JP2001053780A - フィールドバスの設計支援装置,フィールドバスの学習装置,フィールドバスの設計支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体,フィールドバスの学習プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

フィールドバスの設計支援装置,フィールドバスの学習装置,フィールドバスの設計支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体,フィールドバスの学習プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001053780A
JP2001053780A JP11227595A JP22759599A JP2001053780A JP 2001053780 A JP2001053780 A JP 2001053780A JP 11227595 A JP11227595 A JP 11227595A JP 22759599 A JP22759599 A JP 22759599A JP 2001053780 A JP2001053780 A JP 2001053780A
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fieldbus
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English (en)
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Kiyousuke Kuratsune
匡輔 倉恒
Daisaku Kimura
大作 木村
Satoru Murakami
悟 村上
Masami Yoshida
雅美 吉田
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KANEKA ENG KK
Yamatake Industrial Systems Co Ltd
Original Assignee
KANEKA ENG KK
Yamatake Industrial Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスに設けられるセンサやアクチュエー
タなどのフィールド機器の接続形態について,最近ディ
ジタルネットワーク環境を提供するフィールドバスの仕
様が策定されたが,このフィールドバスには,これまで
設計や学習の際に必要のなかった特有の項目が存在して
いるため,多くの利点がありながらフィールドバスを導
入することが難しかった。 【解決手段】 本発明は,ネットワークのセグメント分
け,各セグメント毎の通信媒体の物理的特性に関する評
価,及び通信負荷に関する評価を仮想的に行うことによ
りフィールドバスの設計を容易化すると共に,これに関
する表示を行って学習を効率的に行うことを図ったもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,フィールドバスの
設計支援装置,フィールドバスの学習装置,フィールド
バスの設計支援プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体,フィールドバスの学習プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に係
り,詳しくは,システムを制御するためのセンサ,アク
チュエータを含む各種フィールド機器,及び各種フィー
ルド機器を制御管理するためのホスト機器を含むシステ
ム機器の間にディジタル通信環境を提供するフィールド
バスを用いたネットワークについて設計支援又は学習を
行うためのフィールドバスの設計支援装置,学習装置,
コンピュータをこれら装置として機能させる設計支援プ
ログラム,学習プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば原料精製プロセスなどの各種プロ
セスでは,温度や圧力などについてPI制御,PID制
御,アドバンスト制御などの様々な制御が行われる。こ
れらの制御のために,バルブなどのアクチュエータF1
や温度,圧力検出のためのセンサF2が設けられるが,
これらのフィールド機器Fと,制御演算機能を有した演
算装置Hとの間の信号の授受は,これまで図12に示す
如く,1対1で配線された各配線上でアナログ信号(電
圧信号又は電流信号)を伝送することにより行われてい
た。このような状況にあって,最近センサや,アクチュ
エータなどのフィールド機器の間を,ディジタルネット
ワークにより接続するフィールドバスの仕様が,フィー
ルドバス協会により策定され,このフィールドバスを用
いたプロセスプラントが徐々に実用化されつつある。上
記フィールドバスは,図13に示す如く,センサF2や
アクチュエータF1などの各フィールド機器F,及びこ
れらを制御管理するホスト機器HDを含むシステム機器
S間をディジタルネットワークにより接続するものであ
り,配線周りのコスト低減,センサやアクチュエータな
どの保守性の向上など,1対1アナログ通信では得られ
なかった様々なメリットをもたらすことが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記フ
ィールドバスをプラント等に導入するにあたっては,1
対1アナログ伝送では必要のなかったディジタルネット
ワークに関する各種制約や条件に関する知識や経験が必
要になり,フィールドバスの普及を妨げていた。また,
上記フィールドバスについて知識を得ようとしても,上
記フィールドバスの仕様のみからでは,各仕様の関連性
を把握し難いなどの問題があった。本発明は,このよう
な従来の技術における課題を解決するために,フィール
ドバスの設計又は学習を容易且つ迅速に行うことができ
るフィールドバスの設計支援装置,学習装置,これらを
コンピュータ上で実現する設計支援プログラム,学習プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る発明は,システムを制御するための
センサ,アクチュエータを含む各種フィールド機器,及
び各種フィールド機器を制御管理するためのホスト機器
を含むシステム機器の間にディジタル通信環境を提供す
るフィールドバスを用いたネットワークを設計するため
のフィールドバスの設計支援装置であって,上記ネット
ワークに接続する各フィールド機器に対するネットワー
クのセグメント分けを仮想的に行うためのセグメント設
定手段と,上記セグメント設定手段による設定内容に従
って,各セグメント毎に通信媒体の物理的特性に関する
制約項目について評価する物理的セグメント設定評価手
段と,上記セグメント設定手段によりセグメント分けさ
れた各フィールド機器に設定された制御機能に従ってネ
ットワークスケジュールを設計し,各セグメント毎に通
信負荷を予測する通信負荷予測手段とを具備してなるフ
ィールドバスの設計支援装置として構成されている。ま
た,請求項2に係る発明は,上記請求項1に記載のフィ
ールドバスの設計支援装置において,上記セグメント設
定手段が,上記フィールド機器に関するフィールド機器
情報を予め記憶するためのフィールド機器情報記憶手段
と,各フィールド機器をセグメントに対応付けるセグメ
ント情報を記憶するためのセグメント情報記憶手段と,
各システム機器間を接続するケーブルの種類を上記セグ
メントに対応付けるケーブル情報を記憶するためのケー
ブル情報記憶手段と,各フィールド機器に所定の制御機
能を対応付けた制御機能情報を記憶するための制御機能
情報記憶手段とを具備してなることをその要旨とする。
また,請求項3に係る発明は,上記請求項2に記載のフ
ィールドバスの設計支援装置において,上記物理的セグ
メント設定評価手段が,上記フィールド機器情報記憶手
段に記憶された上記フィールド機器情報,上記セグメン
ト情報記憶手段に記憶された上記セグメント情報,及び
上記ケーブル情報記憶手段に記憶された上記ケーブル情
報に基づいて,複数の上記制約項目についてそれぞれ評
価を行い,各制約項目それぞれの評価結果に従って,上
記セグメント設定手段による設定内容の物理的特性に関
する総合的な評価を行うものであることをその要旨とす
る。また,請求項4に係る発明は,上記請求項3に記載
のフィールドバスの設計支援装置において,上記物理的
セグメント設定評価手段が評価を行う制約項目が,各セ
グメントに接続されるフィールド機器の数,各セグメン
ト毎の総ケーブル長,各セグメントにおいてバス給電を
行う場合の電源ユニットからフィールド機器までに生じ
る電圧ドロップのうちの最大電圧ドロップ,バス給電を
行う場合の各セグメントに接続されるフィールド機器の
消費電流,ツリー型配線を行った場合のスパー長である
ことをその要旨とする。また,請求項5に係る発明は,
上記請求項4に記載のフィールドバスの設計支援装置に
おいて,上記物理的セグメント設定評価手段が,各セグ
メントに用いられるケーブルの種類に基づいて,各セグ
メント毎の総ケーブル長に関する評価しきい値を変更す
るものであることをその要旨とする。また,請求項6に
係る発明は,上記請求項4又は5に記載のフィールドバ
スの設計支援装置において,上記物理的セグメント設定
評価手段が,各セグメントに接続されるフィールド機器
の数に基づいて,ツリー型配線を行った場合のスパー長
に関する評価しきい値を変更するものであることをその
要旨とする。また,請求項7に係る発明は,上記請求項
2〜6のいずれか1項に記載のフィールドバスの設計支
援装置において,上記通信負荷予測手段が,各フィール
ド機器に設定された制御機能を各セグメント毎に接続す
ると共に,各制御機能に必要な設定パラメータを設計す
る制御系設計手段と,上記制御系設計手段による設計内
容に従って,ネットワークスケジュールを生成するネッ
トワークスケジュール生成手段とを具備してなることを
その要旨とする。
【0005】また,請求項8に係る発明は,上記請求項
2〜7のいずれか1項に記載のフィールドバスの設計支
援装置と,上記フィールド機器情報記憶手段に記憶され
た各フィールド機器情報を表示するためのフィールド機
器情報表示部と,上記フィールド機器情報表示部に表示
された各フィールド機器情報に対応付けていずれかのセ
グメントを選択可能に表示し,各フィールド機器に対し
て上記セグメント情報を設定するためのセグメント選択
表示部と,各セグメントに対応付けて上記システム機器
間を接続するのに用いるケーブルの種類のいずれかを選
択可能に表示し,各セグメント毎に上記ケーブル情報を
設定するためのケーブル選択表示部と,上記物理的セグ
メント設定評価手段による評価結果を表示する物理的特
性評価結果表示部とを具備し,上記フィールド機器情報
表示部,セグメント選択表示部,及びケーブル選択表示
部,及び物理的特性評価結果表示部を少なくとも同一画
面上に表示し,上記画面上の上記セグメント選択表示部
により設定されるセグメント情報,及び上記ケーブル選
択表示部により設定されるケーブル情報のいずれか一方
又は両方に変更があった場合に,その変更内容に従って
上記物理的セグメント設定評価手段が評価を行い,その
評価結果に基づいて上記物理的特性評価結果表示部に表
示されている内容を変更してなるフィールドバスの学習
装置である。また,請求項9に係る発明は,上記請求項
8に記載のフィールドバスの学習装置において,上記通
信負荷予測手段が上記ネットワークスケジュールを設計
するのに必要なパラメータのうち,基本的なパラメータ
のみを変更可能に表示するパラメータ設定表示部と,そ
の変更の妥当性を評価する妥当性評価部と,妥当性評価
部の判断結果を表示する妥当性表示部とを具備し,上記
パラメータ設定表示部に表示された上記基本的なパラメ
ータが変更された場合に,その変更内容の妥当性を上記
妥当性評価部により評価し,その評価結果に基づいて,
上記妥当性表示部に表示されている評価内容を変更して
なることをその要旨とする。また,請求項10に係る発
明は,上記請求項9に記載のフィールドバスの学習装置
において,上記パラメータ設定表示部が,上記制御機能
に関するパラメータの表示を行うものであることをその
要旨とする。また,請求項11に係る発明は,上記請求
項9又は10に記載のフィールドバスの学習装置におい
て,上記パラメータ設定表示部が,上記制御機能間を接
続するためのリンクオブジェクトのコンフィグレーショ
ンに関するパラメータの表示を行うものであることをそ
の要旨とする。また,請求項12に係る発明は,上記請
求項9〜11のいずれか1項に記載のフィールドバスの
学習装置において,上記パラメータ設定表示部が,上記
通信媒体に論理的な通信路を設定するためのVCRのコ
ンフィグレーションに関するパラメータの表示を行うも
のであることをその要旨とする。また,請求項13に係
る発明は,上記請求項9〜12のいずれか1項に記載の
フィールドバスの学習装置において,上記パラメータ設
定表示部が,上記ネットワークにおける通信を管理する
リンクアクティブスケジューラーに関するパラメータの
表示を行うものであることをその要旨とする。また,請
求項14に係る発明は,上記請求項9〜13のいずれか
1項に記載のフィールドバスの学習装置において,上記
パラメータ設定表示部が,上記ネットワークにおける通
信負荷に関するパラメータを表示するものであることを
その要旨とする。
【0006】また,請求項15に係る発明は,コンピュ
ータを,上記請求項1〜7のいずれか1項に記載のフィ
ールドバスの設計支援装置として機能させるためのフィ
ールドバスの設計支援プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。また,請求項16に
係る発明は,コンピュータを,上記請求項8〜14のい
ずれか1項に記載のフィールドバスの学習装置として機
能させるためのフィールドバスの学習プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。上記
請求項1〜7のいずれか1項に記載のフィールドバスの
設計支援装置によれば,システムを制御するためのセン
サ,アクチュエータを含む各種フィールド機器,及び各
種フィールド機器を制御管理するためのホスト機器を含
むシステム機器の間にディジタル通信環境を提供するフ
ィールドバスを用いたネットワークを設計する際に,上
記ネットワークに接続する各フィールド機器に対するネ
ットワークのセグメント分けを仮想的に行うと,その設
定内容に従って,各セグメント毎に通信媒体の物理的特
性に関する制約項目について評価が行われ,通信負荷の
予測も行われるため,設定内容を幾度か変更するだけ
で,適当なフィールドバスを用いたネットワークを容易
且つ迅速に設計することができる。また,上記請求項8
〜14のいずれか1項に記載のフィールドバスの学習装
置によれば,フィールド機器情報,セグメント情報,ケ
ーブル情報,通信媒体の物理的特性に関する制約項目に
ついての評価をそれぞれ表示するフィールド機器情報表
示部,セグメント選択表示部,及びケーブル選択表示
部,及び物理的特性評価結果表示部が同一画面上に表示
され,その設定内容に変更があると,その変更内容に従
って上記物理的セグメント設定評価手段により評価が再
度行われ,その評価結果に基づいて上記物理的特性評価
結果表示部に表示されている内容が変更されるため,使
用者が試行錯誤を迅速且つ容易に繰り返すことが可能で
あり,その結果変更内容と評価結果の相関関係,ひいて
はフィールドバスについて効率的に学習することが可能
となる。特に,請求項9にフィールドバスの学習装置に
よれば,上記通信負荷予測手段が上記ネットワークスケ
ジュールを設計するのに必要なパラメータのうち,基本
的なパラメータのみを変更可能に表示され,その変更の
妥当性が評価され,その評価結果が表示されるため,基
本的なパラメータについて効果的な学習を行うことが可
能となる。また,上記請求項15に記載の発明によれ
ば,コンピュータを,上記請求項1〜7のいずれか1項
に記載のフィールドバスの設計支援装置として機能させ
るためのフィールドバスの設計支援プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
ができる。また,請求項16に係る発明は,コンピュー
タを,上記請求項8〜14のいずれか1項に記載のフィ
ールドバスの学習装置として機能させるためのフィール
ドバスの学習プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明の具体的な一例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここで,図1は本発明の実施の形態に係るフィール
ドバスの設計支援装置,及び学習装置の概略構成を示す
図である。図1に示す如く,本発明の実施の形態に係る
フィールドバスの設計支援装置A1は,システムを制御
するためのセンサ,アクチュエータを含む各種フィール
ド機器,及び各種フィールド機器を制御管理するための
ホスト機器を含むシステム機器の間にディジタル通信環
境を提供するフィールドバスを用いたネットワークを設
計するためのフィールドバスの設計支援装置であって,
上記ネットワークに接続する各フィールド機器に対する
ネットワークのセグメント分けを仮想的に行うためのセ
グメント設定手段10と,上記セグメント設定手段によ
る設定内容に従って,各セグメント毎に通信媒体の物理
的特性に関する制約項目について評価する物理的セグメ
ント設定評価手段11と,上記セグメント設定手段によ
りセグメント分けされた各フィールド機器に設定された
制御機能に従ってネットワークスケジュールを設計し,
各セグメント毎に通信負荷を予測する通信負荷予測手段
12とを具備する。また,上記フィールドバスの設計支
援装置A1において,上記セグメント設定手段10は,
上記フィールド機器に関するフィールド機器情報を予め
記憶するためのフィールド機器情報記憶手段101と,
各フィールド機器をセグメントに対応付けるセグメント
情報を記憶するためのセグメント情報記憶手段102
と,各システム機器間を接続するケーブルの種類を上記
セグメントに対応付けるケーブル情報を記憶するための
ケーブル情報記憶手段103と,各フィールド機器に所
定の制御機能を対応付けた制御機能情報を記憶するため
のファンクションブロック記憶手段(制御機能情報記憶
手段に相当)104とを具備し,上記物理的セグメント
設定評価手段11は,上記フィールド機器情報記憶手段
101に記憶された上記フィールド機器情報,上記セグ
メント情報記憶手段102に記憶された上記セグメント
情報,及び上記ケーブル情報記憶手段103に記憶され
た上記ケーブル情報に基づいて,複数の上記制約項目に
ついてそれぞれ評価を行い,各制約項目それぞれの評価
結果に従って,上記セグメント設定手段10による設定
内容の物理的特性に関する総合的な評価を行うものであ
り,上記通信負荷予測手段12は,各フィールド機器に
設定された制御機能を各セグメント毎に接続すると共
に,各制御機能に必要な設定パラメータを設計する制御
系設計手段121と,上記制御系設計手段による設計内
容に従って,ネットワークスケジュールを生成するネッ
トワークスケジュール生成手段122とを具備するもの
である。
【0008】また,本実施の形態に係るフィールドバス
の学習装置A2は,上記フィールドバスの設計支援装置
A1の構成に加えて,上記フィールド機器情報記憶手段
101に記憶された各フィールド機器情報を表示するた
めのフィールド機器情報表示部201と,上記フィール
ド機器情報表示部201に表示された各フィールド機器
情報に対応付けていずれかのセグメントを選択可能に表
示し,各フィールド機器に対して上記セグメント情報を
設定するためのセグメント選択表示部202と,各セグ
メントに対応付けて上記システム機器間を接続するのに
用いるケーブルの種類のいずれかを選択可能に表示し,
各セグメント毎に上記ケーブル情報を設定するためのケ
ーブル選択表示部203と,上記フィールド機器情報表
示部201に表示された各フィールド機器情報に対応付
けていずれかのファンクションブロック(制御機能)を
選択可能に表示し,各フィールド機器に対して上記ファ
ンクションブロックを設定するためのファンクションブ
ロック選択表示部204と,上記物理的セグメント設定
評価手段11による評価結果を表示する物理的特性評価
結果表示部205とを具備し,上記フィールド機器情報
表示部201,セグメント選択表示部202,及びケー
ブル選択表示部203,及び物理的特性評価結果表示部
205を少なくとも同一画面上に表示し,上記画面上の
上記セグメント選択表示部202により設定されるセグ
メント情報,及び上記ケーブル選択表示部203により
設定されるケーブル情報のいずれか一方又は両方に変更
があった場合に,その変更内容に従って上記物理的セグ
メント設定評価手段11が評価を行い,その評価結果に
基づいて上記物理的特性評価結果表示部205に表示さ
れている内容を変更するものである。さらに,上記フィ
ールドバスの学習装置A2において,上記通信負荷予測
手段12が上記ネットワークスケジュールを設計するの
に必要なパラメータのうち,基本的なパラメータのみを
変更可能に表示するパラメータ設定表示部2061と,
その変更の妥当性を評価する妥当性評価部2062と,
妥当性評価部2062の判断結果を表示する妥当性表示
部2063とを具備し,上記パラメータ設定表示部20
61に表示された上記基本的なパラメータが変更された
場合に,その変更内容の妥当性を上記妥当性評価部20
62により評価し,その評価結果に基づいて,上記妥当
性表示部2063に表示されている評価内容を変更する
ものである。上記のようなフィールドバスの設計支援装
置A1,及び学習装置A2は,上記各手段及び各表示部
をメモリやハードディスクなどの記憶装置上に生成する
フィールドバスの設計支援プログラム,及び学習プログ
ラムにより機能させられたコンピュータ1として具体化
される。上記コンピュータ1には,マウス,キーボー
ド,ディスプレイなどの入出力装置2,メモリやハード
ディスクなどのプログラム実行上必要な記憶装置3,C
PUなどの演算装置4,プログラム読み取り用のCD−
ROMドライブ等の構成を備えた一般的なものを用いる
ことができる。上記フィールドバスの設計支援プログラ
ム,及び学習プログラムは,CD−ROM等のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に無圧縮,又は圧縮状態で
記録されるものであり,必要に応じてコンピュータの記
憶装置に実行可能な状態で転送記憶される。
【0009】以下,上記フィールドバスの設計支援装置
A1,フィールドバスの学習装置A2の詳細について説
明する。以下の説明では,上記フィールドバスの設計支
援装置A1を備えるフィールドバスの学習装置A2によ
り両者を総称する場合がある。上記フィールドバスの学
習装置A2において,設計支援又は学習を行うために
は,まず,対象となる原料生成プロセスなどのプロセス
やプラントの構成が与えられる必要がある。設計を行う
設計者は,構築しようとするプロセスのプロセスフロ
ー,プロットプラン等を作成し,最終的に,センサやア
クチュエータ,これらの設置エリア,ファンクションブ
ロック(制御機能)等を定めた例えば図2に示すような
計装ループリストを得る。学習を行う場合には,比較的
簡易な計装ループリストを予め作成して,上記記録媒体
内,又は記憶装置4内に格納しておき,学習者が参照可
能にしておく。設計者又は学習者は,上記計装ループリ
スト等を基に,フィールドバスシステムの構成形態や,
アプリケーション等の適合性を含む基本構想の検討を行
う。基本構想は,使用者や対象プラント等により多種多
様であり,ここではその説明を省略する。基本構想の検
討を行うと,設計者又は学習者は,システム機器の検討
を行うことになる。システム機器は,センサや,アクチ
ュエータなどのフィールド機器と,これを制御管理する
ホスト機器とを含む。上記フィールド機器は,センサ
や,アクチュエータなどであるが,従来のアナログシス
テムと異なり,フィールドバスシステムでは,それぞれ
に制御機能(ファンクションブロック)を持たせること
ができる。上記ファンクションブロックは,アナログ入
力(AI),アナログ出力(AO),PIDなどの論理
的な制御機能であり,各デバイスに組み込まれた演算装
置により実現されるものである。各ファンクションブロ
ックは,入出力の種類が同じであれば,同一デバイス内
又は他のデバイスのファンクションブロックと接続する
ことが可能であり,複数を協調させて一つの制御動作を
行わせることも可能である。図3に示すように,上記フ
ァンクションブロック(PID)に対しては,入出力パ
ラメータや標準パラメータセット,実行制御,手動又は
自動のモードなどが入出力される。上記フィールド機器
は,上記ファンクションブロックの他,当該デバイスの
ハードウェア資源を外部に提供するためのリソースブロ
ック,入出力素子が処理できる物理量をファンクション
ブロックが処理できる適当なディジタル量に変換するた
めの変換ブロックから構成されるが,詳細については,
フィールドバスの仕様書を参照されたい。一方,ホスト
機器は,上記フィールド機器を管理制御するためのパー
ソナルコンピュータやPLCなどである。制御機能が複
雑になったり,システムの規模が大きくなると,上記フ
ァンクションブロックを上記フィールド機器ではなく,
ホスト機器側に組み込むようにしてもよい。
【0010】上記のような過程を経て決定されたフィー
ルド機器に関するフィールド機器情報には,制御ループ
の番号や,設置エリア,機器の番号,機器タイプなどの
情報が含まれるが,これらのフィールド機器情報は,上
記記憶装置3上のフィールド機器情報記憶手段101に
記憶される。また,上記ファンクションブロックについ
ては,上記フィールド機器情報の識別番号に対応付け
て,上記記憶装置3上のファンクションブロック記憶手
段104に記憶される。尚,上記フィールド機器情報と
上記ファンクションブロックとは別々に記憶する他,同
一のデータ列として取り扱ってもよい。そして,使用者
は,上記システム機器の構成について検討又は学習を行
った後,上記フィールドバスの学習装置A2を用いて,
ネットワークのセグメント設計の支援又は学習を行う。
図4は,入出力装置2に表示される画面の一例である。
図4に示す如く,フィールド機器情報表示部201,セ
グメント選択表示部202,ケーブル選択表示部20
3,ファンクションブロック選択表示部204,及び物
理的特性評価結果表示部205が同一画面400上に表
示される。各表示部201乃至205は,上記入出力装
置2のディスプレイに画面を表示させると共に,上記フ
ィールド機器情報記憶手段101,セグメント情報記憶
手段102,ケーブル情報記憶手段103,ファンクシ
ョンブロック記憶手段104とそれぞれデータの授受を
行う。特に,セグメント選択表示部202,ケーブル選
択表示部203,ファンクションブロック選択表示部2
04は,使用者が下向き黒三角印にマウスでポインタP
を合わせてクリックするなどの操作を行うことにより,
データのいずれかを選択可能に表示する。上記セグメン
ト選択表示部202やケーブル選択表示部203が操作
され,例えばセグメント番号が1から2に変更された
り,ケーブルの種類が個別シールドツイストペア線から
一括シールドペア線に変更された場合には,その変更内
容が,上記セグメント情報記憶手段102,ケーブル情
報記憶手段103に書き込まれると共に,上記記憶装置
1のメモリ上に生成された物理的セグメント設定評価手
段11に供給され,その変更内容に応じて,上記物理的
セグメント設定評価手段が演算装置4を動作させること
により,各セグメント毎の通信媒体の物理的特性に関す
る制約項目について評価計算が行われる。この例では,
ネットワークは,5つのセグメントに分割され,各シス
テム機器は,電気的配線により接続されるものとする。
また,各システム機器の接続には,例えばツリー型を採
用し,各機器には電源ユニットからバスを介して給電さ
れるものとする。このとき,上記物理的セグメント設定
評価手段11が評価を行う制約項目は,各セグメントに
接続されるフィールド機器の数,各セグメント毎の総ケ
ーブル長,電源ユニットからフィールド機器までに生じ
る電圧ドロップのうちの最大電圧ドロップ,バス給電を
行う場合の各セグメントに接続されるフィールド機器の
消費電流,ツリー型配線の枝部分の長さにあたるスパー
長である。消費電流を除いた上記制約項目については,
各機器及びネットワークの動作信頼性を確保するため
に,フィールドバスの仕様において,それぞれ制約値
(評価しきい値に相当)が定められている。上記消費電
流については,フィールドバスの仕様では特に制約され
ていないが,動作信頼性を確保するためには,使用する
電源装置の容量に従った制約が必要である。
【0011】尚,各セグメントに用いられるケーブルの
種類と,各セグメントに接続される総ケーブル長には相
関関係があり,上記物理的セグメント設定評価手段11
は,各セグメントに用いられるケーブルの種類に基づい
て,各セグメント毎に許容総ケーブル長に関する評価し
きい値を変更する。また,各セグメントに接続されるフ
ィールド機器の数とツリー型配線を行った場合のスパー
長にも相関関係があり,各セグメントに接続されるフィ
ールド機器の数に基づいて,上記物理的セグメント設定
評価手段11は,ツリー型配線を行った場合のスパー長
に関する評価しきい値を変更する。例えば,同一セグメ
ントに接続されているフィールド機器の数が1〜12台
の場合には,上記スパー長の制約値は120mである
が,13〜14台の場合には,90mになり,15〜1
8台の場合には,60mになる。上記物理的セグメント
設定評価手段11は,このような区分に基づいて評価し
きい値を変化させる。上記物理的セグメント設定評価手
段11は,上記フィールド機器情報記憶手段101,セ
グメント情報記憶手段102,ケーブル情報記憶手段1
03に記憶されたフィールド機器情報,セグメント情
報,ケーブル情報をそれぞれ読み出し,これらから現状
の設定に対応する,各セグメントにおけるデバイスの
数,総ケーブル長などの各項目を演算し,上記物理的特
性評価結果表示部205に表示させると共に,上記制約
値と比較し,それらが制約値に対して妥当であるか否か
の判断を行い,その判断結果を各制約項目及び各セグメ
ント毎に「good」,「NG」として上記物理的特性評価結
果表示部205に表示させる。さらに,上記物理的セグ
メント設定評価手段11は,各セグメント毎に複数の制
約項目に妥当でないと判断したものが含まれるか否かを
判断し,全ての制約項目について妥当であると判断した
セグメントについては,総合判定として「good」を,複
数の制約項目のうちのいずれか又は全部について妥当で
ないと判断したセグメントについては,総合判定として
「NG」の表示を上記物理的特性評価結果表示部205に
表示させる。
【0012】使用者は,この各項目に関する判定と総合
判定の表示から,今回の設定が妥当であったか否かを即
座に判断することができる。あるセグメントについて,
総合判定が妥当でないとの結果がでた場合には,上記セ
グメント選択表示部202やケーブル選択表示部203
を介して上記セグメント情報や,ケーブル情報を変更し
て,上記物理的特性評価結果表示部205に表示される
評価結果を検討する。そして,全てのセグメントについ
て総合判定が妥当であるとの判断が得られれば,ネット
ワークの物理的な配線に関する制約を全て満足したこと
になる。このように,上記フィールドバスの設計支援装
置A1や学習装置A2によれば,上記セグメント情報や
ケーブル情報を適宜変更することにより,フィールド機
器のセグメント分けを好適に行うことが可能となる。ま
た,各表示部201乃至205が同一画面上に表示さ
れ,上記セグメント選択表示部202やケーブル選択表
示部203を介して設定内容を変更すると,変更内容に
対応した評価結果が,即座に上記物理的特性評価結果表
示部205に表示されるため,フィールド機器のセグメ
ント分けに対する試行錯誤を容易且つ迅速に行うことが
可能となり,フィールドバスを導入するにあたり新たに
考慮する必要が生じたパラメータについて学習効率を向
上させることができる。上記のようにしてネットワーク
の物理的な配線に関する制約を満足すると,各セグメン
ト毎に設定されたファンクションブロックにより所定の
制御ループを形成するために,次に使用者は,上記制御
系設計手段121及びパラメータ設定表示部2061を
用いて,上記ファンクションブロックの接続やファンク
ションブロックの各種パラメータの設定を行う。尚,上
記フィールドバスシステムでは,各フィールド機器に
は,ネットワークにおける論理的なノードとして,固有
のアドレス(ID)が与えられており,各セグメント毎
に256個のアドレスを用いて管理される。このアドレ
ス空間では,ネットワークに新規の接続があった場合に
は,まず当該ノードには,248〜251の4つのうち
のいずれかのデフォルトアドレスが使用され,当該ノー
ドと通信を行った後,232個あるアドレス空間のいず
れかが当該ノードに割り当てられる。ここで,各ファン
クショブロックの接続とは,例えば図5のPIDファン
クションブロックにおけるOUT パラメータとAOファン
クションブロックにおけるCAS-INパラメータとを接続す
るような論理的操作をいうものであり,図6に示すよう
に,差圧発信器のAIとバルブポジショナのPID,A
O等をそれぞれ接続することにより,PID流量調節ル
ープを構成することができる。
【0013】上記制御系設定手段121は,上記ファン
クションブロックの接続やファンクションブロックの各
種パラメータの管理を行い,上記パラメータ設定表示部
2061により上記図5に示すような画面を上記入出力
装置2のディスプレイ上に表示させるものである。図5
の例のように,PID,AI,AOなどの各ファンクシ
ョンブロックは,上記入力パラメータ,出力パラメー
タ,及び内部パラメータそれぞれに様々なパラメータを
有するが,上記パラメータ設定表示部2061では,設
計や学習を行う上で基本的(必要)なパラメータ501
に関する値だけが変更可能に表示される。尚,上記基本
的なパラメータ501は,フィールドバスシステム設計
の経験がある者などが経験等を基準として適宜設定する
ものである。使用者が,上記基本的なパラメータを変更
すると,各ファンクションブロックに対する各パラメー
タの設定が妥当であるか否かの判断が上記制御系設計手
段121に接続された妥当性評価部2062により行わ
れ,その判断結果が上記パラメータ設定表示部2061
が表示される同一画面500上の妥当性表示部2063
に表示される。これにより,上記フィールドバスの設計
支援装置A1,及び学習装置A2によれば,各ファンク
ションブロックを用いた制御系の設計についても,試行
錯誤を容易且つ迅速に繰り返すことが可能となり,適当
な制御系を設計したり,その設計方法を効率的に学習す
ることが可能となる。また,上記フィールドバスシステ
ムでは,このように制御系の設計を行う他,各ファンク
ションブロックの接続をネットワーク上で論理的に実現
するために,リンクオブジェクトと,VCRという概念
が導入されており,この両者についても設計を行う必要
がある。ここで,図7に上記リンクオブジェクトとVC
Rの概念図を示す。上記リンクオブジェクトは,各ファ
ンクションブロック間のパラメータの対応関係を記憶す
るデータベースであり,各ファンクションブロックから
のデータは,このデータベースを参照することにより,
適当な接続先のファンクションブロックに送られる。一
方,VCR(Virtual Communication Relationship)は,
物理的には一対の伝送路を用いて,論理的に何本もの通
信路,即ちチャンネルを生成するために定義される対応
関係のデータベースであり,各ファンクションブロック
間で授受されるデータは,いずれかのチャンネルを介し
て通信される。上記通信負荷予測手段12は,上記リン
クオブジェクト及びVCRに関するコンフィグレーショ
ンを管理し,上記画面500の代わりに,上記パラメー
タ設定表示部2061に例えば図8及び図9に示すよう
なコンフィグレーション設定画面800,900を表示
させる。この画面800,900でも,基本的なパラメ
ータ501の値のみが変更可能に表示される。上記基本
的なパラメータ501の値が使用者により変更される
と,リンクオブジェクト及びVCRに関するコンフィグ
レーションが妥当であるか否かが妥当性評価部2062
により評価され,その評価結果が例えば上記画面80
0,900の妥当性表示部2063に表示される。これ
により,上記フィールドバスの設計支援装置A1,及び
学習装置A2によれば,リンクオブジェクト及びVCR
の設計についても,試行錯誤を容易且つ迅速に繰り返す
ことが可能となり,設計及び学習の効率化及び最適化を
図ることが可能となる。
【0014】上記のようにして制御系の設計やリンクオ
ブジェクト及びVCRの設計を行うと,次に使用者は,
これらを用いたネットワークにおける通信に関する設計
又は学習を行う。上記フィールドバス上では,定周期通
信,非定周期通信を含む通信が行われるが,これらの通
信は,LAS(Link Active Scheduler)と呼ばれるネッ
トワーク制御機能によって管理される。上記LASは,
PCなどのホスト機器により実現する。上記LASは,
定周期通信を起動するためのトリガフレーム(CD)の
送出,非定周期通信を行うために各ノードに対して送信
許可を与えるフレーム(PT)の送出,新たに接続され
た機器に対するサービスの開始フレームの送出,切断さ
れた機器に対するサービスの停止,ネットワーク上の時
間管理のための時刻通知フレームの送出を行うなどの機
能を有し,本発明におけるネットワークスケジュール生
成手段12に対応する。上記LASのパラメータとして
は,例えば制御周期であるマクロサイクル,CDのスタ
ートタイム,CDの対象パラメータのアドレスなどがあ
る。上記ネットワークスケジュール生成手段12は,上
記LASのパラメータの設定を行うパラメータ設定表示
部2061を上記入出力装置2のディスプレイに表示す
る。この表示画面1000を図10に示す。この画面1
000でも,基本的なパラメータ501の値のみが変更
可能に表示される。上記したマクロサイクルなどのパラ
メータ1001,1002は,上記ネットワークスケジ
ュール生成手段12により自動計算され,使用者が,設
定を行うのは各プロトコルパケットのスロットタイムな
ど一部のパラメータ501の値のみである。これらのパ
ラメータ1001,1002,501の設定に基づい
て,定周期通信に使用する時間であるCDトータルタイ
ムや,非定周期通信に使用する時間であるリメイニング
タイムなどが自動計算され,表示部1003に表示され
る。そして,上記自動計算結果に基づいて,妥当性評価
部2062により現状の設定の妥当性が評価され,その
評価結果が妥当性表示部2063に表示される。これに
より,上記フィールドバスの設計支援装置A1,及び学
習装置A2によれば,ネットワークスケジュールの設計
についても,試行錯誤を容易且つ迅速に繰り返すことが
可能となり,設計及び学習の効率化及び最適化を図るこ
とが可能となる。
【0015】そして,設計された上記ネットワークスケ
ジュールを基に,上記通信負荷予測手段12により通信
負荷の予測が行われる。上記通信負荷予測手段12は,
その予測のためのパラメータに関するパラメータ設定表
示部2061を上記入出力装置2のディスプレイ上に表
示させる。この表示画面1200の一例を図12に示
す。使用者は,上記表示画面1200上で,定常通信,
及び非定常通信に関する基本的なパラメータ501の値
のみを設定変更することが可能である。このパラメータ
501は,定常通信については,マクロサイクル,定周
期通信の個数,ファンクションブロックの数などであ
る。また,非定常通信については,接続デバイス数,メ
ッセージ長などである。これらのパラメータに基づい
て,上記通信負荷予測手段12により,通信負荷結果の
詳細1201,及びサマリ1202の定周期通信負荷,
ライト通信負荷などの各項目が自動計算される。この自
動計算結果は,妥当性評価部2062を介して妥当性表
示部2063に供給され,定周期通信負荷,非定周期通
信負荷などの各項目に分けたグラフとして,上記表示画
面1200上に表示される。これにより,上記フィール
ドバスの設計支援装置A1,及び学習装置A2によれ
ば,通信負荷に関するパラメータの学習についても,試
行錯誤を容易且つ迅速に繰り返すことが可能となり,学
習の効率化及び最適化を図ることが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した通り,上記請求項1〜7の
いずれか1項に記載のフィールドバスの設計支援装置に
よれば,システムを制御するためのセンサ,アクチュエ
ータを含む各種フィールド機器,及び各種フィールド機
器を制御管理するためのホスト機器を含むシステム機器
の間にディジタル通信環境を提供するフィールドバスを
用いたネットワークを設計する際に,上記ネットワーク
に接続する各フィールド機器に対するネットワークのセ
グメント分けを仮想的に行うと,その設定内容に従っ
て,各セグメント毎に通信媒体の物理的特性に関する制
約項目について評価が行われ,通信負荷の予測も行われ
るため,設定内容を幾度か変更するだけで,適当なフィ
ールドバスを用いたネットワークを容易且つ迅速に設計
することができる。また,上記請求項8〜14のいずれ
か1項に記載のフィールドバスの学習装置によれば,フ
ィールド機器情報,セグメント情報,ケーブル情報,通
信媒体の物理的特性に関する制約項目についての評価を
それぞれ表示するフィールド機器情報表示部,セグメン
ト選択表示部,及びケーブル選択表示部,及び物理的特
性評価結果表示部が同一画面上に表示され,その設定内
容に変更があると,その変更内容に従って上記物理的セ
グメント設定評価手段により評価が再度行われ,その評
価結果に基づいて上記物理的特性評価結果表示部に表示
されている内容が変更されるため,使用者が試行錯誤を
迅速且つ容易に繰り返すことが可能であり,その結果変
更内容と評価結果の相関関係,ひいてはフィールドバス
について効率的に学習することが可能となる。特に,請
求項9にフィールドバスの学習装置によれば,上記通信
負荷予測手段が上記ネットワークスケジュールを設計す
るのに必要なパラメータのうち,基本的なパラメータの
みを変更可能に表示され,その変更の妥当性が評価さ
れ,その評価結果が表示されるため,基本的なパラメー
タについて効果的な学習を行うことが可能となる。ま
た,上記請求項15に記載の発明によれば,コンピュー
タを,上記請求項1〜7のいずれか1項に記載のフィー
ルドバスの設計支援装置として機能させるためのフィー
ルドバスの設計支援プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することができる。ま
た,請求項16に係る発明は,コンピュータを,上記請
求項8〜14のいずれか1項に記載のフィールドバスの
学習装置として機能させるためのフィールドバスの学習
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るフィールドバスの
設計支援装置,及び学習装置の概略構成を示す図。
【図2】 計装ループリストを説明するための図。
【図3】 ファンクションブロックを説明するための
図。
【図4】 セグメント分けの設計支援及び学習を説明す
るための図。
【図5】 制御系の設計を説明するための図。
【図6】 ファンクションブロックの接続例を示す図。
【図7】 リンクオブジェクト及びVCRを説明するた
めの図。
【図8】 リンクオブジェクトの設計及び学習を説明す
るための図。
【図9】 VCRの設計及び学習を説明するための図。
【図10】 ネットワークスケジュールの設計及び学習
を説明するための図。
【図11】 通信負荷の評価内容を説明するための図。
【図12】 従来のプロセスにおける接続形態を説明す
るための図。
【図13】 フィールドバスシステムにおける接続形態
を説明するための図。
【符号の説明】
10…セグメント設定手段 11…物理的セグメント設定評価手段 12…通信負荷予測手段 101…フィールド機器情報記憶手段 102…セグメント情報記憶手段 103…ケーブル情報記憶手段 121…制御系設計手段 122…ネットワークスケジュール生成手段 201…フィールド機器情報表示部 202…セグメント選択表示部 203…ケーブル選択表示部 205…物理的特性評価結果表示部 2061…パラメータ設定表示部 2062…妥当性評価部 2063…妥当性表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 大作 兵庫県高砂市高砂町宮前町1−8 (72)発明者 村上 悟 兵庫県高砂市高砂町宮前町1−8 (72)発明者 吉田 雅美 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1−1− 32 Fターム(参考) 5B046 AA02 BA02 CA06 GA01 HA05 JA01 5K033 AA04 BA03 BA08 DA01 DA05 DA13 DA15 DB12 DB14 EA06 EA07 EC01 (54)【発明の名称】 フィールドバスの設計支援装置,フィールドバスの学習装置,フィールドバスの設計支援プログ ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体,フィールドバスの学習プログラムを記録 したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムを制御するためのセンサ,アク
    チュエータを含む各種フィールド機器,及び各種フィー
    ルド機器を制御管理するためのホスト機器を含むシステ
    ム機器の間にディジタル通信環境を提供するフィールド
    バスを用いたネットワークを設計するためのフィールド
    バスの設計支援装置であって,上記ネットワークに接続
    する各フィールド機器に対するネットワークのセグメン
    ト分けを仮想的に行うためのセグメント設定手段と,上
    記セグメント設定手段による設定内容に従って,各セグ
    メント毎に通信媒体の物理的特性に関する制約項目につ
    いて評価する物理的セグメント設定評価手段と,上記セ
    グメント設定手段によりセグメント分けされた各フィー
    ルド機器に設定された制御機能に従ってネットワークス
    ケジュールを設計し,各セグメント毎に通信負荷を予測
    する通信負荷予測手段とを具備してなるフィールドバス
    の設計支援装置。
  2. 【請求項2】 上記セグメント設定手段が,上記フィー
    ルド機器に関するフィールド機器情報を予め記憶するた
    めのフィールド機器情報記憶手段と,各フィールド機器
    をセグメントに対応付けるセグメント情報を記憶するた
    めのセグメント情報記憶手段と,各システム機器間を接
    続するケーブルの種類を上記セグメントに対応付けるケ
    ーブル情報を記憶するためのケーブル情報記憶手段と,
    各フィールド機器に所定の制御機能を対応付けた制御機
    能情報を記憶するための制御機能情報記憶手段とを具備
    してなる請求項1に記載のフィールドバスの設計支援装
    置。
  3. 【請求項3】 上記物理的セグメント設定評価手段が,
    上記フィールド機器情報記憶手段に記憶された上記フィ
    ールド機器情報,上記セグメント情報記憶手段に記憶さ
    れた上記セグメント情報,及び上記ケーブル情報記憶手
    段に記憶された上記ケーブル情報に基づいて,複数の上
    記制約項目についてそれぞれ評価を行い,各制約項目そ
    れぞれの評価結果に従って,上記セグメント設定手段に
    よる設定内容の物理的特性に関する総合的な評価を行う
    ものである請求項2に記載のフィールドバスの設計支援
    装置。
  4. 【請求項4】 上記物理的セグメント設定評価手段が評
    価を行う制約項目が,各セグメントに接続されるフィー
    ルド機器の数,各セグメント毎の総ケーブル長,各セグ
    メントにおいてバス給電を行う場合の電源ユニットから
    フィールド機器までに生じる電圧ドロップのうちの最大
    電圧ドロップ,バス給電を行う場合の各セグメントに接
    続されるフィールド機器の消費電流,ツリー型配線を行
    った場合のスパー長である請求項3に記載のフィールド
    バスの設計支援装置。
  5. 【請求項5】 上記物理的セグメント設定評価手段が,
    各セグメントに用いられるケーブルの種類に基づいて,
    各セグメント毎の総ケーブル長に関する評価しきい値を
    変更するものである請求項4に記載のフィールドバスの
    設計支援装置。
  6. 【請求項6】 上記物理的セグメント設定評価手段が,
    各セグメントに接続されるフィールド機器の数に基づい
    て,ツリー型配線を行った場合のスパー長に関する評価
    しきい値を変更するものである請求項4又は5に記載の
    フィールドバスの設計支援装置。
  7. 【請求項7】 上記通信負荷予測手段が,各フィールド
    機器に設定された制御機能を各セグメント毎に接続する
    と共に,各制御機能に必要な設定パラメータを設計する
    制御系設計手段と,上記制御系設計手段による設計内容
    に従って,ネットワークスケジュールを生成するネット
    ワークスケジュール生成手段とを具備してなる請求項2
    〜6のいずれか1項に記載のフィールドバスの設計支援
    装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項2〜7のいずれか1項に記載
    のフィールドバスの設計支援装置と,上記フィールド機
    器情報記憶手段に記憶された各フィールド機器情報を表
    示するためのフィールド機器情報表示部と,上記フィー
    ルド機器情報表示部に表示された各フィールド機器情報
    に対応付けていずれかのセグメントを選択可能に表示
    し,各フィールド機器に対して上記セグメント情報を設
    定するためのセグメント選択表示部と,各セグメントに
    対応付けて上記システム機器間を接続するのに用いるケ
    ーブルの種類のいずれかを選択可能に表示し,各セグメ
    ント毎に上記ケーブル情報を設定するためのケーブル選
    択表示部と,上記物理的セグメント設定評価手段による
    評価結果を表示する物理的特性評価結果表示部とを具備
    し,上記フィールド機器情報表示部,セグメント選択表
    示部,及びケーブル選択表示部,及び物理的特性評価結
    果表示部を少なくとも同一画面上に表示し,上記画面上
    の上記セグメント選択表示部により設定されるセグメン
    ト情報,及び上記ケーブル選択表示部により設定される
    ケーブル情報のいずれか一方又は両方に変更があった場
    合に,その変更内容に従って上記物理的セグメント設定
    評価手段が評価を行い,その評価結果に基づいて上記物
    理的特性評価結果表示部に表示されている内容を変更し
    てなるフィールドバスの学習装置。
  9. 【請求項9】 上記通信負荷予測手段が上記ネットワー
    クスケジュールを設計するのに必要なパラメータのう
    ち,基本的なパラメータのみを変更可能に表示するパラ
    メータ設定表示部と,その変更の妥当性を評価する妥当
    性評価部と,妥当性評価部の判断結果を表示する妥当性
    表示部とを具備し,上記パラメータ設定表示部に表示さ
    れた上記基本的なパラメータが変更された場合に,その
    変更内容の妥当性を上記妥当性評価部により評価し,そ
    の評価結果に基づいて,上記妥当性表示部に表示されて
    いる評価内容を変更してなる請求項8に記載のフィール
    ドバスの学習装置。
  10. 【請求項10】 上記パラメータ設定表示部が,上記制
    御機能に関するパラメータの表示を行うものである請求
    項9に記載のフィールドバスの学習装置。
  11. 【請求項11】 上記パラメータ設定表示部が,上記制
    御機能間を接続するためのリンクオブジェクトのコンフ
    ィグレーションに関するパラメータの表示を行うもので
    ある請求項9又は10に記載のフィールドバスの学習装
    置。
  12. 【請求項12】 上記パラメータ設定表示部が,上記通
    信媒体に論理的な通信路を設定するためのVCRのコン
    フィグレーションに関するパラメータの表示を行うもの
    である請求項9〜11のいずれか1項に記載のフィール
    ドバスの学習装置。
  13. 【請求項13】 上記パラメータ設定表示部が,上記ネ
    ットワークにおける通信を管理するリンクアクティブス
    ケジューラーに関するパラメータの表示を行うものであ
    る請求項9〜12のいずれか1項に記載のフィールドバ
    スの学習装置。
  14. 【請求項14】 上記パラメータ設定表示部が,上記ネ
    ットワークにおける通信負荷に関するパラメータを表示
    するものである請求項9〜13のいずれか1項に記載の
    フィールドバスの学習装置。
  15. 【請求項15】 コンピュータを,上記請求項1〜7の
    いずれか1項に記載のフィールドバスの設計支援装置と
    して機能させるためのフィールドバスの設計支援プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 コンピュータを,上記請求項8〜14
    のいずれか1項に記載のフィールドバスの学習装置とし
    て機能させるためのフィールドバスの学習プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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