JP2001111721A - メール連動型会話システム及び電話連動型メールシステム - Google Patents

メール連動型会話システム及び電話連動型メールシステム

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JP2001111721A
JP2001111721A JP2000028609A JP2000028609A JP2001111721A JP 2001111721 A JP2001111721 A JP 2001111721A JP 2000028609 A JP2000028609 A JP 2000028609A JP 2000028609 A JP2000028609 A JP 2000028609A JP 2001111721 A JP2001111721 A JP 2001111721A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メール発信者の意向・意思に沿ったメール連動
型会話システムを提供する。また、電話を掛けた人が、
相手方が不在のときに、自動的に、従来の留守録メッセ
ージに変わる文字メッセージを電子メールとして送信す
ることを可能にするための電話連動型メールシステムを
提供する。 【構成】電子メールを作成するためのメール作成手段
と、メール作成者の選択により、「電子メールの受信者
がその電子メールの送信者宛てに電話を掛けることをコ
ンピュータに指示するために使用する会話マーク」を電
子メールに備える(例えば、電子メールのメッセージの
中に挿入する又は同メッセージに添付する)ための会話
マーク備え手段と、前記の会話マークを備えた電子メー
ルを相手先に送信するメール送信手段と、を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、「時間差を許容し且つ
一方向のコミュニケーション手段である電子メール」
と、「リアルタイムでの双方向のやり取り」である電話
やチャット(オンライン・トーク。chat)などの
「会話(対話)」とを、互いに連動させることができる
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、時間差を許容し且つ一方向の
コミュニケーション手段である電子メールと、リアルタ
イムでの双方向のやり取りである電話やチャットなどの
「会話」とを、互いに連動・連携させるためのシステム
が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−177908号公報
(出願人:富士通株式会社。先行技術文献として本明細
書に取り込む)は、電子メールの機能中から音声メール
の発信をするための電子メール/音声メール連携装置及
びその連携処理方法を提案している。この特開平6−1
77908号公報が開示する装置は、例えば同公報の段
落番号0103〜0109に示すように、電子メールの
受信者が受信した電子メールの返答のために音声メール
を発信しようとするとき、まず、電子メール/音声メー
ル判別部が音声メールであることを判別し、ID/電話
番号変換部がID/電話番号対応テーブルからメール発
信者IDをその発信者の電話番号に変換し、回線制御部
が、この電話番号に電話を掛けて前記音声メールを送信
する、というものである。このように、この特開平6−
177908号公報の装置は、メール発信者側の意向・
意思には全く関係なく、メール受信者がコンピュータに
指示して、メール発信者側の電話番号を検索・取得し、
その取得した電話番号によりメール発信者側に電話を掛
ける(メール発信者側としては、メール受信者からの電
話を想定しておらず、いきなり電話を掛けられると迷惑
だという可能性もあるであろうが、同公報の発明はこの
ような迷惑については考慮していない)、というもので
ある。
【0004】また、特開平11−17734号公報(出
願人:松下電器産業。先行技術文献として本明細書に取
り込む)は、電子メールの内容表示画面から、電子メー
ルの発信元に「対話による連絡」を取ることができるよ
うにした電子メール装置を提案している。この特開平1
1−17734号公報が開示する装置は、例えば同公報
の段落番号0025〜0030及び0063〜0067
及び同公報の図9に示すように、受信者が画面上の「発
