JP2001142662A - 画像記録装置のプロパティ確認方法および記録媒体 - Google Patents
画像記録装置のプロパティ確認方法および記録媒体Info
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- JP2001142662A JP2001142662A JP32016699A JP32016699A JP2001142662A JP 2001142662 A JP2001142662 A JP 2001142662A JP 32016699 A JP32016699 A JP 32016699A JP 32016699 A JP32016699 A JP 32016699A JP 2001142662 A JP2001142662 A JP 2001142662A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像記録装置の多数のプロパティ項目に関する
設定状態の確認および適正化を容易にすることにより、
メーカー側の保守時間の低減とユーザ側の負担の軽減を
図る。 【解決手段】画像記録装置の代表的な不具合内容および
各不具合内容に関連するプロパティ項目ならびに当該不
具合内容に対する該プロパティ項目の推奨設定内容を不
揮発的に記憶しておき、ユーザの指示に応じて、前記代
表的な不具合内容をディスプレイ上に表示してユーザに
不具合内容を選択させる(S11)。この選択された不
具合内容に関連するプロパティ項目およびその推奨設定
内容を、当該プロパティ項目の現在の設定内容と共に、
ディスプレイ上に表示し、または画像記録装置に印刷出
力する(S12〜16)。
設定状態の確認および適正化を容易にすることにより、
メーカー側の保守時間の低減とユーザ側の負担の軽減を
図る。 【解決手段】画像記録装置の代表的な不具合内容および
各不具合内容に関連するプロパティ項目ならびに当該不
具合内容に対する該プロパティ項目の推奨設定内容を不
揮発的に記憶しておき、ユーザの指示に応じて、前記代
表的な不具合内容をディスプレイ上に表示してユーザに
不具合内容を選択させる(S11)。この選択された不
具合内容に関連するプロパティ項目およびその推奨設定
内容を、当該プロパティ項目の現在の設定内容と共に、
ディスプレイ上に表示し、または画像記録装置に印刷出
力する(S12〜16)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータの
出力装置であるプリンタ、プロッタ等の画像記録装置の
プロパティ確認方法に関するものである。
出力装置であるプリンタ、プロッタ等の画像記録装置の
プロパティ確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、コンピュータからプリンタ、プロ
ッタ等の画像記録装置へ印刷出力を行うためには、初期
的に、その画像記録装置に対応したドライバというプロ
グラムを当該コンピュータにインストールする必要があ
る。
ッタ等の画像記録装置へ印刷出力を行うためには、初期
的に、その画像記録装置に対応したドライバというプロ
グラムを当該コンピュータにインストールする必要があ
る。
【0003】ドライバでは、当該画像記録装置の各種の
動作や状態(プロパティ)を設定するための複数の設定
項目が用意されている。近年、画像記録装置のユーザイ
ンターフェースを向上させるため、また、他社との差別
化を図るため、多機能になりプロパティ設定項目(単
に、プロパティ項目ともいう)が多数用意されるように
なってきた。
動作や状態(プロパティ)を設定するための複数の設定
項目が用意されている。近年、画像記録装置のユーザイ
ンターフェースを向上させるため、また、他社との差別
化を図るため、多機能になりプロパティ設定項目(単
に、プロパティ項目ともいう)が多数用意されるように
なってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータから画像
記録装置に画像データを出力したときにユーザが所望し
た印刷出力がなされないような場合、プロパティの設定
に起因する場合が多い。しかし、プロパティ設定項目が
多いためにユーザにとって原因の特定は容易ではない。
記録装置に画像データを出力したときにユーザが所望し
た印刷出力がなされないような場合、プロパティの設定
に起因する場合が多い。しかし、プロパティ設定項目が
