JP2001014281A - 情報処理方法およびネットワーク情報機器 - Google Patents
情報処理方法およびネットワーク情報機器Info
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/02—Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
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- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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- H04L69/32—Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
- H04L69/322—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
- H04L69/329—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/99941—Database schema or data structure
- Y10S707/99944—Object-oriented database structure
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 新規かつ有用な情報処理方法およびネットワ
ーク情報機器を提供すること。 【解決手段】 ネットワーク上で使用するためのネット
ワーク情報機器は、エージェンシー側に設置された複数
のベースユニット２０と、それらのベースユニット２０
にマウントすることが可能な複数のエージェントカード
２２とを備えている。各ベースユニット２０は、ネット
ワーク上においてアドレスで特定することができる。ま
た、各エージェントカード２２には、そのエージェント
カードが使用されるベースユニットのアドレスでのみネ
ットワークのユーザに提供される機能のうちの少なくと
も１つの機能の状態が記録されている。
ーク情報機器を提供すること。 【解決手段】 ネットワーク上で使用するためのネット
ワーク情報機器は、エージェンシー側に設置された複数
のベースユニット２０と、それらのベースユニット２０
にマウントすることが可能な複数のエージェントカード
２２とを備えている。各ベースユニット２０は、ネット
ワーク上においてアドレスで特定することができる。ま
た、各エージェントカード２２には、そのエージェント
カードが使用されるベースユニットのアドレスでのみネ
ットワークのユーザに提供される機能のうちの少なくと
も１つの機能の状態が記録されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーキング
に関し、より詳細には、ネットワーク中に状態を、簡単
に、確実に、かつ直観的に伝達することができるように
した情報処理方法およびネットワーク情報機器に関す
る。
に関し、より詳細には、ネットワーク中に状態を、簡単
に、確実に、かつ直観的に伝達することができるように
した情報処理方法およびネットワーク情報機器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、各ネットワーク情報機器で
は、そのネットワーク情報機器が設置されている場所に
基づく設定を行う必要がある。これらの設定としては、
各ネットワーク情報機器に、固有のネットワークアドレ
スやホスト名を割り当てるなどである。
は、そのネットワーク情報機器が設置されている場所に
基づく設定を行う必要がある。これらの設定としては、
各ネットワーク情報機器に、固有のネットワークアドレ
スやホスト名を割り当てるなどである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、システム管
理者がこれらの設定を行うことになっているので、シス
テム管理者に余計な負担がかかってしまう。なお、これ
らの設定を自動的に行うことができる方法も提案されて
いる。しかしながら、このような方法の導入や運営は、
今のところ困難である。本発明は、これらの課題を解決
することを目的とする。
理者がこれらの設定を行うことになっているので、シス
テム管理者に余計な負担がかかってしまう。なお、これ
らの設定を自動的に行うことができる方法も提案されて
いる。しかしながら、このような方法の導入や運営は、
今のところ困難である。本発明は、これらの課題を解決
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施の形態と
して、ネットワークに接続され、ネットワーク上で使用
するためのネットワーク情報機器を提供する。このネッ
トワーク情報機器は、エージェンシー側に設置された複
数のベースユニットを有する。各ベースユニットには、
ネットワーク上で特定するためのアドレスが設定されて
いる。また、各ネットワーク情報機器は、複数のエージ
ェントカードを有する。このエージェントカードには、
エージェントカードが使用されるベースユニットのアド
レスでのみネットワークのユーザに提供される機能のう
ちの少なくとも一つの機能の状態が記録されている。
して、ネットワークに接続され、ネットワーク上で使用
するためのネットワーク情報機器を提供する。このネッ
トワーク情報機器は、エージェンシー側に設置された複
数のベースユニットを有する。各ベースユニットには、
ネットワーク上で特定するためのアドレスが設定されて
いる。また、各ネットワーク情報機器は、複数のエージ
ェントカードを有する。このエージェントカードには、
エージェントカードが使用されるベースユニットのアド
レスでのみネットワークのユーザに提供される機能のう
ちの少なくとも一つの機能の状態が記録されている。
【０００５】本発明（請求項１）は、クライアントリク
エストと、エージェンシーサーバからクライアントリク
エストに対する応答との両方ともドキュメントであり、
ネットワーク上においてドキュメントとして情報を処理
する情報処理方法であって、クライアントリクエストを
前記エージェンシーサーバ宛てに送信する工程と、応答
機能を含むエージェントカードを前記エージェンシーサ
ーバに接続する工程と、前記エージェンシーサーバに接
続されている前記エージェントカードに保存されている
データから得られる状態でエージェントオブジェクトを
インスタンス化する工程と、ドキュメントが前記エージ
ェンシーサーバで受信され、そのドキュメントをエージ
ェントオブジェクトにより処理する場合、ドキュメント
の少なくとも一つのリファレンスをエージェントオブジ
ェクトに渡す工程と、を含むことを特徴とする。
エストと、エージェンシーサーバからクライアントリク
エストに対する応答との両方ともドキュメントであり、
ネットワーク上においてドキュメントとして情報を処理
する情報処理方法であって、クライアントリクエストを
前記エージェンシーサーバ宛てに送信する工程と、応答
機能を含むエージェントカードを前記エージェンシーサ
ーバに接続する工程と、前記エージェンシーサーバに接
続されている前記エージェントカードに保存されている
データから得られる状態でエージェントオブジェクトを
インスタンス化する工程と、ドキュメントが前記エージ
ェンシーサーバで受信され、そのドキュメントをエージ
ェントオブジェクトにより処理する場合、ドキュメント
の少なくとも一つのリファレンスをエージェントオブジ
ェクトに渡す工程と、を含むことを特徴とする。
【０００６】また、本発明（請求項２）は、エージェン
トオブジェクトをインスタンス化する工程では、前記エ
ージェンシーサーバ上でエージェントオブジェクトをイ
ンスタンス化するか、または、エージェントカード上で
エージェントオブジェクトをインスタンス化することを
特徴とする。
トオブジェクトをインスタンス化する工程では、前記エ
ージェンシーサーバ上でエージェントオブジェクトをイ
ンスタンス化するか、または、エージェントカード上で
エージェントオブジェクトをインスタンス化することを
特徴とする。
【０００７】また、本発明（請求項３）は、ネットワー
ク上で使用されるネットワーク情報機器であって、エー
ジェンシー側に設置された複数のベースユニットと、複
数のエージェントカードを備え、前記各ベースユニット
はネットワーク上においてアドレスを用いて設定され、
前記各エージェントカードは、エージェントカードがマ
ウントされる前記ベースユニットのアドレスに依存する
アドレスでネットワークのユーザに提供される少なくと
も一つの応答機能のための状態を記憶し、前記応答機能
とは、ドキュメントリクエストに応答する一以上のファ
ンクションを実行するものであることを特徴とする。
ク上で使用されるネットワーク情報機器であって、エー
ジェンシー側に設置された複数のベースユニットと、複
数のエージェントカードを備え、前記各ベースユニット
はネットワーク上においてアドレスを用いて設定され、
前記各エージェントカードは、エージェントカードがマ