信元と対話」のボタン(このボタンは、同公報の図4に
示すように、、電子メールソフトウェアにより予め画面
に表示されるボタンであって、電子メールのメッセージ
を開く窓の周囲の枠の部分に表示されている。つまり、
このボタンは、電子メール送信者のイニシアティブでメ
ールに備えられるものではなく、メール受信者側のシス
テムにより自動的に、メール発信者のメール(メール発
信者の意向・意思)とは無関係に、画面に表示され且つ
機能するもの、である。)をクリックすることにより、
コンピュータがデータベースからメール送信者の電話番
号を検索する(又は、コンピュータがメールの文章の中
から電話番号を示す部分を検出する)などしてメール送
信者の電話番号を取得し(同公報の図9参照)、その電
話番号によりメール発信者に電話を掛けることにより、
電子メールの発信元との対話による連絡を取ることを可
能にしたものである。このように、この特開平11−1
7734号公報の装置は、メール発信者側の意向・意思
には全く関係なく、メール受信者が自己のコンピュータ
に指示して、メール発信者側の電話番号を検索・取得
し、その取得した電話番号によりメール発信者側に電話
を掛ける(メール発信者側としては、メール受信者から
の電話を想定しておらず、いきなり電話を掛けられると
迷惑だという可能性もあるであろうが、同公報の発明は
このような迷惑については考慮していない)、というも
のである。
【0005】以上のように、前記の2つの公報の発明
は、メール発信者側の意向・意思とは全く無関係に、メ
ール受信者の意向・意思だけで、メール発信者の電話番
号を探し出して、その探し出した電話番号により、メー
ル発信者に電話を掛けることを可能にするものであり、
「メール発信者が、自分がメールを発信したために、後
から、そのメール受信者から電話を掛けられて、強制的
に対話のために時間を拘束されてしまう(迷惑であ
る)」というメール発信者側の不都合や迷惑を全く顧み
ないものである点に難点がある。また、上記の2つの公
報以外に、例えば、特開平10−190729号公報
(富士通株式会社「電子メール表示方法、情報通信シス
テム、電子メールセンタ、チャットサーバ及び記録媒
体」)、特開平9−135298号公報(富士通株式会
社「電話伝言通知方式」)、特開平9−46372号公
報(沖電気工業株式会社「ファックス電子メール連動装
置」)、特開平11−17806号公報(株式会社日立
製作所「情報受信処理およびコンピュータ・テレフォニ
インテグレーションシステム」)などが、本発明の先行
技術文献として存在している(これらの公報も、本発明
の先行技術文献として本明細書に取り込む)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
技術は、いずれも、電子メール発信者側の意向・意思に
は全く関係なく、メール受信者の意向だけでメール発信
者側へ電話を掛けることを容易にするものであり、「自
分がメールを発信したために、後から、自分宛ての電話
番号を調べられて、勝手に電話されてしまうという、メ
ール発信者側の迷惑」を生じてしまう可能性を有するも
のである。すなわち、電話やチャットは、「リアルタイ
ムの双方向の会話手段である」という特性から、「相手
の時間を拘束する」という相手への大きな負担を強いる
ものであるため、一般に、メール発信者が全てのメール
受信者からの電話・チャットを許容していると見ること
はできない。メール発信者は、一般に、メールを発信す
るとき、「このメールを発信したことにより、後から、
自分の電話番号を調べられて、メール受信者から電話を
掛けられてしまう(その電話により、自分の貴重な時間
が一方的・強制的に失われてしまう)かもしれないが、
そうなってもよい」とは通常は考えていない、と思われ
る。電子メールの発信者としては、ある種の人たちに対
してはメールの返事などを電話・チャットでもらうこと
を許容するが、それ以外の人たちに対してはメールの返
事を電話・チャットでもらうことは許容したくない(メ
ールの返事をもらうとしても、こちらの負担が少ないメ
ールかファクスか手紙などでもらいたい)と考えるのが
通常であるが、前記の従来技術によっては「このような
メール発信者側の意向・意思」を尊重することはできな
い。本発明はこのような従来技術の問題点に着目したも
