JP2001079466A - 噴水装置 - Google Patents
噴水装置Info
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- JP2001079466A JP2001079466A JP26171599A JP26171599A JP2001079466A JP 2001079466 A JP2001079466 A JP 2001079466A JP 26171599 A JP26171599 A JP 26171599A JP 26171599 A JP26171599 A JP 26171599A JP 2001079466 A JP2001079466 A JP 2001079466A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 観賞用としてもより有効に機能する噴水装置
を提供する。 【解決手段】 噴水装置本体10と、噴水装置本体10
を浮遊状態で支持するフロート体7と、水面3aより上
方で噴水装置本体10上に上下方向に軸心回りに回転自
在に支持されると共にその軸心回りに回転操作されるキ
ャラクタ体12とを備える。キャラクタ体12はその水
受け板12cに噴水装置本体10による吐出水の一部が
衝当することにより回転力が付与される。フロート体7
が、水中より立設された支柱1に上下動自在に支持され
ると共にその支柱1の軸心回りに回転自在に支持された
アーム体5の遊端部側に取り付け支持される。噴水装置
本体10による吐出水の一部を、側方に吐出して支柱1
を中心としてフロート体7を旋回させる。
を提供する。 【解決手段】 噴水装置本体10と、噴水装置本体10
を浮遊状態で支持するフロート体7と、水面3aより上
方で噴水装置本体10上に上下方向に軸心回りに回転自
在に支持されると共にその軸心回りに回転操作されるキ
ャラクタ体12とを備える。キャラクタ体12はその水
受け板12cに噴水装置本体10による吐出水の一部が
衝当することにより回転力が付与される。フロート体7
が、水中より立設された支柱1に上下動自在に支持され
ると共にその支柱1の軸心回りに回転自在に支持された
アーム体5の遊端部側に取り付け支持される。噴水装置
本体10による吐出水の一部を、側方に吐出して支柱1
を中心としてフロート体7を旋回させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に遊園地のよう
な遊覧、娯楽、景勝を目的とした人工池に好適な噴水装
置に関するものである。
な遊覧、娯楽、景勝を目的とした人工池に好適な噴水装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水の出入りの少ない人工池等にお
いては、水が滞留して酸欠による腐敗を招き、アオコの
発生や悪臭等の環境破壊を招くおそれがあるため、景観
の向上を図ると共に曝気撹拌により水質を浄化すべく、
噴水装置が採用されていた。
いては、水が滞留して酸欠による腐敗を招き、アオコの
発生や悪臭等の環境破壊を招くおそれがあるため、景観
の向上を図ると共に曝気撹拌により水質を浄化すべく、
噴水装置が採用されていた。
【0003】また、特許第2614093号公報に開示
のように、より景観の向上を図るべく、浮遊体の一部ま
たは全部を透光部材で形成し、その内部に光源を収納し
て発光可能に構成し、噴水作用による水の曝気撹拌によ
って水質の浄化機能を図るだけでなく、夜間に浮遊体内
部の光源を点灯することにより、浮遊体の一部または全
部が発光し、水面に光の花が開いたような演出が行える
ような付加機能を具備した噴水装置も提案されている。
のように、より景観の向上を図るべく、浮遊体の一部ま
たは全部を透光部材で形成し、その内部に光源を収納し
て発光可能に構成し、噴水作用による水の曝気撹拌によ
って水質の浄化機能を図るだけでなく、夜間に浮遊体内
部の光源を点灯することにより、浮遊体の一部または全
部が発光し、水面に光の花が開いたような演出が行える
ような付加機能を具備した噴水装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示の噴水装置によれば、光源の点灯により浮遊体
を単に発行させる方式であり、静的であるため、観賞性
に乏しいという欠点があった。
報に開示の噴水装置によれば、光源の点灯により浮遊体
