JP2001036565A - すれ違いメッセージの検出方法 - Google Patents

すれ違いメッセージの検出方法

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JP2001036565A
JP2001036565A JP20422699A JP20422699A JP2001036565A JP 2001036565 A JP2001036565 A JP 2001036565A JP 20422699 A JP20422699 A JP 20422699A JP 20422699 A JP20422699 A JP 20422699A JP 2001036565 A JP2001036565 A JP 2001036565A
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JP
Japan
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client
connection
message
server
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JP20422699A
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Akihiro Suzuki
聡浩 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続するクライアントが任意、すなわちコネク
ションとクライアントが1対多の関係の、特にクライア
ントの台数が多いオンラインシステムで有効なメッセー
ジすれ違い送信を防止する。 【解決手段】各コネクションにコネクション属性テーブ
ルとしてクライアントのアドレス情報とコネクション確
立時刻を設けると共に、メッセージ制御ヘッダにこれを
コピーしてサーバ内の持ち回り情報とし、サーバからク
ライアントへのメッセージ送信のタイミングで持ち回っ
てきた制御ヘッダ内のコネクション属性と、送信に使用
するコネクションのコネクション属性テーブルの内容を
比較することで接続先が送信すべきクライアントでかつ
同一セションかどうかを識別し、メッセージのすれ違い
送信を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続するクライア
ントが任意、すなわちコネクションとクライアントが1
対多の関係の、特にクライアントの台数が多いオンライ
ンシステムで有効なメッセージすれ違い送信を防止する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、コネクションとクライア
ントは1対1となっており、一つのコネクションに対し
て接続するクライアントは固定とする運用が主流であっ
た。クライアントサーバシステムが主流となるにつれ、
コネクションとクライアントが1対多の関係になり、一
つのコネクションを複数クライアントが争奪するように
なると、クライアントの障害等でコネクションが切断し
たタイミングで別のクライアントが接続していたとして
も、サーバにはクライアントが変わっていることを知る
手段が無いので、現在接続中のクライアントに対して以
前接続していたクライアントへの処理結果のメッセージ
(すれ違いメッセージ)を送信してしまい、クライアント
は自分宛てでないメッセージをすれ違い受信してしまう
ケースが出てきた。そこでクライアントには期待しない
メッセージか否かをチェックして破棄するための処理を
組み込む必要が生じた。その方法としてクライアントが
メッセージ送信時にメッセージ通番等のユニークな情報
を付与し、応答メッセージ受信時に前記通番を比較して
異なっていれば自分宛てのメッセージではないと判断し
て破棄するといった処理が一般的である。
【0003】なお、クライアントからサーバへの接続時
に、サービス要求からクライアントの識別子を取得し、
これを用いてサービス要求を受理するか否かのアクセス
制御を行う方法が特開平10−3420号で論じられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、サーバ
側で接続クライアントが変わっていることを認識できな
いので、クライアント側に自分が期待するメッセージか
どうかを識別するための処理と、すれ違いメッセージを
破棄する処理が不可欠となってクライアントプログラム
の負担となるばかりか、サーバが無駄なすれ違いメッセ
ージを送信してしまうことによってネットワークの負荷
を高めてしまう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クライアントとの通信の
ためにサーバで用意するコネクション毎に、クライアン
トのアドレス情報とクライアントとのコネクション確立
時刻からなるコネクション属性テーブルを設ける。サー
バが業務プログラムに渡す受信メッセージの制御ヘッダ
内に前記コネクション属性テーブルの内容をコピーして
サーバ内での持ち回り情報にする。サーバがクライアン
トへ処理結果のメッセージを送信するタイミングで、送
信に使用するコネクションに対応するコネクション属性
テーブルの内容とメッセージ制御ヘッダ内の持ち回り用
のコネクション属性を比較することで現在接続中のクラ
イアントが送信すべきクライアントでかつ同一セション
かどうかをチェックする。もし、両者のクライアントの
アドレス情報が不一致ならば、クライアントの障害等で
コネクションが切断されたところへ別クライアントが接
続したことを認識でき、同様にクライアントのアドレス
情報が一致していたとしてもコネクション確立時刻が不
一致ならば、別のセションであると認識できることによ
って、サーバは送信メッセージのすれ違いを検出して破
棄し、現在接続中のクライアントには送信しない。これ
によりメッセージのすれ違い送信を防止する。
【0006】以上の手段により課題を解決する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0008】図1は本発明によるオンラインシステムの
構成例を示す図である。図1を参照すると、複数のクラ
イアント1と1つのサーバ2で構成されたオンラインシ
ステムで、サーバ上では業務プログラム4が稼動してい
る。クライアント1からの業務処理要求メッセージは、
コネクション3を通り、サーバ2の業務プログラム4で
処理され、処理結果のメッセージが再び要求元であるク
ライアント1に返される。サーバの各コネクションに
は、クライアントのアドレス情報とコネクション確立時
刻からなるコネクション属性テーブル5が用意されてい
る。
【0009】次に本発明の方式と動作を図2を併用して
説明する。
【0010】図2はメッセージのすれ違い送信防止処理
を行うサーバ2のメッセージ送受信処理フローである。
【0011】クライアント1はサーバ2への業務処理要
求メッセージを送信するために、サーバ2との間に論理
通信路であるコネクション3の確立要求を行い、この要
求を受けたサーバ2はクライアント1との間にコネクシ
ョンを確立する。コネクションが確立すると、サーバ2
はクライアントのアドレス情報と、コネクション確立時
刻を前記コネクションに対応するコネクション属性テー
ブル5に設定する(100)。本実施例では、クライアント
のアドレス情報としてIPアドレスを、コネクション確
立時刻としては1970年1月1日00時00分00秒
からの起算秒と起算マイクロ秒の組み合わせを用いてユ
ニークになるようにする。業務プログラム4に渡す受信
メッセージ6の制御ヘッダにコネクション属性テーブル
5の内容をコピーして、サーバ内での持ち回り情報にす
る(101)。
【0012】業務プログラム4がクライアント1へメッ
セージ送信要求を行うと、現在接続中のクライアントが
メッセージを送信すべきクライアントかどうかを確認す
るために、送信メッセージ7の制御ヘッダ内に設定した
持ち回り用のコネクション属性とメッセージ送信に使用
するコネクション3のコネクション属性テーブル5の内
容とを比較する(200)。その結果、コネクション属性内
の情報がすべて一致していれば接続中クライアント1は
要求メッセージ受信時と同一かつ同一セションであると
判断し、サーバ2はクライアント1へ処理結果の送信メ
ッセージを送信する(203)。クライアントのアドレス情
報が不一致ならば(201)、クライアントの障害等の要因
で当該コネクションが切断したところへ別クライアント
1’が接続したと認識し、処理結果の送信メッセージ7
をすれ違いメッセージとみなして送信せずに破棄する(2
04)。またクライアントのアドレス情報が一致していた
としてもコネクション確立時刻が不一致ならば(202)、
前回のセションは中断されて異なるセションが開始して
いると判断し、同様に送信メッセージ7を送信せずに破
棄する(204)。
【0013】本実施例によれば、サーバの業務プログラ
ムでメッセージ処理仕掛かり中に、クライアントの障害
等の要因でコネクション切断後に再確立して異なるセシ
ョンが開始していたとしても、それを各コネクションが
持つコネクション属性テーブルの内容と、メッセージ制
御ヘッダ内の持ち回り用のコネクション属性を比較する
ことであらかじめサーバ側で検出できるので、現在接続
中のクライアントへ以前接続していたクライアントへの
処理結果メッセージ、すなわちすれ違いメッセージを送
信せずに破棄することができる。これにより、クライア
ントには自分が期待するメッセージかどうかを識別する
ための処理と、すれ違いメッセージを破棄する処理が不
要になる。さらに、無駄なメッセージを送信しないこと
によってネットワークの負荷を軽減させることができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、サーバの業務プログラ
ムでメッセージ処理仕掛かり中に、クライアントの障害
等の要因でコネクション切断後に再確立して異なるセシ
ョンが開始していた場合に、それを各コネクションが持
つコネクション属性テーブルの内容と、メッセージ制御
ヘッダ内の持ち回り用のコネクション属性を比較するこ
とであらかじめサーバ側で検出できるので、現在接続中
のクライアントへ以前接続していたクライアントへの処
理結果メッセージ、すなわちすれ違いメッセージを送信
せずに破棄することができる。これにより、クライアン
ト側には期待するメッセージかどうかを識別する処理
と、すれ違いメッセージを破棄する処理が不要になるの
でクライアントプログラムの負担が軽減される効果があ
る。さらに、無駄なメッセージを送信しないことによっ
てネットワークの負荷を軽減させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】すれ違いメッセージの検出方法の動作を示す図
である。
【図2】サーバシステムのメッセージ送受信処理フロー
である。
【符号の説明】
1…クライアントシステム、2…サーバシステム、3…
コネクション、4…業務プログラム、5…コネクション
属性テーブル、6…受信メッセージ、7…送信メッセー
ジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 678

