JP2001137861A - 電子発生装置 - Google Patents

電子発生装置

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JP2001137861A
JP2001137861A JP32170899A JP32170899A JP2001137861A JP 2001137861 A JP2001137861 A JP 2001137861A JP 32170899 A JP32170899 A JP 32170899A JP 32170899 A JP32170899 A JP 32170899A JP 2001137861 A JP2001137861 A JP 2001137861A
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JP
Japan
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secondary coil
voltage
iron core
electron
core
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JP32170899A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Niitome
勝行 新留
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JIEMU KK
Original Assignee
JIEMU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理対象物を効率的にマイナスイオン化、活
性化することができ、安全性が高く、耐久性にも優れた
電子発生装置を提供する。 【解決手段】 電子発生装置10は、I型鉄芯11の回
りに巻回された一次コイル12および二次コイル13,
14と、I型鉄芯11と連結して配置されたE型鉄芯1
7と、二次コイル13,14の一端から延設された単極
の出力端子14aとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子水の製造、化
学物質の中和除去あるいは空気中のマイナスイオン濃度
を高めるために使用する電子発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子発生装置は、加工食品製造業、スー
パーマーケット、ホテルなどの業務用および家庭用の飲
料水、加工水、調理水、風呂水その他の用途に用いられ
る電子水の製造や、食材、加工食品原料、畜産飼料など
に含まれる化学物質の中和除去あるいは空気中のマイナ
スイオン濃度を高めることなどを目的として使用されて
いる。
【0003】このような電子発生装置の代表的なもの
が、特開平5−137804号公報、特開平7−204
656号公報、特開平9−94581号公報などに開示
されている。
【0004】特開平5−137804号公報に開示され
ている電子水製造方法においては、電子水を製造するた
めの電子発生装置として、家庭用の100Vの電気から
特定波形の陰電子を取り出す電位治療器が用いられてい
る。
【0005】特開平7−204656号公報に開示され
ている電子水製造装置においては、電子発生装置とし
て、周波数5,000〜500,000Hz、電圧1〜
100Vの交流または脈流を発生させることのできる電
位治療器またはインバータが用いられている。
【0006】特開平9−94581号公報に開示されて
いる電子水製造方法においては、50/60Hz、50
0V〜60000V可変の高圧交流静電位を発生させる
装置が電子発生装置として用いられている。
【0007】これらの電子発生装置の出力端子にそれぞ
れ所定の電極を接続し、浴槽中や水槽中の水に電極を浸
漬して、所定の電圧を印加することにより、電子水を生
成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−13780
4号公報に開示されている電子発生装置の発生電流は
0.1mA以下であって、その印加電圧は低いため、電
位効果は極めて小さく、電子水を効率的に製造すること
は困難である。
【0009】特開平7−204656号公報に開示され
ている電子発生装置は、周波数5,000〜500,0
00Hzの交流または脈流を発生させることができる
が、周波数の範囲が広過ぎるため、電子水を効率的に製
造できる周波数を的確に選択することが困難であり、周
波数の選択が不適切であると、電子水製造に長時間を要
することがある。
【0010】特開平9−94581号公報に開示されて
いる電子発生装置は、500V〜60000Vという高
圧電位を発生するので、漏電防止、安全性確保のために
大がかりな絶縁構造を形成する必要がある。
【0011】本発明が解決しようとする課題は、処理対