ウントされる前記ベースユニットのアドレスに依存する
アドレスでネットワークのユーザに提供される少なくと
も一つの応答機能のための状態を記憶し、前記応答機能
とは、ドキュメントリクエストに応答する一以上のファ
ンクションを実行するものであることを特徴とする。
【０００８】また、本発明（請求項４）は、前記各ベー
スユニットが、ＨＴＴＰサーバであるエージェンシーデ
バイスに接続されることを特徴とする。
スユニットが、ＨＴＴＰサーバであるエージェンシーデ
バイスに接続されることを特徴とする。
【０００９】また、本発明（請求項５）は、前記エージ
ェントカードの状態が、ＸＭＬファイルとして各エージ
ェントカード上のファイルシステムに保存されることを
特徴とする。
ェントカードの状態が、ＸＭＬファイルとして各エージ
ェントカード上のファイルシステムに保存されることを
特徴とする。
【００１０】また、本発明（請求項６）は、タグセット
の記述に変換された文書が、タグセットファイルとして
前記エージェントカード上のファイルシステムに保存さ
れることを特徴とする。
の記述に変換された文書が、タグセットファイルとして
前記エージェントカード上のファイルシステムに保存さ
れることを特徴とする。
【００１１】また、本発明（請求項７）は、前記各エー
ジェントカードが、タグセットにおいて指定される変換
をドキュメントに適用するプログラム命令を記憶するこ
とを特徴とする。
ジェントカードが、タグセットにおいて指定される変換
をドキュメントに適用するプログラム命令を記憶するこ
とを特徴とする。
【００１２】また、本発明（請求項８）は、前記エージ
ェントカードが、静的ファイル構造において、状態，タ
グセットおよびデータを記憶することを特徴とする。
ェントカードが、静的ファイル構造において、状態，タ
グセットおよびデータを記憶することを特徴とする。
【００１３】また、本発明（請求項９）は、前記エージ
ェントカードが、ファイル構造において、状態，タグセ
ットおよびデータ，ならびに，メッセージ受渡しインタ
フェースを通してエージェンシーから受信されるメッセ
ージを処理するオンカード処理を含むことを特徴とす
る。
ェントカードが、ファイル構造において、状態，タグセ
ットおよびデータ，ならびに，メッセージ受渡しインタ
フェースを通してエージェンシーから受信されるメッセ
ージを処理するオンカード処理を含むことを特徴とす
る。
【００１４】また、本発明（請求項１０）は、前記各ベ
ースユニットが、処理ロジックおよび排出リクエストを
送る手段を含み、処理ロジックは、前記エージェントカ
ードが前記ベースユニットから取り外される前に、前記
エージェントカードの状態がエージェントカードに書き
込まれるようにするものであることを特徴とする。
ースユニットが、処理ロジックおよび排出リクエストを
送る手段を含み、処理ロジックは、前記エージェントカ
ードが前記ベースユニットから取り外される前に、前記
エージェントカードの状態がエージェントカードに書き
込まれるようにするものであることを特徴とする。
【００１５】また、本発明（請求項１１）は、ネットワ
ーク上で使用されるネットワーク情報機器であって、エ
ージェンシー側に設置された複数のベースユニットと、
複数のエージェントカードを備え、前記各ベースユニッ
トは、ネットワーク上においてアドレスを用いて設定さ
れ、かつ、ＨＴＴＰサーバに接続されるものであり、前
記各エージェントカードは、エージェントカードがマウ
ントされる前記ベースユニットのアドレスに依存するア
ドレスでネットワークのユーザに提供される少なくとも
一つの応答機能のための、ＸＭＬファイルとしてそれぞ
れのエージェントカードのファイルシステムに保存され
ている状態を記憶し、前記応答機能とは、ドキュメント
リクエストに応答する一以上のファンクションを実行す
るものであることを特徴とする。
ーク上で使用されるネットワーク情報機器であって、エ
ージェンシー側に設置された複数のベースユニットと、
複数のエージェントカードを備え、前記各ベースユニッ
トは、ネットワーク上においてアドレスを用いて設定さ
れ、かつ、ＨＴＴＰサーバに接続されるものであり、前
記各エージェントカードは、エージェントカードがマウ
ントされる前記ベースユニットのアドレスに依存するア
ドレスでネットワークのユーザに提供される少なくとも
一つの応答機能のための、ＸＭＬファイルとしてそれぞ
れのエージェントカードのファイルシステムに保存され
ている状態を記憶し、前記応答機能とは、ドキュメント
リクエストに応答する一以上のファンクションを実行す
るものであることを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる情報処理
方法およびネットワーク情報機器の実施の形態を、図面
を参照して詳細に説明する。
方法およびネットワーク情報機器の実施の形態を、図面
を参照して詳細に説明する。
【００１７】図１は、本発明の一実施の形態にかかるネ
ットワーク情報機器１０の概略図である。このネットワ
ーク情報機器１０は、ユーザコンピュータ１２と、ネッ
トワーク１４と、ネットワーク１４に接続された二つの
ベースユニット２０（１），２０（２）と、二つのエー
ジェントカード２２と、からなる。ユーザコンピュータ
１２は、一般的なコンピュータであるが、人間またはコ
ンピュータプロセスによって操作され、そしてネットワ
ーク上に存在するデータにアクセスするように構成され
ていることが好ましい。
ットワーク情報機器１０の概略図である。このネットワ
ーク情報機器１０は、ユーザコンピュータ１２と、ネッ
トワーク１４と、ネットワーク１４に接続された二つの
ベースユニット２０（１），２０（２）と、二つのエー
ジェントカード２２と、からなる。ユーザコンピュータ
１２は、一般的なコンピュータであるが、人間またはコ
ンピュータプロセスによって操作され、そしてネットワ
ーク上に存在するデータにアクセスするように構成され
ていることが好ましい。
【００１８】ネットワーク１４は、たとえば、インター
ネット、すなわち、良く知られたグローバルなインター
ネットワークのネットワークである。なお、ネットワー
ク１４がインターネットである場合、ユーザコンピュー
タ１２とネットワーク１４間の通信に、一般的に用いら
れているＴＣＰ／ＩＰ（Transport Control Protocol/I
nternet Protocol）を利用したパケット通信を行っても
良いし、それ以外のプロトコルを用いても良い。
ネット、すなわち、良く知られたグローバルなインター
ネットワークのネットワークである。なお、ネットワー
ク１４がインターネットである場合、ユーザコンピュー
タ１２とネットワーク１４間の通信に、一般的に用いら
れているＴＣＰ／ＩＰ（Transport Control Protocol/I
nternet Protocol）を利用したパケット通信を行っても
良いし、それ以外のプロトコルを用いても良い。
【００１９】インターネット通信を行うためには、イン
ターネットに接続されている各装置（以下、オブジェク
トという）に、ＩＰアドレス（０〜２５５の数字で表せ
る４桁の値で、ピリオドで区切られている）が付与され
ている。また、ＩＰアドレスを持つオブジェクトは、そ
のＩＰアドレスに対応する「ホスト名」を有している場
合がある。ネットワーク情報機器１０の場合は、ベース
ユニット２０（１）は、「１０．２３．３８．１２７」
というＩＰアドレスと、「ｈｏｍｅｂａｓｅ」というホ
スト名とを有する。
ターネットに接続されている各装置（以下、オブジェク
トという）に、ＩＰアドレス（０〜２５５の数字で表せ
る４桁の値で、ピリオドで区切られている）が付与され
ている。また、ＩＰアドレスを持つオブジェクトは、そ
のＩＰアドレスに対応する「ホスト名」を有している場
合がある。ネットワーク情報機器１０の場合は、ベース
ユニット２０（１）は、「１０．２３．３８．１２７」
というＩＰアドレスと、「ｈｏｍｅｂａｓｅ」というホ
スト名とを有する。
【００２０】一方、ベースユニット２０（２）は、「１
０．２３．３８．１４５」というＩＰアドレスと、「ｗ
ｏｒｋｂａｓｅ」というホスト名とを有する。この例に
おいて、それらのホスト名はネットワークコンピュータ
システム１０の一つの応用を示すために選択されたもの
である。その応用は、たとえば、家庭用コンピュータお
よび仕事用コンピュータのようなネットワークで相互接
続された二つのロケーション間で、各エージェント（お
よびそれらの関連する状態）を簡単に携帯できるように
するものである。
０．２３．３８．１４５」というＩＰアドレスと、「ｗ
ｏｒｋｂａｓｅ」というホスト名とを有する。この例に
おいて、それらのホスト名はネットワークコンピュータ
システム１０の一つの応用を示すために選択されたもの
である。その応用は、たとえば、家庭用コンピュータお
よび仕事用コンピュータのようなネットワークで相互接
続された二つのロケーション間で、各エージェント（お
よびそれらの関連する状態）を簡単に携帯できるように
するものである。
【００２１】各エージェントカード２２は、パス名で識
別される。たとえば、エージェントカード２２（１）の
