JP2001125983A - ライフサイクルアセスメント用環境影響評価方法及び装置 - Google Patents

ライフサイクルアセスメント用環境影響評価方法及び装置

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JP2001125983A
JP2001125983A JP31010199A JP31010199A JP2001125983A JP 2001125983 A JP2001125983 A JP 2001125983A JP 31010199 A JP31010199 A JP 31010199A JP 31010199 A JP31010199 A JP 31010199A JP 2001125983 A JP2001125983 A JP 2001125983A
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assessment
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Mitsuo Kobayashi
光雄 小林
Atsushi Inaba
敦 稲葉
Hiroya Matsuno
泰也 松野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品、技術およびサービスが、ライフサイクル
全体で環境へ与える影響を評価する方法及び装置を提供
することにある。 【解決手段】入出力データベースに予め格納された製品
のプロセスデータと、電力データベースに予め格納され
た日本の地域と海外の各国の電気の製造データを使用し
てインベントリ分析を実施するインベントリソフトウエ
アからなるインベントリデータベースシステムと、評価
の対象となる製品に直接関与するライフサイクルアセス
メントデータを予め格納したLCAデータベースと影響
評価に必要な情報を予め格納した影響評価データベース
を使用し、さらにインベントリデータベースシステムを
使用して、インベントリ分析、影響評価、解釈からなる
規格に準拠したLCAを実施するLCAソフトウエアか
らなるLCAデータベースシステムとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環境への影響が少ない
製品、技術およびサービスの開発または改善を支援する
ために、それらのライフサイクル全体での環境への影響
を自動的に評価するための方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護を目的に、環境への影響
が少ない製品、技術およびサービスが求められている。
環境影響評価装置は、それを簡便に判断するために有効
である。従来は、日経メカニカル1998年No.528、pp.31
-40「環境負荷を定量的に把握」で紹介されている「NIR
E-LCA」、「ECOASSISTインターネットLCA」、「LC
A−SUPORT」、「EASY-LCA」、「TEAM」、および「Df
E」がある。「NIRE-LCA」は、日本の文献などから集め
た150項目のプロセスデータを基に、地球温暖化、オソ
゛ン層破壊、酸性化、富栄養化、固形廃棄物、大気汚染、
水質汚濁、エネルギー消費、鉱物資源の消費の9カテゴ
リの環境影響を評価する装置である。「ECOASSISTイン
ターネットLCA」は、インターネットを介してデータ
を入手することを特徴としており、資源消費、大気汚
染、温暖化、酸性雨、オソ゛ン層破壊、水質汚濁、毒性の7
カテゴリの環境影響を評価する装置である。「LCA−
SUPORT」は、約80項目のプロセスデータを基に、地球
温暖化、酸性雨、富栄養化、資源消費、エネルギー消費
の5カテゴリの環境影響評価を行う装置である。「EASY
-LCA」は、産業連関表に基づくデータを用い、対象製品
のCO2、エネルギ、SOx、Noxを計算する装置である。「T
EAM」は、180種程度の製造プロセスをカバーするデ
ータベース「DEAM」をもっており、「TEMPLUS」という
ツールで20種の環境カテゴリを評価することができる
装置である。「DfE」は、M(材料使用)、E(エネルギ
ー消費)、T(毒性放出)の3つの環境カテゴリを総合
評価するMETポイントという数値を算出する装置であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】LCAは、国際標準規
格(ISO-14040)および日本工業規格(JIS-Q-14040)に
よりその実施の枠組みが定められている。対象とする製
品のライフサイクルでの環境への排出物量、およびエネ
ルギーや資源の消費量を計算するインベントリ分析と、
その結果を基に環境影響を評価する影響評価の2つを主