多いためにユーザにとって原因の特定は容易ではない。
【0005】そこで、ユーザは画像記録装置のメーカー
のサポート部署に電話で問い合わせる場合もある。この
ような場合、メーカー側の担当者は専門家であり十分な
知識を有するとはいえ、やはりプロパティ項目の個数が
多ければ、ユーザにおけるプロパティの現在の設定内容
の確認だけでも時間を要し、その結果、原因の特定に手
間取る場合がある。特に、ユーザがコンピュータに不慣
れな場合やコンピュータが電話の近くに無い場合もあ
り、このような場合は電話による保守は極めて難しくな
る。
のサポート部署に電話で問い合わせる場合もある。この
ような場合、メーカー側の担当者は専門家であり十分な
知識を有するとはいえ、やはりプロパティ項目の個数が
多ければ、ユーザにおけるプロパティの現在の設定内容
の確認だけでも時間を要し、その結果、原因の特定に手
間取る場合がある。特に、ユーザがコンピュータに不慣
れな場合やコンピュータが電話の近くに無い場合もあ
り、このような場合は電話による保守は極めて難しくな
る。
【0006】また、サポート部署へFAXで現在のプロ
パティ設定項目を送ることも考えられるが、プロパティ
項目の個数が多いので、全プロパティ項目は何枚もの画
面に亘り、これらを一つ一つ画像記録装置に出力するの
は手数がかかるとともに、コンピュータに不慣れなユー
ザには困難な作業でもある。
パティ設定項目を送ることも考えられるが、プロパティ
項目の個数が多いので、全プロパティ項目は何枚もの画
面に亘り、これらを一つ一つ画像記録装置に出力するの
は手数がかかるとともに、コンピュータに不慣れなユー
ザには困難な作業でもある。
【0007】そこで、本発明は、画像記録装置の多数の
プロパティ項目に関する設定状態の確認および適正化を
容易にすることにより、メーカー側の保守時間の低減と
ユーザ側の負担の軽減を図ることができる画像記録装置
のプロパティ確認方法を提供することを目的とする。
プロパティ項目に関する設定状態の確認および適正化を
容易にすることにより、メーカー側の保守時間の低減と
ユーザ側の負担の軽減を図ることができる画像記録装置
のプロパティ確認方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像記録装
置のプロパティ確認方法は、画像記録装置に接続される
コンピュータにおける、画像記録装置のプロパティ確認
方法であって、画像記録装置の代表的な不具合内容およ
び各不具合内容に関連するプロパティ項目ならびに当該
不具合内容に対する該プロパティ項目の推奨設定内容を
不揮発的に記憶しておくステップと、ユーザの指示に応
じて、前記代表的な不具合内容をディスプレイ上に表示
してユーザに不具合内容を選択させるステップと、少な
くとも、選択された不具合内容に関連するプロパティ項
目およびその推奨設定内容を、当該プロパティ項目の現
在の設定内容と共に、前記ディスプレイ上に表示し、ま
たは前記画像記録装置に印刷出力するステップとを備え
たことを特徴とする。
置のプロパティ確認方法は、画像記録装置に接続される
コンピュータにおける、画像記録装置のプロパティ確認
方法であって、画像記録装置の代表的な不具合内容およ
び各不具合内容に関連するプロパティ項目ならびに当該
不具合内容に対する該プロパティ項目の推奨設定内容を
不揮発的に記憶しておくステップと、ユーザの指示に応
じて、前記代表的な不具合内容をディスプレイ上に表示
してユーザに不具合内容を選択させるステップと、少な
くとも、選択された不具合内容に関連するプロパティ項
目およびその推奨設定内容を、当該プロパティ項目の現
在の設定内容と共に、前記ディスプレイ上に表示し、ま
たは前記画像記録装置に印刷出力するステップとを備え
たことを特徴とする。
【0009】これによって、ユーザは表示または印刷出
力された内容に基づいて、プロパティ設定を変更するこ
とにより、比較的容易に不具合を解消することができ
る。また、ユーザが自身で不具合を解消できない場合で
も、出力された情報を電話、FAX等を介してサポート
担当者に伝えることにより、メーカー側の保守時間の低
減とユーザ側の負担の軽減を図ることが可能となる。
力された内容に基づいて、プロパティ設定を変更するこ
とにより、比較的容易に不具合を解消することができ
る。また、ユーザが自身で不具合を解消できない場合で
も、出力された情報を電話、FAX等を介してサポート
担当者に伝えることにより、メーカー側の保守時間の低
