装置から所定の
データを受信することができるようにした情報処理装置
および方法、情報提供装置および方法、並びにプログラ
ム格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの情報処理
装置は、所定のネットワークを介して、EMD(Elecri
cal Music Distribution)サーバにアクセスして、音楽
データなどのコンテンツをEMDサーバから受信するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
情報提供装置であるEMDサーバからコンテンツを受信
しようとするとき、情報処理装置の使用者は、非常に面
倒な設定などを実行しなければならなかった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、簡単に複数の情報提供装置から所定のデー
タを受信することができるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、1以上の第1の情報提供装置との相互認証の
処理に使用する1以上の認証鍵の送信を第2の情報提供
装置に1度に要求するとともに、第2の情報提供装置か
ら同時に送信されてくる1以上の認証鍵を受信する通信
手段と、通信手段が受信した認証鍵を使用して、対応す
る第1の情報提供装置と相互認証する認証手段とを含む
ことを特徴とする。
【0006】通信手段は、第1の情報提供装置との通信
の処理を制御する第1のプログラムのIDを第2の情報
提供装置に送信するとともに、第2の情報提供装置か
ら、1以上の第1の情報提供装置のいずれかを選択する
処理を制御する第2のプログラムを受信するようにする
ことができる。
【0007】請求項3に記載の情報処理方法は、1以上
の第1の情報提供装置との相互認証の処理に使用する1
以上の認証鍵の送信を第2の情報提供装置に1度に要求
するとともに、第2の情報提供装置から同時に送信され
てくる1以上の認証鍵を受信する通信ステップと、通信
ステップの処理で受信した認証鍵を使用して、対応する
第1の情報提供装置と相互認証する認証ステップとを含
むことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載のプログラム格納媒体のプ
ログラムは、1以上の第1の情報提供装置との相互認証
の処理に使用する1以上の認証鍵の送信を第2の情報提
供装置に1度に要求するとともに、第2の情報提供装置
から同時に送信されてくる1以上の認証鍵を受信する通
信ステップと、通信ステップの処理で受信した認証鍵を
使用して、対応する第1の情報提供装置と相互認証する
認証ステップとからなることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の情報提供装置は、第1の
情報処理装置が第2の情報処理装置との相互認証の処理
に使用する認証鍵を保持する保持手段と、第2の情報処
理装置との通信の処理を制御する第1のプログラムのI
Dとともに、第1の情報処理装置から、1以上の第2の
情報処理装置との相互認証の処理に使用する認証鍵の送
信の要求を受信する受信手段と、IDが正当であるか否
かを判定する判定手段と、IDが正当であると判定され
た場合、保持手段が保持している1以上の認証鍵を同時
に送信する送信手段とを含むことを特徴とする。
【0010】保持手段は、1以上の第2の情報処理装置
のいずれかを選択する処理を含む第2のプログラムをさ
らに保持し、送信手段は、第2のプログラムをさらに送
信するようにすることができる。
【0011】請求項7に記載の情報提供方法は、第2の
情報処理装置との通信の処理を制御する第1のプログラ
ムのIDとともに、第1の情報処理装置から、1以上の
第2の情報処理装置との相互認証の処理に使用する認証
鍵の送信の要求を受信する受信ステップと、IDが正当
であるか否かを判定する判定ステップと、IDが正当で
あると判定された場合、保持している1以上の認証鍵を
同時に送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0012】請求項8に記載のプログラム格納媒体のプ
ログラムは、第2の情報処理装置との通信の処理を制御
する第1のプログラムのIDとともに、第1の情報処理
装置から、1以上の第2の情報処理装置との相互認証の
処理に使用する認証鍵の送信の要求を受信する受信ステ
ップと、IDが正当であるか否かを判定する判定ステッ
プと、IDが正当であると判定された場合、保持してい
る1以上の認証鍵を同時に送信する送信ステップとから
なることを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の情報処理装置、請求項3
に記載の情報処理方法、および請求項4に記載のプログ
ラム格納媒体においては、1以上の第1の情報提供装置
との相互認証の処理に使用する1以上の認証鍵の送信が
第2の情報提供装置に1度に要求されるとともに、第2
の情報提供装置から同時に送信されてくる1以上の認証
鍵が受信され、受信した認証鍵を使用して、対応する第
1の情報提供装置と相互認証される。
【0014】請求項5に記載の情報処理装置、請求項7
に記載の情報提供方法、および請求項8に記載のプログ
ラム格納媒体においては、第2の情報処理装置との通信
の処理を制御する第1のプログラムのIDとともに、第
1の情報処理装置から、1以上の第1の情報処理装置が
第2の情報処理装置との相互認証の処理に使用する認証
鍵の送信の要求が受信され、IDが正当であるか否かが
判定され、IDが正当であると判定された場合、保持し
ている1以上の認証鍵が同時に送信される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る音楽データ
管理システムの一実施の形態を示す図である。パーソナ
ルコンピュータ1は、ローカルエリアネットワークまた
はインターネットなどから構成されるネットワーク2に
接続されている。パーソナルコンピュータ1は、EMD
(Elecrical Music Distribution)サーバ4−1乃至4
−3から受信した、または後述するCD(Compact Dis
c)から読み取った音楽のデータ(以下、コンテンツと
称する)を、所定の圧縮の方式(例えば、ATRAC3(商
標))に変換するとともにDES(Data Encryption Stand
ard)などの暗号化方式で暗号化して記録する。
【0016】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツに対応して、コンテンツの利用
条件を示す利用条件のデータを記録する。利用条件のデ
ータは、例えば、その利用条件のデータに対応するコン
テンツを同時に3台のポータブルデバイス(Portable D
evice(PDとも称する))6−1乃至6−3で利用で
きる、コピーすることができる、他のパーソナルコンピ
ュータに移動することができるなどを示す。利用条件の
データの詳細は、後述する。
【0017】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツを、接続されているポータブル
デバイス6−1に記憶させるとともに、ポータブルデバ
イス6−1に記憶させたことに対応して、記憶させたコ
ンテンツに対応する利用条件のデータを更新する(以
下、チェックアウトと称する)。パーソナルコンピュー
タ1は、暗号化して記録しているコンテンツを、接続さ
れているポータブルデバイス6−2に記憶させるととも
に、ポータブルデバイス6−2に記憶させたことに対応
して、記憶させたコンテンツに対応する利用条件のデー
タを更新する。パーソナルコンピュータ1は、暗号化し
て記録しているコンテンツを、接続されているポータブ
ルデバイス6−3に記憶させるとともに、ポータブルデ
バイス6−3に記憶させたことに対応して、記憶させた
コンテンツに対応する利用条件のデータを更新する。
【0018】また、パーソナルコンピュータ1は、接続
されているポータブルデバイス6−1に記憶されている
コンテンツを、ポータブルデバイス6−1に消去させ
て、消去させたコンテンツに対応する利用条件のデータ
を更新する(以下、チェックインと称する)。パーソナ
ルコンピュータ1は、接続されているポータブルデバイ
ス6−2に記憶されているコンテンツを、ポータブルデ
バイス6−2に消去させて、消去させたコンテンツに対
応する利用条件のデータを更新する。パーソナルコンピ
ュータ1は、接続されているポータブルデバイス6−3
に記憶されているコンテンツを、ポータブルデバイス6
−3に消去させて、消去させたコンテンツに対応する利
用条件のデータを更新する。
【0019】EMD登録サーバ3は、パーソナルコンピ
ュータ1がEMDサーバ4−1乃至4−3からコンテン
ツの取得を開始するとき、パーソナルコンピュータ1の
要求に対応して、ネットワーク2を介して、パーソナル
コンピュータ1とEMDサーバ4−1乃至4−3との相
互認証に必要な認証鍵をパーソナルコンピュータ1に送
信するとともに、EMDサーバ4−1乃至4−3に接続
するためのプログラムをパーソナルコンピュータ1に送
信する。
【0020】EMDサーバ4−1は、パーソナルコンピ
ュータ1の要求に対応して、ネットワーク2を介して、
パーソナルコンピュータ1にコンテンツを供給する。E
MDサーバ4−2は、パーソナルコンピュータ1の要求
に対応して、ネットワーク2を介して、パーソナルコン
ピュータ1にコンテンツを供給する。EMDサーバ4−
3は、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネ
ットワーク2を介して、パーソナルコンピュータ1にコ
ンテンツを供給する。
【0021】EMDサーバ4−1乃至4−3のそれぞれ
が供給するコンテンツは、同一または異なる圧縮の方式
で圧縮されている。EMDサーバ4−1乃至4−3のそ
れぞれが供給するコンテンツは、同一または異なる暗号
化の方式で暗号化されている。
【0022】WWW(World Wide Web)サーバ5−1
は、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネッ
トワーク2を介して、コンテンツを読み取ったCD(例
えば、CDのアルバム名、またはCDの販売会社な
ど)、およびCDから読み取ったコンテンツに対応する
データ(例えば、曲名、または作曲者名など)をパーソ
ナルコンピュータ1に供給する。WWWサーバ5−2
は、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネッ
トワーク2を介して、コンテンツを読み取ったCD、お
よびCDから読み取ったコンテンツに対応するデータを
パーソナルコンピュータ1に供給する。
【0023】ポータブルデバイス6−1は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツ(すなわち、
チェックアウトされたコンテンツ)を記憶する。ポータ
ブルデバイス6−1は、記憶しているコンテンツを再生
し、図示せぬヘットフォンなどに出力する。使用者は、
コンテンツを記憶したポータブルデバイス6−1をパー
ソナルコンピュータ1から取り外して、持ち歩き、記憶
しているコンテンツを再生させて、コンテンツに対応す
る音楽などをヘッドフォンなどで聴くことができる。
【0024】ポータブルデバイス6−2は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツを記憶する。
ポータブルデバイス6−2は、記憶しているコンテンツ
を再生し、図示せぬヘットフォンなどに出力する。使用
者は、コンテンツを記憶したポータブルデバイス6−2
をパーソナルコンピュータ1から取り外して、持ち歩
き、記憶しているコンテンツを再生させて、コンテンツ
に対応する音楽などをヘッドフォンなどで聴くことがで
きる。
【0025】ポータブルデバイス6−3は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツを記憶する。
ポータブルデバイス6−3は、記憶しているコンテンツ
を再生し、図示せぬヘットフォンなどに出力する。使用
者は、コンテンツを記憶したポータブルデバイス6−3
をパーソナルコンピュータ1から取り外して、持ち歩
き、記憶しているコンテンツを再生させて、コンテンツ
に対応する音楽などをヘッドフォンなどで聴くことがで
きる。
【0026】図2は、パーソナルコンピュータ1の構成
を説明する図である。CPU(Central Processing Uni
t)11は、各種アプリケーションプログラム(詳細に
ついては後述する)や、OS(Operating System)を実
際に実行する。ROM(Read-only Memory)12は、一
般的には、CPU11が使用するプログラムや演算用の
パラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。
RAM(Random-Access Memory)13は、CPU11の
実行において使用するプログラムや、その実行において
適宜変化するパラメータを格納する。これらはCPUバ
スなどから構成されるホストバス14により相互に接続
されている。
【0027】ホストバス14は、ブリッジ15を介し
て、PCI(Peripheral Component Interconnect/Inter
face)バスなどの外部バス16に接続されている。
【0028】キーボード18は、CPU11に各種の指
令を入力するとき、使用者により操作される。マウス1
9は、ディスプレイ20の画面上のポイントの指示や選
択を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ
20は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tub
e)などから成り、各種情報をテキストやイメージで表
示する。HDD(Hard Disk Drive)21は、ハードデ
ィスクを駆動し、それらにCPU11によって実行する
プログラムや情報を記録または再生させる。
【0029】ドライブ22は、装着されている磁気ディ
スク41、光ディスク42(CDを含む)、光磁気ディ
スク43、または半導体メモリ44に記録されているデ
ータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたは
プログラムを、インターフェース17、外部バス16、
ブリッジ15、およびホストバス14を介して接続され
ているRAM13に供給する。
【0030】USB(Universal Sirial Bus)ポート2
3−1には、所定のケーブルを介して、ポータブルデバ
イス6−1が接続される。USBポート23−1は、イ
ンターフェース17、外部バス16、ブリッジ15、ま
たはホストバス14を介して、HDD21、CPU1
1、またはRAM13から供給されたデータ(例えば、
コンテンツまたはポータブルデバイス6−1のコマンド
などを含む)をポータブルデバイス6−1に出力する。
【0031】USBポート23−2には、所定のケーブ
ルを介して、ポータブルデバイス6−2が接続される。
USBポート23−2は、インターフェース17、外部
バス16、ブリッジ15、またはホストバス14を介し
て、HDD21、CPU11、またはRAM13から供
給されたデータ(例えば、コンテンツまたはポータブル
デバイス6−2のコマンドなどを含む)をポータブルデ
バイス6−2に出力する。
【0032】USBポート23−3には、所定のケーブ
ルを介して、ポータブルデバイス6−3が接続される。
USBポート23−3は、インターフェース17、外部
バス16、ブリッジ15、またはホストバス14を介し
て、HDD21、CPU11、またはRAM13から供
給されたデータ(例えば、コンテンツまたはポータブル
デバイス6−3のコマンドなどを含む)をポータブルデ
バイス6−3に出力する。
【0033】スピーカ24は、インターフェース17か
ら供給されたデータ、または、音声信号を基に、コンテ
ンツに対応する所定の音声を出力する。
【0034】これらのキーボード18乃至スピーカ24
は、インターフェース17に接続されており、インター
フェース17は、外部バス16、ブリッジ15、および
ホストバス14を介してCPU11に接続されている。
【0035】通信部25は、ネットワーク2が接続さ
れ、CPU11、またはHDD21から供給されたデー
タ(例えば、登録の要求、またはコンテンツの送信要求
など)を、所定の方式のパケットに格納して、ネットワ
ーク2を介して、送信するとともに、ネットワーク2を
介して、受信したパケットに格納されているデータ(例
えば、認証鍵、またはコンテンツなど)をCPU11、
RAM13、またはHDD21に出力する。
【0036】通信部25は、外部バス16、ブリッジ1
5、およびホストバス14を介してCPU11に接続さ
れている。
【0037】図3は、EMD登録サーバ3の構成を説明
する図である。CPU61は、Webサーバプログラム