を単に発行させる方式であり、静的であるため、観賞性
に乏しいという欠点があった。
【0005】そこで、本発明は上記点に鑑み、観賞用と
してもより有効に機能する噴水装置を提供することを目
的とする。
してもより有効に機能する噴水装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、噴水駆動部の駆動により水を吸い上げ
て周囲に放散する噴水装置本体と、前記噴水装置本体を
浮遊状態で支持するフロート体と、水面より上方で前記
噴水装置本体上もしくは前記フロート体上に上下方向に
軸心回りに回転自在に支持されると共に、その軸心回り
に回転操作されるキャラクタ体と、を備えてなる点にあ
る。
の技術的手段は、噴水駆動部の駆動により水を吸い上げ
て周囲に放散する噴水装置本体と、前記噴水装置本体を
浮遊状態で支持するフロート体と、水面より上方で前記
噴水装置本体上もしくは前記フロート体上に上下方向に
軸心回りに回転自在に支持されると共に、その軸心回り
に回転操作されるキャラクタ体と、を備えてなる点にあ
る。
【0007】また、前記キャラクタ体は、前記噴水駆動
部の駆動により発生する流水の一部が接触して前記軸心
回りの回転力が付与され回転操作される構造としてもよ
い。
部の駆動により発生する流水の一部が接触して前記軸心
回りの回転力が付与され回転操作される構造としてもよ
い。
【0008】さらに、前記フロート体が水面を移動自在
とされた構造としてもよい。その際、前記噴水駆動部の
駆動により発生する流水の一部をフロート体の推進力に
利用した構造としてもよい。
とされた構造としてもよい。その際、前記噴水駆動部の
駆動により発生する流水の一部をフロート体の推進力に
利用した構造としてもよい。
【0009】また、前記フロート体が、水中より立設さ
れた支柱に上下動自在に支持されると共にその支柱の軸
心回りに回転自在に支持されたアーム体の遊端部側に取
り付け支持されてなる構造としてもよい。
れた支柱に上下動自在に支持されると共にその支柱の軸
心回りに回転自在に支持されたアーム体の遊端部側に取
り付け支持されてなる構造としてもよい。
【0010】さらに、前記噴水駆動部の駆動により発生
する流水の一部を、前記支柱を中心としてフロート体を
旋回させる推進力に利用した構造としてもよい。
する流水の一部を、前記支柱を中心としてフロート体を
旋回させる推進力に利用した構造としてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1および図2において、1は円
柱状や円筒状の支柱で、その下端部が保持台2に取付固
定され、保持台2が湖、沼、池等の閉鎖性水域、例えば
遊園地等の人工池3の適宜位置に沈められることによ
り、前記支柱1が人工池3にその上端部が水面3aより
上方に突出状として立設配置される構造とされている。
基づいて説明すると、図1および図2において、1は円
柱状や円筒状の支柱で、その下端部が保持台2に取付固
定され、保持台2が湖、沼、池等の閉鎖性水域、例えば
遊園地等の人工池3の適宜位置に沈められることによ
り、前記支柱1が人工池3にその上端部が水面3aより
上方に突出状として立設配置される構造とされている。
【0012】前記支柱1にはアーム体5が備えられてお
り、アーム体5は支柱1の外径より僅かに大径の内径を
有する筒体部5aを長手方向中央部に有する連結板5b
と、連結板5bの長手方向両端部に、その長手方向と直
交する方向に互いに平行に延設状としてそれぞれ連結支
持された適宜長さを有する支持アーム5cとを備えてい
る。なお、この際、各支持アーム5cの長さ方向中央部
に連結板5bが位置されるように構成されている。
り、アーム体5は支柱1の外径より僅かに大径の内径を
有する筒体部5aを長手方向中央部に有する連結板5b
と、連結板5bの長手方向両端部に、その長手方向と直
交する方向に互いに平行に延設状としてそれぞれ連結支
持された適宜長さを有する支持アーム5cとを備えてい
る。なお、この際、各支持アーム5cの長さ方向中央部
に連結板5bが位置されるように構成されている。
【0013】そして、アーム体5の筒体部5aが支柱1
に外嵌状に支持され、ここに、アーム体5は略水平状に
配置されて、支柱1の軸心方向に沿って上下動自在に支
持されると共にその軸心回りに回転自在に支持された構
造とされている。
に外嵌状に支持され、ここに、アーム体5は略水平状に