減とユーザ側の負担の軽減を図ることが可能となる。
【0010】好ましくは、前記推奨設定内容と前記現在
の設定内容とを互いに区別してユーザが認識可能な態様
で表示または印刷出力する。これにより、ユーザまたは
サポート担当者は、現在の設定内容が推奨設定内容と一
致しているか否かを即座に認識することができる。
の設定内容とを互いに区別してユーザが認識可能な態様
で表示または印刷出力する。これにより、ユーザまたは
サポート担当者は、現在の設定内容が推奨設定内容と一
致しているか否かを即座に認識することができる。
【0011】前記表示と印刷出力とをユーザに選択させ
るステップを有してもよい。また、印刷出力時には、全
プロパティ項目を一覧リストとして印刷出力することが
好ましい。
るステップを有してもよい。また、印刷出力時には、全
プロパティ項目を一覧リストとして印刷出力することが
好ましい。
【0012】本発明は、画像記録装置のプロパティ確認
方法の他、その方法を実現するためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体をも含むもの
である。
方法の他、その方法を実現するためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体をも含むもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、多数のプロパティ項目を有する大
型インクジェット記録装置のドライバに関するプロパテ
ィ設定画面の例を示す。ここでは、Windows(商
標)をオペレーティングシステム(OS)とするコンピ
ュータにインストールされるプリンタドライバを例とす
るが、本発明は他のOSのドライバについても適用可能
である。図1の例では、多数のプロパティ項目を複数の
グループに分割して、別々のタブ(「情報」「詳細」
「共有」「メイン」「用紙」「印刷制御」)で選択して
表示できるようになっている。各プロパティ項目には複
数個の設定項目がある。例えば、図の例では印刷対象に
応じた印刷品質を得るための「オートパレット」という
プロパティ項目について、「ワープロ」「表計算」
「絵」「写真」「写真フィルム」等の選択項目が示され
ている。ユーザは、印刷対象に応じてこれらの選択項目
のなかの一つを選択する必要がある。
型インクジェット記録装置のドライバに関するプロパテ
ィ設定画面の例を示す。ここでは、Windows(商
標)をオペレーティングシステム(OS)とするコンピ
ュータにインストールされるプリンタドライバを例とす
るが、本発明は他のOSのドライバについても適用可能
である。図1の例では、多数のプロパティ項目を複数の
グループに分割して、別々のタブ(「情報」「詳細」
「共有」「メイン」「用紙」「印刷制御」)で選択して
表示できるようになっている。各プロパティ項目には複
数個の設定項目がある。例えば、図の例では印刷対象に
応じた印刷品質を得るための「オートパレット」という
プロパティ項目について、「ワープロ」「表計算」
「絵」「写真」「写真フィルム」等の選択項目が示され
ている。ユーザは、印刷対象に応じてこれらの選択項目
のなかの一つを選択する必要がある。
【0015】図2は、本実施の形態において印刷対象の
文書を扱うコンピュータ10と、このコンピュータ10
に接続され、コンピュータ10から与えられた文書を印
刷する画像記録装置30とを示すブロック図である。コ
ンピュータ10は、コンピュータ全体を制御するCPU
11、プログラムやデータを不揮発的に記憶する読み出
し専用メモリであるROM12、プログラムやデータを
一時記憶するメモリであるRAM13、磁気ディスクの
ような、不揮発的にプログラムやデータを記憶する大容
量の外部記憶装置14、データを表示するディスプレイ
装置17、FDやCD−ROMドライブのような可搬性
記録媒体の再生装置18、画像記録装置30と接続する
ためのプリンタインタフェース部19、インターネット
等を介して外部のコンピュータと通信するための通信イ
ンタフェース部20を有する。
文書を扱うコンピュータ10と、このコンピュータ10
に接続され、コンピュータ10から与えられた文書を印
刷する画像記録装置30とを示すブロック図である。コ
ンピュータ10は、コンピュータ全体を制御するCPU
11、プログラムやデータを不揮発的に記憶する読み出
し専用メモリであるROM12、プログラムやデータを
一時記憶するメモリであるRAM13、磁気ディスクの
