JP2001117987A - 葬儀方法 - Google Patents
葬儀方法Info
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- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 4
- 206010011878 Deafness Diseases 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 206010010144 Completed suicide Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンピュータネットワークを利用して、例え
ば、遠く離れた場所にいる人たちでも、式場に赴くこと
なく葬儀に参加することができる葬儀方法を提供する。 【解決手段】式場(A,B,C)の視聴覚情報(映像や音声)
は、WWWサーバー(S) に電子的に書き込まれてインター
ネット(I) 上に画像と音声として公開される。遠く離れ
た場所にいる人たちは、インターネット(I) 上に公開さ
れた式場(A,B,C)の視聴覚情報をパソコン(P)などを使用
して葬儀を視聴する。また、WWWサーバー(S) には、故
人に関する情報を集めたウェブページが開設されてお
り、インターネット(I) に接続されたコンピュータから
閲覧可能となっている。
ば、遠く離れた場所にいる人たちでも、式場に赴くこと
なく葬儀に参加することができる葬儀方法を提供する。 【解決手段】式場(A,B,C)の視聴覚情報(映像や音声)
は、WWWサーバー(S) に電子的に書き込まれてインター
ネット(I) 上に画像と音声として公開される。遠く離れ
た場所にいる人たちは、インターネット(I) 上に公開さ
れた式場(A,B,C)の視聴覚情報をパソコン(P)などを使用
して葬儀を視聴する。また、WWWサーバー(S) には、故
人に関する情報を集めたウェブページが開設されてお
り、インターネット(I) に接続されたコンピュータから
閲覧可能となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葬儀の方法に関す
るものである。更に詳しくは、インターネットなどのコ
ンピュータネットワークを利用することによって、例え
ば、遠く離れた場所にいる人たちでも、式場に赴くこと
なく葬儀に参加することができる葬儀方法に関する。
るものである。更に詳しくは、インターネットなどのコ
ンピュータネットワークを利用することによって、例え
ば、遠く離れた場所にいる人たちでも、式場に赴くこと
なく葬儀に参加することができる葬儀方法に関する。
【0002】
【従来技術】通常の葬儀では、式場は一箇所に設定され
る。そして、葬儀に参列する人は、その式場まで出向く
ことになる。
る。そして、葬儀に参列する人は、その式場まで出向く
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の葬儀の方法には、次のような課題があった。す
なわち、葬儀に参列する人で、式場とは遠く離れたとこ
ろにいる人は、少なくない時間と費用及び労力を費やし
て、住んでいるところと式場が設定されたところを往復
しなければならない。このため、移動時間を含めて参列
のための十分な時間がとれない人や、高齢で長時間の移
動に耐えられない人など、様々な事情で式場まで行くこ
とができない人は、葬儀への参列を断念しなければなら
なかった。
な従来の葬儀の方法には、次のような課題があった。す
なわち、葬儀に参列する人で、式場とは遠く離れたとこ
ろにいる人は、少なくない時間と費用及び労力を費やし
て、住んでいるところと式場が設定されたところを往復
しなければならない。このため、移動時間を含めて参列
のための十分な時間がとれない人や、高齢で長時間の移
動に耐えられない人など、様々な事情で式場まで行くこ
とができない人は、葬儀への参列を断念しなければなら
なかった。
【0004】(目的)本発明は上記課題を解消するもの
で、様々な事情で式場まで行くことができない人でも、
故人を偲ぶための荘厳な葬儀という時間を、葬儀の式場
にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有するこ
とによって、式場と遠く離れた所に居ながらにして葬儀
に参加することができ、しかも、従来のような式場との
往復に要する時間的、費用的及び肉体的負担を解消する
ことができる葬儀方法を提供することを目的とする。
で、様々な事情で式場まで行くことができない人でも、
故人を偲ぶための荘厳な葬儀という時間を、葬儀の式場
にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有するこ
とによって、式場と遠く離れた所に居ながらにして葬儀
に参加することができ、しかも、従来のような式場との
往復に要する時間的、費用的及び肉体的負担を解消する
ことができる葬儀方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、式場と離れた遠隔地にいる人でも葬儀に参
加できるようにした葬儀方法であって、式場における葬
儀の視聴覚情報をコンピュータネットワーク上にのせる
ことにより、遠隔地にいる人でもコンピュータを使用し
て上記葬儀を視聴することができるようにしたことを特
徴とする、葬儀方法である。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、式場と離れた遠隔地にいる人でも葬儀に参
加できるようにした葬儀方法であって、式場における葬
儀の視聴覚情報をコンピュータネットワーク上にのせる
ことにより、遠隔地にいる人でもコンピュータを使用し
て上記葬儀を視聴することができるようにしたことを特
