JP2001084380A - 光源方向推定方法および装置並びに記録媒体 - Google Patents

光源方向推定方法および装置並びに記録媒体

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JP2001084380A
JP2001084380A JP2000157229A JP2000157229A JP2001084380A JP 2001084380 A JP2001084380 A JP 2001084380A JP 2000157229 A JP2000157229 A JP 2000157229A JP 2000157229 A JP2000157229 A JP 2000157229A JP 2001084380 A JP2001084380 A JP 2001084380A
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Satoru Osawa
哲 大沢
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一光源下において物体を撮影することによ
り得られる画像から、光源の方向を推定する。 【解決手段】 人物の顔を含む画像において、顔部分の
画像を表す2次元画像データS0と、顔の3次元形状を
表す3次元形状データS1との位置合わせを行う。位置
合わせ後、3次元形状データS1上に複数の測定点を設
定する。複数の仮想光源を設定し、各仮想光源毎に各測
定点へ向かう方向ベクトルと、各測定点における法線ベ
クトルとの余弦を求め、これと各測定点に対応する2次
元画像データS0のデータ値との関係をプロットする。
そしてこの関係が直線となる仮想光源の方向を、撮影時
の光源方向とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の光源を用い
て撮影を行うことにより得られた画像から、光源の方向
を推定する光源方向推定方法および装置並びに光源推定
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】実画像とコンピュータグラフィックス
(CG)のような仮想画像とを違和感なく合成するため
の技術は複合現実感技術と称され、通信、交通、娯楽等
種々の分野において重要な役割を果たすものとして期待
されている。このように実画像と仮想画像とを違和感な
く合成するためには、幾何学的、光学的および時間的な
整合性を持ってこれらを合成する必要がある。特に光学
的整合性については、実画像における光源の方向および
強度と仮想画像における光源の方向および強度とを一致
させないと、合成画像が非常に違和感のあるものとなる
ため、極めて重要である。このため、画像中における光
源の強度分布を推定するための方法が提案されている
(佐藤ら、実物体のソフトシャドウに基づく実照明環境
の推定、コンピュータビジョンとイメージメディア、11
0-3,1998.3.19、PP17-24)。
【0003】この方法は、実物体のソフトシャドウに基
づいて、環境照明の強度分布を推定する方法であり、画
像中にある3次元形状が既知の物体の影を用いて、環境
照明の強度分布の推定を行っている。具体的には、仮想
的な光源の明るさと、物体上のある測定点におけるデー
タ値との関係を行列式にて表し、この行列式におけるマ
トリクスの逆行列を求めることにより、光源の強度分布
を推定するものである。そして、このような方法により
画像中の光源の強度分布を推定すれば、仮想画像におけ
る光源の強度分布を実画像における光源の強度分布と一
致させることができるため、実画像と仮想画像とを違和
感なく合成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記佐
藤らの方法は、測定点の位置を逆行列を算出可能な、数
学的に1次独立となる位置に設定する必要があり、この
ような測定点の位置をマニュアル操作により求める必要
があることから、操作が非常に煩わしい。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、光源の方向を簡易に推定することができる光源方向
推定方法および装置並びに光源方向推定方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による光源方向推
定方法は、表面反射率が略一定であり拡散反射する部分
を含む物体を、実質的な単一光源下において撮影するこ
とにより得られる画像に基づいて、前記光源の方向を推
定する光源方向推定方法であって、前記画像上における
前記物体の画像を表す物体画像データのデータ値、およ
