JP2001133566A - 生鮮食料品の賞味期限や医薬品等の有効期限などの期限を、化学物質の化学反応による色の変化や濃度、反応が進行する距離や面積で表示する方法 - Google Patents

生鮮食料品の賞味期限や医薬品等の有効期限などの期限を、化学物質の化学反応による色の変化や濃度、反応が進行する距離や面積で表示する方法

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JP2001133566A
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JP
Japan
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reaction
chemical
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change
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JP34658199A
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English (en)
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Asaji Murao
朝治 村尾
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IDEA GIKEN KK
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IDEA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生鮮食料品の賞味期限や医薬品などの有効期限
を、小さな文字や記号のみではなく、化学変化による色
の変化や濃度の変化、或いは反応の進行する過程を距離
や面積で表示し、期限を一目で判断できることを得る。 【解決手段】ラベルや包装パック等に紫外線等の光や短
時間の熱処理などにより化学反応を開始する化学物質を
塗布し、化学変化が進行する過程で色が変わったり濃度
が変化する距離や面積で賞味期間や有効期限を知らせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮食料品の賞味
期限や医薬品等の有効期限などの期限の表示について、
小さな文字や記号を視力の弱い人や高齢者が読めなくて
も、色の変化や濃度変化、化学変化の進行する長さや面
積で表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の期限の表示は、印字されている文
字が小さく、又、記号で標示されている場合も理解し難
かった。
【0003】生鮮食料品や医薬品等を冷蔵庫や薬箱など
に保管すると、保管場所の奥の方に仕舞い込んだ商品の
期限に気付き難くなり結果的に廃棄をしていた。
【0004】期限を見落として使用した場合は、食中毒
や副作用などの危険もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の生鮮
食料品の賞味期限や医薬品等の有効期限を小さな文字や
記号だけではなく、商品を製造してからの時間の経過
を、化学変化による色の変化や濃度の変化、或いは反応
が進行する過程を距離や面積で表示する方法を併用し
て、期限を一目で判断できるように表示することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、ラベルに紫外線等の光や短時間の熱処理等により化
学反応を開始する化学物質を塗布する。
【0007】化学変化の色や濃度で期限を表示する場合
は、紫外線等の光や短時間の熱処理により塗布面全体の
化学反応が開始して、変化した色や濃度と、ラベルに印
刷された安全・注意・期限切れを示すカラーチャートの
色とを比較し、期限を判断できるようにする。化学反応
は濃度だけではなく、色が変化するようにしても良い。
交通信号機のように十分に安全である期間は青緑、期間
終了間際は黄色、期限切れの場合は赤等に色が変化する
ようにすると更に効果的である。
【0008】化学反応の進行する距離や面積で期限を表
示する場合は、塗布面をつづら折りのように細い線状に
して、紫外線等の光や短時間の熱処理、圧力や空気等と
接触することで化学反応を開始させるための、マイクロ
カプセル等でできたスタートセルを置く。スタートセル
と塗布面の化学物質が反応して導火線のように化学反応
が進行し、決まった長さ、或いはつづら折りのように塗
布された化学反応の長さを面積にして期限を表示する。
ラベルに安全・注意・期限切れを示すカラーチャートを
印刷し、期限を判断できるようにする。
【0009】ディジタル的に化学反応をさせる場合、反
応方向に膜などの仕切をを設けて化学反応のスピードを
制御できるようにする。
【0010】塗布面を保護するために、樹脂の保護フィ
ルムなどを付けると塗布面を傷つけたりせず効果的であ
る。
【0011】反応の種類に酸化還元や浸透圧の原理、浸
透性の膜等を利用しても良い。
【0012】生鮮食料品が保存温度より高い温度の所に
放置されたり、医薬品等が日光の当たる所に放置された
などの保管状態が悪い場合、化学変化を早めに進行させ
て本来の期限よりも短くして、商品の安全を維持できる
ようにするとより効果的である。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。
【0014】図1においてラベル1に、紫外線や短時間
の熱処理をしたり、圧力を加えたり空気と接触すること
により化学変化する薬品やマイクロカプセル等を塗布面
4に塗布する。この時保護シート3などで塗布面を保護
する。
【0015】塗布面全体が発色して濃度が変化する場
合、図1a)は化学変化した塗布面全体の色、又は濃度
と期限切れカラーチャート2を比較して賞味期限や有効
期限を判断する。
【0016】図1b)は、布面4をつづらおりにして、
一端に反応をスタートさせるスタートセル5を置き、紫
外線や短時間の熱処理をしたり、圧力を加えたり空気と
接触することによりセルの膜等が破れ、或いは空気穴が
開き、化学反応を開始させる。反応が進むにつれて順次
着色が進み、反応距離が面積となり賞味期間や有効期間
を表示する。ラベルの一部に、反応が進行して充分安全
な期間を示す安全期間カラーチャート6、そろそろ期限
が切れることを示す注意期間カラーチャート7、期限切
れを示す期限切れカラーチャート2を、面積に対応する
目盛りとして印刷する。
【0017】図1c)は塗布面全体が発色する化学物質
を、次の面に移るまでの時間を制御する反応制御膜8で
区切り、ディジタル的に反応面が進行するようにする。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】生鮮食料品の賞味期限や薬品の有効期限を
色で表示することにより、小さな文字や記号を探して読
んだりするだけよりも簡単に期限を確認できる。
【0020】保管温度のパラメーターを組み込むことに
より、生鮮食料品の保冷保管温度や医薬品の保存状態が
悪い場合は、時間的に賞味期限、有効期間内であっても
化学反応の進行を早めて期限切れと同じ表示にする事に
より、より安全に生鮮食料品や医薬品を管理する事がで
きる。
【0021】反応時間を制御することにより、保管期間
や保管温度を必要とする商品に対しても応用できる。更
に、時間の経過を維持するために、スタート時以外に特
別な作業や電気等のエネルギーなどを必要としないた
め、応用範囲は広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発色や濃度変化で賞味期限や有効期限を表示す
る形状を示す図である。
【符号の説明】
1 ラベル 2 期限切れカラーチャート 3 保護シート 4 塗布面 5 スタートセル 6 安全期間カラーチャート 7 注意期間カラーチャート 8 反応制御膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生鮮食料品の賞味期限や医薬品等の有効期
    限を、化学物質の化学反応による色の変化や濃度で表示
    する方法。
  2. 【請求項2】生鮮食料品の賞味期限や医薬品等の有効期
    限を、化学物質の化学反応が進行する長さ、或いは面積
    を時間軸として表示する方法。
  3. 【請求項3】生鮮食料品の賞味期限や医薬品等の有効期
    限を、化学物質が化学反応をする領域を隔膜などで仕切
    り、反応が膜を通過して次の領域に達する時間を制御し
    てディジタル的に表示する方法。
JP34658199A 1999-11-01 1999-11-01 生鮮食料品の賞味期限や医薬品等の有効期限などの期限を、化学物質の化学反応による色の変化や濃度、反応が進行する距離や面積で表示する方法 Pending JP2001133566A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003231380A (ja) * 2002-02-12 2003-08-19 Nhk Spring Co Ltd 対象物の識別媒体及び識別方法
US7076995B2 (en) 2002-02-08 2006-07-18 Daikin Industries, Ltd. Method for determining reusability of refrigerant using equipment or refrigerant lines, and reusability check tool for refrigerant using equipment or refrigerant lines

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