などのアプリケーションプログラムや、OSを実際に実
行する。ROM62は、一般的には、CPU61が使用
するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に
固定のデータを格納する。RAM63は、CPU61の
実行において使用するプログラムや、その実行において
適宜変化するパラメータを格納する。これらはCPUバ
スなどから構成されるホストバス64により相互に接続
されている。
【0038】ホストバス64は、ブリッジ65を介し
て、PCIバスなどの外部バス66に接続されている。
【0039】キーボード68は、CPU61に各種の指
令を入力するとき、使用者により操作される。マウス6
9は、ディスプレイ70の画面上のポイントの指示や選
択を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ
70は、液晶表示装置またはCRTなどから成り、各種
情報をテキストやイメージで表示する。HDD71は、
ハードディスクを駆動し、それらにCPU61によって
実行するプログラムや情報を記録または再生させる。
【0040】ドライブ72は、装着されている磁気ディ
スク91、光ディスク92、光磁気ディスク93、また
は半導体メモリ94に記録されているデータまたはプロ
グラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、
インターフェース67、外部バス66、ブリッジ65、
およびホストバス64を介して接続されているRAM6
3に供給する。
【0041】これらのキーボード68乃至ドライブ72
は、インターフェース67に接続されており、インター
フェース67は、外部バス66、ブリッジ65、および
ホストバス64を介してCPU61に接続されている。
【0042】通信部73は、ネットワーク2が接続さ
れ、ネットワーク2を介して、受信したパケットに格納
されているデータ(例えば、後述する登録に必要なデー
タ、または所定のプログラムのID(Identifier)な
ど)をCPU61、RAM63、またはHDD71に出
力するとともに、CPU61、またはHDD71から供
給されたデータ(例えば、所定の数の認証鍵、またはプ
ログラムなど)を、所定の方式のパケットに格納して、
ネットワーク2を介して、送信する。
【0043】通信部73は、外部バス66、ブリッジ6
5、およびホストバス64を介してCPU61に接続さ
れている。
【0044】EMDサーバ4−1乃至4−3、並びにW
WWサーバ5−1および5−2のそれぞれの構成は、E
MD登録サーバ3の構成と同様なので、その説明は省略
する。
【0045】次に、パーソナルコンピュータ1が所定の
プログラムを実行することにより実現する機能について
説明する。
【0046】図4は、CPU11の所定のプログラムの
実行等により実現される、パーソナルコンピュータ1の
機能の構成を説明するブロック図である。コンテンツ管
理プログラム111は、EMD選択プログラム131、
チェックイン/チェックアウト管理プログラム132、
暗号方式変換プログラム133、圧縮方式変換プログラ
ム134、暗号化プログラム135、利用条件変換プロ
グラム136、署名管理プログラム137、認証プログ
ラム138、復号プログラム139、PD用ドライバ1
40、購入用ドライバ141、および購入用ドライバ1
42などの複数のプログラムで構成されている。
【0047】コンテンツ管理プログラム111は、例え
ば、シャッフルされているインストラクション、または
暗号化されているインストラクションなどで記述され
て、その処理内容を外部から隠蔽し、その処理内容の読
解が困難になる(例えば、使用者が、直接、コンテンツ
管理プログラム111を読み出しても、インストラクシ
ョンを特定できないなど)ように構成されている。
【0048】EMD選択プログラム131は、コンテン
ツ管理プログラム111がパーソナルコンピュータ1に
インストールされるとき、コンテンツ管理プログラム1
11には含まれず、後述するEMDの登録の処理におい
て、ネットワーク2を介して、EMD登録サーバ3から
受信される。EMD選択プログラム131は、EMDサ
ーバ4−1乃至4−3のいずれかとの接続を選択して、
購入用アプリケーション115、または購入用ドライバ
141若しくは142に、EMDサーバ4−1乃至4−
3のいずれかとの通信(例えば、コンテンツを購入する
ときの、コンテンツのダウンロードなど)を実行させ
る。
【0049】チェックイン/チェックアウト管理プログ
ラム132は、チェックインまたはチェックアウトの設
定、およびコンテンツデータベース114に記録されて
いる利用条件ファイル162−1乃至162−Nに基づ
いて、コンテンツファイル161−1乃至161−Nに
格納されているコンテンツをポータブルデバイス6−1
乃至6−3のいずれかにチェックアウトするか、または
ポータブルデバイス6−1乃至6−3に記憶されている
コンテンツをチェックインする。
【0050】チェックイン/チェックアウト管理プログ
ラム132は、チェックインまたはチェックアウトの処
理に対応して、コンテンツデータベース114に記録さ
れている利用条件ファイル162−1乃至162−Nに
格納されている利用条件のデータを更新する。
【0051】暗号方式変換プログラム133は、ネット
ワーク2を介して、購入用アプリケーションプログラム
115がEMDサーバ4−1から受信したコンテンツの
暗号化の方式、購入用ドライバ141がEMDサーバ4
−2から受信したコンテンツの暗号化の方式、または購
入用ドライバ142がEMDサーバ4−3から受信した
コンテンツの暗号化の方式を、コンテンツデータベース
114が記録しているコンテンツファイル161−1乃
至161−Nに格納されているコンテンツと同一の暗号
化の方式に変換する。
【0052】また、暗号方式変換プログラム133は、
ポータブルデバイス6−1または6−3にコンテンツを
チェックアウトするとき、チェックアウトするコンテン
ツを、ポータブルデバイス6−1または6−3が利用可
能な暗号化方式に変換する。
【0053】圧縮方式変換プログラム134は、ネット
ワーク2を介して、購入用アプリケーションプログラム
115がEMDサーバ4−1から受信したコンテンツの
圧縮の方式、購入用ドライバ141がEMDサーバ4−
2から受信したコンテンツの圧縮の方式、または購入用
ドライバ142がEMDサーバ4−3から受信したコン
テンツの圧縮の方式を、コンテンツデータベース114
が記録しているコンテンツファイル161−1乃至16
1−Nに格納されているコンテンツと同一の圧縮の方式
に変換する。
【0054】また、圧縮方式変換プログラム134は、
ポータブルデバイス6−1または6−3にコンテンツを
チェックアウトするとき、チェックアウトするコンテン
ツを、ポータブルデバイス6−1または6−3が利用可
能な圧縮の方式に変換する。
【0055】暗号化プログラム135は、例えばCDか
ら読み取られ、録音プログラム113から供給されたコ
ンテンツ(暗号化されていない)を、コンテンツデータ
ベース114が記録しているコンテンツファイル161
−1乃至161−Nに格納されているコンテンツと同一
の暗号化の方式で暗号化する。
【0056】利用条件変換プログラム136は、ネット
ワーク2を介して、購入用アプリケーションプログラム
115がEMDサーバ4−1から受信したコンテンツの
利用条件を示すデータ(いわゆる、Usage Rule)、購入
用ドライバ141がEMDサーバ4−2から受信したコ
ンテンツの利用条件を示すデータ、または購入用ドライ
バ142がEMDサーバ4−3から受信したコンテンツ
の利用条件を示すデータを、コンテンツデータベース1
14が記録している利用条件ファイル162−1乃至1
62−Nに格納されている利用条件データと同一のフォ
ーマットに変換する。
【0057】また、利用条件変換プログラム136は、
ポータブルデバイス6−1または6−3にコンテンツを
チェックアウトするとき、チェックアウトするコンテン
ツに対応する利用条件のデータを、ポータブルデバイス
6−1または6−3が利用可能な利用条件のデータに変
換する。
【0058】署名管理プログラム137は、チェックイ
ンまたはチェックアウトの処理を実行する前に、コンテ
ンツデータベース114に記録されている利用条件ファ
イル162−1乃至162−Nに格納されている利用条
件のデータに含まれている署名(後述する)を基に、利
用条件のデータの改竄を検出する。署名管理プログラム
137は、チェックインまたはチェックアウトの処理に
伴う、コンテンツデータベース114に記録されている
利用条件ファイル162−1乃至162−Nに格納され
ている利用条件のデータを更新に対応して、利用条件の
データに含まれる署名を更新する。
【0059】認証プログラム138は、コンテンツ管理
プログラム111と購入用アプリケーションプログラム
115との相互認証の処理、およびコンテンツ管理プロ
グラム111と購入用ドライバ141との相互認証の処
理を実行する。また、認証プログラム138は、EMD
サーバ4−1と購入用アプリケーションプログラム11
5との相互認証の処理、EMDサーバ4−2と購入用ド
ライバ141との相互認証の処理、およびEMDサーバ
4−3と購入用ドライバ142との相互認証の処理で利
用される認証鍵を記憶している。
【0060】認証プログラム138が相互認証の処理で
利用する認証鍵は、コンテンツ管理プログラム111が
パーソナルコンピュータ1にインストールされたとき、
認証プログラム138に記憶されておらず、表示操作指
示プログラム112により登録の処理が正常に実行され
たとき、EMD登録サーバ3から供給され、認証プログ
ラム138に記憶される。
【0061】復号プログラム139は、コンテンツデー
タベース114が記録しているコンテンツファイル16
1−1乃至161−Nに格納されているコンテンツをパ
ーソナルコンピュータ1が再生するとき、コンテンツを
復号する。
【0062】PD用ドライバ140は、ポータブルデバ
イス6−2に所定のコンテンツをチェックアウトすると
き、またはポータブルデバイス6−2から所定のコンテ
ンツをチェックインするとき、ポータブルデバイス6−
2にコンテンツまたはポータブルデバイス6−2に所定
の処理を実行させるコマンドを供給する。
【0063】PD用ドライバ140は、ポータブルデバ
イス6−1に所定のコンテンツをチェックアウトすると
き、またはポータブルデバイス6−1から所定のコンテ
ンツをチェックインするとき、デバイスドライバ116
−1にコンテンツ、またはデバイスドライバ116−1
に所定の処理を実行させるコマンドを供給する。
【0064】PD用ドライバ140は、ポータブルデバ
イス6−3に所定のコンテンツをチェックアウトすると
き、またはポータブルデバイス6−3から所定のコンテ
ンツをチェックインするとき、デバイスドライバ116
−2にコンテンツ、またはデバイスドライバ116−2
に所定の処理を実行させるコマンドを供給する。
【0065】購入用ドライバ141は、いわゆる、プラ
グインプログラムであり、コンテンツ管理プログラム1
11と共にインストールされ、EMD登録サーバ3から
ネットワーク2を介して供給され、または所定のCDに
記録されて供給される。購入用ドライバ141は、パー
ソナルコンピュータ1にインストールされたとき、コン
テンツ管理プログラム111の有する所定の形式のイン
ターフェースを介して、コンテンツ管理プログラム11
1とデータを送受信する。
【0066】購入用ドライバ141は、ネットワーク2
を介して、EMDサーバ4−2に所定のコンテンツの送
信を要求するとともに、EMDサーバ4−2からコンテ
ンツを受信する。また、購入用ドライバ141は、EM
Dサーバ4−2からコンテンツを受信するとき、課金の
処理を実行する。
【0067】購入用ドライバ142は、コンテンツ管理
プログラム111と共にインストールされるプログラム
であり、ネットワーク2を介して、EMDサーバ4−3
に所定のコンテンツの送信を要求するとともに、EMD
サーバ4−3からコンテンツを受信する。また、購入用
ドライバ142は、EMDサーバ4−3からコンテンツ
を受信するとき、課金の処理を実行する。
【0068】表示操作指示プログラム112は、フィル
タリングデータファイル181、表示データファイル1
82、画像ファイル183−1乃至183−K、または
履歴データファイル184を基に、ディスプレイ20に
所定のウィンドウの画像を表示させ、キーボード18ま
たはマウス19への操作を基に、コンテンツ管理プログ
ラム111にチェックインまたはチェックアウトなどの
処理の実行を指示する。
【0069】フィルタリングデータファイル181は、
コンテンツデータベース114に記録されているコンテ
ンツファイル161−1乃至161−Nに格納されてい
るコンテンツそれぞれに重み付けをするためのデータを
格納して、HDD21に記録されている。
【0070】表示データファイル182は、コンテンツ
データベース114に記録されているコンテンツファイ
ル161−1乃至161−Nに格納されているコンテン
ツに対応するデータを格納して、HDD21に記録され
ている。
【0071】画像ファイル183−1乃至183−K
は、コンテンツデータベース114に記録されているコ
ンテンツファイル161−1乃至161−Nに対応する
画像、または後述するパッケージに対応する画像を格納
して、HDD21に記録されている。
【0072】以下、画像ファイル183−1乃至183
−Kを個々に区別する必要がないとき、単に、画像ファ
イル183と称する。
【0073】履歴データファイル184は、コンテンツ
データベース114に記録されているコンテンツファイ
ル161−1乃至161−Nに格納されているコンテン
ツがチェックアウトされた回数、チェックインされた回
数、その日付などの履歴データを格納して、HDD21
に記録されている。
【0074】表示操作指示プログラム112は、登録の
処理のとき、ネットワーク2を介して、EMD登録サー
バ3に、予め記憶しているコンテンツ管理プログラム1
11のIDを送信するとともに、EMD登録サーバ3か
ら認証用鍵およびEMD選択プログラム131を受信し
て、コンテンツ管理プログラム111に認証用鍵および
EMD選択プログラム131を供給する。
【0075】録音プログラム113は、所定のウィンド
ウの画像を表示させて、キーボード18またはマウス1
9への操作を基に、ドライブ22に装着された光ディス
ク42であるCDからコンテンツの録音時間などのデー
タを読み出す。
【0076】録音プログラム113は、CDに記録され
ているコンテンツの録音時間などを基に、ネットワーク
2を介して、WWWサーバ5−1または5−2にCDに
対応するデータ(例えば、アルバム名、またはアーティ
スト名など)またはCDに記録されているコンテンツに
対応するデータ(例えば、曲名など)の送信を要求する
とともに、WWWサーバ5−1または5−2からCDに
対応するデータまたはCDに記録されているコンテンツ
に対応するデータを受信する。
【0077】録音プログラム113は、受信したCDに
対応するデータまたはCDに記録されているコンテンツ
に対応するデータを、表示操作指示プログラム112に
供給する。
【0078】また、録音の指示が入力されたとき、録音
プログラム113は、ドライブ22に装着された光ディ
スク42であるCDからコンテンツを読み出して、コン
テンツ管理プログラム111に出力する。
【0079】コンテンツデータベース114は、コンテ
ンツ管理プログラム111から供給された所定の方式で
圧縮され、所定の方式で暗号化されているコンテンツ
を、コンテンツファイル161−1乃至161−Nのい
ずれかに格納する(HDD21に記録する)。コンテン
ツデータベース114は、コンテンツファイル161−
1乃至161−Nにそれぞれ格納されているコンテンツ
に対応する利用条件のデータを、コンテンツが格納され
ているコンテンツファイル161−1乃至161−Nに
それぞれ対応する利用条件ファイル162−1乃至16
2−Nのいずれかに格納する(HDD21に記録す
る)。
【0080】コンテンツデータベース114は、コンテ
ンツファイル161−1乃至161−Nまたは利用条件
ファイル162−1乃至162−Nをレコードとして記
録してもよい。
【0081】例えば、コンテンツファイル161−1に
格納されているコンテンツに対応する利用条件のデータ
は、利用条件ファイル162−1に格納されている。コ
ンテンツファイル161−Nに格納されているコンテン
ツに対応する利用条件のデータは、利用条件ファイル1
62−Nに格納されている。
【0082】以下、コンテンツファイル161−1乃至
161−Nを個々に区別する必要がないとき、単に、コ
ンテンツファイル161と称する。以下、利用条件ファ
イル162−1乃至162−Nを個々に区別する必要が
ないとき、単に、利用条件ファイル162と称する。
【0083】図5は、利用条件ファイル162−1乃至
162−Nに格納されている利用条件のデータの例を示