び該物体画像データと前記物体の3次元形状を表す3次
元形状データとの位置合わせを行った後の前記3次元形
状データにより表される3次元物体と、任意の複数方向
に設定した仮想光源との位置関係に基づいて、前記光源
の方向を推定することを特徴とするものである。
【0007】ここで、「実質的な単一光源において撮影
する」とは、晴天における太陽光の下で撮影を行った場
合のように、他の光源の存在を無視することができ、単
一の光源のみを用いたに略等しい状況で撮影を行うこと
をいう。
【0008】「物体の3次元形状を表す3次元形状デー
タ」とは、物体そのものの形状を表すデータのことをい
う。
【0009】また、物体画像データと3次元形状データ
との位置合わせは、画像中における物体の向きと物体の
3次元形状の向き、中心位置、サイズ等が一致するよう
に、3次元形状データと物体画像データとをマッチング
させることをいう。
【0010】なお、本発明による光源方向推定方法にお
いては、前記画像上における前記物体の画像を表す物体
画像データと、該物体の3次元形状を表す3次元形状デ
ータとの位置合わせを行った後の、前記3次元形状デー
タにより表される3次元物体上における前記物体の前記
表面反射率が略一定であり拡散反射する部分に対応する
部分に複数の測定点を設定し、任意の複数方向に設定し
た仮想光源から前記複数の測定点へ向かう方向ベクトル
と、該複数の測定点における法線ベクトルとのなす余弦
を算出し、該余弦と、前記複数の測定点に対応する前記
物体画像データのデータ値との関係を前記複数の仮想光
源の方向毎にプロットし、前記プロットが略直線となる
仮想光源の方向を前記光源の方向とすることが好まし
い。
【0011】ここで、「方向ベクトル」は、仮想光源の
座標位置および測定点の座標位置から算出することがで
き、「法線ベクトル」は位置合わせ後の3次元形状デー
タ上における測定点の座標位置のデータ値に基づいて求
めることができる。また、余弦は、方向ベクトルと法線
ベクトルとの内積から求めることができる。
【0012】また、本発明による光源方向推定方法にお
いては、前記光源の方向の推定を、最小二乗法を用いた
評価関数に基づいて、前記プロットが略直線となるか否
かを判断することにより行うことが好ましい。
【0013】また、本発明による光源方向推定方法にお
いては、前記光源の方向の推定に用いられたプロットに
より設定される直線の傾きに基づいて、前記光源の強度
を推定することが好ましい。
【0014】さらに、本発明による光源方向推定方法に
おいては、前記物体が人物の顔であることが好ましい。
【0015】なお、人物の顔の肌色は、表面反射率が略
一定であると見なせるものである。
【0016】また、前記3次元形状データが前記物体の
3次元形状を表すポリゴンデータであることが好まし
い。
【0017】本発明による光源方向推定装置は、表面反
射率が略一定であり拡散反射する部分を含む物体を、実
質的な単一光源下において撮影することにより得られる
画像に基づいて、前記光源の方向を推定する光源方向推
定装置であって、前記画像上における前記物体の画像を
表す物体画像データのデータ値、および該物体画像デー
タと前記物体の3次元形状を表す3次元形状データとの
位置合わせを行った後の前記3次元形状データにより表
される3次元物体と、任意の複数方向に設定した仮想光
源との位置関係に基づいて、前記光源の方向を推定する
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0018】なお、本発明による光源方向推定装置にお
いては、前記光源の方向を推定する手段は、前記画像上
における前記物体の画像を表す物体画像データと、該物
体の3次元形状を表す3次元形状データとの位置合わせ
を行う位置合わせ手段と、前記位置合わせ後の3次元形
状データにより表される3次元物体上における前記物体
の前記表面反射率が略一定であり拡散反射する部分に対
応する部分に複数の測定点を設定する測定点設定手段
と、任意の複数方向に設定した仮想光源から前記複数の
測定点へ向かう方向ベクトルと、該複数の測定点におけ
る法線ベクトルとのなす余弦を算出する余弦算出手段
と、該余弦と、前記複数の測定点に対応する前記物体画
像データのデータ値との関係を前記複数の仮想光源の方
向毎にプロットするプロット手段と、前記プロットが略
直線となる仮想光源の方向を前記光源の方向とする方向
推定手段とを備えることが好ましい。
【0019】また、本発明による光源方向推定装置にお
いては、前記方向推定手段は、前記光源の方向の推定
を、最小二乗法を用いた評価関数に基づいて、前記プロ
ットが略直線となるか否かを判断することにより行う判
断手段を備えることが好ましい。
【0020】また、本発明による光源方向推定装置にお
