JP2001016773A - ホテル等の個室用電源装置 - Google Patents

ホテル等の個室用電源装置

Info

Publication number
JP2001016773A
JP2001016773A JP11183987A JP18398799A JP2001016773A JP 2001016773 A JP2001016773 A JP 2001016773A JP 11183987 A JP11183987 A JP 11183987A JP 18398799 A JP18398799 A JP 18398799A JP 2001016773 A JP2001016773 A JP 2001016773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
power supply
supply device
sensor
hotel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11183987A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonari Tsuda
研也 津田
Tetsuya Hattori
哲也 服部
Norikazu Shimomoto
紀和 下元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON TSUSHIN ONO TOKKI KK
Original Assignee
NIPPON TSUSHIN ONO TOKKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON TSUSHIN ONO TOKKI KK filed Critical NIPPON TSUSHIN ONO TOKKI KK
Priority to JP11183987A priority Critical patent/JP2001016773A/ja
Publication of JP2001016773A publication Critical patent/JP2001016773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 名刺などの代用品で電源がオン状態に維持さ
れるのを解消できる、ホテル等の個室用電源装置を提供
する。 【解決手段】 宿泊カードPを検知するために、カード
用の装填部20に複数個のセンサー26を配置する。宿
泊カードPには少なくともひとつのセンサー26をオン
(又は)オフ状態に維持する識別用の透光孔33を設け
ておく。正規の宿泊カードPの場合には、どれかひとつ
のセンサー26が他のセンサー26と異なる信号出力状
態になるので、この状態においてのみ室内用の電源回路
をオン状態に切り換える。名刺を差し込んだ場合には、
すべてのセンサー26がオン(又はオフ)状態になるの
で電源回路をオン状態にできない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、省エネルギー化
のためにホテル、旅館、研修所等の宿泊設備の各個室に
設置される電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばホテルにおいて、宿泊客が在室し
ているときにのみ室内の電気機器への電源回路をオン状
態にし、宿泊客が不在のときは電源をオフ状態に切り換
えて、省エネルギー化を図るようにした電源装置があ
る。この種の電源装置は在室状態にあることを識別する
ために、出入口の近傍の壁面に検知ユニットを設けてい
る。特開平2−136480号公報における検知ユニッ
トでは、検知ユニットの内部に磁気センサーを利用した
近接スイッチを配置しておき、ルームキーが装着された
カード形のキーホルダーを装填部に差し込むと、室内の
電気機器への電源回路がオン状態に切り換わる。特公平
3−11175号公報における検知ユニットでは、電気
錠用のカードキーを利用して、これを検知ユニットに装
填すると、電源回路がオン状態に切り換わる。この種の
電源装置は、実開昭61−136435号公報や実開昭
57−189233号公報にも認められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の検知ユニット
は、在室状態を検知するセンサーとして近接スイッチや
マイクロスイッチを用いて、カードキー等が装填部に装
填してあるか否かを検知しているに過ぎない。そのた
め、例えば先の装填部に名刺等の代用品を装填した場合
にも、センサーがオン状態になって電源回路がオン状態
に維持される場合があり、省エネルギー化を徹底できな
い点で改善の余地があった。
【0004】例えば、検知ユニットに装填される宿泊カ
ードとしてICカードや磁気カードを用いるなど、宿泊
