JP2001033707A - 光学機器用眼鏡保護装置及び眼鏡保護体 - Google Patents
光学機器用眼鏡保護装置及び眼鏡保護体Info
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- JP2001033707A JP2001033707A JP11210466A JP21046699A JP2001033707A JP 2001033707 A JP2001033707 A JP 2001033707A JP 11210466 A JP11210466 A JP 11210466A JP 21046699 A JP21046699 A JP 21046699A JP 2001033707 A JP2001033707 A JP 2001033707A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カメラ等の光学機器の接眼枠に眼鏡レンズを
押し付けても眼鏡レンズが傷付くことがないようにす
る。 【解決手段】 カメラ12Aの接眼枠14に切欠き円環
状の取付枠28を差し込んで取り付け、この取付枠28
の貼付け面28bに接眼すべき眼鏡レンズが傷付くのを
防止する柔らかい布又は紙から成る扁平な眼鏡保護シー
ト26が貼り付けられている。
押し付けても眼鏡レンズが傷付くことがないようにす
る。 【解決手段】 カメラ12Aの接眼枠14に切欠き円環
状の取付枠28を差し込んで取り付け、この取付枠28
の貼付け面28bに接眼すべき眼鏡レンズが傷付くのを
防止する柔らかい布又は紙から成る扁平な眼鏡保護シー
ト26が貼り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、映写機、
双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡等のように接眼レンズに対応し
て接眼枠を有する光学機器に関し、特にこの光学機器の
使用者が眼鏡携帯者である場合に、光学機器を使用する
際に、眼鏡レンズが傷付くことがないようにする光学機
器用眼鏡保護装置に及びこの装置に用いられる眼鏡保護
体に関するものである。
双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡等のように接眼レンズに対応し
て接眼枠を有する光学機器に関し、特にこの光学機器の
使用者が眼鏡携帯者である場合に、光学機器を使用する
際に、眼鏡レンズが傷付くことがないようにする光学機
器用眼鏡保護装置に及びこの装置に用いられる眼鏡保護
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被写体をカメラで撮影する場合に、カメ
ラの使用者は、接眼枠に接眼するが、カメラの使用者が
眼鏡をかけながら接眼すると、眼鏡のレンズ表面が接眼
枠の表面に押し付けられる。眼鏡のレンズは、ガラス又
はプラスチックから成っているが、眼鏡レンズをカメラ
等の接眼枠に押し付けると、眼鏡レンズは、接眼枠の表
面の常に同じ位置で接触するので、眼鏡レンズの所定位
置に傷が付き、この傷は、接眼枠に頻繁に接触すると、
次第に深くなる。このため、新聞等を読むとき等に、眼
鏡レンズの傷によって字が歪んで読み難くなり、また眼
鏡レンズの表面の傷によって顔の外観を損なう欠点があ
った。
ラの使用者は、接眼枠に接眼するが、カメラの使用者が
眼鏡をかけながら接眼すると、眼鏡のレンズ表面が接眼
枠の表面に押し付けられる。眼鏡のレンズは、ガラス又
はプラスチックから成っているが、眼鏡レンズをカメラ
等の接眼枠に押し付けると、眼鏡レンズは、接眼枠の表
面の常に同じ位置で接触するので、眼鏡レンズの所定位
置に傷が付き、この傷は、接眼枠に頻繁に接触すると、
次第に深くなる。このため、新聞等を読むとき等に、眼
鏡レンズの傷によって字が歪んで読み難くなり、また眼
鏡レンズの表面の傷によって顔の外観を損なう欠点があ
った。
【0003】従来技術において、接眼時に眼鏡と接眼レ
ンズとの間に光が入り込んで被写体の監視状態が低下す
るのを防止するために、接眼枠に取り付けられたフード
(覆光カバー)を備えているカメラが普及している。
ンズとの間に光が入り込んで被写体の監視状態が低下す
るのを防止するために、接眼枠に取り付けられたフード
(覆光カバー)を備えているカメラが普及している。
【0004】このフードは、通常ゴム等の柔軟性材料か
ら作られているが、ゴムの表面は、摩擦抵抗が大きく、
たとえ、柔軟性を有していても、眼鏡レンズがフードの
表面に接触すると、眼鏡レンズが傷付くことが確認され
ている。
ら作られているが、ゴムの表面は、摩擦抵抗が大きく、
たとえ、柔軟性を有していても、眼鏡レンズがフードの
表面に接触すると、眼鏡レンズが傷付くことが確認され
ている。
【0005】従来、このような眼鏡レンズが接眼時に傷
付くのを防止するために、眼鏡レンズの表面にダイヤモ
ンド膜を形成することが提案されている(特開平5−6
0902号公報参照)。しかし、眼鏡レンズにダイヤモ
ンド膜を形成すると、眼鏡レンズが高価となって経済性
が低くなり、また眼鏡レンズの透明度を低下し好ましく
ない。
付くのを防止するために、眼鏡レンズの表面にダイヤモ
ンド膜を形成することが提案されている(特開平5−6
0902号公報参照)。しかし、眼鏡レンズにダイヤモ
ンド膜を形成すると、眼鏡レンズが高価となって経済性
が低くなり、また眼鏡レンズの透明度を低下し好ましく
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、接眼枠に眼鏡レンズを押し付けても眼鏡レ
ンズが傷付くことがない光学機器用眼鏡保護装置を提供
することにある。
する課題は、接眼枠に眼鏡レンズを押し付けても眼鏡レ
ンズが傷付くことがない光学機器用眼鏡保護装置を提供
することにある。
【0007】本発明が解決しようとする他の課題は、接
眼枠に眼鏡レンズを押し付けても眼鏡レンズが傷付くこ
とがない光学機器用眼鏡保護装置に用いるのに適した眼
鏡保護体を提供することにある。
眼枠に眼鏡レンズを押し付けても眼鏡レンズが傷付くこ
とがない光学機器用眼鏡保護装置に用いるのに適した眼
鏡保護体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの課題解決