のであって、メール発信者の意向・意思に沿ったメール
連動型会話システムを提供することを目的とする。ま
た、本発明は、電話を掛けた人が、相手方が不在のとき
に、自動的に、従来の留守録メッセージに変わる文字メ
ッセージを電子メールとして送信することを可能にする
ための電話連動型メールシステムを提供することをも目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(用語説明等)本発明に
おいて、メールを作成し送信する者が電子メールに備え
る「電話交信用又は文字会話用のデータ又はプログラ
ム」は、例えば、メール受信者側の端末に予めインスト
ールされている「電話を掛けるため、又は、文字会話を
するためのプログラム又はデータ」を、起動させるため
のプログラム、などでもよい。本発明において、「文字
会話」には、インスタントメッセージ、チャット、音声
チャット(現在のインターネットの検索サービス大手の
「ヤフー」の提供する「ヤフー・メッセージ・サービ
ス」には、音声チャット・リアルタイムの音声会話サー
ビスも、含まれている)などを含む。本発明において、
「電話」には、インターネット電話などをも含む。本発
明において、メール発信者又はメール受信者が保有する
端末、及び、電話を掛ける人又は電話を受ける人が保有
する端末は、携帯型電話機でもよい。また、本発明で
は、「メール受信者側の端末がメール発信者側の電話番
号などに電話を掛ける(又は、「文字による会話」(イ
ンスタントメッセージ、チャットなど)をする)ための
コンピュータプログラム」は、メール発信者が電子メー
ルと関連付けて送信する「電話等交信用データ又はプロ
グラム」の一部として、メール発信者からメール受信者
に送信するようにしてもよいが、他方、前記の「メール
受信者側の端末がメール発信者側の電話番号などに電話
を掛ける(又は、インスタントメッセージやチャットな
どの文字会話をする)ためのコンピュータプログラム」
はメール受信者側の端末に予め備えるようにしておいて
(インストールするようにしておいて)、メール送信者
側からは、「自己の電話番号などのデータ」のみを、前
記「電話等交信用データ」の一部として、メール発信者
からメール受信者側に送信するようにしてもよい。ま
た、本明細書において、チャットシステムとは、ホスト
コンピュータであるチャットサーバーと、複数のユーザ
ー側端末装置とを公衆回線のネットワークを介して接続
しておき、チャットサーバーが複数の端末装置から受信
したメッセージを即時に他の複数の端末装置へ送信する
ことにより、それぞれの端末装置を操作するオペレータ
同士の「文字による会話」を実現するものである(例え
ば、特開平10−154117号公報(先行文献として
本明細書に取り込む)を参照)。
【0008】(本発明の内容)本発明は、本明細書の特
許請求の範囲に記載されているとおりのものである。よ
って、この(本発明の内容)の欄に、本明細書の特許請
求の範囲の記載をそのまま援用することにして、本発明
の内容の説明を省略する(本明細書の特許請求の範囲の
記載の転写は、行わない)。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
概略ブロック図である。図1において、1は電子メール
のメッセージ(文字によるメッセージが通常だが、図形
・画像・音声などによるメッセージでもよい)を作成す
るためのメッセージ作成部、2aは前記メッセージの中
に挿入するか又は前記メッセージに添付すること等によ
り前記メッセージに備える「メール受信者がメール発信
者に電話又はチャットをするようにコンピュータを作動
するための電話等交信用データ又はプログラム」を発生
するための電話等交信用データ及び/又はプログラム発
生部、2は「メール受信者が、前記の電話等交信用デー
タ又はプログラムを使用するための、会話マーク」(例
えば、メール受信者が端末画面に表示された会話マーク
をマウスなどで選択・実行すると、前記電話等交信用デ
ータ及び/又はプログラムが作動する、というような会
話マーク)を発生するための会話マーク発生部、であ
る。
【0010】前記の会話マークは、電子メール送信者
(発信者)が、メール受信者から自分への返答や連絡な
どを電話やチャットなどのようなリアルタイムで双方向
のやり取りである「会話(対話)」の手段でもらいたい