象物を効率的にマイナスイオン化、活性化することがで
き、安全性に優れた電子発生装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子発生装置
は、I型鉄心の回りに巻回された一次コイルおよび二次
コイルと、I型鉄心と連結して配置されたE型鉄心と、
二次コイルの一端から延設された単極の出力端子とを備
えたことを特徴とする。このような構成とすることによ
り、I型鉄心に生じる磁界の周囲に二次コイルによる電
界を加えることで高電圧を発生させ、この二次コイルの
2本の出力端子のうちの1本のみを単極の出力端子とし
て取り出すことで高圧静電電圧を発生させることができ
るため、処理対象物を効率的にマイナスイオン化、活性
化することが可能となり、安全性も優れている。
【0013】I型鉄心の回りの複数箇所に、二次コイル
を分割して巻回することにより、電圧を効率的に高める
ことが可能となるため、より高い静電電圧を得ることが
できる。
【0014】一次コイルと二次コイルとの間に、絶縁材
で包囲されたリーケージパス鉄心を配置することによ
り、万一、故障が発生したような場合に、このリーケー
ジパス鉄心が電気抵抗となって、二次コイル側に流れる
電流が低く抑えられるため、さらに安全性を高めること
ができる。
【0015】I型鉄心、一次コイルおよび二次コイルを
包囲するようにE型鉄心を配置することにより、磁界の
安定性が向上するため、印加電圧の変動を抑制すること
ができる。なお、二次コイルとE型鉄心との間に絶縁空
間を形成することにより、内部絶縁破壊などの故障発生
を防止することができる。
【0016】出力端子に発生する交流電圧を3000V
〜15000Vの範囲で調整可能とすることにより、処
理対象物である負荷の容量、形状、特性に応じて適切な
電圧に調整することができるようになるため、最も効率
的な静電電圧を印加できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施の形態である電子発生
装置を示す斜視図、図2は前記電子発生装置を構成する
電子発生コンバータの平面図、図3は前記電子発生コン
バータの側面図である。
【0018】本実施形態の電子発生装置10は、図1に
示すように、金属製の箱型ケーシング9の正面パネルに
メインスイッチ5、パイロットランプ6、電圧調整ダイ
アル4、単極の出力端子3、電圧計8、電流計7が配置
され、側面パネルから電源コード2が延設されている。
【0019】電子発生装置10には、図2に示すような
電子発生コンバータ30が内蔵され、I型鉄心11の周
囲に一次コイル12と、二次コイル13,14が巻回さ
れ、一次コイル12と、二次コイル13,14との間に
絶縁紙20で包囲されたリーケージパス鉄心15,16
が配置され、これらを囲繞するようにE型鉄心17が配
置されている。
【0020】2ヵ所に分けて配置された二次コイル1
3,14は電気的に導通しているが、絶縁紙18によっ
て区画され、二次コイル13,14とE型鉄心17とは
ポリエステル製の絶縁シート19で遮断されるととも
に、二次コイル13,14と絶縁シート19との間に空
間25が形成されている。
【0021】一次コイル12の端子12a,12bは電
源コード2に接続され、二次コイル13の端子13aは
遮断され、二次コイル14の端子14aのみが出力端子
3に接続されている。一次コイル12に交流電流を入力
すると、二次コイル14の端子14aに特有の電流波形
を有する高圧静電電圧が発生する。
【0022】電源コード2の差込プラグ1をAC100
Vコンセントに差し込み、出力端子3に、電子発生用電
極21から延設された絶縁材被覆導電体22の基端部分
に取り付けられたピンジャック26を接続し、メインス
イッチ5をONするとパイロットランプ6が点灯し、電
子発生用電極21に所定の静電電圧が印加される。した
がって、水槽23内の水24に電子発生用電極21を浸
漬しておけば、電子発生用電極21から発生する電子に
よって水24がマイナスイオン化、活性化されて、電子
水が生成する。
【0023】電子発生用電極21に印加される静電電圧
は、電圧調整ダイアル4を回動させることにより、30
00V〜15000Vの範囲で変化させることができる
ので、水24の性質や分量に適した条件設定をすること
ができる。
【0024】電子発生用電極21は、導電材(図示せ
ず)の外周および先端が全て電気絶縁材で被覆された構
造であり、電子発生用電極電極21に印加した静電電圧
がリークするおそれがないので、水槽23や水24を絶
縁状態に保持することなく電子水を生成することがで
き、安全性も高い。
【0025】従来、負荷への印加電圧は、負荷側の容量
や種類、絶縁状態の良否により変動していたが、電子発
生装置10と電子発生用電極21との併用によって、高
水準の安定性を維持することができる。また、負荷への
印加電圧を高めることによって、電子発生装置10内部
の電圧を低く抑えることができるため、より安全性に優