す図である。コンテンツIDは、コンテンツファイル1
61−1または161−Nのそれぞれに格納されている
コンテンツを特定するデータである。チェックアウト可
能には、”YES”または”NO”のいずれかの値が設
定され、”YES”が設定されているとき、コンテンツ
管理プログラム111は、コンテンツIDで特定された
コンテンツをポータブルデバイス6−1乃至6−3のい
ずれかにチェックアウトすることができる。チェックア
ウト可能に”NO”が設定されているとき、コンテンツ
管理プログラム111は、コンテンツIDで特定された
コンテンツをポータブルデバイス6−1乃至6−3のい
ずれにもチェックアウトしない。
【0084】チェックアウト可能回数には、コンテンツ
管理プログラム111が実行できるチェックアウトの回
数が設定される。コンテンツ管理プログラム111がチ
ェックアウトを一回実行したとき、チェックアウト可能
回数はデクリメントされる。コンテンツ管理プログラム
111がチェックインを一回実行したとき、チェックア
ウト可能回数はインクリメントされる。
【0085】チェックアウトを実行して、チェックアウ
ト可能回数が”1”から”0”になったとき、チェック
アウト可能には、”NO”が設定される。チェックイン
を実行して、チェックアウト可能回数が”0”から”
1”になったとき、チェックアウト可能には、”YE
S”が設定される。
【0086】ムーブ可能には、”YES”または”N
O”のいずれかの値が設定され、”YES”が設定され
ているとき、コンテンツ管理プログラム111は、コン
テンツIDで特定されたコンテンツをムーブすることが
できる。ムーブ可能に”NO”が設定されているとき、
コンテンツ管理プログラム111は、コンテンツIDで
特定されたコンテンツをムーブしない。
【0087】コピー可能には、”YES”または”N
O”のいずれかの値が設定され、”YES”が設定され
ているとき、コンテンツ管理プログラム111は、コン
テンツIDで特定されたコンテンツをコピーすることが
できる。コピー可能に”NO”が設定されているとき、
コンテンツ管理プログラム111は、コンテンツIDで
特定されたコンテンツをコピーしない。
【0088】コピー可能回数には、コンテンツ管理プロ
グラム111が実行できるコピーの回数が設定される。
【0089】使用期限には、コンテンツIDで特定され
たコンテンツを利用(チェックアウトまたは再生など)
できる期間が記述されている。
【0090】使用可能地域には、コンテンツIDで特定
されたコンテンツを利用(チェックアウトまたは再生な
ど)できる地域(例えば、日本または全世界など)が記
述されている。
【0091】署名には、コンテンツID乃至使用可能地
域に設定されたデータを基に、署名管理プログラム13
7が生成するデータ(以下、署名データと称する)が格
納される。署名データは、利用条件のデータの改竄の検
出に利用される。署名管理プログラム137の署名デー
タを生成するアルゴリズムは、一方向性関数で、かつ公
開されないので、コンテンツ管理プログラム111を供
給する者以外は、コンテンツID乃至使用可能地域に設
定されたデータを基に、正しい署名データを生成するこ
とが困難である。
【0092】購入用アプリケーションプログラム115
は、EMD登録サーバ3からネットワーク2を介して供
給され、または所定のCDに記録されて供給される。購
入用アプリケーションプログラム115は、ネットワー
ク2を介して、EMDサーバ4−1に所定のコンテンツ
の送信を要求するとともに、EMDサーバ4−1からコ
ンテンツを受信して、コンテンツ管理プログラム111
に供給する。また、購入用アプリケーションプログラム
115は、EMDサーバ4−1からコンテンツを受信す
るとき、課金の処理を実行する。
【0093】次に、表示データファイル82に格納され
ているデータとコンテンツデータベースに格納されてい
るコンテンツファイル161−1乃至161−Nとの対
応付けについて説明する。
【0094】コンテンツファイル161−1乃至161
−Nのいずれかに格納されているコンテンツは、所定の
パッケージに属する。パッケージは、より詳細には、オ
リジナルパッケージ、マイセレクトパッケージ、または
フィルタリングパッケージのいずれかである。
【0095】オリジナルパッケージは、1以上のコンテ
ンツが属し、EMDサーバ4−1乃至4−3におけるコ
ンテンツの分類(例えば、いわゆるアルバムに対応す
る)、または一枚のCDに対応する。コンテンツは、い
ずれかのオリジナルパッケージに属し、複数のオリジナ
ルパッケージに属することができない。また、コンテン
ツが属するオリジナルパッケージは、変更することがで
きない。使用者は、オリジナルパッケージに対応する情
報の一部を編集(情報の追加、または追加した情報の変
更)することができる。
【0096】図6は、表示データファイル182に含ま
れる、オリジナルパッケージとコンテンツの関係を規定
するオリジナルパッケージ用表示データ201とコンテ
ンツファイル161−1乃至161−Nとの関係の例を
説明する図である。オリジナルパッケージ用表示データ
201は、パッケージ用表示データ211−1乃至22
1−Mを含む。
【0097】パッケージ用表示データ211−1は、コ
ンテンツ表示用データ221−1−1乃至221−1−
iに相互に関連付けられている。
【0098】コンテンツ表示用データ221−1−1
は、コンテンツファイル161−1に格納されているコ
ンテンツに対応している。コンテンツファイル161−
1に格納されているコンテンツの利用条件のデータは、
利用条件ファイル162−1に格納されている。
【0099】コンテンツ表示用データ221−1−2
は、コンテンツファイル161−2に格納されているコ
ンテンツに対応している。コンテンツファイル161−
2に格納されているコンテンツの利用条件のデータは、
利用条件ファイル162−2に格納されている。
【0100】コンテンツ表示用データ221−1−i
は、コンテンツファイル161−qに格納されているコ
ンテンツに対応している。コンテンツファイル161−
qに格納されているコンテンツの利用条件のデータは、
利用条件ファイル162−qに格納されている。
【0101】パッケージ用表示データ211−2は、コ
ンテンツ表示用データ221−2−1乃至221−2−
jに相互に関連付けられている。
【0102】コンテンツ表示用データ221−2−1
は、コンテンツファイル161−(q+1)に格納され
ているコンテンツに対応している。コンテンツファイル
161−(q+1)に格納されているコンテンツの利用
条件のデータは、利用条件ファイル162−(q+1)
に格納されている。
【0103】コンテンツ表示用データ221−2−2
は、コンテンツファイル161−(q+2)に格納され
ているコンテンツに対応している。コンテンツファイル
161−(q+2)に格納されているコンテンツの利用
条件のデータは、利用条件ファイル162−(q+2)
に格納されている。
【0104】コンテンツ表示用データ221−2−j
は、コンテンツファイル161−rに格納されているコ
ンテンツに対応している。コンテンツファイル161−
rに格納されているコンテンツの利用条件のデータは、
利用条件ファイル162−rに格納されている。
【0105】同様に、パッケージ用表示データ211−
Mは、コンテンツ表示用データ221−M−1乃至22
1−M−pに相互に関連付けられている。
【0106】コンテンツ表示用データ221−M−p
は、コンテンツファイル161−Nに格納されているコ
ンテンツに対応している。コンテンツファイル161−
Nに格納されているコンテンツの利用条件のデータは、
利用条件ファイル162−Nに格納されている。
【0107】以下、パッケージ用表示データ211−1
乃至211−Mを個々に区別する必要がないとき、単に
パッケージ用表示データ211と称する。以下、コンテ
ンツ表示用データ221−1−1乃至221−M−pを
個々に区別する必要がないとき、単にコンテンツ表示用
データ221と称する。
【0108】以下、コンテンツファイル161−1乃至
161−Nを個々に区別する必要がないとき、単にコン
テンツファイル161と称する。以下、利用条件ファイ
ル162−1乃至162−Nを個々に区別する必要がな
いとき、単に利用条件ファイル162と称する。
【0109】図7は、表示データファイル182の構成
例を示す図である。図7(A)は、パッケージ用表示デ
ータ221の例を示す図である。パッケージ用表示デー
タ221は、パッケージを特定するパッケージIDのデ
ータ、オリジナルパッケージ、マイセレクトパッケー
ジ、またはフィルタリングパッケージのいずれかを識別
するためのパッケージ種類のデータ、パッケージ名称の
データ、アーティスト名のデータ、ジャンル名のデー
タ、およびパッケージに対応する画像が格納されている
画像ファイル名を示すデータ、およびパッケージに属す
る1以上のコンテンツに対応するコンテンツIDのデー
タから構成される。使用者に追加されたオリジナルパッ
ケージに対応する情報は、図示せぬデータとして、パッ
ケージ用表示データ221に追加される。
【0110】図7(B)は、コンテンツ表示用データ2
21の例を示す図である。コンテンツ表示用データ22
1は、コンテンツIDのデータ、対応するコンテンツが
属するオリジナルパッケージを特定するためのオリジナ
ルパッケージIDのデータ、曲名のデータ、チェックア
ウト回数のデータ、およびコンテンツに対応する画像が
格納されている画像ファイル名を示すデータから構成さ
れる。
【0111】更に、表示データファイル182は、図7
(C)に示すように、コンテンツIDに対応させて、デ
ータ種類とデータとを記録するようにしてもよい。
【0112】マイセレクトパッケージは、使用者が任意
に選択した1以上のコンテンツが属する。マイセレクト
パッケージにいずれのコンテンツが属するかは、使用者
が任意に編集することができる。コンテンツは、1以上
のマイセレクトパッケージに同時に属することができ
る。また、コンテンツは、いずれのマイセレクトパッケ
ージに属しなくともよい。
【0113】図8は、表示データファイル182に属す
る、マイセレクトパッケージとコンテンツの関係を規定
するマイセレクトパッケージ用表示データ241とコン
テンツファイル161−1乃至161−Nとの関係を説
明する図である。マイセレクトパッケージ用表示データ
241は、パッケージ用表示データ251−1乃至25
1−Sを含む。
【0114】パッケージ用表示データ251−1は、使
用者の設定に対応して、コンテンツ表示用データ221
−1−1、221−2−2、または221−1−iなど
に関連付けられている。
【0115】パッケージ用表示データ251−2は、使
用者の設定に対応して、コンテンツ表示用データ221
−2−j、221−3−1、または221−1−2など
に関連付けられている。
【0116】同様に、パッケージ用表示データ251−
Sは、使用者の設定に対応して、コンテンツ表示用デー
タ221−2−2、221−2−1、または221−1
−iなどに関連付けられている。
【0117】以下、パッケージ用表示データ251−1
乃至251−Sを個々に区別する必要がないとき、単に
パッケージ用表示データ251と称する。
【0118】パッケージ用表示データ251は、図7
(A)を参照して説明したパッケージ用表示データ22
1と同様の構造を有するので、その説明は省略する。
【0119】このように、使用者は、マイセレクトパッ
ケージに任意のコンテンツを属させることができ、1つ
のコンテンツは、複数のマイセレクトパッケージに属す
る場合がある。
【0120】フィルタリングパッケージには、フィルタ
リングデータファイル181に格納されているフィルタ
リングデータを基に選択されたコンテンツが属する。フ
ィルタリングデータは、EMDサーバ4−1乃至4−3
またはWWWサーバ5−1若しくは5−2などからネッ
トワーク2を介して供給され、または所定のCDに記録
されて供給される。使用者は、フィルタリングデータフ
ァイル181に格納されているフィルタリングデータを
編集することができる。
【0121】フィルタリングデータは、所定のコンテン
ツを選択する、またはコンテンツに対応する重みを算出
する基準となる。例えば、今週のJ−POP(日本のポ
ップス)ベストテンに対応するフィルタリングデータを
利用すれば、パーソナルコンピュータ1は、今週の日本
のポップス1位のコンテンツ乃至今週の日本のポップス
10位のコンテンツを特定することができる。
【0122】フィルタリングデータファイル181は、
例えば、過去1月間にチェックアウトされていた期間が
長い順にコンテンツを選択するフィルタリングデータ、
過去半年間にチェックアウトされた回数が多いコンテン
ツを選択するフィルタリングデータ、または曲名に”
愛”の文字が含まれているコンテンツを選択するフィル
タリングデータなどを含んでいる。
【0123】このようにフィルタリングパッケージのコ
ンテンツは、コンテンツに対応するコンテンツ用表示デ
ータ221(コンテンツ用表示データ221に使用者が
設定したデータを含む)、または履歴データ184など
と、フィルタリングデータとを対応させて選択される。
【0124】図9は、表示データファイル182に属す
る、フィルタリングパッケージとコンテンツの関係を規
定するフィルタリングパッケージ用表示データ281と
コンテンツファイル161−1乃至161−Nとの関係
を説明する図である。フィルタリングパッケージ用表示
データ281は、パッケージ用表示データ291−1乃
至291−Aを含む。
【0125】パッケージ用表示データ291−1は、コ
ンテンツ表示用データ221−2−2、221−1−
2、および221−M−p等に関連付けられている。
【0126】パッケージ用表示データ291−2は、コ
ンテンツ表示用データ221−1−i、221−2−
j、および221−2−2などに関連付けられている。
【0127】同様に、パッケージ用表示データ291−
Aは、コンテンツ表示用データ221−1−i、221
−2−j、および221−2−2などに関連付けられて
いる。
【0128】以下、パッケージ用表示データ291−1
乃至291−Aを個々に区別する必要がないとき、単に
パッケージ用表示データ291と称する。
【0129】パッケージ用表示データ291は、図7
(A)を参照して説明したパッケージ用表示データ22
1と同様の構造を有するので、その説明は省略する。
【0130】このように、フィルタリングパッケージに
はパーソナルコンピュータ1の処理により選択された所
定のコンテンツが属し、1つのコンテンツは、複数のフ
ィルタリングパッケージに属する場合がある。
【0131】次に、EMDの登録の処理について図10
を参照して説明する。コンテンツ管理プログラム111
および表示操作指示プログラム112をパーソナルコン
ピュータ1にインストールして、初めて表示操作指示プ
ログラム112を起動させたとき、表示操作指示プログ
ラム112は、予め内部に記憶されているURL(Uniform
Resource Locator)などを参照して、ネットワーク2
を介して、EMD登録サーバ3に接続する。
【0132】EMD登録サーバ3は、登録の処理を実行
させる為の画面を表示させるデータを表示操作指示プロ
グラム112に送信する。表示操作指示プログラム11
2は、例えば、図11に示すように、EMD登録ボタン
311が配置された画面をディスプレイ20に表示させ
る。
【0133】EMD登録ボタン311がクリックされた
とき、表示操作指示プログラム112は、EMD登録サ
ーバ3に、予め記憶しているコンテンツ管理プログラム
111のIDおよび登録に必要なデータ(パーソナルコ
ンピュータ1の使用者の氏名、およびクレジット番号な
ど)と共に、EMD登録サーバ3が予め記録している認
証用鍵301およびEMD選択プログラム131の送信
を要求する。
【0134】EMD登録サーバ3は、受信したコンテン
ツ管理プログラム111のIDが正当であると判定した
場合、ネットワーク2を介して、認証用鍵301および
EMD選択プログラム131を表示操作指示プログラム
112に送信する。
【0135】EMD登録サーバ3は、受信したコンテン
ツ管理プログラム111のIDが正当でないと判定した
場合、ネットワーク2を介して、所定のエラーメッセー
ジを表示操作指示プログラム112に送信する。コンテ
ンツ管理プログラム111のIDが正当でないとき、表
示操作指示プログラム112は、認証用鍵301および
EMD選択プログラム131を取得することかできな
い。
【0136】表示操作指示プログラム112は、EMD
登録サーバ3から認証用鍵301およびEMD選択プロ
グラム131を受信したとき、認証用鍵301およびE
MD選択プログラム131をコンテンツ管理プログラム
111に供給する。
【0137】認証用鍵301およびEMD選択プログラ
ム131が表示操作指示プログラム112から供給され
たとき、コンテンツ管理プログラム111は、EMD選
択プログラム131をインストールして、起動させると
ともに、認証用鍵301を認証用プログラム138に供
