JP2001136555A - パケット通信端末装置、およびこれを用いた無線通信システム - Google Patents

パケット通信端末装置、およびこれを用いた無線通信システム

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JP2001136555A
JP2001136555A JP31189299A JP31189299A JP2001136555A JP 2001136555 A JP2001136555 A JP 2001136555A JP 31189299 A JP31189299 A JP 31189299A JP 31189299 A JP31189299 A JP 31189299A JP 2001136555 A JP2001136555 A JP 2001136555A
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Naohisa Yamauchi
尚久 山内
Akihiro Shibuya
昭宏 渋谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声パケットとデータパケットを区別するこ
となく送信していたため、送信パケットの衝突により、
データパケットよりも即時性の要求される音声パケット
の伝送効率が劣化するという問題があった。 【解決手段】 送信スロットを音声パケット送信用とデ
ータパケット送信用と区別して選択することで、伝達す
るデータの種類が異なるパケットどうしが衝突すること
を防止して、即時性の要求される音声パケットの伝送効
率が劣化することを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と複数の移
動局間で制御情報もしくはユーザパケットデータを伝送
するためにランダムアクセスチャネルを使用するパケッ
ト通信端末装置および無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信システムにおけるパケッ
ト通信は、制御信号を通信するために採用されている。
例えば、日本のデジタル方式自動車電話システム標準規
格(RCR STD−27C)では、移動局が発呼しよ
うとするときに、全ての移動局が共通に使用できるアク
セスチャネルで発呼信号を送信するように規定されてい
る。しかしながら、複数の移動局が同時に発呼信号を送
信すると、衝突が発生して伝送効率が劣化することにな
る。
【0003】図13は従来の無線通信システムを示す図
である。図13において13は移動局、14は基地局、
15は無線セル、16は報知チャネル、17はランダム
アクセスチャネルである。移動局13はパケット通信を
行うパケット通信端末装置である。報知チャネル16は
基地局14から移動局13に対して、使用可能なチャネ
ルや無線フレームタイミングを指定する。移動局13は
送信パケットが発生すると、報知チャネル16より得ら
れる無線フレームタイミングに対してランダムにオフセ
ット値を選択し、このオフセット値のスロットに割り当
てられたタイミングでランダムアクセスチャネル17を
基地局14に送信する。なお、無線フレームタイミング
とは移動局13が基地局14とデータを送受信する周期
であり、移動局と基地局の通信は無線キャリアを一定時
間間隔で区切ったフレーム単位で行われる。このフレー
ムを所定の時間幅でチャネル多重数に対応して分割した
ものがスロットである。各スロットにはオフセット値が
付されておりオフセット値を選択することで送信スロッ
トが特定される。
【0004】図14は従来のランダムアクセス方式を説
明する説明図である。図14において、MS1、MS
2、MS3、MS4は移動局である。報知チャネル16
により、1フレームは16スロットで構成されて各スロ
ットに#0〜#15のオフセット値が付されていること
が移動局に通知される。移動局MS1〜MS4はそれぞ
れ送信パケットが発生した時点で上りスロット#0〜#
15の中から送信スロットをランダムに一つ選択する。
そして、選択した送信スロットに割り当てられたタイミ
ングでランダムアクセスを行う。例えば、移動局MS1
はオフセット値が#0のスロットに割り当てられたタイ
ミングでランダムアクセスを行う。同様に、MS2、M
S3、MS4はオフセット値が#3、#0、#12のス
ロットを選択してランダムアクセスを行う。#0を選択
したMS1とMS3は、それぞれ同じタイミングで発呼
信号を送信するため、送信したパケット信号どうしが衝
突し、通信システムの伝送効率を劣化させる。一方、異
なるオフセット値のスロットを選択したMS2とMS4
は異なるタイミングで発呼信号を送信するため、パケッ
ト信号どうしの衝突は生じない。以上説明したような通
信システムは特開平10−209956号、または特開
平10−42354号に開示されている。
【0005】図15は移動局として用いられるパケット
通信端末装置の構成を示すブロック図である。図15に
おいて、1はアンテナ、2は受信部、3は送受信データ
処理部、4は送信制御部、5はタイミング生成部、6は
パケット生成部、7はパケット送信部である。次に動作
について説明する。アンテナ1が受信した受信信号2r
は受信部2に入力される。受信部2は受信信号2rを復
調して得た受信バーストデータ3rを送受信データ処理
部3に出力する。送受信データ処理部3は、受信部2か
ら入力された受信バーストデータ3rよりランダムアク
セスタイミング情報4rを抽出して送信制御部4に出力
する。送信制御部4はランダムアクセスタイミング情報
4rに基づき、無線フレームタイミングのオフセット値
を決定し、タイミング生成部5にランダムアクセスタイ
ミングデータ4tを出力する。同時に、送受信データ処
理部3は、受信バーストデータ3rよりタイミング信号
3gを抽出してタイミング生成部5に出力する。
【0006】タイミング生成部5には、送受信データ処
理部3より伝達されたタイミング信号3gと、送信制御
部4より伝達されたランダムアクセスタイミングデータ
4tの2つの信号が入力されている。パケット生成部6
は送信しようとする音声信号および音声信号以外のデー
タ信号などの情報信号から送信パケットを生成する。そ
して、生成した送信パケットを送信データ3iとして送
受信データ処理部3に出力する。送受信データ処理部3
は送信データに対してパケットデータの分割、ヘッダの
付加などの処理を施して送信バーストデータ3tを生成
し、パケット送信部7に出力する。タイミング生成部5
は、送受信データ処理部3より伝達されたタイミング信
号3gと、送信制御部4より伝達されたランダムアクセ
スタイミングデータ4tより、無線フレームタイミング
のオフセット値及びその送信を行うタイミングを決定す
る。そして、タイミング生成部5は、決定された無線フ
レームタイミングのオフセット値で送信を行うようにパ
ケット送信部7を制御する送信タイミングデータ5tを
生成してパケット送信部7へ出力する。
【0007】また、タイミング生成部5が受信部2に所
定のタイミングを通知する場合、タイミング生成部5は
受信タイミングデータ5rを出力する。送受信データ処
理部3から出力された送信バーストデータ3tはパケッ
ト送信部7に入力される。送信バーストデータ3tが入
力されたパケット送信部7は、入力された送信バースト
データ3tを送信タイミングデータ5tにより変調して
送信信号7tを出力する。パケット送信部7から出力さ
れた送信信号7tは、アンテナ1を介して基地局14へ