徴とする、葬儀方法である。
【0006】第2の発明にあっては、聴覚情報が音声で
あり、該音声を文字に変えて表示するようにしたことを
特徴とする、第1の発明に係る葬儀方法である。
あり、該音声を文字に変えて表示するようにしたことを
特徴とする、第1の発明に係る葬儀方法である。
【0007】第3の発明にあっては、聴覚情報が音声で
あり、該音声を他国語に翻訳して、音声として流しまた
は文字に変えて表示するようにしたことを特徴とする、
第1の発明に係る葬儀方法である。
あり、該音声を他国語に翻訳して、音声として流しまた
は文字に変えて表示するようにしたことを特徴とする、
第1の発明に係る葬儀方法である。
【0008】第4の発明にあっては、聴覚情報が音声で
あり、該音声を手話通訳して、画像として表示するよう
にしたことを特徴とする、第1,第2または第3の発明
に係る葬儀方法である。
あり、該音声を手話通訳して、画像として表示するよう
にしたことを特徴とする、第1,第2または第3の発明
に係る葬儀方法である。
【0009】第5の発明にあっては、故人に関する情報
を集めたウェブページを開設して、閲覧可能としたこと
を特徴とする、第1,第2,第3または第4の発明に係
る葬儀方法である。
を集めたウェブページを開設して、閲覧可能としたこと
を特徴とする、第1,第2,第3または第4の発明に係
る葬儀方法である。
【0010】第6の発明にあっては、視聴側からコンピ
ュータネットワークを介して記帳、弔意または弔慰金を
受けることができるようにしたことを特徴とする、第
1,第2,第3,第4または第5の発明に係る葬儀方法
である。
ュータネットワークを介して記帳、弔意または弔慰金を
受けることができるようにしたことを特徴とする、第
1,第2,第3,第4または第5の発明に係る葬儀方法
である。
【0011】第7の発明にあっては、式場が複数箇所に
設定されており、各式場における葬儀の視聴覚情報がコ
ンピュータネットワークを介して双方向に転送可能であ
ることを特徴とする、第1,第2,第3,第4,第5ま
たは第6の発明に係る葬儀方法である。
設定されており、各式場における葬儀の視聴覚情報がコ
ンピュータネットワークを介して双方向に転送可能であ
ることを特徴とする、第1,第2,第3,第4,第5ま
たは第6の発明に係る葬儀方法である。
【0012】「コンピュータネットワーク」には、例え
ば、グローバルネットワーク、WAN(Wide Area Netowor
k)、LAN(Local Area Network)などがある。「グローバ
ルネットワーク」は、インターネットなど、世界中のコ
ンピュータ(世界中のLAN)を一つに結んで、各国間の
接続を可能にする国際的なネットワークであり、「WA
N」は、例えば、国全体や都道府県単位で形成するよう
なネットワークであり、「LAN」は、例えば、企業や学
校などの構内で形成するようなネットワークである。
ば、グローバルネットワーク、WAN(Wide Area Netowor
k)、LAN(Local Area Network)などがある。「グローバ
ルネットワーク」は、インターネットなど、世界中のコ
ンピュータ(世界中のLAN)を一つに結んで、各国間の
接続を可能にする国際的なネットワークであり、「WA
N」は、例えば、国全体や都道府県単位で形成するよう
なネットワークであり、「LAN」は、例えば、企業や学
校などの構内で形成するようなネットワークである。
【0013】葬儀を視聴するためのコンピュータは、通
常、パーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」
という)が使用されるが、これに限定するものではな
く、例えば、ハードディスク等を備えないネットワーク
コンピュータ、ネットワーク端末と組み合わせてまたは
ネットワーク端末を組み込んでコンピュータネットワー
ク上の情報が閲覧できるようにした家電製品(例えば家
庭用テレビ)、ネットワーク機能を備えた家庭用ゲーム
機などを使用することもできる。
常、パーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」
という)が使用されるが、これに限定するものではな
く、例えば、ハードディスク等を備えないネットワーク
コンピュータ、ネットワーク端末と組み合わせてまたは
ネットワーク端末を組み込んでコンピュータネットワー
ク上の情報が閲覧できるようにした家電製品(例えば家
庭用テレビ)、ネットワーク機能を備えた家庭用ゲーム
機などを使用することもできる。
【0014】音声を文字に変えて表示するのは、人がキ
ーボード等の入力装置を使用して行うこともできるし、
プログラムを用いてコンピュータが音声を認識して自動
的に文字に変えるようにして行うこともできる。
ーボード等の入力装置を使用して行うこともできるし、
プログラムを用いてコンピュータが音声を認識して自動
的に文字に変えるようにして行うこともできる。
【0015】音声を他国語に翻訳するのは、人が行うよ
うにすることもできるし、プログラムを用いてコンピュ
ータが音声を認識して自動的に翻訳するようにもでき
る。
うにすることもできるし、プログラムを用いてコンピュ
ータが音声を認識して自動的に翻訳するようにもでき
る。
【0016】他国語に翻訳した音声を流すのは、人が読
み上げて行うこともできるし、プログラムを用いてコン
ピュータが音声を認識して自動的に読み上げるようにし
て行うこともできる。
み上げて行うこともできるし、プログラムを用いてコン
ピュータが音声を認識して自動的に読み上げるようにし
て行うこともできる。
【0017】音声を手話通訳するのは、人が行うように
することもできるし、プログラムを用いてコンピュータ
が手話の映像を認識して自動的に通訳するようにもでき
る。
することもできるし、プログラムを用いてコンピュータ