配置されて、支柱1の軸心方向に沿って上下動自在に支
持されると共にその軸心回りに回転自在に支持された構
造とされている。
【0014】また、適宜間隔を有して平行配置された前
記対の支持アーム5cの延設端である遊端部間には、図
3にも示される如く、それぞれ直方体形状のフロート体
7が支持アーム5cの軸心と直交する軸心、即ち水平方
向の軸心を有する支軸8を介して水平軸心回りに回動自
在に支持されている。
記対の支持アーム5cの延設端である遊端部間には、図
3にも示される如く、それぞれ直方体形状のフロート体
7が支持アーム5cの軸心と直交する軸心、即ち水平方
向の軸心を有する支軸8を介して水平軸心回りに回動自
在に支持されている。
【0015】各フロート体7の中心部に形成された上下
方向貫通状の支持孔部7aには、それぞれ周囲に水を放
散するための噴水装置本体10が上下方向貫通状に装着
されており、噴水装置本体10は、フロート体7に連結
支持されると共に上下方向に軸心を有する円筒状のガイ
ド筒体10aと、ガイド筒体10a内の下端部中心に位
置されると共にその周囲に適宜空間を有して固定支持さ
れた噴水駆動部としての駆動モータ10bと、駆動モー
タ10bの上面側より上方突出状に備えられた駆動軸1
0cに取り付け固定された羽根車10dとを備え、ガイ
ド筒体10aは羽根車10d位置に対応する上下方向中
間部で細径とされると共に、上端部方向および下端部方
向に漸次径大となるテーパ状に構成されている。
方向貫通状の支持孔部7aには、それぞれ周囲に水を放
散するための噴水装置本体10が上下方向貫通状に装着
されており、噴水装置本体10は、フロート体7に連結
支持されると共に上下方向に軸心を有する円筒状のガイ
ド筒体10aと、ガイド筒体10a内の下端部中心に位
置されると共にその周囲に適宜空間を有して固定支持さ
れた噴水駆動部としての駆動モータ10bと、駆動モー
タ10bの上面側より上方突出状に備えられた駆動軸1
0cに取り付け固定された羽根車10dとを備え、ガイ
ド筒体10aは羽根車10d位置に対応する上下方向中
間部で細径とされると共に、上端部方向および下端部方
向に漸次径大となるテーパ状に構成されている。
【0016】そして、ガイド筒体10aの下端部には、
吸込案内板10eが周方向に離隔して複数配置され、ま
た、ガイド筒体10aの上端部には、ガイド筒体10a
内周面と所定間隔を有した吐出案内面10fを有する吐
出案内体10gが取り付け固定されており、ガイド筒体
10a内周面と吐出案内体10gの吐出案内面10f間
が散水案内路として構成されている。
吸込案内板10eが周方向に離隔して複数配置され、ま
た、ガイド筒体10aの上端部には、ガイド筒体10a
内周面と所定間隔を有した吐出案内面10fを有する吐
出案内体10gが取り付け固定されており、ガイド筒体
10a内周面と吐出案内体10gの吐出案内面10f間
が散水案内路として構成されている。
【0017】さらに、図3にも示される如く、吐出案内
体10gの下端中心部には上向き凹状の凹部10hが形
成されると共に、フロート体7上面側より前記凹部10
hに連通状にパイプ体10jが装着されており、駆動モ
ータ10bの羽根車10dによる吐出水の一部が凹部1
0hおよびパイプ体10jを通じて一側方に吐出すべく
構成されている。
体10gの下端中心部には上向き凹状の凹部10hが形
成されると共に、フロート体7上面側より前記凹部10
hに連通状にパイプ体10jが装着されており、駆動モ
ータ10bの羽根車10dによる吐出水の一部が凹部1
0hおよびパイプ体10jを通じて一側方に吐出すべく
構成されている。
【0018】この際、パイプ体10jを通じて吐出され
る吐出水の吐出方向は、図2に示される如く、支柱1の
軸心を中心とした円の略接線方向に指向して吐出される
ように配設されており、また、両側の噴水装置本体10
におけるパイプ体10jの突出方向は互いに反対方向に
指向して配設されている。
る吐出水の吐出方向は、図2に示される如く、支柱1の
軸心を中心とした円の略接線方向に指向して吐出される
ように配設されており、また、両側の噴水装置本体10
におけるパイプ体10jの突出方向は互いに反対方向に
指向して配設されている。
【0019】また、吐出案内体10gの上面側中心部に
は、図1および図3に示される如く、円錐台形状の支持
凹部10kが形成されている。そして、支持凹部10k