カードをインテリジェント化すると、前述のような名刺
等の代用品による通電は確実に阻止できる。しかし、そ
のためには、検出ユニット側に専用のカードリーダーを
組み込む必要があり、電源装置のコスト高を招き、その
占有スペースも増加する。ICカード自体のコストも高
く付く。
【0005】従来の電源装置は、出入口の近傍の壁面に
設置される検知ユニットと、例えば天井裏の空きスペー
スを利用して設置される制御ユニットとで構成されてい
た。そのため施工時には、検出ユニットと制御ユニット
とを、それぞれ所定の場所に個別に設置したうえで、両
ユニット間の結線作業を行う必要があり、電源装置の施
工に多くの手間が掛かっていた。
【0006】この発明の目的は、名刺等の代用品では電
源回路が通電状態に維持されるのを確実に阻止でき、従
って宿泊客が不在室の状況では各個室の電源を遮断して
無駄な電力消費を解消できる、ホテル等の個室用電源装
置を提供することにある。この発明の目的は、従来の検
出ユニットと同等の市販センサーを用いながら、名刺等
の代用品では電源回路が通電状態に維持されるのを阻止
でき、従って宿泊客が在室の状態でのみ給電状態を維持
できる電源装置をより低コストで提供することにある。
【0007】この発明の目的は、検知ユニットと制御ユ
ニットとが1個の電源装置としてコンパクトにまとめら
れており、従って出入口の近傍の壁面等に電源装置を設
置するだけで設置工事を完了でき、従来装置に比べて施
工の手間が少なくて済む分だけ施工コストを削減でき、
さらにメンテナンスの手間も少なくて済むホテル等の個
室用電源装置を提供することにある。この発明の目的
は、宿泊客の在室や退室の情報以外に、清掃要求、清掃
中、清掃完了等の室管理情報をも発信でき、その分だけ
室管理が合理的に行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の個室用電源装
置は、図5に示すごとく宿泊カードPの有無を検出する
検知ユニット4と、検知ユニット4の検知結果に基づい
て室内の電気機器の電源回路をオン・オフ操作する制御
ユニット5とを備えている。検知ユニット4には、宿泊
カードPが装填部20に装填されていることを検知する
複数個のセンサー26を設ける。以て、複数個のセンサ
ー26の感応状態の組み合わせによって、宿泊カードP
と不正カードの真偽判定が行えるようにする。
【0009】センサー26には、透過性のフォトセンサ
ーを用い、宿泊カードPに少なくとも1個の透光孔33
を通設しておくことができる。またセンサー26として
反射型のフォトセンサーを用い、宿泊カードPに少なく
とも1個の反射面を設けておくことができる。
【0010】検知ユニット4に3個以上のセンサー26
を設けてあると、これらセンサー26の感応状態の組み
合わせによって、宿泊カードPと不正カードとを識別
し、かつ室状態も識別できる。宿泊カードPは出入口の
ドアに設置された電気錠用の解錠カードを兼ねる。
【0011】電源装置は、図2および図3に示すごとく
壁面に埋設される主ケース1と、主ケース1の前面に固
定されて壁面に露出する前パネル2と、前パネル2の外
面を覆う化粧カバー3とを備えている。主ケース1の内
部には、制御ユニット5と検知ユニット4を構成する複
数の回路基板22・23を配置する。化粧カバー3に
は、宿泊カードPの装填口15を開口しておく。
【0012】更に主ケース1内には、2個の回路基板2
2・23を前パネル2と平行に配置する。前パネル2と
隣接する回路基板22には、センサー26と、化粧カバ
ー3に設けた表示体18用の照光用光源25とを設け
る。照光用光源25と表示体8との間には、宿泊カード
Pを受け入れる装填部20を設け、装填部20の下端に
センサー26を配置する。
【0013】
【作用および発明の効果】宿泊カードPを検知ユニット
4の装填部20に装填し、あるいは装填部20から抜き
取った各状態において、複数個のセンサー26はそれぞ
れオン状態とオフ状態とに切り換わる。この点、従来は
近接スイッチやマイクロスイッチ等のセンサーがオン
(又はオフ)状態になるだけで、電源回路がオン状態に
切り換わるようになっていた。しかし、この発明では複
数個のセンサー26を設けておき、これらのセンサー2
6が予め規定していた組み合わせの感応状態になったと
きにのみ、電源回路をオン状態に切り換えるので、名刺
等の代用品を装填部20に差し込んでも電源回路をオン
状態に切り換えて、その状態を維持することはできな
い。例えば、2個のセンサー26を用いる場合には、そ
のいずれか一方がオフ状態にあり、残る一方がオン状態
にあるときにのみ、電源回路をオン状態に切り換えるよ
うにする。3個のセンサー26を用いる場合には、さら
に複雑なセンサー感応状態の組み合わせで、宿泊カード
Pと不正カードとを厳密に識別できる。従って、この発