ような、不揮発的にプログラムやデータを記憶する大容
量の外部記憶装置14、データを表示するディスプレイ
装置17、FDやCD−ROMドライブのような可搬性
記録媒体の再生装置18、画像記録装置30と接続する
ためのプリンタインタフェース部19、インターネット
等を介して外部のコンピュータと通信するための通信イ
ンタフェース部20を有する。
【0016】本実施の形態に係るプリンタドライバ15
は、外部記憶装置14にインストールされ、CPU11
の制御に利用される。外部記憶装置14内のプリンタド
ライバ15は、必要時にRAM13内に読み込まれ、R
AM13上で利用される。また、外部記憶装置14には
後述するテーブル16が形成され、必要に応じてCPU
11により読み出される。
は、外部記憶装置14にインストールされ、CPU11
の制御に利用される。外部記憶装置14内のプリンタド
ライバ15は、必要時にRAM13内に読み込まれ、R
AM13上で利用される。また、外部記憶装置14には
後述するテーブル16が形成され、必要に応じてCPU
11により読み出される。
【0017】コンピュータ10のプリンタインタフェー
ス部19は、画像記録装置30のインタフェース部31
と接続され、コンピュータ10から印刷対象の文書(画
像データ)が両インタフェース部19,31を介して画
像記憶装置30へ転送される。画像記録装置30の他の
内部構成は、ここでは、特に重要ではないので図示省略
してある。
ス部19は、画像記録装置30のインタフェース部31
と接続され、コンピュータ10から印刷対象の文書(画
像データ)が両インタフェース部19,31を介して画
像記憶装置30へ転送される。画像記録装置30の他の
内部構成は、ここでは、特に重要ではないので図示省略
してある。
【0018】図3に、前述したテーブル16の構成例を
示す。このテーブル16は、複数の代表的な不具合内容
161の各々に対して、その不具合に関連する1個以上
のプロパティ項目162を対応付け、さらに、当該不具
合内容に対するその各プロパティ項目162の推奨設定
内容163を対応付けてある。このテーブル16は、初
期的には、ドライバ15とともにインストールされるも
のであるが、その後、内容を追加したり変更した場合
に、テーブル16のみを(またはドライバ15ととも
に)バージョンアップすることができる。このバージョ
ンアップは、前記可搬性記録媒体を利用して、あるい
は、通信インタフェース20を介してインターネット経
由でインストールすることも可能である。
示す。このテーブル16は、複数の代表的な不具合内容
161の各々に対して、その不具合に関連する1個以上
のプロパティ項目162を対応付け、さらに、当該不具
合内容に対するその各プロパティ項目162の推奨設定
内容163を対応付けてある。このテーブル16は、初
期的には、ドライバ15とともにインストールされるも
のであるが、その後、内容を追加したり変更した場合
に、テーブル16のみを(またはドライバ15ととも
に)バージョンアップすることができる。このバージョ
ンアップは、前記可搬性記録媒体を利用して、あるい
は、通信インタフェース20を介してインターネット経
由でインストールすることも可能である。
【0019】図4は、本実施の形態における、プリンタ
ドライバ15関連のヘルプまたはオプション処理の概略
を表したフローチャートである。
ドライバ15関連のヘルプまたはオプション処理の概略
を表したフローチャートである。
【0020】コンピュータ10において、この処理が起
動されると、まず、図5に示すように代表的な不具合内
容のリストをディスプレイ装置17上に表示し、該当す
る不具合を選択させる(S11)。代表的な不具合内容
は、テーブル16の不具合内容161から分かる。次
に、この選択された不具合内容に対応するテーブル内容
である関連するプロパティ項目162およびその推奨設
定内容163を読み出す(S12)。
動されると、まず、図5に示すように代表的な不具合内
容のリストをディスプレイ装置17上に表示し、該当す
る不具合を選択させる(S11)。代表的な不具合内容
は、テーブル16の不具合内容161から分かる。次
に、この選択された不具合内容に対応するテーブル内容
である関連するプロパティ項目162およびその推奨設
定内容163を読み出す(S12)。
【0021】そこで、ユーザに対して、全プロパティ項
目の出力を表示画面で行うか、印刷で行うかを選択させ
る(S13)。