手段は、カメラ、双眼鏡等の接眼レンズに対応して接眼
枠を有する光学機器において、接眼枠に接眼すべき眼鏡
が傷付くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保
護部材を含む眼鏡保護手段を備えていることを特徴とす
る光学機器用眼鏡保護装置を提供することにある。
手段は、カメラ、双眼鏡等の接眼レンズに対応して接眼
枠を有する光学機器において、接眼枠に接眼すべき眼鏡
が傷付くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保
護部材を含む眼鏡保護手段を備えていることを特徴とす
る光学機器用眼鏡保護装置を提供することにある。
【0009】この眼鏡保護手段は、典型的には、接眼枠
に対応する部分を有して光学機器のケースまたは接眼枠
に取り付けられた取付枠を備えており、眼鏡保護部材
は、この取付枠の接眼枠に対応する部分の表面に着脱自
在に貼り付けられて又は恒久的に接着等によって取り付
けられている。この取付枠は、下方に開口する差込開口
を有し、この差込み開口を接眼枠に差し込みんで取り付
けられてもよいし、この取付枠は、接眼枠にねじ込み又
は弾性的嵌め込みによって取り付けられてもよい。
に対応する部分を有して光学機器のケースまたは接眼枠
に取り付けられた取付枠を備えており、眼鏡保護部材
は、この取付枠の接眼枠に対応する部分の表面に着脱自
在に貼り付けられて又は恒久的に接着等によって取り付
けられている。この取付枠は、下方に開口する差込開口
を有し、この差込み開口を接眼枠に差し込みんで取り付
けられてもよいし、この取付枠は、接眼枠にねじ込み又
は弾性的嵌め込みによって取り付けられてもよい。
【0010】光学機器が裏蓋付のカメラである場合に
は、取付枠は、このカメラの裏蓋が閉じられた状態で接
眼枠に対応する部分が接眼枠に係合するようにこの裏蓋
に取り付けることができる。この場合、取付枠は、その
支持片を裏蓋に貼り付け等によって取り付けてもよい
し、裏蓋に予め取り付けられているポケットに差し込ん
で取り付けてもよい。
は、取付枠は、このカメラの裏蓋が閉じられた状態で接
眼枠に対応する部分が接眼枠に係合するようにこの裏蓋
に取り付けることができる。この場合、取付枠は、その
支持片を裏蓋に貼り付け等によって取り付けてもよい
し、裏蓋に予め取り付けられているポケットに差し込ん
で取り付けてもよい。
【0011】光学機器のケースまたは接眼枠に取り付け
られる形態であっても、カメラの裏蓋に取り付けられる
形態であっても、この取付枠は、末広がり状とすること
ができ、この末広がり状の取付枠は、覆光フードとして
機能することができる。
られる形態であっても、カメラの裏蓋に取り付けられる
形態であっても、この取付枠は、末広がり状とすること
ができ、この末広がり状の取付枠は、覆光フードとして
機能することができる。
【0012】眼鏡保護手段は、光学機器側に取り付けら
れるのではなく、眼鏡側に取り付けることもできる。即
ち、眼鏡保護部材は、接眼枠に対応する部分を有して光
学機器の接眼枠に接眼すべき眼鏡のレンズ又はこの眼鏡
に着脱自在に保持されるべき着脱式つる無し眼鏡のレン
ズに着脱自在に取り付けられていてもよい。
れるのではなく、眼鏡側に取り付けることもできる。即
ち、眼鏡保護部材は、接眼枠に対応する部分を有して光
学機器の接眼枠に接眼すべき眼鏡のレンズ又はこの眼鏡
に着脱自在に保持されるべき着脱式つる無し眼鏡のレン
ズに着脱自在に取り付けられていてもよい。
【0013】本発明の他の課題解決手段は、第1の課題
解決手段による光学機器用眼鏡保護装置に用いられる眼
鏡保護体を提供することにあり、この眼鏡保護体は、接
眼枠に接眼すべき眼鏡が傷付くのを防止する柔らかい布
又は紙から成る眼鏡保護部材から成っていることを特徴
とする。
解決手段による光学機器用眼鏡保護装置に用いられる眼
鏡保護体を提供することにあり、この眼鏡保護体は、接
眼枠に接眼すべき眼鏡が傷付くのを防止する柔らかい布
又は紙から成る眼鏡保護部材から成っていることを特徴
とする。
【0014】このように、接眼枠に接眼すべき眼鏡が傷
付くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護部
材を含む眼鏡保護手段を備えていると、光学機器を使用
する際に、使用者が眼鏡レンズをこの眼鏡保護手段を介
して接眼枠に押し付けても、眼鏡レンズは、柔らかい布
又は紙の眼鏡保護部材によって傷付けられることがな
い。
付くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護部
材を含む眼鏡保護手段を備えていると、光学機器を使用
する際に、使用者が眼鏡レンズをこの眼鏡保護手段を介
して接眼枠に押し付けても、眼鏡レンズは、柔らかい布
又は紙の眼鏡保護部材によって傷付けられることがな
い。
【0015】従って、従来技術のように、眼鏡レンズに
高価なダイヤモンド膜を形成する必要がなく、高い視度
で接眼レンズを通して対象物を観察することができる。
高価なダイヤモンド膜を形成する必要がなく、高い視度
で接眼レンズを通して対象物を観察することができる。
【0016】眼鏡保護手段が光学機器のケースまたは接
眼枠に取り付けられた取付枠を備え、眼鏡保護部材がこ
の取付枠の接眼枠に対応する部分の表面に着脱自在に貼
り付けられていると、眼鏡保護部材が汚れたり、破損し
たりしても、眼鏡保護部材を容易に交換することがで
き、従って眼鏡保護機能を長期にわたって維持すること
ができる。
眼枠に取り付けられた取付枠を備え、眼鏡保護部材がこ
の取付枠の接眼枠に対応する部分の表面に着脱自在に貼
り付けられていると、眼鏡保護部材が汚れたり、破損し
たりしても、眼鏡保護部材を容易に交換することがで
き、従って眼鏡保護機能を長期にわたって維持すること
ができる。
【0017】取付枠は、下方に開口する差込開口を接眼
枠に差し込んだり、接眼枠にねじ込み又は弾性的嵌め込
みによって容易に取り付けることができ、従って既存の
光学機器にも容易に適用することができる。
枠に差し込んだり、接眼枠にねじ込み又は弾性的嵌め込
みによって容易に取り付けることができ、従って既存の
光学機器にも容易に適用することができる。
【0018】光学機器が裏蓋付のカメラである場合、取
付枠がこの裏蓋の開閉に干渉しないような構造としなけ