が手話の映像を認識して自動的に通訳するようにもでき
る。
【0018】「画像」には、動画や静止画が含まれる。
【0019】「ウェブページ」は、通常、インターネッ
トで提供されるWWW(World Wide Web)と呼ばれるサービ
スを構成するものであって、WWWサーバーに書き込まれW
WWクライアント(WWWブラウザともいう)で閲覧可能なW
WWコンテンツのことをいう。このウェブページは、HTML
(Hyper Text Markup Language)言語で記述され、文字
(数字、記号を含む)や絵(動画、静止画を含む)、音
声などを設けることができる。しかし、ウェブページ
は、他の言語で記述することもできる。また、ウェブペ
ージは、ホームページとも称される。更に、名称の如何
を問わず、コンピュータネットワーク上にのせてある画
像や音声をコンピュータを介して閲覧することができる
ようにしたコンテンツは、ウェブページの概念に含まれ
るものとする。
トで提供されるWWW(World Wide Web)と呼ばれるサービ
スを構成するものであって、WWWサーバーに書き込まれW
WWクライアント(WWWブラウザともいう)で閲覧可能なW
WWコンテンツのことをいう。このウェブページは、HTML
(Hyper Text Markup Language)言語で記述され、文字
(数字、記号を含む)や絵(動画、静止画を含む)、音
声などを設けることができる。しかし、ウェブページ
は、他の言語で記述することもできる。また、ウェブペ
ージは、ホームページとも称される。更に、名称の如何
を問わず、コンピュータネットワーク上にのせてある画
像や音声をコンピュータを介して閲覧することができる
ようにしたコンテンツは、ウェブページの概念に含まれ
るものとする。
【0020】「弔意」は、本来、死を弔い哀悼する心を
表す語であるが、本発明では広く解釈し、その心から連
想される、例えば、弔電、弔書、弔文、弔辞、弔詞、弔
歌、弔詩などをも含む概念として扱う。
表す語であるが、本発明では広く解釈し、その心から連
想される、例えば、弔電、弔書、弔文、弔辞、弔詞、弔
歌、弔詩などをも含む概念として扱う。
【0021】(作用)式場における葬儀の視聴覚情報を
コンピュータネットワーク上にのせることにより、遠隔
地にいる人でもコンピュータを使用して上記葬儀を視聴
することができるようにした葬儀方法では、パソコンや
電話回線など、コンピュータネットワークに接続できる
環境を有していれば、例えば、コンピュータネットワー
クがインターネットなどのグローバルネットワークであ
る場合、世界中のどこにいても、葬儀を視聴することが
できる。すなわち、様々な事情で式場まで行くことがで
きない人でも、故人を偲ぶための荘厳な葬儀という時間
を、葬儀の式場にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同
時に共有することによって、式場と遠く離れた所に居な
がらにして葬儀に参加することができる。また、遠隔地
にいる人の従来のような式場との往復に要する時間的、
費用的及び肉体的負担を解消することができる。
コンピュータネットワーク上にのせることにより、遠隔
地にいる人でもコンピュータを使用して上記葬儀を視聴
することができるようにした葬儀方法では、パソコンや
電話回線など、コンピュータネットワークに接続できる
環境を有していれば、例えば、コンピュータネットワー
クがインターネットなどのグローバルネットワークであ
る場合、世界中のどこにいても、葬儀を視聴することが
できる。すなわち、様々な事情で式場まで行くことがで
きない人でも、故人を偲ぶための荘厳な葬儀という時間
を、葬儀の式場にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同
時に共有することによって、式場と遠く離れた所に居な
がらにして葬儀に参加することができる。また、遠隔地
にいる人の従来のような式場との往復に要する時間的、
費用的及び肉体的負担を解消することができる。
【0022】音声を文字に変えて表示するようにしたも
の、及び音声を手話通訳して画像として表示するように
したものでは、音声が聞こえない耳が不自由な人でも音
声の内容が分かるので、葬儀に参加しているという充実
感を得ることが可能になる。また、葬儀の式場において
は、音量をそれほど大きくはできないので、スピーカー
からやや離れて聞き取りにくい場所にいる人にも、文字
や画像が表示されたモニターを見ることができるように
することによって内容を確実に伝えることができる。
の、及び音声を手話通訳して画像として表示するように
したものでは、音声が聞こえない耳が不自由な人でも音
声の内容が分かるので、葬儀に参加しているという充実
感を得ることが可能になる。また、葬儀の式場において
は、音量をそれほど大きくはできないので、スピーカー
からやや離れて聞き取りにくい場所にいる人にも、文字
や画像が表示されたモニターを見ることができるように
することによって内容を確実に伝えることができる。
【0023】音声を他国語に翻訳して、音声として流し
または文字に変えて表示するようにしたものでは、例え
ば、英語圏の外国人が葬儀に参加する場合でも、日本語
による弔辞などの挨拶の内容を英語に同時に翻訳するこ
とによって、外国人にも内容が分かるようにすることが
できる。また、逆に外国人の英語による挨拶を日本語に
翻訳することによって、日本人にも内容が分かるように
することができる。このように、言語が異なる人たちが
参加する葬儀であっても、翻訳によりその障壁を取り去
ることによって、荘厳な葬儀の時間を葬儀の式場にいる
参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有することが可
能になる。
または文字に変えて表示するようにしたものでは、例え