目の出力を表示画面で行うか、印刷で行うかを選択させ
る(S13)。
【0022】表示が指示された場合には、ディスプレイ
装置17上に、図6に示すように、当該不具合に関連す
るプロパティ項目を表示するとともに、推奨される設定
内容を表示する(S14)。関連するプロパティ項目が
複数ある場合には、該当する可能性の高いプロパティ項
目から順に表示するようにしてもよい。これは、多くの
関連するプロパティ項目が存在し、一度にそれらの全プ
ロパティ項目が表示枠内に入りきらない場合に有効であ
る。
装置17上に、図6に示すように、当該不具合に関連す
るプロパティ項目を表示するとともに、推奨される設定
内容を表示する(S14)。関連するプロパティ項目が
複数ある場合には、該当する可能性の高いプロパティ項
目から順に表示するようにしてもよい。これは、多くの
関連するプロパティ項目が存在し、一度にそれらの全プ
ロパティ項目が表示枠内に入りきらない場合に有効であ
る。
【0023】印刷が指示された場合、所定の用紙サイズ
に全プロパティ項目を印刷するとともに、現在の設定内
容と、当該不具合に対して推奨される設定内容とを、印
刷出力するための印刷コマンドデータを生成する(S1
5)。各プロパティ項目の現在の設定内容は、外部記憶
装置14に不揮発的に保持され設定変更毎に更新されて
いる。このようにして生成された印刷コマンドデータを
画像記録装置30へ転送して、印刷させる(S16)。
に全プロパティ項目を印刷するとともに、現在の設定内
容と、当該不具合に対して推奨される設定内容とを、印
刷出力するための印刷コマンドデータを生成する(S1
5)。各プロパティ項目の現在の設定内容は、外部記憶
装置14に不揮発的に保持され設定変更毎に更新されて
いる。このようにして生成された印刷コマンドデータを
画像記録装置30へ転送して、印刷させる(S16)。
【0024】図7に、全プロパティ項目一覧リスト70
の印刷出力例を示す。この図は、図1に示した例と対応
しており、(1)〜(6)の大項目が図1内の6個のタ
ブに対応し、各大項目の中にさらに中または小項目が存
在している。ここでは小項目に該当する各プロパティ項
目において、現在設定されている内容(選択肢や数値
等)が枠線により識別出力されている。本例ではラスタ
データで出力しているが、ラスタデータが扱えないよう
なペンプロッタ等ではドライバ15内でベクトルデータ
を生成しそれを出力してもよい。
の印刷出力例を示す。この図は、図1に示した例と対応
しており、(1)〜(6)の大項目が図1内の6個のタ
ブに対応し、各大項目の中にさらに中または小項目が存
在している。ここでは小項目に該当する各プロパティ項
目において、現在設定されている内容(選択肢や数値
等)が枠線により識別出力されている。本例ではラスタ
データで出力しているが、ラスタデータが扱えないよう
なペンプロッタ等ではドライバ15内でベクトルデータ
を生成しそれを出力してもよい。
【0025】図8は、図7の全プロパティ項目一覧リス
ト70とともに、印刷出力されるテキストデータであ
る。このテキストデータは、当該不具合内容に対応する
テーブル16の「関連プロパティ項目」162および現
在の設定内容と、「推奨設定内容」163を印刷出力し
たものである。テキストデータは全プロパティ項目一覧
リスト70と同じシート上に印刷出力されることが好ま
しい。このテキストデータを全プロパティ項目一覧リス
ト70と照らし合わせれば、階層的なプロパティ項目構
造における当該プロパティ項目の位置付けが一目瞭然に
理解される。図8の例は、「オートパレット」という関
連プロパティ項目の現在の設定内容が「ワープロ」であ
るのに対して、推奨設定内容が「写真」であることを示
している。第2の関連プロパティ項目「オートパレット
詳細」では、その現在の設定内容が「高速」であるのに
対して、推奨設定内容が「高品位」であることを示して
いる。第3の関連プロパティ項目「メディア」では、そ
の現在の設定内容が「普通紙」であるのに対して推奨設
定内容が「光沢紙」であることを示している。ユーザ
は、これらの推奨設定内容を設定してみることにより、
不具合が解消するか否かをテストすることができる。そ
の設定変更に際し、特にプロパティ項目が階層的になっ
ている場合に、図7の全プロパティ項目一覧リスト70
は操作上のガイドとして役に立つ。
ト70とともに、印刷出力されるテキストデータであ
る。このテキストデータは、当該不具合内容に対応する
