JP2001137298A - 分娩台用把手 - Google Patents

分娩台用把手

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JP2001137298A
JP2001137298A JP32708299A JP32708299A JP2001137298A JP 2001137298 A JP2001137298 A JP 2001137298A JP 32708299 A JP32708299 A JP 32708299A JP 32708299 A JP32708299 A JP 32708299A JP 2001137298 A JP2001137298 A JP 2001137298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
delivery table
childbirth
bolt
grip
Prior art date
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Pending
Application number
JP32708299A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hashimoto
明 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOKUSEIKAI
Original Assignee
RYOKUSEIKAI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産婦が握ることで、イキミの支えとなると同
時に、分娩に適した胸式呼吸を行いやすい姿勢を自然に
とることができる分娩台用の把手を提供する。 【解決手段】 分娩台1の左右両側に把手2を取り付け
る。把手2は、分娩台1に固定される固定部3と、これ
に連続し分娩台1の内側方向へ先端が向くように伸びる
握り部4とを有する。握り部4は、分娩台1の正面から
見て水平乃至45度の角度で伸びる。産婦が手のひらを
下向きにして握り部4を握ると、両腕を回外し易くな
り、これにより胸郭が広がり、胸式呼吸を容易に行える
姿勢になる。胸式呼吸での吸息により胸腔内に多くの空
気を流入させ、横隔膜を圧下して娩出を助ける。産婦に
対する握り部4の前後方向の位置を調整するために、固
定部3を、分娩台1の側面に回転方向に角度調整自在に
取り付ける。握り部4の位置を産婦の体型に容易に適合
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分娩時に産婦が
乗る分娩台に取り付けられ、産婦が握ることにより胸式
呼吸における吸息をし易くし、それによっていきみ易く
して、分娩を助ける把手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、分娩台の左右両側には、主とし
て、産婦が握ることにより支えとなって、イキミ易くす
る目的で、努責桿と称される把手が取り付けられてい
る。従来の把手については、単に産婦がいきむときの支
えとすることのみが目的とされており、それにより産婦
の姿勢を分娩に適した姿勢に整える等の設計は行われて
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、長年の研
究により、胸式呼吸が分娩に適した呼吸法であるとの知
見を得、これを医学界に発表した。従って、本発明は、
この知見に基づき、産婦が握ることにより、分娩に適し
た胸式呼吸を行いやすい姿勢を自然にとることができる
分娩台用の把手を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、分娩台1の左右両側部に取り付け
られる把手2に、分娩台1の側面に固定される固定部3
と、この固定部3に連続し分娩台1の内側方向へ先端が
向くように伸びる握り部4とを具備させる。握り部4
は、分娩台1の正面から見て水平乃至45度の角度で伸
びるように構成した。産婦が手のひらを下向きにして、
自然に両腕が回外できるように握り部4を握ると、胸郭
が広がり、胸式呼吸を容易に行える姿勢になる。胸腔内
に多くの空気を流入させ、横隔膜を圧下して娩出を助け
る。また、産婦に対する握り部4の前後方向の位置を調
整するために、固定部3を、分娩台1の側面に回転方向
に角度調整自在に取り付けられるようにした。これによ
り握り部4の位置を産婦の体型に容易に適合させること
ができる。さらに、分娩台1の側部にボルト受け孔5を
設けると共に、このボルト受け孔5の周縁に環状に回り
止め用凹凸部6を形成する一方、把手2の固定部3に、
ボルト貫通孔7を形成すると共に、このボルト貫通孔7
の周縁に分娩台1の凹凸部6に係合する回り止め用の対
応凹凸部8を形成する。そして、妊婦の体型に合わせ、
分娩台1に対する回転角度を適宜調整した上で、固定部
3のボルト貫通孔7を通して締め付けボルト9を分娩台
1のボルト受け孔5に螺合し、把手2を固定する。
【0005】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施形態
を説明する。図1は本発明に係る把手を取り付けた分娩