ればならないが、この裏蓋が閉じられた状態で接眼枠に
対応する部分が接眼枠に係合するように裏蓋に取付枠を
取り付けると、取付枠が裏蓋の開閉に干渉することがな
く、また接眼枠側に取付枠を取り付ける必要がない。
付枠がこの裏蓋の開閉に干渉しないような構造としなけ
ればならないが、この裏蓋が閉じられた状態で接眼枠に
対応する部分が接眼枠に係合するように裏蓋に取付枠を
取り付けると、取付枠が裏蓋の開閉に干渉することがな
く、また接眼枠側に取付枠を取り付ける必要がない。
【0019】この取付枠が末広がり状であると、この取
付枠は、眼鏡保護部材の取付機能の外に、覆光フードの
機能も有し、光学機器の品質を一層向上することができ
る。
付枠は、眼鏡保護部材の取付機能の外に、覆光フードの
機能も有し、光学機器の品質を一層向上することができ
る。
【0020】眼鏡保護部材は、光学機器の接眼枠に接眼
すべき眼鏡のレンズ又はこの眼鏡に着脱自在に保持され
るべき着脱式つる無し眼鏡のレンズに着脱自在に取り付
けられることもできるが、特に、つる無し眼鏡のレンズ
に眼鏡保護部材が取り付いていると、これは、光学機器
の使用時専用のつる無し眼鏡とすることができ、取り扱
いが容易となる。
すべき眼鏡のレンズ又はこの眼鏡に着脱自在に保持され
るべき着脱式つる無し眼鏡のレンズに着脱自在に取り付
けられることもできるが、特に、つる無し眼鏡のレンズ
に眼鏡保護部材が取り付いていると、これは、光学機器
の使用時専用のつる無し眼鏡とすることができ、取り扱
いが容易となる。
【0021】光学機器の接眼枠に接眼すべき眼鏡が傷付
くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護部材
から成っている眼鏡保護体は、眼鏡保護部材が汚れた
り、破損したりするために予備的に保管するのに便宜で
ある。
くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護部材
から成っている眼鏡保護体は、眼鏡保護部材が汚れた
り、破損したりするために予備的に保管するのに便宜で
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べるが、図面では光学機器12がいずれも
カメラであって、このカメラに本発明の光学機器用眼鏡
保護装置を適用した例のみを記載したが、カメラ以外
に、映写機、双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡等の接眼レンズ及
び接眼枠を有する他の光学機器にも同様にして適用する
ことができる。
して詳細に述べるが、図面では光学機器12がいずれも
カメラであって、このカメラに本発明の光学機器用眼鏡
保護装置を適用した例のみを記載したが、カメラ以外
に、映写機、双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡等の接眼レンズ及
び接眼枠を有する他の光学機器にも同様にして適用する
ことができる。
【0023】図1を参照すると、本発明の光学機器用眼
鏡保護装置10を備えたカメラ12Aが示されており、
図1のカメラは、一眼レフカメラである。カメラ12A
は、図示しない接眼レンズに対応してこの接眼レンズを
囲むように設けられた円環状の接眼枠(ファインダー)
14を有するケース16を含むカメラ本体18と、この
カメラ本体18に枢支して取り付けられた裏蓋20とか
ら成っている。
鏡保護装置10を備えたカメラ12Aが示されており、
図1のカメラは、一眼レフカメラである。カメラ12A
は、図示しない接眼レンズに対応してこの接眼レンズを
囲むように設けられた円環状の接眼枠(ファインダー)
14を有するケース16を含むカメラ本体18と、この
カメラ本体18に枢支して取り付けられた裏蓋20とか
ら成っている。
【0024】接眼枠14は、図2に示すように、ケース
16の背面16aとの間に環状溝22を有するのが示さ
れており、この環状溝22は、後に述べるように、眼鏡
保護装置10の取り付け手段の一部に利用することがで
きる。
16の背面16aとの間に環状溝22を有するのが示さ
れており、この環状溝22は、後に述べるように、眼鏡
保護装置10の取り付け手段の一部に利用することがで
きる。
【0025】本発明の光学機器用眼鏡保護装置10は、
接眼枠14に接眼すべき眼鏡が傷付くのを防止する眼鏡
保護手段24を備え、この眼鏡保護手段24は、柔らか
い布又は紙から成る扁平な眼鏡保護部材(眼鏡保護シー
ト)26を含んでいる。眼鏡保護部材26の布としては
不織布が最適であり、また紙としては和紙が最適である
が、それ以外に眼鏡レンズに接触しても眼鏡レンズを傷
付けることがなければ他の布又は紙であってもよい。
尚、布、紙は、天然物、合成物のいずれであってもよ
い。
接眼枠14に接眼すべき眼鏡が傷付くのを防止する眼鏡
保護手段24を備え、この眼鏡保護手段24は、柔らか
い布又は紙から成る扁平な眼鏡保護部材(眼鏡保護シー
ト)26を含んでいる。眼鏡保護部材26の布としては
不織布が最適であり、また紙としては和紙が最適である
が、それ以外に眼鏡レンズに接触しても眼鏡レンズを傷
付けることがなければ他の布又は紙であってもよい。
尚、布、紙は、天然物、合成物のいずれであってもよ
い。
【0026】眼鏡保護手段24は、後に述べるように、
接眼枠14に対応する部分28aを有してカメラ12A
のケース16または接眼枠14に取り付けられた取付枠
28を備え、眼鏡保護部材26は、この取付枠28の接
眼枠対応部分28aのフランジ状貼付け面28bに着脱
自在に貼り付けられている。
接眼枠14に対応する部分28aを有してカメラ12A
のケース16または接眼枠14に取り付けられた取付枠
28を備え、眼鏡保護部材26は、この取付枠28の接
眼枠対応部分28aのフランジ状貼付け面28bに着脱
自在に貼り付けられている。
【0027】図1の実施の形態では、取付枠28は、接
眼枠14に取り付けられており、この取付枠28は、特
に図2(A)に示すように、手前に向けて次第に拡径す
るように末広がり状に形成されている。
眼枠14に取り付けられており、この取付枠28は、特
に図2(A)に示すように、手前に向けて次第に拡径す
るように末広がり状に形成されている。
【0028】また、図1の取付枠28は、図2(A)及