テーブル16の「関連プロパティ項目」162および現
在の設定内容と、「推奨設定内容」163を印刷出力し
たものである。テキストデータは全プロパティ項目一覧
リスト70と同じシート上に印刷出力されることが好ま
しい。このテキストデータを全プロパティ項目一覧リス
ト70と照らし合わせれば、階層的なプロパティ項目構
造における当該プロパティ項目の位置付けが一目瞭然に
理解される。図8の例は、「オートパレット」という関
連プロパティ項目の現在の設定内容が「ワープロ」であ
るのに対して、推奨設定内容が「写真」であることを示
している。第2の関連プロパティ項目「オートパレット
詳細」では、その現在の設定内容が「高速」であるのに
対して、推奨設定内容が「高品位」であることを示して
いる。第3の関連プロパティ項目「メディア」では、そ
の現在の設定内容が「普通紙」であるのに対して推奨設
定内容が「光沢紙」であることを示している。ユーザ
は、これらの推奨設定内容を設定してみることにより、
不具合が解消するか否かをテストすることができる。そ
の設定変更に際し、特にプロパティ項目が階層的になっ
ている場合に、図7の全プロパティ項目一覧リスト70
は操作上のガイドとして役に立つ。
【0026】図9は他のテキストデータ例を示す。この
例は、「オートパレット」という関連プロパティ項目の
現在の設定内容が「ドラフト」であるのに対して、推奨
設定内容が「写真」であることを示している。また、第
2の関連プロパティ項目「ディザリング設定」の現在の
設定内容が「パターン」であるのに対して、推奨設定内
容が「誤差拡散」であることを示している。
例は、「オートパレット」という関連プロパティ項目の
現在の設定内容が「ドラフト」であるのに対して、推奨
設定内容が「写真」であることを示している。また、第
2の関連プロパティ項目「ディザリング設定」の現在の
設定内容が「パターン」であるのに対して、推奨設定内
容が「誤差拡散」であることを示している。
【0027】ユーザがメーカーのサポート部門に問い合
わせる場合に、図7の全プロパティ項目一覧リスト70
をFAXでサポート部門へ送付すれば、サポート担当者
は不具合内容を、全プロパティ項目一覧リスト70に現
れた現在の設定内容と照らし合わせて、比較的容易にプ
ロパティ誤設定による不具合の原因を推測することが可
能となる。
わせる場合に、図7の全プロパティ項目一覧リスト70
をFAXでサポート部門へ送付すれば、サポート担当者
は不具合内容を、全プロパティ項目一覧リスト70に現
れた現在の設定内容と照らし合わせて、比較的容易にプ
ロパティ誤設定による不具合の原因を推測することが可
能となる。
【0028】図10は、前記テキストデータに代えて、
図7の全プロパティ項目一覧リスト70の画像データに
おいて、推奨設定内容を現在の設定内容と区別してユー
ザが認識可能な態様で印刷出力した全プロパティ項目一
覧リスト70’の例を示す。この例では、現在の設定内
容を枠線で囲み、推奨設定内容に網掛け(「メイン」の
「オートパレット」の「写真」等)を施して出力してい
る。この網掛けにより、当該プロパティ項目が当該不具
合と関連していることが分かると共に、その推奨設定内
容が認識される。これらの出力態様は、ユーザが両者を
区別して認識できれば足り、その具体的な出力態様は枠
線や網掛けに限るものではなく任意である。
図7の全プロパティ項目一覧リスト70の画像データに
おいて、推奨設定内容を現在の設定内容と区別してユー
ザが認識可能な態様で印刷出力した全プロパティ項目一
覧リスト70’の例を示す。この例では、現在の設定内
容を枠線で囲み、推奨設定内容に網掛け(「メイン」の
「オートパレット」の「写真」等)を施して出力してい
る。この網掛けにより、当該プロパティ項目が当該不具
合と関連していることが分かると共に、その推奨設定内
容が認識される。これらの出力態様は、ユーザが両者を
区別して認識できれば足り、その具体的な出力態様は枠
線や網掛けに限るものではなく任意である。
【0029】また、表示が選択された場合、図6のよう
に関連プロパティ項目についてのみ表示するようにした
が、図7や図10に示したような全プロパティ項目一覧
リストを表示するようにしてもよい。その際、ディスプ
レイ装置17の表示画面に全プロパティ項目が一度に収
納されない場合には、ユーザによる画面のスクロール操
作で全プロパティ項目が見られるようにすればよい。表
示画面上での区別表示は、印刷時の区別出力に比べて、
表示色変化や反転、点滅等の多様な出力態様が利用でき
