JP2001074553A - 生化学分析装置 - Google Patents

生化学分析装置

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JP2001074553A
JP2001074553A JP24833399A JP24833399A JP2001074553A JP 2001074553 A JP2001074553 A JP 2001074553A JP 24833399 A JP24833399 A JP 24833399A JP 24833399 A JP24833399 A JP 24833399A JP 2001074553 A JP2001074553 A JP 2001074553A
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slit
light
wavelength
reagent
sample
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Shigeo Watabe
成夫 渡部
Akira Miyake
亮 三宅
Takao Terayama
孝男 寺山
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の化学分析装置では、試薬の使用量を微量
化し、セルを小型化した場合に、波長400nmより短い
波長で正確な測定ができなかった。 【解決手段】サンプル・試薬を反応容器に供給するため
のサンプル自動ピペッティング機構と試薬自動ピペッテ
ィング機構、反応容器内の被測定溶液を攪拌するための
攪拌装置、反応中あるいは反応が終了した被測定溶液の
物性を計測するためにハロゲンランプとスリット開口と
回折格子と検出器を備えた比色測定装置、とこれらの動
作をコントロールする制御部を備え、前記スリット開口
加えてこれに隣接する新たなに光の波長を選択するフィ
ルタ付きスリット開口を備えた化学分析装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体中に含まれて
いる化学成分を分析する化学分析装置に係り、特に、ヒ
トの血液や尿などに含まれる化学成分を自動的に分析す
るいわゆる自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化学分析装置として、米国特許第
4451433号公報に記載の化学分析装置がある。こ
の装置は、血液中の蛋白やイオン、尿中の成分などを分
析・定量するための比色測定部と、血液中のイオンを分
析するイオン分析部からなる装置で、1時間に数百テス
トから、大型の装置になると9000テスト以上の処理
速度を持つ。特に比色測定部では処理速度を上げるため
に、化学分析装置の本体上面には多数の反応溶器がター
ンテーブルの円周上に設けられ、オーバーラップ処理に
より順次サンプルを混合・反応・計測するシステムであ
る。
【0003】この装置の構成は、サンプル、試薬を反応
容器に供給する自動サンプル・試薬供給機構と、反応容
器内のサンプル・試薬を攪拌する自動攪拌機構と、反応
中あるいは反応が終了したサンプルの物性を計測する比
色測定部と、計測の終了したサンプルを吸引・排出し、
反応容器を洗浄する自動洗浄機構と、これらの動作を制
御する制御部などからなる。比色測定部では、光源から
出る白色光を反応容器に保持した被測定溶液を透過させ
た後、分光装置に導き、特定の波長について測定した光
強度値を基準濃度の溶液について、予め測定した光強度
値と比較し吸光度を算出することにより、被測定溶液中
の化学成分を分析している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、化学・医用
分析の分野では、サンプルや試薬など液の微量化が大き
な課題となっている。すなわち、分析項目の増大するの
に伴い、単項目に割くことのできる検体量が少量になっ
ている。さらに、サンプル自体が貴重で、多量に準備で
きないDNA解析など、従来高度な分析とされていた微
量のサンプルや試薬などでの分析がルーチン的に行われ
るようになってきている。また、分析内容が高度化する
につれて、高価な試薬が一般的に利用されるようにな
り、ランニングコストの面からも試薬の微量化が要望さ
れている。
【0005】上記従来技術においては、容器内部に保持
した被測定溶液中の化学成分を分析するために、白色光
を被測定溶液に透過させた後分光装置に導き、特定の波
長について測定した光強度値を基準濃度の溶液について
予め測定した光強度値と比較し吸光度を算出することに
より、被測定溶液中の化学成分を分析してした。この
際、光源の発光波長分布の時間的変動が小さく発光強度
がその寿命期間中で安定している理由から選択的にハロ
ゲンランプを用いている。そのため、波長400nmよ
り短い波長を用いた測定において測定光量が少なく、試
薬の微量化に当たってセルを小型化するときにこれを透
過する光量がより少なくなると正確な測定ができないで
いた。
【0006】また、波長400nmを境に、短い波長に
比べて長い波長の光量が多すぎるため、これが迷光を引
き起こし、短い波長での正確な測定を阻害する。さら
に、ラインセンサやエリアセンサ等の受光素子間で、検
出感度を任意に設定できない受光器で短波長から長波長
にかけて幅広い波長を一度に測定することが難しい。そ
のため、これらを用いて装置を小型化することや装置の
製造コストを下げることができないでいた。これまで
に、例えば、特開平9−222358号公報では、ライ
ンセンサの受光素子上に開口幅の異なるスリットを設置
し、短い波長に比べて長い波長の光量を制限して幅広い
波長を一度に測定している。しかし、分光光度計に多量
に導入される長波長の光を原因とする、迷光の影響を避
けることができない。
【0007】本発明の目的は、分光光度計とこれを用い
た化学分析装置において、試薬の微量化にあたってセル
を小型化しても、波長400nmより短い波長を用いた測
定で正確な測定が可能な手段を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、化学分析装置そのものの小型
化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、サンプル・
試薬を反応容器に供給するための自動サンプル・試薬供
給機構と、反応容器内の被測定溶液を攪拌するための自
動攪拌機構と、反応中あるいは反応が終了した被測定溶
液の物性を計測するための光源とスリットと分光装置と
検出器とを備えた比色測定部と、計測の終了した被測定
溶液を吸引・排出して反応容器を洗浄するための自動洗
浄機構と、これらの動作を制御する制御部を備えた化学
分析装置において、前記スリット近傍に他のスリットを
追加設置し、この他のスリットを透過する光の波長を4
00nm以下の短波長に限る手段を備え、さらに、400
nm以下の短波長を検出する検出器を前出スリットと追加
設置したスリットからの回折光の両方全部または一部を
検出するよう設置することによって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の1実施例を図1から図6
を用いて説明する。図1は、本実施例の化学分析装置の
構成を説明する斜視図である。
【0010】複数の反応容器301を円周上に並べて固
定する反応用ターンテーブル302は、図示しないモー
タや回転軸等から構成されるテーブル駆動部303によ
って周方向に一周と1反応容器分を周期とした予め決め
られたシーケンスに従って回転する。一方、サンプルを
保持した複数のサンプルカップ305を円周上に並べて
固定するサンプル用ターンテーブル306は、テーブル
駆動部307によって回転する。サンプル自動ピペッテ
ィング機構304は、予め決められたシーケンスに従っ
てサンプル用ターンテーブル306の回転と共に定位置
に送られてくるサンプルカップ305内のサンプルを反
応容器301に供給する。
【0011】また、試薬を保持した複数の試薬ボトル3
09を円周上に並べて固定する試薬用ターンテーブル3
10は、テーブル駆動部311によって回転する。試薬
自動ピペッティング機構308は、予め決められたシー
ケンスに従って、試薬用ターンテーブル310の回転と
共に定位置に送られてくる試薬ボトル309内の試薬を
反応容器301に供給する。試薬自動ピペッティング機
構308が反応容器301内に試薬を吐出する位置に
は、攪拌装置312とこれを駆動制御するドライバ31
3が設けられている。そして、攪拌装置の位置に移動し
てきた反応容器301について、容器内のサンプル及び
試薬の混合液である被測定溶液を攪拌して一様な混合状
態にする。さらに、被測定溶液の化学反応を促進するた
めに全ての反応容器301は浴槽319内の恒温水に浸
されており、反応容器301は恒温水内を移動する。
【0012】反応用ターンテーブル302の周方向の別
の位置には、反応容器302内で反応した被測定溶液の
物性を光で計測するため、図示しないハロゲンランプと
比色測定装置314が設けられている。別の位置には、
反応容器301内の被測定溶液を吸引し、洗浄液を吐出
し、その位置に移動してきた反応容器301を洗浄する
ための洗浄機構315が設けられている。洗浄機構31
5と同じ位置には、対流によって容器内の洗浄液を攪拌
して洗浄効果を高めるための攪拌装置316と、これを
駆動制御する制御装置であるドライバ317が設けられ
ている。このドライバ317には、反応用ターンテーブ
ル302、テーブル駆動部303と307と311、サ
ンプル自動ピペッティング機構304、試薬自動ピペッ
ティング機構308、2つの攪拌装置用ドライバ313
と317、洗浄機構315、比色測定装置314は、コ
ントロール用信号線を介して接続されている。そして、
予め決められたシーケンス(プログラム)に従って、サ
ンプルを自動的に分析・測定する。
【0013】上記の化学分析装置では、光源にハロゲン
ランプを用いており、波長400nmより短い波長を用い
た測定において、測定光量が少なく、試薬の微量化にあ
たってセルを小型化するときに、これを透過する光量が
より少なくなると正確な測定ができないでいた。また、
波長400nmを境に、短い波長に比べて長い波長の光量
が多すぎるため、これが迷光を引き起こし短い波長での
正確な測定を阻害するとともに、ラインセンサやエリア
センサ等の受光素子間で検出感度を任意に設定できない
受光器で短波長から長波長にかけて幅広い波長を一度に
測定することが難しい。そのため、これらを用いて装置
を小型化することや装置の製造コストを下げることがで
きないでいた。
【0014】本発明による化学分析装置では、この問題
を解決するよう装置を構成しており、以下、図を用いて
これを説明する。
【0015】図2は、本発明の比色測定装置に用いた光
学系の一実施例を示したものである。
【0016】図2中には、図1中の反応容器301も記載
してある。比色測定装置314は、ハロゲンランプ50
0と、ハロゲンランプ500からの光を透過させるスリ
ット基板400と、スリット基板400空の光を回折する
回折格子501と、回折格子501からの光を検出器5
02の検出素子に505に当てて、検出するものであ
る。なおスリット基板は、スリット開口402と、スリ
ット開口402の高さ方向に平行にフィルタ付きスリッ
ト開口401a、401bを挟み込んだ構成としてい
る。
【0017】ハロゲンランプ500から反応容器301
に向けて照射した光は、反応液の成分に応じて特定の波
長の光が吸収され、スリット基板400上に到達する。
スリット基板400上では、この光のうちスリット開口
402を全部の波長が透過する。これに加えて、スリッ
ト開口402の長手方向に垂直な方向に隣接させてフィ
ルタ付きスリット開口401a、401bを設置した。
【0018】図5にフィルタ付きスリットの透過特性を
示す。この透過特性に応じた一部の波長の光が透過す
る。これらの光は回折格子501面上で波長に応じて回
折され、検出器502上に、先のスリット開口402の
長手方向に垂直な方向に連続に並べて設置した検出素子
503によって、波長毎の強度が検出される。
【0019】図3aに、図2の平面図を示す。図3aを
用いてスリット基板400を透過する光の状態を説明す
る。
【0020】本実施例ではスリット基板400上に、ス
リット開口402と、そのスリット開口402を挟むよ
うに、フィルタ付きスリット401a、401bを設け
たものである。
【0021】スリット基板400上に到達した光のう
ち、スリット開口402を透過した光は光束601aと
して回折格子501面上で波長に応じて回折される。例
えば、波長340nmの成分の光は、光束602aとして
検出素子503fに到達し、波長800nmの成分の光は、光
束603として検出素子503aに到達する。ところ
が、フィルタ付きスリット開口401a、401bを透
過した光のうち、図5に示すフィルタの透過特性に応じ
て、主に波長340nm近傍の成分の光が光束601aと
同一の経路をたどり回折格子501に到達し、波長40
0nmよりも長い波長の光はフィルタ付きスリット開口4
01a、401bを透過してこない。そのため、フィル
タ付きスリット開口401a、401bを透過した光は
回折格子501上で回折した後、光束602aとして検
出器502上で波長340nmの成分の光を検出する検出
素子503fにのみ到達する。
【0022】図3bに本発明の光学系による検出素子5
03a〜503fの検出光強度比の例を示す。図4aに
は、比較のために従来の方式の平面図を示したものであ
る。また図4bに従来方式における光検出強度比の測定
例である。測定条件は図3b同じ条件で行った。
【0023】図3aと異なる点は、スリット基板400
上に、スリット開口402aしか設けられていない点で
ある。このスリット開口402aを透過した光は光束6
01として回折格子501面上で波長に応じて回折さ
れ、例えば波長340nmの成分の光は光束602として
検出素子503fに到達し、波長800nmの成分の光は
光束603として検出素子503aに到達する。ことと
き、検出素子503aと503fで検出される光強度の
比は、図4bに示されるようになる。
【0024】ここで、反応溶液を微量化するために反応
容器301を小型化すると、透過する光も減少する。こ
のとき、従来の方式の図4bに示した検出素子503f
の検出結果は、検出光強度がもともと弱いために、検出
結果がノイズの影響を大きく受けてしまう。しかし、図
2又は図3aに示した本発明の光学系を用いた場合、図
3bに示した検出素子503fの検出結果は、検出光強
度が強いためノイズの影響を低く押さえることができ正
確な測定が可能となる。
【0025】さらに、図2又は図3aに示した本発明の
光学系中のスリット開口402を、図4aに示した従来
の方式の光学系中のスリット開口402aよりも小さく
し、さらに、フィルタ付きスリット開口401a、40
1bの幅とスリット開口402との和が、スリット開口
402aよりも大きくすることによって、検出素子50
3a等長波長側と503f等短波長側の検出光強度比を
小さくできる。これによると、検出素子502をライン
センサやエリアセンサ等複数の検出素子で、単一の検出
感度しか設定できない検出素子を用いることができるよ
うになり、装置の小型化を図ることができ製造コストを
抑えることができる。
【0026】図6に本発明のスリット開口とフィルタ付
きスリット開口を備えたスリット基板の製造方法を示し
たものである。
【0027】例えば、回折格子501の曲率半径が10
0mmで格子定数が600ラインペア毎mmのとき、検出素
子が±5nmの波長精度で測定を行うためにはスリット開
口402の幅、または、スリット開口402とフィルタ
付きスリット開口401a、401bとの幅を0.6mm
にする。このようなスリット開口401a、401b用
の細いフィルタを単体毎に制作・組み立てすることは難
しい。
【0028】そこで、まず、スリット開口402の幅に
相当する厚さの無色透明なガラス板404と、フィルタ
付きスリット開口401a、401bの幅よりも厚く、
図5に示す透過特性のガラス板403を接着して一体化
する。次に、これをガラス板403の厚さがこれを透過
する波長800nm等長波長側で十分な減衰となるよう
に、薄く切断する。そして、図示していない所定大きさ
の開口のスリット基板400に取り付けることで、スリ
ット開口402とフィルタ付きスリット開口401aと
401b全体の幅を制限する。この方法によれば、スリ
ット開口402とフィルタ付きスリット開口401aと
401bの境目が直線的に整形できるため、迷光の発生
を防ぐことができる。また、一様なフィルタを多量に製
造することができるため、製造コストを抑えることがで
きる。
【0029】図7は、本発明の別の実施例であり、図2
に示した実施例とはスリット基板400上のスリット開
口とフィルタ付きスリット開口の配置が異なっている。
すなわち、スリット開口402とフィルタ付きスリット
開口401c、401dをスリット開口の長手方向に平
行に設置している(スリット開口402の上下にフィル
タ付きスリット開口401c、401dを配置した構成
である)。この実施例においても、スリット開口全体の
長さのうち、スリット開口402の長さを20%程度に
することによって、図3bと図4bの比較で述べたよう
な効果を得ることができる。本実施例は、図4aの従来
の方式と同一のスリット開口の幅にすることができるた
め、検出素子毎の波長精度を一定に保つ効果がある。
【0030】なお、スリット開口全体の長さのうち、ス
リット開口402の長さは、図8に示すように、スリッ
ト開口402の長手方向に垂直な方向に、アクチュエー
タ406を駆動源として用いて、可動可能にすれば、被
測定対象に最適な長波長側と短波長側の検出光強度比を
得ることができる。
【0031】図9は、本発明の別の実施例であり、図2
及び図7に示した実施例とは、スリット基板400上の
スリット開口とフィルタ付きスリット開口をファイバ束
407で構成していることが異なっている。すなわち、
反応容器301を透過した光を、入射端は円形又は矩形
に形状とし、射出端はスリット状に整形した、複数本の
光ファイバを束にしたファイバ束407に導入する。フ
ァイバ束407の射出端は、スリット開口402bとな
る一部複数のファイバ端と、図5に示す透過特性のフィ
ルタ特性を持たせた残りのファイバ端401eと401
fで構成する。このとき、スリット開口402bの面積
を、ファイバ束407の射出端面積の20%程度にする
ことによって、図3bと図4bの比較で述べたような効
果を得ることができる。本実施例は、反応容器301を
透過する光の光軸が、ファイバ束407の射出端が回折
格子501となす光軸について、配置の自由度を高く構
成することができるため、装置の小型化を図ることがで
き、製造コストを抑えることができる。
【0032】なお、図2又は図3aの実施例中のフィル
タ付きスリット開口401a、401bと、図7の実施
例中のフィルタ付きスリット開口401c、401d及
び、図9の実施例中のフィルタ付きスリット開口401
e、401fは、いずれか一方のみでも同様の効果を得
ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化学分析
装置によれば、試薬の微量化に当たってセルを小型化す
るとき、光源にハロゲンランプを用いても、波長400
nmより短波長で正確な測定ができる。また、波長400
nmを境に、短い波長と長い波長の光量を均一化されるた
め、迷光に因らない正確な測定ができる。さらに、ライ
ンセンサやエリアセンサ等を用いて装置を小型化するこ
とや、装置の製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である化学分析装置の斜視図
である。
【図2】化学分析装置に装備されている比色測定装置中
の分光光学系の1構成例を示す斜視図である。
【図3】図2の平面図と検出光強度分布を示す図であ
る。
【図4】従来の方式を示す平面図と検出光強度分布を示
す図である。
【図5】フィルタ付きスリット開口に用いるフィルタの
透過特性を示すグラフである。
【図6】本発明で用いるスリット開口の制作方法を示す
図である。
【図7】本発明の別の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の別の実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
301…反応容器、302…反応用ターンテーブル、3
03…テーブル駆動部、304…サンプル自動ピペッテ
ィング機構、305…サンプルカップ、306…サンプ
ル用ターンテーブル、307…テーブル駆動部、308
…試薬自動ピペッティング機構、309…試薬ボトル、
310…試薬用ターンテーブル、311…テーブル駆動
部、312…攪拌装置、313…ドライバ、314…比
色測定装置315…洗浄機構、316…攪拌装置、31
7…ドライバ、318…制御部、319…恒温槽、40
0…スリット基板、403…ガラス板、404…ガラス
板、405…フィルタ、406…アクチュエータ、40
7…ファイバ束、500…ハロゲンランプ、501…回
折格子、502…検出器、603…光束、401a、4
01b、401c、401d、401e、401f…フ
ィルタ付きスリット開口、402、402a、402b
…スリット開口、503、503a、503b、503
c、503d、503e、503f…検出素子、60
1、602、601a、602a…光束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺山 孝男 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 2G020 AA03 AA04 AA05 BA05 BA15 CA02 CB04 CB26 CB42 CB43 CB54 CC05 CC26 CC43 CC45 CC63 CD04 CD13 CD24 2G054 AA07 AB07 BB05 BB10 CA10 CA23 CD03 CE01 EA04 EA06 EB02 EB14 FA06 FA14 FA19 FB02 FB08 GA01 GA02 GA03 GB05 2G058 CB04 CB15 CD04 CD21 CE07 CE10 CF02 EA02 EA04 EA07 EA11 2G059 AA05 BB13 CC02 CC16 DD05 DD12 EE01 EE12 FF11 FF12 HH01 HH02 HH03 JJ02 JJ05 KK04 LL04 PP01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応中あるいは反応が終了した被測定溶液
    の物性を計測するために光源と、スリットと、分光装置
    と、検出器とを備えた化学分析装置において、 前記スリットと、前記スリットに隣接する位置に他のス
    リットを設置し、前記他のスリットは透過する光の波長
    を選択する機能を備えたことを特徴とする化学分析装
    置。
  2. 【請求項2】サンプル・試薬を反応容器に供給するため
    の自動サンプル・試薬供給機構、反応容器内の被測定溶
    液を攪拌するための自動攪拌機構、反応中あるいは反応
    が終了した被測定溶液の物性を計測するために光源とス
    リットと分光装置と検出器を備えた比色測定部、計測の
    終了した被測定溶液を吸引・排出して反応容器を洗浄す
    るための自動洗浄機構、これらの動作をコントロールす
    る制御部などを備えた化学分析装置において、 前記スリット加えてこれに隣接する他のスリットを設置
    し、前記他のスリットは透過する光の波長を選択する機
    能を備えた化学分析装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100454001C (zh) * 2005-12-21 2009-01-21 沈阳东软医疗系统有限公司 全自动生化分析仪分光光度计的光学系统
CN103884428A (zh) * 2012-12-20 2014-06-25 中国科学院大连化学物理研究所 一种快速微藻光谱测定仪
CN104458599A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 武真真 一种智能生化仪

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