JP2001053801A - パケット流量測定方法 - Google Patents
パケット流量測定方法Info
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- JP2001053801A JP2001053801A JP22769599A JP22769599A JP2001053801A JP 2001053801 A JP2001053801 A JP 2001053801A JP 22769599 A JP22769599 A JP 22769599A JP 22769599 A JP22769599 A JP 22769599A JP 2001053801 A JP2001053801 A JP 2001053801A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速に統計情報を参照でき、しかも多くの統
計情報を参照できるパケット流量測定方法を提供する。 【解決手段】 データパケットをパケット受信部101
で受信し、受信したパケットに関する統計情報を統計情
報用メモリ103に蓄積・更新するために、受信したパ
ケットから取り出されたキーに応じて前記統計情報用メ
モリ103のアドレス値を検索用メモリから検索するパ
ケット流量測定方法において、前記検索用メモリを連想
記憶メモリ102とハッシュテーブル用メモリ104と
から構成しておき、前記連想記憶メモリ102には受信
頻度の高いパケットに対応するキー及びアドレス値を保
持し、前記ハッシュテーブル用メモリ104には受信頻
度の低いパケットに対応するキー及びアドレス値を保持
する。
計情報を参照できるパケット流量測定方法を提供する。 【解決手段】 データパケットをパケット受信部101
で受信し、受信したパケットに関する統計情報を統計情
報用メモリ103に蓄積・更新するために、受信したパ
ケットから取り出されたキーに応じて前記統計情報用メ
モリ103のアドレス値を検索用メモリから検索するパ
ケット流量測定方法において、前記検索用メモリを連想
記憶メモリ102とハッシュテーブル用メモリ104と
から構成しておき、前記連想記憶メモリ102には受信
頻度の高いパケットに対応するキー及びアドレス値を保
持し、前記ハッシュテーブル用メモリ104には受信頻
度の低いパケットに対応するキー及びアドレス値を保持
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク中の
パケットの統計情報を取得するパケット流量測定方法に
係り、特に、高速に統計情報を参照でき、しかも多くの
統計情報を参照できるパケット流量測定方法に関するも
のである。
パケットの統計情報を取得するパケット流量測定方法に
係り、特に、高速に統計情報を参照でき、しかも多くの
統計情報を参照できるパケット流量測定方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】情報ネットワークにおいて、RFC17
57やRFC2021などで規格化されているネットワ
ーク中のパケットの統計情報を取得するパケット流量測
定器がある。
57やRFC2021などで規格化されているネットワ
ーク中のパケットの統計情報を取得するパケット流量測
定器がある。
【0003】図3に、ハッシュテーブル用メモリを使用
した従来のパケット流量測定器を示す。従来のパケット
流量測定器300は、パケット受信部301、積算器参
照制御部310、積算値保持メモリ303、ハッシュテ
ーブル用メモリ304からなる。
した従来のパケット流量測定器を示す。従来のパケット
流量測定器300は、パケット受信部301、積算器参
照制御部310、積算値保持メモリ303、ハッシュテ
ーブル用メモリ304からなる。
【0004】このパケット流量測定器300では、パケ
ット受信部301がネットワークからパケットを受信す
ると、積算器参照制御部310がこの受信パケットから
キーを取り出す。このキーは積算器のインデックスとな
るものである。積算器参照制御部310は、このキーを
基にして、ハッシュテーブル用メモリ304を検索し、
キーに対応するアドレス値を得る。このアドレス値は、
積算値を保持する積算値保持メモリ303のアドレスを
示すものである。アドレス値が得られなかった場合は、
ハッシュテーブル用メモリ304にキー及びそのキーに
対応する新規のアドレス値を登録する。積算器参照制御
部310は、このようにして得られたアドレス値を用
い、積算値保持メモリ303内の当該アドレス値で指定
される積算器に格納されている積算値をカウントアップ
する。
ット受信部301がネットワークからパケットを受信す
ると、積算器参照制御部310がこの受信パケットから
キーを取り出す。このキーは積算器のインデックスとな