要な要素とし、それらの結果に対して感度分析などを実
施する解釈が必要とされている。製品およびサービスの
ライフサイクルアセスメントによる環境影響評価は、上
記の規格に準拠して実施されることが望まれている。
【0004】インベントリ分析は、対象とする製品に直
接的に係わる製造、使用、廃棄およびそれらの工程間の
輸送に係わるデータを用意し、そこで使用される素材や
エネルギーなど対象とする製品に間接的に係わる物質や
エネルギーの製造および輸送に係わるデータを引用する
ことで行われる。たとえば、製品の製造段階では、その
製品に使用される素材や製造時に使用されるエネルギー
の製造に関するデータが必要になる。従って、対象とす
る製品に直接的に関与するデータと間接的に関与するデ
ータとを、明確に区別することが必要である。
【0005】さらに、日本は資源や素材の多くを輸入し
ているので、インベントリ分析では特に、それらの輸入
量や相手国を明示して取り扱う必要がある。さらに、製
品のライフサイクルの多くの工程で使用される電気は、
国内の地域によって、また海外の国によって製造方法が
異なり、その相違による環境への排出物量が異なるの
で、LCAの各段階が行われる地域を指定してインベン
トリ分析を行うことが望ましい。
【0006】影響評価は、カテゴリ別に行われることが
上記の規格に記されている。また、規格には付加的要素
として記述されているが、製品やサービスのライフサイ
クルでの環境影響を総合的に判断するためには、カテゴ
リ別の評価を統合して評価することができることが望ま
しい。解釈では、LCAの結果として導かれる結論に大
きな影響を与える要素について、感度分析などを実施
し、結論の妥当性を検討することが必要である。
【0007】上述の規格に準拠したLCAを簡便に行う
ためには、環境影響評価装置として独立していることが
必要である。しかるに、前述した従来の環境影響評価装
置には、規格に定められた上述のLCA実施の枠組みを
明確に示してLCAを実施することができるものはな
い。特にインベントリ分析において、前述した地域およ
び各国の電気の製造方法の相違を反映できる環境影響評
価装置はない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のライフサイクル
アセスメント用環境影響評価方法は、入出力データベー
スに予め格納された製品のプロセスデータと、電力デー
タベースに予め格納された日本の地域と海外の各国の電
気の製造データを使用して、インベントリ分析を実施す
るインベントリソフトウエアからなるインベントリデー
タベースシステムと、評価の対象となる製品に直接関与
するライフサイクルアセスメントデータを予め格納した
LCAデータベースと影響評価に必要な情報を予め格納
した影響評価データベースを使用し、さらにインベント
リデータベースシステムを使用して、インベントリ分
析、影響評価、解釈からなる規格に準拠したLCAを実
施するLCAソフトウエアからなるLCAデータベース
システムとを備えて、ライフサイクル全体での環境への
影響を評価することを特徴としている。
【0009】また、本発明のライフサイクルアセスメン
ト用環境影響評価装置は、資源や製品の生産工程で投入
される物質とエネルギーの名称とその量、排出される物
質や副製品の名称とその量からなる製造データ、および
海外からの輸入と国内での輸送に関する情報からなる輸
入・輸送データからなるプロセスデータを格納した入出
力データベースと、国内の地域および海外の各国の電力
製造に関する電力データを格納した電力データベース
と、プロセスデータに記述された投入される物質、エネ
ルギー、および副製品のプロセスデータを順次検索抽出
し、指定された地域での電力データを使用して、資源の
採掘までさかのぼって資源の消費量と環境への排出物量
を自動的に計算するインベントリソフトウエアからなる
インベントリデータベースシステムと、ライフサイクル
アセスメント(LCA)の対象となる工業製品の製造お
よび輸送の情報と、使用と廃棄の各段階で投入される物
質とエネルギーの名称とその量、および排出される物質
と副製品の名称とその量からなるLCAデータを格納し
たLCAデータベースと、環境への影響をカテゴリごと
に評価するために必要な環境カテゴリごとの特性化係数
および総合評価に必要な環境カテゴリ間の重み付け係数
を格納した影響評価データベースと、インベントリデー
タベースシステムとLCAデータベースと影響評価デー
タベースに格納されたを情報を処理し、入力されたLC
Aの対象となる製品のライフサイクルインベントリを自
動的に計算し、その結果を用いて環境への影響を入力さ
れた影響カテゴリごとに評価し、またそれらを統合して
評価することができ、さらにインベントリ分析と影響評
価の結果に対し感度分析を実施するLCAデータベース