る。
に関連プロパティ項目についてのみ表示するようにした
が、図7や図10に示したような全プロパティ項目一覧
リストを表示するようにしてもよい。その際、ディスプ
レイ装置17の表示画面に全プロパティ項目が一度に収
納されない場合には、ユーザによる画面のスクロール操
作で全プロパティ項目が見られるようにすればよい。表
示画面上での区別表示は、印刷時の区別出力に比べて、
表示色変化や反転、点滅等の多様な出力態様が利用でき
る。
【0030】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、
WEBブラウザで閲覧することができるHTML(Hyper
Text Markup Language)形式で全プロパティ項目をドラ
イバ内で生成してもよい。この方法では、インターネッ
トに接続された環境がユーザにあれば、画像記録装置に
出力しなくてもサポート部署への必要な情報の提供が可
能となり、保守が容易となる。
説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、
WEBブラウザで閲覧することができるHTML(Hyper
Text Markup Language)形式で全プロパティ項目をドラ
イバ内で生成してもよい。この方法では、インターネッ
トに接続された環境がユーザにあれば、画像記録装置に
出力しなくてもサポート部署への必要な情報の提供が可
能となり、保守が容易となる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、不具合内容に応じて関
連するプロパティ設定項目およびその推奨設定内容を認
識できるので、プロパティ設定に関連するトラブル発生
時のメーカー側の保守時間の低減とユーザ負担の軽減を
図ることが可能となる。
連するプロパティ設定項目およびその推奨設定内容を認
識できるので、プロパティ設定に関連するトラブル発生
時のメーカー側の保守時間の低減とユーザ負担の軽減を
図ることが可能となる。
【図1】多数のプロパティ項目を有する大型インクジェ
ット記録装置のドライバに関するプロパティ設定画面の
例を示す図である。
ット記録装置のドライバに関するプロパティ設定画面の
例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態において印刷対象の文書を
扱うコンピュータと、このコンピュータに接続され、コ
ンピュータから与えられた文書を印刷する画像記録装置
とを示すブロック図である。
扱うコンピュータと、このコンピュータに接続され、コ
ンピュータから与えられた文書を印刷する画像記録装置
とを示すブロック図である。
【図3】図1に示したテーブルの構成例を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施の形態における、プリンタドライ
バ関連のヘルプまたはオプション処理の概略を表したフ
ローチャートである。
バ関連のヘルプまたはオプション処理の概略を表したフ
ローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における代表的な不具合内
容のリストをディスプレイ装置上に表示した画面例を示
す図である。
容のリストをディスプレイ装置上に表示した画面例を示
す図である。
【図6】図5の画面で選択された不具合に関連するプロ
パティ項目を表示するとともに、推奨される設定内容を
表示した画面例を示す図である。
パティ項目を表示するとともに、推奨される設定内容を
表示した画面例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における、全プロパティ項
目一覧リストの印刷出力例を示す図である。
目一覧リストの印刷出力例を示す図である。
【図8】図7の全プロパティ項目一覧リストとともに印
刷出力されるテキストデータの一例を示す図である。
刷出力されるテキストデータの一例を示す図である。
【図9】図7の全プロパティ項目一覧リストとともに印
刷出力されるテキストデータの他の例を示す図である。
刷出力されるテキストデータの他の例を示す図である。
【図10】前記テキストデータに代えて、図7の全プロ
パティ項目一覧リストに対して、推奨設定内容を現在の
設定内容と区別して印刷出力した全プロパティ項目一覧
リストの例を示す図である。
パティ項目一覧リストに対して、推奨設定内容を現在の