出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のパケット通信を行う移動局は、音声パケットとデ
ータパケットを区別することなく送信していた。音声パ
ケットは音声信号を伝達するパケットでありデータパケ
ットよりも即時性が要求される。従って、送信パケット
の衝突による伝送効率の劣化からより深刻な影響を受け
る。また、従来の無線通信システムは、基地局も移動局
もシステムトラヒック状況を考慮していないので、マル
チメディア通信で行われる幅広い伝送レートで信号を高
品質に伝送できるような柔軟なネットワークで構成され
ておらず、複数の優先度を持つサービス種別が混在する
システムに適していないという課題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決すべくなされた
ものであり、送信スロットを音声パケット送信用とデー
タパケット送信用と区別して選択することで、伝達する
データの種類が異なるパケットどうしが衝突することを
防止して、即時性の要求される音声パケットの伝送効率
が劣化することを低減するパケット通信端末装置および
無線通信システムを提供することを第一の目的とする。
また、本発明は、システムトラヒック状況を基に、送信
する音声パケットまたはデータパケットを送信可能なス
ロットを割り当てることで、複数の優先度を持つサービ
ス種別が混在するシステムに対応できるパケット通信端
末装置および無線通信システムを提供することを第二の
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるパケッ
ト通信端末装置は、フレームを構成する複数のスロット
のうち、所定のスロットに割り当てられたタイミングで
パケットを送信するパケット通信端末装置において、音
声信号より生成された音声パケットおよびデータ信号よ
り生成されたデータパケットを送出するパケット送信部
と、このパケット送信部が送信すべきパケットに含まれ
るデータが、音声信号かデータ信号かを判定するデータ
種類判定部と、音声パケット送信用に割り当てられたス
ロットを含む音声パケットスロット群とデータパケット
送信用に割り当てられたスロットを含むデータパケット
スロット群のいずれかより、前記データ種類判定部の判
定結果に応じてスロットを選択し、選択したスロットに
割り当てられたタイミングで前記音声パケットおよび前
記データパケットを送出するように前記パケット送信部
を制御する送信制御部を備えたものである。
【0011】また、この発明にかかるパケット通信端末
装置は、フレームを構成する複数のスロットのうち、所
定のスロットに割り当てられたタイミングでパケットを
送信するパケット通信端末装置において、音声信号より
生成された音声パケットおよびデータ信号より生成され
たデータパケットを送出するパケット送信部と、このパ
ケット送信部が送信すべきパケットに含まれるデータ
が、音声信号かデータ信号かを判定するデータ種類判定
部と、基地局より伝達された信号に基づいてトラヒック
量を監視するトラヒック監視部と、このトラヒック監視
部の監視結果に応じて、フレームに含まれる全てのスロ
ット、または音声パケット送信用に割り当てられた音声
パケットスロット群およびデータパケット送信用に割り
当てられたデータパケットスロット群のいずれから送信
スロットを選択するか判定し、選択したスロットに割り
当てられたタイミングで前記音声パケットおよび前記デ
ータパケットを送出するように前記パケット送信部を制
御する送信制御部とを備えたものである。
【0012】また、この発明にかかるパケット通信端末
装置は、基地局より伝達された信号に基づいてトラヒッ
ク量を監視するトラヒック監視部を有し、このトラヒッ
ク監視部が監視したトラヒック量が所定のしきい値を上
回る場合には、音声パケットスロット群に含まれるスロ
ット数を増加させ、データパケットスロット群に含まれ
るスロット数を減少させる送信制御部を備えたものであ
る。
【0013】また、この発明にかかるパケット通信端末
装置は、基地局より伝達された信号に基づいて通信ネッ
トワークのトラヒック量を音声パケット及びデータパケ
ットのパケット種類別に監視するパケット種類別トラヒ
ック監視部を有し、このパケット種類別トラヒック監視
部の監視結果に応じて、音声パケットの通信トラヒック
量がデータパケットの通信トラヒック量よりも多い場合
には、音声パケットスロット群に含まれるスロット数を
増加させて、データパケットスロット群に含まれるスロ
ット数を減少させ、データパケットの通信トラヒック量
が音声パケットの通信トラヒック量よりも多く、かつデ
ータパケットおよび音声パケットの通信トラヒック量の
差が所定のしきい値を越える場合には、音声パケットス
ロット群に含まれるスロット数を減少させ、データパケ
ットスロット群に含まれるスロット数を増加させる送信
制御部を備えたものである。
【0014】また、この発明にかかるパケット通信端末
装置は、第一のフレームに含まれる第一のスロットに割
り当てられたタイミングで送信したパケットが基地局に
到達したか監視するパケット到達監視部を有し、前記パ
ケットが基地局に到達していない場合、第二のフレーム
に含まれるスロットのうち、前記第一のスロットとは異
なるオフセット値を付されたスロットより送信スロット
を選択する送信制御部を備えたものである。
【0015】この発明にかかる無線通信システムは、管
轄するセル内の通信トラヒック量を測定するとともに、
測定した通信トラヒック量を通知する基地局と、この基
地局より通知された通信トラヒック量が所定のしきい値
を越える場合には、音声パケット送信用のスロット数が
データパケット送信用のスロット数よりも多くなるよう
に、1フレーム内のスロットを音声パケットスロット群
とデータパケットスロット群に割り当てるとともに、送
信するデータが音声信号であれば音声パケットスロット
群より選択した送信スロットのタイミングで音声パケッ
トを送信し、送信するデータがデータ信号であればデー
タパケットスロット群より選択した送信スロットのタイ
ミングでデータパケットを送信する移動局とを備えたも
のである。
【0016】また、この発明にかかる無線通信システム
は、管轄するセル内の通信トラヒック量を音声パケット
およびデータパケットのパケット種類別に測定して移動
局に通知し、移動局は、音声パケットの通信トラヒック
量がデータパケットの通信トラヒック量よりも多い場合
には、音声パケットスロット群に含まれるスロット数を
増加させて、データパケットスロット群に含まれるスロ
ット数を減少させ、データパケットの通信トラヒック量
が音声パケットの通信トラヒック量よりも多く、かつデ
ータパケットおよび音声パケットの通信トラヒック量の
差が所定のしきい値を越える場合には、音声パケットス
ロット群に含まれるスロット数を減少させ、データパケ
ットスロット群に含まれるスロット数を増加させる基地
局を備えたものである。
【0017】また、この発明にかかる無線通信システム
は、移動局より送信されたパケットを受信すると、パケ
ット到達信号を前記移動局に伝達する基地局を備えたも
のである。
【0018】また、この発明にかかる無線通信システム
は、音声信号を伝達する音声パケットおよび音声信号以
外のデータ信号を伝達するデータパケットを送信可能な
1フレーム内の割り当てスロット数を通知する基地局
と、この基地局より通知された割り当てスロット数に応