内に、動物やアニメの主人公等からなるキャラクタ体1
2の下端部に備えられた円錐台形状の支持台部12aが
嵌合状に支持されており、ここに、キャラクタ体12は
上下方向の軸心回りに回転自在に支持された構造とされ
ている。
は、図1および図3に示される如く、円錐台形状の支持
凹部10kが形成されている。そして、支持凹部10k
内に、動物やアニメの主人公等からなるキャラクタ体1
2の下端部に備えられた円錐台形状の支持台部12aが
嵌合状に支持されており、ここに、キャラクタ体12は
上下方向の軸心回りに回転自在に支持された構造とされ
ている。
【0020】この際、支持凹部10k内周面と支持台部
12a外周面との相互間に水もしくは潤滑油を注入して
おけば、より円滑に回転自在となる。
12a外周面との相互間に水もしくは潤滑油を注入して
おけば、より円滑に回転自在となる。
【0021】さらに、キャラクタ体12の下部で、かつ
支持台部12aの上方位置より、互いに反対方向に所定
長さのアーチ杆12bが延設配置され、各アーチ杆12
bの延設端部に前記散水案内路に沿って吐出される吐出
水の一部が衝当して接触する水受け板12cが備えられ
ている。
支持台部12aの上方位置より、互いに反対方向に所定
長さのアーチ杆12bが延設配置され、各アーチ杆12
bの延設端部に前記散水案内路に沿って吐出される吐出
水の一部が衝当して接触する水受け板12cが備えられ
ている。
【0022】この際、両水受け板12cは、その上端部
側がキャラクタ体12の回転される上下方向の軸心回り
に対して同じ方向に僅かに傾斜状としてアーチ杆12b
に備えられており、図4にも示される如く、両水受け板
12cに吐出水が所定の角度で衝当するように構成され
ている。
側がキャラクタ体12の回転される上下方向の軸心回り
に対して同じ方向に僅かに傾斜状としてアーチ杆12b
に備えられており、図4にも示される如く、両水受け板
12cに吐出水が所定の角度で衝当するように構成され
ている。
【0023】また、前記フロート体7は、発泡体や中空
体や木材等から構成され、各噴水装置本体10を所定の
水面3a深さ位置の浮遊状態で支持するように適宜浮力
を有した構造とされている。
体や木材等から構成され、各噴水装置本体10を所定の
水面3a深さ位置の浮遊状態で支持するように適宜浮力
を有した構造とされている。
【0024】本実施形態は以上のように構成されてお
り、図1に示される如く、人工池3に設置され、各噴水
装置本体10の駆動モータ10bが駆動されると、羽根
車10dが回転し、この羽根車10dの回転によってガ
イド筒体10a内の水が下方より吸い上げられ、上方に
吐出され、散水案内路を通じて上方より噴水として空中
に散水される。この空中への散水によって、水は空気と
接触され、この曝気作用と水の循環移動により水質の浄
化が行われる。
り、図1に示される如く、人工池3に設置され、各噴水
装置本体10の駆動モータ10bが駆動されると、羽根
車10dが回転し、この羽根車10dの回転によってガ
イド筒体10a内の水が下方より吸い上げられ、上方に
吐出され、散水案内路を通じて上方より噴水として空中
に散水される。この空中への散水によって、水は空気と
接触され、この曝気作用と水の循環移動により水質の浄
化が行われる。
【0025】また、散水案内路に沿って吐出される吐出
水の一部が、図4に示される如く、キャラクタ体12の
各水受け板12cに衝当し、この水受け板12cに対す
る吐出水の衝当により、キャラクタ体12が回転自在に
支持されている上下方向の軸心回りの回転力が付与され
(図4の仮想線矢印参照)、キャラクタ体12がその軸
心回りにゆっくりと回転操作される。従って、キャラク
タ体12の回転駆動のための駆動機構を別途備える必要
が無く、省力化が図れると共に構造の簡素化が図れる利
点がある。なお、このキャラクタ体12の軸心回りに回
転される速度は、1分間で1回転程度でよく、キャラク
タ体12の回転速度の調整は、水受け板12cの傾斜角
度によって適宜調整すればよい。
水の一部が、図4に示される如く、キャラクタ体12の
各水受け板12cに衝当し、この水受け板12cに対す
る吐出水の衝当により、キャラクタ体12が回転自在に
支持されている上下方向の軸心回りの回転力が付与され
(図4の仮想線矢印参照)、キャラクタ体12がその軸
心回りにゆっくりと回転操作される。従って、キャラク