給する。認証用プログラム138は、取得した認証用鍵
301を内部に格納する。
【0138】EMD選択プログラム131は、起動した
とき、例えば、図12に示すように、EMDサーバ4−
1乃至4−3のいずれかとの接続を開始させる為のボタ
ンが配置されたウィンドウをディスプレイ20に表示さ
せる。
【0139】例えば、ボタン331がクリックされたと
き、コンテンツ管理プログラム111は、購入用アプリ
ケーション151を起動させ、購入用アプリケーション
151にEMDサーバ4−1と接続させる。このとき、
認証用プログラム138は、認証用鍵301を利用し
て、購入用アプリケーション151との相互認証の処理
を実行するとともに、購入用アプリケーション151に
EMDサーバ4−1との相互認証の処理を実行させる。
【0140】購入用アプリケーション151は、相互認
証の処理が成功したとき、例えば、図13に示すコンテ
ンツを購入するための画面をディスプレイ20に表示さ
せる。
【0141】例えば、図12に示すボタン332がクリ
ックされたとき、コンテンツ管理プログラム111は、
プラグインである購入用ドライバ141をインストール
して、購入用ドライバ141にEMDサーバ4−2と接
続させる。このとき、認証用プログラム138は、認証
用鍵301を利用して、購入用ドライバ141と相互認
証の処理を実行するとともに、購入用ドライバ141に
EMDサーバ4−2との相互認証の処理を実行させる。
【0142】購入用ドライバ141は、相互認証の処理
が成功したとき、例えば、図14に示すコンテンツを購
入するための画面をディスプレイ20に表示させる。
【0143】同様に、例えば、図12に示すボタン33
3がクリックされたとき、コンテンツ管理プログラム1
11は、購入用ドライバ142にEMDサーバ4−3と
接続させる。このとき、認証用プログラム138は、認
証用鍵301を利用して、購入用ドライバ142を介し
てEMDサーバ4−3との相互認証の処理を実行する。
【0144】なお、図12に示すチェックボタン334
がチェックされている場合、EMDサーバ4−1乃至4
−3のいずれかからコンテンツを受信したとき(すなわ
ち、コンテンツを購入したとき)、受信されたコンテン
ツは、コンテンツデータベース114に格納されるとと
もに、予め定めた所定のポータブルデバイス6−1乃至
6−3のいずれかにチェックアウトされる。
【0145】次に、ドライブ22に装着されたCDから
コンテンツを読み出して記録する一連の処理について説
明する。
【0146】図15は、EMDの登録が終了している場
合、表示操作指示プログラム112を起動させたとき、
操作指示プログラム112がディスプレイ20に表示さ
せる表示操作指示ウィンドウの例を示す図である。
【0147】表示操作指示ウィンドウには、録音プログ
ラム113を起動させるためのボタン341、EMD選
択プログラム131を起動させるためのボタン342、
チェックインまたはチェックアウトの処理の設定を行う
フィールドを表示させるためのボタン343、マイセレ
クトパッケージ、すなわち、マイセレクトパッケージ用
表示データ241を編集するためフィールドを表示させ
るためのボタン344が配置されている。
【0148】ボタン345が選択されているとき、フィ
ールド351には、オリジナルパッケージに対応するデ
ータが表示される。ボタン346が選択されていると
き、フィールド351には、マイセレクトパッケージに
対応するデータが表示される。ボタン347が選択され
ているとき、フィールド351には、フィルタリングパ
ッケージに対応するデータが表示される。
【0149】フィールド351に表示されるデータは、
パッケージに関するデータであり、例えば、パッケージ
名称、またはアーティスト名などである。
【0150】例えば、図15においては、パッケージ用
表示データ221−1に格納されているパッケージ名
称”ファースト”およびアーティスト名”A太郎”、お
よびパッケージ用表示データ221−2に格納されてい
るパッケージ名称”セカンド”およびアーティスト名”
A太郎”などがフィールド351に表示される。
【0151】フィールド352には、フィールド351
で選択されているパッケージに属するコンテンツに対応
するデータが表示される。フィールド352に表示され
るデータは、例えば、曲名、演奏時間、またはチェック
アウト可能回数などである。
【0152】例えば、図15においては、パッケージ用
表示データ221−2に対応するパッケージが選択され
ているので、パッケージ用表示データ221−2に対応
するパッケージに属するコンテンツに対応するコンテン
ツ用表示データ221−1に格納されている曲名”南の
酒場”およびチェックアウト可能回数”・・・”(3回
を示す)、並びにコンテンツ用表示データ221−2に
格納されている曲名”北の墓場”およびチェックアウト
可能回数”・・”(2回を示す)などがフィールド35
1に表示される。
【0153】なお、チェックアウト可能回数は、図15
に示すように所定の図形(例えば、星、月などでもよ
い)の数で表示するだけでなく、数字、または音符の長
さ(例えば、16分音符を1回に対応させ、2つの16
分音符若しくは8分音符を2回に対応させ、または3つ
の16分音符若しくは付点8分音符を3回に対応させる
など)等で表示してもよい。
【0154】また、表示操作指示ウィンドウには、選択
されているパッケージまたはコンテンツに対応付けられ
ている画像等を表示させるフィールド348が配置され
ている。ボタン349は、選択されているコンテンツを
再生する(コンテンツに対応する音声をスピーカ24に
出力させる)とき、クリックされる。
【0155】ボタン345が選択され、フィールド35
1に、オリジナルパッケージに対応するデータが表示さ
れている場合、フィールド352に表示されている所定
のコンテンツの曲名を選択して、消去の操作をしたと
き、表示操作指示プログラム112は、コンテンツ管理
プログラム111に、選択されている曲名に対応する、
コンテンツデータベース114に格納されている所定の
コンテンツを消去させる。
【0156】図16は、ボタン341がクリックされて
録音プログラム113が起動されたとき、録音プログラ
ム113がディスプレイ20に表示させるウィンドウを
説明する図である。
【0157】録音プログラム113は、ドライブ22に
装着されているCDから、CDに記録されているコンテ
ンツの演奏時間を読み取り、フィールド383に表示さ
せる。曲名は不明なので、録音プログラム113は、フ
ィールド383の曲名を表示する部分には、”不明”が
表示される。
【0158】ドライブ22に装着されているCDのタイ
トルおよびアーティスト名は、いずれも不明なので、録
音プログラム113は、CDのタイトルを表示するフィ
ールド381およびアーティスト名を表示するフィール
ド382には、それぞれ”不明”を表示させる。
【0159】録音プログラム113が表示させるウィン
ドウには、更に、CDの情報を取得するときクリックさ
れるボタン384、およびCDから読み出したコンテン
ツをコンテンツデータベース114に記録したとき、自
動的に、CDから読み出したコンテンツをポータブルデ
バイス6−1乃至6−3のいずれかにチェックアウトさ
せるか否かの設定を行うボタン385が配置されてい
る。
【0160】例えば、ボタン385がクリックされたと
き、録音プログラム113は、ポータブルデバイス6−
1乃至6−3のリストを示すプルダウンメニューを表示
する。使用者が、そのプルダウンメニューからポータブ
ルデバイス6−1乃至6−3のいずれかを選択したと
き、パーソナルコンピュータ1は、選択されたポータブ
ルデバイス6−1乃至6−3のいずれかに、自動的に、
CDから記録したコンテンツをチェックアウトする。使
用者が、そのプルダウンメニューから”チェックアウト
しない”を選択した場合、パーソナルコンピュータ1
は、CDからコンテンツを記録したとき、チェックアウ
トしない。
【0161】また、録音プログラム113が表示させる
ウィンドウには、CDに記録されているコンテンツの録
音の開始を指示するボタン386が配置されている。
【0162】図17は、録音プログラム113がWWW
サーバ5−1または5−2のいずれかからCDの情報を
取得するとき、録音プログラム113が表示させる、W
WWサーバ5−1または5−2のいずれかからCDの情
報を取得するかを設定するプロパティダイアログボック
スを示す図である。
【0163】プロパティダイアログボックスには、WW
Wサーバ5−1または5−2のいずれかからCDの情報
を取得するかを設定するフィールド401が配置されて
いる。例えば、フィールド401に”CDDB”を設定
したとき、録音プログラム113は、CDDBに対応す
るWWWサーバ5−1にCDの情報の送信を要求する。
例えば、フィールド401に”CDNEW JAPA
N”(例えば、CDNOW(商標)と同様のサービスを
提供する会社またはサイトの名称)を設定したとき、録
音プログラム113は、CDDBに対応するWWWサー
バ5−2にCDの情報の送信を要求する。
【0164】フィールド401に”CDDB”を設定し
たとき、フィールド402およびフィールド403は、
設定可能になる。フィールド402には、CDDB第1
サイトのURLを設定し、フィールド403には、CD
DB第2サイトのURLを設定する。
【0165】フィールド404には、WWWサーバ5−
1または5−2のいずれかからCDの情報を受信したと
き、受信した情報を記録するディレクトリ(HDD21
のいずれかのディレクトリ)が設定される。
【0166】ボタン405がクリックされたとき、録音
プログラム113は、ネットワーク2を介して、録音プ
ログラム113が予め記憶しているURLを基に所定の
WWWサーバにアクセスして、CDDB第1サイトのU
RLおよびCDDB第2サイトのURLの情報を取得し
て、図18に示すように、CDDB第1サイトのURL
の情報をフィールド402に設定する情報の候補として
設定し、CDDB第2サイトのURLの情報をフィール
ド403に設定する情報の候補として設定する。
【0167】使用者が、図19に示すように、フィール
ド401に”CDDB”を設定し、フィールド402に
CDDB第1サイトのURLを設定し、フィールド40
3にCDDB第2サイトのURLを設定すれば、図16
に示すボタン384がクリックされたとき、録音プログ
ラム113は、フィールド402に設定されたURLお
よびフィールド403に設定されたURLを基に、WW
Wサーバ5−1に接続して、フィールド401に設定さ
れた”CDDB”に対応する手続きで、WWWサーバ5
−1にCDの情報を要求するとともに、WWWサーバ5
−1からCDの情報を受信する。
【0168】図20は、ボタン384がクリックされ
て、WWWサーバ5−1からCDの情報を受信したと
き、録音プログラム113がディスプレイ20に表示さ
せるウィンドウを説明する図である。WWWサーバ5−
1から受信したCDの情報を基に、録音プログラム11
3は、フィールド381に、例えば、”Asynkronised”
などのCDのタイトルを表示する。WWWサーバ5−1
から受信したCDの情報を基に、録音プログラム113
は、フィールド382に、例えば、”Kuwai”などのア
ーティスト名を表示する。
【0169】WWWサーバ5−1から受信したCDの情
報を基に、録音プログラム113は、フィールド383
の曲名を表示する部分に、例えば、”Heat”,”Plane
t”,”Black”,”Soul”などの曲名を表示する。同様
に、録音プログラム113は、フィールド383のアー
ティストを表示する部分に、例えば、”Kuwai”などの
アーティスト名を表示する。
【0170】WWWサーバ5−1から2つ以上のCDの
情報を受信したとき、録音プログラム113は、図21
に示すダイアログボックスを表示させて、使用者にいず
れのCDの情報を利用するかを選択させる。
【0171】図22は、フィールド401に”CDNE
W JAPAN”が設定され、ボタン384がクリック
されたとき、録音プログラム113がディスプレイ20
に表示させる、検索キーワードを設定するためのダイア
ログボックスである。
【0172】ボタン431は、アルバム名を検索キーワ
ードにCDの情報を検索するとき、クリックされ、アク
ティブにされる。アルバム名の検索キーワードは、フィ
ールド441に設定される。
【0173】ボタン432は、アーティスト名を検索キ
ーワードにCDの情報を検索するとき、クリックされ、
アクティブにされる。アーティスト名の検索キーワード
は、フィールド442に設定される。
【0174】ボタン433は、曲名を検索キーワードに
CDの情報を検索するとき、クリックされ、アクティブ
にされる。曲名の検索キーワードは、フィールド443
に設定される。
【0175】ボタン434は、商品番号を検索キーワー
ドにCDの情報を検索するとき、クリックされ、アクテ
ィブにされる。商品番号の検索キーワードは、フィール
ド444に設定される。
【0176】CDの情報を検索するとき、ボタン431
乃至434は、すくなくともいずれか1つがアクティブ
にされる。
【0177】例えば、図23に示すように、アーティス
ト名を検索キーワードにCDの情報を検索するとき、ボ
タン434は、アクティブとされ、フィールド442に
例えば”クワイ”などのアーティスト名を示す文字列が
設定される。
【0178】検索キーワードを設定するためのダイアロ
グボックスに配置された検索を実行するためのボタンが
クリックされたとき、録音プログラム113は、予め記
憶しているURLなどを基に、WWWサーバ5−2に接
続して、フィールド401に設定された”CDNEW
JAPAN”に対応する手続きで、アログボックスに設
定された検索キーワードを基に、WWWサーバ5−2に
CDの情報を要求するとともに、WWWサーバ5−2か
らCDの情報を受信する。
【0179】WWWサーバ5−2は、CDの情報と共
に、図24に示す、検索されたCDの情報に関連するC
Dの購入を促す画像を表示するためのデータを、パーソ
ナルコンピュータ1に送信する。パーソナルコンピュー
タ1の使用者は、CDの購入を促す画像を表示するため
のデータを基に、ネットワーク2を介して、所定のCD
を購入することができる。
【0180】図25は、検索キーワードを設定するため
のダイアログボックスに配置された検索を実行するため
のボタン384がクリックされて、WWWサーバ5−2
からCDの情報を受信したとき、録音プログラム113
がディスプレイ20に表示させるウィンドウを説明する
図である。WWWサーバ5−2から受信したCDの情報
を基に、録音プログラム113は、フィールド381
に、例えば、”アシンクロナイズド”などのCDのタイ
トルを表示する。WWWサーバ5−2から受信したCD
の情報を基に、録音プログラム113は、フィールド3
82に、例えば、”クワイ”などのアーティスト名を表
示する。
【0181】WWWサーバ5−2から受信したCDの情
報を基に、録音プログラム113は、フィールド383
の曲名を表示する部分に、例えば、”ヒート”,”プラ
ネット”,”ブラック”,”ソウル”などの曲名を表示
する。同様に、録音プログラム113は、フィールド3
83のアーティストを表示する部分に、例えば、”クワ
イ”などのアーティスト名を表示する。
【0182】録音プログラム113が所定のCDの情報
を受信した後、録音プログラム113は、フィールド4
04に指定される、HDD21のディレクトリにCDの
情報を格納する。
【0183】ボタン384などがクリックされて、CD
の情報の取得の指示を受けたとき、録音プログラム11
3は、始めに、フィールド404に指定される、HDD
21のディレクトリを検索する。録音プログラム113
は、フィールド404に指定されるディレクトリにCD
の情報が格納されているとき、図26に示すダイアログ
ボックス461を表示して、使用者にフィールド404
に指定されるディレクトリに格納されているCDの情報
を利用するか否かを選択させる。
【0184】録音プログラム113が表示させるウィン
ドウに配置されているコンテンツの録音の開始を指示す
るボタン386がクリックされたとき、録音プログラム
113は、ドライブ22に格納されているCDからコン
テンツを読み出して、CDから読み出したコンテンツを
CDの情報と共にコンテンツ管理プログラム111に供
給する。コンテンツ管理プログラム111の圧縮方式変
換プログラム134は、録音プログラム113から供給
されたコンテンツを所定の圧縮の方式で圧縮して、暗号
化プログラム135は、圧縮されたコンテンツを、暗号
化する。また、利用条件変換プログラム136は、圧縮
され、暗号化されたコンテンツに対応する利用条件のデ
ータを生成する。
【0185】コンテンツ管理プログラム111は、圧縮
され、暗号化されたコンテンツを利用条件のデータと共
に、コンテンツデータベース114に供給する。
【0186】コンテンツデータベース114は、コンテ
ンツ管理プログラム111から受信したコンテンツに対
応するコンテンツファィル161および利用条件ファイ