じて、音声パケット送信用のスロットを含む音声パケッ
トスロット群とデータパケット送信用のスロットを含む
データパケットスロット群を編成し、送信するデータが
音声信号であれば音声パケットスロット群より選択した
送信スロットのタイミングで音声パケットを送信し、送
信するデータがデータ信号であればデータパケットスロ
ット群より選択した送信スロットのタイミングでデータ
パケットを送信する移動局とを備えたものである。
【0019】また、この発明にかかる無線通信システム
は、管轄するセル内の通信トラヒック量を測定するとと
もに、測定した通信トラヒック量が所定のしきい値を越
える場合には、音声パケットスロット群に含まれるスロ
ット数を増加させ、データパケットスロット群に含まれ
るスロット数を減少させるように移動局に通知する基地
局を備えたものである。
【0020】また、この発明にかかる無線通信システム
は、管轄するセル内の通信トラヒック量を音声パケット
およびデータパケットのパケット種類別に測定するとと
もに、音声パケットの通信トラヒック量がデータパケッ
トの通信トラヒック量よりも多い場合には、音声パケッ
トスロット群に含まれるスロット数を増加させて、デー
タパケットスロット群に含まれるスロット数を減少させ
るように通知し、データパケットの通信トラヒック量が
音声パケットの通信トラヒック量よりも多く、かつデー
タパケットおよび音声パケットの通信トラヒック量の差
が所定のしきい値を越える場合には、音声パケットスロ
ット群に含まれるスロット数を減少させ、データパケッ
トスロット群に含まれるスロット数を増加させるように
移動局に通知する基地局を備えたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1に係るパケット通信端末装置および無線通信システ
ムについて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係
るランダムアクセス方式を示す説明図である。図1にお
いて、MS1、MS2は音声パケットを送信する移動
局、MS3はデータパケットを送信する移動局である。
各移動局には、基地局から送信される報知チャネル16
により、1フレームの無線フレームタイミングのオフセ
ット値が#0〜#12のスロットを音声信号を伝達する
音声パケット送信用に割り当て、オフセット値が#13
〜#15のスロットを音声信号以外のデータ信号を伝達
するデータパケット用に割り当てるように通知されてい
る。
【0022】音声パケットを送信する移動局MS1およ
びMS2は、オフセット値#0〜#12のスロットを含
む音声パケットスロット群から送信スロットをランダム
に選択する。そして、選択した送信スロットのタイミン
グでランダムアクセスを行う。一方、データパケットを
送信する移動局MS3は、オフセット値#13〜#15
のスロットを含むデータパケットスロット群から送信ス
ロットをランダムに選択する。図1では、MS1はオフ
セット値が#0のスロットを、MS2は♯12のスロッ
トを音声パケットスロット群から送信スロットとして選
択し、MS3はオフセット値が♯15のスロットをデー
タパケットスロット群から送信スロットとして選択して
ランダムアクセスを行う例について示している。
【0023】移動局MS1、MS2、MS3が選択した
送信スロットのオフセット値は重複していないので、送
信パケットを送信するタイミングはそれぞれずれてお
り、衝突による伝送効率の劣化は起こらない。特に、音
声パケットを送信する移動局とデータパケットを送信す
る移動局が別々の選択群から送信スロットを選択するの
で、伝達するデータの種類が異なる送信パケットが衝突
することを防止することができる。
【0024】図2は移動局として用いられるパケット通
信端末装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、8はデータ種類判定部であり、9は送信スロット選
択部である。データ種類判定部8は送受信データ処理部
3に設けられ、パケット生成部6で生成されたパケット
に含まれるデータの種類を判定する。送信スロット選択
部9は、送信制御部4に設けられ、送受信データ処理部
3及びタイミング生成部5と接続される。この送信スロ
ット選択部9は、入力されたランダムアクセスタイミン
グ情報4rに基づき、送信パケットを送信する送信スロ
ットをランダムに選択する。そして、選択した送信スロ
ットのオフセット値に基づいてランダムアクセスタイミ
ングデータ4tを生成してタイミング生成部5に出力す
る。なお、図2において、図15に示すものと同一の符
号は同一または相当部分を示すので説明は省略する。
【0025】次に、図2に示すパケット通信端末装置の
動作について説明する。ランダムアクセスタイミング情
報4rはアンテナ1、受信部2及び送受信データ処理部
3を介して送信制御部4に設けられた送信スロット選択
部9に入力される。一方、データ種類判定部8は、パケ
ット生成部6で生成されたパケットに含まれるデータが
音声信号か、または音声信号以外のデータ信号か判定し
たデータ種類情報をランダムアクセスタイミング情報4
rに付加する。以上の処理を行った上で、送受信データ
処理部3は、データ種類情報が付加されたランダムアク
セスタイミング情報4rを送信制御部4に設けられた送
信スロット選択部9に出力する。送信スロット選択部9
は、入力されたランダムアクセスタイミング情報4rに
基づいて、送信パケットが伝達するデータの種類に応じ
て送信スロットを選択する。
【0026】具体的には、送信パケットが音声信号を伝
達する音声パケットであれば、音声パケットスロット群
から、データ信号であればデータパケットスロット群か
ら選択する。そして、選択した送信スロットのオフセッ
ト値などを含むランダムアクセスタイミングデータ4t
をタイミング生成部5に出力する。タイミング生成部5
は、入力されたランダムアクセスタイミングデータ4t
に基づき、選択された送信スロットの無線フレームタイ
ミングで送信スロットを送信するようにパケット送信部
7を制御する。
【0027】次に、送信スロット選択部9の動作につい
て説明する。図3は、送信スロット選択部9の動作を示
すフローチャートである。ステップ(以下、Sと称す)
1001で、送信スロット選択部9には、ランダムアク
セスタイミング情報4rが入力される。送信スロット選
択部9は、入力されたランダムアクセスタイミング情報
4rに基づき、音声パケット送信用に割り当てられた音
声パケットスロット群と、データパケット送信用に割り
当てられたデータパケットスロット群を認識する。S1
002で、 移動局が送信するパケットは音声パケット
かデータパケットか判断する。音声パケットを送信する
場合にはS1003へ進む。また、データパケットを送
信する場合にはS1004へ進む。
【0028】S1003で、送信スロット選択部9は音
声パケットスロット群を選択する。S1003が終了す
ると、S1005へ進む。S1004で、送信スロット
選択部9はデータパケットスロット群を選択する。S1
004が終了すると、S1006へ進む。S1005
で、送信スロット選択部9は、S1003で選択した音
声パケットスロット群よりランダムに送信スロットを選
択する。S1005が終了すると、S1007へ進む。
S1006で、送信スロット選択部9は、S1004で
選択したデータパケットスロット群よりランダムに送信
スロットを選択する。S1006が終了すると、S10
07へ進む。S1007で、送信スロット選択部9は、