と欲するときに、電子メールのメッセージに備える(挿
入又は添付する)ものである。この会話マークは、図形
・画像・文字・記号などで構成されるマーク(ボタン・
絵文字(アイコン)など)の表示データ(画面に表示さ
れるユーザーインターフェースとなる部分)から成る。
前記の会話マークは、「メール発信者に電話をするため
の電話番号(又は、メール発信者とチャットをするため
のアドレス番号)と、この会話マークがクリックされた
ときには前記の電話番号(又は前記のアドレス番号)に
電話する(又は通信・交信する)ようにメール受信者側
のコンピュータに指示するための電話等交信用データ及
び/又はプログラム」と関連付けられて、前記メッセー
ジに備えられている。
【0011】また、図1において、3は、前記メッセー
ジ作成部1からのメッセージに、前記会話マーク発生部
2からの会話マーク、及び、前記電話等交信用データ又
はプログラム発生部2aからの電話等交信用データ又は
プログラムを備える(例えば、会話マークをメッセージ
の中に挿入・合成する、又は、会話マークをメッセージ
に添付ファイルとして添付する)ことにより、「前記の
会話マークや電話等交信用データ又はプログラムが備え
られた電子メール」を作成するためのメール作成部であ
る。また、4は、このメール作成部3で作成された前記
電子メールを例えばインターネット5などのネットワー
クを介して相手方に送信するためのメール送信部、であ
る。
【0012】また、図1において、6は前記メール送信
部4から送信された前記電子メールをネットワークを介
して受信する「メール受信者側のコンピュータ端末」に
備えられたメール受信部、7はこのメール受信部6によ
り受信された電子メールのメッセージ(本文などのメー
ル本体の部分)を表示させるためのメッセージ表示部、
8は前記の受信された電子メールに含まれる会話マーク
(ユーザーインターフェースとなる表示データ)を表示
させるための会話マーク表示部、9は前記会話マークと
関連付けられた「メール発信者の電話番号(又はチャッ
ト・アドレスデータ)やこの電話番号(アドレスデー
タ)へ電話(又はチャット)を掛けることをメール受信
者側のコンピュータ端末に指示するための電話等交信用
データ及び/又はプログラム」を解析するための会話マ
ーク関連プログラム等等解析部、である。また、図1に
おいて、10はメール受信者側のコンピュータ端末の画
面に表示された会話マークをメール受信者がクリックし
たかどうか(「会話マークに表示された内容、すなわ
ち、メール送信者に電話を掛けるなどの行為を行うため
のコンピュータデータ又はプログラム」をコンピュータ
に実行させることを選択したかどうか)を検出するため
の会話マーク関連プログラム等実行指示検出部、11は
この会話マーク関連プログラム等実行指示検出部10か
らの信号に基づいて会話マークに含まれる前記の「メー
ル発信者の電話番号(アドレスデータ)へ電話を掛ける
ことをメール受信者側のコンピュータ端末に指示するた
めの電話等交信用データ又はプログラム」を実行するた
めの会話マーク関連プログラム等実行制御部、12はこ
の会話マーク実行制御部11からの指示によりメール発
信者の電話番号に電話を掛ける(又は同チャット・アド
レスに通信する)ための電話手段(又はチャット交信手
段)、である。なお、図1において、符号1,2,3,
及び4の部分はメール発信者側のコンピュータ端末に備
えられており、符号6,7,8,9,10,11,及び
12の部分はメール受信者側のコンピュータ端末に備え
られている、ことが望ましい。
【0013】次に、図2は、図1のメール送信部4から
送られた「会話マーク付きの電子メール」の表示画面、
すなわち、メール受信者側のコンピュータ端末で前記電
子メールを開いたときの画面の一例を示す図である。前
記の図1で説明したように、メールを受信した側では、
図1のメッセージ表示部7と会話マーク表示部8とによ
り、端末の画面に、メッセージと会話マークとが一緒に
表示されることになる。図2において、21はメール受
信者側のコンピュータ端末の表示画面、22はこの表示
画面21の中に表示された「電子メールを開いて表示す
るための窓(枠)」、23はこの窓22の中に表示され
た電子メールのメッセージ(この例では、文字メッセー
ジだが、図形や画像などによるメッセージでもよい)、