れている。
【0026】また、前述したように、二次コイル13,
14とE型鉄心17とはポリエステル製の絶縁シート1
9で遮断されるとともに、二次コイル13,14と絶縁
シート19との間に空間25が形成されているため、内
部絶縁破壊などの故障発生を防止することができる。
【0027】電子水製造中、図4(a)に示す電気回路
が形成された状態で電子発生用電極21に静電電圧が印
加されているが、万一、図4(b)に示すように、二次
コイル13の故障などで電子発生用電極21にAC10
0Vが印加されることがあっても、電子発生用電極21
から水24中へ電気がリークすることがないので、感電
などの危険性もない。
【0028】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
するものではないので、処理物の種類、性状、容量など
に適した静電電圧を印加できるように、電子発生コンバ
ータ30を構成する一次コイル、二次コイルの巻き数や
比率などを任意に定めることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
【0030】(1)I型鉄心の回りに巻回された一次コ
イルおよび二次コイルと、I型鉄心と連結して配置され
たE型鉄心と、二次コイルの一端から延設された単極の
出力端子とを備えたことにより、I型鉄心の磁界の周囲
に二次コイルによる電界を加えることで高電圧を発生さ
せ、その二次コイルの2本の出力端子のうちの1本のみ
を単極の出力端子として取り出していることで高圧静電
電圧を発生させることができるため、処理対象物を効率
的にマイナスイオン化、活性化することができ、安全性
も優れている。
【0031】(2)I型鉄心の回りの複数箇所に、二次
コイルを分割して巻回することにより、電圧を効率的に
高めることが可能となるため、より高い静電電圧を得る
ことができる。
【0032】(3)一次コイルと二次コイルとの間に、
絶縁材で包囲されたリーケージパス鉄心を配置すること
により、万一、故障が発生したような場合、リーケージ
パス鉄心が電気抵抗となることで、二次コイル側に流れ
る電流が低く抑えられるため、さらに安全性を高めるこ
とができる。
【0033】(4)I型鉄心、一次コイルおよび二次コ
イルを包囲するようにE型鉄心を配置することにより、
磁界の安定性が高まるため、印加電圧の変動を抑制する
ことができる。
【0034】(5)出力端子に発生する交流電圧を30
00V〜15000Vの範囲で調整可能とすることによ
り、処理対象物である負荷の容量、形状、特性に応じて
適切な電圧に調整することができるようになるため、最
も効率的な静電電圧を印加できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態である電子発生装置を示す斜視図
である。
【図2】 図1に示す電子発生装置を構成する電子発生
コンバータの平面図である。
【図3】 図2に示す電子発生コンバータの側面図であ
る。
【図4】 図1に示す電子発生装置の概略回路図であ
る。
【符号の説明】
1 差込プラグ 2 電源コード 3 出力端子 4 電圧調整ダイアル 5 メインスイッチ 6 パイロットランプ 7 電流計 8 電圧計 9 箱型ケーシング 10 電子発生装置 11 I型鉄心 12 一次コイル 13,14 二次コイル 15,16 リーケージパス鉄心 17 E型鉄心 18,20 絶縁紙 19 絶縁シート 12a,12b 一次コイルの端子 13a,14a 二次コイルの端子 21 電子発生用電極 22 絶縁材被覆導電体 23 水槽 24 水 25 空間 26 ピンジャック 30 電子発生コンバータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I型鉄心の回りに巻回された一次コイル
    および二次コイルと、前記I型鉄心と連結して配置され
    たE型鉄心と、前記二次コイルの一端から延設された単
    極の出力端子とを備えた電子発生装置。
  2. 【請求項2】 前記I型鉄心の回りの複数箇所に、二次
    コイルを分割して巻回した請求項1記載の電子発生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記一次コイルと二次コイルとの間に、
    絶縁材で包囲したリーケージパス鉄心を配置した請求項
    1または2記載の電子発生装置。
  4. 【請求項4】 前記I型鉄心、一次コイルおよび二次コ
    イルを包囲するようにE型鉄心を配置した請求項1〜3
    のいずれかに記載の電子発生装置。
  5. 【請求項5】 前記出力端子に発生する交流電圧が30
    00V〜15000Vの範囲で調整可能である請求項1
    〜4のいずれかに記載の電子発生装置。
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