選択した送信スロットに付された無線フレームタイミン
グオフセット値をランダムアクセスタイミングデータ9
tとして、タイミング生成部5に出力する。S1007
が終了すると一連の処理が終了する。
【0029】以上、説明したように、パケット通信端末
装置(移動局13)は、パケット生成部6にて生成され
た送信パケットに含まれるデータが、音声信号かデータ
信号か判別するデータ種類判定部8を有し、送信スロッ
ト選択部9は、データ種類判定部8の判定した結果に応
じて、音声パケットスロット群、データパケットスロッ
ト群より送信スロットを選択するので、即時性の要求さ
れる音声パケットの伝送効率が他のデータ種類のパケッ
トとの衝突により劣化する問題を抑制することができ
る。
【0030】実施の形態2.本発明の実施の形態2に係
るパケット通信端末装置および無線通信システムについ
て説明する。図4は本発明の実施の形態2に係るランダ
ムアクセス方式を示す説明図である。図4(a)はトラ
ヒックが多い場合のランダムアクセス方式を示す図であ
り、図4(b)はトラヒックが少ない場合のランダムア
クセス方式を示す図である。図4において、MS1、M
S2は音声パケットを送信する移動局である。MS3は
データパケットを送信する移動局である。移動局MS
1、MS2、MS3には基地局が測定したトラヒック量
が通知される。また、トラヒック量が多い場合には、音
声パケットスロット群には無線フレームタイミングのオ
フセット値が#0〜#12のスロットが割り当てられて
おり、データパケットスロット群には無線フレームタイ
ミングのオフセット値が#13〜#15のスロットが割
り当てられていることも通知されている。
【0031】図4(a)に示すように、トラヒックが多
い場合には、音声パケットを送信する移動局MS1、M
S2が、上りスロット#0〜#12の中からランダムに
無線フレームタイミングのオフセット値を選択した結
果、MS1はオフセット値が#0のスロット、MS2は
オフセット値が♯12のスロットに割り当てられたタイ
ミングでランダムアクセスを行う。一方、データパケッ
トを送信する移動局MS3は、上りスロット#13〜#
15の中からランダムに無線フレームタイミングのオフ
セット値を選択した結果、オフセット値が#15のスロ
ットに割り当てられた無線フレームタイミングでランダ
ムアクセスを行う。移動局MS1、MS2、MS3それ
ぞれは、選択した無線フレームタイミングのオフセット
値が、他の移動局に使用されていないために、衝突によ
る伝送効率の劣化は起こらない。
【0032】また、図4(b)に示すように、トラヒッ
クが少ない場合には、音声パケットを送信する移動局M
S1は、上りスロット#0〜#15の中からランダムに
無線フレームタイミングのオフセット値を選択した結
果、オフセット値が#0のスロットに割り当てられたタ
イミングでランダムアクセスを行う。同様に、データパ
ケットを送信する移動局MS3は、上りスロット#0〜
#15の中からランダムに無線フレームタイミングのオ
フセット値を選択した結果、オフセット値が#15のス
ロットに割り当てられたタイミングでランダムアクセス
を行う。移動局MS1及びMS3それぞれは、選択した
無線フレームタイミングのオフセット値が、お互いに使
用されていないために、衝突による伝送効率の劣化は起
こらない。
【0033】図5は、この発明の実施の形態2に係るパ
ケット通信端末装置の構成を示すブロック図である。図
5において、10はトラヒック監視部である。トラヒッ
ク監視部10は送信制御部4に設けられ、送受信データ
処理部3及びタイミング生成部5に接続される。トラヒ
ック監視部10は、入力されたトラヒック情報10rに
基づいて、送信スロットを音声パケットおよびデータパ
ケット用に割り当てられたスロット群から選択するか、
1フレーム全体から選択するか判断してトラヒックデー
タ10tを出力する。なお、図5において、図2に示す
ものと同一の符号は同一または相当部分を示すので説明
は省略する。
【0034】次に、図5に示すパケット通信端末装置の
動作について説明する。トラヒック情報10rはアンテ
ナ1、受信部及び送受信データ処理部3を介して、送信
制御部4に設けられたトラヒック監視部10に入力され
る。トラヒック監視部10は、入力されたトラヒック情
報10rに基づいて、送信スロットを音声パケットおよ
びデータパケット用に割り当てられたスロット群から選
択するか、1フレーム全体から選択するか送信スロット
の選択領域を判断してトラヒックデータ10tを送信ス
ロット選択部9に出力する。トラヒック監視部10は、
トラヒック量があらかじめ定められた所定のしきい値を
超えるかどうかを判定することにより、送信スロットの
選択領域を決定する。
【0035】送信スロット選択部9は、ランダムアクセ
スタイミング情報4r、およびトラヒック監視部10よ
り伝達されたトラヒックデータ10tに基づいて、トラ
ヒック量が所定のしきい値を超える場合、音声パケット
スロット群またはデータパケットスロット群から送信ス
ロットを選択する。トラヒック量が所定のしきい値を超
えない場合には、1フレームを構成する全てのスロット
からランダムに送信スロットを選択する。そして、選択
した送信スロットのオフセット値などを含むランダムア
クセスタイミングデータ4tを生成しタイミング生成部
5に出力する。
【0036】次に、送信スロット選択部9およびトラヒ
ック監視部10の動作について説明する。図6は送信ス
ロット選択部9およびトラヒック監視部10の動作を示
すフローチャートである。S2001で、トラヒック監
視部10には、トラヒック情報10rが入力される。S
2002で、トラヒック監視部10は、入力されたトラ
ヒック情報10rに基づき、トラヒック量があらかじめ
定められた所定のしきい値を超えるかどうかの判定を行
う。トラヒック量がしきい値を超える場合にはS200
3へ進む。また、トラヒック量がしきい値を超えない場
合にはS2004へ進む。S2003で、トラヒック監
視部10は、送信スロットを音声パケットおよびデータ
パケット用に割り当てられたスロット群から選択するこ
とを決定しS2005へ進む。
【0037】S2004で、トラヒック監視部10は、
送信スロットを1フレームを構成する全てのスロットか
ら選択することを決定してS2005へ進む。S200
5で、トラヒック監視部10は、トラヒックデータ10
tを送信スロット選択部9に出力する。S2005が終
了すると、S2006へ進む。S2006で、送信スロ
ット選択部9には、トラヒックデータ10t及びランダ
ムアクセスタイミング情報4rが入力される。S200
6が終了すると、S2007へ進む。S2007で、送
信スロット選択部9は、入力されたトラヒックデータ1
0tに基づき、無線フレームタイミングのオフセット値
を、音声パケット送信時とデータパケット送信時と区別
して使用するか否かを認識する。
【0038】送信スロットを音声パケットスロット群お
よびデータパケットスロット群より選択する場合にはS
1002へ進む。S1002以降の処理については実施
の形態1で説明したので省略する。1フレームを構成す
る全てのスロットから送信スロットを選択するときには
S2008へ進む。S2008で、送信スロット選択部
9は、入力されたランダムアクセスタイミング情報4r
に基づき、送信スロットを1フレームに含まれる全ての
スロットからランダムに選択する。S2008が終了す
ると、S1007へ進む。S1007以降の処理につい
ては実施の形態1で説明したので省略する。