ル162を生成して、コンテンツファィル161にコン
テンツを格納するとともに、利用条件ファイル162に
利用条件のデータを格納する。
【0187】コンテンツ管理プログラム111は、コン
テンツデータベース114にコンテンツおよびコンテン
ツに対応する利用条件のデータが格納されたとき、録音
プログラム113から受信したCDの情報および利用条
件のデータを表示操作指示プログラム112に供給す
る。
【0188】表示操作指示プログラム112は、録音の
処理でコンテンツデータベース114に格納されたコン
テンツに対応する利用条件のデータおよびCDの情報を
基に、オリジナルパッケージ用表示データ201および
コンテンツ用表示データ221を生成する。
【0189】図27に示すように、ボタン345が選択
されているとき、表示操作指示ウィンドウには、録音の
処理でコンテンツデータベース114に格納されたコン
テンツに対応するオリジナルパッケージのパッケージ名
称(CDのタイトル)が、フィールド351に表示さ
れ、そのパッケージが選択されているとき、CDから読
み出されたコンテンツに対応する曲名がフィールド35
2に表示される。
【0190】録音プログラム113が表示させるウィン
ドウのボタン385が選択されて(アクティブにされ
て)いる場合、CDから読み出したコンテンツがコンテ
ンツデータベース114に記録されたとき、図28に示
すように、表示操作指示プログラム112は、表示操作
指示ウィンドウに、予め指定されているポータブルデバ
イス6−1乃至6−3のいずれかに記憶されているコン
テンツの曲名を表示するフィールド481を表示する。
【0191】表示操作指示プログラム112は、コンテ
ンツ管理プログラム111に、コンテンツデータベース
114に記録した、CDから読み出したコンテンツを予
め指定されているポータブルデバイス6−1乃至6−3
のいずれかにチェックアウトさせる。
【0192】このように、録音プログラム113が表示
させるウィンドウのボタン385をアクティブにしてお
くだけで、CDから読み出したコンテンツがコンテンツ
データベース114に記録されたとき、パーソナルコン
ピュータ1は、予め指定されているポータブルデバイス
6−1乃至6−3のいずれかに、CDから読み出したコ
ンテンツをチェックアウトさせることができる。
【0193】表示操作指示プログラム112が表示操作
指示ウィンドウにフィールド481を表示させたとき、
表示操作指示プログラム112は、表示操作指示ウィン
ドウに、予め指定されているポータブルデバイス6−1
乃至6−3のいずれかに記憶されているコンテンツが属
するポータブルパッケージ(ポータブルデバイス6−1
乃至6−3のいずれかに記憶されているコンテンツが属
するパーケージ)の名称を表示するフィールド482、
フィールド481を閉じるためのボタン483、および
チェックインまたはチェックアウトを実行させるボタン
484を表示する。
【0194】更に、表示操作指示プログラム112が表
示操作指示ウィンドウにフィールド481を表示させた
とき、表示操作指示プログラム112は、表示操作指示
ウィンドウに、フィールド352で選択された曲名に対
応するコンテンツのチェックアウトを設定するボタン4
91、フィールド481で選択された曲名に対応するコ
ンテンツのチェックインを設定するボタン492、フィ
ールド481に表示されたコンテンツ名に対応する全て
のコンテンツのチェックインを設定するボタン493、
およびチェックインまたはチェックアウトの設定を取り
消すボタン494を配置させる。
【0195】次に、チェックインまたはチェックアウト
の設定、およびチェックインまたはチェックアウトの実
行の処理について、説明する。
【0196】表示操作指示プログラム112は、チェッ
クインまたはチェックアウトの処理の設定を行うフィー
ルドを表示させるためのボタン343がクリックされた
とき、表示操作指示ウィンドウに、予め指定されている
ポータブルデバイス6−1乃至6−3のいずれかに記憶
されているコンテンツの曲名を表示するフィールド48
1を表示させる。
【0197】例えば、図29に示すように、フィールド
352に表示されている曲名”南の酒場”、曲名”北の
墓場”、および曲名”七ならべ”が選択されている場
合、ボタン491がクリックされたとき、表示操作指示
プログラム112は、図30に示すように、曲名”南の
酒場”に対応するコンテンツ、曲名”北の墓場”に対応
するコンテンツ、および曲名”七ならべ”に対応するコ
ンテンツのチェックアウトを設定して、フィールド48
1に曲名”南の酒場”、曲名”北の墓場”、および曲
名”七ならべ”を表示する。
【0198】このとき、表示操作指示プログラム112
は、フィールド352に表示されている、曲名”南の酒
場”に対応するチェックアウト可能回数”・・・”(3
回を示す)を”・・”(2回を示す)に変更して表示
し、曲名”北の墓場”に対応するチェックアウト可能回
数”・・”(2回を示す)を”・”(1回を示す)に変
更して表示し、曲名”七ならべ”に対応するチェックア
ウト可能回数”・・・”(3回を示す)を”・・”(2
回を示す)に変更して表示する。
【0199】例えば、図30に示す状態から、フィール
ド481で曲名”北の墓場”が選択されて、ボタン49
2がクリックされたとき、表示操作指示プログラム11
2は、図31に示すように、曲名”北の墓場”に対応す
るコンテンツのチェックインを設定して、フィールド4
81から曲名”北の墓場”を消去する。
【0200】このとき、表示操作指示プログラム112
は、フィールド352に表示されている、曲名”北の墓
場”に対応するチェックアウト可能回数”・”(1回を
示す)を”・・”(2回を示す)に変更して表示する。
【0201】また、フィールド351に表示されている
パッケージ名称を、フィールド481にドラッグアンド
ドロップすれば、ドラッグアンドドロップされたパッケ
ージ名称に対応するパッケージに属する全てのコンテン
ツのチェックアウトが設定される。
【0202】ボタン491乃至494の操作によるチェ
ックインまたはチェックアウトの設定だけでは、パーソ
ナルコンピュータ1は、チェックインまたはチェックア
ウトの処理を実行しない。
【0203】ボタン491乃至494の操作によるチェ
ックインまたはチェックアウトの設定をした後、ボタン
484がクリックされたとき、表示操作指示プログラム
112は、コンテンツ管理プログラム111にチェック
インまたはチェックアウトの処理を実行させる。すなわ
ち、ボタン484がクリックされたとき、表示操作指示
プログラム112は、チェックインまたはチェックアウ
トの設定に基づき、コンテンツ管理プログラム111
に、ポータブルデバイス6−1乃至6−3のいずれかに
コンテンツを送信させるか、またはチェックインに対応
する所定のコマンド(例えば、ポータブルデバイス6−
1乃至6−3のいずれかが記憶している所定のコンテン
ツを消去させるコマンドなど)を送信させるとともに、
送信したコンテンツまたはコマンドに対応する利用条件
ファイル162に格納されている利用条件のデータを更
新させる。
【0204】チェックインまたはチェックアウトが実行
されたとき、表示操作指示プログラム112は、送信し
たコンテンツまたは送信されたコマンドに対応して、履
歴データファイルに格納されている履歴データを更新す
る。履歴データは、チェックインまたはチェックアウト
されたコンテンツを特定する情報、またはそのコンテン
ツがチェックインまたはチェックアウトされた日付、そ
のコンテンツがチェックアウトされたポータブルデバイ
ス6−1乃至6−3の名称などから成る。
【0205】チェックインまたはチェックアウトの設定
の処理は短時間で実行できるので、使用者は、チェック
インまたはチェックアウトの処理の実行後の状態を迅速
に知ることができ、時間のかかるチェックインまたはチ
ェックアウトの処理の回数を減らして、チェックインま
たはチェックアウトに必要な時間全体(設定および実行
を含む)を短くすることができる。
【0206】次に、所定のマイセレクトパッケージに所
望のコンテンツを加えるなどの、マイセレクトパッケー
ジに対する編集の操作について説明する。
【0207】図32に示すように、表示操作指示プログ
ラム112は、マイセレクトパッケージの編集を行うフ
ィールドを表示させるためのボタン344がクリックさ
れたとき、表示操作指示ウィンドウに、所定のマイセレ
クトパッケージに属するコンテンツに対応する曲名など
を表示するフィールド501を表示させる。
【0208】このとき、表示操作指示プログラム112
は、表示操作指示ウィンドウに、選択されているマイセ
レクトパッケージのパッケージ名称(パッケージ用表示
データ252−1乃至251−Sのいずれかに格納され
ている)を表示するフィールド502を表示する。フィ
ールド502に編集を希望するマイセレクトパッケージ
のパッケージ名称を設定したとき、表示操作指示プログ
ラム112は、そのパッケージ名称を有するマイセレク
トパッケージに属するコンテンツに対応する曲名(パッ
ケージ用表示データ252−1乃至251−Sのいずれ
かに関連付けられているコンテンツ用表示データ221
に格納されている)をフィールド501に表示させる。
【0209】更に、表示操作指示プログラム112が表
示操作指示ウィンドウにフィールド501を表示させた
とき、表示操作指示プログラム112は、表示操作指示
ウィンドウに、フィールド352で選択された曲名に対
応するコンテンツをフィールド502にパッケージ名称
が表示されたマイセレクトパッケージにも属させる処理
(パッケージ用表示データ252−1乃至251−Sの
いずれかに、選択されたコンテンツ用表示データ221
のコンテンツIDを格納する)を実行するボタン52
1、フィールド501で選択された曲名に対応するコン
テンツをフィールド502にパッケージ名称が表示され
たマイセレクトパッケージから消去する処理(パッケー
ジ用表示データ252−1乃至251−Sのいずれかか
ら、選択されたコンテンツ用表示データ221のコンテ
ンツIDを消去する)を実行するボタン522、および
その前に実行した処理(コンテンツをマイセレクトパッ
ケージにも属させる処理、またはマイセレクトパッケー
ジからコンテンツを消去する処理のいずれか)を取り消
す処理を実行するボタン523を配置させる。
【0210】例えば、フィールド501を表示する表示
操作指示ウィンドウに対する操作により、使用者は、フ
ィールド502に”マイベスト1”であるパッケージ名
称が表示されたマイセレクトパッケージに、曲名が”北
極星”であるコンテンツ、曲名が”流れ星”であるコン
テンツ、曲名が”南アルプス”であるコンテンツ、曲名
が”大富豪”であるコンテンツ、および曲名が”スロッ
ト1”であるコンテンツを属させることができる。
【0211】すなわち、所定の操作に対応して、表示操
作指示プログラム112は、”マイベスト1”であるパ
ッケージ名称が格納されているパッケージ用表示データ
251に、曲名が”北極星”であるコンテンツのコンテ
ンツID、曲名が”流れ星”であるコンテンツのコンテ
ンツID、曲名が”南アルプス”であるコンテンツのコ
ンテンツID、曲名が”大富豪”であるコンテンツのコ
ンテンツID、および曲名が”スロット1”であるコン
テンツのコンテンツIDを格納させる。
【0212】また、フィールド351に表示されている
パッケージ名称を、フィールド501にドラッグアンド
ドロップすれば、ドラッグアンドドロップされたパッケ
ージ名称に対応するパッケージに属する全てのコンテン
ツを、フィールド502にパッケージ名称が表示された
マイセレクトパッケージに属させることができる。
【0213】表示操作指示ウィンドウに配置されてい
る、フィールド351にマイセレクトパッケージに対応
するデータを表示させるボタン346がアクティブにさ
れたとき、表示操作指示プログラム112は、図33に
示すように、フィールド351にマイセレクトパッケー
ジに対応するパッケージ名称(例えば、”マイベスト
1”、”マイベスト2”、”スノードライブ”、”南の
島セレクト”、および”海外旅行”など)を表示させ、
選択されているパッケージ名称に対応するマイセレクト
パッケージに属するコンテンツの曲名等をフィールド3
52に表示させる。
【0214】ボタン346がアクティブにされ、フィー
ルド351に、マイセレクトパッケージに対応するデー
タが表示されている場合、フィールド352に表示され
ている所定のコンテンツの曲名を選択して、消去の操作
をしたとき、表示操作指示プログラム112は、パッケ
ージ表示用データ251に含まれる、パッケージに属す
るコンテンツに対応するコンテンツIDのデータを消去
するのみで、コンテンツデータベース114に格納され
ている所定のコンテンツを消去させない。
【0215】次に、フィルタリングパッケージに対応す
る表示、およびフィルタリングパッケージと所望のコン
テンツとを対応づける処理について説明する。
【0216】表示操作指示ウィンドウに配置されてい
る、フィールド351にフィルタリングパッケージに対
応するデータを表示させるボタン347がアクティブに
されたとき、表示操作指示プログラム112は、図34
に示すように、フィールド351にフィルタリングパッ
ケージに対応するパッケージ名称(例えば、”ポップス
ベストテン”、”ロックベストテン”、”演歌ベストテ
ン”、”愛の歌スタンダード”、および”80年代ポッ
プスおすすめ”など)を表示させ、選択されているパッ
ケージ名称に対応するフィルタリングパッケージに属す
るコンテンツの曲名等をフィールド352に表示させ
る。
【0217】図35は、フィルタリングパッケージの生
成の処理を説明する図である。表示操作指示プログラム
112は、表示データファイル182に格納されている
コンテンツ用表示データ221−1−1乃至221−M
−pおよび履歴データファイル184に格納されている
履歴データ、またはそのいずれか、並びにフィルタリン
グデータファイル181に格納されているフィルタリン
グデータ551−1を基に、パッケージ用表示データ2
91−1を生成する。
【0218】パッケージ用表示データ291−1は、パ
ッケージ用表示データ291−1に対応するフィルタリ
ングパッケージに属するコンテンツのコンテンツIDが
格納されている。
【0219】例えば、パッケージ用表示データ291−
1は、フィルタリングデータ551−1で指定される1
0個の特定のコンテンツ(例えば、ポップベストテンの
曲に対応する)のコンテンツIDを格納する。
【0220】表示操作指示プログラム112は、表示デ
ータファイル182に格納されている、コンテンツ用表
示データ221−1−1乃至221−M−pおよび履歴
データファイル184に格納されている履歴データ、ま
たはそのいずれか、並びにフィルタリングデータファイ
ル181に格納されているフィルタリングデータ551
−2を基に、パッケージ用表示データ291−2を生成
する。
【0221】パッケージ用表示データ291−2は、パ
ッケージ用表示データ291−2に対応するフィルタリ
ングパッケージに属するコンテンツのコンテンツIDが
格納されている。
【0222】例えば、パッケージ用表示データ291−
2は、フィルタリングデータ551−2で指定される特
定の文字列が曲名に含まれているコンテンツ(例え
ば、”愛”の文字が含まれる曲名を有する曲)のコンテ
ンツIDを格納する。
【0223】同様に、表示操作指示プログラム112
は、パッケージ用表示データ291−3乃至291−A
を生成する。パッケージ用表示データ291−3乃至2
91−Aのそれぞれは、パッケージ用表示データ291
−3乃至291−Aのそれぞれに対応するフィルタリン
グパッケージに属するコンテンツのコンテンツIDが格
納されている。
【0224】例えば、パッケージ用表示データ291−
3は、履歴データファイル184に格納されている履歴
データを基に、この一週間で最もチェックアウトされた
回数の多い10個のコンテンツを選択して、選択された
コンテンツのコンテンツIDを格納する。
【0225】また、例えば、パッケージ用表示データ2
91−4は、演奏時間の総計が60分になる10個のコ
ンテンツをランダムに選択して、選択されたコンテンツ
のコンテンツIDを格納する。
【0226】このように、表示操作指示プログラム11
2は、表示データファイル182に格納されている、コ
ンテンツ用表示データ221−1−1乃至221−M−
pおよび履歴データファイル184に格納されている履
歴データ、またはそのいずれか、並びにフィルタリング
データファイル181に格納されているフィルタリング
データ551−1乃至551−Aを基に、フィルタリン
グパッケージを生成する。
【0227】フィルタリングデータ551−1乃至55
1−Aは、ネットワーク2を介して、所定のサーバから
ダウンロードされるか、あるいは、例えば、所定のCD
に記録されてドライブ22から供給される。また、使用
者自身が、フィルタリングデータ551−1乃至551
−Aを作成することができる。
【0228】例えば、コンテンツデータベース114に
記録されているコンテンツを変更しなくとも、パーソナ