いては、前記光源の方向の推定に用いられたプロットに
より設定される直線の傾きに基づいて、前記光源の強度
を推定する強度推定手段をさらに備えることが好まし
い。
【0021】さらに、本発明による光源方向推定装置に
おいては、前記物体が人物の顔であることが好ましい。
【0022】また、前記3次元形状データが前記物体の
3次元形状を表すポリゴンデータであることが好まし
い。
【0023】なお、本発明による光源方向推定方法を、
コンピュータに実行させるためのプログラムとして、コ
ンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して提供しても
よい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、物体画像データのデー
タ値、および物体画像データと位置合わせ後の3次元形
状データにより表される3次元物体と任意の複数方向に
設定した仮想光源との位置関係のみが分かれば、光源の
方向を推定することができる。このため、上記佐藤らの
方法のように、逆行列を算出可能な測定点を求める必要
がなく、また行列演算を行う必要がないため、比較的簡
易な演算により光源の方向を推定することができる。そ
してこれにより、実画像とCGのような仮想画像とを合
成する場合に、実画像において推定した光源の方向に基
づいて、仮想画像が適切な光源から照明がなされている
ように修正した後に合成をすることができ、違和感のな
い合成画像を得ることができる。また、MPEG−4の
ように、オブジェクト毎に画像を転送して動画を見る段
階において合成する符号化方式において、オブジェクト
に実画像と仮想画像が含まれている場合に、実画像の照
明方向に応じて仮想画像の照明方向を修正して合成する
ことができ、これにより違和感のない合成動画像を得る
ことができる。さらにまた、太陽光下において撮影を行
うことにより得られた画像の場合、画像中の太陽光の方
向を推定することにより、画像に対する逆光補正や濃度
補正を容易に行うことができる。
【0025】とくに、仮想光源の位置が物体撮影時の光
源位置と一致する場合には、光源から表面反射率が一定
である物体上のある測定点へ向かう方向ベクトルとその
測定点における法線ベクトルとがなす余弦、およびその
測定点に対応する反射光の強度値すなわち物体画像デー
タのデータ値の関係が直線上に位置するという特徴に基
づいて、撮影時の光源の方向を推定することが好まし
い。すなわち、物体画像データと3次元形状データとの
位置合わせを行った後に、3次元物体上における物体の
表面反射率が略一定であり拡散反射する部分に対応する
部分に複数の測定点を設定し、この測定点から仮想光源
へ向かう方向ベクトルと、測定点における法線ベクトル
との余弦を求める。そして、この余弦と、測定点に対応
する物体画像データのデータ値との関係を複数の仮想光
源毎にプロットし、これらの関係が直線上に位置する仮
想光源の方向を撮影時における光源の方向として推定す
ることが好ましい。
【0026】また、光源の強度をも推定することによ
り、上述したように実画像と仮想画像とを合成する場合
に、実画像において推定した光源の強度にも基づいて仮
想画像が適切な強度により照明がなされているように修
正した後に合成をすることができ、これにより一層違和
感のない合成画像を得ることができる。
【0027】さらに、3次元形状データをポリゴンデー
タとすることにより、測定点が存在する平面を求めれ
ば、この平面を規定する式から測定点における法線ベク
トルを直ちに算出することができるため、光源の方向を
より簡易に推定することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0029】図1は本発明の実施形態による光源方向推
定装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示す
ように、本実施形態による光源方向推定装置は、人物の
顔を含む画像を表す2次元画像データS0と、人物の顔
の3次元形状を表す3次元形状データS1との位置合わ
せを行って合成データS2を得る位置合わせ手段1と、
3次元形状データS1を記憶するメモリ2と、合成デー
タS2に基づいて人物を含む画像における光源の方向を
推定する推定手段3とを備える。なお、本実施形態にお
いては光源は単一であり、人物の顔の肌色部分の表面反
射率は略一定かつ拡散反射をなすものとする。
【0030】位置合わせ手段1は、図2(a)に示す人
物の顔画像を表す2次元画像データS0と、図2(b)
に示す人物の顔の3次元形状を表す3次元形状データS
1との位置合わせを行うものである。3次元形状データ