【0039】以上説明したように、パケット通信端末装
置が、基地局より伝達されたシステムトラヒック状況を
もとに、送信するランダムアクセスチャネルの無線フレ
ームタイミングのオフセット値を、音声パケット送信時
とデータパケット送信時と区別して使用するか判定する
ので、複数の優先度を持つサービス種別が混在するシス
テムに柔軟に対応できるランダムアクセス方式を提供す
ることができる。
【0040】なお、上記説明では、パケット通信端末装
置は、基地局より伝達されたトラヒック量が所定のしき
い値を越える場合には、音声パケットスロット群および
データパケットスロット群から送信スロットを選択し、
所定のしきい値を越えないときには、1フレームに含ま
れる全てのスロットから送信スロットを選択していた
が、スロット数の配分を変更した音声パケットスロット
群およびデータパケットスロット群より送信スロットを
選択するようにしてもよい。また、各スロット群から送
信スロットを選択するか、1フレームに含まれる全ての
スロットから送信スロットを選択するかの判断は、基地
局より伝達されたトラヒック量に基づいて移動局が行っ
ていたが、基地局が判断を行うようにしてもよい。この
場合、移動局は、送信パケットに含まれるデータの種類
に基づいて、送信スロットを各スロット群ないし1フレ
ームに含まれる全てのスロットから選択する。
【0041】また、上記説明によるランダムアクセス方
式は、移動局13または基地局14が、移動局が送信す
るランダムアクセスチャネルの無線フレームタイミング
のオフセット値を音声パケット送信時とデータパケット
送信時と区別して使用することが可能であり、音声パケ
ット送信時にはデータパケット送信時と比較して多数の
オフセット値が割り当てられ、移動局13は多数のオフ
セット値の中から無線フレームタイミングのオフセット
値を選択できるために、即時性の要求される音声パケッ
トの伝送効率が他のパケットとの衝突により劣化するこ
とを低減することができる。
【0042】実施の形態3.本発明の実施の形態3に係
るパケット通信端末装置および無線通信システムについ
て説明する。図7は本発明の実施形態3に係るランダム
アクセス方式を示す説明図である。図7(a)は音声ト
ラヒックが多い場合を示す図であり、図7(b)はデー
タトラヒックが多い場合を示す図である。図7におい
て、MS1、MS2は音声パケットを送信する移動局で
あり、MS3、MS4はデータパケットを送信する移動
局である。移動局MS1、MS2、MS3、MS4には
基地局が測定したパケット種類別のトラヒック量が通知
される。
【0043】また、音声パケットのトラヒックが多い場
合には、音声パケットスロット群には無線フレームタイ
ミングのオフセット値が#0〜#12のスロットが割り
当てられており、データパケットスロット群の無線フレ
ームタイミングのオフセット値が#13〜#15のスロ
ットが割り当てられていることも通知されている。一
方、データパケットのトラヒックが多い場合には、音声
パケットスロット群には無線フレームタイミングのオフ
セット値が#0〜#2のスロットが割り当てられ、デー
タパケットスロット群には無線フレームタイミングのオ
フセット値が#3〜#15のスロットが割り当てられて
いることが通知されている。
【0044】図7(a)に示す音声パケットのトラヒッ
クが多い場合のランダムアクセス方式は、実施の形態2
で図4(a)を参照しながら説明したものと同様である
ので説明は省略する。図7(b)に示すようにデータパ
ケットのトラヒックが多い場合、音声パケットを送信す
る移動局MS1は、上りスロット#0〜#2の中からラ
ンダムに無線フレームタイミングのオフセット値を選択
した結果、MS1はオフセット値が#0のスロットに割
り当てられたタイミングでランダムアクセスを行う。一
方、データパケットを送信する移動局MS3、MS4
は、上りスロット#3〜#15の中からランダムに無線
フレームタイミングのオフセット値を選択した結果、M
S3は♯12のスロットに割り当てられたタイミング
で、MS4は♯15に割り当てられたタイミングでラン
ダムアクセスを行う。
【0045】移動局MS1、MS2、MS3、MS4そ
れぞれは選択した無線フレームタイミングのオフセット
値が他の移動局に使用されていないために、衝突による
伝送効率の劣化は起こらない。また、音声パケットおよ
びデータパケットのうち、トラヒック量が多い方のスロ
ット群により多くのスロットを割り当てるので同じ種類
のパケットどうしが衝突する可能性も抑制できる。
【0046】図8は、この発明の実施の形態3にかかる
パケット通信端末装置の構成を示すブロック図である。
図8において、11はパケット種類別トラヒック監視部
である。パケット種類別トラヒック監視部11は送信制
御部4に設けられる。パケット種類別トラヒック監視部
11は入力されたパケット種類別トラヒック情報11r
に基いて、スロットを音声パケットスロット群に多く割
り当てるか、またはデータパケットスロット群に多く割
り当てるか判定し、判定結果をパケット種類別トラヒッ
クデータ11tを出力する。なお、図8において図5に
示すものと同一の符号は同一または相当部分を示すので
説明は省略する。
【0047】次に、図8に示すパケット通信端末装置の
動作について説明する。パケット種類別トラヒック監視
部11は、入力されたパケット種類別トラヒック情報1
1rに基づいて、データパケットのトラヒック量が音声
パケットのトラヒック量よりも多く、かつその差が所定
のしきい値を越えるか判定する。音声パケットのトラヒ
ック量がデータパケットのトラヒック量よりも多い場
合、あるいはデータパケットのトラヒック量と音声パケ
ットのトラヒック量の差が所定のしきい値を超えない場
合には、音声パケットスロット群のスロット数を増加さ
せ、データパケットスロット群のスロット数を減少させ
ることを決定する。そして、パケット種類別トラヒック
データ11tを送信スロット選択部9に出力する。
【0048】送信スロット選択部9は、パケット種類別
トラヒックデータ11tから音声パケットスロット群お
よびデータパケットスロット群に含まれるスロットのオ
フセット値を認識する。そして、音声パケットを送信す
るときには音声パケットスロット群から、データパケッ
トを送信するときには、データパケットスロット群から
送信スロットを選択する。そして、選択された送信スロ
ットに割り当てられたタイミングをランダムアクセスタ
イミングデータ4tとしてタイミング生成部5に出力す
る。
【0049】次に、送信スロット選択部9及びパケット
種類別トラヒック監視部11の動作について説明する。
図9は送信スロット選択部9およびパケット種類別トラ
ヒック監視部11の動作を示すフローチャートである。
S3001で、パケット種類別トラヒック監視部11に
は、パケット種類別トラヒック情報11rが入力され
る。S3002で、パケット種類別トラヒック監視部1
1は、入力されたパケット種類別トラヒック情報11r
に基づき、データパケットのトラヒック量と音声パケッ
トのトラヒック量の差があらかじめ定められた所定のし
きい値を超え、かつデータパケットのトラヒック量が多
いかどうかの判定を行う。
【0050】データパケットのトラヒック量が音声パケ
ットのトラヒック量よりも多く、かつデータパケットの
トラヒック量と音声パケットのトラヒック量の差があら
かじめ定められた所定のしきい値を超えた場合には、S
3003へ進む。また、データパケットのトラヒック量
