JP2001143668A - 密閉型蓄電池 - Google Patents
密閉型蓄電池Info
- Publication number
- JP2001143668A JP2001143668A JP32339399A JP32339399A JP2001143668A JP 2001143668 A JP2001143668 A JP 2001143668A JP 32339399 A JP32339399 A JP 32339399A JP 32339399 A JP32339399 A JP 32339399A JP 2001143668 A JP2001143668 A JP 2001143668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- current collector
- elastic body
- lid
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、集電体と一体に形成されたボルト
が蓋の開口部から電池外部へ貫通して端子となる構造の
密閉型蓄電池において、端子に取り付けたナットを締め
付けて、蓋の下面と集電体上面の間で弾性体を押圧する
ことによって端子部の気密を保持する密閉型蓄電池にお
いて、容易に気密保持力を所定のレベルに調整すること
のできる密閉型蓄電池を提供することを課題とする。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は、
弾性体の押圧後の厚さを一定にするための突起が蓋開口
部内側に設けられており、前記突起が集電体に当たるこ
とよって弾性体は一定の厚さに保持される。この為、気
密保持力を所定のレベルに保つことができるものである
が蓋の開口部から電池外部へ貫通して端子となる構造の
密閉型蓄電池において、端子に取り付けたナットを締め
付けて、蓋の下面と集電体上面の間で弾性体を押圧する
ことによって端子部の気密を保持する密閉型蓄電池にお
いて、容易に気密保持力を所定のレベルに調整すること
のできる密閉型蓄電池を提供することを課題とする。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は、
弾性体の押圧後の厚さを一定にするための突起が蓋開口
部内側に設けられており、前記突起が集電体に当たるこ
とよって弾性体は一定の厚さに保持される。この為、気
密保持力を所定のレベルに保つことができるものである
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型蓄電池に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】密閉鉛蓄電池の端子部の一般的な構造
は、蓋に一体成形された鉛ブッシングと電池内部の集電
体の一部である鉛のポールがブッシング上部で溶接さ
れ、蓋の開口部がふさがれるとともに、この部分にテー
パ端子やＬ型端子が形成されている。このような端子と
は異なり、集電体に鋳込まれたボルトが蓋の開口部を貫
通して外部に露出し、それ自体がスタッドボルト端子と
なるものがある。この時、蓋と集電体の間にＯ−リング
やゴムパッキンなどの弾性体を配置し、これを挟み込む
ことにより気密を保つ。端子のボルトにナットを締め付
け、蓋と集電体で弾性体を挟み込み押圧するが、気密保
持力を一定に保つには弾性体の押圧幅を一定にする必要
がある。この為、従来から、弾性体の押圧幅を所定の幅
に設定するため、ナットの締め付けトルクの管理などが
必要であった。
は、蓋に一体成形された鉛ブッシングと電池内部の集電
体の一部である鉛のポールがブッシング上部で溶接さ
れ、蓋の開口部がふさがれるとともに、この部分にテー
パ端子やＬ型端子が形成されている。このような端子と
は異なり、集電体に鋳込まれたボルトが蓋の開口部を貫
通して外部に露出し、それ自体がスタッドボルト端子と
なるものがある。この時、蓋と集電体の間にＯ−リング
やゴムパッキンなどの弾性体を配置し、これを挟み込む
ことにより気密を保つ。端子のボルトにナットを締め付
け、蓋と集電体で弾性体を挟み込み押圧するが、気密保
持力を一定に保つには弾性体の押圧幅を一定にする必要
がある。この為、従来から、弾性体の押圧幅を所定の幅
に設定するため、ナットの締め付けトルクの管理などが
必要であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、弾性体の押圧
幅が小さい場合には締め付けトルク測定だけでの管理が
難しく、弾性体の押圧幅にばらつきが生じやすかった。
このため、使用初期に押圧不足による気密不良が発生す
るという問題があった。さらに、押圧しすぎると弾性体
の劣化を早めるため、耐用期間が短くなるという問題も
あった。
幅が小さい場合には締め付けトルク測定だけでの管理が
難しく、弾性体の押圧幅にばらつきが生じやすかった。
このため、使用初期に押圧不足による気密不良が発生す
るという問題があった。さらに、押圧しすぎると弾性体
の劣化を早めるため、耐用期間が短くなるという問題も
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明の密閉型蓄電池では、弾性体受
座を備えた集電体と一体に形成されたボルトが、電槽又
は蓋の開口部から電池外部へ貫通して端子となり、電槽
又は蓋開口部内側の下面と集電体上面の間に配置された
Ｏ−リング状の弾性体を押圧することにより電池内部と
外部との気密を保持する構造を有する電池において、蓋
開口部内側の下面と集電体上面の間に弾性体の押圧後の
厚さを一定にするための部材を介在させたことを特徴と
する。また、請求項２記載の発明の密閉型蓄電池では、
弾性体受座を備えた集電体と一体に形成されたボルト
が、電槽又は蓋の開口部から電池外部へ貫通して端子と
なり、電槽又は蓋開口部内側の下面と集電体上面の間に
配置されたＯ−リング状の弾性体を押圧することにより
電池内部と外部との気密を保持する構造を有する電池に
おいて、弾性体の押圧後の厚さを一定にするための突起