パス名は「/photoalbum」であり、エージェントカード
２２（２）のパス名は「/calendar」である。以下で説
明するように、エージェントカード２２がベースユニッ
ト２０中にマウントされると、エージェントカードに登
録されている機能をユーザコンピュータ１２で利用する
ことができる。また、ベースユニットのホスト名と、エ
ージェントカードのパス名とによりユーザコンピュータ
１２を特定することができる。
別される。たとえば、エージェントカード２２（１）の
パス名は「/photoalbum」であり、エージェントカード
２２（２）のパス名は「/calendar」である。以下で説
明するように、エージェントカード２２がベースユニッ
ト２０中にマウントされると、エージェントカードに登
録されている機能をユーザコンピュータ１２で利用する
ことができる。また、ベースユニットのホスト名と、エ
ージェントカードのパス名とによりユーザコンピュータ
１２を特定することができる。
【００２２】図２に、ベースユニット２０の一例を示
す。このベースユニット２０は、ネットワークインプッ
ト／アウトプット（Ｉ／Ｏ）４２を使用して、ネットワ
ーク、たとえば、ネットワーク１４（図示せず）と通信
する。より詳細に、処理（ＣＰＵ）サブシステム４０
は、ウェブサーバプロセス４６とカードインタフェース
プロセス（Ｉ／Ｆ）４８を含むいくつかのプロセスを実
行する。ウェブサーバプロセス４６は、ネットワークＩ
／Ｏ４２にインタフェースして、ネットワークに接続さ
れた他のオブジェクトからベースユニット２０向けのＨ
ＴＴＰ（HyperTextTransport Protocol）リクエストを
受信し、そして、それらのオブジェクトにＨＴＴＰ応答
を送信する。
す。このベースユニット２０は、ネットワークインプッ
ト／アウトプット（Ｉ／Ｏ）４２を使用して、ネットワ
ーク、たとえば、ネットワーク１４（図示せず）と通信
する。より詳細に、処理（ＣＰＵ）サブシステム４０
は、ウェブサーバプロセス４６とカードインタフェース
プロセス（Ｉ／Ｆ）４８を含むいくつかのプロセスを実
行する。ウェブサーバプロセス４６は、ネットワークＩ
／Ｏ４２にインタフェースして、ネットワークに接続さ
れた他のオブジェクトからベースユニット２０向けのＨ
ＴＴＰ（HyperTextTransport Protocol）リクエストを
受信し、そして、それらのオブジェクトにＨＴＴＰ応答
を送信する。
【００２３】カードＩ／Ｆプロセス４８は、カードイン
タフェース回路５０を使用して、マウントされたエージ
ェンシーカードと通信する。エージェントカード２２が
ベースユニット２０のベイ５２に完全に挿入されると、
そのカードに登録されている情報にアクセスできるよう
に、処理サブシステム４０はエージェントカード２２を
セットアップする（すなわち、エージェントカードが
「マウントされる」）。ベースユニット２０中にマウン
トされているエージェントカードによって、ウェブサー
バプロセス４６が行うＨＴＴＰ応答が異なる。
タフェース回路５０を使用して、マウントされたエージ
ェンシーカードと通信する。エージェントカード２２が
ベースユニット２０のベイ５２に完全に挿入されると、
そのカードに登録されている情報にアクセスできるよう
に、処理サブシステム４０はエージェントカード２２を
セットアップする（すなわち、エージェントカードが
「マウントされる」）。ベースユニット２０中にマウン
トされているエージェントカードによって、ウェブサー
バプロセス４６が行うＨＴＴＰ応答が異なる。
【００２４】図３は、一例として、エージェントカード
２０（１）の構成要素を示すブロック図である。このエ
ージェントカードは、エージェントカードがマウントさ
れるベースユニットとインタフェースをとるためのベー
スインプット／アウトプット（Ｉ／Ｏ）回路（ベース）
７０と、配電系統７２と、状態変数を記憶する状態変数
記憶部７４と、ファンクションコードを記憶するファン
クションコード記憶部７６と、ページデータを記憶する
ページデータ記憶部７８と、を有している。各記憶部
は、ベースＩ／Ｏ７０を経由して、ベースユニットにデ
ータを送ったり、ベースユニットからデータを受け取っ
たりすることができる。
２０（１）の構成要素を示すブロック図である。このエ
ージェントカードは、エージェントカードがマウントさ
れるベースユニットとインタフェースをとるためのベー
スインプット／アウトプット（Ｉ／Ｏ）回路（ベース）
７０と、配電系統７２と、状態変数を記憶する状態変数
記憶部７４と、ファンクションコードを記憶するファン
クションコード記憶部７６と、ページデータを記憶する
ページデータ記憶部７８と、を有している。各記憶部
は、ベースＩ／Ｏ７０を経由して、ベースユニットにデ
ータを送ったり、ベースユニットからデータを受け取っ
たりすることができる。
【００２５】また、ベースＩ／Ｏ７０は、カードインタ
フェース８０を介して、ベースユニットに接続すること
ができるようになっている。カードインタフェース８０
としては、ＰＣＭＣＩＡインタフェースのように従来か
ら知られているインタフェースを用いても良いし、応用
に特化したインタフェースを用いても良い。さらに、Ｐ
ＣＭＣＩＡインタフェース以外に、従来から知られてい
るインタフェースとしては、ＵＳＢや、ＳＣＳＩインタ
フェースがある。状態変数記憶部７４、ファンクション
コード記憶部７６（タグセット)およびページデータ記
憶部７８は、従来から知られているファイル構造または
非伝統的なファイルシステムに基づいてファイルを管理
する。
フェース８０を介して、ベースユニットに接続すること
ができるようになっている。カードインタフェース８０
としては、ＰＣＭＣＩＡインタフェースのように従来か
ら知られているインタフェースを用いても良いし、応用
に特化したインタフェースを用いても良い。さらに、Ｐ
ＣＭＣＩＡインタフェース以外に、従来から知られてい
るインタフェースとしては、ＵＳＢや、ＳＣＳＩインタ
フェースがある。状態変数記憶部７４、ファンクション
コード記憶部７６（タグセット)およびページデータ記
憶部７８は、従来から知られているファイル構造または
非伝統的なファイルシステムに基づいてファイルを管理
する。
【００２６】このエージェントカード２２（１）は、内
部にどのような処理もしない。エージェントカード２２
（１）は、内部に記憶されている状態や、ファンクショ
ンコードや、ページデータをベースユニットに提供する
機能のみを持っている。エージェントカードの別の構成
例を図４に示す。このエージェントカード２２（２）
は、内部に処理を行うものである。
部にどのような処理もしない。エージェントカード２２
（１）は、内部に記憶されている状態や、ファンクショ
ンコードや、ページデータをベースユニットに提供する
機能のみを持っている。エージェントカードの別の構成
例を図４に示す。このエージェントカード２２（２）
は、内部に処理を行うものである。
【００２７】図に示すように、エージェントカード２２
（２）では、状態変数記憶部７４と、ファンクションコ
ード記憶部７６と、ページデータ記憶部７８がオンボー
ドプロセッサ８２に接続されている。そして、このオン
ボードプロセッサ８２は、ベースＩ／Ｏ７０を介して、
ベースユニットからのリクエストに応答する。なお、配
電系統７２は、電源の供給がストップすると、シャット
ダウン処理を起動させるためにプロセッサ８２に所定の
信号を送る。バックアップ電源８４は、オンボードプロ
セッサ８２およびその他の各構成要素に対し、エージェ
ントカードの状態を十分長い期間保存するために必要な
電力を供給することができるようなものである。
（２）では、状態変数記憶部７４と、ファンクションコ
ード記憶部７６と、ページデータ記憶部７８がオンボー
ドプロセッサ８２に接続されている。そして、このオン
ボードプロセッサ８２は、ベースＩ／Ｏ７０を介して、
ベースユニットからのリクエストに応答する。なお、配
電系統７２は、電源の供給がストップすると、シャット
ダウン処理を起動させるためにプロセッサ８２に所定の
信号を送る。バックアップ電源８４は、オンボードプロ
セッサ８２およびその他の各構成要素に対し、エージェ
ントカードの状態を十分長い期間保存するために必要な
電力を供給することができるようなものである。
【００２８】つぎに、図１を用いて、ベースユニット２
０とエージェントカード２２の典型的な操作手順を説明
する。ベースユニット２０は、ウェブサーバとして基本
的な機能を提供する。すなわち、ベースユニット２０
は、各クライアントからのリクエストを受け取って、そ
のリクエストに対応するドキュメントをクライアント側
に送信する機能を持っている。このように、ベースユニ
ット２０は情報エージェンシーとしての役割を果たすも
のである。特定の機能またはサービスを受け取る場合
は、ユーザが、エージェントカードを、ベースユニット
２０にマウントする。なお、ユーザコンピュータ１２か
ら見ると、エージェントカードに記録されている機能
は、ベースユニットがその機能またはそれらの機能を持
っているのと同じことである。
０とエージェントカード２２の典型的な操作手順を説明
する。ベースユニット２０は、ウェブサーバとして基本
的な機能を提供する。すなわち、ベースユニット２０
は、各クライアントからのリクエストを受け取って、そ
のリクエストに対応するドキュメントをクライアント側
に送信する機能を持っている。このように、ベースユニ
ット２０は情報エージェンシーとしての役割を果たすも
のである。特定の機能またはサービスを受け取る場合
は、ユーザが、エージェントカードを、ベースユニット
２０にマウントする。なお、ユーザコンピュータ１２か
ら見ると、エージェントカードに記録されている機能
は、ベースユニットがその機能またはそれらの機能を持
っているのと同じことである。
【００２９】エージェントカードは、それらの機能の状
態を保持する。なお、エージェントカードを、あるベー
スユニットから別のベースユニットに移すことができ
る。以上説明したように、各エージェントカードはパス
名を持つ。エージェントカードがベースユニットにマウ
ントされると、エージェントカードがマウントされたベ
ースユニットのホームページにより、そのエージェント
カードをアクセスすることが可能となる。
態を保持する。なお、エージェントカードを、あるベー
スユニットから別のベースユニットに移すことができ
る。以上説明したように、各エージェントカードはパス
名を持つ。エージェントカードがベースユニットにマウ
ントされると、エージェントカードがマウントされたベ
ースユニットのホームページにより、そのエージェント
カードをアクセスすることが可能となる。
【００３０】以上説明したように、図１では、それぞれ
「ｈｏｍｅｂａｓｅ」と「ｗｏｒｋｂａｓｅ」いうホス
ト名を有する二つのベースユニットと、それぞれ「/pho
toalbum」と「/calendar」というパス名を有する二つの
エージェントカードが図示されている。/photoalbumエ
ージェントカード（すなわち、「/photoalbum」という
パス名を有するエージェントカード）がｗｏｒｋｂａｓ
ｅベースユニット（すなわち、「ｗｏｒｋｂａｓｅ」い
うホスト名を有するベースユニット）にマウントされる
と、フォトアルバムエージェントのホームページをＵＲ
Ｌ“http://workbase/photoalbum/home.html”でアクセ
スすることが可能となり、ｗｏｒｋｂａｓｅホームペー
ジ（http://workbase/home.html）とリンクされること
になる。
「ｈｏｍｅｂａｓｅ」と「ｗｏｒｋｂａｓｅ」いうホス
ト名を有する二つのベースユニットと、それぞれ「/pho
toalbum」と「/calendar」というパス名を有する二つの
エージェントカードが図示されている。/photoalbumエ
ージェントカード（すなわち、「/photoalbum」という
パス名を有するエージェントカード）がｗｏｒｋｂａｓ
ｅベースユニット（すなわち、「ｗｏｒｋｂａｓｅ」い
うホスト名を有するベースユニット）にマウントされる
と、フォトアルバムエージェントのホームページをＵＲ
Ｌ“http://workbase/photoalbum/home.html”でアクセ
スすることが可能となり、ｗｏｒｋｂａｓｅホームペー
ジ（http://workbase/home.html）とリンクされること
になる。
【００３１】エージェントの機能は、キャプションを追
加するためのコード、モザイクを作成するためのコー
ド、その他画像を処理するためのコードを含む場合があ
る。画像が修正された場合は、その修正された画像がエ
ージェントカードに保存される。そして、/photoalbum
エージェントカードがworkbaseベースユニットから取り
外されて、ｈｏｍｅｂａｓｅベースユニット（すなわ
ち、「ｈｏｍｅｂａｓｅ」いうホスト名を有するベース
ユニット）にマウントされた場合は、そのエージェント
カードに保存されている画像をｈｏｍｅｂａｓｅベース
ユニットで（ただし新たなＵＲＬ：http://homebase/ph
otoalbum./homehtmlにおいて）利用することができる。
加するためのコード、モザイクを作成するためのコー
ド、その他画像を処理するためのコードを含む場合があ
る。画像が修正された場合は、その修正された画像がエ
ージェントカードに保存される。そして、/photoalbum
エージェントカードがworkbaseベースユニットから取り
外されて、ｈｏｍｅｂａｓｅベースユニット（すなわ
ち、「ｈｏｍｅｂａｓｅ」いうホスト名を有するベース
ユニット）にマウントされた場合は、そのエージェント
カードに保存されている画像をｈｏｍｅｂａｓｅベース
ユニットで（ただし新たなＵＲＬ：http://homebase/ph
otoalbum./homehtmlにおいて）利用することができる。
【００３２】状態を含むエージェントカードを使用する
ことにより、エンドユーザがあるロケーションから他の
ロケーションに状態を移すことが非常に簡単になる。状
態を移動するためのソフトウェアが知られているが、そ
れはソフトウェアアプリケーションを導入して、それか
らコンフィギュレーション（構成）およびデータファイ
ルの全てを複製することを必要とする。他のシステム
は、マウントされたディスク上の静的ファイルとしてリ
ソースを指定し、ローカルに実行可能なプログラム（Ｃ
ＧＩスクリプト）としてリソースを指定し、またはソフ
トウエアモジュールにおいてコンパイルされたリソース
を指定する。
ことにより、エンドユーザがあるロケーションから他の
ロケーションに状態を移すことが非常に簡単になる。状
態を移動するためのソフトウェアが知られているが、そ
れはソフトウェアアプリケーションを導入して、それか
らコンフィギュレーション（構成）およびデータファイ
ルの全てを複製することを必要とする。他のシステム
は、マウントされたディスク上の静的ファイルとしてリ
ソースを指定し、ローカルに実行可能なプログラム（Ｃ
ＧＩスクリプト）としてリソースを指定し、またはソフ
トウエアモジュールにおいてコンパイルされたリソース
を指定する。
【００３３】これらのアプローチと異なり、ここで説明
したベースユニットやエージェントカードは、データと
同じパッケージにおいて、アクセスと処理メカニズムを
指定することを考慮に入れたものである。ユーザは、エ
ージェントカードに保存されているデータにアクセス
し、修正するために、それらのクライアント上にデータ
に特有なアプリケーション（data-specific applicatio
n）を持つ必要はないという点に留意すべきである。
したベースユニットやエージェントカードは、データと
同じパッケージにおいて、アクセスと処理メカニズムを
指定することを考慮に入れたものである。ユーザは、エ
ージェントカードに保存されているデータにアクセス
し、修正するために、それらのクライアント上にデータ
に特有なアプリケーション（data-specific applicatio
n）を持つ必要はないという点に留意すべきである。
【００３４】電源を内蔵するエージェントカードは、ベ
ースユニットにおいてインテリジェンス（intelligenc
e）を必要としないため、インタフェースすることにつ
いて最もシンプルなものである。一方、電源を内蔵しな
いエージェントカードは最も安価なものとなる反面、カ
ードのソフトウェアを実行することができるベースユニ
ットを必要とするというデメリットを持っている。カー
ドのソフトウェアは、典型的に、Ｊａｖａバイトコード
や、ＰＥＲＬスクリプトや、ＩｎｅｔｒＦｏｒｍＸＭＬ
などのような解釈可能な言語で記述される。
ースユニットにおいてインテリジェンス（intelligenc
e）を必要としないため、インタフェースすることにつ
いて最もシンプルなものである。一方、電源を内蔵しな
いエージェントカードは最も安価なものとなる反面、カ
ードのソフトウェアを実行することができるベースユニ
ットを必要とするというデメリットを持っている。カー
ドのソフトウェアは、典型的に、Ｊａｖａバイトコード
や、ＰＥＲＬスクリプトや、ＩｎｅｔｒＦｏｒｍＸＭＬ
などのような解釈可能な言語で記述される。
【００３５】ベースユニットに新しいエージェントカー
ドがマウントされると、ベースユニットはそのエージェ
ントカードに問合せをし、インスタンス化されるエージ
ェントのクラスを判定するようにリクエストする。ま
た、ベースユニットは、クラスの定義を要求するように
しても良い。そして、ベースユニットは、エージェント
オブジェクトの直列化バージョン（serialized versio
n）について問合せする。それは指定されたクラスのオ
ブジェクトとして、そのエージェンシーユニットにおい
てインスタンス化されるものである。
ドがマウントされると、ベースユニットはそのエージェ
ントカードに問合せをし、インスタンス化されるエージ
ェントのクラスを判定するようにリクエストする。ま
た、ベースユニットは、クラスの定義を要求するように
しても良い。そして、ベースユニットは、エージェント
オブジェクトの直列化バージョン（serialized versio
n）について問合せする。それは指定されたクラスのオ
ブジェクトとして、そのエージェンシーユニットにおい
てインスタンス化されるものである。
【００３６】そのエージェントオブジェクトは、エージ
ェントのオペレーションを実現する。ベースユニット
は、エージェントの名前についてオブジェクトに問合せ
し、そして、その名前を実行エージェントのリストに加
える。エージェンシーが（上記のようなＵＲＬを使用し
て）エージェントに向けられたリクエストを受信する
と、エージェンシーは、エージェントカードがまだマウ
ントされているかを最初に確認し、そのエージェントに
関連する特定のメソッドを呼び出す。そして、結果がク
ライアントに送り返される。
ェントのオペレーションを実現する。ベースユニット
は、エージェントの名前についてオブジェクトに問合せ
し、そして、その名前を実行エージェントのリストに加
える。エージェンシーが（上記のようなＵＲＬを使用し
て）エージェントに向けられたリクエストを受信する
と、エージェンシーは、エージェントカードがまだマウ
ントされているかを最初に確認し、そのエージェントに
関連する特定のメソッドを呼び出す。そして、結果がク
ライアントに送り返される。
【００３７】リクエストを処理している間にエージェン
トカードが取り外された場合、「内部サーバエラー」が
ユーザコンピュータ１２に返され、そのリクエストに関
連する変更がエージェントカード上に保存されない。エ
ージェントオブジェクトは、エージェントカード上にお
いて、それ自身の一貫した、最新のバージョンを維持す
る役割を果たす。ベースユニットは、エージェントがそ
の状態をアップデートするまでユーザコンピュータ１２
が応答を受信しないように、トランザクションの同期を
取る役割を果たす。なお、リクエストを処理するための
実際の処理は、用途に従い、ベースユニットで行われる
場合と、エージェントカードで行われる場合とがある。
トカードが取り外された場合、「内部サーバエラー」が
ユーザコンピュータ１２に返され、そのリクエストに関
連する変更がエージェントカード上に保存されない。エ
ージェントオブジェクトは、エージェントカード上にお
いて、それ自身の一貫した、最新のバージョンを維持す
る役割を果たす。ベースユニットは、エージェントがそ
の状態をアップデートするまでユーザコンピュータ１２
が応答を受信しないように、トランザクションの同期を
取る役割を果たす。なお、リクエストを処理するための
実際の処理は、用途に従い、ベースユニットで行われる
場合と、エージェントカードで行われる場合とがある。
【００３８】エージェントは、エージェントカードが取
り外される場合に、エージェントカード上のデータが破
壊されないように構成されている。これを実施するため
に考えられる方法の一つとしては、バッテリまたはキャ
パシタの形で少量のバックアップ電源をオンボードプロ
セッサに提供し、エージェントカードが取り外された後
に、プロセッサが最新のトランザクションを完了するこ
とを可能にする方法がある。別の方法として、トランザ
クション指向データ記憶部（transaction-oriented dat
a storage）をカード上で搭載し、２ステージコミット
方式（two-stagecommit process）を使用することによ
り、未遂のトランザクションが常にロールバックされる
ことを保証する方法もある。
り外される場合に、エージェントカード上のデータが破
壊されないように構成されている。これを実施するため
に考えられる方法の一つとしては、バッテリまたはキャ
パシタの形で少量のバックアップ電源をオンボードプロ
セッサに提供し、エージェントカードが取り外された後
に、プロセッサが最新のトランザクションを完了するこ
とを可能にする方法がある。別の方法として、トランザ
クション指向データ記憶部（transaction-oriented dat
a storage）をカード上で搭載し、２ステージコミット
方式（two-stagecommit process）を使用することによ
り、未遂のトランザクションが常にロールバックされる
ことを保証する方法もある。
【００３９】さらに、別の方法としては、ベースユニッ
トがエージェントカードのロックを外し、またはイジェ
クトする前に、ベースユニットに送信され、エージェン
トカードのエージェントに中継されるアンマウント（un
mount）信号を用いて、エージェントカードの状態を保
存するようにエージェントに伝える方法がある。アンマ
ウント信号は、「イジェクト」ボタンを設けてそのボタ
ンを押下したとき、またはエージェントカード上のドア
またはカバーを開けたときに生成されるようにする。
トがエージェントカードのロックを外し、またはイジェ
クトする前に、ベースユニットに送信され、エージェン
トカードのエージェントに中継されるアンマウント（un
mount）信号を用いて、エージェントカードの状態を保
存するようにエージェントに伝える方法がある。アンマ
ウント信号は、「イジェクト」ボタンを設けてそのボタ
ンを押下したとき、またはエージェントカード上のドア
またはカバーを開けたときに生成されるようにする。
【００４０】シンプルなエージェントカードとそのコン
テンツの一例を図５に示す。このエージェントカード
は、カレンダー機能を提供するために使用されるもので
ある。この第１の例において、エージェントカードは独
自の処理能力を含まないものである。エージェントカー
ドがベースユニットに挿入されると、ベースユニットは
カードを検出し、「agent.xml」という名前のファイル
を捜す。そのファイルが存在するのでそれが見つけ出さ
れ、ベースユニットはそれからファイルを読み、カレン
ダエージェントをインスタンス化する。
テンツの一例を図５に示す。このエージェントカード
は、カレンダー機能を提供するために使用されるもので
ある。この第１の例において、エージェントカードは独
自の処理能力を含まないものである。エージェントカー
ドがベースユニットに挿入されると、ベースユニットは
カードを検出し、「agent.xml」という名前のファイル
を捜す。そのファイルが存在するのでそれが見つけ出さ
れ、ベースユニットはそれからファイルを読み、カレン
ダエージェントをインスタンス化する。
【００４１】そのファイル、すなわち、agent.xmlは、
インスタンス化される「エージェント」オブジェクトの
クラスを記述し、そして、そのエージェントカード上の
「.class」ファイルを指すか、すでにそのベースユニッ
トに知られている総称エージェントクラス（generic ag
ent class）を指定する。これに代えて、agent.xmlファ
イルは、エージェントオブジェクトの直列化バージョン
を指す場合がある。agent.xmlファイルも、エージェン
トオブジェクト上で適切にセットされる状態変数、たと
えば、エージェント名等を含んでいる。
インスタンス化される「エージェント」オブジェクトの
クラスを記述し、そして、そのエージェントカード上の
「.class」ファイルを指すか、すでにそのベースユニッ
トに知られている総称エージェントクラス（generic ag
ent class）を指定する。これに代えて、agent.xmlファ
イルは、エージェントオブジェクトの直列化バージョン
を指す場合がある。agent.xmlファイルも、エージェン
トオブジェクト上で適切にセットされる状態変数、たと
えば、エージェント名等を含んでいる。
【００４２】カレンダーエージェントの初期化の一部と
して、ベースユニットは、agent.xmlファイル中の状態
変数から状態を得て、エージェントの状態をオブジェク
トに与える。エージェントに関するリードまたはライト
のリクエストはエージェントカードに向けられるため、
ほとんどの場合、状態はカード上に保持される。一部の
新しい状態情報はカードに書き込まれていない場合があ
るが、書込みが発生すると、カードを一貫した状態に保
つ方法においてそれが実行される。
して、ベースユニットは、agent.xmlファイル中の状態
変数から状態を得て、エージェントの状態をオブジェク
トに与える。エージェントに関するリードまたはライト
のリクエストはエージェントカードに向けられるため、
ほとんどの場合、状態はカード上に保持される。一部の
新しい状態情報はカードに書き込まれていない場合があ
るが、書込みが発生すると、カードを一貫した状態に保
つ方法においてそれが実行される。
【００４３】ベースユニットは、エージェントオブジェ
クトをインスタンス化する。これを実行するために、ベ
ースユニットはagent.xmlを読んで、インスタンス化さ
れるオブジェクトのクラスを判定する。図５に示される
例において、agent.xmlは<class>のエントリを含むの
で、そのクラスのオブジェクト（CalendarAgent）がイ
ンスタンス化される。agent.xmlがクラスを指定してい
なかった場合、ベースユニットは、ベースユニットで保
持されている総称エージェントクラス（genericagent c
lass）から、単に総称エージェント（generic agent）
をインスタンス化する。典型的に、agent.xmlが<class>
エントリを持つ場合、それはエージェントカード上のフ
ァイルを指している。
クトをインスタンス化する。これを実行するために、ベ