タ体12の回転駆動のための駆動機構を別途備える必要
が無く、省力化が図れると共に構造の簡素化が図れる利
点がある。なお、このキャラクタ体12の軸心回りに回
転される速度は、1分間で1回転程度でよく、キャラク
タ体12の回転速度の調整は、水受け板12cの傾斜角
度によって適宜調整すればよい。
【0026】そして、各キャラクタ体12が回転操作さ
れるため、その動的作用によって観賞性にも優れ、特に
遊園地のような遊覧、娯楽、景勝を目的とした人工池に
実施すれば、キャラクタ体12が広告宣伝、観賞用とし
てもより有効に機能し、単なる噴水装置に比較して商品
価値も高くなるという利点もある。
れるため、その動的作用によって観賞性にも優れ、特に
遊園地のような遊覧、娯楽、景勝を目的とした人工池に
実施すれば、キャラクタ体12が広告宣伝、観賞用とし
てもより有効に機能し、単なる噴水装置に比較して商品
価値も高くなるという利点もある。
【0027】さらに、羽根車10dの回転によって上方
に吐出された水の一部は、吐出案内体10gの凹部10
hおよびパイプ体10jを通じて一側方に吐出される。
この際、パイプ体10jが支柱1の軸心を中心とした円
の略接線方向に指向して配設されているため、この水の
吐出によって各噴水装置本体10は吐出方向と反対方向
の推進力が得られ、この推進力により各噴水装置本体1
0および各フロート体7は支柱1の軸心回りにゆっくり
と旋回される。この場合においても、各噴水装置本体1
0の旋回駆動のための駆動機構を別途備える必要が無
く、この点からも省力化が図れると共に構造の簡素化が
図れる利点がある。なお、この推進力によって各噴水装
置本体10が支柱1の軸心回りに旋回される速度は一日
に数回転程度でよく、パイプ体10jを通じて吐出され
る水量をパイプ体10jの内径の大小によって適宜調整
すればよい。
に吐出された水の一部は、吐出案内体10gの凹部10
hおよびパイプ体10jを通じて一側方に吐出される。
この際、パイプ体10jが支柱1の軸心を中心とした円
の略接線方向に指向して配設されているため、この水の
吐出によって各噴水装置本体10は吐出方向と反対方向
の推進力が得られ、この推進力により各噴水装置本体1
0および各フロート体7は支柱1の軸心回りにゆっくり
と旋回される。この場合においても、各噴水装置本体1
0の旋回駆動のための駆動機構を別途備える必要が無
く、この点からも省力化が図れると共に構造の簡素化が
図れる利点がある。なお、この推進力によって各噴水装
置本体10が支柱1の軸心回りに旋回される速度は一日
に数回転程度でよく、パイプ体10jを通じて吐出され
る水量をパイプ体10jの内径の大小によって適宜調整
すればよい。
【0028】そして、この旋回しながらの各噴水装置本
体10による噴水作用によって、より広範囲な曝気作用
と水の循環移動が確保でき、水質の浄化がより効率よく
行える。
体10による噴水作用によって、より広範囲な曝気作用
と水の循環移動が確保でき、水質の浄化がより効率よく
行える。
【0029】また、アーム体5が支柱1に上下動自在に
支持されているため、人工池3内の水位変動に応じて各
フロート体7が上下動して対応でき、ここに、各噴水装
置本体10は水面3aに対して常に所定深さ位置に配置
される構造となり、常に良好な深さ位置が確保できる。
支持されているため、人工池3内の水位変動に応じて各
フロート体7が上下動して対応でき、ここに、各噴水装
置本体10は水面3aに対して常に所定深さ位置に配置
される構造となり、常に良好な深さ位置が確保できる。
【0030】なお、上記実施形態において、噴水装置本
体10の吐出案内体10g上にキャラクタ体12を回転
自在に備えた構造を示しているが、フロート体7上にキ
ャラクタ体12を回転自在に備える構造としてもよく、
また、キャラクタ体12自体も実施形態の動物に限られ
ず、その他の動物やその他の形状等であってもよい。
体10の吐出案内体10g上にキャラクタ体12を回転
自在に備えた構造を示しているが、フロート体7上にキ
ャラクタ体12を回転自在に備える構造としてもよく、
また、キャラクタ体12自体も実施形態の動物に限られ
ず、その他の動物やその他の形状等であってもよい。
【0031】さらに、キャラクタ体12の回転自在な支
持構造も実施形態の構造に何ら限定されない。
持構造も実施形態の構造に何ら限定されない。
【0032】また、アーム体5が一直線状に配置され、