と、音声パケットのトラヒック量の差があらかじめ定め
られた所定のしきい値を超えない場合、または音声パケ
ットのトラヒック量が多い場合にはS3004へ進む。
S3003で、パケット種類別トラヒック監視部11
は、データパケットスロット群のスロット数を増加さ
せ、音声パケットスロット群のスロット数を減少させる
ことを決定する。S3003が終了すると、S3005
へ進む。一方、S3004で、パケット種類別トラヒッ
ク監視部11は、音声パケットスロット群のスロット数
を増加させ、データパケットスロット群のスロット数を
減少させることを決定する。S3004が終了すると、
S3005へ進む。
【0051】S3005で、パケット種類別トラヒック
監視部11は、音声パケットスロット群、データパケッ
トスロット群に含まれるスロットのオフセット値をパケ
ット種類別トラヒックデータ11tによって送信スロッ
ト選択部9に通知する。S3006で、送信スロット選
択部9には、パケット種類別トラヒックデータ11tと
ランダムアクセスタイミング情報4rが入力される。S
3007で、送信スロット選択部9は、パケット種類別
トラヒックデータ11tが、音声パケットスロット群に
多くのスロットを割り当てるように通知するものか判定
し、音声パケット送信用に多く割り当てる場合には、S
3008へ進む。データパケット送信用に多く割り当て
る場合にはS3009へ進む。S3008、S3009
では、送信スロット選択部9は、音声パケットスロット
群、あるいはデータパケットスロット群のいずれかを選
択してS1002へ進む。S1002以降の処理につい
ては実施の形態1で説明したので省略する。
【0052】以上説明したように、実施の形態3にかか
るパケット通信端末装置は、基地局が測定したパケット
種類別に測定されたトラヒック状況を基に、1フレーム
内に含まれるスロットを、音声パケットスロット群に多
く割り当てるかデータパケットスロット群に多く割り当
てるか判定をするので、複数の優先度を持つサービス種
別が混在するシステムに柔軟に対応できる。
【0053】なお、上記説明では、基地局が監視したパ
ケット種類別トラヒック状況に基づいて、1フレーム内
に含まれるスロットを、音声パケットスロット群に多く
割り当てるかデータパケットスロット群に多く割り当て
るかを移動局が判定していた。しかしながら、パケット
種類別のトラヒック状況に基づいて各スロット群に割り
当てるスロット数を決定する上記処理を基地局が行うよ
うにすることも可能である。その場合、移動局は、基地
局によってスロット数が割り当てられた音声パケットス
ロット群、データパケットスロット群のいずれかから、
送信パケットの種類に応じて送信スロットを選択して送
信する。
【0054】実施の形態4.本発明の実施の形態4に係
るパケット通信端末装置および無線通信システムについ
て説明する。図10は本発明の実施の形態4に係るラン
ダムアクセス方式を示す説明図である。図10におい
て、MS1及びMS2は、音声パケットまたはデータパ
ケットを送信する移動局である。移動局は、それぞれ1
フレームが16スロットで構成される上りチャネルにア
クセスするものとする。移動局はそれぞれ送信パケット
が発生した時点で、上りスロット#0〜#15の中から
ランダムに無線フレームタイミングのオフセット値を一
つ選択した後、この無線フレームタイミングのオフセッ
ト値でランダムアクセスを行う。
【0055】移動局MS1は、上りスロットの中からラ
ンダムに送信スロットを選択した結果、オフセット値が
#0のスロットに割り当てられたタイミングでランダム
アクセスを行う。一方、移動局MS2は、上りスロット
の中からランダムに送信スロットを選択した結果、MS
1と同じ#0のスロットに割り当てられたタイミングで
ランダムアクセスを行う。この場合、移動局MS1及び
MS2は、送信パケットを同じタイミングで送信するこ
とになるので、移動局MS1、MS2より送信された送
信パケットは衝突し、MS2が送信した送信パケットが
基地局14に到達しないこととなる。送信パケットが基
地局に到達しなかった場合、MS2は、1回目の送信で
到達しなかった送信パケット(第一の送信パケットと呼
ぶ)に含まれていたデータを用いて送信パケットを作成
し(第二の送信パケットと呼ぶ)、次フレーム(フレー
ム2)の上りスロットで再送することになる。この時、
#0〜#15の中からランダムに送信スロットを選択す
るのではなく、1回目の送信で第一の送信パケットが到
達不可となった時の送信スロットのオフセット値#0以
外のオフセット値が付されたスロット#1〜#15から
送信スロットを選択する。
【0056】図11は、この発明の実施形態4にかかる
パケット通信端末装置の構成を示すブロック図である。
図11において、12はパケット到達監視部である。パ
ケット到達監視部12は送信制御部4に設けられてい
る。パケット到達監視部12は、入力されたパケット到
達情報12rに基づいて、送信パケットが基地局に到達
したか判定し、判定結果をパケット到達データ12tと
して送信スロット選択部9に出力する。
【0057】次に、図11に示すパケット通信端末装置
の動作について説明する。パケット到達監視部12は、
第一の送信パケットが基地局に到達したか判定し、パケ
ット到達データ12tを送信スロット選択部9に出力す
る。送信スロット選択部9は、第一の送信パケットが基
地局に到達した場合、第二の送信パケットの送信スロッ
トを、フレーム2を構成する全てのスロット(♯0〜♯
15)の中からランダムに選択する。一方、第一の送信
パケットが基地局に到達しなかった場合、第一の送信パ
ケットから生成した第二の送信パケットの送信スロット
を、フレーム2を構成するスロットのうち、第一の送信
パケットの送信スロットのオフセット値以外のオフセッ
ト値を付された全てのスロットからランダムに選択す
る。送信スロット選択部9は、第一の送信パケットを送
信したスロットのオフセット値を記憶しているものとす
る。
【0058】次に、送信スロット選択部9及びパケット
到達監視部12の動作について説明する。図12はパケ
ット到達監視部9及び送信スロット選択部12の動作を
示すフローチャートである。S4001で、パケット到
達監視部12には、パケット到達情報12rが入力され
る。S4002で、パケット到達監視部12は、パケッ
ト到達情報12rに基づき、第一の送信パケットが基地
局に到達したか判定する。第一の送信パケットが基地局
に到達した場合にはS4003へ進む。また、第一の送
信パケットが基地局に到達しなかった場合にはS400
4へ進む。S4003で、パケット到達監視部12は第
一の送信パケットが基地局に到達したことを示すパケッ
ト到達データ12tを送信スロット選択部9に出力す
る。一方、S4004では、パケット到達監視部12
は、第一の送信パケットが基地局に到達しなかったこと
を示すパケット到達データ12tを送信スロット選択部
9に出力する。S4003またはS4004が終了する
とS4005へ進む。
【0059】S4005で、送信スロット選択部9には
パケット到達データ12t及びランダムアクセスタイミ
ング情報4rが入力される。第一の送信パケットが基地
局に到達した場合にはS4006へ進む。また、第一の
送信パケットが基地局に到達しなかった場合にはS40
07へ進む。S4006で、送信スロット選択部9は新
たに送信すべき第二の送信パケットが発生したかどうか
を判定する。第二の送信パケットが発生した場合にはS
4008へ進む。第二の送信パケットが発生していない