ば、英語圏の外国人が葬儀に参加する場合でも、日本語
による弔辞などの挨拶の内容を英語に同時に翻訳するこ
とによって、外国人にも内容が分かるようにすることが
できる。また、逆に外国人の英語による挨拶を日本語に
翻訳することによって、日本人にも内容が分かるように
することができる。このように、言語が異なる人たちが
参加する葬儀であっても、翻訳によりその障壁を取り去
ることによって、荘厳な葬儀の時間を葬儀の式場にいる
参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有することが可
能になる。
【0024】故人に関する情報を集めたウェブページを
開設して、閲覧可能としたものでは、葬儀の視聴と併せ
て、ウェブページを閲覧することによって、あらためて
故人の人柄や足跡に触れることができ、故人を永く記憶
に止めることができる。
開設して、閲覧可能としたものでは、葬儀の視聴と併せ
て、ウェブページを閲覧することによって、あらためて
故人の人柄や足跡に触れることができ、故人を永く記憶
に止めることができる。
【0025】視聴側からコンピュータネットワークを介
して記帳、弔意または弔慰金を受けることができるよう
にしたものでは、通常の葬儀では受付などで行う記帳や
弔電、弔慰金などの受け取りを電子的に効率よく行うこ
とができるので、例えば、規模の大きい葬儀の場合、受
付や周辺道路が記帳する人で混雑するというような好ま
しくない事態を緩和することが可能になる。また、葬儀
の式場側からだけでなく、例えば遠隔地にいる視聴側の
人でも、弔辞を述べたりすることができ、葬儀へのより
充実した参加が可能になる。
して記帳、弔意または弔慰金を受けることができるよう
にしたものでは、通常の葬儀では受付などで行う記帳や
弔電、弔慰金などの受け取りを電子的に効率よく行うこ
とができるので、例えば、規模の大きい葬儀の場合、受
付や周辺道路が記帳する人で混雑するというような好ま
しくない事態を緩和することが可能になる。また、葬儀
の式場側からだけでなく、例えば遠隔地にいる視聴側の
人でも、弔辞を述べたりすることができ、葬儀へのより
充実した参加が可能になる。
【0026】式場が複数箇所に設定されており、各式場
における葬儀の視聴覚情報がコンピュータネットワーク
を介して双方向に転送可能であるようにしたものでは、
葬儀に参加する人のうち式場に出向いて参列する人たち
は、最寄りの式場に行けばよい。従って、そのような人
たちの時間的、費用的及び肉体的負担を軽減することが
できる。また、例えば、規模の大きい葬儀を行う場合で
も、式場を一箇所に設定する場合と比較して参列者の集
中を分散することができるので、警備や誘導などの管理
がしやすくなる。
における葬儀の視聴覚情報がコンピュータネットワーク
を介して双方向に転送可能であるようにしたものでは、
葬儀に参加する人のうち式場に出向いて参列する人たち
は、最寄りの式場に行けばよい。従って、そのような人
たちの時間的、費用的及び肉体的負担を軽減することが
できる。また、例えば、規模の大きい葬儀を行う場合で
も、式場を一箇所に設定する場合と比較して参列者の集
中を分散することができるので、警備や誘導などの管理
がしやすくなる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態を示す概念図である。東京の第1式場(A)に設置さ
れている配信機器(カメラ、マイクなど)は、WWWサー
バー(S) を介してコンピュータネットワークであるイン
ターネット(I) に接続されている。配信機器によって取
り込まれた第1式場(A)における葬儀式及び告別式の進
行の視聴覚情報(映像や音声)は、WWWサーバー(S) に
電子的に書き込まれてインターネット(I) 上に画像と音
声として公開される。WWWサーバー(S)は、葬儀式及び告
別式の開催中は常時インターネット(I)に接続されてい
る。なお、上記した画像と音声は、インターネットが提
供するWWW(World Wide Web)と呼ばれるサービスを利用
して公開される。
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態を示す概念図である。東京の第1式場(A)に設置さ
れている配信機器(カメラ、マイクなど)は、WWWサー
バー(S) を介してコンピュータネットワークであるイン
ターネット(I) に接続されている。配信機器によって取
り込まれた第1式場(A)における葬儀式及び告別式の進
行の視聴覚情報(映像や音声)は、WWWサーバー(S) に
電子的に書き込まれてインターネット(I) 上に画像と音
声として公開される。WWWサーバー(S)は、葬儀式及び告
別式の開催中は常時インターネット(I)に接続されてい
る。なお、上記した画像と音声は、インターネットが提
供するWWW(World Wide Web)と呼ばれるサービスを利用
して公開される。
【0028】WWWサーバー(S)には、音声を認識し自動的
に文字に変換してモニターの画面に表示するプログラ
ム、音声を認識して他国語に同時翻訳し、音声として流
したり、文字としてモニターの画面に表示したりするプ
ログラム、視聴側から送られる弔電となる電子メールや
弔慰金となる電子マネーを受け取るためのプログラムな
どがあらかじめ組み込まれている。また、WWWサーバー
(S)には、故人に関する情報を集めたウェブページが開
設されており、インターネット(I) に接続されたコンピ
ュータから閲覧可能となっている。
に文字に変換してモニターの画面に表示するプログラ
ム、音声を認識して他国語に同時翻訳し、音声として流
したり、文字としてモニターの画面に表示したりするプ
ログラム、視聴側から送られる弔電となる電子メールや
弔慰金となる電子マネーを受け取るためのプログラムな