その両端部にそれぞれフロート体7や噴水装置本体10
が備えられた構造を示しているが、アーム体5を十字状
に配置し、四方端部にそれぞれフロート体7や噴水装置
本体10を備える構造としてもよく、実施形態に示され
る噴水装置本体10の数や構造に何ら限定されない。
その両端部にそれぞれフロート体7や噴水装置本体10
が備えられた構造を示しているが、アーム体5を十字状
に配置し、四方端部にそれぞれフロート体7や噴水装置
本体10を備える構造としてもよく、実施形態に示され
る噴水装置本体10の数や構造に何ら限定されない。
【0033】さらに、人工池3の規模に応じて、噴水装
置自体を複数設置する構造としてもよく、また、人工池
3に限らず、その他の湖、沼、池等であってもよい。
置自体を複数設置する構造としてもよく、また、人工池
3に限らず、その他の湖、沼、池等であってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の噴水装置によれ
ば、噴水駆動部の駆動により水を吸い上げて周囲に放散
する噴水装置本体と、前記噴水装置本体を浮遊状態で支
持するフロート体と、水面より上方で前記噴水装置本体
上もしくは前記フロート体上に上下方向に軸心回りに回
転自在に支持されると共に、その軸心回りに回転操作さ
れるキャラクタ体と、を備えてなるものであり、空中へ
の散水による曝気作用等によって水質の浄化が行われる
だけでなく、キャラクタ体を回転自在に備えているた
め、キャラクタ体の動的作用によって観賞性にも優れ、
特に遊園地のような遊覧、娯楽、景勝を目的とした人工
池に実施すれば、キャラクタ体が広告宣伝、観賞用とし
てもより有効に機能し、単なる噴水装置に比較して商品
価値も高くなるという利点もある。
ば、噴水駆動部の駆動により水を吸い上げて周囲に放散
する噴水装置本体と、前記噴水装置本体を浮遊状態で支
持するフロート体と、水面より上方で前記噴水装置本体
上もしくは前記フロート体上に上下方向に軸心回りに回
転自在に支持されると共に、その軸心回りに回転操作さ
れるキャラクタ体と、を備えてなるものであり、空中へ
の散水による曝気作用等によって水質の浄化が行われる
だけでなく、キャラクタ体を回転自在に備えているた
め、キャラクタ体の動的作用によって観賞性にも優れ、
特に遊園地のような遊覧、娯楽、景勝を目的とした人工
池に実施すれば、キャラクタ体が広告宣伝、観賞用とし
てもより有効に機能し、単なる噴水装置に比較して商品
価値も高くなるという利点もある。
【0035】また、キャラクタ体は、噴水駆動部の駆動
により発生する流水の一部が接触して軸心回りの回転力
が付与され回転操作される構造とすれば、キャラクタ体
用としての駆動機構を別途備える必要が無く、省力化が
図れると共に構造の簡素化が図れるという利点がある。
により発生する流水の一部が接触して軸心回りの回転力
が付与され回転操作される構造とすれば、キャラクタ体
用としての駆動機構を別途備える必要が無く、省力化が
図れると共に構造の簡素化が図れるという利点がある。
【0036】さらに、フロート体が水面を移動自在とさ
れた構造とすれば、噴水装置本体によってより広範囲な
曝気作用と水の循環移動が確保でき、水質の浄化がより
効率よく行えるという利点がある。
れた構造とすれば、噴水装置本体によってより広範囲な
曝気作用と水の循環移動が確保でき、水質の浄化がより
効率よく行えるという利点がある。
【0037】また、噴水駆動部の駆動により発生する流
水の一部をフロート体の推進力に利用した構造とすれ
ば、フロート体のための駆動機構を別途備える必要が無
く、この点からも省力化が図れると共に構造の簡素化が
図れるという利点がある。
水の一部をフロート体の推進力に利用した構造とすれ
ば、フロート体のための駆動機構を別途備える必要が無
く、この点からも省力化が図れると共に構造の簡素化が
図れるという利点がある。
【0038】さらに、フロート体が、水中より立設され
た支柱に上下動自在に支持されると共にその支柱の軸心
回りに回転自在に支持されたアーム体の遊端部側に取り
付け支持されてなる構造とすれば、各噴水装置本体は水
面に対して常に所定深さ位置に配置される構造となり、
常に良好な深さ位置が確保できるという利点がある。
た支柱に上下動自在に支持されると共にその支柱の軸心
回りに回転自在に支持されたアーム体の遊端部側に取り
付け支持されてなる構造とすれば、各噴水装置本体は水