ルコンピュータ1が、ネットワーク2を介して、毎日、
所定の時刻にフィルタリングデータ551−1乃至55
1−Aを1以上のサーバからダウンロードして更新する
ようにして、新たなフィルタリングパッケージを生成す
れば、使用者は、生成された新たなフィルタリングパッ
ケージを利用して、コンテンツの異なる組み合わせを楽
しむことができる。
【0229】次に、フィールド348に表示される画像
について説明する。図36に示すように、表示操作指示
プログラム112は、フィールド351に表示されてい
るパッケージ名称が選択され、フィールド352に表示
されている曲名が選択されていない(従って、コンテン
ツは再生されていない)とき、フィールド348に、選
択されているパッケージ名称に対応するパッケージに関
係付けられた画像を表示させる。
【0230】すなわち、表示操作指示プログラム112
は、パッケージ用表示データ211、パッケージ用表示
データ251、またはパッケージ用表示データ291に
格納されている画像ファイル名を示すデータを参照し
て、画像ファイル183−1乃至183−Kのいずれか
を選択して、選択された画像ファイル183−1乃至1
83−Kのいずれかに格納されている画像データを読み
出して、その画像データに対応する画像をフィールド3
48に表示する。
【0231】例えば、オリジナルパッケージのパッケー
ジ名称”セカンド”が選択され、フィールド352に表
示されている曲名が選択されていないとき、表示操作指
示プログラム112は、パッケージ用表示データ211
に格納されている画像ファイル名を示すデータを参照し
て、所定の画像ファイル183−1乃至183−Kのい
ずれかに格納されている画像データを読み出して、その
画像データに対応する画像をフィールド348に表示す
る。
【0232】また、表示操作指示プログラム112は、
フィールド351に表示されているパッケージ名称が選
択され、フィールド352に表示されている曲名が選択
されていない場合、フィールド348に、所定の画像が
ドラッグアンドドロップされたとき、ドラッグアンドド
ロップされた画像を選択されているパッケージ名称に対
応するパッケージに対応づける。
【0233】すなわち、表示操作指示プログラム112
は、ドラッグアンドドロップされた画像を所定の方式
(例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Gro
up)など)に変換して、サイズを調整して(例えば、3
0ピクセル×30ピクセルなど)、減色して(例えば、
256色など)、画像ファイル183に格納して記録す
るとともに、記録された画像ファイル183の名称を、
パッケージ名称に対応するパッケージ用表示データ21
1、パッケージ用表示データ251、またはパッケージ
用表示データ291のいずれかの画像ファイル名を示す
データとして記録する。
【0234】図37に示すように、表示操作指示プログ
ラム112は、フィールド352に表示されている曲名
が選択され、コンテンツが再生されていないとき、フィ
ールド348に、選択されている曲名に対応するコンテ
ンツに関係付けられた画像を表示させる。すなわち、表
示操作指示プログラム112は、選択されている曲名に
対応するコンテンツに対応するコンテンツ用表示データ
221に格納されている画像ファイル名を示すデータを
参照して、所定の画像ファイル183−1乃至183−
Kのいずれかに格納されている画像データを読み出し
て、その画像データに対応する画像をフィールド348
に表示する。
【0235】例えば、オリジナルパッケージのパッケー
ジ名称”セカンド”が選択され、フィールド352に表
示されている曲名”南アルプス”が選択され、コンテン
ツ”南アルプス”が再生されていないとき、表示操作指
示プログラム112は、曲名”南アルプス”に対応する
コンテンツに対応するコンテンツ用表示データ221に
格納されている対応画像ファイルを参照して、所定の画
像ファイル183−1乃至183−Kのいずれかに格納
されている画像データを読み出して、その画像データに
対応する画像をフィールド348に表示する。
【0236】このとき、選択されている曲名に対応する
コンテンツに対応するコンテンツ用表示データ221に
画像ファイル名を示すデータが設定されていない場合、
ボタン345がアクティブに設定されているとき、表示
操作指示プログラム112は、そのコンテンツが属する
パッケージ用表示データ211に格納されている画像フ
ァイル名を示すデータを参照して、所定の画像ファイル
183−1乃至183−Kのいずれかに格納されている
画像データを読み出して、その画像データに対応する画
像をフィールド348に表示する。
【0237】同様に、選択されている曲名に対応するコ
ンテンツに対応するコンテンツ用表示データ221に対
応画像ファイルが設定されていない場合、ボタン346
がアクティブに設定されているとき、表示操作指示プロ
グラム112は、そのコンテンツが属するパッケージ用
表示データ251に格納されている画像ファイル名を示
すデータを参照して、所定の画像ファイル183−1乃
至183−Kのいずれかに格納されている画像データを
読み出して、その画像データに対応する画像をフィール
ド348に表示する。
【0238】同様に、選択されている曲名に対応するコ
ンテンツに対応するコンテンツ用表示データ221に対
応画像ファイルが設定されていない場合、ボタン347
がアクティブに設定されているとき、表示操作指示プロ
グラム112は、そのコンテンツが属するパッケージ用
表示データ291に格納されている画像ファイル名を示
すデータを参照して、所定の画像ファイル183−1乃
至183−Kのいずれかに格納されている画像データを
読み出して、その画像データに対応する画像をフィール
ド348に表示する。
【0239】また、表示操作指示プログラム112は、
フィールド352に表示されている曲名が選択されてい
る場合、フィールド348に、所定の画像がドラッグア
ンドドロップされたとき、ドラッグアンドドロップされ
た画像を選択されている曲名に対応するコンテンツに対
応づける。すなわち、表示操作指示プログラム112
は、ドラッグアンドドロップされた画像を所定の方式に
変換して、サイズを調整して、減色して、画像ファイル
183に格納して記録するとともに、記録された画像フ
ァイル183の名称を、曲名に対応するコンテンツ用表
示データ221の画像ファイル名を示すデータとして記
録する。
【0240】図38に示すように、表示操作指示プログ
ラム112は、フィールド352に表示されている曲名
に対応するコンテンツを再生しているとき(音声をスピ
ーカ24から出力しているとき)、フィールド348
に、出力している音声の各周波数帯域(例えば、1オク
ターブ毎)の信号レベルを示す画像(いわゆる、スペク
トルアナライザの画像)を表示させる。
【0241】また、使用者の設定により、図39に示す
ように、表示操作指示プログラム112は、フィールド
352に表示されている曲名に対応するコンテンツを再
生しているとき、フィールド348に、所定の期間にお
ける、出力している音声の時間の経過に対応する信号レ
ベルを示す画像を表示させる。
【0242】図40および図41に示すように、使用者
の設定により、表示操作指示プログラム112がフィー
ルド351および352を表示させないときも、同様
に、表示操作指示プログラム112は、コンテンツを再
生しているとき、出力している音声の各周波数帯域の信
号レベルを示す画像をフィールド348に表示させ、コ
ンテンツを再生していないとき、選択されているパッケ
ージまたはコンテンツに対応する画像をフィールド34
8に表示させる。
【0243】次に、コンテンツ管理プログラム111お
よび表示操作指示プログラム112がパーソナルコンピ
ュータ1にインストールされ、最初に表示操作指示プロ
グラム112が起動されたときに実行される、登録の処
理について図42のフローチャートを参照して説明す
る。
【0244】ステップS11において、パーソナルコン
ピュータ1の表示操作指示プログラム112は、ネット
ワーク2を介して、予め記憶されているURLなどを参
照してEMD登録サーバ3に接続する。
【0245】ステップS12において、表示操作指示プ
ログラム112は、EMD登録サーバ3に、登録に必要
なデータ(パーソナルコンピュータ1の使用者の氏名、
およびクレジット番号など)と共に、コンテンツ管理プ
ログラム111に予め格納されているコンテンツ管理プ
ログラム111のIDを送信する。なお、ステップS1
2の処理において、表示操作指示プログラム112は、
EMD登録サーバ3に、登録に必要なデータと共に、表
示操作指示プログラム112に予め格納されている表示
操作指示プログラム112のIDを送信するようにして
もよい。
【0246】ステップS13において、EMD登録サー
バ3は、コンテンツ管理プログラム111のIDを受信
する。ステップS14において、EMD登録サーバ3
は、コンテンツ管理プログラム111のIDが正当であ
るか否かを判定し、コンテンツ管理プログラム111の
IDが正当であると判定された場合、ステップS15に
進み、パーソナルコンピュータ1の使用者の氏名、およ
びクレジット番号などを基にパーソナルコンピュータ1
の使用者の登録を行うとともに、パーソナルコンピュー
タ1に、所定の数の認証用鍵(例えば、EMDサーバ4
−1乃至4−3との相互認証に使用する)を送信する。
【0247】ステップS16において、表示操作指示プ
ログラム112は、EMD登録サーバ3から送信された
所定の数の認証用鍵を受信する。ステップS17におい
て、EMD登録サーバ3は、パーソナルコンピュータ1
に、EMD選択プログラム131を送信する。ステップ
S18において、表示操作指示プログラム112は、E
MD登録サーバ3から送信されたEMD選択プログラム
131を受信する。
【0248】ステップS19において、表示操作指示プ
ログラム112は、受信したEMD選択プログラム13
1をコンテンツ管理プログラム111に供給する。ステ
ップS20において、コンテンツ管理プログラム111
は、EMD選択プログラム131を起動させて、処理は
終了する。
【0249】ステップS14において、コンテンツ管理
プログラム111のIDが正当でないと判定された場
合、ステップS21に進み、EMD登録サーバ3は、登
録を行わずに、パーソナルコンピュータ1に所定のエラ
ーメッセージを送信する。ステップS22において、表
示操作指示プログラム112は、EMD登録サーバ3が
送信したエラーメッセージを受信する。
【0250】ステップS23において、表示操作指示プ
ログラム112は、受信したエラーメッセージを表示し
て、処理は終了する。
【0251】このように、パーソナルコンピュータ1
は、最初に表示操作指示プログラム112を起動したと
き、例えば、EMDサーバ4−1乃至4−3との相互認
証に使用する認証鍵、およびEMD選択プログラム13
1を取得する。
【0252】次に、図43に示すフローチャートを参照
して、録音プログラム113による、CDからの録音の
処理について説明する。ステップS41において、録音
プログラム113は、ドライブ22を動作させ、ドライ
ブ22に装着されているCDに記録されているコンテン
ツに対応するデータ(コンテンツの数、または録音時間
など)を読み出し、所定のウィンドウに、CDに記録さ
れているコンテンツのリストを表示させる。
【0253】ステップS42において、録音プログラム
113は、CDに対応する情報を取得するボタン384
がクリックされたか否かを判定し、CDに対応する情報
を取得するボタン384がクリックされたと判定された
場合、ステップS43に進み、CDに対応する情報の取
得処理を実行する。CDに対応する情報の取得処理の詳
細は、図44のフローチャートを参照して、後述する。
【0254】ステップS44において、録音プログラム
113は、所定のウィンドウに、ステップS43の処理
で取得したCDに対応する情報を表示する。
【0255】ステップS42において、CDに対応する
情報を取得するボタン384がクリックされていないと
判定された場合、CDに対応する情報を取得する必要が
ないので、ステップS43およびステップS44はスキ
ップされ、手続きは、ステップS45に進む。
【0256】ステップS45において、録音プログラム
113は、CDに記録されているコンテンツの録音の開
始を指示するボタン386がクリックされたか否かを判
定し、ボタン386がクリックされていないと判定され
た場合、ステップS45に戻り、ボタン386がクリッ
クがクリックされるまで、判定の処理を繰り返す。
【0257】ステップS45において、ボタン386が
クリックされたと判定された場合、ステップS46に進
み、録音プログラム113は、フィールド383に曲名
に対応して設定されたチェックを基にして、CDに記録
されているいずれのコンテンツを録音するかを示すコン
テンツ選択情報を取得する。ステップS47において、
録音プログラム113は、コンテンツ選択情報を基に、
選択されているコンテンツをCDから読み出す。
【0258】ステップS48において、録音プログラム
113は、コンテンツ管理プログラム111の圧縮方式
変換プログラム134に、CDから読み出したコンテン
ツを例えば、ATRAC3などの所定の方式で圧縮させる。ス
テップS49において、録音プログラム113は、コン
テンツ管理プログラム111の暗号化プログラム135
に、例えば、DESなどの所定の暗号方式で、圧縮したコ
ンテンツを暗号化させる。
【0259】ステップS50において、録音プログラム
113は、圧縮して暗号化したコンテンツをコンテンツ
データベース114に格納させる。ステップS51にお
いて、録音プログラム113は、コンテンツデータベー
ス114に格納したコンテンツに対応する利用条件のデ
ータを生成して、コンテンツデータベース114に、生
成した利用条件のデータを利用条件ファイル162(コ
ンテンツデータベース114に格納したコンテンツに対
応付けられている)に格納させる。ステップS52にお
いて、録音プログラム113は、生成した利用条件のデ
ータまたはCDに対応する情報に基づき、表示データフ
ァイル182を更新する。
【0260】ステップS53において、録音プログラム
113は、CDから読み出したコンテンツをポータブル
デバイス6−1乃至6−3のいずれかにチェックアウト
させる(自動チェックアウト)か否かの設定を行うボタ
ン385がアクティブであるか否かを判定し、ボタン3
85がアクティブであると判定された場合、ステップS
54に進み、表示操作指示プログラム112を起動させ
る。
【0261】ステップS55において、録音プログラム
113は、表示操作指示プログラム112に、コンテン
ツデータベース114に格納したコンテンツをポータブ
ルデバイス6−1乃至6−3のいずれかにチェックアウ
トさせて、処理は終了する。
【0262】ステップS53において、ボタン385が
アクティブでないと判定された場合、チェックアウトす
る必要がないので、ステップS54およびステップS5
5の処理はスキップされ、処理は終了する。
【0263】このように、ボタン385をアクティブと
して、CDからの録音の処理を実行させれば、パーソナ
ルコンピュータ1は、CDから読み出したコンテンツを
コンテンツデータベース114に格納するとともに、自
動的にポータブルデバイス6−1乃至6−3のいずれか
にチェックアウトする。
【0264】なお、同様に、チェックボタン334がチ
ェックされている場合、EMDサーバ4−1乃至4−3
からコンテンツを受信したとき、表示操作指示プログラ
ム112は、受信したコンテンツをコンテンツデータベ
ース114に格納するとともに、コンテンツ管理プログ
ラム111に、ポータブルデバイス6−1乃至6−3の
いずれかにチェックアウトさせる。
【0265】次に、図43のステップS43に対応す
る、録音プログラム113によるCDに対応する情報の
取得処理について、図44のフローチャートを参照して
説明する。
【0266】ステップS71において、録音プログラム
113は、所定のディレクトリ(例えば、ダイアログ4
61のフィールド404で指定される、HDD21のデ
ィレクトリ)に記録されている情報を検索する。
【0267】ステップS72において、録音プログラム
113は、ドライブ22に装着されているCDに記録さ
れているコンテンツに対応するデータ(例えば、曲数、
または演奏時間など)を基に、所定のディレクトリにC
Dに対応する情報が記録されているか否かを判定し、所
定のディレクトリにCDに対応する情報が記録されてい
ないと判定された場合、ステップS73に進み、フィー
ルド401に設定された文字列を基に、CDNEWが選
択されているか否かを判定する。
【0268】ステップS73において、CDNEWが選
択されていると判定された場合、ステップS74に進
み、録音プログラム113は、ネットワーク2を介し
て、CDNEWに対応するサーバ(例えば、WWWサー
バ5−2)に接続する。ステップS75において、録音
プログラム113は、検索キーワードを入力するための
画面(例えば、図22に示すダイアログボックス)をデ