ースユニットはagent.xmlを読んで、インスタンス化さ
れるオブジェクトのクラスを判定する。図５に示される
例において、agent.xmlは<class>のエントリを含むの
で、そのクラスのオブジェクト（CalendarAgent）がイ
ンスタンス化される。agent.xmlがクラスを指定してい
なかった場合、ベースユニットは、ベースユニットで保
持されている総称エージェントクラス（genericagent c
lass）から、単に総称エージェント（generic agent）
をインスタンス化する。典型的に、agent.xmlが<class>
エントリを持つ場合、それはエージェントカード上のフ
ァイルを指している。
【００４４】この場合、データセットはカレンダー情報
を含んでいる。エージェントがデータのいかなる変換も
実行しない場合、タグセットは必要ではないが、典型的
なエージェントは、どのようにしてデータを変換してリ
クエストに対する応答を作成するかに関する命令を与え
るタグセットを含んでいる。タグセットは、各要素がど
のように処理されることになっているのかを定義するも
のである。タグセットの例は、「agent.ts」ファイルと
して図５中に示されている。
を含んでいる。エージェントがデータのいかなる変換も
実行しない場合、タグセットは必要ではないが、典型的
なエージェントは、どのようにしてデータを変換してリ
クエストに対する応答を作成するかに関する命令を与え
るタグセットを含んでいる。タグセットは、各要素がど
のように処理されることになっているのかを定義するも
のである。タグセットの例は、「agent.ts」ファイルと
して図５中に示されている。
【００４５】リクエストがベースユニットで受信される
と、リクエストは、リクエストを見ていて、それを中継
する各エージェントだけでなく、そのリクエストを処理
しているエージェントに渡される。このように、エージ
ェントはベースユニットに登録される。エージェントカ
ードが取り外されると、エージェントはベースユニット
から登録抹消される。
と、リクエストは、リクエストを見ていて、それを中継
する各エージェントだけでなく、そのリクエストを処理
しているエージェントに渡される。このように、エージ
ェントはベースユニットに登録される。エージェントカ
ードが取り外されると、エージェントはベースユニット
から登録抹消される。
【００４６】エージェントがリクエストを処理する際
に、それがアクティブドキュメントを含む場合、アクテ
ィブドキュメント（events.xml等）およびエージェント
のタグセットは、ベースユニットの文書処理システム
（ＤＰＳ）に渡される。アクティブドキュメントタグセ
ットからの参照は、ＤＰＳに与えられるデータにマップ
される。ＤＰＳは、タグセットとアクティブドキュメン
トから応答を生成し、その応答をクライアントに送信す
る。この例において、タグに関連する動作を持つタグセ
ットを有しているという点で、events.xmlはアクティブ
ドキュメントである。
に、それがアクティブドキュメントを含む場合、アクテ
ィブドキュメント（events.xml等）およびエージェント
のタグセットは、ベースユニットの文書処理システム
（ＤＰＳ）に渡される。アクティブドキュメントタグセ
ットからの参照は、ＤＰＳに与えられるデータにマップ
される。ＤＰＳは、タグセットとアクティブドキュメン
トから応答を生成し、その応答をクライアントに送信す
る。この例において、タグに関連する動作を持つタグセ
ットを有しているという点で、events.xmlはアクティブ
ドキュメントである。
【００４７】ベースユニットがフォーム「<agency＿hos
t＿name>/calendar/events」のＨＴＴＰリクエストを受
信し、そして、現在の日付が１９９８年７月２１日であ
ったことを示す日付変数を保持していたものとする。そ
の登録テーブルから、ベースユニットは、部分的なＵＲ
Ｌ「/calendar」に向けられたリクエストを処理するこ
とができる名前「calendar」のエージェントを有してい
ることに気がつくが、しかし、ベースユニットは部分的
なＵＲＬ「/calendar/events」に向けられるリクエスト
をどのように処理するかを知ることを必要としない。
t＿name>/calendar/events」のＨＴＴＰリクエストを受
信し、そして、現在の日付が１９９８年７月２１日であ
ったことを示す日付変数を保持していたものとする。そ
の登録テーブルから、ベースユニットは、部分的なＵＲ
Ｌ「/calendar」に向けられたリクエストを処理するこ
とができる名前「calendar」のエージェントを有してい
ることに気がつくが、しかし、ベースユニットは部分的
なＵＲＬ「/calendar/events」に向けられるリクエスト
をどのように処理するかを知ることを必要としない。
【００４８】リクエストは、エージェントに渡されて処
理される。この場合、エージェントカードが独自の処理
を持たないので、エージェンシーハードウェアはエージ
ェントオブジェクト用のコードを実行する。エージェン
トは、リクエストに応じて、エージェントの「events.x
ml」と呼ばれるファイル用のデータスペース（エージェ
ントカード）をのぞきこむ。図５に示すように、このフ
ァイルはエージェントカード上に見出される。events.x
mlファイルは、エージェントのタグセットと共に、ＤＰ
Ｓに渡される。ＤＰＳは、誰がファイルおよびタグセッ
トを渡すのかを追跡し、タグセットの使用をエージェン
トのデータスペースのコンテクストに制限する。タグセ
ットを渡すことによって、アクティブドキュメントはエ
ージェントの一部である。
理される。この場合、エージェントカードが独自の処理
を持たないので、エージェンシーハードウェアはエージ
ェントオブジェクト用のコードを実行する。エージェン
トは、リクエストに応じて、エージェントの「events.x
ml」と呼ばれるファイル用のデータスペース（エージェ
ントカード）をのぞきこむ。図５に示すように、このフ
ァイルはエージェントカード上に見出される。events.x
mlファイルは、エージェントのタグセットと共に、ＤＰ
Ｓに渡される。ＤＰＳは、誰がファイルおよびタグセッ
トを渡すのかを追跡し、タグセットの使用をエージェン
トのデータスペースのコンテクストに制限する。タグセ
ットを渡すことによって、アクティブドキュメントはエ
ージェントの一部である。
【００４９】events.xmlとagents.ts（タグセット）を
処理することによって、ＤＰＳは現在の日付についての
イベント情報を含むドキュメントを作成する。events.x
mlの展開において、「&date;」は現在の日付に展開し、
show eventsはエージェント用のデータセット中に保存
されるデータに展開する。events.xmlが展開されると、
それはＨＴＴＰリクエストに対するＨＴＴＰ応答として
送信される。ＤＰＳアプローチの一つの利点は、エージ
ェントが、他のエージェントによって所有されるデータ
を変更してしまう悪意のあるプログラムまたは不完全に
書かれたプログラムのためにコード化するタグセットが
含まれていても問題にならない。なぜならば、このよう
なタグセットは、そのエージェントのコンテクスト中で
操作されるだけなので、そのタグセットはエージェント
のデータを評価するためにのみ使用される。
処理することによって、ＤＰＳは現在の日付についての
イベント情報を含むドキュメントを作成する。events.x
mlの展開において、「&date;」は現在の日付に展開し、
show eventsはエージェント用のデータセット中に保存
されるデータに展開する。events.xmlが展開されると、
それはＨＴＴＰリクエストに対するＨＴＴＰ応答として
送信される。ＤＰＳアプローチの一つの利点は、エージ
ェントが、他のエージェントによって所有されるデータ
を変更してしまう悪意のあるプログラムまたは不完全に
書かれたプログラムのためにコード化するタグセットが
含まれていても問題にならない。なぜならば、このよう
なタグセットは、そのエージェントのコンテクスト中で
操作されるだけなので、そのタグセットはエージェント
のデータを評価するためにのみ使用される。
【００５０】ベースユニットに登録することによって、
エージェントは、ベースユニットの中を流れているトラ
フィックをリクエスト上で効果的に「聞い」て、そのエ
ージェントに向けられているリクエストを処理する。ア
クティブ処理をもつエージェントカードの場合、エージ
ェントはインスタンス化されるものであっても良いし、
または既にエージェントカード上に存在するものであっ
ても良い。アクティブ処理のないエージェントカードの
場合、エージェントは登録に応じてインスタンス化され
る。エージェントカードが取り外されると、エージェン
トは登録抹消される。
エージェントは、ベースユニットの中を流れているトラ
フィックをリクエスト上で効果的に「聞い」て、そのエ
ージェントに向けられているリクエストを処理する。ア
クティブ処理をもつエージェントカードの場合、エージ
ェントはインスタンス化されるものであっても良いし、
または既にエージェントカード上に存在するものであっ