どがあらかじめ組み込まれている。また、WWWサーバー
(S)には、故人に関する情報を集めたウェブページが開
設されており、インターネット(I) に接続されたコンピ
ュータから閲覧可能となっている。
【0029】第1式場(A)には、弔辞などの挨拶の音声
を手話で同時通訳する専門のスタッフがおり、手話の映
像も配信機器によりWWWサーバー(S) に電子的に書き込
まれて、画像がインターネット(I)上に公開されるよう
になっている。
を手話で同時通訳する専門のスタッフがおり、手話の映
像も配信機器によりWWWサーバー(S) に電子的に書き込
まれて、画像がインターネット(I)上に公開されるよう
になっている。
【0030】式場は、第1式場(A)の他、大阪の第2式
場(B)及び福岡の第3式場(C)の合計三箇所の式場が設定
されている。このうち、東京の第1式場(A)がメイン式
場となり、インターネット(I)上には、第2式場(B)及び
第3式場(C)の画像と音声を挟みながら、主に第1式場
(A)の画像と音声が公開されるようになっている。な
お、第2式場(B)及び第3式場(C)ともに配信機器が設置
され、配信機器によって取り込まれた視聴覚情報は、そ
れぞれパソコンに組み込まれた転送用プログラムによ
り、インターネット(I)を通じてWWWサーバー(S)に転送
されて電子的に書き込まれて公開されるようになってい
る。各式場(A,B,C)には、インターネット(I) 上に公開
された内容を表示するモニターが、式場内の複数箇所に
設置されている。
場(B)及び福岡の第3式場(C)の合計三箇所の式場が設定
されている。このうち、東京の第1式場(A)がメイン式
場となり、インターネット(I)上には、第2式場(B)及び
第3式場(C)の画像と音声を挟みながら、主に第1式場
(A)の画像と音声が公開されるようになっている。な
お、第2式場(B)及び第3式場(C)ともに配信機器が設置
され、配信機器によって取り込まれた視聴覚情報は、そ
れぞれパソコンに組み込まれた転送用プログラムによ
り、インターネット(I)を通じてWWWサーバー(S)に転送
されて電子的に書き込まれて公開されるようになってい
る。各式場(A,B,C)には、インターネット(I) 上に公開
された内容を表示するモニターが、式場内の複数箇所に
設置されている。
【0031】WWWサーバー(S)には、葬儀に参加するため
に、多数の人たちがパソコン(P)を介してインターネッ
ト(I)を通じ接続している。接続している人たちは、外
国を含め、各式場(A,B,C)とは遠い所にいて、様々な事
情により式場に出向くことができない人たちである。こ
れらの人たちは、パソコン(P)に組み込まれたWWWクライ
アントプログラムを使用して葬儀を視聴する。故人に関
する情報を集めたウェブページも、このプログラムを介
して閲覧できる。このうち、葬儀において挨拶をするロ
ンドン在住のD氏(英国人)のパソコン(P)には、配信
機器が接続されている。この配信機器によって取り込ま
れた視聴覚情報は、転送用プログラムによってWWWサー
バー(S)に転送されて電子的に書き込まれることによ
り、インターネット(I)上に公開されるようになってい
る。
に、多数の人たちがパソコン(P)を介してインターネッ
ト(I)を通じ接続している。接続している人たちは、外
国を含め、各式場(A,B,C)とは遠い所にいて、様々な事
情により式場に出向くことができない人たちである。こ
れらの人たちは、パソコン(P)に組み込まれたWWWクライ
アントプログラムを使用して葬儀を視聴する。故人に関
する情報を集めたウェブページも、このプログラムを介
して閲覧できる。このうち、葬儀において挨拶をするロ
ンドン在住のD氏(英国人)のパソコン(P)には、配信
機器が接続されている。この配信機器によって取り込ま
れた視聴覚情報は、転送用プログラムによってWWWサー
バー(S)に転送されて電子的に書き込まれることによ
り、インターネット(I)上に公開されるようになってい
る。
【0032】
【実施例】以下、仏式の葬儀告別式を例にとり、本発明
に係る葬儀方法を進行表を参照して説明する。式次第は
次のとおりである。 (葬儀式:第1式場) 1.一同着席 2.僧侶入場 3.開式の辞 4.読経 5.弔辞 6.読経、焼香 7.僧侶退場 8.弔電の披露 9.葬儀委員長の挨拶 10.閉式の辞 (告別式:第1式場) 1.開式の辞 2.告別焼香 3.遺族代表挨拶 4.閉式の辞 5.御遺骨の見送り
に係る葬儀方法を進行表を参照して説明する。式次第は
次のとおりである。 (葬儀式:第1式場) 1.一同着席 2.僧侶入場 3.開式の辞 4.読経 5.弔辞 6.読経、焼香 7.僧侶退場 8.弔電の披露 9.葬儀委員長の挨拶 10.閉式の辞 (告別式:第1式場) 1.開式の辞 2.告別焼香 3.遺族代表挨拶 4.閉式の辞 5.御遺骨の見送り
【0033】葬儀式を詳細に説明する。 (1)第1式場(A)において、参列者一同が着席し、僧
侶が入場する様子がインターネット(I)上に公開され
る。公開されている画像は、第1式場(A)、第2式場
(B)、第3式場(C)のモニターと、個々に接続されている
パソコン(P)の画面に表示され、音声はスピーカーから
流れる。
侶が入場する様子がインターネット(I)上に公開され
る。公開されている画像は、第1式場(A)、第2式場
(B)、第3式場(C)のモニターと、個々に接続されている
パソコン(P)の画面に表示され、音声はスピーカーから
流れる。
【0034】(2)開式の辞が述べられる。このときの
音声は、文字に変換されて画面に表示される。また、こ
の音声については、手話による同時通訳も行われてお
り、画面でその画像を見ることができる。更に、音声は
英語その他所定の外国語に翻訳され、翻訳された音声が
流れて文字が画面に表示される。音声や文字は、遠隔地
から葬儀に参加している人など、WWWサーバー(S)に接続