が電槽又は蓋開口部内側又は集電体に設けられたことを
特徴とする。
に、請求項１記載の発明の密閉型蓄電池では、弾性体受
座を備えた集電体と一体に形成されたボルトが、電槽又
は蓋の開口部から電池外部へ貫通して端子となり、電槽
又は蓋開口部内側の下面と集電体上面の間に配置された
Ｏ−リング状の弾性体を押圧することにより電池内部と
外部との気密を保持する構造を有する電池において、蓋
開口部内側の下面と集電体上面の間に弾性体の押圧後の
厚さを一定にするための部材を介在させたことを特徴と
する。また、請求項２記載の発明の密閉型蓄電池では、
弾性体受座を備えた集電体と一体に形成されたボルト
が、電槽又は蓋の開口部から電池外部へ貫通して端子と
なり、電槽又は蓋開口部内側の下面と集電体上面の間に
配置されたＯ−リング状の弾性体を押圧することにより
電池内部と外部との気密を保持する構造を有する電池に
おいて、弾性体の押圧後の厚さを一定にするための突起
が電槽又は蓋開口部内側又は集電体に設けられたことを
特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を説明するが、本発明は以下の説明に限定されるもの
ではない。集電体と一体に形成されたボルトが蓋の開口
部から電池外部へ貫通して端子となる構造の密閉型蓄電
池において、蓋開口部内側の下面と集電体上面の間にＯ
−リング等の弾性体を配置し、前記端子にナットを装着
して蓋を外部から締め付けることによって、前記弾性体
を、蓋開口部内側の下面と集電体上面の間で押圧して電
池内部と外部との気密を保持する時に、弾性体の押圧後
の厚さを一定にするための突起が蓋開口部内側に設けら
れている為、前記突起によって弾性体は一定の厚さに保
持される。この為、気密保持力を所定のレベルに保つこ
とができるものである。
態を説明するが、本発明は以下の説明に限定されるもの
ではない。集電体と一体に形成されたボルトが蓋の開口
部から電池外部へ貫通して端子となる構造の密閉型蓄電
池において、蓋開口部内側の下面と集電体上面の間にＯ
−リング等の弾性体を配置し、前記端子にナットを装着
して蓋を外部から締め付けることによって、前記弾性体
を、蓋開口部内側の下面と集電体上面の間で押圧して電
池内部と外部との気密を保持する時に、弾性体の押圧後
の厚さを一定にするための突起が蓋開口部内側に設けら
れている為、前記突起によって弾性体は一定の厚さに保
持される。この為、気密保持力を所定のレベルに保つこ
とができるものである。
【０００６】なお、上述の突起のかわりに、押圧後の厚
さを一定にするための部材、例えば円柱状や角柱状の樹
脂又は金属を蓋開口部内側の下面と集電体上面の間に介
在させても同様の効果が得られる。
さを一定にするための部材、例えば円柱状や角柱状の樹
脂又は金属を蓋開口部内側の下面と集電体上面の間に介
在させても同様の効果が得られる。
【０００７】
【実施例】本発明をその一実施例を示す図に基づいて説
明する。図１は本発明にかかる密閉鉛蓄電池の端子部の
要部断面図である。溶接され一体となった極板と集電体
１ａが電槽４に挿入されている。集電体には鉄又はステ
ンレス製のボルト１ｂを鉛で鋳込んでおり、ボルトはそ
のねじ部分のみ露出している。蓋は電槽と溶着されてお
り、集電体のボルトのねじ部分は蓋の開口部３ｄから外
部に貫通している。集電体の上面１ｃと蓋下面３ｃの間
には弾性体であるリング状のゴムパッキン３が配置され
ている。集電体の上面および蓋下面はゴムパッキンによ
る気密性を高めるため平滑であることが望まれる。ナッ
ト５でボルトのねじ部分を締め付けることによりゴムパ
ッキンは集電体の上面と蓋下面で押圧され、蓋開口部で
の気密が確保される。集電体の上面と蓋下面の距離は蓋
下面に設けられた突起３ｂで制限され、使用するゴムパ
ッキンが所定の適正な幅に圧縮されるようになってい
る。
明する。図１は本発明にかかる密閉鉛蓄電池の端子部の
要部断面図である。溶接され一体となった極板と集電体
１ａが電槽４に挿入されている。集電体には鉄又はステ
ンレス製のボルト１ｂを鉛で鋳込んでおり、ボルトはそ
のねじ部分のみ露出している。蓋は電槽と溶着されてお
り、集電体のボルトのねじ部分は蓋の開口部３ｄから外
部に貫通している。集電体の上面１ｃと蓋下面３ｃの間
には弾性体であるリング状のゴムパッキン３が配置され
ている。集電体の上面および蓋下面はゴムパッキンによ
る気密性を高めるため平滑であることが望まれる。ナッ
ト５でボルトのねじ部分を締め付けることによりゴムパ
ッキンは集電体の上面と蓋下面で押圧され、蓋開口部で
の気密が確保される。集電体の上面と蓋下面の距離は蓋
下面に設けられた突起３ｂで制限され、使用するゴムパ
ッキンが所定の適正な幅に圧縮されるようになってい
る。
【０００８】なお、本発明は密閉鉛蓄電池に限定される
ものではなく、密閉型蓄電池であれば本発明を適用する
ことができる。
ものではなく、密閉型蓄電池であれば本発明を適用する
ことができる。
【０００９】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明による密閉
型蓄電池では、端子部での気密確保のための弾性体が適
正な幅に圧縮されるため安定して気密を保つことができ
る。
型蓄電池では、端子部での気密確保のための弾性体が適
正な幅に圧縮されるため安定して気密を保つことができ
る。
【図１】 本発明にかかる密閉鉛蓄電池の端子部の要部
断面図
断面図
【符号の説明】 １ａ 集電体 １ｂ ボルト １ｃ 集電体上面 ２ 弾性体 ３ａ 蓋 ３ｂ 蓋下面の突起 ３ｃ 蓋下面 ３ｄ 蓋開口部 ４電槽 ５ナット ６極板
Claims (2)
- 【請求項１】弾性体受座を備えた集電体と一体に形成さ
れたボルトが、電槽又は蓋の開口部から電池外部へ貫通
して端子となり、電槽又は蓋開口部内側の下面と集電体
上面の間に配置されたＯ−リング状の弾性体を押圧する
ことにより電池内部と外部との気密を保持する構造を有
する電池において、蓋開口部内側の下面と集電体上面の
間に弾性体の押圧後の厚さを一定にするための部材を介
在させたことを特徴とする密閉型蓄電池。 - 【請求項２】弾性体受座を備えた集電体と一体に形成さ