明の電源装置によれば、名刺等の不正カードで電源回路
がオン状態に切り換わって維持されるのを阻止でき、宿
泊客が不在室状態においては室内の電気機器が作動する
のを防止し、電力エネルギーの無駄な消費を解消でき
る。
【0014】複数のセンサー26で装填部20に差し込
まれたカードの真偽判定を行うので、従来の電源装置と
同等の部品構成であるにもかかわらず不正カードによる
電源投入を阻止できる。これにより、電源装置のコスト
増を抑止しながら不正カードによる無駄なエネルギー消
費を解消でき、例えばICカードと、これ用のカードリ
ーダーを用いて不正カードの真偽判定を行う場合に比べ
て、電源装置を低コストで提供できる。
【0015】センサー26として透過型のフォトセンサ
ーを用い、宿泊カードPに少なくとも1個の透光孔33
を通設しておいて、各センサー26をオン状態とオフ状
態とに作動させる電源装置によれば、紙、プラスチッ
ク、金属板、あるいは木質板等の安価な素材を用い、カ
ード面壁に透光孔33を通設するだけの処理で不正カー
ドの使用を確実に阻止できるので、宿泊カードPを安価
に形成できるうえ、大量の予備カードをストックしてお
く場合の費用も少なくて済む。
【0016】センサー26として反射型のフォトセンサ
ーを用い、宿泊カードPに少なくとも1個の反射面を設
ける電源装置によれば、透光孔33を設ける宿泊カード
Pに比べて、不正カードの偽造を難しくて、不正カード
による不必要な電力消費を避けることができる。因みに
反射面は、金属シートや片面に反射層が形成せれたプラ
スチックシートなどを用いて形成されているので、宿泊
カードPを受け取った宿泊客が、宿泊カードPを模倣し
て不正カードに反射面を形成するのを困難化できる。
【0017】3個のセンサー26の感応状態の組み合わ
せによって、不正カードの使用を排除する電源装置によ
れば、3個の各センサー26のオン・オフ状態の組み合
わせパターンを多様化できるので、不正カードによる電
源投入をさらに確実に阻止でき、必要に応じて清掃状況
等の室管理情報を発信して総合的な部屋管理を無駄なく
合理的に行える。
【0018】主ケース1と、前パネル2と、化粧カバー
3とで外装構造を構成し、主ケース1内に検知ユニット
4と制御ユニット5とを構成する複数の回路基盤22・
23を配置した電源装置によれば、出入口の近傍の壁面
等に電源装置を設置するだけで取り付け工事を終了でき
るので、施工に要する手間を著しく省けるうえ、メンテ
ナンス作業も迅速かつ簡単に行える。
【0019】前パネル2に近い側の回路基盤22にセン
サー26と照光用光源25を設け、照光用光源25と化
粧パネル3に設けた表示体18との間に宿泊カードP用
の装填部20を設けてあると、電源オフ時に表示体18
を照光用光源25で視認しやすい状態に照光できるう
え、宿泊カードPを装填部20に差し込んだ状態におい
ては、照光用光源25の光路を宿泊カードPで遮って、
表示体18が照光されるのを停止し、照光表示を無効化
できる。なお、表示体18には、例えば「宿泊カードを
入れて下さい。電源が作動します」と文字等の表示が設
けてあって、先の光源25からの光を受けると表示文字
が明確に視認できる。
【0020】
【実施例】図1ないし図5はこの発明に係る電源装置の
実施例を示す。図2および図3において電源装置は、壁
面Wに埋設される角箱状の主ケース1と、主ケース1の
前面に固定される前パネル2と、前パネル2の外面を覆
う化粧カバー3とからなる外装構造を有し、主ケース1
の内部に検知ユニット4と制御ユニット5とが組み込ん
まれている。
【0021】主ケース1は、それぞれプレス成形品から
なるコ字形のケース枠1aと、ケース枠1aの左右開口
を塞ぐ一対の側枠1bとで構成してあり、側枠1bの前
面に前パネル2がビス止め固定してある。前パネル2は
四角形状の金属板からなり、その上部二個所に垂直の掛
止爪6を折り曲げ形成し、下端中央に水平の締結片7を
折り曲げ形成する。前パネル2の四隅には、壁面に固定
したブラケットにビス止めするための取付座8が張り出
し形成してある。前パネル2の板面の上下中央部位に
は、照光窓9を開口し、その下側に凹字状のセンサー開
口10を通設する。照光窓9の外面は透明な窓板11で
覆われている。
【0022】化粧カバー3は、外突状に湾曲する主壁3
aと、緩やかに内凹み湾曲する上壁3bとを備えたシェ
ル状のプラスチック成形品からなり、その上縁内面の左
右に、前記掛止爪6に吊り掛けられる掛止溝13を形成
し、下部中央に締結座14を形成する。主壁3aと上壁
3bとは、主壁3aへ向かって下り傾斜する段壁3cを
介して連続しており、この段壁3cの左右中央に宿泊カ
ードPを装填するための装填口15が開口している。主
壁3aの内面には、装填口15の左右両端に連続する一
対のガイド枠16が、カバー背面へ向かって斜めに設け
てある。両ガイド枠16で宿泊カードPの左右側縁を案