している人が、日本語バージョンか外国語バージョンか
を選択することにより、自動的に切り替わるようになっ
ているので、基本的に言語の違いによる不都合は解消さ
れている。
音声は、文字に変換されて画面に表示される。また、こ
の音声については、手話による同時通訳も行われてお
り、画面でその画像を見ることができる。更に、音声は
英語その他所定の外国語に翻訳され、翻訳された音声が
流れて文字が画面に表示される。音声や文字は、遠隔地
から葬儀に参加している人など、WWWサーバー(S)に接続
している人が、日本語バージョンか外国語バージョンか
を選択することにより、自動的に切り替わるようになっ
ているので、基本的に言語の違いによる不都合は解消さ
れている。
【0035】(3)読経の様子が引き続きインターネッ
ト(I)上に公開される。その間には、第2式場(B)と第3
式場(C)の様子の画像と音声が随時挟まれる。 (4)友人代表の弔辞が述べられる。弔辞は、インター
ネット(I)にパソコン(P)で接続しているロンドン在住の
D氏が英語で述べる。D氏を撮影した画像と英語の音声
は、WWWサーバー(S)に転送され、インターネット(I)上
に公開される。この弔辞の音声も、日本語その他所定の
外国語に翻訳され、翻訳された音声が流れて文字が画面
に表示される。また、手話による同時通訳も行われ、画
面でその画像を見ることができる。
ト(I)上に公開される。その間には、第2式場(B)と第3
式場(C)の様子の画像と音声が随時挟まれる。 (4)友人代表の弔辞が述べられる。弔辞は、インター
ネット(I)にパソコン(P)で接続しているロンドン在住の
D氏が英語で述べる。D氏を撮影した画像と英語の音声
は、WWWサーバー(S)に転送され、インターネット(I)上
に公開される。この弔辞の音声も、日本語その他所定の
外国語に翻訳され、翻訳された音声が流れて文字が画面
に表示される。また、手話による同時通訳も行われ、画
面でその画像を見ることができる。
【0036】(5)読経、焼香の様子と、僧侶退場の様
子がインターネット(I)上に公開される。 (6)弔電の披露が行われる。弔電は、WWWサーバー(S)
へ電子メールで送られてきたものも含まれている。 (7)葬儀委員長の挨拶が述べられる。挨拶の音声が文
字に変換され、手話同時通訳が行われ、外国語に同時翻
訳されて、インターネット(I)上に公開されるのは上記
(2)と同様である。 (8)閉式の辞が述べられる。この音声も上記(2)、
(7)と同様にしてインターネット(I)上に公開され
る。
子がインターネット(I)上に公開される。 (6)弔電の披露が行われる。弔電は、WWWサーバー(S)
へ電子メールで送られてきたものも含まれている。 (7)葬儀委員長の挨拶が述べられる。挨拶の音声が文
字に変換され、手話同時通訳が行われ、外国語に同時翻
訳されて、インターネット(I)上に公開されるのは上記
(2)と同様である。 (8)閉式の辞が述べられる。この音声も上記(2)、
(7)と同様にしてインターネット(I)上に公開され
る。
【0037】このように、本発明に係る葬儀方法によれ
ば、インターネット(I)に接続できる環境であれば、世
界中のどこにいても、パソコン(P)などを使用して、葬
儀を視聴することができる。すなわち、様々な事情で式
場まで行くことができない人でも、故人を偲ぶための荘
厳な葬儀という時間を、葬儀の式場にいる参列者や他の
遠隔地にいる人と同時に共有することによって、式場と
遠く離れた所に居ながらにして葬儀に参加することがで
きる。また、遠隔地にいる人の従来のような式場との往
復に要する時間的、費用的及び肉体的負担を解消するこ
とができる。なお、告別式については、視聴覚情報をイ
ンターネット(I) に公開する方法が上記した葬儀式の場
合と実質的に同様であるので、説明は省略する。
ば、インターネット(I)に接続できる環境であれば、世
界中のどこにいても、パソコン(P)などを使用して、葬
儀を視聴することができる。すなわち、様々な事情で式
場まで行くことができない人でも、故人を偲ぶための荘
厳な葬儀という時間を、葬儀の式場にいる参列者や他の
遠隔地にいる人と同時に共有することによって、式場と
遠く離れた所に居ながらにして葬儀に参加することがで
きる。また、遠隔地にいる人の従来のような式場との往
復に要する時間的、費用的及び肉体的負担を解消するこ
とができる。なお、告別式については、視聴覚情報をイ
ンターネット(I) に公開する方法が上記した葬儀式の場
合と実質的に同様であるので、説明は省略する。
【0038】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまで説明上のものであって限定的なものではなく、上
記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではな
い。また、本発明は図示されている実施の形態に限定さ
れるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変
形が可能である。
くまで説明上のものであって限定的なものではなく、上
記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではな
い。また、本発明は図示されている実施の形態に限定さ
れるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変
形が可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 式場における葬儀の視聴覚情報をコンピュータ
ネットワーク上にのせることにより、遠隔地にいる人で
もコンピュータを使用して上記葬儀を視聴することがで
きるようにした葬儀方法では、パソコンや電話回線な
ど、コンピュータネットワークに接続できる環境を有し
