JP2001043149A - リモートfcuの制御方法及びリモートfcu - Google Patents

リモートfcuの制御方法及びリモートfcu

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JP2001043149A
JP2001043149A JP11213086A JP21308699A JP2001043149A JP 2001043149 A JP2001043149 A JP 2001043149A JP 11213086 A JP11213086 A JP 11213086A JP 21308699 A JP21308699 A JP 21308699A JP 2001043149 A JP2001043149 A JP 2001043149A
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JP11213086A
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Takaaki Yamato
貴明 大和
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はホストコンピュータとファイルの間に
リモート転送を行うリモートFCUとで構成された正,
副の2つのセンタの一方が他方のバックアップを行い,
機番の対応関係が設定されたテーブルを備えたリモート
FCUの制御方法及びリモートFCUに関し,検索処理
に時間を要しないでスループットを向上することを目的
とする。 【解決手段】正センタで正,副の機番の組合わせをパラ
メータとする設定コマンドの発生に対し正センタのリモ
ートFCUは,自テーブルでパラメータで指定された正
センタの機番に対して前記パラメータで指定された副セ
ンタの機番と異なる副センタの機番が既に設定されてい
ることを検出すると,該副センタの機番を解除すると共
に該機番を退避して副センタ側にパラメータと退避した
副センタの機番を転送し,副センタのリモートFCUは
正センタから転送された機番を解除の対象として認識す
るよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホストコンピュータ
とファイルの間にリモート転送を行うファイル制御装置
(リモートFCU)とで構成された正,副の2つのセン
タの一方が他方のバックアップを行うシステムであっ
て,通信経路やファイルのボリュームを表す機番の対応
関係が正,副のセンタのそれぞれのリモートFCU内に
設定されたテーブルを備えたリモートFCUの制御方法
及びリモートFCUに関する。
【0002】本発明は,特にホストコンピュータ(ホス
トという)とデータを保持する磁気ディスク装置(ボリ
ュームという)とからなるシステムをバックアップする
ための同じ構成のシステムが別の場所に構築され,2つ
のシステムがそれぞれリモートファイル制御装置(Remo
te File Controler Unit: リモートFCUという) によ
り相互に接続されている場合に,相互に接続するリモー
トアダプタの関係や,相互のボリュームの関係を定義し
た設定内容を特定するためのリモートFCUの制御方法
及びリモートFCUに関する。
【0003】近年,ホストコンピュータを一つだけ設け
て多数の端末からのアクセスに対して一手に処理を行う
というシステム構成では,大地震等の自然災害や,シス
テムの機械的な故障等の発生に対し即座にシステムが動
けなくなり,利用者に対するサービス性が低下するとい
う問題があった。これに対処するために,ホストとボリ
ュームの間にリモートファイル制御装置(リモートFC
U)を設けたセンタを異なる地域に正,副の2つ設け,
両センタはリモートファイル制御装置(リモートFC
U)が通信回線を介して相互に接続されて,正センタで
発生したボリュームを書き換えるデータは,正センタの
ボリュームだけでなく副センタのボリュームも書き換え
るよう制御され,逆に副センタで発生した書き変えデー
タは正センタのボリュームを書き換えるよう制御する方
法が採用されている。
【0004】このようなリモートファイル制御装置(リ
モートFCU)を用いて正,副センタを接続する場合,
両センタのボリュームの対応関係や,両センタを接続す
る通信回線の対応関係を予め設定することで,データの
書き換えや,通信制御を行うことが可能となるが,これ
らの対応関係を設定するには多大の処理時間を要するた
め,その改善が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図9は従来のシステム構成の例を示す図
である。図中,80は正センタ,80’は正センタ80
と離れた場所に設けられた副センタ,81,81’は正
センタと副センタのホストコンピュータ,82,82’
は正センタと副センタのチャネルインタフェース,8
3,83’は正センタと副センタのそれぞれに設けられ
たリモート転送を行うリモートファイル制御装置(リモ
ートFCUで表示),84,84’は正センタと副セン
タのリモートFCUとボリューム間のバスのためのPC
I(Peripheral Component Interconnect)インタフェー
ス,85,85’は正センタと副センタのデータを格納
するボリューム(磁気ディスク装置),86は正センタ
のリモートFCU85と副センタのリモートFCU8
5’の間を接続する高速ディジタル回線(専用線が多
い)またはATM(Asynchronous Transfer Mode: 非同
期転送モード) 回線である。
【0006】図9に示す正センタ80と副センタ80’
はそれぞれのホストコンピュータ81,81’によりそ
れぞれ単一のシステムとしても動作が可能であり,その
場合,互いに他のセンタがバックアップ用のセンタとし
て機能する。副センタ80’が正センタ80のバックア
ップとして機能する場合,ホストコンピュータ81で発
生したデータはリモートFCU83を介して自センタの
ボリューム85に書込まれると同時に,リモートFCU
83の動作により回線86を介して副センタ80’のリ
モートFCU83’にも送られて,副センタ80’のボ
リューム85’の中の書換えの対象となる部分に書込ま
れ,正センタ80が保持するデータは副センタ80’に
も保持される。これにより,例えば,正センタ80のホ
ストコンピュータが災害等によりダウンしても,正セン
タ80を利用していた端末(リモートFCU83に接続
した端末等)は,それぞれの回線(公衆回線や専用線)
を介して副センタ80’のリモートFCU83’にアク
セスすることで以前と同じサービスを受けることができ
る。
【0007】図10にリモートFCU内部の構成を示
す。図中,830はホストコンピュータとのインタフェ
ースをとるチャネルアダプタ(Channel Adapter:CAで
表示 ),831は内部資源を管理する資源管理部(Reso
urce Manager/Table Storage:RM/TSで表示),8
32はキャッシュメモリの制御機構と,キャッシュメモ
リ管理用のテーブル(どのボリュームのどの位置のデー
タがキャッシュに保持されているかを表すテーブル)を
保持する記憶装置とを備えるキャッシュ機能制御部(Ca
che Function Engine/Table Storage:CFE/TSで表
示),833は下位装置(ボリューム)と接続するデバ
イスアダプタ(Device Adapter:DAで表示),834
は高速デジタル回路またはATM回線を経由して他のリ
モートFCUと接続するリモートアダプタ(Remote Ada
pter: RAで表示),835はリモートFCUの保守の
ためのサービスアダプタ(Service Adapter:SAで表
示),836はキャッシュメモリ(Shared Storage: S
Sで表示)である。
【0008】リモートFCUは正センタ,副センタの何
れも同様の構成を備え,図10に示すように,ホストコ
ンピュータとチャネルインタフェースの制御を行うチャ
ネルアダプタ830で接続され,記録媒体である磁気デ
ィスク装置とデバイスアダプタ833によりPCIイン
タフェースで接続される。更に,リモートFCU内部に
リモートアダプタ(RA)834と呼ばれるモジュール
を搭載し,リモートアダプタ834は通信回路(高速デ
ィジタル回線またはATM回線)経由して遠隔地にある
別のリモートFCU内部のリモートアダプタ(RA)と
接続される。なお,830〜836の各部または装置に
はMPU(マイクロプロセッサユニット)が備えられ,
それぞれプログラム制御のためのマイクロプログラムコ
ードを内蔵している。
【0009】図11にリモートFCUにおけるデータの
流れを示す。図11の各符号は上記図9及び図10と同
じものは同一符号で表し,リモートFCUの内部は上記
図10の中のデータ転送に関係する部分だけを示す。
【0010】図11において,ホストからデータを受け
取ったリモートFCUは,当該装置の配下に接続されて
いるボリュームにデータを書込むと同時に,リモートア
ダプタ(RA)から通信回線経由で別のリモートFCU
のリモートアダプタ(RA)に対してデータ転送を行
う。これは「リモート転送」と称される。リモート転送
によりデータ受け取った別のリモートFCUも同様にそ
の装置の配下に接続されているボリュームにデータを書
込むことでバックアップをとることができる。
【0011】リモートFCUはこのような機能を有する
装置であり,データを遠隔地にある別のリモートFCU
に送信する側を正センタ,正センタから送信されたデー
タを受信する側を副センタと称する。正センタのリモー
トアダプタ(RA)と副センタのリモートアダプタ(R
A)間を接続する通信回線のことを単に「回線」と呼
ぶ。一台のリモートFCUには複数個(最大8個)のリ
モートアダプタ834が搭載可能であり,これに対応し
て正センタと副センタの間には複数本(最大8本)の回
線を敷設することができる。そして,正センタのリモー
トアダプタ(RA)と副センタのリモートアダプタ(R
A)との対応関係及び,正センタのボリューム機番(2
56個のボリュームを使用する場合がある)と副センタ
のボリューム機番との対応関係(正センタの各ボリュー
ムのデータをバックアップとして格納する副センタのボ
リューム機番)を予め設定しておくことで,正センタと
副センタ間のシステム動作を正常に実行することができ
る。なお,副センタ側にも副センタのリモートアダプタ
(RA)とボリューム機番に対応する正センタのリモー
トアダプタ(RA)とボリューム機番がそれぞれ設定さ
れている。
【0012】図12にシステム全体の動作を説明する図
である。なお,リモートアダプタ(RA)は8個設けら
れているが,図12ではまとめて1つのブロックとして
示され,以下に動作の順を表す〜の項に分けて説明
する。
【0013】正センタのホストコンピュータのソフト
ウェアにより,正センタのRAと副センタのRAの対応
関係及び正センタのボリュームと副センタのボリューム
の対応関係(例えば,正センタのRA♯1が副センタの
RA♯7に対応するという関係)が,リモートFCU内
部に設定される。
【0014】正センタ側ホストコンピュータは,設定
した正センタ側のボリューム機番を指定して,ライトコ
マンドを正センタ側リモートFCUに対して発行する。
【0015】ライトコマンドを受領した正センタ側リ
モートFCUは,FCU内部のキャッシュメモリにデー
タを格納した後,正センタ側リモートFCU配下のボリ
ューム(正センタ側ボリューム,つまり指定機番のボリ
ューム)にデータを書き込む。
【0016】上記と並行して,正センタ側リモート
FCUは,FCU内部のRA対応関係テーブルおよびボ
リューム対応関係テーブルを参照し,副センタ側リモー
トFCUにデータを転送する。
【0017】データを受信した副センタ側リモートF
CUは,FCU内部のボリューム対応関係テーブルによ
り指定されているボリュームにデータを書き込む。書き
込み完了後,副センタ側リモートFCUは,正センタ側
リモートFCUに対して書き込み完了(正常終了)の通
知を行う。
【0018】完了通知を受信した正センタ側リモート
FCUは,正センタ側ホストに対して処理終了(正常終
了)の通知を行ない,一連の処理を終了する。
【0019】上記のシステム全体の動作の中で,を実
行した場合のリモートFCUの内部動作を図13〜図1
5を用いて以下に説明する。
【0020】図13〜図15は通信経路の対応関係の設
定の動作例(その1)〜(その3)を示す。図13のa
は通信経路の設定コマンドのパラメータで指定された正
センタRAと副センタRAの例であり,「RA♯00−
RA♯10」は,正センタ側の♯00のRAを,副セン
タ側の♯10のRAに対応付けることを意味する。図1
3のbは,両センタFCU内部に予め設定されているR
A対応関係テーブルであり,左側が正センタ側FCU内
部のRAの各番号(♯00〜♯07)に対して副センタ
側FCUのRA番号を表し,右側は副センタ側FCU内
部に保持されているRAの各番号(♯10〜♯17)に
対応する正センタ側のRAの番号を表す。
【0021】図13のcから図15において,正センタ
RA(Remote Adapter)と副センタRAの対応関係の設定
(通信経路の設定)を実行した場合の動作例を動作の順
(1)〜(8) を追って示すが, ボリュームの対応関係の設
定でも同様の動作が行われる。
【0022】(1) 正センタ側FCUは,ホストが指定し
た「正センタRA」(ホストは,通信経路の設定コマン
ドのパラメータにより正センタRAと副センタRAを指
定する)が,当該FCUに搭載しているかどうかのチェ
ックを行ない,搭載していることを確認する(図1
3)。
【0023】(2) 正センタ側FCUは,パラメータの
「正センタRA」が,既に別の副センタRA(パラメー
タの「副センタRA」とは異なるRA)と対応関係があ
る(設定済)の場合は,当該設定内容を解除(削除)す
る(図13)。
【0024】(3) 正センタ側FCUは,パラメータの
「副センタRA」が,既に当該FCU内部の別RA(パ
ラメータの「正センタRA」とは異なるRA)と対応関
係が設定されているかどうかのチェックを行う。当該
「副センタRA」に関して,既に対応関係の設定が有る
(設定済)の場合は,その設定内容を解除(削除)する
(図14)。
【0025】(4) 正センタ側FCUは,パラメータを副
センタ側FCUに転送する(図14)。
【0026】(5) 副センタ側FCUは, パラメータの
「副センタRA」が,既に別の正センタRA(パラメー
タの「正センタRA」とは異なるRA)と対応関係が設
定されているかどうかのチェックを行う。この「副セン
タRA」に関して,既に対応関係の設定が有る(設定
済)の場合は,当該設定内容を解除(削除)する(図1
4)。
【0027】(6) 副センタ側FCUは,パラメータの
「正センタRA」が既にそのFCU内部の別RA(パラ
メータの「副センタRA」とは異なるRA)と対応関係
が設定されているかどうかのチェックを行う。その「正
センタRA」に関して,既に対応関係の設定が有る(設
定済)の場合は,その設定内容を解除(削除)する(図
14)。
【0028】(7) 副センタ側FCUは,その他のパラメ
ータ内容に異常が無ければ,パラメータで指定された内
容に従って設定を行ない,正センタ側FCUに対して
「正常終了」の応答を報告する(図15)。
【0029】(8) 正センタ側FCUは,副センタ側FC
Uから「正常終了」の応答を受領した後に,パラメータ
で指定された内容に従って設定を行ない,ホストに対し
て「正常終了」の応答を報告する(図15)。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記図13〜図15の
ように通信経路の設定動作を行う場合,上記(3),(6) の
動作において図16の問題点説明図に示すような問題が
あった。すなわち,aのような通信経路の設定コマンド
に対し,正センタのFCU内部のRA対応関係テーブル
を管理する資源管理部(リソースマネージャ,略してR
M)は,パラメータにて指定された相手RA(正センタ
側FCUにとって「副センタRA」,副センタ側FCU
にとって「正センタRA」)が,そのFCUの別RAと
対応関係が設定されているかのチェックを行うために,
正センタ側FCUのRMで図16のb,副センタ側FC
UのRMでは図16のcのそれぞれに示すようにテーブ
ル内の全ての設定内容を検索する処理が必要である。
【0031】テーブル内の検索要素が多くなると,検索
処理に多大な時間を要し,FCUの処理時間に多大な影
響を与える。このようにFCUの処理時間の増大はシス
テム全体の性能劣化(スループット低下)を引き起こす
という問題があった。
【0032】本発明は検索処理に時間を要しないでスル
ープットを向上することができるリモートFCUの制御
方法及びリモートFCUを提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を示す。図中,1は正センタ,2は正センタのホスト,
3は正センタ側のリモートFCU,30は通信経路を表
す通信回線番号やファイルのボリューム番号等の正セン
タと副センタとの対応関係が設定されるテーブル,3a
は正センタ機番の搭載検出・退避手段,3bは検出副セ
ンタ機番の解除手段,3cは解除副センタ機番付パラメ
ータ通知手段,3dは通知機番の設定解除手段である。
また1’は副センタ,2’は副センタのホスト,3’は
副センタのFCU,30’は副センタのリモートFCU
3’の対応関係設定用のテーブル,3eはパラメータの
副センタ機番検出・退避手段,3fは検出正センタ機番
の解除手段,3gはパラメータ対応設定手段,3hは解
除正センタ機番付応答通知手段である。なお,図1に通
信回線のリモートアダプタ(RA)やボリュームは図示
省略されている。また,テーブル30,30’はそれぞ
れ基準となるリモートFCUの機番及びリモートFC
U’の機番が各テーブルの格納位置を表すよう構成され
各機番の内容を簡単に参照できる。
【0034】本発明では正センタ1のホスト2から設定
コマンドがリモートFCU3に入力される。この設定コ
マンドは,リモートアダプタの通信回線番号やボリュー
ム番号等の機番について正センタ1のリモートFCU3
側と副センタ1’のリモートFCU3’側との対応関係
を設定したテーブルの内容を設定(更新)するコマンド
であり,正センタ側機番に対して設定すべき副センタ側
機番がセットとして与えられる。リモートFCU3がこ
れを受け取ると,正センタ側機番の搭載検出・退避手段
3aによりテーブル30を参照してコマンドの正センタ
機番を検出し,検出すると,この正センタ側の機番に対
して設定された副センタの機番を図示省略された一次記
憶装置に退避して,検出副センタ機番の解除手段3bに
よりテーブル30のその副センタ機番を解除(削除)
し,次に解除機番付パラメータ通知手段3cが駆動され
る。副センタ1’に対してコマンドの内容であるパラメ
ータに対し先に退避した副センタ側の機番を付加して転
送する。
【0035】副センタ1’のリモートFCU3’はこれ
を受け取ると,パラメータの副センタ機番搭載検出・退
避手段3eにより副センタのテーブル30’からパラメ
ータの副センタ機番を検出して,これに対して設定され
た正センタ機番を退避する。次に検出正センタ機番の解
除手段3fによりその正センタ機番を解除(削除)す
る。更にパラメータ対応設定手段3gがテーブル30’
に対しパラメータの内容に従って通知された副センタ機
番に対応する正センタ機番を設定し,最後に解除正セン
タ機番付応答通知手段3hが駆動され,上記の3fで解
除された機番を付加した完了通知をホスト2へ発生す
る。正センタ1ではこの通知を受け取ると,通知機番の
設定解除手段3dが駆動されて受け取った正センタ機番
をテーブル30から解除する。
【0036】このような構成により,設定のコマンドに
対して正センタ及び副センタの各リモートFCU3,
3’のそれぞれにおけるテーブル30,30’の確認,
設定の処理に要する処理時間を少なくすることができ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明は上記図10と同様のシス
テム構成において,図11に示す構成を備えるファイル
制御装置の内部構成と同様のハードウェアに実施され
る。
【0038】図2乃至図4は本発明の実施例の処理フロ
ー(その1)〜(その3)であり,正センタと副センタ
の各リモートFCU(ファイル制御装置)のリソースマ
ネージャにおいて実行される。以下の説明ではリモート
FCUを単にFCUという。
【0039】図2は正センタFCUの処理フローであ
り,最初にホストから通信経路の設定コマンドのパラメ
ータ(正センタRAの番号に対応する副センタRAの番
号のセット)を受領すると(図2のS1),ホストが指
定した「正センタRA(番号)」が当該FCUに搭載し
ているか判別する(同S2)。搭載していない場合はエ
ラー処理を行い(図2のS3),搭載している場合は,
ホストが指定した「正センタRA(番号)」が既に別の
副センタRAと設定済か判別する(同S4)。この時,
正センタRAは,テーブル内で昇順に並んでいるためテ
ーブル内の要素(場所)を特定することが容易となる。
S4において設定されてないことが分かると,後述する
S7へ移行し,設定済の場合は設定済の「副センタR
A」を別領域に退避する(図2のS5)。次に当該設定
内容を解除し(図2のS6),副センタFCUへパラメ
ータ+退避した「副センタRA」を転送する(同S
7)。この場合の「副センタRA」は副センタFCUで
解除すべきRAであることを意味し,上記のS5におい
て別領域に退避していた情報である。
【0040】図3は上記図2の処理により正センタから
の通知を受け取った場合に副センタFCUで実行される
処理フローである。正センタFCUから通信経路の設定
コマンドのパラメータ+「副センタRA(番号)」を受
領する(図3のS1)。この時受領した「副センタRA
(番号)」は,副センタFCUにて解除すべきRA(番
号)である。次に,ホストが指定した「副センタRA」
をこの副センタFCUに搭載しているかテーブルを参照
して判別し(同S2),搭載していないとエラー処理を
行い(同S3),搭載しているとホストが指定した「副
センタRA」が既に別の正センタRAに対して設定済か
判別する(同S4)。ここで設定されていないと後述す
るS7に移行するが,設定済の場合は設定済の「正セン
タRA(番号)」を別領域に退避し(図3のS5),そ
の設定内容を解除し(同S6),正センタFCUから送
られてきた解除すべき「副センタRA」に該当する設定
済内容を解除する(同S7)。なお,上記図3のS4及
びS7において,副センタRA(番号)は,副センタF
CUのテーブル内で昇順に並んでいるため,テーブル内
の要素(場所)を特定することが容易である。また,図
3のS5において,副センタFCUは,設定内容を解除
する前に,設定済の「正センタRA(番号)」を別領域
に退避して後述する処理(S9)で利用する。
【0041】S7に続いて,副センタFCUのテーブル
に対し受領したパラメータ内容の設定を行い(図3のS
8),正センタFCUへ応答(完了)通知+退避した
「正センタRA」を転送する(同S9)。
【0042】図4は上記図3の副センタからの通知を受
け取った正センタで実行される処理である。図4におい
て,正センタのFCUが副センタFCUから,応答通知
+「正センタRA(番号)」を受領すると(図4のS
1),副センタFCUから送られてきた解除すべき「正
センタRA(番号)」に該当する設定内容を解除する
(同S2)。この時,正センタRA(番号)はテーブル
内で昇順に並んでいるため,テーブル内の要素(場所)
を容易に特定できる。設定内容の解除を終了すると,上
記図2のS1で受領した設定コマンドのパラメータの内
容により正センタFCUのテーブルを設定する(同S
3)。
【0043】図2乃至図4では通信経路のRA番号の正
センタFCUと副センタFCUの対応関係の設定を行う
場合の実施例を示したが,記憶装置(ファイル)のボリ
ューム番号の関係の設定も同様の処理が実行される。
【0044】次に上記図2乃至図4に示す実施例の処理
フローによる具体的な設定動作の例を説明する。
【0045】図5乃至図9は通信経路設定の動作例(そ
の1)〜(その4)である。図5のA.は正センタのホ
ストからの,通信経路の設定コマンドのパラメータで指
定された正センタRA(番号)と副センタRA(番号)
であり,正センタ側のRA♯00に対し副センタ側のR
A♯10を設定するコマンドである。この時,両センタ
のFCU内部のRA対応関係テーブルは図5のB.の
(正センタ側)と(副センタ側)に示す内容となって
いる。
【0046】図5のA.のコマンドの発生に対しB.に
示す内容の各テーブルを用いて,図5のC.の(1) から
図8の(9) のように正センタ,副センタで動作が行われ
る。
【0047】(1)ホストが指定した「正センタRA」
(RA♯00)が,そのFCUに搭載していることを確
認する(図5)。
【0048】(2)に「正センタRA」(RA♯00)が
既に別の副センタRA(RA♯17)と対応関係の設定
が有る(設定済)ので,その設定内容(RA♯00−R
A♯17)を解除して正センタ側を図のようにする(図
5)。
【0049】(3)正センタ側FCUから副センタ側FC
Uへ“パラメータ+副センタFCUで解除すべき「副セ
ンタRA」(RA♯17)を転送する(図6)。
【0050】(4)副センタ側では「副センタRA」(R
A♯10)が,既に別のRA(RA♯07)と対応関係
の設定が有る(設定済)ので,その設定内容を解除する
(図6)。
【0051】(5)正センタFCUから送られてきた解除
すべき「副センタRA」(RA♯17)が設定済なの
で,その設定内容(RA♯17−RA♯00)を解除す
る(図6)。
【0052】(6)副センタ側FCU内部の設定完了後,
正センタ側FCUへの応答を通知する(図7)。
【0053】(7)副センタ側FCUから正センタ側FC
Uへの“応答通知+正センタFCUで解除すべき「正セ
ンタRA」(RA♯07)”を転送する(図7)。
【0054】(8)正センタは副センタFCUから送られ
てきた解除すべき「正センタRA」(RA♯07)が設
定済なので,その設定内容(RA♯07−RA♯10)
を解除する(図8)。
【0055】(9)正センタ側FCU内部の設定完了後,
ホストへ完了(正常終了)通知を行う(図8)。
【0056】
【発明の効果】本発明によるリモートFCU内部に保持
している設定内容を更新することにより,資源管理部
(RM:リソースマネージャ)はそのリモートFCUの
別RAと対応が設定されているので,チェック時にテー
ブル内の全ての設定内容を検索する処理を行うことなく
正副センタがお互いに通知するRA(番号)について対
応関係が設定されているかのチェックを行い,対応関係
があるならばその内容を解除することができる。また,
本発明のリモートFCUによれば,RMの検索処理が不
要になった分,各種設定における処理時間を短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例の処理フロー(その1)を示す
図である。
【図3】本発明の実施例の処理フロー(その2)を示す
図である。
【図4】本発明の実施例の処理フロー(その3)を示す
図である。
【図5】通信経路設定の動作例(その1)を示す図であ
る。
【図6】通信経路設定の動作例(その2)を示す図であ
る。
【図7】通信経路設定の動作例(その3)を示す図であ
る。
【図8】通信経路設定の動作例(その4)を示す図であ
る。
【図9】従来のシステム構成を示す図である。
【図10】リモートFCU内部の構成を示す図である。
【図11】リモートFCUにおけるデータの流れを示す
図である。
【図12】システム全体の動作を説明する図である。
【図13】通信経路の対応関係の設定の動作例(その
1)を示す図である。
【図14】通信経路の対応関係の設定の動作例(その
2)を示す図である。
【図15】通信経路の対応関係の設定の動作例(その
3)を示す図である。
【図16】問題点説明図である。
【符号の説明】
1 正センタ 2 正センタのホスト 3 正センタのリモートFCU 30 リモートFCU3の対応関係設定用のテーブル 3a 正センタ機番の搭載検出・退避手段 3b 検出副センタ機番の解除手段 3c 解除副センタ機番付パラメータ通知手段 3d 通知機番の設定解除手段 1’ 副センタ 2’ 副センタのホスト 3’ 副センタ側のリモートFCU 30’ リモートFCU3’の対応関係設定用のテーブ
ル 3e パラメータの副センタ機番検出・退避手段 3f 検出正センタ機番の解除手段 3g パラメータ対応設定手段 3h 解除正センタ機番付応答通知手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとファイルの間にリ
    モート転送を行うファイル制御装置(リモートFCU)
    とで構成された正,副の2つのセンタの一方が他方のバ
    ックアップを行うシステムであって,通信経路やファイ
    ルのボリュームを表す機番の対応関係が正,副のセンタ
    のそれぞれのリモートFCU内に設定されたテーブルを
    備えたリモートFCUの制御方法において,正センタで
    正,副の前記機番の組合わせをパラメータとする設定コ
    マンドの発生に対し正センタのリモートFCUは,自テ
    ーブルで前記パラメータで指定された正センタの機番に
    対して前記パラメータで指定された副センタの機番と異
    なる副センタの機番が既に設定されていることを検出す
    ると,該副センタの機番を解除すると共に該機番を退避
    して副センタ側に前記パラメータと同時に前記退避した
    副センタの機番を転送し,前記副センタのリモートFC
    Uは前記正センタから転送された機番を解除の対象とし
    て認識することを特徴とするリモートFCUの制御方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記副センタ側リモ
    ートFCUは,正センタ側リモートFCUから機番設定
    コマンドのパラメータと副センタの機番を受け取ると,
    前記パラメータで指定の副センタの機番がパラメータで
    指定の正センタの機番と異なる機番が設定されているこ
    とを検出すると,該設定された機番を退避して解除する
    と共に正センタ側リモートFCUに設定完了通知(応
    答)と同時に前記退避した正センタ機番を転送し,前記
    正センタ側リモートFCUは副センタ側リモートFCU
    から受領した機番を解除の対象と認識することを特徴と
    するリモートFCUの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において,前記機番
    は,通信経路を表す通信回線番号やファイルのボリュー
    ム番号を表すことを特徴とするリモートFCUの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータとファイルの間でリ
    モート転送を行うファイル制御装置(リモートFCU)
    とで構成された正,副のセンタが相互にバックアップを
    行うシステムにおける両センタ間の通信経路やファイル
    のボリュームを表す機番の対応関係が設定されたテーブ
    ルを備えたリモートFCUであって,正センタと副セン
    タの機番の対応関係を設定するコマンドの発行に対し,
    正センタのリモートFCUは,テーブルを参照して正セ
    ンタ側機番に対し設定された副センタの機番を退避する
    手段と,前記テーブルから設定された副センタ機番を解
    除する手段と,前記退避した副センタ機番を付けたコマ
    ンドをパラメータとして前記副センタへ通知する手段
    と,副センタ側からの解除された正センタ機番の通知に
    よりテーブルからその正センタ機番を解除する手段を備
    えることを特徴とするリモートFCU。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータとファイルの間でリ
    モート転送を行うファイル制御装置(リモートFCU)
    とで構成された正,副のセンタが相互にバックアップを
    行うシステムにおける両センタ間の通信経路やファイル
    のボリュームを表す機番の対応関係が設定されたテーブ
    ルを備えたリモートFCUであって,前記副センタのリ
    モートFCUは,正センタ側で発行された正センタと副
    センタの機番の対応関係を設定するコマンドの発行によ
    り前記正センタのリモートFCUから通知された副セン
    タ機番を付けたコマンドをパラメータとする通知を受け
    取ると,テーブルから前記副センタ機番に対応して設定
    された正センタ機番を検出して退避する手段と,検出し
    た正センタ機番を解除する手段と,受け取ったパラメー
    タによる設定を行う手段と,前記解除された正センタ機
    番を正センタへ通知する手段とを備えることを特徴とす
    るリモートFCU。
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