ィスプレイ20に表示させる。ステップS76におい
て、録音プログラム113は、画面を基に入力された、
アルバム名、アーティスト名、曲名、または商品番号な
どの検索キーワードをCDNEWに対応するサーバに送
信する。
【0269】ステップS77において、録音プログラム
113は、CDNEWに対応するサーバからCDに対応
する情報を受信する。
【0270】ステップS78において、録音プログラム
113は、CDに対応する情報をコンテンツに対応づけ
て、処理は終了する。
【0271】ステップS73において、CDNEWが選
択されていないと判定された場合、すなわち、CDDB
が選択されているので、ステップS79に進み、録音プ
ログラム113は、ネットワーク2を介して、フィール
ド402に設定されているCDDB第1サイトのURL
およびフィールド403に設定されているCDDB第2
サイトのURLを基に、CDDBに対応するサーバ(例
えば、WWWサーバ5−1)に接続する。ステップS8
0において、録音プログラム113は、CDに記録され
ているコンテンツの演奏時間に対応するデータをCDD
Bに対応するサーバに送信する。
【0272】ステップS81において、録音プログラム
113は、CDDBに対応するサーバから、CDに対応
する情報を受信する。
【0273】ステップS82において、録音プログラム
113は、CDDBに対応するサーバから受信したCD
に対応するデータに2つ以上の候補があるか否かを判定
し、2つ以上の候補があると判定された場合、ステップ
S83に進み、使用者にいずれかのCDの情報を利用す
るかを選択させるダイアログボックスを表示する。
【0274】ステップS84において、録音プログラム
113は、ダイアログボックスへの入力を基に、いずれ
かの候補を選択して、ステップS78に進み、CDに対
応する情報をコンテンツに対応づけて、処理は終了す
る。
【0275】ステップS82において、2つ以上の候補
がないと判定された場合、手続きは、ステップS78に
進み、録音プログラム113は、CDDBに対応するサ
ーバから受信したCDに対応する情報をコンテンツに対
応づけて、処理は終了する。
【0276】ステップS72において、所定のディレク
トリにCDに対応する情報が記録されていると判定され
た場合、ステップS85に進み、録音プログラム113
は、記録されているCDに対応する情報を読み出し、ス
テップS78に進み、読み出したCDに対応する情報を
コンテンツに対応づけて、処理は終了する。
【0277】以上のように、録音プログラム113は、
検索の手続きの異なる2以上のサーバのいずれかから、
CDに対応する情報を取得する。また、録音プログラム
113は、過去にCDに対応する情報を取得して記録し
ている場合、その記録している情報を利用する。
【0278】次に、例えば、ボタン437がクリックさ
れたときに実行される、表示操作指示プログラム112
による、フィルタリングパッケージの生成の処理につい
て、図45のフローチャートを参照して説明する。ステ
ップS101において、表示操作指示プログラム112
は、フィルタリングデータファイル181に格納されて
いる最初のフィルタリングデータ551、例えば、フィ
ルタリングデータ551−1を選択する。
【0279】ステップS102において、表示操作指示
プログラム112は、表示データファイル182に格納
されているデータ、および履歴データファイル184に
格納されている履歴データ、またはそのいずれか、およ
び選択されたフィルタリングデータ551を基に、コン
テンツに対する重みを算出する。
【0280】ステップS103において、表示操作指示
プログラム112は、ステップS102の処理で算出し
たコンテンツに対する重みを基に、選択されているフィ
ルタリングデータ551に対応するフィルタリングパッ
ケージに属するコンテンツを選択する。
【0281】ステップS104において、表示操作指示
プログラム112は、ステップS103で選択されたコ
ンテンツを、選択されているフィルタリングデータ55
1に対応するフィルタリングパッケージに登録する。す
なわち、表示操作指示プログラム112は、選択された
フィルタリングデータ551に対応するフィルタリング
パッケージに対応するパッケージ用表示データ291に
選択されたコンテンツに対応するコンテンツIDを格納
する。
【0282】ステップS105において、表示操作指示
プログラム112は、フィルタリングデータファイル1
81に格納されている全てのフィルタリングデータ55
1に対応するフィルタリングパッケージにコンテンツを
登録したか否かを判定し、全てのフィルタリングデータ
551に対応するフィルタリングパッケージにコンテン
ツを登録していないと判定された場合、ステップS10
7に進み、フィルタリングデータファイル181に格納
されている次のフィルタリングデータ551を選択し
て、ステップS102に戻り、コンテンツの登録の処理
を繰り返す。
【0283】ステップS105において、全てのフィル
タリングデータ551に対応するフィルタリングパッケ
ージにコンテンツを登録したと判定された場合、処理は
終了する。
【0284】このように、表示操作指示プログラム11
2は、表示データファイル182に格納されているデー
タ、および履歴データファイル184に格納されている
履歴データ、またはそのいずれか、および選択されたフ
ィルタリングデータ551を基に、コンテンツを選択し
て、選択したコンテンツをフィルタリングパッケージに
登録する。
【0285】次に、例えば、表示操作指示ウィンドウに
フィールド481を表示させたとき、操作指示プログラ
ム112およびコンテンツ管理プログラム111が実行
する、チェックアウトまたはチェックインの処理につい
て、図46のフローチャートを参照して説明する。
【0286】ステップS121において、表示操作指示
プログラム112は、表示データファイル182からコ
ンテンツに対応するチェックアウト可能回数を読み出
す。ステップS112において、表示操作指示プログラ
ム112は、ステップS121で読み出したチェックア
ウト可能回数を表示する。
【0287】ステップS123において、表示操作指示
プログラム112は、チェックアウトを設定するボタン
491またはチェックインを設定するボタン492がク
リックされたか否かを判定し、チェックアウトを設定す
るボタン491またはチェックインを設定するボタン4
92がクリックされたと判定された場合、ステップS1
24に進み、フィールド352で選択された曲名に対応
するコンテンツのチェックアウト、またはフィールド4
81で選択された曲名に対応するコンテンツのチェック
インを設定する。
【0288】ステップS125において、表示操作指示
プログラム112は、ステップS124で実行したフィ
ールド352で選択された曲名に対応するコンテンツの
チェックアウト、またはフィールド481で選択された
曲名に対応するコンテンツのチェックインの設定に対応
して、表示データファイル182のコンテンツ用表示デ
ータ221のチェックアウト可能回数を更新して、ステ
ップS121に戻り、処理を繰り返す。
【0289】ステップS123において、チェックアウ
トを設定するボタン491およびチェックインを設定す
るボタン492がいずれもクリックされていないと判定
された場合、ステップS126に進み、表示操作指示プ
ログラム112は、チェックインまたはチェックアウト
を実行させるボタン484がクリックされたか否かを判
定する。
【0290】ステップS126において、ボタン484
がクリックされたと判定された場合、ステップS127
に進み、表示操作指示プログラム112は、コンテンツ
のチェックアウト、またはコンテンツのチェックインの
設定に対応して、コンテンツ管理プログラム111のチ
ェックイン/チェックアウト管理プログラム132に、
チェックアウト、またはチェックインを実行させる。チ
ェックイン/チェックアウト管理プログラム132は、
利用条件ファイル162に格納されている利用条件のデ
ータを基に、コンテンツ毎に、チェックアウト、または
チェックインの実行が可能であるか否かを判定し、チェ
ックアウト、またはチェックインの実行が可能であると
判定された場合、チェックアウト、またはチェックイン
を実行する。
【0291】チェックアウト、またはチェックインの実
行が可能でないと判定された場合、チェックイン/チェ
ックアウト管理プログラム132は、チェックアウト、
またはチェックインを実行しない。
【0292】ステップS128において、表示操作指示
プログラム112は、コンテンツのチェックアウト、ま
たはコンテンツのチェックインの実行に対応して、コン
テンツ管理プログラム111のチェックイン/チェック
アウト管理プログラム132に、コンテンツデータベー
ス114の利用条件ファイル162(チェックアウト、
またはチェックインされたコンテンツに対応する)に格
納されている利用条件のデータのチェックアウト可能回
数を更新させる。
【0293】ステップS129において、表示操作指示
プログラム112は、チェックイン/チェックアウト管
理プログラム132に、チェックアウト、またはチェッ
クインされたコンテンツに対応する利用条件ファイル1
62に格納されている利用条件のデータからチェックア
ウト可能回数を読み出す。
【0294】ステップS130において、表示操作指示
プログラム112は、履歴データファイル184に格納
されている履歴データを更新するとともに、ステップS
129の処理で読み出したチェックアウト可能回数を基
に、表示データファイル182のコンテンツ用表示デー
タ221を更新して、ステップS121に戻り、処理を
繰り返す。
【0295】ステップS126において、ボタン484
がクリックされていないと判定された場合、チェックア
ウト、またはチェックインを実行しないので、ステップ
S121に戻り、処理を繰り返す。
【0296】このように、表示操作指示プログラム11
2は、チェックアウトまたはチェックインの設定に対応
して表示を変更するとともに、チェックアウトまたはチ
ェックインの設定を基に、コンテンツ管理プログラム1
11にチェックアウトまたはチェックインを実行させ
る。
【0297】次に、フィールド348に所定の画像がド
ラッグアンドドロップされたとき表示操作指示プログラ
ム112により実行される、画像の貼り付けの処理を図
47のフローチャートを参照して説明する。ステップS
151において、表示操作指示プログラム112は、パ
ッケージが選択されているか否かを判定し、パッケージ
が選択されていると判定された場合、ステップS152
に進み、ドラッグアンドドロップされた画像を所定のサ
イズに変換して、方式を変換して、減色する。
【0298】ステップS153において、表示操作指示
プログラム112は、ステップ152の処理で変換して
減色された画像を画像ファイル183に格納する。
【0299】ステップS154において、表示操作指示
プログラム112は、コンテンツが選択されているか否
かを判定し、コンテンツが選択されていないと判定され
た場合、ステップS155に進み、画像ファイル183
と選択されているパッケージとを関連づけて(すなわ
ち、記録された画像ファイル183の名称を、パッケー
ジに対応するパッケージ用表示データ211、パッケー
ジ用表示データ251、またはパッケージ用表示データ
291のいずれかの画像ファイル名を示すデータとして
記録する)、処理は終了する。
【0300】ステップS154において、コンテンツが
選択されていると判定された場合、ステップS156に
進み、表示操作指示プログラム112は、画像ファイル
183と選択されているコンテンツとを関連づけて(す
なわち、記録された画像ファイル183の名称を、コン
テンツに対応するコンテンツ用表示データ221の画像
ファイル名を示すデータとして記録する)、処理は終了
する。
【0301】ステップS151において、パッケージが
選択されていないと判定された場合、画像を対応づける
対象が無いので、ステップS157に進み、表示操作指
示プログラム112は、所定のエラーメッセージを表示
して、処理は終了する。
【0302】このように、表示操作指示プログラム11
2は、ドラックアンドドロップされた画像をパッケージ
またはコンテンツに貼り付ける(画像とパッケージまた
はコンテンツとを関係付ける)ことができる。
【0303】次に、表示操作指示プログラム112によ
り実行される、画像の表示の処理を図48のフローチャ
ートを参照して説明する。ステップS181において、
表示操作指示プログラム112は、コンテンツが再生さ
れているか否かを判定し、コンテンツが再生されていな
いと判定された場合、ステップS182に進み、パッケ
ージが選択されているか否かを判定する。
【0304】ステップS182において、パッケージが
選択されていないと判定された場合、ステップS183
に進み、表示操作指示プログラム112は、フィールド
348に予め定めた画像(例えば、表示操作指示プログ
ラム112の提供者を示す画像)を表示して、ステップ
S181に戻り、表示の処理を繰り返す。
【0305】ステップS182において、パッケージが
選択されていると判定された場合、ステップS184に
進み、表示操作指示プログラム112は、コンテンツが
選択されているか否かを判定する。
【0306】ステップS184において、コンテンツが
選択されていないと判定された場合、ステップS185
に進み、表示操作指示プログラム112は、選択されて
いるパッケージに関連づけらけている画像をフィールド
348に表示して(パッケージ用表示データ211に格
納されている画像ファイル名を示すデータを参照して、
所定の画像ファイル183−1乃至183−Kのいずれ
かに格納されている画像データを読み出して、その画像
データに対応する画像をフィールド348に表示す
る)、ステップS181に戻り、表示の処理を繰り返
す。
【0307】ステップS184において、コンテンツが
選択されていると判定された場合、ステップS186に
進み、表示操作指示プログラム112は、選択されてい
るコンテンツに関連づけられた画像があるか否かを判定
する。
【0308】ステップS186において、選択されてい
るコンテンツに関連づけられた画像があると判定された
場合、ステップS187に進み、表示操作指示プログラ
ム112は、選択されているコンテンツに関連づけらけ
ている画像をフィールド348に表示して(選択されて
いるコンテンツに対応するコンテンツ用表示データ22
1に格納されている画像ファイル名を示すデータを参照
して、所定の画像ファイル183−1乃至183−Kの
いずれかに格納されている画像データを読み出して、そ
の画像データに対応する画像をフィールド348に表示
する)、ステップS181に戻り、表示の処理を繰り返
す。
【0309】ステップS186において、選択されてい
るコンテンツに関連づけられた画像がないと判定された
場合、ステップS188に進み、表示操作指示プログラ
ム112は、選択されているコンテンツが属するパッケ
ージに関連づけらけている画像をフィールド348に表
示して、ステップS181に戻り、表示の処理を繰り返
す。
【0310】ステップS181において、コンテンツが
再生されていると判定された場合、ステップS189に
進み、表示操作指示プログラム112は、各周波数帯域
に対応する音声の信号レベルの表示が設定されているか
否かを判定し、各周波数帯域に対応する音声の信号レベ
ルの表示が設定されていると判定された場合、ステップ
S190に進み、フィールド348に各周波数帯域に対
応する音声の信号レベルを表示して、ステップS181
に戻り、表示の処理を繰り返す。
【0311】ステップS189において、各周波数帯域
に対応する音声の信号レベルの表示が設定されていない
と判定された場合、ステップS191に進み、表示操作
指示プログラム112は、フィールド348に出力して
いる音声の波形(出力している音声の時間の経過に対応
する信号レベル)を表示して、ステップS181に戻
り、表示の処理を繰り返す。
【0312】このように、表示操作指示プログラム11
2は、パッケージ若しくはコンテンツの選択の状態、ま
たはコンテンツの再生に対応して、フィールド348
に、パッケージに関連づけられた画像、コンテンツに関
連づけられた画像、各周波数帯域に対応する音声の信号
レベル、または出力している音声の波形のいずれかを表
示させる。
【0313】なお、表示操作指示プログラム112は、
使用者の設定により、コンテンツを再生しているとき、
フィールド348に、現在出力している音声のレベルを
示す画像を表示させてもよい。
【0314】また、パーソナルコンピュータ1がコンテ
ンツを圧縮する方式は、例えば、ATRAC3であるとして説
明したが、ATRAC3に限らず、MP3(Moving Picture Expe
rtsGroup 2 Audio Layer 3)、TwinQV(商標)、または
AAC(MPEG2 Advance AudioCoding)などいずれの圧縮方
式でもよい。
【0315】なお、パーソナルコンピュータ1がコンテ