場合にはS4006で待機する。
【0060】S4008で、送信スロット選択部9は第
二の送信パケットを送信する送信スロットをフレーム2
のスロットよりランダムに選択する。S4008が終了
するとS1007へ進む。一方、S4007で、送信ス
ロット選択部9は、フレーム2に含まれるスロットから
第一の送信パケットを送信した送信スロットのオフセッ
ト値と同じスロットを除去したスロット群を編成してS
4009へ進む。S4009では、送信スロット選択部
9は、S4007で形成されたスロット群より、ランダ
ムに送信スロットを選択する。S4009が終了すると
S1007へ進む。S1007以降の処理については実
施の形態1で説明したので説明は省略する。
【0061】以上説明したように、先に送信した送信パ
ケットが基地局に到達したか判定して、到達していない
場合には、先に送信した送信パケットの送信スロットと
は異なるタイミングで送信パケットを再送するので、送
信パケットの伝送効率を改善できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるパ
ケット通信端末装置は、送信スロットを音声パケット送
信用とデータパケット送信用と区別して選択するので、
伝達するデータの種類が異なるパケットどうしが衝突す
ることを防止できる。従って、データ信号に比べて即時
性の要求される音声信号を含む音声パケットの伝送効率
の劣化を抑制できるという効果を奏する。
【0063】また、本発明にかかるパケット通信端末装
置は、基地局から通知されたトラヒック量に応じて、ス
ロット群から送信スロットを選択するか否かを判定し、
また、基地局から通知されたデータ種類別のトラヒック
量に応じて、各スロット群に含まれるスロットの個数を
変更するので、複数の優先度を持つサービス種別が混在
するシステムに柔軟に対応できるという効果を奏する。
【0064】また、本発明にかかるパケット通信端末装
置は、先に送信した送信パケットが基地局に到達したか
判定して、到達していない場合には、先に送信した送信
パケットの送信スロットとは異なるタイミングで送信パ
ケットを再送するので、送信パケットの伝送効率を改善
できる。
【0065】また、本発明にかかる無線通信システム
は、音声パケット送信用、データパケット送信用に割り
当てられた1フレーム内のスロット数を通知する基地局
と、送信するデータの種類に応じて、送信するデータが
音声信号であれば音声パケットスロット群、送信するデ
ータがデータ信号であればデータパケットスロット群よ
り選択した送信スロットのタイミングでデータパケット
を送信する移動局とを有するので、データの種類の異な
る送信パケットどうしが衝突する可能性を抑制すること
ができ、データ信号に比べて即時性の要求される音声信
号の伝送効率が劣化することを防止できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るランダムアクセ
ス方式を説明する説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るパケット通信端
末の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るパケット通信端
末装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るランダムアクセ
ス方式を説明する説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るパケット通信端
末の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るパケット通信端
末装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るランダムアクセ
ス方式を説明する説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に係るパケット通信端
末の構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態3に係るパケット通信端
末装置の動作を説明するフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態4に係るランダムアク
セス方式を説明する説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態4に係るパケット通信
端末の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態4に係るパケット通信
端末装置の動作を説明するフローチャートである。
【図13】 無線通信システムを説明する説明図であ
る。
【図14】 従来のランダムアクセス方式を説明する説
明図である。
【図15】 従来のパケット通信端末装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 受信部、3 送受信データ処理部、
4 送信制御部、5 タイミング生成部、6 パケット
生成部、7 パケット送信部、8 データ種類判定部、
9 送信スロット選択部、10 トラヒック監視部、1
1 パケット種類別トラヒック監視部、12 パケット
到達監視部、13 移動局、14 基地局、15 無線
セル、16 報知チャネル、17 ランダムアクセスチ
ャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04L 11/20 102A 12/56 Fターム(参考) 5K028 AA11 BB04 CC02 CC05 DD01 DD02 JJ02 KK32 LL12 LL45 MM12 RR02 SS01 SS11 5K030 GA02 HA02 HA15 HB29 HD09 JA01 JL01 JT03 JT09 LB11 LC11 LE06 5K033 AA01 BA01 BA02 BA06 CA06 CC01 DA19 5K067 AA13 BB03 CC08 EE02 EE10 EE72 9A001 BB04 CC05 CC06 DD10 JJ18 KK56 LL09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームを構成する複数のスロットのう
    ち、所定のスロットに割り当てられたタイミングでパケ
    ットを送信するパケット通信端末装置において、音声信
    号より生成された音声パケットおよびデータ信号より生
    成されたデータパケットを送出するパケット送信部と、
    このパケット送信部が送信すべきパケットに含まれるデ
    ータが、音声信号かデータ信号かを判定するデータ種類
    判定部と、音声パケット送信用に割り当てられたスロッ
    トを含む音声パケットスロット群とデータパケット送信
    用に割り当てられたスロットを含むデータパケットスロ
    ット群のいずれかより、前記データ種類判定部の判定結
    果に応じてスロットを選択し、選択したスロットに割り
    当てられたタイミングで前記音声パケットおよび前記デ
    ータパケットを送出するように前記パケット送信部を制
    御する送信制御部を備えたことを特徴とするパケット通
    信端末装置。
  2. 【請求項2】 フレームを構成する複数のスロットのう
    ち、所定のスロットに割り当てられたタイミングでパケ