るものである。積算器参照制御部310は、このキーを
基にして、ハッシュテーブル用メモリ304を検索し、
キーに対応するアドレス値を得る。このアドレス値は、
積算値を保持する積算値保持メモリ303のアドレスを
示すものである。アドレス値が得られなかった場合は、
ハッシュテーブル用メモリ304にキー及びそのキーに
対応する新規のアドレス値を登録する。積算器参照制御
部310は、このようにして得られたアドレス値を用
い、積算値保持メモリ303内の当該アドレス値で指定
される積算器に格納されている積算値をカウントアップ
する。
【0005】図4に、連想記憶メモリを使用した従来の
パケット流量測定器を示す。従来のパケット流量測定器
400は、パケット受信部401、積算器参照制御部4
10、積算値保持メモリ403、連想記憶メモリ402
からなる。
パケット流量測定器を示す。従来のパケット流量測定器
400は、パケット受信部401、積算器参照制御部4
10、積算値保持メモリ403、連想記憶メモリ402
からなる。
【0006】このパケット流量測定器400では、パケ
ット受信部401がネットワークからパケットを受信す
ると、積算器参照制御部410がこの受信パケットから
キーを取り出す。このキーは積算器のインデックスとな
るものである。積算器参照制御部410は、このキーを
基にして、連想記憶メモリ402を検索し、キーに対応
するアドレス値を得る。このアドレス値は、積算値を保
持する積算値保持メモリ403のアドレスを示すもので
ある。アドレス値が得られなかった場合は、連想記憶メ
モリ402にキー及びそのキーに対応する新規のアドレ
ス値を登録する。積算器参照制御部410は、このよう
にして得られたアドレス値を用い、積算値保持メモリ4
03内の当該アドレス値で指定される積算器に格納され
ている積算値をカウントアップする。
ット受信部401がネットワークからパケットを受信す
ると、積算器参照制御部410がこの受信パケットから
キーを取り出す。このキーは積算器のインデックスとな
るものである。積算器参照制御部410は、このキーを
基にして、連想記憶メモリ402を検索し、キーに対応
するアドレス値を得る。このアドレス値は、積算値を保
持する積算値保持メモリ403のアドレスを示すもので
ある。アドレス値が得られなかった場合は、連想記憶メ
モリ402にキー及びそのキーに対応する新規のアドレ
ス値を登録する。積算器参照制御部410は、このよう
にして得られたアドレス値を用い、積算値保持メモリ4
03内の当該アドレス値で指定される積算器に格納され
ている積算値をカウントアップする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、パケッ
ト流量測定器は、積算値等の統計情報を蓄積・更新する
統計情報用メモリのアドレス値を検索用メモリに登録し
検索するようになっている。
ト流量測定器は、積算値等の統計情報を蓄積・更新する
統計情報用メモリのアドレス値を検索用メモリに登録し
検索するようになっている。
【0008】検索用メモリにハッシュテーブル用メモリ
304を使用した図3のパケット流量測定器では、受信
パケットに対応する積算器を指定するためにハッシュテ
ーブル用メモリ304でアドレス値を検索するという処
理をソフトウェアで行うものであるため、パフォーマン
ス(高速性能)が上がらないという問題点がある。
304を使用した図3のパケット流量測定器では、受信
パケットに対応する積算器を指定するためにハッシュテ
ーブル用メモリ304でアドレス値を検索するという処
理をソフトウェアで行うものであるため、パフォーマン
ス(高速性能)が上がらないという問題点がある。
【0009】検索用メモリに連想記憶メモリ402を使
用した図4のパケット流量測定器では、連想記憶メモリ
402の許容容量を超える個数のアドレス値を格納する
ことができない。また、ネットワーク全体のトラフィッ
クについて全ての積算器を参照するために十分な容量の
連想記憶メモリ402を実装すると、連想記憶メモリ4
02は高価であるためコストがかかるという問題があ
る。
用した図4のパケット流量測定器では、連想記憶メモリ
402の許容容量を超える個数のアドレス値を格納する
ことができない。また、ネットワーク全体のトラフィッ
クについて全ての積算器を参照するために十分な容量の
連想記憶メモリ402を実装すると、連想記憶メモリ4
02は高価であるためコストがかかるという問題があ
る。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、高速に統計情報を参照でき、しかも多くの統計情報
を参照できるパケット流量測定方法を提供することにあ
る。
し、高速に統計情報を参照でき、しかも多くの統計情報
を参照できるパケット流量測定方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、データパケットをパケット受信部で受信
し、受信したパケットに関する統計情報を統計情報用メ
モリに蓄積・更新するために、受信したパケットから取
り出されたキーに応じて前記統計情報用メモリのアドレ
ス値を検索用メモリから検索するパケット流量測定方法
において、前記検索用メモリを連想記憶メモリとハッシ
ュテーブル用メモリとから構成しておき、前記連想記憶
メモリには受信頻度の高いパケットに対応するキー及び
アドレス値を保持し、前記ハッシュテーブル用メモリに
は受信頻度の低いパケットに対応するキー及びアドレス
値を保持するものである。
に本発明は、データパケットをパケット受信部で受信
し、受信したパケットに関する統計情報を統計情報用メ
モリに蓄積・更新するために、受信したパケットから取
り出されたキーに応じて前記統計情報用メモリのアドレ
ス値を検索用メモリから検索するパケット流量測定方法
において、前記検索用メモリを連想記憶メモリとハッシ
ュテーブル用メモリとから構成しておき、前記連想記憶
メモリには受信頻度の高いパケットに対応するキー及び
アドレス値を保持し、前記ハッシュテーブル用メモリに
は受信頻度の低いパケットに対応するキー及びアドレス
値を保持するものである。
【0012】前記連想記憶メモリに保持したキー及びア
ドレス値のうち、対応する統計情報の更新が最も古くな
されたキー及びアドレス値を前記ハッシュテーブル用メ
モリに移すことにより、この連想記憶メモリに空き容量
を確保してもよい。
ドレス値のうち、対応する統計情報の更新が最も古くな
されたキー及びアドレス値を前記ハッシュテーブル用メ
モリに移すことにより、この連想記憶メモリに空き容量
を確保してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0014】図1に示されるように、本発明に係るパケ
ット流量測定器100は、データパケットを受信するパ
ケット受信部101と、受信したパケットに関する統計
情報である積算値及びその情報の更新時刻を保持する積
算値・更新時刻保持メモリ103と、受信したパケット
から取り出されたキー及び対応する積算値・更新時刻保
持メモリのアドレス値が登録される連想記憶メモリ10
2及びハッシュテーブル用メモリ104と、これら3つ
のメモリの参照を制御する積算器参照制御部110とか
らなる。
ット流量測定器100は、データパケットを受信するパ
ケット受信部101と、受信したパケットに関する統計
情報である積算値及びその情報の更新時刻を保持する積
算値・更新時刻保持メモリ103と、受信したパケット
から取り出されたキー及び対応する積算値・更新時刻保
持メモリのアドレス値が登録される連想記憶メモリ10
2及びハッシュテーブル用メモリ104と、これら3つ
のメモリの参照を制御する積算器参照制御部110とか
らなる。
【0015】このパケット流量測定器100は、検索用
メモリとして連想記憶メモリ102とハッシュテーブル
用メモリ104とを使用し、受信頻度の高いパケットに
対応するキー及びアドレス値は、連想記憶メモリ102
に保持させることによって高速参照を可能とし、受信頻
度の低いパケットに対応するキー及びアドレス値は、ハ
ッシュテーブル用メモリ104に保持させることによっ
て連想記憶メモリ102の許容容量よりも多数のアドレ
ス値を保持可能にしたものである。
メモリとして連想記憶メモリ102とハッシュテーブル
用メモリ104とを使用し、受信頻度の高いパケットに
対応するキー及びアドレス値は、連想記憶メモリ102
に保持させることによって高速参照を可能とし、受信頻
度の低いパケットに対応するキー及びアドレス値は、ハ
ッシュテーブル用メモリ104に保持させることによっ
て連想記憶メモリ102の許容容量よりも多数のアドレ
ス値を保持可能にしたものである。
【0016】次に、本発明に係るパケット流量測定器の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0017】図2のパケット流量測定器200は、パケ
ット受信部201、連想記憶メモリ202、積算値・更
新時刻保持メモリ203、ハッシュテーブル用メモリ2
04、積算器参照制御部210からなり、図1と同じも
のである。
ット受信部201、連想記憶メモリ202、積算値・更
新時刻保持メモリ203、ハッシュテーブル用メモリ2
04、積算器参照制御部210からなり、図1と同じも
のである。
【0018】このパケット流量測定器200では、パケ
ット受信部201がネットワークからパケットを受信す
ると、積算器参照制御部210がこの受信パケットから
キーを取り出す。このキーは、RFC1757やRFC
2021で定義されている積算器のインデックスとなる
ものである。
ット受信部201がネットワークからパケットを受信す
ると、積算器参照制御部210がこの受信パケットから
キーを取り出す。このキーは、RFC1757やRFC
2021で定義されている積算器のインデックスとなる
ものである。
【0019】積算器参照制御部210は、このキーを用
い以下の〜の手順でパケットに対応する積算値・更
新時刻保持メモリ203上のアドレス値を得る。
い以下の〜の手順でパケットに対応する積算値・更
新時刻保持メモリ203上のアドレス値を得る。
【0020】積算器参照制御部210は、キーを用い
て連想記憶メモリ202を検索することにより、連想記
憶メモリ202からキーに対応する積算値・更新時刻保
持メモリ203上のアドレス値を得ようとする。アドレ
ス値が得られなかった場合、へ進む。アドレス値が得
られた場合は、この手順を終了する。
て連想記憶メモリ202を検索することにより、連想記
憶メモリ202からキーに対応する積算値・更新時刻保
持メモリ203上のアドレス値を得ようとする。アドレ
ス値が得られなかった場合、へ進む。アドレス値が得
られた場合は、この手順を終了する。
【0021】連想記憶メモリ202からキーに対応す
る積算値・更新時刻保持メモリ203上のアドレス値が
得られなかった場合、積算器参照制御部210は、キー
を用いてハッシュテーブル用メモリ204を検索するこ
とにより、ハッシュテーブル用メモリ204からキーに
対応する積算値・更新時刻保持メモリ203上のアドレ
ス値を得ようとする。アドレス値が得られなかった場
合、へ進む。アドレス値が得られた場合はへ進む。
る積算値・更新時刻保持メモリ203上のアドレス値が
得られなかった場合、積算器参照制御部210は、キー
を用いてハッシュテーブル用メモリ204を検索するこ
とにより、ハッシュテーブル用メモリ204からキーに
対応する積算値・更新時刻保持メモリ203上のアドレ
ス値を得ようとする。アドレス値が得られなかった場
合、へ進む。アドレス値が得られた場合はへ進む。
【0022】連想記憶メモリ202にもハッシュテー
ブル用メモリ204にもキー及びアドレス値の登録がな
かったことになるので、ハッシュテーブル用メモリ20
4に新規の登録を行う。即ち、ハッシュテーブル用メモ
リ204に、キー及びキーに対応する積算値・更新時刻
保持メモリ203上のアドレス値を書き込み、へ進
む。
ブル用メモリ204にもキー及びアドレス値の登録がな
かったことになるので、ハッシュテーブル用メモリ20
4に新規の登録を行う。即ち、ハッシュテーブル用メモ
リ204に、キー及びキーに対応する積算値・更新時刻
保持メモリ203上のアドレス値を書き込み、へ進
む。
【0023】ハッシュテーブル用メモリ204に既に
登録されているエントリ(キー及びアドレス値の登録内
容)が参照されたか、ハッシュテーブル用メモリ204
に新規のエントリが登録されたことになるので、積算値
・更新時刻保持メモリ203から最も古い更新時刻を持
つ積算器を調べ、この積算器に対応する連想記憶メモリ
202のエントリと、ハッシュテーブル用メモリ204
の最新のエントリ(で参照又は新規登録が行われた
エントリ)とを入れ替える。
登録されているエントリ(キー及びアドレス値の登録内
容)が参照されたか、ハッシュテーブル用メモリ204
に新規のエントリが登録されたことになるので、積算値
・更新時刻保持メモリ203から最も古い更新時刻を持
つ積算器を調べ、この積算器に対応する連想記憶メモリ
202のエントリと、ハッシュテーブル用メモリ204
の最新のエントリ(で参照又は新規登録が行われた
エントリ)とを入れ替える。
【0024】〜の手順によりパケットに対応する積
算値・更新時刻保持メモリ203上のアドレス値が得ら
れたので、積算器参照制御部210は、当該アドレスの
積算器をカウントアップし、更新時刻を更新する。
算値・更新時刻保持メモリ203上のアドレス値が得ら
れたので、積算器参照制御部210は、当該アドレスの
積算器をカウントアップし、更新時刻を更新する。
【0025】の手順によって、連想記憶メモリ202
上の最も古いエントリ、即ち、対応する統計情報の更新
が最も古くなされたキー及びアドレス値が連想記憶メモ
リ202からハッシュテーブル用メモリ204に移され
るので、連想記憶メモリ202だけに着目すると、最古
のエントリが削除され、最新の受信パケットに関するエ
ントリ、即ち、対応する統計情報の更新が最も古くなさ
れたキー及びアドレス値に書き替えられるので、連想記
憶メモリ202上には常に新しい受信パケットに関する
エントリがあることになる。また、の手順によって、
連想記憶メモリ202上のエントリのうち、統計情報の
更新がなされたエントリは連想記憶メモリ202に残留
すると共に、からを経る手順によって、ハッシュテ
ーブル用メモリ204上のエントリのうち、統計情報の
更新がなされたエントリは連想記憶メモリ202に移さ
れるので、結果として、ネットワーク中を頻繁に流れる
パケットに対応するキー及びアドレス値が連想記憶メモ
リ202に保持され、ネットワーク中をあまり頻繁に流
れないパケットに対応するキー及びアドレス値はハッシ
ュテーブル用メモリ204に保持されることになる。
上の最も古いエントリ、即ち、対応する統計情報の更新
が最も古くなされたキー及びアドレス値が連想記憶メモ
リ202からハッシュテーブル用メモリ204に移され
るので、連想記憶メモリ202だけに着目すると、最古
のエントリが削除され、最新の受信パケットに関するエ
ントリ、即ち、対応する統計情報の更新が最も古くなさ
れたキー及びアドレス値に書き替えられるので、連想記
憶メモリ202上には常に新しい受信パケットに関する
エントリがあることになる。また、の手順によって、
連想記憶メモリ202上のエントリのうち、統計情報の
更新がなされたエントリは連想記憶メモリ202に残留
すると共に、からを経る手順によって、ハッシュテ
ーブル用メモリ204上のエントリのうち、統計情報の
更新がなされたエントリは連想記憶メモリ202に移さ
れるので、結果として、ネットワーク中を頻繁に流れる
パケットに対応するキー及びアドレス値が連想記憶メモ
リ202に保持され、ネットワーク中をあまり頻繁に流
れないパケットに対応するキー及びアドレス値はハッシ
ュテーブル用メモリ204に保持されることになる。
【0026】このように、本発明に係るパケット流量測
定器200は、ネットワーク中を頻繁に流れるパケット
に関しては連想記憶メモリ202を介して統計情報が参
照されるので、図3に示したパケット流量測定器300
に比べて高速にネットワークのトラフィックの統計情報
を集計することができる。
定器200は、ネットワーク中を頻繁に流れるパケット
に関しては連想記憶メモリ202を介して統計情報が参
照されるので、図3に示したパケット流量測定器300
に比べて高速にネットワークのトラフィックの統計情報
を集計することができる。
【0027】また、連想記憶メモリ202の空き容量が
無くなっても、統計情報の更新時刻が古くなった連想記
憶メモリ202上のエントリがハッシュテーブル用メモ
リ204に移されて連想記憶メモリ202に空き容量が
確保されるので、全体として連想記憶メモリ202の許
容容量よりも多くのエントリが保持され、このエントリ
数に見合う個数の積算器が使用できることになる。従っ
て、図4に示したパケット流量測定器400における容
量不足又はコスト高の問題が解消される。
無くなっても、統計情報の更新時刻が古くなった連想記
憶メモリ202上のエントリがハッシュテーブル用メモ
リ204に移されて連想記憶メモリ202に空き容量が
確保されるので、全体として連想記憶メモリ202の許
容容量よりも多くのエントリが保持され、このエントリ
数に見合う個数の積算器が使用できることになる。従っ
て、図4に示したパケット流量測定器400における容
量不足又はコスト高の問題が解消される。
【0028】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0029】(1)参照する頻度の高い統計情報の格納
先のアドレス値を検索速度の速い連想記憶メモリに保持
し、参照する頻度の低い統計情報の格納先のアドレス値
は安価で容量が大きくとれるハッシュテーブル用メモリ
に保持するので、高速に統計情報を参照することができ
ると共に、多くの統計情報を格納することによりネット
ワーク全体のトラフィックの統計情報を得ることがで
き、また、コストを低く抑えることができる。
先のアドレス値を検索速度の速い連想記憶メモリに保持
し、参照する頻度の低い統計情報の格納先のアドレス値
は安価で容量が大きくとれるハッシュテーブル用メモリ
に保持するので、高速に統計情報を参照することができ
ると共に、多くの統計情報を格納することによりネット
ワーク全体のトラフィックの統計情報を得ることがで
き、また、コストを低く抑えることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すパケット流量測定器
の構成図である。
の構成図である。
【図2】図1のパケット流量測定器をネットワークに接
続した構成図である。
続した構成図である。
【図3】従来のパケット流量測定器の構成図である。
【図4】従来のパケット流量測定器の構成図である。
100、200 パケット流量測定器 101、201 パケット受信部 102、202 連想記憶メモリ 103、203 積算値・更新時刻保持メモリ(統計情
報用メモリ) 104、204 ハッシュテーブル用メモリ
報用メモリ) 104、204 ハッシュテーブル用メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 データパケットをパケット受信部で受信
し、受信したパケットに関する統計情報を統計情報用メ
モリに蓄積・更新するために、受信したパケットから取
り出されたキーに応じて前記統計情報用メモリのアドレ
ス値を検索用メモリから検索するパケット流量測定方法
において、前記検索用メモリを連想記憶メモリとハッシ
ュテーブル用メモリとから構成しておき、前記連想記憶
メモリには受信頻度の高いパケットに対応するキー及び
アドレス値を保持し、前記ハッシュテーブル用メモリに
は受信頻度の低いパケットに対応するキー及びアドレス
値を保持することを特徴とするパケット流量測定方法。 - 【請求項2】 前記連想記憶メモリに保持したキー及び
アドレス値のうち、対応する統計情報の更新が最も古く
なされたキー及びアドレス値を前記ハッシュテーブル用
メモリに移すことにより、この連想記憶メモリに空き容
量を確保することを特徴とする請求項1記載のパケット
流量測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22769599A JP2001053801A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | パケット流量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22769599A JP2001053801A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | パケット流量測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001053801A true JP2001053801A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16864909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22769599A Pending JP2001053801A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | パケット流量測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001053801A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081167A (ja) * | 2004-08-12 | 2006-03-23 | Samsung Electronics Co Ltd | 再設定可能なキー検索エンジン |
US7738465B2 (en) | 2003-07-11 | 2010-06-15 | Hitachi, Ltd. | Packet forwarding device equipped with statistics collection device and statistics collection method |
US9819482B2 (en) | 2004-08-12 | 2017-11-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reconfigurable key search engine |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP22769599A patent/JP2001053801A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7738465B2 (en) | 2003-07-11 | 2010-06-15 | Hitachi, Ltd. | Packet forwarding device equipped with statistics collection device and statistics collection method |
JP2006081167A (ja) * | 2004-08-12 | 2006-03-23 | Samsung Electronics Co Ltd | 再設定可能なキー検索エンジン |
US9819482B2 (en) | 2004-08-12 | 2017-11-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reconfigurable key search engine |
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