び図2(B)に示すように、裏蓋20の開閉に干渉する
ことがなく且つ下方に逆U字状に開口する差込み開口2
8cを形成するように切り欠かれた形態を有し、また接
眼枠14の環状溝22に係入する内向きフランジ28d
を有し、この内向きフランジ28dが環状溝22に係入
するように差込み開口28cを接眼枠14に差し込んで
取り付けられている。従って、この図1及び図2の実施
の形態では、取付枠28が接眼枠14に取り付けられた
ままであっても裏蓋20を取付枠28に干渉することな
く開閉することができる。
び図2(B)に示すように、裏蓋20の開閉に干渉する
ことがなく且つ下方に逆U字状に開口する差込み開口2
8cを形成するように切り欠かれた形態を有し、また接
眼枠14の環状溝22に係入する内向きフランジ28d
を有し、この内向きフランジ28dが環状溝22に係入
するように差込み開口28cを接眼枠14に差し込んで
取り付けられている。従って、この図1及び図2の実施
の形態では、取付枠28が接眼枠14に取り付けられた
ままであっても裏蓋20を取付枠28に干渉することな
く開閉することができる。
【0029】眼鏡保護部材26は、図2(B)に示すよ
うに、取付枠28の切り欠き環状の接眼枠対応部分28
aに相応する切り欠き環状の形態を有し、取付枠28の
接眼枠対応部分28aの貼付け面28bに貼り付けられ
た状態では取付枠28の接眼枠対応部分28aは、眼鏡
保護部材26によって全面が覆われる。
うに、取付枠28の切り欠き環状の接眼枠対応部分28
aに相応する切り欠き環状の形態を有し、取付枠28の
接眼枠対応部分28aの貼付け面28bに貼り付けられ
た状態では取付枠28の接眼枠対応部分28aは、眼鏡
保護部材26によって全面が覆われる。
【0030】このように、取付枠28を接眼枠14に差
し込んでその接眼枠対応部分28aの貼付け面28bに
それと同じ形状の扁平な眼鏡保護部材26を貼り付ける
と、接眼枠14は、取付枠28を介して表面に眼鏡保護
部材26で覆われた状態で延長し拡大されたことになる
ことが解る。
し込んでその接眼枠対応部分28aの貼付け面28bに
それと同じ形状の扁平な眼鏡保護部材26を貼り付ける
と、接眼枠14は、取付枠28を介して表面に眼鏡保護
部材26で覆われた状態で延長し拡大されたことになる
ことが解る。
【0031】眼鏡をかけているカメラの使用者(撮影
者)は、眼鏡保護手段24の眼鏡保護部材26に眼鏡レ
ンズを押し付けて接眼し、使用者は、接眼枠14とこれ
を末広状に延長拡大する取付枠28を通して接眼レンズ
(被写体)を観察することができるが、眼鏡レンズは、
柔らかい布又は紙性の扁平な眼鏡保護部材26にのみ接
触しているので、接眼時に眼鏡レンズが傷付くことがな
い。
者)は、眼鏡保護手段24の眼鏡保護部材26に眼鏡レ
ンズを押し付けて接眼し、使用者は、接眼枠14とこれ
を末広状に延長拡大する取付枠28を通して接眼レンズ
(被写体)を観察することができるが、眼鏡レンズは、
柔らかい布又は紙性の扁平な眼鏡保護部材26にのみ接
触しているので、接眼時に眼鏡レンズが傷付くことがな
い。
【0032】また、取付枠28は、接眼枠14を延長拡
大する覆光フードとして機能するので、使用者が接眼し
ている状態では、接眼レンズを介して被写体を鮮明に観
察することができる。
大する覆光フードとして機能するので、使用者が接眼し
ている状態では、接眼レンズを介して被写体を鮮明に観
察することができる。
【0033】図10に示すように、多数の扁平な眼鏡保
護部材(眼鏡保護シート)26が整列して貼り付けられ
たキャリアシート(剥離紙)30から成る眼鏡保護体2
6Aを別途用意し、取付枠28に取り付けられた眼鏡保
護部材26がすり切れたり汚れたりした場合に、この眼
鏡保護体26Aから1つの眼鏡保護部材26を剥ぎ取っ
て古い眼鏡保護部材26と交換することができる。
護部材(眼鏡保護シート)26が整列して貼り付けられ
たキャリアシート(剥離紙)30から成る眼鏡保護体2
6Aを別途用意し、取付枠28に取り付けられた眼鏡保
護部材26がすり切れたり汚れたりした場合に、この眼
鏡保護体26Aから1つの眼鏡保護部材26を剥ぎ取っ
て古い眼鏡保護部材26と交換することができる。
【0034】図示の例では、1つの共通のキャリアシー
ト30に複数の眼鏡保護部材26を保持しているが、眼
鏡保護体26Aは、各1つの眼鏡保護部材26毎に剥離
紙を貼り付けて形成してもよい。また、図示の例では、
1つの剥離紙30に後に述べる眼鏡保護装置10に用い
られる他の形態の眼鏡保護部材26も貼り付けられてい
るのが便宜的に示されているが、実際には、1つの剥離
紙30には特定の取付枠28に相応する形状の特定の形
態の眼鏡保護部材26のみが貼り付けられている。
ト30に複数の眼鏡保護部材26を保持しているが、眼
鏡保護体26Aは、各1つの眼鏡保護部材26毎に剥離
紙を貼り付けて形成してもよい。また、図示の例では、
1つの剥離紙30に後に述べる眼鏡保護装置10に用い
られる他の形態の眼鏡保護部材26も貼り付けられてい
るのが便宜的に示されているが、実際には、1つの剥離
紙30には特定の取付枠28に相応する形状の特定の形
態の眼鏡保護部材26のみが貼り付けられている。
【0035】本発明の他の実施の形態が図3及び図4に
示されており、この実施の形態では、保護枠28は、完
全な環状の形態を有し、図4に示すように、接眼枠14
にねじ結合によって着脱自在に取り付けられている。従
って、接眼枠対応部分28a及びその表面の貼付け面2
8bも完全な環状である。
示されており、この実施の形態では、保護枠28は、完
全な環状の形態を有し、図4に示すように、接眼枠14
にねじ結合によって着脱自在に取り付けられている。従
って、接眼枠対応部分28a及びその表面の貼付け面2
8bも完全な環状である。
【0036】この図3及び図4の実施の形態でも、使用
者は、取付枠28の環状の接眼枠対応部分28aの貼付
け面28bにそれと同じ形状で貼り付けられている扁平
な眼鏡保護部材26に眼鏡レンズを押し付けて接眼する
ので、図1及び図2の実施の形態と同様に、眼鏡レンズ
を傷付けることがなく、また取付枠28が接眼枠を延長
拡大する覆光フードとして機能する。
者は、取付枠28の環状の接眼枠対応部分28aの貼付
け面28bにそれと同じ形状で貼り付けられている扁平
な眼鏡保護部材26に眼鏡レンズを押し付けて接眼する
ので、図1及び図2の実施の形態と同様に、眼鏡レンズ
を傷付けることがなく、また取付枠28が接眼枠を延長
拡大する覆光フードとして機能する。
【0037】しかし、図4から解るように、この実施の
形態では、取付枠28がカメラ12Aの裏蓋20に干渉
するので、裏蓋20を開く場合には、取付枠28を取り
外さなければならないことが図1及び図2の実施の形態
と異なる。
形態では、取付枠28がカメラ12Aの裏蓋20に干渉
するので、裏蓋20を開く場合には、取付枠28を取り
外さなければならないことが図1及び図2の実施の形態
と異なる。
【0038】本発明の更に他の実施の形態が図5に示さ
れており、この実施の形態では、接眼レンズ(符号13
で示されている)及び接眼枠14が矩形状であり、従っ
て取付枠28も矩形状であることを除いて図1及び図2
の形態と実質的に同じである。従って、その使用状態及
び動作、機能他も同じであるのでそれ以上の説明を省略
する。
れており、この実施の形態では、接眼レンズ(符号13
で示されている)及び接眼枠14が矩形状であり、従っ
て取付枠28も矩形状であることを除いて図1及び図2
の形態と実質的に同じである。従って、その使用状態及
び動作、機能他も同じであるのでそれ以上の説明を省略
する。
【0039】図示していないが、取付枠28は、その取
付端を接眼枠14の溝22内に弾性的嵌め込みんで取り
付けたり、小ねじその他の適宜の手段によって取り付け
ることができる。
付端を接眼枠14の溝22内に弾性的嵌め込みんで取り
付けたり、小ねじその他の適宜の手段によって取り付け
ることができる。
【0040】本発明がライカ版カメラ12Aに適用され
た実施の形態が図6及び図7に示されている。このカメ
ラ12Aは、図5の場合と同様に、接眼枠14とほぼ相
似する形態の略矩形状の接眼枠14を有し、この接眼枠
14とケース16の背面16aとの間に矩形状に延びる
溝22を有する。この実施の形態の眼鏡保護装置10の
取付枠28も若干末広がり状となっているが(図7
(B)、図7(C)参照)、必ずしも末広がり状でなく
てもよい。この眼鏡保護装置10は、接眼枠14とほぼ
同じ形態の扁平な矩形状の枠体から成っていることを除
いて、実質的に図1乃至図5の実施の形態と同じであ
る。
た実施の形態が図6及び図7に示されている。このカメ
ラ12Aは、図5の場合と同様に、接眼枠14とほぼ相
似する形態の略矩形状の接眼枠14を有し、この接眼枠
14とケース16の背面16aとの間に矩形状に延びる
溝22を有する。この実施の形態の眼鏡保護装置10の
取付枠28も若干末広がり状となっているが(図7
(B)、図7(C)参照)、必ずしも末広がり状でなく
てもよい。この眼鏡保護装置10は、接眼枠14とほぼ
同じ形態の扁平な矩形状の枠体から成っていることを除
いて、実質的に図1乃至図5の実施の形態と同じであ
る。
【0041】図6及び図7の形態では、取付枠28は、
図6に示すように、下方が開口する逆U字状の差込み開
口28cと接眼枠14の後方の溝22に係入する内向き
フランジ28dとを有し、この取付枠28は、図1及び
図2並びに図5の形態と同様に、接眼する。図7(A)
及び図7(B)から解るように、取付枠28の下縁は、
裏蓋20に干渉しない位置で終わっている。
図6に示すように、下方が開口する逆U字状の差込み開
口28cと接眼枠14の後方の溝22に係入する内向き
フランジ28dとを有し、この取付枠28は、図1及び
図2並びに図5の形態と同様に、接眼する。図7(A)
及び図7(B)から解るように、取付枠28の下縁は、
裏蓋20に干渉しない位置で終わっている。
【0042】図6及び図7のカメラも、図1乃至図5の
形態のカメラと同様に、眼鏡レンズを接眼してもこの眼
鏡レンズが眼鏡保護部材26によって傷付けられるのが
有効に防止される。また、取付枠28は、若干の末広が
り状となっているので、同様に、いわゆる覆光フードの
機能を有する。
形態のカメラと同様に、眼鏡レンズを接眼してもこの眼
鏡レンズが眼鏡保護部材26によって傷付けられるのが
有効に防止される。また、取付枠28は、若干の末広が
り状となっているので、同様に、いわゆる覆光フードの
機能を有する。
【0043】本発明の他の実施の形態が図8及び図9に
示されており、これらの図では取付枠28が接眼枠14
に取付けられているのではなく、裏蓋20に取り付けら
れていることを除いて図6及び図7の実施の形態とほぼ
同じである。
示されており、これらの図では取付枠28が接眼枠14
に取付けられているのではなく、裏蓋20に取り付けら
れていることを除いて図6及び図7の実施の形態とほぼ
同じである。
【0044】図8及び図9の実施の形態では、取付枠2
8は、接眼枠対応部分28aとなる矩形状の枠本体の下
方に延びる支持片28eを有し、図8の実施の形態で
は、取付枠28は、この支持片28eを裏蓋20に貼付
けシート32を介して貼り付けられて取り付けられてお
り、また図9の実施の形態では、取付枠28は、支持片
28eを裏蓋取付ポケット34に差し込んで取り付けら
れている。尚、取付枠28の支持手段の外に、図9の実
施の形態では、接眼枠14が矩形状ではなく、円形とな
っている点で図8の実施の形態と異なる。
8は、接眼枠対応部分28aとなる矩形状の枠本体の下
方に延びる支持片28eを有し、図8の実施の形態で
は、取付枠28は、この支持片28eを裏蓋20に貼付
けシート32を介して貼り付けられて取り付けられてお
り、また図9の実施の形態では、取付枠28は、支持片
28eを裏蓋取付ポケット34に差し込んで取り付けら
れている。尚、取付枠28の支持手段の外に、図9の実
施の形態では、接眼枠14が矩形状ではなく、円形とな
っている点で図8の実施の形態と異なる。
【0045】いずれの場合も、取付枠28を貼り付け又
は差し込みによって裏蓋20に取り付けられて裏蓋20
が閉じられた状態では、その接眼対応部分28aが接眼
枠14に係合するようになっている。
は差し込みによって裏蓋20に取り付けられて裏蓋20
が閉じられた状態では、その接眼対応部分28aが接眼
枠14に係合するようになっている。
【0046】図8及び図9の実施の形態でも、眼鏡レン
ズを接眼すると、この眼鏡レンズは眼鏡保護部材26に
押し付けられるので、眼鏡レンズが接眼枠14に押し付
ける場合のように傷付きを生ずることがない。また、裏
蓋20が開かれると、取付枠28が裏蓋20と一緒にカ
メラ本体18及び接眼枠14から離反するが、取付枠2
8を接眼枠14に取り付ける場合のように裏蓋20に干
渉する問題を回避することができるので有利である。
ズを接眼すると、この眼鏡レンズは眼鏡保護部材26に
押し付けられるので、眼鏡レンズが接眼枠14に押し付
ける場合のように傷付きを生ずることがない。また、裏
蓋20が開かれると、取付枠28が裏蓋20と一緒にカ
メラ本体18及び接眼枠14から離反するが、取付枠2
8を接眼枠14に取り付ける場合のように裏蓋20に干
渉する問題を回避することができるので有利である。
【0047】図3乃至図8の実施の形態でも、扁平な眼
鏡保護部材26は、取付枠28の接眼枠対応部分28a
の形態に相応する形態で図10に示すような剥離紙30
に総合的に貼り付けて又は個別的に剥離紙で貼付け面を
閉じて眼鏡保護体26A、26Bとして予備的に用意す
ることが望ましい。図10に符号26Bで示される眼鏡
保護体は、四角形の接眼枠対応部分を有し且つ円形の接
眼レンズに対応する円形開口を有する取付枠に貼り付け
られるべき眼鏡保護部材26から成っているが、その使
用例は図11及び図12を参照して後に述べる。
鏡保護部材26は、取付枠28の接眼枠対応部分28a
の形態に相応する形態で図10に示すような剥離紙30
に総合的に貼り付けて又は個別的に剥離紙で貼付け面を
閉じて眼鏡保護体26A、26Bとして予備的に用意す
ることが望ましい。図10に符号26Bで示される眼鏡
保護体は、四角形の接眼枠対応部分を有し且つ円形の接
眼レンズに対応する円形開口を有する取付枠に貼り付け
られるべき眼鏡保護部材26から成っているが、その使
用例は図11及び図12を参照して後に述べる。
【0048】図7及び図8の形態では、取付枠28は、
貼付け又は差し込みによって裏蓋20に取り付けられた
が、それ以外に小ねじ又は他の適宜の手段によって裏蓋
20に固定することができる。また、図1乃至図8の形
態では、取付枠28は、接眼枠14又は裏蓋20に取り
付けられたが、接眼枠14の位置及び形態によってはケ
ース18に取り付けることもできる。
貼付け又は差し込みによって裏蓋20に取り付けられた
が、それ以外に小ねじ又は他の適宜の手段によって裏蓋
20に固定することができる。また、図1乃至図8の形
態では、取付枠28は、接眼枠14又は裏蓋20に取り
付けられたが、接眼枠14の位置及び形態によってはケ
ース18に取り付けることもできる。
【0049】取付枠28は、適宜の材料から作ることが
できるが、図1及び図2、図5、図6及び図7の形態の
ように差し込み式である場合には、差し込みに抵抗がな
いように滑りのよいプラスチック、金属等の適宜の材料
から作ることができ、またねじ込み式の場合には、高い
強度を有する金属またはプラスチック、弾性嵌め込み式
の場合には、ゴム等の弾性材料から作られる。
できるが、図1及び図2、図5、図6及び図7の形態の
ように差し込み式である場合には、差し込みに抵抗がな
いように滑りのよいプラスチック、金属等の適宜の材料
から作ることができ、またねじ込み式の場合には、高い
強度を有する金属またはプラスチック、弾性嵌め込み式
の場合には、ゴム等の弾性材料から作られる。
【0050】図1乃至図9の実施の形態では、図10に
示すように、眼鏡保護部材26を取付枠28の貼付け面
28bに着脱自在に貼り付けているが、眼鏡保護部材2
6が比較的長期にわたって当初の傷付き防止機能を維持
することができたり、傷付き防止機能を回復することが
できるように手入れすることができるものであれば、眼
鏡保護部材26は取付枠28の貼付け面に相当する部分
(取付面)に接着等によって恒久的に取り付けられてい
てもよい。
示すように、眼鏡保護部材26を取付枠28の貼付け面
28bに着脱自在に貼り付けているが、眼鏡保護部材2
6が比較的長期にわたって当初の傷付き防止機能を維持
することができたり、傷付き防止機能を回復することが
できるように手入れすることができるものであれば、眼
鏡保護部材26は取付枠28の貼付け面に相当する部分
(取付面)に接着等によって恒久的に取り付けられてい
てもよい。
【0051】眼鏡保護手段24の他の実施の形態が図1
1及び図12に示されており、これらの形態では、眼鏡
保護部材26が光学機器12側に取り付けられるのでは
なく、眼鏡40側に取り付けられる。図11の形態で
は、眼鏡保護部材26(眼鏡保護体26B)は、接眼枠
に対応する部分を有して光学機器の接眼枠に接眼すべき
眼鏡40のレンズ42に貼り付けられている。この眼鏡
保護部材26は、光学機器に接眼しない際には、レンズ
42から剥がす必要があるが、眼鏡保護部材26は、再
び貼り付けることができるので、再使用することができ
る。
1及び図12に示されており、これらの形態では、眼鏡
保護部材26が光学機器12側に取り付けられるのでは
なく、眼鏡40側に取り付けられる。図11の形態で
は、眼鏡保護部材26(眼鏡保護体26B)は、接眼枠
に対応する部分を有して光学機器の接眼枠に接眼すべき
眼鏡40のレンズ42に貼り付けられている。この眼鏡
保護部材26は、光学機器に接眼しない際には、レンズ
42から剥がす必要があるが、眼鏡保護部材26は、再
び貼り付けることができるので、再使用することができ
る。
【0052】また、図12の形態では、眼鏡保護部材2
6(眼鏡保護体26B)は、眼鏡40の鼻当て又はレン
ズフレーム等の眼鏡フレームにばね保持具44によって
着脱自在に保持されられるべきサングラス用の着脱式つ
る無し眼鏡46のレンズ42に貼り付けられている。図
12(A)の形態の着脱式つる無し眼鏡46は、片眼式
のものであり、これは光学機器接眼専用のものとするこ
とができる。また、図12(B)の形態の着脱式つる無
し眼鏡46は、両眼式のものであり、これは、眼鏡保護
手段24が設置された通常のアタッチメント式サングラ
スである。これらの形態では、光学機器に接眼しない際
には、図12の点線で示すように、レンズ42をつる付
きの眼鏡40から上方に離反するように枢動することが
できるので、眼鏡保護体26A又は26Bが貼り付けら
れたつる無し眼鏡46が視界を妨げることがない。
6(眼鏡保護体26B)は、眼鏡40の鼻当て又はレン
ズフレーム等の眼鏡フレームにばね保持具44によって
着脱自在に保持されられるべきサングラス用の着脱式つ
る無し眼鏡46のレンズ42に貼り付けられている。図
12(A)の形態の着脱式つる無し眼鏡46は、片眼式
のものであり、これは光学機器接眼専用のものとするこ
とができる。また、図12(B)の形態の着脱式つる無
し眼鏡46は、両眼式のものであり、これは、眼鏡保護
手段24が設置された通常のアタッチメント式サングラ
スである。これらの形態では、光学機器に接眼しない際
には、図12の点線で示すように、レンズ42をつる付
きの眼鏡40から上方に離反するように枢動することが
できるので、眼鏡保護体26A又は26Bが貼り付けら
れたつる無し眼鏡46が視界を妨げることがない。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、接眼枠
に接眼すべき眼鏡を保護するために柔らかい布又は紙か
ら成る眼鏡保護部材を含む眼鏡保護手段を備えているの
で、光学機器の使用者が眼鏡レンズを接眼してもこの眼
鏡保護手段によって眼鏡レンズは、柔らかい布又は紙の
眼鏡保護部材によって傷付けられることがなく、従っ
て、眼鏡レンズに高価な保護膜を形成する必要がなく、
高い視度で接眼レンズを通して対象物を観察することが
できる。
に接眼すべき眼鏡を保護するために柔らかい布又は紙か
ら成る眼鏡保護部材を含む眼鏡保護手段を備えているの
で、光学機器の使用者が眼鏡レンズを接眼してもこの眼
鏡保護手段によって眼鏡レンズは、柔らかい布又は紙の
眼鏡保護部材によって傷付けられることがなく、従っ
て、眼鏡レンズに高価な保護膜を形成する必要がなく、
高い視度で接眼レンズを通して対象物を観察することが
できる。
【0054】また、眼鏡保護手段が光学機器のケースま
たは接眼枠に取り付けられた取付枠を有し、眼鏡保護部
材がこの取付枠の貼付け面に着脱自在に貼り付けられて
いると、眼鏡保護部材が汚れたり、破損したりしても、
眼鏡保護部材を容易に交換することができ、従って眼鏡
保護機能を長期にわたって維持することができる。
たは接眼枠に取り付けられた取付枠を有し、眼鏡保護部
材がこの取付枠の貼付け面に着脱自在に貼り付けられて
いると、眼鏡保護部材が汚れたり、破損したりしても、
眼鏡保護部材を容易に交換することができ、従って眼鏡
保護機能を長期にわたって維持することができる。
【0055】取付枠は、接眼枠に差し込んだり、接眼枠
にねじ込み又は弾性的嵌め込みによって容易に取り付け
ることができ、従って既存の光学機器にも容易に適用す
ることができる。
にねじ込み又は弾性的嵌め込みによって容易に取り付け
ることができ、従って既存の光学機器にも容易に適用す
ることができる。
【0056】光学機器が裏蓋付のカメラである場合、こ
の裏蓋が閉じられた状態で接眼枠に係合するように裏蓋
に取付枠を取り付けると、取付枠を裏蓋の開閉に干渉す
ることがなく有利に取り付けることができる。
の裏蓋が閉じられた状態で接眼枠に係合するように裏蓋
に取付枠を取り付けると、取付枠を裏蓋の開閉に干渉す
ることがなく有利に取り付けることができる。
【0057】眼鏡保護手段の取付枠が末広がり状である
と、この取付枠は、眼鏡保護部材の取付機能の外に、覆
光フードの機能も有し、光学機器の品質を一層向上する
ことができる。
と、この取付枠は、眼鏡保護部材の取付機能の外に、覆
光フードの機能も有し、光学機器の品質を一層向上する
ことができる。
【0058】光学機器の接眼枠に接眼すべき眼鏡が傷付
くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護部材
から成っている眼鏡保護体を予備的に用意すると、眼鏡
保護部材が汚れたり、破損したりする際に、容易に交換
することができるので有利である。
くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護部材
から成っている眼鏡保護体を予備的に用意すると、眼鏡
保護部材が汚れたり、破損したりする際に、容易に交換
することができるので有利である。
【図1】本発明の第1の実施の形態による眼鏡保護装置
を備えたカメラの斜視図である。
を備えたカメラの斜視図である。
【図2】図1の眼鏡保護装置の要部を示し、同図(A)
は眼鏡保護装置の正面図、同図(B)はその側断面図で
ある。
は眼鏡保護装置の正面図、同図(B)はその側断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態による眼鏡保護装置
を備えたカメラの斜視図である。
を備えたカメラの斜視図である。
【図4】図3の眼鏡保護装置の要部を示し、同図(A)
は眼鏡保護装置の正面図、同図(B)はその側断面図で
ある。
は眼鏡保護装置の正面図、同図(B)はその側断面図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態による眼鏡保護装置
の要部のみを示し、同図(A)は眼鏡保護装置の正面
図、同図(B)はその水平断面図、同図(C)はその側
断面図である。
の要部のみを示し、同図(A)は眼鏡保護装置の正面
図、同図(B)はその水平断面図、同図(C)はその側
断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態による眼鏡保護装置
を備えたカメラの斜視図である。
を備えたカメラの斜視図である。
【図7】図6の眼鏡保護装置の要部を示し、同図(A)
は眼鏡保護装置の水平断面図、同図(B)はその側断面
図である。
は眼鏡保護装置の水平断面図、同図(B)はその側断面
図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態による眼鏡保護装置
を備えたカメラの斜視図である。
を備えたカメラの斜視図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態による眼鏡保護装置
を備えたカメラの斜視図である。
を備えたカメラの斜視図である。
【図10】本発明の種々の実施の形態による眼鏡保護装
置に用いられる種々の眼鏡保護部材が便宜的に共通の剥
離紙に貼り付けられている眼鏡保護体の平面図である。
置に用いられる種々の眼鏡保護部材が便宜的に共通の剥
離紙に貼り付けられている眼鏡保護体の平面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態による眼鏡保護装
置を備えた眼鏡の斜視図である。