内支持することにより、宿泊カードPを常に適正な装填
姿勢に保持できる。
【0023】一対のガイド枠16で挟まれる主壁3aに
表示体窓17を開口し、そこに表示体18が内側から嵌
め込み固定してある。表示体18は透明プラスチック板
の内面に文字表示が白抜き印刷された遮光フィルムを貼
り付けて形成してあり、後述する照光用光源25からの
照射光を受けた状態において、文字表示が明確に視認で
きるようにしてある。図3に示すように、化粧カバー3
の掛止溝13を前パネル2の掛止爪6に上方から吊り掛
け、さらに締結座14を締結片7にねじ込んだビス19
で固定することにより、化粧カバー3を前パネル2と一
体化し、この取り付け状態において、先の表示体18は
照光窓9と正対する。左右一対のガイド枠16と前パネ
ル2とで、宿泊カードP用の装填部20が形成されてい
る。
【0024】検知ユニット4と制御ユニット5とを構成
する電気部品は、主ケース1の内部に設けた2個の回路
基板22・23に組み込まれる。これらの回路基板22
・23は、前パネル2と平行に配置されて、スペーサー
24を介して前後に分離して支持してある。両基板22
・23のうち、前パネル2に近い側の回路基板22の前
面に主として検知ユニット4用の電気部品を組み込み、
後方の回路基板23の後面に主として制御ユニット5用
の電気部品を組み込んである。
【0025】具体的には、前者の基板22に照光用光源
25と、宿泊カードPの有無を検知する左右一対のセン
サー26・26と、2個の制御用IC、およびリセット
スイッチなどを組み込む。後者の基板23には、冷蔵
庫、コンセント、照明器具用等の2回路分の給電路と、
換気扇およびファンコイルユニット用の給電路をそれぞ
れ断続操作する、3個のパワーリレー27や、ヒューズ
28、およびDC電源ユニットなどが組み込んである。
【0026】照光用光源25は、左右横長のケース内に
複数個のLEDを収容して構成した2個の発光ユニット
からなり、この発光ユニットを照光窓9の内側において
上下に隣接配置して構成する。照光用光源25から出た
照明光は宿泊カードPの装填部20を前後に横切って、
表示体18を背面側から照射する。従って、装填部20
に宿泊カードPを装填すると、照明光が宿泊カードPに
遮られて、表示体18への光照射が阻止される。なお、
照光用光源25は電源の断続とは無関係に常時点灯され
ている。
【0027】図1においてセンサー26は、透過型の赤
外線センサー(フォトセンサー)からなり、投光部26
aと受光部26bを前後に対向配置して凹字状に形成し
てある。センサー26は、センサー開口10から前方へ
突き出る補助基盤29上に固定されて、図1に示すごと
く投光部26aと受光部26bとの間の凹み部31が、
先の装填部20の下端に位置するよう配置される。左右
のセンサー26・26の隣接間隔は、宿泊カードPの左
右幅より小さく寸法設定しておく。
【0028】図4において宿泊カードPは、長方形状の
紙製のカードの片面に磁性層32が積層してある一種の
磁気カードであって、出入口を開閉する扉に付設された
電気錠用の解錠カードからなる。このカードPの上下の
短辺部寄りに、それぞれ前記センサー26に対応する2
個の透光孔33が打ち抜いてある。透光孔33は左右横
長の長孔として形成してあり、宿泊カードPを装填部2
0に装填した状態において、一方のセンサー26の検知
光の通過を許して、センサー出力をオン状態に維持す
る。他方のセンサー26は検知光がカード面で遮られる
のでオフ状態に切り換わる。
【0029】制御用ICは、両センサー26からの出力
信号を受けて、いずれか一方のセンサー26からオン信
号が出力されている状態でのみ、装填部20に差し込ま
れたカードをこれが真正なカードであると判定して、パ
ワーリレー27を作動させ、室内の各電源をオン状態に
切り換える。従って、名刺等の代用品を装填部20に差
し込んでも、室内の各電源をオン状態にすることはでき
ない。
【0030】上記の実施例では、2個のセンサー26を
用いて宿泊カードPと他のカードを識別したが、センサ
ー26は3個以上設けることができる。この場合には、
カード短辺部の一側寄りに先のカードと同様の透光孔3
3を設けて、3個のセンサー26のうち、側端に位置す
る1個のセンサー26のみがオン状態にある場合に限っ
て、装填されたカードを真正なものとして識別する。こ
の場合には、例えば清掃用カードを別途設けておき、こ
のカードを差し換えることにより、清掃中であることや
清掃が終了したことなどの室管理情報を発信することが
できる。
【0031】センサー26としては透過型以外に、宿泊
カードPからの反射光を検知する形態の反射型のフォト
センサーを利用できる。この場合には、先の透光孔33
の形成位置に、例えば鏡面化処理された金属シートを貼
り付けて反射面を設け、他のカード面に比べて検知光が
明確に反射されるようにする。