ても良い。アクティブ処理のないエージェントカードの
場合、エージェントは登録に応じてインスタンス化され
る。エージェントカードが取り外されると、エージェン
トは登録抹消される。
【００５１】エージェントカードは、あるベースユニッ
トから取り外されて別のベースユニットに接続される場
合、エージェントの状態はエージェントで保存されてい
るため、エージェントは、前のベースユニットで実行し
たオペレーションの実行を新しいベースユニットで続け
ることができる。状態情報を保存する一つの方法は、そ
れをエージェントカード、たとえば、図５に示されるエ
ージェントデータ９０の一部であるagent.xmlファイル
中に保存することであり、そして、コミット／ロールバ
ックプロセスを使用して、エージェントを明確な状態に
保つことである。
トから取り外されて別のベースユニットに接続される場
合、エージェントの状態はエージェントで保存されてい
るため、エージェントは、前のベースユニットで実行し
たオペレーションの実行を新しいベースユニットで続け
ることができる。状態情報を保存する一つの方法は、そ
れをエージェントカード、たとえば、図５に示されるエ
ージェントデータ９０の一部であるagent.xmlファイル
中に保存することであり、そして、コミット／ロールバ
ックプロセスを使用して、エージェントを明確な状態に
保つことである。
【００５２】新しいエージェントがベースユニットに導
入される場合、その新しいエージェントはベースユニッ
トに登録され、そして、登録プロセスは、エージェント
オブジェクトのインスタンス化を含むと共に、処理スト
リーム（ドキュメントストリーム）にエージェントオブ
ジェクトを挿入することを含んでいる。実質的に、エー
ジェントの登録は、登録の前に実行プログラムが処理し
なかったイベントを処理することができるように、実行
プログラム（エージェンシー）のオペレーションを変更
するものである。
入される場合、その新しいエージェントはベースユニッ
トに登録され、そして、登録プロセスは、エージェント
オブジェクトのインスタンス化を含むと共に、処理スト
リーム（ドキュメントストリーム）にエージェントオブ
ジェクトを挿入することを含んでいる。実質的に、エー
ジェントの登録は、登録の前に実行プログラムが処理し
なかったイベントを処理することができるように、実行
プログラム（エージェンシー）のオペレーションを変更
するものである。
【００５３】エージェントカードが処理を含む場合、エ
ージェントオブジェクトをインスタンス化する必要はな
い場合がある。しかし、その代わりとして、すでにエー
ジェントカード上で動作している場合がある。その場
合、エージェントオブジェクトはインスタンス化されな
いが、そのエージェント用のメッセージがエージェント
カードに発送されるように、エージェントは登録され
る。エージェントがカード上またはベースユニット中で
インスタンス化されるかどうかにかかわらず、全てのエ
ージェントはベースユニットの実行スペースの一部であ
り、プロセスの間の通信はドキュメントストリームを経
由するものである。ある特定の実施の形態において、ド
キュメントストリームは、ＨＴＴＰドキュメントストリ
ームおよびエージェントプロセスＨＴＴＰドキュメント
である。
ージェントオブジェクトをインスタンス化する必要はな
い場合がある。しかし、その代わりとして、すでにエー
ジェントカード上で動作している場合がある。その場
合、エージェントオブジェクトはインスタンス化されな
いが、そのエージェント用のメッセージがエージェント
カードに発送されるように、エージェントは登録され
る。エージェントがカード上またはベースユニット中で
インスタンス化されるかどうかにかかわらず、全てのエ
ージェントはベースユニットの実行スペースの一部であ
り、プロセスの間の通信はドキュメントストリームを経
由するものである。ある特定の実施の形態において、ド
キュメントストリームは、ＨＴＴＰドキュメントストリ
ームおよびエージェントプロセスＨＴＴＰドキュメント
である。
【００５４】図６は、インスタンス化され、ベースユニ
ットに登録される図５のエージェントを示す論理ブロッ
ク図である。図６に示すように、ベースユニット１００
は、エージェントカード１０４からのエージェントオブ
ジェクトをインスタンス化する。この例において、エー
ジェントカードは、図５に示したエージェントデータ９
０を含んでいる。また、ベースユニット１００は、エー
ジェントルータ１０６およびＤＰＳ１０８を含むものと
して示されている。
ットに登録される図５のエージェントを示す論理ブロッ
ク図である。図６に示すように、ベースユニット１００
は、エージェントカード１０４からのエージェントオブ
ジェクトをインスタンス化する。この例において、エー
ジェントカードは、図５に示したエージェントデータ９
０を含んでいる。また、ベースユニット１００は、エー
ジェントルータ１０６およびＤＰＳ１０８を含むものと
して示されている。
【００５５】一つのメッセージ処理シーケンスの各ステ
ップは丸数字で示されている。ステップ１では、ベース
ユニット１００は、ＨＴＴＰリクエストの形でメッセー
ジを受信する。上述した例において、「/calendar/even
ts」は、そのようなリクエストである。ステップ２で
は、エージェントルーター１０６は、エージェントオブ
ジェクト１０２が、リクエストを処理するオブジェクト
であると判定すると共に、ＨＴＴＰリクエスト（それ自
身ＨＴＴＰ「ドキュメント」である）をエージェントオ
ブジェクト１０２に発送する。
ップは丸数字で示されている。ステップ１では、ベース
ユニット１００は、ＨＴＴＰリクエストの形でメッセー
ジを受信する。上述した例において、「/calendar/even
ts」は、そのようなリクエストである。ステップ２で
は、エージェントルーター１０６は、エージェントオブ
ジェクト１０２が、リクエストを処理するオブジェクト
であると判定すると共に、ＨＴＴＰリクエスト（それ自
身ＨＴＴＰ「ドキュメント」である）をエージェントオ
ブジェクト１０２に発送する。
【００５６】エージェントオブジェクト１０２は、必要
に応じて、そのタグセットおよびその状態情報を使用し
てリクエストを処理する。タグセットおよびＸＭＬファ
イルまたはＨＴＴＰファイルは、ＤＰＳ１０８に送信さ
れて処理されるようにすることが可能なものであり（ス
テップ３）、その結果、処理されたドキュメントがエー
ジェントオブジェクト１０２に返信される（ステップ
４）。そして、エージェントオブジェクト１０２は、ド
キュメントをエージェントルーター１０６に送り（ステ
ップ５）、リクエストに対する応答を与える（ステップ
Ｎ）。そのステップは、たとえば、別のエージェントに
よって結果を処理するというように、他のステップが応
答に先立って起こる場合があるため、「ステップＮ」と
示される。
に応じて、そのタグセットおよびその状態情報を使用し
てリクエストを処理する。タグセットおよびＸＭＬファ
イルまたはＨＴＴＰファイルは、ＤＰＳ１０８に送信さ
れて処理されるようにすることが可能なものであり（ス
テップ３）、その結果、処理されたドキュメントがエー
ジェントオブジェクト１０２に返信される（ステップ
４）。そして、エージェントオブジェクト１０２は、ド
キュメントをエージェントルーター１０６に送り（ステ
ップ５）、リクエストに対する応答を与える（ステップ
Ｎ）。そのステップは、たとえば、別のエージェントに
よって結果を処理するというように、他のステップが応
答に先立って起こる場合があるため、「ステップＮ」と
示される。
【００５７】上記説明は例示であって、本発明を制限す
るものではない。当業者がこの開示を検討することによ
って本発明の多くのバリエーションが明らかなものとな
ると考えられる。したがって、本発明の範囲は、上記説
明を参照して決定されるのではなく、特許請求の範囲に
おける請求項を参照しつつ、それらの均等物の最大の範
囲に沿って決定されるべきものである。
るものではない。当業者がこの開示を検討することによ
って本発明の多くのバリエーションが明らかなものとな
ると考えられる。したがって、本発明の範囲は、上記説
明を参照して決定されるのではなく、特許請求の範囲に
おける請求項を参照しつつ、それらの均等物の最大の範
囲に沿って決定されるべきものである。
【００５８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新規かつ有用な情報処理方法およびネットワーク情報機
器を提供することができる。
新規かつ有用な情報処理方法およびネットワーク情報機
器を提供することができる。
【図１】本発明の一実施の形態にかかるネットワーク情
報機器を示す概略図であり、エージェンシーとしての役
割を果たすベースユニットおよびエージェントとしての
役割を果たすポータブルユニットを含んだものが示され
ている。
報機器を示す概略図であり、エージェンシーとしての役
割を果たすベースユニットおよびエージェントとしての
役割を果たすポータブルユニットを含んだものが示され
ている。
【図２】ベースユニットの構成要素を示すブロック図で
ある。