置を備えた眼鏡の斜視図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態による眼鏡保護装
置を備えた着脱式つる無し眼鏡を示し、同図(A)は、
片眼式つる無し眼鏡の斜視図、同図(B)は両眼式つる
無し眼鏡の斜視図である。
置を備えた着脱式つる無し眼鏡を示し、同図(A)は、
片眼式つる無し眼鏡の斜視図、同図(B)は両眼式つる
無し眼鏡の斜視図である。
10 光学機器用眼鏡保護装置 12 光学機器 12A 一眼レフカメラ 13 接眼レンズ 14 接眼枠(ファインダー) 16 ケース 16a ケース16の背面 18 カメラ本体 20 裏蓋 22 環状溝 24 眼鏡保護手段 26 眼鏡保護部材 26A 眼鏡保護体 26B 眼鏡保護体 28 取付枠 28a 接眼枠対応部分 28b フランジ状貼付け面 28c 差込み開口 28d 内向きフランジ 28e 支持片 30 剥離紙 32 貼付けシート 34 裏蓋のポケット 40 眼鏡 42 レンズ 44 ばね保持具 46 サングラス用の着脱式つる無し眼鏡
Claims (9)
- 【請求項1】 カメラ、双眼鏡等の接眼レンズに対応し
て接眼枠を有する光学機器において、前記接眼枠に接眼
すべき眼鏡が傷付くのを防止する柔らかい布又は紙から
成る眼鏡保護部材を含む眼鏡保護手段を備えていること
を特徴とする光学機器用眼鏡保護装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光学機器用眼鏡保護装
置であって、前記眼鏡保護手段は、前記接眼枠に対応す
る部分を有して前記光学機器のケース又は接眼枠に取り
付けられた取付枠を備え、前記眼鏡保護部材は、前記取
付枠の前記接眼枠に対応する部分の表面に設けられてい
ることを特徴とする光学機器用眼鏡保護装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光学機器用眼鏡保護装
置であって、前記眼鏡保護部材は、前記取付枠に着脱自
在に貼り付けられていることを特徴とする光学機器用眼
鏡保護装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載の光学機器用眼鏡
保護装置であって、前記取付枠は、差込み開口を有し、
前記取付枠は、前記差込み開口を前記接眼枠に差し込み
んで取り付けられていることを特徴とする光学機器用眼
鏡保護装置。 - 【請求項5】 請求項2又は3に記載の光学機器用眼鏡
保護装置であって、前記取付枠は、前記接眼枠にねじ込
み又は弾性的嵌め込みによって取り付けられていること
を特徴とする光学機器用眼鏡保護装置。 - 【請求項6】 請求項2又は3に記載の光学機器用眼鏡
保護装置であって、前記光学機器は、裏蓋付のカメラで
あり、前記取付枠は、前記カメラの裏蓋が閉じられた状
態で前記接眼枠に対応する部分が前記接眼枠に係合する
ように前記裏蓋に取り付けられていることを特徴とする
光学機器用眼鏡保護装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の光学
機器用眼鏡保護装置であって、前記取付枠は、末広がり
状であることを特徴とする光学機器用眼鏡保護装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の光学機器用眼鏡保護装
置であって、前記眼鏡保護部材は、前記接眼枠に対応す
る部分を有して前記光学機器の接眼枠に接眼すべき眼鏡
のレンズ又は前記眼鏡に着脱自在に保持されるべき着脱
式つる無し眼鏡のレンズに着脱自在に取り付けられてい
ることを特徴とする光学機器用眼鏡保護装置。 - 【請求項9】 請求項1、3乃至7のいずれかに記載の
光学機器用眼鏡保護装置に用いられる眼鏡保護体であ
り、前記眼鏡保護体は、前記接眼枠に接眼すべき眼鏡が
傷付くのを防止する柔らかい布又は紙から成る眼鏡保護
部材から成っていることを特徴とする光学機器用眼鏡保
護装置用眼鏡保護体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11210466A JP2001033707A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 光学機器用眼鏡保護装置及び眼鏡保護体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11210466A JP2001033707A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 光学機器用眼鏡保護装置及び眼鏡保護体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001033707A true JP2001033707A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16589813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11210466A Pending JP2001033707A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 光学機器用眼鏡保護装置及び眼鏡保護体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001033707A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004111722A1 (ja) * | 2003-06-16 | 2004-12-23 | Yugen Kaisha Firstmaintenance | 接眼用具 |
-
1999
- 1999-07-26 JP JP11210466A patent/JP2001033707A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004111722A1 (ja) * | 2003-06-16 | 2004-12-23 | Yugen Kaisha Firstmaintenance | 接眼用具 |
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