24はこのメッセージ23に添付されている会話マー
ク、である。前記の会話マーク24の表示は、例えば、
「私(メール発信者)は、今(電子メールを発信した時
点)から2時間は(事務所や自宅などに)居ますので、
この時間帯に電話を戴ければ受けることができます。下
の丸印が点滅中(今から2時間は点滅を続けている)の
間(時間帯)は居ますので、この時間帯に電話を掛けて
もらえれば、電話を受けることができますので、下の丸
印をクリックして、こちらに電話して下さい」という趣
旨の文字24aと、この文字の下側の丸印(点滅中)2
4bと、から構成されている。また、表示されてはいな
いが、この会話マーク24には、「メール発信者の電話
番号などのデータや、メール受信者がこの会話マーク2
4の中の前記丸印24bをクリックしたときに、メール
受信者側のコンピュータ端末に対して、前記のメール発
信者側の電話番号に電話を掛けるように指示するための
データ及び/又はプログラム」とが、関連付けられてい
る(メール受信者側端末の記録装置に関連付けられて記
録されている)。これらの電話番号などのデータ及びプ
ログラムは、図1の会話マーク関連プログラム等解析部
9(メール受信者側のコンピュータ端末に備えられる)
によって読み取られる。
【0014】今、この図2の画面を見ながら、メールの
受信者が会話マーク24の中の「点滅している丸印」2
4bをマウス(ポインティング・デバイスの一種)でク
リックしたとする。すると、このクリックしたことを、
図1の会話マーク関連プログラム等実行指示検出部10
が検出し、この検出信号を会話マーク関連プログラム等
実行制御部11に送る。すると、会話マーク関連プログ
ラム等実行制御部11は、会話マーク関連プログラム等
解析部9から、会話マーク24に関連付けられている
「メール発信者の電話番号データや、この電話番号へ電
話を掛けることをメール受信者側のコンピュータに指示
・指令するためのデータ又は/及びプログラム」を受信
する。そして、前記会話マーク関連プログラム等実行制
御部11は、図1の電話手段(又はチャット交信手段)
12を制御して、前記の会話マーク関連プログラム等解
析部9から受信した電話番号に電話を掛けて(又はチャ
ット用アドレス番号に交信して)、メール受信者とメー
ル発信者との間で電話又はチャット(リアルタイムで双
方向の会話(対話))が行えるようにする。
【0015】なお、本実施形態では、「メール受信者側
の端末がメール発信者側の電話番号などに電話を掛ける
(又はチャットをする)ためのコンピュータプログラ
ム」は、メール発信者が送信する「電話等交信用データ
又はプログラム」の一部として、メール発信者がメール
受信者に送信するようにしているが、本発明ではこれに
限られることなく、例えば、前記の「メール受信者側の
端末がメール発信者側の電話番号などに電話を掛ける
(又はチャットをする)ためのコンピュータプログラ
ム」はメール受信者側の端末に予め備えられていて(イ
ンストールされていて)、メール送信者側からは、「自
己の電話番号などのデータ」のみを、前記「電話等交信
用データ」として、メール受信者側に送信するようにし
てもよい。
【0016】次に、図3は本発明の他の実施形態を示す
ブロック図である。図3において、31は小型マイク、
32は切換え部(この切換え部の機能などは後述す
る)、33は電話機本体、34は電話回線、35は電話
機本体に備えられたスピーカ、36はユーザーが操作す
る切換え指示部(この機能は後述する)、37は前記マ
イク31からのユーザーの音声を文字データに変換する
ためのデータ変換部(音声認識装置で構成する)、38
はデータ変換部37からの文字データをメッセージとす
る電子メールを作成するためのメール作成部、39はこ
の作成された電子メールを送信するためのメール送信
部、40は電子メールを送信するためのデータ送信用回
線(前記電話回線34をこのデータ送信回線40として
使用してもよい)、である。
【0017】次に、図3の装置の機能・作用を説明す
る。前記の切換え部32は、マイク31からのユーザー
の音声を電話機本体33とデータ変換部37とのいずれ
に送るかを切換えるためのものである。この切換え部3
2は、通常は、マイク31からの音声を電話機本体33
に送るように設定されている。本実施形態においては、
前記の切換え部32が、どのようなときに、マイク31