ンツを暗号化する方式は、例えば、DESであるとして説
明したが、DESに限らず、IDEA(International Data En
cription Algorithm)、公開鍵暗号方式であるRAS、ま
たは楕円暗号などいずれの暗号方式でもよい。
【0316】また、コンテンツ管理プログラム111
は、例えば、パーソナルコンピュータ1の内部に独立し
て設けられ、パーソナルコンピュータ1から直接コンテ
ンツ管理プログラム111自身を読み出すことができな
いハードウェア上で実行するようにしてもよい。また、
コンテンツ管理プログラム111を実行するハードウェ
アは、耐タンパー性を有するようにしてもよい。
【0317】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0318】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格
納するプログラム格納媒体は、図2または図3に示すよ
うに、磁気ディスク41若しくは91(フロッピディス
クを含む)、光ディスク42若しくは92(CD-ROM(Com
pact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versat
ile Disc)を含む)、光磁気ディスク43若しくは93
(MD(Mini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモリ4
4若しくは94などよりなるパッケージメディア、また
は、プログラムが一時的若しくは永続的に格納されるRO
M12若しくは62や、HDD21若しくは71などに
より構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの
格納は、必要に応じて通信部25または73などのイン
タフェースを介して、ローカルエリアネットワークまた
はインターネットなどのネットワーク2、デジタル衛星
放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行
われる。
【0319】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0320】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0321】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
3に記載の情報処理方法、および請求項4に記載のプロ
グラム格納媒体によれば、1以上の第1の情報提供装置
との相互認証の処理に使用する1以上の認証鍵の送信が
第2の情報提供装置に1度に要求されるとともに、第2
の情報提供装置から同時に送信されてくる1以上の認証
鍵が受信され、受信した認証鍵を使用して、対応する第
1の情報提供装置と相互認証されるようにしたので、簡
単に複数の情報提供装置から所定のデータを受信するこ
とができるようになる。
【0322】請求項5に記載の情報提供装置、請求項7
に記載の情報提供方法、および請求項8に記載のプログ
ラム格納媒体においては、第2の情報処理装置との通信
の処理を制御する第1のプログラムのIDとともに、第
1の情報処理装置から、1以上の第1の情報処理装置が
第2の情報処理装置との相互認証の処理に使用する認証
鍵の送信の要求が受信され、IDが正当であるか否かが
判定され、IDが正当であると判定された場合、保持し
ている1以上の認証鍵が同時に送信されるようにしたの
で、簡単に複数の情報提供装置から所定のデータを受信
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音楽データ管理システムの一実施
の形態を示す図である。
【図2】パーソナルコンピュータ1の構成を説明する図
である。
【図3】EMD登録サーバ3の構成を説明する図であ
る。
【図4】パーソナルコンピュータ1の機能の構成を説明
するブロック図である。
【図5】利用条件のデータの例を示す図である。
【図6】表示データファイル182に属するオリジナル
パッケージ用表示データ201とコンテンツファイル1
61−1乃至161−Nとの関係の例を説明する図であ
る。
【図7】表示データファイル182の構成例を示す図で
ある。
【図8】マイセレクトパッケージ用表示データ241と
コンテンツファイル161−1乃至161−Nとの関係
を説明する図である。
【図9】フィルタリングパッケージ用表示データ281
とコンテンツファイル161−1乃至161−Nとの関
係を説明する図である。
【図10】EMDの登録の処理を説明する図である。
【図11】登録の処理を実行させる為の画面の例を示す
図である。
【図12】EMD選択プログラム131が表示させる画
面の例を示す図である。
【図13】購入用アプリケーション151が表示させる
画面の例を示す図である。
【図14】購入用ドライバ141が表示させる画面の例
を示す図である。
【図15】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図16】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるウィンドウの例を説明する図である。
【図17】WWWサーバ5−1または5−2のいずれか
の選択を設定するプロパティダイアログボックスを示す
図である。
【図18】WWWサーバ5−1または5−2のいずれか
の選択を設定するプロパティダイアログボックスを示す
図である。
【図19】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるウィンドウの例を説明する図である。
【図20】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるウィンドウの例を説明する図である。
【図21】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるダイアログボックスの例を説明する図であ
る。
【図22】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるダイアログボックスの例を説明する図であ
る。
【図23】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるダイアログボックスの例を説明する図であ
る。
【図24】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるウィンドウの例を説明する図である。
【図25】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるウィンドウの例を説明する図である。
【図26】録音プログラム113がディスプレイ20に
表示させるダイアログボックス461の例を説明する図
である。
【図27】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図28】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図29】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図30】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図31】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図32】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図33】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図34】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図35】フィルタリングパッケージの生成の処理を説
明する図である。
【図36】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図37】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図38】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図39】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図40】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図41】表示操作指示ウィンドウの例を示す図であ
る。
【図42】登録の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図43】CDからの録音の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図44】CDに対応する情報の取得の処理を説明する
フローチャートである。
【図45】フィルタリングパッケージの生成の処理を説
明するフローチャートである。
【図46】チェックアウトまたはチェックインの処理を
説明するフローチャートである。
【図47】画像の貼り付けの処理を説明するフローチャ
ートである。
【図48】画像の表示の処理を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 ネットワーク,
3 EMD登録サーバ, 11 CPU, 12 RO
M, 13 RAM, 21 HDD, 41磁気ディ
スク, 42 光ディスク, 43 光磁気ディスク,
44 半導体メモリ, 61 CPU, 62 RO
M, 63 RAM, 71 HDD, 91 磁気デ
ィスク, 92 光ディスク, 93 光磁気ディス
ク, 94 半導体メモリ, 111 コンテンツ管理
プログラム, 112 表示操作指示プログラム, 1
13 録音プログラム, 114 コンテンツデータベ
ース, 131 EMD選択プログラム, 132 チ
ェックイン/チェックアウト管理プログラム, 133
暗号方式変換プログラム, 134 圧縮方式変換プ
ログラム, 135 暗号化プログラム, 136 利
用条件変換プログラム, 137 署名管理プログラ
ム, 138 認証プログラム, 139 復号プログ
ラム, 140 PD用ドライバ, 141 購入用ド
ライバ, 142 購入用ドライバ, 181 フィル
タリングデータファイル, 182 表示データファイ
ル, 183 画像ファイル, 184 履歴データフ
ァイル,301 認証用鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 清信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 城間 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB06 BC08 CC04 CC08 DE49 FG18 HL08 HL11 5J104 AA01 AA07 AA16 EA04 EA26 KA02 KA04 NA02 NA05 PA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の第1の情報提供装置から所定の
    コンテンツを受信する情報処理装置において、 1以上の前記第1の情報提供装置との相互認証の処理に
    使用する1以上の認証鍵の送信を第2の情報提供装置に
    1度に要求するとともに、前記第2の情報提供装置から
    同時に送信されてくる1以上の前記認証鍵を受信する通
    信手段と、 前記通信手段が受信した前記認証鍵を使用して、対応す
    る前記第1の情報提供装置と相互認証する認証手段とを
    含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、前記第1の情報提供装
    置との通信の処理を制御する第1のプログラムのIDを
    前記第2の情報提供装置に送信するとともに、前記第2
    の情報提供装置から、1以上の前記第1の情報提供装置
    のいずれかを選択する処理を制御する第2のプログラム
    を受信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 1以上の第1の情報提供装置から所定の
    コンテンツを受信する情報処理装置の情報処理方法にお
    いて、 1以上の前記第1の情報提供装置との相互認証の処理に
    使用する1以上の認証鍵の送信を第2の情報提供装置に
    1度に要求するとともに、前記第2の情報提供装置から
    同時に送信されてくる1以上の前記認証鍵を受信する通
    信ステップと、 前記通信ステップの処理で受信した前記認証鍵を使用し
    て、対応する前記第1の情報提供装置と相互認証する認
    証ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 1以上の第1の情報提供装置から所定の
    コンテンツを受信する情報処理装置の情報処理用のプロ
    グラムであって、 1以上の前記第1の情報提供装置との相互認証の処理に
    使用する1以上の認証鍵の送信を第2の情報提供装置に
    1度に要求するとともに、前記第2の情報提供装置から
    同時に送信されてくる1以上の前記認証鍵を受信する通
    信ステップと、 前記通信ステップの処理で受信した前記認証鍵を使用し
    て、対応する前記第1の情報提供装置と相互認証する認
    証ステップとからなることを特徴とするプログラムを情
    報処理装置に実行させるプログラム格納媒体。
  5. 【請求項5】 第1の情報処理装置が第2の情報処理装
    置との相互認証の処理に使用する認証鍵を保持する保持
    手段と、 前記第2の情報処理装置との通信の処理を制御する第1
    のプログラムのIDとともに、前記第1の情報処理装置
    から、1以上の前記第2の情報処理装置との相互認証の
    処理に使用する認証鍵の送信の要求を受信する受信手段
    と、 前記IDが正当であるか否かを判定する判定手段と、 前記IDが正当であると判定された場合、前記保持手段
    が保持している1以上の前記認証鍵を同時に送信する送
    信手段とを含むことを特徴とする情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、1以上の前記第2の情
    報処理装置のいずれかを選択する処理を含む第2のプロ
    グラムをさらに保持し、 前記送信手段は、前記第2のプログラムをさらに送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 第1の情報処理装置が第2の情報処理装
    置との相互認証の処理に使用する認証鍵を保持する情報
    提供装置の情報提供方法において、 前記第2の情報処理装置との通信の処理を制御する第1
    のプログラムのIDとともに、前記第1の情報処理装置
    から、1以上の前記第2の情報処理装置との相互認証の
    処理に使用する認証鍵の送信の要求を受信する受信ステ
    ップと、 前記IDが正当であるか否かを判定する判定ステップ
    と、 前記IDが正当であると判定された場合、保持している
    1以上の前記認証鍵を同時に送信する送信ステップとを
    含むことを特徴とする情報提供方法。
  8. 【請求項8】 第1の情報処理装置が第2の情報処理装
    置との相互認証の処理に使用する認証鍵を保持する情報
    提供装置の情報提供処理用のプログラムであって、 前記第2の情報処理装置との通信の処理を制御する第1
    のプログラムのIDとともに、前記第1の情報処理装置
    から、1以上の前記第2の情報処理装置との相互認証の
    処理に使用する認証鍵の送信の要求を受信する受信ステ
    ップと、 前記IDが正当であるか否かを判定する判定ステップ
    と、 前記IDが正当であると判定された場合、保持している
    1以上の前記認証鍵を同時に送信する送信ステップとか
    らなることを特徴とするプログラムを情報提供装置に実
    行させるプログラム格納媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085384A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Fujitsu Ltd コンテンツ紹介プログラム、コンテンツ配信プログラム、コンテンツ利用プログラムおよびコンテンツ紹介システム
JP2019512144A (ja) * 2016-02-10 2019-05-09 ガラク、ジャスティンGARAK, Justin 限定対話機能を用いたリアルタイムのコンテンツ編集

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