面に対して常に所定深さ位置に配置される構造となり、
常に良好な深さ位置が確保できるという利点がある。
【0039】また、噴水駆動部の駆動により発生する流
水の一部を、支柱を中心としてフロート体を旋回させる
推進力に利用した構造とすれば、フロート体旋回のため
の駆動機構を別途備える必要が無く、この点からも省力
化が図れると共に構造の簡素化が図れるという利点があ
る。
水の一部を、支柱を中心としてフロート体を旋回させる
推進力に利用した構造とすれば、フロート体旋回のため
の駆動機構を別途備える必要が無く、この点からも省力
化が図れると共に構造の簡素化が図れるという利点があ
る。
【図1】本発明の実施形態を示す概略説明図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII−III線断面拡大矢視図である。
【図4】水受け板と吐出水の関係を示す説明図である。
1 支柱 3 人工池 5 アーム体 5a 筒体部 5b 連結板 5c 支持アーム 7 フロート体 10 噴水装置本体 10a ガイド筒体 10b 駆動モータ 10d 羽根車 10g 吐出案内体 10h 凹部 10j パイプ体 10k 支持凹部 12 キャラクタ体 12a 支持台部 12b アーチ杆 12c 水受け板
Claims (6)
- 【請求項1】 噴水駆動部の駆動により水を吸い上げて
周囲に放散する噴水装置本体と、 前記噴水装置本体を浮遊状態で支持するフロート体と、 水面より上方で前記噴水装置本体上もしくは前記フロー
ト体上に上下方向に軸心回りに回転自在に支持されると
共に、その軸心回りに回転操作されるキャラクタ体と、
を備えてなることを特徴とする噴水装置。 - 【請求項2】 前記キャラクタ体は、前記噴水駆動部の
駆動により発生する流水の一部が接触して前記軸心回り
の回転力が付与され回転操作されることを特徴とする請
求項1記載の噴水装置。 - 【請求項3】 前記フロート体が水面を移動自在とされ
たことを特徴とする請求項1または2記載の噴水装置。 - 【請求項4】 前記噴水駆動部の駆動により発生する流
水の一部をフロート体の推進力に利用したことを特徴と
する請求項3記載の噴水装置。 - 【請求項5】 前記フロート体が、水中より立設された
支柱に上下動自在に支持されると共にその支柱の軸心回
りに回転自在に支持されたアーム体の遊端部側に取り付
け支持されてなることを特徴とする請求項3記載の噴水
装置。 - 【請求項6】 前記噴水駆動部の駆動により発生する流
水の一部を、前記支柱を中心としてフロート体を旋回さ
せる推進力に利用したことを特徴とする請求項5記載の
噴水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26171599A JP2001079466A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 噴水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26171599A JP2001079466A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 噴水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001079466A true JP2001079466A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17365708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26171599A Pending JP2001079466A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 噴水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001079466A (ja) |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26171599A patent/JP2001079466A/ja active Pending
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