ていれば、例えば、コンピュータネットワークがインタ
ーネットなどのグローバルネットワークである場合、世
界中のどこにいても、葬儀を視聴することができる。す
なわち、様々な事情で式場まで行くことができない人で
も、故人を偲ぶための荘厳な葬儀という時間を、葬儀の
式場にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有す
ることによって、式場と遠く離れた所に居ながらにして
葬儀に参加することができる。また、遠隔地にいる人の
従来のような式場との往復に要する時間的、費用的及び
肉体的負担を解消することができる。
する。 (a) 式場における葬儀の視聴覚情報をコンピュータ
ネットワーク上にのせることにより、遠隔地にいる人で
もコンピュータを使用して上記葬儀を視聴することがで
きるようにした葬儀方法では、パソコンや電話回線な
ど、コンピュータネットワークに接続できる環境を有し
ていれば、例えば、コンピュータネットワークがインタ
ーネットなどのグローバルネットワークである場合、世
界中のどこにいても、葬儀を視聴することができる。す
なわち、様々な事情で式場まで行くことができない人で
も、故人を偲ぶための荘厳な葬儀という時間を、葬儀の
式場にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有す
ることによって、式場と遠く離れた所に居ながらにして
葬儀に参加することができる。また、遠隔地にいる人の
従来のような式場との往復に要する時間的、費用的及び
肉体的負担を解消することができる。
【0040】(b) 音声を文字に変えて表示するよう
にしたもの、及び音声を手話通訳して画像として表示す
るようにしたものでは、音声が聞こえない耳が不自由な
人でも音声の内容が分かるので、葬儀に参加していると
いう充実感を得ることが可能になる。また、葬儀の式場
においては、音量をそれほど大きくはできないので、ス
ピーカーからやや離れて聞き取りにくい場所にいる人に
も、文字や画像が表示されたモニターを見ることができ
るようにすることによって内容を確実に伝えることがで
きる。
にしたもの、及び音声を手話通訳して画像として表示す
るようにしたものでは、音声が聞こえない耳が不自由な
人でも音声の内容が分かるので、葬儀に参加していると
いう充実感を得ることが可能になる。また、葬儀の式場
においては、音量をそれほど大きくはできないので、ス
ピーカーからやや離れて聞き取りにくい場所にいる人に
も、文字や画像が表示されたモニターを見ることができ
るようにすることによって内容を確実に伝えることがで
きる。
【0041】(c) 音声を他国語に翻訳して、音声と
して流しまたは文字に変えて表示するようにしたもので
は、例えば、英語圏の外国人が葬儀に参加する場合で
も、日本語による弔辞などの挨拶の内容を英語に同時に
翻訳することによって、外国人にも内容が分かるように
することができる。また、逆に外国人の英語による挨拶
を日本語に翻訳することによって、日本人にも内容が分
かるようにすることができる。このように、言語が異な
る人たちが参加する葬儀であっても、翻訳によりその障
壁を取り去ることによって、荘厳な葬儀の時間を葬儀の
式場にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有す
ることが可能になる。
して流しまたは文字に変えて表示するようにしたもので
は、例えば、英語圏の外国人が葬儀に参加する場合で
も、日本語による弔辞などの挨拶の内容を英語に同時に
翻訳することによって、外国人にも内容が分かるように
することができる。また、逆に外国人の英語による挨拶
を日本語に翻訳することによって、日本人にも内容が分
かるようにすることができる。このように、言語が異な
る人たちが参加する葬儀であっても、翻訳によりその障
壁を取り去ることによって、荘厳な葬儀の時間を葬儀の
式場にいる参列者や他の遠隔地にいる人と同時に共有す
ることが可能になる。
【0042】(d) 故人に関する情報を集めたウェブ
ページを開設して、閲覧可能としたものでは、葬儀の視
聴と併せて、ウェブページを閲覧することによって、あ
らためて故人の人柄や足跡に触れることができ、故人を
永く記憶に止めることができる。
ページを開設して、閲覧可能としたものでは、葬儀の視
聴と併せて、ウェブページを閲覧することによって、あ
らためて故人の人柄や足跡に触れることができ、故人を
永く記憶に止めることができる。
【0043】(e) 視聴側からコンピュータネットワ
ークを介して記帳、弔意または弔慰金を受けることがで
きるようにしたものでは、通常の葬儀では受付などで行
う記帳や弔電、弔慰金などの受け取りを電子的に効率よ
く行うことができるので、例えば、規模の大きい葬儀の
場合、受付や周辺道路が記帳する人で混雑するというよ
うな好ましくない事態を緩和することが可能になる。ま
た、葬儀の式場側からだけでなく、例えば遠隔地にいる
視聴側の人でも、弔辞を述べたりすることができ、葬儀
へのより充実した参加が可能になる。
ークを介して記帳、弔意または弔慰金を受けることがで
きるようにしたものでは、通常の葬儀では受付などで行
う記帳や弔電、弔慰金などの受け取りを電子的に効率よ
く行うことができるので、例えば、規模の大きい葬儀の
場合、受付や周辺道路が記帳する人で混雑するというよ
うな好ましくない事態を緩和することが可能になる。ま
た、葬儀の式場側からだけでなく、例えば遠隔地にいる
視聴側の人でも、弔辞を述べたりすることができ、葬儀
へのより充実した参加が可能になる。
【0044】(f) 式場が複数箇所に設定されてお
り、各式場における葬儀の視聴覚情報がコンピュータネ
ットワークを介して双方向に転送可能であるようにした
ものでは、葬儀に参加する人のうち式場に出向いて参列