【0032】センサー26はフォトセンサー以外の市販
のセンサーでも適用でき、要は宿泊カードPにセンサー
を作動させ、あるいは非作動状態を維持するための切欠
やマークなど何等かの識別手段がカード面に設けてあれ
ばよい。検知ユニット4と制御ユニット5とは主ケース
1内にまとめて配置するのが好ましいが、必要に応じて
別の外装体に組み込んで別の場所に設置してあってもよ
い。宿泊カードPは解錠カード以外のそれ専用のカード
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電源装置のカード検出部分のみの斜視図であ
る。
【図2】電源装置の化粧カバーを分離した状態での斜視
図である。
【図3】電源装置の縦断側面図である。
【図4】宿泊カードの斜視図である。
【図5】電源装置の電気回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 主ケース 2 前パネル 3 化粧カバー 4 検知ユニット 5 制御ユニット 15 装填口 20 装填部 22 回路基板 23 回路基板 25 照光用光源 26 センサー P 宿泊カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下元 紀和 大阪府大阪市北区末広町1番22号 日本通 信小野特機株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA06 BB67 DD03 5G066 LA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宿泊カードPの有無を検出する検知ユニ
    ット4と、検知ユニット4の検知結果に基づいて室内の
    電気機器の電源回路をオン・オフ操作する制御ユニット
    5とを備えており、 検知ユニット4には、宿泊カードPが装填部20に装填
    されていることを検知する複数個のセンサー26が設け
    られており、 複数個のセンサー26の感応状態の組み合わせによっ
    て、宿泊カードPと不正カードとの真偽判定を行うこと
    を特徴とするホテル等の個室用電源装置。
  2. 【請求項2】 センサー26が透過性のフォトセンサー
    からなり、 宿泊カードPに少なくとも1個の透光孔33が通設して
    ある請求項1記載のホテル等の個室用電源装置。
  3. 【請求項3】 センサー26が反射型のフォトセンサー
    からなり、宿泊カードPに少なくとも1個の反射面が設
    けてある請求項1記載のホテル等の個室用電源装置。
  4. 【請求項4】 検知ユニット4に3個以上のセンサー2
    6が設けられており、これらセンサー26の感応状態の
    組み合わせによって、宿泊カードPと不正カードとを識
    別し、かつ室状態を識別する請求項1、2または3記載
    のホテル等の個室用電源装置。
  5. 【請求項5】 宿泊カードPが、出入口のドアに設置さ
    れた電気錠用の解錠カードを兼ねている請求項1記載の
    ホテル等の個室用電源装置。
  6. 【請求項6】 壁面に埋設される主ケース1と、主ケー
    ス1の前面に固定されて壁面に露出する前パネル2と、
    前パネル2の外面を覆う化粧カバー3とを備えており、 主ケース1の内部に、制御ユニット5と検知ユニット4
    とを構成する複数の回路基板22・23が配置されてお
    り、 化粧カバー3に、宿泊カードPの装填口15が開口して
    いる請求項1記載のホテル等の個室用電源装置。
  7. 【請求項7】 主ケース1内に、2個の回路基板22・
    23が前パネル2と平行に配置されており、 前パネル2に隣接する回路基板22に、センサー26
    と、化粧カバー3に設けた表示体18用の照光用光源2
    5とが設けられており、 照光用光源25と表示体18との間に、宿泊カードPを
    受け入れる装填部20が設けられており、 装填部20の下端にセンサー26が配置している請求項
    6記載のホテル等の個室用電源装置。
JP11183987A 1999-06-29 1999-06-29 ホテル等の個室用電源装置 Pending JP2001016773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11183987A JP2001016773A (ja) 1999-06-29 1999-06-29 ホテル等の個室用電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11183987A JP2001016773A (ja) 1999-06-29 1999-06-29 ホテル等の個室用電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001016773A