S1は、2次元画像データS0により表される顔画像に
応じてその向き、サイズおよび中心位置を変更可能なも
のであり、複数の面により3次元形状を規定するポリゴ
ンデータとなっている。この位置合わせは2次元画像デ
ータS0および3次元形状データS1をモニタ(不図
示)に表示し、表示された画像を観察しながらマニュア
ル操作により、3次元形状データS1により表される3
次元形状の向き、大きさおよび中心位置を、2次元画像
データS0により表される顔画像と一致させることによ
り行う。このような位置合わせを行うことにより、図2
(c)に示すような合成画像を表す合成データS2を得
ることができる。ここで、合成データS2には2次元画
像データS0と位置合わせ後の3次元形状データS1′
とが含まれることとなる。なお、図2においては、図面
上左右方向をx方向、上下方向をy方向、紙面に対して
垂直な方向をz方向とする。
【0031】ここで、人物画像を撮影したカメラの焦点
位置f、カメラから人物の顔までの距離z0が既知であ
るとすると、位置合わせ後の3次元形状データS1′に
より表される3次元形状上におけるある位置の座標(x
w,yw,zw)と、人物画像上でのこの位置に対応す
る位置における座標(xv,yv)とは、下記の透視変
換の式(1)、(2)により記述することができる。
【0032】 xv=α・f・xw/(f+zw+z0) (1) yv=α・f・yw/(f+zw+z0) (2) 但し、α:スケール x,y方向:人物画像の平面上の方向 z方向:人物画像における奥行き方向 ここで、3次元形状データS1は奥行き方向(z方向)
にも値を有するため、式(1)、(2)の関係を用いる
ことにより、位置合わせ後の3次元形状データS1′上
における位置と、2次元画像データS0上における位置
とをより正確に対応付けることができる。
【0033】なお、カメラの焦点位置f等が未知である
場合には、上記式(1)、(2)により位置合わせ後の
3次元形状データS1′と2次元画像データS0との対
応付けを行うことができないが、人物の奥行き寸法はカ
メラから被写体である人物までの距離と比較して非常に
小さいため、このような場合にはz方向については無視
しても差し支えないものである。したがって、この場合
は、位置合わせ後の3次元形状データS1′における任
意の位置の座標が(x1,y1,z1)であったとする
と、この位置に対応する2次元画像データS0上の位置
における座標は(x1,y1)とすればよい。
【0034】図3は推定手段3の構成を示す概略ブロッ
ク図である。図3に示すように推定手段3は、位置合わ
せ後の3次元形状データS1′により表される3次元形
状上に複数の測定点を設定する測定点設定手段11と、
任意の複数方向に設定した仮想光源から複数の測定点へ
向かう方向ベクトルと、複数の測定点における法線ベク
トルとのなす余弦を算出する余弦算出手段12と、算出
された余弦と、複数の測定点に対応する2次元画像デー
タS0のデータ値との関係を複数の仮想光源の方向毎に
プロットするプロット手段13と、プロットが略直線と
なる仮想光源の方向を光源の方向として推定する方向推
定手段14とを備える。
【0035】推定手段3においては以下のようにして光
源方向が推定される。図4および図5は光源方向の推定
を説明するための図である。なお、図4においては、簡
便のために位置合わせ後の3次元形状データS1′によ
り表される3次元形状のy軸に垂直な平面における断面
図を用いて2次元的に説明する。まず、測定点設定手段
11において、3次元形状データS1′により表される
3次元形状上に複数の測定点を設定する。なお、図4,
5においては簡便のため測定点を2点P1,P2として
いるが、実際にはより複数の測定点が設定されるもので
ある。なお、この測定点は、3次元形状データS1′に
より表される3次元形状上における人物の顔の肌色部分
に対応する部分に設定される。そして、図4に示すよう
に、y軸周りに−90度〜+90度まで、45度間隔に
5つの仮想的な光源(仮想光源とする)L1〜L5が存
在するものとして、余弦算出手段12において、図5に
示すように上記複数の測定点P1,P2について、各光
源L1〜L5毎に光源から測定点P1,P2に向かう方
向ベクトルLiP1,LiP2(i=1〜5)と、測定
点P1,P2における法線ベクトルn1,n2との余弦
cosθ1,cosθ2を算出する。ここで、仮想光源
L1〜L5および測定点P1,P2の座標位置は予め分
かっているため、方向ベクトルLiP1,LiP2は仮
想光源L1〜L5および測定点P1,P2の座標値から
算出することができる。また、3次元形状データS1′
はポリゴンデータであることから、測定点P1,P2が
存在する面は容易に求めることができ、またこの面を規