からの音声を、(電話機本体33の側にではなく)前記
のデータ変換部37の側に送るようにマイク31からの
音声が流れるルートを切換えるかを、予め、ユーザーが
設定しておくことができる。
【0018】例えば、ユーザーは、自分が所定の操作ス
イッチを操作したときに(ユーザーが自分の選択により
前記切換え指示部36を操作したときに)、すなわち、
前記切換え部32が前記切換え指示部36からの信号3
6aを受けたときに、マイク31からの音声をデータ変
換部37に送るように設定することができる。このよう
な使用例としては、例えば、ユーザーがある人に電話機
本体33から電話を掛けて、その人が留守(不在)又は
話中で電話できなかったとき、ユーザーは、その留守又
は話中を示す「ツーツー」音などをスピーカ35から自
分の耳で聞いて、自分が留守録メッセージを電子メール
で送信したいと思ったとき、ユーザーが自分で切換え指
示部36を操作することにより、ユーザーの音声メッセ
ージを文字メッセージに変換し、それを電子メールとし
て、不在又は話中の相手方に送信することができる。
【0019】また、ユーザーは、電話機本体33で電話
を掛けて相手が留守(不在)又は話中だったときは、自
動的に、自己の音声メッセージを電子メールとして送信
するように、前記切換え部32の機能を予め設定してお
くことも、できる。この場合は、前記切換え部32は、
電話機本体33からの「電話を掛けた相手が留守(不
在)又は話中だったという信号(図3の符号33aで示
す信号)」を受けて、直ちに、ユーザーがマイク31か
ら入力する音声を前記データ変換部37に送る。そし
て、前記のマイク31からのユーザーの音声が、切換え
部32を介して、データ変換部37に送られると、そこ
で、ユーザーの音声データが文字データに変換される。
そして、この文字データをメッセージとする電子メール
がメール作成部38により作成され、これがメール送信
部39により電子メールとして送信される。電話の相手
方(前記のユーザーが電話を掛けたが留守・不在又は話
中だった人)としては、音声でメッセージをもらう(従
来の電話の「留守録機能」を利用したメッセージの記
録)より、電子メールにより文字データとしてのメッセ
ージをもらう方が、メッセージを理解しやすく(一般
に、ある程度の量のメッセージは、音声よりも文字の方
が正確に理解しやすい)便利であるので、このようにす
るメリットは大きい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明のメール連動型会
話システムによれば、メールの発信者は、「自分が送信
メールに会話マークを備えるかどうか」により、すなわ
ち、「自分の意向・意思」により、メール受信者が受信
メールに備えられた会話マーク(及び、電話等交信用デ
ータ又はプログラム)を使用してこちらに会話(電話又
はチャットなどの、リアルタイムで双方向の会話・対
話)を要求してくる(電話を掛けてくる、など)かどう
かを決めることができる。すなわち、メール発信者の意
向・意思により、「メール受信者が自分に対して電話を
掛けてくる(又はチャットをする)などの会話要求をし
てくるかどうか」を決められるようになる。メール発信
者は、「電話やチャットなどの時間的な拘束が大きく負
担の大きいリアルタイムで双方向の会話を要求して来て
欲しくない(電話を掛けてくるなどして欲しくない)相
手」には会話マーク(及び、電話等交信用データ又はプ
ログラム)を備えない電子メールを送信し、「会話を要
求されても良い(むしろ電話などの会話・対話をしたい
と欲する)相手」には会話マークを備えた電子メールを
送信することにより、「自分が送信したメールをきっか
けにして自分に電話を掛けるなどの会話要求をしてくる
相手」を選別することができる。このように、メール発
信者が「自分に電話などの会話を要求してくることを許
容する相手」にのみ、メールに会話マークを備える(付
ける)ようにすれば、メールに会話マークが付いていな
い場合は、メール発信者の意向・意思としては「そのメ
ールの受信者が電話を掛けてくる等の会話要求を望んで
いない」ということだとメール受信者にも分かるはずな
ので、メール受信者が従来のように「勝手にメール発信
者の電話番号を調べ上げて勝手に電話をしてくる」こと
が抑制されるようになるであろうことが期待できる。よ
