JP2001061142A - 動画像符号化装置、および動画像通信システム - Google Patents

動画像符号化装置、および動画像通信システム

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JP2001061142A JP23342699A JP23342699A JP2001061142A JP 2001061142 A JP2001061142 A JP 2001061142A JP 23342699 A JP23342699 A JP 23342699A JP 23342699 A JP23342699 A JP 23342699A JP 2001061142 A JP2001061142 A JP 2001061142A
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悦久 山田
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文伸 小川
Kotaro Asai
光太郎 浅井
Yoshimi Isu
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慎一 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化ビットストリーム変換の際の画質劣化
が少なく、かつ、効率よく通信および復号可能な符号化
ビットストリーム生成する。 【解決手段】 送信側符号化器101の制御部11は、
受信側情報13に基づいて受信側復号器における復号可
能な符号化方式を特定し、受信側復号器における符号化
方式が送信側符号化器101の符号化方式と異なる場合
には、常にイントラ符号化モードを選択し、セレクタ1
4およびセレクタ15をイントラモード側にセットする
よう指示する符号化制御信号を出力すると共に、可変長
符号化器12に対しイントラモードで可変長符号化を行
うよう指示する符号化制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化ビットスト
リームの変換が可能なトランスコーダを介し動画像復号
装置、およびトランスコーダを介し動画像符号化装置と
動画像復号装置とが接続された動画像通信システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像符号化方式の国際標準化が
盛んに進められている。その中に、現在ISO(Int
ernational Organisation f
orStandardisation)/IEC(In
ternational Electrotechni
cal Commission) 14496−2とし
て標準化作業が進められている動画像符号化方式(MP
EG−4:Moving Picture Exper
ts Group Phase−4)、TV会議を用途
としたITU−T(Telecommunicatio
n Standardization Sector
of International Telecomm
unication Union)勧告H.261およ
びH.263ベースラインなどの動画像符号化方式があ
げられる。
【0003】これら動画像符号化方式の国際標準規格
は、それぞれ異なった特徴を有しており、送信側の符号
化器と、受信側の復号器との間で異なる動画像符号化方
式を持つ動画像通信システムで通信を行おうとした場合
に、動画像データを処理するに際して符号化ビットスト
リームを変換するトランスコーダが必要となる。
【0004】図9は、動画像符号化装置と動画像復号装
置とが符号化ビットストリームの変換が可能なトランス
コーダを介し接続された従来の動画像通信システムの構
成例を示すブロック図である。図9において、501は
例えばMPEG−4方式により動画像を符号化する送信
側符号化器(動画像符号化装置)、503は例えばH.2
61方式により動画像を復号する受信側復号器(動画像
復号装置)、502は送信側符号化器501からの符号
化ビットストリームを受信側復号器503で復号可能な
符号化ビットストリームに変換し受信側復号器503に
供給するトランスコーダである。
【0005】次に動作について説明する。図9に示す動
画像通信システムにおいて、まず、送信側符号化器50
1は、MPEG−4により動画像の符号化を実行して、
生成された符号化ビットストリームをトランスコーダ5
02に供給する。トランスコーダ502は、MPEG−
4復号器(図示せず。)およびH.261符号化器(図示
せず。)等を有しており、送信側符号化器501から供
給されたMPEG−4形式の符号化ビットストリーム
を、例えばいったんMPEG−4方式により復号し、そ
の後H.261方式により符号化する等して、H.26
1方式の受信側復号器503で復号可能な符号化ビット
ストリームに変換して、変換後の符号化ビットストリー
ムを受信側復号器503に供給する。受信側復号器50
3は、トランスコーダ502によって変換された符号化
ビットストリームをH.261方式で復号してH.26
1方式の動画像出力信号を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の動