    ットを送信するパケット通信端末装置において、音声信
    号より生成された音声パケットおよびデータ信号より生
    成されたデータパケットを送出するパケット送信部と、
    このパケット送信部が送信すべきパケットに含まれるデ
    ータが、音声信号かデータ信号かを判定するデータ種類
    判定部と、基地局より伝達された信号に基づいてトラヒ
    ック量を監視するトラヒック監視部と、このトラヒック
    監視部の監視結果に応じて、フレームに含まれる全ての
    スロット、または音声パケット送信用に割り当てられた
    音声パケットスロット群およびデータパケット送信用に
    割り当てられたデータパケットスロット群のいずれから
    送信スロットを選択するか判定し、選択したスロットに
    割り当てられたタイミングで前記音声パケットおよび前
    記データパケットを送出するように前記パケット送信部
    を制御する送信制御部とを備えたことを特徴とするパケ
    ット通信端末装置。
  3. 【請求項3】 送信制御部は、基地局より伝達された信
    号に基づいてトラヒック量を監視するトラヒック監視部
    を有し、このトラヒック監視部が監視したトラヒック量
    が所定のしきい値を上回る場合には、音声パケットスロ
    ット群に含まれるスロット数を増加させ、データパケッ
    トスロット群に含まれるスロット数を減少させることを
    特徴とする請求項1に記載のパケット通信端末装置。
  4. 【請求項4】 送信制御部は、基地局より伝達された信
    号に基づいて通信ネットワークのトラヒック量を音声パ
    ケット及びデータパケットのパケット種類別に監視する
    パケット種類別トラヒック監視部を有し、このパケット
    種類別トラヒック監視部の監視結果に応じて、音声パケ
    ットの通信トラヒック量がデータパケットの通信トラヒ
    ック量よりも多い場合には、音声パケットスロット群に
    含まれるスロット数を増加させて、データパケットスロ
    ット群に含まれるスロット数を減少させ、データパケッ
    トの通信トラヒック量が音声パケットの通信トラヒック
    量よりも多く、かつデータパケットおよび音声パケット
    の通信トラヒック量の差が所定のしきい値を越える場合
    には、音声パケットスロット群に含まれるスロット数を
    減少させ、データパケットスロット群に含まれるスロッ
    ト数を増加させることを特徴とする請求項1に記載のパ
    ケット通信端末装置。
  5. 【請求項5】 送信制御部は、第一のフレームに含まれ
    る第一のスロットに割り当てられたタイミングで送信し
    たパケットが基地局に到達したか監視するパケット到達
    監視部を有し、前記パケットが基地局に到達していない
    場合、第二のフレームに含まれるスロットのうち、前記
    第一のスロットとは異なるオフセット値を付されたスロ
    ットより送信スロットを選択することを特徴とする請求
    項1に記載のパケット通信端末装置。
  6. 【請求項6】 管轄するセル内の通信トラヒック量を測
    定するとともに、測定した通信トラヒック量を通知する
    基地局と、この基地局より通知された通信トラヒック量
    が所定のしきい値を越える場合には、音声パケット送信
    用のスロット数がデータパケット送信用のスロット数よ
    りも多くなるように、1フレーム内のスロットを音声パ
    ケットスロット群とデータパケットスロット群に割り当
    てるとともに、送信するデータが音声信号であれば音声
    パケットスロット群より選択した送信スロットのタイミ
    ングで音声パケットを送信し、送信するデータがデータ
    信号であればデータパケットスロット群より選択した送
    信スロットのタイミングでデータパケットを送信する移
    動局とを有する無線通信システム。
  7. 【請求項7】 基地局は、管轄するセル内の通信トラヒ
    ック量を音声パケットおよびデータパケットのパケット
    種類別に測定して移動局に通知し、移動局は、音声パケ
    ットの通信トラヒック量がデータパケットの通信トラヒ
    ック量よりも多い場合には、音声パケットスロット群に
    含まれるスロット数を増加させて、データパケットスロ
    ット群に含まれるスロット数を減少させ、データパケッ
    トの通信トラヒック量が音声パケットの通信トラヒック
    量よりも多く、かつデータパケットおよび音声パケット
    の通信トラヒック量の差が所定のしきい値を越える場合
    には、音声パケットスロット群に含まれるスロット数を
    減少させ、データパケットスロット群に含まれるスロッ
    ト数を増加させることを特徴とする請求項6に記載の無
    線通信システム。
  8. 【請求項8】 基地局は、移動局より送信されたパケッ
    トを受信すると、パケット到達信号を前記移動局に伝達
    することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 音声信号を伝達する音声パケットおよび
    音声信号以外のデータ信号を伝達するデータパケットを
    送信可能な1フレーム内の割り当てスロット数を通知す
    る基地局と、この基地局より通知された割り当てスロッ
    ト数に応じて、音声パケット送信用のスロットを含む音
    声パケットスロット群とデータパケット送信用のスロッ
    トを含むデータパケットスロット群を編成し、送信する
    データが音声信号であれば音声パケットスロット群より
    選択した送信スロットのタイミングで音声パケットを送
    信し、送信するデータがデータ信号であればデータパケ
    ットスロット群より選択した送信スロットのタイミング
    でデータパケットを送信する移動局とを有する無線通信
    システム。
  10. 【請求項10】 基地局は、管轄するセル内の通信トラ
    ヒック量を測定するとともに、測定した通信トラヒック
    量が所定のしきい値を越える場合には、音声パケットス
    ロット群に含まれるスロット数を増加させ、データパケ
    ットスロット群に含まれるスロット数を減少させるよう
    に移動局に通知することを特徴とする請求項9に記載の
    無線通信システム。
  11. 【請求項11】 基地局は、管轄するセル内の通信トラ
    ヒック量を音声パケットおよびデータパケットのパケッ
    ト種類別に測定するとともに、音声パケットの通信トラ
    ヒック量がデータパケットの通信トラヒック量よりも多
    い場合には、音声パケットスロット群に含まれるスロッ
    ト数を増加させて、データパケットスロット群に含まれ
    るスロット数を減少させるように通知し、データパケッ
    トの通信トラヒック量が音声パケットの通信トラヒック
    量よりも多く、かつデータパケットおよび音声パケット
    の通信トラヒック量の差が所定のしきい値を越える場合
    には、音声パケットスロット群に含まれるスロット数を
    減少させ、データパケットスロット群に含まれるスロッ
    ト数を増加させるように移動局に通知することを特徴と
    する請求項9に記載の無線通信システム。
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