台の概略的斜視図、図2は同分娩台の概略的正面図、図
3は把手の正面図、図4は把手の正面図、図5は把手の
側面図、図6は分娩台の把手取付部の側面図である。
【0006】図において、1は分娩時に産婦が座る分娩
台である。2は産婦が握るための把手であって、分娩台
1の左右両側部に取り付けられている。把手2は、分娩
台1の側面に固定される固定部3と、この固定部3の上
方に連続する握り部4とを具備する。固定部3はほぼ直
桿状であり、握り部4は、固定部3の上部から湾曲し、
分娩台1の内側方向へ先端が向くように伸びている。握
り部4は、分娩台1の正面から見て水平に対してほぼ4
5度の角度で伸びており、産婦が手のひらを下向きに握
り部4を握ったときに、両腕が回外して胸郭が広がり、
胸式呼吸を容易化するように構成されている。従って、
握り部4の傾斜角度aは、水平乃至45度が望ましい、
水平を超えると握りにくく、45度を超えると腕の回外
が不十分になる。図示の実施形態において、握り部4は
湾曲しているが、その曲率は任意であり、あるいは直線
状であってもよい。
【0007】握り部4の産婦に対する前後方向の位置を
調整するために、固定部3は分娩台の側面に回転方向に
角度調整自在である。即ち、分娩台1の側部にボルト受
け孔5が設けられると共に、このボルト受け孔5の周縁
に環状に回り止め用凹凸部6が形成される。把手2の固
定部3には、ボルト貫通孔7が形成されると共に、この
ボルト貫通孔7の周縁に回り止め用の対応凹凸部8が形
成される。回り止め用の凹凸部6,8は、所定の回転角
度毎に互いに係合する。把手は、固定部3のボルト貫通
孔7を通して締め付けボルト9を分娩台1のボルト受け
孔5に螺合することによって、分娩台に対して回転角度
調整自在に取り付けられる。
【0008】分娩台1に座った産婦が、手のひらを下向
きにして握り部4を握ると、イキミの時の支えになると
同時に、自然に両腕が回外するようになり、胸式呼吸で
の吸息が無理なくできる姿勢になる。胸式呼吸により胸
腔内に多くの空気を流入させ、横隔膜を圧下すると、娩
出をスムーズに行える。
【0009】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、分娩
台1の左右両側部に取り付けられる把手2に、分娩台1
の側面に固定される固定部3と、この固定部3に連続し
分娩台1の内側方向へ先端が向くように伸びる握り部4
とを具備させ、握り部4は、分娩台1の正面から見て水
平乃至45度の角度で伸びるように構成したため、産婦
が両腕を回外して手のひらを下向きに握り部4を握るこ
とで、胸式呼吸におけるい吸息がし易くなり、胸腔内に
多くの空気を流入させ、横隔膜を圧下して娩出を助ける
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る把手を取り付けた分娩台の概略的
斜視図である。
【図2】分娩台の概略的正面図である。
【図3】把手の正面図である。
【図4】把手の側面図である。
【図5】分娩台の把手取付部の側面図である。
【符号の説明】
1 分娩台 2 把手 3 固定部 4 握り部 5 ボルト受け孔 6 凹凸部 7 ボルト貫通孔 8 凹凸部 9 締め付けボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産婦が握るために、分娩台の左右両側部
    に取り付けられる把手であって、分娩台の側面に固定さ
    れる固定部と、この固定部に連続し分娩台の内側方向へ
    先端が向くように伸びる握り部とを具備し、この握り部
    が、分娩台の正面から見て水平乃至45度の角度で伸び
    ており、産婦が手のひらを下向きに握り部を握ったとき
    に、両腕が回外して胸郭が広がり、胸式呼吸を容易化す
    るように構成されていることを特徴とする分娩台用把
    手。
  2. 【請求項2】 前記握り部の産婦に対する前後方向の位
    置を調整するために、前記固定部が、前記分娩台の側面
    に回転方向に角度調整自在に取り付けられることを特徴
    とする請求項1に記載の分娩台用把手。
  3. 【請求項3】 前記分娩台の側部にボルト受け孔が設け
    られると共に、このボルト受け孔の周縁に環状に回り止
    め用凹凸部が形成され、 前記把手の固定部には、ボルト貫通孔が形成されると共
    に、このボルト貫通孔の周縁に前記分娩台の凹凸部に係
    合する回り止め用の対応凹凸部が形成され、 前記把手は、前記固定部のボルト貫通孔を通して締め付
    けボルトを前記分娩台のボルト受け孔に螺合することに
    よって、前記分娩台に対して回転角度調整自在に取り付
    けられることを特徴とする請求項1に記載の分娩台用把
    手。
JP32708299A 1999-11-17 1999-11-17 分娩台用把手 Pending JP2001137298A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109806100A (zh) * 2018-12-25 2019-05-28 邓琴 一种坐位分娩辅助椅

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