設定内容と区別して印刷出力した全プロパティ項目一覧
リストの例を示す図である。
10 コンピュータ 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 外部記憶装置 15 ドライバ 16 テーブル 17 ディスプレイ装置 18 再生装置 19 プリンタI/F部 20 通信I/F部 30 画像記録装置 31 I/F部 70,70’ 全プロパティ項目一覧リスト
Claims (5)
- 【請求項1】画像記録装置に接続されるコンピュータに
おける、画像記録装置のプロパティ確認方法であって、 画像記録装置の代表的な不具合内容および各不具合内容
に関連するプロパティ項目ならびに当該不具合内容に対
する該プロパティ項目の推奨設定内容を不揮発的に記憶
しておくステップと、 ユーザの指示に応じて、前記代表的な不具合内容をディ
スプレイ上に表示してユーザに不具合内容を選択させる
ステップと、 少なくとも、選択された不具合内容に関連するプロパテ
ィ項目およびその推奨設定内容を、当該プロパティ項目
の現在の設定内容と共に、前記ディスプレイ上に表示
し、または前記画像記録装置に印刷出力するステップ
と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置のプロパティ確
認方法。 - 【請求項2】前記推奨設定内容と前記現在の設定内容と
を互いに区別してユーザが認識可能な態様で表示または
印刷出力することを特徴とする請求項1記載の、画像記
録装置のプロパティ確認方法。 - 【請求項3】前記表示と印刷出力とをユーザに選択させ
るステップを有する請求項1記載の、画像記録装置のプ
ロパティ確認方法。 - 【請求項4】印刷出力時に、全プロパティ項目を一覧リ
ストとして印刷出力することを特徴とする請求項1、2
または3記載の、画像記録装置のプロパティ確認方法。 - 【請求項5】画像記録装置に接続されるコンピュータに
おける、画像記録装置のプロパティ確認方法であって、 画像記録装置の代表的な不具合内容および各不具合内容
に関連するプロパティ項目ならびに当該不具合内容に対
する該プロパティ項目の推奨設定内容を不揮発的に記憶
しておくステップと、 ユーザの指示に応じて、前記代表的な不具合内容をディ
スプレイ上に表示してユーザに不具合内容を選択させる
ステップと、 少なくとも、選択された不具合内容に関連するプロパテ
ィ項目およびその推奨設定内容を、当該プロパティ項目
の現在の設定内容と共に、前記ディスプレイ上に表示
し、または前記画像記録装置に印刷出力するステップ
と、 を備える画像記録装置のプロパティ確認方法を実現する
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32016699A JP2001142662A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 画像記録装置のプロパティ確認方法および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32016699A JP2001142662A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 画像記録装置のプロパティ確認方法および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142662A true JP2001142662A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18118447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32016699A Withdrawn JP2001142662A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 画像記録装置のプロパティ確認方法および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001142662A (ja) |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP32016699A patent/JP2001142662A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |