JP2001036796A - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JP2001036796A
JP2001036796A JP11208130A JP20813099A JP2001036796A JP 2001036796 A JP2001036796 A JP 2001036796A JP 11208130 A JP11208130 A JP 11208130A JP 20813099 A JP20813099 A JP 20813099A JP 2001036796 A JP2001036796 A JP 2001036796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示手段を備えた電子的撮像装置において、撮
影動作を実行する場合にもより簡単な操作を行なうのみ
で表示装置に表示される画像により所望の被写体の焦点
状態を容易に確認し得る電子的撮像装置を提供する。 【解決手段】撮影光学系12による結像される被写体像
を電気的な画像信号に変換する撮像手段18と、撮像手
段が取得した画像信号に基づく画像を表示する表示手段
(21・22)と、撮影光学系を駆動するレンズ駆動手
段(13・14)と、撮影動作の開始を指示する手動操
作部材と表示手段を制御する制御手段(27)とを具備
し、制御手段は、手動操作部材からの指示に応じて表示
手段に表示される画像の表示倍率を変更するよう制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子的撮像装
置、詳しくは撮像素子等を利用して撮影光学系により結
像される被写体像を電気的な画像信号として取得し記録
すると共に、取得した画像信号に基づく画像を表示し得
る表示手段を備えた電子的撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影光学系によって結像される被
写体像を、例えばCCD等の撮像素子を利用して電気的
な信号に光電変換し、これにより得られた画像信号を所
定の形態で記録媒体等に記録するように構成した電子ス
チルカメラ等の電子的撮像装置が実用化され、一般的に
普及している。
【0003】このような電子的撮像装置においては、取
得した画像信号に対して所定の信号処理を施すことによ
り、その画像信号に基づく画像と、この画像信号に付随
する各種の情報等からなる画像データを視覚的に識別し
得る形態で表示するようした液晶ディスプレイ(LC
D)等の表示手段を一体的に備えたものが一般的に実用
化されている。
【0004】このような従来の電子的撮像装置におい
て、表示手段として一般的に適用されている液晶ディス
プレイ(LCD)等は、小型のものである必要があるの
で、その表示能力、即ち表示解像度は、低解像度のもの
であるのが普通である。
【0005】したがって、このような表示手段により表
示される画像では、撮影範囲や構図等の確認を行なうこ
とはできるが、撮影時において行なわれる焦点調節動
作、即ち撮影対象となる被写体の所望する位置に、焦点
が合致しているか否かの焦点状態(ピントの状態)を表
示手段に表示される画像によって確認することは困難で
ある。
【0006】一方、表示手段は、撮影動作の結果、取得
した画像データに基づく画像及びこれに付随する各種の
情報を、撮影後に再生表示させることができるようにな
っているのが普通である。
【0007】そこで、再生動作時においては、取得され
た画像データに対して所定の信号処理を施すことで、画
像の一部を拡大した形態の拡大画像を表示することがで
きる機能を有した電子的撮像装置が実用化されている。
これによれば、撮影済みの画像データに基づく画像の焦
点状態を、撮影直後に容易に確認することができること
になる。
【0008】他方、撮影動作時に手動によって焦点調節
動作を行なう際には、所望する被写体像の焦点状態を予
め把握することができれば至便である。そこで、例えば
特開平5−244471号公報等によって開示されてい
る手段では、撮影動作時に表示手段をファインダーとし
て利用しているときにも、表示画像の一部を拡大して表
示させるようにし、実際に露光動作を実行する以前に予
め所望の被写体像の焦点状態を確認することができるよ
うにしている。
【0009】上記特開平5−244471号公報によっ
て開示されている電子的撮像装置は、焦点調節用の操作
部材を操作すると、表示手段(LCDモニター)に表示
される画像の一部が拡大して表示されるようになってお
り、使用者は、この拡大された画像によって焦点調節の
ための操作を実行することになる。つまり、この場合に
おいては、焦点調節用の操作部材を操作することによ
り、表示手段(LCDモニタ)の表示形態を任意に変更
することができるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
5−244471号公報に開示されている手段では、使
用者が手動操作を実行することによって焦点調節を行な
うように構成したものであるので、手動操作を行なうた
めの操作や表示手段によって拡大された画像を表示させ
るための操作に加え、実際の露光動作を実行させるため
の種々の操作等を手動で行なう必要があり、煩雑な操作
性となってしまっている。
【0011】この場合において、画面を拡大表示させる
ための操作と、所定の操作によって撮影光学系等を移動
させる焦点調節操作とは、それぞれが全く独立している
操作となっている。したがって、焦点調節動作のために
拡大された画像の表示を表示手段によって予め確認し得
る点においては有効な方法であるが、この電子的撮像装
置の使用者は、新たに加えられた操作部材を操作しなけ
ればならないため、電子的撮像装置自体の操作が煩雑に
なっているという問題点がある。
【0012】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、表示手段を備え
た電子的撮像装置において、撮影動作を実行する場合に
も、より簡単な操作を行なうのみで、表示装置に表示さ
れる画像によって所望の被写体の焦点状態を容易に確認
することができるようにした電子的撮像装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による電子的撮像装置は、撮影光学系に
よって結像される被写体像を電気的な画像信号に変換す
る撮像手段と、この撮像手段により取得された画像信号
に基づく画像を表示する表示手段と、上記撮影光学系を
駆動するレンズ駆動手段と、撮影動作の開始を指示する
手動操作部材と、上記表示手段を制御する制御手段とを
具備し、上記制御手段は、上記手動操作部材からの指示
に応じて上記表示手段に表示される画像の表示倍率を変
更するよう制御することを特徴とする。
【0014】また、第2の発明は、上記第1の発明によ
る電子的撮像装置において、上記レンズ駆動手段は、上
記手動操作部材からの指示に応じて焦点調節動作を自動
的に行なうことを特徴とする。
【0015】そして、第3の発明は、上記第1の発明に
よる電子的撮像装置において、上記撮像手段により取得
された画像信号に基づいて焦点状態を検出する焦点検出
手段を、さらに備えて構成したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の一実施形態の電子
的撮像装置における内部構成を示すブロック構成図であ
る。
【0017】本電子的撮像装置1は、装置全体の制御を
司る制御手段であって、例えばCPU等によって構成さ
れるシステムコントローラ27を備えている。このシス
テムコントローラ27には、各種の電気回路等が電気的
に接続されていて、本電子的撮像装置1の各構成部材の
動作を適宜制御するように構成されている。
【0018】本電子的撮像装置1の前面側には、被写体
からの光束(以下、被写体光束という)を透過させて光
学的な被写体像を結像させる撮影光学系12が設けられ
ている。この撮影光学系12は、システムコントローラ
27からの所定の指令信号を受けてレンズ制御回路14
を介して制御されるレンズ駆動機構13によって、光軸
Oに沿う方向に移動自在に配置されている。このレンズ
駆動機構13は、駆動源となるモータや撮影光学系の所
定のレンズの移動量を検出するセンサ等によって構成さ
れている。そして、レンズ駆動機構13及びレンズ制御
回路14は、撮影光学系12を駆動するレンズ駆動手段
であり、焦点調節手段の役目をしている。
【0019】なお、撮影光学系12は、図1においては
図示を省略しているが、例えば光軸Oに沿う方向に移動
させることで被写体像を所定の位置に結像させる焦点調
節動作に寄与するフォーカスレンズ等の複数のレンズに
よって構成されている。
【0020】撮影光学系12の後方には、同撮影光学系
12を透過した被写体光束のうち赤外光成分を透過させ
ずに可視光成分のみを透過させる赤外カットフイルター
の役目をすると共に、高周波成分を透過させないように
する光学ローパスフイルターとしての役目をするフイル
ター17と、このフイルター17を透過した光束により
形成される光学的な被写体像を受けて光電変換処理を行
ない電気的な画像信号を生成する撮像手段であって、例
えばCCD等によって構成される撮像素子18が配設さ
れている。
【0021】撮像素子18には、A/Dコンバーター1
9及びタイミングパルス発生回路28が電気的に接続さ
れている。このタイミングパルス発生回路28は、撮像
素子18を駆動する際に必要となる所定のパルス信号を
出力すると共、同パルス信号をA/Dコンバーター19
に対しても出力するようになっており、A/Dコンバー
ター19は、タイミングパルス発生回路28からのパル
ス信号に基づいて撮像素子18が出力する画像信号(ア
ナログ信号)をデジタル信号に変換する役目をするもの
である。
【0022】A/Dコンバーター19には、画像信号コ
ントローラ20が電気的に接続されている。この画像信
号コントローラ20は、DSP等によって構成されタイ
ミングパルス発生回路28を介して撮像素子18を制御
すると共に、同撮像素子18によって生成されA/Dコ
ンバーター19によりデジタル化された画像信号を受け
て所定の補正処理や加工処理等の画像処理を施す画像処
理手段であり、画像信号の高周波成分等を検出して表示
される画像の焦点状態を検出し得る焦点検出手段である
と共に、所定の形態となるようにデータの変換処理を行
なう役目をするものである。そして、この画像信号コン
トローラ(以下、単にDSPという)20は、システム
コントローラ27に電気的に接続されていて、同システ
ムコントローラ27からの種々の指令信号を受け取り、
撮像素子18等の駆動制御を行なうようになっている。
【0023】また、DSP20には、同DSP20によ
り所定の画像処理等が施される以前のデジタル画像信
号、即ち撮像素子18によって生成されA/Dコンバー
ター19によりデジタル化された画像信号を一時的に記
憶しておくため一時記憶手段であるDRAM25が電気
的に接続されている。
【0024】さらに、DSP20には、画像圧伸回路2
3が電気的に接続されている。この画像圧伸回路23
は、A/Dコンバーター19から出力されるデジタル画
像信号あるいはDRAM25に記憶された画像信号等を
受けて、これに対して記録媒体24に記録するのに最適
な形態の画像データとするための圧縮処理、具体的には
例えばJPEG方式の圧縮処理を施してファイルした画
像データを生成したり、記録媒体24に記録済みの画像
データを読み出して、後述する表示装置22に画像とし
て表示するのに最適な形態の画像信号に変換するための
伸長処理等を施すものである。
【0025】そして、画像圧伸回路23には、本電子的
撮像装置1により取得される画像データを例えばJPE
Gファイル等の形態で記録し得る記録媒体24が電気的
に接続されている。この記録媒体24としては、例えば
ハードディスク媒体やフロッピーディスク媒体等の各種
の磁気記録媒体や、フラッシュメモリ等の半導体メモリ
等、各種の記録媒体が利用され得る。
【0026】また、DSP20には、表示装置22を制
御し、これに表示すべき画像信号を出力する表示回路2
1が電気的に接続されている。この表示回路21には、
上述のようにして撮像素子18を利用することにより取
得された所定の形態の画像信号を受けて、これによって
表わされる画像を視覚的に表示し得る装置、例えば液晶
ディスプレイ(LCD)等の表示装置22が電気的に接
続されている。つまり、表示回路21及び表示装置22
は、撮像素子18により取得された画像信号に基づく画
像を表示する表示手段の役目をしている。
【0027】一方、本電子的撮像装置1の前面側におい
て、上述の撮影光学系12の近傍には、被写体までの距
離を検出するための測距センサ15が設けられている。
この測距センサ11は、一対のセパレータレンズ15a
と、このセパレータレンズ15aの後方において、同レ
ンズ15aに対向するようにして配置される一対のライ
ンセンサ15b等によって構成されている。そして、こ
の測距センサ15には、システムコントローラ27の指
令を受けて同測距センサ15を制御する測距回路16が
電気的に接続されている。
【0028】これにより、セパレータレンズ15aを透
過した被写体光束は、ラインセンサ15bの受光面上に
光学的な被写体像を形成し、ラインセンサ15bは、こ
の被写体像を光電変換することにより所定の形態の電気
信号を生成するようになっている。このようにして生成
された電気信号は、測距回路16へと出力され、この測
距回路16によって被写体までの距離が算出されるよう
になっている。そして、その算出結果は、測距回路16
からシステムコントローラ27へと伝送され、この被写
体距離に関するデータを受けてシステムコントローラ2
7は、レンズ制御回路14を介してレンズ駆動機構13
を駆動制御するようになっている。このようにして、撮
影光学系12は、測距回路16の算出結果(被写体距離
に係るデータ)に基づいて適切な方向及び移動量で移動
されて、撮像素子18の受光面上に合焦状態の被写体像
が結像されるようになっている。
【0029】また、システムコントローラ27には、シ
ステム全体の制御等に必要な各種の制御パラメータ等を
予め記憶させた不揮発性メモリ等からなるEEPROM
26が電気的に接続されている。
【0030】さらに、システムコントローラ27には、
各種の動作を行なわせるための指令信号等を発生させる
ための複数の手動操作部材に連動する複数の操作スイッ
チ等が電気的に接続されている。この複数の操作スイッ
チのうち主なものとしては、次に示すようなものがあ
る。例えば、 ・本電子的撮像装置1の各種の電気回路等に対して電力
の供給を行なう電源ユニット(図示せず)に接続され、
電力の供給を開始させる指令信号(パワーオン信号)又
は電力の供給を停止させる指令信号(パワーオフ信号)
を生じさせるパワーSW31、 ・撮影動作の実行を開始させるための指示信号を発生さ
せるレリーズSW32、即ち実際の露光動作に先立って
行なわれる測距動作及び/又は測光動作等の実行の開始
を指示する1st.レリーズSW32aと、実際の露光
動作、即ち撮像素子18等を駆動させて画像信号を取得
するための所定の動作の実行の開始を指示する2nd.
レリーズSW32bとからなる二段スイッチによって構
成されるレリーズSW32、 ・焦点調節動作に関する複数の動作形態、例えば1s
t.レリーズSWからの測距動作を開始する指示信号を
受けて自動的に焦点調節動作を実行する自動焦点調節モ
ード(オートフォーカスモード;以下、AFモードとい
う)と、使用者が所定の手動操作によって焦点調節動作
を実行し得る手動焦点調節モード(マニュアルフォーカ
スモード;以下、MFモードという)とを切り換え指示
するAF/MF切換SW33、 ・表示装置22の表示画面に表示される画像の拡大率の
設定を変更する指示を行なう倍率変更SW34、 ・撮影光学系12の一部を構成するフォーカスレンズ
(図示せず)を光軸Oに沿う方向に駆動して移動させて
任意に手動による焦点調節動作の実行の開始を指示する
スイッチであって、フォーカスレンズを繰り出す方向へ
と移動させる指示信号を発生させるレンズアップスイッ
チ(以下、レンズUPSWという)35と、同フォーカ
スレンズを繰り込む方向へと移動させる指示信号を発生
させるレンズダウンスイッチ(以下、レンズDOWNS
W)36、等がある。
【0031】図2は、本発明の電子的撮像装置を背面側
から見た場合の外観斜視図であって、上述の複数の操作
スイッチの状態を変化させるための各種の手動操作部材
の配置を示している。
【0032】図2に示すように、本電子的撮像装置1の
上面側の一端部寄りの所定の位置には、撮影動作の開始
を指示する操作部材であって、撮影動作を開始信号を発
するレリーズSW32に連動するレリーズボタン42が
配置されている。また、本電子的撮像装置1の背面側に
設けられた表示装置22の表示部近傍には、パワーSW
31に連動するパワーボタン41、AF/MF切換SW
33に連動するAF/MF切換ボタン43、倍率変更S
W34に連動する倍率変更ボタン44、レンズUPSW
35に連動するレンズアップボタン(以下、レンズUP
ボタンという)45、レンズDOWNSW36に連動す
るレンズダウンボタン(以下、レンズDOWNボタンと
いう)46等が、それぞれ所定の位置に配置されてい
る。
【0033】本電子的撮像装置1の使用者は、上述の各
種の手動操作部材を必要に応じて操作して、所定の指示
信号を発生させることで、所定の動作を実行させること
ができるようになっている。そして、これらの操作をお
こなうときには、表示装置22の表示画面に表示される
被写体像を観察しながら各種の動作を実行させることが
できるように、主に表示装置22の表示画面近傍に配置
されているのである。
【0034】なお、本電子的撮像装置1の前面側には、
撮影光学系12を内部に配置したレンズ鏡筒2が設けら
れている。また、表示装置22の上縁部には、観察光学
系としての光学ファインダーの接眼部3が配設されてい
る。この光学ファインダーを利用すれば、光学的な被写
体像を観察することができるようになっており、この光
学ファインダーによって観察し得る被写体像を含む画面
範囲は、撮像素子18によって取得し得る画像信号によ
り表わされる画像の範囲と略一致するように設定されて
いる。
【0035】このように構成された本実施形態の電子的
撮像装置1における撮影動作時のシステムコントローラ
の作用を図3・図4のフローチャートに基づいて、以下
に説明する。まず、使用者によってパワーボタン41が
操作されるとパワーSW31がオン状態になり、本電子
的撮像装置1の各電気回路に対して電力の供給が開始さ
れ、これによりシステムコントローラ27が動作を開始
する。
【0036】この場合において、システムコントローラ
27は、図3に示すステップS1において、初期設定動
作を実行する。この初期設定動作とは、メモリやI/O
ポート、システムコントローラ27に接続されている各
種の電気回路を初期化したりDSP20を起動させる等
の動作である。
【0037】なお、本電子的撮像装置1における動作モ
ードとしては、撮影動作を行なって画像信号の取得及び
記録を行ない得る撮影モードと、撮影記録済みの画像信
号に基づく画像を表示装置22等を用いて再生表示し得
る再生モードとがあり、これらの動作モードは、所定の
動作モード切換スイッチに連動する動作モード切換ボタ
ン(図示せず)によって交互に切り換えられるようにな
っている。そして、本電子的撮像装置1がパワーSW3
1の指示信号によって起動するときには、動作モード切
換スイッチの指示信号による指示に従った動作モードで
起動するようになっている。
【0038】なお、以下に説明する例では、本電子的撮
像装置1のパワーオン直後の動作モードが撮影モードで
起動されるようにしており、パワーオフによって電子的
撮像装置1を不使用状態にすると、これに伴なって本電
子的撮像装置1の状態が初期化された後に、電源が供給
されないオフ状態となるようにしている。。
【0039】本電子的撮像装置1が撮影モードで起動し
て、上述のステップS1で初期設定動作が完了すると、
次にステップS2において、システムコントローラ27
は、AF/MF切換SW33の信号の状態を検出する。
ここで、同AF/MF切換SW33の指示信号がオン状
態であることが確認されると、AFモードが指示されて
いるものと判断し、ステップS3の処理に進む。
【0040】また、AF/MF切換SW33の指示信号
がオフ状態であることが確認されると、MFモードが指
示されているものと判断し、後述する図4のステップS
31の処理に進む。
【0041】ステップS3において、システムコントロ
ーラ27は、DSP20に対して撮像動作を指示する。
この撮像動作は、撮像素子18を連続的に繰り返し駆動
させて表示装置22に観察用の画像を動画像として表示
する動作である。
【0042】即ち、DSP20は、撮像素子18を制御
して撮影光学系12を透過して形成され撮像素子18の
受光面上に結像される被写体像を光電変換し画像信号を
生成する。この画像信号は、A/Dコンバーター19を
介してDSP20へと伝送され、ここで所定の信号処理
が施された後、表示回路21を介して表示装置22へと
送られて画像として表示される。この一連の動作を連続
的に繰り返して実行することにより、表示装置22の表
示画面上には動画像が表示されることになる。
【0043】次に、ステップS4において、システムコ
ントローラ27は、DSP20に対して表示領域(撮像
範囲)を指示する。このときシステムコントローラ27
は、撮像素子18によって取得し得る画像信号によって
表わされる画像の全範囲が表示装置22の表示画面上に
表示されるように表示領域を自動的に設定することにな
る。
【0044】即ち、ステップS5において、システムコ
ントローラ27は、DSP20に対して指示した表示領
域の画像信号に基づく画像が表示装置22に表示される
ように所定の指示信号を発生させる。
【0045】本電子的撮像装置1に搭載されている表示
装置22としては、上述したように液晶ディスプレイ
(LCD)が用いられており、その表示画素数は、撮像
素子18の画素数に比べてはるかに少ないものとなって
いる。したがって、撮像素子18により取得された画像
信号に基づく全範囲の画像を表示装置22に表示させる
ためには、解像度(画素数)を低減させた画像信号を生
成する必要がある。
【0046】そこで、DSP20においては、撮像素子
18により取得された画像信号に対して所定の信号圧縮
処理を施して、表示装置22で表示するのに最適な画像
信号を生成するようにするのである。
【0047】つまり、DSP20は、ステップS4にお
いて表示領域の指示を受けて、撮像素子18によって取
得した画像信号を圧縮処理し、表示装置22で表示する
のに最適な画像信号を生成する。次いでステップS5の
指示を受けてDSP20は、ステップS4の処理で生成
された画像信号を表示回路21を介して表示装置22へ
と出力するのである。
【0048】次に、ステップS6において、システムコ
ントローラ27は、1st.レリーズSW32aの状態
を検出する。ここで、同1st.レリーズSW32aの
状態がオフ状態であることが確認されるとステップS2
の処理に戻り、以降の処理が繰り返される。
【0049】また、使用者によってレリーズボタン42
が操作され、1st.レリーズSW32aがオン状態に
され、このオン信号がシステムコントローラ27によっ
て確認された場合には、次のステップS7の処理に進
む。
【0050】ステップS7においては、システムコント
ローラ27は、測距回路16を制御して被写体距離に関
するデータを取得する。そして、取得された被写体距離
データに基づいて必要となる撮影光学系12の駆動量を
算出する。
【0051】ステップS8においては、システムコント
ローラ27は、上述のステップS7において算出された
駆動量データを受けてレンズ制御回路14を介してレン
ズ駆動機構13を駆動制御して撮影光学系12を設定さ
れた移動量で移動させる。
【0052】ステップS9において、システムコントロ
ーラ27は、DSP20に対して撮像動作を指示する。
ここでDSP20は、撮像素子18を駆動制御して画像
信号を取り込む。
【0053】そして、ステップS10において、システ
ムコントローラ27は、EEPROM26に予め設定さ
れている自動焦点調節動作(以下、AF動作どいう)の
ための表示領域情報、即ち測距エリア近傍の表示領域
(以下、AF表示領域と略記する)の情報を読み出し、
次のステップS11において、システムコントローラ2
7は、DSP20に対してステップS10で読み出した
AF表示領域の情報に基づく所定の画像処理を行なうよ
う指示する。
【0054】ここで、撮像素子18により取得される画
像信号に基づいて表示される画像の範囲と、AF表示領
域との関係を図5に示す。AF表示領域61は、測距セ
ンサ15の測距エリア51を含むように設定されてい
る。このAF表示領域61を小さく設定するほど、これ
に基づいて表示装置22に表示される被写体像は大きく
拡大されることになる。したがって、被写体像の焦点状
態をより確実に観察することができる表示になる。
【0055】しかし、撮影動作を実行するときには、通
常の場合、電子的撮像装置1自体は使用者の両手によっ
て保持されているのが普通であるので、拡大表示によっ
て被写体像の観察を行なう場合において、手ブレ等が生
じると表示装置22の表示画面に表示される被写体像の
位置が大きく移動してことがある。このような状態にな
ると、表示装置22の表示画像を観察するのは困難にな
ってしまうことになる。
【0056】また、同一の電子的撮像装置において、画
素数の異なる撮像素子18を配置するようにして、複数
種類の電子的撮像装置を製造開発を行なうといことは、
開発効率を上げるための常套手段としては一般的なこと
である。この場合においては、各電子的撮像装置に適用
される撮像素子の画素数に対応させて最適なAF表示領
域を設定する必要があるのは当然のことである。
【0057】以上のことを考慮すると、AF表示領域を
示す情報は、電子的撮像装置の種類毎に、また撮影時の
状況等を考慮して、複数種類の情報を想定する必要があ
る。したがって、その情報量も大きなものとなるので、
それぞれの電子的撮像装置に対応した設定値等の情報
は、予め各電子的撮像装置の内部に設けられるEEPR
OM等に記憶させておくのが至便である。そこで、本電
子的撮像装置1においては、これらの情報を不揮発性メ
モリからなるEEPROM26に予め記憶するようにし
てある。
【0058】そして、AF表示領域を具体的に示す情報
としては、例えば図5に示すように撮像素子18の受光
面18a上に仮の座標軸を設定し、設定すべきAF表示
領域61の対角となる二点(Pst,Pend)を示す
座標によって表わすようにすれば良い。また、このよう
に設定される座標に対応する画素信号の位置情報、例え
ば撮像素子18により取得された画像信号が一時的に記
憶されているDRAM25のアドレス情報等を用いるよ
うにしても良い。
【0059】ところで、近年一般的に実用化されている
電子的撮像装置等においては、例えば測距センサの中に
複数の測距エリアを設けて構成される測距手段が適用さ
れているものがある。
【0060】例えば、図6に示す例は、三つの測距エリ
アを有する測距センサに対応するように設定したAF表
示領域を示すものである。この場合において、例えば測
距センサが第1測距エリア52に対応する被写体を選択
して測距動作を実行するときには、座標(Pst1,P
end1)によって設定されるAF表示領域62を設定
し、これを表示装置に表示するようにすれば良い。
【0061】また同様に、第2測距エリア53が選択さ
れる場合には、座標(Pst2,Pend2)によって
設定されるAF表示領域63が、第3測距エリア54が
選択される場合には、座標(Pst3,Pend3)に
よって設定されるAF表示領域64がそれぞれ設定され
ることになる。
【0062】上述したようにステップS11において、
DSP20は、システムコントローラ27からAF表示
領域の指示を受けると、その指示されたAF表示領域に
対応する画像信号に基づいて表示装置22の画素数に一
致させるための信号圧縮処理を実行する。
【0063】そして、次のステップS12において、シ
ステムコントローラ27は、DSP20に対して指示し
たAF表示領域の画像信号に基づく画像を表示させるよ
う指示する。これを受けてDSP20は、圧縮処理によ
り表示するのに最適化した画像信号を表示回路21を介
して表示装置22へと送る。これにより所定の画像が表
示装置22の表示画面上に表示される。
【0064】このように、上述のステップS7〜ステッ
プS12の一連の動作がなされることにより、AF動作
に連動して測距エリア近傍の所定の領域のみが拡大表示
されることになる。
【0065】次にステップS13において、システムコ
ントローラ27は、自己の内部に設けられるタイマカウ
ンタ(図示せず)を動作させ、計数動作を開始する。こ
こで行なわれるタイマカウンタの計数動作は、表示装置
22に表示する拡大表示画像の表示時間を規定するため
のものであって、同拡大画像の表示が所定の時間の間に
おいてのみ行なわれるようにするものである。
【0066】次いでステップS14において、システム
コントローラ27は、1st.レリーズSW32aの状
態を検出する。ここで、同1st.レリーズSW32a
がオフ状態にあることが確認されるとステップS2の処
理に戻り、以降の動作を繰り返す。また、同1st.レ
リーズSW32aがオン状態にあることが確認されると
ステップS15の処理に進む。
【0067】ステップS15において、システムコント
ローラ27は、2nd.レリーズSW32bの状態を検
出する。ここで、2nd.レリーズSW32bがオフ状
態にあることが確認されるとステップS16の処理に進
む。また、同2nd.レリーズSW32bがオン状態に
あることが確認されるとステップS22の処理に進む。
【0068】ステップS16において、システムコント
ローラ27は、所定時間が経過したか否か、即ちタイマ
カウンタの計数値が所定の時間を上回ったか否かを判定
する。ここで、所定時間が経過したものと判断された場
合には、拡大表示が解除されて、通常の表示形態での表
示を行なうべく、次のステップS17の処理に進む。ま
た、所定時間が未だ経過していないものと判断された場
合には、拡大表示を維持したまま上述のステップS14
の処理に戻り、以降の処理を繰り返し、レリーズSW3
2の状態を改めて検出する処理がなされる。
【0069】つまり、上述のステップS14〜S16の
処理では、レリーズSW32の半押し、即ち1st.レ
リーズSW32aのみがオン状態であるときには、使用
者は、所定の時間の間だけ、所定のAF表示領域の拡大
画像を表示装置22により観察することができるわけで
ある。
【0070】そして、撮影を行なうためにレリーズSW
32をさらに押し込み、2nd.レリーズSW32bを
オン状態とすることで、このオン信号が検出されると
(ステップS16)、ステップS22の処理へと移行し
て、後述する実際の露光動作が開始されることになるの
である。
【0071】なお、ステップS17〜S19の処理は、
上述のステップS3〜S5の処理と全く同様の処理とな
っている。即ち、上述したようにステップS14〜S1
6の処理において、レリーズSW32の1st.レリー
ズSW32aのみがオン状態のまま、2nd.レリーズ
SW32bがオフ状態のまま所定の時間が経過した場合
には、拡大表示が解除されてステップS17へと移行す
ることになる。そして、ステップS17〜S19の処理
では、撮像素子18によって取得された画像信号に基づ
いて全範囲の画像が連続的に表示装置22の表示画面上
に表示する撮像動作が実行されることになる。
【0072】次いでステップS20において、システム
コントローラ27は、1st.レリーズSW32aの状
態を検出し、同SW32aがオフ状態であればステップ
S2の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、同S
W32aがオン状態であれば次のステップS21の処理
に進む。
【0073】ステップS21において、システムコント
ローラ27は、2nd.レリーズSW32bの状態を検
出する。ここで、同SW32bがオフ状態であれば、ス
テップS17の処理に戻り、以降の処理が繰り返され
る。また、同SW32bがオン状態であることが確認さ
れた場合には、実際の露光動作を実行するためにステッ
プS22の処理へと移行する。
【0074】なお、上述のステップS17〜S21の一
連の処理は、例えばAF動作を実行した後に焦点位置を
維持しながら構図を変更するための、いわゆるフォーカ
スロック状態を生じさせる一連の処理となっている。
【0075】即ち、上述のステップS7〜S8において
AF動作が実行されることによって、AFエリア内の所
定の被写体に対する焦点調節動作が自動的に行なわれ
る。そして、1st.レリーズSW32aを押し続けて
いる限りは、即ち同SW32aが一度オフ状態となり再
度オン状態となるまでは、その状態を維持しながら次の
AF動作を実行させないようにする状態、即ちフォーカ
スロック状態が維持されるのである。
【0076】このようにフォーカスロック状態にあると
きには、1st.レリーズSW32aのオン状態を維持
している限り、設定された焦点状態を維持しながら構図
を変更することが可能となっている。したがって、使用
者は、1st.レリーズSW32aのオン状態を維持し
ながら、上述のステップS14〜S16の処理、即ち表
示装置22へのAF表示領域の拡大画像の表示処理の終
了を待って、続くステップS17〜S19の処理がなさ
れている間、即ち表示装置22に撮影し得る全範囲の表
示がなされている間に、表示装置22の表示画面上に表
示される画像を観察しながら構図を決めることができる
わけである。
【0077】そして、ステップS17〜S19の処理で
は、1st.レリーズSW32aがオン状態である限り
繰り返され、表示装置22の表示画面上には、連続的な
画像が表示されることによって動画像表示がなされる。
したがって、使用者は、この動画像表示を観察しながら
構図の決定を行なって、所望の構図を決定したら、その
時点でレリーズSW32を押し込み、2nd.レリーズ
SW32bのオン信号を生じさせれば、実際の露光動作
を開始させることができるわけである。
【0078】ところで、本実施形態においては、1s
t.レリーズSW32aのオン状態を維持し、所定時間
が経過した時には、表示装置22の拡大表示は、通常の
表示形態、即ち撮像素子18により取得し得る画像信号
が表わし得る全範囲の表示となるようにしている。
【0079】この場合において、拡大表示を維持させて
おくための所定時間の設定については、次のようなこと
が考えられる。例えば所定時間を短く設定した場合に
は、使用者が拡大表示画像によってAF動作による焦点
状態を正確に把握することができずに不満を感じること
がある。また、所定時間を長く設定した場合には、拡大
画像の表示がなされている間は、構図の変更を行ないた
くても全体の画像が把握できないことになり、構図変更
動作に直ちに移ることができないという不満を感じるこ
とにもなる。
【0080】前者の場合には、設定時間をある程度長め
にとることで解決し得るが、後者の場合には、構図を変
更する動作に連動させて拡大画像の表示動作を通常の表
示形態へと切り換えるようにする手段が考えられる。こ
れを実現するための手段の例としては、次のようなもの
がある。
【0081】従来のカメラ等においては、手ブレやカメ
ラブレ等による画像の劣化を防止するための防振光学系
を備えて構成したものがある。このような装置において
は、手ブレやカメラブレ等を検出するために小型ジャイ
ロスコープを利用しているものがある。
【0082】そこで、これらの装置と同様の小型ジャイ
ロスコープを利用して、構図を変更することに伴って生
じるカメラの変位を検出するようにすれば、使用者が構
図を変更する動作を行なったことを判別することができ
ることになる。したがって、その検出結果を受けて表示
装置の表示を拡大表示形態から通常表示形態へと切り換
えるようにすれば良いのである。
【0083】図3に戻って、ステップS22において、
システムコントローラ27は、DSP20に対して実際
の露光動作を行なうための撮像動作を指示し、続いてス
テップS23において、システムコントローラ27は、
DSP20に対して撮像素子18により取得した画像信
号を所定の形態で記録し得るように所定の画像処理を指
示する。これを受けてDSP20は、画像圧伸回路23
を制御して同画像信号を所定の画像フォーマット、例え
ばJPEG形式の画像ファイルとなるように圧縮変換処
理を実行させる。
【0084】続いてステップS24において、システム
コントローラ27は、DSP20に対して上述のステッ
プS23において生成された画像ファイルを記録する記
録動作の指示を行ない、これを受けてDSP20は、同
画像ファイルを記録媒体24へと記録する。
【0085】一方、上述したようにステップS2(図3
参照)において、システムコントローラ27によるAF
/MF切換SW33の指示信号の確認の結果、MFモー
ドを指示しているものと判断されて、図4のステップS
31の処理に進むと、このステップS31において、シ
ステムコントローラ27は、倍率変更SW34の信号状
態を検出する。ここで、同倍率変更SW34の指示信号
がオン状態であることが確認された場合には、ステップ
S32の処理へ移行する。また、倍率変更SW34の指
示信号がオフ状態であることが確認された場合には、ス
テップS39の処理へ移行する。
【0086】次いでステップS32において、システム
コントローラ27は、自己の内部に設けられている倍率
カウンタ(図示せず)のカウント値=[3]となってい
るか否かの判断を行なう。ここで、同倍率カウンタのカ
ウント値=[3]であることが確認された場合には、ス
テップS34の処理へ移行し、このステップS34にお
いて、システムコントローラ27は、倍率カウンタのカ
ウント値を初期化する(リセット)。この初期化処理に
よって、同カウンタ値は[0]に設定される。
【0087】一方、上述のステップS32において、倍
率カウンタのカウント値=[3]ではないことが確認さ
れると、続いてステップS33の処理へと移行して、同
倍率カウンタのカウント値を一つだけ加算する(カウン
トアップする)。
【0088】このように、上述のステップS31〜S3
4の処理を繰り返すことにより、使用者は、倍率変更S
W34に連動する倍率変更ボタン44を手動操作する毎
に、倍率カウンタのカウント値が、例えば[0]→
[1]→[2]→[3]→[0]→…のように順次変化
することになる。
【0089】次に、ステップS35に移行すると、シス
テムコントローラ27は、DSP20に対して所定の撮
像動作を指示する。これを受けてDSP20は、撮像素
子18を制御して画像信号を取り込む。
【0090】次いでステップS36において、システム
コントローラ27は、EEPROM26において予め記
憶されている所定の表示領域に関する情報(表1参照)
を読み込む。
【0091】なお、図7は、本電子的撮像装置1をMF
モードで撮影する際に設定し得る拡大表示を行なう場合
の表示領域、即ち撮像素子18の受光面18aの座標デ
ータに基づいて示される表示領域(表1参照)を示して
いる。
【0092】
【表1】 そして、次のステップS37において、システムコント
ローラ27は、この時点において設定されている倍率カ
ウンタのカウント値、即ち上述のステップS33又はス
テップS34において確認されたカウント値に基づい
て、上述のステップS36でEEPROM26から読み
込んだ情報(表1)を参照して所定の座標データを設定
し、この座標データに基づく表示領域をDSP20に対
して指示する。
【0093】例えば、この時点において、倍率カウンタ
のカウント値=[2]である場合には、座標データ(P
st2,Pend2)の情報がDSP20へ送られるこ
とになる。これを受けてDSP20では、座標データ
(Pst2,Pend2)により示される表示領域の画
像信号を表示装置22の表示画素数に一致させるための
信号圧縮処理を実行する。
【0094】そして、ステップS38において、システ
ムコントローラ27は、DSP20を介して表示回路2
1を制御して上述のステップS37の処理により生成さ
れた画像信号に基づいて表わされる画像を表示装置22
へ表示するための指示を行なう。これを受けて、同画像
信号がDSP20から表示回路21を介して表示装置2
2へと出力され、表示装置22の表示画面の全表示領域
に対して拡大画像の表示を行なう。例えば、上述したよ
うに倍率カウンタのカウント値=[2]であって、座標
データ(Pst2,Pend2)が指示されている場合
には、図7に示す表示領域65の範囲の画像が拡大され
て表示されることになる。
【0095】この場合において、使用者は、表示装置2
2に表示される拡大画像を観察し、この拡大率が適当な
ものではないと判断すれば、所定の操作、即ち倍率変更
ボタン44を操作すればよい(ステップS31)。この
操作によって倍率変更SW34からは所定の信号が発生
するので、これを受けてシステムコントローラ27は倍
率カウンタのカウンタ値を変更し(ステップS33・S
34)、よって表示装置22の表示画面上には、所望の
拡大画像が表示されるようになる(ステップS35〜S
38)。
【0096】このようにしてステップS38の処理が終
了すると、AF/MF切換SW33の状態を検出するた
めの処理、即ち上述のステップS2の処理(図3参照)
に戻り、以降の処理が繰り返される。
【0097】なお、本実施形態の電子的撮像装置1にお
いては、拡大すべき表示領域を示す座標データを、EE
PROM26へ予め記憶しておくようにしているので、
これらの情報は、必要に応じて任意に変更することは、
容易に可能である。
【0098】ところで、所定の領域を拡大表示するため
の表示領域を小さく設定する程、その拡大率は大きくな
るが、この場合において、設定する表示領域をあまりに
小さくしても、その設定値に基づいて拡大された画像が
適切に表示されなければ無意味なものとなってしまう。
したがって、拡大表示のための表示領域の設定は、表示
装置22の表示解像度(画素数)に応じて所定の上限値
があるのは当然のことである。
【0099】例えば本電子的撮像装置1においては、倍
率カウンタのカウント値=[3]を設定した場合に最も
大きな拡大率となるようにしているが、このときの座標
データ(Pst3,Pend3)により示される領域の
画素数が、表示装置22自体の全表示画素数よりも少な
くなるような設定をした場合には、これにより拡大され
る画像は、より大きな画像として観察することができる
ようにはなるが、解像力の劣化が必ず生じることになる
ので、その拡大表示画像によって焦点状態の確認等を行
なうには不適であり、無意味なものであると考えられ
る。
【0100】したがって、上述の例では、倍率カウンタ
のカウント値=[3]に設定した場合、即ち最大の拡大
率となる場合の座標データ(Pst3,Pend3)に
より示される領域の画素数が、表示装置22の全表示画
素数以上となるようにすれば、解像力が劣化することな
く望ましい表示を得られることになる。
【0101】一方、上述のステップS31において、シ
ステムコントローラ27により倍率変更SW34の信号
状態がオフ状態であることが確認されて、ステップS3
9の処理へ移行すると、このステップS39において、
システムコントローラ27は、レンズUPSW35の信
号状態を検出する。ここで、同レンズUPSW35の指
示信号がオン状態であることが確認されると、ステップ
S40の処理へ移行し、オフ状態であることが確認され
た場合には、ステップS42の処理へと移行する。
【0102】ステップS40においては、システムコン
トローラ27は、レンズ制御回路14を介してレンズ駆
動機構13を駆動制御して、撮影光学系12のうちの所
定のフォーカスレンズを所定量だけ繰り出させる動作を
実行する。そして、表示装置22に表示される画像を更
新するために上述のステップS35の処理へと移行し、
以降の処理を実行する。
【0103】また、ステップS42においては、システ
ムコントローラ27は、レンズDWNSW36の信号状
態を検出する。ここで、同レンズDOWNSW36の指
示信号がオン状態であることが確認されると、ステップ
S41の処理へ移行し、オフ状態であることが確認され
た場合には、ステップS43の処理へと移行する。
【0104】ステップS41においては、システムコン
トローラ27は、レンズ制御回路14を介してレンズ駆
動機構13を駆動制御して、撮影光学系12のうちの所
定のフォーカスレンズを所定量だけ繰り込む動作を実行
する。そして、表示装置22に表示される画像を更新す
るために上述のステップS35の処理へと移行し、以降
の処理を実行する。
【0105】したがって、上述のステップS39〜S4
1の処理によって、使用者は、撮影光学系12のうちの
フォーカスレンズの位置を任意に設定することができる
のである。そして、このときフォーカスレンズの位置調
整の都度、撮像動作を実行して表示装置22に表示され
る拡大画像の更新を行なうようにしている。これによっ
て使用者は、表示装置22に表示される拡大画像を観察
しつつ、レンズUPSW35又はレンズDOWNSW3
6に連動する各操作部材(レンズUPボタン45・レン
ズDOWNボタン46)を操作して、所望の被写体の焦
点状態を観察しながら手動による焦点調節操作を行なう
ことができるのである。
【0106】そして、ステップS43において、システ
ムコントローラ27は、1st.レリーズSW32aの
指示信号の状態を検出する。ここで、同SW32aがオ
ン状態であることが確認されると、ステップS44の処
理へと移行し、オフ状態であることが確認されると上述
のステップS2の処理(図3参照)に戻って、以降の処
理を繰り返す。
【0107】ステップS44〜S46の処理について
は、上述のステップS3〜S5と全く同様の処理が行な
われる。この処理によって、撮像素子18により撮影し
得る全範囲の画像が表示装置22の表示画面の全領域を
用いて表示されることになる。
【0108】なお、上述のステップS39〜S41の処
理において、撮影光学系12のフォーカスレンズの位置
を、レンズUPSW35又はレンズDOWNSW36に
連動する各操作部材(レンズUPボタン45・レンズD
OWNボタン46)によって調節しているときには、表
示装置22の表示画面上に拡大画像が表示されているこ
とになる。したがって表示装置22では、撮影し得る全
範囲の画像の一部の領域を確認し得るのみの状態となっ
ている。
【0109】通常の場合、手動による焦点調節操作を完
了した後には、実際の露光動作を実行するのに先立って
撮影すべき画像の範囲を確認し、構図を設定するという
作業が行なわれる。そのために、本電子的撮像装置1で
は、上述のステップS43〜S46の処理を設けている
のである。
【0110】つまり、表示装置22の表示画面に拡大画
像を表示させている状態においては、レリーズSW32
を半押しする操作によって1st.レリーズSW32a
からの指示信号を生じさせるのみで、使用者は、表示装
置22に表示されている拡大画像の表示を解除すると共
に、同表示装置22に撮影し得る全範囲の画像を表示さ
せ、これを観察することができるのである。
【0111】そして、このようにして構図を設定した後
には、レリーズSW32をさらに押し込む操作によっ
て、2nd.レリーズSW32bからの指示信号を生じ
させて、実際の露光動作を開始させれば良い。
【0112】即ち、ステップS47において、システム
コントローラ27が、2nd.レリーズSW32bの指
示信号の状態を検出し、同SW32bがオン状態になっ
たときには、上述のステップS22の処理へと移行して
所望の画像信号を取得するための実際の露光動作を開始
する。
【0113】なお、ステップS47において、レリーズ
SW32bの指示信号がオフ状態である場合には、上述
のステップS2の処理へと移行して、以降の処理が繰り
返されることになる。
【0114】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、撮影動作時において、焦点調節モードをAFモード
に設定した場合には、撮影動作に連動して、自動的にA
Fエリア近傍の所定の表示領域に対応する画像が表示装
置22の表示画面に拡大された形態で所定の時間だけ表
示されるように制御されている。したがって、本電子的
撮像装置1の使用者は、表示装置22の拡大画像を観察
して所望の被写体の焦点状態を実際の露光動作を実行す
る前に容易に確認することができる。
【0115】また、撮影動作時において、焦点調節モー
ドをMFモードに設定した場合には、手動による焦点調
節動作を行なう際に、表示装置22の表示画面に表示さ
れる拡大画像の倍率を任意に選択し、所望の被写体の焦
点状態を容易に確認することができる。
【0116】また、焦点調節動作が完了し、表示装置2
2の表示によって焦点状態が確認された後は、表示装置
22の表示を通常形態の画像となるように自動的に切り
換えるようにしたので、焦点調節動作後に続けて行なわ
れる動作、例えば構図の設定等を支障なく行なうことが
できる。したがって、極めて操作性の良好な電子的撮像
装置を提供することができる。
【0117】[付記]上記発明の実施形態により、以下
のような構成の発明を得ることができる。
【0118】(1) 撮影光学系と、この撮影光学系に
より結像される被写体像に基づいて被写体の画像データ
を生成する撮像手段と、上記画像データを画像表示する
表示手段と、上記画像データを拡大表示するように上記
表示手段を制御する制御手段と、上記撮影光学系を駆動
して焦点調節動作を行なう焦点調節手段と、この焦点調
節手段を起動させるための手動操作部材と、を具備し、
上記制御手段は、上記焦点調節手段の起動に先立って作
動を開始する電子的撮像装置。
【0119】(2) 付記1に記載の電子的撮像装置に
おいて、上記手動操作部材は、レリーズボタンを含む電
子的撮像装置。
【0120】(3) 付記1に記載の電子的撮像装置に
おいて、上記手動操作部材は、撮影光学系の焦点調節動
作を行なうための操作ボタンを含む電子的撮像装置。
【0121】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、表示
手段を備えた電子的撮像装置において、撮影動作を実行
する場合にも、より簡単な操作を行なうのみで、表示装
置に表示される画像によって所望の被写体の焦点状態を
容易に確認し得る電子的撮像装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電子的撮像装置における
内部構成を示すブロック構成図。
【図2】図1の電子的撮像装置を背面側から見た場合の
外観斜視図であって、複数の操作スイッチの状態を変化
させるための操作部材の配置を示す図。
【図3】図1の電子的撮像装置における撮影動作時のシ
ステムコントローラの作用を示すフローチャート。
【図4】図1の電子的撮像装置における撮影動作時のシ
ステムコントローラの作用を示すフローチャート。
【図5】図1の電子的撮像装置における撮像素子により
取得される画像信号によって表示される画像の範囲とA
F表示領域との関係を示す図。
【図6】図1の電子的撮像装置における撮像素子により
取得される画像信号によって表示される画像の範囲とA
F表示領域との関係を示す図であって、三つの測距エリ
アを有する測距センサに対応するように設定したAF表
示領域の例を示す図。
【図7】図1の電子的撮像装置をMFモードで撮影する
際に設定し得る拡大表示を行なう場合の表示領域(撮像
素子の受光面の座標データに基づいて示される表示領
域)を示す図。
【符号の説明】
1……電子的撮像装置 2……レンズ鏡筒 3……光学ファインダー接眼部 11……測距センサ 12……撮影光学系 13……レンズ駆動機構(レンズ駆動手段、焦点調節手
段) 14……レンズ制御回路(レンズ駆動手段、焦点調節手
段) 15……測距センサ 15a……セパレータレンズ 15b……ラインセンサ 16……測距回路 17……フイルター 18……撮像素子(撮像手段) 19……A/Dコンバーター 20……画像信号コントローラ(DSP;画像処理手
段、焦点検出手段) 21……表示回路(表示手段) 22……表示装置(表示手段) 23……画像圧伸回路 24……記録媒体 25……DRAM(記憶手段) 26……EEPROM 27……システムコントローラ(制御手段) 28……タイミングパルス発生回路 31……パワーSW 32……レリーズSW 32a……1st.レリーズSW 32b……2nd.レリーズSW 33……AF/MF切換スイッチ 34……倍率変更スイッチ 35…レンズUPSW 36……レンズDOWNSW 41……パワーボタン(手動操作部材) 42……レリーズボタン(手動操作部材) 43……AF/MF切換ボタン(手動操作部材) 44……倍率変更ボタン(手動操作部材) 45……レンズアップボタン(レンズUPボタン;手動
操作部材) 46……レンズダウンボタン(レンズDOWNボタン;
手動操作部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 G02B 7/11 N 5/228 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 AA03 BA31 CA21 DA05 2H018 AA32 BA00 2H051 AA00 BA47 EA25 FA47 GA03 GA10 GA13 GB20 2H054 AA01 5C022 AB21 AB22 AB30 AB36 AB40 AC02 AC03 AC14 AC31 AC32 AC54 AC69 AC74

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系によって結像される被写体
    像を電気的な画像信号に変換する撮像手段と、 この撮像手段により取得された画像信号に基づく画像を
    表示する表示手段と、 上記撮影光学系を駆動するレンズ駆動手段と、 撮影動作の開始を指示する手動操作部材と、 上記表示手段を制御する制御手段と、 を具備し、 上記制御手段は、上記手動操作部材からの指示に応じて
    上記表示手段に表示される画像の表示倍率を変更するよ
    う制御することを特徴とする電子的撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記レンズ駆動手段は、上記手動操作
    部材からの指示に応じて焦点調節動作を自動的に行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子的撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段により取得された画像信
    号に基づいて焦点状態を検出する焦点検出手段を、さら
    に備えて構成したことを特徴とする請求項1に記載の電
    子的撮像装置。
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