JP2001124558A - 墨出し用標識柱 - Google Patents
墨出し用標識柱Info
- Publication number
- JP2001124558A JP2001124558A JP30839699A JP30839699A JP2001124558A JP 2001124558 A JP2001124558 A JP 2001124558A JP 30839699 A JP30839699 A JP 30839699A JP 30839699 A JP30839699 A JP 30839699A JP 2001124558 A JP2001124558 A JP 2001124558A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暗がりでの目盛の視認性を高め、作業能率を
向上できるようにした。 【解決手段】 本発明の墨出し用標識柱は、目盛部を備
えた標識柱1において、少なくともターゲットライン2
などの目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、
内部に目盛部を照射する電球7を備えた。
向上できるようにした。 【解決手段】 本発明の墨出し用標識柱は、目盛部を備
えた標識柱1において、少なくともターゲットライン2
などの目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、
内部に目盛部を照射する電球7を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暗がりなどにお
いて、視認性を向上できるようにした墨出し用標識柱に
関する。
いて、視認性を向上できるようにした墨出し用標識柱に
関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事現場において、測量のための墨
出し作業は未だ人手に頼る作業である。この墨出し作業
は、木材などを利用して、基準線となる目盛を付した標
識柱を作り、これを立てて使用しているが、以下に述べ
る技術課題があった。
出し作業は未だ人手に頼る作業である。この墨出し作業
は、木材などを利用して、基準線となる目盛を付した標
識柱を作り、これを立てて使用しているが、以下に述べ
る技術課題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この標識柱では、現場
内の暗い場所に測量点を取るときは、補助者が照明器具
をもって標識柱を照らさなければ見にくい。特に小雨の
降るような薄暗いときには、標識柱が雨に濡れてさらに
目盛が見にいものとなり、甚だしく作業能率が低下して
いた。
内の暗い場所に測量点を取るときは、補助者が照明器具
をもって標識柱を照らさなければ見にくい。特に小雨の
降るような薄暗いときには、標識柱が雨に濡れてさらに
目盛が見にいものとなり、甚だしく作業能率が低下して
いた。
【0004】本発明は、以上の課題を解決するものであ
って、その目的は、暗がりでの目盛の視認性を高め、作
業能率を向上できるようにした墨出し用標識柱を提供す
るものである。
って、その目的は、暗がりでの目盛の視認性を高め、作
業能率を向上できるようにした墨出し用標識柱を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明は、目盛部を備えた標識柱において、少なく
とも目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、内
部に目盛部を照射する照明具を備えたことを特徴とす
る。
め、本発明は、目盛部を備えた標識柱において、少なく
とも目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、内
部に目盛部を照射する照明具を備えたことを特徴とす
る。
【0006】従って、この発明にあっては、暗がりでの
測量に際し、目盛部がバックライトによりくっきりとう
つしだされ、見やすく、作業能率が向上する。
測量に際し、目盛部がバックライトによりくっきりとう
つしだされ、見やすく、作業能率が向上する。
【0007】また、本発明では、前記照明具の近傍にあ
って、前記標識柱の表面には該標識柱の傾斜度合を表示
する水準器が設けられている構成とすることで、寄り墨
用及びレベル測定用具として好適である。
って、前記標識柱の表面には該標識柱の傾斜度合を表示
する水準器が設けられている構成とすることで、寄り墨
用及びレベル測定用具として好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1,
2は、本発明を芯だし用標識柱に適用した場合を示すも
ので、この標識柱1は長さ10〜20cmの平坦な物差状
をなし、アクリル樹脂などの半透明の樹脂素材から構成