画像通信システムにおけるトランスコーダ502では、
送信側符号化器501から供給されたMPEG−4形式
の符号化ビットストリームを、いったんMPEG−4方
式により復号し、その後H.261方式により符号化し
てH.261方式の受信側復号器503に供給すること
により、符号化ビットストリームの変換を行っているた
め、トランスコーダ502の回路規模およびコストを低
減することが困難であると共に、トランスコーダ502
における復号化処理および符号化処理による遅延時間の
発生により動画像授受のための処理時間を低減すること
が困難であり、さらには、符号化ビットストリーム変換
による画質劣化が大きい、等の課題があった。
【0007】また、多重化方式によってはビデオレート
が固定レートでないと多重化できない方式も存在する
が、このような多重方式を採用した際、トランスコーダ
502において符号量が増減するような符号化ビットス
トリームの変換を行うようにした場合、受信側である動
画像復号装置ではその符号化方式の符号化ビットストリ
ームの符号量に合わない符号量の符号化ビットストリー
ムを復号することになり、効率よく通信および復号でき
ない、という課題が生じる。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、符号化ビットストリーム変換の際の
画質劣化が少なく、かつ、効率よく通信および復号可能
な符号化ビットストリーム生成することのできる動画像
符号化装置および動画像通信システムを得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明では、符号化ビットストリーム
の変換が可能なトランスコーダを介し動画像復号装置と
接続された動画像符号化装置において、本装置における
符号化方式と前記動画像復号装置が復号可能な符号化方
式とを比較し、符号化方式が異なる場合には、前記動画
像復号装置が復号可能な符号化方式に合うように本装置
における符号化を制御する制御手段、を備えることを特
徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の動画像符号化装置において、制御手段は、動画像
復号装置からの受信側情報に基づき当該動画像復号装置
が復号可能な符号化方式を特定して、本装置における符
号化方式と前記動画像復号装置が復号可能な符号化方式
とを比較し、符号化方式が異なる場合には、本装置にお
ける符号化をイントラ符号化に制御する、ことを特徴と
する。
【0011】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の動画像符号化装置において、制御手段は、本装置
における符号化をイントラ符号化に制御する際、所定の
間隔でイントラ符号化を行うように制御する、ことを特
徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明では、請求項2
記載の動画像符号化装置において、制御手段は、本装置
における符号化をイントラ符号化に制御する際、所定の
割合でイントラマクロブロックが挿入されるように制御
する、ことを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明では、請求項1
〜4のいずれかに記載の動画像符号化装置において、制
御手段は、動画像復号装置からの受信側情報に基づき当
該動画像復号装置が復号可能な符号化方式を特定して、
本装置における符号化方式と前記動画像復号装置が復号
可能な符号化方式とを比較し、符号化方式が異なる場合
には、トランスコーダによる変換後の符号化ビットスト
リームの符号量と、上記動画像復号装置が復号可能な符
号化方式の符号化ビットストリームの符号量との差に基
づいて、その符号量が等しくなるようフレームに挿入す
べき再同期マーカの個数を算出し、算出した個数の再同
期マーカが挿入されるよう制御する、ことを特徴とす
る。
【0014】また、請求項6記載の発明では、請求項5
記載の動画像符号化装置において、制御手段は、再同期
マーカが挿入されるよう制御する際、イントラマクロブ
ロックの直前に再同期マーカを挿入するよう制御する、
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項7記載の発明では、請求項1
〜請求項6のいずれかに記載の動画像符号化装置におい
て、動画像をMPEG方式のいずれかで符号化すること
を特徴とする。
【0016】また、請求項8記載の発明では、請求項1
〜請求項7のいずれかに記載の動画像符号化装置と、動
画像復号装置とが符号化ビットストリームの変換が可能
なトランスコーダを介し接続された動画像通信システム
であることを特徴とする。
【0017】また、請求項9記載の発明では、符号化ビ
ットストリームの変換が可能なトランスコーダを介し動
画像符号化装置と動画像復号装置とが接続された動画像
通信システムであって、前記動画像復号装置は、当該動
画像復号装置が復号可能な符号化方式を示す受信側情報
をトランスコーダへ出力し、前記トランスコーダは、前
記受信側情報に基づき当該動画像復号装置が復号可能な