れたボルトが、電槽又は蓋の開口部から電池外部へ貫通
して端子となり、電槽又は蓋開口部内側の下面と集電体
上面の間に配置されたＯ−リング状の弾性体を押圧する
ことにより電池内部と外部との気密を保持する構造を有
する電池において、弾性体の押圧後の厚さを一定にする
ための突起が電槽又は蓋開口部内側又は集電体に設けら
れたことを特徴とする密閉型蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32339399A JP2001143668A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 密閉型蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32339399A JP2001143668A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 密閉型蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001143668A true JP2001143668A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18154240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32339399A Pending JP2001143668A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 密閉型蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001143668A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102468472A (zh) * | 2010-11-15 | 2012-05-23 | Sb锂摩托有限公司 | 二次电池 |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32339399A patent/JP2001143668A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102468472A (zh) * | 2010-11-15 | 2012-05-23 | Sb锂摩托有限公司 | 二次电池 |
| KR101285944B1 (ko) | 2010-11-15 | 2013-07-12 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 이차 전지 |
| US8951663B2 (en) | 2010-11-15 | 2015-02-10 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2020063584A1 (zh) | 顶盖组件及其制造方法、顶盖板的制造方法和电池单体 | |
| US7274551B1 (en) | Hermetically sealed electrolytic capacitor | |
| KR950704821A (ko) | 전기화학 셀용 전류 콜렉터 어셈블리(a current collector assembly for an electrochemical cell) | |
| US3964934A (en) | High discharge capability sealed through connector | |
| JP2006324178A (ja) | 二次電池 | |
| US5380603A (en) | Battery terminal seal | |
| JP2002075328A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
| JP2001143668A (ja) | 密閉型蓄電池 | |
| US6602638B1 (en) | Sealing structure for terminal posts of batteries | |
| US406223A (en) | John ellwood lee | |
| US3488227A (en) | Hermetic seal closure for an electrochemical cell | |
| JP2002289156A (ja) | 蓄電池 | |
| JP2001283809A (ja) | 密閉型アルカリ蓄電池 | |
| EP0037121A1 (en) | Improvements in alkaline cells | |
| US3556848A (en) | Hermetically sealed enclosure for battery cells | |
| US2119967A (en) | Electric storage battery | |
| JP2002260624A (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 | |
| JPS5831307Y2 (ja) | 防爆式密閉形電池 | |
| US2877285A (en) | Primary cell construction | |
| US3235411A (en) | Sealing terminal posts in electro-chemical cell covers | |
| JP2002083583A (ja) | 電 池 | |
| JPH06349463A (ja) | 電池容器 | |
| JPS58137958A (ja) | 鉛蓄電池 | |
| US1376627A (en) | Terminal connection | |
| JP2005216492A (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20051213 |