された内部中空のものであり、これの表面側ほぼ中央に
はこれの長手方向と直交してターゲットライン2が刻印
され、また、標識柱1の幅方向中心には中心線3が刻印
され、両者の交点に、中心を表示する菱形刻印4を施し
てある。
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1,
2は、本発明を芯だし用標識柱に適用した場合を示すも
ので、この標識柱1は長さ10〜20cmの平坦な物差状
をなし、アクリル樹脂などの半透明の樹脂素材から構成
された内部中空のものであり、これの表面側ほぼ中央に
はこれの長手方向と直交してターゲットライン2が刻印
され、また、標識柱1の幅方向中心には中心線3が刻印
され、両者の交点に、中心を表示する菱形刻印4を施し
てある。
【0009】標識柱1の側面側には、ターゲットライン
2が延長し、この延長部に同じく中心位置を表示するた
めの菱形刻印5が施され、これを中心として一定間隔の
目盛部6が刻まれている。
2が延長し、この延長部に同じく中心位置を表示するた
めの菱形刻印5が施され、これを中心として一定間隔の
目盛部6が刻まれている。
【0010】前記ターゲットライン2、中心線3、菱形
刻印4,5、目盛6は、それぞれ線刻によって形成され
た細溝内に、所定色のインクを充填し定着させたもの
で、標識柱1を材料色を基色として、その明度、彩度、
色相などの点において明確に判別できる表示色となって
いる。
刻印4,5、目盛6は、それぞれ線刻によって形成され
た細溝内に、所定色のインクを充填し定着させたもの
で、標識柱1を材料色を基色として、その明度、彩度、
色相などの点において明確に判別できる表示色となって
いる。
【0011】標識柱1の内側において、前記菱形刻印4
と対向する位置には電球7が配置され、この電球7は、
標識柱1の内部に直列状態で脱着可能に収装された複数
の電池8に接続され、標識柱1の長手方向一端側に配備
されたスイッチ9のオンオフ操作によって点滅する。
と対向する位置には電球7が配置され、この電球7は、
標識柱1の内部に直列状態で脱着可能に収装された複数
の電池8に接続され、標識柱1の長手方向一端側に配備
されたスイッチ9のオンオフ操作によって点滅する。
【0012】以上の標識柱1を暗がりで使用する場合に
は、スイッチ9をオンすることで、電球7が点灯して標
識柱全体が明るくなり、このバックライト効果により各
部の表示が明確に視認できるため、補助者に頼ることな
く、墨出し作業が可能となり、作業効率を大幅に向上で
きることになる。
は、スイッチ9をオンすることで、電球7が点灯して標
識柱全体が明るくなり、このバックライト効果により各
部の表示が明確に視認できるため、補助者に頼ることな
く、墨出し作業が可能となり、作業効率を大幅に向上で
きることになる。
【0013】なお、前記標識柱1は降雨時にも使用する
ものであり、従って電池8の脱着部分や、スイッチ9な
どの表面にでる部分は防水構造とすることが望ましい。
ものであり、従って電池8の脱着部分や、スイッチ9な
どの表面にでる部分は防水構造とすることが望ましい。
【0014】図3は本発明を寄り墨測定用及びレベル測
定用標識柱に適用した第二実施形態を示す。
定用標識柱に適用した第二実施形態を示す。
【0015】図において、標識柱10は、角柱状の標識
柱本体12と、本体12の一側端に出没可能の設けら
れ、かつストッパネジ14により任意の長さ位置に固定
されるスライド柱15とからなり、本体12の実長さは
1000mm、スライド柱15の実長さは500〜600
mmとなっており、測定に必要な長さに応じて伸縮可能と
することで、各測定対象に適合出来るようにしている。
柱本体12と、本体12の一側端に出没可能の設けら
れ、かつストッパネジ14により任意の長さ位置に固定
されるスライド柱15とからなり、本体12の実長さは
1000mm、スライド柱15の実長さは500〜600
mmとなっており、測定に必要な長さに応じて伸縮可能と
することで、各測定対象に適合出来るようにしている。
【0016】本体12は前記と同様、アクリル樹脂など
の半透明中空角材からなっており、その上部側の各面に
は水平なターゲットライン16を刻印し、その下部側に
目盛部17を一定間隔で刻印するほか、ターゲットライ
ン16の直下におけるそれぞれの面には本体12を垂直
に立てた状態における垂直度測定用の水準器18及び本
体12を横にした状態における水平度測定用の水準器1
9が埋設固定されている。
の半透明中空角材からなっており、その上部側の各面に
は水平なターゲットライン16を刻印し、その下部側に
目盛部17を一定間隔で刻印するほか、ターゲットライ
ン16の直下におけるそれぞれの面には本体12を垂直
に立てた状態における垂直度測定用の水準器18及び本
体12を横にした状態における水平度測定用の水準器1
9が埋設固定されている。
【0017】これら水準器18,19はそれぞれ、円弧
状のガラス封止管内に蛍光液を封入し、気泡の高さで水
準を計測するものである。
状のガラス封止管内に蛍光液を封入し、気泡の高さで水
準を計測するものである。
【0018】また本体12の上部は開口され、この開口
部より内部に照明ユニット20が着脱可能に収装され、
キャップ21によって蓋される。
部より内部に照明ユニット20が着脱可能に収装され、
キャップ21によって蓋される。
【0019】ユニット20は、上下に電球22を有し、
中間部に電池23を縦列状態に接続し、さらにスイッチ
24により回路をオンオフすべくパック化されたもの
で、上部側電球22は、ターゲットライン16及び水準
器18,19のバックライトであり、下部電球22は目
盛部17のバックライトとなる。
中間部に電池23を縦列状態に接続し、さらにスイッチ
24により回路をオンオフすべくパック化されたもの
で、上部側電球22は、ターゲットライン16及び水準
器18,19のバックライトであり、下部電球22は目
盛部17のバックライトとなる。
【0020】なお、スイッチ24は、ユニット20を本
体12内に収装した状態で、本体12側に設けたゴムな
どのようなものを通じて外部からオンオフ操作出来るよ
うにすることが望ましい。
体12内に収装した状態で、本体12側に設けたゴムな
どのようなものを通じて外部からオンオフ操作出来るよ
うにすることが望ましい。
【0021】本実施形態でも前記第一実施形態と同様な
効果があるほか、本体12の鉛直度や水平度の測定にも
適用できるため、さらに使い勝手が良いものとなる。
効果があるほか、本体12の鉛直度や水平度の測定にも
適用できるため、さらに使い勝手が良いものとなる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による墨出し用標識柱にあっては、暗がりでの目盛の
視認性を高め、作業能率を向上できる。
明による墨出し用標識柱にあっては、暗がりでの目盛の
視認性を高め、作業能率を向上できる。
【図1】本発明を芯だし用標識柱に適用した場合の第一
実施形態を示す斜視図である。
実施形態を示す斜視図である。
【図2】同内部構造を示す平断面図である。
【図3】本発明を寄り墨用及びレベル測定用標識柱に適
用した場合の第二実施形態を示す分解斜視図である。
用した場合の第二実施形態を示す分解斜視図である。
1,10 墨出し用標識柱 2,16 ターゲットライン 6,17 目盛部 7,22 電球(照明具) 18,19 水準器
Claims (2)
- 【請求項1】 目盛部を備えた標識柱において、少なく
とも目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、内
部に目盛部を照射する照明具を備えたことを特徴とする
墨出し用標識柱。 - 【請求項2】 前記照明具の近傍にあって、前記標識柱
の表面には該標識柱の傾斜度合を表示する水準器が設け
られていることを特徴とする請求項1記載の墨出し用標
識柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30839699A JP2001124558A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 墨出し用標識柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30839699A JP2001124558A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 墨出し用標識柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001124558A true JP2001124558A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17980570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30839699A Pending JP2001124558A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 墨出し用標識柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001124558A (ja) |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30839699A patent/JP2001124558A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040922 |