システムと、上述の入力情報および結果を表示する表示
装置により構成されることを特徴としている。
【0010】これによって、本発明による製品およびサ
ービスの環境影響評価は、評価する製品およびサービス
の製造、使用、廃棄の各段階、およびそれらの段階間の
輸送に関する情報と、影響評価を実施する環境影響のカ
テゴリを入力することで、予め入出力データベースに格
納された製品のプロセスデータに記憶された情報を処理
しインベントリ分析を実施するインベントリデータベー
スシステムと自動的に結合され、評価する製品およびサ
ービスの製造、使用、廃棄の各段階、およびそれらの段
階間の輸送が行われる地域を考慮して、製品およびサー
ビスの規格に準拠したライフサイクルアセスメントを実
施することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体例を図面を参
照して説明する。図1は、本発明が適用される環境影響
評価装置の構成の概要を示す図である。このような構成
は、パーソナルコンピュータシステムを用いて実現する
ことができる。そのハードウエアの構成は、一般的なの
ものであり、演算装置1、表示装置2、マウスを含むキ
ーボード3、プリンタ4から構成されている。本発明の
環境影響評価装置は、インベントリデータベースシステ
ム5とライフサイクルデータベースシステム6からな
る。
【0012】インベントリデータベースシステム5は、
製品のプロセスデータを格納した入出力データベース8
と、国内の地域および各国の電気の製造データを格納し
た電力データベース9と、それらの情報を処理しインベ
ントリ分析を行うインベントリソフトウエア7とからな
る。評価の対象となる製品のLCAを実施するLCAデ
ータベースシステム6は、LCAの対象となる製品また
はサービスのライフサイクルに関する情報を格納したラ
イフサイクルデータベース11と、影響評価に必要な情
報を格納した影響評価データベース12と、対象となる
製品またはサービスのLCAを実施するLCAソフトウ
エア10からなる。LCAデータベースシステム6は、
演算装置1を介してインベントリデータベースシステム
5とつながれている。
【0013】図2に入出力データベース8に格納される
データの種類を示す。キーボード3から入力され、演算
装置1で作成された、素材およびエネルギーの製造情報
13と、輸入・輸送情報14は、その製品のプロセスデ
ータ15として入出力データベース8に格納される。
【0014】図3に、LCAデータベース11に格納さ
れるデータの種類を示す。LCAの実施の対象となる製
品およびサービスの製造16、製造から使用段階までの
輸送17、使用18、使用から廃棄段階までの輸送1
9、廃棄20のデータからなり、キーボード3から入力
されて、LCAデータベース11に格納される。
【0015】LCAデータベース11に格納される各種
データ16−20と、素材およびエネルギーの製造情報
13の構造を図4に示す。入力項目は、自然界から採取
される原材料の名称と数量21と、使用される素材およ
びエネルギーの名称と数量22、出力項目として、大気
圏へ排出される物質名と数量23、水圏へ排出される物
質名と数量24、固形廃棄物の名称と数量25、および
副製品の名称と数量26である。図5に、素材およびエ
ネルギーの製造情報13の入力・表示フォームの画面の
一例を示す。この例では、使用される素材をプロセスと
表示している。また、図6に、評価の対象となる製品ま
たはサービスの使用18および廃棄20のデータの入力
・表示フォームの画面の一例を示す。図5に示した素材
およびエネルギーの製造情報13の入力・表示フォーム
と同じ名称を使用している。
【0016】ライフサイクルアセスメントデータベース
システム6は、LCAデータベース11に格納された情
報と、それに関連する素材およびエネルギーの製造情報
13と、およびそれらの輸入・輸送情報14を用い、イ
ンベントリデータベースシステム5を使用して、評価の
対象となる製品およびサービスのライフサイクルインベ
ントリ分析を実施する。そして、キーボード3からLC
Aソフトウエア10により入力された評価すべき環境カ
テゴリに含まれる物質をライフサイクルインベントリ分
析の結果から抽出し、影響評価データベース12に予め
記憶された評価法にしたがって演算処理を行い、結果を
表示装置に表示する。さらに、影響評価データベース1
2に予め記憶された評価法にしたがって、環境影響カテ
ゴリを総合評価し、環境影響評価指標を作成・表示す
る。図7に、環境カテゴリの入力・表示フォームの画面
の一例を、図8に影響評価の結果の表示の一例を示す。
図7では、環境カテゴリの選択が容易であるように表示
されている。図8では、影響評価がインベントリ分析結
果とともに表示されている。
【0017】次に、ライフサイクルアセスメントソフト