true JP2001016773A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16145342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11183987A Pending JP2001016773A (ja) 1999-06-29 1999-06-29 ホテル等の個室用電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001016773A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011053879A1 (de) * 2011-09-23 2013-03-28 Albrecht Jung Gmbh & Co Kg Kartenschalter
JP2021125461A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 クロイ電機株式会社 カードキーホルダ
KR20220055063A (ko) * 2020-10-26 2022-05-03 두드림코리아주식회사 무 전원 방식의 다중 신호 발생 장치와 이를 이용한 객실 상태의 정보를 발신하는 장치 및 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011053879A1 (de) * 2011-09-23 2013-03-28 Albrecht Jung Gmbh & Co Kg Kartenschalter
JP2021125461A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 クロイ電機株式会社 カードキーホルダ
JP7233748B2 (ja) 2020-02-07 2023-03-07 クロイ電機株式会社 カードキーホルダ
KR20220055063A (ko) * 2020-10-26 2022-05-03 두드림코리아주식회사 무 전원 방식의 다중 신호 발생 장치와 이를 이용한 객실 상태의 정보를 발신하는 장치 및 방법
KR102466749B1 (ko) 2020-10-26 2022-11-14 두드림코리아 주식회사 무 전원 방식의 다중 신호 발생 장치와 이를 이용한 객실 상태의 정보를 발신하는 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160161128A1 (en) Oven door lighting
US6433684B1 (en) Device for detecting and signalling or indicating status as regards contents in a container, and in particular a letterbox
TW201126296A (en) Monitoring and control system and monitoring and control device
JP2001016773A (ja) ホテル等の個室用電源装置
JP2002085711A (ja) 遊技機
EP3459004B1 (en) Multipurpose detection unit
KR20090003873A (ko) 공기조화기
CN1457014A (zh) 智能门锁节电识别系统及其安装方法
JP4188452B2 (ja) ロッカーシステム
TWI760644B (zh) 對講機裝置及對講機系統
JPH0353342Y2 (ja)
CN214671614U (zh) 一种人脸识别智能灯箱
US20220279669A1 (en) Self-service terminal device
US20210239344A1 (en) Fault annunciation for a fan coil
WO2022214386A1 (en) Cover structure with integrated display, for electrical control devices
EP2109200B1 (en) Power point with proximity sensor
CN212009741U (zh) 一种自助测温访客终端
CN217640293U (zh) 一种智能锁控制装置
US20190026972A1 (en) Outdoor terminal device
KR200249068Y1 (ko) 화장실 사용중 표시장치
KR100798440B1 (ko) 음식물 배달박스
JPH04467Y2 (ja)
JP7432314B2 (ja) 受信機
JP4161199B2 (ja) ドアホン
JPH0143901Y2 (ja)