ある。
【図３】エージェントカードの構成要素の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】エージェントカードの構成要素の別の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図５】ポータブルユニットに記憶されているエージェ
ントの要素のリストを示す図である。
ントの要素のリストを示す図である。
【図６】エージェンシーと登録される図５のエージェン
トの実例を示す論理ブロック図である。
トの実例を示す論理ブロック図である。
１０ ネットワーク情報機器 １２ ユーザコンピュータ １４ ネットワーク ２０（２０（１），２０（２）），１００ ベースユニ
ット ２２（２２（１），２２（２）） エージェントカード ４０ 処理（ＣＰＵ）サブシステム ４２ ネットワークＩ／Ｏ ４６ ウェブサーバプロセス ４８ カードインタフェースプロセス ５０ カードインタフェース回路 ５２ ベイ ７０ ベースＩ／Ｏ回路 ７２ 配電系統 ７４ 状態変数記憶部 ７６ ファンクションコード記憶部 ７８ ページデータ記憶部 ８０ カードインタフェース ８２ オンボードプロセッサ ８４ バックアップ電源 ９０ エージェントデータ １０２ エージェントオブジェクト １０４ エージェントカード １０６ エージェントルータ １０８ ＤＰＳ
ット ２２（２２（１），２２（２）） エージェントカード ４０ 処理（ＣＰＵ）サブシステム ４２ ネットワークＩ／Ｏ ４６ ウェブサーバプロセス ４８ カードインタフェースプロセス ５０ カードインタフェース回路 ５２ ベイ ７０ ベースＩ／Ｏ回路 ７２ 配電系統 ７４ 状態変数記憶部 ７６ ファンクションコード記憶部 ７８ ページデータ記憶部 ８０ カードインタフェース ８２ オンボードプロセッサ ８４ バックアップ電源 ９０ エージェントデータ １０２ エージェントオブジェクト １０４ エージェントカード １０６ エージェントルータ １０８ ＤＰＳ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステフェン アール サビツキー アメリカ合衆国，カリフォルニア州 94025，メンロー パーク，スウィート 115，サンド ヒル ロード 2882，リコ ー コーポレイション シー・アール・シ ー内
Claims (11)
- 【請求項１】 クライアントリクエストと、エージェン
シーサーバからクライアントリクエストに対する応答と
の両方ともドキュメントであり、ネットワーク上におい
てドキュメントとして情報を処理する情報処理方法であ
って、 クライアントリクエストを前記エージェンシーサーバ宛
てに送信する工程と、 応答機能を含むエージェントカードを前記エージェンシ
ーサーバに接続する工程と、 前記エージェンシーサーバに接続されている前記エージ
ェントカードに保存されているデータから得られる状態
でエージェントオブジェクトをインスタンス化する工程
と、 ドキュメントが前記エージェンシーサーバで受信され、
そのドキュメントをエージェントオブジェクトにより処
理する場合、ドキュメントの少なくとも一つのリファレ
ンスをエージェントオブジェクトに渡す工程と、 を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項２】 エージェントオブジェクトをインスタン
ス化する工程では、前記エージェンシーサーバ上でエー
ジェントオブジェクトをインスタンス化するか、また
は、エージェントカード上でエージェントオブジェクト
をインスタンス化することを特徴とする請求項１に記載
の情報処理方法。 - 【請求項３】 ネットワーク上で使用されるネットワー
ク情報機器であって、 エージェンシー側に設置された複数のベースユニット
と、複数のエージェントカードを備え、 前記各ベースユニットはネットワーク上においてアドレ
スを用いて設定され、 前記各エージェントカードは、エージェントカードがマ
ウントされる前記ベースユニットのアドレスに依存する
アドレスでネットワークのユーザに提供される少なくと
も一つの応答機能のための状態を記憶し、 前記応答機能とは、ドキュメントリクエストに応答する
一以上のファンクションを実行するものであることを特
徴とするネットワーク情報機器。 - 【請求項４】 前記各ベースユニットは、ＨＴＴＰサー
バであるエージェンシーデバイスに接続されることを特
徴とする請求項３に記載のネットワーク情報機器。 - 【請求項５】 前記エージェントカードの状態は、ＸＭ
Ｌファイルとして各エージェントカード上のファイルシ
ステムに保存されることを特徴とする請求項３に記載の
ネットワーク情報機器。 - 【請求項６】 タグセットの記述に変換された文書は、
タグセットファイルとして前記エージェントカード上の
ファイルシステムに保存されることを特徴とする請求項
３に記載のネットワーク情報機器。 - 【請求項７】 前記各エージェントカードは、タグセッ
トにおいて指定される変換をドキュメントに適用するプ
ログラム命令を記憶することを特徴とする請求項３に記
載のネットワーク情報機器。 - 【請求項８】 前記エージェントカードは、静的ファイ
ル構造において、状態，タグセットおよびデータを記憶
することを特徴とする請求項３に記載のネットワーク情
報機器。 - 【請求項９】 前記エージェントカードは、ファイル構
造において、状態，タグセットおよびデータ，ならび
に，メッセージ受渡しインタフェースを通してエージェ
ンシーから受信されるメッセージを処理するオンカード
処理を含むことを特徴とする請求項３に記載のネットワ
ーク情報機器。 - 【請求項１０】 前記各ベースユニットは、処理ロジッ
クおよび排出リクエストを送る手段を含み、処理ロジッ
クは、前記エージェントカードが前記ベースユニットか
ら取り外される前に、前記エージェントカードの状態が
エージェントカードに書き込まれるようにするものであ
ることを特徴とする請求項３に記載のネットワーク情報
機器。 - 【請求項１１】 ネットワーク上で使用されるネットワ
ーク情報機器であって、 エージェンシー側に設置された複数のベースユニット
と、複数のエージェントカードを備え、 前記各ベースユニットは、ネットワーク上においてアド
レスを用いて設定され、かつ、ＨＴＴＰサーバに接続さ
れるものであり、 前記各エージェントカードは、エージェントカードがマ
ウントされる前記ベースユニットのアドレスに依存する
アドレスでネットワークのユーザに提供される少なくと
も一つの応答機能のための、ＸＭＬファイルとしてそれ
ぞれのエージェントカードのファイルシステムに保存さ
れている状態を記憶し、 前記応答機能とは、ドキュメントリクエストに応答する
一以上のファンクションを実行するものであることを特
徴とするネットワーク情報機器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/314,614 US6668271B1 (en) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | System for distributing, installing and running web applications (agents) |
| US09/314614 | 1999-05-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001014281A true JP2001014281A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=23220671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000145065A Pending JP2001014281A (ja) | 1999-05-19 | 2000-05-17 | 情報処理方法およびネットワーク情報機器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6668271B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001014281A (ja) |
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1999
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2000
- 2000-05-17 JP JP2000145065A patent/JP2001014281A/ja active Pending
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2003
- 2003-10-29 US US10/697,606 patent/US7636749B2/en not_active Expired - Fee Related
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