定する式ax+bx+cx+d=0から法線ベクトルn
1,n2は(a,b,c)として求めることができる。
したがって、方向ベクトルLiP1,LiP2と法線ベ
クトルn1,n2との内積から余弦cosθ1、cos
θ2を算出することができる。
【0036】ここで、本実施形態においては人物の顔は
拡散反射をなすものであることから、測定点における反
射光の強度値、照明すなわち光源から発せられる光の強
度、表面反射率、遮断および上記余弦との間には下記の
式(3),(4)に示す関係が存在する。
【0037】 I(P1)=k1・s1・cosθ1・Lc (3) I(P2)=k2・s2・cosθ2・Lc (4) 但し、I(P1),I(P2):測定点P1,P2での
反射光の強度値 k1,k2:表面反射率 s2,s2:遮断の値(0または1) Lc:照明の強度 遮断とは例えば人物の顔において、光源の方向に応じて
生じる、鼻の影となってしまって光が届かない部分のこ
とをいう。このように光が届かない部分においては遮断
sの値は0となり、それ以外の部分においては光が届い
て反射されるために遮断sの値は1となる。したがっ
て、s=0となる測定点は反射光の強度値が0となるこ
とから、本実施形態においては光源方向推定の演算には
用いないものとする。この場合、演算に用いる測定点が
不足する場合があるため、s=0となる測定点が存在す
る場合にはs=1となる新たな測定点を設定することが
好ましい。
【0038】反射光の強度値I(P1),I(P2)は
測定点P1,P2における2次元画像データS0のデー
タ値となる。本実施形態においては位置合わせ手段1に
て、2次元画像データS0と3次元形状データS1との
位置合わせがなされているため、例えば上記式(1)、
(2)により位置合わせ後の3次元形状データS1′に
おける測定点P1,P2の座標値から2次元画像データ
S0上における測定点P1,P2に対応する座標値を求
める。そして、2次元画像データS0における測定点P
1,P2に対応する座標位置でのデータ値を、測定点P
1,P2における反射光の強度値I(P1),I(P
2)として求める。
【0039】なお、余弦cosθ1、cosθ2が負と
なると反射光の強度値が負となってしまうことから、本
実施形態においてはcosθ1,cosθ2>0となる
ような測定点のみを用いるものとする。この場合、演算
に用いる測定点が不足する場合があるため、cosθ
1,cosθ2≦0となる測定点が存在する場合にはc
osθ1,cosθ2>0となる新たな測定点を設定す
ることが好ましい。
【0040】本実施形態では、人物の顔の表面反射率は
略一定であることから、上記式(3),(4)において
はk1=k2となる。また、遮断s1,s2の値はとも
に1である。そして、上記式(3)、(4)より、仮想
光源の位置が正しい、すなわち撮影時の光源位置と一致
する場合には、下記の式(5)に示すように、顔の表面
における反射光の強度値の比と余弦の比とが一致すると
いう特徴がある。
【0041】 Lc・k・s=I(P1)/cosθ1=I(P2)/cosθ2 (5) 但し、k:k1,k2 s:s1,s2 Lc・k・s=一定 したがって、プロット手段13においては、各仮想光源
L1〜L5毎に、複数の測定点P1,P2における反射
光の強度値と余弦cosθ1、cosθ2との関係を図
6に示すようにプロットする。なお、図6においては反
射光の強度値をその最大値が1.0となるように正規化
している。
【0042】図6に示すように仮想光源L1〜L5にお
いてその位置が撮影時の光源の位置と一致する場合に
は、上記式(5)に示す関係から、反射光の強度値と余
弦とのプロットは直線上に位置することとなる。したが
って、プロットが直線上に位置する仮想光源の位置が撮
影時の光源の位置となる。図6においては−45度の方
向からの光源すなわち仮想光源L2を光源として用いた
場合の反射光の強度値と余弦との関係が直線上に位置す
ることから、方向推定手段14において、仮想光源L2
の位置が撮影時の光源の位置として求められる。よっ
て、撮影時においては人物の顔から見て図4における−
45度の方向から光が照射されていることとなる。な
お、この直線の傾きは上記式(5)におけるLc・k・
sであり、図6から傾きの大きさが分かる。したがっ
て、傾きをaとすると、Lc=a/k・sとなって照明
の強度Lcを求めることができる。
【0043】ここで、プロットが直線上に位置するか否
かの判断は、例えば最小二乗法を用いた評価関数により
行う。すなわち、直線の式をy=ax+bとすると、
【数1】 但し、N:プロット数 xn:余弦の値 yn:反射光の強度値 として、a,bの値を求めることができる。そしてこの
ようにして求められたa,bの値から、下記の式(7)