ウエア10での環境影響評価の実施を図9に示す処理の
流れに基づき説明する。ライフサイクルアセスメントソ
フトウエア10は、LCAの枠組みとして、規格に準拠
したプロセス(P)1:目的と調査範囲の設定、P2:
インベントリ分析、P3:影響評価、P4:解釈の4つ
の枠組みを有している。まずP1で、評価の対象とする
プロセスデータの名称を入力し、評価の対象となる製品
およびサービスのライフサイクルに係わる情報のうち、
製造から使用段階までの輸送17、使用18、使用から
廃棄段階までの輸送19、廃棄20のデータの全てかま
たはいずれかを選択する。さらに、影響評価を実施する
影響カテゴリを指定する。
【0018】次にP2:インベントリ分析で、製品およ
びサービスのライフサイクルに係わる情報でP1で選択
されている製造から使用段階までの輸送、使用、使用か
ら廃棄段階までの輸送、廃棄の全てまたはいずれかの段
階が実施される地域と、製品を構成する素材の製造地域
を指定する。さらに、製品およびサービスの使用または
廃棄がP1で選択されていれば、製造またはサービスの
使用、廃棄の段階での使用素材、エネルギー、環境への
排出物に関する情報を入力する。
【0019】ライフサイクルアセスメントソフトウエア
は、P1とP2で入力された情報により、ライフサイク
ルインベントリの計算を実行する。ライフサイクルイン
ベントリの計算では、評価の対象となる製品またはサー
ビスの製造、製造から使用までの輸送、使用、使用から
廃棄までの輸送、廃棄の各段階のうちP1で指定された
段階のデータとして入力された使用する素材・エネルギ
ーのデータを、順次ツリー状に検索してライフサイクル
インベントリを作成する。この時、P2で入力された製
品および素材の製造、使用、廃棄の地域に従って、製品
およびサービスのデータで使用されている電力使用量を
製造場所の電力使用量に自動修正する。ライフサイクル
インベントリの計算では、使用する素材・エネルギーに
記載された物質全てのプロセスデータが存在しないと、
計算を完了することができない。データが存在しない場
合には、データが存在しないという情報を表示し、計算
が中断されるので、インベントリデータベースシステム
を使用してそのデータを作成する。
【0020】ライフサイクルインベントリ分析の計算が
終了すると、影響評価または解釈に進むことができる。
次に、P3でライフサイクルインベントリに基づき、環
境影響評価を実施する。ライフサイクルアセスメントソ
フトウエアは、P1で選択された環境カテゴリに含まれ
る物質を抽出し、影響評価データベース12に予め記憶
されているその物質固有の特性化係数を用いて、環境カ
テゴリの評価を実施し、その結果の表示を行う。次に、
必要があれば、環境カテゴリの総合評価法を選択する。
影響評価データベース12に予め記憶されている環境カ
テゴリ間の評価方法に従って、総合評価を実施し、その
結果を表示する。
【0021】P4:解釈では、まず、ライフサイクルイ
ンベントリの表示を行う。P1で指定されたライフサイ
クルに係わる情報の各段階ごとに、また、P2で指定さ
れた地域、輸入国ごとに表示される。次に、インベント
リ分析の感度分析を実施する。同一のプロセスデータ名
で格納された異なるプロセスデータがあれば、これを表
示し取り替えて、インベントリ分析を再度実施する感度
分析を実施することができる。次に、影響評価の感度分
析を行う。指定された環境カテゴリに、予め異なる特性
化係数が記憶されていれば、これを取り替えた感度分析
を実施することができる。最後に、以上の処理の流れを
出力し、報告書の作成を行う。P1〜P4には印刷機能
があり、結果の表示を印刷することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による製品
およびサービスの環境影響評価装置は、評価する製品お
よびサービスの製造、使用、廃棄の各段階、およびそれ
らの間の輸送の各段階における入出力に関する情報を、
そこで記述された素材およびエネルギーの製造に関する
入出力情報とそれらの輸入・輸送に関する情報、および
国内の地域と海外の各国の電気の製造に関する情報と結
合処理することにより、簡便にライフサイクルインベン
トリを作成することができる。さらに、作成されたライ
フサイクルインベントリから必要な物質を抽出し、予め
設定された環境影響評価手法に従って、簡便に環境影響
評価を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される環境影響評価装置の構成の
概要を示す図である。
【図2】入出力データベースに格納されるデータの種類
を示す図である。
【図3】LCAデータベースに格納されるデータの種類
を示す図である。
【図4】LCAデータベースに格納される各種データ