って、本発明により、メール発信者は、「自分がメール
を発信したために、勝手に自分の電話番号を調べ上げら
れて、勝手に電話されて、強制的に自分の時間を失わさ
せられてしまう」という不都合を、抑制することができ
る。
【0021】なお、最近、NTTドコモが商品化した携
帯電話には、インターネットのホームページなどからの
情報(文字など)を受信できる機能(インターネットを
通じて情報を受信する機能)がある。このような機能を
NTTドコモは「iモード」と呼んでいる。このiモー
ドの中では、携帯電話器で、企業の広告情報や新商品情
報を受信・表示し、その受信・表示した情報の中に、電
話番号を示す部分(数字又はマーク)があり、この部分
をユーザーがクリックすると、ワンタッチで、そのまま
情報提供してくれた企業に電話を掛けることができる
(この「一般消費者がワンタッチで情報提供した企業に
電話を掛ける機能」は、企業広告の機能を拡大するもの
として位置づけられる)、というサービスが既に実用化
されている。このことは、本発明における「会話マー
ク」の存在と、「この会話マークを、ユーザーがマウス
でクリックすれば、ワンタッチで、そのメール発信者に
電話を掛けることができる」という内容が、技術的に実
現可能である、ということを意味している。しかし、他
方、このiモードは、本発明の進歩性を否定するもので
はない。なぜなら、このiモードと本発明とは、使用さ
れる場面が全く異なるからである。すなわち、本発明
は、個人間での電子メールのやり取りにおいて、メール
の発信者が、自分の意向・選択により、自分が選択した
相手方にのみ、「自分にワンタッチで電話(又はチャッ
ト)が掛けられるような会話マーク」を備えた電子メー
ルを送信することを可能にするものであり、「企業が広
告などで情報提供して一般消費者からの電話を待つ」と
いう前記iモードの使用方法・用途とは全く異なるから
である。
【0022】また、本発明の電話連動型メールシステム
によれば、電話を掛けた相手が不在又は話中だったと
き、ユーザーの選択により、マイクからの音声メッセー
ジを文字メッセージに変換して、それを電子メールとし
て前記の相手に送信することができるので、従来のよう
に、「音声の留守録メッセージ」を残す場合と比べて、
より正確で理解し易い文字メッセージを電子メールとし
て相手に送信できるので、不在又は話中だった相手にと
っても、また電話をした側にとっても、共に大変に便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態における、メール受信者側のコ
ンピュータ端末画面を示す図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを作成するためのメール作成
    手段と、 メールを作成し送信する者の選択により、「電子メール
    の受信者が、その電子メールの送信者宛てに電話を掛け
    るようにコンピュータを作動させるための、電話交信用
    データ又はプログラム」を電子メールに備える(例え
    ば、電子メールのメッセージの中に挿入する又は同メッ
    セージに添付する)ための電話交信用データ又はプログ
    ラム備え手段と、 メールを作成し送信する者の選択により、「電子メール
    の受信者が、その電子メールの送信者宛てに電話を掛け
    るようにコンピュータを作動させるための電話交信用デ
    ータ又はプログラムを使用するための、会話マーク」を
    電子メールに備える(例えば、電子メールのメッセージ
    の中に挿入する又は同メッセージに添付する)ための会
    話マーク備え手段と、 前記の電話交信用データ又はプログラム及び前記の会話
    マークを備えた電子メールを、相手先に送信するメール
    送信手段と、を備えたことを特徴とするメール連動型会
    話システム。
  2. 【請求項2】 電子メールを作成するためのメール作成
    手段と、 メールを作成し送信する者の選択により、「電子メール
    の受信者が、その電子メールの送信者との間で文字によ
    る会話をするようにコンピュータを作動させるための、
    文字会話用データ又はプログラム」を電子メールに備え
    る(例えば、電子メールのメッセージの中に挿入する又
    は同メッセージに添付する)ための文字会話用データ又
    はプログラム備え手段と、 メールを作成し送信する者の選択により、「電子メール
    の受信者が、その電子メールの送信者との間で文字によ
    る会話をするようにコンピュータを作動させるるための
    文字会話用データ又はプログラムを使用するための、会
    話マーク」を電子メールに備える(例えば、電子メール
    のメッセージの中に挿入する又は同メッセージに添付す
    る)ための会話マーク備え手段と、 前記の文字会話用データ又はプログラム及び前記の会話
    マークを備えた電子メールを、相手先に送信するメール
    送信手段と、を備えたことを特徴とするメール連動型会
    話システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記会話マ
    ーク備え手段は、電子メールの送信者が会話を行うこと
    ができる時間帯を電子メール受信者に認識させることが
    できる会話マークを、電子メールに備えるものである、
    ことを特徴とするメール連動型会話システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記会話マーク備え
    手段は、例えば電子メールの送信者が会話を行うことが
    できる時間帯だけ所定のマークを点滅・発光・発色・音
    声・音響・振動させるなどの方法により、「今の時点は
    電子メールの発信者が会話を行うことができる時間帯で
    あること」を電子メールの受信者に認識させることがで
    きる会話マークを、電子メールに備えるものである、こ
    とを特徴とするメール連動型会話システム。
  5. 【請求項5】 電話を掛けるための電話手段と、 発信者が前記電話手段により相手方に電話を掛けたとこ
    ろその相手方が不在又は話中だった時、発信者の選択に
    より又は自動的に、発信者からの音声メッセージを文字
    メッセージに変換し、この文字メッセージを電子メール
    としてその相手方に送信するための文字メッセージ送信
    手段と、を備えたことを特徴とする電話連動型メールシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 電話を掛けるための電話手段と、 発信者が前記電話手段により相手方に電話を掛けたとこ
    ろその相手方が不在又は話中だった時、自動的に、発信
    者からの音声メッセージを文字メッセージに変換し、こ
    の文字メッセージを電子メールとしてその相手方に送信
    するための文字メッセージ送信手段と、を備えたことを
    特徴とする電話連動型メールシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、さらに、 前記文字メッセージを電子メールとして送信する人の選
    択により、「電子メールの受信者が、その電子メールの
    送信者宛てに電話を掛けるようにコンピュータを作動さ
    せるための電話交信用データ又はプログラム、及び、前
    記電子メールの受信者が前記の電話交信用データ又はプ
    ログラムを使用するための会話マーク」を、前記の電子
    メールとして送信される文字メッセージに備える(例え
    ば、前記不在又は話中の時のメッセージの中に挿入す
    る、又は、同メッセージに添付する)ための会話マーク
    備え手段、を備えたことを特徴とする電話連動型メール
    システム。
JP2000028609A 1999-05-07 2000-02-07 メール連動型会話システム及び電話連動型メールシステム Pending JP2001111721A (ja)

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JP11-221720 1999-08-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020533846A (ja) * 2017-09-22 2020-11-19 マインドウェアワークス カンパニー リミテッド インテリジェントコールバックサービスの提供システム

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