に示す評価関数cfを算出する。
【0044】
【数2】 そしてこの評価関数cfの値が最も小さい値となった仮
想光源の方向を撮影時の光源方向とすればよい。
【0045】なお、図6においては直線は原点を通るた
め、bの値は0となる。これは環境光を考慮していない
ためであり、環境光を考慮した場合は直線は原点を通ら
ず、bが環境光の強度に応じた値を有するものとなる。
【0046】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図7は本実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。まず、位置合わせ手段1において2次元画像データ
S0と3次元形状データS1との位置合わせが行われる
(ステップS1)。そして位置合わせされた合成データ
S2が推定手段3に入力される。推定手段3において
は、位置合わせ後の3次元形状データS1′により表さ
れる3次元形状上に複数の測定点を設定するとともに
(ステップS2)、仮想光源L1〜L5から任意の仮想
光源を選択する(ステップS3)。本実施形態において
は、仮想光源L1から順に選択するものとする。そし
て、各測定点において、法線ベクトルと測定点および仮
想光源間の方向ベクトルとのなす余弦が算出され(ステ
ップS4)、各測定点における反射光の強度値と上述し
た余弦との関係が図6に示すようにプロットされる(ス
テップS5)。そして、反射光の強度値と余弦との関係
が直線上に位置するか否かが判断され(ステップS
6)、ステップS6が否定された場合にはステップS3
に戻り、異なる仮想光源を選択してステップS4からス
テップS6の処理を繰り返す。ステップS6が肯定され
た場合には、この仮想光源の方向を撮影時の光源の方向
として決定して(ステップS7)、処理を終了する。
【0047】このように、本実施形態においては、仮想
光源の位置が正しい、すなわち撮影時の光源位置と一致
する場合には、式(5)に示すように、顔の表面におけ
る反射光の強度値の比と上記余弦の比とが一致するとい
う特徴に基づいて、撮影時の光源の方向を推定するよう
にしたため、測定点の設定については遮断sの値が0で
ないという条件のみを満たせばよく、また比較的簡易な
演算により光源の方向を推定することができる。そして
これにより、実画像とCGのような仮想画像とを合成す
る場合に、実画像において推定した光源の方向に基づい
て、仮想画像が適切な光源から照明がなされているよう
に修正した後に合成をすることができ、違和感のない合
成画像を得ることができる。また、MPEG−4のよう
に、オブジェクト毎に画像を転送して動画を見る段階に
おいて合成する符号化方式において、オブジェクトに実
画像と仮想画像が含まれている場合に、実画像の照明方
向に応じて仮想画像の照明方向を修正して合成すること
ができ、これにより違和感のない合成動画像を得ること
ができる。さらにまた、太陽光下において撮影を行うこ
とにより得られた画像の場合、画像中の太陽光の方向を
推定することにより、画像に対する逆光補正や濃度補正
を容易に行うことができる。
【0048】なお、上記実施形態においては、説明のた
めに2次元状に仮想光源L1〜L5を配置しているが、
実際には3次元形状データS1に対して3次元状に複数
の仮想光源を配置し、各測定点毎に反射光の強度と上記
余弦との関係をプロットして撮影時の光源方向を推定す
るものである。
【0049】また、上記実施形態においては、式(6)
および(7)に示すように、最小二乗法による評価関数
cfを用いて、光源の方向を推定しているが、これに限
定されるものではなく、図6に示すプロットをモニタに
表示し、オペレータがこれを観察してプロットが直線上
に位置する仮想光源の方向を撮影時の光源の方向として
求めるようにしてもよい。
【0050】さらに、2次元画像データS0を取得する
際において使用するカメラは、入力する光と出力する画
像データとの関係が非線形となるものである。このた
め、予め使用するカメラによりグレーチャートを撮影し
て、カメラに対する入力と出力との関係を求めておき、
この関係が直線となるようにカメラの入出力特性を補正
しておくことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による光源方向推定装置の構
成を示す概略ブロック図
【図2】2次元画像データと3次元形状データとの位置
合わせを説明するための図
【図3】推定手段の構成を示す概略ブロック図
【図4】仮想光源の方向を説明するための図
【図5】測定点における余弦の算出を説明するための図
【図6】余弦と反射光の強度値との関係を示すグラフ
【図7】本実施形態の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 位置合わせ手段 2 メモリ 3 推定手段 11 測定点設定手段 12 余弦算出手段 13 プロット手段 14 方向推定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA31 BB05 BB26 CC16 DD00 DD06 EE00 FF04 FF26 GG01 GG10 HH03 JJ03 JJ26 KK03 QQ18 QQ24 QQ38 RR08 SS02 5L096 AA09 BA18 CA03 CA17 EA14 FA67 GA32

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面反射率が略一定であり拡散反射す
    る部分を含む物体を、実質的な単一光源下において撮影
    することにより得られる画像に基づいて、前記光源の方
    向を推定する光源方向推定方法であって、 前記画像上における前記物体の画像を表す物体画像デー
    タのデータ値、および該物体画像データと前記物体の3
    次元形状を表す3次元形状データとの位置合わせを行っ
    た後の前記3次元形状データにより表される3次元物体
    と、任意の複数方向に設定した仮想光源との位置関係に
    基づいて、前記光源の方向を推定することを特徴とする
    光源方向推定方法。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせを行った後の前記3次
    元形状データにより表される3次元物体上における前記
    物体の前記表面反射率が略一定であり拡散反射する部分
    に対応する部分に複数の測定点を設定し、 任意の複数方向に設定した仮想光源から前記複数の測定
    点へ向かう方向ベクトルと、該複数の測定点における法
    線ベクトルとのなす余弦を算出し、 該余弦と、前記複数の測定点に対応する前記物体画像デ
    ータのデータ値との関係を前記複数の仮想光源の方向毎
    にプロットし、 前記プロットが略直線となる仮想光源の方向を前記光源
    の方向として推定することを特徴とする請求項1記載の
    光源方向推定方法。
  3. 【請求項3】 前記光源の方向の推定を、最小二乗法
    を用いた評価関数に基づいて、前記プロットが略直線と
    なるか否かを判断することにより行うことを特徴とする
    請求項2記載の光源方向推定方法。
  4. 【請求項4】 前記光源の方向の推定に用いられたプ
    ロットにより設定される直線の傾きに基づいて、前記光
    源の強度を推定することを特徴とする請求項2または3
    記載の光源方向推定方法。
  5. 【請求項5】 前記物体が人物の顔であることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1項記載の光源方向推
    定方法。
  6. 【請求項6】 前記3次元形状データが前記物体の3
    次元形状を表すポリゴンデータであることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項記載の光源方向推定方
    法。
  7. 【請求項7】 表面反射率が略一定であり拡散反射す
    る部分を含む物体を、実質的な単一光源下において撮影
    することにより得られる画像に基づいて、前記光源の方
    向を推定する光源方向推定装置であって、 前記画像上における前記物体の画像を表す物体画像デー
    タのデータ値、および該物体画像データと前記物体の3
    次元形状を表す3次元形状データとの位置合わせを行っ
    た後の前記3次元形状データにより表される3次元物体
    と、任意の複数方向に設定した仮想光源との位置関係に
    基づいて、前記光源の方向を推定する手段を備えたこと
    を特徴とする光源方向推定装置。
  8. 【請求項8】 前記光源の方向を推定する手段は、前
    記画像上における前記物体の画像を表す物体画像データ
    と、該物体の3次元形状を表す3次元形状データとの位
    置合わせを行う位置合わせ手段と、 前記位置合わせ後の3次元形状データにより表される3
    次元物体上における前記物体の前記表面反射率が略一定
    であり拡散反射する部分に対応する部分に複数の測定点
    を設定する測定点設定手段と、 任意の複数方向に設定した仮想光源から前記複数の測定
    点へ向かう方向ベクトルと、該複数の測定点における法
    線ベクトルとのなす余弦を算出する余弦算出手段と、 該余弦と、前記複数の測定点に対応する前記物体画像デ