する人たちは、最寄りの式場に行けばよい。従って、そ
のような人たちの時間的、費用的及び肉体的負担を軽減
することができる。また、例えば、規模の大きい葬儀を
行う場合でも、式場を一箇所に設定する場合と比較して
参列者の集中を分散することができるので、警備や誘導
などの管理がしやすくなる。
り、各式場における葬儀の視聴覚情報がコンピュータネ
ットワークを介して双方向に転送可能であるようにした
ものでは、葬儀に参加する人のうち式場に出向いて参列
する人たちは、最寄りの式場に行けばよい。従って、そ
のような人たちの時間的、費用的及び肉体的負担を軽減
することができる。また、例えば、規模の大きい葬儀を
行う場合でも、式場を一箇所に設定する場合と比較して
参列者の集中を分散することができるので、警備や誘導
などの管理がしやすくなる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す概念図。
I インターネット A 第1式場 B 第2式場 C 第3式場 S サーバー P パソコン
Claims (7)
- 【請求項1】 式場と離れた遠隔地にいる人でも葬儀に
参加できるようにした葬儀方法であって、 式場における葬儀の視聴覚情報をコンピュータネットワ
ーク上にのせることにより、遠隔地にいる人でもコンピ
ュータを使用して上記葬儀を視聴することができるよう
にしたことを特徴とする、 葬儀方法。 - 【請求項2】 聴覚情報が音声であり、該音声を文字に
変えて表示するようにしたことを特徴とする、 請求項1記載の葬儀方法。 - 【請求項3】 聴覚情報が音声であり、該音声を他国語
に翻訳して、音声として流しまたは文字に変えて表示す
るようにしたことを特徴とする、 請求項1記載の葬儀方法。 - 【請求項4】 聴覚情報が音声であり、該音声を手話通
訳して、画像として表示するようにしたことを特徴とす
る、 請求項1、2または3記載の葬儀方法。 - 【請求項5】 故人に関する情報を集めたウェブページ
を開設して、閲覧可能としたことを特徴とする、 請求項1,2,3または4記載の葬儀方法。 - 【請求項6】 視聴側からコンピュータネットワークを
介して記帳、弔意または弔慰金を受けることができるよ
うにしたことを特徴とする、 請求項1,2,3,4または5記載の葬儀方法。 - 【請求項7】 式場が複数箇所に設定されており、各式
場における葬儀の視聴覚情報がコンピュータネットワー
クを介して双方向に転送可能であることを特徴とする、 請求項1、2、3、4、5または6記載の葬儀方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29739399A JP2001117987A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 葬儀方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29739399A JP2001117987A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 葬儀方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001117987A true JP2001117987A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17845919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29739399A Pending JP2001117987A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 葬儀方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001117987A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050874A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Yasuhiro Yamanaka | インターネット利用の葬儀システム |
KR20030081707A (ko) * | 2002-04-12 | 2003-10-22 | 주식회사 하스텔레컴 | 양방향 실시간 장례중계 및 화상조문 시스템 |
WO2009075965A3 (en) * | 2007-12-11 | 2009-08-13 | Motorola Inc | Method and apparatus for providing an audiovisual stream |
-
1999
- 1999-10-19 JP JP29739399A patent/JP2001117987A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050874A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Yasuhiro Yamanaka | インターネット利用の葬儀システム |
KR20030081707A (ko) * | 2002-04-12 | 2003-10-22 | 주식회사 하스텔레컴 | 양방향 실시간 장례중계 및 화상조문 시스템 |
WO2009075965A3 (en) * | 2007-12-11 | 2009-08-13 | Motorola Inc | Method and apparatus for providing an audiovisual stream |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |