JP2001127807A - 接続判定装置、通信解析装置、及び接続判定方法 - Google Patents

接続判定装置、通信解析装置、及び接続判定方法

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JP2001127807A
JP2001127807A JP31002999A JP31002999A JP2001127807A JP 2001127807 A JP2001127807 A JP 2001127807A JP 31002999 A JP31002999 A JP 31002999A JP 31002999 A JP31002999 A JP 31002999A JP 2001127807 A JP2001127807 A JP 2001127807A
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communication
connection
analyzer
voltage
cable
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Yohei Kaneko
洋平 金子
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、簡単な回路構成で装置に内
蔵可能なケーブル接続の正誤を判定する接続判定装置、
ケーブル接続の正誤を判定する簡単な回路を備えた通信
解析装置、及び接続判定方法を提供する。 【解決手段】 接続判定回路Aに備えたレベル比較器
12は、SDHアナライザ1内の送信バッファ11の出
力段11bから送信される送信信号の電圧とレベル基準
電圧とを比較し、接続ケーブル3aの接続状態を判定
する。また、接続判定回路Aに備えたレベル比較器13
は、SDHアナライザ1内の送信バッファ11の出力段
11cから送信される送信信号の電圧とレベル基準電圧
とを比較し、接続ケーブル3bの接続状態を判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル接続の正
誤を判定する接続判定装置、通信解析装置、及び接続判
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、情報通信の需要の急増に伴い、伝
送速度の高速化と伝送容量の大容量化に対応する通信技
術の開発が急務となっている。また、このような通信技
術を評価するための測定技術の確立も要望されており、
高速デジタル通信方式に対応する伝送装置や基幹網等の
伝送系におけるデータの伝送品質を解析する装置として
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)アナライザ、
プロトコルアナライザ等が知られている。
【0003】そして、上記データの伝送品質を解析する
際、例えば、図3に示すように、SDHアナライザ10
0とプロトコルアナライザ200が、接続ケーブル30
0a,300bによって接続される。そして、SDHア
ナライザ100の送信バッファ101からプロトコルア
ナライザ200の受信バッファ201に接続ケーブル3
00a,300bを介して通信データが送信される。
【0004】上記プロトコルアナライザ200において
通信データの解析中にエラーが検出された場合、そのエ
ラー発生の原因が、断線や接続ミス等のケーブル接続要
因であるか、その他の要因であるかを区別する必要があ
る。
【0005】そこで、例えば、ケーブルと接続コネクタ
の間にマイクロスイッチ等の機械的な接点を設ければ、
この接点のON/OFFによってケーブルが正しく接続
されているか否かを判断可能である。
【0006】また、上記対で使用するケーブル300
a,300bは、被覆で覆われたストレートケーブルと
クロスケーブルとがあり、その外観からケーブルの種類
を判断することは困難である。そのため、ケーブル接続
の正誤を確認するために、例えば、ケーブルのコネクタ
に電圧検出用のピンを設ければ、この電圧検出の有無に
よりケーブル接続の正誤の判別を行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにマイクロスイッチ等の機械的な接点を設ける場
合、取り付け方法によっては誤動作が発生してしまい、
またコストが高くなってしまうという問題があった。
【0008】また、電圧検出用のピンを設ける場合、コ
ネクタの仕様の変更を必要とし、汎用のV.11の規格
から外れてしまうため、一般的に採用することは困難で
ある。
【0009】本発明の課題は、簡単な回路構成で装置に
内蔵可能なケーブル接続の正誤を判定する接続判定装
置、ケーブル接続の正誤を判定する簡単な回路を備えた
通信解析装置、及び接続判定方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、通信回線によって通信され
る通信データを解析する第1の通信解析装置(例えば、
図1に示すSDHアナライザ1に対応する。)と、前記
第1の通信解析装置から送信される通信解析データから
通信手順を解析する第2の通信解析装置(例えば、図1
に示すプロトコルアナライザ2に対応する。)との間に
接続される接続ケーブル(例えば、図1に示す接続ケー
ブル3a,3bに対応する。)の接続状態を判定する接
続判定装置(例えば、図1に示す接続判定回路Aに対応
する。)であって、前記第1の通信解析装置から送信さ
れる通信解析データの電圧と基準電圧とを比較し、この
比較結果に基づいて前記接続ケーブルの接続状態を判定
する判定手段(例えば、図1に示すレベル比較器12,
13に対応する。)を備えることを特徴とすることを特
徴としている。
【0011】この請求項1記載の発明の接続判定装置に
よれば、判定手段によって、第1の通信解析装置から送
信される通信解析データの電圧と基準電圧とを比較し、
この比較結果に基づいて第1の通信解析装置と第2の通
信解析装置との間に接続される接続ケーブルの接続状態
を判定する。
【0012】請求項5記載の発明は、通信回線によって
通信される通信データを解析する第1の通信解析装置
(例えば、図1に示すSDHアナライザ1に対応す
る。)と、前記第1の通信解析装置から送信される通信
解析データから通信手順を解析する第2の通信解析装置
(例えば、図1に示すプロトコルアナライザ2に対応す
る。)との間に接続される接続ケーブル(例えば、図1
に示す接続ケーブル3a,3bに対応する。)の接続状
態を判定する接続判定方法であって、第1の通信解析装
置から送信される通信解析データの電圧と基準電圧とを
比較し、この比較結果に基づいて前記接続ケーブルの接
続状態を判定する工程を含むことを特徴としている。
【0013】この請求項5記載の発明の接続判定方法に
よれば、第1の通信解析装置から送信される通信解析デ
ータの電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果に基づ
いて第1の通信解析装置と第2の通信解析装置との間を
接続する接続ケーブルの接続状態を判定する。
【0014】したがって、請求項1記載の発明の接続判
定装置、及び請求項5記載の発明の接続判定方法におい
て、第1の通信解析装置と第2の通信解析装置との間を
接続する接続ケーブルの接続状態を簡単に判定すること
ができる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の接
続判定装置において、前記第2の通信解析装置は、前記
接続ケーブルとの接続点を終端する終端抵抗(例えば、
図1に示す終端抵抗器Rに対応する。)を備え、前記判
定手段は、前記終端抵抗の接続端に流れる前記通信解析
データの電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果に基
づいて前記接続ケーブルの接続状態を判定することを特
徴としている。
【0016】この請求項2記載の発明の接続判定装置に
よれば、判定手段は、第2の通信解析装置と接続ケーブ
ルとの接続点を終端する終端抵抗の接続端に流れる通信
解析データの電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果
に基づいて接続ケーブルの接続状態を判定する。
【0017】請求項6記載の発明は、通信回線によって
通信される通信データを解析する第1の通信解析装置
(例えば、図1に示すSDHアナライザ1に対応す
る。)と、前記第1の通信解析装置から送信される通信
解析データから通信手順を解析する第2の通信解析装置
(例えば、図1に示すプロトコルアナライザ2に対応す
る。)との間に接続される接続ケーブル(例えば、図1
に示す接続ケーブル3a,3bに対応する。)の接続状
態を判定する接続判定方法であって、前記第2の通信解
析装置と前記接続ケーブルとの接続点を終端する終端抵
抗の接続端に流れる前記通信解析データの電圧と基準電
圧とを比較し、この比較結果に基づいて前記接続ケーブ
ルの接続状態を判定する工程を含むことを特徴としてい
る。
【0018】この請求項6記載の発明の接続判定方法に
よれば、第2の通信解析装置と前記接続ケーブルとの接
続点を終端する終端抵抗の接続端に流れる前記通信解析
データの電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果に基
づいて前記接続ケーブルの接続状態を判定する工程を有
する。
【0019】したがって、請求項2記載の発明の接続判
定装置、及び請求項6記載の発明の接続判定方法におい
て、第1の通信解析装置と第2の通信解析装置との間を
接続する接続ケーブルの接続状態を判定する装置を容易
に構成することができる。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の接続判定装置において、前記第1の通信解析装置
は、前記通信解析データを正極性電圧データと負極性電
圧データに分岐して送信する送信手段を備え、前記接続
ケーブルは、前記第1の通信解析装置の送信手段から送
信される正極性電圧データと負極性電圧データを個別に
伝達するペアケーブルであり、前記判定手段は、前記接
続ケーブルにより伝達される正極性電圧データ及び負極
性電圧データのうち、少なくとも一方の電圧データと基
準電圧とを比較し、この比較結果に基づいて前記接続ケ
ーブルの接続状態を判定することを特徴とする。
【0021】この請求項3記載の発明の接続判定装置に
よれば、判定手段は、送信手段により通信解析データか
ら分岐され、接続ケーブルにより伝達された正極性電圧
データ及び負極性電圧データのうち、少なくとも一方の
電圧データと基準電圧とを比較し、この比較結果に基づ
いて前記接続ケーブルの接続状態を判定する。
【0022】したがって、請求項1記載の発明の効果に
加えて、電圧比較を行う判定手段は簡単な回路によって
構成することができるため、接続判定装置の製造コスト
を抑えることができる。
【0023】請求項4記載の発明は、通信回線によって
通信される通信データを解析し、その通信解析データを
他の通信解析装置に送信する送信手段(例えば、図1に
示す送信バッファ11に対応する。)を有し、その送信
手段は、接続ケーブル(例えば、図1に示す接続ケーブ
ル3a,3bに対応する。)を介して他の通信解析装置
(例えば、図1に示すプロトコルアナライザ2に対応す
る。)と接続される通信解析装置(例えば、図1に示す
SDHアナライザ1に対応する。)において、前記送信
手段により送信される通信解析データの電圧と基準電圧
とを比較し、この比較結果に基づいて前記接続ケーブル
の接続状態を判定する接続判定手段(図1に示すレベル
比較器12,13に対応する。)を備えることを特徴と
している。
【0024】この請求項4記載の発明の通信解析装置に
よれば、接続判定手段によって、送信手段により送信さ
れる通信解析データの電圧と基準電圧とを比較し、この
比較結果に基づいて他の通信解析装置との間に接続され
る接続ケーブルの接続状態を判定する。
【0025】したがって、通信解析データの送信側であ
る通信解析装置において、他の通信解析装置との間を接
続する接続ケーブルの接続状態を簡単に判定することが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図2を参照して、本
発明を適用した接続判定回路の一実施の形態について説
明する。
【0027】詳細については後述するが、本実施の形態
においては、2つのコンパレータを通信データの送信装
置側に備え、各コンパレータにおいて、送信された通信
データの電圧と基準電圧とを比較することによって、ケ
ーブルの接続の正誤を判定することを特徴としている。
【0028】図1は、本発明を適用した接続判定回路A
の回路構成を示した図であり、図2は、図1に示した接
続判定回路A内のレベル比較器12,13における、ケ
ーブル接続の正誤の判定方法を示した図である。
【0029】図1において、SDHアナライザ1とプロ
トコルアナライザ2が1対のケーブル3a,3bによっ
て接続されている。
【0030】SDHアナライザ1は、送信バッファ1
1、及び接続判定回路A等を備えている。ここで、接続
判定回路Aは、レベル比較器12,13によって構成さ
れている。
【0031】送信バッファ11は、入力段11aと、出
力段11b,11cを有しており、入力段11aに送信
信号が入力されると、出力段11bから(+)の送信信
号を出力し、出力段11cから入力された送信信号を反
転した(−)の送信信号を出力する。
【0032】レベル比較器12は、2つの入力段と1つ
の出力段からなるコンパレータであり、一方の入力段が
送信バッファ11の出力段11bに接続され、他方の入
力段が入力端子14に接続され、その出力段が検出端子
16に接続されている。レベル比較器12は、送信バッ
ファ11から入力される(+)の送信信号電圧と、入力
端子14から入力される(+)のレベル基準電圧を比
較し、その比較結果を接続検出信号として検出端子16
に出力する。
【0033】レベル比較器13は、2つの入力段と1つ
の出力段からなるコンパレータであり、一方の入力段が
送信バッファ11の出力段11cに接続され、他方の入
力段が入力端子15に接続され、その出力段が検出端子
17に接続されている。レベル比較器13は、送信バッ
ファ11から入力される(−)の送信信号電圧と、入力
端子15から入力される(−)のレベル基準電圧を比
較し、その比較結果を接続検出信号として検出端子17
に出力する。
【0034】入力端子14は、レベル比較器12の入力
段に接続され、予め定められた所定の(+)のレベル基
準電圧をレベル比較器12に出力する。
【0035】入力端子15は、レベル比較器13の入力
段に接続され、予め定められた所定の(−)のレベル基
準電圧をレベル比較器13に出力する。
【0036】また、入力端子14,15は、それぞれS
DHアナライザ1に内蔵された電源回路(図示省略)に
接続されており、該電源回路から所定のレベル基準電圧
及びレベル基準電圧が入力されている。
【0037】検出端子16は、レベル比較器12の出力
段に接続され、このレベル比較器12から入力された接
続検出信号を、SDHアナライザ1に内蔵された表示装
置(図示省略)に送信して、判定結果を該表示装置に表
示する。
【0038】検出端子17は、レベル比較器13の出力
段に接続され、このレベル比較器13から入力された接
続検出信号を、SDHアナライザ1に内蔵された表示装
置(図示省略)に送信して、判定結果を該表示装置に表
示する。
【0039】また、図1に示すように、プロトコルアナ
ライザ2は、受信バッファ21、及び終端抵抗器R等を
備えている。
【0040】受信バッファ21は、入力段21a,21
bと、出力段21cとを有しており、SDHアナライザ
1から入力段21aに(+)の送信信号が入力され、入
力段21bに(−)の送信信号が入力されると、その出
力段21cから解析回路等(図示省略)に受信信号を出
力する。
【0041】終端抵抗器Rは、受信バッファ21の入力
段21a,21bを終端する、例えば100Ωの抵抗器
である。
【0042】次に本実施の形態における動作について説
明する。図1に示すSDHアナライザ1おいて、送信信
号が送信バッファ11の入力段11aに入力されると、
送信バッファ11は、該送信信号を整形して、出力段1
1bから(+)の送信信号を出力し、出力段11cから
入力された送信信号を反転した(−)の送信信号を出力
する。
【0043】この出力された(+)と(−)の送信信号
は、各々接続ケーブル3a,3bを介して、プロトコル
アナライザ2内の受信バッファ21の入力段21aと入
力段21bにそれぞれ入力される。該受信バッファ21
は、該入力段21a,21bに入力された送信信号を整
形して、その出力段21cから受信信号を解析回路等
(図示省略)に出力する。
【0044】ところで、プロトコルアナライザ2内の解
析回路において、SDHアナライザ1から受信した通信
データ(受信信号)のエラーが検出された場合に、SD
Hアナライザ1とプロトコルアナライザ2とを接続して
いる接続ケーブル3a,3bが、正しく接続されている
か否かを確認する必要がある。
【0045】ここで、SDHアナライザ1内のレベル比
較器12が、送信バッファ11の出力段11bから入力
される(+)の送信信号の電圧と、入力端子14から入
力される所定の(+)のレベル基準電圧とを比較する
ことによって、接続ケーブル3aの接続の正誤を判定す
る。
【0046】ケーブルが正しく接続されていない場合、
送信信号電圧が終端抵抗器R(図1参照)によって終端
されないため、図2(a)に示すように、送信信号電圧
がレベル基準電圧より高くなる。そして、レベル比較器
12は、検出端子16に出力する接続検出信号を“Lo
w”にして、接続ケーブル3aの接続に誤りがあるとい
う判定結果をSDHアナライザ1の表示装置(図示省
略)に表示させる。
【0047】また、ケーブルが正しく接続されている場
合、送信信号電圧が終端抵抗器Rによって終端されるた
め、図2(b)に示すように、送信信号電圧がレベル基
準電圧より低くなる。そして、レベル比較器12は、検
出端子16に出力する接続検出信号を“High”にし
て、接続ケーブル3aの接続が正しいという判定結果を
前記表示装置に表示させる。
【0048】また、上記レベル比較器12と同様にし
て、レベル比較器13は、送信バッファ11の出力段1
1cから入力される(−)の送信信号の電圧と、入力端
子15から入力される所定の(−)のレベル基準電圧
とを比較することによって、接続ケーブル3bの接続の
正誤を判定する。
【0049】以上のように、本実施の形態においては、
SDHアナライザ1内にレベル比較器12,13を備
え、このレベル比較器12が、送信バッファ11の出力
段11bから入力される(+)の送信信号の電圧と、入
力端子14から入力される所定の(+)のレベル基準電
圧とを比較することによって接続ケーブル3aの接続
の正誤を判定する。また、レベル比較器13が、送信バ
ッファ11の出力段11cから入力される(−)の送信
信号の電圧と、入力端子15から入力される所定の
(−)のレベル基準電圧とを比較することによって、
接続ケーブル3bの接続の正誤を判定する。
【0050】したがって、レベル比較器12,13を設
けるだけで、送信側であるSDHアナライザ側から、S
DHアナライザ1とプロトコルアナライザ2が正確に接
続ケーブル3a,3bによって接続されているか否かを
簡単に判断することができる。また、SDHアナライザ
1にレベル比較器12,13を設けるだけでよいので、
接続判定回路Aを安価に構成することができる。
【0051】更に、プロトコルアナライザ2において、
通信データ(受信信号)のエラーが検出された際に、そ
のエラーの発生原因が、断線や接続ミス等のケーブル接
続要因なのか、その他の要因なのかを簡単に区別をする
ことができるので、トラブルシューティングに要する時
間を短縮することができる。
【0052】なお、本実施の形態の詳細な部分について
は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、SDHアナライザ1内の送信バッファ11の何
れか一方の出力段にレベル比較器を接続して設けて、接
続判定回路を構成してもよい。
【0053】また、本実施の形態においては、ケーブル
が正しく接続されていない場合、レベル比較器12,1
3から出力される接続検出信号を“Low”とし、ケー
ブルが正しく接続されている場合、レベル比較器12,
13から出力される接続検出信号を“High”として
いるが、レベル比較器12,13から出力される接続検
出信号の出力形式については任意であってよい。
【0054】また、SDHアナライザ1の検出端子1
6,17を外部に設置した表示装置に接続して、ケーブ
ル接続の正誤の判定結果をリモートの表示装置によって
も確認できるようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明の接続判定装置、及
び請求項5記載の発明の接続判定方法によれば、判定手
段によって、第1の通信解析装置から送信される通信解
析データの電圧と基準電圧とを比較することによって、
第1の通信解析装置と第2の通信解析装置との間を接続
する接続ケーブルの接続状態を簡単に判定することがで
きる。
【0056】請求項2記載の発明の接続判定装置、及び
請求項6記載の発明の接続判定方法によれば、判定手段
によって、第2の通信解析装置と接続ケーブルとの接続
点を終端する終端抵抗の接続端に流れる通信解析データ
の電圧と基準電圧とを比較することによって、第1の通
信解析装置と第2の通信解析装置との間を接続する接続
ケーブルの接続状態を判定する装置を容易に構成するこ
とができる。
【0057】請求項3記載の発明の接続判定装置によれ
ば、判定手段によって、送信手段により通信解析データ
から分岐され、接続ケーブルにより伝達された正極性電
圧データ及び負極性電圧データのうち、少なくとも一方
の電圧データと基準電圧とを比較することによって、第
1の通信解析装置と第2の通信解析装置との間を接続す
るペアケーブルの接続状態を簡単に判定することができ
る。また、電圧比較を行う判定手段は簡単な回路によっ
て構成することができるため、接続判定装置の製造コス
トを抑えることができる。
【0058】請求項4記載の発明の通信解析装置によれ
ば、接続判定手段により送信手段から送信される通信解
析データの電圧と基準電圧とを比較することによって、
他の通信解析装置との間を接続する接続ケーブルの接続
状態を簡単に判定することができる。
【0059】また、接続判定手段を通信解析データの送
信側に備えることによって、通信解析データを送信する
通信解析装置において接続ケーブルの接続状態を判定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した接続判定回路Aの回路構成を
示した図である。
【図2】図1に示した接続判定回路A内のレベル比較器
12,13における、ケーブル接続の正誤の判断方法を
示した図である。
【図3】従来における、SDHアナライザ100とプロ
トコルアナライザ200の回路構成を示した図である。
【符号の説明】
1 SDHアナライザ 11 送信バッファ 11a 入力段 11b 出力段 11c 出力段 12 レベル比較器 13 レベル比較器 14 入力端子 15 入力端子 16 検出端子 17 検出端子 2 プロトコルアナライザ 21 送信バッファ 21a 入力段 21b 入力段 21c 出力段 R 終端抵抗器 3a 接続ケーブル 3b 接続ケーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線によって通信される通信データを
    解析する第1の通信解析装置と、前記第1の通信解析装
    置から送信される通信解析データから通信手順を解析す
    る第2の通信解析装置との間に接続される接続ケーブル
    の接続状態を判定する接続判定装置であって、 前記第1の通信解析装置から送信される通信解析データ
    の電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果に基づいて
    前記接続ケーブルの接続状態を判定する判定手段を備え
    ることを特徴とする接続判定装置。
  2. 【請求項2】前記第2の通信解析装置は、 前記接続ケーブルとの接続点を終端する終端抵抗を備
    え、 前記判定手段は、 前記終端抵抗の接続端に流れる前記通信解析データの電
    圧と基準電圧とを比較し、この比較結果に基づいて前記
    接続ケーブルの接続状態を判定することを特徴とする請
    求項1記載の接続判定装置。
  3. 【請求項3】前記第1の通信解析装置は、 前記通信解析データを正極性電圧データと負極性電圧デ
    ータに分岐して送信する送信手段を備え、 前記接続ケーブルは、 前記第1の通信解析装置の送信手段から送信される正極
    性電圧データと負極性電圧データを個別に伝達するペア
    ケーブルであり、 前記判定手段は、 前記接続ケーブルにより伝達される正極性電圧データ及
    び負極性電圧データのうち、少なくとも一方の電圧デー
    タと基準電圧とを比較し、この比較結果に基づいて前記
    接続ケーブルの接続状態を判定することを特徴とする請
    求項1または2記載の接続判定装置。
  4. 【請求項4】通信回線によって通信される通信データを
    解析し、その通信解析データを他の通信解析装置に送信
    する送信手段を有し、その送信手段は、接続ケーブルを
    介して他の通信解析装置と接続される通信解析装置にお
    いて、 前記送信手段により送信される通信解析データの電圧と
    基準電圧とを比較し、この比較結果に基づいて前記接続
    ケーブルの接続状態を判定する接続判定手段を備えるこ
    とを特徴とする通信解析装置。
  5. 【請求項5】通信回線によって通信される通信データを
    解析する第1の通信解析装置と、前記第1の通信解析装
    置から送信される通信解析データから通信手順を解析す
    る第2の通信解析装置との間に接続される接続ケーブル
    の接続状態を判定する接続判定方法であって、 第1の通信解析装置から送信される通信解析データの電
    圧と基準電圧とを比較し、 この比較結果に基づいて前記接続ケーブルの接続状態を
    判定する工程を含むことを特徴とする接続判定方法。
  6. 【請求項6】通信回線によって通信される通信データを
    解析する第1の通信解析装置と、前記第1の通信解析装
    置から送信される通信解析データから通信手順を解析す
    る第2の通信解析装置との間に接続される接続ケーブル
    の接続状態を判定する接続判定方法であって、 前記第2の通信解析装置と前記接続ケーブルとの接続点
    を終端する終端抵抗の接続端に流れる前記通信解析デー
    タの電圧と基準電圧とを比較し、 この比較結果に基づいて前記接続ケーブルの接続状態を
    判定する工程を含むことを特徴とする接続判定方法。
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