と、素材およびエネルギーの製造情報の構造を示す図で
ある。
【図5】素材およびエネルギーの製造情報の入力・表示
フォームの画面の一例を示す図である。
【図6】評価の対象となる製品またはサービスの使用お
よび廃棄のデータの入力・表示フォームの画面の一例を
示す図である。
【図7】環境カテゴリの入力・表示フォームの画面の一
例を示す図である。
【図8】影響評価の結果の表示の一例を示す図である。
【図9】ライフサイクルアセスメントソフトウエアでの
環境影響評価の実施の処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 演算装置 2 表示装置 3 キーボード 4 プリンタ 5 インベントリデータベースシステム 6 LCAデータベースシステム 7 インベントリソフトウエア 8 入出力データベース 9 地域・国の電力データベース 10 LCAソフトウエア 11 LCAデータベース 12 影響評価データベース
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA03 BB07 CC03 CC21 DD01 DD05 EE01 EE05 FF02 FF03 FF04 FF09 5B075 ND03 ND20 PP02 PP12 PP13 PP30 PQ02 PQ03 PQ15 PQ20 UU40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力データベースに予め格納された製
    品のプロセスデータと、電力データベースに予め格納さ
    れた日本の地域と海外の各国の電気の製造データを使用
    して、インベントリ分析を実施するインベントリデータ
    ベースシステムを備え、かつ、 評価の対象となる製品に直接関与するライフサイクルア
    セスメント(LCA)データを予め格納したLCAデー
    タベースと影響評価に必要な情報を予め格納した影響評
    価データベースを使用し、さらにインベントリデータベ
    ースシステムを使用して、インベントリ分析、影響評
    価、解釈からなる規格に準拠したLCAを実施するLC
    Aデータベースシステムを備えて、 ライフサイクル全体での環境への影響を評価するライフ
    サイクルアセスメント用環境影響評価方法。
  2. 【請求項2】 前記プロセスデータは、素材やエネルギ
    ーが生産される工程で投入される物質とエネルギーの名
    称とその量、排出される物質や副製品の名称とその量を
    示す素材およびエネルギーの製造情報と、その製品の海
    外からの輸入と国内での輸送に関する輸入・輸送情報と
    からなる請求項1に記載のライフサイクルアセスメント
    用環境影響評価方法。
  3. 【請求項3】 資源や製品に関する製造データ、および
    海外からの輸入と国内での輸送に関する情報からなる輸
    入・輸送データからなるプロセスデータを格納した入出
    力データベースと、国内の地域および海外の各国の電力
    製造に関する電力データを格納した電力データベース
    と、プロセスデータを順次検索抽出し、指定された地域
    での電力データを使用して、資源の採掘までさかのぼっ
    て資源の消費量と環境への排出物量を自動的に計算する
    インベントリ手段からなるインベントリデータベースシ
    ステムと、 ライフサイクルアセスメント(LCA)の対象となる工
    業製品の製造および輸送の情報と、使用と廃棄に関する
    LCAデータを格納したLCAデータベースと、環境へ
    の影響をカテゴリごとに評価するために必要な環境カテ
    ゴリごとの特性化係数および総合評価に必要な環境カテ
    ゴリ間の重み付け係数を格納した影響評価データベース
    と、インベントリデータベースシステムとLCAデータ
    ベースと影響評価データベースに格納されたを情報を処
    理し、入力されたLCAの対象となる製品のライフサイ
    クルインベントリを計算し、その結果を用いて環境への
    影響を入力された影響カテゴリごとに評価し、またそれ
    らを統合して評価することができ、さらにインベントリ
    分析と影響評価の結果に対し感度分析を実施するLCA
    データベースシステムと、 入力情報および結果を表示する表示装置と、から成るラ
    イフサイクルアセスメント用環境影響評価装置。
  4. 【請求項4】 前記入出力データベースにライフサイク
    ルアセスメント(LCA)に関連するデータを装備した
    請求項3に記載のライフサイクルアセスメント用環境影
    響評価装置。
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