符号化方式を特定して、前記動画像符号化装置における
符号化方式と前記動画像復号装置が復号可能な符号化方
式とを比較し、符号化方式が異なる場合には、前記動画
像符号化装置における符号化をイントラ符号化に制御す
る制御信号を前記動画像符号化装置へ出力し、前記動画
像符号化装置は、前記制御信号に基づき、前記動画像符
号化装置における符号化方式と前記動画像復号装置が復
号可能な符号化方式とが異なる場合、イントラ符号化を
行う、ことを特徴とする。
【0018】また、請求項10記載の発明では、符号化
ビットストリームの変換が可能なトランスコーダを介し
動画像符号化装置と動画像復号装置とが接続された動画
像通信システムであって、前記動画像復号装置は、当該
動画像復号装置が復号可能な符号化方式を示す受信側情
報をトランスコーダへ出力し、前記トランスコーダは、
前記受信側情報に基づき当該動画像復号装置が復号可能
な符号化方式を特定して、前記動画像符号化装置におけ
る符号化方式と前記動画像復号装置が復号可能な符号化
方式とを比較し、符号化方式が異なる場合には、当該ト
ランスコーダによる変換後の符号化ビットストリームの
符号量と、上記動画像復号装置が復号可能な符号化方式
の符号化ビットストリームの符号量との差分を示す符号
量制御信号を前記動画像符号化装置へ出力し、前記動画
像符号化装置は、前記符号量制御信号に基づき、前記ト
ランスコーダによる変換後の符号化ビットストリームの
符号量と、上記動画像復号装置が復号可能な符号化方式
の符号化ビットストリームの符号量とが等しくなるよう
フレームに挿入すべき再同期マーカの個数を算出し、算
出した個数の再同期マーカが挿入されるよう動画像を符
号化する、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る動画像通信シ
ステムおよび動画像符号化装置の実施の形態を説明す
る。
【0020】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1による動画像通信システムの構成例を示す図であ
る。図1において、101は送信側の動画像符号化装置
である送信側符号化器、103は受信側の動画像復号装
置である受信側復号器、102は送信側符号化器101
からの第1の符号化ビットストリームを受信側復号器1
03で復号可能な第2の符号化ビットストリームに変換
して受信側復号器103に供給するトランスコーダ、1
3は受信側復号器103の符号化方式を直接または間接
に示す受信側情報である。
【0021】尚、以下の説明では、送信側符号化器10
1の符号化方式としては、例えばW−CDMA等で採用
されるMPEG−4方式を、受信側復号器103の符号
化方式としては、例えばTV会議システム等で採用され
るH.261方式を例として説明するが、本発明では、
これら符号化側(送信側)の符号化方式および復号化側
(受信側)の符号化方式の種類は、これらに限定される
ものではない。
【0022】また、トランスコーダ102は、従来技術
の欄で説明したように、MPEG−4復号器(図示せ
ず。)およびH.261符号化器(図示せず。)を有して
いて、送信側符号化器101の符号化方式と受信側復号
器103の符号化方式とが異なる場合に、送信側符号化
器101から供給されたMPEG−4形式の符号化ビッ
トストリームを、例えば、いったんMPEG−4方式に
より復号し、その後H.261方式により符号化して、
変換後のH.261形式の符号化ビットストリームを受
信側復号器103に供給するよう構成にしても良いし、
また、MPEG−4復号器やH.261符号化器を有し
てなく、送信側符号化器101の符号化方式と受信側復
号器103の符号化方式とが異なる場合、送信側符号化
器101および受信側復号器103の符号化形式による
符号化ビットストリームのデータ順序の違いに基づい
て、送信側符号化器101からの符号化ビットストリー
ムにおけるデータを並べ替えて受信側復号器103で復
号可能な符号化形式の符号化ビットストリームに変換
し、変換後の符号化ビットストリームを受信側復号器1
03に供給するデータ並べ換え部(図示せず。)を有する
構成にしても良い。つまり、本発明および本実施の形態
1では、トランスコーダ102としては、上記のものに
限らず、送信側符号化器101の符号化方式と受信側復
号器103の符号化方式とが異なる場合に、送信側符号
化器101からの符号化ビットストリームを受信側復号
器103で復号可能な符号化ビットストリームに変換し
て、受信側復号器103に供給するものであれば十分で
ある。
【0023】図2は、図1に示す実施の形態1による動
画像通信システムの動画像符号化装置である送信側符号
化器101の構成例を示す図である。図2において、1
は前処理部、2は減算器、3はDCT器、4は量子化
器、5は逆量子化器、6は逆DCT器、7は加算器、8
はフレームメモリ、9は動き補償予測器、11は送信側
と受信側で符号化方式が同じ場合にはイントラ符号化ま
たはインター符号化を選択し、それぞれに応じてセレク
タ14,15を連動制御し、送信側と受信側で符号化方
式が異なる場合には常にイントラ符号化モードを選択
し、セレクタ14,15をイントラモード側にセットす
る制御部、12は可変長符号化器、13は受信側情報、
14,15はセレクタである。
【0024】次に動作について説明する。この実施の形
態1では、図1に示すように、まず、受信側復号器10
3から送信側符号化器101に対し、例えばITU−T
勧告H.245方式に基づく送信側と受信側との間で授
受される受信能力などを通知する制御信号や、例えば電
話回線を介して通信を行う場合に受信側装置の情報と受
信側装置の電話番号とを関連付けて予め記録した場合等
における当該受信側の電話番号等を、受信側情報13と
して送信側符号化器101へ送出し、送信側符号化器1
01の制御部11に供給される。
【0025】図2に示すように、送信側符号化器101
の制御部11では、供給された受信側情報13に基づい
て受信側復号器103における復号可能な符号化方式を
特定し、送信側符号化器101の符号化方式(ここの例
では、MPEG−4)と、受信側復号器103の符号化
方式(ここの例では、H.261)が異なると判断した
場合には、常にイントラ符号化モードを選択し、セレク
タ14およびセレクタ15をイントラモード側にセット
するよう指示する符号化制御信号を出力すると共に、可
変長符号化器12に対しイントラモードで可変長符号化
を行うよう指示する符号化制御信号を出力する。このた
め、この場合には、インター符号化モードは常に選択さ
れない。尚、ここの説明では、送信側符号化器101の
符号化方式はMPEG−4であり、受信側復号器103
の符号化方式はH.261であって、符号化方式が異な
るので、この場合になる。
【0026】一方、制御部11は、受信側情報13に基
づいて、例えば送信側の符号化方式がMPEG−4方式
であり、受信側の符号化方式が送信側と同様にMPEG
−4方式で送信側の符号化方式と受信側の符号化方式が
同じであると判断した場合、送信側と受信側との間で符
号化ビットストリームを変換する必要はないので、MP
EG−4方式に従ってイントラ符号化またはインター符
号化を適応的に選択して、セレクタ14およびセレクタ
15を連動させると共に、可変長符号化器12に対し符
号化制御信号を出力する。このため、この場合、制御部
11における制御方法は、受信側の符号化方式に影響さ
れないことになる。
【0027】尚、このように送信側と受信側とで符号化
方式が同一のものが接続されることが有り得る場合、ト
ランスコーダ102は、送信側と受信側とで符号化方式
が異なる場合と同様に符号化ビットストリームの変換を
行っても良いが、送信側符号化器101から入力する符
号化ストリームの符号化モードに基づいて送信側と受信
側とで符号化方式が異なるか否かを判断したり(例え
ば、送信側符号化器101から入力する符号化ストリー
ムの符号化モードがイントラ符号化モードのみであれ
ば、送信側と受信側とで符号化方式が異なり、送信側符
号化器101から入力する符号化ストリームの符号化モ
ードにイントラ符号化だけでなくインター符号化モード
が混在していれば、送信側と受信側とで符号化方式が同
じと判断する。)、送信側符号化器101から入力する
符号化ストリームの符号化方式と受信側復号器103か
らの受信側情報13とに基づいて送信側と受信側とで符
号化方式が異なるか否かを判断して、送信側と受信側と
で符号化方式が同じ場合には符号化ビットストリームの
変換を行なわないようにしても良い。このように送信側
と受信側とで符号化方式が同じ場合、トランスコーダ1
02で符号化ビットストリームの変換を行なわないよう
にすれば、トランスコーダ102における符号化ビット
ストリームの変換処理がない分だけ、通信速度が速くな
ると共に、復号側における画質の劣化を防止できること
になる。
【0028】以上のように、本実施の形態1における送
信側符号化器101では、受信側復号器103から供給
された受信側情報13に基づいて、イントラ符号化固定
か、イントラ・インター符号化かに符号化モードが切り
換えられることになる。
【0029】従って、この実施の形態1によれば、送信
側符号化器101の制御部11は、受信側情報13に基
づいて受信側復号器103における復号可能な符号化方
式を特定し、受信側復号器103における符号化方式が
送信側符号化器101の符号化方式と異なる場合には、
常にイントラ符号化が行われるようにしたので、トラン
スコーダ102においてほとんど画質劣化の伴わない符
号化ビットストリームの変換を行うことが可能な符号化
ビットストリームを生成することができる。
【0030】尚、上記実施の形態1では、受信側の符号
化方式が送信側の符号化方式と異なる場合には、常にイ
ントラ符号化が行われるようにしたが、本発明では、こ
れに限らず、フレームレートを増やすために一定間隔の
フレームにおいて、フレーム全体に対してイントラ符号
化を行うように動作させるようにしても良いし、あるい
は、フレーム単位ではなくVideoPacketやM
acroblock等の単位でイントラ符号化を多く選
択するようにしても良い。このようにすれば、イントラ
符号化に固定されるところでは、トランスコーダ102
における符号化ビットストリーム変換の際における画質
劣化の度合いを低減させることができる。
【0031】また、上記実施の形態1の説明では、受信
側復号器103の受信側情報を送信側符号化器101に
直接送出されるように説明したが、受信側復号器103
からの受信側情報13をトランスコーダ102等を介し
て送信側符号化器101に送出するように構成しても良
いし、また、図3に示すように、受信側復号器103か
らの受信側情報13をトランスコーダ202へ送出し
て、トランスコーダ202がその受信側情報13に基づ
いてイントラ符号化に固定するか、あるいはイントラ符
号化とインター符号化とを適応的に切換えるか等を指示
する符号化制御信号23を生成して、送信側符号化器2
01に送出するように構成しても勿論よい。
【0032】このように構成した場合、この送信側符号
化器201は、例えば図4に示すように、トランスコー
ダ102からの符号化制御信号23を制御部21が受け
てそのままセレクタ14,15および可変長符号化器1
2へ送出するように構成したり、または、図示しない
が、トランスコーダ102からの符号化制御信号23を
制御部21を介さずにそのままセレクタ14,15およ
び可変長符号化器12へ入力するに構成されることにな
る。従って、この場合には、トランスコーダ202がそ
の受信側情報13に基づいてイントラ符号化に固定する
か、あるいはイントラ・インター符号化とを適応的に切
換えるか等を指示する符号化制御信号23を生成するこ
とにより、図1および図2に示す実施の形態1の場合と
比較して、送信側符号化器201では、符号化制御信号
23を生成する必要が無くなり、その分だけ送信側符号
化器201の構成および処理上の負担を小さくすること
が可能になる。
【0033】実施の形態2.次に説明する実施の形態2
は、トランスコーダがMPEG−4復号器およびH.2
61符号化器等を有していて、送信側符号化器101か
ら供給されたMPEG−4形式の符号化ビットストリー
ムを、例えばいったんMPEG−4方式により復号し、
その後H.261方式により符号化して、変換後のH.
261形式の符号化ビットストリームを受信側復号器1
03に供給する際、H.261符号化器等により受信側
復号器103の符号化方式の符号化ビットストリームの
符号量に合うように符号量を制御できる場合よりも、ト
ランスコーダが符号化器等を有してなく、データの並べ
換え等のみを行なうデータ並び換え部等のみ有してい
て、受信側復号器103の符号化方式の符号化ビットス
トリームの符号量に最適となるように符号量を制御でき
ない場合に有益なものである。
【0034】図5は、本発明の実施の形態2による動画
像通信システムの構成例を示す図である。図5におい
て、301は送信側符号化器であり、その他の構成であ
るトランスコーダ102および受信側復号器103、受
信側情報13は、図1に示す実施の形態1と同じである
ので、同一番号を付してその説明は省略するものとす
る。
【0035】図6は、図5に示す実施の形態2による動
画像通信システムの動画像符号化装置である送信側符号
化器301の構成例を示す図である。図6において、3
1は制御部、32は可変長符号化器であり、その他の構
成は、図1に示す実施の形態1と同じであるので、同一
番号を付してその説明は省略するものとする。
【0036】次に動作について説明する。この実施の形
態2においては、上記実施の形態1の場合と同様に、例
えば受信側の電話番号や、H.245方式に基づく送信
側と受信側との間で授受される制御信号が受信側情報1
3として受信側復号器103から送信側符号化器301
の制御部31に供給される。
【0037】すると、本実施の形態2の送信側符号化器
301の制御部31では、供給された受信側情報33に
基づいて受信側復号器103における復号可能な符号化
方式を特定し、受信側復号器103における符号化方式
が送信側符号化器101の符号化方式と異なると判断し
た場合、送信側符号化器301における符号化方式と受
信側復号器103における符号化方式とに基づいて、例
えば、予めテーブルメモリ(図示せず。)等に記憶してお
いたこの符号化方式の組み合わせの場合のトランスコー
ダ102における符号化ビットストリーム変換後の符号
量を読み出したり、あるいはテーブルメモリからの読み
出しでなく算出し、さらにその符号量と受信側復号器1
03が復号可能な符号化方式の符号化ビットストリーム
の符号量との差に基づいて、その符号量が等しくなるよ
う制御するために例えば1フレーム当たりに挿入すべき
再同期マーカの個数を算出する。そして、制御部31
は、制御信号により、算出した再同期マーカの個数を可
変長符号化器32に対し指定する。
【0038】すると、可変長符号化器32は、可変長符
号化の際に、従来であれば符号量を制御のために挿入す
るスタッフィングビットやヌルパケットの代わりに、制
御部31からの指定に応じた個数の再同期マーカを挿入
するよう動作する。
【0039】従って、この実施の形態2によれば、トラ
ンスコーダ102が符号化器等を有してなく受信側復号
器103の符号化方式に合うように符号量を制御できな
い場合でも、送信側符号化器301の可変長符号化器3
2において、制御部31からの指示により、スタッフィ
ングビットやヌルパケットの代わりに、受信側復号器1
03の符号化方式に合うように再同期マーカを挿入する
ようにしたので、トランスコーダ102が動画像復号装
置103の符号化方式の符号化ビットストリームの符号
量に合うように符号量を制御できない場合でも、動画像
符号化装置103ではその符号化方式に合った符号量の
符号化ビットストリームを復号でき、効率の良い通信が
可能になると共に、符号量を制御するために従来なら単
に捨てられてしまうスタッフィングビットやヌルパケッ
トを挿入する必要が無くなると共に、その代わりに挿入
した再同期マーカにより、従来に比べてよりいっそう誤
り耐性の強いビットストリームを生成することができ
る。
【0040】特に、可変長符号化器32が再同期マーカ
を挿入する際に、イントラマクロブロックの直前に再同
期マーカを挿入するようにした場合には、再同期マーカ
直後のイントラマクロブロックにおいて誤りから回復す
る可能性が高くなるため、さらに誤り耐性の強いビット
ストリームを送信側の符号化器で生成することが可能に
なる。
【0041】尚、上記実施の形態2では、制御部31
は、受信側情報13に基づいて制御信号により可変長符
号化器32に対し再同期マーカの個数を指示するように
説明したが、本発明では、上記実施の形態2と上記実施
の形態1とを組み合わせて構成するようしても良い。つ
まり、送信側符号化器301の制御部31が、受信側情
報13に基づいて、受信側復号器103における符号化
方式が送信側符号化器101の符号化方式と異なる場
合、制御信号により、常にイントラ符号化が行われるよ
うにセレクタ14,15および可変長符号化器32に指
示するとともに、可変長符号化器32に対し再同期マー
カの個数を指示するようにしても良い。
【0042】このようにすれば、上記実施の形態1と上
記実施の形態2の効果を合わせて得られることができ、
特に、トランスコーダ102が符号化器を有してなくデ
ータの並べ換え等のみを行って受信側復号器103の符
号化方式の符号化ビットストリームに合うように符号量
を制御できない場合に、受信側復号器103における符
号化方式が送信側符号化器301の符号化方式と異なる
場合でも、常にイントラ符号化を行うことにより、トラ
ンスコーダ102においてほとんど画質劣化の伴わない
符号化ビットストリームの変換を行うことが可能な符号
化ビットストリームを生成することができる共に、スタ
ッフィングビットやヌルパケットの代わりに受信側復号
器103の符号化方式に合うように再同期マーカを挿入
することにより、従来に比べてよりいっそう誤り耐性の
強いビットストリームを生成することができる等の効果
が得られる。尚、この場合でも、制御部31は、常にイ
ントラ符号化が行われるように制御するだけでなく、フ
レームレートを増やすために一定間隔のフレームにおい
て、フレーム全体に対してイントラ符号化を行うように
動作させるようにしても良いし、あるいは、フレーム単
位ではなくVideoPacketやMacroblo
ck等の単位でイントラ符号化を多く選択するようにし
ても勿論良い。
【0043】また、上記実施の形態2の説明では、受信
側復号器103の受信側情報を送信側符号化器301に
直接送出されるように説明したが、受信側復号器103
からの受信側情報13をトランスコーダ102等を介し
て送信側符号化器301に送出するように構成しても良
いし、また、図7に示すように、受信側復号器103か
らの受信側情報13がトランスコーダ402へ送出され
て、トランスコーダ342がその受信側情報13に基づ
き、受信側復号器103の符号化方式を特定するととも
に、当該トランスコーダ402における符号化ビットス
トリーム変換後の符号量を算出して、その算出した符号
量と受信側復号器103が復号可能な符号化方式の符号
化ビットストリームの符号量との差分を示す符号量制御
信号43を生成して送信側符号化器401へ送出するよ
うに構成しても良い。
【0044】このように構成した場合、この送信側符号
化器401は、例えば図8に示すように、トランスコー
ダ102からの符号量制御信号43を制御部41が受け
て、その符号量制御信号43に基づいて符号量制御のた
めに例えば1フレーム当たりに挿入すべき再同期マーカ
の個数を算出して、可変長符号化器12に対し再同期マ
ーカの個数を指示するように構成されることになる。従
って、この場合には、トランスコーダ402が受信側情
報13に基づいて符号量制御信号43を生成することに
より、図5および図6に示す実施の形態2の場合と比較
して、送信側符号化器301では、トランスコーダ40
2における符号化ビットストリーム変換後の符号量と受
信側復号器103が復号可能な符号化方式の符号化ビッ
トストリームの符号量との差分を算出する必要が無くな
り、その分だけ送信側符号化器401の構成および処理
上の負担を小さくすることが可能になる。尚、このよう
に構成する場合でも、さらに上述したように上記実施の
形態1と実施の形態2とを組み合わせる場合には、トラ
ンスコーダ402が符号量制御信号43だけでなく、さ
らに受信側情報13も併せて送信側符号化器401へ送
出するように構成したり、また、受信側復号器103か
らトランスコーダ402だけでなく送信側符号化器40
1へ受信側情報13が送出されるように構成すれば良
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画像符号化装置における符号化方式と、動画像復号装
置における符号化方式とを比較し、符号化方式が異なる
場合には、動画像復号装置が復号可能な符号化方式に合
うように動画像符号化装置における符号化を制御するよ
うにしたので、その分だけトランスコーダの回路規模お
よびコストを低減できると共に、トランスコーダにおけ
る変換処理時間を短縮化できる符号化ビットストリーム
を生成することが可能になる。
【0046】特に、動画像符号化装置における符号化方
式と、動画像復号装置における符号化方式とを比較し、
符号化方式が異なる場合には、動画像符号化装置におけ
る符号化をイントラ符号化に制御した場合には、トラン
スコーダにおいてほとんど画質劣化の伴わない符号化ビ
ットストリームの変換を行うことが可能な符号化ビット
ストリームを生成することが可能になる。
【0047】また、動画像符号化装置における符号化方
式と、動画像復号装置における符号化方式とを比較し、
符号化方式が異なる場合には、トランスコーダによる変
換後の符号化ビットストリームの符号量と動画像復号装
置が復号可能な符号化方式の符号化ビットストリームの
符号量との差に基づいて、その符号量が等しくなるよう
フレームに挿入すべき再同期マーカの個数を算出し、算
出した個数の再同期マーカが挿入されるよう制御した場
合には、トランスコーダが動画像復号装置の符号化方式
の符号化ビットストリームの符号量に合うように符号量
を制御できない場合でも、動画像符号化装置ではその符
号化方式に合った符号量の符号化ビットストリームを復
号でき、効率の良い通信が可能になると共に、挿入した
再同期マーカにより従来に比べてよりいっそう誤り耐性
の強いビットストリームを生成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による動画像通信シス
テムの構成例を示す図。
【図2】 図1に示す実施の形態1による動画像通信シ
ステムの動画像符号化装置である送信側符号化器101
の他の構成例を示す図。
【図3】 本発明の実施の形態1による動画像通信シス
テムの他の構成例を示す図。
【図4】 図3に示す動画像通信システムの送信側符号
化器201の構成例を示す図。
【図5】 本発明の実施の形態2による動画像通信シス
テムの構成例を示す図。
【図6】 図5に示す実施の形態2による動画像通信シ
ステムの動画像符号化装置である送信側符号化器301
の構成例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2による動画像通信シス
テムの他の構成例を示す図。
【図8】 図7に示す動画像通信システムの送信側符号
化器401の構成例を示す図。
【図9】 動画像符号化装置と動画像復号装置とが符号
化ビットストリームの変換が可能なトランスコーダを介
し接続された従来の動画像通信システムの構成例を示す
ブロック図。
【符号の説明】
11 制御部(制御手段)、13 受信側情報、101
送信側符号化器(動画像符号化装置)、102 トラ
ンスコーダ、103 受信側復号器(動画像復号装
置)。
フロントページの続き (72)発明者 小川 文伸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 浅井 光太郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 井須 芳美 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 黒田 慎一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 関口 俊一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西川 博文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C053 GA11 GB21 GB26 GB37 5C059 KK22 KK41 MA00 MA04 MA05 MA23 MC11 ME01 RC02 RC09 RC28 RC40 SS06 UA02 5J064 AA01 AA02 BA09 BA16 BB09 BC02 BC08 BC14 BC25 BD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化ビットストリームの変換が可能な
    トランスコーダを介し動画像復号装置と接続された動画
    像符号化装置において、 本装置における符号化方式と前記動画像復号装置が復号
    可能な符号化方式とを比較し、符号化方式が異なる場合
    には、前記動画像復号装置が復号可能な符号化方式に合
    うように本装置における符号化を制御する制御手段、 を備えることを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、動画像復号装置からの受信
    側情報に基づき当該動画像復号装置が復号可能な符号化
    方式を特定して、本装置における符号化方式と前記動画
    像復号装置が復号可能な符号化方式とを比較し、符号化
    方式が異なる場合には、本装置における符号化をイント
    ラ符号化に制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、本装置における符号化をイ
    ントラ符号化に制御する際、所定の間隔でイントラ符号
    化を行うように制御する、 ことを特徴とする請求項2記載の動画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、本装置における符号化をイ
    ントラ符号化に制御する際、所定の割合でイントラマク
    ロブロックが挿入されるように制御する、 ことを特徴とする請求項2記載の動画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、動画像復号装置からの受信
    側情報に基づき当該動画像復号装置が復号可能な符号化
    方式を特定して、本装置における符号化方式と前記動画
    像復号装置が復号可能な符号化方式とを比較し、符号化
    方式が異なる場合には、トランスコーダによる変換後の
    符号化ビットストリームの符号量と、上記動画像復号装
    置が復号可能な符号化方式の符号化ビットストリームの
    符号量との差に基づいて、その符号量が等しくなるよう
    フレームに挿入すべき再同期マーカの個数を算出し、算
    出した個数の再同期マーカが挿入されるよう制御する、 ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の動画
    像符号化装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、再同期マーカが挿入される
    よう制御する際、イントラマクロブロックの直前に再同
    期マーカを挿入するよう制御する、 ことを特徴とする請求項5記載の動画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 動画像をMPEG方式のいずれかで符号
    化することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか
    に記載の動画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    動画像符号化装置と、動画像復号装置とが符号化ビット
    ストリームの変換が可能なトランスコーダを介し接続さ
    れたことを特徴とする動画像通信システム。
  9. 【請求項9】 符号化ビットストリームの変換が可能な
    トランスコーダを介し動画像符号化装置と動画像復号装
    置とが接続された動画像通信システムであって、 前記動画像復号装置は、当該動画像復号装置が復号可能
    な符号化方式を示す受信側情報をトランスコーダへ出力
    し、 前記トランスコーダは、前記受信側情報に基づき当該動
    画像復号装置が復号可能な符号化方式を特定して、前記
    動画像符号化装置における符号化方式と前記動画像復号
    装置が復号可能な符号化方式とを比較し、符号化方式が
    異なる場合には、前記動画像符号化装置における符号化
    をイントラ符号化に制御する制御信号を前記動画像符号
    化装置へ出力し、 前記動画像符号化装置は、前記制御信号に基づき、前記
    動画像符号化装置における符号化方式と前記動画像復号
    装置が復号可能な符号化方式とが異なる場合、イントラ
    符号化を行う、 ことを特徴とする動画像通信システム。
  10. 【請求項10】 符号化ビットストリームの変換が可能
    なトランスコーダを介し動画像符号化装置と動画像復号
    装置とが接続された動画像通信システムであって、 前記動画像復号装置は、当該動画像復号装置が復号可能
    な符号化方式を示す受信側情報をトランスコーダへ出力
    し、 前記トランスコーダは、前記受信側情報に基づき当該動
    画像復号装置が復号可能な符号化方式を特定して、前記
    動画像符号化装置における符号化方式と前記動画像復号
    装置が復号可能な符号化方式とを比較し、符号化方式が
    異なる場合には、当該トランスコーダによる変換後の符
    号化ビットストリームの符号量と、上記動画像復号装置
    が復号可能な符号化方式の符号化ビットストリームの符
    号量との差分を示す符号量制御信号を前記動画像符号化
    装置へ出力し、前記動画像符号化装置は、前記符号量制
    御信号に基づき、前記トランスコーダによる変換後の符
    号化ビットストリームの符号量と、上記動画像復号装置
    が復号可能な符号化方式の符号化ビットストリームの符
    号量とが等しくなるようフレームに挿入すべき再同期マ
    ーカの個数を算出し、算出した個数の再同期マーカが挿
    入されるよう動画像を符号化する、 ことを特徴とする動画像通信システム。
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