    ータのデータ値との関係を前記複数の仮想光源の方向毎
    にプロットするプロット手段と、 前記プロットが略直線となる仮想光源の方向を前記光源
    の方向として推定する方向推定手段とを備えたことを特
    徴とする請求項7記載の光源方向推定装置。
  9. 【請求項9】 前記方向推定手段は、前記光源の方向
    の推定を、最小二乗法を用いた評価関数に基づいて、前
    記プロットが略直線となるか否かを判断することにより
    行う判断手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の
    光源方向推定装置。
  10. 【請求項10】 前記光源の方向の推定に用いられた
    プロットにより設定される直線の傾きに基づいて、前記
    光源の強度を推定する強度推定手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項8または9記載の光源方向推定装
    置。
  11. 【請求項11】 前記物体が人物の顔であることを特
    徴とする請求項7から10のいずれか1項記載の光源方
    向推定装置。
  12. 【請求項12】 前記3次元形状データが前記物体の
    3次元形状を表すポリゴンデータであることを特徴とす
    る請求項7から11のいずれか1項記載の光源方向推定
    装置。
  13. 【請求項13】 表面反射率が略一定であり拡散反射
    する部分を含む物体を、実質的な単一光源下において撮
    影することにより得られる画像に基づいて、前記光源の
    方向を推定する光源方向推定方法をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り
    可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、前記画像上における前記物体の画像
    を表す物体画像データのデータ値、および該物体画像デ
    ータと前記物体の3次元形状を表す3次元形状データと
    の位置合わせを行った後の前記3次元形状データにより
    表される3次元物体と、任意の複数方向に設定した仮想
    光源との位置関係に基づいて、前記光源の方向を推定す
    る手順を有することを特徴とするコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記光源の方向を推定する手順は、
    前記画像上における前記物体の画像を表す物体画像デー
    タと、該物体の3次元形状を表す3次元形状データとの
    位置合わせを行う手順と、 前記位置合わせ後の3次元形状データにより表される3
    次元物体上における前記物体の前記表面反射率が略一定
    であり拡散反射する部分に対応する部分に複数の測定点
    を設定する手順と、 任意の複数方向に設定した仮想光源から前記複数の測定
    点へ向かう方向ベクトルと、該複数の測定点における法
    線ベクトルとのなす余弦を算出する手順と、 該余弦と、前記複数の測定点に対応する前記物体画像デ
    ータのデータ値との関係を前記複数の仮想光源の方向毎
    にプロットする手順と、 前記プロットが略直線となる仮想光源の方向を前記光源
    の方向として推定する手順とを有することを特徴とする
    請求項13記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記光源の方向の推定の手順は、最
    小二乗法を用いた評価関数に基づいて、前記プロットが
    略直線となるか否かを判断する手順を有することを特徴
    とする請求項14記載のコンピュータ読取り可能な記録
    媒体。
  16. 【請求項16】 前記光源の方向の推定に用いられた
    プロットにより設定される直線の傾きに基づいて、前記
    光源の強度を推定する手順をさらに有することを特徴と
    する請求項14または15記載のコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記物体が人物の顔であることを特
    徴とする請求項13から16のいずれか1項記載のコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記3次元形状データが前記物体の
    3次元形状を表すポリゴンデータであることを特徴とす
    る請求項13から17のいずれか1項記載のコンピュー
    タ読取り可能な記録媒体。
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