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数クライアントと1サーバで構成さ
    れ、クライアントから動的にサーバ側に用意してあるコ
    ネクションに接続するようなオンラインシステムにおい
    て、前記コネクション毎にコネクション属性テーブルを
    設け、メッセージ受信時にメッセージ制御ヘッダ内にコ
    ネクション属性テーブルの内容をコピーしてサーバ内で
    の持ち回り情報とし、クライアントへ処理結果のメッセ
    ージを送信する段階で、送信すべきクライアントかどう
    か、すなわちクライアントの障害等でコネクションが切
    断され、別クライアントが接続していないか、または同
    じクライアントであってもセションが同一かどうかを、
    コネクション属性テーブルの内容とメッセージ制御ヘッ
    ダ内の持ち回り用のコネクション属性を比較すること
    で、送信前にサーバ側でメッセージのすれ違いを検出し
    て破棄することを特徴とするすれ違いメッセージの検出
    方法。
  2. 【請求項2】 前記コネクション属性テーブルの構成要
    素として、クライアントのアドレス情報とコネクション
    確立時刻を有する事を特徴とする請求項1に記載のすれ
    違いメッセージの検出方法。
JP20422699A 1999-07-19 1999-07-19 すれ違いメッセージの検出方法 Pending JP2001036565A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218572A (ja) * 2002-04-16 2010-09-30 Thomson Licensing 双方向通信装置において複数の協調セッションに対応する方法、装置及びシステム

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JP2010218572A (ja) * 2002-04-16 2010-09-30 Thomson Licensing 双方向通信装置において複数の協調セッションに対応する方法、装置及びシステム

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